JP3897612B2 - 節電管理システム - Google Patents
節電管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3897612B2 JP3897612B2 JP2002050387A JP2002050387A JP3897612B2 JP 3897612 B2 JP3897612 B2 JP 3897612B2 JP 2002050387 A JP2002050387 A JP 2002050387A JP 2002050387 A JP2002050387 A JP 2002050387A JP 3897612 B2 JP3897612 B2 JP 3897612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power saving
- saving mode
- mode transition
- transition time
- output device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
- G06F1/3203—Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
- G06F1/3234—Power saving characterised by the action undertaken
- G06F1/325—Power saving in peripheral device
- G06F1/3284—Power saving in printer
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
- G06F1/3203—Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、節電管理システムに関し、特に、ネットワークに複数の複写機、プリンタ、FAX等の出力装置と、ユーザが利用するワークステーション、パーソナルコンピュータ、情報端末等が接続された環境下でのプリンタ処理システムにおける出力装置全体の消費電力を削減することができる節電管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、さまざまなコンピュータおよびその周辺機器を結び、情報を双方向に通信可能なように接続したコンピュータネットワーク(以下、単にネットワーク
と呼ぶ)を構築することは、ネットワーク上で複数のユーザが情報の共有、情報処理の負荷の分散を図ることで、生産性や効率を飛躍的に向上させることが可能となり、脚光を浴びている技術である。
【0003】
これは、コンピュータの急激な高性能化と小型化、コストダウンにより、パーソナルユースを目的としたコンピュータでも高度かつ高速な情報処理手段として、手軽に利用できるようになったこと、有線ならびに無線による高速データ通信技術の発達、分散処理アーキテクチャの浸透などが挙げられる。
【0004】
さらに、それまではスタンドアローンまたは、1台のホストに接続された周辺機器として利用される場合がほとんどであった複写機、プリンタ等の出力装置をも同じネットワーク上に配置し、複数のユーザ(クライアント)で共有して使用するという発想が広く普及し出した。
【0005】
ネットワークにより前記コンピュータを利用したメインフレーム、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、情報端末等を接続し、ファイルやデータベースなどに蓄積された情報を共有することが可能となった。また前記出力装置である複写機、プリンタ、FAX等をも接続することで前記出力装置を共有することも可能となり、出力装置の生産性や効率、ユーザの利便性を飛躍的に高めることが可能となった。
【0006】
このようにネットワークを構築するメリットは大きく、オフィス・工場・研究所・教育機関などさまざまな分野で浸透しつつある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複写機やプリンタ等の出力装置は、ユーザからの画像形成要求が発生した時、その要求を満たすために画像形成に必要な各工程が必要となるが、それらの各工程の処理をするために出力装置は、画像読取部、画像処理部、給紙部、現像部、転写部、定着部、排紙部、その他のアクセサリ、およびそれらを統合的に制御する制御部から構成されている。画像出力を行うためには出力装置のこれら各装置に対して、多くの電力を供給する必要がある。
【0008】
ユーザからの画像出力要求に対し迅速に出力装置が応答するためには、出力装置内部の各装置に対しある程度の電力を供給し続けなければならない。しかし常に高い頻度で画像出力要求が発生するような出力装置の使用環境はまれであり、出力装置に対するユーザからの画像出力要求が大きく減少する時間帯や、ほとんど画像出力要求が発生しない時間帯が存在するのが一般的である。
【0009】
出力装置に対して画像出力要求が長時間無いような場合、その間に出力装置内の各装置に供給された電力は無駄となってしまう。
【0010】
そこで、複写機やプリンタ等の出力装置において、その内部の制御装置に第1タイマ装置等の時間計測手段を有し、ユーザの操作によりタイマ装置が起動され、タイマ装置の計測時間がやはりユーザにより予め設定されている時間になった場合、プリンタ装置の制御部が必要最小限以外の各装置への電力供給を遮断する制御を行うことで、消費電力を大幅に削減することを目的としたプリンタ装置がすでに提案されている。
【0011】
上述のような構成により、画像出力要求が大きく減少するような時間帯やほとんど画像出力要求が発生しない時間帯で出力装置がスリープ状態へ移行することにより、出力装置の消費電力を削減することが期待できる。
【0012】
しかし、上述のようなタイマ装置を内蔵した出力装置を複数使用するような環境下で、従来はユーザがいちいち各出力装置へ出向いてタイマ装置への設定動作を行う必要があり、ユーザの利便性の面から見て、必ずしも優れているとはいえなかった。
【0013】
また同様に、それぞれのユーザが各出力装置のタイマ装置がそれぞれ異なった設定動作を施される可能性が高くなる。この時各出力装置が置かれている環境全体での消費電力削減をみた場合、消費電力削減効率が良くなかった。
【0014】
さらにユーザのミスによりタイマ装置を設定し忘れるような状況も十分に考えられ、この場合も消費電力削減を阻害する大きな要因である。
【0015】
そこで本発明の目的は、以上のような問題を解消した節電管理システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前述のような目的を達成するために、請求項1の発明は、節電モードを有する複数の出力装置を具えた節電管理システムであって、前記出力装置は、タイマと、節電モード移行時間を記憶する節電モード移行時間記憶手段と、前記タイマによる計測時間が前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間に達した場合に当該出力装置を節電モードに移行させる節電モード制御手段と、前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間に従って節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を更新する第1更新手段と、ユーザによる節電モード移行時間の更新操作に従って、前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を、当該更新操作により設定された節電モード移行時間に更新する第2更新手段と、前記更新操作に従って、前記更新操作により設定された節電モード移行時間を前記複数の出力装置のうちの複数の他の出力装置へ通知する通知手段と、前記通知手段により通知された節電モード移行時間を受信した複数の他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答を受けた場合に、当該他の出力装置による節電モード移行時間の更新の成否を示すメッセージを表示する表示手段と、前記他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答に基づいて、更新された出力装置の数と更新されなかった出力装置の数とをカウントするカウント手段とを有し、前記表示手段は、前記カウント手段によるカウント結果を表示することを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1において、前記出力装置は、前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間に従って前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間が更新された場合に、節電モード移行時間の更新が行われたことを表示する表示手段を有することを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1或いは2において、ユーザによる節電モード移行時間の更新操作のために節電モード移行時間を設定するための操作画面を表示する操作画面表示手段を有することを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記出力装置は、前記更新操作により設定された節電モード移行時間または前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間の整合性をチェックする整合性チェック手段を有することを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明は、請求項4において、前記整合性チェック手段は、節電モード移行時間の日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは現時刻より節電モード移行時間の日時が未来にあるか否かをチェックすることを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明は、節電モードを有する複数の出力装置と、ネットワークを介して前記複数の出力装置の節電モードを管理する管理装置とを具えた節電管理システムであって、前記管理装置は、節電モードへ移行する時間を示す節電モード移行時間を記憶する管理情報記憶手段と、前記管理情報記憶手段に記憶された節電モード移行時間を少なくとも1つの前記出力装置に前記ネットワークを介して通知する通知手段とを有し、前記出力装置は、タイマと、節電モード移行時間を記憶する節電モード移行時間記憶手段と、前記タイマによる計測時間が前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間に達した場合に出力装置を節電モードに移行させる節電モード制御手段と、前記通知手段により通知された節電モード移行時間に従って節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を更新する更新手段と、前記管理装置に対して節電モード移行時間を問い合わせる問い合わせ手段とを有し、前記通知手段は、前記問い合わせ手段からの節電モード移行時間の問い合わせに応答して、前記管理情報記憶手段に記憶されている節電モード移行時間を問い合わせ元の出力装置に通知し、前記更新手段は、前記節電モード移行時間記憶手段に記憶されている節電モード移行時間を、前記通知手段により前記問い合わせに応答して通知された節電モード移行時間に更新することを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明は、請求項6において、前記出力装置は、第2タイマを有し、前記問い合わせ手段は、前記第2タイマによる計測時間が所定時間に達した場合に、節電モード移行時間を問い合せることを特徴とする。
【0023】
請求項8の発明は、節電モードを有し、ネットワークを介して他の出力装置と通信可能な出力装置であって、節電モードへ移行する時間を示す節電モード移行時間を記憶する管理情報記憶手段と、ユーザによる節電モード移行時間の更新操作に従って、前記管理情報記憶手段内の節電モード移行時間を、当該更新操作により設定された節電モード移行時間に更新する更新手段と、前記更新操作により設定された節電モード移行時間を複数の他の出力装置に前記ネットワークを介して通信する通信手段と、前記通知手段により通知された節電モード移行時間を受信した複数の他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答を受けた場合に、当該他の出力装置による節電モード移行時間の更新の成否を示すメッセージを表示する表示手段と、前記他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答に基づいて、更新された出力装置の数と更新されなかった出力装置の数とをカウントするカウント手段とを有し、前記表示手段は、前記カウント手段によるカウント結果を表示し、前記他の出力装置は、タイマによる計測時間が前記通知手段により通知された節電モード移行時間に達した場合に、節電モードに移行することを特徴とする。
【0024】
請求項9の発明は、請求項8において、ユーザによる節電モード移行時間の更新操作のために節電モード移行時間を設定するための操作画面を表示する操作画面表示手段を有することを特徴とする。
【0025】
請求項10の発明は、請求項8或いは9において、前記更新操作により設定された節電モード移行時間の整合性をチェックする整合性チェック手段を有することを特徴とする。
【0026】
請求項11の発明は、請求項10において、前記整合性チェック手段は、節電モード移行時間の日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは現時刻より節電モード移行時間の日時が未来にあるか否かをチェックすることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて具体的に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明が実施されているネットワークシステムの概略構成を示した図である。
【0040】
11はネットワークを示しており、出力装置21〜28をそれぞれ相互接続し、情報の伝達媒体の役割を担っている。また、図には記載されていないが、ネットワーク11には、コンピュータ、ワークステーション、端末装置等も接続されており、情報の共有や分散処理等のネットワークサービスがユーザに対して提供されている。
【0041】
21〜28はネットワークに接続された出力装置であって、一般的にはプリンタとして機能する。出力装置21〜28はクライアントであるコンピュータおよびワークステーション(不図示)からの画像出力要求を受け、ネットワークを介して転送された画像データを出力する。
【0042】
また出力装置21〜26においては、出力装置自身に画像読取装置をも有する構成となっており、出力装置自身で読み取った画像データを自身の出力装置で出力することが可能な複写装置としての機能をユーザに対して提供することが可能である。
【0043】
このような出力装置における本発明に関連する構成(主に制御部)を図10に基づいて説明する(以下の各実施例も同様構成である)。図10において、1はCPUであって、出力装置全体の動作を制御する。2はCPU1の制御手順を格納したROM、3はCPU1の作業領域(後述する各データ領域を含む)を提供するRAM、4は時間計測手段としてのタイマ(1つまたは複数)、5は画像読取装置(出力装置27,28を除く)である。6はインターフェイスであって、ネットワーク11と出力装置との間のデータの授受を制御する。7は操作入力部であって、図5等に示す表示手段を有する操作部を含み、ユーザからの後述する各種の操作入力を実行する。8はプリンタエンジンであって、供給されたデータに応じて記録用紙に画像を出力する。
【0044】
また、ユーザの操作によりこのタイマ装置が起動され、タイマ装置の計測時間がやはりユーザにより予め設定されている時間になった場合、プリンタ装置の制御部は必要最小限以外の各装置への電力供給を遮断する構成となっている。それにより消費電力を大幅に削減することが可能となる。
【0045】
従来の構成においては、出力装置21〜28の各タイマ装置への設定は、ユーザがそれぞれ設定すべき出力装置に出向き設定しなければならず効率的とは言えなかった。
【0046】
しかし、本発明においては、各出力装置21〜28の内、ユーザの操作が行われた1台の出力装置の節電モード移行時間情報をネットワーク経由で、各出力装置21〜28へ伝達する構成となっている。以下にその構成の詳細について説明する。
【0047】
図2は、出力装置21〜28の記憶手段(RAM3)に内蔵されている節電モード移行時間情報データのフォーマットの一例を示した図である。ここで51は節電モード移行時間情報データが格納されているレコードである。
【0048】
図で示しているように各レコード51にはプリンタが節電モードに移行する日時情報が記録されている。各出力装置21〜28においては、それぞれの出力装置に内蔵されているレコード51に記憶されている日時情報と、やはりそれぞれの出力装置に内蔵されているタイマ4の値が一致した場合にその出力装置は節電モードに移行する構成となっている。
【0049】
図3は、出力装置21〜28のRAM4に内蔵されている週単位における節電モード移行時間情報データのフォーマットの一例を示した図である。ここで52は週単位の節電モード移行時間情報データが格納されているレコードである。
【0050】
図で示しているように各レコード52にはプリンタが節電モードに移行する日時情報が週単位で記録されている。各出力装置21〜28においては、それぞれの出力装置に内蔵されているレコード51に記憶されている日時情報と、やはりそれぞれの出力装置に内蔵されている時計が一致した場合にその出力装置は節電モードに移行する構成となっている。
【0051】
図2で説明した節電モード移行時間情報データとは異なり、週単位で節電モードへの移行時刻を設定することが可能となり、よりユーザにとって利便性の高い構成となっている。
【0052】
図4および5は、各出力装置21〜28の内、ユーザによって節電モード移行時間情報更新操作が行われた1台の出力装置(21〜28のうちの1つ)から残りの各出力装置(21〜28の残り)へ節電モード移行時間情報データを送信し、残りの各出力装置に内蔵されているレコード51、52の節電モード移行時間情報データを更新する仕組みの概要を示した図である。
【0053】
図4は、ユーザによって節電モード移行時間情報更新操作が行われた第1出力装置22から各第2出力装置21、23〜28へ節電モード移行時間情報データを送信しているところを示した図である。また図5は、第1出力装置22からの節電モード移行時間情報データの受信を受け、ネットワーク11に接続され各第2出力装置21、23〜28がそれぞれに内蔵された節電モード移行時間情報データを更新し、第1出力装置22に対して応答しているところを示した図である。
【0054】
ここで、出力装置26〜28は省略しているが、各出力装置26〜28の動作は以下で説明する出力装置21、23〜25と同様である。
【0055】
まず図4において、ユーザによって節電モード移行時間情報更新操作が行われた第1出力装置22から各第2出力装置21、23〜28へ節電モード移行時間情報データを送信している。図中では、矢印61で示されている。このユーザによる節電モード移行時間情報更新操作については、図6以降で詳細に説明している。
【0056】
次にネットワーク11に接続されている各第2出力装置21、23〜28は、第1出力装置22から節電モード移行時間情報を受信すると、各出力装置のRAM内の節電モード移行時間情報データ領域41,42の内容を受信した節電モード移行時間情報に更新する処理を行う。各第2出力装置21、23〜28で行われる節電モード移行時間情報の更新処理の詳細は、図9で説明する。
【0057】
次に各第2出力装置21、23〜28は節電モード移行時間情報更新後、第1出力装置22に対して更新処理が終了したことを伝達するために応答を送信する。図5中では、矢印62で示されている。
【0058】
このような構成により、第1出力装置22でユーザの操作により更新された節電モード移行時間情報データ領域40内の節電モード移行時間情報とネットワーク11に接続された各第2出力装置21、23〜28に保存されている節電モード移行時間情報との同期を取ることが可能な構成となっていることがわかる。
【0059】
図6は、出力装置の操作部の一例を示した図である。操作部70はユーザが出力装置に対して複写処理、画像読み取り処理、画像出力処理や各種の設定処理等を行う際のインターフェイスの役割を果たす。
【0060】
71は表示部である。表示部71は出力装置の設定状況や動作状況等の各種情報をユーザに対して、伝達する役割を担っている。また表示部71は圧力検知装置が内蔵されており、ユーザが表示部に表示された様々なメタファーを押圧することにより、圧力検知装置がそれを検知し、その検知情報に基づいてCPU1が表示部における表示内容や各種設定を切り替える。
【0061】
72は、ユーザ設定キーである。ユーザ設定キー72は、より詳細な設定を出力装置に施す場合に押圧される。本発明の特徴である節電モード移行時間情報を他の出力装置に対して更新要求を出すための操作画面を表示部71へ出力させる時に使用される。
【0062】
73は、テンキーである。テンキー73はユーザの操作により、数値情報の入力が必要な設定を出力装置に施す場合に使用される。
【0063】
図7は節電モード移行時間情報をネットワークに接続されている他の出力装置に対して、更新要求を出すための操作画面の一例を示した図である。この画面は操作部70の表示部71に表示される。
【0064】
81は節電モード移行時間情報データを表示およびユーザが変更するためのするための表示ボックスである。この表示ボックス81は年、月、日、時、分、秒毎に分割されており、ユーザはテンキー73により入力操作を行う。
【0065】
82は情報登録ボタンであり、ユーザが出力装置の操作部70上からこの情報登録ボタン82を選択する処理を行うと、操作部70上の表示ボックス81に表示された節電モード移行時間情報データが他のネットワークに接続された出力装置21、23〜28へ送信される。他の出力装置21、23〜28ではこのデータが受信された場合、自身に内蔵されている節電モード移行時間情報データ領域41,42に蓄積された節電モード移行時間情報を出力装置22の節電モード移行時間情報データ領域40内の節電モード移行時間情報に更新する処理が行われる。
【0066】
83は節電モード移行時間情報を他の出力装置に対して更新要求を出すための操作画面を閉じるための操作ボタンである。
【0067】
図8は、図6で示した節電モード移行時間情報を他の出力装置21、23〜28に対して更新要求を出すための操作画面において、ユーザの操作により、情報登録ボタン82を選択する処理が行われた場合の出力装置の制御フローを示したフローチャートであって、このフローチャートは、ROM2またはRAM3またはCPU1の制御下のハードディスク装置等の適当な外部記憶装置(不図示)に格納されており、その制御はCPU1が実行する(以下に示す各図のフローチャートも、同様にROM2またはRAM3またはCPU1の制御下のハードディスク装置等の適当な外部記憶装置(不図示)に格納されており、その制御はCPU1が実行する)。
【0068】
ここで、Timer_Dataは節電モード移行時間情報のことである。またCNT1は節電モード移行時間情報が更新された出力装置の台数をカウントするための変数、CNT2は節電モード移行時間情報が更新されなかった出力装置の台数をカウントするための変数である。
【0069】
本処理はユーザの操作により節電モード移行時間情報を他の出力装置21、23〜28に対して更新要求を出すための操作画面を操作部70上に表示するタイミングで開始される。本処理は開始後ステップ101(図中では、ステップはSと表記されている)へ進む。
【0070】
ステップ101では、情報登録ボタン82を選択する動作が行われたか否かを判定し、選択動作が行われるまでループを形成している。すなわちユーザが情報登録ボタン82を選択するまで処理を待機する役割を担っている。もし、ユーザが情報登録ボタン82を選択した場合、処理をステップ102へ進める。
【0071】
ステップ102では、節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェックする処理を呼び出す処理を行っている。具体的には、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは出力装置に内蔵されたタイマ(計測装置)に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェックしている。チェック終了後、処理をステップ103へ進める。
【0072】
ステップ103では、前ステップ102でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させている。もし整合性があればステップ105に処理を進め、また整合性が無ければ処理をステップ104へ進める。
【0073】
ステップ104においては、ユーザが設定した節電モード移行時間情報Timer_Dataに整合性が無かったため、他の出力装置21、23〜28へ送信しなかったことをユーザに対して伝えるために、エラーメッセージを操作部70の表示部71へ表示する処理を行っている。表示処理終了後、本処理は終了する。
【0074】
ステップ105においては、節電モード移行時間情報が更新された出力装置の台数をカウントするための変数CNT1と節電モード移行時間情報が更新されなかった出力装置の台数をカウントするための変数CNT2を初期化する処理を行っている。初期化終了後、処理をステップ106へ進める。
【0075】
ステップ106においては、節電モード移行時間情報更新要求を各プリンタ出力装置に送信してから応答が帰ってくるのを待つまでの時間、応答待機時間を計測するためのタイマ装置をスタートする処理を行っている。タイマスタート後処理をステップ107へ進める。
【0076】
ステップ107においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを更新要求と共にネットワークに接続されている各出力装置21、23〜28に対して送信する処理を行っている。更新要求送信終了後、処理をステップ108へ進める。
【0077】
ステップ108においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを送信した各出力装置21、23〜28からの応答があったか否かを判断し、応答が来るまでループを形成している。すなわち各出力装置21、23〜28から応答を待機する役割を担っている。もし、各出力装置21、23〜28から応答があった場合においては、処理をステップ109へ進める。
【0078】
ステップ109においては、応答のあった出力装置が節電モード移行時間情報Timer_Dataを更新したか否かを判別する処理を行っている。もし応答のあった出力装置が節電モード移行時間情報Timer_Dataを更新したことを示すデータを返していれば、処理をステップ110へ進める。またもし応答のあった出力装置が更新していないことを示すデータを返していれば、処理をステップ111へ進める。
【0079】
ステップ110においては、応答のあった出力装置が節電モード移行時間情報Timer_Dataの更新を行ったので、節電モード移行時間情報が更新された出力装置の台数をカウントするための変数CNT1をインクリメントする処理を行っている。処理後、ステップ112へ進む。
【0080】
ステップ111においては、応答のあった出力装置が節電モード移行時間情報Timer_Dataの更新を行っていないので、節電モード移行時間情報が更新されなかった出力装置の台数をカウントするための変数CNT2をインクリメントする処理を行っている。処理後、ステップ112へ進む。
【0081】
ステップ112においては、応答待機時間を計測するためのタイマ装置の計測時間が応答待機時間にまで達したか否かを判断する処理を行っている。もしタイマ装置の計測時間が応答時間内であれば、ステップ108へ処理を戻し、出力装置21、23〜28からの応答を待つ。またもしタイマ装置の計測時間が応答時間に達していたならば、タイムアウトと判断し、処理をステップ113へ進める。
【0082】
ステップ113においては、節電モード移行時間情報が更新された出力装置の台数をカウントするための変数CNT1と節電モード移行時間情報が更新されなかった出力装置の台数をカウントするための変数CNT2の情報から、ユーザの操作により節電モード移行時間情報の更新要求処理で更新された出力装置の数と更新されなかった出力装置の数の情報を、出力装置の表示部71へ表示する処理を呼び出している。表示終了後、本処理は終了となる。
【0083】
図9は、第2出力装置21、23〜28において第1出力装置22から節電モード移行時間情報が送信されてきたときの第2出力装置21、23〜28側の処理を示したフローチャートである。本処理は、第1出力装置22から節電モード移行時間情報を受信したタイミングで開始される。また本処理は、第2出力装置21、23〜28内のCPUにより実行される。
【0084】
本処理は開始後ステップ201(図中では、ステップはSと表記されている)へ進む。
【0085】
ステップ201においては、第1出力装置22から受信したデータフォーマットから節電モード移行時間情報Timer_Dataを抜き取る処理を呼び出している。節電モード移行時間情報Timer_Dataの抜き取り終了後、処理をステップ202へ進める。
【0086】
ステップ202においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェックする処理を呼び出す処理を行っている。具体的には、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは出力装置に内蔵された計測装置に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェックしている。チェック終了後、処理をステップ203へ進める。
【0087】
ステップ203においては、前ステップ102でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させている。もし整合性があれば、すなわち、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在している、あるいは出力装置に内蔵された計測装置に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にある場合は、ステップ204に処理を進め、また整合性が無かった場合は処理をステップ206へ進める。
【0088】
ステップ204においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを出力装置の節電モード移行時間情報データ領域に格納する処理を行っている。これにより、第2出力装置21、23〜28に内蔵された計測装置の現時刻情報と節電モード移行時間情報Timer_Dataと一致した場合、出力装置は節電モードに移行する処理を行う。格納処理終了後、ステップ205へ進む。
【0089】
ステップ205においては、本処理を行っている出力装置で節電モード移行時間情報Timer_Dataが正しく更新されたことを第1出力装置22に伝える処理を行っている。応答処理終了後、本処理は終了する。
【0090】
ステップ206においては、ステップ202でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性がないと判断された場合に行われる処理であり、第2出力装置21、23〜28に内蔵された節電モード移行時間情報データ領域を更新せず、第1出力装置22に対して更新されなかったことを第1出力装置22に伝える処理を行っている。応答処理終了後、本処理は終了する。
【0091】
以上の説明のとおり本実施例においては、ユーザの操作により更新された節電モード移行時間情報が更新された出力装置から、その他の各出力装置に対して、節電モード移行時間情報データをネットワーク経由で送信することによって、各出力装置の節電モード移行時間情報を同期して更新することができる。
【0092】
すなわち、ネットワークに接続されているある出力装置からのユーザの操作により、やはりネットワークに接続されている残りの全ての出力装置の節電モード移行時間情報を自動的に更新することが可能である。
【0093】
これにより、ネットワークに接続された各出力装置へユーザがいちいち出向いて節電モード移行時間情報の設定動作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0094】
また、出力装置付近のユーザに対し、節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを伝えることが可能となる。
【0095】
さらに、出力装置付近のユーザに対し、節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを伝えることが可能となる。
【0096】
さらに、プリンタからネットワーク上の各プリンタに対して前記節電モード移行時間情報更新を要求する同報通信を行った時、それを受信した各プリンタが内部に保持している前記節電モード移行時間記憶情報を更新しなかった場合、更新しなかったことを示す応答を送信先の前記プリンタに対して自動的に応答し、前記プリンタは応答を受けて情報更新がされなかったことを示すメッセージを前記表示装置上に表示することができる。
【0097】
さらに、プリンタはユーザが対話的操作可能な表示装置を有し、前記プリンタからネットワーク上の各プリンタに対して前記節電モード移行時間情報更新を要求する同報通信を行った時、前記プリンタは各プリンタの応答を受けて、情報更新がされたプリンタの数をカウントする第1カウント手段と、情報更新がされなかったプリンタの数をカウントする第2カウント手段とを有し、それぞれ第1カウント手段と第2カウント手段の結果を前記表示装置上に表示することができる。
【0098】
この構成により、ある出力装置からネットワークに接続された全出力装置に対して節電モード移行時間情報の設定要求操作を行ったユーザに対し、全出力装置の更新処理が正常に終了したか否か、また更新処理が行われた出力装置の台数と更新処理が行われたかった出力装置の台数を、ユーザが設定を行った出力装置上の表示部で確認することが可能となり、ユーザの利便性の向上が図られる。
【0099】
(実施例2)
図11は、本実施例のネットワークシステムの概略構成を示した図である。l1はネットワークを示しており、サーバー12、出力装置21〜28、コンピュータおよびワークステーション31〜34をそれぞれ接続し、情報の伝達媒体の役割を担っている。
【0100】
本発明の特徴であるタイマ管理サーバーの機能はサーバー12の1システムとして内蔵されており、他の機能とあわせてネットワークにおけるサーバーサービスを提供している。サーバー12の構成は、図21に示す通りである(以下の各実施例も同様構成である)。図21において、101はCPUであって、サーバー全体の動作を制御する。102はCPU101の制御手順を格納したROM、103はCPU101の作業領域(後述する各データ領域を含む)を提供するRAM、104は時間計測手段としてのタイマ(1つまたは複数)、105はインターフェイスであって、ネットワーク11とサーバーとの間のデータの授受を制御する。106は操作入力部であって、図5等に示す表示手段を有する操作部を含み、ユーザからの後述する各種の操作入力を実行する。107は、表示手段である。
【0101】
31〜34は、キーボード等の入力手段およびディスプレイ等の出力手段を具えた一般的なコンピュータおよびワークステーションであり、ネットワーク11においてクライアント装置に該当する装置である。コンピュータおよびワークステーション31〜34からさまざまなサービス要求がサーバー12や出力装置21〜28へ送られる。
【0102】
図12,13は、サーバー12内に蓄積されている節電モード移行時間情報データをネットワーク11に接続された出力装置21〜28へ送信し、各出力装置21〜28内の節電モード移行時間情報データを更新する仕組みの概要を示した図である。
【0103】
図12は、サーバー12が内部(RAM)に蓄積している節電モード移行時間情報データをネットワーク11に接続された出力装置21〜28へ送信しているところを示した図である。また図13は、サーバー12からの節電モード移行時間情報データの受信を受け、ネットワーク11に接続され各出力装置21〜28がそれぞれに内蔵された節電モード移行時間情報データを更新し、サーバーに対して応答しているところを示した図である。
【0104】
ここで、出力装置23〜28は省略しているが、各出力装置23〜28の動作は以下で説明する出力装置21、22と同様である。
【0105】
まず図12において、サーバー12は、RAM内部の節電モード移行時間情報データ領域40に蓄積されている節電モード移行時間情報をネットワーク11に接続されている各出力装置21〜28に対し送信している。図中では、矢印61Aで示されている。またこの送信動作はサーバー12内の節電モード移行時間情報データ領域40が更新されたタイミングで行われる。
【0106】
次にネットワーク11に接続されている各出力装置21〜28は、サーバー12から節電モード移行時間情報を受信すると、各出力装置のRAM内の節電モード移行時間情報データ領域41、42の内容を受信した節電モード移行時間情報に更新する処理を行う。各出力装置21〜28で行われる節電モード移行時間情報の更新処理の詳細は、図14で説明する。
【0107】
次に各出力装置21〜28は節電モード移行時間情報更新後、サーバー12に対して更新処理が終了したことを伝達するために応答を送信する。図中では、矢印62Aで示されている。
【0108】
このような構成でサーバー1lに保存されている節電モード移行時間情報とネットワーク11に接続された各出力装置21〜28に保存されている節電モード移行時間情報との同期を取ることが可能な構成となっていることがわかる。
【0109】
図14は、出力装置21〜28においてサーバー12から節電モード移行時間情報が送信されてきたときの出力装置側の処理を示したフローチャートである。本処理は、サーバー12から節電モード移行時間情報を受信したタイミングで開始される。また本処理は、各出力装置21〜28に内蔵されている制御部により実行される。
【0110】
ここで、Timer_Dataは節電モード移行時間情報のことである。本処理は開始後ステップ301(図中では、ステップはSと表記されている)へ進む。
【0111】
ステップ301においては、サーバー12から受信したデータフォーマットから節電モード移行時間情報Timer_Dataを抜き取る処理を呼び出している。節電モード移行時間情報Timer_Dataの抜き取り終了後、処理をステップ302へ進める。
【0112】
ステップ302においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェックする処理を呼び出す処理を行っている。具体的には、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは出力装置内の計測装置に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェックしている。チェック終了後、処理をステップ303へ進める。
【0113】
ステップ303においては、前ステップ302でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させている。もし整合性があればステップ404に処理を進め、また整合性が無かったら処理をステップ306へ進める。
【0114】
ステップ304においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを出力装置の節電モード移行時間情報データ領域に格納する処理を行っている。これにより、出力装置内の計測装置の現時刻情報と節電モード移行時間情報Timer_Dataとが一致した場合、出力装置は、節電モードに移行する処理を行う。格納処理終了後、ステップ305へ進む。
【0115】
ステップ305においては、本処理を行っている出力装置で節電モード移行時間情報Timer_Dataが正しく更新されたことをサーバー12に伝える処理を行っている。応答処理終了後、本処理は終了する。
【0116】
ステップ306においては、ステップ302でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性がないと判断された場合に行われる処理であり、出力装置内の節電モード移行時間情報データ領域を更新せず、サーバー12に対して更新されなかったことをサーバー12に伝える処理を行っている。応答処理終了後、本処理は終了する。
【0117】
図15は、クライアント装置31〜34側で、サーバー12内の節電モード移行時間情報データを更新するためのクライアントウェア(クライアント装置の表示手段)の表示の一例を示すものである。74は節電モード移行時間情報データを表示するための表示ボックスである。この表示ボックス74は年、月、日、時、分、秒毎に分割されており、ユーザはクライアント装置上から書き換えることが可能な構成となっている。
【0118】
75は登録ボタンであり、ユーザがクライアント装置上からこの登録ボタン75を選択する処理を行うと、クライアント装置上の表示ボックス74に表示された節電モード移行時間情報データがサーバー12へ送信される。サーバー12側ではこのデータが受信された場合、サーバー12内の節電モード移行時間情報データ領域40に蓄積された節電モード移行時間情報を更新する処理が行われる。
【0119】
また、サーバー12で節電モード移行時間情報を更新する処理が行われた場合、これをトリガとして、更新された節電モード移行時間情報をネットワーク1lに接続されている各出力装置21〜28に対し送信する処理が開始される。
【0120】
76は消去ボタンであり、ユーザがクライアント装置上からこの消去ボタン76を選択する処理を行うと、クライアント装置上の表示ボックス74に表示された節電モード移行時間情報データをサーバー12内の節電モード移行時間情報データ領域40から削除するという削除要求をクライアント装置31〜34はサーバー12に対して送信する処理を行う。
【0121】
サーバー12側ではこのデータ削除要求がクライアント装置31〜34から受信された場合、サーバー12内の節電モード移行時間情報データ領域40に蓄積された、該当している節電モード移行時間情報を削除する処理を行っている。
【0122】
以上の説明のとおり本実施例においては、サーバーにおいてネットワークに接続されている各出力装置の節電モード移行時間情報を集中して管理し、前記サーバーから各出力装置に対して節電モード移行時間情報データをネットワーク経由で送信し、各出力装置の節電モード移行時間情報を同期して更新することができる。すなわち、ネットワークに接続された各出力装置ヘユーザがいちいち出向いて節電モード移行時間情報の設定動作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0123】
またユーザが各出力装置のタイマに対してそれぞれ異なった節電モード移行時間情報データの設定動作を施してしまうような事や、ユーザのミスにより出力装置のタイマに対して節電モード移行時間情報データを設定し忘れるような事態も回避することができ、消費電力削減の向上が期待できる。
【0124】
さらに、ネットワークにやはり接続しているクライアント装置からサーバーに保存されている節電モード移行時間情報を更新することにより、やはりネットワーク接続された任意のクライアント装置からユーザの操作により、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報を更新することが可能となる。これにより、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0125】
さらに、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報が更新された場合、前記更新タイミングをトリガとしてネットワークに接続された各プリンタに節電モード移行時間情報を通知することにより、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報が更新されたと同時に、その節電モード移行時間情報をネットワークに接続された各出力装置に反映することが可能となる。
【0126】
さらに、サーバーからネットワーク上のプリンタに節電モード移行時間情報が通知されプリンタは内部に有する節電モード移行時間記憶情報が更新された時、表示手段に節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを表示することにより、出力装置付近のユーザに対し、節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを伝えることが可能となる。
【0127】
(実施例3)
本実施例のハードウェア構成は実施例2と同様であるので、その詳細説明は省略する。
【0128】
図16,17は、サーバー12内に蓄積されている節電モード移行時間情報データを、各出力装置21〜28内のレコード51,52の節電モード移行時間情報領域に対して反映する仕組みの概要を示した図である。
【0129】
図16は、出力装置21が同じネットワーク11に接続されているサーバー12に対して節電モード移行時間情報の取得要求を送信しているところを示した図である。また図17は、サーバー12からの節電モード移行時間情報データの受信を受け、出力装置21に内蔵された節電モード移行時間情報データを更新しているところを示した図である。
【0130】
まず図16において、出力装置21はサーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求を送信している。図中では、矢印61Bで示されている。またこの送信動作は出力装置21内の第2タイマの計測によりある一定の時間間隔で行われる。
【0131】
次に図17において、節電モード移行時間情報取得要求を受信したサーバー12は、内部の節電モード移行時間情報データ領域40に蓄積されている節電モード移行時間情報を送信する。送信先は取得要求を出した出力装置21に対し送信を行う。図中では、矢印62Bで示されている。
【0132】
次にネットワーク11に接続されている出力装置21は、サーバー12から節電モード移行時間情報を受信すると、出力装置21内の節電モード移行時間情報データ領域41の内容を受信した節電モード移行時間情報に更新する処理を行う。ここで説明した出力装置21で行われる節電モード移行時間情報の取得要求処理ならびに更新処理の詳細は、図18で説明する。
【0133】
また、ここで出力装置22〜28の動作についての説明は省略したが、上述で説明した出力装置21と同じ動作が行われている。
【0134】
このように、各出力装置21〜28がサーバー12に対してそれぞれが節電モード移行時間情報の取得要求を出し、各出力装置21〜28が獲得した節電モード移行時間情報を反映して節電モードに移行する制御を行うことにより、各出力装置21〜28内の節電モード移行時間情報の設定の自動化が可能となる。
【0135】
図18は、出力装置21〜28においてサーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求の送信と節電モード移行時間情報が送信されてきたときの出力装置側の処理を示したフローチャートである。本処理は、各出力装置21〜28に電源が投入されたタイミングにより開始される。
【0136】
ここで、Timer_Dataは節電モード移行時間情報のことである。本処理は開始後ステップ401(図中では、ステップはSと表記されている)へ進む。
【0137】
ステップ401においては、サーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求の送信を実施する時間間隔を計測するための第2タイマを起動する処理を呼び出している。第2タイマ起動後、処理をステップ402へ進める。
【0138】
ステップ402においては、第2タイマの計測時間が節電モード移行時間情報取得要求の送信を実施するタイミングに達したか否かを比較する処理を行い、第2タイマが取得要求の送信を実施するタイミングに達するまでループを形成している。すなわち、タイミングが来るまで処理を待機する働きをしている。もし、第2タイマが取得要求の送信を実施するタイミングに達した場合、処理をステップ403へ進める。
【0139】
ステップ403においては、出力装置がサーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求の送信を実施する処理を行っている。送信終了後、処理をステップ404へ進める。
【0140】
ステップ404においては、サーバー12から節電モード移行時間情報取得要求の応答を受信したか否かの判断を行い、サーバー12から節電モード移行時間情報取得要求の応答を受信するまでループを形成している。すなわち、応答を受信するまで処理を待機する働きをしている。もし、サーバー12から節電モード移行時間情報取得要求の応答を受信した場合、処理をステップ405へ進める。
【0141】
ステップ405においては、サーバー12から受信した応答の節電モード移行時間情報のデータフォーマットから節電モード移行時間情報Timer_Dataを抜き取る処理を呼び出している。節電モード移行時間情報Timer_Dataの抜き取り終了後、処理をステップ406へ進める。
【0142】
ステップ406においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェックする処理を呼び出す処理を行っている。具体的には、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは出力装置内の計測装置に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェックしている。チェック終了後、処理をステップ407へ進める。
【0143】
ステップ407においては、前ステップ406でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させている。もし整合性があればステップ409に処理を進め、また整合性が無かったとしたら処理をステップ408へ進める。
【0144】
ステップ408においては、受信したステップ407でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性がないと判断された場合に行われる処理であり、出力装置内の節電モード移行時間情報データ領域を更新せず、サーバー12に対して更新されなかったことをサーバー12に伝える処理を行っている。送信終了後、処理をステップ411へ進める。
【0145】
ステップ409においては、サーバー12から受信した節電モード移行時間情報Timer_Dataと出力装置内の節電モード移行時間情報との比較を行っている。すなわちサーバー12に登録されている節電モード移行時間情報が更新されているか否かの判断を行っている。もし、更新されていると判断した場合は、処理をステップ410へ進める。またもし更新されていないと判断した場合には、処理をステップ411へ進める。
【0146】
ステップ410においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを出力装置の節電モード移行時間情報データ領域に格納する処理を行っている。これにより、出力装置内の計測装置の現時刻情報と節電モード移行時間情報Timer_Dataとが一致した場合、出力装置は節電モードに移行する処理を行う。格納処理終了後、ステップ411へ進む。
【0147】
ステップ411においては、サーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求の送信を実施する時間間隔を計測するための第2タイマを初期化する処理を行っている。初期化終了後、処理をステップ402へ戻しており、ループを形成している。これにより、出力装置が起動している時は、常に一定間隔で、サーバー12で管理されている節電モード移行時間情報を聞きに行く構成となっていることがわかる。また節電モード移行時間情報を聞きに行く時間間隔はユーザにより設定可能である。
【0148】
クライアント装置31〜34側で、サーバー12に内蔵されている節電モード移行時間情報データを更新するための処理は実施例2と同様である。
【0149】
以上の説明のとおり本実施例においては、サーバーにおいてネットワークに接続されている各出力装置の節電モード移行時間情報を集中して管理することが可能である。すなわち、サーバーにおいてネットワークに接続されている各出力装置の節電モード移行時間情報を集中して管理し、各出力装置はサーバーに対して節電モード移行時間情報データ獲得要求を送信し、サーバーはこのデータ獲得要求を受信した際、送信元である各出力装置へ節電モード移行時間情報を応答として送信する。応答を受けた出力装置はその節電モード移行時間情報から装置内部の情報を更新することが可能である。
【0150】
これにより、ネットワークに接続された各出力装置ヘユーザがいちいち出向いて節電モード移行時間情報の設定動作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0151】
またユーザが各出力装置のタイマに対してそれぞれ異なった節電モード移行時間情報データの設定動作を施してしまうような事や、ユーザのミスにより出力装置のタイマに対して節電モード移行時間情報データを設定し忘れるような事態も回避することができ、消費電力削減の向上が期待できる。
【0152】
また、ネットワークにやはり接続しているクライアント装置からサーバーに保存されている節電モード移行時間情報を更新することにより、やはりネットワーク接続された任意のクライアント装置からユーザの操作により、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報を更新することが可能となる。これにより、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0153】
さらに、プリンタ内の第2タイマ装置で計測された時間がある時間まで達したタイミングでサーバーに対して節電モード移行時間情報を問い合わせることにより、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報をある程度の時間間隔ごとに各出力装置が聞きにいくことが可能となる。
【0154】
さらに、サーバーに対して節電モード移行時間情報を問い合わせる時間間隔を各プリンタのユーザが任意に設定することが可能であるので、出力装置がサーバーに保存されている節電モード移行時間情報を聞きにいく時間間隔をユーザが設定することが可能となる。これによりネットワークの負荷の低減が期待できる。
【0155】
さらに、プリンタからサーバーへ節電モード移行時間情報を問い合わせ、その結果としてプリンタは内部に有する前記節電モード移行時間記憶情報が更新された時、表示手段に前記節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを表示することにより、出力装置付近のユーザに対し、節電モード移行時間記憶情報が更新されたことを伝えることが可能となる。
【0156】
(実施例4)
本実施例4においては、出力装置21〜28においてサーバー12から節電モード移行時間情報が送信されてきたときの出力装置側の処理までは実施例2と同様である(図6,12,13,14参照)。
【0157】
図19は節電モード移行時間情報をサーバーに対して更新要求を出すための出力装置の制御部における操作画面の一例を示した図である。この画面は操作部70の表示部71に表示される。
【0158】
81は節電モード移行時間情報データを表示およびユーザが変更するための表示ボックスである。この表示ボックス81は年,月,日,時,分,秒毎に分割されており、ユーザはテンキー73により入力操作を行う。
【0159】
82はサーバー登録ボタンであり、ユーザが出力装置の操作部70上からこのサーバー登録ボタン82を選択する処理を行うと、操作部70上の表示ボックス81に表示された節電モード移行時間情報データがサーバー12へ送信される。サーバー12側ではこのデータが受信された場合、サーバー12内の節電モード移行時間情報データ領域40に蓄積された節電モード移行時間情報を更新する処理が行われる。
【0160】
また、サーバー12で節電モード移行時間情報を更新する処理が行われた場合、これをトリガとして、更新された節電モード移行時間情報をネットワーク11に接続されている各出力装置21〜28に対し送信する処理が開始される。
【0161】
83は節電モード移行時間情報をサーバーに対して更新要求を出すための操作画面を閉じるための操作ボタンである。
【0162】
一方サーバー12から特定の節電モード移行時間を削除することも、同様に操作画面から可能な構成となっている。ユーザがある出力装置上からこの削除処理を行うと、節電モード移行時間情報データをサーバー12に内蔵されている節電モード移行時間情報データ領域40から削除するという削除要求をサーバー12に対して送信する処理を行う。
【0163】
サーバー12側ではこのデータ削除要求が受信された場合、サーバー12に内蔵されている削除要求元の出力装置が属しているプリンタグループの節電モード移行時間情報データ領域に蓄積された、該当している節電モード移行時間情報を削除する処理を行っている。
【0164】
図20は、図19で示した節電モード移行時間情報をサーバーに対して更新要求出力するための操作画面において、ユーザの操作により、サーバー登録ボタン82を選択する処理が行われた場合の出力装置の制御フローを示したフローチャートである。
【0165】
本処理は節電モード移行時間情報をサーバーに対して更新要求を出すための操作画面を操作部70上に表示するタイミングで開始される。本処理は開始後ステップ501(図中では、ステップはSと表記されている)へ進む。
【0166】
ステップ501では、サーバー登録ボタン82を選択する動作が行われたか否かを判定し、選択動作が行われるまでループを形成している。すなわちユーザがサーバー登録ボタン82を選択するまで処理を待機する役割を担っている。もし、ユーザがサーバー登録ボタン82を選択した場合、処理をステップ502へ進める。
【0167】
ステップ502では、節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性をチェックする処理を呼び出す処理を行っている。具体的には、節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは出力装置内の計測装置に保持されている現時刻情報より節電モード移行時間情報Timer_Dataの日時が未来にあるか否かをチェックしている。チェック終了後、処理をステップ503へ進める。
【0168】
ステップ503では、前ステップ502でチェックした節電モード移行時間情報Timer_Dataの整合性があるか否かで処理を分岐させている。もし整合性があればステップ504に処理を進め、また整合性が無かったとしたら処理をステップ505へ進める。
【0169】
ステップ504では、節電モード移行時間情報Timer_Dataをサーバー12に対して送信する処理を行っている。送信終了後、処理をステップ506へ進める。
【0170】
ステップ505においては、ユーザが設定した節電モード移行時間情報Timer_Dataに整合性が無かったため、サーバー12へ送信しなかったことをユーザに対して伝えるために、エラーメッセージを操作部70の表示部71へ表示する処理を行っている。表示処理終了後、本処理は終了する。
【0171】
ステップ506においては、節電モード移行時間情報Timer_Dataを送信したサーバー12からの応答があったか否かを判断し、応答が来るまでループを形成している。すなわちサーバー12から応答を待機する役割を担っている。もし、サーバー12から応答があった場合においては、処理をステップ507へ進める。
【0172】
ステップ507では、節電モード移行時間情報Timer_Dataを送信したサーバー12からの応答の内容を判定し、それにより処理を分岐させている。すなわち送信した節電モード移行時間情報Timer_Dataがサーバーに登録されたか否かを判定している。もしサーバー12に節電モード移行時間情報Timer_Dataが登録されたという内容の応答であったならば、処理をステップ509へ進める。またもしサーバー12に節電モード移行時間情報Timer_Dataが登録されなかったという内容の応答であったならば、処理をステップ508へ進める。
【0173】
ステップ208では、ユーザが設定した節電モード移行時間情報Timer_Dataがサーバー12に登録されなかったことをユーザに対して伝えるために、エラーメッセージを操作部70の表示部71へ表示する処理を行っている、表示処理終了後、本処理は終了する。
【0174】
ステップ509では、ユーザが設定した節電モード移行時間情報Timer_Dataがサーバー12に登録されたことをユーザに対して伝えるためのメッセージを操作部70の表示部71へ表示する処理を行っている。表示処理終了後、本処理は終了する。
【0175】
以上のような構成により、ユーザの操作によりネットワークに接続されたある出力装置から、サーバーに対して、節電モード移行時間情報を更新することが可能である。すなわち、サーバーにおいてネットワークに接続されている各出力装置の節電モード移行時間情報を集中して管理し、ネットワークに接続されたある1つ出力装置に節電モード移行時間情報を設定すれば、設定された出力装置からサーバーに対して更新処理を行い、またサーバーから各出力装置に対して節電モード移行時間情報データをネットワーク経由で送信し、各出力装置の節電モード移行時間情報を同期して更新することが可能である。
【0176】
これにより、ネットワークに接続された全ての出力装置ヘユーザがいちいち出向いて節電モード移行時間情報の設定動作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0177】
またユーザが各出力装置のタイマに対してそれぞれ異なった節電モード移行時間情報データの設定動作を施してしまうような事や、ユーザのミスにより出力装置のタイマに対して節電モード移行時間情報データを設定し忘れるような事態も回避することができ、消費電力削減の向上が期待できる。
【0178】
さらに、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報が更新された場合、更新タイミングをトリガとして前記ネットワークに接続された各プリンタに節電モード移行時間情報を通知することにより、サーバーに保存されている節電モード移行時間情報が更新されたと同時に、その節電モード移行時間情報をネットワークに接続された各出力装置に反映することが可能となる。
【0179】
さらに、サーバーにおいてネットワークに接続されている各出力装置の節電モード移行時間情報を集中して管理し、ネットワークに接続されたある1つ出力装置に節電モード移行時間情報を設定すれば、設定された出力装置からサーバーに対して更新処理を行い、また各出力装置はサーバーに対して節電モード移行時間情報データ獲得要求を送信し、サーバーはこのデータ獲得要求を受信した際、送信元である各出力装置へ節電モード移行時間情報を応答として送信する。応答を受けた出力装置はその節電モード移行時間情報から装置内部の情報を更新することが可能である。
【0180】
これにより、ネットワークに接続された各出力装置ヘユーザがいちいち出向いて節電モード移行時間情報の設定動作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上が期待できる。
【0181】
またユーザが各出力装置のタイマに対してそれぞれ異なった節電モード移行時間情報データの設定動作を施してしまうような事や、ユーザのミスにより出力装置のタイマ装置に対して節電モード移行時間情報データを設定し忘れるような事態も回避することができ、消費電力削減の向上が期待できる。
【0182】
さらに、プリンタの制御装置はサーバーに対して節電モード移行時間情報を問い合わせる時間間隔を各プリンタのユーザが設定することが可能であるので、出力装置がサーバーに保存されている節電モード移行時間情報を聞きにいく時間間隔をユーザが設定することが可能となる。これによりネットワークの負荷の低減が期待できる。
【0183】
さらに、プリンタが、ユーザが対話的操作可能な表示装置を有することによって、プリンタからサーバーに対して節電モード移行時間情報更新する要求を行い、サーバーの節電モード移行時間情報更新が正常に終了した時、正常に情報更新したことを示すメッセージを表示装置上に表示することができる。
【0184】
さらに、プリンタからサーバーに対して節電モード移行時間情報更新する要求を行い、もしサーバーの節電モード移行時間情報更新が失敗した時、情報更新に失敗したことを示すメッセージを表示装置上に表示することができる。
【0185】
さらに、出力装置に節電モード移行時間情報を設定したユーザに対し、サーバーへの更新処理が正常に終了したか否かを、設定を行った出力装置上で確認することが可能となり、ユーザの利便性の向上が図られる。
【0186】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、節電モードを有し、ネットワークを介して情報の伝送を行う複数の出力装置において、複数の出力装置間の消費電力を効果的に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されているネットワークシステムの概略構成の一例を示した図である。
【図2】節電モード移行時間情報データのフォーマットの一例を示した図である。
【図3】週単位における節電モード移行時間情報データのフォーマットの一例を示した図である。
【図4】第1出力装置22から各第2出力装置21、23〜28へ節電モード移行時間情報データを送信しているところを示した図である。
【図5】第2出力装置21、23〜28がそれぞれに内蔵された節電モード移行時間情報データを更新し、第1出力装置22に対して応答しているところを示した図である。
【図6】本発明における出力装置の操作部の一例を示した図である。
【図7】節電モード移行時間情報をネットワークに接続されている他の出力装置に対して、更新要求を出すための操作画面の一例を示した図である。
【図8】情報登録ボタン82を選択する処理が行われた場合の出力装置の制御フローを示したフローチャートである。
【図9】第2出力装置21、23〜28において第1出力装置22から節電モード移行時間情報が送信されてきたときの第2出力装置21、23〜28側の処理を示したフローチャートである。
【図10】出力装置の構成を示すブロック図である。
【図11】ネットワークシステムの概略構成を示した図である。
【図12】サーバー12が内部に蓄積している節電モード移行時間情報データをネットワーク11に接続された出力装置21〜28へ送信しているところを示した図である。
【図13】各出力装置21〜28が内蔵された節電モード移行時間情報データを更新し、サーバーに対して応答しているところを示した図である。
【図14】出力装置21〜28においてサーバ12から節電モード移行時間情報が送信されてきたときの出力装置側の処理を示したフローチャートである。
【図15】クライアント装置31〜34側で、サーバー12に内蔵されている節電モード移行時間情報データを更新するためのクライアントウェアの表示の一例を示す図である。
【図16】出力装置21がサーバー12に対して節電モード移行時間情報の取得要求を送信しているところを示した図である。
【図17】サーバー12からの節電モード移行時間情報データの受信を受け、出力装置21に内蔵された節電モード移行時間情報データを更新しているところを示した図である。
【図18】出力装置21〜28においてサーバー12に対して節電モード移行時間情報取得要求の送信と節電モード移行時間情報が送信されてきたときの出力装置側の処理を示したフローチャートである。
【図19】節電モード移行時間情報をサーバーに対して更新要求出力するための操作画面の一例を示した図である。
【図20】ユーザの操作により、サーバー登録ボタン82を選択する処理が行われた場合の出力装置の制御フローを示したフローチャートである。
【図21】サーバーの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 ネットワーク
21〜28 出力装置
31〜34 クライアント装置
51、52 レコードフォーマット
61、62 データフロー
70 操作部
71 表示部
72 ユーザ設定キー
74 テンキー
81 表示ボックス
82 情報登録ボタン
83 操作ボタン
Claims (11)
- 節電モードを有する複数の出力装置を具えた節電管理システムであって、
前記出力装置は、
タイマと、
節電モード移行時間を記憶する節電モード移行時間記憶手段と、
前記タイマによる計測時間が前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間に達した場合に当該出力装置を節電モードに移行させる節電モード制御手段と、
前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間に従って節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を更新する第1更新手段と、
ユーザによる節電モード移行時間の更新操作に従って、前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を、当該更新操作により設定された節電モード移行時間に更新する第2更新手段と、
前記更新操作に従って、前記更新操作により設定された節電モード移行時間を前記複数の出力装置のうちの複数の他の出力装置へ通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された節電モード移行時間を受信した複数の他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答を受けた場合に、当該他の出力装置による節電モード移行時間の更新の成否を示すメッセージを表示する表示手段と、
前記他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答に基づいて、更新された出力装置の数と更新されなかった出力装置の数とをカウントするカウント手段とを有し、
前記表示手段は、前記カウント手段によるカウント結果を表示することを特徴とする節電管理システム。 - 請求項1において、
前記出力装置は、前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間に従って前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間が更新された場合に、節電モード移行時間の更新が行われたことを表示する表示手段を有することを特徴とする節電管理システム。 - 請求項1或いは2において、
ユーザによる節電モード移行時間の更新操作のために節電モード移行時間を設定するための操作画面を表示する操作画面表示手段を有することを特徴とする節電管理システム。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記出力装置は、前記更新操作により設定された節電モード移行時間または前記複数の出力装置のうちの他の出力装置から通知された節電モード移行時間の整合性をチェックする整合性チェック手段を有することを特徴とする節電管理システム。 - 請求項4において、
前記整合性チェック手段は、節電モード移行時間の日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは現時刻より節電モード移行時間の日時が未来にあるか否かをチェックすることを特徴とする節電管理システム。 - 節電モードを有する複数の出力装置と、ネットワークを介して前記複数の出力装置の節電モードを管理する管理装置とを具えた節電管理システムであって、
前記管理装置は、
節電モードへ移行する時間を示す節電モード移行時間を記憶する管理情報記憶手段と、前記管理情報記憶手段に記憶された節電モード移行時間を少なくとも1つの前記出力装置に前記ネットワークを介して通知する通知手段とを有し、
前記出力装置は、
タイマと、
節電モード移行時間を記憶する節電モード移行時間記憶手段と、
前記タイマによる計測時間が前記節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間に達した場合に出力装置を節電モードに移行させる節電モード制御手段と、
前記通知手段により通知された節電モード移行時間に従って節電モード移行時間記憶手段内の節電モード移行時間を更新する更新手段と、
前記管理装置に対して節電モード移行時間を問い合わせる問い合わせ手段とを有し、
前記通知手段は、前記問い合わせ手段からの節電モード移行時間の問い合わせに応答して、前記管理情報記憶手段に記憶されている節電モード移行時間を問い合わせ元の出力装置に通知し、
前記更新手段は、前記節電モード移行時間記憶手段に記憶されている節電モード移行時間を、前記通知手段により前記問い合わせに応答して通知された節電モード移行時間に更新することを特徴とする節電管理システム。 - 請求項6において、
前記出力装置は、第2タイマを有し、
前記問い合わせ手段は、前記第2タイマによる計測時間が所定時間に達した場合に、節電モード移行時間を問い合せることを特徴とする節電管理システム。 - 節電モードを有し、ネットワークを介して他の出力装置と通信可能な出力装置であって、
節電モードへ移行する時間を示す節電モード移行時間を記憶する管理情報記憶手段と、ユーザによる節電モード移行時間の更新操作に従って、前記管理情報記憶手段内の節電モード移行時間を、当該更新操作により設定された節電モード移行時間に更新する更新手段と、
前記更新操作により設定された節電モード移行時間を複数の他の出力装置に前記ネットワークを介して通信する通信手段と、
前記通知手段により通知された節電モード移行時間を受信した複数の他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答を受けた場合に、当該他の出力装置による節電モード移行時間の更新の成否を示すメッセージを表示する表示手段と、
前記他の出力装置からの節電モード移行時間の更新の成否を示す応答に基づいて、更新された出力装置の数と更新されなかった出力装置の数とをカウントするカウント手段とを有し、
前記表示手段は、前記カウント手段によるカウント結果を表示し、
前記他の出力装置は、タイマによる計測時間が前記通知手段により通知された節電モード移行時間に達した場合に、節電モードに移行することを特徴とする出力装置。 - 請求項8において、
ユーザによる節電モード移行時間の更新操作のために節電モード移行時間を設定するための操作画面を表示する操作画面表示手段を有することを特徴とする出力装置。 - 請求項8或いは9において、
前記更新操作により設定された節電モード移行時間の整合性をチェックする整合性チェック手段を有することを特徴とする出力装置。 - 請求項10において、
前記整合性チェック手段は、節電モード移行時間の日時が実際のカレンダー上に存在しているか否か、あるいは現時刻より節電モード移行時間の日時が未来にあるか否かをチェックすることを特徴とする出力装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050387A JP3897612B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 節電管理システム |
US10/368,669 US7076673B2 (en) | 2002-02-26 | 2003-02-20 | Power saving management system and power saving managing method for forwarding an updated power mode shift time to a plurality of output apparatuses over a network |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050387A JP3897612B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 節電管理システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246117A JP2003246117A (ja) | 2003-09-02 |
JP2003246117A5 JP2003246117A5 (ja) | 2005-04-07 |
JP3897612B2 true JP3897612B2 (ja) | 2007-03-28 |
Family
ID=27750827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002050387A Expired - Fee Related JP3897612B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 節電管理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7076673B2 (ja) |
JP (1) | JP3897612B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071269A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | カレンダタイマ機構、医療用画像処理システム、医療用プリントシステム、制御プログラム及び制御プログラムを記録する記録媒体 |
JP2006025212A (ja) | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Canon Inc | データ処理装置及び省電力制御方法 |
US7343115B2 (en) * | 2005-09-09 | 2008-03-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and setting method |
JP4265805B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2009-05-20 | シャープ株式会社 | 画像処理システム |
JP4809804B2 (ja) | 2006-07-13 | 2011-11-09 | 株式会社リコー | 画像処理装置、デバイス制御プログラム、及び、電力制御方法 |
US7787796B2 (en) * | 2007-04-17 | 2010-08-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power saving system for image forming apparatus and image forming apparatus operable in power saving modes |
JP4364261B2 (ja) * | 2007-05-29 | 2009-11-11 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像処理システム、および画像処理プログラム |
JP5328445B2 (ja) * | 2008-05-02 | 2013-10-30 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 |
JP2011022559A (ja) * | 2009-06-15 | 2011-02-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、復帰処理方法およびプログラム |
US8230248B2 (en) * | 2009-07-09 | 2012-07-24 | Xerox Corporation | Printer time-out |
JP5791223B2 (ja) * | 2009-09-25 | 2015-10-07 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、ネットワークインターフェースユニット、印刷装置の制御方法およびプログラム |
JP5455709B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2014-03-26 | キヤノン株式会社 | 管理装置、その制御方法、及びプログラム |
JP5276050B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2013-08-28 | シャープ株式会社 | 省電力モードの学習機能を備えた画像形成装置 |
CN103354918B (zh) * | 2010-12-16 | 2016-10-26 | 施乐公司 | 打印机超时 |
JP5457424B2 (ja) * | 2011-11-24 | 2014-04-02 | シャープ株式会社 | 画像形成システム |
JP5511776B2 (ja) | 2011-11-29 | 2014-06-04 | シャープ株式会社 | 省電力モードの学習機能を備えた画像形成装置及びその制御装置 |
JP6130675B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2017-05-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、サーバ、画像形成システム及び画像形成システムの制御方法 |
CN105393182B (zh) | 2013-03-15 | 2020-04-14 | 速度控制有限责任公司 | 用于自动控制循环工作的havc和r设备的控制器以及使用该控制器的系统和方法 |
JP6536370B2 (ja) * | 2015-08-04 | 2019-07-03 | 株式会社リコー | 情報処理装置、機器、情報処理システム、プログラム、情報処理方法 |
KR20190037947A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 에이치피프린팅코리아 유한회사 | 외부 서버를 이용하여 화상 형성 장치를 관리하는 방법 및 이를 이용하는 화상 형성 장치 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08297442A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成装置の立上げ制御方法 |
TW292365B (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-01 | Hitachi Ltd | Computer management system |
JP3563256B2 (ja) * | 1998-02-13 | 2004-09-08 | 富士通株式会社 | 省電力機能の遠隔制御方法、情報処理装置及び記憶媒体 |
US6144975A (en) * | 1998-05-05 | 2000-11-07 | Fmr Corporation | Computer system for intelligent document management |
JP2000094794A (ja) | 1998-09-24 | 2000-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
JP2001066951A (ja) | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
US6751219B1 (en) * | 2000-04-20 | 2004-06-15 | Aztech Partners, Inc. | Multicast packet duplication at random node or at egress port with frame synchronization |
US6631469B1 (en) * | 2000-07-17 | 2003-10-07 | Intel Corporation | Method and apparatus for periodic low power data exchange |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002050387A patent/JP3897612B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-02-20 US US10/368,669 patent/US7076673B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030163747A1 (en) | 2003-08-28 |
US7076673B2 (en) | 2006-07-11 |
JP2003246117A (ja) | 2003-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3897612B2 (ja) | 節電管理システム | |
US7979726B2 (en) | Information processing apparatus using server copy of predetermined information when storing part is in power saving mode | |
EP1271319B1 (en) | System and method for resolving conflicts detected during a synchronization session | |
JP5682303B2 (ja) | 電子機器、通信システム、及びプログラム | |
US8699046B2 (en) | Image forming system, linking apparatus and recording medium | |
JP2003309684A (ja) | 画像処理装置、画像形成システム及び情報出力方法 | |
JP4368637B2 (ja) | 多機能複合機、サーバ、環境負荷低減方法、および、プログラム | |
CN104426587A (zh) | 无线通信装置及无线通信方法 | |
JP2015121989A (ja) | ネットワークデバイス、ネットワークデバイスの制御方法およびそのプログラム | |
US8934123B2 (en) | Image forming system and server apparatus | |
JP2012124674A (ja) | 画像形成装置、画像形成システム及び文書一覧情報提供方法 | |
JP7080604B2 (ja) | クライアント装置、制御方法、およびプログラム | |
JP2009075923A (ja) | ファイルシステム、データ処理装置、ファイル参照方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2019103024A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムおよび情報処理システム | |
JP4700854B2 (ja) | 情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理装置の制御方法 | |
JP6329429B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法およびプログラム | |
JP3839241B2 (ja) | 画像形成装置管理システムおよびそれに使用する画像形成装置並びにその給電制御方法 | |
JP2003078672A (ja) | サーバ装置および画像処理装置およびサーバ装置の制御方法および画像処理装置の制御方法および記憶媒体 | |
JP2017134702A (ja) | サーバシステム、サーバシステムの制御方法、およびプログラム | |
US20170371607A1 (en) | Image processing system, image forming apparatus, method for sharing data, and non-transitory recording medium for storing computer readable program | |
JP2005309893A (ja) | 管理システムおよびその管理センター、通信サーバ | |
JP4330124B2 (ja) | オーダリングシステム | |
JP2003308192A (ja) | 管理システム、情報処理装置及び管理方法 | |
JP2009157599A (ja) | 機器情報収集装置、機器情報収集方法及びプログラム | |
JP2002163098A (ja) | 画像処理システムおよびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040527 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060815 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20060914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061016 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20061025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3897612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |