JP4492302B2 - Ip−pbxシステムおよびその呼制御サーバ間のデータ更新方法 - Google Patents

Ip−pbxシステムおよびその呼制御サーバ間のデータ更新方法 Download PDF

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Description

本発明は、データセンタおよび各拠点を通信接続する企業内音声ネットワークシステムにおいて、センタの装置故障および拠点のWAN(Wide Area Network)回線故障などにより生じる拠点側の音声通信サービス停止を回避するために、拠点側に代替呼制御サーバを設置したIPネットワーク上の構内交換機(IP-PBX:Internet Protocol - Private Branch Exchange)システム、およびそのデータ更新方法に関するものである。
従来から、企業内音声ネットワークシステムでは、データセンタにメイン呼制御サーバを配置して全拠点の交換機能を集中管理するIPセントレックス方式のシステムが知られている。このシステムでは、複数の拠点のそれぞれに代替呼制御サーバを配置してメイン呼制御サーバと同一のデータを設定することにより、データセンタに配置された装置の故障や拠点側のWAN回線故障などによってメイン呼制御サーバの制御ができない場合でも、代替呼制御サーバが各拠点の通信サービスを継続させるため、拠点側の音声通信サービスの停止を回避することができる。
このように、IP-PBXシステムでは、メイン呼制御サーバと同一のデータを設定する代替呼制御サーバを用いることにより保守者の作業を簡略化することができる。
これらの呼制御サーバは、汎用サーバ(ハードウェア)および汎用データベース(SQL(Structured Query Language)データベースなど)を含む汎用システムにより構成されるため、代替呼制御サーバのデータベースにおけるデータを、メイン呼制御サーバのデータベースのデータと一致させるように更新する方法には、データベース管理システムのレプリケーション機能、すなわちデータの複製機能を使用することが知られている。
たとえば、IP-PBXシステム210は、図10に示すように、データセンタ212において、データベース222を有するデータ管理サーバ220、およびメインデータベース238を有するメイン呼制御サーバ236が配置される。また、このシステム210では、複数の拠点214および216において、それぞれ、代替データベース226および230を有する呼制御サーバ224および228、およびIP電話などの端末232および234が配置される。
メイン呼制御サーバ236では、メインデータベース238におけるデータへのアクセスを規制する必要があるため、このサーバ236から稼動中のデータベースファイルなどを所定のタイミングでひとまとまりに抜き出してスナップショットを作成すると、音声通信サービスが停止してしまう。したがって、このシステム210では、データ配信可能なデータ管理サーバ220を設置して、このサーバ220からスナップショットを作成してメイン呼制御サーバ236、ならびに代替呼制御サーバ224および228にデータ配信する。
このようなIPセントレックス方式のシステム210における保守者は、データセンタ212に配置されたデータ管理サーバ220にアクセスし、運用に必要なデータの設定および変更を行う。他方、メイン呼制御サーバ236は、データ管理サーバ220のデータベース222に設定されている情報を、自サーバ内のメインデータベース238に複製する機能を有する。また、複数の拠点214および216にそれぞれ配置された代替呼制御サーバ224および228も、データ管理サーバ220のデータベース222に設定されている情報を複製する機能を有する。
このIP-PBXシステム210は、通常運用時には、拠点214および216における端末の通信を、データセンタ212に配置されたメイン呼制御サーバ236により呼制御している。このシステム210は、ネットワーク故障およびメイン呼制御サーバ236の故障などにより、このサーバ236において拠点側の端末の制御ができなくなった場合、拠点側の代替呼制御サーバが、あらかじめ代替データベースに複製しておいたデータを用いて呼制御することにより通信サービスを継続することができる。
ところで、たとえば、特許文献1に記載の情報通信システムでは、複数の端末、一つ以上の公衆網接続装置、および複数の呼制御装置を、LAN上に配置して、コネクションレス型方式などで通信制御し、複数の呼制御装置の一方を稼動系で動作させ、他方を待機系で動作させるもので、稼動系の呼制御装置に障害が発生した場合などにおいて、待機系の呼制御装置を稼動系に切り替えることによって、呼制御装置の故障に関わらず呼制御を継続することができる。
特開2001-186194号
ところで、上述の図10に示すIP-PBXシステム210では、汎用データベースのデータ複製機能(レプリケーション方式)を使用して、代替呼制御サーバのデータベースにおけるデータを、メイン呼制御サーバのデータベースのデータと一致させるように更新する、データ更新を行う場合、データセンタおよび各拠点間の通信帯域を大量に使用してしまう。
また、データ更新のためのレプリケーションを実行する際には、データセンタ側において、所定の時点におけるデータベース内のすべての内容を含んだファイルであるスナップショットを作成しなければならない。しかし、このスナップショットは、メイン呼制御サーバ236ではメインデータベース238内のデータへのアクセス規制(待ち合わせ)を回避する必要があるために作成することができず、レプリケーションのためのデータ管理サーバ220を配置しなければならずに、設備コストが増大することになる。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、データセンタおよび各拠点間のデータの通信量を減少し、かつ設備コストを抑えて、メイン呼制御サーバのデータベース内のデータへのアクセス規制を受けずに通信サービスを継続でき、かつデータ配信を可能とするIP-PBXシステムおよびその呼制御サーバ間のデータ更新方法を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するために、IPネットワークを介して通信を行う端末装置を配置する複数の拠点に対して、各拠点の構内または拠点間の交換機能を集中管理するメイン呼制御サーバと、これら複数の拠点のそれぞれで呼制御を行う代替呼制御サーバとを含み、このメイン呼制御サーバは、呼制御に使用するデータを記録するメインデータベースを含み、この代替呼制御サーバは、このメインデータベースと同種のデータを記録する代替データベースを含み、通常運用時には、このメイン呼制御サーバによって呼制御を行い、このメイン呼制御サーバが呼制御不能である場合に、この代替呼制御サーバによって呼制御を行うIP-PBXシステムにおいて、このメインデータベースは、呼制御に使用するデータを記録するテーブル群を含み、この代替データベースは、このメインデータベースと同種のテーブル群を含み、このメインデータベースは、このテーブル群のうち、この代替データベースで更新すべき要更新テーブルだけを掃き出す掃出手段を含み、このメイン呼制御サーバは、この掃出手段によって掃き出された要更新テーブルを一時記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段からこの要更新テーブルに係る情報を読み出して、このIPネットワークを介してこの代替呼制御サーバに転送する転送手段とを含み、この代替呼制御サーバは、この要更新テーブルに係る情報を一時記憶する第2の記憶手段を含み、この代替データベースは、第2の記憶手段からこの要更新テーブルを吸い上げて更新する吸上手段を含むことを特徴とする。
また、IPネットワークを介して通信を行う端末装置を配置する複数の拠点に対して、各拠点の構内または拠点間の交換機能を集中管理するメイン呼制御サーバと、これら複数の拠点のそれぞれで呼制御を行う代替呼制御サーバとを含み、このメイン呼制御サーバは、呼制御に使用するデータを記録するメインデータベースを含み、この代替呼制御サーバは、このメインデータベースと同種のデータを記録する代替データベースを含み、通常運用時には、このメイン呼制御サーバによって呼制御を行い、このメイン呼制御サーバが呼制御不能である場合に、この代替呼制御サーバによって呼制御を行うIP-PBXシステムで、この代替データベースにおけるデータのうち、更新すべきデータだけを、このメインデータベースに記録されているデータと一致させるように更新するデータ更新方法は、このメインデータベースで、呼制御に使用するデータをテーブル群に記録する第1の記録工程と、この代替データベースで、呼制御に使用するデータをこのメインデータベースと同種のテーブル群に記録する第2の記録工程と、このメインデータベースにおけるテーブル群のうち、この代替データベースで更新すべき要更新テーブルだけを掃き出す掃出工程と、この掃出工程で掃き出した要更新テーブルをこのメイン呼制御サーバで一時記憶する第1の記憶工程と、第1の記憶工程で記憶した要更新テーブルに係る情報を読み出して、このメイン呼制御サーバからこのIPネットワークを介してこの代替呼制御サーバに転送する転送工程と、この要更新テーブルに係る情報をこの代替呼制御サーバで一時記憶する第2の記憶工程と、第2の記憶工程で記憶したこの要更新テーブルに係る情報に基づいて、この要更新テーブルをこの代替データベースで吸い上げて更新する吸上工程とを含むことを特徴とする。
本発明のIP-PBXシステムによれば、メイン呼制御サーバおよび複数の代替呼制御サーバの各データベースにおいて、呼制御に必要な情報を記録するテーブル群を設け、要更新テーブルだけを掃き出して転送することにより、代替データベースにおけるデータのうち、更新すべきデータだけを、メインデータベースに記録されているデータと一致させるように更新することができる。
これにより、メイン呼制御サーバは、スナップショットを作成せずに更新すべきデータを転送可能とし、データ配信用のデータ管理サーバを設置しなくともメイン呼制御サーバのアクセス規制をせずに音声通信サービスを継続することができ、設備コストを低減することができる。
また、IP-PBXシステムでは、端末状態や呼状態を示す動的なデータを記録するテーブルを、テンポラリなテーブル、すなわち転送する必要のないテーブルとし、転送対象からはずして、要更新テーブルだけを圧縮して転送しているため、転送データ量を減少し、転送に必要なネットワーク帯域、すなわち通信帯域の使用量を減少することができる。
次に添付図面を参照して、本発明によるIP-PBXシステムの実施例を詳細に説明する。たとえば、本発明のIP-PBXシステム10は、図1に示すように、データセンタ12、ならびに複数の拠点14および16を、IPネットワーク18を介して接続し、IP電話機などの端末32および34による各拠点の構内または拠点間における通信をデータセンタ12におけるメイン呼制御サーバ20により制御するもので、複数の拠点14および16において、それぞれ、代替呼制御サーバ24および28を設け、メイン呼制御サーバ20のメインデータベース22と同等のデータを保有する代替データベース26および30を備えて、故障などによりメイン呼制御サーバ20の制御ができない場合の拠点側の音声通信サービスの停止を回避するものである。なお、本発明の理解に直接関係のない部分は、図示を省略し、冗長な説明を避ける。
また、本実施例では、IP-PBXシステム10は、多数の拠点と接続してもよいが、図の複雑化を避けるため、図1では2つの拠点14および16が示されている。
本実施例において、IP-PBXシステム10は、たとえば企業の構内交換機システムとして適用され、メイン呼制御サーバ20において全拠点の交換機能を集中管理するIPセントレックス方式の企業内音声ネットワークシステムとして適用されてよい。このとき、複数の拠点14および16のそれぞれを一構内電話網とし、さらにIPネットワーク18を介してシステム10全体を内線電話網として接続可能とする。
本実施例のデータセンタ12は、メイン呼制御サーバ20を配置する通信事業者側の拠点であり、メイン呼制御サーバ20は、IPネットワーク18を介して通信可能な複数の端末32および34のそれぞれの加入者データ、端末状態および呼状態などを管理および制御して、複数の端末32および34の呼制御を行うものである。本実施例のメイン呼制御サーバ20は、図2に示すように、メインデータベース22、呼制御部36、第1のデータ更新制御部38、ならびにディスク40を含んでいる。ここで、呼制御部36および第1のデータ更新制御部38は、ソフトウェア機能ブロックで構成されてよい。
メインデータベース22は、IPネットワーク18を介して通信可能な複数の端末32および34のそれぞれの加入者データ、端末状態および呼状態などの呼制御に使用する情報を保持するもので、本実施例では特に、これらのデータを種類ごとのグループに記録し、各グループ内で加入者データなどの静的なデータと、端末状態や呼状態を示す動的なデータとが混在しないように記録し、さらにグループごとに掃き出し可能とするものである。本実施例のメインデータベース22は、図2に示すように、各グループをテーブルとして記録するテーブル群42を有するものでよい。
たとえば、テーブル群42は、図4に示すように、複数のテーブルT1、T2、T3、T4およびT5を有し、加入者データ、呼制御動作情報、システム定数、課金データおよび統計情報などを各テーブルに記録している。また、本実施例では、テーブル群42は、多数のテーブルを有してもよいが、図の複雑化を避けるため、図4では5つのテーブルT1、T2、T3、T4およびT5が示されている。
また、メインデータベース22は、IP-PBXシステム10において加入者データやシステム定数などの変更、追加および削除などがあった場合に、テーブル群42における情報の変更、追加および削除などが指示されて、対応する情報を更新する。たとえば、メインデータベース22は、常に変動し得る各端末の呼状態を、その変化に応じて呼制御部36から入力し、テーブルT2の呼制御動作情報を更新する。
本実施例では、特に、メインデータベース22は、第1のデータ更新制御部38からの掃出指示102に応じて、記録されている情報のうち、代替データベース26および30で更新すべき情報だけをディスク40に出力して掃き出す機能を有する。たとえば、メインデータベース22に記録される情報のうち、各呼制御サーバの動作により更新される、呼状態などのテンポラリな情報については更新が不要のため、掃き出し処理の対象外としてよい。
メインデータベース22は、たとえば、テーブル群42から更新すべき1以上のテーブルを選択してディスク40へのテーブル掃き出し104を行う。ここで、メインデータベース22は、掃出指示102に掃き出すテーブルを指定されてもよく、または、メインデータベース22であらかじめ掃き出すテーブルのパターンを決定して、掃出指示102にそのパターン指定されてもよい。このとき、メインデータベース22は、掃き出すテーブルの選択パターンを数種類用意してもよい。
呼制御部36は、複数の端末32および34の間の呼制御動作を行うプログラムなどで、メインデータベース22のテーブル群42における情報に基づいて呼制御動作を行い、さらに、そのときの動作状態をテーブル群42に随時記録する。
第1のデータ更新制御部38は、データベース間でデータを一致させるように更新制御を行うプログラムなどで、本実施例では、メインデータベース22に記録されている情報のうち、代替データベース26および30で更新すべき情報だけを代替呼制御サーバ24および28に転送する。本実施例の第1のデータ更新制御部38は、掃出指示102をメインデータベース22に供給して更新すべき情報をディスク40に掃き出させ、代替呼制御サーバ24および28からのデータ取得要求112に応じて、ディスク40から更新すべき情報の読み出し114を行い、代替呼制御サーバ24および28に転送する。
本実施例において、第1のデータ更新制御部38は、掃出指示102を、あらかじめ設定された時刻に定期的に出力してよく、メインデータベース22において特定の情報の変更などがあった場合に出力してもよく、またはユーザや代替呼制御サーバからの要求に応じて強制的に出力してもよい。
第1のデータ更新制御部38は、たとえば、メインデータベース22のテーブル群42のうち、代替データベース26および30で更新すべき要更新テーブルだけを掃き出すように、掃出指示102をメインデータベース22に供給する。たとえば、要更新テーブルには、加入者データなどの静的なデータが記録される。第1のデータ更新制御部38は、要更新テーブルを指定する掃出指示102を出力してもよく、たとえば、図5に示すようなリストを保持して、掃出指示102を出力する際に、このリストを参照して要更新フラグがオンのテーブルを要更新テーブルとして指定する。また、第1のデータ更新制御部38は、メインデータベース22で要更新テーブルの選択パターンを用意している場合には、所望の選択パターンを指定して掃出指示102を出力してよい。
また、第1のデータ更新制御部38は、メインデータベース22からディスク40に掃き出された情報の圧縮処理106を行う機能を有し、たとえば、ディスク40から要更新テーブルを取り出してテーブル毎に圧縮し、これにより生成した圧縮ファイルを再度ディスク40に供給して記憶する。このとき、その圧縮方式は公知のものでよい。
また、第1のデータ更新制御部38は、たとえば、図6に示すように、代替呼制御サーバ24からIPネットワーク18を介して供給されるデータ取得要求112に応じて、ディスク40から圧縮ファイルを読み出し、代替呼制御サーバ24への圧縮ファイル転送116を行う機能を有する。このとき、第1のデータ更新制御部38は、圧縮ファイル転送116を行う際に、圧縮ファイルから転送用の所定の単位データを作成して、IPネットワーク18を介して代替呼制御サーバ24に順次転送し、たとえば、パケット通信により転送する。第1のデータ更新制御部38は、代替呼制御サーバ24にデータ取得要求112を供給させる、図示しない要求強制指示を出力してもよい。
ディスク40は、メインデータベース22における要更新テーブルおよびこのテーブルを圧縮した圧縮ファイルを一時記憶するもので、たとえば、RAM(Random Access Memory)などの記録媒体でよい。本実施例のディスク40は、メインデータベース40からの掃き出し104により掃き出された要更新テーブルを一時記憶し、かつ第1のデータ更新制御部38の圧縮処理106によってその要更新テーブルから生成された圧縮ファイルF1〜Fnを記憶する。
また、複数の拠点14および16は、本システム10を使用する側の拠点であり、代替呼制御サーバ24および28をそれぞれ配置する。複数の拠点14および16では、それぞれに位置する端末32および34が、代替呼制御サーバ24および28を介してIPネットワーク18に接続し、各拠点の構内または拠点間の通信を可能とする。
また、本実施例では、複数の拠点14および16は、それぞれ多数の端末を配置してよいが、図の複雑化を避けるため、図1では3つのIP電話を含む端末32および34が示されている。
本実施例において、複数の代替呼制御サーバ24および28は、メイン呼制御サーバ20と同様に構成され、たとえば、図3に示すように、代替呼制御サーバ24は、代替データベース26、呼制御部50、第2のデータ更新制御部52およびディスク54を含んでいる。また、代替呼制御サーバ28および他の代替呼制御サーバについても、図3に示す代替呼制御サーバ24と同様に構成する。
代替呼制御サーバ24における呼制御部50およびディスク54は、メイン呼制御サーバ20における呼制御部36およびディスク40と同様の機能を有し、本実施例のディスク54は、メイン呼制御サーバ20から供給される圧縮ファイルの一時記憶122を行い、かつ第2のデータ更新制御部52の展開処理124によってその圧縮ファイルから生成された要更新テーブルを記憶する。
代替データベース26は、メインデータベース22と同等のデータを保有することにより、データセンタ12における装置故障や各拠点のWAN回線故障などが生じる場合でも、各拠点の音声通信サービスを停止することなく継続させるものである。たとえば、図3に示すように、代替データベース26は、メインデータベース22のテーブル群42に対応するテーブル群56を有し、テーブル群42の各テーブルと同じ情報を記録可能とする。
本実施例では、特に、代替データベース26は、第2のデータ更新制御部52からのテーブル吸上指示126に応じて、ディスク54に展開された要更新テーブルの吸い上げ128を行い、そのテーブルの情報を更新する。
また、第2のデータ更新制御部52は、代替データベース26の情報を更新すべき場合に、データ取得要求112を第1のデータ更新制御部38に供給し、これに応じて第1のデータ更新制御部38から転送される更新すべき情報に対し、ディスク54への一時記憶122を行うもので、さらにディスク54に記憶された情報を吸い上げさせるように代替データベース26に吸上指示126を供給するものである。
本実施例において、第2のデータ更新制御部52は、データ取得要求112を、あらかじめ設定された時刻に定期的に出力してよく、またはユーザに操作された場合に強制的に出力してもよい。また、第2のデータ更新制御部52は、更新すべき情報を指定するデータ取得要求112を出力してもよく、たとえば、更新を所望するテーブル、または選択パターンを指定してよい。
本実施例において、第2のデータ更新制御部52は、第1のデータ更新制御部38から転送される要更新テーブルの圧縮ファイルをディスク54に一時記憶し、さらにディスク54に記憶した圧縮ファイルの展開処理124を行う機能を有する。第2のデータ更新制御部52は、この展開処理124によって、ディスク54に記憶した圧縮ファイルを取り出して要更新テーブルに展開し、さらにその要更新テーブルを再度ディスク54に供給して記憶する。本実施例において、その展開方式は、第1のデータ更新制御部38における圧縮方式に対応するもので、公知のものでよい。
また、本実施例の第2のデータ更新制御部52は、ディスク54に展開された要更新テーブルを吸い上げるようなテーブル吸上指示126を代替データベース26に出力する。
次に、本実施例におけるIP-PBXシステム10の動作について、メイン呼制御サーバ20において、ディスク40に要更新テーブルを掃き出す動作を図7のシーケンスチャートを参照しながら説明する。
本実施例では、まず、メイン呼制御サーバ20の第1のデータ更新制御部38において、図5に示すリストに応じて要更新テーブルを指定する掃出指示102が、たとえば加入者データを示すテーブルを指定して、メインデータベース22に供給される。
この加入者データのテーブルには、端末固有の電話番号などの利用者の属性を記述した固定的なデータが記録されている。
メインデータベース22では、掃出指示102に応じて、指定された要更新テーブル、ここでは加入者データを示すテーブルが、テーブル群42から選択され、ディスク40へのテーブル掃き出し104が行われる。
次に、データ更新制御部38において、ディスク40に掃き出された要更新テーブルに対して圧縮処理106が行われ、この要更新テーブルがディスク40から取り出されて圧縮処理され、圧縮ファイルが生成されて再度ディスク40に記録される。
次に、本実施例におけるIP-PBXシステム10の動作について、拠点14からのデータ更新要求に応じた動作を図8のシーケンスチャートを参照しながら説明する。
本実施例では、まず、代替呼制御サーバ24の第2のデータ更新制御部52において、代替データベース26の情報の更新が所望されたとき、データ取得要求112が、IPネットワーク18を介してメイン呼制御サーバ20の第1のデータ更新制御部38に供給される。
第1のデータ更新制御部38では、データ取得要求112に応じて、ディスク40からの圧縮ファイルの読み出し114が行われる。
次に、第1のデータ更新制御部38では、読み出した圧縮ファイルが、パケット通信などによる圧縮ファイル転送116がなされ、IPネットワーク18を介して代替呼制御サーバ24の第2のデータ更新制御部52に供給される。
次に、本実施例におけるIP-PBXシステム10の動作について、更新すべき情報が転送された拠点14における動作を図9のシーケンスチャートを参照しながら説明する。
本実施例では、まず、拠点14の代替呼制御サーバ24において、圧縮ファイル転送116により、圧縮ファイルが第2のデータ更新制御部52に供給される。
第2のデータ更新制御部52では、転送された圧縮ファイルは、ディスク54への一時記憶122がなされる。さらに、そのディスク54における圧縮ファイルは、展開処理124がなされて、第2のデータ更新制御部52に読み出されて要更新テーブルに展開され、その要更新テーブルは再度ディスク54に記憶される。
次に、第2のデータ更新制御部52において、吸上指示126が代替データベース26に供給される。
代替データベース26では、吸上指示126に応じて、テーブル吸い上げ128が行われ、ディスク54から要更新テーブルが吸い上げられて代替データベース26の対応するテーブルの情報が更新される。
このように、IP-PBXシステム10では、各呼制御サーバのデータベースに構成したテーブル群から要更新テーブルだけを掃き出して、圧縮ファイルを生成して転送するもので、スナップショットの作成を不要とするため、データ配信用のデータ管理サーバを設置しなくとも呼制御サーバのアクセス規制をせずに呼制御部36において音声通信サービスを継続することができる。
また、IP-PBXシステム10では、加入者データなどの静的なデータを記録した要更新テーブルだけを転送可能とし、端末状態や呼状態を示す動的なデータを転送しないため、通信帯域の使用量を減少することができる。
本発明のIP-PBXシステムの一実施例を示すブロック図である。 図1に示したIP-PBXシステムにおけるメイン呼制御サーバの構成例を示すブロック図である。 図1に示したIP-PBXシステムにおける代替呼制御サーバの構成例を示すブロック図である。 図1に示したIP-PBXシステムのメインデータベースにおいて記録されるテーブルを示す例図である。 図1に示したIP-PBXシステムの呼制御サーバにおいて各テーブルの要更新フラグのリストを示す図である。 図1に示したIP-PBXシステムにおいて呼制御サーバおよび代替呼制御サーバ間の関係を示すブロック図である。 図1に示したIP-PBXシステムのメイン呼制御サーバにおいて要更新テーブルを掃き出す動作手順を説明するシーケンスチャートである。 図1に示したIP-PBXシステムにおいての代替呼制御サーバからのデータ取得要求に応じた動作手順を説明するシーケンスチャートである。 図1に示したIP-PBXシステムにおいて更新すべき情報が転送された代替呼制御サーバの動作手順を説明するシーケンスチャートである。 従来のIP-PBXシステムを示すブロック図である。
符号の説明
10 IP-PBXシステム
12 データセンタ
14、16 拠点
18 IPネットワーク
20 メイン呼制御サーバ
22 メインデータベース
24、28 代替呼制御サーバ
26、30 代替データベース
32、34 端末

Claims (28)

  1. IPネットワークを介して通信を行う端末装置を配置する複数の拠点に対して、各拠点の構内または拠点間の交換機能を集中管理するメイン呼制御サーバと、
    前記複数の拠点のそれぞれで呼制御を行う代替呼制御サーバとを含み、
    前記メイン呼制御サーバは、呼制御に使用するデータを記録するメインデータベースを含み、
    前記代替呼制御サーバは、前記メインデータベースと同種のデータを記録する代替データベースを含み、
    通常運用時には、前記メイン呼制御サーバによって呼制御を行い、前記メイン呼制御サーバが呼制御不能である場合に、前記代替呼制御サーバによって呼制御を行うIP-PBXシステムにおいて、前記メインデータベースは、呼制御に使用するデータを記録するテーブル群を含み、
    前記代替データベースは、前記メインデータベースと同種のテーブル群を含み、
    該テーブル群は、呼制御に使用するデータを種類ごとのテーブルに記録し、各テーブル内で加入者データなどの静的なデータと、端末状態や呼状態を示す動的なデータとが混在しないように記録し、
    前記メインデータベースは、前記テーブル群のうち、前記代替データベースで更新すべき前記静的データが記録された要更新テーブルだけを掃き出す掃出手段を含み、
    前記メイン呼制御サーバは、前記掃出手段によって掃き出された要更新テーブルを一時記憶する第1の記憶手段と、
    第1の記憶手段から前記要更新テーブルに係る情報を読み出して、前記IPネットワークを介して前記代替呼制御サーバに転送する転送手段とを含み、
    前記代替呼制御サーバは、前記要更新テーブルに係る情報を一時記憶する第2の記憶手段を含み、
    前記代替データベースは、第2の記憶手段から前記要更新テーブルを吸い上げて更新する吸上手段を含むことを特徴とするIP-PBXシステム。
  2. 請求項1に記載のIP-PBXシステムにおいて、前記テーブル群は、テーブルごとに掃き出し可能とすることを特徴とするIP-PBXシステム。
  3. 請求項1または2に記載のIP-PBXシステムにおいて、前記メイン呼制御サーバは、前記掃出手段および前記転送手段を制御する第1のデータ更新制御手段を含み、
    前記代替呼制御サーバは、第2の記憶手段および前記吸上手段を制御する第2のデータ更新制御手段を含むことを特徴とするIP-PBXシステム。
  4. 請求項3に記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段および第2のデータ更新制御手段は、それぞれ、ソフトウェア機能ブロックであることを特徴とするIP-PBXシステム。
  5. 請求項4に記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、前記掃出手段に対して前記要更新テーブルの掃出指示を供給し、
    前記掃出手段は、前記掃出指示に応じて前記要更新テーブルを掃き出し、
    第1のデータ更新制御手段は、第1の記憶手段から前記要更新テーブルを取り出してテーブルごとに圧縮し、前記要更新テーブルに係る圧縮ファイルを生成して再度第1の記憶手段に記憶する圧縮手段を含むことを特徴とするIP-PBXシステム。
  6. 請求項5に記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、前記要更新テーブルを指定する前記掃出指示を供給し、
    前記掃出手段は、前記掃出指示に指定される前記要更新テーブルを掃き出すことを特徴とするIP-PBXシステム。
  7. 請求項5または6に記載のIP-PBXシステムにおいて、前記掃出手段は、前記要更新テーブルのパターンをあらかじめ決定し、
    第1のデータ更新制御手段は、前記パターンを指定する前記掃出指示を供給し、
    前記掃出手段は、前記掃出指示に指定される前記パターンに応じた前記要更新テーブルを掃き出すことを特徴とするIP-PBXシステム。
  8. 請求項5ないし7のいずれかに記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、定期的に前記掃出手段に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステム。
  9. 請求項5ないし7のいずれかに記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、前記メインデータベースにおいて前記要更新テーブルの変更などがされた場合に、前記掃出手段に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステム。
  10. 請求項5ないし7のいずれかに記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、ユーザまたは前記代替呼制御サーバからの要求に応じて、前記掃出手段に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステム。
  11. 請求項5ないし10のいずれかに記載のIP-PBXシステムにおいて、第2のデータ更新制御手段は、第1のデータ更新制御手段に対してデータ取得要求を供給し、
    第1のデータ更新制御手段は、前記データ取得要求に応じて前記転送手段を制御し、これにより、前記転送手段は、第1の記憶手段から前記要更新テーブルに係る前記圧縮ファイルを読み出して第2のデータ更新制御手段に転送し、
    第2のデータ更新制御手段は、転送された前記圧縮ファイルを第2の記憶手段に記憶することを特徴とするIP-PBXシステム。
  12. 請求項11に記載のIP-PBXシステムにおいて、第1のデータ更新制御手段は、第2のデータ更新制御手段に対して前記データ取得要求の強制指示を供給し、
    第2のデータ更新制御手段は、前記強制指示に応じてデータ取得要求を供給することを特徴とするIP-PBXシステム。
  13. 請求項11または12に記載のIP-PBXシステムにおいて、第2のデータ更新制御手段は、第2の記憶手段から前記圧縮ファイルを取り出して、前記要更新テーブルに展開して再度第2の記憶手段に記憶し、前記吸上手段に対して前記要更新テーブルの吸上指示を供給し、
    前記吸上手段は、前記吸上指示に応じて前記展開した要更新テーブルを吸い上げて更新することを特徴とするIP-PBXシステム。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載のIP-PBXシステムにおいて、該システムは、IPセントレックス方式の企業内音声ネットワークシステムであることを特徴とするIP-PBXシステム。
  15. IPネットワークを介して通信を行う端末装置を配置する複数の拠点に対して、各拠点の構内または拠点間の交換機能を集中管理するメイン呼制御サーバと、
    前記複数の拠点のそれぞれで呼制御を行う代替呼制御サーバとを含み、
    前記メイン呼制御サーバは、呼制御に使用するデータを記録するメインデータベースを含み、
    前記代替呼制御サーバは、前記メインデータベースと同種のデータを記録する代替データベースを含み、
    通常運用時には、前記メイン呼制御サーバによって呼制御を行い、前記メイン呼制御サーバが呼制御不能である場合に、前記代替呼制御サーバによって呼制御を行うIP-PBXシステムで、前記代替データベースにおけるデータのうち、更新すべきデータだけを、前記メインデータベースに記録されているデータと一致させるように更新するデータ更新方法において、該方法は、前記メインデータベースで、呼制御に使用するデータをテーブル群に記録する第1の記録工程と、
    前記代替データベースで、呼制御に使用するデータを前記メインデータベースと同種のテーブル群に記録する第2の記録工程とを含み
    第1の記録工程および第2の記録工程では、呼制御に使用するデータを種類ごとのテーブルに記録し、各テーブル内で加入者データなどの静的なデータと、端末状態や呼状態を示す動的なデータとが混在しないように記録し、
    さらに該方法は、
    前記メインデータベースにおけるテーブル群のうち、前記代替データベースで更新すべき前記静的データが記録された要更新テーブルだけを掃き出す掃出工程と、
    該掃出工程で掃き出した要更新テーブルを前記メイン呼制御サーバで一時記憶する第1の記憶工程と、
    第1の記憶工程で記憶した要更新テーブルに係る情報を読み出して、前記メイン呼制御サーバから前記IPネットワークを介して前記代替呼制御サーバに転送する転送工程と、
    前記要更新テーブルに係る情報を前記代替呼制御サーバで一時記憶する第2の記憶工程と、
    第2の記憶工程で記憶した前記要更新テーブルに係る情報に基づいて、前記要更新テーブルを前記代替データベースで吸い上げて更新する吸上工程とを含むことを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  16. 請求項15に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、テーブルごとに掃き出し可能として前記テーブル群に記録することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  17. 請求項15または16に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、該方法は、前記掃出工程および前記転送工程を前記メイン呼制御サーバで制御する第1のデータ更新制御工程と、
    第2の記憶工程および前記吸上工程を前記代替呼制御サーバで制御する第2のデータ更新制御工程を含むことを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  18. 請求項17に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程および第2のデータ更新制御工程は、それぞれ、プログラムで実行されることを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  19. 請求項18に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、前記掃出工程に対して前記要更新テーブルの掃出指示を供給し、
    前記掃出工程は、前記掃出指示に応じて前記要更新テーブルを掃き出し、
    第1のデータ更新制御工程は、第1の記憶工程で記憶した前記要更新テーブルを取り出してテーブルごとに圧縮し、前記要更新テーブルに係る圧縮ファイルを生成して再度第1の記憶工程で記憶する圧縮工程を含むことを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  20. 請求項19に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、前記要更新テーブルを指定する前記掃出指示を供給し、
    前記掃出工程は、前記掃出指示に指定される前記要更新テーブルを掃き出すことを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  21. 請求項19または20に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、前記掃出工程は、前記要更新テーブルのパターンをあらかじめ決定し、
    第1のデータ更新制御工程は、前記パターンを指定する前記掃出指示を供給し、
    前記掃出工程は、前記掃出指示に指定される前記パターンに応じた前記要更新テーブルを掃き出すことを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  22. 請求項19ないし21のいずれかに記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、定期的に前記掃出工程に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  23. 請求項19ないし21のいずれかに記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、前記メインデータベースにおいて前記要更新テーブルの変更などがされた場合に、前記掃出工程に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  24. 請求項19ないし21のいずれかに記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、ユーザまたは前記代替呼制御サーバからの要求に応じて、前記掃出工程に前記掃出指示を供給することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  25. 請求項19ないし24のいずれかに記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第2のデータ更新制御工程は、第1のデータ更新制御工程に対してデータ取得要求を供給し、
    第1のデータ更新制御工程は、前記データ取得要求に応じて前記転送工程を制御し、これにより、前記転送工程は、第1の記憶工程で記憶した前記要更新テーブルに係る前記圧縮ファイルを読み出して第2のデータ更新制御工程に転送し、
    第2のデータ更新制御工程は、転送された前記圧縮ファイルを第2の記憶工程で記憶することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  26. 請求項25に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第1のデータ更新制御工程は、第2のデータ更新制御工程に対して前記データ取得要求の強制指示を供給し、
    第2のデータ更新制御工程は、前記強制指示に応じてデータ取得要求を供給することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  27. 請求項25または26に記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、第2のデータ更新制御工程は、第2の記憶工程で記憶した前記圧縮ファイルを取り出して、前記要更新テーブルに展開して再度第2の記憶工程で記憶し、前記吸上工程に対して前記要更新テーブルの吸上指示を供給し、
    前記吸上工程は、前記吸上指示に応じて前記展開した要更新テーブルを吸い上げて更新することを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
  28. 請求項15ないし27のいずれかに記載のIP-PBXシステムのデータ更新方法において、前記システムは、IPセントレックス方式の企業内音声ネットワークシステムであることを特徴とするIP-PBXシステムのデータ更新方法。
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