JP2003078673A - サーバ装置および画像処理装置およびサーバ装置の制御方法および画像処理装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

サーバ装置および画像処理装置およびサーバ装置の制御方法および画像処理装置の制御方法および記憶媒体

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JP2003078673A
JP2003078673A JP2001262563A JP2001262563A JP2003078673A JP 2003078673 A JP2003078673 A JP 2003078673A JP 2001262563 A JP2001262563 A JP 2001262563A JP 2001262563 A JP2001262563 A JP 2001262563A JP 2003078673 A JP2003078673 A JP 2003078673A
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Tomoyasu Yoshikawa
智康 吉川
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Canon Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置の主導の下、サーバ装置がネット
ワーク上に存在する複数の画像処理装置の節電モード移
行命令を一括集中管理して、それぞれの画像処理装置の
節電モードへそれぞれ移行させ、各画像処理装置の節電
環境を一括整合させて節電効果の高い画像処理環境を自
在に構築することである。 【解決手段】 各出力装置21〜28の節電モード移行
時間情報を管理するサーバ12から送信される各節電モ
ード移行命令に基づき、それぞれの出力装置21〜28
が送信される各節電モード命令に従い、節電モード処理
の実行状態を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像処理装
置がそれぞれ電力消費を節減する節電モードに移行可能
な複数の画像処理装置が所定の通信媒体を介して通信可
能なサーバ装置および画像処理装置およびサーバ装置の
制御方法および画像処理装置の制御方法および記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々なコンピュータおよびその周
辺機器を結び、情報を双方向に通信可能なように接続し
たコンピュータネットワーク(以下、単にネットワーク
と呼ぶ)を構築することは、ネットワーク上で複数のユ
ーザが情報を共有、情報処理の負荷の分散を図ること
で、生産性や効率を飛躍的に向上させることが可能とな
り、脚光を浴びている技術である。
【0003】これはコンピュータの急激な高性能化と小
型化及びコストダウンにより、パーソナルユースを目的
としたコンピュータでも高度かつ高速な情報処理手段と
して、手軽に利用できるようになったこと、有線ならび
に無線による高速データ通信技術の発達、分散処理アー
キテクチャの浸透などが挙げられる。
【0004】さらに、それまではスタンドアローンまた
は、1台のホストに接続された周辺機器として利用され
る場合がほとんどであった複写機、プリンタ等の出力装
置をも同じネットワーク上に配置し、複数のユーザ(クラ
イアント )で共有して使用するという発想が広く普及し
出した。
【0005】ネットワークにより前記コンピュータを利
用したメインフレーム、ワークステーション、パーソナ
ルコンピュータ、情報端末等を接続し、ファイルやデー
タベースなどに蓄積された情報を共有することが可能と
なった。また前記出力装置である複写機、プリンタ、F
AX等をも接続することで前記出力装置も共有すること
も可能となり、出力装置の生産性や効率、ユーザの利便
性を飛躍的に高めることが可能となった。
【0006】このようにネットワークを構築するメリッ
トは大きく、オフィス,工場,研究所,教育機関などさ
まざまな分野で浸透しつつある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機やプ
リンタ等の出力装置は、ユーザからの画像形成要求が発
生した時、その要求を満たすために画像形成に必要な各
工程が必要となるが、それらの各工程を処理するために
出力装置には、画像読取部、画像処理部、給紙部、現像
部、転写部、定着部、排紙部、その他のアクセサリ、お
よびそれらを統合的に制御する制御部から構成されてい
る。画像出力を行うためには出力装置のこれら各部に対
して、多くの電力を供給する必要がある。
【0008】ユーザからの画像出力要求に対し迅速に出
力装置が応答するためには、出力装置内部の各部に対し
ある程度の電力を供給し続け無ければならない。
【0009】しかし、常に高い頻度で画像出力要求が発
生するような出力装置の使用環境はまれであり、出力装
置に対するユーザからの画像出力要求が大きく減少する
時間帯や、ほとんど画像出力要求が発生しない時間帯が
存在するのが一般的である。また、出力装置に対して画
像出力要求が長時間無いような場合、その間に出力装置
内の各部に供給された電力は無駄となっていた。
【0010】そこで、複写機やプリンタ等の出力装置に
おいて、その内部の制御装置にタイマ装置等の時間計測
手段を有し、ユーザの操作によりタイマ装置が起動さ
れ。タイマ装置の計測時間がやはりユーザにより予め設
定されている時間になった場合、プリンタ装置の制御部
は必要最小限以外の各部への電力供給を遮断する制御を
行うことで、消費電力を大幅に削減することを目的とし
たプリンタ装置がすでに提案されている。
【0011】上述のような構成により、画像出力要求が
大きく減少するような時間帯やほとんど画像出力要求が
発生しない時間帯で出力装置のスリープ状態へ移行する
ことにより、出力装置の消費電力を削減することが期待
できる。
【0012】しかし、上述のようなタイマ装置を内蔵し
た出力装置を複数使用するような環境下では、従来はユ
ーザがいちいち各出力装置へ出向いてタイマ装置への設
定動作を行う必要があり、ユーザの利便性の面から見
て、必ずしも優れているとはいえなかった。
【0013】また同様に、それぞれのユーザが各出力装
置のタイマ装置がそれぞれ異なった設定動作を施される
可能性が高くなる。この時各出力装置が置かれている環
境全体での消費電力削減をみた場合、消費電力削減効率
が良くなかった。
【0014】さらにユーザのミスによりタイマ装置を設
定し忘れるような状況も十分に考えられ、この場合も消
費電力削減を阻害する大きな要因である。
【0015】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、各画像処理装
置の節電モード移行時間情報を管理するサーバ装置から
送信される各節電モード移行命令に基づき、それぞれの
画像処理装置が送信される各節電モード命令に従い、節
電モード処理の実行状態を制御することにより、サーバ
装置の主導の下、サーバ装置がネットワーク上に存在す
る複数の画像処理装置の節電モード移行命令を一括集中
管理して、それぞれの画像処理装置の節電モードへそれ
ぞれ移行させ、各画像処理装置の節電環境を一括整合さ
せて節電効果の高い画像処理環境を自在に構築すること
ができるサーバ装置および画像処理装置およびサーバ装
置の制御方法および画像処理装置の制御方法および記憶
媒体を提供することである。
【0016】第2の目的は、各画像処理装置の節電モー
ド移行時間情報を管理するサーバ装置に対して画像処理
装置が自機に設定されている節電モード移行命令の設定
状態を問合わせて、該問い合わせに対するサーバ装置か
らの応答に基づき、それぞれの画像処理装置が送信され
る各節電モード命令に従い、節電モード処理を実行する
ことにより、各画像処理装置の主導の下、サーバ装置が
ネットワーク上に存在する複数の画像処理装置の節電モ
ード移行命令を一括集中管理して、それぞれの画像処理
装置の節電モードへそれぞれ移行させ、各画像処理装置
の節電環境を一括整合させて節電効果の高い画像処理環
境を自在に構築することができるサーバ装置および画像
処理装置およびサーバ装置の制御方法および画像処理装
置の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0017】第3の目的は、各画像処理装置の節電モー
ド移行時間情報を管理するサーバ装置から送信される各
節電モード移行命令に基づき、それぞれの画像処理装置
が送信される各節電モード命令に従い、節電モード処理
を実行するか、各画像処理装置の節電モード移行時間情
報を管理するサーバ装置に対して画像処理装置が自機に
設定されている節電モード移行命令の設定状態を問合わ
せて、該問い合わせに対するサーバ装置からの応答に基
づき、それぞれの画像処理装置が送信される各節電モー
ド命令に従い、節電モード処理を実行するかをユーザに
より選択することにより、サーバ装置の主導の下、サー
バ装置がネットワーク上に存在する複数の画像処理装置
の節電モード移行命令を一括集中管理して、それぞれの
画像処理装置の節電モードへそれぞれ移行させ、各画像
処理装置の節電環境を一括整合させて節電効果の高い画
像処理環境を自在に構築することができること、各画像
処理装置の主導の下、サーバ装置がネットワーク上に存
在する複数の画像処理装置の節電モード移行命令を一括
集中管理して、それぞれの画像処理装置の節電モードへ
それぞれ移行させ、各画像処理装置の節電環境を一括整
合させて節電効果の高い画像処理環境を自在に構築する
ことのいずれをもユーザが自在に選択することができる
利便性の高いサーバ装置および画像処理装置およびサー
バ装置の制御方法および画像処理装置の制御方法および
記憶媒体を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して設定される節電開始時間に
従い電力消費を節減する節電モードに移行可能な複数の
画像処理装置と通信可能なサーバ装置であって、複数の
画像処理装置に対して設定される節電モード移行時間を
記憶手段に記憶して管理する管理手段(図4に示すDB
管理部105,107に相当)と、現在時刻を計時する
計時手段と、管理手段により管理される節電モード移行
時間と計時手段により計時される現在時刻とを比較し
て、節電モード移行命令を対応する各画像処理装置にそ
れぞれ送信する送信手段(図4に示すサーバ制御部10
1に相当)とを有することを特徴とする。
【0019】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体を介して設定される節電開始時間に従い電力消費を節
減する節電モードに移行可能な複数の画像処理装置と通
信可能なサーバ装置であって、複数の画像処理装置に対
して設定される節電モード移行時間または節電モード解
除時間を記憶手段に記憶して管理する管理手段(図4に
示すDB管理部105,107に相当)と、現在時刻を
計時する計時手段と、管理手段により管理される節電モ
ード移行時間と計時手段により計時される現在時刻とを
比較して、節電モード移行命令を保持手段(図4に示す
サーバ12内の記憶装置)に設定する命令設定手段(図
4に示すサーバ制御部101に相当)と、いずれかの画
像処理装置より保持手段に保持される節電モード移行命
令が設定されているか否かの問い合わせに対して応答す
る応答手段(図4に示すサーバ制御部101に相当)と
を有することを特徴とする。
【0020】本発明に係る第3の発明は、管理手段によ
り管理される節電モード解除時間と計時手段により計時
される現在時刻とを比較して、保持手段に設定されてい
る節電モード移行命令を破棄する制御手段(図4に示す
サーバ制御部101に相当)を有することを特徴とす
る。
【0021】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して通信可能なクライアント装置から更新すべき
節電モード移行時間情報を受信する第1の受信手段(図
4に示すサーバ制御部101に相当)と、第1の受信手
段により受信される節電モード移行時間情報に基づき、
記憶手段に記憶されている節電モード移行時間を更新す
る第1の更新手段とを有することを特徴とする。
【0022】本発明に係る第5の発明は、いずれかの画
像処理装置から更新すべき節電モード移行時間情報を受
信する第2の受信手段(図4に示すサーバ制御部101
に相当)と、第2の受信手段により受信される節電モー
ド移行時間情報に基づき、記憶手段に記憶されている節
電モード移行時間を更新する第2の更新手段とを有する
ことを特徴とする。
【0023】本発明に係る第6の発明は、画像処理装置
は、プリンタ装置,デジタル複写装置,複合画像処理装
置を含むことを特徴とする。
【0024】本発明に係る第7の発明は、管理手段は、
各画像処理装置に固有の装置情報,固有の節電モード情
報を記憶手段に登録することを特徴とする。
【0025】本発明に係る第8の発明は、問い合わせ元
の画像処理装置が登録されているか否かを判断する登録
判断手段と、登録判断手段により問い合わせ元の画像処
理装置が登録されていないと判断した場合に、問い合わ
せが不正であることを応答する不正応答手段(図4に示
すサーバ制御部101に相当)とを有することを特徴と
する。
【0026】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画像
処理装置であって、サーバ装置から送信される節電モー
ド移行命令に対する節電モード移行有無を設定するモー
ド設定手段(図5に示すコントローラ部201に相当)
と、サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
出する検出手段(図5に示すコントローラ部201に相
当)と、モード設定手段により設定される節電モード移
行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消
費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御
する第1の制御手段(図5に示すコントローラ部201
に相当)とを有することを特徴とする。
【0027】本発明に係る第10の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置であって、サーバ装置に対して自機に対する
節電モード移行命令が保持されているか否かを問合わせ
る時間間隔を計測する計測手段(図5に示すコントロー
ラ部201内のタイマ部に相当)と、計測手段により計
測される時間間隔に基づき、サーバ装置に対して自機に
対する節電モード移行命令が保持されているか否かを問
合わせる問合わせ手段(図5に示すコントローラ部20
1に相当)と、問合わせ手段による応答結果に基づい
て、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
節電モード状態に移行させるか否かを制御する第2の制
御手段(図5に示すコントローラ部201に相当)とを
有することを特徴とする。
【0028】本発明に係る第11の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置であって、サーバ装置から送信される節電モ
ード移行命令に対する節電モード移行有無を設定するモ
ード設定手段(図5に示すコントローラ部201に相
当)と、サーバ装置から送信される節電モード移行命令
を検出する検出手段(図5に示すコントローラ部201
に相当)と、モード設定手段により設定される節電モー
ド移行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電
力消費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを
制御する第1の制御手段(図5に示すコントローラ部2
01に相当)と、サーバ装置に対して自機に対する節電
モード移行命令が保持されているか否かを問合わせる問
合わせ手段(図5に示すコントローラ部201に相当)
と、問合わせ手段による応答結果に基づいて、画像処理
装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状
態に移行させるか否かを制御する第2の制御手段(図5
に示すコントローラ部201に相当)とを有することを
特徴とする。
【0029】本発明に係る第12の発明は、第1の制御
手段または第2の制御手段のいずれを有効とするかを選
択する選択手段(図5に示すコントローラ部201に相
当)を有することを特徴とする。
【0030】本発明に係る第13の発明は、第1の制御
手段により画像処理装置本体に供給される電力消費を節
減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処理装
置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態
に移行させる第1の節電モード移行手段(図5に示すコ
ントローラ部201に相当)を有することを特徴とす
る。
【0031】本発明に係る第14の発明は、第2の制御
手段により画像処理装置本体に供給される電力消費を節
減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処理装
置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態
に移行させる第2の節電モード移行手段(図5に示すコ
ントローラ部201に相当)を有することを特徴とす
る。
【0032】本発明に係る第15の発明は、モード設定
手段は、ユーザのモード選択指示に従いサーバ装置から
送信される節電モード移行命令に対する節電モード移行
有無を設定することを特徴とする。
【0033】本発明に係る第16の発明は、第1の節電
モード移行手段は、画像処理装置本体の画像処理状態に
基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減
する節電モード状態への移行タイミングを調整すること
を特徴とする。
【0034】本発明に係る第17の発明は、第1の節電
モード移行手段は、画像処理装置本体の画像処理状態が
画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による画像
処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態へ移行させることを特徴とす
る。
【0035】本発明に係る第18の発明は、第2の節電
モード移行手段は、画像処理装置本体の画像処理状態に
基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減
する節電モード状態への移行タイミングを調整すること
を特徴とする。
【0036】本発明に係る第19の発明は、第2の節電
モード移行手段は、画像処理装置本体の画像処理状態が
画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による画像
処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態へ移行させることを特徴とす
る。
【0037】本発明に係る第20の発明は、計測手段に
より計測される時間間隔を任意時間間隔に設定する間隔
設定手段(図5に示すコントローラ部201に相当)を
有することを特徴とする。
【0038】本発明に係る第21の発明は、所定の通信
媒体を介して設定される節電開始時間に従い電力消費を
節減する節電モードに移行可能な複数の画像処理装置と
通信可能なサーバ装置の制御方法であって、複数の画像
処理装置に対して設定される節電モード移行時間を記憶
手段に記憶して管理する管理ステップ(図示しない)
と、現在時刻を計時する計時ステップ(図6に示すステ
ップS103)と、管理ステップにより管理される節電
モード移行時間と計時手段により計時される現在時刻と
を比較して、節電モード移行命令を対応する各画像処理
装置にそれぞれ送信する送信ステップ(図6に示すステ
ップS104)とを有することを特徴とする。
【0039】本発明に係る第22の発明は、所定の通信
媒体を介して設定される節電開始時間に従い電力消費を
節減する節電モードに移行可能な複数の画像処理装置と
通信可能なサーバ装置の制御方法であって、複数の画像
処理装置に対して設定される節電モード移行時間または
節電モード解除時間を記憶手段に記憶して管理する管理
ステップ(図示しない)と、現在時刻を計時する計時ス
テップ(図12のステップ304)と、管理ステップに
より管理される節電モード移行時間と計時ステップによ
り計時される現在時刻とを比較して、節電モード移行命
令を保持手段に設定する命令設定ステップ(図12のス
テップ303)と、いずれかの画像処理装置より保持手
段に保持される節電モード移行命令が設定されているか
否かの問い合わせに対して応答する応答ステップ(図示
しない)とを有することを特徴とする。
【0040】本発明に係る第23の発明は、管理ステッ
プにより管理される節電モード解除時間と計時ステップ
により計時される現在時刻とを比較して、保持手段に設
定されている節電モード移行命令を破棄する制御ステッ
プ(図示しない)を有することを特徴とする。
【0041】本発明に係る第24の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なクライアント装置から更新すべ
き節電モード移行時間情報を受信する第1の受信ステッ
プ(図示しない)と、第1の受信ステップにより受信さ
れる節電モード移行時間情報に基づき、記憶手段に記憶
されている節電モード移行時間を更新する第1の更新ス
テップ(図示しない)とを有することを特徴とする。
【0042】本発明に係る第25の発明は、いずれかの
画像処理装置から更新すべき節電モード移行時間情報を
受信する第2の受信ステップ(図示しない)と、第2の
受信ステップにより受信される節電モード移行時間情報
に基づき、記憶手段に記憶されている節電モード移行時
間を更新する第2の更新ステップ(図示しない)とを有
することを特徴とする。
【0043】本発明に係る第26の発明は、画像処理装
置は、プリンタ装置,デジタル複写装置,複合画像処理
装置を含むことを特徴とする。
【0044】本発明に係る第27の発明は、管理ステッ
プは、各画像処理装置に固有の装置情報,固有の節電モ
ード情報を記憶手段に登録することを特徴とする。
【0045】本発明に係る第28の発明は、問い合わせ
元の画像処理装置が登録されているか否かを判断する登
録判断ステップ(図19に示すステップS503)と、
登録判断ステップにより問い合わせ元の画像処理装置が
登録されていないと判断した場合に、問い合わせが不正
であることを応答する不正応答ステップ(図19に示す
ステップS505)とを有することを特徴とする。
【0046】本発明に係る第29の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置の制御方法であって、サーバ装置から送信さ
れる節電モード移行命令に対する節電モード移行有無を
設定するモード設定ステップ(図示しない)と、サーバ
装置から送信される節電モード移行命令を検出する検出
ステップ(図9に示すステップS202)と、モード設
定ステップにより設定される節電モード移行有無に基づ
き、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
節電モード状態に移行させるか否かを制御する第1の制
御ステップ(図8に示すステップS204)とを有する
ことを特徴とする。
【0047】本発明に係る第30の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置の制御方法であって、サーバ装置に対して自
機に対する節電モード移行命令が保持されているか否か
を問合わせる時間間隔を計測する計測ステップ(図15
に示すステップS401)と、計測ステップにより計測
される時間間隔に基づき、サーバ装置に対して自機に対
する節電モード移行命令が保持されているか否かを問合
わせる問合わせステップ(図15に示すステップS40
3)と、問合わせステップによる応答結果に基づいて、
画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電
モード状態に移行させるか否かを制御する第2の制御ス
テップ(図15に示すステップS406)とを有するこ
とを特徴とする。
【0048】本発明に係る第31の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置の制御方法であって、サーバ装置から送信さ
れる節電モード移行命令に対する節電モード移行有無を
設定するモード設定ステップ(図示しない)と、サーバ
装置から送信される節電モード移行命令を検出する検出
ステップ(図9に示すステップS202)と、モード設
定ステップにより設定される節電モード移行有無に基づ
き、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
節電モード状態に移行させるか否かを制御する第1の制
御ステップ(図8に示すステップS204)と、サーバ
装置に対して自機に対する節電モード移行命令が保持さ
れているか否かを問合わせる問合わせステップ(図15
に示すステップS403)と、問合わせステップによる
応答結果に基づいて、画像処理装置本体に供給される電
力消費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを
制御する第2の制御ステップ(図15に示すステップS
406)とを有することを特徴とする。
【0049】本発明に係る第32の発明は、第1の制御
ステップまたは第2の制御ステップのいずれを有効とす
るかを選択する選択ステップ(図示しない)を有するこ
とを特徴とする。
【0050】本発明に係る第33の発明は、第1の制御
ステップにより画像処理装置本体に供給される電力消費
を節減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処
理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
状態に移行させる第1の節電モード移行ステップ(図9
に示すステップS205)を有することを特徴とする。
【0051】本発明に係る第34の発明は、第2の制御
ステップにより画像処理装置本体に供給される電力消費
を節減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処
理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
状態に移行させる第2の節電モード移行ステップ(図1
5に示すステップS408)を有することを特徴とす
る。
【0052】本発明に係る第35の発明は、モード設定
ステップは、ユーザのモード選択指示に従いサーバ装置
から送信される節電モード移行命令に対する節電モード
移行有無を設定することを特徴とする。
【0053】本発明に係る第36の発明は、第1の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態への移行タイミングを調整する
ことを特徴とする。
【0054】本発明に係る第37の発明は、第1の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態が画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による
画像処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消
費を節減する節電モード状態へ移行させることを特徴と
する。
【0055】本発明に係る第38の発明は、第2の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態への移行タイミングを調整する
ことを特徴とする。
【0056】本発明に係る第39の発明は、第2の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態が画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による
画像処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消
費を節減する節電モード状態へ移行させることを特徴と
する。
【0057】本発明に係る第40の発明は、計測ステッ
プにより計測される時間間隔を任意時間間隔に設定する
間隔設定ステップ(図示しない)を有することを特徴と
する。
【0058】本発明に係る第41の発明は、所定の通信
媒体を介して設定される節電開始時間に従い電力消費を
節減する節電モードに移行可能な複数の画像処理装置と
通信可能なサーバ装置に、複数の画像処理装置に対して
設定される節電モード移行時間を記憶手段に記憶して管
理する管理ステップ(図示しない)と、現在時刻を計時
する計時ステップ(図6に示すステップS103)と、
管理ステップにより管理される節電モード移行時間と計
時手段により計時される現在時刻とを比較して、節電モ
ード移行命令を対応する各画像処理装置にそれぞれ送信
する送信ステップ(図6に示すステップS107)とを
実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り
可能な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0059】本発明に係る第42の発明は、所定の通信
媒体を介して設定される節電開始時間に従い電力消費を
節減する節電モードに移行可能な複数の画像処理装置と
通信可能なサーバ装置に、複数の画像処理装置に対して
設定される節電モード移行時間または節電モード解除時
間を記憶手段に記憶して管理する管理ステップ(図示し
ない)と、現在時刻を計時する計時ステップ(図12の
ステップ304)と、管理ステップにより管理される節
電モード移行時間と計時ステップにより計時される現在
時刻とを比較して、節電モード移行命令を保持手段に設
定する命令設定ステップ(図12のステップ306)
と、いずれかの画像処理装置より保持手段に保持される
節電モード移行命令が設定されているか否かの問い合わ
せに対して応答する応答ステップ(図示しない)とを実
行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可
能な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0060】本発明に係る第43の発明は、管理ステッ
プにより管理される節電モード解除時間と計時ステップ
により計時される現在時刻とを比較して、保持手段に設
定されている節電モード移行命令を破棄する制御ステッ
プ(図示しない)を有することを特徴とする。
【0061】本発明に係る第44の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なクライアント装置から更新すべ
き節電モード移行時間情報を受信する第1の受信ステッ
プ(図示しない)と、第1の受信ステップにより受信さ
れる節電モード移行時間情報に基づき、記憶手段に記憶
されている節電モード移行時間を更新する第1の更新ス
テップ(図示しない)とを有することを特徴とする。
【0062】本発明に係る第45の発明は、いずれかの
画像処理装置から更新すべき節電モード移行時間情報を
受信する第2の受信ステップ(図示しない)と、第2の
受信ステップにより受信される節電モード移行時間情報
に基づき、記憶手段に記憶されている節電モード移行時
間を更新する第2の更新ステップ(図示しない)とを有
することを特徴とする。
【0063】本発明に係る第46の発明は、画像処理装
置は、プリンタ装置,デジタル複写装置,複合画像処理
装置を含むことを特徴とする。
【0064】本発明に係る第47の発明は、管理ステッ
プは、各画像処理装置に固有の装置情報,固有の節電モ
ード情報を記憶手段に登録することを特徴とする。
【0065】本発明に係る第48の発明は、問い合わせ
元の画像処理装置が登録されているか否かを判断する登
録判断ステップ(図19に示すステップS503)と、
登録判断ステップにより問い合わせ元の画像処理装置が
登録されていないと判断した場合に、問い合わせが不正
であることを応答する不正応答ステップ(図19に示す
ステップS505)とを有することを特徴とする。
【0066】本発明に係る第49の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置に、サーバ装置から送信される節電モード移
行命令に対する節電モード移行有無を設定するモード設
定ステップ(図示しない)と、サーバ装置から送信され
る節電モード移行命令を検出する検出ステップ(図9に
示すステップS202)と、モード設定ステップにより
設定される節電モード移行有無に基づき、画像処理装置
本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態に
移行させるか否かを制御する第1の制御ステップ(図8
に示すステップS204)とを実行させるためのプログ
ラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録し
たことを特徴とする。
【0067】本発明に係る第50の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置に、サーバ装置に対して自機に対する節電モ
ード移行命令が保持されているか否かを問合わせる時間
間隔を計測する計測ステップ(図15に示すステップS
401)と、計測ステップにより計測される時間間隔に
基づき、サーバ装置に対して自機に対する節電モード移
行命令が保持されているか否かを問合わせる問合わせス
テップ(図15に示すステップS403)と、問合わせ
ステップによる応答結果に基づいて、画像処理装置本体
に供給される電力消費を節減する節電モード状態に移行
させるか否かを制御する第2の制御ステップ(図15に
示すステップS406)とを実行させるためのプログラ
ムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録した
ことを特徴とする。
【0068】本発明に係る第51の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能なサーバ装置により識別される画
像処理装置に、サーバ装置から送信される節電モード移
行命令に対する節電モード移行有無を設定するモード設
定ステップ(図示しない)と、サーバ装置から送信され
る節電モード移行命令を検出する検出ステップ(図9に
示すステップS202)と、モード設定ステップにより
設定される節電モード移行有無に基づき、画像処理装置
本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態に
移行させるか否かを制御する第1の制御ステップ(図8
に示すステップS204)と、サーバ装置に対して自機
に対する節電モード移行命令が保持されているか否かを
問合わせる問合わせステップ(図15に示すステップS
403)と、問合わせステップによる応答結果に基づい
て、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
節電モード状態に移行させるか否かを制御する第2の制
御ステップ(図15に示すステップS406)とを実行
させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能
な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0069】本発明に係る第52の発明は、第1の制御
ステップまたは第2の制御ステップのいずれを有効とす
るかを選択する選択ステップ(図示しない)を有するこ
とを特徴とする。
【0070】本発明に係る第53の発明は、第1の制御
ステップにより画像処理装置本体に供給される電力消費
を節減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処
理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
状態に移行させる第1の節電モード移行ステップ(図9
に示すステップS205)を有することを特徴とする。
【0071】本発明に係る第54の発明は、第2の制御
ステップにより画像処理装置本体に供給される電力消費
を節減する節電モード状態に移行させる場合に、画像処
理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
状態に移行させる第2の節電モード移行ステップ(図1
5に示すステップS408)を有することを特徴とす
る。
【0072】本発明に係る第55の発明は、モード設定
ステップは、ユーザのモード選択指示に従いサーバ装置
から送信される節電モード移行命令に対する節電モード
移行有無を設定することを特徴とする。
【0073】本発明に係る第56の発明は、第1の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態への移行タイミングを調整する
ことを特徴とする。
【0074】本発明に係る第57の発明は、第1の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態が画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による
画像処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消
費を節減する節電モード状態へ移行させることを特徴と
する。
【0075】本発明に係る第58の発明は、第2の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を
節減する節電モード状態への移行タイミングを調整する
ことを特徴とする。
【0076】本発明に係る第59の発明は、第2の節電
モード移行ステップは、画像処理装置本体の画像処理状
態が画像処理実行中の場合は、画像処理装置本体による
画像処理終了後、画像処理装置本体に供給される電力消
費を節減する節電モード状態へ移行させることを特徴と
する。
【0077】本発明に係る第60の発明は、計測ステッ
プにより計測される時間間隔を任意時間間隔に設定する
間隔設定ステップ(図示しない)を有することを特徴と
する。
【0078】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すサーバ装置,画像処理装置を適用
可能なネットワークシステムの概略構成を示す図であ
る。
【0079】図1において、11はネットワークを示し
ており、サーバ12、出力装置21〜28、コンピュー
タおよびワークステーション31〜34をそれぞれ接続
し、情報の伝達媒体の役割を担っている。
【0080】本実施形態では、タイマ管理サーバ機能は
サーバ12の1システムとして内蔵されており、他の機
能と合わせてネットワークにおけるサーバサービスを提
供している。
【0081】31〜34はコンピュータおよびワークス
テーションであり、ネットワーク11においてクライア
ント装置に該当する装置である。コンピュータおよびワ
ークステーション31〜34からさまざまなサービス要
求がサーバ12や出力装置21〜28へ送られる。
【0082】出力装置21〜28はクライアントである
コンピュータおよびワークステーション31〜34から
の画像出力要求(ジョブ)を受け付け、ネットワーク1
1を介して転送された画像データを出力する。
【0083】また、出力装置21〜28においては、出
力装置自身に画像読取装置をも有する構成となってお
り、出力装置自身で読み取った画像データを自身の出力
装置で出力することが可能な構成となっている。
【0084】さらに、出力装置21〜28は、それぞれ
の内部の制御部にタイマ装置等の時間計測手段を有する
構成となっている。ユーザの操作によりこのタイマ装置
が起動され、タイマ装置の計測時間がやはりユーザによ
り予め設定されている時間になった場合、プリンタ装置
の制御部は必要最小限以外の各装置への電力供給を遮断
する構成となっている。それにより消費電力を大幅に削
減することが可能となる。
【0085】従来の構成においては、出力装置21〜2
8の各タイマ装置への設定は、ユーザがそれぞれの出力
装置に出向き設定しなければならず効率的とは言えなか
った。
【0086】しかし、本発明の画像処理装置において
は、サーバ12に保存されている節電モード移行時間情
報をネットワーク経由で、各出力装置21〜28へ伝達
する構成となっている。以下にその構成の詳細について
説明する。
【0087】図2は、本発明に係るサーバ装置で管理さ
れる第1の節電モード移行時間情報データのフォーマッ
ト例を示す図である。
【0088】図2において、51はレコードで、節電モ
ード移行時間情報データが格納される。各レコード51
にはサーバ12が節電モードに移行する命令を各出力装
置に送信する日時情報が記録されている。サーバ12に
内蔵されているレコード51に記憶されている日時情報
と、やはりサーバ12に内蔵されているタイマ装置の計
測時間が一致した場合、各出力装置21〜28へ節電モ
ード移行命令を伝達する構成となっている。
【0089】図3は、本発明に係るサーバ装置で管理さ
れる第2の節電モード移行時間情報データのフォーマッ
ト例を示す図であり、例えばサーバ12に内蔵されてい
る週単位における節電モード移行時間情報データのフォ
ーマットの一例に対応する。
【0090】図3において、52はレコードで、週単位
の節電モード移行時間情報データが格納されている。各
レコード52にはプリンタが節電モードに移行する日時
情報が週単位で記録されている。サーバ12において
は、それぞれの出力装置に内蔵されているレコード52
に記憶されている日時情報と、やはりサーバ12に内蔵
されているタイマ装置の計測時間が一致した場合、各出
力装置21〜28へ節電モード移行命令を伝達する構成
となっている。
【0091】図3に示す例では、図2で説明した節電モ
ード移行時間情報データとは異なり、週単位で節電モー
ドへの移行時刻を設定することが可能となり、よりユー
ザにとって利便性の高い構成となっている。
【0092】図4は、本発明に係るサーバ装置の内部構
成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0093】図4に示すサーバ12において、101は
サーバ制御部であり、サーバ12がネットワークを介し
て提供しているさまざまなサービスを実行している部分
である。また、画像処理装置としての出力装置21〜2
8に対して節電モード移行時間情報を送信する処理も行
っている。
【0094】102はプリンタ情報データベースであ
り、ネットワークに属しているプリンタ情報を記録して
いる。
【0095】104は節電モード移行時間情報データベ
ースであり、各出力装置にそれぞれ設定されている節電
モード移行時間情報が記録されている。各データベース
はそれぞれのデータベース管理部105,107により
管理されており、サーバ制御部101の要求により各デ
ータベース102,104の情報の登録、削除、マー
ジ、ソート等の作業を行っている。
【0096】サーバ制御部101は、節電モード移行時
間情報データベース104に記録されているある節電モ
ード移行時間情報が更新された場合、該当する出力装置
21〜28のプリンタIDをプリンタ情報データベース
102のデータベース管理部105へ問合わせる処理を
行う。サーバ制御部101は、問合わせ結果から更新さ
れた節電モード移行時間情報を該当する出力装置に対し
て、節電モード移行時間情報を送信する処理を行う。
【0097】図5は、図1に示した出力装置21〜28
の内部制御構成を示す図である。
【0098】図5において、201はコントローラ部で
あり、本発明の特徴である指定時刻での画像形成装置自
身の節電モードへの移行や、通常モードへの復帰等の処
理実行を行う装置で、画像形成装置全体の制御を司る部
分でもある。
【0099】202は、ネットワーク11との通信を制
御する通信インタフェース部である。本発明の特徴であ
るサーバ12との通信もここを経由して実行される。
【0100】203は、原稿画像を読み取る画像読取処
理を実行する画像読取制御部、204は画像形成部によ
る記録紙への画像形成の制御を実行する画像形成制御部
である。
【0101】205は、ユーザと画像形成装置とのイン
ターフェイスを司っている操作部である。
【0102】206は、コントローラ部等が使用するデ
ータを蓄積するための装置であるデータ蓄積部である。
データ蓄積部206に蓄積されているデータは画像形成
装置が節電モードに移行、あるいは画像形成装置全体へ
の電力供給が停止した場合に置いても、保存されてい
る。本発明の特徴である節電開始時の時間データもここ
に蓄積される。
【0103】図6は、本発明に係るサーバ装置における
第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、サーバ12における各出力装置21〜28へ節電モ
ード移行命令を送信する制御手順に対応する。なお、図
6中において、CNT1は節電モードへ移行した出力装
置の台数をカウントするための変数を表し、CNT2は
節電モードへ移行しなかった出力装置の台数をカウント
するための変数を表す。また、S101〜S109は各
ステップを示す。
【0104】本制御は、サーバ12において各出力装置
21〜28へ節電モード移行命令発行サービスが提供さ
れ始めるタイミングでスタートし、サービスが提供され
ている間は処理が繰返し行われているものとする。
【0105】本処理は開始後、ステップS101におい
ては、サーバ12に内蔵されているタイマ装置108の
計測時間とサーバ12に内蔵されているレコード51、
52に格納されている節電モード移行時間情報とが一致
したか否かの判断を行っている。
【0106】すなわち、節電モード移行時間情報になる
まで処理を待機させるループを形成する。もしタイマ装
置108の計測時間が節電モード移行時間情報に一致し
た場合、処理をステップS102へ進め、節電モードへ
移行した出力装置の台数をカウントするための変数CN
T1と節電モードヘ移行しなかった出力装置の台数をカ
ウントするための変数CNT2を初期化する処理を行
い、該初期化処理後、ステップS103へ進む。
【0107】そして、ステップS103では、節電モー
ド移行命令を各出力装置に送信してから応答が帰ってく
るのを待つまでの時間、すなわち応答待機時間を計測す
るための第2タイマ装置をスタートする処理を行い、第
2タイマ装置のスタート後処理をステップS104へ進
める。
【0108】そして、ステップS104では、ネットワ
ーク11に接続された全出力装置に対して、節電モード
移行命令を送信する処理を行い、該送信終了後、処理を
ステップS105へ進める。
【0109】そして、ステップS105では、節電モー
ド移行命令を送信した各出力装置21〜28からの応答
があったか否かを判断し、応答が来るまでループを形成
する。すなわち、各出力装置から応答を待機する役割を
担っている。ここで、もし出力装置から応答があった場
合においては、処理をステップS106へ進める。
【0110】そして、ステップS106では、サーバ1
2が応答受信データから、節電モード移行命令を受信し
た出力装置が節電モードに移行したか否かの判定を行
い、それにより処理を分岐させる。
【0111】ここで、もし受信した出力装置が節電モー
ドに移行していると判断した場合においては、処理をス
テップS107へ進め、もし受信した出力装置が節電モ
ードに移行していないと判断した場合においては、処理
をステップS108へ進める。
【0112】そして、ステップS107においては、応
答のあった出力装置は節電モードへ移行しているので、
節電モードへ移行した出力装置の台数をカウントするた
めの変数CNT1に「1」を足し加える処理を行い、該
処理終了後、ステップS109へ進む。
【0113】そして、ステップS108においては、応
答のあった出力装置は節電モードへ移行していないた
め、節電モードヘ移行していない出力装置の台数をカウ
ントするための変数CNT2に「1」を足し加える処理
を行い、該処理終了後、ステップS109へ進む。
【0114】そして、ステップS109においては、応
答待機時間を計測するための第2タイマ装置の計測時間
が応答待機時間にまで達したか否かを判断する処理を行
い、第2タイマ装置の計測時間が応答時間内であると判
断した場合は、ステップS105へ処理を戻し、他の出
力装置からの応答を待つ。
【0115】一方、第2タイマ装置の計測時間が応答時
間に達していると判断した場合は、タイムアウトと判断
し、処理をステップS101へ戻し、次の節電モード移
行時間との一致まで処理を待機させる。
【0116】図7,図8は、本発明に係るサーバ装置,
画像処理装置における節電モードヘ移行処理状態を説明
する図であり、図6で説明した処理のステップS104
においてサーバ12から節電モード移行命令がネットワ
ーク11に接続された出力装置21〜28に対して送信
され、各出力装置21〜28が節電モードヘ移行する仕
組みの概要に対応する。
【0117】特に、図7は、サーバ12が節電モード移
行命令をネットワーク11に接続された出力装置21〜
28へ送信している状態を示し、図8は、サーバ12か
らの節電モード移行命令を受け、ネットワーク11に接
続され各出力装置21〜28がそれぞれに内蔵された節
電モード移行命令に対する処理を行い、サーバに対して
応答している状態を示す。
【0118】ここで、出力装置23〜28は省略してい
るが、各出力装置23〜28の動作は以下で説明する出
力装置21、22と同様である。
【0119】まず、図7において、図4で説明したよう
にサーバ12に内蔵されているタイマ装置108の計測
時間がやはりサーバ12に内蔵されている節電モード移
行時間情報のレコード51、52と一致した場合、ネッ
トワーク11に接続された各出力装置21,22に対し
て節電モード移行命令が送信される。図では矢印61で
示されている。
【0120】そして、ネットワーク11上の各出力装置
21,22は節電モード移行命令をサーバ12より受信
した場合、各出力装置の制御装置により直ちに節電モー
ドに移行するか否かの判断がなされる。この制御につい
ては、図9に示すフローチャートにおいて説明する。
【0121】各出力装置の判断により直ちに節電モード
に移行するか否かの判断後、もし節電モードに移行した
場合、移行したことを示す応答をサーバ12へ送信す
る。また、この際、なんらかの理由により節電モードヘ
の移行が行われなかったと判断した場合においては、節
電モードへの移行が行われなかったことを示す応答をサ
ーバ12に対して送信する。図8においては、各出力装
置からの応答は、矢印62で示されている。
【0122】図9は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、サーバ12からネットワーク11を介して節電モ
ード移行命令を受信した場合、各出力装置の制御装置に
より直ちに節電モードに移行するか否かの判断処理手順
に対応する。なお、S201〜S207は各ステップを
示し、各ステップは、各出力装置内の図示しないコント
ローラ部内のメモリに記憶される制御プログラムに基づ
いて実行されるものとする。
【0123】本処理は、サーバ12からネットワーク1
1を介して節電モード移行命令を受信した後に開始され
る。処理が開始されると、ステップS201において
は、サーバ12から受信したデータのチェックを行う処
理を呼び出し、該データチェック後、処理をステップS
202へ進める。
【0124】そして、ステップS202においては、ス
テップS201でのサーバ12から受信したデータのチ
ェックにおいて、サーバ12から送られてきたデータが
節電モード移行命令であるか否かを判定し、それにより
処理を分岐させる。
【0125】ここで、受信したデータがもし節電モード
移行命令でないと判断した場合は、本処理自体は終了す
る。
【0126】一方、ステップS202で、受信したデー
タが節電モード移行命令であると出力装置内のコントロ
ーラ部が判断した場合は、処理はステップS203へ進
む。
【0127】そして、ステップS203においては、本
制御が行われている出力装置において、現在何らかの画
像出力処理が行われているか否かを判断する処理を行
い、現在、出力装置において、何らかの画像出力処理が
行われているとコントローラ部が判断した場合には、当
該出力処理が終わるまで本処理を待機させるループを形
成する。
【0128】一方、ステップS203で、コントローラ
部が出力中で無いか、出力処理が終了したと判断した場
合は、その後、本処理はステップS204へ進む。
【0129】そして、ステップS204においては、出
力装置の節電モード設定を読み、それにより処理の流れ
を分岐させる。すなわち、ユーザが操作部から出力装置
に対して施した設定により、サーバ12からの節電モー
ド移行命令を無視するか否かの判断を行う。
【0130】ここで、コントローラ部が節電モード移行
命令を無視しない設定がなされていると判断した場合
は、処理をステップS205へ進め、節電モード移行命
令を無視する設定がなされていると判断した場合は、処
理をステップS206へ進める。
【0131】そして、ステップS205においては、ス
テップS204によりユーザが出力装置に施した設定が
サーバ12からの節電モード移行命令を無視しない設定
になっていることから、節電モード移行制御を呼び出し
ている節電モード移行後、処理をステップS207へ進
める。
【0132】そして、ステップS206においては、ス
テップS204によりユーザが出力装置に施した設定が
サーバ12からの節電モード移行命令を無視する設定に
なっているので、サーバ12に対して節電モード移行命
令を無視したことを示す応答を送信する処理を行い、送
信終了後、本処理を終了する。
【0133】一方、ステップS207においては、ステ
ップS205で行われた処理により、出力装置自身が節
電モードヘ移行したことから、サーバ12に対して節電
モード移行が完了したことを示す応答を送信する処理を
行い、該送信終了後、本処理を終了する。
【0134】図10は、図1に示したクライアント装置
31〜34で表示される節電モード移行時間情報レコー
ド51のデータを更新するための第1の設定画面の一例
を示す図であり、クライアント装置31〜34側で、サ
ーバ12に内蔵されている節電モード移行時間情報レコ
ード51のデータを更新するためのクライアントウェア
の表示の一例である。
【0135】図10において、71は節電モード移行時
間情報データを表示するための表示ボックスである。こ
の表示ボックス71は年、月、日、時、分、秒毎に分割
されており、ユーザはクライアント装置上から書き換え
ることが可能な構成となっている。
【0136】72は登録ボタンであり、ユーザがクライ
アント装置上からこの登録ボタン72を選択する処理を
行うと、クライアント装置上の表示ボックス71に表示
された節電モード移行時間情報データがサーバ12へ送
信される。サーバ12側ではこのデータが受信された場
合、サーバ12に内蔵されている節電モード移行時間情
報データ領域40に蓄積された節電モード移行時間情報
を更新する処理が行われる。
【0137】登録された節電モード移行時間情報とサー
バ12に内蔵されたタイマ装置の計測時間が一致した場
合、サーバ12は各出力装置21〜28へ節電モード移
行命令を発行する処理を行う。
【0138】73は消去ボタンであり、ユーザがクライ
アント装置上からこの消去ボタン73を選択する処理を
行うと、クライアント装置上の表示ボックス71に表示
された節電モード移行時間情報データをサーバ12に内
蔵されている節電モード移行時間情報データ領域40か
ら削除するという削除要求をクライアント装置31〜3
4はサーバ12に対して送信する処理を行う。
【0139】サーバ12側ではこのデータ削除要求がク
ライアント装置31〜34から受信された場合、サーバ
12に内蔵されている節電モード移行時間情報データ領
域40に蓄積された、該当している節電モード移行時間
情報を削除する処理を行っている。
【0140】上記実施形態によれば、サーバ12でプリ
ント処理システム全体の節電モード移行時間を集中的に
管理し、やはりサーバ12に内蔵されているタイマ装置
の計測時間と節電モード移行時間情報が一致したとき、
全出力装置に対して節電モード移行命令を発行し、それ
を受信した出力装置は自動的に節電モードヘ移行する制
御をすることが可能となる。
【0141】〔第2実施形態〕本実施形態において、サ
ーバ12に保存されている節電モード移行時間情報を一
括管理し、タイマ装置により計測している時間が節電モ
ード移行時間に達した場合、サーバ内に節電モード移行
命令が発行されたことを示す情報を保存し、ネットワー
クに接続された各出力装置21〜28は、それぞれのタ
イミングでサーバ12に対して、節電モード移行命令が
発行されたか否かを問い合わせ、もし節電モード移行命
令が発行されていたならば、問い合わせもとの出力装置
は節電モードへ移行する構成となっている。以下、その
実施形態について説明する。
【0142】図11は、本発明の第2実施形態を示すサ
ーバ装置における節電モード移行時間情報データのフォ
ーマットの一例を示す図であり、図4に示したサーバ制
御部101が節電モード移行時間情報データベース10
4を参照して管理されるデータフォーマットに対応す
る。
【0143】図11において、1051は節電モード移
行命令発行時間情報データが格納されているレコードで
ある。1052は節電モード移行命令破棄時間情報デー
タが格納されているレコードである。
【0144】図11に示すように、各レコード1051
にはサーバ12が節電モードへ移行する命令を発行する
日時情報が記録されている。サーバ12に内蔵されてい
るレコード1051に記憶されている日時情報と、やは
りサーバ12に内蔵されているタイマ計測装置(タイマ
装置108)の計測時間が一致した場合、サーバ12に
内蔵され、各出力装置が参照可能な記憶手段内に節電モ
ード移行命令を格納する構成となっている。
【0145】各出力装置においては、サーバ12へ問い
合わせ処理を行った場合、前記記憶装置(図4に示すサ
ーバ制御部101内に設けられる)に節電モード移行命
令が格納されている場合、節電モードへ移行する制御を
行う。
【0146】レコード1052にはサーバ12が節電モ
ードへ移行する命令を破棄する日時情報が記録されてい
る。
【0147】サーバ12に内蔵されているレコード10
52に記憶されている日時情報と、やはりサーバ12に
内蔵されているタイマ計測装置の計測時間が一致した場
合、サーバに内蔵され、各出力装置が参照可能な記憶手
段内にすでに格納されている節電モード移行命令を破棄
する構成となっている。
【0148】また、各レコード1051、1052には
週単位の節電モード移行時間情報データを格納すること
も可能であり、よりユーザにとって利便性の高い構成と
なっている。
【0149】図12は、本発明に係るサーバ装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、サーバ12における各出力装置21〜28に対す
る節電モード移行命令の発行または破棄のための制御手
順に対応する。なお、S301〜S304は各ステップ
を示す。
【0150】本制御は、サーバ12において各出力装置
21〜28へ節電モード移行命令発行サービスが提供さ
れ始めるタイミングでスタートし、サービスが提供され
ている間は処理が繰返し行われている。
【0151】本処理は開始後、ステップS301におい
ては、各出力装置21〜28からの節電モード移行命令
の問い合わせに対するサーバ側の応答処理の開始を行
い、該応答処理開始後、処理をステップS302へ進め
る。
【0152】そして、ステップS302においては、サ
ーバ12に内蔵されているタイマ計測装置の計測時間と
サーバ12にやはり内蔵されているレコード1051に
格納されている節電モード移行命令発行時間情報とが一
致したか否かの判断を行う。すなわち、節電モード移行
発行時間情報になるまで処理を待機させるループを形成
する。そして、タイマ計測装置の計測時間が節電モード
移行命令時間情報に一致したとサーバ制御部101が判
断した場合、処理をステップS303へ進める。
【0153】そして、ステップS303においては、節
電モード移行発行時間情報とタイマ計測装置の計測時間
が一致したと判断されたため、サーバ12内の記憶手段
に節電モード移行命令を格納する処理を行い、該格納終
了後、処理をステップS304へ進める。
【0154】そして、ステップS304において、サー
バ12に内蔵されているタイマ計測装置の計測時間とサ
ーバ12にやはり内蔵されているレコード1052に格
納されている節電モード移行命令破棄時間情報とが一致
したか否かの判断を行い、節電モード移行命令破棄時間
情報になるまで処理を待機させるループを形成する。
【0155】そして、もしタイマ計測装置の計測時間が
図11に示した節電モード移行命令破棄時間情報に一致
したとサーバ制御部101が判断した場合、処理をステ
ップS301へ戻し、次の節電モード移行時間まで処理
を待機させる。
【0156】図13,図14は、本発明に係るサーバ装
置,画像処理装置における節電モードヘ移行処理状態を
説明する図であり、各出力装置21〜28がサーバ12
へ問い合わせを行い、それにより節電モードへ移行する
仕組みの概要に対応する。ただし、出力装置21,22
を例として説明する。
【0157】図13においては、各出力装置21,22
がサーバ12へ節電モード移行命令が発行されているか
否かの問い合わせの概要を表し、図14は、サーバ12
が各出力装置21,22からの問い合わせに対する応答
の概要を表す。
【0158】まず、図13において、出力装置21がサ
ーバ12へ節電モード移行命令が発行されているか否か
の問い合わせを行っている。図13では、矢印12−6
1て示されている。問い合わせを行うタイミングは、出
力装置内のタイマ装置により、周期的に行われる。この
仕組みは、図15に示すフローチャートを参照して後述
する。また、問い合わせ周期はユーザにより任意に設定
可能である。
【0159】サーバ12においては、サーバ12に内蔵
さている記憶手段に蓄積された領域に節電モード移行命
令が発行されているか否かを読み出し、それにより問い
合わせ元の出力装置に対して、もし節電モード移行命令
が発行されていれば、節電モード移行命令が発行されて
いることを示す応答を返す。
【0160】また、もし節電モード移行命令が発行され
ていなければ、節電モード移行命令が発行されていない
ことを示す応答を返す制御を行う。図14では、矢印1
2−62で示されている。
【0161】節電モード移行命令の問い合わせを行った
出力装置21は、サーバ12からの応答を受け、それに
対応する制御を行う。本例ではサーバ12で節電モード
移行命令が発行されていることを仮定しているため、節
電モードへ移行する制御を行っている。
【0162】図15は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、出力装置21〜28においてサーバ12に対し
て行われる節電モード移行命令問い合わせ処理手順に対
応する。なお、本制御は、各出力装置21〜28に電源
が投入されたタイミングでスタートし、出力装置の制御
部が機能している間は処理が繰返し行われている。ま
た、S401〜S409は各ステップを示す。さらに、
各ステップは、各出力装置内の図示しないコントローラ
部内のメモリに記憶される制御プログラムに基づいて実
行されるものとする。
【0163】本処理は開始後、ステップS401におい
ては、サーバ12に対して節電モード移行命令情報取得
要求の送信を実施する時間間隔を計測するための2つの
タイマを起動する処理を呼び出している。そして、当該
タイマ起動後、処理をステップS402へ進める。
【0164】そして、ステップS402においては、タ
イマの計測時間が節電モード移行命令情報取得要求の送
信を実施するタイミングに達したか否かを比較する処理
を行い、タイマが取得要求の送信を実施するタイミング
に達するまでループを形成する。すなわち、タイミング
が来るまで処理を待機する働きをしている。
【0165】ここで、タイマが取得要求の送信を実施す
るタイミングに達していると判断した場合は、処理をス
テップS403へ進める。
【0166】そして、ステップS403においては、出
力装置がサーバ12に対して節電モード、移行命令情報
取得要求の送信を実施する処理を行い、該送信終了後、
処理をステップS404へ進める。
【0167】そして、ステップS404においては、サ
ーバ12から節電モード移行命令情報取得要求の応答を
受信したか否かの判断を行い、サーバ12から節電モー
ド移行命令情報取得要求の応答を受信するまでループを
形成する。すなわち、応答を受信するまて処理を待機す
る働きをしている。
【0168】ここで、サーバ12から節電モード移行命
令情報取得要求の応答を受信した場合、処理をステップ
S405へ進め、サーバ12から受信したデータをチェ
ックする処理を呼び出す。すなわち、出力装置から送信
した節電モード移行命令情報取得要求に対する応答か否
かを判断し、該データチエック後、処理をステップS4
06へ進める。
【0169】そして、ステップS406においては、応
答データからサーバ12が節電モード移行命令を発行し
たか否かの判定し、処理の分岐を行う。ここで、もしサ
ーバ12が節電モード移行命令を発行していると判断し
た場合は、処理をステップS407へ進め、サーバ12
が節電モード移行命令を発行していないと判断した場合
は、処理をステップS409へ進める。
【0170】そして、ステップS407においては、本
制御が行われている出力装置において画像出力処理が現
在行われているか否かを判断する処理を行い、出力装置
において、現在何らかの画像出力処理が行われていると
判断した場合には、当該画像出力処理が終わるまで本処
理を待機させるループを形成し、出力中で無いか、出力
処理が終了したと出力装置内のコントローラ部が判断し
た後、ステップS408へ進む。
【0171】そして、ステップS408においては、節
電モード移行制御を呼び出し、該節電モード移行後、処
理をステップS409へ進め、サーバ12に対して節電
モード移行命令情報取得要求の送信を実施する時間間隔
を計測するためのタイマを初期化する処理を行い、該初
期化終了後、処理をステップS402へ戻しており、ル
ープを形成する。
【0172】これにより、出力装置が起動している時
は、常に一定間隔で、サーバ12で管理されている節電
モード移行命令情報を聞きに行く構成となっていること
がわかる。また、節電モード移行命令情報を聞きに行く
時間間隔はユーザにより設定可能である。
【0173】図16は、図1に示したクライアント装置
31〜34で表示されるレコード1051のデータを更
新するための第2の設定画面の一例を示す図であり、ク
ライアント装置31〜34側で、サーバ12に内蔵され
ているレコード1051のデータを更新するためのクラ
イアントウェアの表示の一例である。
【0174】図16においては、クライアント装置31
〜34側で、サーバ12に内蔵されている各レコード1
051、1052のデータを更新するためのクライアン
トウェアの表示の一例である。
【0175】15−71は節電モード移行命令発行時間
情報データを表示するための表示ボックスである。ま
た、15−72は節電モード移行命令破棄時間情報デー
タを表示するための表示ボックスである。この表示ボッ
クス15−71、15−72は年、月、日、時、分、秒
毎に分割されており、ユーザはクライアント装置上から
書き換えることが可能な構成となっている。
【0176】15−73は登録ボタンであり、ユーザが
クライアント装置上からこの登録ボタン15−73を選
択する処理を行うと、クライアント装置上の表示ボック
ス15−71、15−72にそれぞれ表示された節電モ
ード移行命令発行時間情報、節電モード移行命令破棄時
間情報がサーバ12へ送信される。
【0177】サーバ12側ではこのデータが受信された
場合、サーバ12に内蔵されているデータ領域内のレコ
ード1051、1052に蓄積された節電モード移行命
令発行時間情報、節電モード移行命令破棄時間情報を更
新する処理が行われる。
【0178】そして、登録された節電モード移行命令発
行時間情報と、サーバ12に内蔵されたタイマ装置の計
測時間が一致した場合、サーバ12は節電モード移行命
令を発行する。また、登録された節電モード移行命令破
棄時間情報と、サーバ12に内蔵されたタイマ装置の計
測時間が一致した場合、サーバ12は節電モード移行命
令を破棄する処理を行う。
【0179】15−74は消去ボタンであり、ユーザが
クライアント装置上からこの消去ボタン15−74を選
択する処理を行うと、クライアント装置上の表示ボック
ス15−71、15−72にそれぞれ表示された節電モ
ード移行命令発行時間情報、節電モード移行命令破棄時
間情報をサーバ12に内蔵されている節電モード移行時
間情報データ領域内のレコード1051、1052から
削除するという削除要求をクライアント装置31〜34
はサーバ12に対して送信する処理を行う。
【0180】サーバ12側ではこのデータ削除要求がク
ライアント装置31〜34から受信された場合、サーバ
12に内蔵されている節電モード移行時間情報データ領
域内のレコード1051、1052に蓄積された、該当
している節電モ−ド移行命令発行時間情報、節電モード
移行命令破棄時間情報を削除する処理を行っている。
【0181】本実施形態によれば、サーバでプリント処
理システム全体の節電モード移行時間を集中的に管理
し、やはりサーバに内蔵されているタイマ装置の計測時
間と節電モード移行時間情報が一致したとき、節電モー
ド移行命令を発行・保存し、各出力装置はこの節電モー
ド移行命令が発行されたか否かをサーバに対して問い合
わせを行い、それに従って、節電モードヘの移行の制御
を行うことが可能である。
【0182】〔第3実施形態〕上記各実施形態では、節
電モードタイマの設定等を図1に示すワークステーショ
ン31〜34等から設定する場合について説明したが、
出力装置23〜28の操作部より設定可能に構成しても
よい。以下、その実施形態について説明する。
【0183】図17は、本発明の第3実施形態を示す画
像処理装置の操作部の構成を説明する平面図であり、図
1に示した出力装置23〜28等の操作部に対応する。
【0184】図17において、1670は操作部で、コ
ーザが出力装置に対して複写処理、画像読み取り処理、
画像出力処理や各種の設定処理等を行う際のインタフェ
ースの役割を果たす装置である。
【0185】1671は表示部であり、出力装置の設定
状況や動作状況等の各種情報をユーザに対して、伝達す
る役割を担っている。また、表示部1671は圧力検知
装置が内蔵されており、ユーザが表示部に表示された様
々なメタファーを押圧することにより、表示内容や各種
設定を切り替えることも可能な構成となっている。
【0186】1672はユーザ設定キーであり、より詳
細な設定を出力装置に施す場合に押圧される。なお、ユ
ーザ設定キー1672の押下指示に基づき、節電モード
移行時間情報をサーバ12に対して更新要求を出すため
の操作画面を表示部1671へ出力する。
【0187】1673はテンキーで、ユーザの操作によ
り、数値情報の入力が必要な設定を出力装置に施す場合
に使用される。
【0188】図18は、図17に示した表示部1671
に表示される節電モードタイマ設定画面の一例を示す図
であり、ユーザ設定キー1672の押下指示に基づき表
示される。なお、節電モードタイマ設定画面は、節電モ
ード移行時間情報をサーバ12に対して更新要求を出す
ための操作画面に対応する。
【0189】図18において、1781は節電モード移
行時間情報データを表示およびユーザが変更するための
表示ボックスである。この表示ボックス1781は年、
月、日、時、分、秒毎に分割されており、ユーザはテン
キー1673により入力操作を行う。
【0190】1782はサーバ登録ボタンであり、ユー
ザが出力装置の操作部1670上からこのサーバ登録ボ
タン1782を選択する処理を行うと、操作部1670
上の表示ボックス1781に表示された節電モード移行
時間情報データがサーバ12へ送信される。
【0191】サーバ12側ではこのデータが受信された
場合、サーバ12に内蔵されているサーバ制御部101
内のメモリに確保される節電モード移行時間情報データ
領域に蓄積された節電モード移行時間情報を更新する処
理が行われる。
【0192】この出力装置側から設定された節電モード
移行時間情報とサーバ12に内蔵さているタイマ装置の
計測時間が一致した時、サーバ12はネットワーク11
を介して各出力装置21〜28に対して節電モード移行
命令を発行する。
【0193】1783は節電モード移行時間情報をサー
バに対して更新要求を出すための操作画面を閉じるため
の操作ボタンである。
【0194】一方、サーバ12から特定の節電モード移
行時間を削除することも、同様に操作画面から可能な構
成となっている。ユーザがある出力装置上からこの削除
処理を行うと、節電モード移行時間情報データをサーバ
12に内蔵されている節電モード移行時間情報データ領
域から削除するという削除要求をサーバ12に対して送
信する処理を行う。
【0195】また、サーバ12側ではこのデータ削除要
求が受信された場合、サーバ12に内蔵されている節電
モード移行時間情報データ領域に蓄積された、該当して
いる節電モード移行時間情報を削除する処理を行ってい
る。
【0196】図19は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図18で示した節電モード移行時間情報をサー
バ12に対して更新要求を出すための操作画面におい
て、ユーザの操作により、サーバ登録ボタン1782を
選択する処理が行われた場合の出力装置の制御手順に対
応する。なお、本処理は節電モード移行時間情報をサー
バに対して更新要求を出すための操作画面を操作部16
70上に表示するタイミングで開始される。また、S5
01〜S509は各ステップを示す。
【0197】本処理は開始後、ステップS501では、
サーバ登録ボタン1782を選択する動作が行われたか
否かを出力装置内の図示しないコントローラ部が判定
し、選択動作が行われるまでループを形成している。す
なわちユーザがサーバ登録ボタン1782を選択するま
で処理を待機する役割を担っている。もし、ユーザがサ
ーバ登録ボタン1782を選択した場合、処理をステッ
プS502へ進める。
【0198】そして、ステップS502では、節電モー
ド移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェッ
クする処理を呼び出す処理を行っている。
【0199】具体的には、節電モード移行時間情報Ti
mer_Dataの日時が実際のカレンダ上に存在して
いるか否か、あるいは出力装置に内蔵された計測装置に
保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報
Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェ
ックし、該チェック終了後、処理をステップS503へ
進める。
【0200】そして、ステップS503では、ステップ
S502でチェックした節電モード移行時間情報Tim
er_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させ
ている。もし整合性があると上記コントローラ部が判断
した場合は、ステップS504に処理を進め、また整合
性が無かったと判断した場合は、処理をステップS50
5へ進める。
【0201】そして、ステップS504では、節電モー
ド移行時間情報Timer_Dataをサーバ12に対
して送信する処理を行い、該送信終了後、処理をステッ
プS506へ進める。
【0202】一方、ステップS505においては、ユー
ザが設定した節電モード移行時間情報Timer_Da
taに整合性が無かったため、サーバ12へ送信しなか
ったことをユーザに対して伝えるために、エラーメッセ
ージを操作部1670の表示部1671へ表示する処理
を行い、該表示処理終了後、本処理を終了する。
【0203】そして、ステップS506においては、節
電モード移行時間情報Timer_Dataを送信した
サーバ12からの応答があったか否かを判断し、応答が
来るまでループを形成する。すなわち、サーバ12から
応答を待機する役割を担っている。もし、サーバ12か
ら応答があった場合においては、処理をステップS50
7へ進める。
【0204】そして、ステップS507では、節電モー
ド移行時間情報Timer_Dataを送信したサーバ
12からの応答の内容を判定し、それにより処理を分岐
させている。すなわち送信した節電モード移行時間情報
Timer_Dataがサーバに登録されたか否かを判
定している。
【0205】そして、サーバ12に節電モード移行時間
情報Timer_Dataが登録されたという内容の応
答であったと判断した場合は、処理をステップS509
へ進め、もしサーバ12に節電モード移行時間情報Ti
mer_Dataが登録されなかったという内容の応答
であったと判断した場合は、処理をステップS508へ
進める。
【0206】そして、ステップS508では、ユーザが
設定した節電モード移行時間情報Timer_Data
がサーバ12に登録されなかったことをユーザに対して
伝えるために、エラーメッセージを操作部1670の表
示部1671へ表示する処理を行い、該表示処理終了
後、本処理を終了する。
【0207】一方、ステップS509では、ユーザが設
定した節電モード移行時間情報Timer_Dataが
サーバ12に登録されたことをユーザに対して伝えるた
めのメッセージを操作部1670の表示部1671へ表
示する処理を行い、表示処理終了後、本処理を終了す
る。
【0208】上記実施形態によれば、ユーザの操作によ
りネットワークに接続された各出力装置から、サーバ1
2に対して、節電モード移行時間情報を更新することが
可能となっており、これに従ってサーバ12は各出力装
置に対して、更新された節電モード移行開始時間に節電
モード移行命令を発行することが可能となる。
【0209】以下、図20に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るサーバ装置および画像処理装置を適用可
能なネットワークシステムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0210】図20は、本発明に係る本発明に係るサー
バ装置および画像処理装置を適用可能なネットワークシ
ステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格
納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0211】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0212】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0213】本実施形態における図6,図9,図12,
図15,図19に示す機能が外部からインストールされ
るプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行
されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMや
フラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいは
ネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラム
を含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は
適用されるものである。
【0214】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0215】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0216】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0217】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0218】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0219】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第60の発明によれば、各画像処理装置の節電モード
移行時間情報を管理するサーバ装置から送信される各節
電モード移行命令に基づき、それぞれの画像処理装置が
送信される各節電モード命令に従い、節電モード処理の
実行状態を制御することにより、サーバ装置の主導の
下、サーバ装置がネットワーク上に存在する複数の画像
処理装置の節電モード移行命令を一括集中管理して、そ
れぞれの画像処理装置の節電モードへそれぞれ移行さ
せ、各画像処理装置の節電環境を一括整合させて節電効
果の高い画像処理環境を自在に構築することができる。
【0220】また、各画像処理装置の節電モード移行時
間情報を管理するサーバ装置に対して画像処理装置が自
機に設定されている節電モード移行命令の設定状態を問
合わせて、該問い合わせに対するサーバ装置からの応答
に基づき、それぞれの画像処理装置が送信される各節電
モード命令に従い、節電モード処理を実行することによ
り、各画像処理装置の主導の下、サーバ装置がネットワ
ーク上に存在する複数の画像処理装置の節電モード移行
命令を一括集中管理して、それぞれの画像処理装置の節
電モードへそれぞれ移行させ、各画像処理装置の節電環
境を一括整合させて節電効果の高い画像処理環境を自在
に構築することができる。
【0221】さらに、各画像処理装置の節電モード移行
時間情報を管理するサーバ装置から送信される各節電モ
ード移行命令に基づき、それぞれの画像処理装置が送信
される各節電モード命令に従い、節電モード処理を実行
するか、各画像処理装置の節電モード移行時間情報を管
理するサーバ装置に対して画像処理装置が自機に設定さ
れている節電モード移行命令の設定状態を問合わせて、
該問い合わせに対するサーバ装置からの応答に基づき、
それぞれの画像処理装置が送信される各節電モード命令
に従い、節電モード処理を実行するかをユーザにより選
択することにより、サーバ装置の主導の下、サーバ装置
がネットワーク上に存在する複数の画像処理装置の節電
モード移行命令を一括集中管理して、それぞれの画像処
理装置の節電モードへそれぞれ移行させ、各画像処理装
置の節電環境を一括整合させて節電効果の高い画像処理
環境を自在に構築することができること、各画像処理装
置の主導の下、サーバ装置がネットワーク上に存在する
複数の画像処理装置の節電モード移行命令を一括集中管
理して、それぞれの画像処理装置の節電モードへそれぞ
れ移行させ、各画像処理装置の節電環境を一括整合させ
て節電効果の高い画像処理環境を自在に構築することの
いずれをもユーザが自在に選択することができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すサーバ装置,画像
処理装置を適用可能なネットワークシステムの概略構成
を示す図である。
【図2】本発明に係るサーバ装置で管理される第1の節
電モード移行時間情報データのフォーマット例を示す図
である。
【図3】本発明に係るサーバ装置で管理される第2の節
電モード移行時間情報データのフォーマット例を示す図
である。
【図4】本発明に係るサーバ装置の内部構成を説明する
ブロック図である。
【図5】図1に示した画像形成装置の内部制御構成を示
す図である。
【図6】本発明に係るサーバ装置における第1のデータ
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るサーバ装置,画像処理装置におけ
る節電モードヘの移行処理状態を説明する図である。
【図8】本発明に係るサーバ装置,画像処理装置におけ
る節電モードヘの移行処理状態を説明する図である。
【図9】本発明に係る画像処理装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図1に示したクライアント装置で表示される
節電モード移行時間情報レコードのデータを更新するた
めの第1の設定画面の一例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示すサーバ装置にお
ける節電モード移行時間情報データのフォーマットの一
例を示す図である。
【図12】本発明に係るサーバ装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係るサーバ装置,画像処理装置にお
ける節電モードヘの移行処理状態を説明する図である。
【図14】本発明に係るサーバ装置,画像処理装置にお
ける節電モードヘの移行処理状態を説明する図である。
【図15】本発明に係る画像処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。フロ
ーチャートである。
【図16】図1に示したクライアント装置で表示される
節電モード移行時間情報レコードのデータを更新するた
めの第2の設定画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の第3実施形態を示す画像処理装置の
操作部の構成を説明する平面図である。
【図18】図17に示した表示部に表示される節電モー
ドタイマ設定画面の一例を示す図である。
【図19】本発明に係る画像処理装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図20】本発明に係るサーバ装置および画像処理装置
を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
11 ネットワーク 21〜28 出力装置 31〜34 クライアント装置 101 サーバ制御部 102 プリンタ情報データベース 105,107 データベース管理部 104 節電モード移行時間情報データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 1/32 G06F 1/00 332B Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HH11 HJ08 HK19 HK23 HN05 HN15 HT04 HT07 5B011 DB26 EB08 FF03 KK02 MA05 5B021 AA01 BB01 EE02 MM02 5B089 GA11 GA13 GB02 JA35 JB10 KA13 KC29 5C062 AA02 AA05 AA35 AB38 AB42 AB49 AC02 AC22 AC35 AE15 AF02 AF06 BA01

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して設定される節電
    開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行可
    能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置であっ
    て、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間を記憶手段に記憶して管理する管理手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記管理手段により管理される節電モード移行時間と前
    記計時手段により計時される現在時刻とを比較して、節
    電モード移行命令を対応する各画像処理装置にそれぞれ
    送信する送信手段と、を有することを特徴とするサーバ
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介して設定される節電
    開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行可
    能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置であっ
    て、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間または節電モード解除時間を記憶手段に記憶し
    て管理する管理手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記管理手段により管理される節電モード移行時間と前
    記計時手段により計時される現在時刻とを比較して、節
    電モード移行命令を保持手段に設定する命令設定手段
    と、 いずれかの画像処理装置より前記保持手段に保持される
    節電モード移行命令が設定されているか否かの問い合わ
    せに対して応答する応答手段と、を有することを特徴と
    するサーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段により管理される節電モー
    ド解除時間と前記計時手段により計時される現在時刻と
    を比較して、前記保持手段に設定されている節電モード
    移行命令を破棄する制御手段を有することを特徴とする
    請求項2記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の通信媒体を介して通信可能な
    クライアント装置から更新すべき節電モード移行時間情
    報を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段により受信される節電モード移行時
    間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節電モ
    ード移行時間を更新する第1の更新手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 いずれかの画像処理装置から更新すべき
    節電モード移行時間情報を受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により受信される節電モード移行時
    間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節電モ
    ード移行時間を更新する第2の更新手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のサーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理装置は、プリンタ装置,デ
    ジタル複写装置,複合画像処理装置を含むことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 前記管理手段は、各画像処理装置に固有
    の装置情報,固有の節電モード情報を前記記憶手段に登
    録することを特徴とする請求項1または2記載のサーバ
    装置。
  8. 【請求項8】 問い合わせ元の画像処理装置が登録され
    ているか否かを判断する登録判断手段と、 前記登録判断手段により問い合わせ元の画像処理装置が
    登録されていないと判断した場合に、問い合わせが不正
    であることを応答する不正応答手段と、を有することを
    特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して通信可能なサー
    バ装置により識別される画像処理装置であって、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定手段と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出手段と、 前記モード設定手段により設定される節電モード移行有
    無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力の消費
    を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御す
    る第1の制御手段と、を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置であって、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる時間間隔を計測
    する計測手段と、 前記計測手段により計測される前記時間間隔に基づき、
    前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる問合わせ手段
    と、 前記問合わせ手段による応答結果に基づいて、画像処理
    装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状
    態に移行させるか否かを制御する第2の制御手段と、を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置であって、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定手段と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出手段と、 前記モード設定手段により設定される節電モード移行有
    無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消費を
    節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御する
    第1の制御手段と、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる問合わせ手段
    と、 前記問合わせ手段による応答結果に基づいて、画像処理
    装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状
    態に移行させるか否かを制御する第2の制御手段と、を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の制御手段または前記第2の
    制御手段のいずれを有効とするかを選択する選択手段を
    有することを特徴とする請求項11記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の制御手段により画像処理装
    置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態
    に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給される電
    力消費を節減する節電モード状態に移行させる第1の節
    電モード移行手段を有することを特徴とする請求項9ま
    たは11記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の制御手段により画像処理装
    置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状態
    に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給される電
    力消費を節減する節電モード状態に移行させる第2の節
    電モード移行手段を有することを特徴とする請求項10
    または11記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記モード設定手段は、ユーザのモー
    ド選択指示に従い前記サーバ装置から送信される節電モ
    ード移行命令に対する節電モード移行有無を設定するこ
    とを特徴とする請求項9または11記載の画像処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第1の節電モード移行手段は、前
    記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画像処理
    装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状
    態への移行タイミングを調整することを特徴とする請求
    項13記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の節電モード移行手段は、前
    記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実行中の
    場合は、画像処理装置本体による画像処理終了後、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態へ移行させることを特徴とする請求項16記載の
    画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の節電モード移行手段は、前
    記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画像処理
    装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード状
    態への移行タイミングを調整することを特徴とする請求
    項14記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の節電モード移行手段は、前
    記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実行中の
    場合は、画像処理装置本体による画像処理終了後、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態へ移行させることを特徴とする請求項18記載の
    画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記計測手段により計測される前記時
    間間隔を任意時間間隔に設定する間隔設定手段を有する
    ことを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 所定の通信媒体を介して設定される節
    電開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行
    可能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置の制
    御方法であって、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間を記憶手段に記憶して管理する管理ステップ
    と、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記管理ステップにより管理される節電モード移行時間
    と前記計時ステップにより計時される現在時刻とを比較
    して、節電モード移行命令を対応する各画像処理装置に
    それぞれ送信する送信ステップと、を有することを特徴
    とするサーバ装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 所定の通信媒体を介して設定される節
    電開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行
    可能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置の制
    御方法であって、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間または節電モード解除時間を記憶手段に記憶し
    て管理する管理ステップと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記管理ステップにより管理される節電モード移行時間
    と前記計時ステップにより計時される現在時刻とを比較
    して、節電モード移行命令を保持手段に設定する命令設
    定ステップと、 いずれかの画像処理装置より前記保持手段に保持される
    節電モード移行命令が設定されているか否かの問い合わ
    せに対して応答する応答ステップと、を有することを特
    徴とするサーバ装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記管理ステップにより管理される節
    電モード解除時間と前記計時ステップにより計時される
    現在時刻とを比較して、前記保持手段に設定されている
    節電モード移行命令を破棄する制御ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項22記載のサーバ装置の制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記所定の通信媒体を介して通信可能
    なクライアント装置から更新すべき節電モード移行時間
    情報を受信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにより受信される節電モード移
    行時間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節
    電モード移行時間を更新する第1の更新ステップと、を
    有することを特徴とする請求項21または22記載のサ
    ーバ装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 いずれかの画像処理装置から更新すべ
    き節電モード移行時間情報を受信する第2の受信ステッ
    プと、 前記第2の受信ステップにより受信される節電モード移
    行時間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節
    電モード移行時間を更新する第2の更新ステップと、を
    有することを特徴とする請求項21または22記載のサ
    ーバ装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記画像処理装置は、プリンタ装置,
    デジタル複写装置,複合画像処理装置を含むことを特徴
    とする請求項21〜25のいずれかに記載のサーバ装置
    の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記管理ステップは、各画像処理装置
    に固有の装置情報,固有の節電モード情報を前記記憶手
    段に登録することを特徴とする請求項21または22記
    載のサーバ装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 問い合わせ元の画像処理装置が登録さ
    れているか否かを判断する登録判断ステップと、 前記登録判断ステップにより問い合わせ元の画像処理装
    置が登録されていないと判断した場合に、問い合わせが
    不正であることを応答する不正応答ステップと、を有す
    ることを特徴とする請求項22記載のサーバ装置の制御
    方法。
  29. 【請求項29】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置の制御方法であ
    って、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定ステップ
    と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出ステップと、 前記モード設定ステップにより設定される節電モード移
    行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消
    費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御
    する第1の制御ステップと、を有することを特徴とする
    画像処理装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置の制御方法であ
    って、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる時間間隔を計測
    する計測ステップと、 前記計測ステップにより計測される前記時間間隔に基づ
    き、前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移
    行命令が保持されているか否かを問合わせる問合わせス
    テップと、 前記問合わせステップによる応答結果に基づいて、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態に移行させるか否かを制御する第2の制御ステッ
    プと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
  31. 【請求項31】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置の制御方法であ
    って、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定ステップ
    と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出ステップと、 前記モード設定ステップにより設定される節電モード移
    行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消
    費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御
    する第1の制御ステップと、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる問合わせステッ
    プと、 前記問合わせステップによる応答結果に基づいて、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態に移行させるか否かを制御する第2の制御ステッ
    プと、 を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記第1の制御ステップまたは前記第
    2の制御ステップのいずれを有効とするかを選択する選
    択ステップを有することを特徴とする請求項31記載の
    画像処理装置の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の制御ステップにより画像処
    理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
    状態に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給され
    る電力消費を節減する節電モード状態に移行させる第1
    の節電モード移行ステップを有することを特徴とする請
    求項29または31記載の画像処理装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記第2の制御ステップにより画像処
    理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
    状態に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給され
    る電力消費を節減する節電モード状態に移行させる第2
    の節電モード移行ステップを有することを特徴とする請
    求項30または31記載の画像処理装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 前記モード設定ステップは、ユーザの
    モード選択指示に従い前記サーバ装置から送信される節
    電モード移行命令に対する節電モード移行有無を設定す
    ることを特徴とする請求項29または31記載の画像処
    理装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画
    像処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モ
    ード状態への移行タイミングを調整することを特徴とす
    る請求項33記載の画像処理装置の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記第1の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実
    行中の場合は、画像処理装置本体による画像処理終了
    後、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
    節電モード状態へ移行させることを特徴とする請求項3
    6記載の画像処理装置の制御方法。
  38. 【請求項38】 前記第2の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画
    像処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モ
    ード状態への移行タイミングを調整することを特徴とす
    る請求項34記載の画像処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記第2の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実
    行中の場合は、画像処理装置本体による画像処理終了
    後、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
    節電モード状態へ移行させることを特徴とする請求項3
    8記載の画像処理装置の制御方法。
  40. 【請求項40】 前記計測ステップにより計測される前
    記時間間隔を任意時間間隔に設定する間隔設定ステップ
    を有することを特徴とする請求項30記載の画像処理装
    置の制御方法。
  41. 【請求項41】 所定の通信媒体を介して設定される節
    電開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行
    可能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置に、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間を記憶手段に記憶して管理する管理ステップ
    と、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記管理ステップにより管理される節電モード移行時間
    と前記計時手段により計時される現在時刻とを比較し
    て、節電モード移行命令を対応する各画像処理装置にそ
    れぞれ送信する送信ステップと、を実行させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶
    媒体。
  42. 【請求項42】 所定の通信媒体を介して設定される節
    電開始時間に従い電力消費を節減する節電モードに移行
    可能な複数の画像処理装置と通信可能なサーバ装置に、 前記複数の画像処理装置に対して設定される節電モード
    移行時間または節電モード解除時間を記憶手段に記憶し
    て管理する管理ステップと、 現在時刻を計時する計時ステップと、 前記管理ステップにより管理される節電モード移行時間
    と前記計時手段により計時される現在時刻とを比較し
    て、節電モード移行命令を保持手段に設定する命令設定
    ステップと、 いずれかの画像処理装置より前記保持手段に保持される
    節電モード移行命令が設定されているか否かの問い合わ
    せに対して応答する応答ステップと、を実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な
    記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記管理ステップにより管理される節
    電モード解除時間と前記計時ステップにより計時される
    現在時刻とを比較して、前記保持手段に設定されている
    節電モード移行命令を破棄する制御ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項42記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記所定の通信媒体を介して通信可能
    なクライアント装置から更新すべき節電モード移行時間
    情報を受信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにより受信される節電モード移
    行時間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節
    電モード移行時間を更新する第1の更新ステップと、を
    有することを特徴とする請求項41または42記載の記
    憶媒体。
  45. 【請求項45】 いずれかの画像処理装置から更新すべ
    き節電モード移行時間情報を受信する第2の受信ステッ
    プと、 前記第2の受信ステップにより受信される節電モード移
    行時間情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている節
    電モード移行時間を更新する第2の更新ステップと、を
    有することを特徴とする請求項41または42記載の記
    憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記画像処理装置は、プリンタ装置,
    デジタル複写装置,複合画像処理装置を含むことを特徴
    とする請求項41〜45のいずれかに記載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記管理ステップは、各画像処理装置
    に固有の装置情報,固有の節電モード情報を前記記憶手
    段に登録することを特徴とする請求項41または42記
    載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 問い合わせ元の画像処理装置が登録さ
    れているか否かを判断する登録判断ステップと、 前記登録判断ステップにより問い合わせ元の画像処理装
    置が登録されていないと判断した場合に、問い合わせが
    不正であることを応答する不正応答ステップと、を有す
    ることを特徴とする請求項42記載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置に、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定ステップ
    と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出ステップと、 前記モード設定ステップにより設定される節電モード移
    行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消
    費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御
    する第1の制御ステップと、を実行させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒
    体。
  50. 【請求項50】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置に、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる時間間隔を計測
    する計測ステップと、 前記計測ステップにより計測される前記時間間隔に基づ
    き、前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移
    行命令が保持されているか否かを問合わせる問合わせス
    テップと、 前記問合わせステップによる応答結果に基づいて、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態に移行させるか否かを制御する第2の制御ステッ
    プと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータが読み取り可能な記憶媒体。
  51. 【請求項51】 所定の通信媒体を介して通信可能なサ
    ーバ装置により識別される画像処理装置に、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令に対
    する節電モード移行有無を設定するモード設定ステップ
    と、 前記サーバ装置から送信される節電モード移行命令を検
    出する検出ステップと、 前記モード設定ステップにより設定される節電モード移
    行有無に基づき、画像処理装置本体に供給される電力消
    費を節減する節電モード状態に移行させるか否かを制御
    する第1の制御ステップと、 前記サーバ装置に対して自機に対する節電モード移行命
    令が保持されているか否かを問合わせる問合わせステッ
    プと、 前記問合わせステップによる応答結果に基づいて、画像
    処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モー
    ド状態に移行させるか否かを制御する第2の制御ステッ
    プと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータが読み取り可能な記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記第1の制御ステップまたは前記第
    2の制御ステップのいずれを有効とするかを選択する選
    択ステップを有することを特徴とする請求項51記載の
    記憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記第1の制御ステップにより画像処
    理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
    状態に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給され
    る電力消費を節減する節電モード状態に移行させる第1
    の節電モード移行ステップを有することを特徴とする請
    求項49または51記載の記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記第2の制御ステップにより画像処
    理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モード
    状態に移行させる場合に、画像処理装置本体に供給され
    る電力消費を節減する節電モード状態に移行させる第2
    の節電モード移行ステップを有することを特徴とする請
    求項50または51記載の記憶媒体。
  55. 【請求項55】 前記モード設定ステップは、ユーザの
    モード選択指示に従い前記サーバ装置から送信される節
    電モード移行命令に対する節電モード移行有無を設定す
    ることを特徴とする請求項49または51記載の記憶媒
    体。
  56. 【請求項56】 前記第1の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画
    像処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モ
    ード状態への移行タイミングを調整することを特徴とす
    る請求項53記載の記憶媒体。
  57. 【請求項57】 前記第1の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実
    行中の場合は、画像処理装置本体による画像処理終了
    後、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
    節電モード状態へ移行させることを特徴とする請求項5
    6記載の記憶媒体。
  58. 【請求項58】 前記第2の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態に基づき、画
    像処理装置本体に供給される電力消費を節減する節電モ
    ード状態への移行タイミングを調整することを特徴とす
    る請求項54記載の記憶媒体。
  59. 【請求項59】 前記第2の節電モード移行ステップ
    は、前記画像処理装置本体の画像処理状態が画像処理実
    行中の場合は、画像処理装置本体による画像処理終了
    後、画像処理装置本体に供給される電力消費を節減する
    節電モード状態へ移行させることを特徴とする請求項5
    8記載の記憶媒体。
  60. 【請求項60】 前記計測ステップにより計測される前
    記時間間隔を任意時間間隔に設定する間隔設定ステップ
    を有することを特徴とする請求項50記載の記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060375A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置の制御方法
JP2010165108A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、システム、制御方法およびプログラム
US8027046B2 (en) 2006-03-29 2011-09-27 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, control apparatus thereof, and image processing system that manages component power individually

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