JP5308585B1 - 果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 - Google Patents
果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5308585B1 JP5308585B1 JP2013051124A JP2013051124A JP5308585B1 JP 5308585 B1 JP5308585 B1 JP 5308585B1 JP 2013051124 A JP2013051124 A JP 2013051124A JP 2013051124 A JP2013051124 A JP 2013051124A JP 5308585 B1 JP5308585 B1 JP 5308585B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruit juice
- beverage
- psicose
- containing beverage
- juice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
【解決手段】 柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料であって、前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整する。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
【選択図】なし
Description
前記柑橘系果実には、カロテノイド、リモネン等のテルペノイド化合物が多く含有されており、これらの化合物がオレンジ等の柑橘系果実特有の風味、色合いの由来となっており、柑橘系果実の大きな魅力の一つとなっている。
このことによって、柑橘系果汁の飲用時においては、その中盤から後半にかけての味の厚みが強くなり、甘みが口中内で長時間まとわりついて飲用後の爽快感が損なわれ、後味感も悪くなるという問題を有していた。
例えば、特許文献3に係る発明には、希少糖であるD−プシコースによる甘味料に関し、D−プシコースと糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を組み合わせることによって、低カロリーで且つ砂糖と遜色の無い甘味料とこれを用いた飲食品に係る発明が開示されている。
また、特許文献4に係る発明は、高甘味度甘味料が添加された飲食品が有する、口に残る苦味等の異味を抑制しうる高甘味度甘味料に対する呈味改良組成物に関するものであり、異性化糖及び希少糖を、異性化糖100重量部に対して、希少糖1〜150重量部の割合で含む呈味改良組成物が、高甘味度甘味料が有する苦味を改善又は改良できる旨が開示されている。
しかしながら、これらの知見、及び先行技術文献に開示された発明においては、柑橘系果汁の飲用時における、中盤から後半にかけての味の厚みが強く、甘みが口中内で長時間まとわりついて飲用後の爽快感が損なわれ、後味感も悪くなるという問題への対処については、なんらの知見も開示されていなかった。
(1)
柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料であって、前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
(2)
また、前記飲料液中におけるカロテノイド含有量(mg/100g)Cは、0.02〜0.3であることが望ましい(発明2)。
(3)
また、前記D−プシコースの含有量(mg/100g)Aが70〜10000の範囲であることが望ましい(発明3)。
(4)
また、前記飲料液中の果汁含有量(wt%)が1〜50であることが望ましい(発明4)。
(5)
また、前記飲料は炭酸飲料であることが望ましい(発明5)。
(6)
また、前記飲料は容器詰飲料であることが望ましい(発明6)。
(7)
更に、本願発明は、柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の製造方法であって、前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の製造方法に関する(発明7)。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
(8)
また、本願発明は、柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の爽快感向上方法であって、前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の爽快感向上方法に関する(発明8)。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
(9)
また、柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の後味感改善方法であって、前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の後味感改善方法に関する(発明9)。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
(柑橘系果実)
本実施形態において、果汁の由来と柑橘系果実は、ミカン科のミカン属・キンカン属・カラタチ属に属する植物の植物果実であり、オレンジ、ダイダイ、ライム・シトロン・ザボン・ポンカン・ユズ、温州みかん等が挙げられるが、本実施形態にあっては、カロテノイドに対する呈味改善が顕著に感じられる、オレンジが望ましい。
本実施形態に係る果汁含有飲料とは、前記柑橘系果実に由来する果汁を所定量含有する飲料をいい、本願発明の効果をより顕著に奏するためには、果汁含有量は1.0〜50%、好ましくは5.0〜50%、更に好ましくは5〜40%、最も好ましくは5〜30%である。
本実施形態カロテノイドとは、テルペノイドの一種である一群の化合物群であり、緑黄色野菜などの植物に豊富に含まれる。カロテノイドの具体的例としては、β−カロテン、α−カロテン、γ−カロテン、リコペン等のカロテン類、及びβ−クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、ルティン等のキサントフィル類が挙げられる。
カロテノイドは、抗酸化作用を有する他、生体内において代謝されてビタミンAになるなどの生理活性を有し、分子内の共役二重結合により光を吸収し呈色する性質を有するため、色素としても用いられる。
飲料液中のカロテノイドは、カロテノイド化合物単体、もしくはカロテノイドを含有する野菜及び/又は果実を配合することができるが、本実施形態にあっては、飲料液中のカロテノイドは柑橘系果実由来であることが望ましい。
本実施形態にあって希少糖とは、自然界に大量に存在している安価なブドウ糖(D−グルコース)、又は果糖(D−フラクトース)等に対し、自然物には微量しか存在していない糖をいう。
前記希少糖のうち、単糖類に属するものとしては、以下のようなものがあり、本願発明に係るD−プシコースは下式のような構造を有している。
(1)D−プシコース(化学式1)
近年、自然界に大量に存在している安価なブドウ糖(D−グルコース)、果糖(D−フラクトース)から生産する手法が確立され、血糖値の上昇を抑制し、動脈硬化、肥満を抑制する生理活性機能を備えることから、注目される甘味料である。
本願発明は、上述したような、D−プシコースが備えている一般的な生理活性機能とは別に、果汁、特に柑橘系果汁に添加することによって、果汁含有飲料の爽快感や後味を改善するという新規の作用効果を見出したものである。
なお、本実施形態においては、D−プシコースを含むシロップとしては「レアシュガースイート(登録商標)/松谷化学工業(株)製」を使用し、D−プシコース精製品としては「D−プシコース/和光純薬(株)製(Lot.CDR4285)」」を使用した。
前記レアシュガースイートの組成は以下の通りである。
・ぶどう糖38%以上
・果糖25%以上
・D−プシコース5%以上
・その他糖類20%程度(マンノース、D−アロース、D−タガロースなど)
なお、後述に実施例においては、シロップ若しくは精製物として添加した分の他、原料由来のD−プシコースも合わせて定量した。
D−プシコースの他、希少糖としては、(2)D−アロース、(3)L−グルコース、(4)D−タガトース、(5)L−リボース等があるが、本願の出願人は、D−プシコースが有する優れた呈味改善性に着目して、本願発明に係る知見を得たものである。
また、前記飲料中のD−プシコースの含有量(mg/100g)Aは、70〜10000であることが望ましく、120〜10000がより望ましく、180〜9600が更に望ましく、450〜9600が最も望ましい。
この場合、添加する二酸化炭素のガスボリュームは、1.0以上4.0未満が望ましく、1.5〜3.3がより望ましく、1.8〜3.0が更に望ましく、2.1〜3.0が最も望ましい。
なお、本実施形態におけるガスボリュームとは、1気圧15.6℃において、炭酸飲料中に溶解している炭酸ガスの体積を炭酸飲料の体積で割ったものをいう。ボリュームが前記範囲内であることで、炭酸ガスによる適度な清涼感や爽快感等を得ることができ、
D−プシコース添加による苦味やエグ味の抑制効果がより顕著に発揮される。
ガスボリュームの調製は、常法に従ってカーボネーターにて炭酸を一定量封入することによって達成することができる。
また、本実施形態にあっては、本願発明の技術的範囲を逸脱しない限りにおいて、別途D−プシコース以外の糖分を添加してもよい。
添加する糖分としては砂糖(スクロース、ショ糖)、ブドウ糖、果糖、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖、高果糖液糖等、D−プシコース以外の希少糖が望ましく、望ましくは果糖及び/又は砂糖である。高甘味度甘味料と組み合わせて用いてもよい。
本実施形態に係る飲料のpHは、6.0以下であるのが好ましく、2.0〜6.0であることが好ましく、2.0〜4.0であることが更に好ましい。飲料のpHが前記範囲であれば、呈味を損なうことなくほどよい酸味を与えることができる。pHの調製は、pH調整剤の添加等、公知の方法を用いて行うことが可能である。
本実施形態に係る飲料は、容器に充填した形態で提供することができる。当該容器としては、例えば、金属缶、PETボトル、ガラスビン等が挙げられるが、これらのうちPETボトルやガラスビン等の透明性を有する容器であるのが好ましい。本実施形態に係る飲料は、ミネラル成分を強化されて含有するにも関わらず、それらの凝集・沈殿が抑制され、目立ち難いものであるため、透明性を有する容器に充填し、長時間静置されたとしても、飲料の見栄えを良好に維持することができる。
本実施形態に係る果汁含有飲料に対しては、食品添加物として認められている任意の香料、酸味料などを添加することができる。
添加する香料は、飲料であると特性上、水溶性香料であることが望ましい。
本実施例に用いるオレンジ果汁含有容器詰飲料の製造方法について詳述する。
(1)オレンジ果汁飲料の調製
オレンジ混濁果汁、果糖ぶどう糖液糖(フジフラクトH−100、日本食品化工(株)製)、及び希少糖シロップ(レアシュガースイート/松谷化学工業(株)社製)、若しくはD―プシコース精製物(和光純薬(株)、Lot.CDR4285)を使用し、以下の手順で、オレンジ果汁飲料調製した。
なお、オレンジ果汁の調整にあたっては、上記の混濁果汁の他、Bx(ブリックス)、カロテノイド含有量等を調整するため、市販の濃縮果汁、透明果汁等を適宜選択することができる。
また、オレンジ果汁5、12、30%を含有する溶液を濾過することなく、糖質として果糖ぶどう糖液糖、希少糖シロップを添加し、調製した試料を準備した。
更に、40meshで濾過後の1、5、12、30%果汁液については、前記希少糖シロップの代わりにD−プシコース精製物を糖質として所定量添加し、90gに調製した試料をそれぞれ実施例1、実施例10、実施例13、及び比較例7とし、これら試料は、5等分し、5人のパネラーにより、後述の他の試料と共に官能試験に供した。
また、濾過を行わなかったオレンジ果汁12、30%の試料については、加熱殺菌、冷却工程後、炭酸ガスボリュームが2.4となるようカーボネーションを行って、PETボトルに充填を行った。その後、65℃10分で後殺菌を行い、炭酸飲料として調製した(実施例3、実施例4、及び比較例2)。
また、上記試料から、同一果汁濃度のサンプルは甘味度が同等になるよう考慮して、それぞれの糖質の使用量を調整して13種のサンプルを製造し、更に必要に応じて適宜混合することでその他の実施例試料、比較例試料を得た(実施例2、実施例5〜9、実施例11〜12、比較例1、及び比較例3〜6)。
以上により、最終的に表1に示すとおり、夫々異なる成分組成の実施例1〜実施例13及び比較例1〜比較例7を得た。夫々の試料ついての成分分析結果を表1に示す。
なお、表1中において、果汁由来のプシコースとは、原料に用いたオレンジ混濁果汁に含有されるプシコース量を、後述の定量方法によって分析・測定した結果を示している。
本実施例においては、果汁由来のプシコースは特に検出されなかった(表1)。
(1)D−プシコースの定量
測定対象サンプルにつき、プシコース濃度が約5−10mg/L
程度となるように水で希釈した後、この試料溶液900μLに、100 mg/L のラクトース水溶液を100μL加え分析用原液とした。
前記分析用原液を、1mLのメタノール及び蒸留水で洗浄した固層担体(「BOND
ELUT-SAX 100 mg、1mL」VARIAN社製)に通液した。最初の100μLは廃棄し、次いで得られる300μLを分析用検体とし、これを
HPLC 分析に供した。
標準品を用いて作成した検量線からプシコース濃度を求め、内部標準の定量値から回収率を計算し、プシコースの定量値を補正した。
(HPLC条件)
サンプル注入量:5
μL
流速:1.0
mL/min
移動相:A:蒸留水
B:200mM水酸化ナトリウム水溶液
C:1M酢酸ナトリウム水溶液
カラム温度:30℃
検出:PAD(IPAモード)
(分析機器)
装置:Dionex DXc-500
カラム:CarboPacTM PA1
(ガードカラム:径φ4×長さ50mm、分離用カラム:径φ4×長さ250mm)
(濃度勾配条件)
以下表2の通りとした。
各実施例、比較例のサンプル10mLを50mLの褐色共栓遠心管に量りとり、ヘキサン:アセトン:メタノール(10:5:5)溶液10mlを加え、激しく振り混ぜた後、遠心分離し、ヘキサン層を分取した。
得られたヘキサン層を減圧濃縮器に入れて減圧濃縮した後、ヘキサンを加えて5mLに定容し、この液をメンブランフィルターでろ過し、試験溶液とした。紫外可視分光光度計(島津製作所社製、ΜV-1600)を用い、セル長10mmにて、試験溶液の450nmにおける吸光度を測定した。次式により総カロテノイド量[C]を求めた。
各実施例、比較例サンプルは、5℃で保管後、カップに注ぎ分け、5人のパネラーにより、以下の評価項目に係る官能試験を実施した。結果を表2に示す。
(評価項目と評価基準)
(1)
甘味の評価
採点基準
1点:ピークが後半にあり、まとわりつきが極めて強い
2点:ピークが後半にあり、まとわりつきがやや強い
3点:ピークが前半にあり、まとわりつき弱い
4点:ピークが前半にあり、まとわりつきが軽微
5点:ピークが前半にあり、まとわりつき殆どなし
以上、基準を基にパネラーの平均値を四捨五入して整数値で評価点とした。
(2)
爽快感(スッキリ感)、果実感の評価
採点基準
1点:非常に乏しい/果実感が感じられない
2点:乏しい/果実感が弱い
3点:やや良い
4点:良い
以上、基準を基にパネラーの平均値を四捨五入して整数値で評価点とした。
(3)
総合評価(全体バランスを含めた評価)
採点基準
2−3点 :× 好ましくない
4−5点 :△ やや難はあるが許容範囲
6−7点 :○ 良好
8−9点 :◎ 非常に良い
表2に示すように、飲料液中のカロテノイドとD−プシコースの含有量比率を所定の範囲に調製することによって、甘みのピークが飲用前半となり、飲み口が爽快で、且つ飲用後においても、甘みが口中にまとわり付くことが無いことから、極めて好適で美味しい果汁含有飲料を提供することができる。また、未殺菌でも殺菌済みの場合でも同様の効果がみられ、炭酸飲料の場合でも同様の効果がみられた。
Claims (9)
- 柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料であって、
前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、(A/C)が、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00 - 前記飲料液中におけるカロテノイド含有量(mg/100g)Cが、0.02〜0.3であることを特徴とする請求項1記載の果汁含有飲料。
- 前記D−プシコースの含有量(mg/100g)Aが70〜10000の範囲であることを特徴とする請求項2記載の果汁含有飲料。
- 前記飲料液中の果汁含有量(wt%)が1〜50であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の果汁含有飲料。
- 前記飲料が炭酸飲料であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の果汁含有飲料。
- 前記飲料が容器詰飲料であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の果汁含有飲料。
- 柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の製造方法であって、
前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の製造方法。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00 - 柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の爽快感向上方法であって、
前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の爽快感向上方法。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00 - 柑橘系果実由来の果汁が含有された果汁含有飲料の後味感改善方法であって、
前記飲料中の含有成分のうち、D−プシコースの含有量(mg/100g)Aとカロテノイド含有量(mg/100g)Cとの比、A/Cが、下式1を満たすように調整されること特徴とする果汁含有飲料の後味感改善方法。
(式1)
0.01<A/C×10−4<30.00
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013051124A JP5308585B1 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013051124A JP5308585B1 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5308585B1 true JP5308585B1 (ja) | 2013-10-09 |
JP2014176323A JP2014176323A (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=49529516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013051124A Active JP5308585B1 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5308585B1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015035970A (ja) * | 2013-08-13 | 2015-02-23 | 株式会社 伊藤園 | サポニン類含有飲料及びその製造方法、並びにサポニン類含有飲料の苦味改善方法 |
WO2015075473A1 (en) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Food and beverage products comprising allulose (psicose) |
US9259022B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-02-16 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
JP2016054651A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 茂樹 齋藤 | 甘味組成物 |
US9491960B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-11-15 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
US9854827B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-02 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
EP3704954A1 (en) * | 2019-03-05 | 2020-09-09 | Symrise AG | Mixture comprising d-allulose and taste modifying compounds |
CN113507843A (zh) * | 2019-03-05 | 2021-10-15 | 西姆莱斯有限公司 | 包含稀有糖和味道修饰化合物的混合物 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6581854B2 (ja) * | 2015-09-07 | 2019-09-25 | 国立大学法人 香川大学 | 加工飲食品用の耐熱性芽胞形成菌の増殖抑制剤 |
KR101895913B1 (ko) * | 2015-10-06 | 2018-09-07 | 대상 주식회사 | 희소당을 함유하는 탄산음료 |
PL3560348T3 (pl) * | 2016-12-21 | 2024-05-06 | Cj Cheiljedang Corporation | Napój aminokwasowy zawierający allulozę |
JP6871825B2 (ja) * | 2017-08-24 | 2021-05-12 | アサヒ飲料株式会社 | 果汁含有飲料 |
KR102215445B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2021-02-17 | 씨제이제일제당 주식회사 | 알룰로스를 포함하는 당류 및 시트러스 추출물을 포함하는 시럽 및 이의 제조방법 |
JP7164867B2 (ja) * | 2018-10-02 | 2022-11-02 | 松谷化学工業株式会社 | 炭酸飲料 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002067702A1 (fr) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Boissons gazeifiees |
JP2007503214A (ja) * | 2003-08-25 | 2007-02-22 | カーギル,インコーポレイティド | モナチンを含む飲料組成物及びその製造方法 |
WO2007084752A2 (en) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Sakura Properties, Llc | Sports drink concentrate and dehydrated powder |
JP2009517025A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-04-30 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 水分補給用高甘味度甘味料及び甘味料入り水分補給組成物 |
JP2010527611A (ja) * | 2007-05-22 | 2010-08-19 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 甘味増強剤、甘味が増強された甘味料組成物、これらの配合方法および使用方法 |
JP2012060930A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Matsutani Chem Ind Ltd | 味質の改善された酒類およびビール風味飲料、およびその製造方法 |
JP4942001B2 (ja) * | 2006-11-10 | 2012-05-30 | 松谷化学工業株式会社 | D−プシコース含有甘味料およびそれを使用して得られた飲食品など |
-
2013
- 2013-03-14 JP JP2013051124A patent/JP5308585B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002067702A1 (fr) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Boissons gazeifiees |
JP2007503214A (ja) * | 2003-08-25 | 2007-02-22 | カーギル,インコーポレイティド | モナチンを含む飲料組成物及びその製造方法 |
JP2009517025A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-04-30 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 水分補給用高甘味度甘味料及び甘味料入り水分補給組成物 |
WO2007084752A2 (en) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Sakura Properties, Llc | Sports drink concentrate and dehydrated powder |
JP4942001B2 (ja) * | 2006-11-10 | 2012-05-30 | 松谷化学工業株式会社 | D−プシコース含有甘味料およびそれを使用して得られた飲食品など |
JP2010527611A (ja) * | 2007-05-22 | 2010-08-19 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 甘味増強剤、甘味が増強された甘味料組成物、これらの配合方法および使用方法 |
JP2012060930A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Matsutani Chem Ind Ltd | 味質の改善された酒類およびビール風味飲料、およびその製造方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9259022B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-02-16 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
US9491960B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-11-15 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
US9635879B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-05-02 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
US9854827B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-02 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Sweetener |
JP2015035970A (ja) * | 2013-08-13 | 2015-02-23 | 株式会社 伊藤園 | サポニン類含有飲料及びその製造方法、並びにサポニン類含有飲料の苦味改善方法 |
WO2015075473A1 (en) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Food and beverage products comprising allulose (psicose) |
JP2016054651A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 茂樹 齋藤 | 甘味組成物 |
EP3704954A1 (en) * | 2019-03-05 | 2020-09-09 | Symrise AG | Mixture comprising d-allulose and taste modifying compounds |
WO2020178030A1 (en) * | 2019-03-05 | 2020-09-10 | Symrise Ag | Mixture comprising d-allulose and taste modifying compounds |
WO2020177936A1 (en) * | 2019-03-05 | 2020-09-10 | Symrise Ag | Mixtures comprising rare sugars and taste modifying compounds |
CN113507843A (zh) * | 2019-03-05 | 2021-10-15 | 西姆莱斯有限公司 | 包含稀有糖和味道修饰化合物的混合物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014176323A (ja) | 2014-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5308585B1 (ja) | 果汁含有飲料、及びその製造方法、並びに果汁含有飲料の爽快感向上方法及び後味感改善方法 | |
AU2016224522B2 (en) | Clear beverages containing fruit flavorings | |
JP5260772B1 (ja) | 難消化性デキストリン含有容器詰め飲料およびその製造方法 | |
JP5249455B1 (ja) | 容器詰炭酸飲料及びその製造方法、並びに容器詰炭酸飲料の果実感向上方法 | |
JP2005204585A (ja) | ポリフェノール含有アルコール飲料 | |
JP5311357B1 (ja) | 容器詰炭酸飲料及びその製造方法 | |
JP6619753B2 (ja) | 香料を含有する無色透明な飲料 | |
JP7299752B2 (ja) | 飲料、および飲料の嗜好性向上方法 | |
JP4860778B1 (ja) | 容器詰炭酸飲料及びその製造方法 | |
JP7458192B2 (ja) | 果汁含有飲料 | |
JP6871825B2 (ja) | 果汁含有飲料 | |
US20210371779A1 (en) | Alcoholic beverage | |
JP5989560B2 (ja) | 難消化性デキストリン含有容器詰め飲料およびその製造方法 | |
JP7265846B2 (ja) | 赤ぶどう風味飲料、透明容器詰め飲料の陳列方法、赤ぶどう風味飲料の光劣化臭マスキング剤、赤ぶどう風味飲料の光劣化臭のマスキング方法 | |
JP5774761B1 (ja) | 容器詰果汁含有飲料及びその製造方法 | |
TWI828744B (zh) | 吡咯並喹啉醌之安定化劑、包含其之組成物及安定化方法 | |
JP2012231783A (ja) | 容器詰炭酸飲料及びその製造方法 | |
Noomsiri et al. | Application of sensory evaluation in flavor analysis of pomegranate juice | |
JP6202818B2 (ja) | クロロフィル類含有飲料 | |
WO2019131996A1 (ja) | 容器詰飲料 | |
JP6764251B2 (ja) | 果汁含有アルコール飲料、果汁含有飲料に果実のもぎたて感を付与する方法 | |
JP7508224B2 (ja) | 糖類低減果実飲料およびその製造方法 | |
JP7198652B2 (ja) | 果汁含有飲料及び果汁含有飲料の苦みの抑制方法 | |
US20230058756A1 (en) | Saccharide-reduced fruit beverage and method for producing the same | |
JP2022018235A (ja) | 高甘味度甘味料を含有する飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5308585 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |