JP5317269B2 - 水栓部カバー構造 - Google Patents
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Description
すなわち、この浴室ユニットの構造によれば、給液管と水栓金具との接続部が浴室やシャワー室内に配置されるため、給液管と水栓金具との接続部から漏水が発生しても室内に漏れ出る。したがって、漏水が躯体側へ影響を与えることがない。また、台上に突出した給液管と水栓金具との接続部を着脱自在なカバーで覆うようにしたので、浴室内の意匠を損なうことがないとともに、カバーを取り外すことで、給液管と水栓金具との接続部を容易に点検及び補修することができる。
そして、このような止水栓脚として、図10に示すように、下部から立ち上がってくる給水または給湯用の給液管が接続される配管接続口11と水栓金具接続口12とを直交するように備えるとともに、配管接続口11と水栓金具接続口12との間で、水平面に対して45°程度の角度で突出するように設けられた水抜き機構を備えた止水栓13を備えた止水栓脚1を用いることが多くなっている。
すなわち、図11に示すように、カバー100は、上部カバー部材110と下部カバー部材120とから構成されている。
上部カバー部材110は、止水栓脚1の上方及び側面を覆うようになっている。下部カバー部材120は、止水栓挿通孔121を介し室内側に止水栓13の先端部を露出させた状態で止水栓脚1とカウンター2上の給液管である給水管P1及び給湯管P2や止水栓脚1と水栓金具としての混合水栓3との接続部の前面及び側面を覆うようになっている。
なお、図11中、31aは蛇口、32は蛇口開閉ハンドル、Wは浴室の室内壁面である。
カバーは、給水用の給液配管路あるいは給湯用の給液配管路のいずれか一方のみをそれぞれ隠蔽するようにしても、給水用及び給湯用の給液配管路をまとめて隠蔽できるようにしても構わない。
給水用及び給湯用の給液配管路をまとめて隠蔽できるようにする場合、平行に並んで室内壁面に固定される2つの止水栓脚を有し、一方の止水栓脚の配管接続口に給水用給液管が接続され、他方の止水栓脚の配管接続口に給湯用給液管が接続されるとともに、止水栓カバー部が2つの止水栓脚の止水栓の先端部を室内側に露出させる2つの止水栓挿通孔を備えている構成とすることが好ましい。
水栓金具としては、シングル水栓、混合水栓のいずれもが使用できる。
また、止水栓カバー部が、止水栓の傾斜方向にスライドして下部カバー部材の他の部分から室内側に分離可能にしたので、止水栓カバー部がスムーズに着脱できるとともに、止水栓挿通孔を必要最小限の大きさにすることができ、意匠性に優れたものとなる。
図1〜図3は、本発明にかかる水栓部カバー構造の1つの実施の形態をあらわしている。
給水管P1及び給湯管P2は、その上端がそれぞれ止水栓脚1の配管接続口11に接続されている。
そして、2つの止水栓脚1は、水栓金具接続口12を水平方向に、配管接続口11を鉛直下方に向けて平行に並んで室内壁面Wに固定されている。
水栓本体部31の下面には、図3に示すように、蛇口31aが中央部で鉛直方向に突設され、蛇口31aより蛇口開閉ハンドル32側で水抜き口31eが鉛直方向に突設されている。
水栓本体部31の背面(室内壁面側)には、図2に示すように、給液口としての給湯口31b、給水口31c及びシャワー用分岐口31fが設けられている。
すなわち、カバー4は、図1に示すように、下部カバー部材5と上部カバー部材6とを備えている。
本体部7は、図4に示すように、2つの側壁71と、前面壁72と、水栓本体支持部73とを備えている。
上部側壁部71aは、室内側の端縁が水栓本体部31の周囲沿うように略円弧状に切り欠かれ、上端が室内側に向かって下り勾配になっている。また、上部側壁部71aは、上端縁に沿って、後述する上部カバー部材6の幅方向の端縁を受けるリブ74を備えている。
また、上部側壁部71aには、後述する上部カバー部材6の係合孔64aに一致する係合孔71eが設けられているとともに、必要に応じて、シャワー用接続配管31gの挿通孔71dが後加工にて穿設される。
括れ部71cは、後述する止水栓カバー部8の係合孔83aが係合する2つの係合突起75が室内側端縁より少し内側で鉛直上に並んで突設されている。
また、側壁71は、括れ部71cの略上端から下部側壁部71bに上端部にかけて、浴室壁面側の端縁から他方の側壁71に向かって2つの固定ねじ挿通孔76aを備えた固定ねじ受部76がそれぞれ延設されている。
また、前面壁72の全幅及び両下部側壁部71bの下端部にかけて前面壁72及び両下部側壁部71bの内側から段状に立ち上がるように立ち上がり壁77が設けられている。
支持部本体73aは、上部側壁部71aの室内側で、2つの上部側壁部71aの下端縁間を連結する板状をしていて、蛇口31a及び水抜き口31eの室内壁面側の略半分が臨む2つの円弧状切欠部73c、73dが室内側端縁に穿設されている。
側壁81は、本体部7の下部側壁部71bの傾斜面71f、括れ部71c及び上部側壁部71aの下端縁に沿う形状に形成されている。
また、側壁81の室内壁面W側の端縁には、係合孔83aを備えた係止部83が側壁81の内壁面側から延出するように設けられている。
垂直面部84は、本体部7の前面壁72と同じ湾曲形状をしていて、室内壁面側の中央部に、立ち上がり壁77の上端部に係止される係止爪86が突設されている。
傾斜面部85は、垂直方向に対して45度の角度をなすように設けられ、2つの止水栓挿通孔85aが穿設されている。
また、止水栓カバー部8は、2つの側壁81間の距離が、立ち上がり壁77の側壁71側の部分の外壁間距離と略同じになっているとともに、側壁81の厚みが傾斜面71fの幅より極わずか(0.05mm程度)薄くなっていて、前面壁82の垂直面部84の厚みが前面壁72の上端面の幅より極わずか(0.05mm程度)薄くなっている。
水栓本体カバー部61は、蛇口31a及び水抜き口31eを除く水栓本体部31の室内側の面全体を覆う半円筒状をしていて、蛇口31a及び水抜き口31eに臨む位置に蛇口31a及び水抜き口31eがそれぞれ嵌り込む円弧状の切欠61a,61bが設けられている。
上面カバー部62は、水栓本体カバー部61の上端から室内壁面側に向かって延出するように設けられていて、室内壁面W側の端部両側に下面から突出する係止部64が突設されている。
各係止部64は、それぞれ係合孔64aが穿設されている。
すなわち、カウンター2の下方からカウンター2上に立ち上げられた給水管P1を室内壁面Wに固定された一方の止水栓脚1の配管接続口11に、給湯管P2を他方の止水栓脚1の配管接続口11に接続し、一方の止水栓脚1の水栓金具接続口12に混合水栓3の給湯口を、他方の止水栓脚1の水栓金具接続口12に混合水栓3の給水口を室内壁面Wに支持させる。
シャワー設置側の上部側壁部71a(この実施の形態では室内壁面Wに向かって左側)に挿通孔71dを穿設し、シャワー用分岐口31fにシャワー用接続配管31gの一端を接続し、シャワー用接続配管31gの他端を挿通孔71dからカバー4外に引き出してシャワー用接続配管31gの他端にシャワーホース(図示せず)を接続する。
他方、混合水栓3との止水栓脚1の水栓金具接続口12との接続状態の点検や混合水栓3の交換は、上部カバー部材6を取り除き、上部開口を開放状態とし、この上部開口を介して行う。
カバー4が下部カバー部材5の本体部7と、止水栓カバー部8と、上部カバー部材6との3つのパーツのみからなるので、部品点数が少なく組み立てが容易である。
また、上記の実施の形態では、後加工により上記挿通孔を設けるようにしていたが、予め両側の上部側壁部にキャップ付きの挿通孔を設け、必要に応じてキャップを取り外し挿通孔を開放するようにしても構わない。
P2 給湯管(給液管)
W 室内壁面
1 止水栓脚
11 配管接続口
12 水栓金具接続口
13 止水栓
2 カウンター(台)
3 混合水栓(水栓金具)
31 水栓本体部
31a 蛇口
31b 給湯口
31c 給水口
4 カバー
5 下部カバー部材
6 上部カバー部材
7 本体部(残部)
7a 開口
8 止水栓カバー部
85a 止水栓挿通孔
Claims (4)
- 給水用または給湯用の給液管が接続される配管接続口と水栓金具接続口とを直交するように備えるとともに、前記配管接続口と水栓金具接続口と間に水抜き機構付きの止水栓が斜め方向に突出するように設けられた止水栓脚を、前記水栓金具接続口を水平方向に、前記配管接続口を鉛直下方に向けて室内壁面に少なくとも1つ固定し、
前記止水栓脚の固定部より下方の室内壁面に沿って台を設けるとともに、この台下方から台を貫通して前記給液管を立ち上げ、給液管を配管接続口に接続するとともに、
水栓金具を止水栓脚の水栓金具接続口に接続し、水栓金具を室内壁面に支持させた水栓部が、
前記止水栓脚の止水栓を室内側から操作可能に、その水栓金具に到る給液配管路をカバーによって室内から隠蔽されている水栓部カバー構造であって、
前記カバーが、給液配管路を上側から覆う上部カバー部材と、
残部を覆う下部カバー部材とを備え、
前記下部カバー部材が、前記止水栓の先端部を室内側に露出させる止水栓挿通孔を有し、前記止水栓の傾斜方向にスライドして下部カバー部材の他の部分から室内側に分離可能で、分離により室内側から給液管と前記配管接続口との接続分離作業が可能な開口を形成する止水栓カバー部を備えていることを特徴とする水栓部カバー構造。 - 平行に並んで室内壁面に固定される2つの止水栓脚を有し、一方の止水栓脚の配管接続口に給水用給液管が接続され、他方の止水栓脚の配管接続口に給湯用給液管が接続されるとともに、止水栓カバー部が2つの止水栓脚の止水栓の先端部を室内側に露出させる2つの止水栓挿通孔を備えている請求項1に記載の水栓部カバー構造。
- 水栓金具が混合水栓である請求項2に記載の水栓部カバー構造。
- 下部カバー部材が、止水栓カバー部と本体部の2つのパーツで形成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の水栓部カバー構造。
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