JP5305006B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測色器によって被記録材に記録された測色用パターンを測色する測色装置を備えた記録装置に関する。
印刷物の製作現場では本印刷に入る前に校正刷りを行い、校正刷りした印刷見本に表示された画像や当該画像といっしょに表示されている認証用のカラーパッチを参考にして忠実に画像データの色が再現されているか否かを確認する色校正が従来から行われている。
一方、CRTモニター上の画像の色と、プリンターやイメージセッタ等の出力装置から出力された前記印刷見本に表示された画像の色とをプロファイルと呼ばれているカラー管理ファイルに基づいて電子的にマッチングさせるデジタルマッチングが広く普及しており、印刷データの製作現場や印刷物の製作現場で実施されている(特許文献1)。
また、最近では校正刷りに要する時間を短縮するために製版用の印刷データから直接、校正紙を出力する簡易校正と呼ばれている色校正の形態が広く普及しており、このような校正紙の出力に測色装置を搭載したインクジェット式記録装置が使用されている。
そして、測色装置を搭載したインクジェット式記録装置は、校正紙となる被記録材の被記録面から測色データを得る測色器と、該測色器を保持する測色器ホルダーと、前記測色器ホルダーを測色時に被記録材を保持する押さえ部材上を往復移動させる測色器用キャリッジと、前記測色器ホルダーと測色器用キャリッジとを連結する連結機構とを備えて構成されている。
特開平11−004353号公報
前記測色器ホルダーと押さえ部材は、本来、平行になるように設計されているが、測色装置の各構成部材には必ず寸法誤差があり、これに組立て誤差や経時的変形等が加わって、反りやうねりあるいは捩れ等が生じるので、実際には測色器ホルダーと押さえ部材は必ずしも設計通りに平行にならない。従って、本来、測色時には押さえ部材の案内面に対して接地していなければならない測色器ホルダーの車輪の一部が前記案内面から浮いてしまうことがある。そして、このような車輪の浮きが生ずると測色器と押さえ部材で保持された被記録材との間の距離が測色領域の全範囲にわたって一定にはならず、ばらつきが生ずるため、測色精度の低下を招く問題がある。
本発明の目的は、測色装置の各構成部材に寸法誤差等によって、測色器ホルダーと押さえ部材が設計通りに平行にならなくても、測色器と押さえ部材で保持された被記録材間の距離を測色領域の全範囲にわたって一定になるようにし、以って測色精度の低下を防止することにある。
前記目的を達成するために本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録材の被記録面から測色データを得る測色器と、該測色器を保持する測色器ホルダーと、前記測色器ホルダーを、測色時に被記録材を保持する押さえ部材上を往復移動させる測色器用キャリッジと、前記測色器ホルダーと測色器用キャリッジとを連結する連結機構とを備え、前記測色器ホルダーは、前記押さえ部材上の前記往復移動方向に沿う第1の軸の回りに所定角度で回動可能に、且つ前記押さえ部材で保持された前記被記録材の面に沿う方向であって前記往復移動方向と直交する第2の軸の回りに所定角度で回動可能に、前記連結機構を介して連結されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記測色器ホルダーは、前記押さえ部材上の前記往復移動方向に沿う第1の軸の回りに所定角度で回動可能に、且つ前記押さえ部材で保持された前記被記録材の面に沿う方向であって前記往復移動方向と直交する第2の軸の回りに所定角度で回動可能に、前記連結機構を介して連結されているので、以下の効果が得られる。
測色器ホルダーと押さえ部材が設計通りに平行になっていなくても、測色器ホルダーが押さえ部材上を移動する際に各位置において、当該測色器ホルダーが第1の軸と第2の軸の回りにそれぞれ回動して自動的に前記平行からのずれを吸収することができる。従って、測色器と押さえ部材で保持された被記録材との間の距離を測色領域の全範囲にわたって一定にすることができ、以って測色精度の低下を防止することができる。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様の記録装置において、前記連結機構は、第1リンクと第2リンクとの一対のリンクを前記往復移動方向における前側と後側にそれぞれ備え、前記第1リンク及び第2リンクの各一端側において第1連結軸と第2連結軸を介して前記測色器用キャリッジと回動可能に軸支され、各他端側において第3連結軸と第4連結軸を介して前記測色器ホルダーと回動可能に軸支され、前記第1リンク及び第2リンクの前記一端側と前記他端側の少なくとも一方は、一方の前記連結軸が前記押さえ部材の押さえ方向に所定範囲で移動可能に構成され、他方の連結軸が前記押さえ方向及び該押さえ方向と交差する前記第2の軸に沿う方向に所定範囲で移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記往復移動方向における前側と後側にそれぞれ設けられた一対の第1リンクと第2リンクにおける前記連結軸の前記移動可能構造によって、前記第1の態様の作用効果を容易に得ることができる。
ここで、前記連結軸の移動可能構造は、前記第1リンク及び第2リンクが前記測色器用キャリッジと回動可能に軸支される方の前記第1連結軸と第2連結軸に適用することが安定性の点から好ましい。
また、前記押さえ方向及び該押さえ方向と交差する方向の二方向に移動可能な連結構造は、前記押さえ部材からより離れて位置する第1リンクの第1連結軸に適用することが安定性の点から好ましい。
本発明の第3の態様は、前記第1または第2の態様の記録装置において、前記押さえ部材は、被記録材を押圧する押さえ板と、前記押さえ板が軸を介して回動可能に接続される支持アームとを備え、前記軸は少なくとも一部に前記押さえ方向に移動可能の軸支されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、押さえ板と支持アームの接続部の軸の少なくとも一部が前記押さえ方向に移動可能に軸支されているので、当該移動可能構造によって前記接続部に自由度が付与され、該押さえ板を被記録材の被記録面に倣うように撓み変形させることが可能になる。従って、被記録材の支持面に起伏が生じている場合、或いは押さえ板自身が撓んでいる場合等でも、前記移動可能構造によって前記起伏や撓みが吸収され、測色器ホルダーと被記録材との間の間隔を一定に保って測色器の測色精度を高精度に維持することができる。
本発明の第4の態様は、前記第1の態様または第2の態様の記録装置において、前記押さえ部材は、可撓性部材で形成されると共に、前記往復移動方向に平行な軸線まわりの回動および部分的な撓み変形を許容するように支持されていることを特徴とするものである。
本発明の第5の態様は、前記第1の態様または第2の態様の記録装置において、前記被記録材を支持して搬送を案内する搬送案内面は傾斜面又は水平面に構成されていることを特徴とするものである。
すなわち、本発明は前記被記録材を支持して搬送を案内する搬送案内面が傾斜面に構成されていても水平面に構成されていてもいずれも適用可能である。
本発明の第6の態様は、前記第1の態様から第5の態様のいずれか一つの記録装置において、前記測色器ホルダーは、測色時に前記押さえ部材上を接触して移動するための基端側車輪と自由端側車輪とを備える移動用車輪を備え、前記基端側車輪と前記自由端側車輪の双方を測色時において前記押さえ部材に対して同時に接触させるための接触機構が設けられていることを特徴とするものである。
本態様によれば、測色時に前記押さえ部材上を接触して移動するための基端側車輪と自由端側車輪とを備える移動用車輪を備え、更に、前記基端側車輪と自由端側車輪の双方を測色時において前記押さえ部材に同時に接触させる接触機構が設けられているので、当該測色器及び測色器ホルダーの姿勢を押さえ部材に対して強制的に平行状態に維持することができ、以って測色器の測色精度を高精度に維持することができる。
本発明の第7の態様は、前記第6の態様の記録装置において、前記押さえ部材で保持される前記被記録材の面は傾斜面に構成され、前記接触機構は、前記測色器ホルダーを前記押さえ部材に向けて押圧する方向に付勢する第1バネと、前記測色器ホルダーを吊持する前記連結機構と、自重によって重力方向に押圧する力を発生する、測色器が装着された前記測色器ホルダーとを備えて構成され、前記第1バネの付勢力P1と、前記連結機構の吊持力P2と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fの作用線が、前記基端側車輪と自由端側車輪との間を通る前記傾斜面の法線に略等しいように構成されていることを特徴とするものである。
すなわち、前記第1バネの付勢力P1と、前記連結機構の吊持力P2と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fは、前記基端側車輪と自由端側車輪との間に作用するように構成されている。
本態様によれば、前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fは、前記基端側車輪と自由端側車輪との間に作用するように構成されているので、前記第6の態様の接触機構を合理的に実現することができる。この構造は、前記押さえ部材で保持される前記被記録材の面は傾斜面に構成されている記録装置において特に有効である。
本発明の第8の態様は、前記第6の態様の記録装置において、前記押さえ部材で保持される前記被記録材の面が水平面になるように構成され、前記接触機構は、前記測色器ホルダーを前記押さえ部材に向けて押圧する方向に付勢する第1バネと、自重によって重力方向に押圧する力を発生する、測色器が装着された前記測色器ホルダーと、を備えて構成され、前記第1バネの付勢力P1と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fの作用線が、前記基端側車輪と自由端側車輪との間を通る前記傾斜面の法線に略等しいように構成されていることを特徴とするものである。
すなわち、前記第1バネの付勢力P1と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fは、前記基端側車輪と自由端側車輪との間に作用するように構成されている。
本体カバー装着時のインクジェット式記録装置の外観を示す斜視図。 本体カバー装着時のインクジェット式記録装置の外観を示す側面図。 本体カバーを取り外した状態のインクジェット式記録装置を示す斜視図。 本体カバーを取り外した状態のインクジェット式記録装置を示す側面図。 インクジェット式記録装置の内部構造の概略を示す側断面図。 測色時の測色装置の動作状態を示す斜視図。 測色時の測色装置の動作状態を示す正面図。 測色装置の構造を示す斜視図。 測色装置の構造と押さえ部材に伝達される力の関係とを併せ示す側面図。 測色器用キャリッジを示す側面図。 図10中のA部の拡大図。 押さえ部材を示す斜視図。 図12中のD−D線における断面図。 図13中のB部の拡大図。 押さえ板が非接触状態の時の図12中のC−C線における断面図。 押さえ板が接触状態の時の図12中のC−C線における断面図。 搬送案内面が水平面に構成されている場合の図9に対応する側面図。
以下、本発明に係る測色装置ユニットを備えた記録装置について説明する。最初に本発明の記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェット式記録装置100を採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。尚、ここで説明するインクジェット式記録装置100は、例えばA3サイズ以上のシート状の大判の被記録材P(以下単票紙Pとも言う)やA1サイズ或いはA1プラス(ノビ)サイズや、B0サイズ或いはB0プラス(ノビ)サイズといったロール状の大判の被記録材R(以下ロール紙Rともいう)に対して記録を実行することができる大型のインクジェット式記録装置である。
図1は本体カバーを装着した状態のインクジェット式記録装置の外観を示す斜視図、図2は本体カバーを装着した状態のインクジェット式記録装置の外観を示す側面図である。図3は本体カバーを取り外した状態のインクジェット式記録装置を示す斜視図、図4は本体カバーを取り外した状態のインクジェット式記録装置を示す側面図である。また、図5はインクジェット式記録装置の内部構造の概略を示す要部側断面図である。
図示のインクジェット式記録装置100は、図3、図4に示すように、記録装置本体3を備えている。該記録装置本体3は、図1、図2に示すように本体カバー2によって覆われている。また、前記記録装置本体3の後部寄りの上部には、ロール紙Rを保持することのできるスピンドルと、一対のフランジ状のロール紙押さえとによって構成されているロール紙ホルダー5が設けられている。また、記録装置本体3の前面の一例として左端寄りの部分には、各色のインクカートリッジを個別に収容することができる複数のカートリッジスロットを備えたカートリッジホルダー8が設けられている。
また、インクジェット式記録装置100の前面の一例として右端寄りの部分には、各種の操作指令を司る操作パネル9が適宜のブラケットによって支持されて設けられている。また、記録装置本体3には、約60°の前下がり傾斜姿勢で、被記録材Pを下方から支持して搬送を案内する搬送案内面である搬送案内板11が設けられており、ロール紙ホルダー5によって保持されているロール紙Rと単票紙Pを搬送方向Aとなる前部下方に向けて案内している。該搬送案内板11の上面が記録装置本体3の後述する測色器31と対向する面であって被記録材を保持する保持面となる。
また、図5に示すように、ロール紙Rと単票紙Pの搬送経路の上流位置には、搬送用駆動ローラー19と搬送用従動ローラー20の一対のニップローラーによって構成されている搬送用ローラー21が設けられている。このうち、前記搬送用駆動ローラー19は一例として正逆転可能なローラーである。前記搬送用ローラー21によって挟持されたロール紙Rや単票紙Pは、前部下方への搬送方向Aと後部上方への戻し方向Dとの両方向に搬送されるようになっている。
前記搬送用ローラー21の下流には記録ポジション26が設けられている。記録ポジション26の上方には記録ヘッド13が位置している。該記録ヘッド13はキャリッジ10によって保持され、記録装置本体3の幅方向に往復移動できるようになっている。一方、記録ポジション26の下方には、ギャップPGを隔ててプラテン28が設けられている。該プラテン28には吸引孔29が形成されている。そして、該吸引孔29からのエア吸引によって、プラテン28上を搬送されるロール紙Rや単票紙Pは、プラテン28上に吸着保持されながら記録が実行され、下流の乾燥領域81、そして測色領域80へと搬送されるようになっている。尚、前記乾燥領域81での乾燥と測色領域80での測色は、ハウジングカバー30によって被覆された着脱式の測色装置ユニット1によって実行される。
[実施例]
次に、このようにして構成されるインクジェット式記録装置100に対して適用される本発明の特徴的構成である測色装置ユニット1について具体的に説明する。
図6は測色時の測色装置の動作状態を示す斜視図、図7は同測色装置の構造を示す拡大斜視図、図8は同測色装置の正面図である。図9は測色装置の構造と、押さえ部材に伝達される力の関係とを併せ示す側面図である。図10は測色器用キャリッジを示す側面図、図11は図10中のA部の拡大図である。図12は押さえ部材を示す斜視図、図13は支持アームを取り外した状態の押さえ部材を示す図12中のD−D断面図、図14は図13中のB部の拡大図、図15は押さえ板が搬送案内板上の被記録材に接地する前の押さえ部材を示す図12中のC−C断面図である。また、図16は押さえ板が搬送案内板上の被記録材に接地した状態の押さえ部材を示す図12中のC−C断面図である。
図5乃至図8に示したように、測色装置ユニット1は、測色装置82と、乾燥装置83と、これらを被覆するハウジングカバー30とを備えた一体のものである。ハウジングカバー30の図示しない左右のサイドカバーには図示しない案内溝が形成されている。そして、記録装置本体3における記録ポジション26の下流位置に設けられている図示しない左右の取付け軸に対して、前記案内溝を係合させることによって、当該測色装置ユニット1はインクジェット式記録装置100の記録装置本体3に対して装着されるようになっている。尚、図示の測色装置ユニット1にあっては、記録ポジション26の下流位置に乾燥装置83、乾燥装置83の下流位置に測色装置82が位置するように構成されている。
図6に示したように、測色装置82は、測色器31と、測色器ホルダー32と、キャリッジ往復機構33と、連結機構44と、押さえ部材34と、回動シフト機構35と、接触機構106と、ホワイトタイル36と、タイルホルダー37とを備えることによって基本的に構成されている。
また図5に示したように、乾燥装置83は、外部からエアを取り込む図示しない吸引ファンと、取り込んだエアを温める図示しないヒーターと、前記吸引ファンによって取り込まれたエアを温風あるいは冷風として測色領域80の上流位置に設けられている乾燥領域81に導く図示しない風導とを備えることによって基本的に構成されている。
測色器31は、ロール紙Rや単票紙Pの被記録面に対して記録を実行した測色用パターンB(以下、測色用パターンの代表的な例であるカラーパッチBの語も使用する)に対して光を照射し、カラーパッチBに反射して戻って来た光に基づいて測色データである色校正用の色情報を測定して補正値を得る測定機器である。尚、色情報としてはホワイトバランス、色度、明度によってカラー値を定義するLabカラーモードに基づく色情報が一例として使用できる。また、モニター側ではRGBカラーモードが、インクジェット式記録装置100側ではCMYKカラーモードがそれぞれ使用されるから、測色器31によって測定したLabカラーモードに基づく色情報をそれぞれRGBカラーモードまたはCMYKカラーモードに変換してモニター側ないしインクジェット式記録装置100側の補正値を算出して適用することになる。
測色器ホルダー32は、前面、上面、底面が開放されたホルダーケース41と、該ホルダーケース41の上面を覆うケースカバー42とを備えた前記測色器31用の保持部材である。また、測色器ホルダー32の下面には、測色領域80を挟んで(図5)、その前後に基端側車輪45と自由端側車輪46とを備えた一対の移動用車輪47が測色器31の測色のための移動方向である走査方向C(図6)の左右に2組(車輪が四つ)設けられている。尚、本実施例では基端側車輪45と自由端側車輪46とを一例としてベアリングによって構成している。
キャリッジ往復機構33は、前記測色器ホルダー32によって保持されている測色器31を走査方向Cに往復移動させる機構である(図6)。具体的には、連結機構44を介して測色器ホルダー32に接続され、測色器31と共に往復移動する測色器用キャリッジ51と、該測色器用キャリッジ51の移動を案内する主軸52と副軸53とによって構成されている2本のガイド軸と、前記測色器用キャリッジ51を往復移動させる際の駆動源となるキャリッジ駆動モーター54と、該キャリッジ駆動モーター54からの駆動力を受けて実際に測色器用キャリッジ51を往復移動させる無端帯状のタイミングベルト59とを基本的に備えることによってキャリッジ往復機構33は構成されている。
尚、前記キャリッジ往復機構33によって走査できる走査方向Cのストロークは、カラーパッチBが走査方向Cに並設された長さに合わせて設定されている。従って、B0プラス(ノビ)サイズまでの記録ができるインクジェット式記録装置100の移動ストロークよりも短くなっている。
[連結機構]
連結機構44は、前記測色器ホルダー32の下面に設けられている移動用車輪47が後述する押さえ部材34における押さえ板48上に常時、接地して走行できるようにするための機構である。前記測色器ホルダー32は、前記押さえ部材34上の前記往復移動方向である走査方向Cに沿う第1の軸Xの回りに所定角度で回動可能に、且つ前記押さえ部材34で保持された前記被記録材R,Pの面に沿う方向であって前記走査方向C、すなわち前記第1の軸Xと直交する第2の軸Yの回りに所定角度で回動可能に、当該連結機構44を介して連結されている(図7)。
前記連結機構44は、具体的には、第1リンク101と第2リンク102との一対のリンクを前記走査方向Cにおける前側と後側(正面視では測色器ホルダー32の左側と右側)にそれぞれ備えている。本実施例では、測色器ホルダー32の左側の第1リンク101と右側の第1リンク101は図示しない棒体によって一体化され、全体としてH形状になっている。また同様に、測色器ホルダー32の左側の第2リンク102と右側の第2リンク102は図示しない棒体によって一体化され、全体としてH形状になっている。
そして、測色器ホルダー32の左側と右側のそれぞれの第1リンク101及び第2リンク102の各一端側において第1連結軸101aと第2連結軸102aを介して前記測色器用キャリッジ51と回動可能に軸支され、各他端側において第3連結軸101bと第4連結軸102bを介して前記測色器ホルダー32と回動可能に軸支されている。更に、前記第1リンク101及び第2リンク102の前記一端側において、一方の前記第2連結軸102aが前記押さえ部材34の押さえ方向Gに所定範囲で移動可能に構成され、他方の第1連結軸101aが前記押さえ方向G及び該押さえ方向Gと交差する前記第2の軸Yに沿う方向に所定範囲で移動可能に構成されている。
すなわち、本発明の特徴的構成として上方の第1リンク101と測色器用キャリッジ51との連結部(第1連結軸101aの部位)には、前記押さえ方向Gと、測色器31の走査方向Cと交差する被記録材R、Pの被記録面に平行な前記第2の軸Yに沿う方向(搬送方向Aと一致する)との2方向にガタ(移動可能にする隙間)が設けられており、下方の第2リンク102と測色器用キャリッジ51との連結部(第2連結軸102aの部位)には押さえ方向Gにガタが設けられている。
図10、図11に拡大して示すように、測色器用キャリッジ51の側面には上方に第1リンク101の第1連結軸101aよりも径が大きな搬送方向Aに長い長穴103が形成されている。また、下方に第2リンク102の第2連結軸102aとほぼ同径で押さえ方向Gに幾分長い長穴104が形成されている。そして、前記長穴103と第1連結軸101aとの隙間の範囲と、前記長穴104と第2連結軸102aとの隙間の範囲で上述した2種類のガタが形成されている。尚、長穴103と長穴104の中間には、長穴104よりも幾分、上方の位置に外方に水平に張り出すようにバネ支持軸105が設けられている。このバネ支持軸105を利用して後述する接触機構106の構成部材である第1バネ(押圧バネ)107が取り付けられるようになっている。
このような構成のガタを連結機構44と測色器用キャリッジ51との連結部に設けることによって、測色器31が装着された測色器ホルダー32は、第2連結軸102aを支点として第1連結軸101aと長穴103との間に形成されている搬送方向Aのガタの範囲で走査方向Cと平行な第1の軸Xの回りに所定の角度回動ができ、その角度の範囲で押さえ部材34の搬送方向Aの起伏の変化に対応できるようになっている。また、測色器ホルダー32の左側と右側のそれぞれの第1連結軸101aと長穴103との間に形成されている押さえ方向Gのガタと、同第2連結軸102aと長穴104との間に形成されている押さえ方向Gのガタとによってそれぞれのガタの範囲で搬送方向Aと平行な第2の軸Yの回りに測色器31が装着された測色器ホルダー32は所定の角度回動でき、その角度の範囲で押さえ部材34の走査方向Cの起伏の変化に対応できるようになっている。
尚、前記第2連結軸102aと長穴104との間に形成されているガタは、前記第1連結軸101aと長穴103との間に形成されているガタに比べて小さめに形成されている。これは、前者(第2連結軸102a)を連結機構44と測色器用キャリッジ51との位置関係を決定する基準点とし、後者(第1連結軸101aを前記基準点を支点として測色器31が装着された測色器ホルダー32の角度補正をする作用長Lを考慮した変位点とするためである。この他、連結機構44は、後述するタイルホルダー37と押さえ部材34間の測色器ホルダー32の移動を円滑にする役割も併せ持っている。
[押さえ部材]
次に、図5、図6に示したように、押さえ部材34は、測色時にカラーパッチBが記録されたロール紙Rや単票紙Pの被記録面を押さえる押圧姿勢をとり、非測色時に上方に跳ね上がってロール紙Rや単票紙Pの搬送を可能にする退避姿勢をとる保持部材である。具体的には、一体に設けられる回動軸62を中心にして約90°の範囲に亘って回動する支持アーム63と、該支持アーム63の回動自由端に対して軸となる回動ピン64を介して回動自在に接続される平板状の押さえ板48と、前記支持アーム63と押さえ板48との間に縮設される図示しない押さえ板支持バネ及び押さえ板加圧バネとを備えることによって当該押さえ部材34は構成されている。
支持アーム63は、走査方向Cに長い湾曲した板状の回動式のアームで、その回動基端側には左右外方に突出するように前記回動軸62が一体に形成されている。また、回動軸62の左右には、約90°の範囲に亘って歯が刻設されている扇形ギヤ67が設けられている。押さえ板48は、走査方向Cに長い矩形平板状の部材で、該押さえ板48の上面中央部には、走査方向Cに延びる窓部49が当該押さえ板48の上下面を貫通するように設けられている。
前記窓部49は、測色器31からの照射光と、ロール紙Rないし単票紙Pからの反射光の通過を可能にするための開口である。また、該窓部49の周りの押さえ板48の上面は、上述した測色器ホルダー32の下面に設けられている基端部車輪45及び自由端側車輪46と接触し案内する案内面48aになっている。そして、該窓部49の周りの押さえ板48の下面は、測色領域80に到達したロール紙Rや端票紙Pの被記録面に作用して直接押圧する押さえ面48bになっている。
また、本発明の他の特徴的構成として前記押さえ板48と支持アーム63の幅方向の中央接続部108には、支持板108aが設けられており、該支持板108aの一部に押さえ板48の押さえ方向Gへの移動を可能にするガタ(移動可能にする隙間)が設けられている。押さえ部材34は、可撓性部材で形成されると共に、前記往復移動方向に平行な軸線まわりの回動および部分的な撓み変形を許容するように支持されている。
具体的には、図12〜図14に示すように、支持板108aには、押さえ方向Gに延びる長穴109が内部に形成されるように一対の係止爪110が対向して設けられている。そして、前記長穴109と、該長穴109に嵌合している回動ピン64との隙間の範囲で、押さえ板48の長手方向の中央部が押さえ方向Gに移動できるようになっている。
このような構成のガタを押さえ板48と支持アーム63との間の接続部に設けることによって以下の作用効果が得られる。搬送案内板11によって支持されたロール紙Rや単票紙Pに対して押さえ部材34が自身の接触力(前記押さえ板支持バネ等の付勢力)によって接触する状態において、前記撓みが原因となって、図15に示すように、回動ピン64は長穴109の上方に位置して一部が浮いていても、測色器31が装着された測色器ホルダー32がその上を前記車輪で移動することで押圧力を受ける。この押圧力を受けると、図16に示すように、回動ピン64は長穴109の下方に移動することができる。従って、走査方向Cである長手方向に撓みがあっても押さえ板48が前記押圧力を受けて前記撓みを修正する変形でき、測色器31とカラーパッチBとの間の距離が一定に保たれて測色精度の向上が図られる。
回動シフト機構35は、前記押さえ部材34の押圧姿勢と退避姿勢とを切り替えるためのシフト機構である。具体的には駆動源である押さえ部材用駆動モーター70と、該押さえ部材用駆動モーター70の回転を前記扇形ギヤ67に伝達するためのギヤ輪列71とを備えることによって回動シフト機構35は構成されている。
[接触機構]
接触機構106は、本発明の特徴的構成の1つであり、前記基端側車輪45と、自由端側車輪46の双方を測色時において、前記押さえ板48の案内面48aに対して同時に接触させるための機構である。具体的には、前記押さえ板48の押さえ方向Gに付勢する第1バネである押圧バネ107と、前記測色器31が装着された測色器ホルダー32を吊持する前記連結機構44と、自重によって重力方向に押圧する力を発生する、測色器31が装着された測色器ホルダー32とを備えることによって構成されている。
そして、前記第1バネの付勢力P1と、前記連結機構の吊持力P2と、前記測色器31が装着された測色器ホルダー32の重量Wとの合力によって前記押さえ部材34に向けて生起される合成押圧力Fの作用線が、前記基端側車輪45と自由端側車輪46との中間を通る前記傾斜面(搬送案内板11)の法線に略等しいように構成されている。すなわち、前記押圧バネ107の付勢力P1と、前記連結機構44の吊持力P2と、前記測色器31が装着された測色器ホルダー32の重量Wとの合力によって押さえ部材34に向けて生起される合成押圧力Fは、前記基端側車輪45と自由端側車輪46の中間部に作用して搬送案内板11からの反力N1、N2と釣合うように構成されている。
具体的には、

合成押圧力F=反力N1+反力N2=付勢力P1+重量W・cosθ (1)
吊持力P2=重量W・sinθ (2)

であり、作用点Oの周りのモーメントの釣り合いは、図9に示すように、合成押圧力Fの作用点Oからの距離をそれぞれL1〜L4と定めた場合に以下の通りとなる。即ち、

P1・L2=N1・L1−N2・L1+W・L3−P2・L4 (3)

であり、N1=N2である場合には、

P1・L2=W・L3−P2・L4 (4)

となる。
このような接触機構106の採用によって、基端側車輪45と自由端側車輪46の一方が押さえ板48の案内面48aから浮く片浮きが防止され測色精度の一層の向上が図られる。
次に、ホワイトタイル36は、非測色時において前記測色器31のキャリブレーションを実行するためのセラミック製のタイルである。そして、前記ホワイトタイル36は、着脱可能な状態でタイルホルダー37によって保持されている。タイルホルダー37は、カラーパッチBが記録されたロール紙Rや単票紙Pが通る搬送経路側方の前記キャリッジ往復機構33のホームポジション領域に設けられている前記ホワイトタイル36の保持部材である。そして、測色器用キャリッジ51がホームポジションに位置している非測色時には、前記測色器31がホワイトタイル36の上面に位置してキャップとして機能し、ホワイトタイル36の上面に対する埃等の付着を防止している。
次に、このようにして構成される測色装置ユニット1を使用することによって実行される測色用パターンBの乾燥と測色について簡単に説明する。記録ポジション26でカラーパッチBが記録されたロール紙Rと単票紙Pは、搬送方向Aの下流に設けられている乾燥領域81に搬送される。そして、乾燥領域81に設けられている乾燥装置83からの温風ないし冷風によって、前記カラーパッチBの乾燥が実行される。
カラーパッチBの乾燥が終了すると、ロール紙と単票紙Pは、更に搬送方向Aの下流に搬送されて測色領域80に至る。測色領域80では、上述した測色装置82が作動して、先ず押さえ部材34によりロール紙Rないし単票紙Pを搬送案内板11上に固定する。次にキャリッジ駆動モーター54を作動させて測色器用キャリッジ51をホームポジションから測色領域80に移動させ、測色器31を走査方向Cに往復移動させて所望の測色データを取得する。
そして、本実施例では前記連結機構44と測色器用キャリッジ51との連結部に設けた前記ガタと、前記押さえ板48と支持アーム63との接続部に設けた前記ガタと、前記接触機構106との作用によって、押さえ部材34や搬送案内板11の撓みの影響を受けない高精度の測色が実行されるようになる。
[他の実施例]
本発明の記録装置100は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
上述したインクジェット式記録装置100は、搬送案内面(搬送案内板11)が約60°の角度の前下がりの傾斜面である構造として説明したが、この傾斜面構造に勿論限定されない。すなわち、前記被記録材Pを支持して搬送を案内する搬送案内面は他の角度であってもよいし、水平面に構成されていてもよい。
図17は前記搬送案内面が水平面に構成されている場合の図9に対応する側面図である。同図に示したように、前記搬送案内面が傾斜面構造の場合の前記吊持力P2(図9)はなくなり、測色器ホルダー32の重量Wと押圧バネ107の付勢力P1だけで合成押圧力Fが決まる。すなわち、前記合成押圧力Fの作用線が、基端側車輪45と自由端側車輪46との間を通る前記水平搬送案内面の法線にほぼ等しいように構成されている。
この水平面構造の場合、合成押圧力Fは以下のようになる。

合成押圧力F=反力N1+反力N2=付勢力P1+重量W (5)

であり、作用点Oの周りのモーメントの釣り合いは、図17に示すように、合成押圧力Fの作用点Oからの距離をそれぞれL1〜L3と定めた場合に以下の通りとなる。即ち、

P1・L2=N1・L1−N2・L1+W・L3 (6)

であり、N1=N2である場合には、

P1・L2=W・L3 (7)

となる。
次に、上述した測色装置ユニット1は、記録装置本体3とは別体のユニットとして構成されているから、記録装置100に対して当初から設置されている場合に限らず、オプション品として、爾後に記録装置本体3に対して装着して使用することが可能である。
また、前記実施例のような大型のインクジェット式記録装置100に限らず、小型、中型のインクジェット式記録装置に対して測色装置ユニット1を適用することも可能である。
また、測色器用キャリッジ51と連結機構44との連結部に設けたガタに代えて、測色器ホルダー32と連結機構44との連結部にガタを設けたり、これらの連結部の双方にガタを設けることが可能である。これに伴い、長穴103、104は、測色器用キャリッジ51に対して設ける他、連結機構44や測色器ホルダー32に対して設けることが可能である。
同様に長穴109は、支持板108aに対して設ける他、支持アーム63側に設けたり、押さえ板48側に設けることが可能であり、長穴109を設ける個所は押さえ板48と支持アーム63の中央接続部108の1ヶ所のみに限らず、違う個所に複数設けることが可能である。
この他、接触機構106の構成も前記実施例の構成に限らず、例えば基端側車輪45及び自由端側車輪46を磁力によって押さえ板48の案内面48aに吸着させる等、他の種々の構成を採用することが可能である。
1 測色装置ユニット、2 本体カバー、3 記録装置本体、5 ロール紙ホルダー、8 カートリッジホルダー、9 操作パネル、10 キャリッジ、11 搬送案内板、13 記録ヘッド、19 搬送用駆動ローラー、20 搬送用従動ローラー、21 搬送用ローラー、26 記録ポジション、28 プラテン、29 吸引孔、30 ハウジングカバー、31 測色器、32 測色器ホルダー、33 キャリッジ往復機構、34 押さえ部材、35 回動シフト機構、36 ホワイトタイル、37 タイルホルダー、41 ホルダーケース、42 ケースカバー、44 連結機構、45 基端側車輪、46 自由端側車輪、47 移動用車輪、48 押さえ板、48a 案内面、48b 押さえ面、49 窓部、51 測色器用キャリッジ、52 主軸(ガイド軸)、53 副軸(ガイド軸)、54 キャリッジ駆動モーター、59 タイミングベルト、62 回動軸、63 支持アーム、64 回動ピン、67 扇形ギヤ、70 押さえ部材用駆動モーター、71 ギヤ輪列、80 測色領域、81 乾燥領域、82 測色装置、83 乾燥装置、100 インクジェット式記録装置(記録装置)、101 第1リンク、101a 第1連結軸、101b 第3連結軸、102 第2リンク、102a 第2連結軸、102b 第4連結軸、103 長穴、104 長穴、105 バネ支持軸、106 接触機構、107 押圧バネ、108 中央接続部、108a 支持板、109 長穴、110 係止爪、P 単票紙(被記録材)、R ロール紙(被記録材)、A 搬送方向、B カラーパッチ(測色用パターン)、C 走査方向、PG ギャップ、D 戻し方向、G 押さえ方向、X 第1の軸、Y 第2の軸、L 作用長、F 合成押圧力、P1 付勢力、P2 吊持力、W 重力、N1 反力、N2 反力、O 作用点

Claims (7)

  1. 被記録材の被記録面から測色データを得る測色器と、
    該測色器を保持する測色器ホルダーと、
    前記測色器ホルダーを、測色時に被記録材を保持する押さえ部材上を往復移動させる測色器用キャリッジと、
    前記測色器ホルダーと測色器用キャリッジとを連結する連結機構と、を備え、
    前記測色器ホルダーは、前記押さえ部材上の前記往復移動方向に沿う第1の軸の回りに所定角度で回動可能に、且つ前記押さえ部材で保持された前記被記録材の面に沿う方向であって前記往復移動方向と直交する第2の軸の回りに所定角度で回動可能に、前記連結機構を介して連結され
    前記連結機構は、
    第1リンクと第2リンクとの一対のリンクを前記往復移動方向における前側と後側にそれぞれ備え、
    前記第1リンク及び第2リンクの各一端側において第1連結軸と第2連結軸を介して前記測色器用キャリッジと回動可能に軸支され、各他端側において第3連結軸と第4連結軸を介して前記測色器ホルダーと回動可能に軸支され、
    前記第1リンク及び第2リンクの前記一端側と前記他端側の少なくとも一方は、一方の前記連結軸が前記押さえ部材の押さえ方向に所定範囲で移動可能に構成され、他方の連結軸が前記押さえ方向及び該押さえ方向と交差する前記第2の軸に沿う方向に所定範囲で移動可能に構成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記押さえ部材は、
    被記録材を押圧する押さえ板と、
    前記押さえ板が軸を介して回動可能に接続される支持アームと、を備え、
    前記軸は少なくとも一部に前記押さえ方向に移動可能の軸支されていることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記押さえ部材は、可撓性部材で形成されると共に、前記往復移動方向に平行な軸線まわりの回動および部分的な撓み変形を許容するように支持されていることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記被記録材を支持して搬送を案内する搬送案内面は傾斜面又は水平面に構成されていることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記測色器ホルダーは、測色時に前記押さえ部材上を接触して移動するための基端側車輪と自由端側車輪とを備える移動用車輪を備え、
    前記基端側車輪と前記自由端側車輪の双方を測色時において前記押さえ部材に対して同時に接触させるための接触機構が設けられていることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項に記載の記録装置において、
    前記押さえ部材で保持される前記被記録材の面が傾斜面になるように構成され、
    前記接触機構は、
    前記測色器ホルダーを前記押さえ部材に向けて押圧する方向に付勢する第1バネと、
    前記測色器ホルダーを吊持する前記連結機構と、
    自重によって重力方向に押圧する力を発生する、測色器が装着された前記測色器ホルダーと、を備えて構成され、
    前記第1バネの付勢力P1と、前記連結機構の吊持力P2と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fの作用線が、前記基端側車輪と自由端側車輪との間を通る前記傾斜面の法線に略等しいように構成されていることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項に記載の記録装置において、
    前記押さえ部材で保持される前記被記録材の面が水平面になるように構成され、
    前記接触機構は、
    前記測色器ホルダーを前記押さえ部材に向けて押圧する方向に付勢する第1バネと、
    自重によって重力方向に押圧する力を発生する、測色器が装着された前記測色器ホルダーと、を備えて構成され、
    前記第1バネの付勢力P1と、前記測色器が装着された測色器ホルダーの重量Wとの合力によって前記押さえ部材に向けて生起される合成押圧力Fの作用線が、前記基端側車輪と自由端側車輪との間を通る前記傾斜面の法線に略等しいように構成されていることを特徴とする記録装置。
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