JP5317387B2 - 中栓、中栓付複合容器蓋及びワンピースキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器口部に装着される中栓等のシール具に関するものであり、より詳細には、容器口部との間に良好な密封性を有する中栓、中栓付複合容器蓋及びワンピースキャップに関する。
飲料用の容器のキャップなどには、容器口部に嵌合固定される中栓が広く使用されている。このような中栓は、天板と、天板の下面に形成されたシールリングとから形成されており、このシールリングが容器口部内に嵌め込まれ、その外面が容器口部の内面と密着することにより、容器口部のシールが行われるものである。例えば、特許文献1には、このような中栓と、該中栓を覆うように容器口部に螺子装着されるキャップとからなる複合容器蓋が開示されている。
特開2002−332056号公報
ところで、上記のような複合容器蓋では、一般に、内容物の品質保証の見地から、容器蓋本体のスカート状側壁(スカート部)の下端に開封履歴明示機能(TE性)を有するタンパーエビデントバンド(TEバンド)が設けられるが、特許文献1の複合容器蓋においても、このようなTEバンドによるTE性のさらなる向上が求められている。
即ち、TEバンドは、その内面にフラップ片などの係合部材を有しており、破断可能なブリッジにより容器蓋本体のスカート状側壁の下端に連結されており、上記複合容器蓋が容器口部に装着されている状態において、容器蓋本体を開栓方向に旋回していくと、容器蓋本体のスカート状側壁は容器口部壁の外面に沿って上昇するが、TEバンドの係合部材が容器口部の外面に形成されている顎部の下面に当接するため、TEバンドの上昇は抑止される。従って、容器蓋本体の開栓方向への旋回を続けていくと、TEバンドとスカート状側壁とを連結しているブリッジが破断し、TEバンドは容器蓋本体(スカート状側壁)から切り離され、さらに容器蓋本体を開栓方向に旋回することにより、スカート状側壁内面に形成されている螺条の上端部が中栓の天板外周縁の下面に当接し、中栓は、スカート状側壁の上昇に伴って持ち上げられてシール解除(シールブレーク)がなされ、最終的に、中栓は、容器蓋本体とともに容器口部から取り外される。このことから理解されるように、一般の需要者は、TEバンドが容器蓋本体から切り離されていることにより、シール解除がなされたことを認識することができ、TEバンドが容器蓋本体から切り離されていないときには、シール解除がなされたことがないことを認識することができ、これにより、容器内容物の品質保証を達成することができるのである。
しかるに、上記特許文献1のような中栓を備えた複合容器蓋においても、TEバンドを連結しているブリッジが破断するよりも先に、シールブレークが発生してしまうという現象を生じることがある。即ち、容器口部の外面との螺子係合により固定されている容器蓋本体を開栓方向に旋回していくと、螺子係合力が低下していくため、容器蓋本体のスカート状側壁は容器口部壁に対して傾きながら上昇していく。この結果、中栓の天板の外周縁端部がスカート状側壁部の螺条よりも上方の内面に接触してしまうことがあり、このような接触を生じると、スカート状側壁内面との摩擦力により中栓の天板が持ち上げられてしまい、中栓自体が傾いてしまうことがある。或いは、容器蓋の開栓の途中、即ち、容器蓋本体の頂板部内面と中栓天板の外面との間に間隙が空いているときに、容器に外力が加わって内圧が上昇すると、中栓の一部が上昇して傾きが生じることがある。この結果、中栓のシールリング外面と容器口部内面との密着が損なわれてしまい、TEバンドの切り離し(ブリッジの破断)よりも前にシールブレークを発生してしまうのである。
また、螺子キャップ自体に中栓と同様のシールリングを持たせたワンピースキャップも知られており、このようなワンピースキャップにおいても、上記と同様の問題がある。
従って、本発明の目的は、TEバンド付螺子キャップに使用され、TEバンドを連結しているブリッジの破断に先立ってのシールブレークの発生が確実に防止され、良好なシール性を有する中栓、及び中栓付複合容器蓋、並びに上記のようなシールブレークの問題が有効に解決されたワンピースキャップを提供することにある。
本発明によれば、天板と、天板の内面から降下したシールリングとからなり、該シールリングを容器口部内に挿入したときに、その外面が該容器口部の内面に密着することにより、シールを形成するプラスチック製中栓において、
中心軸線を通る縦断面図でみて、シールリングの外面の少なくとも1mmは、該容器口部の内径Dと同一長さの直径を有する円の一部をなす円弧であり、該シールリングが容器口部内に挿入された状態においては、該容器口部の中心軸線を通る縦断面図でみて、該シールリングの該外面における該円弧の中心が該容器口部の内面に対する密着ポイントを構成し、該円弧は該容器口部の内径Dと同一の長さの直径を有し且つ該容器口部の中心軸線上に中心を有する仮想円上に位置する、ことを特徴とする中栓が提供される。
本発明によれば、また、上記中栓と、該中栓を覆うように容器口部に設けられる螺子キャップとからなり、該螺子キャップは、頂板部と頂板部周縁から降下したスカート壁と、該スカート壁の下端に破断可能なブリッジを介して設けられたタンパーエビデントバンドとからなり、該スカート壁の内面に、容器口部の外面と螺子係合する螺条が形成されていることを特徴とする複合容器蓋が提供される。
本発明によれば、さらに、頂板部と頂板部周縁から降下したスカート壁と、該スカート壁の下端に破断可能なブリッジを介して設けられたタンパーエビデントバンドとからなり、該スカート壁の内面に、容器口部の外面と螺子係合する螺条が形成されており、頂板部の内面には、スカート壁とは間隔をおいて、容器口部の内面に密着する外面を備えたシールリングが設けられているワンピースキャップにおいて、
中心軸線を通る縦断面図でみて、シールリングの該外面の少なくとも1mmは、該容器口部の内径Dと同一長さの直径を有する円の一部をなす円弧であり、該シールリングが容器口部内に挿入された状態においては、該容器口部の中心軸線を通る縦断面図でみて、該シールリングの該外面における該円弧の中心が該容器口部の内面に対する密着ポイントを構成し、該円弧は該容器口部の内径Dと同一の長さの直径を有し且つ該容器口部の中心軸線上に中心を有する仮想円上に位置する、ことを特徴とするワンピースキャップが提供される。
本発明においては、容器口部内に挿入され、容器口部の内面に密着してシールを形成するシールリングが、側断面でみて、その外面の少なくとも1mmが、該容器口部の内径Dを直径とする仮想円上に位置している。即ち、キャップの開栓に際して、キャップのスカート壁内面との摺擦等により、シールリングが傾いてしまったとしても、該シールリングの外面と容器口部内面との密着ポイント(シールポイント)は、上記の仮想円上に位置しているため、シールリングの外面と容器口部内面との密着は良好に維持されており、シール性が損なわれることがない。従って、開栓に際して、タンパーエビデントバンドを繋ぐブリッジが破断する前の段階でのシールブレークが有効に防止され、優れた開封履歴明示機能を確保することができる。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の中栓を示す、中心軸線を通る縦断面図であり、
図2は、図1の中栓を備えた複合容器蓋の容器口部に装着する前の状態を、一部を縦断面で示す正面図であり、
図3は、図1の複合容器蓋が容器口部に装着されている閉栓状態を示す、容器口部の中心軸線を通る縦断面図であり
図4は、図2の複合容器蓋が容器口部から開栓されるときにTEバンドを繋ぐブリッジの一部が破断したときの状態を示す、図3と同様の縦断面図であり、
図5は、本発明におけるシールリング構造を有するワンピースキャップが容器口部に装着されている状態を示す、容器口部の中心軸線を通る縦断面図である。
図1において、全体として1で示されている本発明の中栓は、例えば図2及び図3に示されているように、全体として2で示す螺子キャップ2と組み合わせで複合容器蓋として使用される。
図2及び図3を参照して、この中栓1は、外面に螺条51を備えた容器口部50内に嵌め込まれるものであり、螺子キャップ2内に保持され、一方、螺子キャップ2は、容器口部50内に嵌め込まれた中栓1を覆うようにして、容器口部50に螺子締結され、これにより、閉栓状態が形成され、容器口部50がシールされる。即ち、この複合容器蓋は、ポンチ等の治具を用いて中栓1を螺子キャップ2内に押し込み(図2参照)、この状態で、螺子キャップ2を容器口部50に螺子締結することにより、容器口部50に装着されるものである。
このような複合容器蓋を構成する中栓1及び螺子キャップ2は、それ自体公知の合成樹脂、例えば、ポリエチレン、アイソタクティクポリプロピレン、エチレン−ポリプロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂や、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ABS樹脂或いはポリカーボネート等の一体成形によって形成されるが、特に中栓1は、比較的軟質で可撓性の高い材料で形成され、螺子キャップ2は、比較的硬質で、強度の高い剛性材料で形成される。
螺子キャップ2は、頂板部5と、頂板部5の外周縁端部から下方に延びているスカート壁7とから形成されており、本発明において、かかる螺子キャップ2の頂板部5の内面からスカート壁7の内面にかけてのコーナー部には、中栓押圧部9が形成されている。
スカート壁7の内面には、容器口部50の外面に設けられている螺条51と螺子係合する螺条11が形成されており、更に、スカート壁7の外周面には、螺子キャップ2を手で旋回するときの滑り止め用のローレット13が設けられている。
また、スカート壁7の下端には、破断可能なブリッジ15を介してタンパーエビデントバンド(TEバンド)17が連結されている。このTEバンド17の内面には、容器口部50の外面に係合するフラップ片19が形成されており、容器口部50に装着されている螺子キャップ2を開栓方向に旋回すると、このフラップ片19が容器口部50の外面に設けられている顎部53の下側に当接し、TEバンド17の上昇が制限され、ブリッジ15が破断して螺子キャップ2から切り離されることにより、所望の開封履歴明示機能が達成されるというものである。
一方、中栓1は、天板21と、天板21の下面に形成されたシールリング23とを有している。即ち、このシールリング23が容器口部50に嵌め込まれ、その外面が容器口部50の内面に密着することによって容器口部50がシールされるようになっている。
特に図1から明らかなように、中栓1の天板21の外周縁部21aは、全体として下方に湾曲しており、前述したシールリング23の外側と外周縁部21aとの間に、凹部25が形成されるようになっている。即ち、螺子キャップ2を閉栓方向に旋回し、スカート壁7を降下させていくと、凹部25内に容器口部50の上端部が入り込み、且つ前述した螺子キャップ2に形成されている中栓押圧部9が天板21の外周縁部21aを下方に押圧し、これにより、容器口部50の上端は、凹部25内にがっちりと保持されるようになっている。
また、天板21の外周縁部21aには、その外周端の下側が切り欠かれてフラットな水平面21bが形成されている。即ち、螺子キャップ2を開栓すると、この水平面21bが螺子キャップ2の螺条11の上端に当接し、この結果、中栓1が上方に持ち上げられて、中栓1が螺子キャップ2と共に容器口部50から取り外されるようになっている。尚、水平面21bに螺条11を当接させて中栓1を上方に持ち上げる代わりに、例えば螺条11の上方に適当な案内突起を設け、この案内突起を水平面21bに当接させることにより、中栓1を上方に持ち上げて容器口部50から取り外すようにすることもできる。
本発明において、中栓1のシールリング23は、全体として外方に膨らんだ外面とフラットな内面とを有しており、下端部分は先細形状を有しているが、図1に示す縦断面図でみて、中栓1のシールリング23の外面の少なくとも一部が、容器口部50の内径Dと同一の長さの直径を有する円の一部をなす円弧であることが重要である。そして、図3に図示する如く、容器口部の中心軸線を通る縦断面図でみて、シールリング23の外面における上記円弧の中心が容器口部の内面に対する密着ポイント即ちシールポイントQを構成し、上記円弧は容器口部の内径Dと同一の長さの直径を有し且つ容器口部の中心軸線上に中心を有する仮想円P上に位置することが重要である。
即ち、図4に示されているように、螺子キャップ2を開栓していくと、螺子係合力が次第に低下していくため、螺子キャップ2のスカート壁7は、容器口部50の外面に対して傾きながら上昇し、このため、中栓1の天板21の外周縁部21aがスカート壁7の内面と摺擦し、中栓1(即ち、シールリング23)が全体として傾いてしまうことがある。しかるに、本発明においては、上記のようにシールポイントQが仮想円P上に位置しており、シールリング23の外面が一定の幅以上で仮想円P上に位置しているため、このような傾きが生じた場合、シールリング23の外面は、この仮想円P上で変動し、必ずシールポイントQが確保される。シールリング23の傾きは、仮想円Pの中心Oを支点としての回転となるからである。
従って、本発明では、図4に示されているように、中栓1(シールリング23)が全体として傾いた状態でTEバンド17とスカート壁7の下端とを繋ぐブリッジ15の一部が破断したときにおいても、シールポイントQが確保され、シール性が損なわれることがない。即ち、開栓に際して、TEバンド17を繋ぐブリッジ15が破断する前の段階でのシールブレークが有効に防止され、優れた開封履歴明示機能を確保することができる。
尚、本発明において、シールリング23の外面が仮想円P上に位置していたとしても、その長さが短いと、シールリング23の僅かな傾きにより、シールポイントを形成すべきシールリング23の外面が仮想円Pからずれてしまい、この結果、シールポイントQを確保することができなくなってしまう(即ち、シールリング23と容器口部50の内面との密着性が損なわれてしまう)。従って、本発明においては、シールリング23の外面の少なくとも1mm以上を仮想円P上に位置せしめるべきであり、特に好ましくは、図3でのシールポイントQとなる部分を中心として1mm以上、特に1.4mm以上、さらに好ましくは2mm以上の長さにわたって仮想円P上に位置せしめるのがよい。因みに、図2及び図3の例では、シールリング23の付け根部近傍からシールポイントQよりもさらに下方の部分までが仮想円P上に位置している。尚、仮想円P上に位置するシールリング23の外面の長さの上限は、シールリング23の長さに応じて、型抜き性が損なわれない程度に適宜決定される。
本発明において、上述した中栓1におけるシールリング23の形状は、ワンピースキャップにも適用でき、図5には、このようなワンピースキャップの側断面を容器口部とともに示した。
図5において、全体として30で示すワンピースキャップは、中栓1がなく、中栓1に形成されているシールリング23が頂板部5に設けられている点を除けば、基本的には、図2〜図4で示されている複合容器蓋の螺子キャップ2と同じ構造を有している。従って、図5では、図1及び図2〜図4と全く同じ印照数字を用い、図2〜図4の複合容器蓋中の部材と異なる部材についてのみ、異なる印照数字を用いた。
図5のワンピースキャップ30では、頂板部5の下面には、スカート壁7とは小間隔をおいて下方且つ内方に傾斜している環状小突起31が形成され、さらに、この環状小突起31の内側に、前記同様のシールリング23が設けられている。また、この環状小突起31とシールリング23との間に、偏平状の小突起33が環状に形成されている。即ち、このキャップ30を閉栓方向に旋回していくと、シールリング30が容器口部50内に嵌め込まれると同時に、容器口部50の上端部分は、環状小突起31にガイドされながら環状小突起31とシールリング23との間の空間に挿入され、容器口部50の内面がシールリング23の外面と密着してシールポイントQを形成し、また容器口部50の上端面は偏平状の小突起33に当接し、且つ容器口部50の外面は環状小突起31に密着して保持される。
上記のワンピースキャップ30においても、シールリング23の外面の所定の長さが、前記と全く同様に、容器口部50の内径を直径Dとする仮想円P上に位置しており、シールポイントQは、この仮想円P上に位置している。このため、TE性(開封履歴明示機能)の向上が図られている。即ち、このシールリング23の外面の少なくとも1mm以上が仮想円P上に位置せしめられ、特に好ましくは、シールポイントQとなる部分を中心として1mm以上、特に1.4mm以上、さらに好ましくは2mm以上の長さにわたって仮想円P上に位置せしめられる。
即ち、ワンピースキャップを開栓方向に旋回していくと、螺子係合の解除によりスカート壁7は上昇し、一方、TEバンド17では、フラップ片19が容器口部50の顎部53の下面に当接するため、その上昇が抑止され、ブリッジ15が破断し、TEバンド17はスカート壁7の下端から切り離される。この際、スカート壁7の傾斜によりシールリング23が傾いたとしても、シールリング23の外面が所定の長さで仮想円P上に位置しており、シールリング23の外面は、この仮想円P上で変動するため、必ずシールポイントQが確保される。即ち、このようなワンピースキャップ30においても、前述した複合容器蓋と全く同様に、開栓に際して、TEバンド17を繋ぐブリッジ15が破断する前の段階でのシールブレークが有効に防止され、優れた開封履歴明示機能を確保することができるのである。
本発明の中栓を示す、中心軸線を通る縦断面図。 図1の中栓を備えた複合容器蓋の容器口部に装着する前の状態を、一部を縦断面で示す正面図。 図1の複合容器蓋が容器口部に装着されている閉栓状態を示す、容器口部の中心軸線を通る縦断面図 図2の複合容器蓋が容器口部から開栓されるときにTEバンドを繋ぐブリッジの一部が破断したときの状態を示す、図3と同様の縦断面図。 本発明におけるシールリング構造を有するワンピースキャップが容器口部に装着されている状態を示す、容器口部の中心軸線を通る縦断面図
符号の説明
1:中栓
2:螺子キャップ
5:頂板部
7:スカート壁
15:ブリッジ
17:TEバンド
23:シールリング
P:仮想円
Q:シールポイント

Claims (4)

  1. 天板と、天板の内面から降下したシールリングとからなり、該シールリングを容器口部内に挿入したときに、その外面が該容器口部の内面に密着することにより、シールを形成するプラスチック製中栓において、
    中心軸線を通る縦断面図でみて、シールリングの外面の少なくとも1mmは、該容器口部の内径Dと同一長さの直径を有する円の一部をなす円弧であり、該シールリングが容器口部内に挿入された状態においては、該容器口部の中心軸線を通る縦断面図でみて、該シールリングの該外面における該円弧の中心が該容器口部の内面に対する密着ポイントを構成し、該円弧は該容器口部の内径Dと同一の長さの直径を有し且つ該容器口部の中心軸線上に中心を有する仮想円上に位置する、ことを特徴とする中栓。
  2. 請求項1に記載の中栓と、該中栓を覆うように容器口部に設けられる螺子キャップとからなり、該螺子キャップは、頂板部と頂板部周縁から降下したスカート壁と、該スカート壁の下端に破断可能なブリッジを介して設けられたタンパーエビデントバンドとからなり、該スカート壁の内面に、容器口部の外面と螺子係合する螺条が形成されていることを特徴とする複合容器蓋。
  3. 螺子キャップを開栓方向に回転させて容器口部から取り外す際に、該螺子キャップの螺条或いはキャップ内面に形成されている案内突起が中栓の天板内面の外周縁部に当接して、該中栓が該螺子キャップとともに、容器口部から取り外される請求項2に記載の複合容器蓋。
  4. 頂板部と頂板部周縁から降下したスカート壁と、該スカート壁の下端に破断可能なブリッジを介して設けられたタンパーエビデントバンドとからなり、該スカート壁の内面に、容器口部の外面と螺子係合する螺条が形成されており、頂板部の内面には、スカート壁とは間隔をおいて、容器口部の内面に密着する外面を備えたシールリングが設けられているワンピースキャップにおいて、
    中心軸線を通る縦断面図でみて、シールリングの外面の少なくとも1mmは、該容器口部の内径Dと同一長さの直径を有する円の一部をなす円弧であり、該シールリングが容器口部内に挿入された状態においては、該容器口部の中心軸線を通る縦断面図でみて、該シールリングの該外面における該円弧の中心が該容器口部の内面に対する密着ポイントを構成し、該円弧は該容器口部の内径Dと同一の長さの直径を有し且つ該容器口部の中心軸線上に中心を有する仮想円上に位置する、ことを特徴とするワンピースキャップ。
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