JP5307639B2 - 罫線形成用面板 - Google Patents

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Description

この発明は、段ボール等のシートに、押罫部材による押圧に伴い、折曲用の罫線を入れる罫線形成用面板に関するものである。
段ボール等のシートを打ち抜いて罫線を入れ、罫線に沿って折り曲げて箱を形成する場合、段ボールが罫線に沿って正確に折れ曲がらず、不良が発生するおそれがある。特に、段ボールの場合、ライナに挟まれた波状の中芯の段頂が延びる方向である段目方向の罫線に沿って段ボールを折り曲げる際、段目と折曲位置との位置関係や角度が一定せず、折曲位置が所定の位置からずれる可能性が高くなる。
その対策として、図7に示すように、上盤11及び下盤12を備えたダイカッタ等の加工機において、上盤11にチェース13を介して切刃22及び押罫部材23を備えた型体21を装着し、下盤12にデッドプレート14を介して面板31をボルトB等の固定手段により両側部のみ軽く固定して、これにより段ボール51等のシートの打抜及び罫線加工が行なわれている。面板31は、ステンレス等の金属から成る厚さ1mm程度の薄くて軽いものであり、上面に押罫部材23の下方に位置する凹溝32を有する。
このような面板31を使用する場合、上盤11に対して下盤12を上昇させ、上盤11と下盤12の接近に伴い、型体21と面板31との間に挟み込んだ段ボール51等のシートを切刃22で打ち抜くと同時に、図8に示すように、押罫部材23を段ボール51等のシートに押し付けて、シートを凹溝32に押し込むことにより、シートに深い罫線52を形成する(下記特許文献1参照)。
その後、下盤12を下降させると、面板31は、バタつく状態となって、中央部側が上方へ撓み、面板31の周縁部下側とデッドプレート14の表面(上面)との隙間から、面板31の裏面(下面)下方に空気が入り込み、この空気は、面板31が自重で平坦に戻る際、面板31の周縁部下側とデッドプレート14の表面との隙間から抜ける。
特開2003−145492号公報
しかしながら、上記のように凹溝32を有する面板31を用いて罫線52を入れる加工を続けると、凹溝32の底部にシートの紙粉や抜屑・ゴミ等の不要物が溜まり、罫線52が深く鮮明に入らなくなったり、この不要物が付着してシート面を汚すおそれがある。
このため、定期的に、凹溝32から不要物を手作業で清掃・除去する必要があり、その作業に手間がかかるという問題がある。
そこで、この発明は、面板に設けた凹溝の底部に不要物が溜まらないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明では、押罫部材に対向する表面に凹溝を形成し、押罫部材との接近に伴い、押罫部材に押圧されたシートを凹溝で受けて、シートに罫線を入れるように、両側部を加工機に固定し、下降時に中央部側が上方へ撓んで、裏面下方に空気が入り込む罫線形成用面板において、前記凹溝の底部に、裏面へ貫通する貫穴を設け、撓みがなくなって平坦に復元する際、裏面下方の空気が貫穴を介して上方へ抜けるようにしたのである。
この発明に係る罫線形成用面板を使用すると、面板の下降時に、面板の裏面側に空気が入り込み、その後、面板の撓みがなくなって平坦に復元する際、この空気が貫穴を介して上方へ噴出するように抜けるので、凹溝の底部に溜まっていた紙粉等の不要物が気流により吹き上げられて除去され、清掃作業の手間が軽減される。
この発明の実施形態に係る罫線形成用面板と型体とを加工機へ装着した状態を示す断面図 同上の要部拡大斜視図 同上の罫入れ状態を示す拡大断面図 同上の面板下降時の空気吸入状態を示す断面図 同上の紙粉噴出状態を示す断面図 同上の他の形態の罫線形成用面板による罫入れ状態を示す拡大断面図 従来の罫線形成用面板と型体とを加工機へ装着した状態を示す断面図 同上の罫線形成用面板と押罫部材による罫入れ状態を示す断面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す面板1は、従来と同様に、ステンレス等の金属から成る厚さ1mm程度の薄くて軽いものとされ、上盤11及び下盤12を備えた平型ダイカッタである加工機において、その下盤12にデッドプレート14を介して装着される。この加工機では、上盤11に対して下盤12が昇降し、上盤11と下盤12とが相対的に接近離反する。
上盤11には、チェース13を介して、それぞれ線状に長さを有する切刃22及び押罫部材23を備えた型体21が装着される。
面板1には、図2に示すように、対向する押罫部材23が嵌り込むように表面を切り込んで凹溝2が形成され、この凹溝2の幅は、押罫部材23の幅よりも広くなっている。そして、凹溝2の底部には、面板1の裏面へ貫通する貫穴3が形成されている。ここで、凹溝2の幅が4〜6mm程度である場合、貫穴3の直径は、1mm程度とする。
また、凹溝2の開口縁部には、面取り2aが形成されている。この面取り2aは、傾斜した平面のほか、曲面であってもよい。
このような面板1を、図1に示す加工機に装着する際には、従来と同様に、凹溝2と押罫部材23の幅方向の中心線が一致するように、型体21及び面板1を位置決めし、面板1の両側部のみ適宜箇所を、固定手段としてのボルトBにより、デッドプレート14に軽く固定する。
いま、箱形成用のブランクを製造するため、段ボール51を打ち抜くと共に罫線を入れるには、図1及び図2に示すように、上盤11に対して下盤12が下降し、面板1と型体21とが離反した状態で、面板1と押罫部材23の間に段ボール51を供給する。
この状態から、上盤11に対して下盤12を上昇させると、段ボール51が面板1と型体21とで挟まれて、切刃22で段ボール51が打ち抜かれ、段ボール箱のブランクの輪郭が形成される。
そして、これと同時に、図3に示すように、段ボール51は、押罫部材23で凹溝2に押し込まれ、面取り2aにより破れが防止されつつ、断面形状がU字状をなすように湾曲して、罫線52が入れられる。
このような罫入れ加工に際し、凹溝2の底部には、段ボール51と面板1及び押罫部材23との摩擦等により生じる紙粉や、段ボール51に製造段階で付着していた紙粉等の不要物が舞い落ちる現象が生じる。
しかしながら、上記のような加工機によると、図4に示すように、面板1は軽くて、その両側部のみが下盤12に固定されているだけであり、さらに、面板1の上方に供給されている段ボール51は軽いために、段ボール51に打抜及び罫入れ加工が施された後、下盤12の下降時に、面板1は、中央部側が下盤12に追従せず、バタつく状態となって、デッドプレート14から浮き上がるように上方へ撓み、面板1の裏面(下面)とデッドプレート14の表面(上面)との間に、面板1の周縁部下側とデッドプレート14の表面との隙間から空気が入り込む。
その後、図5に示すように、面板1は、撓みがなくなって、平坦な状態に復元し、面板1の裏面がデッドプレート14の表面に密着する際、面板1の裏面側の空気が貫穴3を介して上方へ抜けるように噴出するので、凹溝2の底部辺りに溜まっていた紙粉等の不要物が気流により吹き上げられて、凹溝2から除去される。
このような自浄作用により、紙粉を手作業で清掃することなく、常時、段ボール51等のシートに罫線52を深く鮮明に入れることができ、罫線52に沿って確実に折り曲げられる段ボール箱のブランクを製造することができる。また、不要物の付着によるシートの汚れを防止することもできる。
なお、図6に示すように、罫線52に沿った折曲精度をさらに高めるため、面板1の凹溝2の底部に、押罫部材23の先端部へ向けて突条4を設け、その上端角部に面取り4aを形成し、罫線52を断面W字状に形成することが考えられているが、この場合、凹溝2の底部における突条4の両側方に、面板1の裏面へ貫通する貫穴3を設けるとよい。
また、凹溝2は、上記実施形態のような底面が平坦なもののほか、断面形状がV字状やU字状をなすものであってもよい。
1 面板
2 凹溝
2a 面取り
3 貫穴
4 突条
4a 面取り
11 上盤
12 下盤
13 チェース
14 デッドプレート
21 型体
22 切刃
23 押罫部材
51 段ボール
52 罫線

Claims (1)

  1. 押罫部材に対向する表面に凹溝を形成し、押罫部材との接近に伴い、押罫部材に押圧されたシートを凹溝で受けて、シートに罫線を入れるように、両側部を加工機に固定し、下降時に中央部側が上方へ撓んで、裏面下方に空気が入り込む罫線形成用面板において、前記凹溝の底部に、裏面へ貫通する貫穴を設け、撓みがなくなって平坦に復元する際、裏面下方の空気が貫穴を介して上方へ抜けるようにしたことを特徴とする罫線形成用面板。
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