JP2013217654A - 測色装置、記録装置、及び測色方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】測色時において、高精度に測色を良好なスループットで行うことが可能な測色装置、記録装置および測色方法の提供を目的とする。
【解決手段】記録媒体Prに記載された画像の中の測色対象部分の周囲を押圧板33によって押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板33を備える。測色センサ20を搭載した測色キャリッジ21は、押圧板33に接触しつつ主走査方向に移動すると共に、押圧板33の押圧、離間にともなって移動する。押圧板33が記録媒体から離間しているときの測色キャリッジ21の待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御される。
【選択図】図7
【解決手段】記録媒体Prに記載された画像の中の測色対象部分の周囲を押圧板33によって押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板33を備える。測色センサ20を搭載した測色キャリッジ21は、押圧板33に接触しつつ主走査方向に移動すると共に、押圧板33の押圧、離間にともなって移動する。押圧板33が記録媒体から離間しているときの測色キャリッジ21の待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御される。
【選択図】図7
Description
本発明は、記録媒体に記録された画像の測色を行う測色装置、記録媒体への記録手段及び記録された画像を測色する測色手段を備えた記録装置、および測色方法に関する。
インクジェットなどの記録装置では、記録装置によって記録媒体に記録したカラーパッチを測色し、その測色結果をキャリブレーションやカラープロファイルの形成に用いることが行われている。現在では、記録装置に測色器を搭載し、記録媒体へのパッチなどの記録、測色及びプロファイルの生成などの処理を一連のシーケンスで行うものがある。このような測色器を搭載した記録装置では、測色精度の向上に加え、測色時間の短縮(測色スループットの向上)が求められている。
これに対し、特許文献1には測色装置を搭載した記録装置が提案されている。この記録装置では、測色走査と記録媒体の搬送とを交互に繰り返して行う。すなわち、測色走査時には押圧板を回転させて記録媒体を一定の平面上に押圧し、押圧板の上面に測色センサに設けたコロを当接させながら測色センサを走行させて測色走査を行う。また、測色走査後には押圧板を逆方向に回転させて記録媒体から離間させ、記録媒体を一定量搬送する。このように特許文献1に開示の記録装置では、記録媒体の測色対象エリアを押圧板で押圧することによって平坦な状態に保ちつつ測色を行なうため、安定した測色結果を得ることができる。また、測色センサのコロが記録媒体に直接接触しないため、記録媒体の損傷を緩和することができ、測色センサの走行速度を高めることが可能になり、測色スループットを向上させることができる。
しかしながら、特許文献1に開示の測色装置では、記録媒体に対する押圧と離間を行うに際し、押圧板のみが単独で回転する構成となっているため、押圧板の回動時には測色キャリッジを押圧板の領域外の特定の箇所に退避させる必要がある。つまり、使用する記録媒体の幅に関係なく測色走査毎に測色キャリッジを特定の一か所へと移動させることが必要となる。その結果、測色キャリッジの移動には多くの時間を要し、これが測色スループット向上の妨げる要因となっている。
本発明は、測色時において、高精度に測色を良好なスループットで行うことが可能な測色装置及び記録装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を備える。
本発明の第1の形態は、記録媒体に記録された画像の測色を行う測色センサを備えた測色装置であって、前記記録媒体に記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板と、前記支持体に支持された記録媒体の測色対象部分を測色するための測色センサを保持しつつ主走査方向に沿って前記押圧板に接触しつつ移動する測色キャリッジと、を備え、前記測色キャリッジは、前記記録媒体に対する前記押圧板の押圧、離間に伴って移動し、前記押圧及び離間する際に、測色キャリッジを押圧板の平面領域内に待機させると共に、前記待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御されることを特徴とする。
本発明の第1の形態は、記録媒体に記録された画像の測色を行う測色センサを備えた測色装置であって、前記記録媒体に記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板と、前記支持体に支持された記録媒体の測色対象部分を測色するための測色センサを保持しつつ主走査方向に沿って前記押圧板に接触しつつ移動する測色キャリッジと、を備え、前記測色キャリッジは、前記記録媒体に対する前記押圧板の押圧、離間に伴って移動し、前記押圧及び離間する際に、測色キャリッジを押圧板の平面領域内に待機させると共に、前記待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御されることを特徴とする。
また、本発明の第2の形態は、記録媒体に対して画像を記録する記録手段と、前記記録手段によって前記記録媒体に記録された画像の測色を行う測色手段と、を備えた記録装置であって、前記測色手段は、前記記録媒体に記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板と、前記支持体に支持された記録媒体の測色対象部分を測色するための測色センサを保持しつつ主走査方向に沿って前記押圧板に接触しつつ移動する測色キャリッジと、を備え、前記測色キャリッジは、前記記録媒体に対する前記押圧板の押圧、離間に伴って移動し、前記押圧及び離間する際に、測色キャリッジを押圧板の平面領域内に待機させると共に、前記待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御されることを特徴とする。
また、本発明の第3の形態は、測色センサを保持する測色キャリッジを主走査方向に沿って移動させながら、前記測色センサによって記録媒体に記録された画像の測色走査を行う測色方法であって、前記記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押圧板によって押圧工程と、前記押圧板を前記記録媒体から離間させる離間工程と、前記押圧板を前記記録媒体から離間させた状態で前記記録媒体を前記主走査方向と交差する方向に搬送する搬送工程と、前記押圧工程を実行するに先立ち、前記測色キャリッジの待機位置を前記記録媒体の側端部の位置に基づき制御する制御工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体を押圧板によって押圧しながら高精度に測色を行うことができる。また、押圧板を記録媒体から離間させる際に記録媒体を押圧板の領域から退避させる必要がなく、しかも測色時には記録媒体の幅に応じた待機位置から測色センサによる走査を行うようにしたため、良好なスループットを得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における測色装置を備えた記録装置の斜視図、図2は実施形態1に係る測色器を備えた記録装置の縦断面図である。図1及び図2において、記録装置1は記録ヘッド2から記録媒体へとインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式を採るものである。また本実施形態では、記録媒体としてロール状に巻回された記録媒体(ロール紙)Prが使用される。
図1は本発明の第1の実施形態における測色装置を備えた記録装置の斜視図、図2は実施形態1に係る測色器を備えた記録装置の縦断面図である。図1及び図2において、記録装置1は記録ヘッド2から記録媒体へとインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式を採るものである。また本実施形態では、記録媒体としてロール状に巻回された記録媒体(ロール紙)Prが使用される。
記録装置内には、搬送ローラ3とピンチローラ4及び搬送ローラ3を回転させる搬送モータ等からなる搬送機構が設けられている。搬送機構では、ロール紙Prの先端部分を搬送ローラ3とピンチローラ4のニップで挟持し、搬送ローラ3の回転によりロール給紙部5からロール紙Prを巻き出す。さらに、搬送機構は、巻き出されたロール紙Prを、搬送下ガイド6及び搬送上ガイド7に沿って移動させると共に装置内部を移動させる。
記録媒体の搬送方向において搬送ローラ3より下流側には、記録媒体を支持するプラテン9が配設されている。プラテン9は負圧発生手段8に連結されており、負圧発生手段8から吸引された負圧によってプラテン上にロール紙が吸引されるようになっている。プラテン9と対向する位置には、記録ヘッド2を搭載した記録ヘッドキャリッジ(記録ヘッドCR)10が往復移動可能に配置されている。記録ヘッド2は、ドットを形成するか否かを表す2値のデータ(記録データ)に基づいてインクを吐出することにより記録媒体に画像を記録する。なお、この記録ヘッド2、記録ヘッドCR10及びプラテン9により、画像形成部11が構成されている。画像が記録されたロール紙Prは、カッター12により切断され、切断された部分は排紙部13を構成するガイド(支持体)26の上面(媒体支持面)に案内支持されつつ装置外へと排出される。
搬送ローラ3と共に回転する回動軸には搬送プーリ14が固定されており、搬送モータ15の駆動力を搬送ベルト16を介して搬送プーリ14に伝達することにより、搬送ローラ3の回転駆動が行なわれる。一端部が記録装置のフレームに軸着されたピンチローラアーム17の他端部には、ピンチローラ4が回転自在に支持されており、ピンチローラ4はピンチローラアーム17を付勢するバネの付勢力によって搬送ローラ3に圧接している。
記録ヘッド2を搭載した記録ヘッドCR10は、メインレール18及びサブレール19に沿って主走査方向(搬送方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向))に沿って往復移動可能に案内支持されている。記録媒体と対向する記録ヘッド2の吐出口面には、所定ピッチで配列した複数の吐出口からなる吐出口列が形成されている。カラー記録等のために複数色のインクを使用する場合には、各インク色に対応して複数の吐出口列が形成される。
記録ヘッド2よりも搬送方向において下流側には、測色ユニット24が配置されている。この測色ユニット24は、主走査方向に走査することが可能な測色キャリッジ(測色CR)21と、この測色CRに搭載された測色センサ20と、記録媒体を押圧する押圧板33とを主たる構成要素として備える。この他、本実施形態では押圧部材33の下流側端面に固定された送風ダクト22がガイド部材41に設けられている。この送風ダクトは図外の送風機によってガイド26上に排出された記録媒体に形成された画像を乾燥させるための風を送出するものであり、図外の送風機構に連結されている。また、測色CR21は、搭載されている。測色センサ20は、測色CR21と共に主走査方向へと移動し、その移動の間に記録媒体に形成された測色パッチの測色を行うことが可能になっている。また測色CR21の下方には、ガイド26によって支持された記録媒体を押圧する押圧板33が設けられており、測色ユニット24の回動に伴って測色CR21と押圧板33とが共に回動する構成となっている。
押圧板33は、基本的には測色対象部分を外部に露出させた状態で記録媒体の測色対象部分の近傍を押圧可能な平面形状を有すると共に、記録媒体を損傷させることなく押圧可能な軟性構造を有するものとなっている。具体的には、図6に示すように、測色キャリッジの最大走査範囲に亘って延在し、かつ中央部に記録媒体の測色対象部分を露出させるための開口部が形成された、枠形状に押圧板33を構成することが可能である。また、押圧板33に軟性をもたせる構造としては、例えば、ゴムやスポンジなどの弾性部材あるいはそれらの表面を薄いシートで覆った構造を採ることが可能である。
測色CR21は、測色センサ20を保持する筐体部21Aの走査方向における左右対称位置にそれぞれ車輪21Bが設けられた車輌型構造をなしている。この車輌型構造の測色CR21は、主走査方向に延在するガイド部材41に案内されながら、押圧板33を構成する一対の長尺部33U,33D上を走行する。このとき、押圧板33は、測色CR21の自重などによって車輪21Bを介して下方へと押圧されるため、車輪との当接部分及びその近傍には下方(ガイド26の上面に向かう方向)への撓みが生じる。
また、ガイド部材41は回動軸25を中心に記録装置のフレームに回動可能に保持されている。ガイド部材41の回動に伴って前述の測色キャリッジ21、押圧板33および送風ダクト22などが一体的に回動する。すなわち、測色ユニット24はその全体が、回動軸25を中心として回動可能となっている。なお、この測色ユニット24は、その側方部および上方部を覆うカバー43が記録装置のフレームに回動支点44を中心に回動可能に設けられており、これによって測色ユニットの安全性を確保すると共に、塵埃の進入を阻止することが可能になっている。
このように構成された測色ユニットによって行なわれる測色シーケンスとしては、キャリブレーションと、記録した画像に対して色認証を行うカラーベリファイがある。どちらのシーケンスでも、測色パッチを記録し、記録媒体上のパッチの色安定性を素早く確保するために記録媒体の幅方向全域に設けた送風ダクト22から送風ファン23によって送られた風を排出させ、記録媒体に記録された画像を強制的に乾燥させる。乾燥後、測色対象の測色パッチ列を測色センサ20が走査する位置(測色位置)まで記録媒体を副走査方向(Y方向へと)搬送する。その後、測色ユニット24は回動軸25を中心にガイド26に向けて回動する。この際、記録媒体のカールなどによって記録媒体がガイド26から浮いた状態となっていた場合には、測色ユニット24の押圧板33は浮いている記録媒体を押圧しながら回動し、記録媒体をガイド26上に押し付ける。その後、測色センサ20を搭載した測色CR21を主走査方向に走査させ、測色を開始する。
図3は本実施形態における記録装置に設けられている制御系の概略構成を示すブロック図である。
図3(a)において、記録装置に設けられたCPU100は、図外のインターフェースを介してホストPC110に接続されおり、両者の間で信号の授受が行われる。また、CPU100は、所定のプログラムに従って、演算および判定などの処理および、記録装置の各部の動作の制御を行う。このCPU100には、電源101および入出力装置(I/O)102が接続されると共に、CPU100によって実行されるプログラムを格納してなるROMと、種々のデータを一時的に格納するとRAM103が接続されている。RAM103はCPU100によって行なわれる処理を実行する際のワークエリアとしても使用される。また、CPU100には、I/O102を介して各種駆動回路111〜118が接続されている。すなわち、記録ヘッド2を駆動する記録ヘッド駆動回路111、キャリッジ(CR)を駆動するCR駆動回路112、搬送モータ(LFモータ)を駆動するLF駆動回路、負圧発生手段8を駆動する負圧発生手段駆動回路114が接続されている。さらに、測色センサ20を駆動する測色センサ駆動回路115、測色CRモータ126を駆動する測色CR駆動回路116、回動モータ127を駆動する測色ユニット回動駆動回路117、送風ファン23を駆動する送風ファン駆動回路118が接続されている。
上記の制御系において、ホストPCより画像形成に関するデータをCPU110が受信すると、指定された画像品位に応じて、ヘッドCR10の走査速度、記録媒体の搬送速度、インク吐出制御、および負圧発生手段の駆動デューティなどが決定される。また測色シーケンスに応じて、測色CR21の測色位置や走査速度、測色位置に達するまでの記録媒体の位置や搬送速度、測色センサ20のセンシング制御、及び送風ファン23の制御などに関する指令をCPU100から各I/O102へと送信する。この際に、通常記録を実行するか縁無し記録を実行するかを指示する情報や、ロール紙/カット紙情報も画像データなどと共にホストPCより送信される。
図4は本実施形態においてCPU100によって実行される測色時の概略シーケンスを示すフローチャートである。ロール紙Prに対しヘッドCRに搭載された記録ヘッド2による画像の記録が終了すると、送風ファンがオン(ON)となり(ステップS10)、記録媒体に記録された画像に送風ダクトから排出される風を当てて強制乾燥を行う。その後、乾燥された記録媒体は、搬送ローラ3の逆回転によって、測色ユニット24による測色が可能な位置(測色位置)へと搬送される(ステップS11)。
次いで、回動モータ127が駆動され、それまでガイド26より上方に離間していた測色ユニット24が、回動軸25を中心に下方へと回転する。これにより、測色ユニット24の押圧板33がガイド26上に支持されている記録媒体の測色対象部周辺を上方から押圧する(ステップS12)。その後、測色CRモータ126が駆動され、測色CR126が往動し、その間に測色センサ20が記録媒体上に記録された測色パッチの測色を行う。この往動時の測色が終了すると、回動モータ127が駆動され、測色ユニット24は回動軸25を中心として上昇回転し、押圧板33は記録媒体から離間する。ここで、記録媒体に記録されていた全ての測色パッチに対する測色動作が終了したか否かを判定し、全ての測色動作が終了すれば、送風ファンをオフ(OFF)にして(ステップS16)測色動作を終了する。また、ステップS15において測色すべき測色パッチが残存していると判定された場合には、記録媒体を所定量送り、次に測色すべき測色パッチを測色位置に定め、再びステップS12〜S14の動作を行う。
図5は、記録媒体に記録された複数パッチ列群の測色動作における測色CR21の移動経路及び待機位置を示す説明図である。
本実施形態では、記録媒体の幅に応じて測色開始時の測色CR21の待機位置を変更する。図5では幅の異なる2つの記録媒体27,28に記録されたパッチ列群を測色する際の測色CR21の待機位置を示している。前述のように本実施形態では、押圧板33及び測色キャリッジ24を含む測色ユニット24全体が、測色走査毎に上昇回転と下降回転とを行うことによって記録媒体に対する押圧板33の離間及び押圧を行う構成となっている。
本実施形態では、記録媒体の幅に応じて測色開始時の測色CR21の待機位置を変更する。図5では幅の異なる2つの記録媒体27,28に記録されたパッチ列群を測色する際の測色CR21の待機位置を示している。前述のように本実施形態では、押圧板33及び測色キャリッジ24を含む測色ユニット24全体が、測色走査毎に上昇回転と下降回転とを行うことによって記録媒体に対する押圧板33の離間及び押圧を行う構成となっている。
相対的に幅の大きな第1記録媒体27に記録されたパッチ列群Aの測色動作に先立ち、パッチ列群Aの乾燥工程が終了すると、測色CR21は主走査方向での第1測色パッチ列の測色開始位置(1)に移動する。なお、待機位置(1)は測色CR21のホームポジションである。待機位置(1)への移動、測色ユニット24の下降回転によって押圧板33は第1記録媒体27の測色パッチ列の周囲を上方からガイド26の上面に向けて押し付け、測色CR21の移動に伴って測色センサ20が第1パッチ列の測色走査を行う。その後、測色CR21は第1記録媒体27の側端部27の外側に定められた待機位置(2)に移動する。この待機位置(2)は、記録媒体から外れた位置ではあるが、側端部27aに可能な限り近接させた位置となっており、押圧板33の平面領域内に位置する。
測色CR21の往動による測色走査が終了すると、測色ユニット24が上昇回転し、押圧板33が記録媒体から離間した状態となる。この後、第2測色パッチ列P2が測色位置へと移動するように第1記録媒体27が搬送される。ここで、測色ユニット24は下降回転を行い、第1記録媒体27の第2測色パッチ列P2の周囲を押圧板33が押圧する。次いで、測色CR21が第2パッチ列の測色走査を行ない、測色CR21は待機位置(1)と同一の待機位置(3)で待機する。その後、同様の動作で第1記録媒体の第3のパッチ列P3に対して測色を行い、以上により測色動作は完了する。なお、待機位置(1)、(2)は測色CR21のホームポジションである。
また、第2記録媒体28に記録されたパッチ列群B、Cを測色する際の測色CR21の動作も、第1記録媒体27の測色動作と同様である。すなわち、測色CR21は、ホームポジションである測色開始位置(4)、(6)、(8)、(10)、(12)から第2記録媒体の側端部28aに近接した待機位置(5)、(7)、(9)、(11)へと移動しつつ測色を行う。なお、偶数パッチ列に対する測色開始前の測色CR待機位置は(5)、(7)、(9)、(11)であり、これらは主走査方向において同一の位置であり、第2記録媒体28の側端部28aに近い位置に定められている。
以上のように本実施形態では記録媒体の幅に応じて測色CR21の待機位置を制御するため、スループットが向上する。すなわち、第1記録媒体27と第2記録媒体28における偶数パッチ列の測色開始前の待機位置とホームポジションである測色開始位置との間の距離をL1、L2とすれば、測色CR21の走査速度がVのとき測色にかかる時間は、2(L1−L2)/Vだけ短くなる。従って、本実施形態では、記録媒体の長さが短いほど、測色にかかる時間を短縮することができる。これに対し、特許文献1に記載の測色装置では、各測色走査毎に押圧板の平面領域から測色機を退避させた状態で押圧板の押圧、離間を行うようにしているため、各測色走査には記録媒体の幅に関係なく常に最大の測色時間を要することとなる。
また、本実施形態では、押圧板33は測色安定性の確保および記録媒体の損傷を避けるため押圧板を軟質性を有する構成としている。このため、測色CR21が記録媒体から離間した状態にあるとき、その待機位置周辺では押圧板に撓みが生じる。一方、記録媒体はカールなどによってガイド26から浮上した状態となることがある。このような浮上した状態の記録媒体を押圧板で押圧したとき、押圧板の撓んだ部分が記録媒体に接触すると記録媒体と押圧板との接触状態が不均一になり、記録媒体に位置ずれが生じることがある。このように記録媒体に位置ずれが生じた場合、測色センサ20による測色結果に誤差が生じ、その結果を用いてキャリブレーションなどの補正を行うと、形成された画像にも劣化が生じる。しかしながら本実施形態では、測色CR21が記録媒体の平面領域から外れた位置で待機するため、押圧板33の中で測色CR21によって撓んだ部分が記録媒体に接触することはなく、押圧板33の中の平坦な部分で均一に記録媒体を押圧することができる。従って、押圧板33の押圧時に記録媒体がずれることはなくなり、高精度に測色を行うことができる。つまり、本実施形態によれば、押圧板本来の機能が十分に発揮されることとなり、高品質な画像形成に寄与するこことなる。
また、本実施形態では、押圧板33は測色安定性の確保および記録媒体の損傷を避けるため押圧板を軟質性を有する構成としている。このため、測色CR21が記録媒体から離間した状態にあるとき、その待機位置周辺では押圧板に撓みが生じる。一方、記録媒体はカールなどによってガイド26から浮上した状態となることがある。このような浮上した状態の記録媒体を押圧板で押圧したとき、押圧板の撓んだ部分が記録媒体に接触すると記録媒体と押圧板との接触状態が不均一になり、記録媒体に位置ずれが生じることがある。このように記録媒体に位置ずれが生じた場合、測色センサ20による測色結果に誤差が生じ、その結果を用いてキャリブレーションなどの補正を行うと、形成された画像にも劣化が生じる。しかしながら本実施形態では、測色CR21が記録媒体の平面領域から外れた位置で待機するため、押圧板33の中で測色CR21によって撓んだ部分が記録媒体に接触することはなく、押圧板33の中の平坦な部分で均一に記録媒体を押圧することができる。従って、押圧板33の押圧時に記録媒体がずれることはなくなり、高精度に測色を行うことができる。つまり、本実施形態によれば、押圧板本来の機能が十分に発揮されることとなり、高品質な画像形成に寄与するこことなる。
なお、本実施形態では、図6(a)に示すように、押圧板33と測色CR21が一体になって回動する構成となっているが、測色ユニット24による記録媒体の押圧動作は必ずしも上記のよう形態に限定されない。例えば、図6(b)に示すように、測色ユニット24を一定の位置に保持しておき、記録媒体を支持するガイド30が軸30aを中心に回動するよう構成することも可能である。これによれば、ガイド30が上方へと回転することによって、ガイド30に支持された記録媒体を押圧板33に押し付けることが可能となり、図6(a)と同様の効果を得ることができる。さらに、図6(c)に示すように測色ユニット21がガイド26の上面に対して直交する方向に測色ユニットを直線的に移動させるようにすることも可能であり、この場合にも測色ユニット24を回動させる場合と同様の効果が期待できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、この第2の実施形態においても上記第1の実施形態と同様に図1ないし図2に示す構成を有するものとする。
本実施形態では、図7に示すように、測色Cr21の待機位置と記録媒体Prの側端部Praとの距離を、押圧板33における記録媒体Prの側端部Praの位置、すなわち押圧板33の側端部33aから記録媒体Prの側端部Praまでの距離X1またはX2に応じて行うようになっている。以下、図7に基づいて、測色キャリッジの待機位置の制御をより具体的に説明する。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、この第2の実施形態においても上記第1の実施形態と同様に図1ないし図2に示す構成を有するものとする。
本実施形態では、図7に示すように、測色Cr21の待機位置と記録媒体Prの側端部Praとの距離を、押圧板33における記録媒体Prの側端部Praの位置、すなわち押圧板33の側端部33aから記録媒体Prの側端部Praまでの距離X1またはX2に応じて行うようになっている。以下、図7に基づいて、測色キャリッジの待機位置の制御をより具体的に説明する。
第2の実施形態における測色ユニット24の2種類の待機位置を図7(a)と、図7(b)の模式図に示す。本実施形態では、押圧板33の両端部が記録装置のフレームによって支持されている。従って、測色ユニット24が車輪を介して押圧板33に接触した場合の押圧板33の撓み量は、測色CR21が、図7(b)に示すように押圧板33の端部に位置するときよりも、図7(a)に示すように押圧板33の中央部に位置する場合の方が大きくなる。そこで、本実施形態では、図7(a)に示す場合における測色キャリッジ21と記録媒体Prの側端部Praとの距離間隔をX1、図7(b)に示す場合における測色CR21と記録媒体Prの側端部Praとの距離間隔をX2とした場合、
X1>X2
となるように測色Cr21の待機位置を制御している。すなわち、中央部に近いほど測色CR21の待機位置は記録媒体Prの側端部Praから離れ、側端部Praに近いほど待機位置は近くなる。その量は押圧板の剛性、幅、測色CRの重量、断面二次モーメントによって決定される。
X1>X2
となるように測色Cr21の待機位置を制御している。すなわち、中央部に近いほど測色CR21の待機位置は記録媒体Prの側端部Praから離れ、側端部Praに近いほど待機位置は近くなる。その量は押圧板の剛性、幅、測色CRの重量、断面二次モーメントによって決定される。
これによれば、測色Cr21が押圧板33の中のいかなる位置にあろうとも、押圧板によって記録媒体を押圧する際に、押圧板33の撓みと浮上した記録媒体Praとが接触するのを確実に回避することができる。従って、この第2の実施形態によれば、測色装置としての信頼性をより向上させることができる。なお、この第2の実施形態においても上記実施形態と同様に図6(a)、(b)、(c)のいずれの構成も適用可能である。
なお、この第2の実施形態では、押圧板の両端が支持されている場合を例に採り説明したが、本発明は、押圧板が両端部以外、あるいは両端部とそれ以外の複数の箇所を支持する形態であっても適用可能である。この場合、測色CR21の車輪と押圧板33との当接位置から押圧板33が支持されている支持部までの主走査方向における最短の距離間隔が大きいほど、測色CR21の待機位置と記録媒体の側端部との距離間隔を大きくするようにしても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。なお、本実施形態においても上記実施形態と同様に図1ないし図2に示す構成を有するものとなっている。
上記各実施形態では、使用する記録媒体の幅を使用者が予め入力するものとなっているが、本実施形態では使用する記録媒体の幅を、媒体幅認識手段によって求め、得られた結果に基づいて、測色Cr201の待機位置を制御するようにしたものである。なお、この媒体認識手段は、測色Cr201またはヘッドCr10に設けた媒体端部センサ(媒体検出手段)と、このセンサよって記録媒体の両端部が検出されるまでにキャリッジの移動に伴って出力されるパルス数に基づいて媒体幅を算出するCPU100などによって構成される。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。なお、本実施形態においても上記実施形態と同様に図1ないし図2に示す構成を有するものとなっている。
上記各実施形態では、使用する記録媒体の幅を使用者が予め入力するものとなっているが、本実施形態では使用する記録媒体の幅を、媒体幅認識手段によって求め、得られた結果に基づいて、測色Cr201の待機位置を制御するようにしたものである。なお、この媒体認識手段は、測色Cr201またはヘッドCr10に設けた媒体端部センサ(媒体検出手段)と、このセンサよって記録媒体の両端部が検出されるまでにキャリッジの移動に伴って出力されるパルス数に基づいて媒体幅を算出するCPU100などによって構成される。
以下、待機位置の制御動作を図8のフローチャートに基づいて説明する。
媒体幅認識手段により媒体幅が認識されると(ステップS101)、その媒体幅に応じて測色Cr201の待機位置が決定される(ステップS102)。次に、測色しようとしている測色パッチ列が、奇数パッチ列であるか否かを判定(ステップS103)する。ここで、奇数パッチ列であると判定された場合には、測色Cr201は予め定められているホームポジションに移動した後(ステップS104)、往動を開始し奇数パッチ列の測色を行う。また、測色しようとしている測色パッチ列が偶数パッチ列である場合には、測色Cr201は、先のステップS102で決定された待機位置へと移動し(ステップS105)、測色Cr201を復動させて測色動作を実行する(ステップS106)。この後、全ての測色パッチ列に対する測色が行われたか否かを判定し(ステップS107)、全ての測色パッチに対して測色が行なわれるまで以上のステップS101〜S106の動作を繰り返す。そして、最終列の測色パッチに対する測色を完了した後、記録媒体の幅の変更をユーザによって指示されているか否かを判定する(ステップS108)。そして、記録媒体の幅の変更が指示されていなければ、測色Crをホームポジションに待機させ、測色キャリッジ201の待機位置制御は終了する(ステップS109)。
媒体幅認識手段により媒体幅が認識されると(ステップS101)、その媒体幅に応じて測色Cr201の待機位置が決定される(ステップS102)。次に、測色しようとしている測色パッチ列が、奇数パッチ列であるか否かを判定(ステップS103)する。ここで、奇数パッチ列であると判定された場合には、測色Cr201は予め定められているホームポジションに移動した後(ステップS104)、往動を開始し奇数パッチ列の測色を行う。また、測色しようとしている測色パッチ列が偶数パッチ列である場合には、測色Cr201は、先のステップS102で決定された待機位置へと移動し(ステップS105)、測色Cr201を復動させて測色動作を実行する(ステップS106)。この後、全ての測色パッチ列に対する測色が行われたか否かを判定し(ステップS107)、全ての測色パッチに対して測色が行なわれるまで以上のステップS101〜S106の動作を繰り返す。そして、最終列の測色パッチに対する測色を完了した後、記録媒体の幅の変更をユーザによって指示されているか否かを判定する(ステップS108)。そして、記録媒体の幅の変更が指示されていなければ、測色Crをホームポジションに待機させ、測色キャリッジ201の待機位置制御は終了する(ステップS109)。
以上のようにこの第3の実施形態によれば、上記第1、第2の実施形態と同様の効果が得られると共に、自動的に記録媒体の幅を認識し、その認識した幅に応じて測色Cr201の待機位置を制御するため、ユーザの作業効率も向上する。
1 記録装置
2 記録ヘッド
10 記録ヘッドキャリッジ(記録ヘッドCR)
11 画像形成部
15 搬送モータ
20 測色センサ
21 測色キャリッジ(測色CR)
24 測色ユニット
26 ガイド
27 記録媒体
27a 記録媒体の側端部
28 記録媒体
28a 記録媒体の端部
33 押圧板
Pr ロール状の記録媒体
2 記録ヘッド
10 記録ヘッドキャリッジ(記録ヘッドCR)
11 画像形成部
15 搬送モータ
20 測色センサ
21 測色キャリッジ(測色CR)
24 測色ユニット
26 ガイド
27 記録媒体
27a 記録媒体の側端部
28 記録媒体
28a 記録媒体の端部
33 押圧板
Pr ロール状の記録媒体
Claims (7)
- 記録媒体に記録された画像の測色を行う測色センサを備えた測色装置であって、
前記記録媒体に記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板と、
前記支持体に支持された記録媒体の測色対象部分を測色するための測色センサを保持しつつ主走査方向に沿って前記押圧板に接触しつつ移動する測色キャリッジと、を備え、
前記測色キャリッジは、前記記録媒体に対する前記押圧板の押圧、離間に伴って移動し、
前記押圧及び離間する際に、測色キャリッジを押圧板の平面領域内に待機させると共に、前記待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御されることを特徴とする測色装置。 - 前記待機位置は、前記記録媒体の側端部から一定の距離間隔を介して近接することを特徴とする請求項1に記載の測色装置。
- 前記測色キャリッジと前記押圧板との当接位置から前記押圧板を支持する支持部までの距離間隔が大きいほど、前記測色キャリッジの待機位置と前記記録媒体の側端部との距離間隔を大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載の測色装置。
- 前記押圧板は軟性を有し、
前記記録媒体は、その一方の側端部が前記主走査方向において定められた一定の位置に沿って搬送され、前記測色キャリッジの待機位置は、前記記録媒体の主走査方向における幅に基づいて定められることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の測色装置。 - 前記記録媒体の主走査方向における幅を検出する媒体検出手段を備え、
前記キャリッジの待機位置は、前記媒体検出手段によって検出された主走査方向における幅に基づいて定められることを特徴とする請求項4に記載の測色装置。 - 記録媒体に対して画像を記録する記録手段と、前記記録手段によって前記記録媒体に記録された画像の測色を行う測色手段と、を備えた記録装置であって、
前記測色手段は、
前記記録媒体に記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押し付ける位置と、前記記録媒体から離間する位置とに移動可能な押圧板と、
前記支持体に支持された記録媒体の測色対象部分を測色するための測色センサを保持しつつ主走査方向に沿って前記押圧板に接触しつつ移動する測色キャリッジと、を備え、
前記測色キャリッジは、前記記録媒体に対する前記押圧板の押圧、離間に伴って移動し、
前記押圧及び離間する際に、測色キャリッジを押圧板の平面領域内に待機させると共に、前記待機位置は、記録媒体の側端部の位置に応じて制御されることを特徴とする記録装置。 - 測色センサを保持する測色キャリッジを主走査方向に沿って移動させながら、前記測色センサによって記録媒体に記録された画像の測色走査を行う測色方法であって、
前記記載された画像の中の測色対象部分の周囲を、前記記録媒体を支持する媒体支持面に押圧板によって押圧工程と、
前記押圧板を前記記録媒体から離間させる離間工程と、
前記押圧板を前記記録媒体から離間させた状態で前記記録媒体を前記主走査方向と交差する方向に搬送する搬送工程と、
前記押圧工程を実行するに先立ち、前記測色キャリッジの待機位置を前記記録媒体の側端部の位置に基づき制御する制御工程と、
を備えたことを特徴とする測色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012085554A JP2013217654A (ja) | 2012-04-04 | 2012-04-04 | 測色装置、記録装置、及び測色方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2012
- 2012-04-04 JP JP2012085554A patent/JP2013217654A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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