JP5302991B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は排ガスを排気させる排気系を備える燃料電池に関する。
特許文献1は燃焼装置の雨水排出構造を開示する。このものによれば、排気管内部で発生した凝縮水を、内部の経路を介して、装置下端のドレン穴から排水をさせ、かつその排水の過程において、水滴が飛び散り、機器内部の部品に付着しないように、マット材で案内する手段を設けることにしている。
特許文献2は燃焼装置の排気構造を開示する。このものによれば、燃焼装置の排気管として、斜めに配置された雨返し板を設けるが、雨返し板の後退端と前部の両方から排気が出るように排気経路を2分割して、燃焼共鳴騒音を発生しないようにしている。
特許文献3は、排気保護カバーを開示する。このものによれば、排ガスを排気管正面に吹き出すのではなく、排気管の上面および両側面に排出させる構造を、外部カバーを設置することで構成することにしている。特許文献4は燃焼機の整流板取付構造を開示する。このものによれば、排気管内部の整流版の形状と、その固定方法を簡素化することにしている。構造を簡素な方式で具現化でき、量産に適する。
特開1998-300237号公報 特開1998-281559号公報 特開2003-254531号公報 特開2003-269802号公報
上記した特許文献1〜4に係る技術によれば、筐体の外部の風、雨水、塵埃等が筐体の排気管の内部に進入することを抑制させるのに必ずしも有利ではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、簡素な構造で、筐体の外部の風、雨水、塵埃等が筐体の排気管の内部に進入することを抑制させるのに有利な燃料電池システムを提供することを課題とする。
求項1に係る燃料電池システムは、ノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質器と、なくとも改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、料電池、改質器及び燃焼部を収容する筐体と、質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
排気系は、筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、筐体内において排気箱の外部から排気箱の排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、外気連通口は、排気箱において、排気管の突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、排気管の突出先端部は、中心軸線に沿って延設され外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、排気室内における吹出口までの突出先端部の突出方向の長さが、吹出口の外気連通口側端部から該外気連通口側端部とは反対側の端部にかけて短くなるように、吹出口の開口面が傾斜していることを特徴とする。
請求項2に係る燃料電池システムは、アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、燃料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質器と、少なくとも改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、燃料電池、改質器及び燃焼部を収容する筐体と、改質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
排気系は、筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、筐体内において排気箱の外部から排気箱の排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、外気連通口は、排気箱において、排気管の突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、排気管の突出先端部は、中心軸線に沿って延設され外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、排気室内における吹出口までの突出先端部の突出方向の長さが、吹出口の外気連通口側端部から該外気連通口側端部とは反対側の端部にかけて短くなるように、吹出口の開口面が傾斜し、開口面は、中心軸線方向から見て突出先端部の全域にわたって開口されていることを特徴とする。
請求項3に係る燃料電池システムは、アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、燃料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質器と、少なくとも改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、燃料電池、改質器及び燃焼部を収容する筐体と、改質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
排気系は、筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、筐体内において排気箱の外部から排気箱の排気室内に突出する略円筒状の突出先端部を有する排気管とを具備しており、外気連通口は、排気箱において、排気管の突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、排気管の突出先端部は、中心軸線に沿って延設され外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、風遮蔽壁の最先端部が排気箱に当接され、吹出口は、外気連通口が設けられた軸に垂直な平面と該平面に対する傾斜面とで区画される切欠で形成され、排気室内における傾斜面で区画された吹出口までの突出先端部の突出方向の長さが、平面と傾斜面との交線部から外気連通口側とは反対側の端部にかけて短くなることを特徴とする。
請求項4に係る燃料電池システムは、アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、燃料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質器と、少なくとも改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、燃料電池、改質器及び燃焼部を収容する筐体と、改質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
排気系は、筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、筐体内において排気箱の外部から排気箱の排気室内に突出する略円筒状の突出先端部を有する排気管とを具備しており、外気連通口は、排気箱において、排気管の突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、排気管の突出先端部は、中心軸線に沿って延設され外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、風遮蔽壁の最先端部が排気箱に当接され、吹出口は、外気連通口が設けられた軸に垂直な平面と該平面に対する傾斜面とで区画される切欠で形成され、平面の最先端部は排気箱に当接され、排気室内における傾斜面で区画された吹出口までの突出先端部の突出方向の長さが、平面と傾斜面との交線部から外気連通口側とは反対側の端部にかけて短くなることを特徴とする。
本発明によれば、排気系の排気管は、改質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つ(排ガス発生源)から排出される排ガスを凝縮器を通過させた後に、筐体の外部に排出させる。従って、排気管は、改質器から排出される排ガスを排出させるものでも良いし、燃焼部から排出される排ガスを排出させるものでも良いし、燃料電池から排出される排ガスを排出させるものでも良い。要するに、排気管は、改質器、燃焼部および燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを筐体の外部に排出させるものでも良い。
排ガスに含まれる水蒸気は凝縮器において凝縮されて凝縮水を生成させる。排気系は燃料電池システムの運転で発生した排ガスを筐体の外部に排出させるものである。このような排気系は、筐体内に設けられ中空状の排気室と排気室と外気とを連通する外気連通口とを有する排気箱と、排気箱の外部から排気箱の排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを備える。
本発明によれば、その構成に因り、筐体の外部の風が排気箱の排気室に進入したとしても、その風は排気管の突出先端部の風遮蔽壁によって遮られる。従って、外部の風が吹出口から排気管の内部に過剰に進入することが抑制される。同様に、雨水、塵埃等が吹出口から排気管の内部に過剰に進入することが抑制される。このように排気管それ自体の壁を有効利用して、排気管への外部の風の吹き込みに対する風遮蔽壁を形成しているため、別部品としての風遮蔽部材を廃止でき、部品点数の低減に貢献できる。なお、燃料電池としては、公知の燃料電池に適用でき、固体酸化物形燃料電池、固体高分子形燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池、りん酸形燃料電池に適用しても良い。更にガス給湯器にも適用できる。
請求項5に係る燃料電池システムによれば、上記請求項において、排気管の突出先端部は、側面視において鉛直線に沿って配設されており、突出先端部の吹出口の周縁部は鉛直線に対して傾斜されていることを特徴とする。このため筐体の外部の風が排気箱内の排気管の突出先端部の風遮蔽壁によって遮られるため、外部の風が吹出口から排気管の内部に進入することが抑制される。更に、吹出口の開口面積も確保され、吹出口からの排ガスの排出性が確保される。
請求項6に係る燃料電池システムによれば、排気管の突出先端部は、排気箱の下方の外部から排気箱の排気室内に上向きに突出しており、突出先端部に形成されている吹出口の下端は、排気箱の底面に溜まった液分が吹出口に進入ことを抑制するように、排気箱の底面から所定高さH、上側に位置していることを特徴とする。この場合、排気箱の底面に溜まった液分が吹出口から排気管の内部に進入ことが抑制される。なお、排気箱の排気室の高さを100として相対表示するとき、所定高さHは、2〜30の範囲、3〜10の範囲に例示できる。
本発明によれば、排ガスを筐体の外部に排出させる排気管の内部に筐体の外部の風、雨水、塵埃等が過剰に進入することを抑制させるのに有利となる。
実施形態1に係り、排気管の突出先端部が排気箱の排気室に突出している構造を示す断面図である。 実施形態1に係り、排気カバーを有する排気箱の斜視図である。 実施形態1に係り、排気カバーを有する排気箱の平面図である。 実施形態2に係り、排気管の突出先端部が排気箱の排気室に突出している構造を示す断面図である。 実施形態3に係り、排気管の突出先端部が排気箱の排気室に突出している構造を示す断面図である。 実施形態4に係り、排気管の突出先端部が排気箱の排気室に突出している構造を示す断面図である。 実施形態5に係り、排気管の突出先端部が排気箱の排気室に突出している構造を示す断面図である。 実施形態6に係り、排気カバーを有する排気箱の斜視図である。 適用形態1に係り、燃料電池システムの概念を示す配置図である。
(実施形態1)
図1は実施形態1の概念を示す。燃料電池システムは、図1に示すように、(i)アノード流体が供給されるアノード10とカソード流体が供給されるカソード11とをもつ固体酸化物形の燃料電池1と、(ii)ガス状または液状の燃料を水蒸気改質反応により改質させてアノード流体(水素含有ガス)を形成する改質器2Aと、(iii)燃料電池1と共に改質器2Aを水蒸気改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部105と、(iv)燃料電池1、改質器2A及び燃料電池1を収容する空間55をもつ筐体5と、(v)熱源となり得る改質器2A、燃焼部105および燃料電池1を断熱壁19で覆ったモジュール18と、(vi)排ガス発生源であるモジュール18から排出される高温の排ガスを凝縮器76を介して冷却させた後に筐体5の外部の外気に排出させる排気系500とを有する。
排ガスは外気よりも高温であるため、凝縮器76で冷却され、且つ、排ガスに含まれている水蒸気が凝縮器76で凝縮されて除去された後に、筐体5の外部に排出される。凝縮器76は熱交換器で形成されており、冷却源としては、図略の貯湯槽の水が例示されるが、場合によっては他の系統の水でも、冷却風でも良い。凝縮器76で凝縮された凝縮水は、水蒸気改質に使用できる水蒸気となる改質水に利用できる。モジュール18は、排気系500から排出させる排ガスを発生させる排ガス発生源として機能する。
改質器2Aは、改質水を加熱させて水蒸気を生成させる蒸発機能と、燃料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質機能とを有する。発電運転時には、改質器2Aで生成されたアノード流体(水素含有ガスで形成されたアノードガス)は図略の流路を介して燃料電池1のアノード10に供給される。カソード流体(空気等の酸素含有ガス)は図略の搬送源により燃料電池1のカソード11に供給される。これにより燃料電池1は発電運転を行う。
さて本実施形態によれば、図1に示すように、排気系500は、(i)中空状の排気室511と排気室511と外気(筐体5の外部)とを連通する外気連通口512とをもつ排気箱510と、(ii)排気箱510の外部から排気箱510の排気室511内に突出する突出先端部560を有する排気管550とを有する。排気箱510および排気管550は筐体5の内部の空間55に設けられている。排気箱510は、中空状の排気室511を形成する箱本体520と、箱本体520の前端部に被着された排気カバー530とを有する。
排気カバー530は外気に対面しており、ろう付け、溶接、ボルト、リベットなどの接合要素により箱本体520に接合されている。図2に示すように、箱本体520は、上面壁520u、下面壁520d、側面壁520s、背面壁520rをもつ。背面壁520rの全周または一部には、これと交差する方向に且つ突出先端部560から遠ざかるように曲成されたリップ縁520raが形成されている。背面壁520rは、リップ縁520raを介して箱本体520にろう付けまたは溶接などで接合される。このリップ縁520raを設けることで、リップ縁520raと排気管550との接合面積が増加し、上面壁520uとの隙間(ΔM)を小さく安定させることが出来る。これにより背面壁520rの位置決め性、ロウツケ時の接合時におけるロウ材等の接合材の保持を容易とすることができ、背面壁520rを箱本体520に支持する強度を高め、シール強度を高めることが出来る。後述するように且つ図1に示すように、背面壁520rは吹出口563に対向するため、吹出口563から吹き出される排ガスの圧力を直接的に受圧し易い。このためリップ縁520raにより背面壁520rを箱本体520に支持する強度を高めることは有効である。但し、背面壁520rはリップ縁520raを有していなくても良い形態もある。
また排気カバー530は、前面壁530fと、上面壁530uと、下面壁530dと、側面壁530sとをもつ他に、外方に延設されたフランジ部531とをもつ。前面壁530fに外気連通口512が形成されている。外気連通口512には、異物の進入を抑制するメッシュ部材513が設けられている。
図1は、排気管550の突出先端部560を鉛直方向に切断して断面にした側面視を示す。円筒形状をなす排気管550の突出先端部560は鉛直方向に延設されているため、突出先端部560の中心軸線P1は鉛直方向に相当すると考えることができる。図1において、排気管550の突出先端部560は、排気管550の突出先端部560の中心軸線P1に沿って延設された風遮蔽壁562と、排ガスを吹き出す吹出口563とを有する。風遮蔽壁562は、排気箱510の排気カバー530に形成されている外気連通口512側に設けられており、外気連通口512に対面している。これに対して、吹出口563は外気連通口512に対して反対側に形成されている。すなわち吹出口563は外気連通口512に背向されている。
更に説明を加える。図1(側面視)に示すように、筐体5の内部において、円筒形状をなす排気管550の突出先端部560は、煙突効果を高めるように、鉛直線に沿って下から上向きに延設されている。すなわち、排気管550の突出先端部560は、排気箱510の下方の外部から排気箱510の排気室511内に上向き(図1の矢印U方向)に突出している。ここで、図1から理解できるように、箱本体520の下面壁520dに貫通するように円形状の挿入口520mが形成されている。挿入口520mの周縁には、バーリング加工等での加工方法により、上向きのリップ縁520kが形成されている。排気管550の突出先端部560はリップ縁520kに接触しつつ挿入口520mから上向き(矢印U方向)に排気室511内に挿入されている。
更に本実施形態によれば、図1(側面視)において、突出先端部560は前述したように中心軸線P1に対して角度θ1で直状に傾斜している。このため、挿入開始時から挿入終了にかけて次第に接触面積および挿入抵抗が増加するように、突出先端部560を挿入口520mから上向き(矢印U方向)に排気室511内に挿入できる。このため挿入口520mへの突出先端部560の挿入作業性を向上できる。更に挿入終了状態では、突出先端部560とリップ縁520kとの接触面積が確保されるため、排気室511内における突出先端部560の支持強度が向上する。なお、突出先端部560は、リップ縁520kにろう付けまたは溶接でシールされつつ接合されている。但し、挿入口520mの周縁にリップ縁520kが形成されていない場合でも良い。
ここで、図1(断面を示す側面視)に示すように、突出先端部560の吹出口563の周縁部565は、鉛直線(突出先端部560の中心軸線P1)に対して角度θ1で直状に傾斜されている。この場合、風遮蔽壁562の外部から排気室511に進入する風に対する遮蔽性は、突出先端部560の下側に向かうにつれて強くなる。また、突出先端部560の最先端部561は、排気箱510の箱本体520の上面壁520uの内壁面520uiに隙間ΔMで接近している。隙間ΔMは排気管550や排気箱510の熱膨張の吸収に有利である。この場合、排気管550や排気箱510の耐久性を向上できる。但し、場合によっては、突出先端部560の最先端部561は排気箱510の箱本体520の上面壁520uの内壁面520uiに接触していても良い。図3は上方から投影する平面視を示す。図3に示すように、排気箱510の箱本体520の側面壁520sの内壁面520siと排気管550の外壁面550pとの間には、空間幅Bをもつ通路580が形成されており、通風性が確保されている。
上記した本実施形態によれば、燃料電池1の発電運転時には、モジュール18内で生成された高温の排ガス(例えば200〜700℃の範囲内)は、排気系500の排気管550を矢印A1,A2方向に流れ、更に、突出先端部560の吹出口563から排気箱510の排気室511に矢印A3方向に供給される。このとき、図1から理解できるように、排気箱510の排気室511において、外気連通口512と吹出口563との間には、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562が位置している。これに対して、図1に示すように、吹出口563は、排気カバー530の前面壁530fに対向しているのではなく、箱本体520の背面壁520rに対面している。すなわち、吹出口563は排気カバー530の外気連通口512と反対側に指向している。従って、排気管550の突出先端部560の吹出口563から排出された排ガスは、一旦、排気箱510の箱本体520の背面壁520rに向かおうとするものの、矢印A4方向(図3参照)にUターンし、外気連通口512に向かい、外気連通口512から外気に向けて矢印A5方向に排出される。
上記した本実施形態によれば、図1から理解できるように、排気箱510の排気室511において、外気連通口512と吹出口563との間には、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562が位置しており、吹出口563は排気カバー530の外気連通口512と反対側に指向している。従って、筐体5の外部の風が外気連通口512から排気箱510の排気室511内に矢印E方向に吹き込むときであっても、その風が吹出口563に吹き込むことを、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562によって遮ることができる。このため、外部の風が吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。同様に、外気に存在する雨水、塵埃等が突出先端部560の吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。このように排気管550の壁の一部を有効利用して、外部の風が排気管550の内部に吹き込むことに対する風遮蔽壁を形成しているため、遮蔽部材を別途必要とせず、部品点数の低減に貢献できる。更に、突出先端部560の吹出口563の周縁部565は鉛直線(突出先端部560の中心軸線P1)に対して角度θ1で傾斜されているため、吹出口563の開口面積も確保され、吹出口563からの排ガスの排出性が確保される。
更に本実施形態によれば、図1に示すように、突出先端部560に形成されている吹出口563の下端563dは、排気箱510の下面壁520dの底面520vから所定高さH、上側に位置している。この場合、排気箱510の下面壁520dの底面520vに液分が溜まるときであっても、その液分が吹出口563から排気管550の内部に進入ことが抑制される。なお、液分が凝縮器76の内部に進入すると、凝縮器76で生成され改質水となる凝縮水が汚れるおそれがあるため、好ましくない。本実施形態においては、排気管550の突出先端部560は鉛直方向に延設されているため、突出先端部560の中心軸線P1は鉛直方向に相当すると考えることができる。但し、場合によっては、排気管550の突出先端部560は鉛直方向に沿いつつも、鉛直方向に対して若干傾斜して延設されていても良い。
(実施形態2)
図4は実施形態2の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には共通する構成、共通する作用効果を有する。燃料電池システムは、図4に示すように、アノード流体が供給されるアノード10とカソード流体が供給されるカソード11とをもつ固体高分子形の燃料電池1と、燃料を水蒸気改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質器2Aと、少なくとも改質器2Aを水蒸気改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部105とをもつ。固体高分子形の燃料電池1は、炭化フッ素系または炭化水素系等の固体高分子型の電解質膜を有する。燃焼部105および改質器2Aは改質装置2Xを形成する。
改質器2Aは、改質水を加熱させて水蒸気を生成させる蒸発機能と、燃料を改質反応により改質させてアノード流体を形成する改質機能とを有する。発電運転時には、改質器2Aで生成されたアノード流体(水素含有ガスで形成されたアノードガス)はアノード流体流路73を介して燃料電池1のアノード10に供給される。カソード流体(空気等の酸素含有ガス)は図略の搬送源により燃料電池1のカソード11に供給される。これにより燃料電池1は発電運転を行う。
本実施形態においても、図4に示すように、排気系500は、中空状の排気室511と排気室511と外気とを連通する外気連通口512とをもつ排気箱510と、排気箱510の外部から排気箱510の排気室511内に突出する突出先端部560を有する排気管550とを有する。排気箱510および排気管550は筐体5の内部に設けられている。排気箱510は、中空状の排気室511を形成する箱本体520と、箱本体520の前端部に被着された排気カバー530とを有する。排気カバー530は外気に対面しており、接合要素により箱本体520に接合されている。図4は、排気管550の突出先端部560を鉛直方向に沿って切断して断面にした側面視を示す。図4において、排気管550の突出先端部560は、排気管550の中心軸線P1に沿って延設された風遮蔽壁562と、排ガスを吹き出す吹出口563とを有する。風遮蔽壁562は、排気箱510の排気カバー530に形成されている外気連通口512側に設けられており、外気連通口512に対面している。吹出口563は外気連通口512に対して反対側に形成されている。すなわち吹出口563は外気連通口512に背向されている。
燃料電池1の発電運転時には、モジュール18で生成された高温の排ガスは、排気系500の排気管550を矢印A1,A2方向に流れ、更に、突出先端部560の吹出口563から排気箱510の排気室511に矢印A3方向に供給される、このとき、図4から理解できるように、排気箱510の排気室511において、外気連通口512と吹出口563との間には、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562が位置しており、吹出口563は排気カバー530の外気連通口512と反対側に指向している。従って、排気管550の突出先端部560の吹出口563から排出された排ガスは、一旦、排気箱510の箱本体520の背面壁520rに向かうおうとものの、背面壁520rは閉鎖されているため、矢印A4方向にUターンし、外気連通口512に向かい、外気連通口512から外気に向けて矢印A5方向に排出される。
排気箱510の排気室511において、外気連通口512と吹出口563との間には、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562が位置しており、吹出口563は排気カバー530の外気連通口512と反対側に指向している。筐体5の外部の風が矢印E方向に外気連通口512から排気箱510の排気室511内に吹き込むときであっても、その風が吹出口563に吹き込むことを、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562によって遮ることができる。このため、外部の風が突出先端部560の吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。同様に、外気に存在する雨水、塵埃等が突出先端部560の吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。更に、突出先端部560の吹出口563の周縁部565は鉛直線(突出先端部560の中心軸線P1)に対して傾斜されているため、吹出口563の開口面積も確保され、吹出口563からの排ガスの排出性が確保される。更に本実施形態によれば、図4に示すように、突出先端部560に形成されている吹出口563の下端563dは、排気箱510の底面520vから所定高さH、上側に位置している。この場合、排気箱510の底面に液分が溜まるときであっても、その液分が吹出口563から排気管550の内部に進入ことが抑制される。
(実施形態3)
図5は実施形態3の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1,2と基本的には共通する構成、共通する作用効果を有する。但し、図5に示すように、排気管550の突出先端部560の吹出口563の周縁部565は、円弧状に上向き(矢印U2方向)に膨出している。この場合、周縁部565が直線状に傾斜している仮想軌跡Waの場合に比較して、寸法ΔWの遮蔽作用が増加する。このため、外気の風、雨水、塵埃等が排気管550の内部に進入することが一層抑制される。
(実施形態4)
図6は実施形態4の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1,2と基本的には共通する構成、共通する作用効果を有する。但し、図6に示すように、排気管550の突出先端部560には切欠567が形成されている。切欠567は、鉛直方向(突出先端部560の中心軸線P1)に対して角度θ2で傾斜した傾斜567aと、鉛直方向に沿った縦辺567cとを有する。切欠567により吹出口563が形成されている。上方から投影する平面視において、風遮蔽壁562の一端562eから他端562fまでの距離は、突出先端部560の中心軸線P1の全周距離を100%とするとき、全周距離に対して所定値(30〜70%)を占めるように周方向(矢印RA方向)に沿って円弧状に延設されている。また、図6に示すように、突出先端部560の最先端部561は、排気箱510の箱本体520の上面壁520uの内壁面520uiに接触している。これにより外気の風、雨水、塵埃等が内壁面520ui側から排気管550の内部に進入することが一層抑制される。図6に示すように吹出口563の下端563dは、排気室511においてリップ縁520kの高さよりも上方に更に進入している。このため、底面520vからの吹出口563の下端563dの高さHは更に増加されている。この場合、底面520vに溜まった液分が排気管550の内部に進入しにくくなっている。
(実施形態5)
図7は実施形態5の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1,2と基本的には共通する構成、共通する作用効果を有する。但し、図7に示すように、排気管550の突出先端部560は、中心軸線P1に直交する断面で四角形状とされており、互いに対向する側面壁560h,560iと,互いに対向する側面壁560j,560kとを有する。側面壁560hは排気カバー530の前面壁530fに平行な状態で対面しており、風遮蔽壁562として機能する。側面壁560hは矢印W4方向に延びる直辺状であるため、矢印E方向に排気室511内に進入する風に対する遮蔽面積を確保できる。排気管550のうち突出先端部560以外の部位は断面四角形状でも、断面円形状でも良い。
(実施形態6)
図8は実施形態6の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には共通する構成、共通する作用効果を有する。但し、図8に示すように、排気カバー530の上面壁530u、下面壁530d、側面壁530sのそれぞれには、小孔状の外気連通口512wが多数個形成されている。排気カバー530の前面壁530fには外気連通口512が形成されていないため、排ガスを排気カバー530の前方に直接排出させることが抑制され、排ガスを上方、下方、側方に分散させることができ、排ガスの分散排出性を高めることができる。この場合、筐体5に隣設する建築物等の構造物と排気カバー530との距離が十分にとれないときであっても、排ガスの排出性が確保され、システムの設置の自由度が確保される。本実施形態においても、排気カバー530の外気連通口512wを介して外気の風、雨水、塵埃等が排気管550の内部に進入することが一層抑制される。更に、排気カバー530の前面壁530fには外気連通口512が形成されていないため、外部の風が排気管550内に進入することが一層抑制される。
(適用形態1)
図9は適用形態1の概念を模式的に示す。図9に示すように、燃料電池システムは、燃料電池1で形成されたスタックと、液相状の水を蒸発させて水蒸気を生成させる蒸発部2と、蒸発部2で生成された水蒸気を用いて燃料を改質させてアノードガスを形成する改質器3と、蒸発部2に供給される液相状の改質水を溜めるタンク4と、これらを収容するハウジングとして機能する筐体5とを有する。改質部3は温度センサ33をもつ。燃料電池1のスタックは、イオン伝導体を挟むアノード(燃料極)10とカソード(酸化剤極)11とをもち、例えば、SOFCとも呼ばれる固体酸化物形燃料電池(運転温度:例えば400℃以上)を適用できる。改質部3は、多数のガス通路を形成するセラミックス等の担体に改質触媒を担持させて形成されており、蒸発部2に隣設されている。改質部3および蒸発部2は改質器2Aを構成しており、燃料電池1と共に断熱壁19で包囲され、モジュール18を形成している。
運転時には、改質器2Aは改質反応に適するように断熱壁19内において加熱される。運転時には、蒸発部2は改質水を加熱させて水蒸気とさせ得るように燃焼部105により加熱される。燃料電池1がSOFCタイプの場合には、水素を含むアノードオフガスを燃焼部105において燃焼させて燃料電池1のアノード10およびカソード11が加熱されるため、改質部3および蒸発部2は同時に加熱される。燃料通路6は、燃料源63からの燃料を改質器2Aに供給させるものであり、燃料ポンプ60および脱硫器62をもつ。燃料電池1のカソード11には、カソードガス(空気)をカソード11に供給させるためのカソードガス通路70が繋がれている。カソードガス通路70には、カソードガス搬送用の搬送源として機能するカソードポンプ71が設けられている。
図9に示すように、筐体5は外気に連通する吸気口50と排気口51とをもち、更に、第1室である上収容室52と、第2室である下収容室53とをもつ。燃料電池1は、改質部3および蒸発部2と共に、筐体5の上側つまり上収容室52に収容されている。筐体5の下収容室53には、改質部3で改質される液相状の水を溜めるタンク4が収容されている。タンク4には、電気ヒータ等の加熱機能をもつ加熱部40が設けられている。加熱部40は、タンク4に貯留されている水を加熱させるものであり、電気ヒータ等で形成できる。外気温度等の環境温度が低いとき等には、制御部100からの指令に基づいて、タンク4の水は加熱部40により加熱され、凍結が抑制される。なお、タンク4内の水位は基本的にはほぼ同一となるようにされていることが好ましい。図9に示すように、下収容室53側のタンク4の出口ポート4pと上収容室52側の蒸発部2の入口ポート2iとを連通させる給水通路8が、配管として筐体5内に設けられている。給水通路8は、タンク4内に溜められている水をタンク4の入口ポート2iから蒸発部2に供給させる通路である。給水通路8には、タンク4内の水を蒸発部2まで搬送させる水搬送源として機能する水ポンプ80が設けられている。なお、給水通路8は蒸発部2,改質部3、スタック12等を介して大気に連通するようにされている。制御部100はポンプ80,71,79,60を制御する。
システムの起動時において、ポンプ60が駆動すると、燃料通路6から燃料が蒸発部2,改質部3,アノード流体通路73,燃料電池1のアノード10,流路103を介して燃焼部105に流れる。カソードポンプ71によりカソード流体(空気)がカソード流体通路70、カソード11,流路104を介して燃焼部105に流れる。この状態で着火部35が着火すると、燃焼部105において燃焼が発生し、改質部3および蒸発部2が加熱される。このように改質部3および蒸発部2が加熱された状態で、ポンプ80が駆動すると、タンク4内の水はタンク4の出口ポート4pから蒸発部2の入口ポート2iに向けて供給通路8内を搬送され、蒸発部2で加熱されて水蒸気とされる。水蒸気は、ポンプ60により燃料通路6から供給される燃料(ガス状が好ましいが、場合によっては液相状としても良い)と共に改質部3に移動する。改質部3において燃料は、水蒸気で改質されてアノード流体(水素含有ガス)となる。アノード流体はアノード流体通路73を介して燃料電池1のアノード10に供給される。更にカソード流体(筐体5内の空気等の酸素含有ガスまたは酸素ガス)がカソード流体通路70を介して燃料電池1のカソード11に供給される。これにより燃料電池1が発電する。アノード10から排出されたアノード流体のオフガス、カソード11から排出されたカソード流体のオフガスは、流路103,104を通過し、燃焼部105に至り、燃焼部105で燃焼される。このようにモジュール18内で生成された高温の排ガスは、排ガス通路75を形成する排気管550を介して筐体5の外方に排出される。なお燃料がメタン系である場合には、水蒸気改質によるアノードガスの生成は、次の(1)式に基づくと考えられている。但し燃料はメタン系に限定されるものではない。
(1)…CH+2HO→4H+CO
CH+HO→3H+CO
アノードガスは改質部3の出口ポート3pからアノード流体通路73を介して燃料電池1のアノード10に供給される。更にポンプ71の駆動によりカソードガス(酸素含有ガス、筐体5内の空気)がカソードガス通路70を介して燃料電池1のカソード11に供給される。この状態で燃料電池1において発電反応が生じる。
上記した発電反応においては、アノードガスとして水素含有ガスが供給されるアノード10では、基本的には(2)の反応が発生すると考えられている。空気(酸素)がカソードガスとして供給されるカソード11では、基本的には(3)の反応が発生すると考えられている。カソード11において発生した酸素イオン(O2−)がカソード11からアノード10に向けて電解質をこれの厚み方向に伝導する。
(2)…H+O2−→HO+2e
COが含まれている場合には、CO+O2−→CO+2e
(3)…1/2O+2e→O2−
発電反応後のアノードオフガスは、発電反応しなかった水素を含む。カソードオフガスは発電反応に未反応な酸素を含む。アノードオフガスおよびカソードオフガスは、燃焼部105に排出されて燃焼される。燃焼した後のアノードオフガスおよびカソードオフガスは、排ガスとなり、凝縮器76を経て排気管550を流れ、更に、排気管550の突出先端部560から排気箱510の排気室511、外気連通口512を介して矢印A5方向に筐体5の外部に放出される。
図9に示すように、排気通路75を系伊勢する排気管550には、熱交換器で形成された凝縮器76が設けられている。貯湯槽77に繋がる貯湯通路78および貯湯ポンプ79が設けられている。貯湯通路78は往路78aおよび復路78cをもつ。貯湯槽77の低温の水は、貯湯ポンプ79の駆動により、貯湯槽77の吐出ポート77pから吐出されて往路78aを通過し、凝縮器76に至り、凝縮器76で加熱される。凝縮器76で加熱された水は、復路78cを介して帰還ポート77iから貯湯槽77に帰還する。このようにして貯湯槽77の水は温水となる。前記した排ガスに含まれていた水蒸気は、凝縮器76で凝縮されて凝縮水となる。凝縮水は、凝縮器76から延設された凝縮水通路42を介して重力または外部風等により浄水部43に供給される。浄水部43はイオン交換樹脂等の水浄化剤43aを有するため、凝縮水の不純物は除去される。不純物が除去された水はタンク4に移動し、タンク4に溜められる。水ポンプ80が駆動すると、タンク4内の水は給水通路8を介して水ポンプ80のポート80pから吐出され、水センサ87を介して高温の蒸発部2に供給され、蒸発部2で水蒸気とされて改質部3に供給され、改質部3において燃料を改質させる改質反応として消費される。
本形態によれば、要部は図1〜図7に示す実施形態に係る構造と同様とされている。即ち、筐体5の内部において、排気管550の突出先端部560は、排気箱510の下方の外部から排気箱510の排気室511内に上向きに突出している。本形態においても、図1等に示すように、排気管550の突出先端部560は、排気管550の中心軸線P1に沿って延設された風遮蔽壁562と、排ガスを吹き出す吹出口563とを有する。風遮蔽壁562は、排気箱510の排気カバー530に形成されている外気連通口512側に設けられており、外気連通口512に対面している。吹出口563は外気連通口512に対して反対側に形成されている。すなわち吹出口563は外気連通口512に背向されている。
図1から理解できるように、排気箱510の排気室511において、外気連通口512と吹出口563との間には、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562が位置しており、吹出口563は排気カバー530の外気連通口512と反対側に指向している。筐体5の外部の風が外気連通口512から排気箱510の排気室511内に吹き込むときであっても、その風が吹出口563に吹き込むことを、排気管550の突出先端部560の風遮蔽壁562によって遮ることができる。このため、外部の風が吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。同様に、外気に存在する雨水、塵埃等が突出先端部560の吹出口563から排気管550の内部に進入することが抑制される。更に、突出先端部560の吹出口563の周縁部565は鉛直線に対して傾斜されているため、吹出口563の開口面積も確保され、吹出口563からの排ガスの排出性が確保される。
(その他)
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態および適用形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。排気管550は円筒形状をなすが、これに限らず、四角形状等の角筒形状としても良い。カソード流体搬送源としては、ポンプに限らず、ブロア、ファン等の送風源を使用しても良く、要するにカソード流体をカソード11に搬送できるものであれば良い。加熱部40はタンク4に設けられているが、これに限らず、加熱部40を廃止させても良い。燃料電池1は、固体酸化物形燃料電池、固体高分子形燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池、りん酸形燃料電池に適用しても良い。場合によっては、ガス給湯器に適用しても良い。使用される燃料としては、都市ガス、LPG、バイオガス、ガソリン、灯油、アルコール等でも良い。本明細書から次の技術的思想が把握される。
(付記項1)排ガス発生源を収容する筐体と、排ガス発生源から排出される排ガスを凝縮器を介して前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、側面視において、前記排気管の前記突出先端部は、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた前記風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有することを特徴とする排ガス排出システム。
(付記項2)排ガス発生源を収容する筐体と、排ガス発生源から排出される排ガスを前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、側面視において、前記排気管の前記突出先端部は、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた前記風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有することを特徴とする排ガス排出システム。
1は燃料電池、10はアノード、11はカソード、2Aは改質器、2は蒸発部、3は改質部、5は筐体、6は燃料通路、60は燃料ポンプ(燃料搬送源)、70はカソードガス配管、71はカソードポンプ(カソード流体搬送源)、500は排気系、510は排気箱、511は排気室、512は外気連通口、520は箱本体、530は排気カバー、550は排気管、560は突出先端部、561は最先端部、562は風遮蔽壁、563は吹出口、563dは下端、565は周縁部を示す。

Claims (6)

  1. アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、
    燃料を改質反応により改質させて前記アノード流体を形成する改質器と、
    少なくとも前記改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、
    前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼部を収容する筐体と、
    前記改質器、前記燃焼部および前記燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
    前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、
    前記外気連通口は、前記排気箱において、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、
    前記排気管の前記突出先端部は、前記中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、
    前記排気室内における前記吹出口までの前記突出先端部の突出方向の長さが、前記吹出口の前記外気連通口側端部から該外気連通口側端部とは反対側の端部にかけて短くなるように、前記吹出口の開口面が傾斜していることを特徴とする燃料電池システム。
  2. アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、
    燃料を改質反応により改質させて前記アノード流体を形成する改質器と、
    少なくとも前記改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、
    前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼部を収容する筐体と、
    前記改質器、前記燃焼部および前記燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
    前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する突出先端部を有する排気管とを具備しており、
    前記外気連通口は、前記排気箱において、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、
    前記排気管の前記突出先端部は、前記中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、
    前記排気室内における前記吹出口までの前記突出先端部の突出方向の長さが、前記吹出口の前記外気連通口側端部から該外気連通口側端部とは反対側の端部にかけて短くなるように、前記吹出口の開口面が傾斜し、
    前記開口面は、前記中心軸線方向から見て前記突出先端部の全域にわたって開口されていることを特徴とする燃料電池システム。
  3. アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、
    燃料を改質反応により改質させて前記アノード流体を形成する改質器と、
    少なくとも前記改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、
    前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼部を収容する筐体と、
    前記改質器、前記燃焼部および前記燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
    前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する略円筒状の突出先端部を有する排気管とを具備しており、
    前記外気連通口は、前記排気箱において、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、
    前記排気管の前記突出先端部は、前記中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、
    前記風遮蔽壁の最先端部が前記排気箱に当接され、
    前記吹出口は、前記外気連通口が設けられた前記軸に垂直な平面と該平面に対する傾斜面とで区画される切欠で形成され、
    前記排気室内における前記傾斜面で区画された前記吹出口までの前記突出先端部の突出方向の長さが、前記平面と前記傾斜面との交線部から前記外気連通口側とは反対側の端部にかけて短くなることを特徴とする燃料電池システム。
  4. アノード流体が供給されるアノードとカソード流体が供給されるカソードとをもつ燃料電池と、
    燃料を改質反応により改質させて前記アノード流体を形成する改質器と、
    少なくとも前記改質器を改質反応に適するように燃焼により加熱させる燃焼部と、
    前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼部を収容する筐体と、
    前記改質器、前記燃焼部および前記燃料電池のうちの少なくとも一つから排出される排ガスを凝縮器を介して前記筐体の外部に排出させる排気系とを具備しており、
    前記排気系は、前記筐体内に設けられ中空状の排気室を有すると共に前記排気室および外気を連通する外気連通口を有する排気箱と、前記筐体内において前記排気箱の外部から前記排気箱の前記排気室内に突出する略円筒状の突出先端部を有する排気管とを具備しており、
    前記外気連通口は、前記排気箱において、前記排気管の前記突出先端部の中心軸線に直交する軸上に設けられ、
    前記排気管の前記突出先端部は、前記中心軸線に沿って延設され前記外気連通口側に設けられた風遮蔽壁と、前記外気連通口に対して反対側に形成され排ガスを外気に吹き出す吹出口とを有し、
    前記風遮蔽壁の最先端部が前記排気箱に当接され、
    前記吹出口は、前記外気連通口が設けられた前記軸に垂直な平面と該平面に対する傾斜面とで区画される切欠で形成され、
    前記平面の最先端部は前記排気箱に当接され、
    前記排気室内における前記傾斜面で区画された前記吹出口までの前記突出先端部の突出方向の長さが、前記平面と前記傾斜面との交線部から前記外気連通口側とは反対側の端部にかけて短くなることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記排気管の前記突出先端部は、側面視において鉛直線に沿って配設されており、前記突出先端部の前記吹出口の周縁部は鉛直線に対して傾斜されていることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、前記排気管の前記突出先端部は、前記排気箱の下方の外部から前記排気箱の前記排気室内に上向きに突出しており、前記突出先端部に形成されている前記吹出口の下端は、前記排気箱の底面に溜まった液分が前記吹出口に進入することを抑制するように、前記排気箱の前記底面から所定高さH、上側に位置していることを特徴とする燃料電池システム。
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