JP5315712B2 - 演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラム - Google Patents

演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば関数電卓と称する電子式計算機などの演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラムに関する。
従来の関数電卓には、表示画面の大きさによりそれぞれ数式表示のみ行うタイプと、数式だけでなくグラフも表示可能なタイプとがある。
これらを用いて方程式や不等式を解く際、前者の数式表示のみ行うタイプでは、グラフを確認することができないので解を直感的に理解できないという問題があった。一方、後者の数式だけでなくグラフも表示可能なタイプでは、グラフの表示は可能なものの、数式に応じた正確なグラフを描画するために処理に大きな負荷が掛かり、表示領域も大きくなってしまう問題がある。
例えば不等式の演算表示機能を有する電子式計算機として、所望の関数式に応じたグラフ表示機能を有するグラフ関数電卓がある。このグラフ関数電卓によれば、Y>f(X)の不等式を入力すると、Y=f(X)に対応するグラフの軌跡が描画表示されると共に、その不等記号に対応する解の範囲が斜線表示や強調表示などにより識別表示されるものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開平08−180197号公報
そこで、例えば大きな表示領域を備えないスタンダードな関数電卓であっても、その処理に大きな負荷を掛けずに、方程式や不等式の解を直感的に理解できるように表示することが望まれる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、処理に大きな負荷を掛けることなしに、小さい表示領域にグラフ表示して、方程式や不等式の解を直感的に理解可能に表示することが可能になる演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の演算機能を備えた電子装置は、1変数の2次方程式をユーザ操作に応じて入力する方程式入力手段と、この方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を演算し、当該2次方程式の解を求める解演算手段と、2次方程式の2次の係数の正・負と、2次方程式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段と、前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段と、前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段と、前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段と、前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項に記載の演算機能を備えた電子装置は、1変数の2次不等式をユーザ操作に応じて入力する不等式入力手段と、この不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を演算し、当該2次不等式の解を求める解演算手段と、2次不等式の2次の係数の正・負と、2次不等式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段と、前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段と、前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段と、前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段と、この簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データの前記1変数の不等式の解に対応する領域を識別可能に設定する解領域識別設定手段と、前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得され前記解領域識別設定手段により解に対応する領域が識別可能に設定された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項に記載の演算機能を備えた電子装置は、前記請求項に記載の演算機能を備えた電子装置において、前記解領域識別設定手段は、前記1変数の2次不等式に含まれる不等号が等号を伴う場合には当該2次不等式の解に対応する領域をその領域の境界が含まれるようにして識別可能に設定し、前記等号を伴わない場合にはその領域の境界が含まれないようにして識別可能に設定することを特徴としている。
本発明によれば、2次方程式の2次の係数の正・負と、2次方程式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データがグラフ描画データ記憶手段に記憶され、2次方程式や2次不等式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別し、判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別し、これらの判別結果に応じてに対応するグラフ描画データをグラフ描画データ記憶手段から取得して解とともに表示するようにしたので、小さい表示領域にグラフ表示しても、確実にグラフと座標軸との位置関係を認識でき、解を直感的に理解可能に表示することが可能になる演算機能を備えた電子装置および演算処理プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の演算機能を備えた電子装置の実施形態に係る電子式計算機(関数電卓)の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子式計算機10は、コンピュータである制御部(CPU)11を備えている。
制御部(CPU)11は、ROM12に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはメモリカードなどの外部記憶媒体13から記憶媒体読み書き部14を介してROM(フラッシュ)12に読み込まれた計算機制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(プログラムサーバ)15から通信制御部16を介してダウンロードされ前記ROM(フラッシュ)12に読み込まれた計算機制御プログラムに従いRAM17を作業用メモリ(ワークメモリ)として回路各部の動作を制御する。そして、前記ROM12に予め記憶されたシステムプログラムや計算機制御プログラムは、キー入力部18からのキー入力信号に応じて起動される。
制御部(CPU)11には、前記ROM12、記憶媒体読み書き部14、通信制御部16、RAM17、キー入力部18が接続される他に、液晶表示部(LCD)19が接続される。
ROM12には、本電子式計算機10の全体の動作を司る計算機制御プログラムが予め記憶されると共に、ユーザ任意に入力される一次方程式、高次方程式、またその不等式、あるいは三角関数の方程式、またその不等式など、各種の方程式(不等式)に応じた演算処理をして、その解を簡易なグラフと同時表示して出力させるための数式演算プログラム12aなどが記憶される。またこのROM12には、次の図2に示すような内容の簡易グラフデータベース12bが予め記憶される。
図2は、前記電子式計算機10のROM12に記憶される簡易グラフデータベース12bの内容を示す図である。
この簡易グラフデータベース12bには、前記一次方程式、高次方程式(2次,3次)、またその不等式、あるいは三角関数の方程式、またその不等式など、各種の方程式にそれぞれ対応する簡易な(少なくともグラフと座標軸との位置関係を認識可能な)イメージのグラフ描画データが予め記憶される。
例えば図2に示すように、一例として2次方程式(不等式)[ax2+bx+c=0]に対応するグラフ描画データとしては、変数aが正[a>0]の場合と負[a<0]の場合のそれぞれにおいて、判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]、0[D=0]、負[D<0]になる、合計6種類の簡易なグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2が記憶される。
キー入力部18には、本電子式計算機10に搭載された各種の計算モードをメニュー画面にして表示させる際に操作される「メニューキー」18a、通常電卓に備えられる各種の文字や数値データを入力する際に操作される「文字・数字入力キー群」18b、表示画面上のカーソルCで示される入力位置を移動表示させたり表示範囲をスクロール表示させたりする際に操作される「↑」「↓」「←」「→」の各カーソルキー18c、入力データの確定や計算の実行を指示する際に操作される「実行キー」18d、前記ユーザ入力される任意の数式の演算を行う際にその解を前記簡易グラフデータベース12bに記憶されたグラフと同時表示する形式で出力させるために操作される「解・簡易グラフ同時表示キー」18eなどが設けられる。
RAM17には、各種の計算処理に伴い制御部11に入出力される種々のデータを一時記憶するための作業領域(ワークメモリ)17aが確保される。
表示部19は、ドットマトリクス型の液晶表示部からなり、例えば全角文字の場合は3行、半角文字の場合は6行の数字・文字の表示が可能である。
そして、この表示部19には、各種の計算処理に伴い任意の数式が入力された際にはその数式表示Gaが行われ、また前記「解・簡易グラフ同時表示キー」18eによって前記数式の解を簡易なグラフと同時表示する形式で出力させるための操作が行われた際には数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとを組み合わせた表示が行われる。
次に、前記構成の電子式計算機10による数式演算処理機能について説明する。
図3は、前記電子式計算機10による数式演算処理を示すフローチャートである。
図4は、前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う簡易グラフ描画処理を示すフローチャートである。
図5は、前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う2次方程式(不等式)の解表示動作(その1)を示す図である。
図6は、前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う2次方程式(不等式)の解表示動作(その2)を示す図である。
演算すべき方程式(不等式)として、例えば図5(A)に示すように、文字・数字キー群18bのユーザ操作に応じて、2次不等式「ax2+bx+c<0」が入力されると共に、カーソルCの移動と数値入力に応じてその定数a=1,b=1,c=−1に設定されると、数式表示Gaとして表示部19に表示される(ステップS1)。
そして、前記2次不等式「ax2+bx+c<0」の解を簡易グラフとの同時表示により行うために、「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作されると(ステップS2)、当該不等式「ax2+bx+c<0」(a=1,b=1,c=−1)の解Xが演算処理され“−1<X<1”として求められると共に(ステップS3)、図4における簡易グラフ描画処理へ移行される(ステップSA)。
この簡易グラフ描画処理では、今回演算対象となっている方程式(不等式)の種類が判断され、まず2次方程式(不等式)であるか否かが判断される(ステップA1)。
ここで、今回演算対象となっている方程式(不等式)の種類が2次方程式(不等式)であると判断された場合には(ステップA1(YES))、当該2次方程式(不等式)の2次の係数aが“0”より大きいか(a>0)否か判断される(ステップA2)。
ここで、前記2次方程式(不等式)の2次の係数aが“0”より大きい(a>0)と判断された場合には(ステップA2(YES))、判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]になるか否か判断される(ステップA3)。そして、前記判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]になると判断された場合には(ステップA3(YES))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、下に凸の放物線がX軸に2点で交わるグラフ描画データGJ1が選択される(ステップA4)。
また、前記判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]ではないと判別された場合には(ステップA3(NO))、0[D=0]になるか否か判断される(ステップA5)。そして、前記判別式[D=b2−4ac]が0[D=0]になると判断された場合には(ステップA5(YES))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、下に凸の放物線がX軸に接するグラフ描画データGZ1が選択される(ステップA6)。
さらに、前記判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]でもなく0[D=0]でもなく、つまり負[D<0]であると判別された場合には(ステップA5(NO))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、下に凸の放物線がX軸に接しないグラフ描画データGK1が選択される(ステップA6)。
一方、前記2次方程式(不等式)の2次の係数aが“0”より小さい(a<0)と判断された場合にも(ステップA2(NO))、判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]になるか否か判断される(ステップA8)。そして、前記2次の係数aが“0”より小さく(a<0)且つ判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]になると判断された場合には(ステップA8(YES))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、上に凸の放物線がX軸に2点で交わるグラフ描画データGJ2が選択される(ステップA9)。
また、前記判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]ではないと判別された場合には(ステップA8(NO))、0[D=0]になるか否か判断される(ステップA10)。そして、前記判別式[D=b2−4ac]が0[D=0]になると判断された場合には(ステップA10(YES))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、上に凸の放物線がX軸に接するグラフ描画データGZ2が選択される(ステップA11)。
さらに、前記判別式[D=b2−4ac]が正[D>0]でもなく0[D=0]でもなく、つまり負[D<0]であると判別された場合には(ステップA10(NO))、前記簡易グラフデータベース12b(図2参照)に記憶されているグラフ描画データGJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2のうちで、上に凸の放物線がX軸に接しないグラフ描画データGK2が選択される(ステップA12)。
なお、前記図4における簡易グラフ描画処理では、演算対象として2次方程式(不等式)が入力された場合について説明したが、3次方程式(不等式)が入力された場合には、3次の係数の正負判断処理および判別式による判別値Dの判断処理、並びにxについて微分した2次方程式(不等式)の2次の係数の正負判断処理および判別式による判別値Dの判断処理などに従い、前記簡易データベース12bに予め記憶された各式に対応するグラフ描画データが選択される。三角関数の方程式(不等式)などが入力された場合についても、当該方程式(不等式)に対応するグラフとx軸との関係から、前記簡易グラフデータベース12bに予め記憶された各式に対応するグラフ描画データが選択される。
こうして、前記一連の簡易グラフ描画処理SAにより演算対象となる方程式(不等式)に対応したグラフ描画データが選択されると、当該演算対象として入力されたのは不等式であるか否か判断される(ステップS4)。
ここで、演算対象としてユーザ入力されたのは不等式ではなく方程式であると判断された場合には(ステップS4(NO))、前記ステップS3にて既に演算処理された当該方程式の解が読み出されると共に、前記簡易グラフ描画処理SAにおいて選択された当該方程式に対応したグラフ描画データが読み出され、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS5)。
一方、演算対象としてユーザ入力されたのは不等式であると判断された場合には(ステップS4(YES))、前記簡易グラフ描画処理(図4参照)にて選択されたグラフ描画データの当該不等式の不等記号に応じた解の範囲が中間色(グレー)や斜線などによる識別表示範囲(図5(B)参照)に設定される(ステップS6)。そして、前記不等式の不等記号が前記ステップS3の解演算処理により求められた解の境界値を含まない「>」又は「<」であるか否か(解の境界値を含む「≧」又は「≦」)が判断される(ステップS7)。
ここで、前記不等式の不等記号が前記解演算処理により求められた解の境界値を含まない「>」又は「<」であると判断された場合には(ステップS7(YES))、前記簡易グラフ描画処理(図4参照)にて選択されたグラフ描画データの前記ステップS6にて設定された解の範囲における前記解の数値に対応するところの境界点が白抜きの表示点(図6(B1)参照)として設定される(ステップS8)。すると、前記ステップS3の解演算処理により求められた解と、前記ステップSAにより選択されると共にステップS6により範囲設定されステップS8により解の境界点が白抜きの表示点として設定されたグラフ描画データとが、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS5)。
一方、前記ステップS7において、前記不等式の不等記号が前記解演算処理により求められた解の境界値を含む「≧」又は「≦」であると判断された場合には(ステップS7(NO))、前記簡易グラフ描画処理(図4参照)にて選択されたグラフ描画データの前記ステップS6にて設定された解の範囲における前記解の境界値に対応するところの境界点が黒塗り潰しの表示点(図6(B2)参照)として設定される(ステップS9)。すると、前記ステップS3の解演算処理により求められた解と、前記ステップSAにより選択されると共にステップS6により範囲設定されステップS9により解の境界点が黒塗り潰しの表示点として設定されたグラフ描画データとが、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS5)。
すなわち、例えば図6(A1)に示すように、演算対象として2次不等式「ax2+bx+c<0(a=1,B=1,C=−1)」が入力され「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作された場合には(ステップS1,S2(YES))、図6(B1)に示すように、ステップS3の解演算処理により求められた解「A<X<B」「A=−1,B=1」と、前記ステップSAにより選択されると共にステップS6により範囲設定されステップS8により解の境界点が白抜きの表示点として設定されたグラフ描画データGJ1とが、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS5)。
また、例えば図6(A2)に示すように、演算対象として2次不等式「ax2+bx+c≦0(a=1,B=1,C=−1)」が入力され「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作された場合には(ステップS1,S2(YES))、図6(B2)に示すように、ステップS3の解演算処理により求められた解「A≦X≦B」「A=−1,B=1」と、前記ステップSAにより選択されると共にステップS6により範囲設定されステップS9により解の境界点が黒塗り潰しの表示点として設定されたグラフ描画データGJ1とが、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS5)。
なお、本電子式計算機10が、前記図3の数式演算処理におけるステップS7〜S9での不等記号に応じた解の境界点の白抜き設定機能および黒塗り潰し設定機能を持たない場合において、前記図5(A)で示したように、演算対象として2次方程式の不等式「ax2+bx+c<0(a=1,B=1,C=−1)」が入力され「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作された場合には(ステップS1,S2(YES))、図5(B)に示すように、ステップS3の解演算処理により求められた解「A<X<B」「A=−1,B=1」と、前記ステップSAにより選択されると共にステップS6により範囲設定されたグラフ描画データGJ1とが、表示部19に対する数式表示Gaと簡易グラフ表示Gbとの同時表示にして出力される(ステップS6→S5)。
一方、前記ステップS2において、「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作されずに他のキーが操作された場合には、(ステップS2(NO))、当該キー操作に応じて前記入力された方程式(不等式)の解の演算処理および表示処理、あるいはその方程式(不等式)に応じたグラフ描画データの選択処理および表示処理などが実行される(ステップS10)。
したがって、前記構成の電子式計算機10による数式演算処理機能によれば、一次方程式、高次方程式、三角関数の方程式など、少なくとも1つの変数を有する各種の方程式(1変数方程式)を関数と見なしたときの当該各種方程式にそれぞれ対応する簡易な(少なくともグラフと座標軸との位置関係を認識可能な)グラフ描画データが予め簡易グラフデータベース12bに記憶される。そして、演算対象として任意の方程式が入力され「解・簡易グラフ同時表示キー」18eが操作されると、当該入力された方程式の解が演算処理されて求められると共に、該方程式に対応する簡易なグラフ描画データが選択的に読み出され、表示部19に同時表示される。これにより、スタンダード関数電卓などの小さな表示画面の電子式計算機10であっても、グラフ描画処理のために高い負荷が掛かることなしに、演算対象の方程式に対応した、ユーザが直感的に理解し易い簡易なグラフと共に、その解を表示させることができる。
また、前記構成の電子式計算機10による数式演算処理機能によれば、前記演算対象としての任意の方程式の等号を不等号に置き換えた不等式が入力された場合には、当該方程式に対応して選択的に読み出された簡易なグラフ描画データは、当該不等式の不等号に応じた領域が着色表示などにより識別処理されて、前記演算処理された解と同時に表示部19に同時表示される。このため前記同様に、スタンダード関数電卓などの小さな表示画面の電子式計算機10であっても、グラフ描画処理のために高い負荷が掛かることなしに、演算対象の不等式に対応した、ユーザが直感的に理解し易い簡易なグラフと共に、その解を表示させることができる。
さらに、前記構成の電子式計算機10による数式演算処理機能によれば、前記演算対象としての任意の方程式の等号を不等号に置き換えた不等式が入力された場合に、当該不等式の不等号が等号を伴わない不等号(又は伴う不等号)の場合には、当該方程式に対応して選択的に読み出された簡易なグラフ描画データは、その不等号に応じた領域が着色表示などにより識別処理されるだけでなく、解の領域の境界を含まない表示形態(又は含む表示形態)に識別処理されて、前記演算処理された解と同時に表示部19に同時表示される。このため前記同様に、スタンダード関数電卓などの小さな表示画面の電子式計算機10であっても、グラフ描画処理のために高い負荷が掛かることなしに、演算対象の不等式に対応した、ユーザがさらに直感的に理解し易い簡易なグラフと共に、その解を表示させることができる。
なお、前記実施形態において記載した電子式計算機10による動作手法、すなわち、図3のフローチャートに示す数式演算処理、図4のフローチャートに示す前記数式演算処理に伴う簡易グラフ描画処理などの各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体(13)に格納して配布することができる。そして、電子式計算機10のコンピュータ(11)は、この外部記憶媒体(13)に記憶されたプログラムを記憶装置(12)(17)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した数式演算処理伴う方程式(不等式)の解・簡易グラフ同時表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(公衆回線)N上を伝送させることができ、この通信ネットワークNに接続された通信装置(16)によって前記プログラムデータを電子式計算機10のコンピュータ(11)に取り込み、前述した数式演算処理伴う方程式(不等式)の解・簡易グラフ同時表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の演算機能を備えた電子装置の実施形態に係る電子式計算機(関数電卓)の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子式計算機10のROM12に記憶される簡易グラフデータベース12bの内容を示す図。 前記電子式計算機10による数式演算処理を示すフローチャート。 前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う簡易グラフ描画処理を示すフローチャート。 前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う2次方程式(不等式)の解表示動作(その1)を示す図。 前記電子式計算機10の数式演算処理に伴う2次方程式(不等式)の解表示動作(その2)を示す図。
符号の説明
10 …電子式計算機(関数電卓)
11 …制御部(CPU)
12 …ROM
12a…数式演算プログラム
12b…簡易グラフデータベース
13 …外部記憶媒体
14 …記憶媒体読み書き部
15 …Webサーバ
16 …通信制御部
17 …RAM
17a…作業領域
18 …キー入力部
18a…「メニューキー」
18b…「文字・数字キー群」
18c…「カーソルキー」
18d…「実行キー」
18e…「解・簡易グラフ同時表示キー」
19 …表示部
19a…数式表示
19b…簡易グラフ表示
N …通信ネットワーク
C …カーソル
GJ1,GJ2,GZ1,GZ2,GK1,GK2…グラフ描画データ

Claims (5)

  1. 1変数の2次方程式をユーザ操作に応じて入力する方程式入力手段と、
    この方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を演算し、当該2次方程式の解を求める解演算手段と、
    2次方程式の2次の係数の正・負と、2次方程式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段と、
    前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段と、
    前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段と、
    前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段と、
    前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする演算機能を備えた電子装置。
  2. 1変数の2次不等式をユーザ操作に応じて入力する不等式入力手段と、
    この不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を演算し、当該2次不等式の解を求める解演算手段と、
    2次不等式の2次の係数の正・負と、2次不等式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段と、
    前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段と、
    前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段と、
    前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段と、
    この簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データの前記1変数の不等式の解に対応する領域を識別可能に設定する解領域識別設定手段と、
    前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得され前記解領域識別設定手段により解に対応する領域が識別可能に設定された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする演算機能を備えた電子装置。
  3. 前記解領域識別設定手段は、前記1変数の2次不等式に含まれる不等号が等号を伴う場合には当該2次不等式の解に対応する領域をその領域の境界が含まれるようにして識別可能に設定し、前記等号を伴わない場合にはその領域の境界が含まれないようにして識別可能に設定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の演算機能を備えた電子装置。
  4. コンピュータを、
    1変数の2次方程式をユーザ操作に応じて入力する方程式入力手段、
    この方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を演算し、当該2次方程式の解を求める解演算手段、
    2次方程式の2次の係数の正・負と、2次方程式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段、
    前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段、
    前記方程式入力手段により入力された1変数の2次方程式を関数と見なしたときの当該2次方程式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段、
    前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段、
    前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な演算処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    1変数の2次不等式をユーザ操作に応じて入力する不等式入力手段、
    この不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を演算し、当該2次不等式の解を求める解演算手段、
    2次不等式の2次の係数の正・負と、2次不等式の判別式の正・ゼロ・負との組み合わせ毎に、グラフと座標軸との位置関係を認識可能に簡略化したグラフ描画データが記憶されているグラフ描画データ記憶手段、
    前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の2次の係数の値が正・負のいずれであるか判別する2次係数判別手段、
    前記不等式入力手段により入力された1変数の2次不等式を関数と見なしたときの当該2次不等式の判別式の値が正・ゼロ・負のいずれであるかを判別する判別式判別手段、
    前記2次係数判別手段により判別された2次の係数の値の判別結果と、前記判別式判別手段により判別された判別式の値の判別結果と、に対応するグラフ描画データを前記グラフ描画データ記憶手段から取得する簡易グラフデータ取得手段、
    この簡易グラフデータ取得手段により取得された簡略化したグラフ描画データの前記1変数の不等式の解に対応する領域を識別可能に設定する解領域識別設定手段、
    前記解演算手段により求められた解と前記簡易グラフデータ取得手段により取得され前記解領域識別設定手段により解に対応する領域が識別可能に設定された簡略化したグラフ描画データとを共に表示部に表示させる解・簡易グラフ同時表示制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な演算処理プログラム。
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