JP2006066825A - 半導体集積回路テスト設計支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体集積回路スキャンテスト時のIRドロップによる誤動作を防止する。
【解決手段】 電源電圧を供給する配線の物理的形状、電源供給源からの距離、電源系統を解析し、電源RCネットワーク解析結果5を出力する電源RCネットワーク解析部4と、電源RCネットワーク解析結果5とIRドロップ解析結果9に基づいて、同時にスキャンテスト動作可能なスキャンフリップフロップをグルーピングしてスキャン回路グループ情報7を出力するスキャン回路グルーピング部6と、スキャン回路グループ情報7に基づいて、IRドロップを解析するIRドロップ解析部と、IRドロップ解析結果9と判定値18を比較し、IRドロップによるスキャンフリップフロップの誤動作が発生するか否かを判定するIRドロップ解析結果判定部10と、スキャン回路グループ情報7に基づいて、論理接続情報1のスキャンテスト回路を変更するスキャンチェーン挿入部11を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体集積回路テスト設計支援装置に関するものである。
半導体集積回路のテストに用いられるスキャンチェーンの構成については、スキャンシフト動作時のスキャンフリップフロップのタイミングエラーを無くすため、クロックツリーに基づいてクロックドメイン毎にスキャンチェーンを構成したり、スキャンフリップフロップの配置配線の変更箇所は最小限にしてスキャンチェーン内のスキャンフリップフロップの順序を変更したりする工夫が行われている。しかし、電源のIRドロップが原因で発生するスキャンチェーンの誤動作については考慮されていなかった。
例えば、特許文献1に開示された従来の半導体集積回路の設計方法では、スキャンチェーン上の各スキャンフリップフロップと、他のスキャンチェーン上の各スキャンフリップフロップとは、互いに接続関係を持たない。スキャンテスト時には、クロック制御部はそれぞれのスキャンチェーンに独立に制御されたクロックを供給し、シフトイン、キャプチャ、シフトアウトのいずれの動作においても、各々のスキャンチェーンが互いに独立に動作するようにしている。
特開2001−165996号公報
しかし、上述した従来の半導体集積回路の設計方法では、電源のIRドロップの影響についてはテスト設計時に別途考慮しなければならず、スキャンシフト動作のためのクロック、およびキャプチャのためのクロックのタイミングをずらして印加させる等のスキャンテストパターンの修正が必要であった。しかしながら、この手法では、完全にスキャンフリップフロップへのIRドロップの影響をなくすことができず、スキャンテスト時に誤動作するなどの問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、スキャンテスト時、スキャンチェーンが誤動作することがない半導体集積回路テスト設計支援装置を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体集積回路テスト設計支援装置は、半導体集積回路をテストするためスキャンフリップフロップ群を直列に接続して構成したスキャンテスト回路情報が挿入された論理接続情報を入力として、スキャンテスト回路情報を含むマスクレイアウトパターンを出力する自動配置配線部と、マスクレイアウトパターンに基づいて、電源電圧を供給する配線の物理的形状、電源供給源からの距離、電源系統を解析し、電源RCネットワーク解析結果として出力する電源RCネットワーク解析部と、電源RCネットワーク解析結果に基づいて、スキャンフリップフロップをグルーピングし、スキャン回路グループ情報として出力するスキャン回路グルーピング部と、マスクレイアウトパターンと、スキャン回路グループ情報と、各スキャンフリップフロップの動作回数を示した動作率情報に基づいて、配線上に生じる電圧降下を解析し、IRドロップによる各スキャンフリップフロップの誤動作が発生するか否かを判定するIRドロップ解析部と、スキャン回路グループ情報に基づいて、論理接続情報のスキャンテスト回路を変更するスキャンチェーン挿入部と、IRドロップ解析部により、各スキャンフリップフロップの誤動作が発生しないと判定されるまで、自動配置配線部、電源RCネットワーク解析部、スキャン回路グルーピング部、IRドロップ解析部、およびスキャンチェーン挿入部の一連の機能を自動的に繰り返し実行するスキャンチェーン生成用リピート部を備え、スキャン回路グルーピング部は、IRドロップ解析部による解析結果が出力されている場合には、IRドロップ解析部による解析結果と電源RCネットワーク解析結果に基づいて、同時にスキャンテスト動作させても誤動作を生じないスキャンフリップフロップ同士をグルーピングするものである。
この発明によれば、IRドロップ解析結果と電源RCネットワーク解析結果に基づいて、同時にスキャンテスト動作させても誤動作を生じないスキャンフリップフロップ同士をグルーピングするようにしたので、スキャンテスト時に、電源ネット上に生じるIRドロップが原因でスキャンチェーンの誤動作が発生することを防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による、半導体集積回路テスト設計支援装置100の構成と動作を説明するためのブロック図である。図に示すように、半導体集積回路テスト設計支援装置100は、自動配置配線部2、電源RCネットワーク解析部4、スキャン回路グルーピング部6、IRドロップ解析部8、IRドロップ解析結果判定部(IRドロップ解析部)10、スキャンチェーン挿入部11、スキャンチェーン生成用リピート部13、自動テストパターン生成部14を備えている。
次に、動作について説明する。
図2は、半導体集積回路において、従来技術によりスキャンフリップフロップの配置場所を考慮して構成されたスキャンチェーン(スキャンテスト回路)の例を示す図である。図に示すように、スキャンフリップフロップ21〜39、スキャン入力端子40、スキャン出力端子45、電源ネット(電源電圧を供給する配線)55〜60を備えている。電源ネット55〜58は物理的形状(配線幅)が細いか、あるいは電源供給源からの距離が大きい電源ネットであり、電源ネット59,60は物理的形状が太いか、あるいは電源供給源からの距離が小さい電源ネットである。
スキャンチェーン80は、スキャン入力端子40からスキャンフリップフロップ21〜39を経由し、スキャン出力端子45へ到達している。スキャンチェーン80は、スキャンフリップフロップ21〜39を同一クロック信号で動作させる場合、タイミングエラーが発生しないように、各スキャンフリップフロップの配置場所を考慮して構築されている。
図1を用いて、半導体集積回路テスト設計支援装置100の動作について説明する。
図2に示す論理接続情報1(スキャンチェーンは挿入されていなくてもよい。)が自動配置配線部2に入力されると、自動配置配線部2からレイアウトパターン(マスクレイアウトパターン)3が出力される。
電源RCネットワーク解析部4は、レイアウトパターン3の入力を受け、電源RCネットワーク解析結果5を出力する。電源RCネットワーク解析結果5には、スキャンチェーン情報、電源ネット55〜60の物理的形状(配線幅)、電源供給源からの距離、スキャンフリップフロップ21〜39が接続されている電源端子と供給されている電源電圧の情報を含む電源系統情報が含まれる。
スキャン回路グルーピング部6は、電源RCネットワーク解析結果5を入力として、同時に動作させることが可能なフリップフロップ群をグルーピングし、スキャン回路グループ情報7を出力する。
グルーピングの方法は、例えば、スキャンチェーン情報、電源系統情報、電源ネットの物理的形状、電源供給源からの距離の順で優先順位を設定し、最初にスキャンチェーン情報から、同一スキャンチェーン上のスキャンフリップフロップ群が同じグループとなるようにグルーピングする。次に、それらのグループ毎に、電源系統情報を用いて、同一電源供給源を持つスキャンフリップフロップ群が同じグループとなるようにグルーピングする。次に、それらのグループ毎に、各スキャンフリップフロップが配置されている電源ネットの物理的形状(配線幅)と所定の基準値との大小比較に基づいてグルーピングを行う。さらに、それらのグループ毎に、各スキャンフリップフロップが配置されている電源ネットの電源供給源からの距離より配線導体の抵抗値を算出し、その抵抗値と所定の基準値との大小比較に基づいてグルーピングを行う。なお、フリップフロップ群のグルーピングはこれら全ての情報を用いなくても、いずれか1つ以上の情報を用いて行えばよい。
また、スキャン回路グルーピング部6は、既存の機能により出力される各スキャンフリップフロップのクロックドメイン情報16をスキャンフリップフロップ群のグルーピングに用いることもできる。
グルーピングの結果は、各々のスキャンフリップフロップをインスタンスとして登録したスキャンフリップフロップ情報ファイル中のスキャンフリップフロップ情報に、グループ毎のキーワードを付加する等の方法により行う。また、グループプロパティ情報として、各グループが含まれていたスキャンパスの情報、電源供給源、電源ネットの配線幅、電源供給源の距離より算出された配線導体の抵抗値を管理する。
スキャン回路グループ情報7には、同じグループのスキャンフリップフロップは必ず同時に動作するといった情報を含む。また、IRドロップ解析結果9が入力された場合には、同時に動作させてもよい、または同時に動作させることができないグループの情報も含まれる。
なお、例えばスキャンフリップフロップ21〜26は物理的形状が細い(または電源供給源から遠い)電源ネット55,56上にあるため、スキャンフリップフロップ21〜26が同時に動作した場合、IRドロップ(電源ネットに生じる電圧降下)が生じるおそれがある。しかし、後述のIRドロップ解析部8によるIRドロップ解析が未実施の状態では、電源RCネットワーク解析結果5のみを用いてグルーピングを行う。
次に、IRドロップ解析部8は、スキャン回路グループ情報7とIRドロップ解析のためのスキャンフリップフロップ群の動作率情報17の入力を受け、IRドロップ解析結果9を出力する。
IRドロップ解析部8は、同一グループのスキャンフリップフロップはスキャンテスト動作中、一斉に動作するものとして解析し、IRドロップが発生するか否かを解析結果として出力する。また、複数のグループを組み合わせ、それらのグループに含まれるスキャンフリップフロップが一斉に動作した場合のケースの解析も行う。
次に、IRドロップ解析結果判定部10は、IRドロップ解析結果9と所定の判定値18を比較し、IRドロップによる各スキャンフリップフロップの誤動作が発生するか否かを判定する。判定値18は、電圧値、電流値を問わず、また電圧値をもとにした遅延計算結果を入力とするタイミング解析による判断としてもよい。その結果、誤動作が発生すると判定された場合には、再度、スキャン回路グルーピング部6において、電源RCネットワーク解析結果5とIRドロップ解析結果9を入力情報としてフリップフロップ群のグルーピングを行う。
例えば、レイアウトパターン3において近隣に位置する2つのスキャンフリップフロップが同時に動作した場合には判定値18の条件を満たさないが、一方のスキャンフリップフロップのみが動作した場合には判定値18の条件を満たすのであれば、2つのスキャンフリップフロップは、それぞれ別のグループに分類される。
これにより、グルーピングしたスキャンフリップフロップ群毎にスキャンチェーンを構成することが可能となり、スキャンテスト時に、各スキャンフリップフロップに入力されるクロック信号に従ってスキャンフリップフロップから他のスキャンフリップフロップへデータが順次シフトするスキャンシフト動作と、スキャンフリップフロップがデータ端子からデータを取り込むキャプチャ動作を繰り返すスキャンテスト動作時に、IRドロップによる誤動作が発生しないスキャンチェーンを生成することができる。
スキャン回路グルーピング部6は、IRドロップ解析結果9に基づいて、前回グルーピングしたグループを、IRドロップが発生しないようにさらにグルーピングする。
また、グループ数を少なくする場合には、グループプロパティ情報を参照し、一定の条件を満たすグループ同士を合併することもできる。
IRドロップ解析結果判定部10において、スキャンフリップフロップの誤動作が発生しないと判定された場合には、スキャンチェーン挿入部11は、スキャン回路グループ情報7に基づいて、論理接続情報1にスキャンチェーンの変更、挿入を行い、論理接続情報12を出力する。
図3は、半導体集積回路において、IRドロップを考慮して構成されたスキャンチェーンの例を示す図である。図に示すように、スキャンチェーン50〜54は、それぞれスキャン入力端子40〜44から複数のスキャンフリップフロップを経由し、スキャン出力端子45〜49へ到達している。
また、スキャンチェーン挿入部11は、スキャンチェーンと共に、スキャンモード信号制御回路またはスキャンクロック信号制御回路の構成情報を挿入することができる。なお、スキャンモード信号制御回路およびスキャンクロック信号制御回路の構成情報は外部から指定入力するものでもよいし、スキャンチェーン挿入部11によって自動生成するようにしてもよい。回路を自動生成する場合、スキャンチェーン挿入部11は、スキャン回路グループ情報7からグループ数を認識し、回路の出力端子数とする。
図4は、スキャンモード信号制御回路が挿入された半導体集積回路の概念図である。スキャン入力端子SI_1〜SI_5、スキャン出力端子SO_1〜SO_5、スキャンフリップフロップFFから構成される半導体集積回路に、スキャンモード信号制御回路72が挿入されている。Dはスキャンモード信号を入力するための入力端子、Y1〜Y4は出力端子、C1〜C3は、出力端子Y1〜Y4に対し、スキャンモード信号を出力するかdisable信号を出力するかを制御するコントロール信号の入力端子である。スキャンモード信号制御回路72は、スキャンフリップフロップFFのスキャンシフト動作とキャプチャ動作を制御するスキャンモード端子に繋がるスキャンモード信号を制御する。
図5は、スキャンモード信号制御回路72の真理値表の例を示す図である。
スキャンモード信号制御回路72を挿入することにより、電源のIRドロップによる誤動作が発生しないようにスキャンチェーンを構成した回路を入力として、複数のスキャンチェーンが同時にスキャンテスト動作しないようにテストパターンで制御することが可能となる。
また、図6は、スキャンクロック信号制御回路が挿入された半導体集積回路の概念図である。スキャン入力端子SI_1〜SI_5、スキャン出力端子SO_1〜SO_5、スキャンフリップフロップFFから構成される半導体集積回路に、スキャンクロック信号制御回路73が挿入されている。Dはスキャンクロック信号を入力するための入力端子、Y1〜Y4は出力端子、C1〜C3は、出力端子Y1〜Y4に対し、スキャンクロック信号を出力するかdisable信号を出力するかを制御するコントロール信号の入力端子である。スキャンクロック信号制御回路73は、スキャンフリップフロップFFのクロック端子に繋がるスキャンクロック信号を制御する。
図7は、スキャンクロック信号制御回路73の真理値表の例を示す図である。
スキャンクロック信号制御回路73を挿入することにより、電源のIRドロップによる誤動作が発生しないようにスキャンチェーンを構成した回路を入力として、複数のスキャンチェーンを構成するスキャンフリップフロップ群へスキャンクロック入力しないようにテストパターンで制御することが可能となる。
なお、スキャンモード信号制御回路72、スキャンクロック信号制御回路73の構成は、同様の信号制御動作が得られるものであれば、他の構成であってもよい。
スキャンチェーン生成用リピート部13は、自動配置配線部2、電源RCネットワーク解析部4、スキャン回路グルーピング部6、IRドロップ解析部8、IRドロップ解析結果判定部10、スキャンチェーン挿入部11の一連の機能を自動的に繰り返し実行する。これにより、スキャンテスト時に発生するIRドロップが原因の誤動作をなくすため、スキャンチェーンの配置配線の変更箇所を必要最小限にすることを優先に考えた、電源ネットを自動で修正する機能と、グルーピングおよびスキャンフリップフロップの接続順序を変更する機能の選択を可能とする。なお、自動修正に際し、電源ネットの形状を変更、または、電源ネットの形状を変更せずに電源配線下にデカップリングコンデンサを敷く手段の選択を可能とする。
自動テストパターン生成部14は、論理接続情報12とスキャン回路グループ情報7を入力としてLSI内部の故障を検出するためのスキャンテストパターン15を生成する。このとき、自動テストパターン生成部14は、論理接続情報12中のスキャンモード信号制御回路72の存在有無を判定し、存在する場合には、スキャンフリップフロップグループ情報中のスキャンチェーングループ情報に基づいて、IRドロップが発生するため同時に動作させてはいけないスキャンチェーンに対し、スキャンテスト動作させないテストパターンを自動生成し、スキャンテスト動作させないスキャンチェーンのスキャンイン端子へ入力するテストパターンは、スキャンテスト動作中「H」値または「L」値を継続して入力とするテストパターンを自動生成する。
また、自動テストパターン生成部14は、自動配置配線部2中にスキャンクロック信号制御回路73の存在有無を判定し、存在する場合には、スキャンフリップフロップグループ情報中のスキャンチェーングループ情報に基づいて、IRドロップが発生するため同時に動作させてはいけないスキャンチェーンを構成するスキャンフリップフロップへは、スキャンクロック信号を入力しないテストパターンを自動生成し、動作可能なスキャンチェーンを構成するスキャンフリップフロップ群へは、従来と同様のテストパターンを生成する。
図8に、スキャンテストパターン15の例を示す。図中、Aは図4,5に示す回路の例、Bは、図6,7に示す回路の例である。
以上のように、この実施の形態1によれば、スキャンテスト時に、IRドロップが原因で誤動作が発生することを避けるスキャンチェーンを構成することができると共に、構成したスキャンチェーンを基にスキャンテストパターンを自動生成することができる。
この発明の実施の形態1による、半導体集積回路テスト設計支援装置の構成と動作を説明するためのブロック図である。 半導体集積回路において、スキャンフリップフロップの配置場所を考慮して構成されたスキャンチェーンの例を示す図である。 半導体集積回路において、IRドロップを考慮して構成されたスキャンチェーンの例を示す図である。 スキャンモード信号制御回路が挿入された半導体集積回路の概念図である。 スキャンモード信号制御回路の真理値表の例を示す図である。 スキャンクロック信号制御回路が挿入された半導体集積回路の概念図である。 スキャンクロック信号制御回路の真理値表の例を示す図である。 スキャンテストパターンの例を示す図である。
符号の説明
1,12 論理接続情報、2 自動配置配線部、3 レイアウトパターン、4 電源RCネットワーク解析部、5 電源RCネットワーク解析結果、6 スキャン回路グルーピング部、7 スキャン回路グループ情報、8 IRドロップ解析部、9 IRドロップ解析結果、10 IRドロップ解析結果判定部(IRドロップ解析部)、11 スキャンチェーン挿入部、13 スキャンチェーン生成用リピート部、14 自動テストパターン生成部、15 スキャンテストパターン、16 クロックドメイン情報、17 動作率情報、18 判定値、21〜39 スキャンフリップフロップ、40〜44 スキャン入力端子、45〜49 スキャン出力端子、50〜54,80 スキャンチェーン、55〜60 電源ネット、72 スキャンモード信号制御回路、73 スキャンクロック信号制御回路、100 半導体集積回路テスト設計支援装置。

Claims (4)

  1. 半導体集積回路をテストするためスキャンフリップフロップ群を直列に接続して構成したスキャンテスト回路情報が挿入された論理接続情報を入力として、上記スキャンテスト回路情報を含むマスクレイアウトパターンを出力する自動配置配線部と、
    上記マスクレイアウトパターンに基づいて、電源電圧を供給する配線の物理的形状、電源供給源からの距離、電源系統を解析し、電源RCネットワーク解析結果として出力する電源RCネットワーク解析部と、
    上記電源RCネットワーク解析結果に基づいて、スキャンフリップフロップをグルーピングし、スキャン回路グループ情報として出力するスキャン回路グルーピング部と、
    上記マスクレイアウトパターンと、上記スキャン回路グループ情報と、各スキャンフリップフロップの動作回数を示した動作率情報に基づいて、上記配線上に生じる電圧降下を解析し、IRドロップによる各スキャンフリップフロップの誤動作が発生するか否かを判定するIRドロップ解析部と、
    上記スキャン回路グループ情報に基づいて、上記論理接続情報のスキャンテスト回路を変更するスキャンチェーン挿入部と、
    上記IRドロップ解析部により、各スキャンフリップフロップの誤動作が発生しないと判定されるまで、上記自動配置配線部、上記電源RCネットワーク解析部、上記スキャン回路グルーピング部、上記IRドロップ解析部、および上記スキャンチェーン挿入部の一連の機能を自動的に繰り返し実行するスキャンチェーン生成用リピート部を備え、
    上記スキャン回路グルーピング部は、上記IRドロップ解析部による解析結果が出力されている場合には、上記IRドロップ解析部による解析結果と上記電源RCネットワーク解析結果に基づいて、同時にスキャンテスト動作させても誤動作を生じないスキャンフリップフロップ同士をグルーピングする半導体集積回路テスト設計支援装置。
  2. スキャンチェーン挿入部は、論理接続情報に、スキャンフリップフロップのスキャンシフト動作とキャプチャ動作を制御するスキャンモード端子に繋がるスキャンモード信号を制御するスキャンモード信号制御回路の情報を挿入することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路テスト設計支援装置。
  3. スキャンチェーン挿入部は、論理接続情報に、スキャンフリップフロップのクロック端子に繋がるスキャンクロック信号を制御するスキャンクロック信号制御回路の情報を挿入することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路テスト設計支援装置。
  4. スキャンチェーン挿入部によって変更された論理接続情報とスキャン回路グループ情報に基づいて、半導体集積回路のスキャンテストパターンを生成する自動テストパターン生成部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の半導体集積回路テスト設計支援装置。
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