特に指定のない限り、本発明の全てのアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクリル基は、それらの各々の定義に記載の通り置換されていてよい。例えば、アリールアルキル基のアリール部分は、用語「アリール」の定義に記載のとおり置換されていてよい。
本明細書において用いる用語「アリール」は、フェニル基、または1つもしくは両方の環がフェニル基である二環式縮合環系を言う。二環式縮合環系は、4-〜6-員芳香族もしくは非芳香族炭素環に縮合したフェニル基から成る。本発明のアリール基は、該基中のいずれの置換可能な炭素原子を介して親分子部分に結合することができる。アリール基の代表的な例としては、限定はされないが、インダニル、インデニル、ナフチル、フェニル、およびテトラヒドロナフチルが挙げられる。本発明のアリール基は、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、第2のアリール基、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールカルボニル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルカルボニル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、-NRxRy、(NRxRy)アルキル、オキソ、または-P(O)OR2から独立して選択される1〜5個の置換基で適宜置換されており(ここで各Rは水素またはアルキルから独立して選択される); その中で、該アリールアルキルおよび該ヘテロシクリルアルキルのアルキル部分は無置換であり、該第2のアリール基、該アリールアルキルのアリール部分、該アリールカルボニルのアリール部分、該ヘテロシクリル、ならびに該ヘテロシクリルアルキルおよび該ヘテロシクリルカルボニルのヘテロシクリル部分はさらに、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、またはニトロから独立して選択される1〜3個の置換基で適宜置換されている。
本明細書において用いる用語「アリールアルキル」は、1〜3個のアリール基で置換されたアルキル基を言う。該アリールアルキルのアルキル部分は、アルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヒドロキシ、もしくは-NRcRdから独立して選択される、1または2個のさらなる基でさらに適宜置換されており、ここで該ヘテロシクリルはさらに、アルコキシ、アルキル、無置換アリール、無置換アリールアルコキシ、無置換アリールアルコキシカルボニル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、もしくは-NRxRyから独立して選択される、1または2個の置換基で適宜置換されている。
本明細書において用いる用語「Cap」および「cap」は、末端の窒素含有環、すなわち化合物1eのピロリジン環の窒素原子に位置する基を言う。「Cap」または「cap」は、末端の窒素含有環もしくは最終生成物中のフラグメント、すなわち「Cap-51」もしくは「LS-19に記載のCap-51フラグメント」に基を付加するのに用いられる試薬を言及し得ると理解されるべきである。
本明細書において用いる用語「シクロアルキル」は、3から7個の炭素原子および0個のヘテロ原子を有する、飽和単環式の炭化水素環系を言う。シクロアルキル基の代表的な例としては、限定はされないが、シクロプロピル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルが挙げられる。本発明のシクロアルキル基は、アルコキシ、アルキル、アリール、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、または-NRxRyから独立して選択される1〜5個の置換基で適宜置換されており、ここで、該アリールおよび該ヘテロシクリルはさらに、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、またはニトロから独立して選択される1〜3個の置換基で適宜置換されている。
本明細書において用いる用語「(シクロアルキル)アルキル」は、1〜3個のシクロアルキル基で置換されたアルキル基を言う。該(シクロアルキル)アルキルのアルキル部分はさらに、ヒドロキシまたは-NRcRdから独立して選択される1または2個の基で適宜置換される。
本明細書において用いる用語「ヘテロシクリル」は、窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される1から4個のヘテロ原子を含有する4-〜7-員環を言う。該4-員環は0個の二重結合を有し、該5-員環は0から2個の二重結合を有し、該6-および7-員環は0から3個の二重結合を有する。該用語「ヘテロシクリル」には、ヘテロシクリル環が別の単環式ヘテロシクリル基または4-〜6-員芳香族もしくは非芳香族炭素環に縮合している二環式基;ならびに、架橋二環式基、例えば、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ-7-イル、2-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-2-イル、および2-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-3-イルも含まれる。本発明のヘテロシクリル基は、該基中の炭素原子または窒素原子を介して親分子部分に結合することができる。ヘテロシクリル基の例としては、限定はされないが、ベンゾチエニル、フリル、イミダゾリル、インドリニル、インドリル、イソチアゾリル、イソキサゾリル、モルホリニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロリジニル、ピロロピリジニル、ピロリル、チアゾリル、チエニル、チオモルホリニル、7-アサビシクロ[2.2.1]ヘプタ-7-イル、2-アサビシクロ[2.2.2]オクタ-2-イル、および2-アサビシクロ[2.2.2]オクタ-3-イルが挙げられる。本発明のヘテロシクリル基は、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、アリールカルボニル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルカルボニル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、-NRxRy、(NRxRy)アルキル、またはオキソから独立して選択される1から5個の置換基で適宜置換されており、ここで、該アリールアルキルおよび該ヘテロシクリルアルキルのアルキル部分は無置換であり、該アリール、該アリールアルキルのアリール部分、該アリールカルボニルのアリール部分、該第2のヘテロシクリル基、ならびに該ヘテロシクリルアルキルおよび該ヘテロシクリルカルボニルのヘテロシクリル部分はさらに、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、またはニトロから独立して選択される1〜3個の置換基で適宜置換されている。
本明細書において用いる用語「ヘテロシクリルアルキル」は、1〜3個のヘテロシクリル基で置換されたアルキル基を言う。該ヘテロシクリルアルキルのアルキル部分はさらに、アルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリール、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、または-NRcRdから独立して選択される1または2個のさらなる基で適宜置換されており、ここで該アリールはさらに、アルコキシ、アルキル、無置換アリール、無置換アリールアルコキシ、無置換アリールアルコキシカルボニル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、または-NRxRyから独立して選択される1または2個の置換基で適宜置換されている。
本発明の化合物には不斉中心が存在する。これら中心は、キラル炭素原子の周囲の置換基の配置によって、記号「R」または「S」により示される。本発明は、NS5Aを阻害する能力を有する全ての立体化学的な異性体、またはその混合物を包含することが理解されるべきである。化合物の個々の立体異性体は、キラル中心を有する市販の出発物質から合成的に製造することができるか、あるいは、エナンチオマーの生成物の混合物を製造した後、ジアステレオマーの混合物への変換に続く分離もしくは再結晶化、クロマトグラフ技法、またはキラルクロマトグラフィーカラムでのエナンチオマーの直接分離などといった分離を行うことによって製造することができる。特定の立体化学の出発化合物は、市販であるか、あるいは当業者に公知の方法により製造および分割され得る。
本発明の特定の化合物はまた、異なる安定した立体構造形態で存在していてよく、それは分離可能であり得る。非対称単結合について制限された回転に起因するねじれ非対称(Torsional asymmetry)、例えば、立体障害または環の歪みにより、異なる配座異性体の分離が可能になり得る。本発明は、これら化合物の各配座異性体およびその混合物を含む。
該用語「本発明の化合物」および同等の表現は、式(I)の化合物、並びにその医薬的に許容されるエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩を包含することを意味する。同様に、中間体についての言及は、内容的に許される限りそれらの塩を包含することを意味する。
本発明の化合物は、医薬的に許容される塩として存在することができる。本明細書で用いる用語「医薬的に許容される塩」は、本発明の化合物の塩または双性イオン形態を意味し、それは水もしくは油-溶性もしくは分散性であり、適切な医学的判断の範囲内で、妥当な利益/リスク比に見合って、過剰な毒性、刺激、アレルギー反応、または他の問題もしくは合併症を伴わずに患者の組織に接触して用いるのに適していて、それらの使用目的に有効である。該塩は化合物の最終的な単離および精製の間に製造することができるか、あるいは別途、適切な窒素原子を適切な酸と反応させることにより製造することができる。代表的な酸付加塩としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、硫酸水素塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩(camphorate)、カンファースルホン酸塩; ジグルコン酸塩(digluconate)、二臭化水素酸塩、二塩酸塩、二ヨウ化水素酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2-ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2-ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩(pectinate)、過硫酸塩、3-フェニルプロプリオン酸塩(phenylproprionate)、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、炭酸水素塩、パラ-トルエンスルホン酸塩、およびウンデカン酸塩が挙げられる。医薬的に許容される付加塩の形成に用いることができる酸の例としては、無機酸(例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、およびリン酸)、および有機酸(例えばシュウ酸、マレイン酸、コハク酸、およびクエン酸)が挙げられる。
塩基付加塩は、カルボキシ基を適切な塩基(例えば、金属カチオンのヒドロキシド、カーボネート、もしくはビカーボネート)と反応させるか、あるいはアンモニア、または有機第一級、第二級、もしくは第三級アミンと反応させることによる、化合物の最終的な単離および精製の間に製造することができる。医薬的に許容される塩のカチオンとしては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムおよびアルミニウム、ならびに無毒性の第四級アミンカチオン(例えばアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、エチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、N,N-ジメチルアニリン、N-メチルピペリジン、N-メチルモルホリン、ジクロロヘキシルアミン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N-ジベンジルフェネチルアミン、およびN,N'-ジベンジルエチレンジアミン)が挙げられる。塩基付加塩の形成に用いることができる他の代表的な有機アミンとしては、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペリジン、およびピペラジンが挙げられる。
治療で用いるために、治療上有効な量の式(I)の化合物、ならびに医薬的に許容されるその塩を未加工の化学薬品(raw chemical)として投与することができる場合、活性成分を医薬組成物として存在させることができる。従って、本発明は、治療上有効な量の式(I)の化合物または医薬的に許容されるその塩、および1つ以上の医薬的に許容される担体、希釈剤、もしくは賦形剤を含む医薬組成物をさらに提供する。本明細書で用いる用語「治療上有効な量」は、有意義な患者利益(例えば、ウイルス量の減少)を示すのに十分である各活性成分の総量を言う。単独で投与される個々の活性成分に適用する場合、該用語は成分単独の量について言及する。組み合わせに適用する場合、該用語は、組み合わせてか、連続してか、または同時に投与されるかどうかにかかわらず、治療効果をもたらす活性成分を合わせた量について言及する。該式(I)の化合物および医薬的に許容されるその塩は上記の通りである。該担体、希釈剤、または賦形剤は、製剤の他の成分に適合し、そのレシピエントに有害でないという意味で許容可能でなくてはならない。本発明の別の態様によると、式(I)の化合物または医薬的に許容されるその塩を、1つ以上の医薬的に許容される担体、希釈剤、もしくは賦形剤と混合することを含む、医薬製剤の製造方法もまた提供する。本明細書において用いる用語「医薬的に許容される」は、本明細書において用いる用語「医薬的に許容される」は、適切な医学的判断の範囲内で、妥当な利益/リスク比に見合って、過剰な毒性、刺激、アレルギー反応、または他の問題もしくは合併症を伴わずに患者の組織に接触させて用いるのに適していて、その使用目的に有効である、化合物、物質、組成物、および/または剤形について言及する。
医薬製剤は、単位用量あたり所定の量の活性成分を含む単位剤形であってもよい。本発明の化合物が1日あたり約0.01から約250ミリグラム/キログラム(「mg/kg」)体重、好ましくは1日あたり約0.05から約100mg/kg体重である投与量濃度が、HCV介在疾患の予防および治療に対する単独療法においては典型的である。通常、本発明の医薬組成物は、1日あたり約1から約5回投与されるか、あるいは持続投与され得る。そのような投与は、長期治療もしくは救急治療として用いることができる。担体材料と組み合わせて単一剤形を製造する活性成分の量は、治療する症状、症状の重篤性、投与回数、投与経路、用いた化合物の排出速度、治療期間、ならびに患者の年齢、性別、体重、および状態によって変えられ得る。好ましい単位用量製剤は、本明細書において上記した、活性成分の1日量もしくはそれ以下、またはその適当な画分を含むものである。通常、化合物の至適用量よりかなり少ない少用量で治療を開始する。その後、該条件下で最適な効果に達するまで投与量を少しずつ増加させる。概して、いずれの有害または有毒な副作用も伴わずに、抗ウイルス効果が通常得られる濃度レベルで該化合物を投与することが最も望ましい。
本発明の組成物が、本発明の化合物と1つ以上のさらなる治療薬もしくは予防薬の組み合わせを含む場合、該化合物とさらなる薬剤の両者とも、通常、単独療法レジメンにおいて標準的に投与される用量の約10から150%、より好ましくは10から80%の用量レベルで存在する。
医薬製剤は、いずれの適当な経路、例えば経口(頬側もしくは舌下を含む)、直腸、経鼻、局所的(頬側、舌下、もしくは経皮を含む)、膣、または、非経口(皮下、皮内、筋肉内、関節内、滑液嚢内(intrasynovial)、胸骨内、髄腔内、病巣内、静脈内、または皮内注射もしくは注入を含む)経路による投与に適応しうる。そのような製剤は、薬学の分野において公知のいずれの方法よっても(例えば活性成分と担体もしくは賦形剤を会合させることにより)、製造され得る。経口投与または注射による投与が好ましい。
経口投与に適応した医薬製剤は、カプセル剤または錠剤; 粉末剤もしくは顆粒剤; 水性もしくは非水性液体中の液剤もしくは懸濁剤; 食用フォーム剤もしくはホイップ剤; または水中油液体エマルジョン剤もしくは油中水エマルジョン剤のような別々のユニットであってよい。
例えば、経口投与用の錠剤もしくはカプセル剤の形態において、活性薬剤成分は、経口で無毒の医薬的に許容される不活性担体(例えばエタノール、グリセロール、水など)と組み合わせることができる。粉末剤は、化合物を適切な微粒子サイズに細かく粉末化し、同様に粉末化された食用炭水化物(例えばデンプンまたはマンニトール)などの医薬担体と混合することにより製造される。香味剤、保存剤、分散剤、および着色剤もまた存在し得る。
カプセル剤は、上記の粉末混合物を製造し、成型ゼラチンシース(gelatin sheath)に詰めることにより製造される。充填工程の前に、流動化剤および滑沢剤(例えばコロイド状シリカ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、または固体のポリエチレングリコール)を粉末混合物に添加することができる。カプセル剤が摂取される場合、崩壊剤または可溶化剤(例えば寒天、炭酸カルシウムまたは炭酸ナトリウム)を添加して、薬剤の有効性を高めることもできる。
さらに、所望される場合もしくは必要な場合、適切な結合剤、滑沢剤、崩壊剤、および着色剤を混合物に加えることもできる。適切な結合剤としては、デンプン、ゼラチン、天然糖(例えばグルコースもしくはβ-ラクトース)、コーンシロップ、天然および合成ガム(例えばアカシア、トラガカントまたはアルギン酸ナトリウム)、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。これらの剤形に用いられる滑沢剤としては、オレイン酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどが挙げられる。崩壊剤としては、限定はしないが、デンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガムなどが挙げられる。錠剤は、例えば、粉末混合物を製造し、顆粒化もしくは充填し、滑沢剤および崩壊剤を添加し、そして錠剤に圧縮することにより製剤化される。粉末混合物は、適切に粉末化された化合物と、上記の希釈剤もしくは塩基、ならびに適宜、結合剤(例えばカルボキシメチルセルロース、アルギネート(aliginate)、ゼラチン(gelating)、もしくはポリビニルピロリドン)、溶解遅延剤(例えばパラフィン)、吸収促進剤(例えば第四級塩)および/または吸収剤(例えばベントナイト、カオリン、もしくはリン酸水素カルシウム)とを混合することにより製造される。結合剤(例えばシロップ、デンプン糊、アカシア粘液(acadia mucilage)、またはセルロース系物質もしくはポリマー系物質の溶液)で湿らせて、ふるいに押し通すことにより、粉末混合物を顆粒化することができる。顆粒化の代替法として、該粉末混合物を錠剤機に通して、不完全に成型されたスラグを得た後、顆粒に粉砕することができる。該顆粒を、ステアリン酸、ステアリン酸塩、タルク、または鉱物油の添加により滑らかにして、錠剤成形型から離れやすくすることができる。次いで、滑らかにした混合物を錠剤へと圧縮する。本発明の化合物はまた、自由流動性不活性担体と合わせて、顆粒化工程もしくは成形工程(slugging step)を経ずに直接、錠剤へと圧縮することができる。シェラックのシールコート(sealing coat)、糖もしくはポリマー材のコーティング、およびワックスの艶出しコーティングから成る、澄明もしくは不透明な保護コーティングを施すことができる。これらのコーティングに染料を添加して、異なる単位用量と区別することができる。
経口液剤(例えば液剤、シロップ剤、およびエリキシル剤)は、所定の分量が所定の量の化合物を含むように単位用量形態で製造することができる。シロップ剤は、化合物を適切に風味付けされた水溶液に溶解させることにより製造でき、一方、エリキシル剤は無毒のベヒクルを用いることにより製造される。可溶化剤および乳化剤(例えばエトキシ化 イソステリアルアルコールおよびポリオキソエチレンソルビトールエーテル)、保存剤、香味添加剤(例えばペパーミント油あるいは天然甘味剤、またはサッカリンもしくは他の人工甘味剤など)を添加することもできる。
必要に応じて、経口投与のために単位用量製剤をマイクロカプセル化することができる。該製剤はまた、例えば、ポリマー、ワックスなどの中に粒子状物質をコーティングまたは組み込むことによって、放出を遅延もしくは持続するように製造することもできる。
式(I)の化合物、および医薬的に許容されるその塩はまた、リポソームデリバリーシステム(例えば、小型の単層ベシクル、大型の単層ベシクル、および多重層ベシクル)の形態で投与することもできる。リポソームは、様々なリン脂質(phopholipid)、例えばコレステロール、ステアリルアミン、またはホスファチジルコリンから形成することができる。
式(I)の化合物および医薬的に許容されるその塩はまた、化合物分子が結合した個々の担体としてモノクローナル抗体を用いることによって送達してもよい。該化合物はまた、標的化可能な薬剤担体としての可溶性ポリマーと結合してもよい。そのようなポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、ピラン共重合体、ポリヒドロキシプロピルメタクリルアミドフェノール、ポリヒドロキシエチルアスパルトアミドフェノール、またはパリトイル(palitoyl)残基で置換されたポリエチレンオキシドポリリシンを挙げることができる。さらに、該化合物は、薬剤の制御放出を達成するのに有用な生分解性ポリマーの類、例えば、ポリ乳酸、ポリイプシロンカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノアクリレート、およびヒドロゲルの架橋もしくは両親媒性ブロック共重合体に結合していてよい。
経皮投与に適した医薬製剤は、長期間、レシピエントの表皮と密接な接触を維持することを目的とした、個別のパッチであってもよい。例えば、Pharmaceutical Research 1986, 3(6), 318に一般的に記載されるように、該活性成分はイオントフォレーシスによってパッチから送達されうる。
局所投与に適した医薬製剤は、軟膏剤、クリーム剤、懸濁剤、ローション剤、粉末剤、液剤、ペースト剤、ゲル剤、スプレー剤、エアロゾル剤、または油剤として製剤化されうる。
該担体が固体である、経鼻投与に適した医薬製剤としては、例えば20〜500ミクロンの粒子サイズを有する粗粉末(course powder)が挙げられ、それは、嗅ぎ薬を摂取する方法、すなわち、鼻に近づけられた粉末剤の容器から鼻腔を介して急速吸入することにより、投与される。鼻腔用スプレーもしくは点鼻薬として投与するための、担体が液体である適切な製剤としては、活性成分の水性または油性液剤が挙げられる。
吸入による投与に適した医薬製剤としては、微粒子粉末もしくは微粒子ミストが挙げられ、それは様々なタイプの定量加圧(metered, dose pressurized)エアロゾル剤、ネブライザー、または吸入器を用いて発生されうる。
非経口投与に適した医薬製剤としては、抗酸化剤、緩衝剤、静菌剤(bacteriostat)、および製剤を対象のレシピエントの血液と等張にする塩(soute)を含みうる水性および非水性の無菌注射液剤; ならびに懸濁剤および増粘剤を含みうる水性および非水性の無菌懸濁剤が挙げられる。該製剤は、単位用量もしくは複数用量(multi-dose)容器、例えば、密封アンプルおよびバイアルに入っていてよく、使用の直前に無菌の液体担体(例えば注射用の水)の添加のみを必要とする凍結乾燥状態で保存してもよい。即時調製(Extemporaneous)注射液剤および懸濁剤は、無菌粉末剤、顆粒剤、および錠剤から調製されうる。
具体的に上述した成分に加えて、該製剤は、当該製剤のタイプに関して当分野で通常の他の薬剤を含んでもよい(例えば経口投与に適した製剤は着香剤を含んでもよい)ことが理解されるべきである。
該用語「治療」は: (i) 疾患、障害、および/または症状に罹りやすいが、まだ罹患していると診断されていない患者において、疾患、障害、または症状の発症を予防すること; (ii) 疾患、障害、または症状の抑制、すなわち、その進行を抑止すること; ならびに(iii) 疾患、障害、または症状を軽減すること、すなわち、疾患、障害、および/または症状の退行をもたらすことを言う。
本発明の化合物はまた、シクロスポリン、例えばシクロスポリンAとともに投与することができる。シクロスポリンAは臨床試験においてHCVに対する活性を示している(Hepatology 2003, 38, 1282; Biochem. Biophys. Res. Commun. 2004, 313, 42; J. Gastroenterol. 2003, 38, 567)。
本発明の化合物はまた、実験室用試薬として用いてもよい。化合物は、HCV疾患メカニズムの知識をさらに高めるためのウイルス複製アッセイの設計、動物アッセイ系の検証および構造生物学研究についての研究手段の提供において有益でありうる。さらに、本発明の化合物は、例えば競合阻害により、他の抗ウイルス性化合物の結合部位の確立または決定に有用である。
本発明の多形はまた、物質のウイルス汚染を治療もしくは予防するのに用いてもよく、それにより、そのような物質(例えば血液、組織、手術器具および手術着、実験器具および実験着、ならびに採血または輸血の器具および材料)と接触する、実験または医療の関係者または患者のウイルス感染の危険性を低下させうる。
本発明は、合成プロセスまたは代謝プロセス(ヒトもしくは動物の体内(in vivo)で生じるもの、またはin vitroで生じるプロセスを含む)により作られる、式(I)を有する化合物を包含することを意図する。
特に後述の例示的スキームおよび実施例におけるものを含めた本出願において使用される略語は、当業者には周知である。使用される略語のいくつかは以下の通りである。HATUは、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N、N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートであり;BocまたはBOCは、tert−ブトキシカルボニルであり;NBSは、N−ブロモスクシンイミドであり;tBuまたはt−Buは、tert−ブチルであり;SEMは、−(トリメチルシリル)エトキシメチルであり; DMSOは、ジメチルスルホキシドであり;MeOHは、メタノールであり;TFAは、トリフルオロ酢酸であり;RTは、室温または保持時間であり(文脈によって決定される);tRは、保持時間であり;EDCIは、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩であり;DMAPは、4−ジメチルアミノピリジンであり;THFは、テトラヒドロフランであり;DBUは、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンであり;t−Bu;DEAは、ジエチルアミンであり;HMDSは、ヘキサメチルジシラジドであり;DMFは、N,N−ジメチルホルムアミドであり;Bzlは、ベンジルであり;EtOHは、エタノールであり;iPrOHまたはi−PrOHは、イソプロパノールであり;Me2Sは、硫化ジメチルであり;Et3NまたはTEAは、トリエチルアミンであり;Phは、フェニルであり;OAcは、アセテートであり;EtOAcは、酢酸エチルであり;dppfは、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンであり;iPr2EtNまたはDIPEAは、ジイソプロピルエチルアミンであり;Cbzは、カルボベンジルオキシであり;n−BuLiは、n−ブチルリチウムであり;ACNは、アセトニトリルであり;hまたはhrは、時間であり;mまたはminは、分であり;sは、秒であり;LiHMDSは、リチウムヘキサメチルジシラジドであり;DIBALは、水素化ジイソブチルアルミニウムであり;TBDMSClは、塩化tert−ブチルジメチルシリルであり;Meは、メチルであり;ca.は、約であり;OAcは、アセテートであり;iPrは、イソプロピルであり;Etは、エチルであり;Bnは、ベンジルであり;HOATは1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾールである。
特に後述の例示的スキームおよび実施例におけるものを含めた本出願において使用される略語は、当業者には周知である。使用される略語のいくつかは以下の通りである。
本発明の化合物および方法は、本発明の化合物を製造しうる方法を例示する下記の合成スキームと関連してより理解されるであろう。出発物質は、商業的供給源から得ることができるか、または当業者には公知の十分に確立した文献の方法によって製造することができる。上記で定義した化合物は、下記で示す合成において適切な反応物および薬剤の置換によって合成することができることは当業者には容易に明らかであろう。下記の合成を首尾よく完了するために、選択的保護および脱保護工程、ならびに工程自体の順序は、可変部分の性質によって様々な順序で行なうことができることもまた当業者には容易に明らかであろう。可変部分は、下記で他に断らない限り上記定義の通りである。
化合物合成条件
純度評価および低分解能質量分析を、Waters Micromass ZQ MSシステムと連結した島津LCシステムで実施した。保持時間は装置の間でわずかに変えてもよいことを留意すべきである。保持時間(RT)の決定において用いたLC条件は、
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3 分
停止時間= 4 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
条件M1
カラム: Luna 4.6X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3 分
停止時間 = 4 分
流速 = 4 mL/分
溶媒A: = 95% H20: 5% CH3CN, 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B: = 5% H20 : 95% CH3CN; 10 mm 酢酸アンモニウム
であった。
共通のcapの合成
Cap-1
10% Pd/C(2.0g)/メタノール(10 mL)懸濁液を、(R)-2-フェニルグリシン(10g, 66.2 mmol)、ホルムアルデヒド(33 mLの37重量%/水)、1N HCl(30 mL)およびメタノール(30 mL)の混合液に添加し、H
2(60 psi)で3時間処理した。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノールから再結晶化して、Cap-1のHCl塩を白色の針状結晶物として得た(4.0 g)。施光度: -117.1° [H
2O中にc=9.95 mg/mL; λ=589 nm].
1H NMR (DMSO-d
6, δ=2.5 ppm, 500 MHz): δ 7.43-7.34 (m, 5H), 4.14 (s, 1H), 2.43 (s, 6H); LC (条件1): 保持時間=0.25; LC/MS: [M+H]
+ C
10H
14NO
2として計算;計算値:180.10; 実測値 180.17; HRMS: [M+H]
+ C
10H
14NO
2として計算;計算値:180.1025; 実測値 180.1017.
Cap-2
NaBH
3CN(6.22g, 94 mmol)を、(R)-2-フェニルグリシン(6.02 g, 39.8 mmol)およびMeOH(100 mL)の冷却した(氷/水)混合液に、数分かけて少しずつ添加し、5分間撹拌した。アセトアルデヒド(10 mL)を10分かけて滴下し、同じ冷却温度で45分間、および周囲温度で〜6.5時間撹拌を続けた。該反応混合液を氷-水浴で冷却し戻し、水(3 mL)で処理し、次いで、該混合液のpHが〜1.5-2.0になるまで、〜45分かけて濃HClを滴下することによりクエンチした。該冷却浴を取り外し、該混合液のpHが1.5-2.0前後で維持されるように濃HClを添加しながら、撹拌を続けた。該反応混合液を終夜撹拌し、濾過して白色の懸濁を除去し、該濾液を減圧濃縮した。該粗物質をエタノールから再結晶化して、Cap-2のHCl塩を輝く白色の固形物として2クロップで得た(クロップ-1: 4.16 g; クロップ-2: 2.19 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 10.44 (1.00, ブロードのs, 1H), 7.66 (m, 2H), 7.51 (m, 3H), 5.30 (s, 1H), 3.15 (ブロードのm, 2H), 2.98 (ブロードのm, 2H), 1.20 (見かけ上のブロードのs, 6H). クロップ-1: [α]
25 -102.21゜(c = 0.357, H
20); クロップ-2: [α]
25 -99.7゜(c = 0.357, H
20). LC (条件1): 保持時間= 0.43 分; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
18NO
2として計算;計算値: 208.13; 実測値 208.26
Cap-3
(R)-2-フェニルグリシン(3.096g, 20.48 mmol)、1N HCl(30 mL)およびメタノール(40 mL)の冷却した(〜15℃)混合液に、アセトアルデヒド(5.0 mL, 89.1 mmol)、およびメタノール/H
2O(4mL/1 mL)中の10% Pd/C(720 mg)懸濁液を連続的に添加した。該冷却浴を取り外し、該反応混合液をH
2のバルーン下で17時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド(10 mL, 178.2 mmol)を添加して、H
2雰囲気下で24時間撹拌を続けた[注:H
2の供給は該反応の間中、必要に応じて補った]。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノールから再結晶化して(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸HCl塩を輝く白色の固形物として得た(2.846g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 14.15 (ブロードのs, 1H), 9.55 (ブロードのs, 2H), 7.55-7.48 (m, 5H), 2.88 (ブロードのm, 1H), 2.73 (ブロードのm, 1H), 1.20 (見かけ上のt, J = 7.2, 3H). LC (条件1): 保持時間= 0.39 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
10H
14NO
2として計算;計算値: 180.10; 実測値 180.18.
(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸/HCl(1.492g, 6.918 mmol)、ホルムアルデヒド(20 mLの37重量%/水)、1N HCl(20 mL)およびメタノール(23 mL)の混合液に、メタノール/H2O(3 mL/1 mL)中の10% Pd/C(536 mg)懸濁液を添加した。該反応混合液をH2のバルーン下で〜72時間撹拌した(H2の供給は必要に応じて補った)。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノール(50 mL)から再結晶化して、Cap-3のHCl塩を白色の固形物として得た(985 mg)。 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 10.48 (ブロードのs, 1H), 7.59-7.51 (m, 5H), 5.26 (s, 1H), 3.08 (見かけ上のブロードのs, 2H), 2.65 (ブロードのs, 3H), 1.24 (ブロードのm, 3H). LC (条件1): 保持時間= 0.39 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C11H16NO2として計算;計算値: 194.12; 実測値 194.18; HRMS: [M+H]+ C11H16NO2として計算;計算値: 194.1180; 実測値 194.1181.
Cap-4
冷却した(氷/水)、(R)-tert-ブチル 2-アミノ-2-フェニルアセテート/HCl(9.877 g, 40.52 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(14.2 mL, 81.52 mmol)のTHF(410 mL)半溶液に、ClCO
2Me(3.2 mL, 41.4 mmol)を6分かけて滴下し、同様の温度で5.5時間撹拌した。該揮発性成分を減圧除去し、該残渣を水(100 mL)および酢酸エチル(200 mL)間に分配した。該有機層を1N HCl(25 mL)および飽和NaHCO
3溶液(30 mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた無色の油状物をヘキサンからトリチュレートし、濾過してヘキサン(100 mL)で洗浄し、(R)-tert-ブチル 2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルアセテートを白色の固形物として得た(7.7 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.98 (d, J = 8.0, 1H), 7.37-7.29 (m, 5H), 5.09 (d, J = 8, 1H), 3.56 (s, 3H), 1.33 (s, 9H). LC (条件1): 保持時間= 1.53 分; 〜90% 均一性指数; LC/MS: [M+Na]
+ C
14H
19NNaO
4として計算;計算値: 288.12; 実測値 288.15.
冷却した(氷/水)上記生成物のCH2Cl2(160 mL)溶液に、TFA(16 mL)を7分かけて滴下し、該冷却浴を取り外して該反応混合液を20分間撹拌した。脱保護がまだ完了していなかったので、さらなるTFA(1.0 mL)を添加してさらに2時間撹拌を続けた。該揮発性成分を減圧除去し、得られた油残渣をジエチルエーテル(15 mL)およびヘキサン(12 mL)で処理して、沈殿物を得た。該沈殿物を濾過して、ジエチルエーテル/ヘキサン(〜1:3の比; 30 mL)で洗浄し、減圧乾燥させて、Cap-4を綿毛状の白色の固形物として得た(5.57 g)。 施光度: -176.9° [H2O中にc=3.7 mg/mL; λ=589 nm]. 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.84 (ブロードのs, 1H), 7.96 (d, J = 8.3, 1H), 7.41-7.29 (m, 5H), 5.14 (d, J = 8.3, 1H), 3.55 (s, 3H). LC (条件1): 保持時間= 1.01 分; >95 % 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C10H12NO4として計算;計算値 210.08; 実測値 210.17; HRMS: [M+H]+ C10H12NO4として計算;計算値 210.0766; 実測値 210.0756.
Cap-5
エタノール(40 mL)中の、(R)-2-フェニルグリシン(1.0 g, 6.62 mmol)、1,4-ジブロモブタン(1.57 g, 7.27 mmol)およびNa
2CO
3(2.10 g, 19.8 mmol)の混合液を100℃で21時間加熱した。該反応混合液を周囲温度に冷却して濾過し、該濾液を減圧濃縮した。該残渣をエタノールに溶解させ、1N HClでpH3-4に酸性化し、該揮発性成分を減圧除去した。得られた粗物質を逆相HPLC(水/メタノール/TFA)により精製して、Cap-5のTFA塩を半-粘稠性の白色の泡状物質として得た(1.0 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 10.68 (ブロードのs, 1H), 7.51 (m, 5H), 5.23 (s, 1H), 3.34 (見かけ上のブロードのs, 2H), 3.05 (見かけ上のブロードのs, 2H), 1.95 (見かけ上のブロードのs, 4H); 保持時間= 0.30 分 (条件1); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
16NO
2として計算;計算値: 206.12; 実測値 206.25.
Cap-6
Cap-6のTFA塩を、Cap-5の製造方法を用いて、(R)-2-フェニルグリシンおよび1-ブロモ-2-(2-ブロモエトキシ)エタンから合成した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 12.20 (ブロードのs, 1H), 7.50 (m, 5H), 4.92 (s, 1H), 3.78 (見かけ上のブロードのs, 4H), 3.08 (見かけ上のブロードのs, 2H), 2.81 (見かけ上のブロードのs, 2H); 保持時間= 0.32 分 (条件1); >98%; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
16NO
3として計算;計算値: 222.11; 実測値 222.20; HRMS: [M+H]
+ C
12H
16NO
3として計算;計算値: 222.1130; 実測値 222.1121.
Cap-7
冷却した(-5℃)、(S)-ベンジル 2-ヒドロキシ-2-フェニルアセテート(10.0 g, 41.3 mmol)、トリエチルアミン(5.75 mL, 41.3 mmol)および4-ジメチルアミノピリジン(0.504 g, 4.13 mmol)のCH
2Cl
2(200 mL)溶液に、p-トルエンスルホニルクロリド(8.65 g, 45.4 mmol)のCH
2Cl
2(200 mL)溶液を、温度を-5℃から0℃に維持しながら滴下した。該反応液を0℃で9時間撹拌した後、フリーザー(-25℃)で14時間保存した。周囲温度に解凍して、水(200 mL)、1N HCl(100 mL)および食塩水(100 mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮して2-フェニル-2-(トシルオキシ)酢酸ベンジルを粘稠性の油状物として得て、それを静置で固化させた(16.5 g)。該生成物のキラル整合性(chiral integrity)を確認せず、さらなる精製も行わずに次の工程に用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 7.78 (d, J = 8.6, 2H), 7.43-7.29 (m, 10H), 7.20 (m, 2H), 6.12 (s, 1H), 5.16 (d, J = 12.5, 1H), 5.10 (d, J = 12.5, 1H), 2.39 (s, 3H). 保持時間= 3.00 (Cond. 3); >90% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
22H
20NaO
5Sとして計算;計算値: 419.09; 実測値 419.04.
2-フェニル-2-(トシルオキシ)酢酸ベンジル(6.0 g, 15.1 mmol)、1-メチルピペラジン(3.36 mL, 30.3 mmol)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(13.2 mL, 75.8 mmol)のTHF(75 mL)溶液を、65℃で7時間加熱した。該反応液を周囲温度に冷却し、該揮発性成分を減圧除去した。該残渣を酢酸エチルおよび水間に分配し、該有機層を水および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル, 酢酸エチル)により精製して、2-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-フェニル酢酸ベンジルをオレンジがかった-茶色の粘稠性の油状物として得た(4.56 g)。キラルHPLC分析(Chiralcel OD-H)により、該サンプルは38.2〜58.7の比率のエナンチオマーの混合物であることが示された。該エナンチオマーの分離を以下のとおり達成した:該生成物を120 mLのエタノール/ヘプタン(1:1)に溶解させ、75 mL/分で85:15 ヘプタン/エタノールにより溶出するキラルHPLCカラム(Chiracel OJ, 5 cm ID x 50 cm L, 20 μm)に注入(5 mL/注入)して、220 nmでモニタリングした。エナンチオマー-1 (1.474 g)およびエナンチオマー-2 (2.2149 g)を粘稠性の油状物として得た。 1H NMR (CDCl3, δ = 7.26, 500 MHz) 7.44-7.40 (m, 2H), 7.33-7.24 (m, 6H), 7.21-7.16 (m, 2H), 5.13 (d, J = 12.5, 1H), 5.08 (d, J = 12.5, 1H), 4.02 (s, 1H), 2.65-2.38 (見かけ上のブロードのs, 8H), 2.25 (s, 3H). 保持時間= 2.10 (条件 3); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C20H25N2O2として計算;計算値: 325.19; 実測値 325.20.
2-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-フェニル酢酸ベンジル(1.0 g, 3.1 mmol)のいずれかのエナンチオマーのメタノール(10 mL)溶液を、10% Pd/C(120 mg)/メタノール(5.0 mL)懸濁液に添加した。該反応混合液を、注意深いモニタリングの下で、水素のバルーンで50分未満処理した。反応の完了後ただちに、該触媒を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮して、フェニル酢酸の混入したCap-7を、黄褐色の泡状物質として得た(867.6 mg; 量は上記の理論的収量である)。該生成物を、さらなる精製は行わずに次の工程に用いた。 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 7.44-7.37 (m, 2H), 7.37-7.24 (m, 3H), 3.92 (s, 1H), 2.63-2.48 (app. bs, 2H), 2.48-2.32 (m, 6H), 2.19 (s, 3H); 保持時間= 0.31 (条件 2); >90% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C13H19N2O2として計算;計算値: 235.14; 実測値 235.15; HRMS: [M+H]+ C13H19N2O2として計算;計算値: 235.1447; 実測値 235.1440.
Cap-8およびCap-9の合成は、SN2置換工程(すなわち、Cap-8については4-ヒドロキシピペリジン、Cap-9については(S)-3-フルオロピロリジン)における適当なアミンおよび各々の立体異性の中間体の分離に関する改変条件を用いることにより、上記のCap-7の合成に従って実施した。
Cap-8
中間体2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸ベンジルのエナンチオマー分離を、以下の条件を用いることにより達成した: 該化合物(500 mg)をエタノール/ヘプタン(5 mL/45 mL)に溶解させた。得られた溶液を、10 mL/分で80:20 ヘプタン/エタノールを用いて溶出するキラルHPLCカラム(Chiracel OJ, 2 cm ID x 25 cm L, 10 μm)に注入(5 mL/注入)し、220 nmでモニタリングし、186.3 mgのエナンチオマー-1および209.1 mgのエナンチオマー-2を明黄色の粘稠性の油状物として得た。これらのベンジルエステルをCap-7の製造に従って水素化分解して、Cap-8を得た:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 7.40 (d, J = 7, 2H), 7.28-7.20 (m, 3H), 3.78 (s 1H), 3.46 (m, 1H), 2.93 (m, 1H), 2.62 (m, 1H), 2.20 (m, 2H), 1.70 (m, 2H), 1.42 (m, 2H). 保持時間= 0.28 (条件 2); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
13H
18NO
3として計算;計算値: 236.13; 実測値 236.07; HRMS: [M+H]
+ C
13H
18NO
3として計算;計算値: 236.1287; 実測値 236.1283.
Cap-9
中間体2-((S)-3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸ベンジルのジアステレオマー分離は、以下の条件を用いて達成した: 該エステル(220 mg)を、10バール圧、流速70 mL/分、および温度35℃で、0.1%TFAを含有する95%CO
2/5%メタノールにより溶出するキラルHPLCカラム(Chiracel OJ-H, 0.46 cm ID x 25 cm L, 5 μm)で分離した。各々の立体異性体についてのHPLC溶出物を濃縮して、該残渣をCH
2Cl
2(20 mL)中に溶解させ、水性媒体(10 mL水 + 1 mL飽和NaHCO
3溶液)で洗浄した。該有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して92.5 mgのフラクション-1および59.6 mgのフラクション-2を得た。これらのベンジルエステルをCap-7の製造に従って水素化分解して、Cap 9aおよび9bを製造した。Cap-9a(ジアステレオマー-1;該サンプルはH
2O/メタノール/TFA溶媒を用いた逆相HPLCでの精製により得られたTFA塩である):
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 400 MHz) 7.55-7.48 (m, 5H), 5.38 (mのd, J = 53.7, 1H), 5.09 (ブロードのs, 1H), 3.84-2.82 (ブロードのm, 4H), 2.31-2.09 (m, 2H). 保持時間= 0.42 (条件1); >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
15FNO
2として計算;計算値: 224.11; 実測値 224.14; Cap-9b (ジアステレオマー-2):
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 400 MHz) 7.43-7.21 (m, 5H), 5.19 (mのd, J = 55.9, 1H), 3.97 (s, 1H), 2.95-2.43 (m, 4H), 2.19-1.78 (m, 2H). 保持時間= 0.44 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
12H
15FNO
2として計算;計算値: 224.11; 実測値 224.14.
Cap-10
メタノール(15 mL)中のD-プロリン(2.0 g, 17 mmol)およびホルムアルデヒド(2.0 mLの37重量%/H
2O)の溶液に、10% Pd/C(500 mg)/メタノール(5 mL)懸濁液を添加した。該混合液を水素のバルーン下で23時間撹拌した。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、減圧濃縮して、Cap-10をオフホワイト色の固形物として得た(2.15 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 3.42 (m, 1H), 3.37 (dd, J = 9.4, 6.1, 1H), 2.85-2.78 (m, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.21-2.13 (m, 1H), 1.93-1.84 (m, 2H), 1.75-1.66 (m, 1H). 保持時間= 0.28 (条件 2); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
6H
12NO
2として計算;計算値: 130.09; 実測値 129.96.
Cap-11
メタノール(20 mL)中の、(2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-カルボン酸(0.50 g, 3.8 mmol)、ホルムアルデヒド(0.5 mLの37重量%/H
2O)、12 N HCl(0.25 mL)および10% Pd/C(50 mg)の混合液を、水素のバルーン下で19時間撹拌した。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮した。該残渣をイソプロパノールから再結晶化して、Cap-11のHCl塩を白色の固形物として得た(337.7 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 5.39 (d m, J = 53.7, 1H), 4.30 (m, 1H), 3.90 (ddd, J = 31.5, 13.5, 4.5, 1H), 3.33 (dd, J = 25.6, 13.4, 1H), 2.85 (s, 3H), 2.60-2.51 (m, 1H), 2.39-2.26 (m, 1H). 保持時間= 0.28 (条件 2); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
6H
11FNO
2として計算;計算値: 148.08; 実測値 148.06.
Cap-12
L-アラニン(2.0 g, 22.5 mmol)を10%炭酸ナトリウム水溶液(50 mL)に溶解させ、クロロギ酸メチル(4.0 mL)のTHF(50 mL)溶液をそれに添加した。該反応混合液を周囲条件下で4.5時間撹拌し、減圧濃縮した。得られた白色の固形物を水に溶解させ、1N HClを用いてpH〜2-3に酸性化した。得られた溶液を酢酸エチル(3 x 100 mL)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮して、無色の油状物を得た(2.58 g)。500 mgのこの物質を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)により精製して、150 mgのCap-12を無色の油状物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 7.44 (d, J = 7.3, 0.8H), 7.10 (ブロードのs, 0.2H), 3.97 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 1.25 (d, J = 7.3, 3H).
Cap-13
メタノール(30 mL)中のL-アラニン(2.5 g, 28 mmol)、ホルムアルデヒド(8.4 g, 37重量%)、1N HCl(30 mL)および10% Pd/C(500 mg)の混合液を、水素雰囲気下(50 psi)で5時間撹拌した。該反応混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該濾液を減圧濃縮してCap-13のHCl塩を油状物として得て、減圧下で静置して固化させた(4.4 g;該量は上記の理論的収量である)。該生成物をさらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 12.1 (ブロードのs, 1H), 4.06 (q, J = 7.4, 1H), 2.76 (s, 6H), 1.46 (d, J = 7.3, 3H).
Cap-14
工程1:(R)-(-)-D-フェニルグリシン tert-ブチルエステル(3.00 g, 12.3 mmol)、NaBH
3CN(0.773 g, 12.3 mmol)、KOH(0.690 g, 12.3 mmol)および酢酸(0.352 mL, 6.15 mmol)の混合液をメタノール中において0℃で撹拌した。この混合液に、グルタルアルデヒド(2.23 mL, 12.3 mmol)を5分かけて滴下した。該反応混合液を撹拌して周囲温度に昇温させ、同じ温度で16時間撹拌を続けた。続いて、該溶媒を除去し、該残渣を10% NaOH水溶液と酢酸エチルに分配した。該有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、乾固するまで濃縮して澄明な油状物を得た。この物質を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)により精製して、中間体エステル(2.70 g, 56%)を澄明な油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.53-7.44 (m, 3H), 7.40-7.37 (m, 2H), 3.87 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 3.59 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 2.99 (t, J = 11.2 Hz, 1H), 2.59 (t, J = 11.4 Hz, 1H), 2.07-2.02 (m, 2H), 1.82 (d, J = 1.82 Hz, 3H), 1.40 (s, 9H). LC/MS: C
17H
25NO
2として計算;計算値: 275; 実測値: 276 (M+H)
+.
工程2:撹拌した中間体エステル(1.12g, 2.88mmol)/ジクロロメタン(10 mL)溶液に、TFA(3 mL)を添加した。該反応混合液を周囲温度で4時間撹拌した後、乾固するまで濃縮して淡黄色の油状物を得た。該油状物を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH3CN-H2O-0.1% TFA)を用いて精製した。適当なフラクションを合わせて乾固するまで減圧濃縮した。次いで、該残渣を最少量のメタノールに溶解させ、MCX LP抽出カートリッジに(2 x 6 g)アプライした。該カートリッジをメタノール(40 mL)ですすいだ後、2Mアンモニア/メタノール(50 mL)を用いて目的の化合物を溶出した。生成物含有フラクションを合わせて濃縮し、該残渣を水に溶解させた。この溶液を凍結乾燥させて、表題の化合物(0.492 g, 78%)を淡黄色の固形物として得た。 1HNMR (DMSO-d6) δ 7.50 (s, 5H), 5.13 (s, 1H), 3.09 (ブロードのs, 2H), 2.92-2.89 (m, 2H), 1.74 (m, 4H), 1.48 (ブロードのs, 2H). LC/MS: C13H17NO2として計算;計算値: 219; 実測値: 220 (M+H)+.
Cap-15
工程1: (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート: 乾燥ジクロロメタン(100 mL)中のα-ブロモフェニル酢酸(10.75 g, 0.050 mol)、(S)-(-)-1-フェニルエタノール(7.94 g, 0.065 mol)およびDMAP(0.61 g, 5.0 mmol)の混合液に、固体のEDCI(12.46 g, 0.065 mol)を一度に添加した。得られた溶液をAr下において室温で18時間撹拌した後、酢酸エチルで希釈し、洗浄し(H
2O x 2、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮して淡黄色の油状物を得た。この油状物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 4:1)で処理して表題の化合物(11.64 g, 73%)を白色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.53-7.17 (m, 10H), 5.95 (q, J = 6.6 Hz, 0.5H), 5.94 (q, J = 6.6 Hz, 0.5H), 5.41 (s, 0.5H), 5.39 (s, 0.5H), 1.58 (d, J = 6.6 Hz, 1.5H), 1.51 (d, J = 6.6 Hz, 1.5H).
工程2; (S)-1-フェニルエチル(R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート(0.464 g, 1.45 mmol)/THF(8 mL)溶液に、トリエチルアミン(0.61 mL, 4.35 mmol)を添加し、続いてテトラブチルアンモニウムヨージド(0.215 g, 0.58 mmol)を添加した。該反応混合液を室温で5分間撹拌した後、4-メチル-4-ヒドロキシピペリジン(0.251 g, 2.18 mmol)/THF(2 mL)溶液を添加した。該混合液を室温で1時間撹拌した後、55-60℃(油浴温度)で4時間加熱した。冷却した反応混合液を、次いで、酢酸エチル(30 mL)で希釈し、洗浄し(H2O x2、食塩水)、乾燥させ(MgSO4)、濾過して濃縮した。該残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(0-60% 酢酸エチル-ヘキサン)により精製して、まず第一に表題の化合物の(S,R)-異性体(0.306 g, 60%)を白色の固形物として得て、次に対応する(S,S)-異性体(0.120 g, 23%)もまた白色の固形物として得た。(S,R)-異性体: 1HNMR (CD3OD) δ 7.51-7.45 (m, 2H), 7.41-7.25 (m, 8H), 5.85 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.05 (s, 1H), 2.56-2.45 (m, 2H), 2.41-2.29 (m, 2H), 1.71-1.49 (m, 4H), 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.18 (s, 3H). LCMS: C22H27NO3として計算;計算値: 353; 実測値: 354 (M+H)+. (S,S)-異性体: 1HNMR (CD3OD) δ 7.41-7.30 (m, 5H), 7.20-7.14 (m, 3H), 7.06-7.00 (m, 2H), 5.85 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.06 (s, 1H), 2.70-2.60 (m, 1H), 2.51 (dt, J = 6.6, 3.3 Hz, 1H), 2.44-2.31 (m, 2H), 1.75-1.65 (m, 1H), 1.65-1.54 (m, 3H), 1.50 d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.20 (s, 3H). LCMS: C22H27NO3として計算;計算値: 353; 実測値: 354 (M+H)+.
工程3; (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸: (S)-1-フェニルエチル(R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート(0.185 g, 0.52 mmol)/ジクロロメタン(3 mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(1 mL)を添加し、該混合液を室温で2時間撹拌した。続いて、揮発物を減圧除去し、該残渣を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 20 x 100mm; CH3CN-H2O-0.1% TFA)により精製して、表題の化合物(TFA塩として)を淡い青みがかった固形物として得た(0,128 g, 98%)。 LCMS: C14H19NO3として計算;計算値: 249; 実測値: 250 (M+H)+.
Cap-16
工程1: (S)-1-フェニルエチル 2-(2-フルオロフェニル)アセテート: CH
2Cl
2(100 mL)中の2-フルオロフェニル酢酸(5.45 g, 35.4 mmol)、(S)-1-フェニルエタノール(5.62 g, 46.0 mmol)、EDCI(8.82 g, 46.0 mmol)およびDMAP(0.561 g, 4.60 mmol)の混合液を、室温で12時間撹拌した。次いで、該溶媒を濃縮し、該残渣をH
2O-酢酸エチルで分配した。相を分離し、該水層を酢酸エチル(2x)で逆抽出した。有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-20% 酢酸エチル-ヘキサン)により精製して、表題の化合物を無色の油状物として得た(8.38 g, 92%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.32 - 7.23 (m, 7H), 7.10-7.04 (m, 2), 5.85 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.71 (s, 2H), 1.48 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
工程2; (R)-((S)-1-フェニルエチル)2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)アセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-(2-フルオロフェニル)アセテート(5.00 g, 19.4 mmol)/THF(1200 mL)溶液に、0℃で、DBU(6.19 g, 40.7 mmol)を添加し、該溶液を30分間撹拌しながら室温に昇温させた。次いで、該溶液を-78℃に冷却し、CBr4(13.5 g, 40.7 mmol)/THF(100 mL)溶液を添加し、該混合液を-10℃に昇温させて、この温度で2時間撹拌した。該反応混合液を飽和NH4Cl水溶液でクエンチし、層を分離した。該水層を酢酸エチル(2x)で逆抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H2O、食塩水)、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、減圧濃縮した。該残渣にピペリジン(5.73 mL, 58.1 mmol)を添加し、該溶液を室温で24時間撹拌した。次いで、揮発物を減圧濃縮し、該残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-30% ジエチルエーテル-ヘキサン)により精製して、未反応の出発物質(2.53 g, 51%)とともに、ジアステレオマーの純粋な混合物(1H NMRにより、2:1の比)を黄色の油状物として得た(2.07 g, 31%)。該ジアステレオマー混合物(Biotage/ 0-10% ジエチルエーテル-トルエン)をさらにクロマトグラフィーで処理して、表題の化合物を無色の油状物として得た(0.737 g, 11%)。 1HNMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.52 (ddd, J = 9.4, 7.6, 1.8 Hz, 1H), 7.33 - 7.40 (m, 1), 7.23 - 7.23 (m, 4H), 7.02 - 7.23 (m, 4H), 5.86 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.45 (s, 1H), 2.39 - 2.45 (m, 4H), 1.52 - 1.58 (m, 4H), 1.40 - 1.42 (m, 1H), 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: C21H24FNO2として計算;計算値: 341; 実測値: 342 (M+H)+.
工程3; (R)-2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)酢酸: エタノール(30 mL)中の(R)-((S)-1-フェニルエチル)2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)アセテート(0.737 g, 2.16 mmol)および20% Pd(OH)2/C(0.070 g)の混合液を、室温および大気圧(H2バルーン)で2時間、水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、減圧濃縮した。これにより、表題の化合物を無色の固形物として得た(0.503 g, 98%)。 1HNMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.65 (ddd, J = 9.1, 7.6, 1.5 Hz, 1H), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.21-7.30 (m, 2H), 3.07-3.13 (m, 4H), 1.84 (ブロードのs, 4H), 1.62 (ブロードのs, 2H). LCMS: C13H16FNO2として計算;計算値: 237; 実測値: 238 (M+H)+.
Cap-17
工程1: (S)-1-フェニルエチル(R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート(1.50 g, 4.70 mmol)/THF(25 mL)溶液に、トリエチルアミン(1.31 mL, 9.42 mmol)を添加し、続いてテトラブチルアンモニウムヨージド(0.347 g, 0.94 mmol)を添加した。該反応混合液を室温で5分間撹拌した後、4-フェニル-4-ヒドロキシピペリジン(1.00 g, 5.64 mmol)/THF(5 mL)溶液を添加した。該混合液を16時間撹拌した後、酢酸エチル(100 mL)で希釈し、洗浄し(H
2O x2、食塩水)、乾燥させ(MgSO
4)、濾過して濃縮した。該残渣をシリカゲルカラム(0-60% 酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、
1H NMRによる判定として約2:1のジアステレオマーの混合物を得た。超臨界流体クロマトグラフィー(Chiralcel OJ-H, 30 x 250mm; 35℃で、20%エタノール/CO
2)を用いてこれらの異性体の分離を行い、まず第一に表題の化合物の(R)-異性体(0.534 g, 27%)を黄色の油状物として得て、次に対応する(S)-異性体(0.271 g, 14%)もまた黄色の油状物として得た。(S,R)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.55-7.47 (m, 4H), 7.44-7.25 (m, 10H), 7.25-7.17 (m, 1H), 5.88 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.12 (s, 1H), 2.82-2.72 (m, 1H), 2.64 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.58-2.52 (m, 1H), 2.40 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.20 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 2.10 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 1.72-1.57 (m, 2H), 1.53 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: C
27H
29NO
3として計算;計算値: 415; 実測値: 416 (M+H)
+; (S,S)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.55-7.48 (m, 2H), 7.45-7.39 (m, 2H), 7.38-7.30 (m, 5H), 7.25-7.13 (m, 4H), 7.08-7.00 (m, 2H), 5.88 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.12 (s, 1H), 2.95-2.85 (m, 1H), 2.68 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.57-2.52 (m, 1H), 2.42 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.25 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 2.12 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 1.73 (dd, J = 13.6, 3.0 Hz, 1H), 1.64 (dd, J = 13.6, 3.0 Hz, 1H), 1.40 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: C
27H
29NO
3として計算;計算値: 415; 実測値: 416 (M+H)
+.
以下のエステルを、Cap-17の合成における工程1で用いているのと同様の方法で製造した。
中間体17b-17dに対する保持時間決定用キラルSFC条件
条件1
カラム: Chiralpak AD-H カラム, 4.6X250 mm, 5μm
溶媒: 0.1%DEAを含む90%CO2-10%メタノール
温度: 35℃
圧力: 150バール
流速: 2.0 mL/分
220 nmでUV測定
注入: 1.0 mg/3mL メタノール
条件2
カラム: Chiralcel OD-H カラム, 4.6X250 mm, 5μm
溶媒: 0.1%DEAを含む90%CO2-10%メタノール
温度: 35℃
圧力: 150バール
流速: 2.0 mL/分
220 nmでUV測定
注入: 1.0 mg/mLメタノール
Cap-17、工程2; (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸: (S)-1-フェニルエチル(R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート(0.350 g, 0.84 mmol)/ジクロロメタン(5 mL)溶液にトリフルオロ酢酸(1 mL)を添加し、該混合液を室温で2時間撹拌した。続いて、揮発物を減圧除去し、該残渣を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 20 x 100mm; CH3CN-H2O-0.1% TFA)により精製して、表題の化合物(TFA塩として)を白色の固形物として得た(0.230 g, 88%)。 LCMS: C19H21NO3として計算;計算値: 311; 実測値: 312 (M+H)+.
Cap 17a-17dについての保持時間決定用LCMS条件
条件1
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 4 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件2
カラム: Waters-Sunfire 4.6 X 50 mm S5
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件3
カラム: Phenomenex 10μ 3.0 X 50 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
Cap-18
工程1: (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-ブロモアセテート: 4-ピリジル酢酸エチル(1.00 g, 6.05 mmol)/乾燥THF(150 mL)溶液に、アルゴン下において0℃で、DBU(0.99 mL, 6.66 mmol)を添加した。該反応混合液を30分かけて室温に昇温させた後、-78℃に冷却した。この混合液にCBr
4(2.21 g, 6.66 mmol)を添加し、-78℃で2時間撹拌を続けた。次いで、該反応混合液を飽和NH
4Cl水溶液でクエンチし、相を分離した。該有機相を洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた黄色の油状物をすぐにフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 1:1)により精製して、表題の化合物(1.40 g, 95%)をやや不安定な黄色の油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.62 (dd, J = 4.6, 1.8 Hz, 2H), 7.45 (dd, J = 4.6, 1.8 Hz, 2H), 5.24 (s, 1H), 4.21-4.29 (m, 2H), 1.28 (t, J = 7.1 Hz, 3H). LCMS: C
9H
10BrNO
2として計算;計算値: 242, 244; 実測値: 243, 245 (M+H)
+.
工程2; (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート: (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-ブロモアセテート(1.40 g, 8.48 mmol)/DMF(10 mL)溶液に、室温で、ジメチルアミン(2M/THF, 8.5 mL, 17.0 mmol)を添加した。反応の完了後(tlcによる判定として)、揮発物を減圧除去し、該残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage, 40+M SiO2 カラム; 50%-100% 酢酸エチル-ヘキサン)により精製して、表題の化合物(0.539 g, 31%)を淡黄色の油状物として得た。 1HNMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.58 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 7.36 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.17 (m, 2H), 3.92 (s, 1H), 2.27 (s, 6H), 1.22 (t, J = 7.0 Hz). LCMS: C11H16N2O2として計算;計算値: 208; 実測値: 209 (M+H)+.
工程3; (R,S)-2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)酢酸: THF-メタノール-H2O (1:1:1, 6 mL)混合液中の(R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート(0.200 g, 0.960 mmol)溶液に、粉末のLiOH(0.120 g, 4.99 mmol)を室温で添加した。該溶液を3時間撹拌した後、1N HClを用いてpH6に酸性化した。該水相を酢酸エチルで洗浄し、その後凍結乾燥させて表題の化合物の二塩酸塩を黄色の固形物として得た(LiCl含有)。該生成物をそのまま、その後の工程に用いた。 1HNMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.49 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 7.34 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.56 (s, 1H), 2.21 (s, 6H).
以下の実施例を、実施例4に記載のメソッドを用いて同様の方法で製造した。
Cap-37
工程1: (R,S)-エチル 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)-アセテート: N,N-ジメチルアミノ酢酸エチル(0.462 g, 3.54 mmol)、K
3PO
4(1.90 g, 8.95 mmol)、Pd(t-Bu
3P)
2(0.090 g, 0.176 mmol)およびトルエン(10 mL)の混合液を、Ar気流バブルにより15分間脱気した。次いで、該反応混合液を100℃で12時間加熱し、その後室温に冷却してH
2Oに注ぎ入れた。該混合液を酢酸エチル(2x)で抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該残渣をまず逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-5 mM NH
4OAc)により精製し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 1:1)により精製して、表題の化合物(0.128 g, 17%)をオレンジ色の油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.03-8.01 (m, 2H), 7.77 (ddd, J = 8.3, 6.8, 1.5 Hz, 1H), 7.62 (ddd, J = 8.3, 6.8, 1.5 Hz, 1H), 4.35 (s, 1H), 4.13 (m, 2H), 2.22 (s, 6H), 1.15 (t, J = 7.0 Hz, 3H). LCMS: C
15H
18N
2O
2として計算;計算値: 258; 実測値: 259 (M+H)
+.
工程2; (R,S) 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)酢酸: (R,S)-エチル 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート(0.122 g, 0.472 mmol)および6M HCl(3 mL)の混合液を、100℃で12時間加熱した。該溶媒を減圧除去して、表題の化合物の二塩酸塩(0.169 g, >100%)を淡黄色の泡状物質として得た。該未精製の物質をさらなる精製は行わずにその後の工程に用いた。LCMS: C13H14N2O2として計算;計算値: 230; 実測値: 231 (M+H)+.
Cap-38
工程1: (R)-((S)-1-フェニルエチル)2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸および(S)-((S)-1-フェニルエチル)2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸: CH
2Cl
2(40 mL)中の(RS)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸(2.60 g, 13.19 mmol)、DMAP(0.209 g, 1.71 mmol)および(S)-1-フェニルエタノール(2.09 g, 17.15 mmol)の混合液にEDCI(3.29 g, 17.15 mmol)を添加し、該混合液を室温で12時間撹拌した。その後、該溶媒を減圧除去し、該残渣を酢酸エチル-H
2Oで分配した。層を分離し、該水層を酢酸エチル(2x)で逆抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-50% ジエチルエーテル-ヘキサン)により精製した。得られた純粋なジアステレオマー混合物を、次いで、逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)により分離し、まず第一に(S)-1-フェネチル(R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテート(0.501 g, 13%)、次に(S)-1-フェネチル(S)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)-アセテート(0.727 g. 18%)を、両者ともそれらのTFA塩として得た。(S,R)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.65 - 7.70 (m, 1H), 7.55-7.60 (ddd, J = 9.4, 8.1, 1.5 Hz, 1H), 7.36-7.41 (m, 2H), 7.28-7.34 (m, 5H), 6.04 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 5.60 (s, 1H), 2.84 (s, 6H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: C
18H
20FNO
2として計算;計算値: 301; 実測値: 302 (M+H)
+; (S,S)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.58-7.63 (m, 1H), 7.18-7.31 (m, 6H), 7.00 (dd, J = 8.5, 1.5 Hz, 2H), 6.02 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 5.60 (s, 1H), 2.88 (s, 6H), 1.54 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: C
18H
20FNO
2として計算;計算値: 301; 実測値: 302 (M+H)
+.
工程2; (R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸: エタノール(30 mL)中の(R)-((S)-1-フェニルエチル)2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテートTFA塩(1.25 g, 3.01 mmol)および20% Pd(OH)2/C(0.125 g)の混合液を、室温および大気圧(H2バルーン)で4時間水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、減圧濃縮した。これにより表題の化合物を無色の固形物として得た(0.503 g, 98%)。 1HNMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53-7.63 (m, 2H), 7.33-7.38 (m, 2H), 5.36 (s, 1H), 2.86 (s, 6H). LCMS: C10H12FNO2として計算;計算値: 197; 実測値: 198 (M+H)+.
該S-異性体は、同様の方法で、(S)-((S)-1-フェニルエチル)2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテートTFA塩から得られた。
Cap-39
(R)-(2-クロロフェニル)グリシン(0.300 g, 1.62 mmol)、ホルムアルデヒド(35%水溶液, 0.80 mL, 3.23 mmol)および20% Pd(OH)
2/C(0.050 g)の混合液を室温および大気圧(H
2バルーン)で4時間水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))により濾過して、減圧濃縮した。該残渣を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)により精製して、表題の化合物(R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-クロロフェニル)酢酸のTFA塩を無色の油状物として得た(0.290 g, 55%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.59-7.65 (m, 2H), 7.45-7.53 (m, 2H), 5.40 (s, 1H), 2.87 (s, 6H). LCMS: C
10H
12ClNO
2として計算;計算値: 213, 215; 実測値: 214, 216 (M+H)
+.
Cap-40
氷冷したH
2O(5.5 mL)中の(R)-(2-クロロフェニル)グリシン(1.00 g, 5.38 mmol)およびNaOH(0.862 g, 21.6 mmol)の溶液に、クロロギ酸メチル(1.00 mL, 13.5 mmol)を滴下した。該混合液を0℃で1時間撹拌した後、濃HCl(2.5 mL)の添加により酸性化した。該混合液を酢酸エチル(2x)で抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮して表題の化合物(R)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-(2-クロロフェニル)酢酸を黄-オレンジ色の泡状物質として得た(1.31 g, 96%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.39 - 7.43 (m, 2H), 7.29 - 7.31 (m, 2H), 5.69 (s, 1H), 3.65 (s, 3H). LCMS: C
10H
10ClNO
4として計算;計算値: 243, 245; 実測値: 244, 246 (M+H)
+.
Cap-41
2-(2-(クロロメチル)フェニル)酢酸(2.00 g, 10.8 mmol)/THF(20 mL)懸濁液にモルホリン(1.89 g, 21.7 mmol)を添加し、該溶液を室温で3時間撹拌した。次いで、該反応混合液を酢酸エチルで希釈し、H
2O(2x)で抽出した。該水相を凍結乾燥させて、該残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-10% メタノール-CH
2Cl
2)により精製して、表題の化合物2-(2-(モルホリノメチル)フェニル)酢酸を無色の固形物として得た(2.22 g, 87%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.37-7.44 (m, 3H), 7.29-7.33 (m, 1H), 4.24 (s, 2H), 3.83 (ブロードのs, 4H), 3.68 (s, 2H), 3.14 (ブロードのs, 4H). LCMS: C
13H
17NO
3として計算;計算値: 235; 実測値: 236 (M+H)
+.
以下の実施例をCap-41に記載の方法を用いて同様に製造した。
Cap-45
HMDS(1.85 mL, 8.77 mmol)を(R)-2-アミノ-2-フェニル酢酸 p-トルエンスルホネート(2.83 g, 8.77 mmol)/CH
2Cl
2(10 mL)懸濁液に添加し、該混合液を室温で30分間撹拌した。メチルイソシアナート(0.5 g, 8.77 mmol)を一度に添加し、30分間撹拌を続けた。該反応液をH
2O(5 mL)の添加によりクエンチし、得られた沈殿物を濾過し、H
2Oおよびn-ヘキサンで洗浄し、減圧乾燥させた。(R)-2-(3-メチルウレイド)-2-フェニル酢酸(1.5 g; 82 %)を白色の固形物として回収し、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.54 (d, J=4.88 Hz, 3H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 5.95 (q, J=4.48 Hz, 1H) 6.66 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H) 12.67 (s, 1H). LCMS: C
10H
12N
2O
3として計算;計算値 208.08 実測値 209.121 (M+H)
+; HPLC Phenomenex C-18 3.0 × 46 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1%TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1%TFA, 保持時間=1.38分, 90% 均一性指数.
Cap-46
Cap-45に記載の方法に従って目的の生成物を製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.96 (t, J=7.17 Hz, 3H) 2.94 - 3.05 (m, 2H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 6.05 (t, J=5.19 Hz, 1H) 6.60 (d, J=7.63 Hz, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H) 12.68 (s, 1H). LCMS: C
11H
14N
2O
3として計算;計算値 222.10 実測値 209.121 (M+H)
+.
HPLC XTERRA C-18 3.0 × 506 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間=0.87分, 90% 均一性指数.
Cap-47
工程1: (R)-tert-ブチル 2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテート: 撹拌した、DMF(40 mL)中の(R)-tert-ブチル-2-アミノ-2-フェニルアセテート(1.0 g, 4.10 mmol)およびヒューニッヒ塩基(Hunig's base)(1.79 mL, 10.25 mmol)の溶液に、ジメチルカルバモイルクロリド(0.38 mL, 4.18 mmol)を10分かけて滴下した。室温で3時間撹拌した後、該反応液を減圧下で濃縮し、得られた残渣を酢酸エチルに溶解させた。該有機層をH
2O、1N HCl水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。(R)-tert-ブチル 2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテートを白色の固形物として得て(0.86 g; 75%)、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.33 (s, 9H) 2.82 (s, 6H) 5.17 (d, J=7.63 Hz, 1H) 6.55 (d, J=7.32 Hz, 1H) 7.24 - 7.41 (m, 5H). LCMS: C
15H
22N
2O
3として計算;計算値 278.16 実測値 279.23 (M+H)
+; HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.26 分, 97% 均一性指数.
工程2; (R)-2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニル酢酸: 撹拌した(R)-tert-ブチル 2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテート(0.86 g, 3.10 mmol)/CH2Cl2(250 mL)溶液に、TFA(15 mL)を滴下し、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。その後、目的の化合物をEtOAC:ヘキサン(5:20)の混合液により溶液から沈降させ、濾過して取り、減圧下で乾燥させた。(R)-2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニル酢酸を白色の固形物として単離し(0.59g, 86%)、さらなる精製は行わずに用いた。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 2.82 (s, 6H) 5.22 (d, J=7.32 Hz, 1H) 6.58 (d, J=7.32 Hz, 1H) 7.28 (t, J=7.17 Hz, 1H) 7.33 (t, J=7.32 Hz, 2H) 7.38 - 7.43 (m, 2H) 12.65 (s, 1H). LCMS: C11H14N2O3として計算;計算値: 222.24; 実測値: 223.21 (M+H)+. HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H3PO4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H3PO4, 保持時間= 0.75 分, 93% 均一性指数.
Cap-48
工程1: (R)-tert-ブチル 2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテート: 撹拌した、DMF(15 mL)中の(R)-2-アミノ-2-フェニル酢酸塩酸塩(1.0 g, 4.10 mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.0 mL, 6.15 mmol)の溶液に、イソシアン酸シクロペンチル(0.46 mL, 4.10 mmol)を10分かけて滴下した。室温で3時間撹拌した後、該反応液を減圧下で濃縮し、得られた残基を酢酸エチルに溶解させた。該有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。(R)-tert-ブチル 2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテートを不透明な油状物として得て(1.32 g; 100 %)、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, CD
3Cl-D) δ ppm 1.50 - 1.57 (m, 2H) 1.58 - 1.66 (m, 2H) 1.87 - 1.97 (m, 2H) 3.89 - 3.98 (m, 1H) 5.37 (s, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H). LCMS: C
18H
26N
2O
3として計算;計算値 318.19 実測値 319.21 (M+H)
+; HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.82 分, 96% 均一性指数.
工程2; (R)-2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニル酢酸: 撹拌した(R)-tert-ブチル 2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテート(1.31 g, 4.10 mmol)/CH2Cl2(25 mL)溶液に、TFA(4 mL)およびトリエチルシラン(1.64 mL; 10.3 mmol)を滴下し、得られた溶液を室温で6時間撹拌した。揮発性成分を減圧下で除去し、該粗生成物を酢酸エチル/ペンタン中で再結晶化させて、(R)-2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニル酢酸を白色の固形物として得た(0.69 g, 64%)。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.17 - 1.35 (m, 2H) 1.42 - 1.52 (m, 2H) 1.53 - 1.64 (m, 2H) 1.67 - 1.80 (m, 2H) 3.75 - 3.89 (m, 1H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 6.12 (d, J=7.32 Hz, 1H) 6.48 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.24 - 7.40 (m, 5H) 12.73 (s, 1H). LCMS: C14H18N2O3として計算;計算値: 262.31; 実測値: 263.15 (M+H)+. HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H3PO4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H3PO4, 保持時間= 1.24 分, 100% 均一性指数.
Cap-49
撹拌した2-(ベンジルアミノ)酢酸(2.0 g, 12.1 mmol)/ギ酸(91 mL)溶液に、ホルムアルデヒド(6.94 mL, 93.2 mmol)を添加した。70℃で5時間後、該反応混合液を減圧下で20 mLに濃縮し、白色の固形物を沈殿させた。濾過の後、該母液を集めて、さらに減圧下で濃縮して粗生成物を得た。逆相プレパラティブHPLC(Xterra 30 X 100 mm, 220 nmで検出, 流速35 mL/分, 8分かけて0から35%B; A= 90%水, 10%メタノール, 0.1%TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1%TFA)により精製して、TFA塩としての表題の化合物2-(ベンジル(メチル)-アミノ)酢酸(723 mg, 33%)を無色のろう状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.75 (s, 3H) 4.04 (s, 2H) 4.34 (s, 2H) 7.29 - 7.68 (m, 5H). LCMS: C
10H
13NO
2として計算;計算値: 179.22; 実測値: 180.20 (M+H)
+.
Cap-50
撹拌した3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタン酸(0.50 g, 3.81 mmol)/水(30 mL)溶液に、K
2CO
3(2.63 g, 19.1 mmol)および塩化ベンジル(1.32 g, 11.4 mmol)を添加した。該反応混合液を周囲温度で18時間撹拌した。該反応混合液を酢酸エチル(30 mL x 2)で抽出し、該水層を減圧下で濃縮して粗生成物を得て、逆相プレパラティブHPLC(Xterra 30 x 100mm, 220 nmで検出, 流速40 mL/分, 6分かけて20から80%B; A= 90%水, 10%メタノール, 0.1%TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1%TFA)により精製して、2-(ベンジル(メチル)アミノ)-3-メチルブタン酸, TFA塩(126 mg, 19%)を無色のろう状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.98 (d, 3H) 1.07 (d, 3H) 2.33 - 2.48 (m, 1H) 2.54 - 2.78 (m, 3H) 3.69 (s, 1H) 4.24 (s, 2H) 7.29 - 7.65 (m, 5H). LCMS: C
13H
19NO
2として計算;計算値: 221.30; 実測値: 222.28 (M+H)
+.
Cap-51
Na
2CO
3(1.83g, 17.2 mmol)をL-バリン(3.9 g, 33.29 mmol)のNaOH(33 mLの1M/H
2O, 33 mmol)溶液に添加し、得られた溶液を氷-水浴で冷却した。クロロギ酸メチル(2.8 mL, 36.1 mmol)を15分かけて滴下し、該冷却浴を取り外して、該反応混合液を周囲温度で3.25時間撹拌した。該反応混合液をエーテル(50 mL, 3x)で洗浄し、該水相を氷-水浴で冷却して濃HClでpH1-2の範囲に酸性化し、CH
2Cl
2(50 mL, 3x)で抽出した。該有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮してCap-51を白色の固形物として得た(6 g)。主要な回転異性体についての
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): 12.54 (s, 1H), 7.33 (d, J = 8.6, 1H), 3.84 (dd, J = 8.4, 6.0, 1H), 3.54 (s, 3H), 2.03 (m, 1H), 0.87 (m, 6H). HRMS: [M+H]
+ C
7H
14NO
4として計算;計算値: 176.0923; 実測値 176.0922
Cap-52
Cap-52は、Cap-51の合成について記載した方法に従って、L-アラニンから合成した。キャラクタライズを目的として、粗物質の一部を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製して、Cap-52を無色の粘稠性の油状物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): 12.49 (ブロードのs, 1H), 7.43 (d, J = 7.3, 0.88H), 7.09 (見かけ上のブロードのs, 0.12H), 3.97 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 1.25 (d, J = 7.3, 3H).
Cap-53から-64は、Cap-51の合成に記載した方法に従って、もしあれば記載の改変法を用いて、適当な出発物質から製造した。
Cap-65
冷却(氷-水)した、Na
2CO
3(0.449 g, 4.23 mmol)、NaOH(8.2 mLの1M/H
2O, 8.2 mmol)および(S)-3-ヒドロキシ-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-メチルブタン酸(1.04 g, 7.81 mmol)の混合液に、クロロギ酸メチル(0.65 mL, 8.39 mmol)を5分かけて滴下した。該反応混合液を45分間撹拌した後、該冷却浴を取り外し、さらに3.75時間撹拌を続けた。該反応混合液をCH
2Cl
2で洗浄し、該水相を氷-水浴で冷却して濃HClでpH1-2の範囲に酸性化した。該揮発性成分を減圧除去して、該残渣をMeOH/CH
2Cl
2の2:1混合液(15 mL)に溶解させて濾過し、該濾液をロータリーエバポレーターで処理して(rotervaped)、Cap-65を白色の半-粘稠性の泡状物質として得た(1.236 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 6.94 (d, J = 8.5, 0.9 H), 6.53 (ブロードのs, 0.1H), 3.89 (d, J = 8.8, 1H), 2.94 (s, 3H), 1.15 (s, 3H), 1.13 (s, 3H).
Cap-66および-67は、Cap-65の合成に記載した方法を用いて、適当な市販の出発物質から製造した。
Cap-66
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.58 (ブロードのs, 1H), 7.07 (d, J = 8.3, 0.13H), 6.81 (d, J = 8.8, 0.67H), 4.10-4.02 (m, 1.15H), 3.91 (dd, J = 9.1, 3.5, 0.85H), 3.56 (s, 3H), 1.09 (d, J = 6.2, 3H). [注: NHの主要なシグナルのみを記載した].
Cap-67
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.51 (ブロードのs, 1H), 7.25 (d, J = 8.4, 0.75H), 7.12 (ブロードのd, J = 0.4, 0.05H), 6.86 (ブロードのs, 0.08H), 3.95-3.85 (m, 2H), 3.54 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.3, 3H). [注: NHの主要なシグナルのみを記載した]
Cap-68
クロロギ酸メチル(0.38 ml, 4.9 mmol)を、1N NaOH(水溶液)(9.0 ml, 9.0 mmol)、1M NaHCO
3(水溶液)(9.0 ml, 9.0 mol)、L-アスパラギン酸β-ベンジルエステル(1.0 g, 4.5 mmol)およびジオキサン(9 ml)の混合液に滴下した。該反応混合液を周囲条件で3時間撹拌した後、酢酸エチル(50 ml, 3x)で洗浄した。該水層を12N HClでpH〜1-2に酸性化し、酢酸エチル(3 x 50 ml)で抽出した。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮してCap-68を淡黄色の油状物として得た(1.37g; 量は上記の理論的収量であり、該生成物をさらなる精製は行わずに用いた)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 12.88 (ブロードのs, 1H), 7.55 (d, J = 8.5, 1H), 7.40-7.32 (m, 5H), 5.13 (d, J = 12.8, 1H), 5.10 (d, J = 12.9, 1H), 4.42-4.38 (m, 1H), 3.55 (s, 3H), 2.87 (dd, J = 16.2, 5.5, 1H), 2.71 (dd, J =16.2, 8.3, 1H). LC (条件 2): 保持時間= 1.90 分; LC/MS: [M+H]
+ C
13H
16NO
6として計算;計算値: 282.10; 実測値 282.12.
Cap-69aおよび-69b
冷却した(〜15℃)、アラニン(1.338 g, 15.0 mmol)の水(17 mL)/MeOH(10 mL)溶液に、NaCNBH
3(2.416 g, 36.5 mmol)を何回かに分けて添加した。数分後、アセトアルデヒド(4.0 mL, 71.3 mmol)を4分かけて滴下して、該冷却浴を取り外し、該反応混合液を周囲条件で6時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド(4.0 mL)を添加し、該反応液を2時間撹拌した。該反応混合液に、pHが〜1.5に達するまで濃HClをゆっくりと添加し、得られた混合液を40℃で1時間加熱した。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、該残渣をDowex(登録商標)50WX8-100 イオン交換樹脂(カラムを水洗し、該化合物を18 mlのNH
4OHと282 mlの水を混合して調製した希NH
4OHで溶出した)で精製して、Cap-69(2.0 g)をオフホワイト色の柔らかい吸湿性の固形物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 3.44 (q, J = 7.1, 1H), 2.99-2.90 (m, 2H), 2.89-2.80 (m, 2H), 1.23 (d, J = 7.1, 3H), 1.13 (t, J = 7.3, 6H).
Cap-70から-74は、Cap-69の合成に記載の方法に従って、適当な出発物質を用いることにより製造した。
Cap-75
Cap-75, 工程a
冷却した(氷/水浴)、H-D-Ser-OBzl HCl(2.0 g, 8.6 mmol)の水(25 ml)/メタノール(15 ml)溶液に、NaBH
3CN(1.6 g, 25.5 mmol)を添加した。アセトアルデヒド(1.5 ml, 12.5 mmol)を5分かけて滴下し、該冷却浴を取り外し、該反応混合液を周囲条件で2時間撹拌した。該反応液を12N HClで慎重にクエンチし、減圧濃縮した。該残渣を水に溶解させ、逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)で精製して、(R)-ベンジル 2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパノエートのTFA塩を無色の粘稠性の油状物として得た(1.9g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 9.73 (ブロードのs, 1H), 7.52-7.36 (m, 5H), 5.32 (d, J = 12.2, 1H), 5.27 (d, J = 12.5, 1H), 4.54-4.32 (m, 1H), 4.05-3.97 (m, 2H), 3.43-3.21 (m, 4H), 1.23 (t, J = 7.2, 6H). LC/MS (条件 2): 保持時間= 1.38 分; LC/MS: [M+H]
+ C
14H
22NO
3として計算;計算値: 252.16; 実測値 252.19.
Cap-75
冷却した(氷-水)、上記で製造したTFA塩(R)-ベンジル 2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパノエート(0.3019 g, 0.8264 mmol)のTHF(3.0 mL)溶液に、NaH(0.0727 g, 1.82 mmol, 60%)を添加し、該混合液を15分間撹拌した。ヨウ化メチル(56 μL, 0.90 mmol)を添加し、該浴を周囲条件に緩和しながら18時間撹拌を続けた。該反応液を水でクエンチし、MeOHで予めコンディショニングしたMCX(6 g)カートリッジにロードし、メタノールで洗浄した後、2N NH3/メタノールで化合物を溶出した。揮発性成分を減圧除去して、(R)-2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパン酸が混入したCap-75を、黄色の半-固形物として得た(100 mg)。該生成物をさらなる精製は行わずにそのまま用いた。
Cap-76
冷却した(〜15℃)、(S)-4-アミノ-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ブタン酸(2.17 g, 9.94 mmol)の水/MeOH(各12 mL)溶液に、NaCNBH
3(1.60 g, 24.2 mmol)を何回かに分けて添加した。数分後、アセトアルデヒド(2.7 mL, 48.1 mmol)を2分かけて滴下し、該冷却浴を取り外し、該反応混合液を周囲条件で3.5時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド(2.7 mL, 48.1 mmol)を添加し、該反応液を20.5時間撹拌した。ほとんどのMeOH成分を減圧除去し、残った混合液をそのpHが〜1.0に達するまで濃HClで処理し、次いで40℃で2時間加熱した。該揮発性成分を減圧除去し、該残渣を4 M HCl/ジオキサン(20 mL)で処理して、周囲条件で7.5時間撹拌した。該揮発性成分を減圧除去し、該残渣をDowex(登録商標)50WX8-100 イオン交換樹脂(カラムを水洗し、18 mlのNH
4OHと282 mlの水から調製した希NH
4OHで化合物を溶出した)で精製して、中間体(S)-2-アミノ-4-(ジエチルアミノ)ブタン酸をオフホワイト色の固形物として得た(1.73 g)。
冷却した(氷-水)、Na2CO3(0.243 g, 2.29 mmol)、NaOH(4.6 mLの1M/H2O, 4.6 mmol)および上記生成物(802.4 mg)の混合液に、クロロギ酸メチル(0.36 mL, 4.65 mmol)を11分かけて滴下した。該反応混合液を55分間撹拌した後、該冷却浴を取り外し、さらに5.25時間撹拌を続けた。該反応混合液を等量の水で希釈し、CH2Cl2(30 mL, 2x)で洗浄し、該水相を氷-水浴で冷却して、濃HClでpH2の範囲まで酸性化した。次いで、該揮発性成分を減圧除去し、該粗物質を、MCX樹脂(6.0g;カラムを水洗し、サンプルを2.0 M NH3/MeOHで溶出した)で遊離-塩基にして、純粋でないCap-76をオフホワイト色の固形物として得た(704 mg)。 1H NMR (MeOH-d4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz): δ 3.99 (dd, J = 7.5, 4.7, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.25-3.06 (m, 6H), 2.18-2.09 (m, 1H), 2.04-1.96 (m, 1H), 1.28 (t, J = 7.3, 6H). LC/MS: [M+H]+ C10H21N2O4として計算;計算値: 233.15; 実測値 233.24.
Cap-77aおよび-77b
Cap-7について記載の方法に従って、SN
2置換工程に7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを用いることにより、および以下の条件を用いて中間体2-(7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-イル)-2-フェニル酢酸ベンジルのエナンチオマー分離を達成することにより、Cap-77の合成を行った: 該中間体(303.7 mg)をエタノールに溶解させ、得られた溶液を、キラルHPLCカラム(Chiracel AD-Hカラム, 30 x 250 mm, 5 μm)に注入し、70 mL/分および温度35℃で、90%CO
2-10%EtOHを用いて溶出し、124.5 mgのエナンチオマー-1および133.8 mgのエナンチオマー-2を得た。これらのベンジルエステルをCap-7の製造に従って水素化分解して、Cap-77を得た:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.55 (m, 2H), 7.38-7.30 (m, 3H), 4.16 (s, 1H), 3.54 (見かけ上のブロードのs, 2H), 2.08-1.88 (m, 4 H), 1.57-1.46 (m, 4H). LC (条件1): 保持時間= 0.67 分; LC/MS: [M+H]
+ C
14H
18BrNO
2として計算;計算値: 232.13; 実測値 232.18. HRMS: [M+H]
+ C
14H
18BrNO
2として計算;計算値: 232.1338; 実測値 232.1340.
Cap-78
MeOH(10 mL)中の(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸のHCl塩(Cap-3の合成における中間体; 0.9923 mg, 4.60 mmol)および(1-エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(1.640 g, 9.40 mmol)の混合液に、NaCNBH
3(0.5828 g, 9.27 mmol)を添加し、該半-不均一な混合液を油浴により50℃で20時間加熱した。さらなる(1-エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(150 mg, 0.86 mmol)およびNaCNBH
3(52 mg, 0.827 mmol)を添加し、該反応混合液をさらに3.5時間加熱した。その後、周囲温度に冷却して、濃HClを用いて〜pH2の範囲まで酸性化し、該混合液を濾過して該濾液をロータリーエバポレーターで処理した。得られた粗物質をi-PrOH(6 mL)に溶解させ、加熱して溶解を効率よくし、溶解しなかった部分を濾過により除去して、該濾液を減圧濃縮した。得られた粗物質の約1/3を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)で精製して、Cap-78のTFA塩を無色の粘稠性の油状物として得た(353 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz; D
2O交換後): δ 7.56-7.49 (m, 5H), 5.35 (S, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.06 (見かけ上のブロードのs, 1H), 2.66 (m, 1H), 1.26 (t, J = 7.3, 3H), 0.92 (m, 1H), 0.83-0.44 (m, 3H). LC (条件1): 保持時間= 0.64 分; LC/MS: [M+H]
+ C
13H
18NO
2として計算;計算値: 220.13; 実測値 220.21. HRMS: [M+H]
+ C
13H
18NO
2として計算;計算値: 220.1338; 実測値 220.1343.
Cap-79
冷却した(-78℃)Cap-55(369 mg, 2.13 mmol)のCH
2Cl
2(5.0 mL)溶液に、オゾンを、該反応混合液が淡い青色になるまで約50分バブルした。Me
2S(10ピペット滴)を添加し、該反応混合液を35分間撹拌した。-78℃浴を-10℃浴に置き換えてさらに30分撹拌を続けた後、該揮発性成分を減圧除去して無色の粘稠性の油状物を得た。
NaBH3CN(149 mg, 2.25 mmol)を上記粗物質およびモルホリン(500 μL, 5.72 mmol)のMeOH(5.0 mL)溶液に添加し、該混合液を周囲条件で4時間撹拌した。氷-水温度に冷却し、濃HClで処理してそのpHを〜2.0にした後、2.5時間撹拌した。該揮発性成分を減圧除去し、該残渣をMCX樹脂(MeOH洗浄; 2.0 N NH3/MeOH溶出)と逆相HPLC(H2O/MeOH/TFA)の組み合わせで精製して、未知の量のモルホリンを含むCap-79を得た。
モルホリン混入を消滅させるために、上記の物質をCH2Cl2(1.5 mL)に溶解させてEt3N(0.27 mL, 1.94 mmol)で処理した後、無水酢酸(0.10 mL, 1.06 mmol)で処理し、周囲条件で18時間撹拌した。THF(1.0 mL)およびH2O(0.5 mL)を添加して1.5時間撹拌を続けた。該揮発性成分を減圧除去して、得られた残渣をMCX樹脂(MeOH洗浄; 2.0 N NH3/MeOH溶出)に通し、純粋でないCap-79を茶色の粘稠性の油状物として得て、それをさらなる精製は行わずに次の工程に用いた。
Cap-80aおよび-80b
冷却した(氷-水)、(S)-3-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-4-オキソブタン酸(10.04g, 44.98 mmol)およびMeOH(300 mL)の混合液に、SOCl
2(6.60 mL, 90.5 mmol)を15分かけて滴下し、該冷却浴を取り外して、該反応混合液を周囲条件で29時間撹拌した。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、該残渣をEtOAc(150 mL)と飽和NaHCO
3溶液間に慎重に分配した。該水相をEtOAc(150 mL, 2x)で抽出して、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して(S)-1-ベンジル 4-メチル 2-アミノスクシネートを無色の油状物として得た(9.706g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.40-7.32 (m, 5H), 5.11 (s, 2H), 3.72 (見かけ上のt, J = 6.6, 1H), 3.55 (s, 3H), 2.68 (dd, J = 15.9, 6.3, 1H), 2.58 (dd, J = 15.9, 6.8, 1H), 1.96 (s, 2H). LC (条件1): 保持時間= 0.90 分; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
16NO
4として計算;計算値: 238.11; 実測値 238.22.
(S)-1-ベンジル 4-メチル 2-アミノスクシネート(4.50 g, 19.0 mmol)、9-ブロモ-9-フェニル-9H-フルオレン(6.44 g, 20.0 mmol)およびEt3N(3.0 mL, 21.5 mmol)のCH2Cl2(80 mL)溶液に、Pb(NO3)2(6.06 g, 18.3 mmol)を1分かけて添加し、該不均一な混合液を周囲条件で48時間撹拌した。該混合液を濾過し、該濾液をMgSO4で処理して再度濾過し、最終的な濾液を濃縮した。得られた粗物質をBiotage精製(350 g シリカゲル, CH2Cl2溶出)で処理して、(S)-1-ベンジル 4-メチル 2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネートを高い粘稠性の無色の油状物として得た(7.93 g)。 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.82 (m, 2H), 7.39-7.13 (m, 16H), 4.71 (d, J = 12.4, 1H), 4.51 (d, J = 12.6, 1H), 3.78 (d, J = 9.1, NH), 3.50 (s, 3H), 2.99 (m, 1H), 2.50-2.41 (m, 2H, 溶媒と部分的に重複). LC (条件1): 保持時間= 2.16 分; LC/MS: [M+H]+ C31H28NO4として計算;計算値: 478.20; 実測値 478.19.
冷却した(-78℃)、(S)-1-ベンジル 4-メチル 2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネート(3.907 g, 8.18 mmol)のTHF(50 mL)溶液に、LiHMDS(9.2 mLの1.0 M/THF, 9.2 mmol)を10分かけて滴下し、〜1時間撹拌した。MeI(0.57 mL, 9.2 mmol)を8分かけて該混合液に滴下し、冷却浴を室温に緩和しながら16.5時間撹拌を続けた。飽和NH4Cl溶液(5 mL)でクエンチした後、ほとんどの有機成分を減圧除去し、該残渣をCH2Cl2(100 mL)と水(40 mL)間に分配した。該有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮し、得られた粗物質をBiotage(350 g シリカゲル; 25% EtOAc/ヘキサン)で精製して、〜1.0:0.65の比(1H NMR)の、3.65 gの1-ベンジル 4-メチル 3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネートの2S/3Sおよび2S/3Rジアステレオマー混合物を得た。主要な異性体の立体化学はこの時点では決定せず、該混合液を分離せずに次の工程に用いた。部分的な 1H NMR データ (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 主要なジアステレオマー, δ 4.39 (d, J = 12.3, CH2の1H), 3.33 (s, 3H, H2Oシグナルと重複), 3.50 (d, J = 10.9, NH), 1.13 (d, J = 7.1, 3H); 少量のジアステレオマー, δ 4.27 (d, J =12.3, CH2の1H), 3.76 (d, J = 10.9, NH), 3.64 (s, 3H), 0.77 (d, J = 7.0, 3H). LC (条件1): 保持時間= 2.19 分; LC/MS: [M+H]+ C32H30NO4として計算;計算値: 492.22; 実測値 492.15.
冷却した(-78℃)、上記で製造した(2S)-1-ベンジル 4-メチル 3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネート(3.37 g, 6.86 mmol)のTHF(120 mL)溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(20.57 mlの1.0 M/ヘキサン, 20.57 mmol)を10分かけて滴下し、-78℃で20時間撹拌した。該反応混合液を冷却浴から取り外し、〜1M H3PO4/H2O(250 mL)に撹拌しながら迅速に注ぎ入れ、該混合液をエーテル(100 mL, 2x)で抽出した。有機相を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過して減圧濃縮した。該粗物質のシリカゲルメッシュを調製し、クロマトグラフィー(25% EtOAc/ヘキサン; 重力溶出)で処理して、ベンジルアルコールが混入した1.1 gの(2S,3S)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを無色の粘稠性の油状物として、および(2S,3R)立体異性体を含む純粋でない(2S,3R)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを得た。後者のサンプルを、同一のカラムクロマトグラフィー精製条件で再処理して、750 mgの精製物質を白色の泡状物質として得た。[注:上記条件下において、該(2S, 3S)異性体を溶出した後、該(2S,3R)異性体を溶出した]。(2S, 3S)異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.81 (m, 2H), 7.39-7.08 (m, 16H), 4.67 (d, J = 12.3, 1H), 4.43 (d, J = 12.4, 1H), 4.21 (見かけ上のt, J = 5.2, OH), 3.22 (d, J = 10.1, NH), 3.17 (m, 1H), 3.08 (m, 1H), 〜2.5 (m, 1H, 溶媒シグナルと重複), 1.58 (m, 1H), 0.88 (d, J = 6.8, 3H). LC (条件1): 保持時間= 2.00 分; LC/MS: [M+H]+ C31H30NO3として計算;計算値: 464.45; 実測値 464.22. (2S, 3R)異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.81 (d, J = 7.5, 2H), 7.39-7.10 (m, 16H), 4.63 (d, J= 12.1, 1H), 4.50 (見かけ上のt, J = 4.9, 1H), 4.32 (d, J = 12.1, 1H), 3.59-3.53 (m, 2H), 3.23 (m, 1H), 2.44 (dd, J = 9.0, 8.3, 1H), 1.70 (m, 1H), 0.57 (d, J = 6.8, 3H). LC (条件1): 保持時間= 1.92 分; LC/MS: [M+H]+ C31H30NO3として計算;計算値: 464.45; 実測値 464.52.
以下の方法を用いることにより各異性体から製造したラクトン誘導体で実施されたNOE研究に基づいて、DIBAL-還元生成物の相対的立体化学の帰属(relative stereochemical assignment)を行った: 冷却した(氷-水)、(2S,3S)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(62.7 mg, 0.135 mmol)のTHF(2.0 mL)溶液に、LiHMDS(50 μLの1.0 M/THF, 0.05 mmol)を添加し、該反応混合液を同様の温度で〜2時間撹拌した。該揮発性成分を減圧除去して、該残渣をCH2Cl2(30 mL)、水(20 mL)と飽和NH4Cl水溶液(1 mL)との間に分配した。該有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮し、得られた粗物質をBiotage精製(40 g シリカゲル; 10-15% EtOAc/ヘキサン)で処理して(3S,4S)-4-メチル-3-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを無色のフィルム状固形物として得た(28.1 mg)。(2S,3R)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを、(3S,4R)-4-メチル-3-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンと同様に合成した。(3S,4S)-ラクトン異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.83 (d, J = 7.5, 2H), 7.46-7.17 (m, 11H), 4.14 (見かけ上のt, J = 8.3, 1H), 3.60 (d, J = 5.8, NH), 3.45 (見かけ上のt, J = 9.2, 1H), 〜2.47 (m, 1H, 溶媒シグナルと部分的に重複), 2.16 (m, 1H), 0.27 (d, J = 6.6, 3H). LC (条件1): 保持時間= 1.98 分; LC/MS: [M+Na]+ C24H21NNaO2として計算;計算値: 378.15; 実測値 378.42. (3S,4R)-ラクトン異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.89 (d, J = 7.6, 1H), 7.85 (d, J = 7.3, 1H), 7.46-7.20 (m, 11H), 3.95 (dd, J = 9.1, 4.8, 1H), 3.76 (d, J = 8.8, 1H), 2.96 (d, J = 3.0, NH), 2.92 (dd, J = 6.8, 3, NCH), 1.55 (m, 1H), 0.97 (d, J = 7.0, 3H). LC (条件1): 保持時間= 2.03 分; LC/MS: [M+Na]+ C24H21NNaO2として計算;計算値: 378.15; 実測値 378.49.
(2S,3S)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(119.5 mg, 0.258 mmol)のCH2Cl2(3 ml)溶液にTBDMS-Cl(48 mg, 0.312 mmol)を添加した後、イミダゾール(28.8 mg, 0.423 mmol)を添加し、該混合液を周囲条件で14.25時間撹拌した。次いで、該反応混合液をCH2Cl2(30 mL)で希釈し、水洗し(15 mL)、該有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage(40 gシリカゲル; 5% EtOAc/ヘキサン)で精製して、TBDMSベースの不純物が混入した(2S,3S)-ベンジル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを、無色の粘稠性の油状物として得た(124.4 mg)。(2S,3R)-ベンジル 4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを、(2S,3R)-ベンジル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートと同様に合成した。(2S,3S)-シリルエーテル異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.82 (d, J = 4.1, 1H), 7.80 (d, J = 4.0, 1H), 7.38-7.07 (m, 16 H), 4.70 (d, J = 12.4, 1H), 4.42 (d, J = 12.3, 1H), 3.28-3.19 (m, 3H), 2.56 (dd, J = 10.1, 5.5, 1H), 1.61 (m, 1H), 0.90 (d, J = 6.8, 3H), 0.70 (s, 9H), -0.13 (s, 3H), -0.16 (s, 3H). LC (条件1, ラン時間を4分に延ばした): 保持時間= 3.26 分; LC/MS: [M+H]+ C37H44NO3Siとして計算;計算値: 578.31; 実測値 578.40. (2S,3R)-シリルエーテル異性体: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.82 (d, J = 3.0, 1H), 7.80 (d, J = 3.1, 1H), 7.39-7.10 (m, 16H), 4.66 (d, J = 12.4, 1H), 4.39 (d, J = 12.4, 1H), 3.61 (dd, J = 9.9, 5.6, 1H), 3.45 (d, J = 9.5, 1H), 3.41 (dd, J = 10, 6.2, 1H), 2.55 (dd, J = 9.5, 7.3, 1H), 1.74 (m, 1H), 0.77 (s, 9H), 0.61 (d, J = 7.1, 3H), -0.06 (s, 3H), -0.08 (s, 3H).
水素のバルーンを、EtOAc(16 mL)中の(2S,3S)-ベンジル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(836 mg, 1.447 mmol)および10% Pd/C(213 mg)の混合液に取り付け、該混合液を室温で〜21時間撹拌した(必要に応じて該バルーンをH2で再充填した)。該反応混合液をCH2Cl2で希釈し、珪藻土(セライト-545(登録商標))のパッドにより濾過し、該パッドをEtOAc(200 mL)、EtOAc/MeOH(1:1 混合液, 200 mL)およびMeOH(750 mL)で洗浄した。有機相を合わせて濃縮し、得られた粗物質からシリカゲルメッシュを調製し、フラッシュクロマトグラフィー(EtOAc/i-PrOH/H2Oの8:2:1混合液)で処理して、(2S,3S)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチルブタン酸を白色の綿毛状の固形物として得た(325 mg)。(2S,3R)-ベンジル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを、(2S,3R)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチルブタン酸と同様に合成した。(2S,3S)-アミノ酸異性体: 1H NMR (メタノール-d4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz), 3.76 (dd, J = 10.5, 5.2, 1H), 3.73 (d, J = 3.0, 1H), 3.67 (dd, J = 10.5, 7.0, 1H), 2.37 (m, 1H), 0.97 (d, J = 7.0, 3H), 0.92 (s, 9H), 0.10 (s, 6H). LC/MS: [M+H]+ C11H26NO3Siとして計算;計算値: 248.17; 実測値 248.44. (2S,3R)-アミノ酸異性体: 1H NMR (メタノール-d4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz), 3.76-3.75 (m, 2H), 3.60 (d, J = 4.1, 1H), 2.16 (m, 1H), 1.06 (d, J = 7.3, 3H), 0.91 (s, 9H), 0.09 (s, 6H). [M+H]+ C11H26NO3Siとして計算;計算値: 248.17; 実測値 248.44.
(2S,3S)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチルブタン酸(41.9 mg, 0.169 mmol)およびNa2CO3(11.9 mg, 0.112 mmol)の混合液に、水(1 mL)およびNaOH(0.18 mLの1.0 M/H2O, 0.18 mmol)を添加し、約1分間超音波処理して反応物の溶解を効率化した。次いで、該混合液を氷-水浴で冷却し、クロロギ酸メチル(0.02 mL, 0.259 mmol)を30秒かけて添加し、同様の温度で40分間、その後周囲温度で2.7時間、激しく撹拌を続けた。該反応混合液を水(5 mL)で希釈し、氷-水浴で冷却して1.0 N HCl水溶液(〜0.23 mL)で滴下処理した。該混合液をさらに水(10 mL)で希釈し、CH2Cl2(15 mL, 2x)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮してCap-80aをオフホワイト色の固形物として得た。(2S,3R)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチルブタン酸をCap-80bと同様に合成した。Cap-80a: 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 12.57 (ブロードのs, 1H), 7.64 (d, J = 8.3, 0.3H), 7.19 (d, J = 8.8, 0.7H), 4.44 (dd, J = 8.1, 4.6, 0.3H), 4.23 (dd, J = 8.7, 4.4, 0.7H), 3.56/3.53 (2つの一重線, 3H), 3.48-3.40 (m, 2H), 2.22-2.10 (m, 1H), 0.85 (s, 9H), 〜0.84 (d, 0.9H, t-Buシグナルと重複), 0.79 (d, J = 7, 2.1H), 0.02/0.01/0.00 (3つの重複した1重線, 6H). LC/MS: [M+Na]+ C13H27NNaO5Siとして計算;計算値: 328.16; 実測値 328.46. Cap-80b: 1H NMR (CDCl3, δ = 7.24 ppm, 400 MHz), 6.00 (ブロードのd, J = 6.8, 1H), 4.36 (dd, J = 7.1, 3.1, 1H), 3.87 (dd, J = 10.5, 3.0, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.58 (dd, J = 10.6, 4.8, 1H), 2.35 (m, 1H), 1.03 (d, J = 7.1, 3H), 0.90 (s, 9H), 0.08 (s, 6H). LC/MS: [M+Na]+ C13H27NNaO5Siとして計算;計算値: 328.16; 実測値 328.53. 該粗生成物をさらなる精製は行わずに用いた。
Cap-81
Falb et al. Synthetic Communications 1993, 23, 2839による記載の方法に従って製造した。
Cap-82からCap-85
Cap-82からCap-85を、Cap-51に記載の方法に従って、適当な出発物質から合成した。該サンプルは、それらのエナンチオマー(すなわち、各々、Cap-4、Cap-13、Cap-51およびCap-52)と同様のスペクトル特性を示した。
Cap-86
H
2O(15 mL)中のO-メチル-L-トレオニン(3.0 g, 22.55 mmol)、NaOH(0.902 g, 22.55 mmol)の混合液に、ClCO
2Me(1.74 mL, 22.55 mmol)を0℃で滴下した。該混合液を12時間撹拌し、1N HClを用いてpH1に酸性化した。該水相をEtOAc(2x250 mL)、および10% MeOH/CH
2Cl
2(250 mL)で抽出し、有機相を合わせて減圧濃縮して無色の油状物を得た(4.18 g, 97%)(それはその後の工程に用いるのに十分純粋であった)。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 4.19 (s, 1H), 3.92-3.97 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 1.17 (d, J = 7.7 Hz, 3H). LCMS: C
7H
13NO
5として計算;計算値: 191; 実測値: 190 (M-H)
-.
Cap-87
H
2O(15 mL)中のL-ホモセリン(2.0 g, 9.79 mmol)、Na
2CO
3(2.08 g, 19.59 mmol)の混合液に、ClCO
2Me(0.76 mL, 9.79 mmol)を0℃で滴下した。該混合液を48時間撹拌し、1N HClを用いてpH1に酸性化した。該水相をEtOAc(2X250 mL)で抽出し、有機相を合わせて減圧下で濃縮して無色の固形物を得た(0.719 g, 28%)(それはその後の工程に用いるのに十分純粋であった)。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 4.23 (dd, J = 4.5, 9.1 Hz, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.43-3.49 (m, 2H), 2.08 - 2.14 (m, 1H), 1.82 - 1.89 (m, 1H). LCMS: C
7H
13NO
5として計算;計算値: 191; 実測値: 192 (M+H)
+.
Cap-88
DMSO(10 mL)中のL-バリン(1.0 g, 8.54 mmol)、3-ブロモピリジン(1.8 mL, 18.7 mmol)、K
2CO
3(2.45 g, 17.7 mmol)およびCuI(169 mg, 0.887 mmol)の混合液を、100℃で12時間加熱した。該反応混合液を室温に冷却してH
2O(約150 mL)に注ぎ入れ、EtOAc(x2)で洗浄した。該有機層を少量のH
2Oで抽出し、水相を合わせて、6N HClで約pH2に酸性化した。該量を約3分の1に減らし、20gのカチオン交換樹脂(Strata)を添加した。該スラリーを20分間静置し、カチオン交換樹脂(Strata)のパッド(約25g)にロードした。該パッドを、H
2O(200 mL)、MeOH(200 mL)、次いでNH
3(MeOH中で3M, 2X200 mL)で洗浄した。適当なフラクションを減圧濃縮し、該残渣(約1.1 g)をH
2Oに溶解させ、凍らせて凍結乾燥させた(lyophyllized)。表題の化合物を泡状物質として得た(1.02 g, 62%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.00 (s, ブロード, 1H), 7.68 - 7.71 (m, 1H), 7.01 (s, ブロード, 1H), 6.88 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 5.75 (s, ブロード, 1H), 3.54 (s, 1H), 2.04 - 2.06 (m, 1H), 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 0.91 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: C
10H
14N
2O
2として計算;計算値: 194; 実測値: 195 (M+H)
+.
Cap-89
DMSO(10 mL)中のL-バリン(1.0 g, 8.54 mmol)、5-ブロモピリミジン(4.03 g, 17.0 mmol)、K
2CO
3(2.40 g, 17.4 mmol)およびCuI(179 mg, 0.94 mmol)の混合液を、100℃で12時間加熱した。該反応混合液を室温に冷却してH
2O(約150 mL)に注ぎ入れ、EtOAc(x2)で洗浄した。該有機層を少量のH
2Oで抽出し、水相を合わせて、6N HClで約pH2に酸性化した。該量を約3分の1に減らし、20gのカチオン交換樹脂(Strata)を添加した。該スラリーを20分間静置し、カチオン交換樹脂(Strata)のパッド(約25g)にロードした。該パッドを、H
2O(200 mL)、MeOH(200 mL)、次いでNH
3(MeOH中で3M, 2X200 mL)で洗浄した。適当なフラクションを減圧濃縮し、該残渣(約1.1 g)をH
2Oに溶解させ、凍らせて凍結乾燥させた(lyophyllized)。表題の化合物を泡状物質として得た(1.02 g, 62%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD)により該混合物はバリンを含むことが示され、純度は推定できなかった。該物質をそのままその後の反応に用いた。 LCMS: C
9H
13N
3O
2として計算;計算値: 195; 実測値: 196 (M+H)
+.
Cap-90
Cap-90をCap-1の製造に記載の方法に従って製造した。該粗物質をそのままその後の工程に用いた。 LCMS: C
11H
15NO
2として計算;計算値: 193; 実測値: 192 (M-H)
-.
以下のcapを、他に記載のない限り、実施例51の製造に用いた方法に従って製造した。
Cap-117からCap-123
Cap-117からCap-123の製造に関して、該Bocアミノ酸は市販品であり、25%TFA/CH
2Cl
2での処理により脱保護した。LCMSにより反応が完了したと判定された後、該溶媒を減圧除去し、対応するアミノ酸のTFA塩をCap-51に記載の方法に従ってクロロギ酸メチルでカルバモイル化した。
Cap-124の製造 (4S,5R)-5-メチル-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボン酸
L-トレオニンtert-ブチルエステルの塩酸塩をCap-51の方法に従ってカルバモイル化した。該粗反応混合液を1N HClでpH〜1に酸性化し、該混合液をEtOAc(2X50 mL)で抽出した。有機相を合わせて減圧濃縮し、無色のものを得て静置で固化させた。該水層を減圧濃縮し、得られた生成物と無機塩の混合液をEtOAc-CH
2Cl
2-MeOH(1:1:0.1)でトリチュレートし、次いで該有機相を減圧濃縮して無色の油状物を得て、LCMSによりそれは目的の生成物であることが示された。両方のクロップを合わせて0.52 gの固形物を得た。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 4.60 (m, 1H), 4.04 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 1.49 (d, J = 6.3 Hz, 3H). LCMS: C
5H
7NO
4として計算;計算値: 145; 実測値: 146 (M+H)
+.
Cap-125の製造 (S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-4-(ジメチルアミノ)ブタン酸
Cap-1の製造についての方法に従ってCap-125を製造した。該粗生成物をそのままその後の反応に用いた。 LCMS: C
11H
22N
2O
4として計算;計算値: 246; 実測値: 247 (M+H)
+.
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(Cap-126)の製造
この方法はCap-51の製造に用いたものの改変である。THF(10mL)およびH
20(10 mL)中の(S)-2-アミノ-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(0.80 g, 4.70 mmol)懸濁液に、0℃で、NaHCO
3(0.88 g, 10.5 mmol)を添加した。得られた混合液をClCO
2Me(0.40 mL, 5.20 mmol)で処理して、該混合液を0℃で撹拌した。約2時間撹拌した後、出発物質が残っていないことがLCMSにより示された。該反応液を6N HClでpH 2に酸性化した。
該溶媒を減圧除去し、該残渣を20 mLの20% MeOH/CH
2Cl
2に懸濁した。該混合液を濾過して濃縮し、淡黄色の泡状物質を得た(1.21 g)。LCMSおよび
1H NMRにより、該物質はメチルエステルと目的の生成物の9:1の混合物であることが示された。この物質をTHF(10mL)およびH
2O(10mL)中に溶解させ、0℃に冷却し、LiOH(249.1 mg, 10.4 mmol)を添加した。約1時間撹拌した後、エステルが残っていないことがLCMSにより示された。そこで、該混合液を6N HClで酸性化し、該溶媒を減圧除去した。LCMSおよび
1H NMRによりエステルがないことを確認した。表題の化合物を無機塩が混入したそのHCl塩として得た(1.91 g, >100%)。該化合物をさらなる精製は行わずにそのままその後の工程に用いた。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.84, (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 4.52 (dd, J = 5.0, 9.1 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.62 (s, 3H), 3.35 (dd, J = 4.5, 15.6 Hz, 1H, 溶媒により部分的に不明瞭), 3.12 (dd, J = 9.0, 15.6 Hz, 1H).
LCMS: C
17H
15NO
2として計算;計算値: 392; 実測値: 393 (M+H)
+.
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-127)の製造
Cap-127を、上記のCap-126の方法に従って、(S)-2-アミノ-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸(1.11 g, 6.56 mmol)、NaHCO
3(1.21 g, 14.4 mmol)およびClCO
2Me(0.56 mL, 7.28 mmol)から開始して製造した。表題の化合物を無機塩が混入したそのHCl塩(1.79 g, >100%)として得た。LCMSおよび
1H NMRにより、約5%のメチルエステルの存在が示された。該粗混合物をさらなる精製は行わずにそのまま用いた。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.90 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 4.48 (dd, J = 5.0, 8.6 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.62 (s, 3H), 3.35 (m, 1H), 3.08 (m, 1H).
LCMS: C
17H
15NO
2として計算;計算値: 392; 実測値: 393 (M+H)
+.
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-128)の製造
工程1. (S)-ベンジル 2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ-4-イン酸(ynoate)(cj-27b)の製造
CH
2Cl
2(100 mL)中のcj-27a(1.01 g, 4.74 mmol)、DMAP(58 mg, 0.475 mmol)およびiPr
2NEt(1.7 mL, 9.8 mmol)の溶液に、0℃で、Cbz-Cl(0.68 mL, 4.83 mmol)を添加した。該溶液を0℃で4時間撹拌し、洗浄し(1N KHSO
4、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(TLC 6:1 ヘキサン:EtOAc)により精製して、表題の化合物(1.30 g, 91%)を無色の油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.35 (s, 5H), 5.35 (d, ブロード, J = 8.1 Hz, 1H), 5.23 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 5.17 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 4.48 - 4.53 (m, 1H), 2.68 - 2.81 (m, 2H), 2.00 (t, J = 2.5 Hz, 1H), 1.44 (s, 9H). LCMS: C
17H
21NO
4として計算;計算値: 303; 実測値: 304 (M+H)
+.
工程2. (S)-ベンジル 3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(cj-28)の製造
DMF-H
2O(5 mL, 4:1)中の(S)-ベンジル 2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ-4-イン酸(0.50 g, 1.65 mmol)、アスコルビン酸ナトリウム(0.036 g, 0.18 mmol)、CuSO
4-5H
2O(0.022 g, 0.09 mmol)およびNaN
3(0.13 g, 2.1 mmol)の混合液に、室温で、BnBr(0.24 mL, 2.02 mmol)を添加し、該混合液を65℃に温めた。5時間後、LCMSにより低い変換が示された。さらなる部のNaN
3(100 mg)を添加して12時間加熱を続けた。該反応液をEtOAcおよびH
2Oに注ぎ入れ、振盪させた。層を分離し、該水層をEtOAcで3回抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H
2O x3、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。該残渣をフラッシュ(Biotage, 40+M 0-5% MeOH/CH
2Cl
2; TLC 3% MeOH/CH
2Cl
2)により精製して淡黄色の油状物を得て、それを静置で固化させた(748.3 mg, 104%)。該NMRは目的の生成物と一致したが、DMFの存在が示唆された。該物質をさらなる精製は行わずにそのまま用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.84 (s, 1H), 7.27 - 7.32 (m, 10H), 5.54 (s, 2H), 5.07 (s, 2H), 4.25 (m, 1H), 3.16 (dd, J = 1.0, 5.3 Hz, 1H), 3.06 (dd, J = 5.3, 14.7 Hz), 2.96 (dd, J = 9.1, 14.7 Hz, 1H), 1.31 (s, 9H).
LCMS: C
24H
28N
4O
4として計算;計算値: 436; 実測値: 437 (M+H)
+.
工程2. (S)-ベンジル 3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(メトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(cj-29)の製造
(S)-ベンジル 3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ) プロパノエート (0.52 g, 1.15 mmol)/CH
2Cl
2溶液に、TFA(4 mL)を添加した。該混合液を室温で2時間撹拌した。該混合液を減圧濃縮して無色の油状物を得て、それを静置で固化させた。この物質をTHF-H
2Oに溶解させて0℃に冷却した。固体のNaHCO
3(0.25 g, 3.00 mmol)を添加し、続いてClCO
2Me(0.25 mL, 3.25 mmol)を添加した。1.5時間撹拌した後、該混合液を6N HClでpH〜2に酸性化し、その後H
2O-EtOAcに注ぎ入れた。層を分離し、該水相をEtOAcで2回抽出した。有機層を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮して無色の油状物を得て(505.8 mg, 111%, NMRにより未同定の不純物の存在が示唆された)、それをポンピング下で放置の間に固化した。該物質をさらなる精製は行わずにそのまま用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.87 (s, 1H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.27 - 7.32 (m, 10H), 5.54 (s, 2H), 5.10 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 5.06 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 4.32 - 4.37 (m, 1H), 3.49 (s, 3H), 3.09 (dd, J = 5.6, 14.7 Hz, 1H), 2.98 (dd, J = 9.6, 14.7 Hz, 1H). LCMS: C
21H
22N
4O
4として計算;計算値: 394; 実測値: 395 (M+H)
+.
工程3. (S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-128)の製造
(S)-ベンジル 3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(メトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(502 mg, 1.11 mmol)をPd-C(82 mg)の存在下、MeOH(5 mL)中において大気圧で12時間、水素化した。該混合液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過して減圧濃縮した。(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸を、約10%のメチルエステルが混入した無色のガム状物質として得た(266 mg, 111%)。該物質をさらなる精製は行わずにそのまま用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.78 (s, ブロード, 1H), 7.59 9s, 1H), 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.19 - 4.24 (m, 1H), 3.49 (s, 3H), 3.12 (dd, J = 4.8 Hz, 14.9 Hz, 1H), 2.96 (dd, J = 9.9, 15.0 Hz, 1H). LCMS: C
7H
10N
4O
4として計算;計算値: 214; 実測値: 215 (M+H)
+.
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(Cap-129)の製造
工程1. (S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(cj-31)の製造.
CH
3CN(12 mL)中の(S)-ベンジル 2-オキソオキセタン-3-イルカルバメート(0.67 g, 3.03 mmol)、およびピラゾール(0.22 g, 3.29 mmol)の懸濁液を50℃で24時間加熱した。該混合液を終夜室温に冷却し、該固形物を濾過して(S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(330.1 mg)を得た。該濾液を減圧濃縮した後、少量のCH
3CN(約4 mL)でトリチュレートして第2のクロップを得た(43.5 mg)。総収量は370.4 mg (44%)。
m.p. 165.5 - 168℃. lit m.p. 168.5 - 169.5 Vederas et al. J. Am. Chem. Soc. 1985, 107, 7105.
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.51 (d, J = 2.0, 1H), 7.48 (s, J = 1.5 Hz, 1H), 7.24 - 7.34 (m, 5H), 6.23 m, 1H), 5.05 (d, 12.7 H, 1H), 5.03 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 4.59 - 4.66 (m, 2H), 4.42 - 4.49 (m, 1H). LCMS: C
14H
15N
3O
4として計算;計算値: 289; 実測値: 290 (M+H)
+.
工程2. (S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(Cap-129)の製造
(S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(0.20 g, 0.70 mmol)を、Pd-C(45 mg)の存在下、MeOH(5 mL)中において大気圧で2時間、水素化した。該生成物はMeOHに不溶性であると思われたので、該反応混合液を5mLのH
2Oおよび数滴の6N HClで希釈した。該均一な溶液を珪藻土(セライト(登録商標))により濾過し、該MeOHを減圧除去した。残った溶液を凍らせて凍結乾燥させて黄色の泡状物質を得た(188.9 mg)。この物質をTHF-H
2O(1:1, 10mL)に懸濁させた後、0℃に冷却した。該冷混合液に、NaHCO
3(146.0 mg, 1.74 mmol)を慎重に添加した(CO
2が発生)。ガスの発生が停止した後(約15分)、ClCO
2Me(0.06 mL, 0.78 mmol)を滴下した。該混合液を2時間撹拌し、6N HClでpH〜2に酸性化してEtOAcに注ぎ入れた。層を分離し、該水相をEtOAC(x5)で抽出した。有機層を合わせて洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮して表題の化合物を無色の固形物として得た(117.8 mg, 79%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.04 (s, 1H), 7.63 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 6.19 (見かけ上のt, J = 2.0 Hz, 1H), 4.47 (dd, J = 3.0, 12.9 Hz, 1H), 4.29 - 4.41 (m, 2H), 3.48 (s, 3H). LCMS: C
8H
11N
3O
4として計算;計算値: 213; 実測値: 214 (M+H)
+.
Cap-130. N-アセチル -(R)-フェニルグリシン
Calmes, M.; Daunis, J.; Jacquier, R.; Verducci, J. Tetrahedron, 1987, 43(10), 2285に記載の方法と同様に、市販の(R)-フェニルグリシンアナログのアシル化によってCap-130を製造した。
(実施例)
本開示は特定の実施態様に関連して記載されるが、それはその発明の範囲を制限することを意図するものではない。一方、本開示は、全ての代替形態、改変形態、および同等形態を、特許請求の範囲内に含み得るものとして包含する。従って、特定の実施態様を含む以下の実施例は、本発明の1つの実例を説明し、該実施例は特定の実施態様の例示目的であり、そしてその方法および概念的態様の最も有用で且つ容易に理解される記載であると信じられるものを提供するために提示するものであると解される。
特に断りのない限り、溶液パーセントは重量対容量の関係を表し、溶液比は容量対容量の関係を表す。核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、Bruker 300、400、または500 MHz分光計のいずれかで記録し; 化学シフト(δ)は百万分率で報告する。フラッシュクロマトグラフィーは、Stillのフラッシュクロマトグラフィー技法(J. Org. Chem. 1978, 43, 2923)に従って、シリカゲル(SiO2)で実施した。
純度評価および低分解能質量分析を、Waters Micromass ZQ MSシステムと連結した島津LCシステムで実施した。保持時間は装置間でわずかに変化しうることに留意すべきである。保持時間(RT)の決定において用いたLC条件は、以下であった。
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3 分
停止時間= 4 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H20
メソッドA: LCMS - Xterra MS C-18 3.0 x 50mm, 30.0分にわたる0〜100%Bグラジエント、ホールド時間1分、A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
メソッドB: HPLC - X-Terra C-18 4.6 x 50mm, 10.0分にわたる0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10% メタノール, 90%水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA
メソッドC: HPLC - YMC C-18 4.6 x 50mm, 10.0分にわたる0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10% メタノール,90% 水,0.2% H3PO4, B = 90%メタノール 10% 水 0.2% H3PO4.
メソッドD: HPLC - Phenomenex C-18 4.6 x 150mm, 10.0分にわたる0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.2% H3PO4, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.2% H3PO4
メソッドE: LCMS - Gemini C-18 4.6 x 50mm, 10.0分にわたる0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
メソッドF: LCMS-Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分にわたる0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
実施例1
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例1, 工程a
N−Boc−L−プロリン(7.139g、33.17mmol)、HATU(13.324g、35.04mmol)、2−アミノ−1−(4−ブロモフェニル)エタノンのHCl塩(8.127g、32.44mmol)、およびDMF(105mL)の不均一混合液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(18mL、103.3mmol)を15分に亘り滴下で添加し、周囲条件で55分間撹拌した。 ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、このように得られた残渣を酢酸エチル(300mL)および水(200mL)に分配した。有機層を水(200mL)および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルメッシュを残渣から調製し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;50〜60%酢酸エチル/ヘキサン)にかけ、ケトアミド1aを白色の固形物(12.8g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ8.25-8.14 (m, 1H), 7.92 (ブロードのd, J = 8.0, 2H), 7.75 (ブロードのd, J = 8.6, 2H), 4.61 (dd, J = 18.3, 5.7, 1H), 4.53 (dd, J = 18.1, 5.6, 1H), 4.22-4.12 (m, 1H), 3.43-3.35 (m, 1H), 3.30-3.23 (m, 1H), 2.18-2.20 (m, 1H), 1.90-1.70 (m, 3H), 1.40/1.34 (2つの見かけ上のブロードのs, 9H). LC (条件1): 保持時間= 1.70 分; LC/MS: [M+Na]
+ C
18H
23BrN
2NaO
4として計算;計算値: 433.07; 実測値 433.09.
中間体1−1a〜1−5aなどの類似化合物は、適切に置換されたアミノ酸および臭化アリール異性体を組み込むことによって製造することができる。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.35/1.40 (2つのブロードのs, 9H), 2.27-2.42 (m, 1H), 2.73-2.95 (m, 1H), 3.62-3.89 (m, 2H), 4.36-4.50 (m, 1H), 4.51-4.60 (m, 1H), 4.62-4.73 (m, 1H), 7.75 (d, J=8.24 Hz, 2H), 7.92 (d, J=7.63 Hz, 2H), 8.31-8.49 (m, 1H). HPLC XTERRA C-18 4.6 × 30 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 1.59 分, 99% 均一性指数. LCMS: C
18H
21BrF
2N
2O
4として計算;計算値: 446.06; 実測値: 445.43 (M-H)
-.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm (8.25 1H, s), 7.91 (2H, d, J=8.24Hz), 7.75 (2H, d, J=8.24 Hz), 4.98 (1H, s), 4.59-4.63 (1H, m), 4.46-4.52 (1H, m), 4.23 (1H, m), 3.37 (1H, s), 3.23-3.28 (1H, m), 2.06 (1H, m), 1.88 (1H, s), 1.38 (3H, s), 1.33 (6H, s). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA移動相, 保持時間= 3.34 分, C
18H
23BrN
2O
5として計算;計算値 427.30; 実測値 428.08 (M+H)
+.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.30 (1H, s) 7.93-7.96 (2H, m) 7.76 (2H d, J=8.24 Hz) 5.13 (1H, s) 4.66-4.71 (1H, m) 4.52-4.55 (1H, m) 4.17 (1H, m) 3.51 (1H, s) 3.16-3.19 (1H, m) 2.36 (1H, m) 1.78 (1H, s) 1.40 (s, 3H), 1.34 (s, 6H). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%グラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, 保持時間= 3.69 分, C
18H
23BrN
2O
5として計算;計算値427.30; 実測値 428.16 (M+H)
+.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.29-1.47 (m, 9H), 1.67-1.90 (m, 3H), 2.00-2.20 (m, 1H), 3.23-3.30 (m, 1H), 3.34-3.44 (m, 1H), 4.16 (dd, 1H), 4.57 (q, 2H), 7.51 (t, J=7.78 Hz, 1H), 7.86 (dd, J=7.93, 1.22 Hz, 1H), 7.98 (d, J=7.63 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 8.15-8.29 (m, 1H). LC/MS (M+Na)
+ = 433.12/435.12.
LCMS条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量. 保持時間= 1.93 分; LRMS: C
19H
18BrN
2O
4として計算;計算値 418.05; 実測値: 419.07 (M+H)
+.
実施例1, 工程b
キシレン(155mL)中のケトアミド1a(12.8g、31.12mmol)およびNH
4OAc(12.0g、155.7mmol)の混合液を、密封したチューブ中で140℃にて2時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、該二相系を振盪させた後で十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して水相のpHをわずかに塩基性にすることにより、該残渣を酢酸エチルと水間に慎重に分配した。層を分離し、水層をさらなる酢酸エチルで抽出した。有機相を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた物質を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶させ、2クロップのイミダゾール1bを5.85g重量の淡黄色の高密度の固形物として得た。母液を減圧濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;30%酢酸エチル/ヘキサン)にかけ、さらなる2.23gのイミダゾール1bを得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.17/11.92/11.86 (m, 1H), 7.72-7.46/7.28 (m, 5H), 4.86-4.70 (m, 1H), 3.52 (見かけ上のブロードのs, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.30-1.75 (m, 4H), 1.40/1.15 (見かけ上のブロードのs, 9H). LC (条件1): 保持時間= 1.71 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
18H
23BrN
3O
2として計算;計算値: 392.10; 実測値 391.96; HRMS: [M+H]
+ C
18H
23BrN
3O
2として計算;計算値: 392.0974; 実測値 392.0959
1bの2つの試料の光学純度は、下記で記載したキラルHPLC条件を使用して評価した(合わせたクロップについてee>99%;フラッシュクロマトグラフィーからの試料についてee=96.7%):
カラム: Chiralpak AD, 10 μm, 4.6 x 50 mm
溶媒: 2% エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 220または254 nm
相対保持時間: 2.83 分 (R), 5.34 分 (S)
中間体1−1b〜1−4bなどの類似化合物は、適切なケトアミドを組み込むことによって製造することができる。
1-1b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.17/1.40 (2つのブロードのs, 9H), 2.50-2.74 (m, J=25.64 Hz, 1H), 2.84-3.07 (m, 1H), 3.88 (d, J=10.07 Hz, 2H), 5.03 (s, 1H), 7.50 (d, J=8.55 Hz, 2H), 7.60 (s, 1H), 7.70 (d, J=8.55 Hz, 2H), 12.10 (s, 1H). HPLC XTERRA C-18 4.6 × 30 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 1.59 分, 99% 均一性指数; LCMS: C
18H
20BrF
2N
3O
2として計算;計算値: 428.27; 実測値: 428.02 (M)
+.
1-2b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.89-11.99 (1H, m), 7.68 (2H, d, J=8.54 Hz), 7.52-7.59 (1H, m), 7.48 (2H, d, J=8.54 Hz), 4.80 (1H, m), 4.33 (1H, s), 3.51-3.60 (1H, m), 3.34 (1H, d, J=10.99 Hz), 2.14 (1H, s), 1.97-2.05 (1H, m), 1.37 (3H, s), 1.10 ( 6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 3.23 分) C
18H
22BrN
3O
3として計算;計算値 408.30; 実測値 409.12 (M+H)
+.
1-3b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.06-12.24 (1H, m), 7.58-7.69 (5H, m), 4.84-4.95 (1H, m), 4.34 (1H, s), 3.61 (1H, s), 3.34-3.40 (1H, m), 2.52 (1H, s), 1.92-2.20 (1H, m), 1.43 (3H, s), 1.22 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 3.41 分) C
18H
22BrN
3O
3として計算;計算値 408.30; 実測値 409.15 (M+H)
+.
1-4b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.98-1.51 (m, 9H), 1.82-2.12 (m, 3H), 2.31-2.48 (m, 1H), 3.30-3.51 (m, 1H), 3.52-3.66 (m, 1H), 4.88-5.16 (m, 1H), 7.47 (t, J=7.93 Hz, 1H), 7.61 (d, J=7.93 Hz, 1H), 7.81 (d, J=7.93 Hz, 1H), 8.04 (s, 1H), 8.12 (d, J=28.38 Hz, 1H), 14.65 (s, 1H). LC/MS (M+H)
+ = 391.96/393.96.
上記で記載したものと同様の手順に従って、さらなるイミダゾール類似体を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0 〜00%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例1, 工程c
Pd(Ph
3P)
4(469mg、0.406mmol)を、ブロミド1b(4.008g、10.22mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(5.422g、21.35mmol)、酢酸カリウム(2.573g、26.21mmol)および1,4−ジオキサン(80mL)の混合液を含有する圧力管に加えた。反応フラスコを窒素でパージし、キャップし、油浴で80℃にて16.5時間加熱した。反応混合液を濾過し、濾液を減圧濃縮した。粗物質をCH
2Cl
2(150mL)および水性媒体(50mLの水+10mLの飽和NaHCO
3溶液)に注意深く分配した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(溶出溶媒; 20〜35%酢酸エチル/CH
2Cl
2とともに試料をロードした)によって精製し、ピナコールが混入したボロネート1cをオフホワイトの高密度な固形物として得た; 1cとピナコールの相対的モル比は、約10:1であった(
1H NMR)。約2.5日の高真空への曝露の後、試料は3.925gであった。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.22/11.94/ 11.87 (m, 1H), 7.79-7.50/ 7.34-7.27 (m, 5H), 4.86-4.70 (m, 1H), 3.52 (見かけ上のブロードのs, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.27-1.77 (m, 4H), 1.45-1.10 (m, 21H). LC (条件1): 保持時間= 1.64 分; LC/MS: [M+H]
+ C
24H
35BN
3O
4として計算;計算値: 440.27; 実測値 440.23.
中間体1−1c〜1−4cなどの類似化合物は、適切な臭化アリールを組み込むことによって製造することができる。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.16 (s, 8H), 1.29 (s, 13H), 2.51-2.72 (m, 1H), 2.84-3.03 (m, 1H), 3.79-4.00 (m, 2H), 4.88-5.21 (m, 1H), 7.62 (d, J=7.93 Hz, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.76 (d, J=7.93 Hz, 2H), 12.11/12.40 (2つのブロードのs, 1H). HPLC GEMINI C-18 4.6 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A = 95% 水, 5% アセトニトリル, 0.1% NH
4OAc, B = 5% 水, 95% アセトニトリル, 0.1% NH
4OAc, 保持時間= 1.62 分, 99% 均一性指数. LCMS: C
34H
32BF
2N
3O
4として計算;計算値: 475.34; 実測値: 474.78 (M-H)
-.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.97 (1H, m), 7.62-7.75 (5H, m), 5.05 (1H d, J=3.36 Hz), 4.82 (m, 1H), 4.35 (m, 1H), 3.58 (1H, m), 2.389 (1H, s), 2.17 (1 H, m), 1.38 (3H, s), 1.30 (12H, s), 1.1 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 3.63 分, C
24H
34BN
3O
5として計算;計算値 455.30; 実測値 456.31 (M+H)
+.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.05-12.24 (1H, m), 7.61-7.73 (5H, m), 4.83-5.01 (1H, m), 4.33 (1H, s), 3.54-3.63 (1H, m), 3.39-3.80 (1H, m), 2.38-2.49 (1H, m), 1.98-2.01 (1H, m), 1.42 (3H, s), 1.34 (12H, s), 1.21 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10% 水 0.1% TFA, 保持時間= 3.64 分, C
24H
34BN
3O
5として計算;計算値 455.30; 実測値 456.30 (M+H)
+.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.02-1.54 (m, 21H), 1.75-2.07 (m, 3H), 2.09-2.33 (m, 1H), 3.32-3.44 (m, 1H), 3.55 (s, 1H), 4.69-4.94 (m, 1H), 7.33 (t, J=7.32 Hz, 1H), 7.41-7.57 (m, 2H), 7.84 (d, J=7.32 Hz, 1H), 8.08 (s, 1H), 11.62-12.07 (m, 1H). LC/MS (M+H)
+ = 440.32.
さらなるボロン酸エステル:1−5cから1−10cについての条件
LCMS条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例1, 工程d
ジ−tert−ブチル(2S,2’S)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジ(1−ピロリジンカルボキシレート)
Pd(Ph
3P)
4(59.9mg、0.0518mmol)を、1,2−ジメトキシエタン(12mL)および水(4mL)中のブロミド1b(576.1mg、1.469mmol)、ボロネート1c(621.8mg、1.415mmol)、NaHCO
3(400.4mg、4.766mmol)の混合液に加えた。反応混合液を窒素でフラッシュし、油浴で80℃にて5.75時間加熱し、次いで揮発性成分を減圧除去した。残渣を20%メタノール/CHCl
3(60mL)および水(30mL)に分配し、水相を20%メタノール/CHCl
3(30mL)で抽出した。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質からシリカゲルメッシュを調製し、フラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル)にかけ、Ph
3POが混入した二量体1dをオフホワイトの固形物(563mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.21-12-16/11.95-11.78 (m, 2H), 7.85-7.48/ 7.32-7.25 (m, 10H), 4.90-4.71 (m, 2H), 3.60-3.32 (m, 4H), 2.30-1.79 (m, 8H), 1.46-1.10 (m, 18H). LC (条件1b): 保持時間= 1.77 分; LC/MS: [M+H]
+ C
36H
45BN
6O
4として計算;計算値: 625.35; 実測値 625.48.
さらなる対称類似体を、同様の様式で製造することができる。
実施例1−1dは、中間体1−2cおよび1−2bを使用して製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.94-12.22 (2H, m) 7.53-7.82 (10H, m) 4.82-4.92 (2 H, m) 4.34-4.43 (2 H, m) 3.55-3.64 (2 H, m) 3.36 (2 H, d, J=11.29 Hz) 2.12-2.22 (2 H, m) 2.02-2.11 (2 H, m) 1.40 (6 H, s) 1.14 (12 H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, 保持時間= 3.32分,;計算値 656.79; 実測値 657.40 (M+H)
+. 名目上/LRMS - (M+H)
+-657.42, (M-H)
--655.28.
実施例1−2dは、中間体1−3bおよび1−3cを使用して製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.00-12.20 (2H, m) 7.56-7.76 (10H, m) 4.90 (1H, s) 4.82 (1H, s) 4.25-4.34 (2H, m) 3.56 (2H, s) 3.34-3.47 (2H, m) 1.97-2.13 (4H, m) 1.39 (9H, m) 1.20 (9H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA; 保持時間= 3.35分, 元素分析;計算値 656.79; 実測値 657.30 (M+H)
+.
tert−ブチル(2S)−2−(4−(3’−(2−((2S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−3−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジンカルボキシレート
実施例1−2d−1は、中間体1−4cおよび1−4bを使用して製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.09-1.51 (m, 18H), 1.84-2.15 (m, 6H), 2.34-2.50 (m, 2H), 3.35-3.52 (m, 2H), 3.54-3.67 (m, 2H), 5.08 (d, J=5.49 Hz, 2H), 7.68 (t, J=7.78 Hz, 2H), 7.78-7.92 (m, 4H), 8.11-8.30 (m, 4H), 14.81 (s, 2H). LC/MS (M+H)
+ = 625.48.
−78℃に冷却したビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.1mL、0.51mmol)のCH
2Cl
2(1.0mL)溶液に、ジオール1−1d(0.15g、0.23mmol)を固形物として加えた。反応液を−78℃で2時間撹拌し、次いで室温に昇温させ、2時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎ、泡立ちが止むまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で一度抽出した。有機物を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、黄色の油状物を得た。油状物を、CH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートし、目的の生成物を黄褐色の固形物(0.092g、61%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.76-11.94 (2H, m), 7.77 - 7.85 (4 H, m), 7.66 - 7.72 (4 H, m), 7.60 - 7.66 (2 H, m, J=11.60 Hz), 5.39 (1 H, s), 5.28 (1 H, s), 5.03 (2 H, s), 3.66 - 3.79 (4 H, m), 2.61 - 2.70 (2 H, m), 2.28 - 2.38 (2 H, m), 1.42 (10 H, s), 1.24 (8 H, s). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 3.58 分) C
36H
42F
2N
6O
4として計算;計算値 660.70; 実測値 661.68 (M+H)
+.
1bおよび1cからの1dの製造と同じ様式で、1−1bおよび1−1cから製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.18/1.40 (2つのブロード. s., 18H), 2.53 - 2.75 (m, J=25.94 Hz, 2H), 2.86 - 3.06 (m, 2H), 3.78 - 4.02 (m, 4H), 5.04 (ブロードのs, 2H), 7.17 - 8.24 (m, 10H), 12.07/12.37 (2つのブロード. s., 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 1.31 分, 99% 均一性指数. LCMS: C
36H
40F
4N
6O
4として計算;計算値: 696.73; 実測値: 967.64 (M+H)
+.
中間体1−3dおよび1−4dなどの非対称化合物は、同じ方法によって製造することができる。例えば、1dの製造について上記で記載したのと同じ様式での1−1cと1bとの反応によって、1−3dが得られた。同様に、1dの製造について上記で記載したのと同じ様式での1−4cと1bとの反応によって、1−4dが得られた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.40/1.18 (2つのブロードのs, 18H), 1.90-2.02 (m, 2H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.28-2.46 (m, 2H), 2.68-2.87 (m, 1H), 3.35-3.49 (m, 1H), 3.53-3.62 (m, 1H), 3.82-4.10 (m, 2H), 4.92-5.11 (m, 1H), 5.28 (s, 1H), 7.79-8.00 (m, 8H), 8.03-8.25 (m, 2H), 13.77-15.16 (m, 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 1.22 分, 99% 均一性指数. LCMS: C
36H
42F
2N
6O
4として計算;計算値: 660.75; 実測値: 661.98 (M+H)
+.
実施例1−4dを、1bおよび1cから1dの製造と同様の様式で、1−4cおよび1bから製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.99 - 1.60 (m, 18 H) 1.75 - 2.11 (m, J=73.24 Hz, 6 H) 2.12 - 2.32 (m, 2 H) 3.32 - 3.41 (m, 2 H) 3.56 (s, 2 H) 4.63 - 5.02 (m, 2 H) 6.98 - 8.28 (m, 10 H) 11.67 - 12.33 (m, 2 H); LC条件: Phenomenex Luna 3.0 X 5.0mm S10, 溶媒A - 0.1% TFA / 10% MeOH/90%H
20, 溶媒B - 0.1% TFA / 90% MeOH/10% H
20, 2分かけて0〜100%B, 停止時間 = 3分, 流速 = 4ml/分, 波長 = 220nm, LC/MS (M+H)
+ = 625.32. 保持時間 = 1.438 分
さらなるビフェニル類似体を、同様に製造した。
実施例1−5dから1−7dについてのLC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例1, 工程e
5,5’−(4,4’−ビフェニルジイル)ビス(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール)
カルバメート1d(560mg)および25%TFA/CH
2Cl
2(9.0mL)の混合液を、周囲条件で3.2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、このように得られた物質を、MCXカラム(メタノールで洗浄;2.0MのNH
3/メタノールで溶出)を使用して遊離塩基にし、ピロリジン1eを鈍黄色の固形物(340mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (ブロードのs, 2H), 7.80 (d, J = 8.1, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (ブロードのs, 2H), 4.16 (見かけ上のt, J = 7.2, 2H), 2.99-2.69 (m, 6H), 2.09-2.00 (m, 2H), 1.94-1.66 (m, 6H). LC (条件1): 保持時間= 1.27 分; > 98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
26H
29N
6として計算;計算値: 425.25; 実測値 425.25; HRMS: [M+H]
+ C
26H
29N
6として計算;計算値: 425.2454; 実測値 425.2448
1−1e〜1−4eなどのさらなる類似体を、同様の様式で製造することができる。
1−1d(3R,3’R,5S,5’S)−tert−ブチル5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレート)のジオキサン(3mL)溶液に、HClのジオキサン溶液(0.8mL、4.0M)を加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。このように得られた黄褐色の固形物を真空下で乾燥させ、1−1e(3R,3’R,5S,5’S)−5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジピロリジン−3−オールテトラヒドロクロリド(0.55g、100%収率)を得た。それ以上精製することなく使用した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 10.33 (s, 2H), 9.85 (s, 2H), 8.09 (s, 2H), 8.01 (d, J=8.24 Hz, 4H), 7.88 (d, J=8.24 Hz, 4H), 5.14 (m, 2H), 4.62 (m, 2H), 3.61 (m, 2H), 3.23 (d, J=11.29 Hz, 2H), 2.64 (m, 2H), 2.44 (dd, J=13.43, 6.71 Hz, 2H); LCMS - Waters-Sunfire C-18 4.6 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10% 水 0.1% TFA, 保持時間= 1.35 分 元素分析;計算値 456.30; 実測値 457.25 (M+H)
+; 名目上/LRMS - (M+H)
+-457.35.
実施例1−2eは、1−1eの製造について記載した方法と同様の様式で製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 10.32 (1 H, s) 8.01 (2 H, s) 7.97 (4 H, d, J=8.24 Hz) 7.86 (4 H, d, J=8.24 Hz) 5.01-5.10 (2 H, m) 4.52-4.60 (2 H, m) 3.36-3.45 (2 H, m) 3.25 (2 H, s) 2.60-2.68 (2 H, m) 2.40-2.48 (2 H, m); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, 保持時間= 2.10分, 元素分析;計算値 456.30; 実測値 457.22 (M+H)
+
2−((2S)−2−ピロリジニル)−4−(3’−(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−3−ビフェニリル)−1H−イミダゾール
実施例1−2e−1は、1−1eの製造について記載したのと同様の様式で1−2d−1から製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.74-2.44 (m, 12H), 4.83 (s, 2H), 7.37-7.72 (m, 4H), 7.74-8.03 (m, 4H), 8.10 (s, 2H), 9.14 (s, 2H), 9.81 (s, 2H). LC/MS (M+H)
+ = 425.30.
1−2d−2(0.084g、0.13mmol)のジオキサン(1mL)溶液に、HClのジオキサン溶液(0.5mL、4.0M)を加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。このように得られた黄褐色の固形物を真空下で乾燥させ、1−2e−2(0.077g、100%収率)を得た。化合物をそれ以上精製することなく使用した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.00 (2H, s), 7.97 (4H, d, J=8.55 Hz), 7.85 (4H, d, J=8.24 Hz), 5.63 (1H, s), 5.52 (1H, s), 5.09 - 5.17 (2H, m), 3.67 - 3.74 (2H, m), 3.63 - 3.67 (2H, m), 3.07 - 3.14 (1H, m), 2.89 - 2.96 (1H, m), 2.81 - 2.87 (2H, m); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 2.22 分) C
26H
26F
2N
6として計算;計算値 460.53; 実測値 461.37 (M+H)
+.
1−1dから1−1eの製造と同じ様式で1−2d−3から製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.97 - 3.13 (m, 4H), 3.64 - 3.91 (m, 4H), 5.16 (d, J=6.41 Hz, 2H), 7.84 (d, J=7.93 Hz, 4H), 7.96 (d, J=7.93 Hz, 4H), 8.00 (s, 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 1.66 分, 92% 均一性指数. LCMS: C
26H
24F
4N
6として計算;計算値: 496.50; 実測値: 495.53 (M-H)
-.
中間体1−3eおよび1−4eなどの類似非対称化合物を、同じ方法によって製造することができる。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.87-2.09 (m, 1H), 2.13-2.26 (m, 1H), 2.37-2.47 (m, 2H), 2.92-3.12 (m, 2H), 3.37 (s, 1H), 3.40-3.49 (m, 1H), 3.67-3.91 (m, 2H), 4.96-5.05 (m, 1H), 5.14 (t, J=8.70 Hz, 1H), 7.86 (t, J=9.00 Hz, 4H), 7.93-8.03 (m, 5H), 8.10 (s, 1H), 10.26/9.75 (2つのブロードのs., 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0 × 50 mm, 4分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, 保持時間= 0.8622 分, 99% 均一性指数; LCMS: C
26H
26F
2N
6として計算;計算値: 460.52; 実測値: 461.45 (M+H)
+.
1-4e
実施例1−4eは、1−1dから1−1eの製造について記載したのと同様の様式で、1−4dから製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.90 - 2.13 (m, 2 H) 2.12 - 2.31 (m, 2 H) 2.36 - 2.60 (m, 4 H) 3.29 - 3.55 (m, 4 H) 5.00 (s, 2 H) 7.35 - 8.50 (m, 10 H) 9.76 (s, 2 H) 10.12 - 10.45 (m, 2 H). LC条件: Phenomenex Luna 3.0 X 5.0mm S10, 溶媒A - 0.1% TFA / 10% MeOH/90%H
20, 溶媒B - 0.1% TFA / 90% MeOH/10% H
20, 2分かけて0〜100%B, 停止時間 = 3分, 流速 = 4ml/分, 波長 = 220nm, LC/MS (M+H)
+ = 425.28. 保持時間 = 0.942 分
さらなる類似体を、同様に製造した。
1−5eから1−7eについてのLC条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例1, 工程eの別の合成方法
5,5’−(4,4’−ビフェニルジイル)ビス(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール)
実施例A-1e-1
窒素ライン、オーバーヘッド撹拌機および熱電対を取り付けた1Lの三つ口丸底フラスコに、20g(83.9mmol、1当量)の1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ジエタノン、200mLのCH
2Cl
2および8.7mL(27.1g、169.3mmol、2.02当量)の臭素を充填した。混合液を窒素下にて周囲条件下で約20時間撹拌した。このように得られたスラリーを200mLのCH
2Cl
2で充填し、減圧蒸留によって約150mLに濃縮した。次いで、スラリーを、減圧蒸留によって200mLの目標容量までTHFに溶媒交換した。スラリーを20〜25℃に1時間かけて冷却し、20〜25℃でさらに1時間撹拌した。オフホワイト色の結晶性固形物を濾過し、150mLのCH
2Cl
2で洗浄した。生成物を真空下で60℃にて乾燥させ、27.4g(69.2mmol、82%)の目的の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.95-7.85 (m, 4H), 7.60-7.50 (m, 4H), 4.26 (s, 4H);
13C NMR (100 MHz, CDCl
3) δ 191.0, 145.1, 133.8, 129.9, 127.9, 30.8; IR (KBr, cm-1) 3007, 2950, 1691, 1599, 1199; C
16H
12Br
2O
2として計算;計算値: C, 48.52; H, 3.05; Br, 40.34. 実測値: C, 48.53; H, 3.03; Br, 40.53. HRMS C
16H
13Br
2O
2 (M + H; DCI
+)として計算;計算値: 394.9282. 実測値: 394.9292. mp 224-226 ℃.
実施例A-1e-2
窒素ライン、熱電対およびオーバーヘッド撹拌機を取り付けた500mLのジャケット付きフラスコに、20g(50.5mmol、1当量)の実施例A−1e−1、22.8g(105.9モル、2.10当量)の1−(tert−ブトキシカルボニル)−L−プロリン、および200mLのアセトニトリルを充填した。スラリーを20℃に冷却し、続いて18.2mL(13.5g、104.4mmol、2.07当量)のDIPEAを加えた。スラリーを25℃に温め、3時間撹拌した。このように得られた澄明な有機溶液を、13重量%のNaCl水溶液(3×100mL)で洗浄した。濃アセトニトリル溶液を、0.5容量%未満のアセトニトリルとなるまで減圧蒸留によってトルエン(目標容量=215mL)に溶媒交換した。
実施例A-1e-3
上記の実施例A−1e−2のトルエン溶液を、78g(1.011モル、20当量)の酢酸アンモニウムで充填し、95〜100℃に加熱した。混合液を95〜100℃で15時間撹拌した。反応完了後、混合液を70〜80℃に冷却し、7mLの酢酸、40mLのn−ブタノール、および80mLの5容量%の酢酸水溶液を充填した。このように得られた二相性溶液を、温度を>50℃に維持しながら、分配した。リッチな有機相に、温度を>50℃に維持しながら、80mLの5容量%の酢酸水溶液、30mLの酢酸および20mLのn−ブタノールを充填した。このように得られた二相性溶液を、温度を>50℃に維持しながら分配し、リッチな有機相をさらなる80mLの5容量%の酢酸水溶液で洗浄した。次いで、リッチな有機相を、減圧蒸留によって215mLの目標容量までトルエンに溶媒交換した。温度を>60℃に維持しながら、64mLのMeOHを充填した。このように得られたスラリーを70〜75℃に加熱し、1時間熟成させた。スラリーを20〜25℃に1時間かけて冷却し、その温度でさらに1時間熟成させた。スラリーを濾過し、ケーキを200mLの10:3トルエン:MeOHで洗浄した。生成物を真空下で70℃にて乾燥させ、19.8g(31.7mmol、63%)の目的の生成物がもたらされた。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.00-11.00 (s, 2H), 7.90-7.75 (m, 4H), 7.75-7.60 (m, 4H), 7.60-7.30 (s, 2H), 4.92-4.72 (m, 2H), 3.65-3.49 (m, 2H), 3.49-3.28 (m, 2H), 2.39-2.1 (m, 2H), 2.10-1.87 (m, 6H), 1.60-1.33 (s, 8H), 1.33-1.07 (s, 10H);
13C NMR (100 MHz, DMSO-d
6) δ 154.1, 153.8, 137.5, 126.6, 125.0, 78.9, 78.5, 55.6, 55.0, 47.0, 46.7, 33.7, 32.2, 28.5, 28.2, 24.2, 23.5; IR (KBr, cm-1) 2975, 2876, 1663, 1407, 1156, 1125; HRMS C
36H
45N
6O
4 (M + H; ESI
+)として計算;計算値: 625.3502. 実測値: 625.3502. mp 190-195 ℃ (分解された).
実施例A-1e-4
窒素ラインおよびオーバーヘッド撹拌機を備えた250mlの反応器に、25.0gの実施例A−1e−3(40.01mmol、1当量)、続けて250mLのメタノールおよび32.85mL(400.1mmol、10当量)の6M塩化水素水を充填した。温度を50℃に上げ、50℃で5時間撹拌した。このように得られたスラリーを20〜25℃に冷却し、約18時間撹拌しながら維持した。スラリーを濾過して固形物を得て、それを100mlの90%メタノール/水(V/V)および2×100mlのメタノールで連続的に洗浄した。湿ケーキを真空オーブン中で50℃にて終夜乾燥させ、18.12g(31.8mmol、79.4%)の目的の生成物を得た。
実施例A−1e−4の再結晶化
窒素ラインおよびオーバーヘッド撹拌機を備えた250mlの反応器に、17.8gのクルードな実施例A−1e−4、続いて72mLのメタノールを充填した。このように得られたスラリーを50℃で4時間撹拌し、20〜25℃に冷却し、撹拌しながら20〜25℃で1時間保持した。スラリーを濾過して、結晶性固形物を得て、それを60mlのメタノールで洗浄した。このように得られた湿ケーキを真空オーブン中で50℃にて4日間乾燥させ、14.7g(25.7mmol、82.6%)の目的の生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.5-10.25 (ブロード, 2H), 10.1-9.75 (ブロード, 2H), 8.19 (s, 2H), 7.05 (d, J = 8.4, 4H), 7.92 (d, J = 8.5, 4H), 5.06 (m, 2H), 3.5-3.35 (m, 4H), 2.6-2.3 (m, 4H), 2.25-2.15 (m, 2H), 2.18-1.96 (m, 2H); 13C NMR (100 MHz, DMSO- d6) δ 156.6, 142.5, 139.3, 128.1, 127.5, 126.1, 116.9, 53.2, 45.8, 29.8, 24.3; IR (KBr, cm-1) 3429, 2627, 1636, 1567, 1493, 1428, 1028. C26H32N6Cl4として計算;計算値: C, 54.75; H, 5.65; Cl, 24.86; 1.9% 水で調整: C, 53.71; H, 5.76; N, 14.46; Cl, 24.39. 実測値: C, 53.74; H, 5.72; N, 14.50; Cl, 24.49; KF = 1.9. mp 240 ℃ (分解された)
実施例1
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
HATU(44.6mg、0.117mmol)を、DMF(1.5mL)中のピロリジン1e(22.9mg、0.054mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(45μL、0.259mmol)およびCap−1(28.1mg、0.13mmol)の混合液に加え、このように得られた混合液を周囲温度で90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を最初にMCX(メタノールで洗浄;2.0MのNH
3/メタノールで溶出)で、次いで逆相HPLCシステム(H
2O/メタノール/TFA)で精製し、実施例1のTFA塩をオフホワイト色の泡状物質(44.1mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 10.25 (ブロードのs, 2H), 8.20-7.10 (m, 20H), 5.79-5.12 (m, 4H), 4.05-2.98 (m, 4H), 2.98-2.62 (m, 6H), 2.50-1.70 (m, 14H), [注:イミダゾールNHのシグナルは広範すぎて、化学シフトを帰属できなかった]; LC (条件1): 保持時間= 1.40 分; > 98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
46H
51N
8O
2として計算;計算値: 747.41; 実測値: 747.58
実施例2から24-4d
実施例2から24-4hを、実施例1について記載したのと同じ方法を使用してCap−1を各々の酸で置換することによって、TFA塩として製造した。数字のない下記の表におけるCapは市販である。
実施例24-5から24-18
1 24-18-1から24-18-6についてのLC条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例24-19から24-20
実施例24-19および24-20は、実施例1について記載したのと同じ方法を使用して、1−2e−1および各々の酸からTFA塩として製造した。
24-19および24-20についてのLC条件:
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H
20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H
20
実施例24-21から24-22
実施例24-21および24-22は、実施例1について記載したのと同じ方法を使用して、1−4eおよび各々のカルボン酸からTFA塩として製造した。
24-21および24-22についてのLC条件:
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H
20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H
20
実施例24-23
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
撹拌棒を備えた50mLのフラスコを、2.5mLのアセトニトリル、0.344g(2.25mmol、2.5当量)のヒドロキシベンゾトリアゾール水和物、0.374g(2.13mmol、2.4当量)のN−(メトキシカルボニル)−L−バリン、0.400g(2.09mmol、2.4当量)の1−(3−ジメチアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩およびさらなる2.5mLのアセトニトリルで順次に充填した。このように得られた溶液を20℃で1時間撹拌し、0.501g(0.88mmol、1当量)の実施例A−1e−4で充填した。スラリーを約0℃に冷却し、温度を10℃以下に維持しながら、0.45g(3.48mmol、4当量)のジイソプロピルエチルアミンを30分かけて加えた。溶液を3時間かけて15℃にゆっくりと加熱し、15℃で16時間維持した。温度を20℃に上げ、3.25時間撹拌した。このように得られた溶液に13重量%のNaCl水溶液(3.3g)を充填し、50℃に1時間加熱した。20℃に冷却した後、2.5mLの酢酸イソプロピルを加えた。リッチな有機相を、13重量%のNaClを含有する2×6.9gのNaOH溶液(0.5N)、続いて13重量%のNaCl水溶液(3.3g)で洗浄した。次いで、混合液を、減圧蒸留によって10mLの目標容量まで酢酸イソプロピルに溶媒交換した。このように得られた濁った溶液を20℃に冷却し、0.45mmフィルターを通して濾過した。次いで、澄明な溶液を、減圧蒸留によって3mLの目標容量でエタノールに溶媒交換した。エタノール中の1.67mL(2.02mmol、2.3当量)のHCl(1.21M)を加えた。次いで、混合液を25℃で15時間撹拌した。このように得られたスラリーを濾過し、湿ケーキを2.5mLの2:1アセトン:エタノールで洗浄した。固形物を真空オーブン中で50℃にて乾燥させ、0.550g(0.68mmol、77%)の目的の生成物を得た。
実施例24-23の再結晶化
上記で製造した実施例24-23を、3.65mLのメタノール中の0.520gの上記の生成物に溶解することによって製造した。次いで、溶液を0.078gの3型キュノゼータルーズカーボン(Cuno Zeta loose carbon)で充填し、0.25時間撹拌した。次いで、混合液を濾過し、6mlのメタノールで洗浄した。生成物がリッチな溶液を、減圧蒸留によって2.6mLに濃縮した。7.8mLのアセトンを加え、25℃で15時間撹拌した。固形物を濾過し、2.5mLの2:1アセトン:エタノールで洗浄し、真空オーブン中で70℃にて乾燥させ、0.406g(57.0%)の目的の生成物を白色の結晶として得た。 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, 80 ℃): 8.02 (d, J=8.34 Hz, 4 H), 7.97 (s, 2 H), 7.86 (d, J=8.34 Hz, 4 H), 6.75 (s, 2 H), 5.27 (t, J=6.44 Hz, 2 H), 4.17 (t, J=6.95 Hz, 2 H), 3.97 - 4.11 (m, 2 H), 3.74 - 3.90 (m, 2 H), 3.57 (s, 6 H), 2.32 - 2.46 (m, 2 H), 2.09 - 2.31 (m, 6 H), 1.91 - 2.07 (m, 2 H), 0.88 (d, J=6.57 Hz, 6 H), 0.79 (d, J=6.32 Hz, 6 H); 13C NMR (75 MHz, DMSO-d6): d 170.9, 156.9, 149.3, 139.1, 131.7, 127.1, 126.5, 125.9, 115.0, 57.9, 52.8, 51.5, 47.2, 31.1, 28.9, 24.9, 19.6, 17.7; IR (無溶媒, cm-1): 3385, 2971, 2873, 2669, 1731, 1650. C40H52N8O6Cl2として計算;計算値: C, 59.18; H, 6.45; N, 13.80; Cl, 8.73. 実測値 C, 59.98; H, 6.80; N, 13.68; Cl, 8.77. mp 267 ℃(分解している). NIST以外の他の適切な標準でキャリブレーションした2θの回転キャピラリーを有する回折計(CuKα)で集めた高品質パターンに基づいた室温での特徴的な回折ピーク位置(2θ±0.1゜)は、下記の通りである: 10.3, 12.4, 12.8, 13.3, 13.6, 15.5, 20.3, 21.2, 22.4, 22.7, 23.7.
実施例25
N,N’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ジアセトアミド
実施例25 工程a:
ジ−tert−ブチル(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
および
実施例25 工程b:
HATU(96.2mg、0.253mmol)を、DMF(3.0mL)中のピロリジン1e(52.6mg、0.124mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(100μL、0.57mmol)およびBoc−D−Phg−OH(69mg、0.275mmol)の混合液に加えた。反応混合液を25分間撹拌し、次いでメタノールで希釈し、逆相HPLCシステム(H
2O/メタノール/TFA)によって精製した。HPLC溶出液をCH
3OH中の過剰量の2.0M/NH
3で中和し、揮発性成分を減圧除去した。残渣を、CH
2Cl
2および飽和NaHCO
3に注意深く分配した。水相をさらなるCH
2Cl
2(2×)で抽出した。有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、25aを半固体の油状物の膜状物質(78.8mg)として得た。LC (条件1): 保持時間= 1.99 分; >98% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
52H
59N
8O
6として計算;計算値: 891.46; 実測値 891.55.
カルバメート25aは、1eの製造について記載した手順に従ってアミン25bに変換した。 LC(条件1): 保持時間= 1.44 分; 97% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
42H
43N
8O
2として計算;計算値: 691.35; 実測値 691.32
実施例25
N,N’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ジアセトアミド
無水酢酸(20μL、0.21mmol)をアミン25b(29mg、0.042mmol)およびトリエチルアミン(30μL、0.22mmol)のDMF(1.5mL)溶液に加え、2.5時間撹拌した。次いで、反応混合液をNH3/メタノール(1mL、2M)で処理し、さらに1.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLCシステム(H2O/メタノール/TFA)によって精製し、実施例25のTFA塩を白色の泡状物質(28.1mg)として得た。LC (条件1): 保持時間= 1.61 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C46H47N8O4として計算;計算値: 775.37; 実測値 775.40; HRMS: [M+H]+ C46H47N8O4として計算;計算値: 775.3720; 実測値 775.3723
実施例25-1から25-5
実施例25−1〜25−5を、1eからの実施例1の製造について記載したものと同様の標準的アミド形成条件を使用して25bおよび適切なカルボン酸から製造した。実施例25−6〜25−8を、25bおよび適切な塩化カルバモイルまたはイソシアネートから製造した。
実施例26
メチル((1R)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例26, 工程a
(2R,2’R)−1,1’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(3−メチル−1−オキソ−2−ブタンアミン)
ジアミン26aを、ジアミン25bの合成について記載した手順に従ってピロリジン1eおよびBOC−D−Val−OHから出発して製造した。
実施例26
メチル((1R)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
クロロギ酸メチル(18μL、0.23mmol)をジアミン26a(30mg、0.048mmol)およびトリエチルアミン(30μL、0.22mmol)のTHF(1.5mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をNH3/メタノール(2mL、2M)で処理し、周囲条件で15分間撹拌した。全ての揮発性成分を減圧除去し、粗生成物を逆相プレパラティブ−HPLC(H2O/メタノール/TFA)によって精製し、実施例26のTFA塩を白色の固形物(13.6mg)として得た。LC(条件2): 保持時間= 2.00 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C40H51N8O6として計算;計算値: 739.39; 実測値 739.67; HRMS: [M+H]+ C40H51N8O6として計算;計算値: 739.3932; 実測値 739.3966.
実施例27
N−((1R)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−アセトアミド−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)アセトアミド
ジアミン26aを、実施例25の製造において記載した方法に従って、実施例27(TFA塩)に変換した。LC(条件2): 保持時間= 1.93分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
51N
8O
4として計算;計算値: 707.40; 実測値 707.59; HRMS: [M+H]
+ C
40H
51N
8O
4として計算;計算値: 707.4033; 実測値 707.4054.
実施例28
メチル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)カルバメート
実施例28, 工程a
HATU(19.868g、52.25mmol)を、DMF(156mL)中のN−Cbz−L−プロリン(12.436g、49.89mmol)および2−アミノ−1−(4−ブロモフェニル)エタノンのHCl塩(12.157g、48.53mmol)の不均一混合液に加えた。混合液を氷水浴中で低下させ、その後直ちにN,N−ジイソプロピルエチルアミン(27mL、155mmol)を、13分かけてそれに滴下で添加した。塩基の添加が完了した後、冷却槽を除去し、反応混合液をさらに50分撹拌した。揮発性成分を減圧除去し; 水(125mL)を、このように得られた粗固形物に加え、約1時間撹拌した。オフホワイト色の固形物を濾過し、大量の水で洗浄し、減圧乾燥させ、ケトアミド28aを白色の固形物(20.68g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.30 (m, 1H), 7.91 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.5, 2H), 7.38-7.25 (m, 5H), 5.11-5.03 (m, 2H), 4.57-4.48 (m, 2H), 4.33-4.26 (m, 1H), 3.53-3.36 (m, 2H), 2.23-2.05 (m, 1H), 1.94-1.78 (m, 3H); LC (条件1): 保持時間= 1.65 分; 98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
21H
22BrN
2O
4として計算;計算値: 445.08; 実測値 445.31.
実施例28, 工程b
粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(溶出溶媒;50%酢酸エチル/ヘキサンと共に試料をロードした)によって精製したこと以外は、カルバメート1bの合成について記載した手順に従って、ケトアミド28a(10.723g、24.08mmol)を28bに変換した。ブロミド28bをオフホワイト色の泡状物質(7.622g)として回収した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.23/12.04/11.97 (m, 1H), 7.73-6.96 (m, 10H), 5.11-4.85 (m, 3H), 3.61 (m, 1H), 3.45 (m, 1H), 2.33-184(m, 4H). LC (条件1): 保持時間= 1.42 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2として計算;計算値: 426.08; 実測値 426.31; HRMS: [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2として計算;計算値: 426.0817; 実測値: 426.0829. 下記のキラルHPLC方法を使用して28bの光学純度を評価し、99%のeeが観察された。
カラム: Chiralpak AD, 10 μm, 4.6 x 50 mm
溶媒: 20% エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 254 nm
相対保持時間: 1.82 分 (R), 5.23 分 (S)
実施例28, 工程c
ベンジルtert−ブチル(2S,2’S)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジ(1−ピロリジンカルボキシレート)
Pd(Ph
3P)
4(711.4mg、0.616mmol)を、1,2−ジメトキシエタン(144mL)および水(48mL)中のボロネートエステル1c(7.582g、約17mmol)、ブロミド28b(7.62g、17.87mmol)、NaHCO
3(4.779g、56.89mmol)の混合液に加えた。反応混合液をN
2でパージし、油浴で80℃にて15.5時間加熱し、次いで揮発性成分を減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、水層をCH
2Cl
2で抽出した。有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた材料をフラッシュクロマトグラフィー(試料をシリカゲルメッシュとしてロードし; 酢酸エチルを溶出液として使用した)にかけ、Ph
3PO不純物(7.5g)を含有するオフホワイト色の泡状物質としてビフェニル28cを得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.24-12.19 (m, 0.36H), 12.00-11.82 (m, 1.64H), 7.85-6.98 (15H), 5.12-4.74 (4H), 3.68-3.34(4H), 2.34-1.79 (8H), 1.41/1.17 (2つのブロードのS, 9H); LC (条件1): 保持時間= 1.41 分; LC/MS: [M+H]
+ C
39H
43N
6O
4として計算;計算値: 659.34; 実測値 659.52; HRMS: [M+H]
+ C
39H
43N
6O
4として計算;計算値: 659.3346; 実測値 659.3374.
実施例28, 工程d
tert−ブチル(2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジンカルボキシレート
K
2CO
3(187.8mg、1.36mmol)を、触媒(10%Pd/C;205.3mg)、カルバメート28c(1.018g、約1.5mmol)、メタノール(20mL)およびピペット3滴の水の混合液に加えた。H
2のバルーンを取り付け、混合液を6時間撹拌した。次いで、さらなる触媒(10%Pd/C、100.8mg)およびK
2CO
3(101.8mg、0.738mmol)を加え、撹拌を3.5時間続けた。水素化プロセスの間、H
2のバルーンを、間隔をおいて3度交換した。反応混合液を珪藻土のパッド(Celite(登録商標)521)を通して濾過し、濾液を減圧除去した。このように得られた粗物質を、短いカラムを用いたフラッシュクロマトグラフィー(試料をシリカゲルメッシュとしてロードし;0〜20%メタノール/CH
2Cl
2を溶出液として使用した)にかけ、28dを淡黄色の泡状物質(605.6mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.18/11.89/11.82 (three ブロードのs, 2H), 7.83-7.29 (m, 10H), 4.89-4.73 (m, 1H), 4.19 (見かけ上のt, J = 7.2, 1H), 3.55 (見かけ上のブロードのs, 1H), 3.40-3.35 (m, 1H), 3.02-2.96 (m, 1H), 2.91-2.84(m, 1H), 2.30-1.69(m, 8H), 1.41/1.16 (2つのブロードのs, 9H). 注:ピロリジンNHのシグナルは、3.6〜3.2ppm領域におけるシグナルと重複していたようである; LC (条件1): 保持時間= 1.21 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
31H
37N
6O
2として計算;計算値: 525.30; 実測値 525.40.
実施例28, 工程e-f
実施例28 工程e
tert−ブチル(2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジンカルボキシレート
実施例28 工程f
メチル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)カルバメート
工程e:HATU(316.6mg、0.833mmol)をピロリジン28d(427mg、0.813mmol)、Cap−4(177.6mg、0.849mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.32mL、1.84mmol)のDMF(7.0mL)溶液に加え、反応混合液を45分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(50mL)および水性媒体(20mLのH
2O+1mLの飽和NaHCO
3溶液)間に分配した。水相をCH
2Cl
2で再抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた黄色い油状物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;酢酸エチル)によって精製し、28eを黄色の泡状物質(336mg)として得た。LC (条件1): 保持時間= 1.68分; 91% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
41H
46N
7O
5として計算;計算値: 716.35; 実測値 716.53.
工程f: 1dから1eへの変換において記載された手順を用いることによって、カルバメート28eをアミン28fに合成した。 LC(条件1): 保持時間= 1.49分; >98% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
36H
38N
7O
3として計算;計算値: 616.30; 実測値 616.37; HRMS: [M+H]
+ C
36H
38N
7O
3として計算;計算値: 616.3036; 実測値 616.3046.
実施例28
メチル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)カルバメート
実施例1の合成の最後の工程を用いることによって、アミン28fを実施例28のTFA塩に変換した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.21-7.03 (m, 21H), 5.78-5.14 (3H), 3.98-3.13 (m, 9H; 3.54 & 3.53のOCH
3シグナルを含む), 2.45-1.72 (m, 8H). LC (条件1): 保持時間= 1.66 分, >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
44H
44N
7O
4として計算;計算値: 734.35; 実測値 734.48; HRMS: [M+H]
+ C
44H
44N
7O
4として計算;計算値: 734.3455; 734.3455.
実施例28-1から28-4
中間体28dを仲介させることによって、実施例28と同様の様式で、実施例28−1から28−4(R基は、下記の表に示す)を製造した。
実施例28-1
(1R)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エタンアミン
Cap−1を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去して、Cap−14を付加した。
実施例28-2
1−((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)ピペリジン
テトラヒドロフロ酸を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、Cap−14を付加した。
実施例28-3
メチル((1R)−1−(2−クロロフェニル)−2−オキソ−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)カルバメート
Cap−40を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、Cap−14を付加した。
実施例28-4
(1R)−1−(2−クロロフェニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エタンアミン
Cap−39を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、Cap−14を付加した。
実施例28-5
(1R)−1−(2−フルオロフェニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エタンアミン
Cap−38を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、Cap−14を付加した。
実施例29
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
4−メチルピペラジン−1−カルボニルクロリド/HCl(11.6mg、0.58mmol)を28f(30mg、0.049mmol)、トリエチルアミン(15μl、0.11mmol)およびTHF(1.0mL)の混合液に加え、周囲条件で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、実施例29のTFA塩を淡黄色の泡状物質(29.3mg)として得た。LC(条件 2): 保持時間= 1.82 分, >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
42H
48N
9O
4として計算;計算値: 742.38; 実測値 742.49.
実施例30
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−グリシル−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例30, 工程a
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(tert−ブトキシカルボニル)グリシル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
カルバメート30aは、1eから25aの製造について記載した手順を使用することによって、ピロリジン28fおよびBoc−グリシンから製造した。 LC (条件 2): 保持時間= 2.12 分, >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
43H
49N
8O
6として計算;計算値: 773.38; 実測値 773.46
実施例30
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−グリシル−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
カルバメート30aを、1dから1eの製造について記載した手順によって実施例30に変換した。LC (条件 2): 保持時間= 1.81 分, >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C38H41N8O4として計算;計算値: 673.33; 実測値 673.43
HRMS: [M+H]+ C38H41N8O4として計算;計算値: 673.3251; 実測値 673.3262
実施例30-1
メチル((1S)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジエチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−1−メチル−2−オキソエチル)カルバメート
実施例30−1を、実施例28dから3つの工程で製造した。工程1:28dから28eの合成を記載した手順を使用したCap−2の付加。工程2:28eから28fの合成を記載した手順を使用したBocカルバメートの加水分解。工程3:28dから28eの合成を記載した手順を使用したCap−52の付加。保持時間= 1.70 分 (条件1b); >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
43H
51N
8O
4として計算;計算値: 743.40; 実測値, 743.50. HRMS: [M+H]
+ C
43H
51N
8O
4として計算;計算値: 743.4033; 実測値, 743.4053
適切な酸塩化物またはカルボン酸を実施例29または30に置き換えて、下記の化合物(実施例31から84−87)をTFA塩として製造した。
実施例31から84-88
実施例107-31から107-34
実施例107−31から107−34を、実施例28と同様の様式で製造した。Cap−38を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、適切なカルボン酸をカップリングした。
実施例107-35から107-38
実施例107−35から107−38を、実施例28と同様の様式で製造した。Cap−39を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、適切なカルボン酸をカップリングした。
実施例107-39から107-43
実施例107−39から107−44を、実施例28と同様の様式で製造した。Cap−40を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClにより除去し、適切なカルボン酸をカップリングした。
実施例108
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(エチルカルバモイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
イソシアン酸エチル(5μL、0.063mmol)を、28f(30mg、0.049mmol)のメタノール(1.0mL)溶液に加え、周囲条件で1.8時間撹拌した。残渣を2.0MのNH
3/メタノール(2mL)で処理し、さらに30分撹拌し、全ての揮発性成分を減圧除去した。このように得られた物質を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、実施例108のTFA塩を淡黄色の泡状物質(16.7mg)として得た。 LC: 1.95 分 (条件2); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
39H
43N
8O
4として計算;計算値: 687.34; 実測値 687.53; HRMS: [M+H]
+ C
39H
43N
8O
4として計算;計算値: 687.3407; 実測値 687.3417.
実施例109
ジベンジル(2S,2’S)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジ(1−ピロリジンカルボキシレート)
実施例109, 工程a
ベンジル(2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジンカルボキシレート
カルバメート1dからのピロリジン1eの合成について記載した手順を使用した28cのBoc−脱保護によって、109aを得た。保持時間= 1.92 分 (条件2); > 98% 均一性指数; LC/MS: C
34H
35N
6O
2として計算;計算値: 559.28; 実測値 559.44
実施例109
ジベンジル(2S,2’S)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジ(1−ピロリジンカルボキシレート)
クロロギ酸ベンジル(10.5μL、0.0736mmol)を109a(37.1mg、0.664mmol)およびトリエチルアミン(15μl、0.107mmol)のTHF(2.0mL)溶液に加え、周囲条件下で6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を2NのNH
3/メタノール(2mL)で処理し、15分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、実施例109のTFA塩をオフホワイト色の泡状物質(37.9mg)として得た。 LC (条件2): 保持時間= 2.25 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4として計算;計算値: 693.32; 実測値 693.59; HRMS: [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4として計算;計算値: 693.3189; 実測値 693.3220.
実施例110
(2R)−N−((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)テトラヒドロ−2−フランカルボキサミド
実施例110, 工程a
(1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エタンアミン
アミン110aは、28f(28dから)および25b(1eから)の製造において記載した手順を順次に用いることによって、28dおよび(S)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸から出発して合成した。 LC (条件1): 保持時間= 1.13 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
39H
42N
7O
3として計算;計算値: 656.34; 実測値 656.49; HRMS: [M+H]
+ C
39H
42N
7O
3として計算;計算値: 656.3349; 実測値 656.3377.
実施例110
(2R)−N−((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)テトラヒドロ−2−フランカルボキサミド
実施例110(TFA塩)は、アミン1eからの実施例1の合成について記載した条件を使用して、実施例110aおよび(S)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸から製造した。 LC (条件1): 保持時間= 1.28 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
44H
48N
7O
5として計算;計算値: 754.37; 実測値 754.60; HRMS: [M+H]
+ C
44H
48N
7O
5として計算;計算値: 754.3717; 実測値 754.3690.
実施例111
N−((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)−4−モルホリンカルボキサミド
実施例111(TFA塩)は、アミン28fからの実施例29の合成について記載した手順を使用して、アミン110aおよびモルホリン4−カルボニルクロリドから製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.28 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
44H
49N
8O
5として計算;計算値: 769.38; 実測値 769.60.
実施例111の製造において記載したのと同様の方法を使用して、下記の化合物(実施例112〜120)をTFA塩として合成した。
実施例112-117
実施例118から120-9
実施例118〜120−9は、(R)−テトラヒドロフリルカルボン酸および適切なカルボン酸、カルボン酸塩化物、塩化カルバモイル、またはイソシアネートを置換して、実施例110aの製造において記載したように製造した。
実施例121
(1R,1’R)−2,2’−((2,2’−ジメチル−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例121, 工程a-b
PdCl
2(Ph
3P)
2(257mg、0.367mmol)を1−ブロモ−4−ヨード−2−メチルベンゼン(3.01g、10.13mmol)およびトリ−n−ブチル(1−エトキシビニル)スタンナン(3.826g、10.59mmol)のジオキサン(45mL)溶液に加え、80℃で約17時間加熱した。反応混合液を水(15mL)で処理し、約0℃に冷却し(氷/水)、次いでNBS(1.839g、10.3mmol)を何回かに分けて7分かけて加えた。約25分の撹拌後、揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質を重力クロマトグラフィー(シリカゲル;4%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、ブロミド121aを茶色がかった黄色の固形物(2.699g)として得た; 試料は不純であり、とりわけスタンナン由来の不純物を含有する。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24, 400 MHz): 7.83 (s, 1H), 7.63 (s, 2H), 4.30 (s, 2H), 2.46 (s, 3H).
121aのCH3CN(15mL)溶液(2.69g、<9.21mmol)を、(S)−Boc−プロリン(2.215g、10.3mmol)およびトリエチルアミン(1.40mL、10.04mmol)のCH3CN(30mL)溶液に3分かけて滴下で添加し、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を水およびCH2Cl2に分配し、有機相を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;15〜20%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、121bを無色の粘稠性油状物(2.74g)として得た。 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.50, 400 MHz): δ 7.98 (m, 1H), 7.78 (d, J = 8.3, 1H), 7.72-7.69 (m, 1H), 5.61-5.41 (m, 2H), 4.35-4.30 (m, 1H), 3.41-3.30 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.33-2.08 (m, 2H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40/1.36 (s, 9H); LC (条件1): 保持時間= 1.91 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+Na]+ C19H24BrNNaO5として計算;計算値448.07; 実測値 448.10.
さらなるケト−エステルを、類似の様式で製造することができる。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例121, 工程c
キシレン(18mL)中のケトエステル121b(1.445g、3.39mmol)およびNH
4OAc(2.93g、38.0mmol)の混合液を、マイクロ波で140℃にて80分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に注意深く分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加え、水性媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、40%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、イミダゾール121cをオフホワイト色の固形物(1.087g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.15/11.91/11.84 (ブロードのs, 1H), 7.72-7.24 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.52 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.28-1.77 (m, 4H), 1.40/1.14 (s, 9H); LC (条件1): 保持時間= 1.91 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
19H
25BrN
3O
2として計算;計算値 405.96; 実測値 406.11.
実施例121, 工程d
PdCl
2dppf・CH
2Cl
2(50.1mg、0.061mmol)を、ブロミド121c(538.3mg、1.325mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(666.6mg、2.625mmol)、酢酸カリウム(365.8mg、3.727mmol)およびDMF(10mL)の混合液を含有する圧力管に加えた。反応混合液をN
2でフラッシュし、80℃で24.5時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加え、水性媒体のpHを中性にした。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた物質をBiotageシステム(シリカゲル、40〜50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、ボロネート121dを白色の泡状物質(580mg)として得た。
1H NMRによると、試料は、約3の生成物/ピナコール比で残留するピナコールを含有する。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): δ 12.16/11.91/11.83 (ブロードのs, 1H), 7.63-7.25 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.39-3.32 (m, 1H), 2.48/2.47 (s, 3H), 2.28-1.78 (m, 4H), 1.40/1.14/1.12 (ブロードのs, 9H), 1.30 (s, 12H); LC (条件1): 保持時間= 1.62 分; LC/MS: [M+H]
+ C
25H
37BN
3O
4として計算;計算値 454.29; 実測値 454.15
実施例121, 工程e
および
実施例121, 工程f
カルバメート121eは、二量体1dの製造に従って、ブロミド121cおよびボロネート121dから製造した; LC (条件1): 保持時間= 1.43 分; LC/MS: [M+H]
+ C
38H
49N
6O
4として計算;計算値653.38; 実測値 653.65.
ピロリジン1eの製造に従ってカルバメート121eを脱保護して、121fをオフホワイトの泡状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.79 (ブロードのs, 2H), 7.66 (s, 2H), 7.57 (d, J = 7.8, 2H), 7.41 (ブロードのs, 2H), 7.02 (d, J = 7.8, 2H), 4.15 (見かけ上のt, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.09-2.01 (m, 2H), 2.04 (s, 6H), 1.93-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). 注: ピロリジンNHに相当する広範なシグナルは、2.8〜3.2ppm領域に現れるが、それらの化学シフトについての実際の範囲は決定することができなかった。 LC (条件1): 保持時間= 1.03 分; LC/MS: [M+H]
+ C
28H
33N
6として計算;計算値 453.28; 実測値 453.53
実施例121
(1R,1’R)−2,2’−((2,2’−ジメチル−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例121(TFA塩)は、1eからの実施例1の製造に従って、121fから合成した: 保持時間= 1.14 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
48H
55N
8O
2として計算;計算値 775.45; 775.75; HRMS: [M+H]
+ C
48H
55N
8O
2として計算;計算値 775.4448; 実測値 775.4473
実施例122
ジメチル((2,2’−ジメチル−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
実施例122(TFA塩)は、ピロリジン1eからの実施例1の製造について記載した手順を使用することによって、ピロリジン121fおよびCap−4から製造した。 LC (条件1): 保持時間= 1.35 分; >98% 均一性指数; HRMS: [M+H]
+ C
48H
51N
8O
6として計算;計算値 835.3932; 実測値 835.3954
実施例123-125
実施例123〜125は、実施例1、工程d、実施例1、工程e、および実施例1の最終製造を記載した工程において記載されている方法を使用することによって、ボロネート1cおよびブロミド121cから出発して製造した。
実施例126-128
実施例126〜128は、実施例28において記載された方法を使用することによって、工程cから出発して、ブロミド28bおよびボロネート121dから出発して製造した。
実施例129
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2,2’−ジメチル−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例129, 工程a
HATU(104.3mg、0.274mmol)をDMF(6.0mL)中の121f、Cap−4(58.8mg、0.281mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(110μL、0.631mmol)の混合液に加え、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、このように得られた粗材料を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、MCXカラム(メタノールで洗浄;2.0MのNH
3/メタノール)によって遊離塩基にし、129a(89.9mg)を得た。 LC (条件1): 保持時間= 1.22 分; 95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
38H
42N
7O
3として計算;計算値 644.34; 実測値 644.55.
実施例129
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2,2’−ジメチル−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例129(TFA塩)は、実施例1eから実施例1への変換のために使用した方法によって、129aから製造した。 LC (条件1): 保持時間= 1.27 分; 97% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
48H
53N
8O
4として計算;計算値 805.42; 実測値 805.61.
実施例130
(1R,1’R)−2,2’−((2−(トリフルオロメチル)−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例130, 工程a
グリオキサール(2.0mL、40%/水)を、NH
4OH(32mL)および(S)−Boc−プロリナール(8.564g、42.98mmol)のメタノール溶液に11分かけて滴下で添加し、周囲温度で19時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル)、続いて再結晶化(酢酸エチル、室温)によって精製し、イミダゾール130aを白色の綿毛状の固形物(4.43g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.68/11.59 (ブロードのs, 1H), 6.94 (s, 1H), 6.76 (s, 1H), 4.76 (m, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.35-3.29 (m, 1H), 2.23-1.73 (m, 4H), 1.39/1.15 (s, 9H). LC (条件1): 保持時間= 0.87 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
20N
3O
2として計算;計算値 238.16; 実測値 238.22. イミダゾール130aは、下記に記載するキラルHPLC条件下で分析した場合、98.9%のeeを有した。
カラム: Chiralpak AD, 10 μm, 4.6 x 50 mm
溶媒: 1.7% エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 220または256 nm
相対保持時間: 3.25分 (R), 5.78 分 (S)
実施例130, 工程b
N−ブロモスクシンイミド(838.4mg、4.71mmol)を、冷却した(氷/水)イミダゾール130a(1.0689g、4.504mmol)のCH
2Cl
2(20mL)溶液に何回かに分けて15分かけて加え、同様の温度で75分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去した。粗物質を逆相HPLCシステム(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、そのジブロモ類似体および未消費の出発物質からブロミド130bを分離した。HPLC溶出液を過剰量のNH
3/メタノールで中和し、揮発性成分を減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、水層を水で抽出した。有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、130bを白色の固形物(374mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.12 (ブロードのs, 1H), 7.10 (m, 1H), 4.70 (m, 1H), 3.31 (m, 1H; 水シグナルと重複), 2.25-1.73 (m, 4H), 1.39/1.17 (s, 3.8H + 5.2H). LC (条件1): 保持時間= 1.10 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
12H
19BrN
3O
2として計算;計算値 316.07; 実測値 316.10.
実施例130, 工程c
Pd(Ph
3P)
4(78.5mg、0.0679mmol)を、1,2−ジメトキシエタン(12.5mL)および水(4.2mL)中のブロミド130b(545mg、1.724mmol)、2−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(542.8mg、1.771mmol)(市販)、NaHCO
3(477mg、5.678mmol)の混合液に加えた。反応混合液を窒素でパージし、油浴で80℃にて27時間加熱し、次いで揮発性成分を減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をBiotageシステム(シリカゲル、40〜50%酢酸エチル/ヘキサン)、続いて逆相HPLC(水/メタノール/TFA)によって精製した。HPLC溶出液を過剰量のNH
3/メタノールで処理し、濃縮した。残渣を水およびCH
2Cl
2に分配し、有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、130cを白色の泡状物質(317.4mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.36/12.09/12.03 (ブロードのs, 1H), 8.15 (d, J = 1.8, 0.93H), 8.09 (ブロードのs, 0.07H), 8.01 (dd, J = 8.3/1.3, 0.93H), 7.93 (m, 0.07H), 7.74 (m, 1H), 7.66 (d, J = 8.3, 0.93H), 7.46 (m, 0.07H), 4.80 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.30-1.77 (m, 4h), 1.40/1.15 (s, 3.8H+5.2H). LC (条件1): 保持時間= 1.52 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
19H
22ClF
3N
3O
2として計算;計算値 416.14; 実測値 416.17.
実施例130, 工程d-e
Pd[P(t−Bu)
3]
2(48mg、0.094mmol)を、DMF(6mL)中のクロリド130c(245mg、0.589mmol)、ボロネート1c(277.1mg、0.631mmol)、KF(106.7mg、1.836mmol)の混合液に加え、110℃で約30時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(50mL)、水(20mL)および飽和NaHCO
3(1mL)に分配した。水層をCH
2Cl
2(2×)で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた材料をBiotageシステム(シリカゲル、酢酸エチル)によって精製し、カルバメート130dをオフホワイトの泡状物質(297mg)として得た。 LC (条件1): 保持時間= 1.44 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
37H
44F
3N
6O
4として計算;計算値 693.34; 実測値 693.34.
130dの脱保護(ピロリジン1eの製造に従って行った)によって、130eを淡黄色の泡状物質として得た。1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.88 (ブロードのs, 2H), 8.16 (d, J = 1.5, 1H), 8.02 (d, J = 7.8, 1H), 7.78 (d, J = 8.1, 2H), 7.66 (ブロードのs, 1H), 7.48 (ブロードのs, 1H), 7.37 (d, J = 8.1, 1H), 7.28 (d, J = 8.3, 2H), 4.18 (m, 2H), 2.99-2.93 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.11-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.67 (m, 4H). 注:ピロリジンNHに相当する広範なシグナルは、2.8〜3.2ppm領域に現れるが、それらの化学シフトについての実際の範囲は決定することができなかった。LC (条件1): 保持時間= 1.12 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C27H28F3N6として計算;計算値 493.23; 実測値 493.14.
実施例130
(1R,1’R)−2,2’−((2−(トリフルオロメチル)−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例130(TFA塩)を、ピロリジン1eからの実施例1の製造に従って130eおよびCap−1から製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.17 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
47H
50F
3N
8O
2として計算;計算値 815.40; 実測値 815.44; HRMS: [M+H]
+ C
47H
50F
3N
8O
2として計算;計算値 815.4009; 実測値 815.4013
実施例131
5,5’−(2−(トリフルオロメチル)−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピロリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール)
実施例131(TFA塩)を、実施例130の製造に従って130eおよびCap−5から合成した。
LC (条件1): 保持時間= 1.19 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
51H
54F
3N
8O
2として計算;計算値 867.43; 実測値 867.51
HRMS: [M+H]
+ C
51H
54F
3N
8O
2として計算;計算値 867.4322; 実測値 867.4315
実施例131.1-1から131.1-2
実施例131.1−1から131.1−2は、Cap−4の付加の後、中間体1−6eの仲介によって実施例28と同様の様式で製造した。
実施例131.1-1
メチル((1R)−2−(((1S)−1−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)エチル)(メチル)アミノ)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
Pd/C/H
2によって1−6eからCBzカルバメートを除去した後に、Cap−1を付加した。
LCMS条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量. 保持時間= 1.42 分
LRMS: C
45H
49N
8O
4として計算;計算値 765.39; 実測値: 765.38 (M+H)
+.
HRMS: C
45H
49N
8O
4として計算;計算値 765.3877 実測値: 765.3905 (M+H)
+.
実施例131.1-2
メチル((1R)−2−(メチル((1S)−1−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)エチル)アミノ)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
CBzカルバメートをPd/C/H
2で1−6eから除去した後に、Cap−14を付加した。
LCMS条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量. 保持時間 = 1.45 分 (>95 %)
LRMS: C
48H
52N
8O
4として計算;計算値 805.42; 実測値: 805.41 (M+H)
+.
HRMS: C
48H
52N
8O
4として計算;計算値 805.4190 実測値: 805.4214 (M+H)
+.
実施例131.2
(2R)−2−(ジメチルアミノ)−N−メチル−2−フェニル−N−((1S)−1−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−フェニル−2−(1−ピペリジニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)エチル)アセトアミド
実施例131.2は、Cap−1の付加の後中間体1−6eの仲介によって、実施例131.1−1および実施例131.1−2と同様の様式で製造した。CBzカルバメートのPd/C/H
2による除去の後、Cap−14を付加した。
LCMS条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量. 保持時間 = 1.28 分
LRMS: C
48H
54N
8O
2として計算;計算値 775.44; 実測値: 775.45 (M+H)
+.
HRMS: C
48H
54N
8O
2として計算;計算値 775.4448 実測値: 775.4460 (M+H)
+.
実施例132
(1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
実施例132, 工程a-b
Br
2(7.63g、47.74mmol)のCH
2Cl
2(10mL)溶液を、冷たい(氷/水)1−(6−ブロモピリジン−3−イル)エタノン(9.496g、47.47mmol)のCH
2Cl
2(105mL)溶液、および48%HBr(0.4mL)に5分かけて滴下で添加した。40分後に冷却浴を除去し、撹拌を周囲温度で約66時間続けた。形成された固形物のケーキを濾過し、CH
2Cl
2で洗浄し、減圧乾燥させ、純粋でない132aをオフホワイト色の固形物(15.94g)として得た。
Boc−L−プロリン(9.70g、45.06mmol)を、クルードな132a(15.4g)およびCH3CN(150mL)の不均一混合液に一度に加え、その直後にEt3N(13.0mL、93.2mmol)を6分かけて滴下で添加した。反応混合液を50分間撹拌し、揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH2Cl2および水に分配した。CH2Cl2層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮し、得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;試料を、溶離液;25%EtOAc/ヘキサンと共にロードした)によって精製し、132bを非常に粘稠性の黄色い油状物(11.44g)として得た。 1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.95 (m, 1H), 8.25-8.21 (m, 1H), 7.88 (d, J = 8.3, 1H), 5.65-5.46 (m, 2H), 4.36-4.31 (m, 1H), 3.41-3.29 (m, 2H), 2.36-2.22 (m, 1H), 2.14-2.07 (m, 1H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40 & 1.36 (2つのs, 9H).
LC (条件1): 保持時間= 2.01 分; >90% 均一性指数
LC/MS: [M+Na]+ C17H21NaBrN2O5として計算;計算値: 435.05; 実測値 435.15
HRMS: [M+H]+ C17H22BrN2O5として計算;計算値: 413.0712; 実測値 413.0717
実施例132, 工程c
キシレン(18mL)中のケトエステル132b(1.318g、3.19mmol)およびNH
4OAc(2.729g、35.4mmol)の混合液を、マイクロ波で140℃にて90分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加え、水性媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をBiotageシステム(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、イミダゾール132cをオフホワイト色の泡状物質(1.025g)として得た。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.33/12.09/12.02 (ブロードのm, 1H), 8.74 (d, J = 2.3, 0.93H), 8.70 (見かけ上のブロードのs, 0.07H), 8.03/7.98 (第1のピークはdd, J = 8.3, 1H), 7.69/7.67 (ブロードのm, 1H), 7.58/7.43 (第1のピークはd, J = 8.3, 1H), 4.80 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.33-2.11 (m, 1H), 2.04-1.79 (m, 3H), 1.39/1.15 (見かけ上のブロードのs, 3.9H+5.1H).
LC (条件1): 保持時間= 1.52 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
17H
22BrN
4O
2として計算;計算値: 393.09; 実測値 393.19
HRMS: [M+H]
+ C
17H
22BrN
4O
2として計算;計算値: 393.0926; 実測値 393.0909
実施例132, 工程d-e
Pd(Ph
3P)
4(115.1mg、0.10mmol)を、1,2−ジメトキシエタン(18mL)および水(4mL)中のブロミド132c(992mg、2.52mmol)、ボロネート1c(1.207g、2.747mmol)、NaHCO
3(698.8mg、8.318mmol)の混合液に加えた。反応混合液を窒素でフラッシュし、油浴で90℃にて37時間加熱し、周囲温度に冷却した。形成された懸濁液を濾過し、水、続いて1,2−ジメトキシエタンで洗浄し、減圧乾燥させた。シリカゲルメッシュを粗固形物から調製し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc)にかけ、カルバメート132dを白色の固形物として得て、それは周囲条件で静置するとわずかに黄色になった(1.124g)。
1H NMRにより、試料が1.3の生成物/MeOHモル比で残留するMeOHを含有することが示された。
LC (条件1): 保持時間= 1.71 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
35H
44N
7O
4として計算;計算値: 626.35; 実測値 626.64
HRMS: [M+H]
+ C
35H
44N
7O
4として計算;計算値: 626.3455; 626.3479
カルバメート132d(217mg)を25%TFA/CH2Cl2(3.6mL)で処理し、周囲条件で6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、得られた物質をMCXカラム(MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)によって遊離塩基にし、132eを鈍黄色の泡状物質として得て、それは静置すると徐々に固化した(150.5mg;質量は理論的収量を越える)。1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 11.89 (非常に広幅, 2H), 9.01 (d, J = 1.8, 1H), 8.13 (dd, J = 8.3, 2.2, 1H), 8.07 (d, J = 8.6, 2H), 7.92 (d, J = 8.3, 1H), 7.83 (d, J = 8.5, 2H), 7.61 (ブロードのs, 1H), 7.50 (ブロードのs, 1H), 4.18 (m, 2H), 3.00-2.93 (m, 2H), 2.90-2.82 (m, 2H), 2.11-2.02 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H). [注:交換可能なピロリジン水素は観察されなかった]
LC (条件1): 保持時間= 1.21分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]+ C25H28N7として計算;計算値: 426.24; 実測値 426.40
HRMS: [M+H]+ C25H28N7として計算;計算値: 426.2406; 実測値 426.2425
実施例132
(1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
HATU(41.4mg、0.109mmol)を、DMF(1.5mL)中のピロリジン132e(23.1mg、0.054mmol)、(i−Pr)
2EtN(40μL、0.23mmol)およびCap−1(25.3mg、0.117mmol)の混合物に加え、混合液を周囲温度で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を最初にMCX(MeOHで洗浄;2.0MのNH
3/MeOHで溶出)によって、次いで逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、実施例132のTFA塩を黄色の泡状物質(39.2mg)として得た。
LC (条件1): 保持時間= 1.37分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2として計算;計算値: 748.41; 実測値 748.53
HRMS: [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2として計算;計算値: 748.4087; 実測値 748.4090
実施例133〜135は、実施例132と同じ製造方法および適切な試薬を使用することによって、132eからTFA塩として製造した。
実施例133-135
実施例136
(1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−メチルフェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
実施例136, 工程aおよびb
PdCl
2(Ph
3P)
2(257mg、0.367mmol)を1−ブロモ−4−ヨード−2−メチルベンゼン(3.01g、10.13mmol)およびトリ−n−ブチル(1−エトキシビニル)スタンナン(3.826g、10.59mmol)のジオキサン(45mL)溶液に加え、80℃で約17時間加熱した。反応混合液を水(15mL)で処理し、約0℃(氷/水)に冷却し、次いでNBS(1.839g、10.3mmol)を何回かに分けて7分かけて加えた。約25分撹拌し、揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質を重力クロマトグラフィー(シリカゲル;4%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、ブロミド136aを茶色がかった黄色の固形物(2.699g)として得た;試料は純粋ではなく、とりわけスタンナン由来の不純物を含有する。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24, 400 MHz): 7.83 (s, 1H), 7.63 (s, 2H), 4.30 (s, 2H), 2.46 (s, 3H).
136aのCH3CN(15mL)溶液(2.69g、<9.21mmol)を、3分かけて(S)−Boc−プロリン(2.215g、10.3mmol)およびEt3N(1.40mL、10.04mmol)のCH3CN(30mL)溶液に滴下で添加し、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を水およびCH2Cl2に分配し、有機相を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;15〜20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、136bを無色の粘稠性油状物(2.74g)として得た。 1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.98 (m, 1H), 7.78 (d, J = 8.3, 1H), 7.72-7.69 (m, 1H), 5.61-5.41 (m, 2H), 4.35-4.30 (m, 1H), 3.41-3.30 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.33-2.08 (m, 2H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40/1.36 (s, 9H).
LC (条件1): 保持時間= 1.91 分; >95% 均一性指数
LC/MS: [M+Na]+ C19H24BrNNaO5として計算;計算値 448.07; 実測値 448.10
実施例136, 工程c
キシレン(18mL)中のケトエステル136b(1.445g、3.39mmol)およびNH
4OAc(2.93g、38.0mmol)の混合液を、マイクロ波で140℃にて80分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に注意深く分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加え、水性媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。粗製物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、40%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、イミダゾール136cをオフホワイト色の固形物(1.087g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.15/11.91/11.84 (ブロードのs, 1H), 7.72-7.24 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.52 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.28-1.77 (m, 4H), 1.40/1.14 (s, 9H).
LC (条件1): 保持時間= 1.91 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
19H
25BrN
3O
2として計算;計算値 405.96; 実測値 406.11
実施例136, 工程d
PdCl
2dppf・CH
2Cl
2(50.1mg、0.061mmol)を、ブロミド136c(538.3mg、1.325mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(666.6mg、2.625mmol)、KOAc(365.8mg、3.727mmol)およびDMF(10mL)の混合液を含有する圧力管に加えた。反応混合液をN
2でフラッシュし、80℃で24.5時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加え、水性媒体のpHを中性にした。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた物質をBiotageシステム(シリカゲル、40〜50%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、ボロネート136dを白色の泡状物質(580mg)として得た。
1H NMRによると、試料は、約3の生成物/ピナコール比で残留するピナコールを含有する。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.16/11.91/11.83 (ブロードのs, 1H), 7.63-7.25 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.39-3.32 (m, 1H), 2.48/2.47 (s, 3H), 2.28-1.78 (m, 4H), 1.40/1.14/1.12 (ブロードのs, 9H), 1.30 (s, 12H).
LC (条件1): 保持時間= 1.62 分
LC/MS: [M+H]
+ C
25H
37BN
3O
4として計算;計算値 454.29; 実測値 454.15
実施例136, 工程e-f
ビアリール136eは、ビアリール132dの製造について記載したカップリング条件に従って、ブロミド132cおよびボロネート136dから製造した。
LC (条件1a): 保持時間= 1.32 分; >90% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
36H
45N
7O
4として計算;計算値 640.36; 実測値 640.66
ピロリジン132eの製造に従ってビアリール136eの脱保護を行ない、136fを淡黄色の泡状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.88 (ブロードのs, 2H), 9.02 (d, J = 2, 1H), 8.12 (dd, J = 8.4, 2.3, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.64-7.62 (m, 2H), 7.50 (d, J = 8.3, 1H), 7.46 (ブロードのs, 1H), 7.40 (d, J = 7.8, 1H), 4.21-4.14 (m, 2H), 3.00-2.93 (m, 2H), 2.90-2.82 (m, 2H), 2.40 (s, 3H), 2.11-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [注:ピロリジンNHについてのシグナルは領域3.22〜2.80において現れ、広範すぎて、化学シフトの帰属を行なうことができない。]
LC (条件1): 保持時間= 0.84 分
LC/MS: [M+H]
+ C
26H
30N
7として計算;計算値 440.26; 実測値 440.50
実施例136
(1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−メチルフェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
実施例136(TFA塩)は、132eからの実施例132の製造に従って、136fから合成した。
1.05 分 (条件1); >98%
LC/MS: [M+H]
+ C
46H
52N
9O
2として計算;計算値: 762.42, 実測値: 762.77
HRMS: [M+H]
+ C
46H
52N
9O
2として計算;計算値: 762.4244; 実測値 762.4243
実施例138
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−メチルフェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例138は、ピロリジン136fおよびCap−4から同様に製造した。
1.60 分 (条件1); >98%
LC/MS: [M+H]
+ C
46H
48N
9O
6として計算;計算値: 822.37; 実測値 822.74
HRMS: [M+H]
+ C
46H
48N
9O
6として計算;計算値: 822.3728; 実測値 822.3760
実施例139
N−((1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−アセトアミド−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)アセトアミド
実施例139, 工程a
HATU(99.8mg、0.262mmol)を、132e(54.1mg、0.127mmol)、(R)−2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2−フェニル酢酸(98.5mg、0.392mmol)およびi−Pr
2EtN(100μL、0.574mol)の混合液に加え、反応混合液を70分撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、HPLC溶出液を過剰量の2.0NのNH
3/MeOHで処理し、その後揮発性成分を減圧除去した。このように得られた物質をCH
2Cl
2および水に分配し、水相をCH
2Cl
2(2×)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。カルバメート139aを白色の泡の膜状物質(82.3mg)として得た。
LC (条件1): 保持時間= 1.97 分; >95% 均一性指数.
LC/MS: [M+H]
+ C
51H
58N
9O
6として計算;計算値: 892.45; 実測値 892.72
実施例139b, 工程b
カルバメート139aは、132dからピロリジン132eの製造について記載した手順を使用することによって、アミン139bに脱保護した。
LC (条件1): 保持時間= 1.37 分; >95% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
41H
42N
9O
2として計算;計算値: 692.35; 実測値 692.32
実施例139
N−((1R)−2−((2S)−2−(5−(6−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−アセトアミド−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−3−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)アセトアミド
無水酢酸(20μL、0.212mmol)を139b(31.2mg、0.045mmol)のDMF(1.5mL)溶液に加え、反応混合液を1時間撹拌した。NH
3/MeOH(1.0mL、2N)を反応混合液に加え、撹拌を100分間続けた。揮発性成分を減圧除去し、このように得られた粗物質を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、実施例139のTFA塩を淡黄色の固形物(24.1mg)として得た。
LC (条件1): 保持時間= 1.53 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
45H
46N
9O
4として計算;計算値: 776.37; 実測値 776.38
HRMS: [M+H]
+ C
45H
46N
9O
4として計算;計算値: 776.3673; 実測値 776.3680
実施例140
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4−(5−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−ピリジニル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例140, 工程a
HATU(19.868g、52.25mmol)を、DMF(156mL)中のN−Cbz−L−プロリン(12.436g、49.89mmol)および2−アミノ−1−(4−ブロモフェニル)エタノンのHCl塩(12.157g、48.53mmol)の不均一混合液に加えた。混合液を氷水浴中で低下させ、その後直ちにN,N−ジイソプロピルエチルアミン(27mL、155mmol)をそれに滴下で13分かけて添加した。塩基の添加が完了した後、冷却浴を除去し、反応混合物をさらに50分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し; 得られた粗固形物に水(125mL)を加え、約1時間撹拌した。オフホワイト色の固形物を濾過し、大量の水で洗浄し、減圧乾燥させ、ケトアミド140aを白色の固形物(20.68g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 8.30 (m, 1H), 7.91 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.5, 2H), 7.38-7.25 (m, 5H), 5.11-5.03 (m, 2H), 4.57-4.48 (m, 2H), 4.33-4.26 (m, 1H), 3.53-3.36 (m, 2H), 2.23-2.05 (m, 1H), 1.94-1.78 (m, 3H).
LC (条件1): 保持時間= 1.65 分; 98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
21H
22BrN
2O
4として計算;計算値: 445.08; 実測値 445.31
実施例140, 工程b
ケトアミド140a(10.723g、24.08mmol)は、粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン)によって精製したこと以外は、カルバメート132cの合成について記載した手順に従って、140bに変換した。ブロミド140bをオフホワイトの泡状物質(7.622g)として回収した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.23/12.04/11.97 (m, 1H), 7.73-6.96 (m, 10H), 5.11-4.85 (m, 3H), 3.61 (m, 1H), 3.45 (m, 1H), 2.33-184(m, 4H).
LC (条件1): 保持時間= 1.42 分; >95% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2として計算;計算値: 426.08; 実測値 426.31
HRMS: [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2として計算;計算値: 426.0817; 実測値: 426.0829
140bの光学純度を下記のキラルHPLC方法を使用して評価し、99%のeeが観察された。
カラム: Chiralpak AD, 10 μm, 4.6 x 50 mm
溶媒: 20% エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 ml/分
波長: 254 nm
相対保持時間: 1.82 分 (R), 5.23 分 (S)
実施例140, 工程c
Pd(Ph
3P)
4(208mg、0.180mmol)を、ブロミド140b(1.80g、4.22mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.146g、8.45mmol)、KOAc(1.8g、11.0mmol)および1,4−ジオキサン(34mL)の混合液を含有する圧力管に加えた。反応フラスコを窒素でパージし、キャップし、油浴で80℃にて23時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(70mL)および水性媒体(22mLの水+5mLの飽和NaHCO
3溶液)に注意深く分配した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。油性残渣をEtOAc/ヘキサンから結晶化し、2クロップのボロネート140cを黄色の固形物(1.52g)として得た。母液を減圧でエバポレートし、このように得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;20〜35%EtOAc/CH
2Cl
2)によって精製し、さらなる140cを、残留ピナコール(772mg)を含有するオフホワイト色の固形物として得た。
LC (条件1): 保持時間= 1.95 分
LC/MS: [M+H]
+ C
27H
33BN
3O
4として計算;計算値: 474.26; 実測値 474.31
実施例140, 工程d-e
ビアリール132dの合成について記載したのと同じ手順を使用することによって、アリールブロミド132cをボロネート140cとカップリングし、140dを得た。試料は、132cのデスブロモ異形体を混入物として含有する。それ以上精製することなく次の工程に進めた。
LC (条件1): 保持時間= 1.72 分; 〜85% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
38H
42N
7O
4として計算;計算値: 660.33; 実測値 660.30
10%Pd/C(226mg)、ビアリール140d(1.25g)およびMeOH(15mL)の混合液を、水素バルーン下で約160時間撹拌した(水素供給を必要に応じて定期的に補充した)。反応混合液を珪藻土のパッド(Celite(登録商標))を通して濾過し、濾液を減圧でエバポレートし、クルードな140eを黄色がかった茶色の泡状物質(911mg)として得た。それ以上精製することなく次の工程に進めた。
LC (条件1): 保持時間= 1.53 分
LC/MS: [M+H]+ C30H36N7O2として計算;計算値: 526.29; 実測値 526.23
実施例140, 工程f-g
ピロリジン140gは、実施例132の合成において使用されるアミド形成およびBoc−脱保護プロトコルを順次に用いることによって、カルバメート140fの仲介によって、140eおよびCap−4から製造した。
LC (条件1): 保持時間= 1.09 分; 〜94% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
35H
37N
8O
3として計算;計算値: 617.30; 実測値 617.38
実施例140
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4−(5−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−ピリジニル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例140のTFA塩は、中間体132eからの実施例132の製造について記載された手順を使用することによって、ピロリジン140gおよびCap−1から合成した。
1.15 分 (条件1); >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
45H
40N
7O
4として計算;計算値: 778.38; 実測値 778.48
HRMS: [M+H]
+ C
45H
40N
7O
4として計算;計算値: 778.3829; 実測値 778.3849
実施例141〜143のTFA塩を、中間体140gおよび適切な試薬から同様に合成した。
実施例141-143
実施例144
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(4−(5−(2−((2S)−1−(4−モルホリニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−ピリジニル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
モルホリン−4−カルボニルクロリド(8.5mg、0.057mmol)のDMF(1.5mL)溶液を、i−Pr
2EtN(20μL、0.115mmol)および140g(27.3mg、0.044mmol)の混合液に加え、100分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、実施例144のTFA塩を黄色の泡状物質(34.6mg)として得た。
1.17 分 (条件1); >98%
LC/MS: [M+H]
+ C
40H
44N
9O
5として計算;計算値: 730.35; 実測値 730.42
HRMS: [M+H]
+ C
40H
44N
9O
5として計算;計算値: 730.3465; 実測値 730.3477
実施例145
ジメチル(2,2’−ビピリジン−5,5’−ジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
実施例145, 工程a-b
Pd(Ph
3P)
4(9.6mg、0.008mmol)およびLiCl(28mg、0.67mmol)を、アリールブロミド132c(98.7mg、0.251mmol)およびヘキサメチル二スズ(51.6mg、0.158mmol)の混合物に加え、80℃で約3日間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、得られた粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;0〜10%MeOH/EtOAc)、それに続き逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製した。HPLC溶出液を過剰量の2.0NのNH
3/MeOHで中和し、揮発性成分を減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、水相をCH
2Cl
2(2×)で洗浄した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、カルバメート145aを油状物の膜状物質(8.7mg)として得た。
LC (条件1): 保持時間= 1.68 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
34H
43N
8O
4として計算;計算値: 627.34; 実測値 627.47
カルバメート145aは、132dからの132eの製造に従って、ピロリジン145bに合成した。1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 12.02 (ブロードのシグナル, 2H), 9.04 (d, J = 1.6, 2H), 8.34 (d, J = 8.3, 2H), 8.20 (dd, J = 8.3, 2.3, 2H), 7.67 (ブロードのs, 1H), 4.21 (m, 2H), 3.00-2.85 (m, 4H), 2.12-2.04 (m, 2H), 1.95-1.68 (m, 6H). [注:ピロリジン−NHシグナルは観察されなかった].
LC (条件1): 保持時間= 1.17 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]+ C24H27N8として計算;計算値: 427.24; 実測値 427.13
実施例145
ジメチル(2,2’−ビピリジン−5,5’−ジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
実施例145(TFA塩)は、132eからの実施例132の製造に従って、145bから合成した。
LC (条件1): 保持時間= 1.63 分; 98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
44H
45N
10O
6として計算;計算値: 809.35; 実測値 809.40
実施例146
(1R)−2−((2S)−2−(5−(5−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
実施例146, 工程a
n−BuLi(12.0mLの2.5M/ヘキサン、30mmol)を、冷却した(−78℃)2,5−ジブロモピリジン(6.040g、25.5mmol)のトルエン(300mL)半溶液に15分かけて滴下で添加し、2.5時間撹拌した。t−ブチル2−(メトキシ(メチル)アミノ)−2−オキソエチルカルバメート(2.809g、12.87mmol)を何回かに分けて7分かけて加え、撹拌を−78℃で1.5時間続けた。−78℃の浴を−60℃の浴で置き換え、それを2.5時間かけて−15℃に温めた。反応液を飽和NH
4Cl溶液(20mL)でクエンチし、混合液を周囲温度に解凍し、有機層を分離し、減圧でエバポレートした。このように得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;15%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、赤褐色の半固形物を得て、それをヘキサンで洗浄し、有色の残渣を除去した。ピリジン146aを灰色の固形物(842mg)として回収した。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.89 (d, J = 2.3, 1H), 8.30 (dd, J = 8.4, 2.4, 1H), 7.90 (d, J = 8.3, 1H), 7.03(ブロードのt, J = 5.7; 0.88H), 6.63 (見かけ上のブロードのs, 0.12H), 4.55 (d, J = 5.8, 2H), 1.40/1.28 (2つの見かけ上のs, 7.83H + 1.17H).
LC (条件1): 保持時間= 2.00 分; >95% 均一性指数
LC/MS: [M+Na]
+ C
12H
15BrNaN
2O
3として計算;計算値: 337.02; 実測値 337.13
実施例146, 工程b
48%HBr(1.0mL)は、カルバメート146a(840mg、2.66mmol)のジオキサン(5.0mL)溶液に3分かけて滴下で添加し、反応混合液を周囲温度で17.5時間撹拌した。沈殿物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧乾燥させ、アミン146bのHBr塩をオフホワイト色の固形物として得た(672.4mg;HBr塩の正確なモル当量は決定されなかった)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.95 (d, J = 2.3, 1 H), 8.37 (dd, J = 8.4, 2.3, 1H), 8.2 (ブロードのs, 3H), 8.00 (d, J = 8.3, 1H), 4.61 (s, 2H).
LC (条件1): 保持時間= 0.53 分
LC/MS: [M+H]
+ C
7H
8BrN
2Oとして計算;計算値: 214.98; 実測値 215.00
実施例146, 工程c
i−Pr
2EtN(2.3mL、13.2mmol)を、DMF(13.5mL)中のアミン146b(1.365g)、(S)−Boc−プロリン(0.957g、4.44mmol)およびHATU(1.70g、4.47mmol)の不均一な混合液に15分かけて滴下で添加し、周囲温度で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をEtOAc(40mL)および水性媒体(20mLの水+1mlの飽和NaHCO
3溶液)に分配した。水層をEtOAc(20mL)で洗浄し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。生成した粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;40〜50%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、ケトアミド146cをかすかに黄色の泡状物質(1.465g)として得た。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.90 (d, J = 2.3, 1H), 8.30 (dd, J = 8.5, 2.4, 1H), 8.01-8.07 (m, 1H), 7.90 (d, J = 8.3, 1H), 4.6 (m, 1H), 4.64 (dd, J = 19.1, 5.5, 1H); 4.19 (m, 1H), 3.39 (m, 1H), 3.32-3.26 (m, 1H), 2.20-2.01 (m, 1H), 1.95-1.70 (m, 3H),1.40/1.35 (two app s, 9H).
LC (条件1): 保持時間= 1.91 分
LC/MS: [M+Na]
+ C
17H
22BrN
3NaO
4として計算;計算値: 434.07; 実測値 433.96.
実施例146, 工程d
キシレン中のケトアミド146c(782.2mg、1.897mmol)およびNH
4OAc(800mg、10.4mmol)の混合液を、マイクロ波(140℃)を用いて90分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に注意深く分配し、十分な飽和NaHCO
3溶液を加えてそれを中和した。水相をCH
2Cl
2(2×)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。生成した粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;50%CH
2Cl
2/EtOAc)によって精製し、イミダゾール146dをオフホワイト色の固形物(552.8mg)として得た。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 12.49/12.39/12.15/12.06 (ブロードのs, 1H), 8.62 (見かけ上のブロードのs, 0.2H), 8.56 (d, J = 2, 0.8H), 8.02 (ブロードのd, J = 8.5, 0.2H), 7.97 (ブロードのd, J = 7.8, 0.8H), 7.77 (d, J = 8.6, 0.8H), 7.72 (d, J = 8.6, 0.2H), 7.61-7.49 (m, 1H), 4.93-4.72 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.41-3.32 (m, 1H), 2.33-1.77 (m, 4H), 1.39/1.14 (見かけ上のブロードのs, 3.7H+5.3H).
LC (条件1): 保持時間= 1.67 分; >95% 均一性指数
LC/MS: [M+Na]
+ C
17H
21BrN
4NaO
2として計算;計算値: 415.08; 実測値 415.12
実施例146, 工程e
NaH(60%;11.6mg、0.29mmol)をイミダゾール146d(80mg、0.203mmol)およびDMF(1.5mL)の不均一混合液に一度に加え、周囲条件で30分間撹拌した。SEM−Cl(40μL、0.226mmol)を上記の反応混合液に2分かけて滴下で添加し、撹拌を14時間続けた。揮発性成分を減圧除去し、残渣を水およびCH
2Cl
2に分配した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、146eを無色の粘稠性油状物(87.5mg)として得た。146eの正確な位置化学は決定されなかった。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.4 ppm; 400 MHz): 8.53 (d, J = 2.2, 1H), 7.90-7.72 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 5.87 (m, 0.46H), 5.41 (m, 0.54H), 5.16 (d, J = 10.8, 1H), 5.03-4.85 (m, 1H), 3.76-3.42 (m, 4H), 2.54-1.84 (m, 4H), 1.38/1.19 (ブロードのs, 4.3H + 4.7H), 0.97-0.81 (m, 2H), -0.03 (s, 9H).
LC (条件1): 保持時間= 2.1 分
LC/MS: [M+H]
+ C
23H
36BrN
4O
3Siとして計算;計算値: 523.17; 実測値 523.24
実施例146, 工程f
Pd(Ph
3P)
4(24.4mg、0.021mmol)を、1,2−ジメトキシエタン(4.8mL)および水(1.6mL)中のイミダゾール146e(280mg、0.535mmol)、1c(241.5mg、0.55mmol)およびNaHCO
3(148.6mg、1.769mmol)の混合液に加えた。反応混合液を窒素でフラッシュし、油浴で80℃にて約24時間加熱し、次いで揮発性成分を減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2および水に分配し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。粗物質をBiotageシステム(シリカゲル;75〜100%EtOAc/ヘキサン)、続いて逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製した。HPLC溶出液を2MのNH
3/MeOHで中和し、減圧でエバポレートし、残渣を水およびCH
2Cl
2に分配した。有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して、146fを白色の泡状物質(162mg)として得た。
LC (条件1): 保持時間= 2.1 分
LC/MS: [M+H]
+ C
41H
58N
7O
5Siとして計算;計算値: 756.43; 実測値 756.55
実施例146, 工程g
カルバメート146f(208mg、0.275mmol)を25%TFA/CH
2Cl
2(4.0mL)で処理し、周囲温度で10時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をまず第1にMCX(MeOHで洗浄;2.0MのNH
3/MeOHで溶出)によって遊離塩基にし、次いで逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、得られた物質を再び遊離塩基にし(MCX)、ピロリジン146gを油状物の膜状物質(53.7mg)として得た。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 1.88 (見かけ上のブロードのs, 2H), 8.83 (d, J = 2.1, 1H), 8.07 (dd, J = 8.3/2.3, 1H0, 7.87 (d, J = 8.5, 1H), 7.84 (d, J = 8.3, 2H), 7.71 (d, J = 8.3, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.50 (ブロードのs, 1H), 4.18 (m, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.11-2.02 (m, 2H), 1.95-1.86 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H).
LC (条件1): 保持時間= 0.95 分; >98% 均一性指数
LC/MS: [M+H]
+ C
25H
28N
7として計算;計算値: 426.24; 実測値 426.27
実施例146
(1R)−2−((2S)−2−(5−(5−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン
実施例146(TFA塩)は、中間体132eからの実施例132の製造に従って、ピロリジン146gから合成した。
LC (条件1): 保持時間= 1.42 分; 96.5% 均一性指数
LC/MS: [M+H]+ C45H50N9O2として計算;計算値: 748.41; 実測値 748.57
HRMS: [M+H]+ C45H50N9O2として計算;計算値: 748.4087; 実測値 748.4100
実施例147
メチル((1R)−2−((2S)−2−(5−(5−(4−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニル)−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバメート
実施例147のTFA塩は、Cap−4を使用することによって、中間体146gから同様に製造した。
LC (条件1): 保持時間= 1.66 分; 95% 均一性指数
LC/MS: [M+H]+ C45H46N9O6として計算;計算値: 808.36; 実測値 808.55
実施例148
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(4R)−1,3−チアゾリジン−4,3−ジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例148, 工程a
15mLの氷酢酸中の臭素(1.3mL、25.0mmol)の溶液を、4−4’−ジアセチルビフェニル(3.0g、12.5mmol)の酢酸(40mL)溶液に50℃にて滴下で添加した。添加が完了したら、混合液を室温で終夜撹拌した。沈殿した生成物を濾過し、クロロホルムから再結晶させ、1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−ブロモエタノン)(3.84g、77.5%)を白色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-D) δ ppm 8.09 (4 H, d, J=7.93 Hz) 7.75 (4 H, d, J=8.24 Hz) 4.47 (4 H, s)
名目上/LRMS -計算値; 369.07 実測値; (M+H)
+ - 397.33, (M-H)
- - 395.14
実施例148, 工程b
ナトリウムジホルミルアミド(3.66g、38.5mmol)を、1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−ブロモエタノン)(6.1g、15.4mmol)のアセトニトリル(85mL)懸濁液に加えた。混合液を4時間還流加熱し、減圧下で濃縮した。残渣をエタノール中の5%HCl(300mL)に懸濁させ、3.5時間還流加熱した。反応液を室温に冷却し、フリーザー中に1時間置いた。沈殿した固形物を集め、200mLの1:1エタノール/エーテル、続いて200mLのペンタンで洗浄し、減圧乾燥させ、1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−アミノエタノン)ジヒドロクロリド(4.85g、92%)を得た。それ以上精製することなく続けた。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.47-8.55 (4H, m) 8.11 - 8.17 (4 H, m) 8.00 (4 H, d, J=8.42 Hz) 4.59 - 4.67 (4 H, m).
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10% 水 0.1% TFA, 保持時間 = 0.44 分, C
16H
16N
2O
2として計算;計算値 268.31 実測値; 269.09 (M+H)
+.
実施例148, 工程c
撹拌した1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−アミノエタノン)ジヒドロクロリド(0.7g、2.1mmol)、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−チオプロリン(0.96g、4.2mmol)、およびHATU(1.68g、4.4mmol)のDMF(14mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(1.5mL、8.4mmol)を5分かけて滴下で添加した。このように得られた澄明な黄色い溶液を、室温で終夜(14時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を20%メタノール/クロロホルムおよび水に分配した。水相を20%メタノール/クロロホルムで一度洗浄した。有機物を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、10〜50%酢酸エチル/CH
2Cl
2を用いたグラジエント溶出によるシリカゲル上でクロマトグラフにかけ、(4S,4’S)−tert−ブチル4,4’−(2,2’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−オキソエタン−2,1−ジイル))ビス(アザンジイル)ビス(オキソメチレン)ジチアゾリジン−3−カルボキシレート(0.39g、27%)をオレンジ色の泡状物質として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.38 (2 H, s) 8.12 (4 H, d, J=8.56 Hz) 7.94 (4 H, d, J=8.56 Hz) 4.60 - 4.68 (4 H, m) 4.33 - 4.38 (2 H, m) 3.58 - 3.68 (2 H, m) 3.38 (2 H, s) 3.08 - 3.18 (2 H, m) 1.40 (18 H, s)
LCMS - Water-Sunfire C-18 4.6 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, 保持時間 = 3.69 分.,計算値 C
34H
42N
4O
8S
2として計算;計算値 698.85 実測値; 699.12 (M+H)
+ .
実施例148, 工程d
マイクロ波反応容器中で(4S,4’S)−tert−ブチル4,4’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジチアゾリジン−3−カルボキシレート(0.39g、0.56mmol)および酢酸アンモニウム(0.43g、5.6mmol)を、8mLのo−キシレンに懸濁させた。混合液を標準的マイクロ波条件下で140℃にて70分間加熱し、減圧下で濃縮した。残渣を30mLの20%メタノール/クロロホルムに溶解し、10%NaHCO
3(水溶液)で洗浄した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、1〜6%メタノール/CH
2Cl
2を用いたグラジエント溶出によるシリカゲル上でクロマトグラフにかけ、(4S,4’S)−tert−ブチル4,4’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジチアゾリジン−3−カルボキシレート(0.15g、41%)を黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.02 (2 H, s) 7.70 - 7.88 (10 H, m) 5.28 - 5.37 (2 H, m) 4.68 (2 H, d, J=9.16 Hz) 4.47 - 4.55 (2 H, m) 3.46 (2 H, s) 3.23 (2 H, s) 1.26 - 1.43 (18 H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 3.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間 = 1.96 分., C
34H
40N
6O
4S
2として計算;計算値 660.85 実測値; 661.30 (M+H)
+, 659.34 (M-H)
-
実施例148, 工程e
(4S,4’S)−tert−ブチル4,4’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジチアゾリジン−3−カルボキシレートのジオキサン(1mL)溶液に、HClのジオキサン溶液(0.3mL、4.0M)を加えた。反応液を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。このように得られた黄褐色の固形物を減圧下で乾燥させ、4,4’−ビス(2−((S)−チアゾリジン−4−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルテトラヒドロクロリド(0.12g、100%)を黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.09 (2 H, s) 8.01 (4 H, d, J=8.55 Hz) 7.90 (4 H, d, J=8.55 Hz) 5.08 (2 H, t, J=6.10 Hz) 4.38 (2 H, d, J=9.16 Hz) 4.23 (2 H, d, J=9.46 Hz) 3.48 - 3.54 (2 H, m,) 3.35 - 3.41 (2 H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間 = 1.70 分., C
24H
24N
6S
2として計算;計算値 460.62 実測値; 461.16 (M+H)
+ , 459.31 (M-H)
-
実施例148
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(4R)−1,3−チアゾリジン−4,3−ジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
撹拌した(4,4’−ビス(2−((S)−チアゾリジン−4−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルテトラヒドロクロリド(0.028g、0.046mmol)、(R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル酢酸(Cap−1、0.017g、0.0.10mmol)、およびHATU(0.039g、0.10mmol)のDMF(2mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.05mL、0.28mmol)を加えた。反応液を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相分取HPLCによって精製し、(2R,2’R)−1,1’−((4S,4’S)−4,4’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(チアゾリジン−4,3−ジイル))ビス(2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルエタノン)、TFA塩(0.012g、21%)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.59 - 7.91 (20 H, m) 5.62 (2 H, dd, J=6.56, 2.59 Hz) 4.99 (2 H, d, J=8.85 Hz) 4.82/4.35 (2 H, s) 4.22 (2 H, s) 3.42 (2 H, s) 3.25 (2 H, s) 2.35-2.61 (12H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム 移動相 保持時間 = 3.128 分.
名目上/LRMS - C
44H
46N
8O
2S
2として計算;計算値 783.03; 実測値 783.28 (M+H)
+
精密/HRMS - C
44H
47N
8O
2S
2として計算;計算値 783.3263; 783.3246 (M+H)
+
実施例149および150は、実施例148の製造について記載したのと同様の様式で製造した。
実施例151
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス((1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル)(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
実施例151, 工程a
撹拌した1d、(2S,2’S)−tert−ブチル2,2’−(4,4’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−4,2−ジイル))ジピロリジン−1−カルボキシレート(100mg、0.16mmole)およびヨードメタン(40μL、0.16mmole)のCH
2Cl
2(2mL)溶液に、水素化ナトリウム(40%)(21.2mg、0.352mmole)を加えた。周囲温度で5時間後、それを減圧下で濃縮した。粗反応生成物151a、(2S,2’S)−tert−ブチル2,2’−(4,4’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル))ジピロリジン−1−カルボキシレート(約90mg)を、それ以上精製することなく次の工程に移した(純度約85%)。LCMS: C
38H
48N
6O
4として計算;計算値: 652.83; 実測値: 653.51 (M+H)
+. この反応において複数のメチル化異性体が可能であるが、これらを帰属しようとはしなかったと認識されるべきである。
実施例151, 工程b
151a、(2S,2’S)−tert−ブチル2,2’−(4,4’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル))ジピロリジン−1−カルボキシレート(100mg、0.153mmole)を4MのHCl/ジオキサン(20mL)で処理した。周囲温度で3時間後、それを減圧下で濃縮した。粗反応生成物、4,4’−ビス(1−メチル−2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)ビフェニル(約110mg、HCl塩)を、それ以上精製することなく次の工程に移した(純度約85%)。LCMS: C
28H
32N
6として計算;計算値: 452.59; 実測値: 453.38 (M+H)
+. 複数のイミダゾール異性体が存在し、その後の工程に使用した。
実施例151
HATU(58.9mg、0.150mmol)を、DMF(1.0mL)中の151b、4,4’−ビス(1−メチル−2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)ビフェニル(45.0mg、0.075mmol)、(i−Pr)2EtN(78μL、0.451mmol)およびCap−1、(R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル酢酸(0.026mg、0.150mmol)の混合液に加えた。LC/MS分析による測定でカップリングが完了するまで、得られた混合液を周囲温度で撹拌した。逆相プレパラティブHPLC(Waters−Sunfire 30×100mm S5、220nmで検出、流速30mL/分、14分かけて0〜90%B;A=90%水、10%ACN、0.1%TFA、B=10%水、90%ACN、0.1%TFA)によって精製を達成し、2つの異性体の151、(2R,2’R)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(4,4’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルエタノン)、TFA塩を得た。
異性体1: (1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス((1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル)(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
(8 mg, 8.6%) 無色のワックスとして.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.84 - 2.25 (m, 8 H) 2.32 - 2.90 (m, 12 H) 3.67 - 3.92 (m, 8 H) 4.07 (s, 2 H) 5.23 (s, 2 H) 5.51 (s, 2 H) 7.51 - 7.91 (m, 20 H)
HPLC Xterra 4.6 X 50 mm, 10分かけて0〜100%B, 1分ホールド時間, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% リン酸, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% リン酸, 保持時間= 2.74 分, 98%.
LCMS: C48H54N8O2として計算;計算値: 775.02; 実測値: 775.50 (M+H)+.
異性体2: (1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス((1−メチル−1H−イミダゾール−4,2−ジイル)(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン)
(10.2 mg, 11%) 無色のワックスとして.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.83 - 2.26 (m, 8 H) 2.30 - 2.92 (m, 12 H) 3.68 - 3.94 (m, 8 H) 4.06 (s, 2 H) 5.25 (d, J=2.14 Hz, 2 H) 5.50 (s, 2 H) 7.52 - 7.91 (m, 20 H).
HPLC Xterra 4.6 X 50 mm, 10分かけて0〜100%B, 1分ホールド時間, A=90%水, 10%メタノール, 0.2% リン酸, B=10%水, 90%メタノール, 0.2% リン酸, 保持時間= 2.75 分, 90%.
LCMS: C48H54N8O2として計算;計算値: 775.02; 実測値: 775.52 (M+H)+.
実施例152a-1 工程a
2-クロロ-5-(1-エトキシビニル)ピリミジン
5−ブロモ−2−クロロピリミジン(12.5g、64.62mmol)の乾燥DMF(175mL)溶液に、N
2下で、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(21.8mL、64.62mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(2.27g、3.23mmol)を加えた。混合液を100℃で3時間加熱し、その後室温で16時間加熱した。次いで、混合液をエーテル(200mL)で希釈し、KF水溶液(33mLの水中の55gのフッ化カリウム)で処理した。2相の混合液を室温で1時間激しく撹拌し、その後珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過した。濾液を飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させた(Na
2SO
4)。最初の水相をエーテル(2×)で抽出し、有機相を上記のように処理した。13.5gの5−ブロモ−2−クロロピリミジンについて再度行い、合わせて、シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(3%酢酸エチル/ヘキサンから25%酢酸エチル/ヘキサン3.0Lを用いた65Mカラムでのグラジエント溶出)により精製して、表題化合物を白色の結晶性固形物(18.2g、73%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 8.97 (s, 2H), 5.08 (d, J=3.7 Hz, 1H), 4.56 (d, J=3.4 Hz, 1H), 3.94 (q, J=7.0 Hz, 2H), 1.35 (t, J=7.0 Hz, 3H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.53 分, 98.8% 均一性指数.
LCMS: C
8H
10ClN
2Oとして計算;計算値 185.05; 実測値: 185.04 (M+H)
+.
HRMS: C
8H
10ClN
2Oとして計算;計算値 185.0482; 実測値: 185.0490 (M+H)
+.
同じ方法を使用して実施例152a−2および152a−3の製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152d-1から152d-6
実施例152b-1, 工程b
(S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートまたは(S)−2−[5−(2−クロロ−ピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
NBS(16.1g、90.7mmol)を、撹拌した2−クロロ−5−(1−エトキシビニル)ピリミジン(152a−1、18.2g、98.6mmol)のTHF(267mL)およびH
2O(88mL)溶液に、N
2下において0℃で、一度に加えた。混合液を0℃で1時間撹拌し、その後それをさらなるH
2Oで希釈し、酢酸エチル(2×)で抽出した。抽出物を合わせて飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、溶媒をエバポレートした。LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 1.52 分 (非対称的ピーク). LCMS: C
6H
14BrClN
2Oとして計算;計算値 235.92; 実測値: 236.85 (M+H)
+.
実施例152c-1, 工程c
粗残渣の半分(2−ブロモ−1−(2−クロロピリミジン−5−イル)エタノン、約14.5g)を無水アセトニトリル(150mL)に溶解し、N−Boc−L−プロリン(9.76g、45.35mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(7.9mL、45.35mmol)で直接処理した。3時間撹拌した後、溶媒を減圧除去し、残渣を酢酸エチルおよび水に分配した。有機相を0.1Nの塩酸、飽和NaHCO3溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。 LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.66 分.
同じ方法を使用して、実施例152cから152c−6を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152d-1, 工程d
この残渣((S)−1−tert−ブチル2−(2−(2−クロロピリミジン−5−イル)−2−オキソエチル)ピロリジン−1,2−ジカルボキシレート)をキシレン(200mL)に溶解し、NH4OAc(17.5g、0.23mol)に処理した。混合液を、壁の厚いスクリュートップのフラスコ中で140℃にて2時間加熱し、その後それを周囲温度に冷却し、吸引濾過した。次いで、濾液を濃縮し、酢酸エチルおよび飽和NaHCO3溶液に分配し、食塩水で洗浄し、その後乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。最初の沈殿物をNaHCO3水溶液および酢酸エチルに分配し、2分間超音波処理し、その後吸引濾過した。濾液を食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、乾固するまで濃縮した。残渣を合わせてシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィーにより精製(65Mカラム、プレ平衡(2%Bで900mL)、それに続きグラジエント溶出(2%B〜2%Bで450ml、続いて2%B〜40%Bで3000mL)、ここでB=メタノールおよびA=ジクロロメタン)して、表題化合物(7.0g、44%収率、2工程、純粋な画分)を黄色がかったオレンジ色の泡状物質として得た。混合画分をシリカゲルでの第2のBiotage(商標)クロマトグラフィー(40Mカラム、プレ平衡(1%Bで600mL)、それに続きグラジエント溶出(1%B〜1%Bで150ml、続いて1%B〜10%Bで1500mL)、ここでB=MeOHおよびA=CH2Cl2)で処理し、さらなる表題化合物(2.8g、18%)を茶色がかったオレンジ色の泡状物質として得た。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 12.24-12.16 (m, 1H), 9.05 (s, 2H), 7.84-7.73 (m, 1H), 4.90-4.73 (m, 1H), 3.59-3.46 (m, 1H), 3.41-3.31 (m, 1H), 2.32-2.12 (m, 1H), 2.03-1.77 (m, 3H), 1.39および1.15 (2s, 9H)..
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 1.92 分, 94.7% 均一性指数.
LRMS: C16H21ClN5O2として計算;計算値 350.14; 実測値: 350.23 (M+H)+.
HRMS: C16H21ClN5O2として計算;計算値 350.1384; 実測値: 350.1398 (M+H)+.
同じ方法を使用して、実施例152d−2から152d−6を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152e-1, 工程e
実施例152e-1: (S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1−((2−(トリメチル−シリル)エトキシ)メチル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
水素化ナトリウム(鉱物油中の60%分散物、0.23g、5.72mmol)を、撹拌した(S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(152d−1、2.0g、5.72mmol)の乾燥DMF(45mL)溶液に、周囲温度でN
2下において、一度に加えた。混合物を5分間撹拌し、その後、SEMクロリド(1.01mL、5.72mmol)を約0.1mLずつ加えた。混合液を3時間撹拌し、その後飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、酢酸エチルで希釈した。有機相を飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。最初の水相をさらに2度抽出し、残渣を合わせてBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(40Mカラム、50mL/分、プレ平衡(5%Bで750mL)、それに続き段階グラジエント溶出(5%B〜5%Bで150mL、5%B〜75%Bで1500mL、次いで、75%B〜100%Bで750mL)、ここで溶媒Bは酢酸エチルであって溶媒Aはヘキサンである)によって精製した。溶出液を濃縮して、表題化合物を淡黄色の泡状物質(2.35g、85%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.04 (s, 2H), 7.98-7.95 (m, 1H), 5.70-5.31 (3m, 2H), 5.02-4.91 (m, 1H), 3.59-3.49 (m, 3H), 3.45-3.35 (m, 1H), 2.30-2.08 (m, 2H), 1.99-1.83 (m, 2H), 1.36および1.12 (2s, 9H), 0.93-0.82 (m, 2H), -0.02 (s, 9H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, 2分ホールド時間, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.38 分, 95% 均一性指数.
LRMS: C
22H
35ClN
5O
3Sとして計算;計算値 480.22; 実測値: 480.23 (M+H)
+.
HRMS: C
22H
35ClN
5O
3Sとして計算;計算値 480.2198; 実測値: 480.2194 (M+H)
+.
同じ方法を使用して、152e−2から152e−4を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152f-1から152f-2
実施例152f-1
(S)−1−(2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−2−(ピリジン−3−イル)エタノン
冷たい(0℃)ジオキサン(5mL)中の4NのHCl、続いてMeOH(1.0mL)を、100mLのナシ形フラスコ中の(S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(152d−1、0.50g、1.43mmol)に、シリンジによって加えた。懸濁液を室温で4時間撹拌し、その後それを乾固するまで濃縮し、高真空下に1時間置いた。中間体(S)−2−クロロ−5−(2−(ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ピリミジン三塩酸塩を淡黄色の固形物(オレンジ色の色合いを有する)として単離し、それをそれ以上精製することなく使用した。
HATU(0.60g、1.57mmol)を、撹拌した中間体(S)−2−クロロ−5−(2−(ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ピリミジン三塩酸塩(0.46g、1.43mmol、理論量)、2−(ピリジン−3−イル)酢酸(0.25g、1.43mmol)およびDIEA(1.0mL、5.72mmol)の無水DMF(10mL)溶液に、周囲温度にて一度に加えた。混合液を室温で2時間撹拌し、その後DMFを減圧除去した。残渣をCH
2Cl
2に溶解し、シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(40Mカラム、プレ平衡(0%Bで600mL)、それに続き段階グラジエント溶出(0%B〜0%Bで150mL、次いで0%B〜15%Bで1500mL、その後15%B〜25%Bで999mL)、ここでB=MeOHおよびA=CH
2Cl
2)にかけた。表題化合物(0.131g、25%、2工程)を黄色の固形物として単離した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.10-9.08 (2s, 2H), 8.72-8.55 (一連のm, 2H), 8.21-8.20および8.11-8.10 (2m, 1H), 8.00 and 7.93 (2s, 1H), 7.84-7.77 (一連のm, 1H), 5.43-5.41および5.17-5.15 (2m, 1H), 4.02-3.94 (3m, 2H), 3.90-3.58 (3m, 2H), 2.37-2.26 (m, 1H), 2.16-1.85 (2m, 3H).
LCRMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 0.92 分, 95.1 % 均一性指数.
LRMS: C
18H
18ClN
6Oとして計算;計算値 369.12; 実測値: 369.11 (M+H)
+.
HRMS: C
18H
18ClN
6Oとして計算;計算値 369.1231; 実測値: 369.1246 (M+H)
+.
実施例152f-2 LCMS条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152g-1から152g-16
1cおよび152e-1からの実施例152g-1 (S)−2−[5−(2−{4−[2−((S)−1−tert−ブトキシカルボニル−ピロリジン−2−イル)−3H−イミダゾール−4−イル]−フェニル}−ピリミジン−5−イル)−1−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
Pd(Ph
3)
4(0.12g、0.103mmol)を、DME(20mL)およびH
2O(6mL)溶液中の撹拌した(S)−tert−ブチル2−(5−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(1c、1.00g、2.27mmol)、(S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(152c−1、0.99g、2.06mmol)およびNaHCO
3(0.87g、10.3mmol)の懸濁液に、室温でN
2下にて一度に加えた。容器を密封し、混合液を、予熱した(80℃)油浴中にいれ、80℃で16時間撹拌した後、さらなる触媒(0.12g)を加えた。混合液を80℃でさらに12時間加熱した後、混合液を周囲温度に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を濃縮した。残渣を、40Mカラム(プレ平衡(40%B)、それに続く段階グラジエント溶出(40%B〜40%Bで150mL、40%B〜100%Bで1500mL、100%B〜100%Bで1000mL)、ここでB=酢酸エチルおよびA=ヘキサン)を用いたシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色の泡状物質(1.533g、98%)として得た。少量の黄色い泡状物質を、キャラクタライズを目的として、pHPLC(Phenomenex GEMINI、30×100mm、S10、13分かけて10〜100%B、3分の保持時間、40mL/分、A=95%水、5%アセトニトリル、10mMのNH
4OAc、B=10%水、90%アセトニトリル、10mMのNH
4OAc)によってさらに精製し、95%純度の表題化合物を白色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.30-11.88 (3m, 1H), 9.17-9.16 (m, 2H), 8.43-8.31 (m, 2H), 7.99-7.35 (一連のm, 4H), 5.72-5.30 (3m, 2H), 5.03-4.76 (2m, 2H), 3.64-3.50 (m, 4H), 3.48-3.31 (m, 2H), 2.36-2.07 (m, 2H), 2.05-1.80 (m, 4H), 1.46-1.08 (2m, 18H), 0.95-0.84 (m, 2H), -0.01 (s, 9H).
HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.91 分, 95% 均一性指数.
LRMS: C
40H
57N
8O
5Siとして計算;計算値 757.42; 実測値: 757.42 (M+H)
+.
HRMS: C
40H
57N
8O
5Siとして計算;計算値 757.4221; 実測値: 757.4191 (M+H)
+.
同じ手順を使用して実施例152g−2から152g−17を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152h-1-152h-7
152g-1からの実施例152h-1 5−((S)−2−ピロリジン−2−イル−3H−イミダゾール−4−イル)−2−[4−((S)−2−ピロリジン−2−イル−3H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−ピリミジン
TFA(8mL)を、撹拌した(S)−2−[5−(2−{4−[2−((S)−1−tert−ブトキシカルボニル−ピロリジン−2−イル)−3H−イミダゾール−4−イル]−フェニル}−ピリミジン−5−イル)−1−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1.50g、1.98mmol)の乾燥CH
2Cl
2(30mL)溶液に、室温で一度に加えた。フラスコを密封し、混合液を室温で16時間撹拌し、その後溶媒を減圧除去した。残渣をメタノールに溶解し、PVDFシリンジフィルター(13mm×0.45μm)で濾過し、8pHPLCバイアルに分配し、HPLC(Phenomenex C18カラム, 30×100mm, 10μmで13分かけて10%B〜100%Bのグラジエント溶出、ここでA=90%水、10%メタノール、0.1%TFA、B=10%水、90%メタノール、0.1%TFA)によってクロマトグラフィー処理した。選択した試験管をスピード減圧エバポレーションによって濃縮した後、生成物をメタノールに溶解し、溶液をUCT CHQAX 110M75陰イオン交換カートリッジに通過させることによって中和した。溶出液を濃縮して、表題化合物をからし黄色の固形物(306.7mg、36%収率)として単離した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.50-11.80 (ブロードのm, 2H), 9.18 (s, 2H), 8.36 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.89 (d, J=8.2 Hz, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 4.34-4.24 (m, 2H), 3.09-2.89 (m, 4H), 2.18-2.07 (m, 2H), 2.02-1.89 (m, 2H), 1.88-1.72 (m, 4H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 1.33 分, >95% 均一性指数.
LRMS: C
24H
27N
8として計算;計算値 427.24; 実測値: 427.01 (M+H)
+.
HRMS: C
24H
27N
8として計算;計算値 427.2359; 実測値: 427.2363 (M+H)
+.
同じ条件を使用して、実施例152h−2から152h−14を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152i-1から152i-3
152g-8からの実施例152i-1. (S)−2−(5−{2−[4−((S)−2−ピロリジン−2−イル−3H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−ピリミジン−5−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
(S)−2−[5−(2−{4−[2−((S)−1−ベンジルオキシカルボニル−ピロリジン−2−イル)−3H−イミダゾール−4−イル]−フェニル}−ピリミジン−5−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(317.1mg、0.48mmol)のMeOH(1mL)溶液を、撹拌したMeOH(5mL)およびH
2O(0.1mL)の溶液中の10%パラジウム炭素(60mg)およびK
2CO
3(70mg)の懸濁液に、室温でN
2下にて加えた。フラスコをH
2で3度充填および排気を行い、大気圧で3時間撹拌した。次いで、さらなる触媒(20mg)を加え、反応混合物をさらに3時間撹拌し、その後それを珪藻土(Celite(登録商標))を通して吸引濾過し、濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、PVDFシリンジフィルター(13mm×0.45μm)で濾過し、4pHPLCバイアルに分配し、クロマトグラフィー処理した(Phenomenex−Ge分i C18カラム(30×100mm、10μm)で10分かけて20%B〜100%Bのグラジエント溶出、ここで、A=95%水、5%アセトニトリル、10mMのNH
4OAc、B=10%水、90%アセトニトリル、10mMのNH
4OAc)。選択した試験管のスピード減圧エバポレーションによる濃縮後、表題化合物を黄色の固形物(142.5mg、56%収率)として単離した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.35-12.09 (ブロードのm, 1H), 9.17 (s, 2H), 8.35 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.87 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.80-7.72 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 4.92-4.77 (m, 1H), 4.21-4.13 (m, 1H), 3.61-3.05 (2m, 4H), 3.02-2.80 (2m, 2H), 2.37-1.67 (一連のm, 6H), 1.41 and 1.17 (2s, 9H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 1.77 分, >95 % 均一性指数.
LRMS: C
29H
35N
8O
2として計算;計算値 527.29; 実測値: 527.34 (M+H)
+.
HRMS: C
29H
35N
8O
2として計算;計算値 527.2883; 実測値: 527.2874 (M+H)
+.
同じ手順を使用して、実施例152i−2から152i−3を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152j-1から152j-28
実施例152jは、実施例148eから148への変換の手順を使用して製造し、TFAまたはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152k-1から152k-
152j-27からの実施例152k-1 {(R)−2−オキソ−1−フェニル−2−[(S)−2−(5−{4−[5−((S)−2−ピロリジン−2−イル−3H−イミダゾール−4−イル)−ピリミジン−2−イル]−フェニル}−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−イル]−エチル}−カルバミン酸メチルエステル
冷たい(0℃)ジオキサン(4mL)中の4NのHCl、続いてMeOH(0.5mL)を、シリンジによって100mLのナシ形フラスコ中の(S)−2−{5−[2−(4−{2−[(S)−1−((R)−2−メトキシカルボニルアミノ−2−フェニル−アセチル)−ピロリジン−2−イル]−3H−イミダゾール−4−イル}−フェニル)−ピリミジン−5−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(104.6mg、0.146mmol)に加えた。均一な混合液を室温で15分間撹拌した後、沈殿物が観察された。さらに1.75時間撹拌した後、懸濁液をエーテルおよびヘキサンで希釈した。懸濁液のごく一部を吸引濾過して、表題化合物を黄色の固形物として得て、それをキャラクタライズのために使用した。懸濁液の残りを乾固するまで濃縮し、高真空下に16時間置いた。さらなる表題化合物をまた黄色の固形物(137.7mg、123%)として単離し、それをそれ以上精製することなく使用した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 15.20 および 14.66 (2m, 1H), 10,29 (ブロードのs, 0.7H), 9.38-9.36 (m, 2H), 8.55-8.00 (一連のm, 4H), 7.42-7.28 (2m, 3H), 5.53-4.00 (一連のm, 7H), 3.99-3.13 (一連のm, 4H), 3.57 および 3.52 (2s, 3H), 2.50-1.84 (一連のm, 8H) .
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 1.79 分, >95 % 均一性指数.
LRMS: C
34H
36N
9O
3として計算;計算値 618.29; 実測値: 618.42 (M+H)
+.
HRMS: C
34H
36N
9O
3として計算;計算値 618.2921; 実測値: 618.2958 (M+H)
+.
同じ手順を使用して、実施例152k−2から152k−3を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例152l-1から152l-
実施例152l−1から152l−3は、実施例148eから148への変換と同じ手順を使用して製造したTFAまたはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例153a-1から153a-4
152e-1から製造した実施例153a-1 (S)−2−[5−{5’−[2−((S)−1−tert−ブトキシカルボニル−ピロリジン−2−イル)−3−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3H−イミダゾール−4−イル]−[2,2’]ビピリミジニル−5−イル}−1−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
撹拌した(S)−tert−ブチル2−(5−(2−クロロピリミジン−5−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(1.0g、2.08mmol)およびジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム(40mg、0.104mmol)の乾燥DMF(10mL)溶液に、無溶媒テトラキス(ジメチルアミノ)エチレン(1.0mL、4.16mmol)を、アルゴン下において室温で加えた。混合液を60℃に15時間加熱し、その後それを酢酸エチルで希釈し、珪藻土(Celite(登録商標))を通して吸引濾過した。濾液を飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥させ、溶媒をエバポレートした。シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(段階グラジエント溶出(15%B〜15%Bで150mL、15%B〜75%Bで1500mL、75%B〜100%Bで1000mL、100%B〜100%Bで1000mL、ここでB=酢酸エチルおよびA=ヘキサン)、それに続き第2のグラジエント溶出(10%B〜100%Bで700mL、B=メタノールおよびA=酢酸エチル))により残渣を精製して、表題化合物をカラメル色の粘稠性油状物(487.8mg、26%収率)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.27 (s, 4H), 8.09-8.06 (m, 2H), 5.73-5.66 および 5.50-5.44 (2m, 2H), 5.06-4.93 (m, 2H), 3.60-3.39 (2m, 8H), 2.32-2.08 (3m, 4H), 2.00-1.85 (m, 4H), 1.37 および 1.14 (2s, 18H), 0.95-0.84 (m, 4H), -0.01 (s, 18H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 3.37分, >95% 均一性指数.
LRMS: C
44H
69N
10O
6Si
2として計算;計算値 889.49; 実測値: 889.57 (M+H)
+.
HRMS: C
44H
69N
10O
6Si
2として計算;計算値 889.4940; 実測値: 889.4920 (M+H)
+.
同じ手順を使用して、実施例153a−2から153a−4を製造した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例153b-1-153b-3
実施例152hに関する上記の通り、加水分解反応を行なった。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
実施例153c-1から153c-7
実施例153c−1から153c−7は、実施例148eを148に変換するために使用した手順を使用してTFAまたはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 2分かけて0から100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5 μL 注入容量.
セクションLS LC条件:
条件1: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 5.0mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件2: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件3: 溶媒A: 5% アセトニトリル/95% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル/5% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件4: 溶媒A: 5% アセトニトリル/95% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル/5% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Luna 4.6 x 50mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 3分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件 5: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 3分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件 6: 溶媒A: 5% アセトニトリル/95% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル/5% 水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 50mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 8分かけて0%B〜100%B、2分ホールド時間
条件 7: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 5.0mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 3分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件 8: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.2% H3PO4; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.2% H3PO4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件 9: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.2% H3PO4; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.2% H3PO4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 2.5mL/分; 8分かけて0%B〜50%B、3分ホールド時間
条件10: Xbridge C18, 150 x4.6 mm I.D. S-3.5μm; 移動相 A: 95%水-5% アセトニトリルおよび10 mM 酢酸アンモニウム (pH=5); 移動相 B: 95% アセトニトリル-5% 水および10 mM 酢酸アンモニウム (pH=5); 20分間のイソクラティック 30%B; 流速: 1 mL/分; UV 検出: 220 nm
条件11: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 34分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件12: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 24分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件13: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.2% H3PO4; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.2% H3PO4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 2.5mL/分; 8分かけて0%B〜100%B、3分ホールド時間
セクション LS プレパラティブHPLC 条件:
条件1: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 30 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 10分かけて0%B〜100%B、1分ホールド時間
条件2: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Xterra Prep MS C18 30 x 50mm 5μ; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 8分かけて0%B〜100%B、3分ホールド時間
条件3: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Xterra Prep MS C18 30 x 50mm 5μ; 波長: 220nM; 流速: 25mL/分; 18分かけて0%B〜100%B、2分ホールド時間
条件 4: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Xterra 19 x 100mm S5; 波長: 220nM; 流速: 20mL/分; 5分かけて30%B〜100%B、3分ホールド時間
条件 5: 溶媒A: 10%メタノール/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 30 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 18分かけて0%B〜100%B、2分ホールド時間
条件 6: 溶媒A: 10% アセトニトリル/90% 水/0.1% TFA; 溶媒B: 90% アセトニトリル/10% 水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 21 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 25mL/分; 10分かけて0%B〜60%B、5分ホールド時間
実験例:
化合物LS2
(1S,1’S)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(1−シクロヘキシル−2−オキソエタノール)
工程a: 1d(1.4g;2.24mmol)に、ジオキサン中のHCl(30mL、4N)を加えた。3時間後、60mLのエーテルを加え、沈殿物を濾過し、高真空下で乾燥させ、1.02g(80%)の中間体LS1を淡黄色の粉末として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ10.41 (s, 2H), 9.98 (s, 2H), 8.22 (s, 2H), 8.06 (d, J = 8.54Hz, 4H), 7.92 (d, J = 8.55Hz, 4H), 5.07 (s, 2H), 3.43-3.54 (m, 2H), 3.33-3.43 (m, 2H), 2.43-2.59 (m, 4H), 2.16-2.28 (m, 2H), 1.94-2.09 (m, 2H). LC (条件1): 保持時間= 1.28 分; MS: [M+H]
+ C
26H
28N
6として計算;計算値: 425.24; 実測値 425.56.
工程b: 2mLのDMF中の中間体LS1(200mg;0.35mmol)に、DIPEA(0.30mL;1.75mmol)、(S)−2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシ酢酸(61mg;0.39mmol)、続いてHATU(147mg;0.38mmol)を加えた。周囲温度で18時間撹拌した後、反応混合液を2部に分け、プレパラティブHPLC(条件1)によって精製した。目的の生成物を含有する画分をプールし、MCXカートリッジ(Oasis;6g;2カラム長のメタノールで事前調節)を通した。カートリッジを2カラム長のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶出した。濃縮によって、65mgのLS2(26%)を無色の粉末として得た。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.87-1.30 (m, 12H) 1.38-1.53 (m, J=24.72, 11.90 Hz, 4H) 1.54-1.75 (m, 8H) 1.95-2.21 (m, 6H) 3.72-3.86 (m, 6H) 5.13 (t, J=6.56 Hz, 2H) 7.87 (d, J=7.93 Hz, 4H) 7.96 (d, J=6.41 Hz, 4H) 8.13 (s, 2H) (イミダゾールNHとヒドロキシルプロトンは除外されている). LC (条件2): 保持時間= 3.07 分; MS: [M+H]+ C42H52N6O4として計算;計算値: 705.9; 実測値 705.6.
下記の類似体を、適切なカルボン酸を用いて中間体LS1からのLS2の製造と同様の様式で製造した。
実施例LS6
(2S,2’S)−1,1’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N−メチル−1−オキソ−2−プロパンアミン)
工程a: 1mLのDMF中の中間体LS1(64mg;0.11mmol)に、(S)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)プロパン酸(48mg;0.24mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.12mL;0.67mmol)およびHATU(90mg;0.24mmol)を加えた。3時間後、反応物をプレパラティブHPLCによって精製した(条件2)。中間体LS5を含有する画分をプールし、濃縮し、高真空下で乾燥させた後、中間体LS5を無色の粉末(43mg;48%)として得た。 LC (条件4): 保持時間= 2.12 分; MS: [M+H]
+ C
44H
58N
8O
6として計算;計算値: 795.4; 実測値 795.5.
工程b: 中間体LS5を、2mLのHCl/ジオキサン(4N)中で18時間撹拌し、その後10mLのエーテルを加え、生成した沈殿物を濾過し、高真空下で乾燥させ、LS6(45mg;155%)を無色の固形物として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 2.00-2.11 (m, 2H) 2.12-2.27 (m, 4H) 2.38-2.47 (m, 2H) 2.39-2.48 (m, 2H) 2.58 (t, J=5.19 Hz, 2H) 3.78-3.85 (m, 2H) 3.91-4.02 (m, 2H) 4.21-4.32 (m, 2H) 5.26 (t, J=7.17 Hz, 2H) 7.93 (d, J=7.32 Hz, 4H) 8.02 (d, J=7.94 Hz, 4H) 8.12-8.21 (m, 2H) 8.69-8.81 (m, 2H) 9.09-9.17 (m, 2H); N−MeプロトンがDMSOピークによって観察され、2種の他のプロトンは不明であった 。LC (条件5): 保持時間= 1.71 分; MS: [M+H]+ C34H42N8O2として計算;計算値: 595.3; 実測値 595.6.
実施例LS11
(4S,4’S)−4,4’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイルカルボニル))ビス(1,3−オキサジナン−2−オン)
工程a: 1mLのDMF中の中間体LS1(65mg;0.11mmol)に、HATU(91mg;0.24mmol)、(S)−2−オキソ−1,3−オキサジナン−4−カルボン酸(中間体LS10;35mg;0.24mmol)、続いてDIPEA(0.12mL;0.68mmol)を加えた。3時間後、反応混合液をプレパラティブHPLC(条件3)によって2度精製した。適切な画分をプールし、高真空下で濃縮し、8mg(10%)のビスTFA LS11を無色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CH3OD) δ ppm
1H NMR (500 MHz, CH
3OD) δ ppm 1.99-2.43 (m, 10H) 2.48-2.66 (m, 1.98 Hz, 2H) 3.82-3.95 (m, 4H) 4.17-4.40 (m, 4H) 4.57 (t, J=5.80 Hz, 2H) 5.23-5.41 (m, 2H) 7.73-7.97 (m, 10H); イミダゾールおよびカルバメートNHプロトンは、不明である。 LC (条件6): 保持時間= 2.28 分; MS: [M+H]
+ C
34H
42N
8O
2として計算;計算値: 679.3; 実測値 679.4.
工程b: Baldwin et al, Tetrahedron 1988, 44, 637の記載のとおり実施した。
工程c:化合物1から5への変換についてSakaitani and Ohfune, J. Am. Chem. Soc. 1990, 112, 1150におけるように行なった。Biotage(40Mカートリッジ;1:1エーテル/酢酸エチル)、次いでプレパラティブHPLC(条件4)による精製によって、77mg(8%)の中間体LS9を粘稠性油状物として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ ppm 2.02-2.21 (m, 1H) 2.23-2.41 (m, 1H) 4.11-4.38 (m, 3H) 5.11-5.31 (m, 2H) 6.15 (s, 1H) 7.27-7.46 (m, 5H). LC (条件7): 保持時間= 1.24 分; MS: [M+H]+ C34H42N8O2として計算;計算値: 236.1; 実測値 236.4.
工程d: 中間体LS9を、3mLのメタノール中10mgのPd/C(10%)で1気圧のH2下にて18時間水素化した。反応混合液を珪藻土のパッド(Celite(登録商標))を通して濾過し、濃縮し、中間体LS10(40mg;83%)を無色の粉末として得た。1H NMR (500 MHz, CH3OD) δ ppm 2.08-2.18 (m, 1H) 2.26-2.38 (m, 1H) 4.19 (t, J=5.95 Hz, 1H) 4.25-4.40 (m, 2H).
実施例LS14
メチル((1S)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジエチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)エチル)カルバメート
工程a: 25mLのDMF中の28(1.5g;2.86mmol)に、Cap−2(697mg;2.86mmol)、HATU(1.2g;3.14mmol)、およびヒューニッヒ塩基(1.5mL;8.57mmol)を順次に加えた。3時間後、溶液を10mLに濃縮し、クロロホルムおよび水に分配した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、琥珀色の油状物に減圧濃縮し、それをシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage;ジクロロメタンとともに40サンプレットにロードした;40Mカートリッジで溶出(0〜12%ジクロロメタン/メタノール、1200mL))にかけた。中間体LS12を含有する画分をプールし、濃縮し、残留DMFを含有する材料を得た。この物質をジクロロメタンに再溶解し、水(3×50mL)、次いで食塩水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、761mgの粉末へと濃縮し、それをシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage;ジクロロメタンとともに40サンプレットにロードした;40Mカートリッジで溶出(0〜80%4:1クロロホルム:メタノール/酢酸エチル、1500mL))によって再精製し、中間体LS12(501mg;25%)を無色の粉末として得た。LC (条件8): 保持時間= 1.24 分.
工程b: 中間体LS12(490mg;0.69mmol)に、6mLのHCl/ジオキサン、続いて25mLのジクロロメタンを加えた。24時間後、75mLのエーテルを加え、反応混合液を濾過し、沈殿物を真空下で乾燥させ、中間体LS13・4HCl(434mg;定量的)を黄褐色の固形物として得た。H NMR (300 MHz, CH3OD) δ ppm 1.16-1.29 (m, 3H) 1.37 (t, J=6.95 Hz, 3H) 1.89-2.06 (m, 6.95 Hz, 1H) 2.12-2.51 (m, 5H) 2.52-2.85 (m, 4H) 3.02-3.24 (m, 2H) 3.42-3.55 (m, 7.32 Hz, 1H) 3.58-3.71 (m, 2H) 4.26-4.41 (m, 1H) 5.18-5.37 (m, 2H) 5.65 (s, 1H) 7.57-7.66 (m, 3H) 7.67-7.75 (m, 1H) 7.86-8.04 (m, 10H) 8.14 (s, 1H). LC (条件8): 保持時間= 1.92 分.
工程c: 0.7mLのDMF中の中間体LS13・4HCl(75mg;0.099mmol)に、中間体LS16(26mg;0.118mmol)、HATU(45mg;0.118mmol)、およびヒューニッヒ塩基(0.10mL;0.591mmol)を順次に加えた。2時間後、反応混合液を珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過し、パッドを0.3mLのメタノールで洗浄し、生成した濾液をプレパラティブHPLC(条件5)によって2つの別々の注入で精製した。目的の生成物を含有する画分を、MCXカートリッジ(Oasis;1g;2カラム長のメタノールで事前調節)に通した。カートリッジを2カラム長さメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶出した。濃縮して36mgのLS14を無色の粉末として得て、それをアッセイすると、82%ジアステレオマー純度であった(中間体16において不斉炭素でエピマーである可能性が高い)。プレパラティブHPLC精製(2×)に再びかけ、LS14(13mg;16%)を無色の固形物として得た。1H NMR (500 MHz, CH3OD) δ ppm 0.99 (q, J=6.92 Hz, 6H) 1.25-1.72 (m, 5H) 1.80-2.42 (m, 10H) 2.47-2.61 (m, 3H) 2.66-2.78 (m, 2H) 3.35-3.43 (m, 2H) 3.65-3.71 (m, 3H) 3.89-4.01 (m, 4H) 4.01-4.10 (m, 1H) 4.32 (d, J=8.24 Hz, 1H) 5.11-5.22 (m, 1H) 6.95-7.17 (m, 3H) 7.30-7.44 (m, 3H) 7.53 (d, J=7.02 Hz, 1H) 7.62-7.89 (m, 8H). LC (条件9): 保持時間= 5.31 分.
工程d: 中間体LS16は、L−バリンを(S)−2−アミノ−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸(Astatechから入手可能)で置き換えて、Cap−51の合成について記載した手順と類似の様式で製造した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.15-1.63 (m, 5H) 1.75-2.03 (m, 1H) 3.54 (s, 3H) 3.76-3.98 (m, 4H) 7.45 (d, J=8.42 Hz, 1H); 1つのプロトンは水ピークにより不明瞭であった。
実施例LS20
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−メチルグリシル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
工程aおよびb: 中間体LS18を、Cap−2をCap−51で置き換えて、中間体LS13の合成について記載した手順と類似の様式で製造した。
工程c: 1.4mLのDMF中の中間体LS18(100mg;0.14mmol)に、N−Bocサルコシン(30mg;0.16mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.13mL;0.72mmol)およびHATU(60mg;0.16mmol)を順次に加えた。2時間後、反応混合液をジクロロメタンに分配し、NaHCO3(水溶液)、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、粗中間体LS19に濃縮し、それを次の工程においてそのまま使用した。LC (条件5): 保持時間= 2.42 分; MS: [M+H]+ C41H52N8O6として計算;計算値: 753.4; 実測値 753.9.
工程d: クルードな中間体LS19を、0.5mLのメタノールおよび5mLの4NのHCl/ジオキサンに溶解した。1時間撹拌した後、反応液を濃縮し、プレパラティブHPLC(条件6)によって精製し、目的の生成物を含有する画分をMCXカートリッジ(Oasis;1g;2カラム長のメタノールで事前調節)に通過させた。カートリッジを2カラム長のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶出した。濃縮によって、LS20(32mg;34%)を得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.74-0.98 (m, 6H) 1.79-2.24 (m, 9H) 2.29-2.38 (m, 2H) 3.19-3.51 (m, 8H) 3.50-3.56 (m, 3H) 3.59-3.71 (m, 1H) 3.81 (s, 1H) 3.97-4.17 (m, 1H) 5.01-5.16 (m, 2H) 7.30 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.59-7.74 (m, 4H) 7.79 (d, J=7.63 Hz, 4H) 11.78 (s, 1H). LC (条件5): 保持時間= 2.00 分; MS: [M+H]+ C36H44N8O4として計算;計算値: 653.4; 実測値 653.7.
下記の類似体を、N−Bocサルコシンを適切なカルボン酸で置き換えて、LS18からのLS20の製造と同様の様式で製造した。
実施例LS26
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N,N−ジイソプロピルグリシル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
工程a: 化合物LS26は、2−(ジイソプロピルアミノ)酢酸をカルボン酸カップリングパートナーとして用いて、中間体LS19の製造と同様の様式で製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.74-1.04 (m, 18H) 1.74-2.21 (m, 13H) 2.86-3.09 (m, 3H) 3.54 (s, 3H) 3.71-3.89 (m, 3H) 4.06 (t, J=8.55 Hz, 1H) 4.98-5.13 (m, 2H) 5.56 (d, J=8.55 Hz, 1H) 7.21-7.34 (m, 1H) 7.42-7.54 (m, 1H) 7.61-7.87 (m, 8H). LC (条件5): 保持時間= 1.98 分; MS: [M+H]
+ C
41H
54N
8O
4として計算;計算値: 723.4; 実測値 723.4.
実施例LS27 ジアステレオマー 1
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−2−(3−オキセタニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例LS27 ジアステレオマー 2
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−2−(3−オキセタニル)アセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
工程a: 化合物LS27を、2−(メトキシカルボニルアミノ)−2−(オキセタン−3−イル)酢酸(中間体LS29)をカルボン酸カップリングパートナーとして用いて、中間体LS19の製造と同様の様式で製造した。LS27の2つのジアステレオマーを、プレパラティブHPLC(Xbridge C18、100×19mm I.D.S−5μm;移動相A:95%水−5%アセトニトリルおよび10mMの酢酸アンモニウム(pH=5);移動相B:95%アセトニトリル−5%水および10mMの酢酸アンモニウム(pH=5);7分間のイソクラティック30%B;流速:25mL/分;UV検出:220nm;試料の量:約5mg/各注入、メタノール(約17mg/mL)中の300μlの試料溶液)によって分割した。ジアステレオマー 1:
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80-0.96 (m, 6H) 1.91-2.06 (m, 6H) 2.09-2.21 (m, 3H) 3.54 (s, 3H) 3.59 (s, 3H) 3.77-3.83 (m, 2H) 3.87 (t, J=7.63 Hz, 1H) 4.06 (t, J=8.24 Hz, 1H) 4.31 (t, J=6.41 Hz, 1H) 4.43 (t, J=6.10 Hz, 1H) 4.49 (t, J=7.17 Hz, 1H) 4.51-4.57 (m, 1H) 4.80 (t, J=8.55 Hz, 1H) 5.00-5.05 (m, 1H) 5.06-5.11 (m, 1H) 7.30 (d, J=8.55 Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.58-7.89 (m, 8H) 11.77 (s, 2H). LC (条件10): 保持時間= 7.14 分; MS: [M+H]
+ C
40H
48N
8O
7として計算;計算値: 753.4; 実測値 753.9. ジアステレオマー 2:
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.79-0.98 (m, 6H) 1.91-2.06 (m, 4H) 2.07-2.23 (m, 4H) 3.51-3.69 (m, 8H) 3.74-3.90 (m, 2H) 4.06 (t, J=7.48 Hz, 1H) 4.20-4.33 (m, 1H) 4.36-4.49 (m, 2H) 4.55 (s, 2H) 4.71 (s, 1H) 4.97-5.05 (m, 1H) 5.08 (s, 1H) 5.53 (s, 1H) 7.30 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.58-7.91 (m, 8H) 11.53 (s, 1H) 11.78 (s, 1H). LC (条件10): 保持時間= 8.79 分; MS: [M+H]
+ C
40H
48N
8O
7として計算;計算値: 753.4; 実測値 753.9.
工程b: メチル2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−2−(オキセタン−3−イリデン)アセテート(中間体LS28;情報源:Moldes et al, Il Farmaco, 2001, 56, 609およびWuitschik et al, Ang. Chem. Int. Ed. Engl, 2006, 45, 7736;200mg、0.721mmol)の酢酸エチル(7mL)およびCH2Cl2(4.00mL)溶液を、窒素をバブルすることによって10分間脱気した。次いで、ジメチルジカーボネート(0.116mL、1.082mmol)およびPd/C(20mg、0.019mmol)を加え、反応混合液に水素バルーンを取り付け、周囲温度で終夜撹拌した。反応混合液を珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過し、濃縮した。残渣をBiotage(25サンプレット上でジクロロメタンと共にロードし;25Sカラムにおいてジクロロメタン3CVで溶出、次いで0〜5%メタノール/ジクロロメタンで250mL、その後250mLの5%メタノール/ジクロロメタンで保持;9mL画分)によって精製した。目的の生成物を含有する画分を濃縮し、167mgのメチル2−(メトキシカルボニルアミノ)−2−(オキセタン−3−イル)アセテートを無色の油状物として得て、それを静置して固化させた。1H NMR (500 MHz, クロロホルム-D) δ ppm 3.29-3.40 (m, 1H) 3.70 (s, 3H) 3.74 (s, 3H) 4.55 (t, J=6.41 Hz, 1H) 4.58-4.68 (m, 2H) 4.67-4.78 (m, 2H) 5.31 (ブロードのs, 1H). MS: [M+H]+ C8H13NO5として計算;計算値: 204.1; 実測値 204.0. THF(2mL)および水(0.5mL)中のメチル2−(メトキシカルボニルアミノ)−2−(オキセタン−3−イル)アセテート(50mg、0.246mmol)に、水酸化リチウム一水和物(10.33mg、0.246mmol)を加えた。得られた溶液を周囲温度で終夜撹拌し、次いで乾固するまで濃縮し、中間体LS29を無色の粉末として得た。1H NMR (500 MHz, CH3OD) δ ppm 3.38-3.50 (m, 1H) 3.67 (s, 3H) 4.28 (d, J=7.63 Hz, 1H) 4.57-4.79 (m, 4H).
実施例LS36
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−メチル−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
工程a: 50mLのDMF中の(S)−1−(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)−2−メチルピロリジン−2−カルボン酸(中間体LS30;1.5g;4.3mmol)に、2−アミノ−1−(4−ブロモフェニル)エタノン塩酸塩(1.2g;4.7mmol)、HOAT(290mg;2.1mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.7mL;4.3mmol)およびEDCI(1.2g;6.4mmol)を順次に加えた。1時間後、反応混合液を150mLの水に注ぎ入れ、15分間撹拌し、その後生成した沈殿物を濾過し、それをジクロロメタンに溶解し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。ジクロロメタン混合物を濾過し、Biotage40サンプレットにアプライした。40Mカラムでのクロマトグラフィー(25〜60%酢酸エチル/ヘキサンで1200mL)によって、(S)−(9H−フルオレン−9−イル)メチル2−(2−(4−ブロモフェニル)−2−オキソエチルカルバモイル)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(中間体LS31;2.4g;定量的)を黄色の泡として得た。LC (条件11): 保持時間= 3.75 分; MS: [M+H]
+ C
29H
27BrN
2O
4として計算;計算値: 547.1; 実測値 547.0.
工程b: 酢酸アンモニウム(844mg;10.97mmol)および(S)−(9H−フルオレン−9−イル)メチル2−(2−(4−ブロモフェニル)−2−オキソエチルカルバモイル)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(中間体LS31;1.00g;1.83mmol)の混合物を、25mLのキシレン中で140℃に2.5時間加熱し、その後、反応混合液を濃縮し、Biotage40サンプレットにジクロロメタンと共にロードした。Biotage(5〜60%酢酸エチル/ヘキサンで1000mL、400mL保持時間)により精製して、(S)−(9H−フルオレン−9−イル)メチル2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(中間体LS32;469mg;49%)を琥珀色の液状物として得た。 LC (条件12): 保持時間= 3.09 分; MS: [M+H]+ C29H26BrN3O2として計算;計算値: 528.1; 実測値 528.5.
工程c: 3mLのDMF中の(S)−(9H−フルオレン−9−イル)メチル2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(中間体LS32;329mg;0.62mmol)に、1.5mLのピペリジンを加えた。反応混合液を窒素気流によって終夜濃縮した。得られた残渣をヘキサンで洗浄し、MCXカートリッジ(Oasis;6g;2カラム長のメタノールで事前調節)を通過させた。カートリッジを2カラム長のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶出した。濃縮によって、193mgの(S)−5−(4−ブロモフェニル)−2−(2−メチルピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾールを得て、それを6mLのジクロロメタンに溶解し、ジ−t−ブチルジカーボネート(413mg;1.89mmol)、DMAP(15mg;0.13mmol)およびTEA(0.17mL;1.30mmol)と合わせた。48時間後、反応混合液を濃縮し、Biotageシステムでのクロマトグラフィーによって精製し、(S)−tert−ブチル5−(4−ブロモフェニル)−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−1−カルボキシレート(中間体LS33;150mg;48%)をオフホワイト色の固形物として得た。 LC (条件5): 保持時間= 3.75 分; MS: [M+H]+ C24H32BrN3O4として計算;計算値: 506.2; 実測値 506.4
工程d: (S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(中間体LS34)を、1bの代わりに中間体LS33を用いて、1dの製造と同様の様式で製造した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6; 100℃) δ ppm 1.18-1.29 (m, 9H) 1.29-1.40 (m, 9H) 1.75-1.82 (m, 3H) 1.81-2.39 (m, 8H) 3.35-3.75 (m, 4H) 4.81-4.92 (m, 1H) 7.36-7.45 (m, 1H) 7.57-7.74 (m, 5H) 7.76-7.89 (m, 4H) 11.29-11.63 (m, 2H). LC (条件5): 保持時間= 2.49 分; MS: [M+H]+ C37H46N6O4として計算;計算値: 639.4; 実測値 639.9.
工程e: 2−((S)−2−メチルピロリジン−2−イル)−5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール(中間体LS35)を、1dの代わりに中間体LS34を用いて、1eの製造と同様の様式で製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.76-1.83 (m, 3H) 1.92-2.23 (m, 6H) 3.31-3.49 (m, 4H) 4.88-4.97 (m, 1H) 7.76-7.88 (m, 5H) 7.90-8.04 (m, 5H) 9.72-9.82 (m, 1H) 10.04-10.16 (m, 1H); イミダゾールとピロリジンNHプロトンは除外されている. LC (条件5): 保持時間= 1.79 分; MS: [M+H]+ C27H30N6として計算;計算値: 439.2; 実測値 439.5.
工程f: 化合物LS36は、1eの代わりに中間体LS35およびCap−1の代わりにCap−51を用いて、実施例1の製造と同様の様式で製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.72-0.97 (m, 12H) 1.77 (s, 3H) 1.86-2.08 (m, 8H) 2.09-2.19 (m, 2H) 2.25-2.39 (m, 2H) 3.49-3.59 (m, 6H) 3.81 (d, J=6.71 Hz, 4H) 4.06 (q, J=7.83 Hz, 2H) 5.08 (dd, J=7.02, 3.05 Hz, 1H) 7.12 (d, J=8.85 Hz, 1H) 7.27-7.34 (m, 1H) 7.46-7.55 (m, 1H) 7.59-7.73 (m, 4H) 7.75-7.86 (m, 3H) 11.66 (s, 1H) 11.77 (s, 1H). LC (条件5): 保持時間= 2.25 分; MS: [M+H]+ C41H52N8O6として計算;計算値: 753.4; 実測値 754.0.
実施例LS37
メチル((1S,2R)−2−メトキシ−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(メトキシカルボニル)−O−メチル−L−トレオニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−メチル−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
化合物LS37は、Cap−51の代わりにCap−86を使用して、LS36の製造と同様の様式で中間体LS30から製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.99-1.17 (m, 6H) 1.76 (s, 3H) 1.87-2.09 (m, 4H) 2.10-2.23 (m, 2H) 2.34-2.38 (m, 2H) 2.56-2.60 (m, 1H) 2.63 (d, J=1.83 Hz, 1H) 3.17 (s, 3H) 3.19 (s, 3H) 3.37-3.51 (m, 2H) 3.54 (s, 6H) 3.75-3.96 (m, 4H) 4.13-4.36 (m, 2H) 5.07 (dd, J=7.48, 3.20 Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.54 Hz, 1H) 7.24-7.34 (m, 1H) 7.50 (dd, J=7.17, 1.98 Hz, 1H) 7.59-7.73 (m, 4H) 7.76-7.86 (m, 3H) 11.65 (s, 1H) 11.77 (s, 1H). LC (条件13): 保持時間= 4.30 分; MS: [M+H]
+ C
41H
52N
8O
8として計算;計算値: 785.4; 実測値 785.4.
セクションF 保持時間を決定するためのLC条件
条件1
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 4 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件2
カラム: Waters-Sunfire 4.6 X 50 mm S5
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件3
カラム: Phenomenex 10u 3.0 X 50 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件 4
カラム: Phenomenex-Luna 3.0 X 50 mm S10
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件 5
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件 6
カラム: Xbridge C18 4.6 X 50 mm S5
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H20 : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H20 : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
条件 7
カラム: Phenomenex C18 10u 4.6 X 30 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件 8
カラム: Phenomenex LunaC18 10u 4.6 X 30 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2 分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件 9
カラム: Phenomenex C18 10u 4.6 X 30 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 10分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H20 : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H20 : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
条件10
カラム: Phenomenex 10u 3.0 X 50 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90%H2O - 0.1%TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10%H2O - 0.1%TFA
条件11
カラム: Xterra 4.6 X 30 mm S5
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H20 : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H20 : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
化合物F1は、以下の改変を伴って、1aの合成に使用した手順と類似の様式で製造した。(2S,5R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸を、N−Boc−L−プロリンの代わりに使用した。
化合物F2は、1bを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F3は、1dを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F4は、1eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F5、F6は、化合物F4から実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F7、F8は、下記の改変を伴って、F5の合成に使用した手順と類似の様式で製造した。(2S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)オクタヒドロ−1H−インドール−2−カルボン酸を、(2S,5R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸の代わりに使用した。
化合物F9、F10、およびF11は、各々アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、およびブチルアルデヒドを使用し、Cap−3の前半の手順を合成するために用いた手順と類似の様式で製造した。
化合物 F12
(Boc)
2O(2.295g、10.20mmol)を、CH
2Cl
2(12mL)中の化合物F9(1.0g、4.636mmol)、ヒューニッヒ塩基(1.78mL、10.20mmol)の混合液に加え、このように得られた混合物を終夜撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLCシステム(H
2O/メタノール/TFA)によって精製し、化合物F12を澄明なロウ状物質(0.993g)として得た。
LC (条件3): 保持時間= 1.663 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
15H
21NO
4として計算;計算値: 279.33; 実測値 [M+Na]
+ 302.30
化合物F13は、化合物1eおよびF12から実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F14は、132eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F15、F16、およびF17は、F14を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F18およびF23は、下記の改変を伴い、実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。N−Boc−L−アラニンおよびN−Boc−L−バリンを各々、N−Boc−L−プロリンの代わりに使用した。
化合物F22は、化合物F19から実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F19、F24は、132eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物 F25
エチル((1S)−1−(((2S)−2−(4−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((エトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
F24(0.06g、0.074mmol)のDMF(1mL)溶液に、ヒューニッヒ塩基(0.105mL、0.593mmol)およびエチルカルボノクロリデート(0.016mL、0.163mmol)を加え、次いでそれを室温で撹拌した。2時間後、それをLCMSによってチェックした。目的の化合物であるトリカップリング、およびテトラカップリング化合物を示す3つの主要なピークがあった。反応を止め、それを減圧によって濃縮し、薄茶色の油状物を得て、それをメタノール中のNH3(10mL、2M)で20分間処理し、次いでそれを再び黄色の固形物に濃縮し、それをプレパラティブLCによって精製し、化合物F25を白色のTFA塩(57.6mg)として得た。
LC (条件6): 保持時間= 1.932 分, LC/MS: [M+H]+ C42H54N8O6として計算;計算値: 766.42; 実測値 767.55.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.69-0.94 (m, 12H) 1.16 (t, J=7.02 Hz, 6H) 1.90-2.26 (m, 8H) 2.40 (d, J=4.88 Hz, 2H) 3.73-3.92 (m, 4H) 3.94-4.08 (m, 4H) 4.12 (t, J=7.78 Hz, 2H) 5.15 (t, J=7.02 Hz, 2H) 7.26 (d, J=8.54 Hz, 2H) 7.85-7.93 (m, 4H) 7.93-8.01 (m, 4H) 8.13 (s, 2H) 14.68 (s, 2H)
化合物F20、F21、およびF26は、実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F27〜F31は、実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F32〜F35は、1eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F36は、Cap−52を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F37、F38、およびF39は各々、化合物F36およびLS16から実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F41は、実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F42は、1eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F42は、Cap−4の代わりにCap−2を用いて、実施例28fを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F43は、化合物F42から2を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F44は、下記の改変を伴って、下記の論文に従って製造した。グリシンを、ロイシンの代わりに使用した。
A simple method for preparation of N-mono- and N,N-di-alkylated α-amino acids Yuntao Song et al., Tetrahedron Lett. 41, October 2000, Pages 8225-8230.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.37-1.62 (m, 2H) 1.86 (dd, J=12.36, 1.98 Hz, 2H) 3.01-3.12 (m, 1H) 3.15 (s, 2H) 3.25 (t, J=11.75 Hz, 2H) 3.86 (dd, J=11.44, 4.12 Hz, 2H) 7.67-8.48 (m, 1H).
化合物 F45
2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)酢酸(0.2g、1.256mmol)F44を、DMF(22.5mL)およびEt
3N(2.5mL、17.94mmol)に溶解した。5分後、BOC
2O(0.583mL、2.51mmol)を加え、反応溶液を60℃に1時間加熱した。反応液を減圧によって濃縮し、淡黄色の油状物を得て、それに20mLのHCl/H
2Oを加え、それをPH3に0℃で調節し、10分間撹拌した。反応混合液を酢酸エチル3×20mLで抽出し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、乾固するまで濃縮した。エーテルを加え、混合物を超音波処理し、濾過し、白色の固形物F45である2−(tert−ブトキシカルボニル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)酢酸(0.14g、0.540mmol、43.0%収率)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27-1.44 (m, 9H) 1.43-1.69 (m, 4H) 3.19-3.39 (m, 2H) 3.74 (s, 2H) 3.79-3.92 (m, 2H) 3.97-4.16 (m, 1H) 12.46 (s, 1H).
化合物F46は、下記の改変を伴って、下記で参照した手順に従って製造した。(S)−tert−ブチル2−アミノ−3−メチルブタノエートを、(S)−メチル2−(((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニルアミノ)−3−メチルブタノエートの代わりに使用した。
Hans-Joachim Knolker, et al. Synlett 1997; 925-928
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77-0.97 (m, 6H) 1.32-1.45 (m, 9H) 1.45-1.56 (m, 2H) 1.74-1.91 (m, 2H) 1.94-2.11 (m, 1H) 3.36-3.53 (m, 2H) 3.76 (dd, J=8.09, 6.26 Hz, 1H) 3.77-3.90 (m, 2H) 4.69 (dd, J=9.00, 4.73 Hz, 1H) 7.35 (d, J=8.24 Hz, 1H)
化合物 F47
化合物46 (S)−tert−ブチル3−メチル−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニルアミノ)ブタノエート(0.21g、0.697mmol)に、ジオキサン中のHCl(15mL、60.0mmol)を加え、混合液を室温で窒素下にて3時間撹拌した。反応させ、減圧下で濃縮し、F47 (S)−3−メチル−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニルアミノ)ブタン酸(0.1694g、0.691mmol、100%収率)を透明なロウ状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.88 (t, J=6.71 Hz, 6H) 1.41-1.60 (m, 2H) 1.85 (d, J=12.21 Hz, 2H) 1.97-2.08 (m, 1H) 3.41 (t, J=10.68 Hz, 1H) 3.45-3.52 (m, 1H) 3.64-3.74 (m, 1H) 3.77-3.89 (m, 2H) 4.63-4.72 (m, 1H) 7.32 (d, J=8.55 Hz, 1H) 12.52 (s, 1H)
F51を除いた化合物F48〜F58は、LS18から実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F51は、F50から1eを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物 F59
化合物F59は、下記の改変を伴い、26aを合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。Boc−L−val−OHを、Boc−D−val−OHの代わりに使用した。
化合物F60〜F62は、F59から実施例29を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F63およびF64は、Cap45を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物 F65
F59(0.06g、0.074mmol)のDMF(1mL)溶液に、ジメチルスルファモイルクロリド(0.016mL、0.148mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.078mL、0.445mmol)を加え、次いでそれを室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧によって除去し、薄茶色の油状物を得て、それをプレHPLC(PreHPLC)によって精製し、F65 N−((S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−(N,N−ジメチルスルファモイルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(19.0mg、0.018mmol、24.08%収率)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.65-1.03 (m, 12H) 1.87-2.08 (m, 4H) 2.06-2.27 (m, 4H) 2.37-2.46 (m, 2H) 2.56-2.69 (m, 12H) 3.66-3.92 (m, 6H) 5.14 (t, J=7.63 Hz, 2H) 7.49 (d, J=9.16 Hz, 2H) 7.89 (d, J=8.24 Hz, 4H) 7.96 (s, 4H) 8.14 (s, 2H) 14.72 (s, 2H)
保持時間= 2.047 分 (条件10, 98%); LRMS: C
40H
50N
8O
4として計算;計算値706.38; 実測値: 707.77 (M+H)
+.
1b Fret (EC50,uM) = 0.21
化合物F66〜F69は、化合物F59からF65を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
化合物F70は、Anna Helms et al., J. Am. Chem. Soc. 1992 114(15) pp 6227-6238において記載されている手順に従って製造した。
化合物F71は、実施例1を合成するために使用した手順と類似の様式で製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.69-0.95 (m, 12H) 1.92 (s, 12H) 1.97-2.27 (m, 8H) 2.40 (s, 2H) 3.55 (s, 6H) 3.73-3.97 (m, 4H) 4.12 (t, J=7.78 Hz, 2H) 5.14 (t, J=7.02 Hz, 2H) 7.34 (d, J=8.24 Hz, 2H) 7.49-7.70 (m, 4H) 8.04 (s, 2H) 14.59 (s, 2H)
保持時間= 2.523 分 (条件7, 96%); LRMS: C
44H
58N
8O
6として計算;計算値 794.45; 実測値: 795.48 (M+H)
+.
セクションcj: カルバメート代替物の合成
実施例cj-2およびcj-3
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−2)の製造
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−1)(1.00g、1.91mmol)、iPr
2NEt(1.60mL、9.19mmol)およびN−Z−バリン(0.62g、2.47mmol)のDMF(10mL)溶液に、HATU(0.92g、2.42mmol)を加えた。溶液を室温で1時間撹拌し、次いでそれを氷水(約250mL)に注ぎ入れ、20分間静置した。混合液を濾過し、固形物を水で洗浄し、次いで真空中で終夜乾燥させ、無色の固形物(1.78g)を得て、それを次の工程においてそのまま使用した。LCMS: C
44H
51N
7O
5として計算;計算値: 757; 実測値: 758 (M+H)
+.
MeOH(100mL)中のこの材料(1.70g)および10%Pd−C(0.37g)の混合液を、12時間水素化(バルーン圧)した。次いで、混合液を濾過し、溶媒を減圧除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotageシステム/0〜10%MeOH−CH
2Cl
2)によって精製し、表題化合物を淡黄色の泡状物質(0.90g、76%)として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ12.18 (s, 0.35H), 11.73 (s, 0.65H), 11.89 (s, 0.65H), 11.82 (s, 0.35H), 7.77-7.81 (m, 3H), 7.57-7.71 (m, 5H), 7.50-7.52 (m, 2H), 5.17 (dd, J = 3.6, 6.5 Hz, 0.3H), 5.08 (dd, J = 3.6, 6.5 Hz, 0.7H), 4.84 (m, 0.3H), 4.76 (m, 0.7H), 3.67-3.69 (m, 1H), 3.50-3.62 (m, 1H), 3.34-3.47 (m, 2H), 2.22-2.28 (m, 2H), 2.10-2.17 (m, 2H), 1.74-2.05 (m, 6H), 1.40 (s, 4H), 1.15 (s, 5H), 0.85 - 0.91 (m, 4H), 0.79 (d, J = 6.5 Hz, 2H).
LCMS: C
36H
45N
7O
3として計算;計算値: 623; 実測値: 624 (M+H)
+.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((R)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート (cj−3)の製造
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((R)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−3)は、cj−2の製造のために使用したのと同じ方法を使用して製造し、無色の泡状物質(1.15g、76%)を得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.17 (s, 0.35H), 12.04 (s, 0.65H), 11.89 (s, 0.65H), 11.81 (s, 0.35H), 7.78-7.83 (m, 3H), 7.60-7.71 (m, 5H), 7.43-7.52 (m, 2H), 5.22-5.25 (m, 0.4H), 5.05-5.07 (m, 0.6H), 4.83-4.86 (m, 0.5H), 4.72-4.78 (m, 0.5H), 3.78-3.84 (m, 1H), 3.49-3.64 (m, 2H), 3.35-3.43 (m, 2H), 2.19 -2.32 (m, 1H), 2.04-2.17 (m, 3H), 1.95-2.04 (m, 2H), 1.76-1.90 (m, 3H), 1.40 (s, 4H), 1.15 (s, 5H), 0.85-0.91 (m, 4H), 0.67 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 0.35 (d, J = 6.5 Hz, 1H). LCMS: C
36H
45N
7O
3として計算;計算値: 623; 実測値: 624 (M+H)
+.
実施例cj-4およびcj-5
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート (cj−4)の製造
トルエン−DMSO(4:1、5mL)中の(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−2)(0.45g、0.72mmol)、2−ブロモピリミジン(0.37g、2.34mmol)およびiPr
2NEt(0.20mL、1.18mmol)の混合液を、90℃で終夜加熱した。揮発性物質を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(YMC Pack C−18、30×100mm/MeCN−H
2O−TFA)によって精製した。表題化合物(0.56g、74%)を、そのTFA塩として、黄色−オレンジ色のガラス状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.56 (ブロードのs, 2H), 8.28 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.12 - 8.20 (m, 2H), 7.94 - 7.97 (m, 3H), 7.83 - 7.91 (m, 5H), 7.06 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.62 (見かけ上のt, J = 5.0 Hz, 1H), 4.99 - 5.10 (m, 2H), 4.50 (見かけ上のt, J = 7.7 Hz, 1H), 4.07 - 4.12 (m, 2H), 3.83 - 3.87 (m, 1H), 3.56 - 3.62 (m, 1H), 3.40 - 3.47 (m, 2H), 2.36 - 2.41 (m, 1H), 1.94 - 2.22 (m, 6H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.88 (見かけ上のt, J = 6.5 Hz, 6H).
LCMS: C
40H
47N
9O
3として計算;計算値: 701; 実測値: 702 (M+H)
+.
(S)−tert−ブチル−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((R)−3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート (cj−5)の製造
表題化合物のTFA塩は、cj−4の製造のために使用されたのと同じ方法に従って製造し、淡黄色の固形物(0.375g、59%)を得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.67 (ブロードのs, 2H), 8.30 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.04 - 8.19 (m, 2H), 7.84 - 7.96 (m, 8H), 6.88 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.61 (見かけ上のt, J = 4.5 Hz, 1H), 5.17 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H), 5.00 - 5.07 (m, 1H), 4.67 (dd, J = 7.3, 8.1 Hz, 1H), 3.91 - 3.96 (m, 1H), 3.70-3.75 (m, 1H), 3.56 - 3.62 (m, 1H), 3.42 - 3.45 (m, 1H), 2.39 - 2.43 (m, 2H), 2.04 - 2.16 (m, 5H), 1.94 - 1.97 (m, 2H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.95 (d, J = 6.6 Hz, 2.5H), 0.91 (d, J = 6.6 Hz, 2.5H), 0.86 (d, J = 6.6 Hz, 0.5H), 0.81 (d, J = 6.6 Hz, 0.5H).
LCMS: C
40H
47N
9O
3として計算;計算値: 701; 実測値: 702 (M+H)
+.
実施例cj-6およびcj-7
1−メチル−2−(メチルチオ)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールヨウ化水素酸の製造
表題化合物を、Kister, J.; Assef, G.; Dou, H. J.-M.; Metzger, J. Tetrahedron 1976, 32, 1395に従って製造した。故に、N−メチルエチレンジアミン(10.8g、146mmol)のEtOH−H
2O(1:1、90mL)溶液を、60℃に予熱し、CS
2(9.0mL、150mmol)を滴下で添加した。このように得られた混合液を60℃で3h加熱し、次いで濃HCl(4.7mL)をゆっくりと加えた。温度を90℃に上げ、撹拌を6時間続けた。冷却後、混合液を−20℃で保存し、それを濾過し、このように得られた固形物を減圧乾燥させ、1−メチルイミダゾリジン−2−チオン(8.43g、50%)をベージュ色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.15 (s, ブロード, 1H), 3.67 - 3.70 (m, 2H), 3.53 - 3.58 (m, 2H), 3.11 (s, 3H).
1−メチルイミダゾリジン−2−チオン(5.17g、44.5mmol)のアセトン(50mL)懸濁液に、MeI(2.9mL、46.6mmol)を加えた。溶液を室温で4時間撹拌し、このように得られた固形物をすばやく濾過し、次いで減圧乾燥させ、1−メチル−2−(メチルチオ)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールヨウ化水素酸塩(8.79g、77%)をベージュ色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.83 (s, ブロード, 1H), 3.99 - 4.12 (m, 4H), 3.10 (s, 3H), 2.99 (s, 3H).
(S)−tert−ブチル 2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−3−メチル−2−(1−メチル−4−5−ジヒドロイミダゾール−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−6)の製造
CH
3CN(5mL)中の(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−2)(0.280g、0.448mmol)および1−メチル−2−(メチルチオ)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールヨウ化水素酸塩(cj−3a)(0.121g、0.468mmol)の混合液を、90℃で12時間加熱した。さらなる0.030gの1−メチル−2−(メチルチオ)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールヨウ化水素酸塩(cj−3a)を加え、加熱をさらに12時間続けた。粗反応混合液をプレパラティブHPLC(Luna C−18/MeCN−H
2O−TFA)によって直接精製し、表題化合物のTFA塩(0.089g)を淡黄色の固形物として得て、それをそれに続く工程においてそのまま使用した。
LCMS: C
40H
51N
9O
3として計算;計算値: 705; 実測値: 706 (M+H)
+.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((R)−3−メチル−2−(1−メチル−4−5−ジヒドロイミダゾール−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−7)の製造
反応混合物を最初にプレパラティブHPLC(YMC−Pack 25×250mm/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって精製し、次いでプレパラティブHPLC(Lunaフェニル−ヘキシル//MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって再精製した以外は、表題化合物はcj−6の合成について記載した方法に従ってcj−3から製造した。これによって、目的の生成物(0.005g)を泡状物質として得て、それをそれに続く工程においてそのまま使用した。
LCMS: C
40H
51N
9O
3として計算;計算値: 705; 実測値: 706 (M+H)
+.
実施例cj-8およびcj-9
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−3−メチル−2−(3,4−ジヒドロイミダゾール−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−8)の製造
EtOH(4mL)中の(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−2)(0.298g、0.480mmol)、4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−スルホン酸(AstaTech)(0.090g、0.60mmol)およびiPr
2NEt(0.083mL、0.48mmol)の混合液を、100℃で12時間加熱した。冷却した混合液を乾固するまでエバポレートし、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−TFA、x2)によって精製し、表題化合物のTFA塩(0.390g、73%)を淡黄色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.66 (ブロードのs, 2H), 8.51 (ブロードのs, 1H), 8.20 (d, J = 10.1 Hz, 2H), 8.10 (ブロードのs, 1H), 7.82 - 7.91 (m, 7H), 7.30 (ブロードのs, 1H), 5.12 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.97 - 5.05 (m, 2H), 4.37 (dd, J = 4.3, 10.1 Hz, 2H), 3.82 - 3.86 (m, 2H), 3.73 - 3.77 (m, 2H), 3.59 (s, 4H), 3.39 - 3.48 (m, 2H), 2.15 - 2.25 (m, 2H), 1.93 - 2.07 (m, 5H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.93 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.69 (ブロードのs, 3H).
LCMS: C
39H
49N
9O
3として計算;計算値: 691; 実測値: 692 (M+H)
+.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((R)−3−メチル−2−(3,4−ジヒドロイミダゾール−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−9)の製造
表題化合物を、cj−8を製造するために使用した同じ方法に従ってcj−3から製造し、TFA塩(0.199g、57%)を黄色のガラス状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.58 (ブロードのs, 4H), 8.23 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 7.87 - 7.89 (m, 6H), 7.25 (ブロードのs, 1H), 5.17 - 5.20 (m, 1H), 4.96 - 5.04 (m, 1H), 4.37 (dd, J = 5.5, 9.6 Hz, 1H), 3.91-3.95 (m, 2H), 3.37 - 3.46 (m, H
20のため部分的に不明瞭, 4H), 2.39 - 2.42 (m, 溶媒により部分的に不明瞭, 2H), 2.01 - 2.09 (m, 4H), 1.94 - 1.98 (m, 2H), 1.40 (s, 3H), 1.17 (s, 6H), 0.95 (d, J = 6.5 Hz, 2.5H), 0.85 (d, J = 6.5 Hz, 2.5H), 0.66 (d, J = 7.0 Hz, 0.5H), 0.54 (d, J = 6.5 Hz, 0.5H).
LCMS: C
39H
49N
9O
3として計算;計算値: 691; 実測値: 692 (M+H)
+.
実施例cj-11
(S)−3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−1−オン(cj−10a)の製造
工程1: CH
2Cl
2(4mL)およびTFA(3mL)の混合液中の(S)−tert−ブチル2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(cj−4)(0.208g、0.199mmol)のTFA塩の溶液を室温で1.5時間撹拌した。次いで、溶媒を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−TFA)によって精製し、表題化合物のTFA塩(0.391g)をオレンジ色のガム状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.53 (ブロードのs, 3H), 9.52 - 9.57 (m, 2H), 8.98 - 9.04 (m, 2H), 8.28 (d, J = 4.6 Hz, 2H), 8.13 (ブロードのs, 1H), 7.79 - 7.91 (m, 7H), 7.07 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.62 (見かけ上のt, J = 4.8 Hz, 1H), 5.07 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.72 - 4.78 (m, 2H), 4.48 - 4.51 (m, 1H), 4.08-4.12 (m, 2H), 3.28 - 3.36 (m, 2H), 2.37 - 2.42 (m, 2H), 1.97 - 2.22 (m, 6H), 0.88 (見かけ上のt, J = 4.5 Hz, 6H).
LCMS: C
35H
39N
9Oとして計算;計算値: 601; 実測値: 602 (M+H)
+.
同様に、下記の実施例を、上記の代表的方法によって製造した;
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−2−ピリミジニル−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート(cj−11)の製造
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−2−ピリミジニル−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
工程2: DMF(4mL)中の(S)−3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−1−オン(cj−10)(0.208g、0.197mmol)のTFA塩の溶液に、iPr
2NEt(0.20mL、1.15mmol)、(S)−2−(メトキシカルボニルアミノ)−3−メチルブタン酸(0.049g、0.28mmol)およびHATU(0.105g、0.276mmol)を加えた。溶液を室温で1.5時間撹拌し、MeOH(2mL)で希釈し、プレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって直接精製した。この物質をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/2〜10%MeOH−CH
2Cl
2)によって再精製し、固形物を得て、それをCH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(48.6mg、32%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.78 (ブロードのs, 1H), 8.28 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 7.76 - 7.79 (m, 4H), 7.66 - 7.69 (m, 4H), 7.48-7.51 (m, 2H), 7.29 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.93 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.60 (見かけ上のt, J = 4.5 Hz, 1H), 5.03 - 5.09 (m, 2H), 4.48 (t. J = 8.1 Hz, 1H), 3.99 - 4.08 (m, 2H), 3.78 - 3.85 (m, 2H) 3.53 (s, 3H), 2.12 - 2.21 (m, 4H), 1.87 - 2.05 (m, 7H), 0.83 - 0.97 (m, 12H).
LCMS: C
42H
50N
10O
4として計算;計算値:758; 実測値: 759 (M+H)
+.
同様に、下記の実施例は、上記の代表的方法によって製造した。
実施例-cj-13
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−13)の製造
メチル(S)−3−メチル−1−オキソ−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−2−イルカルバメート(cj−12)(1.16g、1.99mmol)、Z−Val−OH(0.712g、2.83mmol)およびiPr
2NEt(0.70mL、5.42mmol)のDMF(40mL)溶液に、HATU(1.10g、2.89mmol)を少しずつ加えた。混合液を室温で1時間撹拌し、次いで氷−水(400mL)に注ぎ入れ、20分間静置した。混合液を濾過し、固形物を冷水で洗浄し、終夜空気乾燥させて、Z−保護された中間体を得た。LCMS: C
46H
54N
8O
6として計算;計算値: 814; 実測値: 815 (M+H)
+.
得られた固形物をMeOH(80mL)に溶解し、10%Pd−C(1.0g)を加え、混合液を室温および大気圧で3時間水素化した。次いで、混合液を濾過し、濾液を減圧濃縮した。このように得られた残渣をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5〜20%MeOH−CH
2Cl
2)によって精製し、表題化合物(1.05g、77%)を無色の泡状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.75 (s, 1H), 7.75 - 7.79 (m, 3H), 7.61 - 7.67 (m, 5H), 7.49 (s, 1H), 7.26 - 7.28 (m, 1H), 5.05 - 5.09 (m, 2H), 4.03 - 4.09 (m, 2H), 3.77 - 3.80 (m, 1H), 3.66 - 3.70 (m, 1H), 3.52 (s, 3H), 3.40 - 3.47 (m, 2H), 2.21 - 2.26 (m, 1H), 2.10 - 2.17 (m, 3H), 1.81 - 2.02 (m, 6H), 0.77 - 0.92 (m, 12H).
LCMS: C
38H
48N
8O
4として計算;計算値: 680; 実測値: 681 (M+H)
+.
実施例 cj-15
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−((Z/E)−(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−14)の製造
iPrOH(10mL)中のメチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−13)(0.329g、0.527mmol)およびジフェニルシアノカルボンイミデート(0.128g、0.537mmol)の混合液を、室温で12時間撹拌した。このように得られた固形物を濾過し、空気乾燥させ、表題化合物(0.187g、43%)をクリーム色の固形物として得た。この物質を次の工程においてそれ以上精製することなくそのまま使用した。
LCMS: C
46H
52N
10O
5として計算;計算値: 824; 実測値: 825 (M+H)
+.
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(5−アミノ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート (cj−15a, R=H)の製造
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−((Z/E)−(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−14)(0.074g、0.090mmol)およびヒドラジン水和物(0.05mL、0.88mmol)のiPrOH(2mL)溶液を、75℃で7時間加熱した。次いで、溶媒を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって精製し、泡を得て、それをCH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(0.032g、46%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.17 (s, 1H), 11.75 (m, 2H), 10.66 - 10.84 (m, 2H), 7.76 - 7.79 (m, 3H), 7.62 - 7.74 (m, 4H), 7.49 - 7.51 (m, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 2H), 5.28 - 5.32 (m, 1H), 5.05 - 5.08 (m, 2H), 4.04 - 4.09 (m, 3H), 3.87 - 3.94 (m, 2H), 3.72 - 3.81 (m, 2H), 3.53 (s, 3H), 2.09 - 2.17 (m, 2H), 1.90 - 2.02 (m, 6H), 0.81 - 0.99 (m, 12H).
LCMS: C
40H
50N
12O
4として計算;計算値: 762; 実測値: 763 (M+H)
+.
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−(5−アミノ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート (cj−15b, R= Me)の製造
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−((Z/E)−(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−14)(0.105g、0.128mmol)およびN−メチルヒドラジン(0.010mL、0.188mmol)のiPrOH(2mL)溶液を、75℃で3時間加熱した。第2の部のN−メチルヒドラジン(0.010mL、0.188mmol)を加え、加熱を7時間続けた。次いで、揮発性物質を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって精製し、泡状物質を得て、それをフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/0〜20%MeOH−CH
2Cl
2)によってさらに精製した。このように得られた物質をCH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(0.029g、29%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.79 (s, 0.4H), 12.19 (s, 1H), 11.76 (m, 1.6H), 7.77 - 7.85 (m, 4H), 7.62 - 7.71 (m, 4H), 7.49 - 7.51 (m, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 1H), 6.31 (d, J = 9.1 Hz, 0.5H), 6.09 (d, J = 9.1 Hz, 1.5H), 5.87 (s, 1H), 5.34 - 5.36 (m, 1H), 5.04 - 5.08 (m, 2H), 4.89 (s, 1H), 4.75 (s, 2H), 3.53 (s, 3H), 2.10 - 2.17 (s, 3H), 1.94 - 2.02 (m, 6H), 0.81 - 0.98 (m, 12H).
LCMS: C
41H
52N
12O
4として計算;計算値: 776; 実測値: 777 (M+H)
+.
HRMS: C
41H
52N
12O
4として計算;計算値: 776.4234; 実測値: 777.4305 (M+H)
+.
実施例 cj-15c
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例cj−15cを、中間体cj−4の製造におけるものと類似の条件を使用して、による中間体cj−13と2−(メチルチオ)−4,5−ジヒドロチアゾール(Aldrich)との縮合によって製造した。LCMS: C
41H
51N
9O
4Sとして計算;計算値: 765; 実測値: 766 (M+H)
+.
実施例 15-d
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−4−ピリミジニル−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
実施例cj−15dは、中間体cj−4の製造におけるものと類似の条件を使用した、中間体cj−13と4,6−ジクロロピリミジン(Aldrich)との縮合、続いて10%Pd−Cによる水素化によって製造した。 LCMS: C42H50N10O4として計算;計算値: 758; 実測値: 759 (M+H)+.
実施例 cj-16およびcj-17
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(5−アミノ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート (cj−16)の製造
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−((Z/E)−(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−14)(0.120g、0.205mmol)およびヒドロキシルアミン塩酸塩(0.0213g、0.307mmol)のiPrOH(5mL)溶液を、75℃で3時間加熱した。第2の部のヒドロキシルアミン塩酸塩(0.0213g、0.307mmol)を加え、加熱を7時間続けた。次いで、揮発性物質を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって精製し、泡を得て、それをフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5%MeOH−CH
2Cl
2)によってさらに精製した。このように得られた無色のロウ状物質をCH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(0.0344g、22%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.18 - 12.22 (m, 1H), 11.80 (s, 1H), 11.75 (s, 1h), 8.03 - 8.06 (m, 1H), 7.77 (見かけ上のd, J = 8.1 Hz, 2H), 7.62 - 7.73 (m, 4H), 7.50 (dd, J = 2.0, 5.5 Hz, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 2H), 5.69 (s, 1H), 5.06 - 5.11 (m, 2H), 4.14 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 4.06 (分離していないdd, J = 8.0, 8.6Hz, 1H), 3.78 - 3.90 (m, 3H), 3.53 (s, 3H), 3.01 (ブロードのs, 2H), 2.10 - 2.19 (m, 3H), 1.90 - 2.04 (m, 5H), 0.81 - 0.96 (m, 12H).
LCMS: C
40H
49N
11O
5として計算;計算値: 763; 実測値: 764 (M+H)
+.
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(シアノ(ジメチル)カルバムイミドイル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート (cj−17)の製造
メチル(S)−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−1−((S)−2−((Z/E)−(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)−3−メチルブタノイル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(cj−14)(0.115g、0.198mmol)およびジメチルアミン塩酸塩(0.0257g、0.315mmol)のiPrOH(5mL)溶液を、90℃で12時間加熱した。第2の部のジメチルアミン塩酸塩(0.0257g、0.315mmol)を加え、加熱を48時間続けた。次いで、揮発性物質を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって精製し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5%MeOH−CH
2Cl
2)によって再精製した。このように得られた無色のワックスを、CH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(0.0318g、21%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.22 (m, 0.6H), 11.81 (s, 1H), 11.75 (s, 1H), 12.17 - 12.22 (m, 0.5H), 11.99 - 12.04 (m, 0.5H), 11.75-11.81 (m, 1H), 7.76 - 7.79 (m, 3H), 7.62 - 7.73 (m, 5H), 7.50 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.23 - 7.29 (m, 1H), 6.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.06 - 5.08 (m, 2H), 4.47 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 4.06 (分離していないdd, J = 8.0, 8.6 Hz, 1H), 3.84 - 3.90 (m, 2H), 3.76 - 3.82 (m, 3H), 3.53 (s, 3H), 3.00 (s, 6H), 2.11 - 2.20 (m, 3H), 1.90 - 2.04 (m, 5H), 0.97 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.89 - 0.91 (m, 6H), 0.84 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
LCMS: C
42H
53N
11O
4として計算;計算値: 775; 実測値: 776 (M+H)
+
実施例 cj-20
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−3−ピリジニル−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート (cj−20)の製造
メチル(S)−3−メチル−1−オキソ−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−2−イルカルバメート(cj−13)(0.060g、0.103mmol)のDMF(2mL)溶液に、iPr
2NEt(0.18mL、1.02mmol)、(S)−3−メチル−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸(Cap−88)(0.040g、0.206mmol)およびHATU(0.078g、0.205mmol)を加えた。反応混合液を室温で1.5時間撹拌し、次いでそれをプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN−H
2O−NH
4OAc)によって直接精製した。このように得られた固形物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/0〜10%MeOH−CH
2Cl
2)によって再精製し、得られた生成物をCH
3CN−H
2Oから凍結乾燥し、表題化合物(0.044g、56%)を固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.19 (s, 1H), 11.76 (s, 1H), 8.07 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.62 - 7.85 (m, 8H), 7.49 - 7.51 (m, 2H), 7.24 - 7.29 (m, 1H), 6.99 - 7.06 (m, 2H), 6.46 - 6.49 (m, 0.5H), 5.97 - 5.99 (m, 0.5H), 5.71 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 5.55 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 5.22 - 5.44 (m, 1H), 5.03 - 5.09 (m, 2H), 4.04 - 4.13 (m, 2H), 3.78 - 3.90 (m, 3H), 3.66 - 3.71 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 2.03 - 2.19 (m, 2H), 1.84 - 2.01 (m, 4H), 0.81 - 1.01 (m, 12H).
LCMS: C
43H
51N
9O
4として計算;計算値: 757; 実測値: 758 (M+H)
+.
同様に、下記の実施例は、上記の代表的方法に従って製造した。
メチル(S)−3−メチル−1−オキソ−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−2−イルカルバメート (cj−12)の製造
実施例28eにおけるように中間体−28dおよびCap−51から形成し、それに続きTFA/CH
2Cl
2によるBoc除去およびMCX樹脂による遊離塩基の形成を行なった。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.79 - 7.82 (m, 3H), 7.65 - 7.75 (m, 5H), 7.48 (s, 1H), 7.32 (s, 1H), 5.19 (dd, J = 5.5, 5.7 Hz, 1H), 4.75 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 3.88 - 4.04 (m, 2H), 3.67 (s, 3H), 3.35 - 3.51 (m, 3H), 2.43 - 2.51 (m, 1H), 2.02-2.38 (m, 7H), 0.97 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
LCMS: C
33H
39N
7O
3として計算;計算値: 581; 実測値: 582 (M+H)
+.
メチル(S)−1−オキソ−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)プロパン−2−イルカルバメート (cj−22)の製造
実施例28eにおけるように中間体−28dおよびCap−52から形成し、それに続きTFA/CH
2Cl
2によるBoc除去およびMCX樹脂による遊離塩基の形成を行なった。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.68 - 7.79 (m, 4H), 7.59-7.65 (m, 4H), 7.44 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.37 (s, 0.3H), 7.27 (s, 0.7H), 5.18 (dd, J = 4.0, 7.6 Hz, 1H), 4.74 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 4.46 (dd, J = 6.8, 13.9 Hz, 1H), 3.84 (分離していないdd, J = 6.1, 6.5 Hz, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.54 (s, 1H), 3.32 - 3.46 (m, 3H), 2.40 - 2.46 (m, 1H), 2.26 - 2.39 (m, 2H), 2.14 - 2.24 (m, 2H), 2.01 - 2.12 (m, 2H), 0.32 (d, J = 7.1 Hz, 3H).
LCMS: C
31H
35N
7O
3として計算;計算値: 553; 実測値: 554 (M+H)
+.
メチル(2S,3R)−3−メトキシ−1−オキソ−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)ブタン−2−イルカルバメート (cj−23)の製造
実施例28eにおけるように中間体−28dおよびCap−86から形成し、それに続きTFA/CH
2Cl
2によるBoc除去およびMCX樹脂による遊離塩基の形成を行なった。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.72 (m, 4H), 7.64 -7.69 (m, 4H), 7.48 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.38 (s, 0.3H), 7.33 (s, 0.7H), 5.51 - 5.54 (m, 0.2H), 5.22 (dd, J = 4.9, 7.6 Hz, 0.8H), 4.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 4.48 (d, J = 5.1 Hz, 0.8H), 4.35 - 4.36 (m, 0.2H), 3.90 - 3.99 (m, 1H), 3.68 (s, 3H), 3.54 (s, 1H), 3.35 - 3.48 (m, 4H), 3.29 (s, 3H), 2.42 - 2.50 (m, 1H), 2.30 - 2.37 (m, 2H), 2.19 - 2.26 (m, 2H), 2.05 - 2.15 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
LCMS: C
33H
39N
7O
4として計算;計算値: 597; 実測値: 598 (M+H)
+.
(R)−2−(ジエチルアミノ)−2−フェニル−1−((S)−2−(5−(4’−(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)エタノン (cj−24)の製造
実施例28eにおけるように中間体−28dおよびCap−2から形成し、それに続きTFA/CH
2Cl
2によるBoc除去およびMCX樹脂による遊離塩基の形成を行なった。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.59 - 7.82 (m, 10H), 7.36 - 7.51 (m, 4H), 7.01 - 7.15 (m, 1H), 5.09 - 5.13 (m, 2H), 4.77 (t, J = 8.5 Hz, 1H), 4.03 - 4.05 (m, 1H), 3.67 - 3.93 (m, 1H), 3.35 - 3.47 (m, 2H), 3.18 - 3.23 (m, 1H), 2.91-3.07 (m, 2H), 2.70 - 2.84 (m, 2H), 2.34 - 2.60 (m, 2H), 1.97 - 2.24 (m, 5H), 1.07 - 1.17 (m, 6H).
LCMS: C
38H
43N
7Oとして計算;計算値: 613; 実測値: 614 (M+H)
+.
下記を、実施例28における手順に従って28dから出発して製造した。Capは、28dに付加する順番で表に示す。Cap番号が示されていない場合、相当するカルボン酸は市販である。
実施例cj-111からcj-113.
実施例cj−111からcj−113について、実施例cj−105からcj−107の化合物を、実施例28、工程dにおいて使用されたものと類似の条件下で水素化した(K2CO3を用いなかったことを除いて)。
実施例cj-103、cj-114およびcj-115の製造
中間体cj−124は、実施例28、工程eにおいて記載されているように、中間体cj−12およびCap−122のカップリングによって製造した。LCMS: C
60H
63N
9O
8として計算;計算値 1037; 実測値: 520 (1/2M+H)
+. これは、二重荷電分子イオンに相当する。
実施例 cj-103.
中間体cj−124(83.0mg、0.08mmol)をDMF(5mL)に溶解し、ピペリジン(1mL)を室温で加えた。2時間後、揮発性物質を減圧除去し、残渣をプレパラティブHPLC(YMC−Pack C−18、30×100mm、CH
3CN−H
2O−TFA)によって精製し、アミンのTFA塩(87.0mg、94%)を得た。LCMS: C
45H
53N
9O
6として計算;計算値 815; 実測値: 816 (M+H)
+.
実施例cj-114からcj-115
実施例cj−103からの生成物は、実施例25におけるものと類似した条件下でスキームにおいて示したように、無水酢酸またはイソシアン酸エチルでアシル化した。 実施例 cj-114, LCMS: C
47H
55N
9O
7として計算;計算値 857; 実測値: 858 (M+H)
+.
実施例 cj-115, LCMS: C
48H
58N
10O
7として計算;計算値 886; 実測値: 887 (M+H)
+.
下記の実施例は、実施例1と類似した手順を使用して中間体1eから製造した。付加したCapを表に示してあり、Cap番号が示されていない場合、カルボン酸は市販であった。
実施例 cj-142.
実施例cj−142は、CH
2Cl
2中の40%TFAによる処理によって、実施例cj−140において得られた生成物から製造した。混合物を室温で3時間撹拌し、次いで減圧濃縮した。残渣をプレパラティブHPLC(YMC−Pack、C18 30×100mm、CH
3CN−H
2O−TFA)によって精製した。
実施例 cj-156.
実施例−cj−156の化合物は、Cap−51について示した方法に従って、実施例−cj−142において製造した化合物のカルバモイル化によって製造した。
セクションJG
メソッドA: LCMS - Xterra MS C-18 3.0 x 50mm, 30.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
メソッドB: HPLC - X-Terra C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10% 水 0.1% TFA
メソッドC: HPLC - YMC C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.2% H3PO4, B = 90%メタノール 10% 水 0.2% H3PO4.
メソッドD: HPLC - Phenomenex C-18 4.6 x 150mm, 10.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.2% H3PO4, B = 90%メタノール 10% 水 0.2% H3PO4
メソッドE: LCMS - Gemini C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
メソッドF: LCMS-Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム.
メソッドG: HPLC - Phenomenex Gemini C-18 4.6 x 150mm, 35分かけて10〜80%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム
メソッドH: HPLC - Phenomenex Gemini C-18 4.6 x 150mm, 25分かけて10〜80%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム
メソッドI: HPLC -Waters-X-Bridge C-18 4.6 x 150mm, 30分かけて10〜70%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム
工程a:
(3S,3’S,5S,5’S)−tert−ブチル5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレート)(1.40g、2.13mmol)を、固形物として−78℃に冷却したビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.87mL、4.69mmol)のCH
2Cl
2(14.0mL)溶液に加えた。反応液を−78℃で2時間撹拌し、次いで室温に昇温させ、2時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎ入れ、発泡が止まるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で一度洗浄した。有機物を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、黄色の油状物を得た。油状物をCH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートし、(3R,3’R,5S,5’S)−tert−ブチル5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(3−フルオロピロリジン−1−カルボキシレート)JG−1を黄褐色の固形物(0.98g、71%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.10 (2H, m) 7.60-7.82 (8H, m) 7.35 (2H, m) 5.45 (1H, s) 5.35 (1H, s) 4.85-4.90 (2H, m) 3.69-3.79 (4H, m) 2.53-2.61 (2H, m) 2.28-2.37 (2H, m) 1.40 (8H, s) 1.12 (10H, s)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 3.04 分) C
36H
42F
2N
6O
4として計算;計算値 660.70; 実測値 661.68 (M+H)
+
工程b:
(3R,3’R,5S,5’S)−tert−ブチル5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレート)(0.098g、1.48mmol)のジオキサン(4mL)溶液に、HClのジオキサン溶液(2.0mL、4.0M)を加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。このように得られた黄褐色の固形物を減圧下で乾燥させ、4,4’−ビス(2−((2S,4S)−4−フルオロピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルテトラヒドロクロリドJG−2(0.89g、100%収率)を得た。さらなる精製はせず。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 9.05 (2H, s), 8.18 (2H, s), 8.00-8.09 (4H, m) 7.89 (4H, d, J=7.63 Hz) 5.71 (1H, s) 5.61 (1H, s) 5.24-5.33 (2H, m) 3.92 (2H, d, J=10.68Hz) 3.63-3.71 (2H, m) 2.79-2.89 (2H, m)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA, (保持時間= 2.12 分) C26H26F2N6として計算;計算値 460.53; 実測値 461.37 (M+H)+
工程c:
撹拌した4,4’−ビス(2−((2S,4R)−4−フルオロピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルテトラヒドロクロリド(0.060g、0.10mmol)、(S)−2−(メトキシカルボニルアミノ)プロパン酸(0.031g、0.21mmol)、およびHATU(0.081g、0.21mmol)のDMF(3mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.11mL、0.61mmol)を加えた。反応液を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相プレパラティブHPLCによって精製し、次にそれをWaters MCX抽出カートリッジを通過させることによって精製し、ジメチル(2S,2’S)−1,1’−((3R,3’R,5S,5’S)−5,5’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(3−フルオロピロリジン−5,1−ジイル))ビス(1−オキソプロパン−2,1−ジイル)ジカルバメートJG−3、遊離塩基(0.0097g、7.5%)を得た。
1H NMR (500MHz, DMSO-d6) δ ppm 11.91 (2H, m), 7.76-7.84 (3H, m), 7.64-7.84 (5H, m), 7.48-7.58 (2H, m), 5.55 (1H, s), 5.11 (1H, s), 4.29-4.38 (2H, m), 4.13 (2H, d, J=12.51 Hz), 3.89-3.98 (2H, m), 3.53 (6H, s), 2.54-2.64 4H, m), 1.21 (6H, s)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, (保持時間=2.40 分)
名目上/LRMS - C36H40F2N8O6として計算;計算値 718.30; 実測値 719.24(M+H)+
精密/HRMS - C36H41F2N8O6として計算;計算値 719.3117; 実測値 719.3114(M+H)+
プロリンの代わりにヒドロキシプロリンを使用した、実施例28工程aにおけるようなJG−18の合成
JG-18
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.89(2H, t, J=8.39 Hz) 7.74 (2H, t, J=8.24 Hz) 7.28-7.37 (5H, m) 5.01-5.08 (3H, m) 4.27-4.57 (4H, m) 3.44-3.53 (1H, m) 3.37(1H, d, J=10.99 Hz) 2.12 (1H, d, J=11.60 Hz) 1.93 (1H, dd, J=12.05 Hz, 6.56 Hz)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール, 90% 水, 0.1% TFA, B = 90%メタノール, 10% 水, 0.1% TFA 移動相, 保持時間= 3.62 分, C
21H
21BrN
2O
5として計算;計算値 461.32; 実測値 462.64 (M+H)
+.
実施例28工程bにおけるようなJG−18からのJG−19の合成
JG-19
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 1.88 分, C
21H
20BN
3O
3として計算;計算値 441.07; 実測値 442.22 (M+H)
+
(2S,4R)−ベンジル2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−4−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレート(1.5g、3.4mmol)を、固形物として、−78℃に冷却したビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.98mL、5.1mmol)のCH
2Cl
2(15mL)溶液に加えた。反応液を−78℃で2時間撹拌し、次いで室温に昇温させ、2時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎ入れ、発泡が止まるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で一度洗浄した。有機物を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、黄色の油状物を得た。油状物をCH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートし、(2S,4S)−ベンジル2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)−4−フルオロピロリジン−1−カルボキシレート JG−20を黄色い固形物(0.96g、62%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.70 (2H, d, J=7.02 Hz) 7.48-7.55 (3H, m) 7.41 -7.35 (3H, m) 7.19-7.11 (2H, m) 5.15 -5.02 (3H, m) 3.84 -3.78 (2H, m) 3.33 (2H, s) 2.53-2.61 (1H, m) 2.33-2.42 (1H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 2.10 分, C
21H
19Br
1F
1N
3O
2として計算;計算値 443.06; 実測値 444.05 (M+H)
+
(2S,4R)−tert−ブチル4−ヒドロキシ−2−(5−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート、1−2c(1.5g、3.3mmol)を固形物として、−78℃に冷却したビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.91mL、5.0mmol)のCH
2Cl
2(15mL)溶液に加えた。反応液を−78℃で2時間撹拌し、次いで室温に昇温させ、2時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎ、発泡が止まるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で一度洗浄した。有機物を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、茶色い油状物を得た。油状物を、5%MeOH/CH
2Cl
2とともにシリカゲルでのクロマトグラフィーで処理し、4−(2−((2S,4S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−フルオロピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)フェニルボロン酸を黄褐色の固形物(0.46g、37%)として得た。
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 1.46 分, C
18H
23B
1F
1N
3O
4として計算;計算値 375.18; 実測値 376.12 (M+H)
+
JG−22は、実施例28工程cにおいて記載したようにJG−20およびJG−21から合成される。
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 2.27 分, C
39H
40F
2N
6O
4として計算;計算値 694.31; 実測値 695.35 (M+H)
+
JG−23は、実施例28工程dにおいて記載するようにJG−22から合成される。
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 10%メタノール 90% 水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10% 水 0.1% TFA 移動相, 保持時間= 2.62 分, C
31H
34F
2N
6O
2として計算;計算値560.27; 実測値 561.52 (M+H)
+.
JG−24は、実施例28工程eにおけるように、JG−22およびCap−2から合成される。
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 2.30 分, C
41H
45F
2N
7O
3として計算;計算値 721.36; 実測値 722.42 (M+H)
+
JG−25は、実施例LS14工程bにおいて記載されているように、メタノールHClとの反応によってJG−24から合成される。
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけて0〜100%Bグラジエント, ホールド時間1分, A = 5% アセトニトリル, 95% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95% アセトニトリル, 5% 水, 10mm 酢酸アンモニウム, 保持時間= 1.98 分, C
36H
37F
2N
7O
1として計算;計算値 621.30; 実測値 622.48 (M+H)
+
セクションOL LC条件:
条件1: 溶媒A: 5% アセトニトリル / 95% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル / 5% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml / 分; 3分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間.
条件2: 溶媒A: 5% アセトニトリル / 95% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル / 5% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml / 分; 2分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
条件3: 溶媒A: 5% アセトニトリル / 95% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル / 5% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml / 分; 4分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
条件 4: 溶媒A: 10%MeOH / 90% 水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10% 水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml / 分; 4分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
条件 5: 溶媒A: 5% アセトニトリル / 95% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95% アセトニトリル / 5% 水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml / 分; 9分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
条件 6: 溶媒A: 10%MeOH / 90% 水 / 0.2% H3PO4; 溶媒B: 90% MeOH / 10% 水 / 0.2% H3PO4; カラム: Phenomenex 5u C-18 4.6 x 50mm; 波長: 220nM; 流速: 1.5ml / 分; 14分かけて0%B〜100%B、3分の保持時間
条件 7: 溶媒A: 10%MeOH / 90% 水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10% 水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml / 分; 3分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
条件 8: 溶媒A: 10%MeOH / 90% 水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10% 水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex Phenomenex 10μ C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml / 分; 2分かけて0%B〜100%B、1分の保持時間
実験例 Cap:
工程a: ジメチルカルバモイルクロリド(0.92mL、10mmol)を、(S)−ベンジル2−アミノ−3−メチルブタノエート塩酸塩(2.44g;10mmol)およびヒューニッヒ塩基(3.67mL、21mmol)のTHF(50mL)溶液にゆっくりと加えた。このように得られた白色の懸濁液を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルおよび水に分配した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。このように得られた黄色い油状物は、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。画分を集めて減圧下で濃縮し、2.35g(85%)の中間体CapOL−1を澄明な油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.84 (d, J=6.95 Hz, 3H) 0.89 (d, J=6.59 Hz, 3H) 1.98-2.15 (m, 1H) 2.80 (s, 6H) 5.01-5.09 (m, J=12.44 Hz, 1H) 5.13 (d, J=12.44 Hz, 1H) 6.22 (d, J=8.05 Hz, 1H) 7.26-7.42 (m, 5H). LC (条件1): 保持時間= 1.76 分; MS: [M+H]
+ C
16H
22N
2O
3として計算;計算値: 279.17; 実測値 279.03.
工程b: 50mlのMeOH中の中間体CapOL−1(2.35g;8.45mmol)に、Pd/C(10%;200mg)を加え、このように得られた黒色の懸濁液をN2(3×)でフラッシュし、1気圧のH2下に置いた。混合液を室温で終夜撹拌し、マイクロファイバーのフィルターを通して濾過し、触媒を除去した。次いで、このように得られた澄明な溶液を減圧下で濃縮し、1.43g(89%)のCapOL−2を白色の泡状物質として得て、それをそれ以上精製することなく使用した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.87 (d, J=4.27 Hz, 3H) 0.88 (d, J=3.97 Hz, 3H) 1.93-2.11 (m, 1H) 2.80 (s, 6H) 3.90 (dd, J=8.39, 6.87 Hz, 1H) 5.93 (d, J=8.54 Hz, 1H) 12.36 (s, 1H). ). LC (条件1): 保持時間= 0.33 分; MS: [M+H]+ C8H17N2O3として計算;計算値: 1898.12; 実測値 189.04.
CapOL−3は、CapOL−2について記載した方法に従って(S)−ベンジル2−アミノプロパノエート塩酸塩から製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27 (d, J=7.32 Hz, 3H) 2.80 (s, 6H) 4.06 (qt, 1H) 6.36 (d, J=7.32 Hz, 1H) 12.27 (s, 1H). LC (条件1): 保持時間= 0.15 分; MS: [M+H]
+ C
6H
13N
2O
3として計算;計算値: 161.09; 実測値 161.00.
CapOL−4は、Cap−47について記載した方法に従って(S)−tert−ブチル2−アミノ−3−メチルブタノエート塩酸塩および2−フルオロエチルクロロホルメートから製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.87 (t, J=6.71 Hz, 6H) 1.97-2.10 (m, 1H) 3.83 (dd, J=8.39, 5.95 Hz, 1H) 4.14-4.18 (m, 1H) 4.20-4.25 (m, 1H) 4.50-4.54 (m, 1H) 4.59-4.65 (m, 1H) 7.51 (d, J=8.54 Hz, 1H) 12.54 (s, 1H)
CapOL−5は、Cap−51について記載した方法に従って(S)−ジエチルアラニンおよびクロロギ酸メチルから製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.72-0.89 (m, 6H) 1.15-1.38 (m, 4H) 1.54-1.66 (m, 1H) 3.46-3.63 (m, 3H) 4.09 (dd, J=8.85, 5.19 Hz, 1H) 7.24 (d, J=8.85 Hz, 1H) 12.55 (s, 1H). LC (条件2): 保持時間= 0.66 分; MS: [M+H]
+ C
9H
18NO
4として計算;計算値:204.12; 実測値 204.02.
新規な実施例:
下記の類似体を、実施例1の製造と同様の様式で、適切なCapを用いて、1eから製造した。
実施例 OL-7
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(4−(4’−(2−((2S)−4,4−ジフルオロ−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−4,4−ジフルオロ−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例OL−7は、実施例1の製造と同様の様式で、Cap−51をカップリングパートナーとして使用して、1−2e−3から製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80 (dd, J=6.41, 2.44 Hz, 12H) 1.87-1.98 (m, 2H) 2.79-2.91 (m, 2H) 3.01-3.13 (m, 2H) 3.54 (s, 6H) 3.98 (t, J=7.93 Hz, 2H) 4.22-4.37 (m, 2H) 4.52 (t, J=14.19 Hz, 2H) 5.31 (t, J=8.39 Hz, 2H) 7.50 (d, J=7.93 Hz, 2H) 7.82-7.87 (m, 4H) 7.88-7.97 (m, 6H) 8.08 (s, 2H). LC (条件6): 7.64 分; MS: [M+H]
+ C
40H
47F
4N
8O
6として計算;計算値: 811.35; 実測値 811.46. HRMS: (M+H)
+ C
40H
47F
4N
8O
6として計算;計算値 811.3549 実測値 811.3553.
下記の類似体は、実施例1の製造と同様の様式で、適切なCapを用いて、1−2e−3から製造した。
下記の類似体は、実施例1の製造と同様の様式で、適切なCapを用いて、1−3eから製造した。
実施例 OL-19
メチル((1S)−1−(((2R,3S)−3−ヒドロキシ−2−(4−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
工程a: 中間体OL−15は、N−Boc−L−プロリンをN−Boc−trans−3−ヒドロキシ−L−プロリンで置き換えて、中間体1aと同様の様式で製造した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.34/1.4) (2つのブロード. s., 9H) 1.65-1.77 (m, 1H) 1.83-1.95 (m, 1H) 3.33-3.42 (m, 1H) 3.43-3.51 (m, 1H) 3.96-4.07 (m, 1H) 4.16 (s, 1H) 4.44-4.65 (m, 2H) 5.22-5.28 (m, 1H) 7.74 (d, J=8.54 Hz, 2H) 7.86-7.94 (m, 2H) 8.15-8.32 (m, 1H). LC (条件 4): 保持時間= 3.33 分; MS: [2M+Na]
+ C
36H
46Br
2N
4NaO
10として計算;計算値: 877.57; 実測値 877.11.
工程b: 中間体OL−16は、中間体1bと同様の様式で中間体OL−15から製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.16/1.39 (2つのブロード. s., 9H) 1.71-1.81 (m, J=6.10 Hz, 1H) 2.01-2.17 (m, 1H) 3.37-3.50 (m, 1H) 3.50-3.62 (m, 1H) 4.15 (s, 1H) 4.49-4.70 (m, 1H) 5.36 (dd, J=6.71, 3.66 Hz, 1H) 7.44-7.62 (m, 3H) 7.68 (d, J=7.02 Hz, 2H) 11.96/11.99/12.26/12.30 (m, 1H). LC (条件 8): 保持時間= 1.87 分; MS: [M+H]+ C18H23BrN3O3として計算;計算値: 408.08; 実測値 408.09.
工程c: 中間体OL−17は、1dの製造と同様の様式で、中間体OL−16を1cとカップリングすることによって製造した。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.09-1.49 (m, 18H) 1.71-2.04 (m, 4H) 2.06-2.28 (m, 2H) 3.33-3.40 (m, 1H) 3.41-3.65 (m, 3H) 4.18 (s, 1H) 4.52-4.69 (m, 1H) 4.70-4.88 (m, 1H) 5.38 (s, 1H) 6.64-7.35 (m, 1H) 7.39-7.96 (m, 9H) 11.71 - 12.0/12.10 - 12.36 (m, 2H). LC (条件2): 保持時間= 1.36 分; MS: [M+H]+ C36H45N6O5として計算;計算値: 641.77; 実測値 641.39.
工程d: 中間体OL−18は、1−1eの製造と同様の様式で、HClによる中間体OL−17の脱保護によって製造した。 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 1.92-2.07 (m, 2H) 2.14-2.25 (m, 1H) 2.35-2.44 (m, 1H) 3.15 (s, 4H) 3.32-3.41 (m, J=7.02, 7.02, 7.02 Hz, 1H) 3.41-3.51 (m, J=7.32 Hz, 2H) 3.54-3.66 (m, 1H) 4.68 (d, J=4.27 Hz, 1H) 4.78-4.89 (m, J=4.88 Hz, 1H) 5.04 (s, 1H) 6.89/7.73 (2d, J= 8.70 Hz, 1H) 7.89 (dd, J=8.24, 4.58 Hz, 4H) 7.96-8.07 (m, 4H) 8.15 (d, J=23.19 Hz, 2H) 9.62-10.12 (m, 2H) 10.21-10.74 (m, 2H). ). LC (条件 8): 保持時間= 1.30 分; MS: [M+H]+ C26H29N6Oとして計算;計算値: 441.24; 実測値 441.18.
工程e: 実施例OL−19は、実施例1の製造と同様の様式で、中間体OL−18をCap−51とカップリングすることによって製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.78 (d, J=6.41 Hz, 6H) 0.83 (d, J=6.71 Hz, 6H) 1.92-2.12 (m, 5H) 2.12-2.21 (m, 1H) 2.31 (dd, J=12.21, 5.80 Hz, 1H) 2.35-2.43 (m, 1H) 3.54 (d, J=4.27 Hz, 6H) 3.78-3.89 (m, 3H) 3.91-4.02 (m, 1H) 4.07-4.19 (m, 2H) 4.36-4.50 (m, 1H) 4.81 (d, J=3.66 Hz, 1H) 5.13 (t, J=7.17 Hz, 1H) 5.79 (s, 1H) 7.34 (dd, J=11.29, 8.85 Hz, 2H) 7.83-7.90 (m, 4H) 7.90-8.01 (m, 4H) 8.12 (s, 2H) [注: イミダゾールNHについてのシグナルは広範すぎて、化学シフトを帰属できなかった]。). LC (条件 4): 保持時間= 2.76 分; MS: [M+H]+ C40H51N8O7として計算;計算値: 755.39; 実測値 755.38. HRMS: (M+H)+ C40H51N8O7として計算;計算値755.3881 実測値 755.3873.
下記の類似体は、実施例1の製造と同様の様式で、Cap−52を用いて、中間体OL−18から製造した。
下記の類似体は、OL−19の製造と同様の様式で製造したが、N−Boc−cis−3−ヒドロキシ−L−プロリンを出発物質として使用した。
セクションJ
条件 1: LCMS条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 3分かけて0〜100%B, 4分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
20 - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
20-0.1% TFA
条件2: LCMS条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 2分かけて0〜100%B, 3分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
20 - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
20-0.1% TFA
実施例 J2. (2S)−2−(1−(4−ブロモフェニル)−3−エトキシ−1,3−ジオキソプロパン−2−イル)1−tert−ブチルピロリジン−1,2−ジカルボキシレート
エチル3−(4−ブロモフェニル)−3−オキソプロパノエート(15g、55mmol)をCH
2Cl
2(600mL)に溶解し、直前に再結晶させたNBS(9.8g、55mmol)を加え、溶液を18時間撹拌した。反応混合液をNaHCO
3溶液、食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、残渣を得て、精製は行わなかった。エチル2−ブロモ−3−(4−ブロモフェニル)−3−オキソプロパノエート(16.5g、48mmol)およびN−Boc−L−プロリン(10g、48mmol)をアセトニトリル(450mL)に溶解し、ヒューニッヒ塩基(16mL、95mmol)を加え、溶液を18時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターによって除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、0.1NのHCl、および食塩水で洗浄した。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 7.95 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.68-6.65 (m, 1H), 4.39-4.30 (m, 1H), 4.21-4.12 (m, 2H), 2.27-2.21 (m, 1H), 2.0-1.95 (m, 1H), 1.90-1.76 (m, 2H), 1.39 (s, 2H), 1.31 (s, 9H), 1.11 (t, J = 7.3Hz, 3H).
LRMS: C
21H
26BrNO
7として計算;計算値 484.09; 実測値: 410.08 (M+H)
+.
実施例 J5.
(S)−エチル5−(4−ブロモフェニル)−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート
1L圧力ボトルを、125mLのキシレン中の(2S)−2−(1−(4−ブロモフェニル)−3−エトキシ−1,3−ジオキソプロパン−2−イル)1−tert−ブチルピロリジン−1,2−ジカルボキシレートJ2(7g、35mmol)および11gのNH
4OAcで充填し、反応物を140℃で3.5時間加熱した。冷却した後、溶液を酢酸エチルおよび水に分配した。有機層を濃縮し、得られた残渣をBiotage40mシリカゲルカートリッジにアプライし、20〜100%グラジエント、酢酸エチル/Hexによって溶出し、3g(45%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 12.75 (ブロード. s, 7.82), (ブロード. s, 2H), 7.50 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 4.96-4.92 (m, 1H), 4.23 (q, J = 6.6 Hz, 2H), 3.68-3.50 (m, 1H), 3.40-3.32 (m, 1H), 2.19-2.15 (m, 1H), 1.99-1.89 (m, 3H), 1.48/1.13 (s, 9H), 1.23 (t, J = 7.3Hz, 3H). LRMS: C
21H
26BrN
3O
4として計算;計算値 464.12; 実測値: 464.15および466.15 (M+H)
+.
実施例 J7.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4−ブロモフェニル)−4−(メチルカルバモイル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
(S)−エチル5−(4−ブロモフェニル)−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート(1g、2.1mmol)を、MeOH(35mL)中の2Mメチルアミンに溶解し、圧力容器中で70℃にて48時間加熱した。反応混合液を濃縮し、残渣をBiotage25mシリカゲルカートリッジに加え、10〜100%グラジエント、酢酸エチル/Hexで溶出し、556mg(57%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.5 (ブロード.s, 1H), 7.86-7.82 (m, 1H), 7.77 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 4.83-4.70 (m, 1H), 3.69-3.52 (ブロード.s, 1H), 3.42-3.32 (m, 1H), 2.71 (d, 4.8 Hz, 3H), 2.30-1.78 (m, 4H), 1.19-1.14 (m, 9H).
LRMS: C
20H
26BrN
4O
3として計算;計算値 449.12; 実測値: 449.15および451.14 (M+H)
+.
実施例 J11.a.
エントリーJ9(1.1g、1.58mmol)をエタノール(60mL)に溶解し、28%濃縮水酸化アンモニウム溶液(10mL)を加え、反応液を圧力容器中で75℃にて48時間加熱した。溶媒をロータリーエバポレーションによって除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、水、食塩水で洗浄した。濃縮し、25M Biotageカートリッジにアプライし、10%〜100%酢酸エチル/CH
2Cl
2によるグラジエント溶出によって、J11.a(90mg、8.5%)を得て、出発物質J9(696mg、63%)を回収した。
実施例 J32.a.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4−ブロモフェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
3−(4−ブロモフェニル)−3−(2,2−ジメチルヒドラゾノ)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オン(2.0g、6.2mmol)を5Nの硫酸(60mL)に懸濁させ、45℃で6時間加熱した。温度を85℃に2時間上げ、冷却すると、沈殿物が形成された。この物質を濾過によって単離し、1−(4−ブロモフェニル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1,2−ジオン1.6g(92%)を黄色の固形物として得た。ジオン(1.6g、5.7mmol)をメタノール(30mL)に溶解し、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−プロリナール(1g、5.0mmol)を加え、続いて28%水酸化アンモニウム溶液(10mL)を加えた。反応液を室温で18時間撹拌し、ジクロロメタン(200mL)に注ぎ入れ、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。濾過、濃縮し、40M Biotageカートリッジにアプライし、5%〜30%酢酸エチル/ヘキサンによるグラジエント溶出させて、J32.a(1.3g、50%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.88 (ブロード.s, 1H), 7.72 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 4.84-4.70 (m, 1H), 3.57-3.49 (m, 1H), 3.39-3.29 (m, 1H), 2.31-2.20 (m, 1H), 1.98-1.78 (m, 3H), 1.39/1.13 (m, 9H). LRMS: C
19H
20BrF
3N
3O
2として計算;計算値 458.07; 実測値: 458.06および460.06 (M-H)
-. HRMS: C
19H
22BrF
3N
3O
2として計算;計算値 460.0847; 実測値: 460.0866および462.0840 (M+H)
+.
セクションD
**LCMS条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 3分かけて0〜100%B, 4分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
20 - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
20-0.1% TFA
実施例 D5.
(S)−tert−ブチル2−(5−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
臭素(0.54mL、10.6mmol)を、冷たい(0℃)4−ブロモ−2−フルオロアセトフェノン(2.30g、10.6mmol)のジオキサン(80mL)およびテトラヒドロフラン(80mL)溶液に滴下で添加した。混合液を0℃で1時間撹拌し、室温に15時間昇温させた。混合液を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液、5%チオ硫酸ナトリウム溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させた(Na
2SO
4)。2−ブロモ−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)エタノン(D1)を、無色の膜状物質として単離し、それを高真空下でさらに濃縮して固化させた。この固形物を無水アセトニトリル(50mL)に溶解し、N−Boc−L−プロリン(2.28g、10.6mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(1.85mL、10.6mmol)で処理した。室温で3時間撹拌した後、溶媒を減圧除去し、残渣を酢酸エチルおよび水に分配した。有機相を0.1Nの塩酸、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。この残渣をキシレン(50mL)に溶解し、固体のNH
4OAc(4.1g、53.0mmol)で処理した。混合液を壁の厚いスクリュートップフラスコ中で140℃にて2時間加熱し、その後それを周囲温度に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(65Mカラム、プレ平衡(16%Bで1800mL)、それに続きグラジエント溶出(16%B〜16%Bで450mL、16%B〜50%Bで2199ml、最終的に50%B〜100%Bで2199mL))により精製して、表題化合物(D5)(3.61g、83%)を茶色/カラメル色の油状物として得た。少量(40mg)の表題化合物を、プレパラティブHPLC(Phenomenex−Gemini 30×100mm S10カラムを用いて、流量40mL/分で、14分かけて20%B〜100%B(Bは、10:90H
2O/ACN中の10mMのNH
4OAcであり、Aは、95:5H
2O/CAN中の10mMのNH
4OAcである))によってさらに精製し、純粋な表題化合物(31.8mg)を白色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.13-11.95 (m, 1H), 7.94 (ブロードのs, 1H), 7.54 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.36-7.34 (m, 1H), 4.86-4.77 (2m, 1H), 3.54 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.28-2.14 (2m, 1H), 2.05-1.78 (2m, 3H), 1.39および1.14 (2s, 9H).
HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6 × 50 mm, 3分かけて0〜100%B, ホールド時間1分, A=90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B=10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 保持時間= 2.27 分, 95% 均一性指数.
LRMS: C
18H
22BrFN
3O
2として計算;計算値 410.09および412.09; 実測値: 410.08および412.08 (M+H)
+.
HRMS: C
18H
22BrFN
3O
2として計算;計算値 410.0879; 実測値: 410.0893 (M+H)
+.
実施例M1〜M27
実施例M1〜M27は、実施例1について記載された方法を使用して、1eおよび各々の酸から製造した。他に断らない限り、生成物をTFA塩として製造した。LC条件は以下の通りであった。
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H
20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H
20
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2 分
停止時間= 3 分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H
20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H
20
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3 分
停止時間= 4 分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1%TFA/10%メタノール/90%H
20
溶媒B = 0.1%TFA/90%メタノール/10%H
20
条件M1
カラム: Luna 4.6X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3 分
停止時間 = 4 分
流速 = 4 mL/分
溶媒A: = 95% H
20: 5% CH
3CN, 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B: = 5% H
20 : 95% CH
3CN; 10 mm 酢酸アンモニウム
実施例 M28
メチル((1S)−1−(((2R)−2−(5−(4’−(2−((2R)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M28, 工程a
ブロミドM28aは、そのエナンチオマー28bについて記載した手順に従って、D−プロリンから製造した。
実施例 M28, 工程b
ボロネートエステルM28bは、中間体1cについて記載された手順に従って、ブロミドM28aから製造した。LC: 保持時間= 1.57 分 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
27H
33BN
3O
4として計算;計算値: 474.26; 実測値 474.24.
実施例 M28, 工程c
ビフェニルM28cは、中間体1dについて記載された手順に従って、ブロミドM28aおよびボロネートM28bから製造した。LC: 保持時間= 1.43 分 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4として計算;計算値: 693.32; 実測値 693.38.
実施例 M28, 工程d
ピロリジンM28dは、中間体28dについて記載された手順に従って、カルバメートM28cから製造した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (ブロードのs, 2H), 7.80 (d, J = 8.3, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (ブロードのs, 2H), 4.16 (見かけ上のt, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [注: 3.2〜2.6ppmの領域において、広範なベースラインシグナルがあり、それはピロリジンNHのものであると考えられる]. LC: 保持時間= 1.02 分 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
26H
29N
6として計算;計算値: 425.25; 実測値 425.27.
実施例 M28
実施例M28は、実施例1について記載して手順に従って、中間体M28dおよびCap−51からTFA塩として製造した。 LC: 保持時間= 1.33 分 (条件1); 96% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C40H51N8O6として計算;計算値: 739.32; 実測値 739.43; HRMS: [M+H]+ C40H51N8O6として計算;計算値: 739.3932; 実測値 739.3907.
実施例 M28-1
実施例M28−1のTFA塩は、実施例1について記載して手順に従って、中間体M28dおよびCap−51のラセミ体から、3種の立体異性体の混合物として製造した。以下の条件下で試料を分析した場合、保持時間が21.74分、22.62分、および23.40分であり、正確な分子量を表す3つのピークが観察された。
Micromass ZQ MS(エレクトロスプレープローブ)およびWaters 2996 PDA検出(315nmでUV検出)を有するWaters Acquity HPLC
カラム: Acquity UPLC; BEH C18; 1.7um; 100 X 2.1 mm ID; (約30Cで)
移動相 A: 水, 25 mM 酢酸アンモニウム、pH=5で
移動相 B: アセトニトリル
流速: 0.50 ml/分
10〜50%B 0〜35.0分
50〜98%B 35.0〜45.0分
ホールド98%B 45.0〜48.0分
98%B〜100%B 48.0〜48.5分
ホールド100%B 48.5〜50.0分
実施例 M28-2
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2R)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M28-2, 工程a
カルバメートM28−2aは、中間体1dについて記載した手順に従って、ボロネートエステルM28bおよびブロミド28bから製造した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.25/12.01/11.93 (3つのブロードのs, 2H), 7.86-6.98 (m, 20H), 5.13-4.88 (m, 6H), 3.63 (m, 2H), 3.47 (m, 2H), 2.35-1.84 (M, 8H). LC: 保持時間= 1.46 分 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4として計算;計算値: 693.32; 実測値 693.34.
実施例 M28-2, 工程b
ピロリジンM28−2bは、中間体28dについて記載した手順に従って、カルバメートM28−2aから製造した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.84 (ブロードのs, 2H), 7.80 (d, J = 8.3, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (ブロードのs, 2H), 4.87 (m, 0.05H), 4.16 (見かけ上のt, J = 7.2, 1.95H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [注: 約3.1〜2.6ppmの領域において、広範なベースラインシグナルがあり、それはピロリジンNHのものであると考えられる]. LC: 保持時間= 0.96 分 (条件1); LC/MS: [M+H]
+ C
26H
29N
6として計算;計算値: 425.25; 実測値 425.28.
実施例 M28-2
実施例M28−2は、実施例1について記載して手順に従って、中間体M28−2bおよびCap−51からTFA塩として製造した。 LC: 保持時間= 1.96 分 (条件2); 98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C40H51N8O6 として計算;計算値 739.39; 実測値 739.47.
実施例 M28-3
実施例M28−3のTFA塩は、実施例1について記載して手順に従って、中間体M28−2bおよびCap−51のラセミ体から、4種の立体異性体の混合物として製造した。試料を実施例 M28-1に記載のLC/MS 条件下で分析した場合、保持時間が21.28分、22.19分および23.01分であり、正確な分子量を表す3つのピークが観察された。
実施例 M29
ジメチル(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2R)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−1−シクロプロピル−2−オキソ−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
実施例M29は、実施例1について記載して手順に従って、中間体M28dおよびCap−54aからTFA塩として製造した。 LC: 保持時間= 1.21 分 (条件1); >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
47N
8O
6として計算;計算値: 735.36; 実測値 735.42; HRMS: [M+H]
+ C
40H
47N
8O
6として計算;計算値: 735.3619; 実測値 735.3598.
実施例 M30-M62
実施例M30〜M62は、実施例28について記載したのと同じ方法を使用して、CJ−24および各々のCapからTFA塩として製造した。
実施例 M63-M66
実施例M63〜M66xは、実施例28について記載した方法を使用して、28fおよび各々の酸から製造した。他に断らない限り、生成物をTFA塩として製造した。
実施例 M67〜M91
実施例M67〜M91yは、実施例28について記載した方法を使用して、28dおよび各々の酸から製造した。他に断らない限り、最終生成物をTFA塩として製造した。
実施例 M92-M103
実施例M92〜M103は、実施例28について記載した方法を使用して、28dおよび各々の酸から製造した。他に断らない限り、最終生成物をTFA塩として製造した。
実施例 M104
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(3−ヒドロキシ−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M104, 工程a
ピロリジンM104aは、ピロリジン28fの合成について記載した手順に従って、中間体28dおよびCap−51から製造した。
実施例 M104
HATU(96.3mg、0.253mmol)をピロリジンM104a(150mg、0.217mmol)、(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸(65.8mg、0.282mmol)およびi−Pr2EtN(180uL、1.03mmol)のDMF(5.0mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で35分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(MeOH/H2O/TFA)によって精製し、画分を減圧濃縮した。得られた残渣を25%TFA/CH2Cl2(6.0mL)で処理し、3.25時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を遊離塩基にし(MCX;MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)、実施例M104をオフホワイトの泡状物質(107mg)として得た。 LC (条件2): 保持時間= 1.03 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+ C38H49N8O5として計算;計算値= 697.38; 実測値 697.28.
実施例 M105
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−3−ヒドロキシ−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
クロロギ酸メチル(20μL、0.258mmol)を、実施例M104(82.9mg、0.119mmol)およびi−Pr
2EtN(50μL、0.287mmol)のTHF(2.0mL)溶液に加え、65分間撹拌した。次いで、混合液を2.0MのNH
3/MeOH(3mL)で処理し、2.75時間撹拌し、揮発性成分を減圧除去した。得られた残渣を逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)によって精製し、実施例M105のTFA塩を白色の泡状物質(64.1mg)として得た。LC (条件2): 保持時間= 1.17 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7として計算;計算値= 755.39; 実測値 755.25.
実施例 M106
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S,3R)−4−ヒドロキシ−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
HATU(69mg、0.181mmol)を、ピロリジンM104a(101mg、0.173mmol)、Cap−80b(55.9mg、約0.183mmol)およびi−Pr
2EtN(90μL、0.515mmol)のDMF(3.0mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で70分撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、優位なシグナルを回収した。画分を集めて周囲条件で数時間静置し、次いで揮発性成分を減圧除去し、その時点でカップリングした生成物の全ての脱シリル化が達成された。生成した生成物を逆相HPLC精製(ACN/H
2O/NH
4OAc)にかけ、実施例M106をオフホワイトの泡状物質(32.2mg)として得た。 LC (条件2): 保持時間= 1.19 分; >95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7として計算;計算値= 755.39; 実測値 755.85.
実施例 M107
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S,3S)−4−ヒドロキシ−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例M107は、実施例M106の合成について記載した手順に従って、ピロリジンM104aおよびCap−80aから製造した。LC (条件2): 保持時間= 1.20 分; 〜95% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7として計算;計算値 = 755.39; 実測値 755.78.
実施例 M108
メチル((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−L−バリル−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
HATU(70.1mg、0.184mmol)を、ピロリジンM104a(100.7mg、0.173mmol)、(L)−Boc−バリン(49.6mg、0.228mmol)およびi−Pr
2EtN(70uL、0.40mmol)のDMF(3.0mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で65分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をBiotage(60〜100%EtOAc/ヘキサン)で精製し、116.6mgのカップリングした生成物を得た。
上記の生成物(112mg)を25%TFA/CH2Cl2(2mL)で処理し、反応混合液を6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、粗物質をMCX樹脂(MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)および逆相HPLC(H2O/MeOH/TFA)の組合せによって精製し、実施例M108のTFA塩を白色の泡状物質(98.5mg)として得た。 LC (条件2): 保持時間= 1.14 分; >98% 均一性指数; LC/MS: [M+H]+C38H49N8O4として計算;計算値= 681.39; 実測値 681.36. HRMS [M+H]+C38H49N8O4として計算;計算値: 681.3877; 実測値 681.3865.
実施例 M109(R = Bn)およびM110(R = Me)
M109: ベンジル(3S)−3−((メトキシカルボニル)アミノ)−4−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(メトキシカルボニル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−4−オキソブタノエート
M110: メチル(3S)−3−((メトキシカルボニル)アミノ)−4−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(メトキシカルボニル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−4−オキソブタノエート
HATU(109mg、0.287mmol)を、ピロリジンM104a(151mg、0.260mmol)、Cap−68(109mg、387mmol)、およびi−Pr
2EtN(100μl、0.574mmol)のDMF(1.5ml)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、粗物質をMCX樹脂(MeOHで洗浄;2.0MのNH
3/MeOHで溶出)および逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)の組合せによって精製し、TFA塩である実施例M109(88.0mg)および実施例M110(90.2mg)を得た。 実施例 M109: LC (条件2): 保持時間= 2.16; 97% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
46H
53N
8O
8として計算;計算値: 845.40; 実測値 845.51. HRMS [M+H]
+ C
46H
53N
8O
8として計算;計算値: 845.3986; 実測値 845.3983. 実施例 M110: LC (条件2): 保持時間= 1.92; 97% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
40H
49N
8O
4として計算;計算値: 769.47; 実測値 769.46. HRMS [M+H]
+ C
40H
49N
8O
4として計算;計算値: 769.3673; 実測値 769.3682.
実施例 M111
(3S)-3-((メトキシカルボニル)アミノ)-4-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニリル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-4-オキソブタン酸
メタノール(5ml)中の実施例M109(69.7mg、0.082mmol)および10%Pd/C(10mg)の混合液を、H
2のバルーン下で室温にて1.5時間撹拌した。反応液を珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮し、および生成した物質を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)によって精製し、実施例M111のTFA塩をオフホワイトの泡状物質(54.0mg)として得た。 LC (条件2): 保持時間= 1.18; 99% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
39H
47N
8O
8として計算;計算値: 755.35; 実測値 755.32. HRMS [M+H]
+ C
39H
47N
8O
8として計算;計算値: 755.3517; 実測値 755.3525.
実施例 M112
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
HATU(30.6mg、0.080mmol)を、実施例M111(55.3mg、0.0733mmol)、N−メチルピペラジン(11.0mg、0.11mmol)およびi−Pr
2EtN(25μl、0.14mmol)のDMF(1.5ml)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で1.5時間撹拌した。全ての揮発性成分を減圧除去し、残渣をMCX樹脂および逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)の組合せによって精製し、実施例M112のTFA塩をオフホワイトの泡状物質(51.4mg)として得た。LC (条件2): 保持時間= 1.75; 91% 均一性指数; LC/MS: [M+H]
+ C
44H
57N
10O
7として計算;計算値: 837.44; 実測値 837.59. HRMS [M+H]
+ C
44H
57N
10O
7として計算;計算値: 837.4412; 実測値 837.4453.
実施例 M113
メチル((1S)−3−(ジメチルアミノ)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−3−オキソプロピル)カルバメート
実施例M118は、実施例M112について記載して手順に従って、実施例M111およびMe
2N・HClから製造した。LC (条件2): 保持時間= 1.89; 99% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7として計算;計算値: 782.40; 実測値 782.47. HRMS [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7として計算;計算値: 782.3990; 実測値 782.4008.
実施例 M114
4,4’−ビス(2−((2S)−1−(N−(メトキシカルボニル)−L−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−2−ビフェニルカルボン酸
実施例 M114, 工程a
DMF(20mL)をKHCO
3(1.84g、18.4mmol)および2−ブロモ−5−ヨード安息香酸(4.99g、15.3mmol)の混合物に加え、このように得られた混合液を15分撹拌した。臭化ベンジル(2.4mL、20.2mmol)を5分かけて滴下で添加し、周囲条件で約20時間撹拌を続けた。揮発性成分の大部分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(50mL)および水(50mL)に分配し、有機層を水(50mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮した。このように得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(7%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、エステルM114aを無色の粘稠性油状物(6.01g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.07 (d, J = 2.0, 1H), 7.81 (dd, J = 8.4, 2.1, 1H), 7.53 (d, J = 8.4, 1H), 7.48 (m, 2H), 7.43-7.34 (m, 3H), 5.34 (s, 2H). LC (条件1): 保持時間= 2.1 分; LC/MS: [M+Na]
+ C
14H
10BrINaO
2として計算;計算値: 438.88; 実測値 438.83.
実施例 M114, 工程b〜d
1−ブロモ−4−ヨード−2−メチルベンゼンからブロミド121cの合成に用いられた3つの工程のプロトコルを用いることによって、エステルM114aをエステルM114dに合成した。M114d:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.04/11.97 (ブロードのs, 1H), 8.12 (d, J = 2.0, 0.92H), 7.99 (見かけ上のブロードのs, 0.08H), 7.81 (dd, J = 8.3, 2.0, 0.92H), 7.74-7.62 (m, 2.08H), 7.50 (見かけ上のブロードのd, J = 7.0, 2H), 7.44-7.35 (m, 3H), 5.38 (s, 2H), 4.79 (m, 1H), 3.52 (見かけ上のブロードのs, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.24-1.79 (m, 4H), 1.39/5.11 (2つのs, 9H). LC (条件1): 保持時間= 1.66 分; LC/MS: [M+H]
+ C
26H
29BrN
3O
4として計算;計算値: 526.13; 実測値 526.16.
実施例 M114, 工程e
エステルM114eを、二量体1dの製造に従ってブロミドM114dおよびボロネート1cから製造した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.18/12.00/11.91/11.83 (4つのブロードのs, 2H), 8.11-7.03 (m, 14H), 5.10 (s, 2H), 4.85-4.78 (m, 2H), 3.55 (見かけ上のブロードのs, 2H), 3.37 (m, 2H), 2.29-1.80 (m, 8H), 1.41/1.16 (2つのs, 18H). LC (条件1): 保持時間= 1.54 分; LC/MS: [M+H]
+ C
44H
51N
6O
6として計算;計算値: 759.39; 実測値 759.63.
実施例 M114, 工程f
MeOH(20mL)中のベンジルエステルM114e(1.005g、1.325mmol)および10%Pd/C(236mg)の混合液を、H
2のバルーン下で5時間撹拌した。次いで、反応混合液をMeOHおよびCH
2Cl
2の1:1混合物で処理し、珪藻土のパッド(Celite(登録商標)−521)を通して濾過し、濾液をロータリーエバポレーターで処理し、鈴木カップリング工程からのキャリーオーバーしたPh
3POが混入した酸M114f(840mg)を得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.17/11.98/11.89/11.81 (4つの見かけ上のブロードのs, 2H), 8.04-7.31 (m, 9H), 4.85-4.78 (m, 2H), 3.55 (見かけ上のブロードのs, 2H), 〜3.37 (m, 2H, 水シグナルと重複) 2.27-1.84 (m, 8H), 1.41/1.16 (2つのs, 18H). LC (条件1): 保持時間= 1.37 分; LC/MS: [M+H]
+ C
37H
45N
6O
6として計算;計算値: 669.34; 実測値 669.53.
実施例 M114, 工程g
カルバメートM114f(417mg、0.623mmol)に4NのHCl/ジオキサン(8.0mL)およびCH
2Cl
2(2.0mL)を順次加え、混合物を5.5時間激しく撹拌し、次いで揮発性成分を減圧除去し、Ph
3PO不純物が混入したピロリジンM114gのHCl(0.4×)塩(487mg)を得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz) D
2O交換後: δ 8.23 (d, J = 1.7, 1H), 8.09-8.04 (m, 3H), 7.92 (d, J = 8.3, 2H), 7.53 (d, J = 8.1, 1H), 7.48 (d, J = 8.3, 2H), 5.00 (見かけ上のブロードのt, J = 8.3, 1H), 4.90 (見かけ上のブロードのt, J = 8.4, 1H), 3.6-3.3 (m, 4H), 2.5-1.99 (m, 8H). LC (条件1): 保持時間= 0.92 分; LC/MS: [M+H]
+ C
27H
29N
6O
2として計算;計算値: 469.24; 実測値 469.31.
実施例 M114
HATU(79.9mg、0.21mmol)を、ピロリジンM114g.4HCl(80mg、0.13mmol)、Cap−51(92.4mg、0.527mmol)およびi−Pr2EtN(160μL、0.919mmol)のDMF(3.0mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をMCX(MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)および逆相HPLC(CH3CN/H2O/NH4OAc)の組合せによって精製し、実施例M114の酢酸塩を得た。 LC (条件1): 保持時間= 1.20 分; >98 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C41H51N8O8として計算;計算値: 783.38; 実測値 783.34. HRMS [M+H]+ C41H51N8O8として計算;計算値: 783.3830; 実測値 783.3793.
実施例 M115〜M116
実施例M115〜M116は、実施例M114についての記載と同じ方法を使用して、Cap−51を適切な酸で置き換えることによって製造した。生成物は、HPLC精製工程の移動相の性質によって酢酸またはTFA塩として単離した。
実施例 M118
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(2’−カルバモイル−4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M118, 工程a
Et
3N(300μL、2.15mmol)を、DMF(8.0mL)中の酸M114f(198.3mg、0.297mmol)、HOBt(94.2mg、0.697mmol)、EDCI(0.66mmol)、NH
4Cl(101mg、1.89mmol)の混合液に加え、17時間周囲条件で撹拌した。反応混合液を0.45μmのフィルターを通して濾過し、揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および水に分配した。有機層を濃縮し、このように得られた粗物質を逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)によって精製した。
上記の生成物を25%TFA/CH2Cl2(4.0mL)で処理し、反応混合液を周囲条件で2.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を遊離塩基にし(MCX;MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)、アミドM118a(67.2mg)を得た。1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (ブロードのs, 2H), 7.81-7.80 (m, 2H), 7.73 (d, J = 8.3, 2H), 7.65 (ブロードのs, 1H), 7.52 (ブロードのS, 1H), 7.44 (ブロードのs, 1H), 7.41 (d, J = 8.3, 2H), 7.36 (d, J = 8.3, 1H), 7.31 (ブロードのs, 1H), 4.16 (見かけ上のt, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.66 (m, 4H). LC (条件1): 保持時間= 0.89 分; >95 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C27H30N7Oとして計算;計算値: 468.25; 実測値 468.24.
実施例 M118
実施例M118のTFA塩は、実施例1について記載した手順に従って、中間体M118aおよびCap−51から製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.16 分; 97% 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C41H52N9O7として計算;計算値: 782.40; 実測値 782.40. HRMS: [M+H]+ C41H52N9O7として計算;計算値: 782.3990; 実測値 782.3979.
実施例 M119
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(2−(ヒドロキシメチル)−4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M119, 工程a
DIBAL−H(8.0mL、1.0M/CH
2Cl
2、8.0mmol)を、氷−水で冷却したベンジルエステルM114e(1.216g、1.60mmol)のCH
2Cl
2(20mL)溶液に滴下で添加し、反応混合液を1時間撹拌し、さらなるDIBAL−H(0.5mL、1.0M/CH
2Cl
2、0.5mmol)を加え、撹拌を約2.5時間続けた。反応液を過剰量の飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、混合液を水で希釈し、CH
2Cl
2(3×)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をBiotage(100gシリカゲル;2〜6%MeOH/EtOAc)で精製し、アルコールM119aをオフホワイトの泡状物質(610mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.23 (ブロードのs, 0.19 H), 12.17 (ブロードのs, 0.19H), 11.89 (ブロードのs, 0.81H), 11.82 (ブロードのs, 0.81H), 7.97 (s, 0.81H), 7.84 (s, 0.19H), 7.78 (d, J = 8.1, 1.62H), 7.69-7.20 (m, 6.38H), 5.21-5.15 (m, 1H), 4.86-4.78 (m, 2H), 4.49-4.45 (m, 2H), 〜3.54 (m, 2H), 3.40-3.34 (m, 2H), 2.30-1.80 (m, 8H), 1.41/1.17 (2つのs, 18H). LC (条件1): 保持時間= 1.36 分. LC/MS: [M+H]
+ C
37H
47N
6O
5として計算;計算値: 655.36; 実測値 655.34.
実施例 M119, 工程b
25%TFA/CH
2Cl
2(3.0mL)をカルバメートM119a(105mg、0.160mmol)に加え、混合液を周囲条件で4.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を遊離塩基にし(MCX;MeOHで洗浄;2.0MのNH3/MeOHで溶出)、ピロリジンM119b(位置化学が路であるそのトリフルオロアセチル化誘導体が混入している)を得た。試料をMeOH(1.5mL)に溶解し、1.0MのNaOH/H
2O(300μL、0.3mmol)で処理し、混合液を2.75時間撹拌した。次いで、それをMCX精製(MeOHで洗浄;2.0MのNH
3/MeOHで溶出)で直接処理し、M119bを白色の固形物の膜状物質(63.8mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.82 (ブロードのs, 2H), 7.96 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.0, 2H), 7.66 (d, J= 8.0, 1H), 7.46 (ブロードのs, 1H), 7.42 (ブロードのs, 1H), 7.36 (d, J = 8.0, 2H), 7.21 (d, J = 8.0, 1H), 5.16 (見かけ上のブロードのs, 1H), 4.46 (s, 2H), 4.16 (見かけ上のt, J = 7.1, 2H), 3.00-2.82 (2つのm, 4H;この領域にはピロリジン NHからの広いベースラインシグナルが存在し、それは積分には含まなかった), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H). LC (条件1): 保持時間= 0.78 分. LC/MS: [M+H]
+ C
27H
31N
6Oとして計算;計算値: 455.26; 実測値 455.27.
実施例 M119
実施例M119は、ACN/H2O/NH4OAC溶媒系による逆相HPLCを精製工程のために用いたことを除いて、実施例1について記載された手順に従って、M119bおよびCap−51から製造した。 LC (条件1): 保持時間= 1.15 分; 98% 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C41H53N8O7として計算;計算値: 769.40; 実測値 769.40. HRMS: [M+H]+ C41H53N8O7として計算;計算値: 769.4037; 実測値 769.4023.
実施例 M120
メチル((1S)−1−(((2S)−2−(5−(2−((ジメチルアミノ)メチル)−4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M120, 工程a
CH
2Cl
2(6.0mL)を、アルコールM119a(501mg、0.765mmol)、TPAP(29.1、0.083mmol)および4−メチルモルホリンN−オキシド(135.8mg、1.159mmol)の混合物に加え、生成した不均一混合液を周囲条件で14.5時間激しく撹拌した。さらなるTPAP(11.0mg、0.031mmol)および4−メチルモルホリンN−オキシド(39mg、0.33mmol)を加え、さらに24時間撹拌を続けた。混合液を珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過し、濾液をロータリーエバポレーターで処理し、このように得られた粗物質をBiotage(2%MeOH/EtOAc)で精製し、アルデヒドM120aを黄色の粘稠性油状物(195.6mg)として得た。 LC (条件1): 保持時間= 1.37 分. LC/MS: [M+H]
+ C
37H
45N
6O
5として計算;計算値: 653.35; 実測値 653.40.
実施例 M120, 工程b
NaCNBH
3(33mg、0.50mmol)を、アルデヒドM120a(195.6mg、0.30mmol)およびMe
2NH(200μL、H
2O中の40%溶液)のMeOH(3.0mL)溶液に1度に加え、反応混合液を4時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(試料をシリカゲルメッシュとしてロードした;3〜15%MeOH/CH
2Cl
2)によって精製し、アミンM120bをオフホワイトの泡状物質(120mg)として得た。LC (条件1): 保持時間= 1.32 分. LC/MS: [M+H]
+ C
39H
52N
7O
4として計算;計算値: 682.41; 実測値 682.42.
実施例 M120, 工程c
1dからの1eの製造について記載されたプロトコルを用いることによって、カルバメートM120bをM120cに変換した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.82 (ブロードのs, 2H), 7.87 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.0, 2H), 7.65 (d, J = 7.8, 1H), 7.45/7.43 (重複する2つのブロードのs, 2H), 7.37 (d, J = 7.8, 2H), 7.21 (d, J = 7.8, 1H), 4.87 (m, 0.1H), 4.17 (m, 1.90H), 〜3.3 (水シグナルと重複したMe
2NCH
2のシグナル), 3.01-2.94 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.10 (s, 6H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.81-1.67 (m, 4H). LC (条件1): 保持時間= 0.79 分. LC/MS: [M+H]
+ C
29H
36N
7として計算;計算値: 482.30; 実測値 482.35.
実施例 M120
実施例M120のTFA塩は、実施例1について記載して手順に従って、ピロリジンM120cおよびCap−51から製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.06 分; 96% 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C43H58N9O6として計算;計算値: 796.45; 実測値 796.48. HRMS: [M+H]+ C43H58N9O6として計算;計算値: 796.4510; 実測値 796.4515.
実施例 M121
ジメチル((2−((ジメチルアミノ)メチル)−4,4’−ビフェニルジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバメート
実施例M121のTFA塩は、実施例1に記載した手順に従って、M120cおよびCap−4から製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.15 分; >98% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
49H
54N
9O
6として計算;計算値: 796.45; 実測値 864.46. HRMS: [M+H]
+ C
49H
54N
9O
6として計算;計算値: 864.4197; 実測値 864.4222.
実施例 M122
メチル((1S)−1−(((1S,3S,5S)−3−(5−(4’−(2−((1S,3S,5S)−2−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M122, 工程a
ジイソプロピルエチルアミン(1.81mL、10.4mmol)を、(1S,3S,5S)−2−(tert−ブトキシカルボニル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸(2.36g、10.4mmol)および(2−(4’−(2−ブロモアセチル)ビフェニル−4−イル)−2−オキソエチル)ブロモニウム(2.0g、5.05mmol)のアセトニトリル(20mL)溶液にゆっくりと加え、反応混合液を周囲条件で16時間撹拌した。溶媒をエバポレートし、残渣を酢酸エチルおよび水(1:1、各々40mL)に分配した。有機層を飽和NaHCO
3(2×10mL)、食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮し、ケトエステルM122a(3.58g)を粘稠性の琥珀色の油状物として得て、それを冷蔵庫中で保存して固化させた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.20 (m, 4H), 7.97 (d, J = 8.5, 4H), 5.71-5.48 (m, 4H), 4.69 (m, 2H), 3.44 (m, 2H), 3.3 (m, 2H), 2.76-2.67 (m, 2 H), 2.27 (m, 2H), 1.60 (m, 2H), 1.44/1.38 (2つのs, 18H), 0.78 (m, 2H), 0.70 (m, 2H). LC (条件1): 保持時間= 1.70 分; LC/MS: 分子イオンは検出されなかった。
実施例 M122, 工程b
酢酸アンモニウム(2.89g、37.5mmol)をケトエステルM122a(2.58g、3.75mmol)のトルエン(20mL)溶液に加え、このように得られた混合物を120℃で4.5時間加熱し、その間、生じた水をディーン−スターク装置によって共沸した。反応混合液を室温に冷却し、揮発性成分を減圧除去した。飽和NaHCO
3溶液(10mL)を固形物に加え、混合物を30分撹拌し、固形物を濾過し、減圧乾燥させ、Biotage精製(28〜100%EtOAc/ヘキサン)にかけ、イミダゾールM122bを淡黄色の固形物(0.6g)として得た。LC (条件1): 保持時間= 1.52 分; LC/MS: [M+H]
+ C
38H
45N
6O
4として計算;計算値: 649.35; 実測値 649.78.
実施例 M122, 工程c
ジオキサン(5mL)中の4NのHClを、氷−水で冷却したカルバメートM122b(0.8g、1.2mmol)のジオキサン(16mL)溶液に加え、氷水浴を除去し、混合液を周囲条件で4時間撹拌した。反応の間に形成された固形物の大きな塊をスパチュラで分解した。揮発性成分を減圧除去して、ピロリジンM122c(.4HCl)を黄色い固形物(0.73g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.90 (d, J = 8.3, 4H), 7.84 (ブロードのs, 2H), 7.79 (d, J = 8.3, 4H), 5.24 (m, 2H), 3.38 (m, 2H), 2.71 (m, 2H), 〜2.50 (2H, 溶媒シグナルと重複), 1.93 (m, 2H), 1.38 (m, 2H), 0.96 (m, 2H). LC (条件1): 保持時間= 1.03 分; LC/MS: [M+H]
+ C
28H
29N
6として計算;計算値: 449.25; 実測値 449.59.
実施例 M122
実施例M122のTFA塩は、実施例1について記載された手順に従って、M122cおよびCap−51から製造した。LC (条件1): 保持時間= 1.34 分; LC/MS: [M+H]+ C42H51N8O6として計算;計算値: 763.39; 実測値 763.73.
実施例 M123-M130
実施例M123〜M130を、実施例M122について記載した手順に従って製造した。実施例M123〜M129を、TFA塩として製造し、一方実施例M130は、遊離塩基として製造した。
実施例 M131
メチル((1S)−1−(((1R,3R,5R)−3−(5−(4’−(2−((1R,3R,5R)−2−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例M131は、そのジアステレオマー実施例M122について記載した手順に従って、(1R,3S,5R)−2−(tert−ブトキシカルボニル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸から出発して製造され、それは文献のプロトコル(Hanessian et al., Angew. Chem., Int. Ed. Engl. 1997, 36, 1881-1884)を用いても同様に合成された。 LC (条件 I): 保持時間= 1.273 分; LC/MS: [M+H]
+ C
42H
50N
8O
6として計算;計算値: 763.39; 実測値 763.94.
実施例 M132
メチル((1S)−2−((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−(N−(メトキシカルボニル)−L−アラニル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)−1−メチル−2−オキソエチル)カルバメート
実施例 M132, 工程a
(S)−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−2−オン(10g、87mmol)のCH
2Cl
2(50mL)溶液に、tert−ブチルクロロジフェニルシラン(25.6g、93mmol)、トリエチルアミン(12.1mL、87mmol)およびDMAP(1.06g、8.7mmol)を加えた。混合液を室温で5時間撹拌し、CH
2Cl
2(50mL)で処理し、水(50mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(30〜100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製し、エーテルM132aを無色の油状物(22.7g、74%収率)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.69 (ブロードのs, 1H), 7.64-7.61 (m, 4H), 7.50-7.42 (m, 6H), 3.67-3.62 (m, 1H), 3.58-3.51 (m, 2H), 2.24-2.04 (m, 3H), 1.89-1.78 (m, 1H), 1.00 (s, 9H).
実施例 M132, 工程b
ジ−tert−ブチルジカーボネート(28.0g、128mmol)を、冷却し(氷/水)、エーテルM132a(22.7g、64.2mmol)、トリエチルアミン(8.95mL、64.2mmol)、およびDMAP(7.84g、64.2mmol)のCH
2Cl
2(120mL)溶液にゆっくりと加えた。添加後、冷却浴を除去し、撹拌を周囲条件で20時間続けた。揮発性成分を減圧除去し、粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%EtOAc/ヘキサン)にかけ、カルバメートM132bをオフホワイトの固形物(29g、99%収率)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.61-7.54 (m, 4H), 7.50-7.38 (m, 6H), 4.19-4.16 (m, 1H), 3.90 (dd, J = 10.4, 3.6, 1H), 3.68 (dd, J = 10.4, 2.1, 1H), 2.68-2.58 (m, 1H), 2.40-2.33 (m, 1H), 2.22-2.12 (m, 1H), 2.01-1.96 (m, 1H), 1.35 (s, 9H), 0.97 (s, 9H).
実施例 M132, 工程c
温度計および窒素注入口を備えた三つ口フラスコに、カルバメートM132b(10.054g、22.16mmol)およびトルエン(36mL)を充填し、冷却浴中で−55℃に冷却した。混合液の内部温度が約−50℃に達した後、Superhydride(23mL、THF中1.0M、23.00mmol)を、内部温度を−50〜−45℃に維持しながら30分かけて滴下で添加し、温度を−50〜−45℃に維持しながら35分間撹拌した。ヒューニッヒ塩基(16.5mL、94mmol)を、10分かけて滴下で添加した。次いで、DMAP(34mg、0.278mmol)を1度に加た後、続いて無水トリフルオロ酢酸(3.6mL、25.5mmol)を15分かけて加え、その間内部温度は−50〜−45℃に維持した。浴を10分後に除去し、周囲温度に解凍しながら、反応混合液を14時間撹拌した。その後、それをトルエン(15mL)で希釈し、氷水浴で冷却し、水(55mL)で5分かけてゆっくりと処理した。添加後、相を分離し、有機層を水(50mL、2×)で洗浄し、次いで減圧濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(5%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、カルバメートM132cを無色の粘稠性油状物(7.947g、82%)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.62-7.58 (m, 4H), 7.49-7.40 (m, 6H), 6.47 (ブロードのm, 1H), 5.07-5.01 (ブロードのm, 1H), 4.18 (ブロードのm, 1H), 3.89 (ブロードのm, 0.48H), 3.69 (ブロードのm, 1.52 H), 2.90-2.60 (ブロードのm, 2H), 1.40/1.26 (2つの重複するs, 9H), 0.98 (s, 9H).
実施例 M132, 工程d
ジエチル亜鉛(19mL、トルエン中約1.1M、20.90mmol)を、冷却した(−30℃)カルバメートM132c(3.94g、9.0mmol)のトルエン(27mL)溶液に15分かけて滴下で添加した。次いで、クロロヨードメタン(97%、銅により安定化;3mL、41.2mmol)を、10分かけて滴下で添加し、浴温を−25℃周辺に1時間および−21℃周辺に18.5時間維持しながら、撹拌した。次いで、反応液を空気にさらし、50%飽和NaHCO
3溶液(40mL)をゆっくりと加えることによってクエンチし、次いで冷却槽から取り出し、周囲条件で20分間撹拌した。濾紙を通してそれを濾過し、白色のケーキを50mLのトルエンで洗浄した。濾液の有機相を分離し、水(40mL、2×)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をBiotageシステム(350gのシリカゲル;試料を7%EtOAc/ヘキサンと共にロードし;7〜20%EtOAc/ヘキサンで溶出)で精製し、メタノピロリジンM132dを、主にトランス異性体(3.691g、90.7%)として、無色の粘稠性油状物として得た。[注: 正確なトランス/シス比は、この段階ではまだ決定されなかった]. M132d-iの
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.62-7.60 (m, 4H), 7.49-7.40 (m, 6H), 3.76 (ブロードのm, 1H), 3.67 (ブロードのm, 2H), 3.11-3.07 (m, 1H), 2.23 (ブロードのm, 1H), 2.03 (ブロードのm, 1H), 1.56-1.50 (m, 1H), 1.33 (ブロードのs, 9H), 1.00 (s, 9H), 0.80-0.75 (m, 1H), 0.30 (ブロードのm, 1H).
実施例 M132, 工程e
TBAF(7.27mL、THF中1.0M、7.27mmol)を、エーテルM132d(3.13g、6.93mmol)のTHF(30mL)溶液に5分かけて滴下で添加し、混合液を周囲条件で4.75時間撹拌した。それを飽和NH
4Cl溶液(5mL)で処理した後、揮発性成分の大部分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(70mL)および50%飽和NH
4Cl溶液(30mL)に分配した。水相をCH
2Cl
2(30mL)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、次いで高真空に終夜曝した。このように得られた粗物質をBiotage(40〜50%EtOAc/ヘキサン)で精製し、アルコールM132eを、微量の低いRf不純物(1.39g、94%)が混入した無色の油状物(主としてトランス異性体)として得た。 [注: 正確なトランス/シス比は、この段階ではまだ決定されなかった]. M132e-i の
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz) : 4.70 (見かけ上のt, J = 5.7, 1H), 3.62-3.56 (m, 1H), 3.49-3.44 (m, 1H), 3.33-3.27 (m, 1H), 3.08-3.04 (m, 1H), 2.07 (ブロードのm, 1H), 1.93-1.87 (m, 1H), 1.51-144 (m, 1H), 1.40 (s, 9H), 0.76-0.71 (m, 1H), 0.26 (ブロードのm, 1H).
実施例 M132, 工程f
NaIO
4(6.46g、30.2mmol)のH
2O(31mL)半溶液を、上記で製造したアルコールM132e(2.15g、10.08mmol)のCH
3CN(20mL)およびCCl
4(20mL)溶液に加え、RuCl
3(0.044g、0.212mmol)を直ちに加え、不均一な反応混合液を、75分間激しく撹拌した。反応混合液をH
2O(60mL)で希釈し、CH
2Cl
2(50mL、3×)で抽出した。有機相を合わせて1mLのCH
3OHで処理し、約5分間静置し、次いで珪藻土のパッド(Celite(登録商標))を通して濾過した。パッドをCH
2Cl
2(50mL)で洗浄し、濾液をロータリーエバポレーターで処理し、明るいチャコール色の固形物を得た。粗物質の
1H NMRは、1.00:0.04:0.18モル比のトランス酸M132f−i:推定されるシス酸M132f−ii:副生物M132f−iiiを示した。粗物質を加熱しながらEtOAc(約10mL)に溶解し、シーディングしながら周囲条件で静置した。冷却相への約15分で、急速な結晶形成が観察された。約1時間後、ヘキサン(約6mL)を加え、混合液を終夜冷蔵した(さらなる化合物は沈殿しなかったようである)。混合液を濾過し、氷/水で冷却したヘキサン/EtOAc(2:1比;20mL)で洗浄し、高真空下で乾燥させ、酸M132f−iの第1クロップ(オフホワイトの結晶、1.222g)を得た。母液をロータリーエバポレーターで処理し、残渣を約3mlのEtOAcに溶解し(加熱しながら)、周囲条件で1時間静置し、次いで3mLのヘキサンを加え、冷蔵庫中で約15時間保存した。酸M132f−iの第2クロップ(灰色の結晶、0.133g)を同様に回収した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.46 (ブロードのs, 1H), 3.88 (ブロードのm, 1H), 3.27 (ブロードのm, 1H; 水のシグナルと部分的に重複), 2.28 (ブロードのm, 1H), 2.08 (ブロードのm, 1H), 1.56 (ブロードのm, 1H), 1.40/1.34 (2つの重複したブロードのs, 9H), 0.73-0.68 (m, 1H), 0.46-0.43 (m, 1H). 施光度 (10 mg/mLのCHCl
3): [α]
D = -216(第1クロップについて)および-212(第2クロップについて)
実施例 M132, 工程g
ケトエステルM132gは、ケトエステルM122aの製造について記載した手順を用いることによって、酸M132f−iおよび1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−ブロモエタノン)から製造した。 LC (条件 I): 保持時間= 2.09 分. LC/MS: [M+H-Boc]
+ C
33H
37N
2O
8として計算;計算値: 589.26; 実測値 589.29.
実施例 M132, 工程h
カルバメートM132hは、20mol当量のNH
4OAcを熱環化のために用いたことおよびワークアップ工程の間にCH
2Cl
2を用いたこと以外は、ケトアミド1aからのイミダゾール1bの製造について記載した手順によって、ケトエステルM132gから製造した。 LC (条件 I): 保持時間= 1.48 分. LC/MS: [M+H]
+ C
38H
45N
6O
4として計算;計算値: 649.35; 実測値 649.40.
実施例 M132, 工程i
ピロリジンM132i(0.4HCl)は、ピロリジンM122cの製造について記載した手順にに従って、カルバメートM132hから製造した。粗物質は、精製をせずにその後のアシル化工程に用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 10.5-10.0 (ブロードのシグナル, 積分せず), 8.02 (s, 2H), 7.95 (d, J = 8.6, 4H), 7.85 (d, J = 8.3, 4H), 4.75 (m, 2H), 3.43 (m, 2H), 2.67-2.50 (m, 4H), 1.95 (m, 2H), 1.11 (m, 2H), 0.86 (m, 2H). 保持時間= 1.00 分. LC/MS: [M+H]
+ C
28H
20N
6として計算;計算値: 449.25 ; 実測値 49.27.
実施例 M132
実施例M132は、下記の表において強調されているその類似体である実施例M133〜M137と共に、実施例M122および適切な酸の合成について記載した手順を用いることによって、ピロリジンM132i(.4HCl)からTFA塩として製造した。実施例 M132: LC (条件 I): 保持時間= 1.14 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
38H
43N
8O
6として計算;計算値: 707.33; 実測値 707.43.
実施例 M138
メチル((1S)−1−(((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−アセチル−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M138, 工程a
ピロリジンM132i(0.4HCl)(0.3g、0.32mmol)のDMF(4mL)スラリーに、(S)−2−(メトキシカルボニルアミノ)−3−メチルブタン酸(97mg、0.55mmol)およびi−Pr
2EtN(0.26mL、1.5mmol)を加えた。混合液が澄明な溶液となった後、HATU(0.2g、0.53mmol)を加え、それを室温で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、このように得られた残渣(出発物質、ならびにモノ−およびビス−アシル化生成物の混合物であった)をメタノールに溶解し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)によって精製し、ピロリジンM138aのTFA塩を白色の泡状物質(80mg)として単離した。LC (条件 I): 保持時間= 1.17 分. LC/MS: [M+H]
+ C
35H
40N
7O
3として計算;計算値: 606.32; 実測値 606.36.
実施例 M138
酢酸(7.6mg、0.13mmol)、i−Pr
2EtN(32mg、0.25mmol)、およびHATU(53mg、0.14mmol)を、ピロリジンM138aのTFA塩(40mg、0.04mmol)のDMF(2mL)溶液に順次加え、反応混合液を室温で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をメタノールに溶解し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)によって精製し、実施例M138のTFA塩を白色の泡状物質(8mg)として得た。LC (条件 I): 保持時間= 1.20 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
37H
42N
7O
4として計算;計算値: 648.33; 実測値 648.36.
実施例 M139
メチル((1S)−2−メチル−1−(((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−(5−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)ペンタノイル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル− 2−メチルプロピル)カルバメート
HATU(53mg)をピロリジンM138aのTFA塩(40mg、0.042mmol)、d−ビオチン(10.3mg、0.042mmol)およびi−Pr
2EtN(0.044mL、0.253mmol)の混合物に加え、反応混合液を室温で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をメタノールに溶解し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)で精製し、実施例M139のTFA塩を淡黄色の固形物(7mg)として得た。LC (条件 I): 保持時間= 1.28 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
45H
54N
9O
5Sとして計算;計算値: 832.40; 実測値 832.34.
実施例 M140
N−((1S)−1−(((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−((2S)−2−アセトアミド−3−メチルブタノイル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)アセトアミド
実施例 M140, 工程a
HATU(852mg、2.24mmol)を、ピロリジンM132i(0.4HCL)(650mg、1.09mmol)、Boc−L−バリン(523mg、2.41mmol)、i−Pr
2EtN(1.15mL、6.56mmol)のDMF(20mL)溶液に加え、反応混合液を室温で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、粗製物をCH
3OHに溶解し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)で精製し、0.96gのアシル化生成物を得た。生成物の一部(0.72g)をCH
2Cl
2(4mL)に溶解し、TFA(0.26mL、3.35mmol)で処理し、このように得られた混合液を周囲条件で4時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、M140a−iiのTFA塩、tert−ブチル((1S)−1−(((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−((2S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキス−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキス−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメートを得て、それを精製せずに次の工程において使用した。LC (条件 I): 保持時間= 0.93 分. LC/MS: [M+H]
+ C
38H
47N
8O
2として計算;計算値: 647.38; 実測値 647.26.
カルバメートM140a−iの遊離塩基の形態は、カップリング段階で以下の通り単離することができる。HPLC画分を、過剰量の2.0NのNH
3/CH
3OHで中和し、揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2および約5%飽和NaHCO
3溶液に分配した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮し、M140a−i、(2S)−1−((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−((2S)−2−アミノ−3−メチルブタノイル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキス−3−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキス−2−イル)−3−メチル−1−オキソ−2−ブタンアミンを淡黄色の泡として得た。 LC (条件 I): 保持時間= 1.64 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
48H
63N
8O
6として計算;計算値: 847.49; 実測値 847.54.
実施例 M140
無水酢酸(21mg、0.204mmol)およびi−Pr2EtN(0.083mL、0.476mmol)を、M140a−iiのTFA塩(75mg、0.068mmol)のDMF(3mL)溶液に順次加え、完了するまで(LC/MS分析によって決定)反応混合液を周囲条件で撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH3OHに溶解し、逆相HPLC(CH3OH/H2O/TFA)にかけ、実施例M140のTFA塩を白色の泡状物質(35mg)として得た。LC (条件 I): 保持時間= 1.18 分; >98% 均一性指数. LC/MS: [M+H]+ C42H51N8O4として計算;計算値: 731.40; 実測値 731.34.
実施例 M141
N−((1S)−1−(((1R,3S,5R)−3−(4−(4’−(2−((1R,3S,5R)−2−((2S)−2−((シクロプロピルカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)シクロプロパンカルバメート
実施例M141は、カルバメートM140a−iの合成について記載したカップリング手順に従って、アミンM140a−ii(TFA塩)およびシクロプロパンカルボン酸からTFA塩として製造した。LC (条件 I): 保持時間= 1.33 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
46H
55N
8O
4として計算;計算値: 783.42; 実測値 783.36.
実施例 M142-M143
実施例M142(遊離塩基)および実施例M143(TFA塩)は、実施例M140の合成について記載した手順および適切な物質を用いることによって製造した。
実施例 M144
N,N’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−4,2−ジイル(1R,3S,5R)−2−アサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3,2−ジイル((2S)−3−メチル−1−オキソ−1,2−ブタンジイル)))ジ(2−ピリミジンアミン)
DMSO(0.2mL)/トルエン(1.2mL)中のアミンM140a−iiのTFA塩(75mg、0.068mmol)、2−ブロモピリミジン(32.4mg、0.204mmol)、およびi−Pr
2EtN(0.048mL、0.272mmol)の混合液を、90℃で20時間加熱した。さらなる2−ブロモピリミジン(32.4mg、0.204mmol)を加え、加熱を8時間続けた。揮発性成分の大部分を減圧除去し、残渣を逆相HPLCシステム((CH
3OH/H
2O/TFA)、続いて(ACN/H
2O/TFA))によって2度精製し、未知の微量の不純物が混入した実施例M144のTFA塩を黄色の泡状物質(10mg)として得た。保持時間= 20.9 分 (以下に詳述するLCメソッドを参照); >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
46H
51N
12Oとして計算;計算値: 803.43; 実測値 803.70.
実施例 M144の分析のためのメソッドの詳細:
機器: Waters PDA UV−Vis検出およびWaters SQ MS(ESCIプローブ)を備えたWaters Acquity HPLC
カラム: Waters Acquity BEH C18; 1.7um ; 150 X 2.1 mm ID; (35Cで)
移動相 A: 水/ アセトニトリル(97.5/2.5)および5 mMギ酸アンモニウム; 0.05%ギ酸、pH 3.3
移動相 B: : アセトニトリル/水(97.5/2.5)および5 mMギ酸アンモニウム; 0.05%ギ酸
流速: 0.35 ml/分
ホールド10%B 0〜1分
10〜35%B 1〜20分
35〜98%B 20〜32分
ホールド98% 32〜35分
98〜10%B 35〜35.5分
ホールド10%B 35.5〜40.0分
UV 検出: 260 nmで
実施例 M145
メチル((1S)−1−(((6S)−6−(4−(4’−(2−((6S)−5−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−6−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−5−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M145, 工程a
TMSCHN
2(3.63mLの2.0M/エーテル、7.26mmol)を(S)−1−tert−ブチル4−メチレンピロリジン−1,2−ジカルボキシレート(1.5g、6.60mmol)のCH
3OH(33mL)/ベンゼン(33mL)溶液に滴下で添加し、反応混合液を周囲条件で3.5時間撹拌した。揮発性成分の減圧除去によって、エステルM145aを黄褐色の油状物(1.57g)として得た。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.26 ppm, 500 MHz): 5.01-4.98 (m, 2H), 4.50-4.48 (m, 0.5H), 4.39-4.37 (m, 0.5H), 4.07-4.04 (m, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.01-2.87 (m, 1H), 2.66-2.55 (m, 1H), 1.46/1.41 (2つの重複するs, 9H).
実施例 M145, 工程b
ジエチル亜鉛(5.65mL、トルエン中1.1M、6.22mmol)を、冷却した(−22℃)エステルM145a(0.50g、2.07mmol)のトルエン(4mL)溶液に20分かけて滴下で添加した。クロロヨードメタン(0.90mL、12.4mmol)を10分かけて滴下で添加し、反応混合液を−22℃で18時間撹拌した。反応液をNaHCO
3(水溶液)(5mL)の飽和溶液で同様の温度にてクエンチし、次いで周囲温度に解凍した。混合液を濾過し、沈殿物をEtOAc(100mL)で洗浄した。濾液の層を分離し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。このように得られた粗物質をBiotage(10〜20%EtOAc/ヘキサン)で精製し、エステルM145bを無色の油状物(0.139g)として得た。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.26 ppm, 500 MHz): 4.47-4.44 (m, 0.5H), 4.47-4.34 (m, 0.5H), 3.73 (s, 3H), 3.39-3.27 (m, 2H), 2.25-2.18 (m, 1H), 1.86-1.84 (m, 0.5H), 1.78-1.75 (m, 0.5H), 1.44/1.40 (2つの重複するs, 9H), 0.63-0.48 (m, 4H). LC (条件 II): 保持時間= 2.26 分. LC/MS: [M+Na]
+ C
12H
19NNaO
4として計算;計算値: 264.12; 実測値 264.22.
実施例 M145, 工程c
LiOH(0.016g、0.65mmol)の水(0.61mL)溶液を、エステルM145b(0.139g、0.544mmol)のエタノール(1.2mL)溶液に加え、反応混合液を周囲条件で19時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を水(5mL)に溶解し、冷却し(氷/水)、1NのHCl(水溶液)で3.0のpH領域に酸性化し、次いでEtOAc(50mL、3×)で抽出した。有機層を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮し、酸M145cを粘稠性油状物として得て、それを静置により固化させた(0.129g)。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.26 ppm, 500 MHz): 4.48-4.40 (m, 1H), 3.55-3.05 (m, 2H), 2.37-1.87 (m, 2H), 1.47/1.44 (2つの重複するs, 9H), 0.78-0.50 (m, 4H). LC (条件 II): 保持時間= 2.26 分. LC/MS: [M+Na]
+ C
12H
19NNaO
4として計算;計算値: 264.12; 実測値 264.22.
実施例 M145, 工程d
カルバメートM145dは、ケトエステル−環化工程をマイクロ波条件(140℃;90分)下で行なったこと以外は、酸M145cおよび1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−ブロモエタノン)から出発し、M122bの合成について記載した一般手順を用いて製造した。 LC (条件 II): 保持時間= 2.54 分. LC/MS: [M+H]
+ C
40H
49N
6O
4として計算;計算値: 677.38; 実測値 677.45.
実施例 M145, 工程e
25%TFA/CH
2Cl
2(5.3mL)をカルバメートM145d(0.718g、1.06mmol)に加え、得られた混合液を周囲条件で5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をMCX(6g、CH
3OHで洗浄;1:1CHCl
3/2NのNH
3/CH
3OHで溶出)で遊離塩基にし、ピロリジンM145eを淡黄色の固形物(406mg)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, d = 2.5 ppm, 500 MHz): 11.89 (ブロードのs, 2H), 7.82 (d, J = 7.9, 4H), 7.67 (d, J = 7.9, 4H), 7.50 (ブロードのs, 2H), 4.37 (m, 2H), 2.92 (見かけ上のd, J = 9.8, 2H), 2.81 (見かけ上のd, J = 10.1, 2H), 2.09-2.05 (m, 2H), 1.98-1.94 (m, 2H), 0.62-0.49 (m, 8H). LC (条件 II): 保持時間= 1.75 分. LC/MS: [M+H]
+ C
30H
33N
6として計算;計算値: 477.28; 実測値 477.35.
実施例 M145
実施例M145は、下記の表において強調されているその類似体である実施例M146〜M147と共に、反応混合物をCH
3OHで希釈し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)により精製で直接処理すること以外は、実施例−1について概略した一般HATUカップリング条件を用いることによって、ピロリジンM145および適切な酸から出発してTFA塩として製造した。実施例 M145: LC (条件 II), 保持時間= 2.27 分); >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ = C
44H
55N
8O
6として計算;計算値: 791.42; 実測値 791.44.
実施例 M151
メチル((1S)−1−(((2S,5S)−2−(4−(4’−(2−((2S,5S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−5−メチル−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−5−メチル−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバメート
実施例 M151, 工程a
表題化合物を、下記の精製の改変を伴って、文献のプロトコル(J. Med. Chem., 2006, 49, 3520)に従って合成した。粗物質(2.7g)を、周囲温度でEtOAc/ヘキサンから再結晶させ、酸M151aを白色の結晶(2.2g)として得た。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24 ppm, 400 MHz): 4.32 (ブロードのm, 1H), 3.89 (ブロードのm, 1H), 2.40 (ブロードのm, 1H), 2.00 (m, 2H), 1.65 (m, 1H), 1.45 (s, 9H), 1.20 (d, J = 5.6, 3H). LC (条件 I): 保持時間= 1.40 分. LC/MS: [M+Na]
+ C
11H
20NO
4Naとして計算;計算値: 252.12; 実測値 252.21.
実施例 M151, 工程b
アセトニトリル(50mL)中の酸M151aおよび1,1’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(2−ブロモエタノン)(1.85g、4.66mmol)の混合液に、i−Pr
2EtN(1.24g、9.6mmol)を滴下で添加し、反応液を室温で7時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣を酢酸エチルおよび水(1:1、100mL)に分配した。有機層を分離し、飽和NaHCO
3および食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮し、ケトエステルM151bを白色の泡状物質(3.19g)として得て、それを精製せずに次の工程において使用した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 8.10 (d, J = 8.5, 4H), 7.95 (d, J= 8.5, 4H), 5.70-5.50 (ブロードのm, 4H), 4.40 (ブロードのm, 2H), 3.90 (ブロードのm, 2H), 2.25 (m, 2H), 2.15 (m, 4H), 1.60 (m, 2H), 1.41 (s, 8H), 1.39 (s, 10H), 1.20 (m, 6H). LC (条件 I): 保持時間= 2.15 分. LC/MS: 親イオンは観察されなかった。
実施例 M151, 工程c
キシレン(40mL)中のケトエステルM151b(2.94g、4.24mmol)および酢酸アンモニウム(6.54g、85mmol)の混合液を、密封したチューブ中で140℃にて2時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
2Cl
2(100mL)および水(50mL)に分配した。有機層を飽和NaHCO
3(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage(0〜100%EtOAc/ヘキサン)で精製し、イミダゾールM151cを薄茶色の固形物(1.72g)として得た。 LC (条件 I): 保持時間= 1.03 分. LC/MS: [M+H]
+ C
38H
49N
6O
4として計算;計算値: 653.37; 実測値 653.40.
実施例 M151, 工程d
ジオキサン(14mL、56mmol)中の4NのHClは、カルバメートM151c(1.72g、2.63mmol)のジオキサン(70mL)溶液に滴下で添加し、反応混合液を室温で4時間撹拌した。揮発性成分の減圧除去によって、ピロリジンM151dのHCl塩を黄色の固形物(1.58g)として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 9.85 (ブロードのs, 1H), 8.80 (ブロードのs, 1H), 7.89 (d, J = 8.3, 4H), 7.77 (s, 2H), 7.75 (d, J = 8.6, 4H), 4.70 (ブロードのm, 2H), 3.75 (ブロードのm, 2H), 2.45-2.35 (m, 4H), 2.25 (m, 2H), 1.75 (m, 2H), 1.50 (d, J = 6.6, 6H). LC (条件 I): 保持時間= 1.03 分. LC/MS: [M+H]
+ C
28H
33N
6として計算;計算値: 453.28 ; 実測値 453.28.
実施例 M151
実施例M151は、下記の表において強調されているその類似体である実施例M152〜M161と共に、反応混合物をCH
3OHで希釈し、逆相HPLC精製(CH
3OH/H
2O/TFA)で直接処理したこと以外は、実施例−1において概略した一般HATUカップリング条件を用いることによって、ピロリジンM151dおよび適切な酸から出発してTFA塩として製造した。実施例 M151: LC (条件 I): 保持時間= 1.41 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
42H
55N
8O
6として計算;計算値: 767.42; 実測値 767.40.
実施例 M162
2−((2S,5S)−1−アセチル−5−メチル−2−ピロリジニル)−4−(4’−(2−((2S,5S)−1−アセチル−5−メチル−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール
無水酢酸(38.4mg、0.376mmol)およびi−Pr
2EtN(0.153mL、0.877mmol)を、ピロリジンM151dのHCl塩(75mg、0.125mmol)のDMF(3mL)溶液に加え、混合液を室温で2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残渣をCH
3OHに溶解し、逆相HPLC(CH
3OH/H
2O/TFA)で精製し、M162のTFA塩を白色の泡状物質(55mg)として得た。 LC (条件 I): 保持時間= 1.13 分; >95% 均一性指数. LC/MS: [M+H]
+ C
32H
37N
6O
2として計算;計算値: 537.30 ; 実測値 537.21.
実施例J1-J14.fおよびE1-E5m
合成スキーム1
LCMS条件 1: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 2分かけて0〜100%B, 3分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% CH
3OH-90%H
20 - 0.1% TFA; B: 90% CH
3OH-10%H
20-0.1% TFA.
LCMS条件2: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 3分かけて0〜100%B, 4分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% CH
3OH-90%H
20 - 0.1% TFA; B: 90% CH
3OH-10%H
20-0.1% TFA.
LCMS条件 3: Luna 4.6 x 30 mm C18, 2分かけて0〜100%B, 3分停止時間, 5 mL/分, 220nm, A: 5% アセトニトリル-90%H
20 - 10 Mm NH
4OAc; B: 90% アセトニトリル -10%H
20-0.1% 10 Mm NH
4OAc.
参考文献: J.Org.Chem. (1992) 57,1784.
108mLの(1,3−ジオキサン−2−イルエチル)マグネシウムブロミド(0.5M)を、4−ブロモベンズアルデヒド(10g、54.0mmol)のTHF(350mL)溶液に−78℃で窒素下にて加え、2時間撹拌し、その後0℃に昇温させた。反応液を飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、ジエチルエーテルで希釈し、食塩水で洗浄した。粗生成物を40M Biotageシリカゲルカートリッジに充填し(CH
2Cl
2);グラジエント溶出(15〜100%B、750mL(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、実施例J1、1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)プロパン−1−オール(定量的収率)を得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.44 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.22 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.70-4.66 (m, 1H), 4.57 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 4.12-4.19 (m, 2H), 3.76 (tt, J = 11.9, 2.7 Hz, 2H), 2.87 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 2.12-2.03 (m, 1H), 1.86-1.87 (m, 2H), 1.74-1.68 (m, 2H), 1.36-1.32 (m, 1H). 保持時間= 1.8 分 (条件1); LRMS: 親イオンは明らかでない。
参考文献: JOC (1989) 54 5387.
PCC(8.16g、59.8mmol)を9gのSiO
2と混合し、粉砕(乳鉢および乳棒)し、ジクロロメタン(360mL)に懸濁させた。懸濁液に、5mLの同じ溶媒に溶解した実施例J1、1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)プロパン−1−オール(9g、29.9mmol)を一度に加えた。反応混合液を2時間撹拌し、Celite(CH
2Cl
2ですすぐ)を通して濾過した。濃縮した後、残渣を40M Biotageシリカゲルカートリッジに充填した(CH
2Cl
2)。グラジエント溶出(15〜70%B、750mL(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、実施例J2、1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)プロパン−1−オン7.7g(86%)を得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.84 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.65 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 4.09-4.06 (m, 2H), 3.74 (dt, J = 11.0, 2.4 Hz, 2H), 3.06 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.07-2.01 (m, 3H), 1.35-1.31 (m, 1H). LCMS: 保持時間= 1.9 分 (条件1); C
13H
15BrO
3 計算値: 299; 実測値: 299 (M+H)
+.
カリウムtert−ブトキシド(15mL、THF中1M)を、1−(4−ブロモフェニル)エタノン(3g、15.07mmol)のDMSO(60mL)溶液に0℃にて滴下で添加し、30分間窒素下で撹拌した。エノレートを、2−(ブロモメチル)−1,3−ジオキソラン(2.52g、15.07mmol)のDMSO(10mL)溶液に0℃でカニューレを介して加え、反応液を24℃に温め、6時間撹拌した。濃縮し、溶媒を除去し(高真空ロータリーエバポレーション)、40(M)Biotageシリカゲルカートリッジへ残渣を充填(CH2Cl2)し、グラジエント溶出(5〜35%B、1L(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))して、実施例J2a、1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロパン−1−オン327mg(7.6%)および571mgのビス付加生成物を得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.83 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.97 (t, J = 4.3 Hz, 1H), 3.96-3.94 (m, 2H), 3.87-3.84 (m, 2H), 3.08-3.05 (m, 2H), 2.15-2.11 (m, 2H).
参考文献: Bromination JACS (1952) 74 6263. Displacement/Cyclization J.Med.Chem. (2001) 44 2990.
臭素(1.3mL、25.2mmol)を、実施例J2、1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)プロパン−1−オン(7.7g、25.7mmol)のジエチルエーテル(60mL)および1,4−ジオキサン(40mL)溶液に加え、溶液を30分間24℃で撹拌した(反応が完了したことをTLCが示すまで)。溶媒をロータリーエバポレーションによって除去し、残渣をアセトニトリル(350mL)に溶解した。(S)−N−Boc−プロリン(5.54g、25.7mmol)を加え、次いでヒューニッヒ塩基(8.5mL、51.5mmol)を滴下で添加し、反応液を6時間撹拌し、その後濃縮した。粗生成物をCH
2Cl
2に溶解し、40(M)Biotageシリカゲルカートリッジに充填した。グラジエント溶出(15〜100%B、1L(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、実施例J3、2−(1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−イル)1−tert−ブチルピロリジン−1,2−ジカルボキシレート13g(100%)。)を得た。 保持時間= 2.2 分 (条件1); LCMS: C
23H
30BrNO
7 として計算;計算値: 534; 実測値: 534 (M+Na)
+.
酢酸アンモニウム(6.45g、107mmol)を、実施例J3、2−(1−(4−ブロモフェニル)−3−(1,3−ジオキサン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−イル)1−tert−ブチルピロリジン−1,2−ジカルボキシレート(5.5g、10.7mmol)のキシレン(120mL)溶液に加え、スクリューキャップした500mLの圧力容器中で130℃にて3時間撹拌した。冷却した後、反応混合液を酢酸エチル(600mL)で希釈し、飽和NaHCO
3および食塩水で洗浄し、その後ロータリーエバポレーションで高真空下にて濃縮した。粗生成物をCH
2Cl
2に溶解し、40(M)Biotageシリカゲルカートリッジに充填した。グラジエント溶出(15〜100%B、2L(A=CH
2Cl
2;B=酢酸エチル))によって、実施例J4、(S)−tert−ブチル2−(4−((1,3−ジオキサン−2−イル)メチル)−5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート2.22g(40%)を得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.46 (s, 4H), 4.94-4.92 (m, 1H), 4.77 (t, J = 4.9 Hz, 1H), 4.15-4.12 (m, 2H), 3.81-3.75 (m, 2H), 3.3-3.37 (m, 2H), 3.0-2.90 (m, 2H), 2.10-2.05 (m, 4H), 1.94-1.91 (m, 1H), 1.49 (s, 9H) 1.36-1.34 (m, 1H). 保持時間= 1.8 分 (条件1); HRMS: C23H30BrN3O4として計算;計算値: 492.1492; 実測値: 492.1505 (M+H)
+.
合成スキーム2
臭化ベンジル(9.98g、58.3mmol)を、4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタン酸(15.0g、58.3mmol)およびK
2CO
3(3.5g、58.3mmol)のDMF(300mL)溶液に加え、18時間撹拌した。反応混合液を水(200mL)および酢酸エチル(500mL)に分配した。飽和NaHCO
3溶液(20mL)を加え、水層を酢酸エチル(2×)で抽出し、有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ、濾過した。濃縮によって、実施例J5、ベンジル4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエート16g(79%)を得て、それをそれ以上精製することなく使用した。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.83 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.35-7.34 (m, 5H), 5.14 (s, 2H), 3.27 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.81 (t, J = 6.7 Hz, 2H). HRMS: C17H16BrNO3として計算;計算値: 347.0277; 実測値: 347.0283 (M+H)
+.
臭素(2.5mL、46.1mmol)を、実施例J5、ベンジル4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエート(16g、46.1mmol)のエーテル(200mL)および1,4−ジオキサン(50mL)溶液に加え、溶液を6時間撹拌し、その後ロータリーエバポレーションによって濃縮し、アセトニトリル(450mL)に溶解した。アジ化ナトリウム(3.0g、46.1mmol)を加え、反応混合液を18時間撹拌した。溶媒を濃縮によって除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、水、食塩水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濃縮によって、ベンジル3−アジド−4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエート17g(95%)を得て、それをそれ以上精製することなく次に使用した。塩化スズ(II)二水和物(24.9g、131mmol)を、ベンジル3−アジド−4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエート(17g、43.8mmol)のCH
3OH(550mL)溶液に加え、65℃で14時間撹拌した。反応液をロータリーエバポレーションによって濃縮し、高真空下で18時間乾燥させ、ベンジルおよび実施例J6、メチル3−アミノ−4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエートの混合物を得て(トランスエステル化が生じた)、精製して次に使用した。保持時間= 1.3 分 (条件1); LCMS: C11H12BrNO3として計算;計算値: 286.0; 実測値: 286.14 (M+H)
+.
HATU(10.5g、27.6mmol)を、実施例J6、メチル3−アミノ−4−(4−ブロモフェニル)−4−オキソブタノエート(10g、27.6mmol)、(S)−N−Boc−プロリン(7.13g、33.1mmol)、およびヒューニッヒ塩基(45mL、276mmol)のDMF(150mL)溶液に加え、24℃で18時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(2容量)、H
2O(1/4容量)および飽和NaHCO
3(1/8容量)で希釈した。珪藻土(Celite(登録商標))を通して濾過し、スズ塩を除去した。水層(2×)を酢酸エチルで抽出し、有機物を合わせて濃縮し、溶媒を除去した(ロータリーエバポレーターによる高真空)。残渣を短いシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、副生成物を除去し、得られた粗生成物を65(M)Biotageシリカゲルカートリッジに充填した(CH
2Cl
2)。グラジエント溶出(15〜70%B、2L(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、より小さい極性帯の(2S)−tert−ブチル2−(4−(ベンジルオキシ)−1−(4−ブロモフェニル)−1,4−ジオキソブタン−2−イルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボキシレート1.35g(8.7%)およびより大きい極性の実施例J7、(2S)−tert−ブチル2−(4−(メトキシ)−1−(4−ブロモフェニル)−1,4−ジオキソブタン−2−イルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボキシレート7.6g(49%)を得た。保持時間= 2.0 分 (条件1); LCMS: C21H27BrN2O6として計算;計算値: 383; 実測値: 383 (M-Boc).
酢酸アンモニウム(9.4g、157mmol)を、実施例J7、(2S)−tert−ブチル2−(4−(メトキシ)−1−(4−ブロモフェニル)−1,4−ジオキソブタン−2−イルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボキシレート(7.6g、15.7mmol)のキシレン(80mL)溶液に加え、スクリューキャップした150mLの圧力容器中で140℃にて4時間撹拌した。冷却した後、反応混合液を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3および食塩水で洗浄し、その後ロータリーエバポレーションによって高真空下で濃縮した。粗生成物をCH
2Cl
2に溶解し、40(M)Biotageシリカゲルカートリッジに充填した。グラジエント溶出(15〜100%B、2L(A=CH
2Cl
2;B=酢酸エチル))によって、実施例J8、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)−5−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート3.38g(46%)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.54 (s, 4H), 4.83-4.73 (m, 1H), 3.81 (ブロード. s, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.53-3.51 (m, 1H), 3.38-3.31 (m, 2H), 2.25-2.15 (m, 1H), 1.99-1.83 (m, 3H), 1.41/1.16 (s, 9H). 保持時間= 1.6 分 (条件1). LCMS: C21H26BrN3O4として計算;計算値 464.11; 実測値: 464.40 (M+H)
+.
参考文献: J.Med.Chem.(84), 27, 20. Syn. Lett. (2004) 2315.
濃HCl(40mL)を、1−(4−ブロモフェニル)ペンタン−1−オン(4.68g、19.41mmol)および亜硝酸ナトリウム(4.02g、58.2mmol)のTHF(80ml)溶液に0℃にて滴下で添加し、室温に昇温させ、18時間撹拌した。反応混合液をジエチルエーテルで希釈し、有機相を飽和NaHCO
3および食塩水で洗浄した。濃縮によって(Z)−1−(4−ブロモフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)ペンタン−1−オン3.1g(33%)を油状物として得て、それをそれ以上精製することなく使用した。保持時間= 2.1 分, (条件1) LCMS: C11H12BrN1O2として計算;計算値 270.01; 実測値: 270.15 (M+H)
+.
参考文献: Bioorg. Med.Chem.Lett (2002) 1009.
28%水酸化アンモニウム(15mL)を、(Z)−1−(4−ブロモフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)ペンタン−1−オン(1.5g、5.55mmol)および(S)−N−BOC−プロリナール(1.1g、5.55mmol)のメタノール(60mL)溶液に加え、24℃で18時間撹拌した。反応混合液をCH
2Cl
2および水に分配し、有機相を濃縮し、40(M)Biotageシリカゲルカラムにアプライした(CH
2Cl
2)。グラジエント溶出(5〜100%、1L(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)ヒドロキシ−5−プロピル−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(863mg、34.5%収率)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.54 (m, 4H), 5.0-4.88 (m, 1H), 3.53-3.41 (m, 1H), 3.41-3.36 (m, 1H), 2.72 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.24-2.03 (m, 2H), 1.96-1.91 (m, 1H), 1.89-1.81 (m, 1H), 1.60 (h, J = 7.6 Hz, 2H), 1.39/1.17 (s, 9H). 0.92 (t, J = 7.0 Hz, 3H). 保持時間= 1.9 分, (条件1) LCMS: C21H28BrN3O3として計算;計算値 450.13; 実測値: 450.33 (M+H)
+.
参考文献: Chem. Pharm. Bull. (1994) 42, 560.
亜リン酸トリエチル(0.9mL、5.33mmol)を、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)ヒドロキシ−5−プロピル−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(800mg、1.776mmol)のDMF(2mL)溶液に加え、80℃で18時間撹拌した。第2の0.8mLを加え、反応をさらに8時間続け、冷却し、酢酸エチル(400mL)に溶解し、水および食塩水で洗浄した。CH
2Cl
2中で25(M)Biotageシリカゲルカラムにアプライした。グラジエント溶出(15〜100%、750mL(A=ヘキサン;B=酢酸エチル))によって、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)−5−プロピル−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート585mg(76%)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.55-7.53 (m, 4H), 4.80-4.69 (m, 1H), 3.53-3.51 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.71 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.24-2.11 (m, 1H), 2.0-1.79 (m, 1H), 1.89-1.79 (m, 2H), 1.63-1.59 (m, 2H), 1.41/1.17 (s, 9H). 0.91 (t, J = 7.6 Hz, 3H). 保持時間= 1.8 分, (条件1) LRMS: C21H28BrN3O2として計算;計算値: 434.14; 実測値: 434.0 (M+H)
+.
合成スキーム4
乾燥CH
3CN(75mL)中の2,4’−ジブロモプロピオフェノン(4.96g、0.017mol)およびN−Boc−L−プロリン(4.09g、0.019mol)の混合液に、DIEA(3.30mL、0.019mol)を加え、混合液を室温でAr下16時間撹拌した。次いで、混合液を減圧下で濃縮し、濃縮物をCH
2Cl
2−10%飽和NaHCO
3に分配した。有機相を洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、プロリンエステル(7.28g、>100%)を無色のガム状物質として得て、それを次の工程においてそのまま使用した。LCMS: C19H24BrNO5として計算;計算値: 426; 実測値: 426 (M+H)
+.
トルエン(5mL)中のプロリンエステル(0.435g、1.0mmol)および酢酸アンモニウム(0.308g、4.0mmol)の混合液を、密封したチューブ中で140℃で(浴温)5時間加熱した。冷却した反応混合液をエバポレートし、残渣をクロマトグラフ(SiO
2/酢酸エチル−ヘキサン、3:2)にかけ、実施例E1(0.320g、79%)をほぼ無色の泡状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.53 (s, 4H), 4.98 (m, 0.3H), 4.87 (m, 0.7H), 3.65 (m, 1H), 3.4-3.6 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 2.32 (m, 1H), 2.13 (m, 2H), 1.94 (m, 1H), 1.47 (s, 3H), 1.31 (s, 6H). LCMS: C19H24BrN3O2として計算;計算値: 405, 407; 実測値: 406, 408 (M+H)
+.
ジオキサン(25mL)中の実施例E1、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボキシレート(1.568g、3.86mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.058g、8.10mmol)および酢酸カリウム(0.947g、9.65mmol)の混合液を、Arバブル気流で10分間パージし、次いで(Ph
3P)
4Pd(0.223g、0.19mmol)を加え、Arによるパージをさらに10分続けた。次いで、反応容器を密封し、80℃(浴温)で18時間加熱した。冷却した混合液をジクロロメタンで希釈し、次いでそれを洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。残渣を酢酸エチルで粉砕し、このように得られた固形物を濾過し、少量の酢酸エチルで洗浄し、減圧乾燥させ、表題化合物(定量的)を固形物として得た。それをさらなる精製は行わずに次の工程でそのまま使用した。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.93 (ブロードのs, 0.3H), 11.71 (ブロードのs, 0.7H), 7.65 (ブロードのs, 4H), 4.79 (m, 0.4H), 4.69 (m, 0.6H), 3.52 (m, 1H), 3.36 (m, 2H), 2.38 (s, 3H), 1.78-2.26 (m, 4H), 1.41 (s, 4H), 1.30 (s, 10H), 1.17 (m, 6H). LCMS: C25H36BN3O4として計算;計算値: 453; 実測値: 454 (M+H)
+.
合成スキーム5
DME(20mL)およびH
2O(5mL)の混合液中の実施例E1、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボキシレート(0.682g、1.68mmol)、実施例E2a、(S)−tert−ブチル2−(4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(0.764g、1.74mmol)およびNaHCO
3(0.465g、5.53mmol)の混合液を、Arバブル気流で10分間パージした。この混合液に(Ph
3P)
4Pd(0.091g、0.08mmol)を加え、Arによるパージをさらに10分加えた。次いで、反応容器を密封し、80℃(浴温)で18時間加熱した。冷却した混合液を減圧下で濃縮し、濃縮物を酢酸エチルで希釈し、H
2Oで洗浄した。水相を酢酸エチルで逆抽出し、有機相を合わせて洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、ガム状物質を得た。残渣をクロマトグラフィー(SiO
2/酢酸エチル−ヘキサン、7:3)で処理し、実施例E3(0.592g、59%)を泡状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.37-7.88 (m, 8H), 7.27 (s, 1H), 5.10 (t, J = 7.65 Hz, 2H), 3.45 (m, 4H), 3.00 (m, 2H), 2.44 (s, 3H), 2.20 (ブロードのs, 4H), 1.99 (m, 2H), 1.53 (s, 18H). LCMS: C37H46N6O4として計算;計算値: 638; 実測値: 639 (M+H)
+.
合成スキーム6
LAH(0.7mL、THF中1M)は、実施例J12d(466mg、0.669mmol)のTHF(50mL)溶液に加え、0℃で1.5時間撹拌し、その後室温にゆっくりと昇温させた。3時間後、反応液を水(0.4mL)、15%NaOH(0.4mL)および水(0.4mL)でクエンチし、アルミニウム塩を濾過によって除去した。塩をTHFですすぎ、濾液を合わせて濃縮し、残渣を25(S)Biotageシリカゲルカートリッジに充填し(CH
2Cl
2)、グラジエント溶出(15〜100%、1L溶媒(A=CH
2Cl
2;B=10%CH
3OH/酢酸エチル))によって、回収J12dおよび過還元に加えて、実施例J12f、tert−ブチル(2S)−2−(4−(4’−(2−((2S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ピロリジニル)−4−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジンカルボキシレート、88mg(20%)を得た。保持時間= 1.7 分 (条件1); LCMS C37H46N6O5として計算;計算値 665.36; 実測値: 665.46 (M+H)
+.
合成スキーム7
実施例E3(0.240g、0.376mmol)のTFA−CH
2Cl
2(4:1)(5mL)溶液を室温で2時間撹拌し、次いで揮発性物質を減圧下で除去した。このように得られたガム状物質を最小容量のCH
3OHに溶解し、MCX LPカートリッジ(6g、CH
3OHで事前調節)に吸着させた。カートリッジをCH
3OHで洗浄し、次いでCH
3OH中の2MのNH
3で溶出させた。生成物を含有する画分を合わせ、エバポレートし、E4(定量的)をガム状物質として得て、それを次の工程においてそのまま使用した。LCMS: C27H30N6として計算;計算値: 438; 実測値: 439 (M+H)
+.
合成スキーム8
(R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル酢酸塩酸塩(0.047g、0.220mmol)、HATU(0.084g、0.220mmol)およびDIEA(0.17mL、0.70mmol)の乾燥DMF(1mL)溶液を室温で5分撹拌し、次いでE4(0.041g、0.094mmol)の乾燥DMF(0.5mL)溶液を加えた。混合液を室温で18時間撹拌し、次いでそれをAcOH(0.2mL)および数滴のTFAでクエンチした。この溶液をプレパラティブHPLC(C−18/CH
3CN−H
2O+0.1%TFA)に直接かけ、実施例E5のTFA塩、(1R)−2−((2S)−2−(4−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン(0.011g、10%)を白色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CH
3OH-d
4) δ 7.80-7.93 (m, 6H), 7.71-7.74 (m, 2H), 7.50-7.67 (m, 10H), 5.37-5.51 (m, 2H), 5.30 (m, 2H), 4.04 (ブロードのs, 3H), 3.00-3.13 (m, 4H), 2.81 (ブロードのs, 8H), 2.55 (s, 2H), 2.49 (s, 1H), 2.36 (m, 2H), 2.12-2.25 (m, 5H), 1.96 (ブロードのs, 2H). LCMS: C47H52N8O2として計算;計算値: 760; 実測値: 761 (M+H)
+.
セクションPY
スキーム1
実施例 PY1. 4,4’−ビス(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルトリフルオロ酢酸塩
(2S,2’S)−tert−ブチル2,2’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ジピロリジン−1−カルボキシレート(2.61g、4.18mmol)のCH
2Cl
2(25mL)溶液に、TFA(12mL)を加え、混合液を室温で撹拌した。反応液を2時間撹拌した後、それを乾固するまで減圧濃縮した。物質を、さらなる精製をせずにそれに続く工程において使用した。 LCMS: C
26H
28N
6として計算;計算値: 424; 実測値: 425 (M+H)
+.
実施例 PY2. (2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(2−アミノ−3−メチルブタン−1−オン)
4,4’−ビス(2−((S)−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)ビフェニルテトラキス(2,2,2−トリフルオロアセテート)(2.695g、3.06mmol)、(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−メチルブタン酸(1.60g、7.34mmol)およびDIEA(5.3mL、30.6mmol)のDMF(15mL)溶液に、HATU(2.39g、6.27mmol)を加え、混合液を室温で14時間撹拌した。MeOH(5mL)を加え、混合液を4時間撹拌した。次いでそれを約150mLの冷水中に注ぎ入れ、20分間静置した。固形物を濾過し、減圧下で終夜乾燥させ、次いでbiotage(40+M、EtOAc中0〜25%MeOH)によって精製し、黄褐色の泡状物質(1.76g、70%)を得た。
1HNMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.11 - 12.17 (m, 1H), 11.76 (s, 1H), 7.73 - 7.94 (m, 4H), 7.62 - 7.70 (m, 4H), 7.49 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.06 (dd, J = 2.7, 6.3 Hz, 2H), 4.00 - 4.07 (m, 2H), 3.77 (s, ブロード, 3H), 2.07 - 2.15 (m, 4H), 1.88 - 2.00 (m, 6H), 1.37 (s, 18H), 0.88 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0.82 (d, J = 6.6 Hz, 6H). LCMS: C
46H
62N
8O
6として計算;計算値: 822; 実測値: 823 (M+H)
+. 物質をCH
2Cl
2(15mL)に懸濁させ、TFA(6mL)を加えた。2時間撹拌した後、溶媒を減圧除去し、黄オレンジ色の固形物を得た。固形物を飽和NaHCO
3およびEtOAcに分配したが、物質はEtOAc中で不溶性であった。したがって、揮発性物質を減圧除去し、残渣をSCX陽イオン交換カートリッジにロードし、MeOH、次いでMeOH中のNH
3(2M)で溶出した。適切な画分を減圧濃縮し、黄色の泡状物質(1.24g、65%)を得た。LCMS: C
36H
46N
8O
2として計算;計算値: 622; 実測値: 623 (M+H)
+. 物質をそれに続く工程においてそのまま使用した。
下記を同様に製造した。場合によっては、Boc脱保護から得られたTFA塩を、そのまま次の工程で使用したことに留意されたい。
実施例 PY8 (N,N’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−4,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((2S)−3−メチル−1−オキソ−1,2−ブタンジイル)))ジ(2−ピリミジンアミン)
トルエン(3mL)およびDMSO(0.5mL)中の(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(2−アミノ−3−メチルブタン−1−オン)(222mg、0.36mmol)、2−ブロモピリミジン(0.170g、1.07mmol)およびiPr
2NEt(0.25mL、1.432mmol)の混合液を、90℃で終夜加熱した。LCMSにより反応が不完全であることが示されたため、加熱をさらに12時間続けた。揮発性物質を減圧除去し、残渣をMeOHで希釈し、プレパラティブHPLC(CH
3CN−H
2O−NH
4OAc)によって精製した。適切な画分を減圧濃縮し、続いてプレパラティブHPLC(CH
3CN−H
2O−TFA)によって再精製した。適切な画分をMCXカチオン交換樹脂カートリッジ(Oasis)に吸着させ、樹脂をMeOHで洗浄し、MeOH中の2MのNH3で溶出した。溶媒を減圧除去し、残渣を凍結乾燥し、無色の固形物(17.2mg、6%)を得た。
1HNMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.15, 12.28 (s, 1H, 回転異性体, 1:1 比), 8.28 (d, J = 4.8 Hz, 4H), 7.79 (見かけ上のd, J = 8.1 Hz, 4H), 7.62 - 7.70 (m, 4H), 7.49 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 6.85 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.60 (t, J = 4.8 Hz, 2H), 5.05 (dd, J = 6.9, 4.0 Hz, 2H), 4.50 (見かけ上のt, 分離していないdd, J = 8.5, 8.0 Hz, 2H), 3.98 - 4.06 (m, 2H), 3.78 - 3.85 (m, 2H), 1.98 - 2.23 (m, 10H), 0.96 (d, J= 6.6 Hz, 6H), 0.92 (d, J= 6.6 Hz, 6H). LCMS: C
44H
50N
12O
2として計算;計算値: 778; 実測値: 779 (M+H)
+.
下記を同様に製造した。
場合によっては、Boc脱保護から得たTFA塩をそのまま次の工程で使用し、適切な量のiPr
2NEtを反応混合物に加えたことに留意されたい。
実施例 PY14 (改変方法)
NMP(3mL)中の(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(2−アミノ−3−メチルブタン−1−オン)(50mg、0.080mmol)、2−クロロ−4−メチルピリミジン(103mg、0.803mmol)、およびDIPEA(0.140mL、0.803mmol)の混合液を、密封したチューブ中でマイクロ波を使用して140℃にて4時間加熱した。揮発性物質を減圧除去し、残渣をMeOHで希釈し、Strata XC MCXカートリッジを通して濾過した。カートリッジをメタノールで洗浄した。2Mのアンモニア/メタノールの溶液で洗浄することによって、化合物をカートリッジから遊離させた。濾液を減圧下で蒸発させ、オレンジ色の油状物を得た。粗物質をHPLC(CH
3CN−H
2O−NH
4OAc)によって精製した。適切な画分を減圧濃縮し、続いてプレパラティブHPLC(CH
3CN−H
2O−TFA)によって再精製した。適切な画分を減圧濃縮し、黄色の固形物(21.5mg、31.9%)を得た。LCMS: C
46H
54N
12O
2として計算;計算値:807; 実測値: 807.5 (M+H)
+.
実施例 PY19. (S)−2−アミノ−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチルブタン−1−オン
表題化合物は、実施例1および2において詳述した手順によって(S)−tert−ブチル2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートおよび(S)−2−アミノ−3−メチルブタン酸から製造した。
1HNMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 11.73 (s, 1H), 7.68 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 7.46 - 7.58 (m, 3H), 5.14, 5.05 (dd, J = 7.0, 3.0 Hz, 1H, 回転異性体, 1:1 比), 3.66 (見かけ上のt, J = 6.5 Hz, 1H), 3.53 - 3.61および3.38 - 3.47 (m, 1H, 回転異性体, 1:1 比), 3.28 (s, 2H), 1.70 - 2.21 (m, 6H), 0.75 - 0.88 (m, 6H). LCMS: C
18H
23BrN
4Oとして計算;計算値: 390, 392; 実測値: 391, 393 (M+H)
+.
実施例 PY20. 1−((S)−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル)チオ尿素
CH
2Cl
2(10mL)中の(S)−2−アミノ−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチルブタン−1−オン(1.530g、3.91mmol)の溶液に、O−(9H−フルオレン−9−イル)メチルカルボンイソチオシアナチデート(1.100g、3.91mmol)を固形物として一度に加えた。混合液を室温で12時間撹拌した。ピペリジン(2mL)を混合液に加え、それを室温で1時間撹拌した。さらなる部のピペリジン(2mL)を加え、溶液を1時間撹拌した。溶液を乾固するまで濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(biotage、5:4.5:0.5hex:EtOAc:MeOH、次いでEtOAc中の5%MeOHで溶出)によって精製した。表題化合物を淡黄色のガラス状物質(1.30g、74%)として得た。
1HNMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 11.81 (s, H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz), 7.63 - 7.71 (m, 前のピークと重複, 合計2H), 7.42 - 7.56 (m, 2H), 7.10 - 7.14 (m, 1H), 5.06 (dd, J = 7.0, 3.0 Hz, 1H), 4.94 (見かけ上のt, J = 8.0 Hz, 1H), 4.72 - 4.76 and 4.56 - 4.62 (m, 1H, 回転異性体, 1:1 比), 3.77 - 3.90 (m, 1H), 2.07 - 2.14 (m, 2H), 1.90 - 1.98 (m, 3H), 0.93 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 7.0 Hz, 3H). LCMS: C
19H
24BrN
5OSとして計算;計算値: 449, 451; 実測値: 450, 452 (M+H)
+.
実施例 PY21. (S)−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−2−(チアゾール−2−イルアミノ)ブタン−1−オン
1−((S)−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル)チオ尿素(1.29g、2.86mmol)の溶液を、EtOH(50mL)に溶解し、2−クロロアセトアルデヒド(0.4mL、3.15mmol)を加えた。混合液を70℃で終夜加熱した。さらなる部の2−クロロアセトアルデヒド(0.4mL、3.15mmol)を加え、さらに12時間加熱を続けた。溶液を減圧濃縮し、残渣を、ヘキサン中の50%EtOAc、次いでEtOAc中の10%MeOHで溶出するカラムクロマトグラフィー(biotage)によって精製した。目的の生成物を、オレンジ-茶色の泡状物質(557.2mg)として単離した。LCMS(NH
4OAc)により、これは十分な純度であることが示される。100%MeOHによるさらなる溶出によって第2の画分(980.8mg)が得られ、それは生成物を含有することがTLC(5:4.5:0.5hex:EtOAc:MeOH)によって示された。カラムからのこの第2の画分を再精製し、明るいオレンジ茶色の泡状物質(426.6mg)を得た。2つの画分を合わせ、表題化合物をオレンジ-茶色の泡状物質(983.8mg、72%)として得た。
1HNMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.57 (見かけ上のd, J = 8.0 Hz, 2H), 7.47 (見かけ上のd, J = 8.0 Hz, 2H), 7.32 (s, 1H), 6.98 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 6.55 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 5.32 - 5.35および5.10 - 5.15 (m, 1H, 回転異性体, 1:3 比), 4.08 - 4.15 (m, 1H), 3.82 - 3.90 (m, 1H), 3.03 - 3.15 (m, 1H), 2.03 - 2.33 (m, 4H), 1.06および0.99 (d, J = 7.0 Hz, 3H, 回転異性体 1:3 比), 1.04および0.94 (d, J = 7.0 Hz, 3H, 回転異性体 1:3 比). LCMS: C
21H
24BrN
5OSとして計算;計算値: 473, 475; 実測値: 474, 476 (M+H)
+.
実施例 PY22. (S)−3−メチル−1−((S)−2−(5−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−2−(チアゾール−2−イルアミノ)ブタン−1−オン
(S)−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−2−(チアゾール−2−イルアミノ)ブタン−1−オン(87.5mg、0.184mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(141mg、0.553mmol)、酢酸カリウム(91mg、0.922mmol)およびPd(Ph
3P)
4(21.31mg、0.018mmol)の混合物を、ジオキサンに懸濁させ、混合液にN
2をバブルすることによって脱気した。次いで、それを85℃で加熱した。4時間加熱した後、混合液を濃縮し、1:1hex:EtOAc、次いでEtOAc(無溶媒)で溶出するシリカゲルのパッドを通すことによって精製し、目的の生成物を淡黄色の膜状物質(101mg)として得た。LCMS(CH
3CN−H
2O−NH
4OAc)によって、生成物に約10%PPh
3Oが混入していることが示された。物質を続く工程においてそのまま使用した。LCMS: C
27H
36BN
5O
3Sとして計算;計算値: 521; 実測値: 522 (M+H)
+.
実施例 PY23. (N,N’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−4,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((2S)−3−メチル−1−オキソ−1,2−ブタンジイル)))ビス(1,3−チアゾール−2−アミン)
DME(3mL)および水(1mL)中の、(S)−3−メチル−1−((S)−2−(5−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−2−(チアゾール−2−イルアミノ)ブタン−1−オン(275mg、0.527mmol)、(S)−1−((S)−2−(5−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル)−3−メチル−2−(チアゾール−2−イルアミノ)ブタン−1−オン(250mg、0.527mmol)、NaHCO
3(133mg、1.582mmol)およびPd(Ph
3P)
4(60.9mg、0.053mmol)の混合液を、N
2の気流を混合液に通すことによって脱気した。容器を密封し、反応液を80℃で終夜加熱した。反応混合液をH
2Oで希釈し、約5%MeOHを含有するEtOAc(×3)で抽出した。有機層を合わせて濃縮し、MeOHに溶解し、MCXカートリッジにロードした。カートリッジをMeOH、次いでMeOH中のNH
3(2M)で洗浄した。適切な画分を減圧濃縮し、残渣をプレパラティブHPLC(CH
3CN−H
2O−NH
4OAc)によって精製した。物質を、EtOAc中の0〜20%MeOHで溶出するカラムクロマトグラフィーによって精製した(biotage)。プレパラティブHPLC(CH
3CN−H
2O−NH
4OAc)によるさらなる精製、それに続く凍結乾燥によって、表題化合物を無色の固形物(6.9mg、2%)として得た。
1HNMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.41 (s, 1H), 11.75 (s, 2H), 7.75 - 7.80 (m, 4H), 7.68 - 7.71 (m, 4H), 7.49 (s, 2H), 6.99 (d, J = 3.7 Hz, 2H), 6.57 (d, J = 3.7 Hz, 2H), 5.34 - 5.36 (m, 1H), 5.07 (見かけ上のdd, J = 3.7, 7.0Hz, 2H), 4.42 (t, J = 8.4 Hz, 2H), 3.98 - 4.05 (m, 2H), 3.79 - 3.85 (m, 2H), 3.44 - 3.56 (m, 1H), 1.97 - 2.21 (m, 8H), 1.01および0.95 (d, J = 7.0 Hz, 6H, 回転異性体, 1:3 比), 0.99および0.92 (d, J = 7.0 Hz, 6H, 回転異性体, 1:3 比). LCMS: C
42H
48N
10O
2S
2として計算;計算値: 788; 実測値: 789 (M+H)
+.
実施例FY1〜FY3
実施例FY1〜FY3は、実施例F66の合成について記載したプロトコルに従って、適切な物質を用いることによって製造した。
LC/MS 条件:
カラム: Phenomenex 10u 3.0 X 50 mm
開始% B = 0
最終% B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10% MeOH - 90% H
20 - 0.1% TFA
溶媒B = 90% MeOH - 10% H
20 - 0.1% TFA
生物学的活性
HCVレプリコンアッセイを本発明において用い、共同所有のPCT/US2006/022197およびO'Boyle et. al. Antimicrob Agents Chemother. 2005 Apr;49(4):1346-53に記載のとおり製造し、実施し、実証した。
HCV 1b-377-ネオ(neo)レプリコン細胞(NS5AにおけるY2065H変異によって化合物Aに対する抵抗性を有する細胞(国際出願PCT/US2006/022197に記載))を用いて本明細書に記載の代表的な化合物を試験した。HCV 1b-377-ネオレプリコン細胞(NS5AにおけるY2065H変異によって化合物Aに対する抵抗性を有する細胞(国際出願PCT/US2006/022197に記載))を用いて、本明細書に記載の化合物系列を試験した。試験した化合物は、化合物Aに対する抵抗性を有する細胞において、2つの化合物系列間で関連した作用メカニズムを示す野生型細胞よりも、10倍以上低い阻害活性を有することが見いだされた。従って、本発明の化合物は、HCV NS5Aタンパク質の機能の阻害に有効であり得て、ならびに、国際出願PCT/US2006/022197および共同所有のWO/O4014852において先に記載された組み合わせにおいても有効なものとして理解される。さらに、本発明の化合物はHCV 1b遺伝子型に対して有効であり得る。また、本発明の化合物は複数の遺伝子型のHCVを阻害することができると理解されるべきでもある。表2は、代表的な本発明の化合物の、HCV 1b遺伝子型に対するEC50値を示す。一実施態様において、本発明の化合物は、1a、1b、2a、2b、3a、4a、および5a遺伝子型に対して活性である。HCV 1bに対するEC50の範囲は以下のとおりである: A = 1-10 μM; B = 100-999 nM; C = 1-99 pM; および D = 1-999 pM。
本発明の化合物は、NS5A阻害に加えてまたはNS5A阻害以外のメカニズムによりHCVを阻害しうる。一実施態様において、本発明の化合物はHCVレプリコンを阻害し、別の実施態様において、本発明の化合物はNS5Aを阻害する。
本発明は前述の例示的な実施例に限定されず、そしてその本質的特性から逸脱することなく他の特定の形態において具体化することができることが当業者には明白であろう。従って該実施例は、あらゆる点で、制限するものではなく例示的なものとしてみなされ、そして、前述の実施例に対してよりはむしろ特許請求の範囲を参照すべきであり、従って、特許請求の範囲と同等の意味および範囲内となる全ての変更を包含すると意図することが望ましい。
本発明の化合物は、NS5A阻害に加えてまたはNS5A阻害以外のメカニズムによりHCVを阻害し得る。一実施態様において、本発明の化合物はHCVレプリコンを阻害し、別の実施態様において、本発明の化合物はNS5Aを阻害する。本発明の化合物は、複数の遺伝子型のHCVを阻害しうる。