JP2007241632A - 工程管理システム、課題タスク管理方法およびプログラム - Google Patents

工程管理システム、課題タスク管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タスクの実施に伴い発生した課題に対して、この課題によって発生したタスクを、既に定義されているタスクに迅速に反映することができ、これによって課題の発生に対しても常に正確な工程状況を認識することのできる工程管理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】工程表管理部12は、制御部11の制御の下に、課題処理部15から受けた課題帳票をもとに、課題タスクを生成し、当該課題タスクを工程表データベース13上で課題が発生したタスクに関連付けるサマリタスクの更新処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一連の作業工程を工程別タスクを単位に管理する工程管理システム、課題タスク管理方法およびプログラムに関する。
従来、一連の作業工程を工程別タスクを単位に管理するシステムとして、プロジェクトの進捗率を算出することによってプロジェクト管理者を支援するシステムが開発されている。
特開2004−213447号公報
この種システムに於いて、管理対象にあるタスクに「課題」が発生した場合、従来では、この「課題」を上記システムとは別に管理していた。以下の説明において、作業工程毎に行わなくてはならない作業単位を「タスク」と定義する。このように従来では、タスク情報(WBS;Work breakdown structure)の管理と、タスク内で発生した課題とをそれぞれ別々に管理していたことから、タスクの実施に伴い課題が発生した際に、この課題によって発生したタスクを、既にWBSとして定義されているタスクに迅速に反映することができず、複数のメンバである作業全体を実施するような場合においては課題の発生に対して当該作業の取り纏め担当の者が正確な工程状況を認識することができないという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、タスクの実施に伴い発生した課題に対して、この課題によって発生したタスクを、既に定義されているタスクに迅速に反映することができ、これによって課題の発生に対しても常に正確な工程状況を認識することのできる工程管理システム、課題タスク管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、タスクを定義した工程表を管理する工程表管理手段と、前記工程表管理手段により管理された工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報を設定する課題帳票を管理する課題帳票管理手段と、前記課題帳票管理手段が管理する課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表管理手段が管理する工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示する課題タスク処理手段とを具備した工程管理システムを特徴とする。
さらに本発明は、前記工程管理システムに於いて、前記課題帳票管理手段が管理する課題帳票は、課題の発生から解決までの工程に於ける属性情報を一元的に管理する帳票であることを特徴とする。
さらに本発明は、前記工程管理システムに於いて、前記属性情報には、少なくともプロジェクト番号、課題概要、発生工程、起草者、解決予定日、担当者の設定情報が含まれることを特徴とする。
さらに本発明は、前記工程管理システムに於いて、前記工程表管理手段は、プロジェクト番号別のWBS構造と、WBS構造内に置かれた工程別サマリタスクと、工程別サマリタスク下に置かれた課題格納用のサマリタスクとを階層化して管理することを特徴とする。
さらに本発明は、前記工程管理システムに於いて、前記課題タスク処理手段は、前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号から前記工程表管理手段が管理するWBS構造を特定し、当該WBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程に該当するサマリタスクを特定する手段と、前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の属性情報に従うサマリタスクを設け前記サマリタスク内に課題タスクを設ける手段と、前記各タスクをタスク相互の依存関係を明示して時間軸上に展開し表示する手段とを具備することを特徴とする。
また本発明は、工程表管理手段を具備するプロジェクト管理システムの課題タスク管理方法であって、前記工程表管理手段が管理するタスクから発生した課題を解決するための情報を管理する課題帳票を作成し管理する課題帳票管理ステップと、前記課題帳票管理ステップが管理する課題帳票の情報をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表管理手段が管理する工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示する課題タスク処理ステップとを具備したことを特徴とする。
さらに前記課題タスク管理方法に於いて、前記課題タスク処理ステップは、前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号を示す情報から前記工程表管理手段が管理するWBS構造を特定するステップと、前記特定したWBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程を示す情報に該当するサマリタスクを特定するステップと、前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の情報に従うサマリタスクを設け当該サマリタスク内に課題タスクを設けるステップと、前記課題タスクを当該課題タスクに関係する他のタスクとの依存関係を明示して時間軸上に展開し表示するステップとを含むことを特徴とする。
また本発明は、工程管理機能を実現するコンピュータに、タスクを定義した工程表を管理する機能と、前記工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報を設定した課題帳票を管理する課題帳票管理機能と、前記課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示するタスク処理機能とを実現させるためのプログラムを特徴とする。
さらにプログラムに於いて、前記タスク処理機能は、前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号を示す情報から前記工程表で管理するWBS構造を特定し、特定したWBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程を示す情報に該当するサマリタスクを特定する機能と、前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の情報に従うサマリタスクを設け当該サマリタスク内に課題タスクを設ける機能と、前記課題タスクを当該課題タスクに関係する他のタスクとの依存関係を明示して時間軸上に展開し表示する機能とを含むことを特徴とする。
タスクの実施に伴い発生した課題に対して、この課題によって発生したタスクを、既に定義されているタスクに迅速に反映することができ、これによって課題の発生に対し常に正確な工程状況を認識することのできるシステムを実現できる。
本発明は、工程表に定義されたタスク上で課題が発生した際に、この課題に対して発生する作業を、工程表上に於けるWBSのタスクの一部として管理し作業者に提示することにより、課題に関連する状況を工程表上に即時に反映できないという課題を解決して、プロジェクトに関わる全ての作業を作業者が正しく認識できる工程管理機能を実現している。
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の実施形態に係る工程管理システムを適用したシステム(プロジェクト管理システムと称す)の構成を図1に示している。
図1に示すプロジェクト管理システムは、工程管理システム10と、作業者端末20と、通信網30とにより構築される。
工程管理システム10は、タスクを定義した工程表を管理する工程表管理手段と、この工程表管理手段により管理された工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報を設定する課題帳票を管理する課題帳票管理手段と、この課題帳票管理手段が管理する課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを上記工程表管理手段が管理する工程表上の上記課題が発生したタスクに関連付けて提示する課題タスク処理手段とを具備する。なお、この実施形態では、課題帳票について、入力項目(入力フィールド)に属性情報を設定していない(但しデフォルト値の設定を除く)未設定の状態にある課題帳票(帳票フォーマット)と、入力項目に属性情報を設定した課題帳票とを特に区別せず、単に課題帳票と称している。この課題帳票の帳票フォーマット例については図2乃至図5を参照して後述する。
作業者端末20は、上記工程管理システム10が管理する工程に携わる作業者が操作する端末であり、工程管理システム10が管理する工程表の内容を表示する工程表の表示処理機能を有する。さらに作業者端末20は、上記工程管理システム10が管理する工程表に定義されたタスク上で課題が発生した際に、工程管理システム10から課題帳票を取得し、取得した課題帳票の入力項目(入力フィールド)に、上記工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報(属性情報)を入力設定して、当該設定情報を通信網30を介し工程管理システム10に送出する課題帳票の作成並びに送出処理機能を有する。
通信網30は、工程管理システム10と作業者端末20とをつなぐ通信ネットワークを構成するもので、例えば上記工程管理システム10と複数の作業者端末20との間をネットワーク接続する社内LAN、構内LAN、WAN等であってよい。
工程管理システム10は、制御部11と、工程表管理部12と、工程表データベース13と、課題処理部15と、課題データベース16とを有して構成される。
制御部11は、工程管理システム10の全体の制御を司るもので、工程表管理部12と課題処理部15とを制御の対象として、工程表の管理機能と、課題帳票の管理機能と、課題帳票に基づく課題タスクを工程表に既に設定されているタスクに反映させる制御とを司る。さらに制御部11は通信網30を介して作業者端末20との間でデータを送受する通信制御を司る。この実施形態では、作業者端末20からの工程表取得要求に応じて、工程表管理部12が工程表データベース13上で管理する工程表を要求元の作業者端末20に提供する通信制御を行う。また作業者端末20からの課題帳票取得要求に応じて、未設定状態の課題帳票を要求元の作業者端末20に提供し、当該作業者端末20から属性情報を設定した課題帳票を受け付けて課題処理部15に受け渡す制御を行う。
工程表管理部12は、制御部11の制御の下に、工程表データベース13上で工程表を作成し管理するとともに、工程表の変更、更新処理を行う。この実施形態では、制御部11の制御の下に、課題処理部15から受けた課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを工程表データベース13上で上記課題が発生したタスクに関連付けるサマリタスクの更新処理を行う。さらにこの更新後の工程表を課題帳票送出元の作業者端末20に送出するべく制御部11に渡す処理を行う。この際の課題帳票をもとに課題タスクを生成し、生成した課題タスクをサマリタスクに設ける処理については図3および図4と図7を参照して後述する。
工程表データベース13は、工程表管理部12の制御の下に、プロジェクト番号別のWBS構造と、WBS構造内に置かれた工程別サマリタスクと、工程別サマリタスク下に置かれた課題格納用のサマリタスクとを階層別に管理する(図2乃至図4参照)。
課題処理部15は、制御部11の制御の下に、作業者端末20から受けた課題帳票を課題データベース16上で管理する。この実施形態では、制御部11の制御の下に、作業者端末20から受けた課題帳票を工程表管理部12に送出するとともに課題データベース16に登録し管理する。
課題データベース16は、課題処理部15の制御の下に、図2に概要を示し図5に詳細を示す、複数の入力項目(入力フィールド)をもつ課題帳票を、プロジェクト番号、WBSパス、タスク名等をキーに管理する。
作業者端末20は、制御部21と、工程表入力処理部22と、工程表表示処理部23と、課題入力処理部25と、課題表示処理部26と、図示しない操作入力部および表示部を有して構成される。
制御部21は、作業者端末20の全体の制御を司るもので、工程表入力処理部22、工程表表示処理部23、課題入力処理部25、課題表示処理部26等を制御の対象とする。この実施形態では、工程管理システム10に課題帳票の取得要求、工程表の取得要求等を行って工程管理システム10から課題帳票、工程表等を取得し、取得した課題帳票を課題表示処理部26に送出し、工程表を工程表表示処理部23に送出して表示部に表示する制御を行う。
工程表入力処理部22は、作業者の入力情報をもとに工程表の作成、変更等の処理を行う。工程表表示処理部23は、工程管理システム10から取得した工程表、若しくは工程表入力処理部22で入力処理した工程表を表示部に表示する処理を行う。
課題入力処理部25は、工程管理システム10から取得した課題帳票の各入力項目に対する入力処理(帳票作成処理)を行う。この入力処理では所定の入力項目に対してデフォルト値を設定する処理を含む。課題表示処理部26は課題入力処理部25が入力処理した課題帳票を表示部に表示する処理を行う。
図2乃至図7はそれぞれ上記図1に示すシステム上での課題処理動作を説明するための図である。このうち、図2乃至図4は本発明の実施形態に於ける動作を説明するためのもので、図2は課題帳票とWBSとの相互関係を示す図、図3は課題の起草時に於けるWBSを時間軸(日程)上に展開して示す図、図4は課題と次工程の依存関係を示す図である。この実施形態では図3および図4をそれぞれ工程表の表示画面とする。
図5は本発明の実施形態で扱う課題帳票(課題登録画面)の具体的な構成例を示す図である。この図5に示す課題帳票は、「プロジェクト番号」、「WBSパス」、「タスク名」、「タスク開始日」、「タスク完了日」、「タスク実施者」、「起案者(起草者)」、「起案日」、「完了日」、「発生工程」、「担当者」、「内容」、「経緯」、「検討結果」、「履歴」等の入力(設定)項目を有する。「プロジェクト番号」、「WBSパス」、「起案者(起草者)」、「起案日」、「完了日」等は自動設定される。「経緯」、「検討結果」、「実施結果」が登録される度にその登録日、登録者、種別が「履歴」に記録される。
図6は本発明の実施形態に於ける課題発生から、発生した課題が工程表に反映されるまでの処理の手順を示すフローチャートであり、図7は課題の発生に伴う課題タスクの作成処理手順を示すフローチャートである。
ここで上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。
図2に於いて、「課題帳票1」(TS)は、課題の発生から解決までのライフサイクル上で管理する属性情報を一元的に管理する帳票である。管理する属性には、「課題内容」、「分析」、「解決手段」などがある。「工程表1」は、特定のプロジェクトにおけるWBSを示したものである。「ABB課題」、「ABBA分析」、「ABBB解決」は、それぞれ「課題帳票1」と対応するタスクである。対応関係は、「ABB課題」=「課題帳票1」全体、「ABBA分析」=「5.分析」、「ABBA解決」=「6.解決手段」となる。「ABB課題」は「タスクAB」に生じた課題に対して生成された課題タスク(Ta)であり、「ABBA分析」、「ABBA解決」はこの課題タスク(Ta)に最終タスクとして設けられた詳細タスク(Tb,Tc)である。
工程管理システム10に於いて、工程表データベース13に格納された工程表の或る特定のタスクに課題が発生したとき、この課題の発生に対して、課題処理部15が課題帳票を作成し(図6ステップS1)、作成した課題帳票を課題データベース16に登録する(図6ステップS2)。さらに作成した課題帳票をもとに工程表管理部12が工程表データベース13上で課題タスクを作成し(図6ステップS3)、作成した課題タスクを課題データベース16に登録する(図6ステップS4)。
課題帳票の作成処理(図6ステップS1)では「属性1:プロジェクト番号」、「属性2:課題概要」、「属性3:発生工程(未選択の場合は現在進行中の発生工程を設定)」、「属性4:起草者」、「属性5:解決予定日(未記載の場合はN日後等の初期設定)」、「属性6:担当予定者(未記載の場合はプロジェクトリーダ)」をそれぞれ登録する。この登録処理は、作業者端末20の課題入力処理部25で入力処理した課題帳票を工程管理システム10の課題処理部15が課題データベース16に登録することによって行われる。
例えば図2に示す「工程表1」の「タスクAB」に於いて、課題が発生したとき、この課題に対して、「課題帳票1」を作成し、この「課題帳票1」をもとに「タスクAB」の課題に対応する課題タスク「ABB課題」を作成し、「工程表1」の該当するサマリタスクに付加する。
課題帳票をもとに課題タスクを作成する処理(図6ステップS3)は、工程表管理部12が課題処理部15から受けた課題帳票をもとに行う。
この処理は、「課題帳票1」の「属性1:プロジェクト番号」から、WBS構造全体を特定し(図7ステップS31)、「属性3:発生工程」からWBS内の該当するサマリタスク「発生工程A(図2参照)」を決定し(図7ステップS32)、当該サマリタスク「発生工程A」内のサマリタスク「課題(図2参照)」を特定する(図7ステップS33)。
このサマリタスク「課題」(課題の発生したサマリタスク)内の最終タスクとして、「課題帳票1」に対応するサマリタスクを作成する(図7ステップS34)。サマリタスク名は「属性2:課題概要」の値「課題概要A(図2参照)」を設定する。
サマリタスク「課題概要A」の担当者と振分担当者を設定する(図7ステップS35,S36)。例えば、「課題概要A」の担当者をあらかじめ設定した振分担当者「リーダA(図2参照)」とする。サマリタスク「課題概要A」の「開始予定日(開始日)」は「本日」、「終了予定日(終了日)」は「解決予定日(解決日)」とする(図7ステップS37)。
サマリタスク「課題概要A」内に、「分析」、「回答」などの課題を解決するための詳細タスク「分析」、「回答」を展開する(図7ステップS38)。「分析」、「回答」の各タスクは依存関係が存在し、サマリタスク「課題概要A」の完了予定日(完了日)に終了するように、依存関係をもとに日程計画を展開する。この展開状態を図3に示している。
上記「課題帳票1」に関連するタスク「課題概要A」と、「工程表1」上に既に展開している他のタスクとの依存関係を設定する例を図4に示している。ここでは、「課題帳票1」の課題が解決しないと、「次工程B」が実施できない依存関係を設定している。この設定は「課題帳票1」の登録または分析時に、チェックポイントとする工程Bおよび依存関係の種類(FS,FF,SS,SFから指定)を指定することにより決まり、例えば課題展開時に、「課題帳票1」と次工程Bの間に依存関係を設定する。FS(finish to start)の場合は、「課題帳票1」に対する工程が完了する以前に、次工程を開始しようとすると、警告が表示され、次工程を開始することができない制御を実施する。
上記したように、工程表で管理しているタスクに課題が発生した際、その課題に対して発生する作業をWBSのタスクの一部として管理することにより、課題に関連する状況を工程表上に即時に反映することができ、プロジェクトに関わる全ての作業を容易に把握することができる。さらに、これに伴い、課題以外から発生したタスクと連携した依存関係の管理が容易に実施できる。また課題以外から発生したタスクと連携した要員負荷状況の管理が容易に実施できる。
本発明の実施形態に係る工程管理システム10の構成を示すブロック図。 上記実施形態に係る課題帳票とWBSとの相互関係を示す図。 上記実施形態に係る課題起草時に於けるWBSを日程上に展開して示す図。 上記実施形態に係る課題と次工程の依存関係を示す図。 上記実施形態に係る課題帳票の具体的な構成例を示す図。 上記実施形態に於ける課題発生から発生した課題が工程表に反映されるまでの処理の手順を示すフローチャート。 上記実施形態に係る課題の発生に伴う課題タスクの作成処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
TC…課題帳票、Ta…課題タスク、Tb,Tc…詳細タスク、10…工程管理システム、11…制御部、12…工程表管理部、13…工程表データベース、15…課題処理部、16…課題データベース、20…作業者端末、21…制御部、22…工程表入力処理部、23…工程表表示処理部、25…課題入力処理部、26…課題表示処理部、30…通信網(LAN)。

Claims (9)

  1. タスクを定義した工程表を管理する工程表管理手段と、
    前記工程表管理手段により管理された工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報を設定する課題帳票を管理する課題帳票管理手段と、
    前記課題帳票管理手段が管理する課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表管理手段が管理する工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示する課題タスク処理手段と
    を具備したことを特徴とする工程管理システム。
  2. 前記課題帳票管理手段が管理する課題帳票は、課題の発生から解決までの工程に於ける属性情報を一元的に管理する帳票であることを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  3. 前記属性情報には、少なくともプロジェクト番号、課題概要、発生工程、起草者、解決予定日、担当者の設定情報が含まれる請求項2記載の工程管理システム。
  4. 前記工程表管理手段は、プロジェクト番号別のWBS構造と、WBS構造内に置かれた工程別サマリタスクと、工程別サマリタスク下に置かれた課題格納用のサマリタスクとを階層化して管理することを特徴とする請求項3記載の工程管理システム。
  5. 前記課題タスク処理手段は、前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号から前記工程表管理手段が管理するWBS構造を特定し、当該WBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程に該当するサマリタスクを特定する手段と、前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の属性情報に従うサマリタスクを設け前記サマリタスク内に課題タスクを設ける手段と、前記各タスクをタスク相互の依存関係を明示して時間軸上に展開し表示する手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の工程管理システム。
  6. 工程表管理手段を具備するプロジェクト管理システムの課題タスク管理方法であって、
    前記工程表管理手段が管理するタスクから発生した課題を解決するための情報を管理する課題帳票を作成し管理する課題帳票管理ステップと、
    前記課題帳票管理ステップが管理する課題帳票の情報をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表管理手段が管理する工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示する課題タスク処理ステップと
    を具備したことを特徴とする課題タスク管理方法。
  7. 前記課題タスク処理ステップは、
    前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号を示す情報から前記工程表管理手段が管理するWBS構造を特定するステップと、
    前記特定したWBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程を示す情報に該当するサマリタスクを特定するステップと、
    前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の情報に従うサマリタスクを設け当該サマリタスク内に課題タスクを設けるステップと、
    前記課題タスクを当該課題タスクに関係する他のタスクとの依存関係を明示して時間軸上に展開し表示するステップと
    を含む請求項6記載の課題タスク管理方法。
  8. 工程管理機能を実現するコンピュータに、
    タスクを定義した工程表を管理する機能と、
    前記工程表に定義されたタスクから発生した課題に対して当該課題を解決するための課題情報を設定した課題帳票を管理する課題帳票管理機能と、
    前記課題帳票をもとに課題タスクを生成し、当該課題タスクを前記工程表上の前記課題が発生したタスクに関連付けて提示するタスク処理機能と
    を実現させるためのプログラム。
  9. 前記タスク処理機能は、
    前記課題帳票に設定されたプロジェクト番号を示す情報から前記工程表で管理するWBS構造を特定し、特定したWBS構造内の前記課題帳票に設定された発生工程を示す情報に該当するサマリタスクを特定する機能と、
    前記工程表の前記特定したサマリタスク内に最終タスクとして前記課題帳票の情報に従うサマリタスクを設け当該サマリタスク内に課題タスクを設ける機能と、
    前記課題タスクを当該課題タスクに関係する他のタスクとの依存関係を明示して時間軸上に展開し表示する機能と
    を含む請求項8記載のプログラム。
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