JP5319653B2 - データ管理システム、データ管理方法、およびデータ管理プログラム - Google Patents

データ管理システム、データ管理方法、およびデータ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ管理システム、データ管理方法、およびデータ管理プログラムに関するものであり、具体的には、生産管理用の業務システムにおける過去データ利用を低コストで実現しつつ、大量データ処理性能の劣化を抑制する技術に関する。
受注情報等に基づいて製品の生産計画を策定し、この生産計画により、製品を構成する部品や半製品の生産、引当等の指示、生産実績の収集・管理等を行う業務が存在する。こうした業務を管理する生産管理用の業務システムを継続的に利用していくと、実績データが大量に蓄積されることになる。そのため、大量データ処理(MRP等)の実行に際してシステムにかかる負荷が増大し処理速度が遅くなる問題があった。
そこで例えば、システムに大きな負荷を与えることなく、効率よく入退データの収集、集計等ができる入退履歴記録管理装置を提供するとの目的の下、文字列で記録されていないデータベースに記録されている入退履歴をテキスト文字列あるいはテキスト文字列に対応するバイナリーデータ列に変換して変換された文字列データを、変換された前記入退履歴に対応する管理時間をファイル名としたファイルとして所定の領域に記憶する第1のデータ変換手段と、現在からこれ以前の所定の短期間の過去の前記入退履歴のデータが記録されている第1のデータベースと、少なくともこの第1のデータベースに記録されていない期間の過去の前記入退履歴のデータが記録されている第2のデータベースと、前記所定の領域に記憶されたファイルの入退履歴のデータを前記第2のデータベースの入退履歴のデータに変換して前記第2のデータベースに記憶する第2のデータ変換手段と、前記外部から要求された入退履歴の期間のすべてが前記第1および第2のデータベースのデータ記憶期間に一致していおらず、かつ含まれていない場合にデータ記憶期間として不足している期間分の入退履歴のデータを前記第2のデータ変換手段により前記ファイルの入退履歴のデータから変換して前記第2のデータベースに補い、この第2のデータベースの入退履歴のデータを前記外部に対しての参照対象とするデータ管理手段とを備え、前記所定の領域には前記第1のデータベースより長い運用上の全期間に亙る前記ファイルが実質的に記憶される入退履歴記録管理装置(例えば、特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−145787号公報
ところが、負荷増大によるパフォーマンス低下という状況に対処するため、蓄積してある過去の実績データを単純に削除またはアーカイブ化してしまうと、必要な時に該当データを利用出来なくなるという問題が生じる。一方、アーカイブ化した過去の実績データを参照可能とするためには、過去の出力伝票を参照させる仕組み等を別途構築する必要があり、コスト増大を招くことになる。他方、何も手立てを施さないと、負荷増大によるパフォーマンス低下により、業務システムの運用中断や停滞が危惧される。
そこで本発明の目的は、生産管理用の業務システムにおける過去データ利用を低コストで実現しつつ、大量データ処理性能の劣化を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のデータ管理システムは、生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理を実行する演算部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のデータ管理方法は、生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、演算部とを備えたコンピュータが、前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のデータ管理プログラムは、生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、演算部とを備えたコンピュータに、前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、生産管理用の業務システムにおける過去データ利用を低コストで実現しつつ、大量データ処理性能の劣化を抑制することが可能となる。
本実施形態のデータ管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態のデータ管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態の生産日程情報部および引当情報部の各データ構成例を示す図である。 本実施形態の計画情報部、指示情報部、及び実績情報部の各データ構成例を示す図である。 本実施形態の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態の処理フロー例4を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例1を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例2を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例3を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例4を示す図である。 本実施形態の履歴情報の判定概念を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例5を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例6を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例7を示す図である。 本実施形態の情報処理の概念例8を示す図である。 本実施形態の引当履歴情報部、計画履歴情報部、指示履歴情報部、および実績履歴情報部の各データ構造例を示す図である。 本実施形態の処理フロー例5を示す図である。 本実施形態の処理フロー例6を示す図である。 本実施形態の処理フロー例7を示す図である。 本実施形態の画面例1を示す図である。 本実施形態の画面例2を示す図である。 本実施形態の画面例3を示す図である。 本実施形態の画面例4を示す図である。 本実施形態の画面例5を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のデータ管理システムを含むネットワーク構成図である。図1に示すデータ管理システム100(以下、システム100)は、生産管理用の業務システムにおける過去データ利用を低コストで実現しつつ、大量データ処理性能の劣化を抑制するコンピュータシステムである。本実施形態のデータ管理システム100の一例としては、例えば各種の端末等からのリクエストに応じてデータを処理して返す、サーバ装置を想定できる。本実施形態におけるネットワーク140には、前記システム100の他、設計部門端末200、生産管理部門端末210、資材管理部門端末220、発注元端末230、外注先端末240、および購買先端末250といったコンピュータ端末が接続されている。
図1に示す例では、上記のうち、前記システム100と、設計部門端末200、生産管理部門端末210、および資材管理部門端末220が、同一社内で生産管理業務に関与するコンピュータ類としてイントラネット等で通信可能に結ばれている。また、生産管理業務の対象となる物品、すなわち生産対象の製品等を発注してくる他事業者が利用する端末が、発注元端末230となる。また、生産管理の対象物を自社製作するだけでなく、一部外注に出す場合もあるが、その外注先企業が利用する端末が外注先端末240となる。また、生産管理の対象物を自社製作するだけでなく、外部から購入する場合もあるが、その購買先企業が利用する端末が購買先端末250となる。
生産管理業務の一般的な流れにおいては、まず発注元端末230から製品発注の指示情報がシステム100に入ることが契機となりやすい。これを受けたシステム100に対し、設計部門端末200が製品発注の内容を取得し、ディスプレイ等に表示する。設計部門の担当者は表示された製品発注の内容情報を閲覧して製品設計を実行することになる。設計部門端末200で入力された設計内容はシステム100に登録される。生産管理部門の担当者は、生産管理部門端末210を利用して前記設計内容を閲覧し、実際の生産管理用の情報を作成しシステム100に登録する。資材管理部門の担当者は、資材管理部門端末220を利用して前記生産管理用の情報を閲覧し、自社内だけでなく、外注先端末240、購買先端末250らに必要な資材や部品等の手配指示を実行することになる。
続いて、本実施形態の前記システム100について、その構成を説明しておく。図2は本実施形態のデータ管理システムの構成例を示す図である。前記システム100は、通常のコンピュータが備えるべき構成を当然ながら備えており、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置で構成される記憶部101、RAMなどの不揮発性記憶装置たるメモリ103、当該記憶部101に格納されているプログラム102を読み出して実行し必要な機能を実装するCPUなどの演算装置104、ユーザからの入力を受け付けるキーボード、マウス、或いはタッチパネル等のユーザインターフェイスたる入力部105、処理結果を表示するディスプレイ等の出力部106、および他装置と通信する為のNIC(Network Interface Card)などの通信部107、を具備している。業務フローにおける状況等に応じて前記出力部106にて表示させる画面データ110は記憶部101に予め用意されている。また、前記記憶部101には、前記システム100が本実施形態のデータ管理方法を実行するために利用するデータベースとして、生産日程情報部125、引当情報部126、計画情報部127、指示情報部128、実績情報部129、及び履歴情報130〜133が格納される。これらの情報の詳細については後述する。
続いて、前記システム100の演算部104が前記プログラム102を実行することで実装する機能について説明する。前記システム100は、引当情報部126の引当関係(図3の例では、「引当番号」、「先引当番号」)および生産ステータス(図3の例では、「状態」)の情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する機能を有する。
また、前記システム100は、前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報部126の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報部126から読み出してメモリ103に格納する機能を有する。
また、前記システム100は、前記メモリ103において、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグ(図11の例では、「対象フラグ」欄における「対象」フラグ)を設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグ(図11の例では、「対象フラグ」欄における「対象外」フラグ)を設定する機能を有する。
また、前記システム100は、前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報部126にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する機能を有する。
また、前記システム100は、前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報部126とは別に履歴情報(図2等の例では、引当履歴情報部130)として記憶部101に登録する機能を有する。
なお、前記システム100は、前記履歴情報が含むレコードが示す各対象物について、前記計画情報部127、前記指示情報部128、および前記実績情報部129における該当レコードを記憶部101より抽出し、該抽出した情報を該当対象物に関する履歴情報(図2等の例では、計画履歴情報部131、指示履歴情報部132、および実績履歴情報部133)として記憶部101に登録する機能を有するとすれば好適である。
また、前記システム100は、設計部門端末200、生産管理部門端末210、資材管理部門端末220などの各種端末からの情報要求を前記通信部107を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物の計画情報、指示情報、および実績情報と、前記履歴情報とを記憶部101における、前記計画情報部127、前記指示情報部128、前記実績情報部129、前記引当履歴情報部130、前記計画履歴情報部131、前記指示履歴情報部132、および前記実績履歴情報部133よりそれぞれ抽出し、前記端末に返す機能を有している。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のデータ管理システム100が用いる情報のデータ構造例について説明する。前記情報は、前記システム100自身の備える記憶部101の他、ネットワーク経由で利用可能なハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置において管理されているものであってもよい。なお、前記引当履歴情報部130、前記計画履歴情報部131、前記指示履歴情報部132、および前記実績履歴情報部133などの履歴情報については後述する。
図3は本実施形態の生産日程情報部125および引当情報部126の各データ構成例を示す図である。生産日程情報部125は、発注元端末230からシステム100が受けた発注データに応じて、設計部門、生産管理部門、資材管理部門等の各担当者が対象製品やその構成部品等の各品の生産について検討し、各品すなわち本実施形態での対象物の生産数量、納期等について決定した情報を格納するデータベースである。図1の例では、製作イベント毎に一意に定まる日程番号、製作番号をキーとして、対象物の品目、生産する数量、および納期といったデータが対応付けされたレコードの集合体となっている。
また、前記引当情報部126は、生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報が格納されたデータベースである。こうした情報は、発注を受けた製品を生産するために、どのように半製品や部品を互いに引き当てて最終的に製品を構成するのかを示す部品表に、生産管理用の情報を融合させた情報とも言える。
図に示す引当情報部126の例では、引当番号をキーとして、先引当番号、製作番号、計画番号、指示番号、実績番号、品目、引当数量、および状態の各データを対応付けされたレコードの集合体となっている。この例において、「引当番号」は、生産管理の対象となる上記対象物のそれぞれに一意に付される識別番号であり、通常は、番号が小さい順に、最終的な製品、製品を構成する半製品、半製品を構成する部品にそれぞれ設定される。また、「先引当番号」は、該当対象物の引当先となる対象物の引当番号である。また、「製作番号」は、該当対象物の生産に関して生産日程情報部125にて策定してあるレコードの、製作番号と対応している。また、「計画番号」は、後述する計画情報部127において前記製作番号に対応したレコードの計画番号となる。同様に、「指示番号」は、後述する指示情報部128において前記製作番号に対応したレコードの指示番号となり、「実績番号」は、後述する実績情報部129において前記製作番号に対応したレコードの実績番号となる。また、「品目」は、該当対象物の生産に関して前記生産日程情報部125にて策定してあるレコードの、前記製作番号と対応した品目となる。また、「引当数量」は、該当対象物が先引当番号で指定された対象物に引き当てられる数量を示している。また、「状態」は、該当対象物の生産ステータスを示す情報である。上述した各情報のうち、例えば、引当番号と先引当番号の連なりが、対象物間の引当関係の情報に該当する。
続いて、計画情報部127、指示情報部128、及び実績情報部129の各データ構成例について説明する。図4は本実施形態の計画情報部127、指示情報部128、及び実績情報部129の各データ構成例を示す図である。計画情報部127は、前記生産日程情報部125の各レコード毎に、計画番号を付して、その生産の着手予定日と終了予定日を設定した情報の集合体となっている。
また、指示情報部128は、前記対象物の生産に関する計画情報に基づく生産部門ないし調達部門への指示情報を格納したデータベースであり、該当対象物に関する前記製作番号に対応付いた指示番号をキーとして、製作番号、品目、数量などのデータが対応付けされたレコードの集合体となっている。
また、実績情報部129は、上述の計画情報部127や指示情報部128らの情報に基づいて実際になされた生産結果の情報が格納されるデータベースであり、前記製作番号に対応付いた実績番号をキーとして、製作番号、品目、数量といったデータが対応付けされたレコードの集合体となっている。
−−−前処理の例−−−
図5は本実施形態の処理フロー例1を示す図である。まずは、本実施形態のデータ管理方法を実行する前段階の処理について概説しておく。この場合、ステップs101において、前記システム100は、前記発注元端末230より送信された受注情報を受信し、この情報を、要求に応じて生産管理部門端末210に提供する。生産管理部門端末210は、担当者が前記情報を閲覧して生産日程を決定することになる。生産管理部門端末210は、こうして決定された生産日程の情報を、前記システム100の生産日程情報部125に登録する。図22に本実施形態における生産日程情報の入力画面例を示す。
次に、ステップs102において、前記システム100は、前記ステップs101で得た各種情報、および記憶部101に予め用意されている、製品や部品等の品目構成や在庫の情報を、例えば、要求に応じて各種端末200〜220らに提供する。担当者らは、これら情報を用いて、資材所要量展開の作業を行って生産計画立案を実行し、その立案結果を端末200〜220らを使って、システム100の引当情報部126及び計画情報部127へ登録する。
続いてステップs103において、前記システム100は、前記ステップs102で登録された、前記計画情報部127における例えば着手年月日の情報に基づき、生産指示の対象となるレコードを抽出し、記憶部101の前記指示情報部128へ登録する。
またステップs104において、前記システム100は、前記ステップs103で登録された指示情報部128のレコードが示す対象物に関する、実際の生産実績の情報を実績レコードとして実績情報部129に登録する。この生産実績の情報は、例えば、生産管理部門端末210よりシステム100が受け付けて取得する。図25に本実施形態における実績情報の入力画面例を示す。
次に、ステップs105において、前記システム100は、前記端末200〜220らより指示を受けて、再計画が必要な場合(s105:YES)、処理を前記ステップs101に戻し、再計画が不要な場合(s105:NO)、本フローを終了する。
いずれにしても、以上の処理フローはあくまでも一例であり、本実施形態のデータ管理方法を実行するに際し、上記生産日程情報部125、引当情報部126、計画情報部127、指示情報部128、実績情報部129らが必要な情報を予め格納していればよく、その取得の経路、手法等は上記のフローに限定されない。
−−−処理手順例2−−−
以下、本実施形態におけるデータ管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するデータ管理方法に対応する各種動作は、前記システム100のメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は本実施形態の処理フロー例2を示す図である。この場合、前記システム100は、引当情報部126の引当関係(図3の例では、「引当番号」、「先引当番号」)および生産ステータス(図3の例では、「状態」)の情報を抽出し、メモリ103へ登録する(s201)。図9にその処理概念例を示す。
続いてシステム100は、前記ステップs201でメモリ103に登録した情報を参照し、「先引当番号が無いか、先引当番号にあり引当番号にない引当番号」すなわち引当対象が無いもの、であって、「状態」が「完了」となっているレコードを、履歴情報への反映対象の展開起点として抽出しメモリ103に登録する(s202)。
同様に、前記ステップs201でメモリ103に登録した情報を参照し、「先引当番号が無いか、先引当番号にあり引当番号にない引当番号」すなわち引当対象が無いもの、であって、「状態」が「完了」以外のレコードを、履歴情報への反映対象外の展開起点として抽出しメモリ103に登録する(s203)。図10にその処理概念例を示す。この場合、引当番号「01」のレコードが、履歴情報への反映対象の起点として特定され、引当番号「02」のレコードが、履歴情報への反映対象外の起点として特定されている。
ここからのフローは図7に基づくものとする。続いて前記システム100は、前記ステップs202でメモリ103に展開起点として登録されたレコードを起点として、前記ステップs201でメモリ103に登録された引当情報部126の情報において、引当関係にある対象物の連なりを抽出し、引当関係の上位から下位に向けて順に該当レコードをメモリ103に登録する(s204)。また、前記システム100は、前記ステップs204でメモリ103に登録されたレコードにおいて、「対象フラグ」の項目に「対象」フラグを設定する(s205)。
図11にこれら処理の概念例を示す。図11の例では、引当番号「01」のレコードを起点として、先引当番号にこの「01」を持つ、引当番号「03」、「04」の各レコード、先引当番号に「03」ないし「04」を持つ、引当番号「06」、「07」、「08」の各レコード、先引当番号に「06」、「07」、「08」のいずれかを持つ、引当番号「11」、「12」、「13」の各レコード、が引当関係にある対象物の連なりとして抽出されている。この場合、引当関係の上位すなわち、引当番号「01」のレコードから下位の「13」のレコードに向けて順に該当レコードがメモリ103に登録される。
続いて前記システム100は、前記ステップs203でメモリ103に展開起点として登録されたレコードを起点として、前記ステップs201でメモリ103に登録された引当情報部126の情報において、引当関係にある対象物の連なりを抽出し、引当関係の上位から下位に向けて順に該当レコードをメモリ103に登録する(s206)。また、前記システム100は、前記ステップs206でメモリ103に登録されたレコードにおいて、「対象フラグ」の項目に「対象外」フラグを設定する(s207)。
図12にこれら処理の概念例を示す。図12の例では、引当番号「02」のレコードを起点として、先引当番号にこの「02」を持つ、引当番号「05」のレコード、先引当番号に「05」を持つ、引当番号「09」、「10」の各レコード、先引当番号に「09」、「10」のいずれかを持つ、引当番号「14」、「15」の各レコード、が引当関係にある対象物の連なりとして抽出されている。この場合、引当関係の上位すなわち、引当番号「02」のレコードから下位の「15」のレコードに向けて順に該当レコードがメモリ103に登録される。
なお、上記ステップs207における前記システム100は、前記「対象」フラグが設定されたレコードと、前記「対象外」フラグが設定されたレコードとを照合し、「対象外」フラグが設定されたレコードであるが、「対象」フラグが設定されたレコード中で「製作番号」が同じものを特定している。図11に示す例で、「対象」フラグが設定されていた引当番号「08」のレコードと、図12に示す例で、「対象外」フラグが設定されていた引当番号「09」のレコードは、その「製作番号」がいずれも「007」で同じであり、システム100は、この引当番号「08」のレコードを特定している。また、前記システム100は、この引当番号「08」のレコードと引当関係にある対象物の連なりとして、メモリ103に展開した引当情報部126の情報から、引当番号「13」のレコードを抽出している。そしてシステム100は、これら引当番号「08」および引当番号「13」のレコードにおいて、「対象フラグ」について「対象」フラグを「対象外」フラグへと変更している。
こうしたフラグ変更処理の概念は、図13に示すように、生産ステータスが「完了」となっている製品等を起点にした、当該製品等に引き当てられる物品の引当関係における連なりと、生産ステータスが「完了」以外となっている製品等を起点にした、当該製品等に引き当てられる物品の引当関係における連なりとを比較することで、これら連なりの間で、同じ製作番号を持つ物品が使われている状況を特定することに特徴がある。そして、履歴情報として扱ってよいと一応判定した「対象」フラグの付与対象が、実は「対象外」フラグの付与対象の物品で構成されている場合なども考慮可能として、安易に履歴情報の対象を特定せず、製作番号の観点でも引当関係を二重チェックして、履歴情報として扱ってよい情報のみを、引当履歴情報部130、計画履歴情報部131、指示履歴情報部132、実績履歴情報部133等に格納することとなる。
図13に示す例では、例えば、製作番号“C”の対象物が、製作番号“B”の対象物に関して引き当てられているが、この製作番号“B”の対象物は、「対象」、「対象外」のいずれの引当関係の連なりにおいても含まれている。つまり、製作番号“C”の対象物のうち、ある個品は「対象」フラグの付与対象の製作番号“B”に引き当てられ、別の個品は、「対象外」フラグの付与対象の製作番号“B”に引き当てられており、いわば兄弟関係の物品が、履歴情報の対象と対象外とで分かれていると言える。或いは、引当関係において上位すなわち祖先に遡った物品に、履歴情報の対象外とされた物品があれば、下位の該当物品についてもデータ利用される可能性は残されているから、「対象」とはしない。
ここからのフローは図8に基づくものとする。続いて前記システム100は、図14に示すように、前記メモリ103にコピーされている引当情報部126の情報において「対象」フラグが設定されたレコードを、前記記憶部101の引当情報部126とは別に、履歴情報として引当履歴情報部130に登録する(s208)。
また同様に、前記システム100は、図15に示すように、前記ステップs208にて履歴情報として引当履歴情報部130に登録した該当レコードが示す計画番号に対応するレコードを、記憶部101の計画情報部127より抽出し、計画履歴情報部131へ登録する(s209)。また、前記システム100は、図16に示すように、前記ステップs208にて履歴情報として引当履歴情報部130に登録した該当レコードが示す指示番号に対応するレコードを、記憶部101の指示情報部128より抽出し、指示履歴情報部132へ登録する(s210)。また、前記システム100は、図17に示すように、前記ステップs208にて履歴情報として引当履歴情報部130に登録した該当レコードが示す実績番号に対応するレコードを、記憶部101の実績情報部129より抽出し、実績履歴情報部133へ登録する(s211)。こうして生成された引当履歴情報部130、計画履歴情報部131、指示履歴情報部132、および実績履歴情報部133の例は、図18に示している。
−−−処理手順例3−−−
続いて、前記システム100における情報の入出力処理について説明する。図19は本実施形態の処理フロー例5、図20は本実施形態の処理フロー例6、図21は本実施形態の処理フロー例7を示す図である。この場合、前記システム100は、設計部門端末200、生産管理部門端末210、資材管理部門端末220などの各種端末からの情報要求を前記通信部107を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物のレコードを記憶部101における前記計画情報部127より抽出し、前記端末に返す(s301)。図23に本実施形態における計画情報の出力画面例を示す。
或いは、前記システム100は、設計部門端末200、生産管理部門端末210、資材管理部門端末220などの各種端末からの情報要求を前記通信部107を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物のレコードを記憶部101における前記指示情報部128より抽出し、前記端末に返す(s302)。図24に本実施形態における指示情報の出力画面例を示す。
或いは、前記システム100は、設計部門端末200、生産管理部門端末210、資材管理部門端末220などの各種端末からの情報要求を前記通信部107を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物のレコードを記憶部101における前記実績情報部129より抽出し、前記端末に返す(s302)。図26に本実施形態における実績情報の出力画面例を示す。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、生産管理の業務フローにおいて、生産管理上のステータスが完了しており、引当対象の他物品との関係においても書換・更新等の利用が生じない情報と、それ以外の情報(書換や更新などの利用可能性が残されている情報)との確実な切り分けを行い、書換・更新等の利用が生じない情報については履歴情報として別途管理し、例えば出力要求にのみ対応して提供する情報として取り扱うことができる。換言すると、業務システムにおける入力や更新等の処理を受け付ける対象は、更新等の利用可能性がある情報に限定し、業務システムにかかるデータ処理の負荷を効果的に抑制することができる。しかも、こうした仕組みを実現するために、特段の新規ハードウェア等を導入する必要は無いから、履歴情報(=過去データ)の有効活用と、上記データ処理負荷の抑制を併せて、低コストで実現することが可能となる。
したがって、生産管理用の業務システムにおける過去データ利用を低コストで実現しつつ、大量データ処理性能の劣化を抑制することが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、前記データ管理システムは、前記記憶部が、前記対象物の生産に関する計画情報、当該計画に基づく生産部門ないし調達部門への指示情報、および生産の実績情報を更に記憶しており、前記演算部が、前記履歴情報が含むレコードが示す各対象物について、前記計画情報、前記指示情報、および前記実績情報を記憶部より抽出し、該抽出した情報を該当対象物に関する履歴情報として記憶部に登録する処理を実行するものである、としてもよい。
また、前記データ管理システムは、外部装置と通信する通信部を備え、前記演算部が、端末からの情報要求を前記通信部を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物の計画情報、指示情報、および実績情報と、前記履歴情報とを記憶部より抽出し、前記端末に返す処理を実行するものである、としてもよい。
100 データ管理システム
101 記憶部
102 プログラム
103 メモリ
104 演算部
105 入力部
106 出力部
107 通信部
110 画面データ
125 生産日程情報部
126 引当情報部
127 計画情報部
128 指示情報部
129 実績情報部
130 引当履歴情報部
131 計画履歴情報部
132 指示履歴情報部
133 実績履歴情報部
140 ネットワーク
200 設計部門端末
210 生産管理部門端末
220 資材管理部門端末
230 発注元端末
240 外注先端末
250 購買先端末

Claims (5)

  1. 生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、
    前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、
    前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、
    前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理を実行する演算部と、
    を備えることを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記記憶部が、前記対象物の生産に関する計画情報、当該計画に基づく生産部門ないし調達部門への指示情報、および生産の実績情報を更に記憶しており、
    前記演算部が、前記履歴情報が含むレコードが示す各対象物について、前記計画情報、前記指示情報、および前記実績情報を記憶部より抽出し、該抽出した情報を該当対象物に関する履歴情報として記憶部に登録する処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 外部装置と通信する通信部を備え、
    前記演算部が、端末からの情報要求を前記通信部を介して受信し、該情報要求に対応した対象物に関する情報として、該当対象物の計画情報、指示情報、および実績情報と、前記履歴情報とを記憶部より抽出し、前記端末に返す処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システム。
  4. 生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、演算部とを備えたコンピュータが、
    前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、
    前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、
    前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理と、
    を実行することを特徴とするデータ管理方法。
  5. 生産管理の対象物に関する、対象物間の引当関係、製作番号、および生産ステータスの各情報を少なくとも含む引当情報を記憶する記憶部と、演算部とを備えたコンピュータに、
    前記引当情報の前記引当関係および生産ステータスの情報を参照し、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物と、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を検索する処理と、
    前記検索により特定した各対象物をそれぞれ起点として、引当関係にある対象物の連なりを、前記引当情報の引当関係の情報から抽出し、抽出した対象物の各レコードを引当情報から読み出してメモリに格納する処理と、
    前記メモリにおいて、引当対象が無く生産ステータスが完了を示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了を示す対象物のレコードに第1フラグを設定し、引当対象が無く生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物を起点として連なる対象物群のうち、生産ステータスが完了以外のステータスを示す対象物のレコードに第2フラグを設定する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードと、前記第2フラグが設定されたレコードとを照合し、第2フラグが設定されたレコードであるが、第1フラグが設定されたレコード中で製作番号が同じものを特定し、該特定したレコードが示す対象物について、前記引当情報にて引当関係にある対象物の連なりを抽出し、該抽出したレコードに第1フラグが設定されている場合には第2フラグに変更する処理と、
    前記第1フラグが設定されたレコードを前記引当情報とは別に履歴情報として記憶部に登録する処理と、
    を実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
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