JP5381238B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP5381238B2
JP5381238B2 JP2009084112A JP2009084112A JP5381238B2 JP 5381238 B2 JP5381238 B2 JP 5381238B2 JP 2009084112 A JP2009084112 A JP 2009084112A JP 2009084112 A JP2009084112 A JP 2009084112A JP 5381238 B2 JP5381238 B2 JP 5381238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
air
heat exchanger
heat
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009084112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010238471A (ja
Inventor
裕記 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2009084112A priority Critical patent/JP5381238B2/ja
Publication of JP2010238471A publication Critical patent/JP2010238471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5381238B2 publication Critical patent/JP5381238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとしては、特許文献1に示されている燃料電池システムがある。この燃料電池システムは、特許文献1の図1に示されているように、壁面を具備する固体電解質形燃料電池1と、湯水を貯える貯湯タンク6と、第一の熱交換器5と、固体電解質形燃料電池1の壁面に取り付けられた第二の熱交換器10と、貯湯タンク6の底部と第一の熱交換器5と第二の熱交換器10と貯湯タンク6の上部とを順に接続する水循環配管7と、固体電解質形燃料電池1と第二の熱交換器10とを接続する排ガス配管9とを含んでいる。この燃料電池システムにおいては、固体電解質形燃料電池1から流出する排ガスが前記第一の熱交換器5を通過して排出されるとともに、貯湯タンク6から流出する水が前記第一の熱交換器5を通過することにより、排ガスと水との間で熱交換が行われ、第一の熱交換器5を通過した水が第二の熱交換器10を通過することにより、固体電解質形燃料電池1の壁面と水との間で熱交換が行われるようになっている。
特開2006−179386号公報
しかし、特許文献1に記載の燃料電池システムにおいては、燃料電池からの熱を貯湯水に回収し燃料電池の壁面温度を低下させることは可能であるが、逆に熱容量の大きい貯湯水側の低温に引っ張られて燃料電池の温度が必要以上に低下するおそれがあり、発電効率の低下等が発生するおそれがある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、燃料電池システムにおいて、燃料電池からの熱回収効率を向上させつつ、燃料電池の温度を必要以上に低下させるのを抑制し、発電効率を高く維持することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、燃料電池と燃料電池を収納するケーシングとを具備する燃料電池モジュールと、燃料電池モジュールが収納された筐体と、燃料電池のアノードオフガスを燃焼した燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽からの貯湯水が供給され燃焼排ガスと貯湯水が熱交換する熱交換器であって、筐体内に配設された第1熱交換器と、筐体に形成され筐体の外部の空気を導入する空気導入口と、筐体に形成され筐体内の空気を外部に導出する空気導出口と、空気導入口から空気導出口まで空気を流通させるための送風手段と、燃料電池モジュールの周囲に燃料電池モジュールから離間させて筐体内に配設された第2熱交換器と、を備え、第2熱交換器は、空気導入口から空気導出口に流通する空気のうち燃料電池モジュールを空冷した後の空気が供給されるとともに貯湯槽からの貯湯水のうち第1熱交換器において燃焼排ガスから熱を回収する前の貯湯水が供給され前記空気と前記貯湯水が熱交換する熱交換器であることである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、筐体内に仕切部材で区画形成され、燃料電池モジュールが収納された収納室が設けられ、第2熱交換器が収納室内に設けられていることである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、ケーシングの外壁面温度または外壁面温度を反映する部位の温度を検出する温度センサをさらに備え、送風手段は、温度センサの検出温度に基づいて制御されることである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、第2熱交換器で熱交換された後の空気が、第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流されて外部に排気される合流構造を備えたことである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、合流構造は、第1熱交換器で熱交換後の燃焼排ガスが内部に供給されるケーシングと、該ケーシング内に配設され第2熱交換器で熱交換後の空気が一端から供給され他端からケーシング内に導出されるチューブと、を備えた熱交換器であって、第2熱交換器で熱交換された後の空気が第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流される合流位置に設けられた第3熱交換器を備えたことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、燃料電池モジュールは、筐体内に収納されている。また、送風手段の駆動により、筐体内には、空気導入口から空気が導入される。導入された空気は、筐体の内壁面と燃料電池モジュールとの間を流通して空気導出口から導出される。この筐体内を流通する空気は燃料電池の発電によって高温となった燃料電池モジュールとの間で熱交換が行われるので、この空気は昇温(加熱)されるとともに燃料電池モジュールは降温される(空冷される)。このとき、燃料電池モジュールは空冷されるので、水冷に比較して必要以上に冷却されるのを抑制することができる。また、燃料電池モジュールの熱は筐体内を流通する空気に回収される。その後、その空気は燃料電池モジュールの周囲に配設された第2熱交換器を流通すると、第2熱交換器において空気に回収された燃料電池モジュールの熱は第1熱交換器において燃焼排ガスから熱を回収する前の貯湯水に回収される。また、第2熱交換器と燃料電池モジュールは離間されているため、熱容量の大きい貯湯水側の低温に引っ張られて燃料電池モジュールの温度が必要以上に低下するのを確実に防止することができる。したがって、燃料電池からの熱回収効率を向上させつつ、燃料電池モジュールの温度を必要以上に低下させるのを抑制し、発電効率を高く維持することができる。
さらに、一般的に、第1熱交換器に供給される燃焼排ガスが、第2熱交換器に供給される収納室を流通した空気より高温である。また、第2熱交換器に供給される貯湯水は、第1熱交換器において燃焼排ガスから熱を回収する前である。これによれば、温度の低い熱源から順番に熱が回収されるので、貯湯水に効率よく熱回収を行うことができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、請求項1において、筐体内に仕切部材で区画形成され、燃料電池モジュールが収納された収納室が設けられ、第2熱交換器が収納室内に設けられている。すなわち、筐体内を仕切部材で区画形成された収納室に、燃料電池モジュールおよび第2熱交換器が収納されている場合でも、上述した請求項1と同様な作用・効果を得ることができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2において、燃料電池モジュールのケーシングの外壁面温度または外壁面温度を反映する部位の温度を検出する温度センサをさらに備え、送風手段は、温度センサの検出温度に基づいて制御される。これにより、燃料電池モジュールの外壁面温度が必要以上に高温となるのを抑制することができる。また、燃料電池の発電負荷が減少したときなど熱余り状態となり燃料電池モジュールからの放熱が増大しても、送風手段による送風量が増大され、放熱を空気および第2熱交換器を介して有効に回収することができる。逆に低温環境下等で外壁面温度が低い場合には、送風手段により送風量が減少されることで燃料電池モジュールと空気間の熱交換を抑制することが可能となる。それにより、放熱量を抑制でき環境温度等によらず、高発電効率の維持が可能であるとともに、その環境において最適な熱回収が可能となる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、第2熱交換器で熱交換された後の空気が、第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流されて外部に排気される合流構造を備えている。これにより、第2熱交換器で熱交換された空気すなわち水蒸気含有の低い空気を燃焼排ガスに混合させることで、燃焼排ガスの白煙化をより抑制することができる。加えて、高温の燃焼排ガスに低温の前記空気を合流させることで、高温の燃焼排ガス中の水蒸気が低温の前記空気によって凝縮させることができる。これにより、その凝縮水も、燃料電池モジュールに供給される水として利用することができ、ひいては、燃料電池システムの運転で必要とされる水を自給することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項4において、合流構造は、第1熱交換器で熱交換後の燃焼排ガスが内部に供給されるケーシングと、ケーシング内に配設され第2熱交換器で熱交換後の空気が一端から供給され他端からケーシング内に導出されるチューブと、を備えた熱交換器であって、第2熱交換器で熱交換された後の空気が第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流される合流位置に設けられた第3熱交換器を備えている。これにより、燃焼排ガスの白煙化および燃焼排ガスからのさらなる水回収を、簡単な構造で確実に行うことができる。

本発明による燃料電池システムの第1の実施の形態の概要を示す概要図である。 図1に示した第1および第2熱交換器における各流体の温度変化を示す図である。横軸に場所、縦軸に温度を示している。 図1に示した燃料電池システムにおいて、送風手段を吸出しタイプにしたものを示す概要図である。 本発明による燃料電池システムの第2の実施の形態の概要を示す概要図である。 図4に示した合流構造を具体的に示す断面図である。
1)第1の実施の形態
以下、本発明による燃料電池システムの第1の実施の形態について説明する。図1はこの燃料電池システムの概要を示す概要図である。この燃料電池システムは、箱状の筐体11、燃料電池モジュール20、排熱回収システム30を備えている。
筐体11は、筐体11内を区画して収納室を形成する仕切部材12を備えている。仕切部材12は、筐体11を上下に区画する(仕切る)板状部材である。筐体11内には、仕切部材12より上方および下方に第1室R1および第2室R2が形成される。第1室R1が収納室である。
燃料電池モジュール20は、第1室R1内に第1室R1の内壁面から空間をおいて収納されている。燃料電池モジュール20は、ケーシング21、燃料電池24を少なくとも含んで構成されるものである。本実施の形態では、燃料電池モジュール20は、ケーシング21、蒸発部22、改質部23および燃料電池24を備えている。
ケーシング21は、断熱性材料で箱状に形成されている。ケーシング21は、第1室R1内に第1室R1の内壁面から空間をおいて図示しない支持構造により支持されている。ケーシング21内には、蒸発部22、改質部23および燃料電池24が配設されている。このとき、蒸発部22、改質部23が燃料電池24の上方に位置するように配設されている。
蒸発部22は、後述する燃焼ガスにより加熱されて、供給された改質水を蒸発させて水蒸気を生成するとともに、供給された改質用原料を予熱するものである。蒸発部22は、このように生成された水蒸気と予熱された改質用原料を混合して改質部23に供給するものである。改質用原料としては天然ガス、LPGなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。
この蒸発部22には、一端(下端)が水タンク13内に配設された給水管41の他端が接続されている。給水管41には、改質水ポンプ41aが設けられている。改質水ポンプ41aは、蒸発部22に改質水を供給するとともにその改質水供給量を調整するものである。
また、蒸発部22には、燃料供給源(図示省略)からの改質用原料が改質用原料供給管42を介して供給されている。改質用原料供給管42には、上流から順番に一対の原料バルブ(図示省略)、脱硫器42a、および原料ポンプ42bが設けられている。原料バルブは改質用原料供給管42を開閉する電磁開閉弁である。脱硫器42aは改質用原料中の硫黄分(例えば、硫黄化合物)を除去するものである。原料ポンプ42bは、燃料供給源からの燃料供給量を調整するものである。
改質部23は、後述する燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部22から供給された混合ガス(改質用原料、水蒸気)から改質ガスを生成して導出するものである。改質部23内には、触媒(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガスが触媒によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は燃料電池24の燃料極に導出されるようになっている。改質ガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の天然ガス(メタンガス)を含んでいる。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であり、一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。
燃料電池24は、燃料極(アノード)、空気極(カソード、酸化剤極)、および両極の間に介装された電解質からなり板状に形成された複数のセル24aが積層されて構成されている。本実施の形態の燃料電池は、固体酸化物形燃料電池であり、電解質として固体酸化物の一種である酸化ジルコニウムを使用している。燃料電池24の燃料極には、燃料として水素、一酸化炭素、メタンガスが供給される。動作温度は700〜1000℃程度である。水素だけではなく天然ガスや石炭ガスなども直接燃料として用いることが可能である。この場合、改質部23は省略することができる。
セル24aの燃料極側には、燃料である改質ガスが流通する燃料流路24bが形成されている。セル24aの空気極側には、酸化剤ガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路24cが形成されている。
燃料電池24は、マニホールド25上に設けられている。マニホールド25には、改質部23からの改質ガスが改質ガス供給管43を介して供給される。燃料流路24bは、その下端(一端)がマニホールド25の燃料導出口に接続されており、その燃料導出口から導出される改質ガスが下端から導入され上端から導出されるようになっている。カソードエアブロワ44a(カソードエア送出(送風)手段)によって送出されたカソードエアはカソードエア供給管44を介して供給され、空気流路24cの下端から導入され上端から導出されるようになっている。
カソードエアブロワ44aは、第2室R2内に配設されている。カソードエアブロワ44aは、第2室R2内の空気を吸入し燃料電池24の空気極に吐出するものであり、その吐出量は調整制御(例えば燃料電池24の負荷電力量(消費電力量)に応じて制御)されるものである。
燃料電池24においては、燃料極に供給された燃料と空気極に供給された酸化剤ガスによって発電が行われる。すなわち、燃料極では、下記化1および化2に示す反応が生じ、空気極では、下記化3に示す反応が生じている。すなわち、空気極で生成した酸化物イオン(O2−)が電解質を透過し、燃料極で水素と反応することにより電気エネルギーを発生させている。したがって、燃料流路24bおよび空気極24cからは、発電に使用されなかった改質ガスおよび酸化剤ガス(空気)が導出する。
(化1)
+O2−→HO+2e
(化2)
CO+O2−→CO+2e
(化3)
1/2O+2e→O2−
そして、燃料流路24bおよび空気極24cから導出した、発電に使用されなかった改質ガスおよび酸化剤ガス(空気)は、燃料電池24と蒸発部22(改質部23)の間の燃焼空間R3にて燃焼され、その燃焼ガスによって蒸発部22および改質部23が加熱される。さらには、燃料電池モジュール20内を動作温度に加熱している。その後、燃焼ガスは排気口21aから燃料電池モジュール20の外に排気される。
排熱回収システム30は、貯湯水を貯湯する貯湯槽31と、貯湯水が循環する貯湯水循環ライン32と、燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスと貯湯水との間で熱交換が行われる第1熱交換器33と、第1室R1を流通した空気と貯湯水との間で熱交換が行われる第2熱交換器34と、が備えられている。
貯湯槽31は、1つの柱状容器を備えており、その内部に温水が層状に、すなわち上部の温度が最も高温であり下部にいくにしたがって低温となり下部の温度が最も低温であるように貯留されるようになっている。貯湯槽31の柱状容器の下部には水道水などの水(低温の水)が補給され、貯湯槽31に貯留された高温の温水が貯湯槽31の柱状容器の上部から導出されるようになっている。
貯湯水循環ライン32の一端は貯湯槽31の下部に、他端は貯湯槽31の上部に接続されている。貯湯水循環ライン32上には、一端から他端に向かって順番に貯湯水循環手段である貯湯水循環ポンプ32a、第2熱交換器34、第1熱交換器33、および温度センサ32bが配設されている。貯湯水循環ポンプ32aは、貯湯槽31の下部の貯湯水を吸い込んで貯湯水循環ライン32を図示矢印方向へ通水させて貯湯槽31の上部に吐出するものであり、その流量(送出量)が制御されるようになっている。温度センサ32bは、貯湯水の貯湯槽31の入口温度を反映する温度を検出するものであり、その検出結果を制御装置(図示省略)に送信するようになっている。
第1熱交換器33は、燃料電池モジュール20から排気される燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽31からの貯湯水が供給され燃焼排ガスと貯湯水が熱交換する熱交換器である。この第1熱交換器33は、筐体11内に配設されている。本実施の形態では、第1熱交換器33は、燃料電池モジュール20の下部に設けられており、少なくとも第1熱交換器33の下部は仕切部材12を貫通して第2室R2に突出されて配設されている。
第1熱交換器33は、ケーシング33aを備えている。ケーシング33aには、燃焼排ガスが導入される導入口33b、燃焼排ガスが導出される導出口33c、および凝縮された凝縮水が導出される導出口33dが設けられている。ケーシング33a内には、貯湯水循環ライン32に接続されている熱交換部(凝縮部)33eが配設されている。導入口33bは、燃料電池モジュール20のケーシング21の下部に設けられ燃焼排ガスが導出される導出口21aに連通するようになっている。燃焼排ガスの導出口33cは、排気管45を介して第1排気口11aに接続されている。凝縮水の導出口33dは、ケーシング33aの底部に形成されている。燃焼排ガスの導出口33cは、凝縮水が燃焼排ガスの導出口33cから導出するのを防止するため、凝縮水の導出口33dより上方に形成されている。
このように構成された第1熱交換器33においては、燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスは、導入口33bからケーシング33a内に導入され、貯湯水が流通する熱交換部33eを通る際に貯湯水との間で熱交換が行われ凝縮されるとともに冷却される。凝縮後の燃焼排ガスは導出口33cおよび排気管45を通って第1排気口11aから外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水の導出口33dおよび凝縮水供給管46を通って純水器14に供給される(自重で落水する)。一方、熱交換部33eに流入した貯湯水は、加熱されて流出される。なお、燃焼排ガスが凝縮水供給管46に流れないように、水封構造になっている。例えば、純水器14へ行く凝縮水供給管46もしくは熱交換器33内で一度上部に水を上げる構造とすると、その位置まで常に水が溜まった状態となり、ガスが純水器14へ行く凝縮水供給管46には流れないようになる。
第2熱交換器34は、空気導入口12aから第2排気口(空気導出口)11bに流通する空気(換気用空気)が供給されるとともに貯湯槽31からの貯湯水が供給され、換気用空気と貯湯水が熱交換する熱交換器である。第2熱交換器34は、燃料電池モジュール20の周囲に燃料電池モジュール20から離間させて筐体11内に配設されている。本実施の形態では、第2熱交換器34は、第1室R1内であって、第2排気口11bに隣り合うように設けられている。
第2熱交換器34は、ケーシング34aを備えている。ケーシング34aには、換気用空気が導入される導入口34b、および換気用空気が導出される導出口34cが設けられている。ケーシング33a内には、貯湯水循環ライン32に接続されている熱交換部(凝縮部)34eが配設されている。導入口34bは、第1室R1内に向けて開口し、導出口34cは第2排気口11bに連通するようになっている。
これにより、換気用空気は、導入口34bからケーシング34a内に導入され、貯湯水が流通する熱交換部34eを通る際に貯湯水との間で熱交換が行われ冷却される。冷却後の換気用空気は導出口34cおよび第2排気口11bを通って外部に排出される。一方、熱交換部34eに流入した貯湯水は、加熱されて流出される。
このように構成された排熱回収システム30においては、貯湯水循環ポンプ32aの駆動によって貯湯水循環ライン32を循環する貯湯水は、換気用空気、燃焼排ガスの順番に熱交換するようになっている。また、貯湯水循環ポンプ32aは、温度センサ32bの検出温度(貯湯水の貯湯槽31への戻り温度)が所定の温度または温度範囲となるように、送出量が制御されるようになっている。
また、燃料電池システムは、水タンク13および純水器14を備えている。水タンク13および純水器14は第2室R2内に配設されている。水タンク13は、純水器14から導出された純水を貯めておくものである。純水タンク13には、純水タンク13内の純水量を検出する図示しない水量センサ(水位センサ)が設けられている。水量センサは例えばフロート式、静電容量式などの水位計である。水量センサは制御装置に検出信号を送信するようになっている。
純水器14は、活性炭とイオン交換樹脂を内蔵しており、例えばフレーク状の活性炭と粒状のイオン交換樹脂を充填している。また被処理水の状態によっては、中空糸フィルタを設置しても良い。純水器14は、第1熱交換器33からの凝縮水を活性炭とイオン交換樹脂によって純水化するものである。純水器14は、配管47を介して純水タンク13に連通しており、純水器14内の純水は配管47を通って純水タンク13に導出される。
また、第1室R1は、第1室R1内に外部からの空気を導入する空気導入口12aと、第1室R1内の空気を外部に導出する空気導出口(第2排気口)11bと、空気導入口12aから空気導出口11bまでの空気が流通する流通路上に設けられ空気(換気用空気)を送出するための換気用空気ブロワ(送風手段)15と、を備えている。
空気導入口12aは、仕切部材12に形成されている。なお、空気導入口12aは、第1室R1を形成する筐体11に形成するようにしてもよい。第2排気口11bは、第1室R1を形成する筐体11に形成されている。換気用空気ブロワ15は、空気導入口12aに設けられている。換気用空気ブロワ15は、第2室R2内の空気を吸い込んで、空気導入口12aを通して第1室R1内に送出している。なお、空気導入口12aから空気導出口11bまでの空気が流通する流通路には、空気導入口12aおよび空気導出口11bも含まれる。また、第2室R2は、第2室R2内に外部からの空気を導入する空気導入口11cを備えている。
これにより、換気用空気ブロワ15の駆動によって、外部の空気が空気導入口11cから第2室R2内に流入する。第2室R2で天然ガスポンプなどの補機,パワコン等を冷却し、空気導入口12aを通して第1室R1内に送出される。第1室R1内に導入された換気用空気は、第1室R1の内壁面とケーシング21との間を燃料電池モジュール20との間で熱交換を行いながら(すなわち燃料電池モジュール20の排熱を回収しながら)第2排気口11bに向かって流通する。換気用空気は、補機,パワコンからの排熱、および燃料電池モジュール20からの排熱により加熱される(例えば、60〜80℃)。そして、高温となった換気用空気は、第2排気口11bの手前に配設されている第2熱交換器34において、その熱が貯湯水に回収された後、第2排気口11bから外部に排出される。
さらに、燃料電池システムは、温度センサ21bを備えている。温度センサ21bは、燃料電池モジュール20のケーシング21の外壁面温度または外壁面温度を反映する部位の温度を検出するセンサである。温度センサ21bの検出結果は制御装置に送信されている。
そして、換気用空気ブロワ15は、温度センサ21bの検出温度に基づいて制御されるようになっている。すなわち、換気用空気ブロワ15は、温度センサ21bの検出温度が所定温度以下(例えば60℃)以下となるように制御されるようになっている。また、換気用空気ブロワ15は、温度センサ21bの検出温度と所定温度との温度差に基づいて制御されるようにしてもよい。この場合、換気用空気ブロワ15は、温度差が大きいほど換気用空気ブロワ15の送出(送風)量が大きくなるように制御されればよい。
上述した説明から明らかなように、本実施の形態においては、燃料電池モジュール20は、第1室R1(収納室)に収納室R1の内壁面から空間をおいて収納されている。また、換気用空気ブロワ15の駆動により、第1室R1内には、空気導入口12aから空気(換気用空気)が導入される。導入された空気(換気用空気)は、第1室R1の内壁面と燃料電池モジュール20との間を流通して第2排気口(空気導出口)11bから導出される。この第1室R1内を流通する空気は燃料電池24の発電によって高温となった燃料電池モジュール20との間で熱交換が行われるので、この空気は昇温(加熱)されるとともに燃料電池モジュール20は降温される(空冷される)。このとき、燃料電池モジュール20は空冷されるので、水冷に比較して必要以上に冷却されるのを抑制することができる。また、燃料電池モジュール20の熱は第1室R1内を流通する空気に回収される。その後、その空気は第2熱交換器34を流通するので、第2熱交換器34において空気に回収された燃料電池モジュール20の熱は貯湯水に回収される。また、第2熱交換器34と燃料電池モジュール20は離間されているため、熱容量の大きい貯湯水側の低温に引っ張られて燃料電池モジュール20の温度が必要以上に低下するのを確実に防止することができる。したがって、燃料電池24からの熱回収効率を向上させつつ、燃料電池モジュール20の温度を必要以上に低下させるのを抑制し、発電効率を高く維持することができる。
また、本発明は、筐体11を仕切部材12で仕切っていない場合にも適用することができる。この場合、燃料電池モジュール20、第2熱交換器34は筐体11内に収納されている。この場合にも前述と同様な作用・効果を得ることができる。
また、燃料電池モジュール20のケーシング21の外壁面温度(または外壁面温度を反映する部位の温度)を検出する温度センサ21bをさらに備え、換気用空気ブロワ15は、温度センサ21bの検出温度に基づいて制御される。これにより、燃料電池モジュール20の外壁面温度が必要以上に高温となるのを抑制することができる。また、燃料電池24の発電負荷が減少したときなど熱余り状態となり燃料電池モジュール20からの放熱(発熱)が増大しても、換気用空気ブロワ15による送風量が増大され、放熱を空気(換気用空気)および第2熱交換器34を介して有効に回収することができる。逆に低温環境下等で外壁面温度が低い場合には、換気用空気ブロワ15による送風量を減少することで燃料電池モジュールと空気間の熱交換を抑制することが可能となる。それにより、放熱量を抑制でき環境温度等によらず高発電効率の維持が可能であるとともに、その環境において最適な熱回収が可能となる。
ところで、一般的に、第1熱交換器33に供給される燃焼排ガスが、第2熱交換器34に供給される第1室R1を流通した空気より高温である。上述した実施の形態では、貯湯槽31の下部および上部に一端および他端が接続され、貯湯水が流通する貯湯水循環ライン32を備え、貯湯水循環ライン32上には、第2熱交換器34が貯湯水の流れ方向において第1熱交換器33より上流に位置するように第1および第2熱交換器33,34が配置されている。これによれば、図2に示すように、貯湯槽31の下部から流出された低温の貯湯水は、第2熱交換器34において20℃から40℃に昇温され、第1熱交換器33において40℃から75℃に昇温され、その後貯湯槽31の上部に戻される。また、第2熱交換器34において、換気用空気は60℃から25℃まで降温され、第1熱交換器33において、燃焼用排ガスは300℃から45℃まで降温されて、それぞれ外部に排出される。このように、温度の低い熱源から順番に熱が回収されるので、貯湯水に効率よく熱回収を行うことができる。
なお、上記第1の実施の形態においては、高温となる部材(燃料電池モジュール20)を低温の部材より上に配置することで熱的に効率のよい配置とするために、上部仕切部材12は上下方向に筐体11を区画しているが、水平方向に区画するようにしてもよい。また、本実施例では、仕切り板を設置しているが、補機・パワコン,燃料電池モジュールを規定量冷却できれば仕切り板は不要である。あるいは仕切り板に第1室R1と第2室R2の間を空気が流通できる孔があいていてもよい。
また、上記第1の実施の形態においては、空気導入口12aは、仕切部材12に形成されているが、第1室R1を形成する筐体11に形成するようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態においては、送風手段を図3に示すように空気導出口11bに設けるようにしてもよい。送風手段としては吸出しタイプの送風機15aを使用すればよい。また、空気導入口12aから空気導出口11bまでの空気が流通する流通路上に設けるようにしてもよい。流通路は、第1室R1の内壁面とケーシング21との間に形成された空間である。
また、上記第1の実施の形態においては、第1熱交換器33は第2室R2に突出させることなく第1室R1内に完全に収納されるように配設してもよい。第2熱交換器34は第1室R1内でなく第2室R2内に配設してもよい。
2)第2の実施の形態
次に、本発明による燃料電池システムの第2の実施の形態について図4、図5を参照して説明する。本第2の実施の形態は、図4に示すように、第2熱交換器34で熱交換された後の換気用空気が、第1熱交換器33で熱交換された後の燃焼排ガスと合流されて外部に排気される合流構造50を備えた点で、上記第1の実施の形態と異なっている。他の構成は上記第1の実施の形態と同一構成であるので同一符号を付してその説明を省略する。
合流構造50は、図5に示すように、第1熱交換器33で熱交換後の燃焼排ガスが内部に供給されるケーシング51と、ケーシング51内に配設され第2熱交換器で熱交換後の換気用空気が一端から供給され他端からケーシング51内に導出されるチューブ52aと、を備えた熱交換器であって、合流位置に設けられた第3熱交換器53を備えている。
ケーシング51には、燃焼排ガスが導入される導入口51a、燃焼排ガスおよび換気用空気が導出される導出口51b、および凝縮された凝縮水が導出される導出口51cが設けられている。ケーシング51内には、第2熱交換器34で熱交換後の換気用空気が流通する熱交換部(凝縮部)52が配設されている。導入口51aは、排気管45を介して第1熱交換器33の燃焼排ガスの導出口33cに接続され、導出口51bは、排気管45を介して第1排気口11aに接続されている。凝縮水の導出口51cは、ケーシング51の底部に形成されている。この凝縮水の導出口51cは、接続管55を介して凝縮水供給管46に接続されている(また純水器14に直接接続するようにしてもよい。)。
熱交換部52は、チューブ52aとチューブ52aが貫設した複数の板状フィン52bから構成されている。チューブ52aの一端は、換気用空気導出管54を介して第2熱交換器34の換気用空気導出口34cに接続されている。第2熱交換器で熱交換後の換気用空気がチューブ52aの一端から供給され、他端からケーシング51内に導出されるようになっている。なお、燃焼排ガスおよび換気用空気の導出口51bは、凝縮水が導出口51bから導出するのを防止するため、凝縮水の導出口51cより上方に形成されている。
このように構成された第3熱交換器53においては、第1熱交換器33で熱交換された燃焼排ガスは、導入口51aからケーシング51内に導入され、第2熱交換器34で熱交換された換気用空気が流通する熱交換部52を通る際に換気用空気との間で熱交換が行われ凝縮されるとともに冷却される。一方、チューブ52aを流通する換気用空気は、熱交換部52で昇温された後、他端からケーシング51内に導出される。したがって、冷却後の燃焼排ガスおよび昇温された換気用空気がケーシング51内で合流され、その後第1排気口11aから外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水の導出口51c、接続管55および凝縮水供給管46を通って純水器14に供給される。
上述した説明から明らかなように、本第2の実施の形態においては、第2熱交換器34で熱交換された後の空気が、第1熱交換器33で熱交換された後の燃焼排ガスと合流されて外部に排気される合流構造を備えている。これにより、第2熱交換器34で熱交換された空気すなわち水蒸気含有の低い空気を燃焼排ガスに混合させることで、燃焼排ガスの白煙化をより抑制することができる。加えて、高温の燃焼排ガスに低温の換気用空気を合流させることで、高温の燃焼排ガス中の水蒸気が低温の前記空気によって凝縮させることができる。これにより、その凝縮水も、燃料電池モジュール20に供給される水として利用することができ、ひいては、燃料電池システムの運転で必要とされる水を自給することができる。
また、合流構造は、第1熱交換器33で熱交換後の燃焼排ガスが内部に供給されるケーシング51と、ケーシング51内に配設され第2熱交換器34で熱交換後の空気が一端から供給され他端からケーシング内51に導出されるチューブ52aと、を備えた熱交換器であって、合流位置に設けられた第3熱交換器53を備えている。これにより、燃焼排ガスの白煙化および燃焼排ガスからのさらなる水回収を、簡単な構造で確実に行うことができる。
なお、上記第1の実施の形態では2つの排気口(第1および第2排気口11a,11b)が別々に設けられていたが、第2排気口11bを省略して第1排気口11aに集約することができる。
また、他の合流構造としては、換気用空気導出管54を排気管45の途中に単に接続するものでもよい。
また、換気用空気ブロワ15(送風手段)を、外気からの空気を導入する空気導入口11cに設けて、パッケージ内に換気用空気を押し込む構造としてもよい。換気用空気は、外気から吸込み⇒補機の冷却⇒燃料電池モジュールの冷却で昇温される。外気から吸込み⇒補機の冷却⇒燃料電池モジュールの冷却ができれば、換気用空気ブロワ15(送風手段)の取付位置は問わない。
11…筐体、11a…第1排気口、11b…第2排気口、11c…空気導入口、12…仕切部材、12a…空気導入口、13…水タンク、14…純水器、15…換気用空気ブロワ(送風手段)、20…燃料電池モジュール、21…ケーシング、21a…導出口、21b…温度センサ、22…蒸発部、23…改質部、24…燃料電池、24a…セル、24b…燃料流路、24c…空気流路、25…マニホールド、30…排熱回収システム、31…貯湯槽、32…貯湯水循環ライン、32…貯湯水循環ポンプ、32b…温度センサ、33…第1熱交換器、34…第2熱交換器、50…合流構造、51…ケーシング、52…熱交換部、52a…チューブ、53…第3熱交換器、R1…第1室、R2…第2室。

Claims (5)

  1. 燃料電池と前記燃料電池を収納するケーシングとを具備する燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールが収納された筐体と、
    前記燃料電池のアノードオフガスを燃焼した燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽からの貯湯水が供給され前記燃焼排ガスと前記貯湯水が熱交換する熱交換器であって、前記筐体内に配設された第1熱交換器と、
    前記筐体に形成され前記筐体の外部の空気を導入する空気導入口と、
    前記筐体に形成され前記筐体内の前記空気を外部に導出する空気導出口と、
    前記空気導入口から前記空気導出口まで前記空気を流通させるための送風手段と、
    前記燃料電池モジュールの周囲に前記燃料電池モジュールから離間させて前記筐体内に配設された第2熱交換器と、を備え、
    前記第2熱交換器は、前記空気導入口から前記空気導出口に流通する前記空気のうち前記燃料電池モジュールを空冷した後の空気が供給されるとともに前記貯湯槽からの前記貯湯水のうち前記第1熱交換器において前記燃焼排ガスから熱を回収する前の貯湯水が供給され前記空気と前記貯湯水が熱交換する熱交換器であることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記筐体内に仕切部材で区画形成され、前記燃料電池モジュールが収納された収納室が設けられ、
    前記第2熱交換器が前記収納室内に設けられていることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2において、前記ケーシングの外壁面温度または該外壁面温度を反映する部位の温度を検出する温度センサをさらに備え、
    前記送風手段は、前記温度センサの検出温度に基づいて制御されることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記第2熱交換器で熱交換された後の前記空気が、前記第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流されて外部に排気される合流構造を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項4において、前記合流構造は、前記第1熱交換器で熱交換後の燃焼排ガスが内部に供給されるケーシングと、該ケーシング内に配設され前記第2熱交換器で熱交換後の前記空気が一端から供給され他端から前記ケーシング内に導出されるチューブと、を備えた熱交換器であって、前記第2熱交換器で熱交換された後の前記空気が前記第1熱交換器で熱交換された後の燃焼排ガスと合流される合流位置に設けられた第3熱交換器を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
JP2009084112A 2009-03-31 2009-03-31 燃料電池システム Expired - Fee Related JP5381238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009084112A JP5381238B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009084112A JP5381238B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010238471A JP2010238471A (ja) 2010-10-21
JP5381238B2 true JP5381238B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=43092633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009084112A Expired - Fee Related JP5381238B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5381238B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012138265A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Jx Nippon Oil & Energy Corp 燃料電池システム及び脱硫装置
WO2012165516A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 京セラ株式会社 燃料電池装置
JPWO2013122124A1 (ja) * 2012-02-17 2015-05-18 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池システム
JP6057222B2 (ja) * 2012-05-08 2017-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電システム
JP2016011806A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 アイシン精機株式会社 燃焼排ガス排出装置
JP7489626B2 (ja) 2020-09-28 2024-05-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電システム、発電システムの制御方法、および、コージェネレーションシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4467261B2 (ja) * 2003-08-11 2010-05-26 東京瓦斯株式会社 燃料電池のコージェネレーションシステム
JP2006073264A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp 燃料電池発電システム及び温水生成方法
JP2006179386A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Kyocera Corp 燃料電池システム
JP2006318750A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
JP2008243591A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Corp 燃料電池装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010238471A (ja) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100297512A1 (en) Fuel cell system
US7494731B2 (en) Fuel cell power generation system
JP5381238B2 (ja) 燃料電池システム
US20110250513A1 (en) Fuel cell
WO2012091096A1 (ja) 燃料電池システム
JP2008262849A (ja) 燃料電池システム
JP2010257644A (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP2010238444A (ja) 燃料電池装置
JP2011023168A (ja) 燃料電池システム
JP2013229203A (ja) 固体酸化物形燃料電池システム
JP6179390B2 (ja) 燃料電池システム
JP2013187118A (ja) 燃料電池システム
JP2012169048A (ja) 燃料電池システム
KR101095665B1 (ko) 연료전지 발전 시스템
JP5900045B2 (ja) 酸化剤ガス供給用管部材およびそれを備えた燃料電池システム
JP6089414B2 (ja) 燃料電池システムの水精製装置
JP5458628B2 (ja) 燃料電池システム
JP2014182923A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP5283556B2 (ja) 燃料電池システムの制御プログラム
JP2009076216A (ja) 燃料電池発電システムとその水循環システム
JP5079370B2 (ja) パッケージ型燃料電池
JP6192868B1 (ja) 燃料電池システム
JP6477085B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008251447A (ja) 燃料電池発電装置のドレン処理装置
JP5428461B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130730

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130916

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5381238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees