JP2016054651A - 甘味組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】蔗糖の甘味質に近い低カロリー甘味料を提供する。
【解決手段】スクラロースと希少糖と果糖とを含む甘味組成物であって、前記希少糖は、前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であり、前記果糖は、前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部である甘味組成物。前記希少糖は、D−プシコース、D−アロース、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、L−グルコース、及びD−アルトロースから選ばれる一種甘味組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は甘味組成物に関する。
健康志向や低カロリー志向の観点から、甘味料としての砂糖(蔗糖)の摂取は敬遠されている。コーヒーや紅茶、その他の料理(調理)の甘味料として、蔗糖に代わる甘味料が待たれている。このような観点から、新たな甘味料が提案されている。例えば、希少糖が提案されている。
特許第4942001号(WO2008/059623)は、「主成分として含有するD−プシコースと、糖アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、マルチトール、キシリトールおよびエリスリトールからなる群から選ばれる1種類以上の糖アルコール)および/または高甘味度甘味料(例えば、アスパルテーム、アセスルファムK、サイクラミン酸ナトリウム、サッカリンナトリウム、スクラロース、ステビア甘味料、ズルチン、タウマチン、ネオタームおよびモネリンからなる群から選ばれる1種類以上の高甘味度甘味料)からなる味質の改良されたD−プシコース含有低カロリー甘味料」を提案している。
特開2012−70708号公報は、「異性化糖及び希少糖を、異性化糖100質量部に対して希少糖1〜150質量部の割合で含む、高甘味度甘味料に対する呈味改良組成物」を提案している。
特開2014−30402号公報は、「飲食品物の原料として使用されるグルコース及びフラクトースに由来する甘味度の一部を希少糖含有シロップに由来する甘味度に置き換えることを特徴とする飲食品物の甘味増強方法」を提案している。
特開2014−113059号公報は、「少なくともD−プシコースを含む希少糖を含有することを特徴とするコク味付与剤」を提案している。
特開2014−140347号公報は、「砂糖を原料とし、原料砂糖の加水分解により砂糖加水分解物である砂糖、D−グルコースおよびD−フラクトースの混合物、または、D−グルコースおよびD−フラクトースの混合物を得る工程、および該砂糖加水分解物を異性化することにより最終生成物である砂糖、D−グルコース、D−フラクトース、および少なくともD−プシコースを含む希少糖の混合物、または、D−グルコース、D−フラクトースおよび少なくともD−プシコースを含む希少糖の混合物を得る工程を経ること、原料砂糖の加水分解反応の程度により、最終生成物中の砂糖の含量を調節すること、最終生成物は、砂糖、D−グルコース、D−フラクトース、および少なくともD−プシコース含む希少糖を特定の組成割合で含ませるようにした、または、D−グルコース、D−フラクトース、および少なくともD−プシコースを含む希少糖を特定の組成割合で含ませるようにしたことを特徴とする甘味料組成物の製造方法により得られた甘味料組成物」を提案している。
特許第4942001号 特開2012−70708号公報 特開2014−30402号公報 特開2014−113059号公報 特開2014−140347号公報
健康志向や低カロリー志向の観点から、蔗糖の摂取は敬遠されているものの、蔗糖は優れた甘味料である。従って、低カロリー甘味料が待たれているものの、蔗糖の甘味質に近い甘味料が望まれる。
このような観点から、これまでに提案の甘味料は満足できなかった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、前記要望を満たすことである。すなわち、蔗糖の甘味質に近い低カロリー甘味料を提供することである。
本発明は、
スクラロースと、
希少糖と、
果糖
とを含むことを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、
スクラロースと希少糖と果糖とを含み、
前記希少糖は、前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であり、
前記果糖は、前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部である
ことを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、
スクラロースと希少糖と果糖とを含み、
前記希少糖は、
前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であり、
前記果糖は、
前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部、
前記希少糖1質量部に対して、6〜20質量部である
ことを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、前記甘味組成物であって、前記希少糖は、D−プシコース、D−アロース、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、L−グルコース、及びD−アルトロースの群の中から選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、前記甘味組成物であって、前記希少糖はD−プシコース及び/又はD−アロースを主成分とする希少糖であることを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、前記甘味組成物であって、前記希少糖は希少糖シロップの形態であり、前記希少糖シロップにおける希少糖含有量は5〜20wt%であることを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、前記甘味組成物であって、更に水を含むことを特徴とする甘味組成物を提案する。
本発明は、前記甘味組成物であって、25℃における粘度が200〜400cpであることを特徴とする組成物を提案する。
蔗糖の甘味質に近く、かつ、低カロリー甘味料が得られた。
以下、本発明の実施形態が説明される。本発明は甘味組成物である。前記甘味組成物はスクラロース(C1219Cl;4,1’,6’−トリクロロガラクトスクロース)を含有する。前記甘味組成物は希少糖を含有する。前記甘味組成物は果糖(C12;フルクトース)を含有する。本発明にあっては、果糖は、好ましくは、ブドウ糖果糖液糖や果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖を含まない。好ましくは水を含有する。前記希少糖は、好ましくは、前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であった。更に好ましくは3.3質量部以上であった。更に好ましくは15質量部以下であった。もっと好ましくは10質量部以下であった。前記果糖は、好ましくは、前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部であった。更に好ましくは33質量部以上であった。更に好ましくは130質量部以下であった。前記果糖は、好ましくは、前記希少糖1質量部に対して、6〜20質量部であった。更に好ましくは7質量部以上であった。更に好ましくは16質量部以下であった。前記水の量は、好ましくは、粘度が200〜400cp(25℃)の量であった。より好ましくは250cp以上(25℃)の量であった。より好ましくは300cp以下(25℃)の量であった。水量が多すぎた場合、甘味剤としての機能が奏せず、水量が少な過ぎた場合、ハンドリング性が悪かったからによる。前記希少糖は、好ましくは、D−プシコース、D−アロース、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、L−グルコース、及びD−アルトロースの群の中から選ばれる一種または二種以上である。好ましくはD−プシコース及び/又はD−アロースである。前記希少糖は、特に、その主成分がD−プシコース及び/又はD−アロースである。前記希少糖は、例えば希少糖シロップの形態である。前記希少糖シロップにおける希少糖含有量は、好ましくは、5〜20wt%であった。
希少糖とは、一般的には、糖の基本単位である単糖(炭素数が6つの単糖(ヘキソース)は、全部で、34種類ある。アルドースが16種類、ケトースが8種類、糖アルコールが10種類である。)の中、自然界に大量に存在するD−グルコース(ブドウ糖)に代表される「天然型単糖」に対して、自然界に微量にしか存在しない単糖(アルドース、ケトース)及びその誘導体(糖アルコール)と定義付けられている。自然界に多量に存在するアルドースとしてはD−グルコース、D−ガラクトース、D−マンノース、D−リボース、D−キシロース、L−アラビノースの6種類あり、それ以外のアルドースは希少糖と定義される。ケトースとしては、D−フラクトースが存在しており、他のケトースは希少糖と言える。他のケトースとして、D−プシコース、D−タガトース、D−ソルボース、L−フラクトース、L−プシコース、L−タガトース、L−ソルボースが挙げられる。糖アルコールは単糖を還元してできるが、自然界には、D−ソルビトールが比較的多いが、それ以外のものは量的には少ないので、これらも希少糖といえる。希少糖の存在量は非常に少なく、例えばD−アロースは、D−グルコース(ブドウ糖)に比べて圧倒的に存在量が少ない。
現在、大量生産が可能な希少糖は、D−プシコースとD−アロースである。D−プシコースは、ケトヘキソースに分類されるプシコースのD体であり、六炭糖である。D−アロースは、アルドースに分類されるアロースのD体であり、同じく六炭糖である。D−プシコースは、自然界から抽出されたものや、化学的又は生物学的な方法により合成されたもの等を含め、どのような手段によるものでも良い。D−アロースは、D−プシコースを含有する溶液にD−キシロースイソメラーゼを作用させて、D−プシコースからD−アロースを生成させるなどして入手できる。
本発明においては、希少糖は、上述の希少糖(例えば、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、D−プシコース、D−アロース、D−アルトロース)が、適宜、選択して用いられる。希少糖含有シロップの形態で特に用いられる。希少糖含有シロップは、上述の希少糖(例えば、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、D−プシコース、D−アロース、D−アルトロース)が適宜選択され、一般的なシロップ(液糖)に混合されることで得られる。希少糖含有シロップを得る方法は、上記手法に限られない。例えば、単糖(D−グルコースやD−フラクトース)にアルカリを作用させ、ロブリー・ドブリュイン−ファンエッケンシュタイン転位反応やレトロアルドール反応とそれに続くアルドール反応を起こさせ(以上の反応をアルカリ異性化反応と呼ぶ)、生じた各種単糖(希少糖含む)を含むシロップを広く「希少糖含有シロップ」と呼ぶことが出来、D−グルコースおよび/もしくはD−フラクトースを原料として、D−グルコースおよび/もしくはD−フラクトース含量が55〜99質量%になるまでアルカリ異性化したシロップが使用される。D−フラクトースを原料とした希少糖含有シロップは、D−プシコース5.2%、D−アロース1.8%、グルコース15.0%、D−フラクトース69.3%等を含んでいる。異性化糖を原料とした希少糖含有シロップは、D−プシコース3.7%、D−アロース1.5%、グルコース45.9%、D−フラクトース37.7%を含んでいる。D−グルコースを原料とした希少糖含有シロップは、D−プシコース5.7%、D−アロース2.7%、グルコース47.4%、D−フラクトース32.1%等を含んでいる。原料および処理方法の違いにより、希少糖含有組成は異なっている。市販の希少糖含有シロップとして、「レアシュガースウィート」(発売元:(株)レアスウィート、販売者:松谷化学工業(株))が有る。「レアシュガースウィート」は、異性化糖を原料とし、WO2010/113785に開示された手法により得られる希少糖を含有するシロップである。希少糖は、主に、D−プシコースやD−アロースである。前記希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」に含まれる希少糖は、全糖に対する割合でD−プシコース0.5〜17質量%、D−アロース0.2〜10質量%であると言われている。希少糖の測定方法は種々存在する。例えば、高速液体クロマトグラフィーにより分離測定する方法が一般的である。測定条件の一例として、WO2010/113785に記載の測定条件が挙げられる(検出器;RI、カラム;三菱化成(株)MCI
GEL CK 08EC、カラム温度;80℃、移動相;精製水、移動相流量;0.4mL/min、試料注入量;10μL)。
以下、更に具体的な説明が行われる。但し、本発明は以下の具体的実施例に限定されるものではない。本発明の特長が大きく損なわれない限り、各種の変形例・応用例も含まれる。
[実施例1]
希少糖(D−プシコースやD−アロースが主成分)0.05gと、果糖0.75gと、スクラロース0.006gと、水100mlとが用意され、前記組成物が十分に撹拌・混合された液状甘味料(スクラロース:希少糖:果糖≒1:8.33:125)が作成された。
本実施例における水100mlは、後述の参考例1(5%蔗糖水溶液)を基準にした官能試験の為である。本発明の甘味組成物(液状甘味料)は、市販に際しては、ハンドリング性の観点から、本例の粘度よりも高粘度に調整されている。
[実施例2]
前記希少糖0.033gと前記果糖0.245gと前記スクラロース0.0074gと水100mlとが用意され、実施例1に準じて、液状甘味料(スクラロース:希少糖:果糖≒1:4.46:33.1)が作成された。
[実施例3]
前記希少糖0.031gと前記果糖0.313gと前記スクラロース0.0073gと水100mlとが用意され、実施例1に準じて、液状甘味料(スクラロース:希少糖:果糖≒1:4.25:42.9)が作成された。
[実施例4]
前記希少糖0.024gと前記果糖0.44gと前記スクラロース0.0072gと水100mlとが用意され、実施例1に準じて、液状甘味料(スクラロース:希少糖:果糖≒1:3.33:61.1)が作成された。
[参考例1]
5gの蔗糖が水100mlに溶解され、液状甘味料が作成された。
[比較例1]
実施例1において、0.006gのスクラロースの代わりに0.018gのアスパルテームが用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例2]
実施例1において、0.006gのスクラロースの代わりに0.018gのアセスルフアムカリウムが用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例3]
実施例1において、0.006gのスクラロースの代わりに0.015gの甘草抽出物が用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例4]
実施例1において、0.006gのスクラロースの代わりに0.010gのサッカリンナトリウムが用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例5]
実施例1において、0.006gのスクラロースの代わりに0.015gのステビア抽出物が用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例6]
実施例1において、0.75gの果糖の代わりに1.2gの異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)が用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[比較例7]
実施例1において、0.75gの果糖の代わりに1.2gの糖アルコール(マルチトール)が用いられた以外は実施例1に準じて行われ、液状甘味料が作成された。
[特性]
上記各例の液状甘味料の官能試験が行われたので、その結果が表−1に示される。
官能試験の詳細は次の通りである。
パネラー:10名
試料温度:15℃
室温 :26℃
評価項目:濃厚感(甘味を中心とした口中に広がる味の厚み)
:後味(異味(特に、苦味)のなさ)
:甘味バランス(口中で先に感じる甘味と、後に残る苦味との全体的な甘味のバランス)
評価点:5.0 非常に良好
4〜 良好
3〜 やや良好
2〜 不良
1〜 非常に不良
表−1
濃厚感 後味 甘味バランス 合計点
参考例1 5.0 5.0 5.0 15.0
実施例1 4.4 4.4 4.6 13.4
実施例2 4.4 4.4 4.5 13.3
実施例3 4.3 4.4 4.5 13.2
実施例4 4.3 4.3 4.5 13.1
比較例1 4.2 3.4 4.1 11.7
比較例2 2.7 3.2 3.2 9.1
比較例3 2.8 1.8 2.0 6.6
比較例4 2.6 2.1 3.2 7.9
比較例5 3.2 2.4 2.6 8.2
比較例6 4.2 4.1 4.0 12.3
比較例7 4.0 3.9 4.0 11.9
*実施例および比較例の数値は5%蔗糖溶液の味覚を5とした場合の評価。
この官能試験の結果から、スクラロースと希少糖と果糖とを含む本発明になる甘味組成物は、甘味料(剤)としての効果が優れている。特に、これまで、慣れ親しんで来た蔗糖の味に似た優れた甘味料(剤)であること判る、
これに対して、スクラロースと希少糖と果糖とを甘味組成物中のスクラロースが、アスパルテーム、アセスルフアムカリウム、甘草抽出物、サッカリンナトリウム、又はステビア抽出物に置き換えられた比較例1,2,3,4,5の甘味組成物では、本発明の如きの特長が到底に奏せられていない。
スクラロースと希少糖と果糖とを甘味組成物中の果糖が、異性化糖や糖アルコールに置き換えられた比較例6,7の甘味組成物でも、本発明の如きの特長が到底に奏せられていない。
これ等のことから、スクラロースと希少糖と果糖との組み合わせになる甘味組成物の優秀性を知ることが出来る。

Claims (8)

  1. スクラロースと、
    希少糖と、
    果糖
    とを含むことを特徴とする甘味組成物。
  2. 前記希少糖は、前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であり、
    前記果糖は、前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部である
    ことを特徴とする請求項1の甘味組成物。
  3. 前記希少糖は、
    前記スクラロース1質量部に対して、3〜20質量部であり、
    前記果糖は、
    前記スクラロース1質量部に対して、30〜150質量部、
    前記希少糖1質量部に対して、6〜20質量部である
    ことを特徴とする請求項1の甘味組成物。
  4. 前記希少糖は、D−プシコース、D−アロース、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、L−グルコース、及びD−アルトロースの群の中から選ばれる一種または二種以上である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの甘味組成物。
  5. 前記希少糖は、その主成分がD−プシコース及び/又はD−アロースである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの甘味組成物。
  6. 前記希少糖は希少糖シロップの形態であり、
    前記希少糖シロップにおける希少糖含有量は5〜20wt%である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかの甘味組成物。
  7. 更に水を含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6いずれかの甘味組成物。
  8. 25℃における粘度が200〜400cpである
    ことを特徴とする請求項7の甘味組成物。
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