JP5316405B2 - Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5316405B2
JP5316405B2 JP2009500030A JP2009500030A JP5316405B2 JP 5316405 B2 JP5316405 B2 JP 5316405B2 JP 2009500030 A JP2009500030 A JP 2009500030A JP 2009500030 A JP2009500030 A JP 2009500030A JP 5316405 B2 JP5316405 B2 JP 5316405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
circuit
gated clock
lsi
voltage drop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009500030A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008102433A1 (ja
Inventor
聡 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Publication of JPWO2008102433A1 publication Critical patent/JPWO2008102433A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5316405B2 publication Critical patent/JP5316405B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/303Contactless testing of integrated circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • G01R31/3004Current or voltage test
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3183Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318552Clock circuits details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318558Addressing or selecting of subparts of the device under test
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/36Circuit design at the analogue level
    • G06F30/367Design verification, e.g. using simulation, simulation program with integrated circuit emphasis [SPICE], direct methods or relaxation methods

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、LSI試験装置、LSI試験方法、LSI試験プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
LSI(大規模集積回路)チップの試験として、縮退故障試験に加えてLSIのシステム動作スピードでの高速試験(TDT:Transision Delay Test)が要求されている。通常、LSIには、システム動作(ユーザーモード動作)時に動作する必要のない回路ブロックへのクロック信号の供給を停止するために、ゲーテッドクロック技術が設けられている。
図11は、テスト合成前のLSIの回路構成を示す図である。図11に示すように、LSIの全体回路1は、複数のゲーテッドクロックバッファ2a,2bと、各ゲーテッドクロックバッファ2a,2bにクロック信号を供給するPLL回路3と、各ゲーテッドクロックバッファ2a,2bからクロック信号が供給される、フリップフロップ4およびメモリ5からなる複数の回路ブロック6a,6bと、各ゲーテッドクロックバッファ2a,2bをそれぞれ制御する複数のイネーブル制御回路(EN Logic)7と、を有する。
図11に示す構成において、例えば、システム動作時に、ある回路ブロック6aが動作し、他の回路ブロック6bが動作しない場合、その動作する回路ブロック6aに接続されたゲーテッドクロックバッファ2aは、該回路ブロック6aにクロック信号を供給する。一方、動作しない回路ブロック6bに接続されたゲーテッドクロックバッファ2bは、該回路ブロック6bへのクロック信号の供給を停止する。
図12は、従来の試験方法によるテスト合成後のLSIの回路構成を示す図である。図12に示すように、テスト合成によって、LSIの全体回路1には、DFT(Design For Test)コントローラ8、マスク回路9およびPLLバイパス用セレクタ10が挿入される。マスク回路9は、各イネーブル制御回路7と各ゲーテッドクロックバッファ2a,2bのイネーブル制御端子ENの間に挿入される。テスト時には、DFTコントローラ8によって、すべてのマスク回路9が常にアクティブ状態に固定されるため、すべての回路ブロック6a,6bのフリップフロップ4およびメモリ5には、常にクロック信号が供給され続ける。つまり、LSIの回路全体がほぼ同時に動作することになる。
ところで、ゲーテッドクロック技術を導入した集積回路であって、スキャン試験回路を備えた半導体集積回路が公知である。例えば、半導体集積回路は、論理回路と、前記論理回路の出力をクロック信号に同期して取り込むフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路へ前記クロック信号の供給を停止するクロック停止信号を生成するマスク回路とを備え、前記論理回路と前記フリップフロップ回路でスキャンパスを形成するスキャン試験の機能を備える半導体集積回路であって、通常動作モード時には、前記マスク回路が前記フリップフロップ回路への前記クロックの供給を停止し、スキャン試験モード時には、前記マスク回路の動作に関わらず前記フリップフロップ回路への前記クロック信号の供給を許容し、前記フリップフロップ回路が前記マスク回路のスキャン試験のためのスキャンパスを形成することを特徴とする(下記特許文献1参照。)。
特開2006−38831号公報
上述したように、従来の試験方法では、LSIの回路全体がほぼ同時に動作し、高速試験の場合には、さらに回路全体が高速で動作するため、テスト時の消費電力がシステム動作時の消費電力よりも大きくなり、大きな電圧降下が発生することがある。通常、LSIの電源設計は、システム動作時の電圧降下量などを考慮してシステム動作時に問題なく動作するように設計される。そのため、高速試験時にシステム動作時よりも大きな電圧降下が発生すると、高速試験を行えなくなるという問題点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高速試験時の電圧降下をシステム動作時に想定される電圧降下よりも小さくすることによって高速試験を行うことができるLSI試験装置、LSI試験方法、LSI試験プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、テスト合成前ネットリストにテスト回路を挿入し、それにより得られたテスト合成後ネットリストに基づいて一部のゲーテッドクロックバッファのみを同時に活性化させるテストパターンを生成し、そのテストパターンを用いてテスト合成後ネットリストからなる回路のシミュレーションを行い、それにより得られた動作率情報に基づいて電圧降下量を解析することを特徴とする。そして、その解析により得られた電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になるように、ゲーテッドクロックバッファの活性化率を変更して、LSIの高速試験を行うことを特徴とする。
また、テストパターンを生成する際には、同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファの数や比率に基づいてテストパターンを生成してもよい。また、レイアウト配置情報に基づいて同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファを選択するようにしてもよい。
この発明によれば、LSIの高速試験時に、その電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になるように、一部のゲーテッドクロックバッファのみを同時に活性化させるテストパターンを用いることによって、高速試験時の電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になる。
本発明にかかるLSI試験装置、LSI試験方法、LSI試験プログラムおよび記録媒体は、LSIの高速試験時の電圧降下をシステム動作時に想定される電圧降下よりも小さくすることができるので、高速試験を行うことができるという効果を奏する。
図1は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置によるテスト合成後のLSIの回路構成の一例を示す図である。 図4は、図3に示すテスト合成後の回路構成におけるテスト回路の真理値表の一例を示す図である。 図5は、図3に示すテスト合成後の回路構成により高速試験を行う際の動作パターンを示す図である。 図6は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置によるテスト合成後のLSIの回路構成の他の例を示す図である。 図7は、図6に示すテスト合成後の回路構成におけるテスト回路の真理値表の一例を示す図である。 図8は、図6に示すテスト合成後の回路構成により高速試験を行う際の動作パターンを示す図である。 図9は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の高速試験手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の高速試験手順の他の例を示すフローチャートである。 図11は、テスト合成前のLSIの回路構成を示す図である。 図12は、従来の試験方法によるテスト合成後のLSIの回路構成を示す図である。
符号の説明
11 テスト回路合成部
12 テストパターン生成部
13 シミュレーション部
14 電源解析部
22 PLLバイパス用セレクタ
23 ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ
24 マスク回路
25 セレクタ
26 DFTコントローラ
52 カウンタ
53 デコーダ
以下に、本発明にかかるLSI試験装置、LSI試験方法、LSI試験プログラムおよび記録媒体の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(LSI試験装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、LSI試験装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部は、バス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、LSI試験装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御に従ってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御に従ってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータをLSI試験装置に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク114に接続され、このネットワーク114を介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワーク114と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、例えばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、LSI試験装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ112は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(LSI試験装置の機能的構成)
次に、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の機能的構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、LSI試験装置は、テスト回路合成部11と、テストパターン生成部12と、シミュレーション部13と、電源解析部14と、を備えている。
テスト回路合成部11は、テスト合成前ネットリストにテスト回路を挿入する。テスト回路が挿入されたテスト合成後ネットリストによる回路の具体的な構成については後述する。テストパターン生成部12は、テスト回路合成部11により合成されたテスト合成後ネットリストに基づいてLSIの一部のゲーテッドクロックバッファのみを同時に活性化させるテストパターンを生成する。
シミュレーション部13は、テストパターン生成部12により生成されたテストパターンを用いてテスト合成後ネットリストからなる回路のシミュレーションを行う。電源解析部14は、シミュレーション部13により得られた動作率情報に基づいて電圧降下量を解析する。
この電圧降下量がLSIのシステム動作時の電圧降下量よりも大きい場合には、テストパターン生成部12は、同時に活性化させるゲーテッドクロックバッファの数や比率、すなわちゲーテッドクロックバッファの活性化率を変更する。そして、高速試験時の電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になるようなテストパターンを生成する。
なお、上述したテスト回路合成部11、テストパターン生成部12、シミュレーション部13および電源解析部14は、具体的には、例えば、図1に示したROM102、RAM103、HD105などの記録媒体に記録されたプログラムを、CPU101が実行することによって、またはI/F109によって、その機能を実現する。
(テスト合成後ネットリストの回路構成の第1の例)
図3は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置によるテスト合成後のLSIの回路構成の一例を示す図である。テスト合成前のLSIの回路構成は、図11に示す構成と同様である。
図3に示すように、テスト合成によって、LSIの全体回路21には、PLLバイパス用セレクタ22が挿入される。また、回路ブロック27ごとに、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23、マスク回路24およびセレクタ25が挿入される。さらに、テスト制御回路であるDFTコントローラ26が挿入される。
特に限定しないが、図3に示すLSIには、例えば、グループ1からグループ8までの8個の回路ブロック27が設けられている。各回路ブロック27は、例えば、ゲーテッドクロックバッファ28と、このゲーテッドクロックバッファ28のクロック出力端子CLKに接続され、ゲーテッドクロックバッファ28から供給されるクロック信号に同期して動作するフリップフロップ29およびメモリ30を備えている。
LSI内のフリップフロップは、スキャンチェーンにより接続されている。なお、図が繁雑になるのを避けるため、グループ1の回路ブロック27についてのみ、ブロック内の構成の一部を示すが、グループ2からグループ8までの回路ブロック27については、その内部構成の図示を省略する。
DFTコントローラ26は、PLLバイパス用セレクタ22およびセレクタ25を制御するテストモード信号を出力する。また、DFTコントローラ26は、マスク回路24を制御するスキャンモード信号を出力する。PLLバイパス用セレクタ22は、テストモード信号に基づいて基準クロック信号およびPLL回路32の出力信号のいずれか一方を選択して出力する。PLLバイパス用セレクタ22の出力信号は、ゲーテッドクロックバッファ28のクロック入力端子Gに供給される。
ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23は、基準クロック信号に同期して自身の出力信号をラッチして出力する。ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の状態(保持データの値)は、テストモード時のシフト動作時に設定される。マスク回路24は、スキャンモード信号に基づいてゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の出力信号がセレクタ25へ出力されるのを制御する。マスク回路24は、例えば、オア回路により構成されている。
セレクタ25は、テストモード信号に基づいてマスク回路24の出力信号およびイネーブル制御回路31の出力信号のいずれか一方を選択して出力する。イネーブル制御回路31は、システム動作時にゲーテッドクロックを制御する回路である。セレクタ25の出力信号は、ゲーテッドクロックバッファ28のイネーブル制御端子ENに供給される。これらのテスト回路の動作について説明する。
図4は、図3に示すテスト合成後の回路構成におけるテスト回路の真理値表の一例を示す図である。図4において、「FF出力」、「OR出力」および「セレクタ出力」は、それぞれ、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の出力信号、マスク回路24の出力信号およびセレクタ25の出力信号である。「*」は、「0」と「1」のいずれでもよいことを表す(図7においても同じ)。
図4に示すように、例えば、システム動作時のテストモード信号の値は「0」である。このとき、セレクタ25は、イネーブル制御回路31の出力信号を選択してゲーテッドクロックバッファ28のイネーブル制御端子ENに供給する。また、PLLバイパス用セレクタ22は、PLL回路32の出力信号を選択してゲーテッドクロックバッファ28のクロック入力端子Gに供給する。
テストモードのときには、テストモード信号の値は「1」となる。このときには、セレクタ25は、マスク回路24の出力信号を選択する。また、PLLバイパス用セレクタ22は、基準クロック信号を選択する。テストモードにおいてシフト動作時には、スキャンモード信号の値は「1」である。このとき、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の値にかかわらず、マスク回路24の出力信号の値が「1」となり、セレクタ25の出力信号の値が「1」となる。
従って、すべてのゲーテッドクロックバッファ28が活性化され、すべてのゲーテッドクロックバッファ28のクロック出力端子GCLKからクロック信号が出力される。このシフト動作時に、すべてのゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の状態(値)と、システム動作時に動作する他のフリップフロップ、例えば回路ブロック27内のフリップフロップ29の状態(値)が設定される。
テストモードにおいてキャプチャ動作時には、スキャンモード信号の値は「0」である。従って、マスク回路24は、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の出力信号をそのまま出力する。
ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の保持データの値(出力信号の値)が「1」であれば、マスク回路24の出力信号の値は「1」となり、セレクタ25の出力信号の値が「1」となる。この出力値が「1」であるセレクタ25に接続されたゲーテッドクロックバッファ28は、活性化され、クロック信号を出力する。
一方、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の保持データの値(出力信号の値)が「0」であれば、マスク回路24の出力信号の値は「0」となり、セレクタ25の出力信号の値が「0」となる。この出力値が「0」であるセレクタ25に接続されたゲーテッドクロックバッファ28は、活性化されないので、クロック信号を出力しない。このように、キャプチャ動作時には、シフト動作時のゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23の設定に応じて、一部の回路ブロック27にのみクロック信号が供給されて活性化される。
図5は、図3に示すテスト合成後の回路構成により高速試験を行う際の動作パターンを示す図である。図5に示すように、まず、初期化パターン41によるDFTコントローラ26のリセットや、所望のテストモードの設定が行われる。続いて、シフト動作42とキャプチャ動作43が繰り返し行われる。シフト動作42では、活性化させるゲーテッドクロックバッファ28の設定と、システム動作時に動作する他のフリップフロップの設定が行われる。
一対のシフト動作42とキャプチャ動作43で回路ブロック27を1つずつ活性化させてもよいし、同時に複数の回路ブロック27を活性化させてもよい。同時に複数の回路ブロック27を活性化させる場合には、レイアウト配置情報を考慮して同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファ28を選択し、多くの隣接するゲーテッドクロックバッファ28が同時に活性化しないようにするとよい。
(テスト合成後ネットリストの回路構成の第2の例)
図6は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置によるテスト合成後のLSIの回路構成の他の例を示す図である。なお、上述した「(テスト合成後ネットリストの回路構成の第1の例)」と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。また、その第1の例と重複する説明については、省略する。
図6に示すように、図11に示すテスト合成前のLSIの回路構成に対して、テスト合成によって、LSIの全体回路51には、PLLバイパス用セレクタ22およびDFTコントローラ26が挿入されるとともに、セレクタ25が回路ブロック27ごとに挿入される。また、カウンタ52およびデコーダ53が挿入される。
DFTコントローラ26は、カウンタ52およびデコーダ53を制御するスキャンモード信号を出力する。カウンタ52は、スキャンモード信号によりリセットされ、PLLバイパス用セレクタ22から出力される基準クロック信号に基づいてカウンタ値を更新する。
デコーダ53は、スキャンモード信号に基づいて、カウンタ52から出力されるカウンタ値をデコードし、そのカウンタ値に応じて一部のゲーテッドクロックバッファ28にのみ該ゲーテッドクロックバッファ28を活性化させる信号を出力するように構成されている。また、デコーダ53は、スキャンモード信号に基づいてすべてのゲーテッドクロックバッファ28を活性化させる信号を出力するように構成されている。
セレクタ25は、テストモード信号に基づいてデコーダ53の出力信号およびイネーブル制御回路31の出力信号のいずれか一方を選択してゲーテッドクロックバッファ28のイネーブル制御端子ENへ出力する。イネーブル制御回路31は、システム動作時にゲーテッドクロックを制御する回路である。LSI内のフリップフロップは、スキャンチェーンにより接続されている。ただし、カウンタ52を構成するフリップフロップはスキャンフリップフロップではない。これらのテスト回路の動作について説明する。
図7は、図6に示すテスト合成後の回路構成におけるテスト回路の真理値表の一例を示す図である。図7において、「カウンタ出力」、「デコーダ出力」および「セレクタ出力」は、それぞれ、カウンタ52の出力信号、デコーダ53の出力信号およびセレクタ25の出力信号である。
また、図6に示す回路構成では、回路ブロック27が8個あるので、カウンタ52の出力信号は3ビットであり、デコーダ53の出力信号は8ビットであるが、これらのビット数は、回路ブロック27の数に応じて適宜選択される。図7に示す例は、回路ブロック27を1つずつ活性化させる場合の例である。
図7に示すように、例えば、システム動作時のテストモード信号の値は「0」であり、このときのPLLバイパス用セレクタ22およびセレクタ25がそれぞれ選択する信号は、上述した第1の例の場合と同じである。テストモードのときには、テストモード信号の値は「1」となる。このときには、PLLバイパス用セレクタ22は、基準クロック信号を選択し、セレクタ25は、デコーダ53の出力信号を選択する。
テストモードにおいてシフト動作時には、スキャンモード信号の値が「1」となり、カウンタ52がリセット状態に保持され、カウンタ52の出力信号の値は「000」となる。また、デコーダ53は、グループ8、グループ7、グループ6、グループ5、グループ4、グループ3、グループ2およびグループ1の各回路ブロック27に対して、それぞれ、「1」、「1」、「1」、「1」、「1」、「1」、「1」および「1」の値の信号を出力する。各グループに対応するセレクタ25の出力信号の値も、それぞれに対応するデコーダ53の出力信号の値と同じになる。
従って、すべてのゲーテッドクロックバッファ28が活性化され、すべてのゲーテッドクロックバッファ28のクロック出力端子GCLKからクロック信号が出力される。このシフト動作時に、システム動作時に動作するフリップフロップ、例えば回路ブロック27内のフリップフロップ29の状態(値)が設定される。
テストモードにおいてキャプチャ動作時には、スキャンモード信号の値は「0」である。このとき、カウンタ52は、基準クロック信号に基づいてカウンタ値を更新する。カウンタ52の出力信号の値が「000」であるとき、デコーダ53は、グループ8、グループ7、グループ6、グループ5、グループ4、グループ3、グループ2およびグループ1の各回路ブロック27に対して、それぞれ、「0」、「0」、「0」、「0」、「0」、「0」、「0」および「1」の値の信号を出力する。
それに対応するセレクタ25の出力信号の値も同じになるので、グループ1の回路ブロック27内のゲーテッドクロックバッファ28が活性化され、クロック信号を出力する。グループ2からグループ8までの回路ブロック27内のゲーテッドクロックバッファ28は、活性化されないので、クロック信号を出力しない。
キャプチャ動作時に、カウンタ52の出力信号の値が「001」であるときには、デコーダ53の出力信号の値は、グループ8からグループ1へ向かって、「0」、「0」、「0」、「0」、「0」、「0」、「1」および「0」となり、グループ2の回路ブロック27内のゲーテッドクロックバッファ28のみが活性化される。グループ3からグループ8についても同様である。
このように、キャプチャ動作時には、カウンタ52の出力値に応じて、一部の回路ブロック27にのみクロック信号が供給されて活性化される。なお、複数のゲーテッドクロックバッファ28が同時に活性化されるように、デコーダ53を構成してもよい。この場合には、レイアウト配置情報を考慮して同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファ28を選択し、多くの隣接するゲーテッドクロックバッファ28が同時に活性化しないようにするとよい。
図8は、図6に示すテスト合成後の回路構成により高速試験を行う際の動作パターンを示す図である。図8に示すように、まず、初期化パターン61によるDFTコントローラ26のリセットや、所望のテストモードの設定が行われる。続いて、シフト動作62が行われ、そのシフト動作62によりフリップフロップが設定された状態に対して、すべてのゲーテッドクロックバッファ28が活性化されるまでキャプチャ動作63,64,65が繰り返し行われる。各キャプチャ動作63,64,65において活性化されるゲーテッドクロックバッファ28は、カウンタ52およびデコーダ53により選択される。
(高速試験手順の第1の例)
次に、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の高速試験手順について説明する。図9は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の高速試験手順の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、テスト回路合成部11によりテスト回路合成工程を行う(ステップS1)。テスト回路合成工程では、テスト合成前ネットリスト71にテスト回路が挿入される。その際、ユーザが、制御したいゲーテッドクロックバッファ28を指定することもできる。
例えば、図3に示す回路構成の場合には、テスト回路として、PLLバイパス用セレクタ22、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ23、マスク回路24、セレクタ25およびDFTコントローラ26が挿入される。図6に示す回路構成の場合には、テスト回路として、PLLバイパス用セレクタ22、セレクタ25、DFTコントローラ26、カウンタ52およびデコーダ53が挿入される。
次いで、テストパターン生成部12によりテストパターン生成工程を行う(ステップS2)。テストパターン生成工程では、テスト回路合成工程により得られたテスト合成後ネットリスト72に基づいてテストパターン73が自動的に生成される。このときのテストパターン73は、すべてのゲーテッドクロックバッファ28が同時に活性化しないようなパターンである。
次いで、シミュレーション部13によりシミュレーション工程を行う(ステップS3)。シミュレーション工程では、テストパターン生成工程により得られたテストパターン73を用いて、テスト合成後ネットリスト72からなる回路を高速で動作させた場合のシミュレーションが行われる。次いで、電源解析部14により電源解析工程を行う(ステップS4)。電源解析工程では、シミュレーション工程により得られた動作率情報74に基づいて電圧降下量が解析される。
次いで、電源解析工程の解析結果に基づいて、テストモード時の電圧降下がシステム動作時の電圧降下以下であるか否かを判断する(ステップS5)。テストモード時の電圧降下がシステム動作時の電圧降下以下であれば(ステップS5:Yes)、図9のフローチャートによる一連の処理を終了する。
一方、テストモード時の電圧降下がシステム動作時の電圧降下よりも大きい場合には(ステップS5:No)、テストパターン生成部12によりゲーテッドクロックバッファ活性化率変更工程を行う(ステップS6)。ゲーテッドクロックバッファ活性化率変更工程では、同時に活性化させるゲーテッドクロックバッファ28の数または比率が変更される。
そして、ステップS2のテストパターン生成工程に戻る。これを、テストモード時の電圧降下がシステム動作時の電圧降下以下になるまで、繰り返し行う。この第1の例によれば、レイアウト配置情報76がなくても、高速試験を行うことができる。
(高速試験手順の第2の例)
図10は、この発明の実施の形態にかかるLSI試験装置の高速試験手順の他の例を示すフローチャートである。図10に示すように、第2の例では、同時に活性化可能なゲーテッドクロックバッファ数(または比率)75が指定される。
まず、テスト回路合成部11によりテスト回路合成工程(ステップS11)を行うことによって、テスト合成前ネットリスト71にテスト回路が挿入されたテスト合成後ネットリスト72を得るまでは、前記第1の例と同じである。次いで、テストパターン生成部12によりテストパターン生成工程(ステップS12)において、同時に活性化可能なゲーテッドクロックバッファ数(または比率)75を考慮してテストパターン73が自動的に生成される。
その際、レイアウト配置情報76が参照され、同時に動作する回路ブロック27が局所的に集中しないように、同時に活性化させるゲーテッドクロックバッファ28が選択される。次いで、前記第1の例と同様に、シミュレーション部13によるシミュレーション工程(ステップS13)、電源解析部14による動作率情報74を用いた電源解析工程(ステップS14)、テストモード時の電圧降下がシステム動作時の電圧降下以下であるか否かの判断工程(ステップS15)を順次行う。
そして、その判断の結果に基づいて、図10のフローチャートによる一連の処理を終了するか、テストパターン生成部12によりゲーテッドクロックバッファ活性化率変更工程(ステップS16)を行い、ステップS12のテストパターン生成工程に戻る。この第2の例によれば、同時に複数の回路ブロック27を動作させることができるので、前記第1の例よりもテストパターンが短くて済む。
以上説明したように、実施の形態によれば、LSIの高速試験時に、一部のゲーテッドクロックバッファ28のみを同時に活性化させるテストパターンを生成し、そのテストパターンを用いることによって、高速試験時の電圧降下量をシステム動作時の電圧降下量以下にすることができる。従って、テスト時の消費電力がシステム動作時の消費電力よりも大きくなることが原因で不良と判定されるのを回避することができるので、問題なく高速試験を行うことができる。
なお、本実施の形態で説明したLSIの高速試験方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかるLSI試験装置、LSI試験方法、LSI試験プログラムおよび記録媒体は、LSIの試験に有用であり、特に、LSIの高速試験に適している。

Claims (8)

  1. テスト合成前ネットリストにテスト回路を挿入するテスト回路合成手段と、
    前記テスト回路合成手段により合成されたテスト合成後ネットリストに基づいて、前記テスト合成後ネットリストからなる回路に含まれる複数のゲーテッドクロックバッファのうち一部のゲーテッドクロックバッファのみを同時に活性化させるテストパターンを生成するテストパターン生成手段と、
    前記テストパターン生成手段により生成されたテストパターンを用いて前記テスト合成後ネットリストからなる回路を動作させるシミュレーション手段と、
    前記シミュレーション手段により得られた動作率情報に基づいて電圧降下量を解析する電源解析手段と、を備え、
    前記テストパターン生成手段は、
    前記電源解析手段により得られた電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下でない場合、前記電源解析手段により得られた電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になるように、ゲーテッドクロックバッファの活性化率を変更し、
    前記シミュレーション手段は、
    前記活性化率変更後のテストパターンを用いて前記テスト合成後ネットリストからなる回路を動作させることを特徴とするLSI試験装置。
  2. テスト合成前ネットリストにテスト回路を挿入するテスト回路合成工程と、
    前記テスト回路合成工程により得られたテスト合成後ネットリストに基づいて、前記テスト合成後ネットリストからなる回路に含まれる複数のゲーテッドクロックバッファのうち一部のゲーテッドクロックバッファのみを同時に活性化させるテストパターンを生成するテストパターン生成工程と、
    前記テストパターン生成工程により得られたテストパターンを用いて前記テスト合成後ネットリストからなる回路を動作させるシミュレーション工程と、
    前記シミュレーション工程により得られた動作率情報に基づいて電圧降下量を解析する電源解析工程と、
    前記電源解析工程により得られた電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下でない場合、前記電源解析工程により得られた電圧降下量がシステム動作時の電圧降下量以下になるように、ゲーテッドクロックバッファの活性化率を変更するゲーテッドクロックバッファ活性化率変更工程と、を含み、
    前記シミュレーション工程では、
    前記ゲーテッドクロックバッファ活性化率変更工程による活性化率変更後のテストパターンを用いて前記テスト合成後ネットリストからなる回路を動作させることを特徴とするLSI試験方法。
  3. 前記テストパターン生成工程では、同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファの数に基づいてテストパターンを生成することを特徴とする請求項2に記載のLSI試験方法。
  4. 前記テストパターン生成工程では、同時に活性化させてもよいゲーテッドクロックバッファの比率に基づいてテストパターンを生成することを特徴とする請求項2に記載のLSI試験方法。
  5. 前記テスト回路合成工程では、テスト回路として、PLLバイパス用セレクタ、ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップ、マスク回路、セレクタおよびテスト制御回路を挿入し、
    前記PLLバイパス用セレクタは、前記テスト制御回路から出力されるテストモード信号に基づいてテストモード時に基準クロック信号を前記ゲーテッドクロックバッファのクロック端子に供給し、
    前記ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップは、前記基準クロック信号に同期して自身の出力信号をラッチして出力し、
    前記マスク回路は、前記テスト制御回路から出力されるスキャンモード信号に基づいて前記ゲーテッドクロックイネーブル設定用フリップフロップの出力信号が前記セレクタへ出力されるのを制御し、
    前記セレクタは、前記テスト制御回路から出力されるテストモード信号に基づいてテストモード時に前記マスク回路の出力信号を前記ゲーテッドクロックバッファのイネーブル制御端子に供給することを特徴とする請求項2に記載のLSI試験方法。
  6. 前記テスト回路合成工程では、テスト回路として、PLLバイパス用セレクタ、カウンタ、デコーダ、セレクタおよびテスト制御回路を挿入し、
    前記PLLバイパス用セレクタは、前記テスト制御回路から出力されるテストモード信号に基づいてテストモード時に基準クロック信号を前記カウンタおよび前記ゲーテッドクロックバッファのクロック端子に供給し、
    前記カウンタは、前記PLLバイパス用セレクタから出力される基準クロック信号に基づいてカウンタ値を更新し、
    前記デコーダは、前記カウンタから出力されるカウンタ値をデコードし、
    前記セレクタは、前記テスト制御回路から出力されるテストモード信号に基づいてテストモード時に前記デコーダの出力信号をゲーテッドクロックバッファのイネーブル制御端子に供給することを特徴とする請求項2に記載のLSI試験方法。
  7. 請求項2〜6のいずれか一つに記載のLSI試験方法をコンピュータに実行させるLSI試験プログラム。
  8. 請求項7に記載のLSI試験プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
JP2009500030A 2007-02-20 2007-02-20 Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体 Expired - Fee Related JP5316405B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/053059 WO2008102433A1 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008102433A1 JPWO2008102433A1 (ja) 2010-05-27
JP5316405B2 true JP5316405B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=39709719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009500030A Expired - Fee Related JP5316405B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8134383B2 (ja)
JP (1) JP5316405B2 (ja)
KR (1) KR101117397B1 (ja)
CN (1) CN101669036B (ja)
WO (1) WO2008102433A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010021131A1 (ja) * 2008-08-19 2012-01-26 株式会社アドバンテスト 試験装置および試験方法
JP5750829B2 (ja) 2010-03-19 2015-07-22 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の試験方法
CN102243605B (zh) * 2010-05-14 2014-04-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 检测装置及其检测方法
US20140181603A1 (en) * 2012-12-21 2014-06-26 Iwan R. Grau Method and apparatus for tuning scan capture phase activity factor

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350815A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Nec Software Hokuriku Ltd 動作率算出システム
JP2004286549A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd スキャンテスト装置およびその設計方法
JP2005050030A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置、クロック制御方法及びデータ転送制御方法
JP2006038831A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Fujitsu Ltd スキャン試験回路を備えた半導体集積回路
JP2006066825A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Renesas Technology Corp 半導体集積回路テスト設計支援装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5864755A (en) * 1996-06-11 1999-01-26 Siemens Business Communication Systems, Inc. Method for allowing a mobile phone to receive a call through a wireless network for which it is not registered, for emergency purposes
US6028983A (en) * 1996-09-19 2000-02-22 International Business Machines Corporation Apparatus and methods for testing a microprocessor chip using dedicated scan strings
DE19643658C1 (de) * 1996-10-22 1998-03-26 Siemens Ag Verfahren zum Steuern des Anmeldens von Schnurlos-Mobilteilen bei Schnurlos-Basisstationen universeller Mobil-Telekommunikationssysteme, insbesondere von DECT-Mobilteilen bei DECT-Basisstationen CAP-spezifischer Telekommunikationssysteme
FR2790175B1 (fr) * 1999-02-22 2001-06-08 Cit Alcatel Dispositif permettant d'utiliser des terminaux radiotelephoniques mobiles fonctionnant selon une premiere norme dans un reseau de telecommunication prive fonctionnant selon une seconde norme
US6363065B1 (en) * 1999-11-10 2002-03-26 Quintum Technologies, Inc. okApparatus for a voice over IP (voIP) telephony gateway and methods for use therein
JP2003085233A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Sanyo Electric Co Ltd 集積回路装置の電力解析システム
KR100543911B1 (ko) 2003-04-29 2006-01-23 주식회사 하이닉스반도체 반도체 테스트 회로
US20060013254A1 (en) * 2004-06-07 2006-01-19 Oded Shmueli System and method for routing communication through various communication channel types
KR100882187B1 (ko) * 2005-07-14 2009-02-06 삼성전자주식회사 아이피 멀티미디어 서브시스템 기반의 음성패킷서비스제공을 위한 장치 및 방법
US8315624B2 (en) * 2005-12-30 2012-11-20 Vtech Telecommunications Limited System and method for communicating over a data network or the PSTN using a hybrid cordless telephone device
US8745613B2 (en) * 2006-03-08 2014-06-03 Gigaset Communications Gmbh Method and configuration/software update server for transmitting data between a customer device and the server
WO2007106447A2 (en) * 2006-03-13 2007-09-20 American Telecom Services, Inc. Apparatus, method and computer program product for a cordless voice over ip phone
US20070280252A1 (en) * 2006-06-02 2007-12-06 Inventec Multimedia & Telecom Corporation System and method of realizing voice over internet protocol by means of digital enhanced cordless telecommunication
CA2656389A1 (en) * 2006-06-30 2008-01-10 Vonage Network Inc. Apparatus and system for localized multi-media communications and network
EP1892940A1 (en) * 2006-08-23 2008-02-27 Thomson Telecom Belgium Device and method for enabling SIP DECT terminal mobility
EP1929832A1 (de) * 2006-09-25 2008-06-11 Siemens Home and Office Communications Devices GmbH & Co. KG Verfahren zum aufbau einer telefonverbindung und vorrichtungen
JP4312784B2 (ja) * 2006-10-26 2009-08-12 Necエレクトロニクス株式会社 Esd解析装置、esd解析プログラム、半導体装置の設計方法、半導体装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350815A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Nec Software Hokuriku Ltd 動作率算出システム
JP2004286549A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd スキャンテスト装置およびその設計方法
JP2005050030A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置、クロック制御方法及びデータ転送制御方法
JP2006038831A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Fujitsu Ltd スキャン試験回路を備えた半導体集積回路
JP2006066825A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Renesas Technology Corp 半導体集積回路テスト設計支援装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6011009769; 長谷川裕恭: '連載 HDLの記述スタイル 第14回 低消費電力のガイドライン' デザインウェーブマガジン 2002年7月号, 20020701, pp. 111-116, CQ出版株式会社 *

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100004930A (ko) 2010-01-13
JPWO2008102433A1 (ja) 2010-05-27
KR101117397B1 (ko) 2012-03-07
CN101669036A (zh) 2010-03-10
US8134383B2 (en) 2012-03-13
WO2008102433A1 (ja) 2008-08-28
CN101669036B (zh) 2013-05-22
US20100090705A1 (en) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4759392B2 (ja) 検証支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、検証支援装置、および検証支援方法
JP5316405B2 (ja) Lsi試験装置、lsi試験方法、lsi試験プログラムおよび記録媒体
JPWO2008126207A1 (ja) 半導体集積回路の設計方法
US20110239047A1 (en) Circuit operation verification system and verification environment creation method
US7911466B2 (en) Method and apparatus for editing timing diagram, and computer product
US7315997B2 (en) Method and apparatus for supporting designing of LSI, and computer product
US20080209368A1 (en) Layout design method, layout design apparatus, and computer product
US7194718B2 (en) Layout design apparatus, layout design method, and computer product
JP4231837B2 (ja) クロックツリー生成装置、クロックツリー生成方法、クロックツリー生成プログラムおよび記録媒体
JP4388641B2 (ja) 集積回路の試験装置
US7694248B2 (en) Method and apparatus for supporting verification, and computer product
JP2008004024A (ja) レイアウト設計プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、レイアウト設計装置、およびレイアウト設計方法
US8365121B2 (en) Supporting method, design supporting device, computer product, and semiconductor integrated circuit
JP5625241B2 (ja) 半導体装置及びその試験方法
JP4747036B2 (ja) Lsi解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、lsi解析装置、およびlsi解析方法
JP4391300B2 (ja) レイアウト設計装置、レイアウト設計方法、レイアウト設計プログラム、および記録媒体
JP2008204152A (ja) クロックゲーティング回路挿入方法、クロックゲーティング回路挿入プログラムおよび設計支援装置
JP2010271853A (ja) 検証支援プログラム、検証支援装置、および検証支援方法
JP2006146711A (ja) タイミング例外パス検出装置、タイミング例外パス検出方法およびタイミング例外パス検出プログラム
JP2011022694A (ja) 検証支援プログラム、検証支援装置および検証支援方法
JP2008112299A (ja) レイアウト設計方法、レイアウト設計プログラムおよびレイアウト設計装置
JP2010039611A (ja) テスト回路設計プログラム、テスト回路設計装置およびテスト回路設計方法
JP2008071000A (ja) 半導体集積回路の設計装置、設計方法、設計プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2010038656A (ja) 集積回路および集積回路の設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees