JP7284687B2 - マッピングシステム及びマッピング方法 - Google Patents
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Description
本実施例では、まず、業務課題マッピング端末1が業務課題マッピング対象の業務プロセスを業務プロセス・業務課題管理システム2に問い合わせる。業務プロセス・業務課題管理システム2は、問い合わせに合致する業務プロセスを検索し、検索結果を業務課題マッピング端末1に送信する。業務課題マッピング端末1は、検索された業務プロセスを表示し、業務課題のマッピング候補を特定するための発話者情報と入力受付された業務課題情報とに基づいて業務課題検索クエリを作成し、業務プロセス・業務課題管理システム2に送る。業務プロセス・業務課題管理システム2は、蓄積されている業務課題を業務課題検索クエリを用いて検索し、業務課題マッピング端末1に表示されている業務プロセス中に特定された業務課題をマッピングするオブジェクトの候補を検索し、業務課題マッピング端末1に送信する。業務課題マッピング端末1は、業務課題マッピング先の業務プロセス中のオブジェクト候補を表示し、受け付けた業務課題マッピング結果を業務プロセス・業務課題管理システム2に送信する。業務プロセス・業務課題管理システム2は、蓄積されている業務課題情報を更新する。
図2に、業務プロセス・業務課題管理システム2に用いられるコンピュータの典型的なハードウェア構成を示す。図示する構成のコンピュータは、業務課題マッピング端末1としても用いられる。図2に示すように、業務プロセス・業務課題管理システム2は、CPU2001、メモリ2002、記憶装置2003、通信インタフェース2004、記録媒体読取装置2005、記録媒体2006、入力装置2007、及び出力装置2008を有する。
図1の業務課題マッピング端末1において、端末側業務課題マッピング部101は、業務課題の業務プロセスへのマッピング先候補を描写・編集する画面の表示、マッピング候補の選択を受け付け、及び修正を受け付ける画面の表示などの機能を有する。
図1の業務プロセス・業務課題管理システム2において、業務プロセス分類情報格納部207は、図6に示すように業務プロセスに関する情報として業務プロセスが属するバリューチェーンの情報を記録しており、業務プロセスID、バリューチェーン分類、バリューチェーン、及び業務プロセスを格納しする。
図3は、業務課題の具体化及び業務プロセスへのマッピングの流れを示すフローチャートである。また、図3に示す処理は、業務課題マッピング端末1、業務プロセス・業務課題管理システム2の各々においてCPUがプログラムを実行することにより実現される。
業務プロセス検索処理では、バリューチェーンに基づいて導出された業務課題を業務プロセス上の対応するオブジェクトにマッピングするために、業務課題と対応する業務プロセスを検索し、表示する。
業務課題マッピング端末1の端末側情報送受信部102は、バリューチェーンに基づいて導出した業務課題をマッピングする業務プロセスの問い合わせ指示をユーザから受け付け、該当する業務プロセスの問い合わせ情報を業務プロセス・業務課題管理システム2に送信する。
業務プロセス・業務課題管理システム2の業務プロセス情報検索部202は、業務プロセス分類情報格納部207の「バリューチェーン分類」と「バリューチェーン」を「業務プロセス」を走査し、業務プロセスの問い合わせに合致する業務プロセスIDを抽出し、抽出された業務プロセスIDの業務プロセスに含まれるタスク、成果物、スイムレーン、分岐、接続を、タスク情報格納部208、成果物情報格納部209、部門・アクタ情報格納部210、分岐情報格納部211、接続情報格納部212から、各々抽出し、システム側情報送受信部201経由で端末側情報送受信部102に送信する。
業務課題マッピング端末1の端末側情報送受信部102は、業務プロセス・業務課題管理システム2より受信した業務プロセスを出力装置2008に出力し、業務プロセスを表示する。
業務課題マッピング処理では、ユーザが選択した業務プロセスに対して、業務プロセス・業務課題管理システム2で管理する業務課題を検索し特定して、前記業務プロセスの該当するオブジェクトにマッピングする。
業務プロセス・業務課題管理システム2は、業務課題に関連付けられるユーザ(例えば、業務課題に関する発話をしたユーザ)を、発話者情報格納部214に登録されている発話者情報より選択し、発話者IDを端末側情報送受信部102に送信する。業務課題に関連付けられるユーザが発話者情報格納部214に含まれていない場合には、業務課題に関連付けられるユーザを業務課題マッピング端末1に問い合わせる。業務プロセス・業務課題管理システム2の発話者情報登録部206が業務課題マッピング端末1の端末側情報送受信部102より発話者情報を受け付け、ユーザの「部門」と「アクタ」情報を発話者情報格納部214に格納する。
業務課題マッピング端末1は、ユーザによる音声入力情報又はテキスト入力情報を受け付け、受け付けた音声入力情報又はテキスト入力情報に基づいて、業務プロセス・業務課題管理システム2の業務課題検索部203によって業務課題情報格納部213に含まれる業務課題を検索するための検索クエリを作成する。ここで業務課題の入力受付方法としては、検索クエリを作成できれば、音声入力及びテキスト入力に限らず、それ以外の方法でもよい。検索クエリを作成するために入力された音声入力情報又はテキスト入力情報が例えば、「保険商品開発のためには定量、定性なデータを多く収集し、商品の仕様設計のためのエビデンスを集める必要があるが、外部データ収集するためのコストが多くかかっている。」という場合には、入力情報を形態素解析によって単語に分解し、「定量」「定性」「商品の仕様設計」「エビデンス」「集める」「外部データ」「収集」「コスト」を検索ワードとした検索クエリを作成する。
業務プロセス・業務課題管理システム2は、処理S104で作成された検索クエリに従って、業務課題を検索し、特定する。処理S202の詳細を、図4を用いて説明する。
業務プロセス・業務課題管理システム2は、処理S104で作成された検索クエリを受け取る。
受け取った検索クエリを用いて、業務課題情報格納部213を検索する処理について説明する。業務課題検索部203は、検索クエリを用いて業務課題情報格納部213の「課題内容」のカラムをキーワード検索する。検索クエリと業務課題情報格納部213の「課題内容」のカラムに記述されている情報のうち最も一致した業務課題を抽出する。例えば、処理S104で述べた検索クエリを用いると、「外部データ」「コスト」という検索クエリによりI005「外部データの購入コストが大きい」という業務課題が抽出される。このように、一つ以上の業務課題がヒットする場合には処理S2024を実行する。業務課題が一つもヒットしない場合には、処理S2023を実行する。
業務課題検索部203は、入力された業務課題のテキスト情報に、新たに業務課題IDを付与し、業務課題情報格納部213の「課題内容」に格納して、新たに業務課題を作成する。
業務課題検索部203は、業務課題をマッピングする業務プロセス中のオブジェクトが一義に定まるかを判定するために、業務課題情報格納部213の各レコードにおいて「だれが」と「いつ」のカラムが一つ以上のデータを保持しているかを判定する。例えば、図12に示す業務課題情報格納部213において、業務課題IDがI005「外部データの購入コストが大きい」という業務課題は「だれが」の参照部門ID及び参照アクタIDのカラムにデータが格納されており、「いつ」の参照タスクIDのカラムにデータが格納されているため、業務プロセス中の特定のオブジェクト(タスクIDがT0001のタスク)にマッピング可能である。その場合、処理S20209を実行する。一方、例えば、業務課題IDがI002の「過去に謝絶したユーザのデータがないため、見込み客を査定するデータに偏りがある」という業務課題は、「いつ」のカラムの全てがブランクであるため、マッピング対象の業務プロセス中のオブジェクトが定まらない。その場合、処理S2025を実行する。
業務課題検索部203は、業務課題情報格納部213の「だれが」の参照部門ID及び参照アクタIDのいずれかに値があるかを判定する。参照部門ID及び参照アクタIDの両方がブランクであれば、業務課題を抱える部門やアクタが不明なので、処理S2026を実行する。業務課題情報格納部213の「だれが」の参照部門ID及び参照アクタIDの少なくとも一方に値がある場合には、処理S2027を実行する。
業務課題検索部203は、業務課題情報格納部213の「だれが」の参照部門ID及び参照アクタIDの両方がブランクである、つまり業務課題を抱える部門やアクタが不明である場合、ブランクとなっている「誰が」の値を、図3の処理S103に示す発話者情報を用いて、課題を入力した人で補完する。
業務課題検索部203は、業務課題情報格納部213の「いつ」の参照タスクID、参照成果物ID、参照分岐ID、及び参照接続IDのいずれかに値があるかを判定する。これらのカラムの一つ以上に値がある、つまり業務課題をマッピング可能な一つ以上のオブジェクトが業務プロセス中に存在する場合、処理S2029を実行する。業務課題情報格納部213の「いつ」の参照タスクID、参照成果物ID、参照分岐ID、参照接続IDの全てがブランク、つまり業務課題をマッピングするオブジェクトが業務プロセス中で定まらない場合には処理S2028を実行する。なお、業務課題IDがI004のデータように、参照アクタIDによって「いつ」の値の有無が異なる場合、処理S2027ではアクタ毎に判定するとよい。
業務課題検索部203は、業務課題をマッピングするためのオブジェクトを業務プロセス中で定める。このため、業務課題情報格納部213の「いつ」のカラムに値があるかを判定する。例えば、図12に示す業務課題情報格納部213の業務課題IDがI002の「過去に謝絶したユーザのデータがないため、見込み客を査定するデータに偏りがある」という業務課題は、「いつ」のカラムに値が存在しない。この場合、前記業務課題を業務プロセス中の特定のオブジェクトにマッピングできないために、業務プロセス中のマッピング対象となるオブジェクト候補を業務課題マッピング端末1に送信するための情報を作成する。
業務課題検索部203は、業務課題マッピング候補と、業務プロセス中のマッピング対象となるオブジェクト候補を業務課題マッピング端末1に送信するための情報を作成する。なお、マッピング候補が見つからなかった場合、「マッピング候補なし」を送信するための情報を作成するとよい。
図3に戻って説明を続ける。処理S203では、S202で検索され、特定された業務課題マッピング候補と業務プロセス中のマッピング対象となるオブジェクト候補を業務課題マッピング端末1に送信する。
業務課題マッピング端末1は、処理S203で受信した業務課題のマッピング対象である業務プロセス中のオブジェクトを出力装置2008に出力する。業務プロセス中のオブジェクトをハイライトするなどの異なる態様で表示する方法が考えられるが、マッピングする業務課題とマッピング対象となる業務プロセス中のオブジェクトが区別できれば、他の方法でもよい。ここでの業務課題のマッピングのパターンとしては、(1)図14に示すように、業務課題をマッピングするオブジェクトが一義に定まる場合と、(2)図15に示すように、業務課題のマッピング対象として業務プロセス中のオブジェクトが複数特定される場合と、(3)図16に示すように、業務課題をマッピングする業務プロセス中のオブジェクトが特定されない場合の三つがある。(1)及び(2)は過去にいずれかの業務プロセス中のオブジェクトにマッピングされた実績があり、(3)は過去にマッピングされた実績がない。それぞれの具体例について説明する。まず、(2)のケースは、例えば図12に示す業務課題情報格納部213の業務課題IDがI003の「事業性を判断する客観的な情報が不足している」という業務課題をマッピングする場合である。ここでは、課題のマッピング対象として「成果物:市場調査報告書」と「成果物:プロジェクト企画書」の二つが特定される。このため、図15に示すように、オブジェクトの選択率が合わせて表示され、ユーザによるマッピングの選択を受け付ける。また、(3)のケースでは、図12に示す業務課題情報格納部213の業務課題IDがI003の「過去に謝絶したユーザのデータがないため、見込み客を査定するデータに偏りがある」という業務課題をマッピングする場合である。この場合は、当該業務課題を抱える部門及びアクタは定まっているものの、過去にマッピングした実績がないため、業務プロセス中のどのオブジェクトに対して当該課題をマッピングするかが特定されていない。そのため、この場合は、図16に示すように当該業務課題を抱える部門とアクタとして、商品企画部の調査・企画担当のスイムレーンにあるオブジェクトをハイライトして表示する。
業務課題マッピング端末1は、ハイライトした業務プロセス中のマッピング対象のオブジェクトについて、どのオブジェクトに対して業務課題をマッピングするかを表すユーザの選択を受け付ける。なお、ユーザの選択とは、例えば図14に示す「タスク:市場調査」を選択して「選択確定」のボタンを操作することである。
処理S204は、図1の業務課題情報格納部213のデータを更新するために、処理S202の業務課題情報検索の結果及び処理S106の業務課題のマッピング結果を受けて、業務課題登録部204が実行する。処理S204の詳細を、図5を用いて説明する。
業務課題登録部204は、業務課題の検索結果と実際のマッピング結果の実績を確認し、図12の業務課題情報格納部213に示す、アクタ選択率、タスク選択率、成果物選択率、分岐選択率、及び接続選択率を更新するために、処理S202の業務課題情報検索の結果と処理S106の業務課題のマッピング結果を受け取る。ここで、業務課題情報格納部213の「だれが」のアクタ選択率は、そのアクタが選択された回数を当該業務課題が検索された回数で除した値である。また、業務課題情報格納部213の「いつ」の各種選択率、例えばタスク選択率は、そのタスクが選択された回数を当該業務課題かつ当該アクタが選択された回数で除した値である。
業務課題登録部204は、業務課題のマッピング対象となった業務プロセス中のオブジェクトIDが、業務課題情報格納部213の「だれが」と「いつ」の参照オブジェクトID、つまり参照部門ID、参照アクタID、参照タスクID、参照成果物ID、参照分岐ID、及び参照接続IDに格納されているかを判定する。業務課題のマッピング対象となる業務プロセス中のオブジェクトIDが、「だれが」と「いつ」の参照オブジェクトIDに格納されている場合は、処理S2044を実行する。当該オブジェクトIDが参照オブジェクトIDに格納されていない場合は、処理S2043を実行する。
業務課題登録部204は、業務課題のマッピング結果に基づいて、業務課題情報格納部213の値を更新する。例えば、図15に示すように、業務課題IDがI003「事業性を評価する客観的な情報が不足している」という業務課題が、ハイライトされているオブジェクトである成果物「市場調査報告書」と「プロジェクト企画書」ではなく、タスク「商品コンセプト策定」にマッピングされた場合、業務課題情報格納部213の業務課題IDがI003のレコードの参照タスクIDのカラムにT002を追加する。同様に、業務課題がS105で業務プロセス・業務課題管理システム2より提示されたオブジェクト以外にマッピングされた場合にも、業務課題情報格納部213の該当する値を更新する。
業務課題登録部204は、処理S2042と処理S2043の結果を受けて、業務課題情報格納部213における各種選択率を更新する。業務課題情報格納部213を走査し、マッピングした業務課題のレコードと選択率を更新するカラムを特定する。例えば、処理S2043で説明した業務課題IDがI003「事業性を評価する客観的な情報が不足している」という業務課題がタスク「商品コンセプト策定」にマッピングされた場合には、業務課題情報格納部213の業務課題IDがI003のレコードにおけるタスク選択率のカラムに1/5と値を追記する。
業務課題登録部204は、処理S2043の業務課題のマッピング結果に基づいて、業務課題情報格納部213の値の更新が完了しているかを判定する。業務課題情報格納部213においてマッピングした業務課題のレコードの全値を走査して、更新が完了している場合は、処理S2046を実行する。更新が完了していない場合は、処理S2042を実行する。
業務課題登録部204は、業務プロセスの任意のオブジェクトに対してマッピングした業務課題について、業務課題情報格納部213の選択率を更新する。業務課題のマッピング結果にあわせて登録されているデータの分母を更新する。例えば、業務課題IDがI003の「事業性を評価する客観的な情報が不足している」という業務課題がタスク「商品コンセプト策定」にマッピングされた場合では、業務課題情報格納部213の業務課題IDがI003レコードにおけるタスク選択率のカラムを1/6に更新し、ほかの業務課題の成果物選択率の値2/5、3/5の分母を2/6、3/6に更新する。
Claims (12)
- マッピングシステムであって、
所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置がアクセス可能な記憶装置とを有する計算機によって構成され、
前記記憶装置は、課題と業務プロセス中のオブジェクトの識別情報とを関連付けて保持する業務課題情報格納部を有し、
前記演算装置は、
課題の情報を受け付け、
前記業務課題情報格納部を参照し、前記受け付けた課題が顕在化する業務プロセスのオブジェクトが不明である場合、前記受け付けた課題と類似する課題が顕在化する業務プロセスのオブジェクトを候補として抽出することを特徴とするマッピングシステム。 - 請求項1に記載のマッピングシステムであって、
前記業務課題情報格納部は、前記課題と業務が行われる部門の識別情報とを関連付けて保持し、
前記演算装置は、前記業務課題情報格納部を参照し、前記受け付けた課題を抱える部門が不明である場合、前記受け付けた課題と類似する課題を有する部門を前記受け付けた課題と関連付けられる部門の候補として抽出することを特徴とするマッピングシステム。 - 請求項1に記載のマッピングシステムであって、
前記業務課題情報格納部は、
業務が行われる部門及び当該部門において業務を行う人の少なくとも一方の識別情報を前記課題と関連付けて保持し、
前記課題が生じうる業務プロセスにおいて時系列に示されるオブジェクトを保持することを特徴とするマッピングシステム。 - 請求項1に記載のマッピングシステムであって、
前記演算装置は、
前記受け付けた課題と関連付けられる業務プロセス中の部門及び人が未定義である場合、当該課題と関連付けられる業務プロセス中の部門及び人の候補を、課題に関する発言をした発話者情報を用いて推定し、
選択されたオブジェクトの情報を記録することによって、前記課題への関連付けを業務課題情報格納部に格納することを特徴とするマッピングシステム。 - 請求項1に記載のマッピングシステムであって、
前記業務課題情報格納部は、前記課題と関連付けられるオブジェクトの選択率を格納することを特徴とするマッピングシステム。 - 請求項5に記載のマッピングシステムであって、
前記演算装置は、前記オブジェクトを含む業務プロセスと、前記業務プロセスにおいて候補となるオブジェクトの選択率と、前記業務プロセスにおいて選択されたオブジェクトとを端末に表示するためのデータを生成することを特徴とするマッピングシステム。 - マッピングシステムが実行するマッピング方法であって、
前記マッピングシステムは、所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置がアクセス可能な記憶装置とを有する計算機によって構成され、
前記記憶装置は、課題と業務プロセス中のオブジェクトの識別情報とを関連付けて保持する業務課題情報格納部を有し、
前記マッピング方法は、
前記演算装置が、課題の情報を受け付け、
前記演算装置が、前記業務課題情報格納部を参照し、前記受け付けた課題が顕在化する業務プロセスのオブジェクトが不明である場合、前記受け付けた課題と類似する課題が顕在化する業務プロセスのオブジェクトを候補として抽出することを特徴とするマッピング方法。 - 請求項7に記載のマッピング方法であって、
前記業務課題情報格納部は、前記課題と業務が行われる部門の識別情報とを関連付けて保持し、
前記マッピング方法は、
前記演算装置が、前記業務課題情報格納部を参照し、前記受け付けた課題を抱える部門が不明である場合、前記受け付けた課題と類似する課題を有する部門を前記受け付けた課題と関連付けられる部門の候補として抽出することを特徴とするマッピング方法。 - 請求項7に記載のマッピング方法であって、
前記業務課題情報格納部は、
業務が行われる部門及び当該部門において業務を行う人の少なくとも一方の識別情報を前記課題と関連付けて保持し、
前記課題が生じうる業務プロセスにおいて時系列に示されるオブジェクトを保持することを特徴とするマッピング方法。 - 請求項7に記載のマッピング方法であって、
前記演算装置が、前記受け付けた課題と関連付けられる業務プロセス中の部門及び人が未定義である場合、当該課題と関連付けられる業務プロセス中の部門及び人の候補を、課題に関する発言をした発話者情報を用いて推定し、選択されたオブジェクトの情報を記録することによって、前記課題への関連付けを業務課題情報格納部に格納することを特徴とするマッピング方法。 - 請求項7に記載のマッピング方法であって、
前記業務課題情報格納部は、前記課題と関連付けられるオブジェクトの選択率を格納することを特徴とするマッピング方法。 - 請求項11に記載のマッピング方法であって、
前記演算装置が、前記オブジェクトを含む業務プロセスと、前記業務プロセスにおいて候補となるオブジェクトの選択率と、前記業務プロセスにおいて選択されたオブジェクトとを端末に表示するためのデータを生成することを特徴とするマッピング方法。
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