JP3496499B2 - 計算データ処理装置 - Google Patents

計算データ処理装置

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JP3496499B2 JP01565898A JP1565898A JP3496499B2 JP 3496499 B2 JP3496499 B2 JP 3496499B2 JP 01565898 A JP01565898 A JP 01565898A JP 1565898 A JP1565898 A JP 1565898A JP 3496499 B2 JP3496499 B2 JP 3496499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータの文書作成機能上で簡易表計算を行なうた
めの計算データ処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばワードプロセッサには、その文書
作成画面上で表形式で入力した数値データを基に、表中
各欄の数値データの総和や平均等を算出表示できるよう
にした簡易表計算なる機能を備えたものがある。 【0003】図7は従来の簡易表計算機能による表計算
表示状態を示す図である。すなわち、図7(A)に示す
ような、各個人のそれぞれにおける国語,英語,数学の
テストの点数を表として作成した場合に、この3教科の
平均点を算出する場合には、まず、計算の対象となる被
演算数が配列された計算範囲をカーソルによりXとYと
を指定して入力すると共に、演算式を入力し、この後、
計算結果を格納表示する範囲をカーソルによりX1 とY
1 とを指定して入力し、計算実行することにより、各個
人の3教科の平均点が順次算出されて前記指定された計
算結果の格納範囲に表示されるものである。 【0004】また、図7(B)に示すような、会計報告
を表として作成した場合も同様に、各品目毎の支出金額
を算出するには、計算範囲をX,Y、計算結果の格納範
囲をX1 ,Y1 として指定入力し計算実行することによ
り、各品目毎の支出金額が順次算出されて前記指定され
た計算結果の格納範囲に表示されるものである。 【0005】ここで、図7(A)におけるテスト平均点
の表計算の場合は、計算結果を浮動小数として算出表示
する設定とした場合であり、また、図7(B)における
合計金額の表計算の場合は、計算結果を小数以下2桁の
固定小数として算出表示する設定とした場合である。 【0006】つまり、従来の簡易表計算機能にあって
は、計算結果を浮動小数として算出表示するか、小数以
下n桁の固定小数として算出表示するかの設定の切り換
えが行なえるようになっている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
7(A)におけるテストの平均点を表計算する場合に、
小数以下の数値が必要であることで計算結果を浮動小数
として設定表示させると、小数以下の桁数が非常に多す
ぎて見にくい表示となる。 【0008】このため、例えば小数以下2桁の固定小数
として設定すれば、前記長大な小数表示による見にくさ
は解消されるものの、反面、前記図7(B)における合
計金額を表計算する場合に、小数以下に2桁の無駄な
「0」が必ず付いてしまうことになる。この場合、前記
浮動小数による設定表示に戻せば、合計金額算出表示の
際の無駄な「0」は無くなることになるが、この設定の
ままでは、前記平均点を表計算する場合も元に戻り、長
大な小数値による見にくい表示となってしまう。 【0009】すなわち、従来の簡易表計算機能にあって
は、ある程度の小数値が必要な表計算を行なう場合に
は、小数以下n桁の固定小数に設定し、また、小数値が
存在しない表計算を行なう場合には、浮動小数に設定す
るという切り換えを行なわなければならず、非常に面倒
で不便な問題があった。 【0010】 本発明は、前記のような問題に鑑みなさ
れたもので、固定小数と浮動小数との設定切り換えを行
なうこと無く、小数値が必要な場合と小数値が存在しな
い場合とで常に適切な計算結果を表示することが可能に
なる計算データ処理装置を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 計算手段と、この計算手段により算出され
た計算結果の小数以下の数値を任意の桁数でまるめる指
定をするまるめ指定手段と、前記計算手段により算出さ
れた計算結果の小数以下の数値を、前記まるめ指定手段
で指定された任意の桁数でまるめるまるめ処理手段と、
前記計算結果の小数以下の数値を出力するか否かを指定
する指定手段と、この指定手段により小数以下の数値を
出力する指定がある場合に、前記まるめ処理された計算
結果の小数以下の数値が所定数値でない場合には、当該
小数以下の数値を除いて計算結果を出力し、前記まるめ
処理された計算結果の小数以下の数値が所定数値である
場合には、当該小数以下の数値を出力する第1の出力手
段と、前記指定手段により小数以下の数値を所定数値と
して出力する指定がない場合には、前記小数以下の数値
を除いて計算結果を出力する第2の出力手段とを具備
。 【0012】 従って、この発明では、算出された計算
結果の小数以下の数値を出力する指定がある場合に、ま
るめ処理された計算結果の小数以下の数値が所定数値で
ない場合には、当該小数以下の数値を除いて計算結果を
出力し、まるめ処理された計算結果の小数以下の数値が
所定数値である場合には、当該小数以下の数値を出力す
ることができ、また、算出された計算結果の小数以下の
数値を所定数値として出力する指定がない場合には、前
記小数以下の数値を除いて計算結果を出力することがで
きる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の計算データ処理装
置の実施形態に係わるワードプロセッサの電子回路の構
成を示すブロック図である。 【0014】このワードプロセッサは、コンピュータ等
からなる制御部(CPU)11を備えている。制御部
(CPU)11は、図示しないキーボードやタブレット
を有する入力装置12から入力される各種の入力データ
に応じて、記憶装置13内のROMに予め記憶されてい
るシステムプログラムを起動させ、あるいは外部記憶媒
体14に予め記憶されている文書作成あるいは計算処理
制御用のプログラムや通信回線15を介して受信される
文書作成あるいは計算処理制御用のプログラムを記憶装
置13内のRAMに読み込んで起動させ、RAM16を
ワークメモリとして回路各部の動作制御を行なうもので
ある。 【0015】この制御部(CPU)11には、前記入力
装置12、記憶装置13、通信回線15、RAM16の
他、表示装置17、印刷装置18が接続される。入力装
置12のキーボードには、ひらがな,カタカナ,英数字
等の文字を入力するための文字入力キーをはじめ、数字
・記号の入力キーの他、漢字変換キー,挿入キー,削除
キー,実行キー,カーソルキー等の各種様々なファンク
ションキーが備えられる。 【0016】記憶装置13は、半導体メモリからなるR
OMを備えると共に、フロッピディスクドライバ等の外
部記憶媒体14の読み込み装置、ハードディスク装置等
のRAMを備えている。 【0017】例えば前記記憶装置13のROMには、本
ワードプロセッサの電子回路における全体の処理を司る
システムプログラムデータや入力装置12により入力可
能な全てのフォントデータが予め記憶されると共に、文
書作成・編集処理や、図3に示す計算設定処理、図4,
図6における各計算処理等、各種の動作の処理を司るサ
ブプログラムデータである制御プログラムデータも予め
記憶される。 【0018】RAM16には、入力データを一時記憶す
るための入力データメモリ、該入力データメモリを経て
作成された文書データを記憶する文書データメモリ、表
計算のために任意に設定された計算式を記憶するための
式データメモリ、被演算数となる計算データを記憶する
ための計算データメモリ、計算結果データを記憶するた
めの計算結果データメモリ、表示装置17に表示すべき
表示データをビットマップのデータとして記憶するため
の表示データメモリ、印刷装置18により印刷すべき印
刷データをドットパターンデータとして記憶するための
印刷データメモリ等、制御部(CPU)11を中心とし
た文書作成・編集処理や表示処理・印刷処理等に伴なう
データの保存・呼び出しを行なうための様々なワークメ
モリが備えられる。 【0019】また、RAM16には、文書作成・編集処
理に並行して表計算を行なう際に計算結果の取扱いデー
タとして選択設定される計算設定データを記憶するため
の計算設定データメモリ16aが備えられる。 【0020】図2は前記ワードプロセッサのRAM16
内に備えられる計算設定データメモリ16aにて記憶さ
れる計算設定データの選択設定画面を示す図である。こ
の計算設定データの項目としては、表計算における計算
結果データをどの様な形態で算出表示させるかを規定す
るための、小数以下の「まるめ方法」「小数桁数」「小
数のゼロ埋め」「揃え位置」の4項目を設定するもの
で、「まるめ方法」としては(四捨五入/切り上げ/切
り捨て)を選択可能とし、「小数桁数」としては(なし
・1桁・2桁・浮動小数)を選択可能とし、「小数のゼ
ロ埋め」としては(しなし/する)を選択可能とし、
「揃え位置」としては(右揃え/小数点揃え)を選択可
能とする。 【0021】なお、本実施形態のワードプロセッサによ
る表計算に伴なう計算処理では、前記計算設定データの
「小数ゼロ埋め」マニュアル設定に応じた計算処理(図
4参照)と「小数ゼロ埋め」自動設定に応じた計算処理
(図6参照)とを、表計算モードの切り換えにより選択
可能とする。 【0022】次に、前記構成によるワードプロセッサの
動作について説明する。図3は前記ワードプロセッサに
おいて表計算を行なうための計算設定処理を示すフロー
チャートである。 【0023】すなわち、例えば文書入力画面において、
各種の項目や対応する数値を表形式で入力し表計算を行
なう際には、その計算結果データをどの様な形態で算出
表示させるかを規定するための図3における計算設定処
理が起動される。 【0024】すなわち、この計算設定処理が起動される
と、表示装置17の文書入力画面上には、計算設定デー
タの選択設定画面(図2参照)がウインドウ表示される
もので、この計算データの選択設定画面において、カー
ソルキーによる指定項目の移動選択、次候補キーによる
設定内容の選択、実行キーによる設定内容の確定を繰り
返し行なうことで、計算結果データの算出表示形態が規
定される。 【0025】つまり、「まるめ方法」の項目にカーソル
kが移動されると共にその設定内容が(四捨五入/切り
上げ/切り捨て)の何れかから選択されて確定される
と、当該選択されたまるめ方法の設定データがRAM1
6内の計算設定データメモリ16aに記憶され(ステッ
プS1,S2→S3)、また、「小数桁数」の項目にカ
ーソルkが移動されると共にその設定内容が(なし・1
桁・2桁・浮動小数)の何れかから選択され確定される
と、当該選択された小数桁数の設定データがRAM16
内の計算設定データメモリ16aに記憶され(ステップ
S1,S4→S5)、また、「小数のゼロ埋め」の項目
にカーソルkが移動されると共にその設定内容が(しな
し/する)の何れかから選択され確定されると、当該選
択された小数のゼロ埋めの設定データがRAM16内の
計算設定データメモリ16aに記憶され(ステップS
1,S6→S7)、さらに、「揃え位置」の項目にカー
ソルkが移動されると共にその設定内容が(右揃え/小
数点揃え)の何れかから選択され確定されると、当該選
択された揃え位置の設定データがRAM16内の計算設
定データメモリ16aに記憶される(ステップS1,S
8→S9)。 【0026】図4は前記ワードプロセッサの表計算に伴
なう計算設定データの「小数ゼロ埋め」マニュアル設定
に応じた計算処理を示すフローチャートである。図5は
前記ワードプロセッサにおける計算設定データのマニュ
アル設定にに応じた計算処理に伴なう表計算表示状態を
示す図である。 【0027】前記図3における計算設定処理を経て、図
5(A)に示すように、RAM16内の計算設定データ
メモリ16aに記憶される各計算設定データが、「まる
め方法:四捨五入」「小数桁数:2桁」「小数のゼロ埋
め:しない」「揃え位置:小数点揃え」として設定され
た状態で、図5(B)に示すような、ある程度の小数値
を必要とする平均点を算出する表計算を行なう場合、あ
るいは図5(C)に示すような小数の存在しない金額の
計算を行なう場合に、表データ上で被演算数の入力され
ている計算範囲X,Yが指定されると共に所望の演算式
が指定され、また、表データ上で計算結果の表示範囲X
1 ,Y1 が指定されると、図5(B)の場合において
は、各個人毎の3教科の平均点が順次計算され、また、
図5(C)の場合においては、各品目毎の支出金額が順
次計算される(ステップA1,A2,A3)。 【0028】すると、ROM16内の計算設定データメ
モリ16aには、「小数桁数:2桁」で「まるめ方法:
四捨五入」の設定があると判断され、図5(B)に示す
ように、平均点の計算結果に小数が生じた場合には、小
数以下2桁において四捨五入によるまるめ処理が行なわ
れる(ステップA4→A5)。 【0029】この時点で、図5(C)における金額の計
算結果は、小数以下の数値は“0”である。そして、前
記ROM16内の計算設定データメモリ16aには、
「小数のゼロ埋め:しない」の設定があると判断され、
前記小数以下2桁で四捨五入によりまるめ処理された平
均点の計算結果はそのまま桁揃えの処理に進み、また、
小数以下の数値が“0”である金額の計算結果は小数以
下の“0”埋めをしない整数値の計算結果として桁揃え
の処理に進む(ステップA6→A9→A10)。 【0030】すると、前記ROM16内の計算設定デー
タメモリ16aには、「揃え位置:小数点揃え」の設定
があると判断され、それぞれ小数点揃えにより、図5
(B)においては2桁の小数値まで算出した平均点の計
算結果データが前記指定された表示範囲に表示され、ま
た、図5(C)においては小数以下の“0”埋めをせず
に算出した金額の計算結果データが前記指定された表示
範囲に表示される(ステップA10→A12)。 【0031】なお、前記ROM16内の計算設定データ
メモリ16aに、「揃え位置:右揃え」の設定があると
判断された場合には、前記各計算結果データは右揃えに
より前記指定された表示範囲に表示される(ステップA
10→A11)。 【0032】したがって、小数以下2桁のまるめ処理が
設定されていても、計算された小数値が“0”である場
合の“0”埋めはしない設定処理がなされるので、例え
ばある程度の小数を要する平均値算出の場合には、設定
桁数まで小数値が与えられた計算結果として表示され、
小数値が存在しない金額算出の場合には、小数以下に無
駄な「0」が付かない計算結果として表示されるように
なる。 【0033】一方、前記ROM16内の計算設定データ
メモリ16aにおいて、「小数のゼロ埋め:する」と設
定されている場合には、小数以下が“0”であると判断
された場合に“0”埋めの処理が行なわれるので(ステ
ップA6→A7→A8)、計算結果として存在する小数
値が“0”に変換されてしまう不具合が起きることはな
く、また、小数以下に見掛けのための“0”を故意に付
けるようにすることもできる。 【0034】図6は前記ワードプロセッサの表計算に伴
なう計算設定データの「小数ゼロ埋め」自動設定に応じ
た計算処理を示すフローチャートである。例えば図5
(B)に示すような、ある程度の小数値を必要とする平
均点を算出する表計算を行なう場合、あるいは図5
(C)に示すような小数の存在しない金額の計算を行な
う場合に、表データ上で被演算数の入力されている計算
範囲X,Yが指定されると共に所望の演算式が指定さ
れ、また、表データ上で計算結果の表示範囲X1 ,Y1
が指定されると、図5(B)の場合においては、各個人
毎の3教科の平均点が順次計算され、また、図5(C)
の場合においては、各品目毎の支出金額が順次計算され
る(ステップB1,B2,B3)。 【0035】ここで、ROM16内の計算設定データメ
モリ16aに、例えば「小数桁数:2桁」で「まるめ方
法:四捨五入」の設定があると判断されると、図5
(B)に示すように、平均点の計算結果に小数が生じた
場合には、小数以下2桁において四捨五入によるまるめ
処理が行なわれる(ステップB4→B5)。 【0036】すると、この表計算の演算に割り算が含ま
れるか否か、及び演算・被演算数に小数値が存在するか
否か、つまり、計算結果として小数値が算出される可能
性があるか否か判断される(ステップB6→B7)。 【0037】ここで、演算に割り算が含まれると判断さ
れるか(ステップB6→B9)、又は演算に割り算が含
まれないと判断されても、演算・被演算数に小数値が存
在すると判断された場合(ステップB6→B7→B
9)、つまり、計算結果として小数値が算出される可能
性があると判断された場合には、前記算出まるめ処理さ
れた計算結果の小数以下が“0”か否か判断され、
“0”であると判断された場合には“0”で埋められて
桁揃え処理に移行され(ステップB9→B10→B1
1)、“0”で無く小数値が存在すると判断された場合
にはそのまま桁揃え処理に移行される(ステップB9→
B11)。 【0038】すなわち、図5(B)で示したような演算
に割り算が含まれて小数値が算出される場合には、小数
値は指定桁数でまるめ処理されたそのままに、また、小
数以下が“0”として算出されても指定桁数分“0”で
埋められて、必要な小数表示がなされた状態で結果表示
されるようになる。 【0039】一方、演算に割り算が含まれないと判断さ
れ、しかも、演算・被演算数に小数値が存在しないと判
断された場合、つまり、計算結果が整数であると判断さ
れた場合には、前記まるめ処理により指定桁数分付され
た小数以下の“0”は切り捨てられて桁揃え処理に移行
される(ステップB6→B7→B8→B11)。 【0040】すなわち、図5(C)で示したような演算
に割り算が含まれず、且つ小数値も存在しない場合に
は、小数以下に付された不要な「0」が省かれた整数桁
のみの簡潔な状態で結果表示されるようになる。 【0041】この後、前記ROM16内の計算設定デー
タメモリ16aに、「揃え位置:右揃え」の設定がある
と判断された場合には、前記各計算結果データは右揃え
により前記指定された表示範囲に表示される(ステップ
B11→B12)。 【0042】また、前記ROM16内の計算設定データ
メモリ16aに、「揃え位置:小数点揃え」の設定があ
ると判断された場合には、前記各計算結果データはそれ
ぞれ小数点揃えにより前記指定された表示範囲に表示さ
れる(ステップB11→B13)。 【0043】したがって、前記計算設定データにおける
「小数ゼロ埋め:しない/する」の設定を行なわなくて
も、小数値の算出される計算結果に対しては、指定桁数
でまるめ処理された小数を含むデータとして表示され、
また、整数として算出される計算結果に対しては、小数
以下を切り捨てた整数のみのデータとして表示されるよ
うになる。 【0044】よって、前記構成のワードプロセッサにお
ける表計算に伴なう計算処理によれば、計算内容に応じ
た浮動小数/固定小数等の面倒な切り換え設定を行なわ
なくても、小数値の必要な計算結果データは指定桁数で
まるめ処理された小数を含む見やすいデータとして表示
され、整数値のみとなる計算結果データは小数以下に無
駄な「0」が付かない簡潔なデータとして表示されるよ
うになる。 【0045】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図3のフローチャートに示す計算設定処
理、図4のフローチャートに示す「小数ゼロ埋め」マニ
ュアル設定に応じた計算処理、図6のフローチャートに
示す「小数ゼロ埋め」自動設定に応じた計算処理等の各
手法は、コンピュータに実行させることができるプログ
ラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカー
ド等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、
半導体メモリ等の記憶媒体(外部記録媒体)14に格納
して配布、あるいは通信回線15を介して伝送すること
ができる。そして、コンピュータは、この記憶媒体14
に記録されたプログラムや通信回線15を介して伝送さ
れたプログラムを記憶装置13において読み込み、この
読み込んだプログラムによって動作が制御されることに
より、前記実施形態において説明した各計算処理機能を
実現し、前述した手法による同様の処理を実行すること
ができる。 【0046】 【発明の効果】以上のように、本発明に係わる計算デー
タ処理装置によれば、算出された計算結果の小数以下の
数値を出力する指定がある場合に、まるめ処理された計
算結果の小数以下の数値が所定数値でない場合には、当
該小数以下の数値を除いて計算結果を出力し、まるめ処
理された計算結果の小数以下の数値が所定数値である場
合には、当該小数以下の数値を出力することができ、ま
た、算出された計算結果の小数以下の数値を所定数値と
して出力する指定がない場合には、前記小数以下の数値
を除いて計算結果を出力することができる。 【0047】 よって、固定小数と浮動小数との設定切
り換えを行なうこと無く、小数値が必要な場合、小数値
が不要な場合、小数値が存在しない場合とで常に適切な
計算結果を表示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の計算データ処理装置の実施形態に係わ
るワードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック
図。 【図2】前記ワードプロセッサのRAM内に備えられる
計算設定データメモリにて記憶される計算設定データの
選択設定画面を示す図。 【図3】前記ワードプロセッサにおいて表計算を行なう
ための計算設定処理を示すフローチャート。 【図4】前記ワードプロセッサの表計算に伴なう計算設
定データの「小数ゼロ埋め」マニュアル設定に応じた計
算処理を示すフローチャート。 【図5】前記ワードプロセッサにおける計算設定データ
のマニュアル設定にに応じた計算処理に伴なう表計算表
示状態を示す図。 【図6】前記ワードプロセッサの表計算に伴なう計算設
定データの「小数ゼロ埋め」自動設定に応じた計算処理
を示すフローチャート。 【図7】従来の簡易表計算機能による表計算表示状態を
示す図。 【符号の説明】 11 …制御部(CPU)、 12 …入力装置、 13 …記憶装置、 14 …記憶媒体、 15 …通信回線、 16 …RAM、 16a…計算設定データメモリ、 17 …表示装置、 18 …印刷装置。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 計算手段と、 この計算手段により算出された計算結果の小数以下の
    値を任意の桁数でまるめる指定をするまるめ指定手段
    と、 前記計算手段により算出された計算結果の小数以下の数
    値を、前記まるめ指定手段で指定された任意 の桁数でま
    るめるまるめ処理手段と、前記計算結果の小数以下の数値を出力するか否かを指定
    する指定手段と、 この指定手段により小数以下の数値を出力する指定があ
    る場合に、前記まるめ処理された計算結果の小数以下の
    数値が所定数値でない場合には、当該小数以下の数値を
    除いて計算結果を出力し、前記まるめ処理された計算結
    果の小数以下の数値が所定数値である場合には、当該小
    数以下の数値を出力する第1の出力手段と、 前記指定手段により小数以下の数値を所定数値として出
    力する指定がない場合には、前記小数以下の数値を除い
    て計算結果を出力する第2の出力手段と、 を具備したことを特徴とする計算データ処理装置。
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