JP5316007B2 - 画像処理装置、システム、制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、システム、制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置に関し、より詳細には、省電力制御を実行する画像処理装置、該画像処理装置を含むシステム、該画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年の環境志向および省エネルギー志向の高まりから、複写機、プリンタ装置、複合機(MFP)などの画像処理装置では、一定時間アイドル状態となったり、予め設定された時間帯となったことを検知して、画像処理装置の各ハードウェアへの電力供給を休止状態とする各種省電力動作モードに移行させる制御が行われている。
例えば、複合機では、省電力動作モード時には、ホストからの印刷命令に応答するためのインタフェース制御部のみに電力供給し、それ以外のエンジンや他の制御ブロックの電力供給を休止することによって、省電力化を実現している。複数のインタフェースを実装する複合機では、さらに未使用および未接続のインタフェース回路ブロックのクロックを停止させ、これによりさらに省電力化を図っている。
画像処理装置の省電力動作に関連して、例えば特開2007−80244号公報(特許文献1)は、USB(Universal Serial Buss)インタフェースがホストと接続されていない場合に、USBブロックの物理層(PHY)をリセット状態に制御しUSBブロックの物理層内のPLL(Phase Locked Loop)の動作を停止させる構成を開示している。
一方、オフィスにおいては、オフィス内に設置される複合機やレーザプリンタなどの画像処理装置の保守や印刷使用枚数の集計を、ネットワークを介して一元管理するシステムも普及している。このような一元管理システムでは、画像処理装置と、装置管理ユニットとがネットワークを介して定期的に通信し、装置管理ユニットは、画像処理装置のカウンタ情報などの装置情報を収集し、その集計結果をデータセンターへ送信する。これによって、必要に応じて画像処理装置のサポートが行われる。そして、このような一元管理システムの画像処理装置は、装置管理ユニットからのアクセスを待ち受けるために、通常、ネットワーク・インタフェースを常時活動状態としている。
従来の画像処理装置においては、省電力コントローラは、省電力動作モード時には通常、外部装置との接続を維持するために外部インタフェース部を除き、メインコントローラの大部分とエンジンとへの電力供給を休止する。特許文献1のデータ転送装置は、USBインタフェースがホストと接続されていない場合に、USBインタフェースに関連する消費電力を低減しようとするものである。
しかしながら、特許文献1のデータ転送装置では、装置管理ユニットなどの外部装置からのアクセスがあるネットワーク・インタフェースについては、外部装置からのアクセスに対応可能に省電力制御するものではない。つまり、従来の画像処理装置においては、
装置情報を装置管理ユニットへ送信するために、省電力コントローラのメディアアクセス制御(以下、MACとして参照する。)部のクロック供給や、ネットワーク・インタフェースの物理層への電力供給を常時行っているのが現状であった。
通常、上記の装置管理ユニットによる画像処理装置へのアクセス頻度はあまり高くない。しかしながら、従来技術では、このような低頻度のアクセスに備えてネットワーク・インタフェースを常時有効状態としているため、より高度な省電力化が求められる場合に、充分に対応できるものではなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置管理ユニットなどの外部装置からのアクセスに対応可能とし、同時に、ネットワーク・インタフェースにかかる消費電力を可能な限り節約することで、可能な限り省電力化が図られた画像処理装置、システム、該画像処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、画像処理装置は、装置に関する情報を収集する外部の収集装置に対し当該画像処理装置の装置情報の送信するために予定した復帰時間を設定して、装置情報の送信に際し該復帰時間に前記ネットワーク・インタフェースを休止状態から活動状態へ復帰させる。そして、ネットワークを介して画像処理装置の装置情報を収集装置に送信した後、上記送信に関与しない場合には、該ネットワーク・インタフェースを、上記活動状態に比較して消費電力が小さい休止状態へ移行させる。
上記構成によれば、ネットワーク上の装置に関する装置情報を収集して一元管理する収集装置などからのアクセスに備えるために従来余分に消費されていた電力を、該収集装置からのアクセスに対応可能としつつ、可能な限り削減することができる。これにより、ネットワーク・インタフェース手段を含め効率的な省電力動作が実現され、この画像処理装置は、消費電力の節約により二酸化炭素排出量の観点からも優れたものとなる。
また本発明では、画像処理装置は、画像処理装置に主として電力を供給する電源装置の他に、蓄電装置を備えることができる。そして、上記蓄電装置は、省電力制御手段へ電力を供給することができる。上記構成によれば、蓄電装置により省電力制御手段への電力供給が確保されるため、画像処理装置の大部分の電力供給を停止することができ、消費電力をさらに削減することが可能になる。
さらに本発明では、上記ネットワーク・インタフェース手段の休止状態は、ネットワーク・インタフェース手段への電力供給が停止された状態とすることができる。上記構成によれば、収集装置などからのアクセスに備えるために供給されていたネットワーク・インタフェース手段の電力が最小化されるため、さらに省電力化を進めることが可能となる。
さらに本発明では、上記ネットワーク・インタフェース手段の休止状態は、ネットワーク・インタフェース手段の物理層がリセットされ、かつネットワーク・インタフェース手段のクロックが停止された状態とすることができる。上記構成によれば、ネットワーク・インタフェース手段への電力供給を切り替えるスイッチング素子が不要となるために、低コストで、ネットワーク・インタフェース手段を含めた効率的な省電力動作が実現される。
さらに本発明では、外部の収集装置に対し、活動状態へ復帰させる予定の時間を通知し、袖手装置と合意を得て復帰時間を設定することができる。上記構成によれば、画像処理装置側に装置情報を送信するタイミングが委ねられたり、決めうちになってしまったりすることを回避し、ユーザ環境に適合したフレキシブルな収集タイミングのスケジュールが可能となる。
また本発明では、さらに、収集装置が計時する第1現在時刻と、当該画像処理装置が計時する第2現在時刻との誤差を算出し、該誤差に応じて復帰時間を補正することができる。上記構成によれば、たとえ収集装置側の第1現在時刻と、画像処理装置側の第2現在時刻との間に誤差が大きく発生しても、収集装置がアクセスしようとしたタイミングに画像処理装置のネットワーク・インタフェース手段が休止状態であったりする可能性を低減させることが可能となる。あるいは、このような可能性を低減するために、余分にネットワーク・インタフェース手段を活動状態に維持する期間を短縮することも可能となる。
本発明では、さらに、画像処理装置の起動時、定期または不定期に、ネットワーク・インタフェース手段を活動状態に復帰し、装置情報を収集する外部装置との接続を確認することができる。さらに本発明では、前記ネットワーク・インタフェース手段を活動状態に復帰させた後、収集装置との接続が所定期間確認できず、かつ収集装置がネットワーク上で見つからなかった場合に、上記復帰時間の設定を削除することができる。上記構成によれば、収集装置の追加または削除などによる収集装置との接続状態の変更に対応させることが可能となる。
また本発明では、上記装置情報は、画像処理装置が実行する画像処理動作に関連する情報を含むことができる。また本発明では、上記省電力制御手段は、さらに、画像処理装置の中央演算装置、メモリおよびエンジンへまたはこれらの何れか1つへの電力供給を制御することができる。上記蓄電装置は、一次電池、二次電池、またはキャパシタを含むことができる。
本発明によれば、上記構成を有する画像処理装置を提供することができる。さらに、本発明によれば、上記構成を有する画像処理装置と、ネットワークを介して接続する装置から装置情報を収集し、該画像処理装置から送信された装置情報を受信する収集装置とを含むシステムを提供することができる。さらに、本発明によれば、上記画像処理装置を制御する方法が提供される。さらに、本発明によれば、上記各手段として画像処理装置を機能させるための装置実行可能なプログラムが提供される。
第1の実施形態の複合機を含み構成されるシステムの概略的な構成を示す図。 省電力動作モード時の各ハードウェアへの電力供給状態を示す図。 第1の実施形態の複合機が実行する収集開始予定時刻の設定処理を示すフローチャート。 第1の実施形態の複合機が実行する収集開始予定時刻の時間誤差補正処理を示すフローチャート。 第1の実施形態の複合機が実行する装置情報の送信処理を示すフローチャート。 第1の実施形態の複合機による消費電力、省電力制御部の信号状態、装置情報の送信状態の経時変化を模式的に示す図である。 第2の実施形態の複合機をの概略的な構成を示す図。 第3の実施形態の複合機をの概略的な構成を示す図。
以下、本発明の実施形態を用いて説明するが、本発明の実施形態は、以下の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の実施形態では、画像処理装置の一例として、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリント等の画像を扱う複合機能を有する複合機120を用いた例を説明する。
図1は、第1の実施形態の複合機120を含み構成されるシステム100の概略的な構成を示す図である。図1に示すシステム100は、装置管理ユニット110と、該装置管理ユニット110の管理対象となる複合機120とを含んで構成される。装置管理ユニット110および複合機120は、例えばローカル・エリア・ネットワーク(以下、LANとして参照する。)やイントラネットなどとして構成されるネットワーク102を介して接続される。そして、装置管理ユニット110および複合機120は、イーサネット(登録商標)やTCP/IPプロトコルなどの適切な通信プロトコルにより、相互に通信している。
上記装置管理ユニット110は、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)などにより、ネットワーク102を介して接続される複合機、レーザプリンタ、ファクシミリなどの画像処理装置の装置情報を一元的に管理している。装置管理ユニット110は、例えば、装置を一元管理する機能を提供するサーバ・アプリケーションが導入されたサーバ、あるいは装置を一元管理する機能を専ら提供する専用装置などとして構成することができる。なお、上記複合機120の装置情報は、出力用紙枚数、トナー残量の低下、給紙トレイの積載残量の低下、その他、アクセスログやジョブログなど、複合機120の状態を表す如何なる情報、および複合機120が提供する機能に関連する如何なる情報を含むことができ、例えばSNMPのMIB(Management Information Base)などとして保持される。
装置管理ユニット110は、より詳細には、現在時刻を計時するリアルタイム・クロック(以下、RTCとして参照する。)112と、不揮発性メモリ(NV−RAMとして参照することもある。)114とを含んで構成される。不揮発性メモリ114は、装置情報の収集を開始する予定の時刻(以下、収集開始予定時刻として参照する)の設定を記録することができる。装置管理ユニット110は、RTC112が計時する現在時刻が設定された収集開始予定時刻になったことに応答して、ネットワーク102上の装置へアクセスし、これらの装置が保持する装置情報を収集する。
上記複合機120は、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリント等の画像を扱う複合機能をオペレータや図示しないホストに提供している。複合機120は、より詳細には、電力供給ユニット(PSU:Power Supply Unit)122と、エンジン124と、メインコントローラ126とを含んで構成される。電力供給ユニット122は、例えば電源プラグ128によりオフィスのアウトレットに電気的に接続されて、エンジン124およびメインコントローラ126へ電力を供給している。エンジン124は、オペレータまたはホストからのジョブの実行要求に対応して、原稿の画像読み取り動作および転写紙への画像形成動作を行う。
メインコントローラ126は、中央演算ユニット(CPU)130と、メモリ(図示せず)などの制御を行う制御集積回路(制御IC)132と、省電力動作および入出力を制御する省電力コントローラ134とを含んで構成される。メインコントローラ126は、さらに、RTC136と、不揮発性メモリ138と、イーサネット(登録商標)物理層(以下、ネットワークPHYとして参照する。)142と、USB(Universal Serial Bus)物理層(以下、USB−PHYとして参照する。)140と、DC/DCコンバータ144と、コネクタ146,148とを含んで構成される。
ネットワークPHY142は、イーサネット(登録商標)などのネットワーク・インタフェースにおける論理信号と電気信号との変換を実行する物理層に相当するハードウェアである。ネットワーク・インタフェースのMAC層は、本実施形態の複合機120では、省電力コントローラ134に含まれる。本実施形態では、ネットワークPHY142と、省電力コントローラ134が含むMAC層とが、ネットワーク・インタフェース手段を構成する。同様に、USB−PHY140は、USBインタフェースにおける物理層に相当するハードウェアであり、USBのMAC層は、本実施形態の複合機120では、省電力コントローラ134に含まれる。
DC/DCコンバータ144は、ネットワークPHY142などのメインコントローラ126上のコンポーネントの電源のONおよびOFFをスイッチさせ、コンポーネントへの電力の供給およびその停止を切り替える。複合機120のRTC136は、複合機120側での現在時刻を計時する。複合機120の不揮発性メモリ138は、複合機120の動作を制御するためのプログラムや各種設定情報を記録することができ、本実施形態では、装置管理ユニット110による収集開始予定時刻の設定を記録する。
省電力コントローラ134は、より具体的には、省電力制御部135を含んで構成される。省電力制御部135は、収集開始予定時刻になると、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142への電力を供給するように制御信号(ON信号)を送出する。DC/DCコンバータ144は、ON信号を受けて、ネットワークPHY142の電源をONとし、電力を供給する。なお、本実施形態においては、ネットワークPHY142に電力が供給された状態が活動状態であり、電力供給が停止された状態が休止状態である。また省電力コントローラ134は、外部の装置管理ユニット110からのアクセスを待ち受けて、ネットワークPHY142、コネクタ146およびネットワーク102を介して、装置管理ユニット110に対して当該複合機120が保持する装置情報を送信するための制御を行う。
上記収集開始予定時刻は、好ましくは複合機120と装置管理ユニット110との間で合意を得て設定することができるが、特に限定されるものではない。他の実施形態では、複合機120側で一方的に設定することもできる。装置管理ユニット110と複合機120との間で合意を得て予定時刻を定める場合には、複合機120は、起動時などにネットワークPHY142を活動状態とし、ネットワークPHY142などを介して収集開始予定時刻の候補を通知し、装置管理ユニット110の了承を得ることができる。複合機120の不揮発性メモリ138に記録される収集開始予定時刻は、さらに、装置管理ユニット110のRTC112が計時する現在時刻と、複合機120のRTC136が計時する現在時刻との誤差に応じて、適宜補正することができる。
なお、本実施形態において、上記収集開始予定時刻は、ネットワーク・インタフェース手段が休止状態から活動状態へ復帰する復帰時間となる。なお、他の実施形態では、復帰時間は、上記収集開始予定時刻に所定のマージンだけ前に設定してもよい。
図1に示した複合機120は、ROM(図示せず)や、HDD(図示せず)や不揮発性メモリ138やSDカード(図示せず)などの記憶装置に格納されたプログラム(図示せず)を読出し、CPU130の作業メモリ領域を提供するメモリ(図示せず)のメモリ領域に展開することにより、複合機としての機能を実現している。
図2は、省電力動作モード時の各ハードウェアへの電力供給状態を示す図である。図2においては、電力供給が停止されるか、または低消費電力状態とされた休止状態のコンポーネントがグレイで示されている。
なお、本実施形態において、省電力動作モードとは、複合機120がアイドル状態で所定時間経過した場合や、所定の時間帯となった場合などに移行される動作状態であって、本実施形態の装置情報の送信処理、操作パネルを介したオペレータの指示や、ホストから依頼されるジョブを受信して、要求された処理が実行可能な状態へ復帰するための必要最小限のハードウェアに少なくとも電力が供給される動作状態をいう。本実施形態においては、説明の便宜上、起動直後に省電力動作モードに移行するものとする。
図2に示すように、本実施形態の複合機120においては、省電力動作モードに移行すると、省電力コントローラ134の省電力制御部135が、エンジン124と、CPU130および制御集積回路132を含むメインコントローラの部分160に対する電力供給を休止させる。省電力制御部135は、さらに、USB−PHY140にリセット制御信号を送出して、USB−PHY140をリセット状態とし、かつ、省電力コントローラ134のUSBインタフェース用のクロック(CLK)を停止し、さらに低消費電力な状態とする。
さらに、本実施形態の複合機120においては、省電力制御部135は、省電力動作モードに移行すると、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142への電力供給を休止するよう制御信号(OFF信号)を送出する。DC/DCコンバータ144は、OFF信号を受けて、ネットワークPHY142を休止状態とする。
一方、RTC136が計時する現在時刻が設定の収集開始予定時刻になると、本実施形態の複合機120では、RTC136から省電力コントローラ134に割り込みが発生する。そして、省電力コントローラ134の省電力制御部135は、装置情報の収集にかかる通信が可能となるように、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142への電力供給を開始させるよう制御信号(ON信号)を送出する。また、省電力制御部135は、装置情報の収集にかかる通信が完了し、装置情報の収集にかかる通信に関与しなくなると、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142への電力供給を休止させるよう制御信号(OFF信号)を送出する。なお、本実施形態の省電力コントローラ134は、上記のような省電力動作を実行するために、省電力動作モード時も電力供給を受ける。
以下、図3〜図5を参照して、第1の実施形態の複合機120において実行される省電力制御方法について説明する。図3は、複合機120が実行する収集開始予定時刻の設定処理を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば複合機120の起動に応答して、ステップS100から開始される。ステップS101では、複合機120は、不揮発性メモリ138の設定を読み出して、収集開始予定時刻が設定されているか否かを判定する。
ステップS101で、収集開始予定時刻が設定されていないと判定された場合(NO)には、ステップS102へ処理を進める。ステップS102では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142の電源をONに切り替えさせて、ネットワークPHY142を活動状態とする。ステップS103では、複合機120は、接続可能な装置管理ユニットの有無を確認する。ステップS104では、複合機120は、ネットワーク102上に装置管理ユニットが有るか否かを判定する。
ステップS104で、ネットワーク102上に装置管理ユニット110が有ると判定された場合(YES)には、ステップS105へ処理を進める。ステップS105では、複合機120は、例えば、所定のインターバル、所定の時刻、または所定の曜日の所定の時刻などよって規定される装置情報の収集スケジュールに従って、候補となる収集開始予定時刻を計算する。例えば、毎日AM10:00に収集がスケジュールされている場合には、AM10:00を収集開始予定時刻の第1の候補として算出する。その他、5時間後に収集がスケジュールされている場合には、現在時刻の5時間後を第1の候補として算出することもできる。なお、装置情報の収集スケジュールは、特に限定されるものではなく、如何なる形式で定義することができる。
ステップS106では、複合機120は、候補として算出した収集開始予定時刻を装置管理ユニット110へ通知する。ステップS107では、通知回数が所定の閾値を超えたか否かを判定する。ステップS107の判定で用いる閾値は、収集開始予定時刻の折衝の試行回数の上限を規定する。ステップS107で、通知回数が所定の閾値を超えると判定された場合(YES)には、装置管理ユニット110との合意が得られなかったものとし、ネットワークPHY142の電源をON状態としたまま、ステップS112へ処理を進め、本設定処理を終了させる。これにより、複合機120は、ネットワーク・インタフェースの省電力動作を行わず、ネットワークPHY142は、常時ON状態となる。
一方、ステップS107で、通知回数が所定の閾値を超えていないと判定された場合(NO)には、ステップS108へ処理を進める。ステップS108では、複合機120は、装置管理ユニット110から再送要求を受信したか否かを判定する。ステップS108で、再送要求を受信したと判定された場合(YES)には、ステップS105へ処理をループさせ、収集開始予定時刻を再計算させ、試行を繰り返させる。例えば、毎日AM10:00に収集がスケジュールされている場合には、AM10:00の近傍の他の時刻を次の候補として算出する。装置管理ユニット110は、通知された候補となる収集開始予定時刻が、自身に設定された運用ポリシーに適合していない場合などには、再送を要求することとなる。ステップS105〜ステップS108の処理は、このような場合に対応するものである。
一方、所定時間内に再送要求を受信せず、ステップS108で、再送要求を受信していないと判定された場合(NO)には、ステップS109へ処理を進める。ステップS109では、複合機120は、通知した収集開始予定時刻を装置管理ユニット110が合意したとし、不揮発性メモリ138にその収集開始予定時刻の設定を記録する。
ステップS110では、複合機120は、図4に示す後述の時間誤差補正処理を呼び出し、収集開始予定時刻の補正を行う。ステップS111では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142の電源をOFFに切り替えさせて、ネットワークPHY142を休止状態とし、ステップS112で本設定処理を終了させる。
なお、ステップS110で時間誤差補正処理が呼び出されることにより、複合機120と装置管理ユニット110とが認識する収集開始予定時刻をより高い精度で一致させることが可能となる。ひいては、装置管理ユニット110が複合機120にアクセスしようとしたときに、ネットワークPHY142が休止状態であったりする可能性を低減させ、またこのような可能性を低減するためのネットワークPHY142の電源がONとなる余分な期間を短縮することも可能となる。このため、ステップS110の時間誤差補正処理は、消費電力をより効率的に低減する観点からは、実行されることが好ましいが、必ずしも実行されることを要するものではない。
一方、ステップS101で、収集開始予定時刻が既に設定されていると判定された場合(YES)には、ステップS112へ直接処理を進め、ステップS112で本設定処理を終了させる。ステップS104で、接続可能な装置管理ユニットがネットワーク102上に存在しないと判定された場合(NO)には、ステップS111へ直接処理を進める。この場合、装置管理ユニットに対し装置情報を送信する必要がないため、収集開始予定時刻を設定せずに、ネットワークPHY142の電源をOFFとする。この場合、省電力モード時には、ネットワークPHY142の電源は、OFFとされる。
なお、図3に示す処理は、複合機120の起動時のみならず、装置管理ユニットのネットワーク102への追加、削除などの複合機120と装置管理ユニットとの接続状態の変更に対応するために、定期的に、または不定期に実行させることもできる。例えば、起動時に、装置管理ユニットが確認されず、ネットワークPHY142の電源がOFFとされていたとしても、後に装置管理ユニットがネットワーク102へ接続されたことに対応して、収集開始予定時刻を設定し、ネットワーク・インタフェースの省電力動作を開始させることができる。
図4は、複合機120が実行する収集開始予定時刻の時間誤差補正処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、例えば図3に示すステップS110の処理により呼び出されて、ステップS200から開始される。また、図4に示す処理は、詳細を後述する図5に示す処理によっても呼び出されて、ステップS200から開始される。
ステップS201では、複合機120は、装置管理ユニットが計時する現在時刻の取得を該ユニットに依頼し、その現在時刻を受信する。ステップS202では、複合機120は、自身のRTC136から現在時刻を取得し、装置管理ユニット110が計時する現在時刻と、本複合機120が計時する現在時刻とを比較し、その差分から誤差値を算出する。
ステップS203では、複合機120は、不揮発性メモリ138に記録されている収集開始予定時刻を読み出し、また不揮発性メモリ138に既に記録されている前回の誤差値を適宜読み出して、今回算出した誤差値と、前回の誤差値と、収集開始予定時刻とから補正後の収集開始予定時刻を再計算する。なお、初回には、前回の誤差値を用いずに、今回算出された誤差値を補正量とする。図5に示す処理による呼び出しによって2回目以降に補正される場合では、前回の誤差値が収集開始予定時刻に既に織り込み済みであるため、前回の誤差値と今回の誤差値との差分が補正量となる。
ステップS204では、複合機120は、今回算出した誤差値と、補正後の収集開始予定時刻とを不揮発性メモリ138に記録し、ステップS205で、呼び出しもとの処理フローに制御を戻す。図4に示す処理により、複合機120の不揮発性メモリ138には、複合機120と装置管理ユニット110との間の現在時刻の誤差が折り込まれた収集開始予定時刻が記録されることとなる。収集開始予定時刻は、例えば、RTC136に設定され、RTC136は、該予定時刻が到来したことに応答して、省電力コントローラ134に割り込みを発生させる。
図5は、複合機120が実行する装置情報の送信処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば複合機120が省エネモードに移行したことに応答して、ステップS300から開始される。ステップS301では、複合機120のRTC136は、収集開始予定時刻が到来したか否かを判定する。ステップS301で、収集開始予定時刻が到来したと判定された場合(YES)には、RTC136は、省電力コントローラ134へ割り込みを発生させる。
割り込みを受けて、ステップS302では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ144にON信号を送出して、ネットワークPHY142の電源をONにさせる。ステップS303では、複合機120は、装置管理ユニット110からのアクセスを所定時間待ち受ける。ステップS304では、複合機120は、装置管理ユニット110からのアクセスが有ったか否かを判定する。ステップS304で、アクセス無しと判定された場合(NO)には、ステップS305へ処理を進める。
ステップS305では、複合機120は、接続可能な装置管理ユニットの有無を確認し、ステップS306で、ネットワーク102上に装置管理ユニットが有るか否かを判定する。ステップS306で、ネットワーク102上に装置管理ユニット110が有ると判定された場合(YES)には、ステップS307へ処理を進める。
ステップS307では、複合機120は、装置情報の収集スケジュールに従って、新たに候補となる収集開始予定時刻を計算し、装置管理ユニット110との合意を得て、不揮発性メモリ138に記録する。なお、ステップS307の処理は、詳細な説明は省略するが、図3に示すように、試行回数に上限を設けてもよい。また、新たに合意を得た収集開始予定時刻が記録されるため、不揮発性メモリ138に記録されている前回の誤差値を適宜消去する。
ステップS308では、複合機120は、図4に示した時間誤差補正処理を呼び出し、収集開始予定時刻の補正を行う。ステップS309では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ144に対し、ネットワークPHY142の電源をOFFに切り替えさせて、ネットワークPHY142を休止状態とし、ステップS301へ処理をループさせる。そして、複合機120は、次の収集開始予定時刻の到来を待つこととなる。
一方、ステップS306で、ネットワーク102上に装置管理ユニットが無いと判定された場合(NO)には、ステップS310へ処理を進める。ステップS310では、不揮発性メモリ138に記録されている収集開始予定時刻および誤差値を消去し、ステップS309へ処理を進める。これにより、起動時に装置管理ユニットが存在し、収集開始予定時刻が設定され、ネットワーク・インタフェースの省電力動作が開始されていたとしても、後に装置管理ユニットがネットワーク102に存在しなくなり装置情報を送信する必要がなくなった場合に、ステップS309でネットワークPHY142の電源をOFFとすることができる。これにより、無駄な消費電力を削減することが可能となる。
一方、ステップS304で、装置管理ユニット110からのアクセスが有った場合(YES)には、ステップS311へ処理を進める。ステップS311では、複合機120は、MIBから自身の装置情報を取得し、装置情報の送信処理を実行し、ステップS308へ処理を進める。なお、ステップS311では、例えば所定のインターバルにより収集がスケジュールされている場合などには、所定のインターバル後に収集開始予定時刻を再設定する。
その後、複合機120は、ステップS308で、時間誤差補正処理を呼び出し、ステップS309で、ネットワークPHY142を休止状態とし、ステップS301へ処理をループさせることになる。なお、ステップS308の時間誤差補正処理は、初回の補正後に発生する現在時刻の誤差を織り込む観点から、実行されることが好ましいが、必ずしも実行されることを要するものではない。
図6は、第1の実施形態の複合機120による消費電力、省電力制御部135の信号状態、装置情報の送信状態の経時変化を模式的に示す図である。図6に示すように、本実施形態の省電力制御によれば、装置情報の送信のためにネットワークPHY142の電源がONに切り替えられる期間以外のネットワークPHY142への電力供給に対応する電力P分の消費電力が削減されることとなる。
つまり、本実施形態の複合機120の省電力制御によれば、ネットワーク102上の装置に関する装置情報を収集して一元管理する装置管理ユニット110などからのアクセスに備えるために従来余分に消費されていた電力を、該ユニットからのアクセスに対応可能としつつ、可能な限り削減することができる。これにより、ネットワーク・インタフェースを含め効率的な省電力動作が実現される。
以下、図7を参照して、第2の実施形態の複合機について説明する。なお、第2の実施形態の複合機220は、第1の実施形態の複合機120と概ね同様の構成を有しているため、以下の説明では、主に相違点を中心として説明する。なお、複合機220が含む構成要素には、第1の実施形態の対応する構成要素に付した符号と下二桁で同一の符号を付す。
図7は、第2の実施形態の複合機220の概略的な構成を示す図である。図7に示す複合機220は、第1の実施形態の構成要素に加え、さらに蓄電ユニット250を含んで構成される。当該蓄電ユニット250としては、一次電池、二次電池またはキャパシタなどを含む、これまで知られた如何なる蓄電装置を採用することができる。本実施形態の蓄電ユニット250は、電力供給ユニット222からメインコントローラ226および省電力コントローラ234への電力供給が途絶えた場合にも、RTC236および、省電力コントローラ234の少なくとも省電力制御部235への電力供給を保証する。
第2の実施形態の複合機220においては、図5に示すステップS301で、収集開始予定時刻が到来したと判定された場合(YES)には、RTC236は、省電力コントローラ234へ割り込みが発生させる。そして、割り込みを受けて、ステップS302では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ244にON信号を送出し、ネットワークPHY142、省電力コントローラ234の一部や、USB−PHY240などの電源をONにさせる。
第2の実施形態の複合機220においては、ステップS309では、省電力制御部135は、DC/DCコンバータ144に対し、DC/DCコンバータ244にON信号を送出し、ネットワークPHY242、省電力コントローラ234の上記省電力制御部235を除く一部、USB−PHY240などの電源をOFFに切り替えさせる。そして、ステップS301へ処理をループさせる。
第2の実施形態の複合機220では、省電力モード時には、省電力コントローラ234の省電力制御部235およびRTC236にしか、蓄電ユニット250からの電力供給がない。そして、蓄電ユニット250により省電力制御部235およびRTC236への電力供給が確保されるため、省電力モード時に複合機120の大部分の電力供給を停止することができ、消費電力をさらに削減することが可能になる。
以下、図8を参照して、さらに第3の実施形態の複合機について説明する。なお、第3の実施形態の複合機320は、第1の実施形態の複合機120と概ね同様の構成を有しているため、以下の説明では、主に相違点を中心として説明する。なお、複合機320が含む構成要素には、第1の実施形態の対応する構成要素に付した符号と下二桁で同一の符号を付す。
図8は、第3の実施形態の複合機320の概略的な構成を示す図である。図8に示す複合機320は、第1の実施形態の構成要素のうちのDC/DCコンバータが省略されている。第1の実施形態および第2の実施形態では、ネットワークPHYの電源を切り替えることにより、活動状態と休止状態とを切り替えていた。これに対し、第3の実施形態では、省電力制御部335は、ネットワークPHY342のリセット端子にリセット制御信号を送出して、ネットワークPHY342をリセット状態とするとともに、省電力コントローラ334に含まれるネットワーク・インタフェースのMAC層のクロック(CLK)を停止させ、これによって活動状態から休止状態へ移行させる。
第3の実施形態の複合機320では、MAC層のクロックの停止は、省電力コントローラ334の内部レジスタの設定値を変更することにより実施することができる。このため、ネットワークPHY342の電源を切り替えるためのスイッチング素子が不要となり、ネットワーク・インタフェースを含めた効率的な省電力動作を低コストで実現することが可能となる。
以上説明したように、上述までの実施形態によれば、装置管理ユニットなどの外部の収集装置からのアクセスに対応可能とし、同時に、ネットワーク・インタフェースにかかる消費電力を可能な限り節約することで、可能な限り省電力化が図られた画像処理装置、システム、該画像処理装置の制御方法およびプログラムを提供することが可能となる。
なお上述では、画像処理装置の一実施形態として、複数機能を備えた複合機を例に説明してきた。しかしながら本発明の実施形態では、画像通信装置は、レーザプリンタなどの画像形成装置、スキャナなどの画像読取装置、ファクシミリなどの画像通信装置など、画像を処理する機能を有する如何なる装置として構成することができる。
また上記機能は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)、などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…システム、102,202,302…ネットワーク、110…装置管理ユニット、112…RTC、114…不揮発性メモリ、120,220,320…複合機、122,222,322…電力供給ユニット、124,224,324…エンジン、126,226,326…メインコントローラ、128,228,328…電源プラグ、130,230,330…CPU、132、232,332…制御集積回路、134,234,334…省電力コントローラ、135,235,335…省電力制御部、136,236,338…RTC、138,238,338…不揮発性メモリ、140,240,340…USB−PHY、142,242,342…ネットワークPHY、144,244,344…DC/DCコンバータ、146,246,346,148,248,348…コネクタ、160…メインコントローラの部分、250…蓄電ユニット
特開2007−80244号公報

Claims (12)

  1. ネットワークに接続され、所定の電力が供給される活動状態と、前記活動状態に比較して消費電力が小さい休止状態と、を有する画像処理装置であって、
    前記ネットワークに接続された外部装置に対し、当該画像処理装置の装置情報を送信するネットワーク・インタフェース手段と、
    前記休止状態からの前記装置情報の送信に関し、前記外部装置での前記装置情報の収集スケジュールに従って、新たに候補となる送信開始予定時刻を計算する計算手段と、
    前記送信開始予定時刻を前記外部装置との合意により前記活動状態へ復帰させる予定の時刻として設定する設定手段と、
    前記復帰させる予定の時刻に前記ネットワーク・インタフェース手段を前記活動状態へ復帰させる一方で、前記装置情報の送信に関与しない場合は、前記休止状態へ移行させる省電力制御手段と
    を含み、前記省電力制御手段は、前記ネットワーク・インタフェース手段を前記活動状態に復帰させた後、前記外部装置からのアクセスが所定期間なかった場合であって、外部装置がネットワーク上で見つからなかったときは、前記復帰させる予定の時刻の設定を削除し、外部装置がネットワーク上で見つかったときは、前記計算手段に新たに候補となる送信開始予定時刻を計算させ、前記設定手段により該外部装置との合意に基づき復帰させる予定の時刻を設定させる、画像処理装置。
  2. 当該画像処理装置は、当該画像処理装置に主として電力を供給する電源手段の他に蓄電手段を備え、前記蓄電手段は、前記省電力制御手段へ電力を供給する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ネットワーク・インタフェース手段の前記休止状態は、前記ネットワーク・インタフェース手段の物理層への電力供給が停止された状態である、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ネットワーク・インタフェース手段の前記休止状態は、前記ネットワーク・インタフェース手段の物理層がリセットされ、かつ前記ネットワーク・インタフェース手段のクロックが停止された状態である、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 前記省電力制御手段は、前記外部装置が計時する第1現在時刻と、当該画像処理装置が計時する第2現在時刻との誤差を算出し、前記誤差に応じて前記復帰させる予定の時刻を補正する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記省電力制御手段は、当該画像処理装置の起動時、定期または不定期に、前記ネットワーク・インタフェース手段を前記活動状態へ移行し、装置情報を収集する外部装置との接続を確認する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    ネットワークを介して接続する装置から装置情報を収集する前記外部装置として、前記画像処理装置から送信された装置情報を受信する収集装置と
    を含む、システム。
  8. ネットワーク・インタフェースを備え、所定の電力が供給される活動状態と、前記活動状態に比較して消費電力が小さい休止状態と、を有する画像処理装置を制御する方法であって、前記画像処理装置が、
    前記休止状態からの外部装置に対する前記画像処理装置の装置情報の送信に関し、前記外部装置での前記装置情報の収集スケジュールに従って、新たに候補となる送信開始予定時刻を計算するステップと、
    前記送信開始予定時刻を前記外部装置との合意により前記活動状態へ復帰させる予定の時刻として設定するステップと、
    前記復帰させる予定の時刻に前記ネットワーク・インタフェースを前記活動状態へ復帰させるステップと、
    前記ネットワーク・インタフェースにより、前記外部装置に対し、ネットワークを介して前記画像処理装置の前記装置情報を送信するステップと、
    前記送信に関与しない場合は、前記ネットワーク・インタフェースを前記休止状態へ移行させるステップと
    を実行し、前記画像処理装置が、
    前記復帰させるステップの後、前記外部装置からのアクセスが所定期間なかった場合であって、外部装置がネットワーク上で見つからなかったときは、前記復帰させる予定の時刻の設定を削除し、外部装置がネットワーク上で見つかったときは、該外部装置について前記計算するステップおよび前記設定するステップを再度実行する、制御方法。
  9. 前記移行させるステップは、前記ネットワーク・インタフェースへの電力供給を停止するステップ、または前記ネットワーク・インタフェースの物理層をリセットし、かつ前記ネットワーク・インタフェースのクロックを停止するステップを含む、請求項に記載の制御方法。
  10. 前記候補となる送信開始予定時刻を前記外部装置に対し通知するステップと、前記外部装置から前記候補となる送信開始予定時刻の了承を得るステップとをさらに含む、請求項またはに記載の制御方法。
  11. 前記画像処理装置が、前記外部装置が計時する第1現在時刻を取得するステップと、前記画像処理装置が計時する第2現在時刻と前記第1現在時刻との誤差を算出するステップと、前記誤差に応じて前記復帰させる予定の時刻を補正するステップとをさらに実行する、請求項8〜10のいずれか1項に記載の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム
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