JP2016207341A - 燃料電池コージェネレーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】温水が使用されない場合であっても、経済的且つ良好に改質用水を生成することを可能にする。【解決手段】燃料電池コージェネレーションシステム10は、円筒状タンク部材40を有する貯湯タンク16及び前記貯湯タンク16の全周を包み込む断熱部材42を備える。燃料電池コージェネレーションシステム10は、断熱部材42を構成し、円筒状タンク部材40の下部40uに配置される下部断熱部材44を、上下方向に進退させることにより、該下部40uを外部に開放させる断熱部材開放機構46を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層した燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールが組み込まれる燃料電池コージェネレーションシステムに関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いている。固体電解質の両側にアノード電極とカソード電極とを配設した電解質・電極接合体(MEA)は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されている。燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして燃料電池モジュールに適用されている。
ところで、SOFCでは、運転温度が比較的高温であり、発電反応に使用された燃料ガス及び酸化剤ガスを含む排ガスも高温になっている。このため、排ガスの有効利用を図ることが望まれている。
例えば、SOFCからの排ガスと水とを熱交換する熱交換器を備えるとともに、前記水が貯湯タンクに蓄えられている。貯湯タンク内の水は、熱交換により昇温されて所定の温度の温水が得られ、前記温水は、家庭内の給湯システムや暖房システムに供給されている。すなわち、燃料電池コージェネレーションシステムである。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている貯湯式給湯機の貯湯タンクユニットが知られている。この貯湯タンクユニットは、温水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンクの周囲を包囲する外箱とを備え、前記外箱の外側に断熱材を備えた貯湯タンク用断熱カバーを設けている。
特開2008−215632号公報
ところで、燃料電池コージェネレーションシステムでは、燃料電池モジュールが、常時、稼働されており、高温の排ガスが常に排出されている。その際、水蒸気改質用水は、貯湯タンクから排出される熱交換用水と排ガスとの熱交換により生成されている。このため、貯湯タンク内では、水蒸気改質用水として常に低温の水を貯留しておく必要がある。従って、低温の水を供給するために、貯湯タンク内の温水を常に使用し続けなければならない。
しかしながら、家庭内では、温水を必要としない時間帯が存在しており、貯湯タンク内の温水が満水状態となり易く、改質用水(凝縮水)を生成することができないという問題がある。
なお、特許文献1において、貯湯タンク用断熱カバーの側面には、開口部が設けられるとともに、前記開口部は、扉により開閉されている。この開口部は、貯湯タンク用断熱カバーが貯湯タンクユニットに設置された際、貯湯タンクユニットの制御用基板と対向した位置となっており、前記制御用基板の温度上昇を抑制している。
しかしながら、貯湯タンク用断熱カバーの側面に設けられた開口部は、制御用基板を冷却するものであり、貯湯タンクを有効に冷却することができないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、温水が使用されない場合であっても、経済的且つ良好に改質用水を生成することが可能な燃料電池コージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池コージェネレーションシステムは、燃料電池モジュール、熱交換器、貯湯タンク及び水タンクを備えている。燃料電池モジュールは、燃料電池スタック、水蒸気改質器及び蒸発器を備え、前記燃料電池スタックは、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層している。水蒸気改質器は、原燃料と水蒸気との混合ガスを改質して燃料ガスを生成し、該燃料ガスを燃料電池スタックに供給する一方、蒸発器は、改質用水を蒸発させるとともに、水蒸気を前記水蒸気改質器に供給している。
熱交換器は、燃料電池モジュールから排出される排ガスとの熱交換により熱交換用水を昇温させ、貯湯タンクは、前記熱交換用水を排出する一方、前記熱交換により前記熱交換用水を昇温させて得られた温水を溜めている。水タンクは、熱交換により排ガスから生成された凝縮水を貯留し、前記凝縮水を改質用水として利用している。
貯湯タンクの上部には、熱交換により生成された温水を該貯湯タンク内に供給する温水供給流路と、前記貯湯タンク内の前記温水を外部に排出する湯排出流路と、が設けられている。貯湯タンクの下部には、外部から熱交換用水を該貯湯タンク内に供給する水供給流路と、前記熱交換用水を熱交換器に供給する水排出流路と、が設けられている。
燃料電池コージェネレーションシステムは、貯湯タンクの全周を包み込むように覆う断熱部材を備えている。燃料電池コージェネレーションシステムは、断熱部材を構成し、貯湯タンクの下部に配置される下部断熱部材を移動させることにより、該貯湯タンクの下部を外部に開放させる断熱部材開放機構を備えている。
また、燃料電池コージェネレーションシステムは、燃料電池モジュールが収容される第1筐体と、貯湯タンクが収容されるとともに、前記第1筐体とは別体の第2筐体とを備えることが好ましい。
その際、第2筐体には、貯湯タンクから排出された熱交換用水を冷却する水冷却用ファンと、筐体開閉機構とが設けられることが好ましい。筐体開閉機構は、断熱部材開放機構により外部に開放される貯湯タンクの下部に、水平方向に沿って対向し、第2筐体の内部を該第2筐体の外部に開放させることが好ましい。
このため、水冷却用ファンの駆動作用下に、貯湯タンクの冷却が推進されるとともに、断熱部材開放機構により前記貯湯タンクの下部全周が外部に開放されている。従って、貯湯タンクの下部の冷却が良好に進行されるため、水冷却用ファンの稼働が有効に低減される。これにより、消費電力の低減を図るとともに、騒音の低減を図ることができる。
さらに、燃料電池コージェネレーションシステムは、断熱部材開放機構及び筐体開閉機構を一体に開放動作させ、且つ一体に閉塞動作させるリンク機構を備えることが好ましい。このため、断熱部材開放機構及び筐体開閉機構は、リンク機構により連動するため、迅速且つ確実な貯湯タンクの冷却処理が遂行可能になる。
さらにまた、断熱部材開放機構は、貯湯タンクの下部全周を外部に露呈させることが好ましい。その際、筐体開閉機構は、外部に露呈する下部の直径方向一端に配置される一方、前記下部の直径方向他端には、タンク冷却用ファンが配設されることが好ましい。従って、筐体開閉機構及びタンク冷却用ファンは、貯湯タンクの外部に露呈する下部を挟んで互いに対向して配置されるため、前記貯湯タンクの冷却効率が良好に向上する。
また、燃料電池コージェネレーションシステムは、タンク冷却用ファンを、リンク機構の開放動作に連動して駆動させる制御部を備えることが好ましい。これにより、迅速且つ確実な貯湯タンクの冷却処理が遂行される。
さらに、水排出流路は、水冷却用ファン内を通過するとともに、前記水冷却用ファンは、前記水排出流路を流通する熱交換用水の温度を検出する温度検知部を備えることが好ましい。このため、水排出流路を流通する熱交換用水の温度に基づいて、貯湯タンクの冷却処理が効率的に行われる。
さらにまた、燃料電池コージェネレーションシステムは、第2筐体内で水冷却用ファンを収容するシュラウドを備えることが好ましい。従って、水冷却用ファンによる冷却と、断熱部材開放機構、筐体開閉機構及びタンク冷却用ファンによる冷却とは、相互に干渉することがなく、それぞれの制御が容易に遂行可能になる。
また、燃料電池コージェネレーションシステムは、水冷却用ファン、タンク冷却用ファン、断熱部材開放機構及び筐体開閉機構を段階的に作動させる制御部を備えることが好ましい。これにより、無駄な作動が確実に抑制され、消費電力の低減及び騒音の低減が容易に図られる。
本発明によれば、断熱部材を構成する下部断熱部材が移動することにより、貯湯タンクの下部自体が外部に開放されている。このため、貯湯タンクの下部は、外部の空気により容易に冷却することができる。従って、ファンを不要に、又は前記ファンの稼働の低減が容易に図られる。これにより、貯湯タンク内の温水が使用されない場合であっても、経済的且つ良好に改質用水を生成することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステムの概略構成説明図である。 前記燃料電池コージェネレーションシステムの側面説明図である。 前記燃料電池コージェネレーションシステムを構成する断熱部材開放機構及び筐体開閉機構の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステムの側面説明図である。 前記燃料電池コージェネレーションシステムを構成する断熱部材開放機構、筐体開閉機構及びタンク冷却用ファンの動作説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステムの側面説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステム10は、燃料電池モジュール12、熱交換器14、貯湯タンク16及び水タンク18を備える。燃料電池コージェネレーションシステム10は、燃料電池モジュール12が収容される第1筐体20と、貯湯タンク16が収容されるとともに、前記第1筐体20とは別体の第2筐体22とを備える。
燃料電池モジュール12は、燃料電池スタック24、水蒸気改質器26及び蒸発器28を備える。燃料電池スタック24は、燃料ガス(水素ガスにメタン、一酸化炭素が混合した気体)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する。燃料電池スタック24は、図示しないが、例えば、平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される。
燃料電池は、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質の両面に、カソード電極及びアノード電極が設けられた電解質・電極接合体(MEA)を備える。電解質・電極接合体の両側には、カソードセパレータとアノードセパレータとが配設される。カソードセパレータには、カソード電極に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路が形成されるとともに、アノードセパレータには、アノード電極に燃料ガスを供給する燃料ガス流路が形成される。
水蒸気改質器26は、炭化水素を主体とする原燃料(例えば、都市ガス)と水蒸気との混合ガスを水蒸気改質して燃料ガスを生成し、該燃料ガスを燃料電池スタック24に供給する。蒸発器28は、改質用水を蒸発させるとともに、水蒸気を水蒸気改質器26に供給する。
熱交換器14は、燃料電池モジュール12から排ガス流路30を介して排出される排ガス(使用済みの燃料ガス及び酸化剤ガス)と、貯湯タンク16から水排出流路32を介して供給される熱交換用水との熱交換により、前記熱交換用水を昇温させる。
水タンク18には、熱交換器14の熱交換により排ガスから生成された凝縮水が水流路34を流通して貯留される。水タンク18は、貯留されている凝縮水を、改質用水として水供給路36から蒸発器28に供給する。熱交換器14は、熱交換により昇温された熱交換用水である温水(湯)を、温水供給流路38を介して貯湯タンク16に供給する。
貯湯タンク16は、図2に示すように、円筒状タンク部材40を備え、前記円筒状タンク部材40は、鉛直方向(矢印A方向)に軸方向を沿わせて立位姿勢で配置される。貯湯タンク16は、円筒状タンク部材40の全周を包み込むように覆う断熱部材42を備える。
断熱部材42は、円筒状タンク部材40の外周面に密着して又は僅かな隙間を有して、前記外周面の全体を覆っている。断熱部材42の下部には、小径部42sが矢印A方向に所定の長さLに亘って形成されるとともに、前記小径部42sには、断熱部材42を除去して切り欠き部42cが設けられる。
切り欠き部42cには、下部断熱部材44が配置され、前記下部断熱部材44は、断熱部材開放機構46を介して移動、具体的には、上下方向に進退することにより、円筒状タンク部材40の下部40uの全周が断熱部材42の外部に開放される。下部断熱部材44は、円筒状を有するとともに、軸方向に長さLが設定される。なお、下部断熱部材44は、上下方向に進退するものに限定されるものではなく、例えば、軸方向に2分割され、互いに水平方向に開閉可能に移動するように構成してもよい。
図2及び図3に示すように、断熱部材開放機構46は、ポテンショメータ付きのリニアモータ48を備え、前記リニアモータ48は、取り付け部材50を介して第2筐体22の内壁面に鉛直方向に向かって支持される。リニアモータ48から下方に延在するロッド48aには、リンク部材(リンク機構)52が連結され、前記リンク部材52に下部断熱部材44の一端(下端)が設けられる。
リニアモータ48の作用下に、下部断熱部材44は、円筒状タンク部材40の下部40uを閉塞する下端位置(図2参照)と、前記下部40uを開放する上端位置(図3参照)とに配置される。
第2筐体22の面22aの下部側には、断熱部材開放機構46により外部に開放される円筒状タンク部材40の下部40uに、水平方向に沿って対向し、前記第2筐体22の内部を該第2筐体22の外部に開放させる筐体開閉機構54が設けられる。筐体開閉機構54は、第2筐体22の面22aに形成された開口部である吸気口56と、前記第2筐体22の内側に配置され、前記吸気口56を開閉自在な吸気口リッド部材58とを備える。吸気口リッド部材58は、リンク部材52に固定される。
第2筐体22の面22aの上部側には、吸気口60と排気口62とが上方に向かって、順次、形成される。排気口62に隣接して、貯湯タンク16から排出された熱交換用水を冷却するためのラジエータファン(水冷却用ファン)64が配置される。ラジエータファン64には、ラジエータ66が設けられる。
円筒状タンク部材40の下部底面には、外部から熱交換用水を前記円筒状タンク部材40内に供給する水供給流路68と、前記熱交換用水を熱交換器14に供給する水排出流路32とが設けられる。水供給流路68及び水排出流路32は、円筒状タンク部材40の下部40uよりも下方に接続される。水排出流路32の途上には、ラジエータ66が介装される。
円筒状タンク部材40の上部には、熱交換により生成された温水を該円筒状タンク部材40内に供給する温水供給流路38と、前記円筒状タンク部材40内の前記温水を外部に排出する湯排出流路70とが設けられる。湯排出流路70は、図1に示すように、第2筐体22の外部に延在してバックアップボイラー(BB)72に接続され、図示しない家庭内の給湯システムや暖房システムに温水が供給される。
燃料電池モジュール12には、原燃料供給流路74aを介して原燃料が供給されるとともに、バックアップボイラー72には、燃焼用原燃料供給流路74bを介して前記原燃料が供給される。
ラジエータファン64は、水排出流路32を流通する熱交換用水の温度を検出する温度センサ(温度検知部)76を備える。温度センサ76により検出された温度は、制御部78に送られ、前記制御部78は、ラジエータファン64及び断熱部材開放機構46の駆動制御を行う。
このように構成される燃料電池コージェネレーションシステム10の動作について、以下に説明する。
燃料電池コージェネレーションシステム10の運転時には、原燃料供給流路74aに、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料が供給される。この原燃料は、燃料電池モジュール12に供給されるとともに、水タンク18から水供給路36を通って蒸発器28に改質用水が供給される。
このため、水蒸気改質器26では、原燃料と水蒸気との混合燃料が水蒸気改質され、C2+の炭化水素が除去(改質)されてメタンを主成分とする改質ガス(燃料ガス)が得られる。この改質ガスは、燃料電池スタック24に供給される。従って、改質ガス中のメタンが改質されて水素ガスが得られ、この水素ガスを主成分とする燃料ガスは、アノード電極(図示せず)に供給される。
一方、燃料電池モジュール12には、図示しない酸化剤ガス供給装置を介して空気が供給される。空気は、必要に応じて加温された後、燃料電池スタック24に導入され、図示しないカソード電極に供給される。これにより、燃料ガスと空気との電気化学反応により発電が行われる。
燃料電池モジュール12から排ガス流路30を介して排出される高温(数百℃)の排ガスは、熱交換器14に送られる。熱交換器14には、貯湯タンク16から水排出流路32を介して熱交換用水が供給されている。このため、熱交換器14では、高温の排ガスと熱交換用水とが熱交換を行い、前記熱交換用水が加温されて温水が得られる。温水は、温水供給流路38を介して貯湯タンク16に供給される。
一方、熱交換器14での熱交換により排ガスから凝縮水が生成される。この凝縮水は、水流路34を流通して水タンク18に貯留されるとともに、改質用水として水供給路36から蒸発器28に供給される。
貯湯タンク16では、図2に示すように、円筒状タンク部材40の上部に温水供給流路38が接続されており、温水は、前記円筒状タンク部材40の上部に導入される。円筒状タンク部材40の上部には、湯排出流路70が接続されており、前記湯排出流路70を通って、図示しない家庭内の給湯システムや暖房システムに温水が供給されている。
そこで、貯湯タンク16において、湯排出流路70からの温水の排出が停止される一方、水供給流路68からの熱交換用水(低温水)の供給が停止される。このため、燃料電池モジュール12の運転の継続により、貯湯タンク16内の温水温度が上昇する。従って、円筒状タンク部材40の下部40uに貯留されている比較的低温の水は、温水により昇温された状態で、水排出流路32に排出され易い。これにより、熱交換用水として排ガスとの熱交換が良好に遂行されないおそれがある。
第1の実施形態では、ラジエータファン64に温度センサ76が設けられており、水排出流路32を流通する熱交換用水の温度を検出している。そして、温度センサ76の検出温度が所定温度、例えば、40℃を超えると、制御部78は、断熱部材開放機構46を構成するリニアモータ48を駆動させる。このため、図3に示すように、ロッド48aが上方に移動してリンク部材52と一体に下部断熱部材44が上昇し、円筒状タンク部材40の下部40uの全周は、第2筐体22内に開放される。
リンク部材52には、吸気口リッド部材58が固定されている。従って、リンク部材52が上昇すると、吸気口リッド部材58が一体に上昇して吸気口56を開放させ、前記吸気口56を介して第2筐体22の外部と内部とが連通する。すなわち、筐体開閉機構54が開放される。これにより、円筒状タンク部材40の下部40uは、第2筐体22の外部に開放され、前記下部40uの全周が外気に晒されて冷却される。
次いで、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54が開放されていても、温度センサ76の検出温度が40℃を超えると、制御部78は、ラジエータファン64を駆動させる。このため、ラジエータ66を流通する熱交換用水は、ラジエータファン64からの送風により強制的に冷却された後、熱交換器14に供給されて所望の熱交換処理が遂行される。
この場合、第1の実施形態では、図3に示すように、断熱部材開放機構46を構成するリニアモータ48の作用下に、下部断熱部材44が上昇することにより、円筒状タンク部材40の下部40u自体が断熱部材42の外部に開放されている。従って、円筒状タンク部材40の下部40uは、容易に冷却することができ、ファンを不要に、又はラジエータファン64の稼働の低減が容易に図られる。これにより、貯湯タンク16内の温水が使用されない場合であっても、経済的且つ良好に改質用水を生成することが可能になるという効果が得られる。
また、燃料電池コージェネレーションシステム10は、図1に示すように、燃料電池モジュール12が収容される第1筐体20と、貯湯タンク16が収容されるとともに、前記第1筐体20とは別体の第2筐体22とを備えている。
その際、図3に示すように、第2筐体22には、貯湯タンク16を冷却するラジエータファン64と、筐体開閉機構54とが設けられている。筐体開閉機構54は、断熱部材開放機構46により外部に開放される円筒状タンク部材40の下部40uに、水平方向に沿って対向し、第2筐体22の内部を該第2筐体22の外部に開放させている。
このため、ラジエータファン64の駆動作用下に、貯湯タンク16から排出された熱交換用水の冷却が推進されるとともに、断熱部材開放機構46により円筒状タンク部材40の下部40uが外部に開放されている。従って、円筒状タンク部材40の下部40uの冷却が良好に進行されるため、ラジエータファン64の稼働が有効に低減される。これにより、消費電力の低減を図るとともに、騒音の低減を図ることができる。
さらに、燃料電池コージェネレーションシステム10は、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54を一体に開放動作させ、且つ一体に閉塞動作させるリンク部材52を備えている。このため、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54は、リンク部材(リンク機構)52により連動するため、迅速且つ確実な貯湯タンク16の冷却処理が遂行可能になる。
さらにまた、水排出流路32は、ラジエータファン64内を通過するとともに、前記ラジエータファン64は、前記水排出流路32を流通する熱交換用水の温度を検出する温度センサ76を備えている。従って、水排出流路32を流通する熱交換用水の温度に基づいて、貯湯タンク16の冷却処理が効率的に行われる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステム80の側面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステム10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池コージェネレーションシステム80は、貯湯タンク82を備え、前記貯湯タンク82は、第2筐体22に収容される。第2筐体22の面22aとは反対の面22bの下部側には、水平方向に沿って吸気口56と対向し、排風口84が形成される。
排風口84に隣接してタンク冷却用ファン86が配設されるとともに、リンク部材52には、前記タンク冷却用ファン86を介して前記排風口84を閉塞可能な排風口リッド部材88が固定される。すなわち、筐体開閉機構54は、外部に露呈する円筒状タンク部材40の下部40uの直径方向一端に配置される一方、タンク冷却用ファン86は、前記下部40uの直径方向他端に配設される。
燃料電池コージェネレーションシステム80は、タンク冷却用ファン86を、リンク部材52の開放動作に連動して駆動させる制御部78(図1参照)を備える。制御部78は、さらにラジエータファン64、タンク冷却用ファン86、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54を段階的に作動させる。
このように構成される燃料電池コージェネレーションシステム80では、水排出流路32を流通する熱交換用水の温度が、例えば、40℃を超えると、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54が駆動される。このため、円筒状タンク部材40の下部40uは、第2筐体22の外部に開放され、前記下部40uが外気に晒されて冷却される。
この状態で、温度センサ76の検出温度が40℃を超えていると、タンク冷却用ファン86が駆動される。従って、図5に示すように、吸気口56から第2筐体22内に外部空気が強制的に吸引され、前記外部空気は、円筒状タンク部材40の下部40uの全周に接して冷却した後、排風口84から第2筐体22の外部に排出される。さらに、温度センサ76の検出温度が40℃を超えていると、ラジエータファン64が駆動される。
この場合、第2の実施形態では、筐体開閉機構54は、外部に露呈する円筒状タンク部材40の下部40uの直径方向一端に配置される一方、タンク冷却用ファン86は、前記下部40uの直径方向他端に配設されている。これにより、筐体開閉機構54及びタンク冷却用ファン86は、円筒状タンク部材40の下部40uを挟んで互いに対向して配置されるため、前記円筒状タンク部材40の冷却効率が良好に向上するという効果が得られる。
また、燃料電池コージェネレーションシステム80は、タンク冷却用ファン86を、リンク部材52の開放動作に連動して駆動させる制御部78(図1参照)を備えている。これにより、迅速且つ確実な貯湯タンク16の冷却処理が遂行される。
さらに、制御部78は、ラジエータファン64、タンク冷却用ファン86、断熱部材開放機構46及び筐体開閉機構54を段階的に作動させている。このため、無駄な作動が確実に抑制され、消費電力の低減及び騒音の低減が容易に図られる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステム90の側面説明図である。なお、第2の実施形態に係る燃料電池コージェネレーションシステム80と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池コージェネレーションシステム90は、貯湯タンク92を備え、前記貯湯タンク92は、第2筐体22に収容される。第2筐体22内には、シュラウド94が設けられる。シュラウド94には、ラジエータファン64及びラジエータ66が収容されるとともに、前記シュラウド94により、吸気口60及び排気口62が覆われている。
このように構成される第3の実施形態では、ラジエータファン64による熱交換用水の冷却と、断熱部材開放機構46、筐体開閉機構54及びタンク冷却用ファン86による下部40uの冷却とは、相互に干渉することがない。このため、それぞれの冷却制御が容易に遂行可能になるという効果が得られる。
10、80、90…燃料電池コージェネレーションシステム
12…燃料電池モジュール 14…熱交換器
16、82、92…貯湯タンク 18…水タンク
20、22…筐体 24…燃料電池スタック
26…水蒸気改質器 28…蒸発器
30…排ガス流路 32…水排出流路
34…水流路 36…水供給路
38…温水供給流路 40…円筒状タンク部材
40u…下部 42…断熱部材
44…下部断熱部材 46…断熱部材開放機構
48…リニアモータ 50…取り付け部材
52…リンク部材 54…筐体開閉機構
56、60…吸気口 58…吸気口リッド部材
62…排気口 64…ラジエータファン
66…ラジエータ 68…水供給流路
70…湯排出流路 76…温度センサ
78…制御部 84…排風口
86…タンク冷却用ファン 88…排風口リッド部材

Claims (8)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層した燃料電池スタック、原燃料と水蒸気との混合ガスを改質して前記燃料ガスを生成し、該燃料ガスを前記燃料電池スタックに供給する水蒸気改質器、及び改質用水を蒸発させるとともに、前記水蒸気を前記水蒸気改質器に供給する蒸発器を備える燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールから排出される排ガスとの熱交換により熱交換用水を昇温させる熱交換器と、
    前記熱交換用水を排出する一方、前記熱交換により前記熱交換用水を昇温させて得られた温水を溜める貯湯タンクと、
    前記熱交換により前記排ガスから生成された凝縮水を貯留し、前記凝縮水を前記改質用水として利用する水タンクと、
    を備える燃料電池コージェネレーションシステムであって、
    前記貯湯タンクの上部には、前記熱交換により生成された前記温水を該貯湯タンク内に供給する温水供給流路と、
    前記貯湯タンク内の前記温水を外部に排出する湯排出流路と、
    が設けられるとともに、
    前記貯湯タンクの下部には、外部から前記熱交換用水を該貯湯タンク内に供給する水供給流路と、
    前記熱交換用水を前記熱交換器に供給する水排出流路と、
    が設けられ、
    前記燃料電池コージェネレーションシステムは、前記貯湯タンクの全周を包み込むように覆う断熱部材と、
    前記断熱部材を構成し、前記貯湯タンクの下部に配置される下部断熱部材を移動させることにより、該貯湯タンクの下部を外部に開放させる断熱部材開放機構と、
    を備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  2. 請求項1記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記燃料電池モジュールが収容される第1筐体と、
    前記貯湯タンクが収容されるとともに、前記第1筐体とは別体の第2筐体と、
    を備え、
    前記第2筐体には、前記貯湯タンクから排出された前記熱交換用水を冷却する水冷却用ファンと、
    前記断熱部材開放機構により外部に開放される該貯湯タンクの下部に、水平方向に沿って対向し、前記第2筐体の内部を該第2筐体の外部に開放させる筐体開閉機構と、
    が設けられることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  3. 請求項2記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記断熱部材開放機構及び前記筐体開閉機構を一体に開放動作させ、且つ一体に閉塞動作させるリンク機構を備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  4. 請求項2又は3記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記断熱部材開放機構は、前記貯湯タンクの下部全周を外部に露呈させるとともに、
    前記筐体開閉機構は、外部に露呈する前記下部の直径方向一端に配置される一方、前記下部の直径方向他端には、タンク冷却用ファンが配設されることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  5. 請求項4記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記タンク冷却用ファンを、前記リンク機構の開放動作に連動して駆動させる制御部を備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記水排出流路は、前記水冷却用ファン内を通過するとともに、
    前記水冷却用ファンは、前記水排出流路を流通する前記熱交換用水の温度を検出する温度検知部を備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記第2筐体内で前記水冷却用ファンを収容するシュラウドを備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
  8. 請求項4記載の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、前記水冷却用ファン、前記タンク冷却用ファン、前記断熱部材開放機構及び前記筐体開閉機構を段階的に作動させる制御部を備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
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