JP2002163098A - 画像処理システムおよびその制御方法 - Google Patents

画像処理システムおよびその制御方法

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JP2002163098A
JP2002163098A JP2000357932A JP2000357932A JP2002163098A JP 2002163098 A JP2002163098 A JP 2002163098A JP 2000357932 A JP2000357932 A JP 2000357932A JP 2000357932 A JP2000357932 A JP 2000357932A JP 2002163098 A JP2002163098 A JP 2002163098A
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Jun Kiyokawa
純 清川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーマッチングを行うシステムにおいて
は、最適なプロファイルを維持するために、ユーザがデ
バイスの経時変化を常に意識せねばならなかった。 【解決手段】 サーバ3および端末1をネットワーク2
に接続したシステムにおいて、サーバ3は、システム内
の端末1やプリンタ4に対応する複数のプロファイルを
格納するプロファイル格納手段32を有し、そこに格納
されたプロファイルについて、該プロファイルが保持す
る有効期間情報に基づいて更新が必要であるか否かを判
定し、更新すべきと判定されたプロファイルをモニタ3
7に表示してユーザに報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理システムお
よびその制御方法に関し、特にカラーマネージメントに
おいて参照されるデバイスプロファイルを有効に管理す
る画像処理システムおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】異なるデバイス間において同様の色再現
を実現する、いわゆるカラーマネージメントシステムが
知られている。一般にカラーマネージメントシステム
は、CMM(Color Management Module)とデバイスプ
ロファイルによって構成され、変換前のソースデバイス
に対応したプロファイルと、変換後のデスティネーショ
ンデバイスに対応したプロファイルとを用いて、入出力
画像のカラーマッチングを実現するように色変換処理を
行う。なお、前者および後者のプロファイルがそれぞ
れ、ソースプロファイルおよびデスティネーションプロ
ファイルと呼ばれる。
【0003】さらに、特開平10−224643号に示
されるように、クライアント−サーバシステムにおいて
カラーマッチング処理及びプロファイル管理を効率良く
行うシステムが提案されている。具体的には、システム
を構成する複数のデバイスに対応するプロファイル情報
が予めサーバに格納されており、CMMの実行時に必要
なプロファイルが検索され、カラーマッチングが行われ
る。
【0004】このようなシステムによれば、ネットワー
クに接続されたデバイスのプロファイルが全てサーバ内
に格納されているため、ネットワークにおいてカラーマ
ッチングを行う際に、そのデバイスプロファイルの一元
管理が可能となるという利点があった。これにより例え
ば、あるデバイスの特性が変化しても、サーバに格納さ
れたプロファイルを1回更新すれば、ネットワークに接
続された全端末から常に最新のプロファイルを用いた高
精度のカラーマッチング処理を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にデバイスにおい
ては、時間の経過に伴なう特性の変化、いわゆる経時変
化の発生が避けられない。従って、精度のよいカラーマ
ッチングを行うためには、プロファイル作成日時より一
定期間が経ったデバイスに対しては、現在の特性を最適
に反映させるためにプロファイルを更新する必要があ
る。
【0006】例えば、上記従来のシステムにおいては、
ユーザが各プロファイルの作成日時を記録しておき、定
期的に更新していた。または、ユーザがカラーマッチン
グ結果において色味の変化を認識した場合に、プロファ
イルを更新していた。
【0007】このように、上記従来のカラーマッチング
を行うシステムにおいては、ユーザがデバイスの経時変
化を常に意識しておく必要があった。
【0008】上述したようなデバイスプロファイルの一
元管理を可能とするネットワークシステムにおいては、
複数のクライアント端末(ユーザ)がその台数よりも少
ない台数のネットワークデバイスを共有することが一般
的に行われている。
【0009】しかしながら、例えば、複数台のクライア
ント端末において1台のネットワークプリンタを共有し
ているシステムにおいては、全てのユーザが、該プリン
タのプロファイル更新時期をチェックし、必要に応じて
更新するという作業を行なうに十分なスキルを有してい
るとは限らない。また、該プリンタにおけるカラーマッ
チング結果において何らかの色味の変化が生じていた場
合にも、全てのユーザがこれを発見できるとも限らな
い。従って、このようなシステムにおいて、プロファイ
ルの更新を適切に管理することは困難であった。
【0010】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、システム内で管理される複数のデバ
イスプロファイルについて、更新を必要とするプロファ
イルをユーザに報知することによって、それぞれを適切
なタイミングで更新可能とする画像処理システムおよび
その制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理システムは以下の構
成を備える。
【0012】即ち、サーバおよび複数のデバイスをネッ
トワークに接続した画像処理システムであって、該サー
バは、前記複数のデバイスのそれぞれに対応する複数の
プロファイルを格納するプロファイル格納手段と、前記
プロファイル格納手段に格納されたプロファイルについ
て更新が必要であるか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段において更新する必要があると判定されたプロ
ファイルを報知する報知手段と、を有することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】<第1実施形態>まず、一般的なカラーマ
ネージメントシステムの一例を図1に示す。同図に示す
システムにおいては、スキャナによって読み取られたス
キャナ色空間(スキャナRGB)の画像、またはモニタ
に表示されたモニタ色空間(モニタRGB)の画像を、
プリンタにおいて印刷出力すべくプリンタ色空間(プリ
ンタCMYK)の画像に変換する。この場合、ソースデ
バイスはスキャナまたはモニタであるため、該スキャナ
またはモニタのプロファイルがソースプロファイルとな
る。また、デスティネーションデバイスはプリンタであ
るため、該プリンタのプロファイルがデスティネーショ
ンプロファイルとなる。
【0015】図2は、本実施形態にかかるネットワーク
システムの構成例を示す図である。同図に示されるよう
に、本実施形態にかかるネットワークシステムは、ネッ
トワーク端末1、ネットワークサーバ3、ネットワーク
プリンタ4、及びこれら3つのデバイスが接続されるネ
ットワーク2から構成されている。なお、実際のネット
ワーク構成においては、ネットワーク端末1が複数備え
られるが、説明の簡便上、ここでは1台のネットワーク
端末1について考える。
【0016】ネットワーク端末1(以下、単に端末1)
は、モニタ13における表示や画像処理に必要なCPU
やVRAM等、およびネットワーク上の通信に必要な通
信機能を備え、さらに、ネットワーク端末1に接続され
たモニタ13を識別するためのモニタ識別番号格納部1
1、ネットワークプリンタ4を識別するためのプリンタ
識別番号格納部12を有している。
【0017】ネットワークサーバ3(以下、単にサーバ
3)は、画像処理や印刷処理に必要なCPU、RAM、
ハードディスク等、およびネットワーク上の通信に必要
な通信機能を備え、さらに、画像ファイルが格納される
画像データベース31、m個(mは定数)のデバイスプ
ロファイル(モニタ、スキャナ、プリンタ等に対応す
る)が格納されているプロファイル格納部32を有して
いる。また、カラーマッチング処理を行なうためのCM
M34を有し、このとき、ソースプロファイル35およ
びデスティネーションプロファイル36が参照される。
この構造からも分かるように、本実施形態においてはシ
ステム内の複数のデバイスに対応するデバイスプロファ
イルをプロファイル格納部32に格納することができる
ため、サーバ3におけるデバイスプロファイルの一元管
理が可能である。またサーバ3にはモニタ37が接続さ
れている。
【0018】なお、CMM34におけるカラーマッチン
グ処理は、端末1からの指示に基づいて行なわれる。す
なわち、ユーザがカラーマッチング処理対象となる画像
ファイルおよびカラーマッチングに必要となるプロファ
イルを検索するために必要となる情報(画像情報、ソー
スプロファイル情報、デスティネーションプロファイル
情報等)が、端末1よりサーバ3に送信され、サーバ3
においては、該画像情報に基づいて画像データベース3
1からユーザが所望する画像を抽出し、該ソースプロフ
ァイル情報およびデスティネーションプロファイル情報
に基づいて、プロファイル格納部32からプロファイル
を抽出し、ソースプロファイル35およびデスティネー
ションプロファイル36として格納する。
【0019】図3は、サーバ3内のプロファイル格納部
32に格納されるデバイスプロファイルの構造を示す図
である。同図に示されるように、プロファイルはヘッダ
部とデータ格納部に大別される。ヘッダ部は、当該プロ
ファイルがどのデバイス(例えばモニタ等)に対応する
ものであるかを示すデバイス情報や、当該プロファイル
が使用されるCMMを示すCMM情報等、プロファイル
を管理するために用いられる情報が格納されている。デ
ータ格納部には、当該プロファイルを識別するためのプ
ロファイル記述情報として、例えばメーカ名や製品名、
用紙種別、インク種別等を示す情報が格納されるが、本
実施形態においては、当該プロファイルの「有効期間」
を示すデータ項目があることを特徴とする。
【0020】以下、プロファイル格納部32について、
図4を参照して説明する。図4は、プロファイル格納部
32の構成例を示す図である。
【0021】同図に示されるようにプロファイル格納部
32は、格納されている各プロファイルのそれぞれに対
応したステータスを格納している。本実施形態における
プロファイルのステータスとしては、該プロファイルに
対して更新が必要であるか否かのチェックが実施された
か、および該チェック結果に基づいて、以下の(1)〜
(3)のいずれかが与えられる。
【0022】 (1)更新チェックが未実施である→「未チェック」 (2)更新チェックの結果、更新は必要ない→「チェッ
ク済」 (3)更新チェックの結果、更新が必要である→「要更
新」 以上のように、プロファイル格納部32において各プロ
ファイルがそのステータスとともに格納されることによ
り、プロファイル格納部32を検索して任意のプロファ
イルを検出した際に、該プロファイルに対応するステー
タスが「要更新」であれば、該プロファイルは更新が必
要か否かのチェックを行なった結果、更新が必要である
と判断された、ということが分かる。
【0023】図5は、本実施形態のシステムにおけるプ
ロファイル更新チェック処理を示すフローチャートであ
る。ここでは、プロファイル格納部32に格納された全
てのプロファイルに対して、更新が必要であるか否かの
チェックを行う場合を例として説明する。なお、同図に
示す処理はサーバ3において行われるが、具体的には、
サーバ3内の不図示のROMに保持された制御プログラ
ムを、不図示のCPUがRAM上に読み出して実行する
ことによって、実現される。
【0024】サーバ3に対して、プロファイル更新チェ
ック処理の開始を示すユーザ指示が入力されると、まず
サーバ3は、プロファイル格納部32に格納された全て
のプロファイルについて、そのステータスを「未チェッ
ク」としてステータス格納部に格納する(S100)。
【0025】次にプロファイル格納部32内において、
対応するステータス格納部が「未チェック」であるプロ
ファイルを1つ検索する(S101)。そして、該検索
が行えたか否かを判断し(S102)、行えなかった場
合は、すなわち全てのプロファイルについての更新チェ
ックが終了しているため、処理をステップS108に移
す。一方、ステータスが「未チェック」であるプロファ
イルが検出されれば、処理はステップS103に進む。
【0026】ステップS103では、ステップS101
で検出されたプロファイルにおいて、そのプロファイル
記述情報内に格納された「有効期間」情報を抽出する。
そして、現在日時および該プロファイルの作成日時に基
づき、該プロファイルが作成されてから現在までの経過
時間を算出し(S104)、該算出した経過時間と有効
期間とを比較する(S105)。該比較の結果、経過時
間の方が大きい場合はステップS106に、それ以外の
場合はステップS107に、それぞれ処理を移す。
【0027】ステップS106においては、ステップS
101で検出されたプロファイルに対応するステータス
格納部に「要更新」を格納して、処理をステップS10
2に移す。
【0028】一方ステップS107においては、ステッ
プS101で検出されたプロファイルに対応するステー
タス格納部に「チェック済」を格納し、処理をステップ
S102に移す。
【0029】上述したステップS102において全プロ
ファイルのチェックが終了したと判断された場合、ステ
ップS108においてプロファイル格納部32内を検索
し、ステータスが「要更新」であるプロファイルが存在
するか否かを判定する。「要更新」であるプロファイル
が存在すれば処理をステップS109に移し、それ以外
の場合は処理を終了する。
【0030】ステップS109においては、プロファイ
ル格納部32内において、対応するステータス格納部が
「要更新」であるプロファイルを全て検索する。そして
サーバ3は、検索された全てのプロファイル情報を、該
プロファイルはその有効期間を過ぎているため更新が必
要である旨のメッセージと併せて、接続されたモニタ3
7に表示する等によって、ユーザに報知する。なお、該
検索されたプロファイル情報はユーザに報知できれば良
いため、該情報をネットワークプリンタ4において印刷
出力することも有効である。
【0031】以上の処理によって、プロファイルを一元
管理するサーバ3において、プロファイル毎の有効期間
に応じて更新が必要であるか否かを判断し、結果をユー
ザに報知することができる。
【0032】以上説明したように本実施形態によれば、
サーバ3において一元管理されたプロファイル群におい
て、それぞれの有効期間に応じて更新が必要であるか否
かを判断し、更新すべきであるプロファイルをユーザに
報知することができる。
【0033】これにより、ユーザは更新すべきプロファ
イルを容易に知ることができるため、これらプロファイ
ルに対する適切なタイミングでの更新が可能となり、ネ
ットワーク上においてカラーマッチング処理を行うシス
テムにおいて、より効率的なプロファイル管理が可能と
なる。
【0034】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0035】上述した第1実施形態においては、プロフ
ァイルのに対する更新の必要性を判断するための「有効
期間」情報を、プロファイル記述情報内に格納しておく
例について説明した。第2実施形態においては、この
「有効期間」情報を、デバイスからサーバへ送信するこ
とを特徴とする。
【0036】第2実施形態におけるプロファイル更新チ
ェック処理は、基本的に上述した第1実施形態に示す図
5と同様であるが、ステップS103におけるプロファ
イルの「有効期間」抽出処理の詳細が異なる。図6に、
第2実施形態におけるステップS103の詳細を示す。
なお、第2実施形態におけるシステム構成は上述した第
1実施形態と同様である。
【0037】図6によればすなわち、ステップS201
において、サーバ3は、現在チェック中であるプロファ
イルに対応するデバイス(例えばネットワークプリンタ
4)に対して、その「有効期間」情報の送信を要求す
る。すると該デバイスは該送信要求に従って、その内部
に格納されているプロファイルの「有効期間」を示す情
報をサーバ3へ送信し、サーバ3はステップS202に
おいてこれを受信する。
【0038】そして処理は図5のステップS104に戻
り、以降は第1実施形態と同様に、デバイスプロファイ
ルの「有効期間」情報に基づくプロファイル更新チェッ
ク処理が実行される。
【0039】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、サーバ3内において管理されるデバイスプロファイ
ルがその内部に「有効期間」情報を保持していない場合
であっても、該「有効期間」情報をデバイスから受信す
ることによって、第1実施形態と同様の更新チェックを
行うことが可能である。
【0040】
【他の実施形態】なお、上述した各実施形態において
は、プロファイルの「有効期間」情報に基づき、プロフ
ァイルの更新が必要であるか否かを判定する例について
説明したが、プロファイルを更新すべきか否かが判断で
きれば、本発明はこの例に限定されない。例えば、プロ
ファイルの「有効期間」情報に代えて「有効期限」情報
を用いることも考えられる。この場合例えば、プロファ
イル記述情報内に保持された「有効期限」情報、もしく
はサーバがデバイスから受信した「有効期限」情報に基
づき、プロファイル検索日時(現在日時)が該「有効期
限」を超過しているか否かを判定することによって、プ
ロファイル更新の必要性を判定することが可能である。
【0041】また、プロファイルの有効期限を現在日
時、すなわちプロファイル検索日時と比較することによ
って更新チェックを行う例について説明したが、例えば
カラーマッチングの実行予約が可能な場合等において
は、該有効期限をカラーマッチングの実行日時と比較す
ることも有効である。
【0042】また、一般にプロファイルを作成するには
相応の作業時間を要する。従って、上述した各実施形態
において要更新としてユーザに報知されたプロファイル
に対して、直ちに新たなプロファイルが作成され、更新
されるとは限らない。従って、上述した各実施形態にお
いては、現在日時において要更新と判断されたプロファ
イルを表示する例について説明したが、これを、更新が
必要となる以前、例えば1週間ないし1日前に、まもな
く更新日時が到来する旨のモニタ表示を行なっても良
い。
【0043】また、上述した各実施形態においては、プ
ロファイル更新チェックをユーザ指示に従って開始する
例について説明したが、これを所定の検査日時に開始す
るようにしてもよい。この場合、処理終了後に、現在日
時に対して所定の検査期間を加算することによって次回
の検査日時を設定するようにすれば、定期的なプロファ
イル検査が自動的に可能となる。
【0044】なお、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0045】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステム内で管理される複数のデバイスプロファイルにつ
いて、更新を必要とするプロファイルをユーザに報知す
ることによって、それぞれを適切なタイミングで更新す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なカラーマネージメントシステムの概要
を示す図である。
【図2】本実施形態にかかるネットワークシステムの構
成を示す図である。
【図3】本実施形態におけるデバイスプロファイル構造
を示す図である。
【図4】本実施形態におけるプロファイル格納部の構造
を示す図である。
【図5】本実施形態におけるプロファイル更新チェック
処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態におけるプロファイルの有効期間
取得処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク端末 2 ネットワーク 3 ネットワークサーバ 4 ネットワークプリンタ 31 画像データベース 32 プロファイル格納部 34 CMM 35 ソースプロファイル 36 デスティネーションプロファイル
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AR01 HK19 HQ12 HQ17 5B014 HA03 HC05 5B021 AA01 EE04 LG07 NN19 PP04 5B057 CE17 CE18 CH01 CH11 DA16 DC25 5C079 LA01 LB02 MA01 MA11 MA17 MA19 NA03 NA21

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバおよび複数のデバイスをネットワ
    ークに接続した画像処理システムであって、該サーバ
    は、 前記複数のデバイスのそれぞれに対応する複数のプロフ
    ァイルを格納するプロファイル格納手段と、 前記プロファイル格納手段に格納されたプロファイルに
    ついて更新が必要であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段において更新する必要があると判定された
    プロファイルを報知する報知手段と、を有することを特
    徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、前記判定手段において
    更新する必要があると判定されたプロファイルの情報を
    表示することによって報知することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記判定手段において
    更新する必要があると判定されたプロファイルの情報を
    印刷することによって報知することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記プロファイル格納
    手段に格納されたプロファイルのそれぞれについて予め
    定められた有効条件に基づいて、それぞれのプロファイ
    ルの更新が必要であるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記有効条件は、前記プロファイル格納
    手段に格納されたプロファイルの内部にプロファイル記
    述情報として格納されていることを特徴とする請求項4
    記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記有効条件は、前記プロファイルの対
    応するデバイスから送信されることを特徴とする請求項
    4記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記有効条件は、有効期間を示すことを
    特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、前記プロファイル格納
    手段に格納されたプロファイルについて、その作成日時
    からの経過時間が前記有効期間を超過している場合に更
    新が必要であると判定することを特徴とする請求項7記
    載の画像処理システム。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記プロファイル格納
    手段に格納されたプロファイルについて、その作成日時
    からの経過時間が前記有効期間に近づいている場合に更
    新が必要であると判定することを特徴とする請求項7記
    載の画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記有効条件は、有効期限を示すこと
    を特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 前記判定手段は、前記プロファイル格
    納手段に格納されたプロファイルについて、前記有効期
    限が既に経過している場合に更新が必要であると判定す
    ることを特徴とする請求項10記載の画像処理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記プロファイル格
    納手段に格納されたプロファイルについて、前記有効期
    限が近づいている場合に更新が必要であると判定するこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、所定のタイミング
    で、前記プロファイルについて更新が必要であるか否か
    を判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記所定のタイミングは、ユーザ指示
    に基づくタイミングであることを特徴とする請求項13
    記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 前記所定のタイミングは、所定の検査
    日時であることを特徴とする請求項13記載の画像処理
    システム。
  16. 【請求項16】 前記報知手段によってプロファイルが
    報知された後に、前記所定の検査日時に対して所定期間
    を加算することによって、次回の検査日時を決定するこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像処理システム。
  17. 【請求項17】 前記報知手段はさらに、プロファイル
    を更新すべきである旨を示すメッセージを報知すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 前記サーバはさらに、前記プロファイ
    ル作成手段によって作成されたプロファイルに基づいて
    画像データに対するカラーマッチングを行うカラーマッ
    チング手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  19. 【請求項19】 サーバおよび複数のデバイスをネット
    ワークに接続し、該サーバが、前記複数のデバイスのそ
    れぞれに対応する複数のプロファイルを格納したプロフ
    ァイル格納手段を有する画像処理システムの制御方法で
    あって、 該サーバにおいて、 前記プロファイル格納手段に格納されたプロファイルに
    ついて更新が必要であるか否かを判定する判定工程と、 該判定工程において更新する必要があると判定されたプ
    ロファイルを報知する報知工程と、を有することを特徴
    とする画像処理システムの制御方法。
  20. 【請求項20】 コンピュータで実行されることによっ
    て、請求項19記載の画像処理システムの制御方法を実
    現するプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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