JP2014037249A - 開封検知複合キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器口部をシールするためのインナーキャップと該インナーキャップを覆うようにオーバーキャップが設けられている二重構造を有している複合キャップについて、開封明示機能を高めること。
【解決手段】インナーキャップ30と、該キャップ30に被せられるオーバーキャップ40と、これらキャップの間の位置に配置される開封明示用フィルム10とを備え、インナーキャップ30を容器口部20から取り除く際には、少なくともインナーキャップ20と相対的に移動する過程を含むように、前記オーバーキャップがインナーキャップ30に取り付けられており、インナーキャップ30には、オーバーキャップ40との相対移動に際して開封明示用フィルム10を破断するためのカッターとなる突起36が設けられ、オーバーキャップ40には、開封明示用フィルム10の破断を視認するための窓部46が設けられている開封検知複合キャップ。
【選択図】図2

Description

本発明は、内容物が充填されている包装容器の口部をシールするために使用される複合キャップに関するものであり、より詳細には、容器口部に設けられるインナーキャップと該インナーキャップに被せられるオーバーキャップとを備えており、容器口部の開封を検知することが可能な開封検知複合キャップに関する。
内容物が充填されている包装容器においては、いたずら防止や内容物の入れ替えなどによる不正使用を防止し、内容物の品質を保証するという観点から、内容物が充填されている包装容器の口部をシールしているキャップの開封を明示する機能が要求されている。
ところで、最近では、チャイルドレジスタンスやキャップの開封性向上、ICタグの装着、或いは開封と同時に内容物に所定の添加剤を混合するなどを目的として、キャップを二重構造とすることも知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
このような二重構造を有する複合キャップでは、インナーキャップにより容器の口部がシールされていると共に、インナーキャップを覆うようにオーバーキャップが設けられている。即ち、オーバーキャップの回転に連動してインナーキャップが開栓方向に回転するように設けられ、このオーバーキャップの回転に先立ってオーバーキャップを押し込むなどの操作が必要となる構造とした場合には、チャイルドレジスタンスを実現することができ、直ちにオーバーキャップを回転させることができる場合には、径の大きなオーバーキャップの回転により径の小さいインナーキャップを開栓方向に回転させることができるため、開栓性を向上させることができる。さらに、オーバーキャップにICタグを設けることにより、ICタグと内容物との接触などを防止し、ICタグに設けられているICチップに記憶された情報の読み取り或いはICチップへの情報の入力などを誤作動無しに確実に行うことができる。さらに、インナーキャップの上面に添加剤などを収容する空間を設けておき、オーバーキャップの回転により、インナーキャップの上面が破断するような構造とすれば、開封と同時に容器内容物に添加剤を混合することができる。
上述した二重構造を有する複合キャップにおいて、開封明示機能を持たせるためには、例えば特許文献3に示されているように、オーバーキャップの下端にストッパーバンドを設けるという手段が最も一般的である。
即ち、オーバーキャップの下端に、インナーキャップ或いは容器口部の外面とがっちり係合しているストッパーバンドを設け、このバンドを引き剥がさない限り、オーバーキャップの旋回或いは押し込みなどの操作を行うことができないような構造とするわけである。
従って、ストッパーバンドが引き剥がされていることから、一般の消費者は、容器の口部が開封されたとの事実を認識することができるのであるが、ストッパーバンドが引き剥がされていることを、一般消費者が気付かない場合が多い。ストッパーバンドが引き剥がされてしまっている状態でも、上方の形態は、通常のオーバーキャップと全く同じ形態を有しているからである。
このように、ストッパーバンドにより開封明示機能を付与するには、その機能が不十分であり、さらなる改善が求められている。
実開昭62−168349号公報 WO2009/154292 特開2012−12030号公報
従って、本発明の目的は、容器口部をシールするためのインナーキャップと該インナーキャップを覆うようにオーバーキャップが設けられている二重構造を有している複合キャップについて、開封明示機能を高めることにある。
本発明によれば、容器口部に設けられるインナーキャップと、該インナーキャップに被せられるオーバーキャップと、該インナーキャップと該オーバーキャップとの間の位置に配置される開封明示用フィルムとを備えた開封検知複合キャップにおいて、
前記インナーキャップを容器口部から取り除く際には、少なくともインナーキャップと相対的に移動する過程を含むように、前記オーバーキャップは該インナーキャップに取り付けられており、
前記インナーキャップには、前記オーバーキャップとの相対移動に際して前記開封明示用フィルムを破断するためのカッターとなる突起が設けられ、
前記オーバーキャップには、前記開封明示用フィルムの破断を視認するための窓部が設けられていることを特徴とする開封検知複合キャップが提供される。
本発明の複合キャップでは、インナーキャップによる容器口部のシールを解除(即ち、開封)する際には、オーバーキャップとインナーキャップとが相対的に移動することになるが、このような相対移動によって開封明示用フィルムが破断し、この破断を、窓部を通して外部から目視することができる。従って、本発明の包装容器は、優れた開封明示機能を有する。
また、本発明の複合キャップでは、
(1)前記開封明示用フィルムとしてホログラムフィルムを用いること、
が好適である。
ホログラムフィルムを用いた場合には、該フィルムのホログラムパターンが形成されている部分を破断することにより、ホログラム像が表示されなくなり、このことからホログラムフィルムの破断、即ち、開封の事実を確実に視認することができるからである。通常の印刷像が形成された画像フィルムを開封明示用フィルムとして用いた場合には、フィルムの破断により像が見えなくなるというよりは、フィルムの引き裂き或いは捲れなどにより、像の一部が損傷し或いは歪んだりすることとなり、画像が全く表示されない場合と比較すると、視認性がやや劣ったものとなる。
さらに、本発明においては、
(2)前記インナーキャップは、螺子係合により容器口部に設けられるものであって、頂板と、頂板周縁から降下しており且つ内面に容器の口部外面に螺子係合する螺条を備えた筒状壁とを有しており、該頂板上面に、カッターとなる前記突起が形成されていると共に、
前記オーバーキャップは、頂壁パネルと、頂壁パネル周縁から降下したスカートとを有しており、該頂壁パネルに前記窓部が設けられ、且つ該頂壁パネルの下面に前記開封明示用フィルムが取り付けられており、
前記オーバーキャップのスカート内面と、前記インナーキャップの筒状壁外面との間には、該インナーキャップに被せられたオーバーキャップの回転を該インナーキャップに伝達するための係合手段が設けられており、
前記インナーキャップの頂板上面と、該インナーキャップに被せられている前記オーバーキャップの頂壁パネル下面との間には間隔が保持されていること、
が好ましい。
即ち、かかる態様においては、オーバーキャップを回転させるという通常の簡単な操作に連動してインナーキャップによる容器口部のシールを解除することができ、この間に自動的に開封明示用フィルムが破断し、開封の事実が明示されるからである。
また、かかる態様によれば、種々の手段を採用して、開封に際しての開封明示用フィルムの破断及びインナーキャップの開栓方向への回転による開封を容易に且つ確実に行うことができる。
例えば、本発明において、
(3)前記オーバーキャップのスカート下端にはストッパーバンドが設けられており、該ストッパーバンドは、前記インナーキャップの筒状側壁の下端よりも下方に位置し且つ該オーバーキャップの上昇及び/または降下が規制されるように、容器の口部外面と係合していること、
という手段を採用することにより、容器の開封前のオーバーキャップの移動による開封明示用フィルムの破断を有効に防止することができる。
また、上記のようなストッパーバンドが設けられている複合キャップでは、
(4)前記インナーキャップの筒状壁の外面及び前記オーバーキャップのスカート内面には、互いに対応して当接する多面体部が形成されており、これら多面体部が、前記係合手段として機能するものであり、前記オーバーキャップを前記インナーキャップが開栓する方向に回転させたとき、該オーバーキャップの上昇は前記ストッパーバンドにより抑制され、該インナーキャップは開栓方向に回転して上昇し、前記開封明示用フィルムが前記突起により破断され、該フィルムの破断後に、ストッパーバンドと容器口部との係合が解除され或いは該ストッパーバンドが該オーバーキャップのスカートから切り離されること、
という態様を採用することができる。
この態様では、直ちにオーバーキャップを回転させての開封明示用フィルムの破断及び容器の開封を行うことができる。
また、インナーキャップは、オーバーキャップが被せられている状態で容器口部から取り外されるが、オーバーキャップから容易に分離することができ、インナーキャップのみをリシールに容易に利用することができるという利点もある。
特に、本発明において、
(5)前記ストッパーバンドが前記オーバーキャップのスカート下端から切り離し可能に設けられていること、
という態様を採用した場合には、ストッパーバンドを切り離した後、開封明示用フィルムの破断及び開封操作が行われる。そのため、開封明示用フィルムだけでなく、ストッパーバンドの存在自体によっても、容器が未開封の状態にあることを確認することができ、開封明示機能をより向上させ、いたずら防止や容器内容物の品質保証の点で極めて有利となる。
また、上記のように、ストッパーバンドがオーバーキャップから切り離し可能に設けられている場合には、
(6)前記インナーキャップの筒状壁の外面及び前記オーバーキャップのスカート内面には、それぞれ、互いに螺子係合する螺条が形成されており、これら螺条が前記係合手段として機能すると共に、該筒状壁外面とスカート内面との螺子係合は、前記インナーキャップの筒状壁の内面と容器の口部外面との螺子係合に対して逆螺子の関係にあり、前記ストッパーバンド切り離し後、該オーバーキャップの回転に伴う降下により、前記開封明示用フィルムが、前記突起により破断され、さらにオーバーキャップの回転を続けることにより、前記インナーキャップは開栓方向に回転すること、
という手段を採用することもできる。
この態様は、ストッパーバンドを切り離した後、直ちにオーバーキャップを回転させるという動作のみで開封明示用フィルムの破断及び容器の開封を行うことができるので、上記(5)の態様の利点に加え、操作が極めて容易であるという利点がある。
さらに、ストッパーバンドがオーバーキャップから切り離し可能に設けられている場合には、
(7)前記オーバーキャップの頂壁パネルの下面には、下方に突出した突出部が形成されており、前記インナーキャップの頂板の上面には、前記突出部が嵌合し得る凹部が形成されており、該突出部と凹部とが前記係合手段であり、前記ストッパーバンドを切り離して前記オーバーキャップを押し込んだとき、前記開封明示用フィルムが、前記突起により破断されると同時に、前記突出部が前記凹部内に入り込んで係合し、該オーバーキャップによる該インナーキャップの開栓方向への回転が可能となること、
という態様も採用することができる。
この態様では、ストッパーバンドを切り離した後、一旦、オーバーキャップを押し込むという操作が必要となる。このため、幼児などが開封を行い難いという所謂チャイルドレジスタンス性に優れ、特に、内容物が医薬品などの容器のキャップとして好適に使用される。
上述した本発明の複合キャップでは、ICタグを前記開封明示用フィルムの下面に取り付けることもできる。この場合、開封明示用フィルムだけでなく、ICタグも破断し、開封明示用フィルムを観察することによって開封の有無を確認できるだけでなく、ICタグのICチップからの情報の読み取り(或いは読み取り不能)によっても、開封の有無を確認できる。
本発明の複合キャップに使用される開封明示用フィルムの代表的な構造を示す概略側断面図。 スライド型構造を有する本発明の複合キャップの側断面を容器口部と共に示す図。 図2の複合キャップの分解斜視図。 図2の複合キャップにおけるオーバーキャップの切断斜視図。 逆螺子型構造を有する本発明の複合キャップの側断面を容器口部と共に示す図。 図5の複合キャップの分解斜視図。 図5の複合キャップにおけるオーバーキャップの切断斜視図。 図5の複合キャップにおける開封明示用フィルム破断時の側断面図。 嵌合型構造を有する本発明の複合キャップの側断面を容器口部と共に示す図。 図9の複合キャップの分解斜視図。 図9の複合キャップにおけるオーバーキャップの切断斜視図。 図9の複合キャップにおける開封明示用フィルム破断時の側断面図。 本発明の複合キャップを既存の包装容器に適用する方法を説明するための図。
<開封明示用フィルム>
本発明で用いる開封明示用フィルムは、破断した状態が目視で認識できるもの、例えば画像部を有するフィルムが使用される。
このような開封明示用フィルムの代表的なものは、ホログラムフィルムとも称されるものであり、それ自体周知のものである。即ち、このようなホログラムフィルムは、図1において、全体として200で示されており、フィルム乃至シート状の基材201の上に、画像領域Xを有するホログラム層203が形成された構造を有する。
基材201は、このホログラムフィルムがカッターとして機能する樹脂製の突起により破断可能である限り、特に制限されず、アルミ箔等の金属箔や樹脂製のシート乃至フィルムであってよく、また、樹脂製のシート乃至フィルムの表面にAl等の金属やその酸化物などの蒸着層が形成されたものであってもよい。一般的には、画像領域X上に発現するホログラム像が明瞭に視認されるように、反射性の表面を有するものが好ましく、例えば金属箔や金属乃至金属酸化物の蒸着層を表面に備えた樹脂製シート乃至フィルムが好適である。
ホログラム層203の画像領域Xは、微細な凹部205を小間隔で配列することにより形成されるものであり、凹部205の大きさ及びその間隔は、可視光波長(約400nm〜700nm)に近いものである。即ち、このような凹部205の多数が規則的に配列されていることにより、光の回折が生じ、例えば基材201の表面での反射光について、これら凹部205間で光路差による光の干渉が生じ、画像領域Xにホログラム像が発現するわけである。
従って、ホログラム層203は、注型、型押し、レーザ加工、フォトレジスト等の手段で所定の配列パターンで微細な凹部205を形成させ得るような光透過性の樹脂で形成されていればよく、例えば各種の熱可塑性樹脂、熱乃至光硬化型樹脂、感光性樹脂等で形成されていてよい。
また、図1には示されていないが、上述したホログラム層203の上には、凹部205内への異物の侵入等を防止するために、適宜、透明な保護樹脂層を設けることもできる。このような透明な保護樹脂層は、例えば、艶出し用の仕上げニスとして使用されている熱硬化性樹脂塗料、熱可塑性樹脂塗料、紫外線硬化型塗料等により形成される。
何れにしろ、上記のような構造のホログラムフィルム200は、画像領域Xが破壊されたとき、ホログラム像が消失するものであり、本発明では、これを利用して容器が開封されたという事実を示すのである。
また、本発明において、開封明示用フィルムとしては、上述したホログラムフィルム200に限定されるものではなく、開封操作で破断し且つ破断が外部から視認することができる限り、紙シート、金属箔、或いは樹脂フィルムなどの基材に、通常の印刷によりインキ像が形成された印刷フィルムなどを使用することもできる。勿論、この場合にも、形成されるインキ像は外部から視認される位置に形成される。
但し、本発明においては、偽造防止などに加え、画像の消失により破断の事実を示すために開封明示性に優れているという観点から、上述したホログラムフィルム200を開封明示用フィルムとして使用することが最適である。
<開封検知複合キャップ>
本発明の開封検知複合キャップ(以下、単に複合キャップと呼ぶ)は、容器口部に装着され、容器口部をシールするインナーキャップと、このインナーキャップに被せられるオーバーキャップとを備え、このインナーキャップとオーバーキャップとの間に、例えば前述したホログラムフィルムなどの開封明示用フィルムが設けられた構造を有しており、オーバーキャップを用いてインナーキャップによる容器口部のシール解除(即ちインナーキャップの開栓)に際して、これらキャップ間の相対移動を利用して、インナーキャップに設けられた突起部(カッター)により開封明示用フィルムを破断し、この破断の事実が、オーバーキャップに設けられた窓部から視認することができ、かくして一般の消費者は、開封明示用フィルムの破断を通じて開封の事実を認識することができるのである。
従って、本発明の複合キャップでは、開封に際してオーバーキャップとインナーキャップとが相対的に移動する過程を含んでおり、具体的には、オーバーキャップを用いてインナーキャップを開栓方向に移動させるという構造が採用される。このような構造は特に制限されず、適宜の形態を有していてよいが、一般的には、インナーキャップの開栓が回転という制御し易く且つ簡単な操作により行うことができるという観点から、インナーキャップが容器口部に螺子係合により装着される構造を有していることが好適である。
このような螺子係合形式を有する本発明の複合キャップは、その開封形式及び開封明示用フィルムの破断形式に応じて、スライド型、逆螺子型及び嵌合型の3つのタイプに大きく分けられる。
<スライド型複合キャップ>
図2乃至図4を参照して、このタイプの複合キャップは、螺子係合によりボトル等の容器の口部(全体として20で示す)に設けられるインナーキャップ(全体として30で示す)と、このインナーキャップ30に被せるようにして設けられているオーバーキャップ(全体として40で示す)とを備えている。
容器口部20の外面には、上方に螺条21が形成され、その下方に顎部23が形成され、さらにその下方には、最も径の大きい突出部であるサポートリング25が形成されている。
インナーキャップ30は、頂板(top plate)31と、頂板周縁から降下している筒状壁32とを有しており、筒状壁32の内面には、図2に示されているように、螺条33が設けられている。即ち、この螺条33と容器口部20の外面の螺条21との螺子係合により、インナーキャップ30は、容器口部20に保持されている。
また、上記の筒状壁32の下端には、インナーキャップ20をがっちりと保持するための保持バンド34が筒状壁32と一体に設けられている。即ち、この保持バンド34は、図2に示されているように、容器口部20の外面の顎部23の下側にまで延びており、その内面には、顎部23の下側の面と係合している係合突起(或いはフラップ片)34aが形成されており、かかる係合突起34aと顎部23との係合により、インナーキャップ30ががっちりと容器口部20の外面に保持されるようになっている。
さらに、図3から理解されるように、このスライドタイプの複合キャップでは、筒状壁32の外面は多面体形状となっており、この面が、後述するオーバーキャップ40と係合するようになっている。
一方、インナーキャップ30の頂板31の下面の周縁部分には、前記筒状壁32と間隔をおいて、インナーリング35が設けられている(図2参照)。即ち、容器口部20の上端は、筒状壁32とインナーリング35との間の空間に入り込んでおり、インナーリング35の外面が容器口部20の上端部分の内面に密着することにより、容器内部の密封性が確保されるようになっている。
また、頂板31の上面には、その中心部分に、カッターとなる突起36が形成されており、この突起36により、オーバーキャップ40に取り付けられている開封明示用フィルム10を破断するようになっている。
上述したインナーキャップ30に被せて固定されるオーバーキャップ40は、頂壁パネル(top panel)41と、頂壁パネル41の周縁から降下したスカート42とを有している。
スカート42の内面の上部には、図4に示されているように、前述したインナーキャップ30の筒状壁32の外面の多面体に対応する多面体部43が形成されている。即ち、この多面体部43が、インナーキャップ30の筒状壁32の外面の多面体と係合することにより、オーバーキャップ40の回転によってインナーキャップ30を回転させることが可能となる。
また、スカート42の外面には、オーバーキャップ40の回転を容易にするためのローレット42aが形成されている。
さらに、スカート42の下端には、図2に示されているように、ストッパーとなるバンド部44が形成されており、この内面には、係合突起44aが形成されており、この係合突起44aが、容器口部20の外面のサポートリング25の下面と係合することにより、オーバーキャップ40の上昇が規制されるようになっている。この場合、係合突起44aは、サポートリング25の下面に強く係合し、その係合力は、インナーキャップ30の保持バンド34(係合突起34a)と顎部23との係合力よりも強くなるように設定されている。
スカート42の下端とバンド部44との境界部には、その内面に段差45が形成されている。即ち、この段差45がサポートリング25の上面と係合することにより、オーバーキャップ40の降下が規制されるようになっている。
頂壁パネル41には、開封明示用フィルムの破断の有無を確認するための窓部46が設けられている。また、この下面には、図2に示されているように、前述した開封明示用フィルム10が取り付けられている。尚、図4では、この開封明示用フィルム10は省略されている。
窓部46は、頂壁パネル41を貫通する孔である。また、該孔を透明フィルム等で覆ったものであってもよい。該窓部46は、突起36に対応する位置に設けられ、頂壁パネル41の中心部に設けることが好ましい。窓部46の形状には、特に制限はない。
開封明示用フィルム10は、先にも述べた通り、その大きさを調整しての嵌め込みにより、頂壁パネル41の下面に取り付けられていてもよいし、接着剤或いはヒートシールなどにより、取り付けられていてもよい。
この場合、窓部46上に位置する部分が突起36により破断される箇所となるため、この位置に開封明示用フィルム10の画像領域(図1においてXで示される領域)が位置するように取り付けられる。
図2に示されているように、容器口部20に装着されているインナーキャップ30に被せての打栓によりオーバーキャップ40を設けたとき、スカート42の下端とバンド部44の係合突起44aは、容器口部20の外面のサポートリング25の下側に位置するが、バンド部44とスカート42との境界部の段差45がサポートリング25の上面に係合するため、オーバーキャップ40の頂壁パネル41の下面とインナーキャップ30の頂板31の上面との間に一定の間隔が確保され、この結果、開封明示用フィルム10は破断されずに保持されている。
上記のような構造を有する本発明のスライド型複合キャップでは、オーバーキャップ40を開栓方向に回転すると、スカート42の内面の多面体部43とインナーキャップ30の筒状壁32の外面(多面体面)とが係合するため、インナーキャップ30も開栓方向に回転することとなる。
従って、インナーキャップ30は、螺子係合の解除により、容器口部20の外面に沿って上昇し、係合突起34aは、容器口部20の外面に形成されている顎部23を乗り越えることとなる。一方、オーバーキャップ40では、バンド部44の係合突起44aが容器口部20のサポートリング25に強く係合しているため、その上昇は制限されている。従って、オーバーキャップ40の開栓方向への回転を続けていくと、インナーキャップ30の頂板31に設けられている突起(カッター)36がオーバーキャップ40の頂壁パネルに取り付けられている開封明示用フィルム10を突き破り、さらに回転を続けていくと、オーバーキャップ40はインナーキャップ30により上方に押され、従って、バンド部44の係合突起44aが容器口部20のサポートリング25を乗り越え、インナーキャップ30と共に上昇し、インナーキャップ30に被せられたまま、容器口部20から取り外されることとなる。
このようにして容器口部20から取り外されたインナーキャップ30及びオーバーキャップ40は、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたまま、容器口部20に装着してリシールに供することもできるし、オーバーキャップ40を外してインナーキャップ30のみをリシールに供することもできる。
上述した説明から理解されるように、インナーキャップ30が一旦容器口部20から取り外されて容器が開封されると、オーバーキャップ40に設けられている開封明示用フィルム10が破断する。従って、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたまま、容器口部20に装着してリシールされていた場合にも、一般の需要者は、窓部46から観察することによって開封の事実を正確に認識することができる。このことから、このような包装体は、いたずら防止機能に優れ、また内容物入れ替えなどの不正使用も、開封事実を認識することにより有効に防止することができる。
また、オーバーキャップを開栓方向に回転させるという単純な操作のみで、開封明示用フィルム10の破壊及びインナーキャップ30の容器口部20から取り外し(開封)をおこなうことができる。
<逆螺子型複合キャップ>
図5乃至図8を参照して、このタイプの複合キャップも、前述したスライド型複合キャップと同様、容器の口部20に、螺子係合によりインナーキャップ30が装着されており、このインナーキャップ30の上に、オーバーキャップ40が被せられている。
容器口部20の外面には、上から順に、螺条21、顎部23及びサポートリング25が形成されている。
インナーキャップ30は、頂板31と、頂板周縁から降下している筒状壁32とを有しており、筒状壁32の内面には、図5に示されているように、容器口部20の外面の螺条21と螺子係合する螺条33が設けられており、この螺子係合により、インナーキャップ30は、容器口部20に保持されている。
また、インナーキャップ30の頂板31の下面の周縁部分には、前記筒状壁32と間隔をおいて、インナーリング35が設けられている(図5参照)。即ち、前述したスライド式包装容器と同様、容器口部20の上端は、筒状壁32とインナーリング35との間の空間に入り込んでおり、インナーリング35の外面が容器口部20の上端部分の内面に密着して密封性が確保される。
この逆螺子型複合キャップにおいても、頂板31の上面には、その中心部分に、カッターとなる突起36が形成されており、この突起36により、オーバーキャップ40に取り付けられている開封明示用フィルム10を破断するようになっている。
かかる逆螺子型複合キャップでは、インナーキャップ30の筒状壁32の外面には、オーバーキャップ40と螺子係合する螺条37が設けられている。
また、筒状壁32の下方部分は裾広がり部32aとなっている。
一方、オーバーキャップ40は、頂壁パネル41と、頂壁パネル41の周縁から降下したスカート42とを有している。
スカート42の内面には、インナーキャップ30の筒状壁32の外面の螺条37と螺子係合する螺条47が設けられているが、この螺子係合は、インナーキャップ30の内面と容器口部20の外面の螺子係合(螺条21と螺条33との螺子係合)とは逆螺子の関係にある。即ち、オーバーキャップ40とインナーキャップ30との螺子係合が開放される回転方向は、インナーキャップ30と容器口部20との螺子係合が締まる回転方向となり、オーバーキャップ40とインナーキャップ30との螺子係合が締まる回転方向は、インナーキャップ30と容器口部20との螺子係合が開放される回転方向となる。
また、スカート42の内面の下端は、若干内包に突出した段差部48となっており、この段差部48が、インナーキャップ30の筒状壁32の裾広がり部32aの下端に係合しており、これにより、オーバーキャップ40のすっぽ抜けが有効に防止されている。
さらに、スカート42の下端には、ストッパーバンド50が、引き裂き可能な橋絡部51を介して連結されており、このバンド50の外面には、これを引き剥がす際の摘み53設けられている。即ち、このストッパーバンド50は、摘み53を周方向に引っ張ることにより、橋絡部51が引き裂かれ、スカート42から容易に引き剥がされる。
尚、図7では、ストッパーバンド50が引き剥がされた状態のオーバーキャップ40が示されている。
さらに、ストッパーバンド50の内面には、若干凹んだ凹面50aが形成され、その下端には、係合突起55が形成されている。図5から理解されるように、サポートリング25が、この凹面50a内に入り込むことにより、前述したスカート42の内面の下端の段差48と筒状壁32の裾広がり部32aとの係合と相俟って、オーバーキャップ40の上昇が規制され、係合突起55が容器口部20の外面のサポートリング25の下面と係合することにより、オーバーキャップ40の降下が規制されている。
さらに、頂壁パネル41には、スライド式包装容器と全く同様、その中心部分に、インナーキャップ30の頂板31の上面に設けられている突起(カッター)36に対応するように、開封明示用フィルムの破断を確認するための窓部46が設けられている共に、開封明示用フィルム10が取り付けられている(図5参照)。尚、図7では、この開封明示用フィルム10及び前述した係合片42aは省略されている。
この開封明示用フィルム10も、前述したスライド型複合キャップと同様、その大きさに応じて嵌め込み等の機械的手段で頂壁パネル41の下面に取り付けられていてもよいし、接着剤或いはヒートシールなどにより取り付けられていてもよい。
また、この開封明示用フィルム10の画像領域(図1においてXで示される領域)が、窓部46上に位置するように取り付けられる。
このような複合キャップでは、容器口部20に装着されているインナーキャップ30に被せての打栓によりオーバーキャップ40を設けたとき、上述したストッパーバンド50(凹部50a及び係合突起55)と容器口部20(サポートリング25)との係合により、オーバーキャップ40の頂壁パネル41の下面とインナーキャップ30の頂板31の上面との間に一定の間隔が確保され、開封明示用フィルム10が破断されないように、オーバーキャップ40が保持されている。
かかる逆螺子型複合キャップの開封操作では、先ず、摘み53を持っての引き剥がしを行い、ストッパーバンド50をオーバーキャップ40(スカート42)から切り離し、これにより、オーバーキャップ40は、上昇可能となる。
次いで、図8に示されているように、オーバーキャップ40をインナーキャップ30が容器口部20から解放される方向(開栓方向、図中、矢印で示す)に回転すると、スカート42の内面の螺条47とインナーキャップ30の螺条37との螺子係合により(キャップ30と容器口部20との螺子係合に対して逆螺子の関係にある)、オーバーキャップ40はインナーキャップ30に対して相対的に締まる方向に降下するが、インナーキャップ30は、開栓方向に回転し、容器口部20との螺子係合が解除されていき、容器口部20に対して上昇していく。
従って、オーバーキャップ40の開栓方向への回転を続けていくと、インナーキャップ30の頂板31に設けられている突起(カッター)36がオーバーキャップ40の頂壁パネルに取り付けられている開封明示用フィルム10を突き破り、さらに回転を続けていくと、オーバーキャップ40はインナーキャップ30と共に上昇し、インナーキャップ30に被せられたまま、容器口部20から取り外されることとなる。
このようにして容器口部20から取り外されたインナーキャップ30及びオーバーキャップ40は、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたままの打栓により、容器口部20に装着してリシールに供することもできるし、オーバーキャップ40を外してインナーキャップ30のみをリシールに供することもできる。
上述したように、この逆螺子型複合キャップにおいても、インナーキャップ30が一度容器口部20から取り外されて容器が開封されると、オーバーキャップ40に設けられている開封明示用フィルム10が破断する。従って、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたまま、容器口部20に装着してリシールされていた場合にも、一般の需要者は、開封の事実を正確に認識することができる。このことから、このような複合キャップは、いたずら防止機能に優れ、また内容物入れ替えなどの不正使用も、開封事実を認識することにより有効に防止することができる。
かかる逆螺子型複合キャップは、ストッパーバンド50を切り離さないと開封操作を行うことができないため、開封明示用フィルム10の破断とストッパーバンド50の切り離しとの両方で開封を検出することができ、内容物の品質保証機能に極めて優れている。
<嵌合型複合キャップ>
図9乃至図12を参照して、嵌合型複合キャップにおいても、螺子係合により容器の口部20に装着されるインナーキャップ30と、このインナーキャップ30の上に被せられたオーバーキャップ40とを備えている。
容器口部20の外面は、前述したスライド型及び逆螺子型の複合キャップについて説明したボトルの外面と同様であり、上から順に、螺条21、顎部23及びサポートリング25が形成されている。
インナーキャップ30は、頂板31と、頂板周縁から降下している筒状壁32とを有しており、筒状壁32の内面には、図9に示されているように、容器口部20の外面の螺条21と螺子係合する螺条33が設けられており、この螺子係合により、インナーキャップ30は、容器口部20に保持されている。
また、筒状壁32の外面には、その上部に、インナーキャップ30のリシール時の開栓や閉栓に際しての手での回転を容易に行えるようにローレットが形成されている。
また、筒状壁32の下方部分は裾広がり部32aとなっている。
インナーキャップ30の頂板31の下面の周縁部分には、前記筒状壁32と間隔をおいて、インナーリング35が形成されており(図9参照)、容器口部20の上端が、筒状壁32とインナーリング35との間の空間に入り込み、インナーリング35の外面が容器口部20の上端部分の内面に密着して密封性が確保されている。
また頂板31の上面には、その中心部分に、カッターとなる突起36が形成されており、この突起36により、オーバーキャップ40に取り付けられている開封明示用フィルム10を破断するようになっている。
さらに、この嵌合型複合キャップでは、図10に示されているように、頂板31の上面の周縁部には、適当な間隔を置いて、嵌合用切り欠き部60が形成されている。この切り欠き部60にオーバーキャップ40を係合せしめ、オーバーキャップ40を回転させることにより、インナーキャップ30を回転させることができる。
一方、オーバーキャップ40は、頂壁パネル41と、頂壁パネル41の周縁から降下したスカート42とを有しているとともに、スカート42の内面の下端は、若干内包に突出した段差部48となっている。即ち、この段差部48が、インナーキャップ30の筒状壁32の裾広がり部32aの下端に係合しており、これにより、オーバーキャップ40のすっぽ抜けが有効に防止されている。
また、スカート42の下端には、前述した逆螺子型複合キャップと同様、ストッパーバンド50が、引き裂き可能な橋絡部51を介して連結されており、このバンド50の外面には、これを引き剥がす際の摘み53設けられている。
即ち、このストッパーバンド50は、摘み53を周方向に引っ張ることにより、橋絡部51が引き裂かれ、スカート42から容易に引き剥がされる。
また、ストッパーバンド50の内面には、凹んだ凹面50aが形成されている。図9から理解されるように、サポートリング25が、この凹面50a内に入り込んでおり、オーバーキャップ40のさらなる降下が規制されている。
さらに、頂壁パネル41には、スライド式複合キャップと全く同様、その中心部分に、インナーキャップ30の頂板31の上面に設けられている突起(カッター)36に対応するようにして、開封明示用フィルムの破断を確認するための窓部46が設けられていると共に、開封明示用フィルム10が取り付けられている(図9参照)。
尚、図11では、この開封明示用フィルム10は省略されている。
この開封明示用フィルム10も、その大きさに応じて嵌め込み等の機械的手段で頂壁パネル41の下面に取り付けることもできるし、接着剤或いはヒートシールなどにより取り付けることもできる。
また、この開封明示用フィルム10も画像領域(図1においてXで示される領域)が窓部46上に位置するように取り付けられる。
さらに、頂壁パネル41の下面には、その周縁部に、前述したインナーキャップ30の嵌合用切り欠き部60に対応するように、嵌合用凸部62が形成されている(図11参照)。
即ち、このような複合キャップにおいては、オーバーキャップ40が被せられているインナーキャップ30の打栓により、これらのキャップ30,40が容器口部20に装着されるが、このとき、嵌合用凸部62が嵌合用切り欠き部60上に位置するように設定されている。また、上述したストッパーバンド50(凹部50a)と容器口部20(サポートリング25)との係合により、オーバーキャップ40の頂壁パネル41の下面とインナーキャップ30の頂板31の上面との間には、開封明示用フィルム10が破断されないように一定の間隔が確保されている。
このような構造を有する嵌合型複合キャップの開封操作においても、前述した逆螺子型複合キャップと同様、先ず、摘み53を持っての引き剥がしを行い、ストッパーバンド50をオーバーキャップ40(スカート42)から切り離し、これにより、オーバーキャップ40は、降下可能となる。
次いで、このオーバーキャップ40を押し込むことにより、嵌合用凸部62が嵌合用切り欠き部60内に嵌め込まれると同時に、インナーキャップ30の頂板31に設けられている突起(カッター)36がオーバーキャップ40の頂壁パネルに取り付けられている開封明示用フィルム10を突き破り、窓部46内に侵入することとなる。
この後、オーバーキャップ40を開栓方向に回転させると、嵌合用凸部62が嵌合用切り欠き部60内に嵌め込まれているため、インナーキャップ30も開栓方向に回転し、容器口部20との螺子係合が解除されていき、オーバーキャップ40が被せられたまま、インナーキャップ30が容器口部20から取り外されることとなる。
このようにして容器口部20から取り外されたインナーキャップ30及びオーバーキャップ40は、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたまま、容器口部20に装着してリシールに供することもできるし、オーバーキャップ40を外してインナーキャップ30のみをリシールに供することもできる。
上述したように、この嵌合型複合キャップにおいても、インナーキャップ30が一旦容器口部20から取り外されて容器が開封されると、オーバーキャップ40に設けられている開封明示用フィルム10が破断し、インナーキャップ30にオーバーキャップ40が被せられたまま、容器口部20に装着してリシールされていた場合にも、一般の需要者は、開封の事実を正確に認識することができる。このことから、このような包装体は、いたずら防止機能に優れ、また内容物入れ替えなどの不正使用も、開封事実を認識することにより有効に防止することができる。
かかる嵌合型複合キャップの開封には、ストッパーバンド50を切り離し、さらにオーバーキャップ40を押し込んでの回転という操作が必要であり、従って、幼児が簡単に開封を行ってしまうという不都合を有効に防止することができ、チャイルドレジスタンス性に優れている。
また、開封明示用フィルム10の破断とストッパーバンド50の切り離しとの両方で開封を検出することができるため、内容物の品質保証機能に極めて優れている。
さらに、上述した嵌合型複合キャップにおいては、インナーキャップ30及びオーバーキャップ40を容器口部20に位置ずれなく正確に装着するために、オーバーキャップ40のスカート42の外面に、位置決め用の縦リブを適宜の数設けることが好ましい。
即ち、この複合キャップでは、始めにオーバーキャップ40をインナーキャップ30に被せるが、このとき、嵌合用凸部62が嵌合用凹部60の間に位置するように、位置決めリブを用いて設定する。これにより、オーバーキャップ40(嵌合用凸部62)が深く降下しての開封明示用フィルム10の破断を確実に防止することができる。
また、上記のようにしてオーバーキャップ40が被せられているインナーキャップ30は、容器口部20に打栓され、次いで、オーバーキャップ40を閉栓方向に回転させ、先に述べた位置決めリブの位置を利用して、嵌合用凸部62が嵌合用凹部60上に位置するように設定することにより、図9に示されている構造の嵌合式複合キャップが組み立てられる。
本発明の複合キャップでは、開封明示用フィルム10は、オーバーキャップ40に取り付けられ、別個の部材にまたがるようにして設けられるものではなく、また、開封に際して切り取られてしまうバンド部に開封明示用フィルム10が取り付けられることはなく、従って、開封明示用フィルム10の取り付け作業、インナーキャップ30やオーバーキャップ40のキャッピング作業も容易に行うことができ、これらの作業に際しての開封明示用フィルム10の破断も有効に防止されている。
また、オーバーキャップ40の開栓と連動して容器口部20をシールしているインナーキャップ30の開栓が行われる為、容器口部の開封に手間がかからない。
さらに、上述した本発明の各種タイプの複合キャップには、開封明示用フィルム10の破断が阻害されない限りにおいて、開封明示用フィルム10の裏面(窓部46が位置する側とは反対側の面)にICタグを取り付け、開封に際して、突起(カッター)36によって開封明示用フィルム10と共にICタグが破壊されるようにすることもできる。ICタグは、フィルム基材の表面に、各種の情報(内容物、生産日、出荷日、生産者など)が記憶されたICチップと、該ICチップからの情報の読み取り或いは情報の入力のための金属アンテナを含む回路が形成されているものであり、開封に際して回路が破断すると、ICチップからの情報の読み取りが不能となるため、かかる事実からも開封の事実を認識することができ、開封明示機能を一層向上させることができる。
また、上述した本発明の複合キャップは、既存の包装容器にも効果的に適用することができる。例えば、図13に示されているように、内容物が充填され且つ口部にキャップ100が装着されている既存の包装容器105のノズル部に、これを取り囲むように、前述した容器口部20に対応する外面を有する割型110,110を嵌め込む。この状態で、前述した各種タイプのインナーキャップ30及びオーバーキャップ40を設けることにより、本発明の複合キャップを既存の包装容器105に適用することが可能となる。
この場合、インナーキャップ30及びオーバーキャップ40を前述した方法で除去した後、割型110,110を取り外し、さらに、キャップ100を常法にしたがって取り外すことにより、容器内容物を取り出すことができる。
尚、上述した各種タイプのインナーキャップ30やオーバーキャップ40は、熱可塑性樹脂の圧縮成形、射出成形等により製造されるものであり、このような熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂や、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ABS樹脂或いはポリカーボネート等が使用される。
10:開封明示用フィルム
20:容器口部
30:インナーキャップ
36:突起(カッター)
40:オーバーキャップ
46:窓部

Claims (9)

  1. 容器口部に設けられるインナーキャップと、該インナーキャップに被せられるオーバーキャップと、該インナーキャップと該オーバーキャップとの間の位置に配置される開封明示用フィルムとを備えた開封検知複合キャップにおいて、
    前記インナーキャップを容器口部から取り除く際には、少なくともインナーキャップと相対的に移動する過程を含むように、前記オーバーキャップは該インナーキャップに取り付けられており、
    前記インナーキャップには、前記オーバーキャップとの相対移動に際して前記開封明示用フィルムを破断するためのカッターとなる突起が設けられ、
    前記オーバーキャップには、前記開封明示用フィルムの破断を視認するための窓部が設けられていることを特徴とする開封検知複合キャップ。
  2. 前記開封明示用フィルムがホログラムフィルムである請求項1に記載の開封検知複合キャップ。
  3. 前記インナーキャップは、螺子係合により容器口部に設けられるものであって、頂板と、頂板周縁から降下しており且つ内面に容器の口部外面に螺子係合する螺条を備えた筒状壁とを有しており、該頂板上面に、カッターとなる前記突起が形成されていると共に、
    前記オーバーキャップは、頂壁パネルと、頂壁パネル周縁から降下したスカートとを有しており、該頂壁パネルに前記窓部が設けられ、且つ該頂壁パネルの下面に前記開封明示用フィルムが取り付けられており、
    前記オーバーキャップのスカート内面と、前記インナーキャップの筒状壁外面との間には、該インナーキャップに被せられたオーバーキャップの回転を該インナーキャップに伝達するための係合手段が設けられており、
    前記インナーキャップの頂板上面と、該インナーキャップに被せられている前記オーバーキャップの頂壁パネル下面との間には間隔が保持されている請求項1または2に記載の開封検知複合キャップ。
  4. 前記オーバーキャップのスカート下端にはストッパーバンドが設けられており、該ストッパーバンドは、前記インナーキャップの筒状側壁の下端よりも下方に位置し且つ該オーバーキャップの上昇及び/または降下が規制されるように、容器の口部外面と係合している請求項3に記載の開封検知複合キャップ。
  5. 前記インナーキャップの筒状壁の外面及び前記オーバーキャップのスカート内面には、互いに対応して当接する多面体部が形成されており、これら多面体部が、前記係合手段として機能するものであり、前記オーバーキャップを前記インナーキャップが開栓する方向に回転させたとき、該オーバーキャップの上昇は前記ストッパーバンドにより抑制され、該インナーキャップは開栓方向に回転して上昇し、前記開封明示用フィルムが前記突起により破断され、該フィルムの破断後に、ストッパーバンドと容器口部との係合が解除され或いは該ストッパーバンドが該オーバーキャップのスカートから切り離される請求項4に記載の開封検知複合キャップ。
  6. 前記ストッパーバンドが前記オーバーキャップのスカート下端から切り離し可能に設けられている請求項4に記載の開封検知複合キャップ。
  7. 前記インナーキャップの筒状壁の外面及び前記オーバーキャップのスカート内面には、それぞれ、互いに螺子係合する螺条が形成されており、これら螺条が前記係合手段として機能すると共に、該筒状壁外面とスカート内面との螺子係合は、前記インナーキャップの筒状壁の内面と容器の口部外面との螺子係合に対して逆螺子の関係にあり、前記ストッパーバンド切り離し後、該オーバーキャップの回転に伴う降下により、前記開封明示用フィルムが、前記突起により破断され、さらにオーバーキャップの回転を続けることにより、前記インナーキャップは開栓方向に回転する請求項6に記載の開封検知複合キャップ。
  8. 前記オーバーキャップの頂壁パネルの下面には、下方に突出した突出部が形成されており、前記インナーキャップの頂板の上面には、前記突出部が嵌合し得る凹部が形成されており、該突出部と凹部とが前記係合手段であり、前記ストッパーバンドを切り離して前記オーバーキャップを押し込んだとき、前記開封明示用フィルムが、前記突起により破断されると同時に、前記突出部が前記凹部内に入り込んで係合し、該オーバーキャップによる該インナーキャップの開栓方向への回転が可能となる請求項6に記載の開封検知複合キャップ。
  9. ICタグが、前記開封明示用フィルムの下面に取り付けられている請求項1乃至8の何れかに記載の開封検知複合キャップ。
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