JP5302673B2 - 計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、計量装置に関し、特に、組合せ計量装置における物品供給装置の構造に関する。
ゲートを開閉することによって分散テーブルへ物品を供給するための物品供給装置を備える従来の組合せ計量装置が、例えば下記特許文献1に開示されている。
図15は、従来の組合せ計量装置の構造の一部を模式的に示す上面図である。仕切り壁5を有する分散テーブル4の外周に沿って、複数個(この例では16個)のフィードトラフ601〜616が配設されており、分散テーブル4の上方には、物品を分散テーブル4上に落下投入するための物品供給装置102が配設されている。物品供給装置102は、独立に開閉自在な一対のゲート103A,103Bを備えている。
実公平第6−2118号公報
図16は、図15に示したゲート103Bが開かれた状態を示す側面図である。ゲート103Bが開かれることにより、物品供給装置102内に蓄積されていた物品は、閉じているゲート103Aの斜面を滑走した後、略放物線状に落下する。従って、図16に示すように、物品150は、ゲート103Aから見て分散テーブル4の中心よりもやや遠方に多く落下する。そのため、図15に示した右半分側のフィードトラフ601〜608のうち、端部に位置するフィードトラフ601,608への物品の供給量が他に比べて少なくなるとともに、中央部に位置するフィードトラフ604,605への物品の供給量が他に比べて多くなって、各フィードトラフ601〜608への物品の供給量にばらつきが生じる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度が低下したり稼働率が低下する等の問題がある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、複数のフィードトラフの各々に対して物品を均一的に供給することが可能な物品供給装置を備える計量装置を得ることを目的とする。
第1の発明に係る計量装置は、分散テーブルと、前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブルに投入する投入手段とを備える計量装置において、前記投入手段は、独立に開閉自在な一対のゲートを備え、前記一対のゲートのうち、双方のゲートが閉じた状態から一方のゲートを開くことにより、その一方のゲートが急斜面側のゲートとなり、他方のゲートが緩斜面側のゲートとなり、前記緩斜面側のゲートに沿って滑走してきた前記物品が、対向する前記急斜面側のゲートに当たって滑走軌道が修正され、前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられることを特徴とするものである。
第2の発明に係る計量装置は、第1の発明に係る計量装置において特に、前記一対のゲートの各々は、開閉時に、ゲートの下端が、上に凸の略放物線状の軌道を辿るように開閉駆動されることを特徴とするものである。
第3の発明に係る計量装置は、第1又は第2の発明に係る計量装置において特に、前記一対のゲートの前記物品の滑走面の各々は、中空の略逆半円錐の外観形状をなしていることを特徴とするものである。
第4の発明に係る計量装置は、分散テーブルと、前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブルに投入する投入手段とを備える計量装置において、前記投入手段は、傾斜角度をそれぞれ変更可能な一対のゲートを備え、前記一対のゲートのうち、双方のゲートが閉じた状態から一方のゲートを開くことにより、その一方のゲートが急傾斜側のゲートとなり、他方のゲートが緩傾斜側のゲートとなり、前記緩傾斜側のゲートに沿って滑走してきた前記物品が対向する前記急傾斜側のゲートに当たって滑走軌道が修正され、前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられることを特徴とする。
第5の発明に係る計量装置は、第1の発明に係る計量装置において特に、急傾斜側のゲートの傾斜角度を調整することによって、前記投入手段の物品投入口の開口面積が調整されることを特徴とする。
第6の発明に係る計量装置は、第1又は第2の発明に係る計量装置において特に、前記物品の粘性に応じて緩傾斜側のゲートの傾斜角度が調整されることを特徴とする。
第1の発明に係る計量装置によれば、一対のゲートのうちの一方のゲートが開くことによって、緩斜面側の他方のゲートに沿って滑走してきた物品は、対向する急斜面側の一方のゲートに当たって滑走軌道が修正され、分散テーブルの中心部に向かって落下させられる。従って、分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段の各々に対して物品を均一的に供給することができ、複数の計量手段の各々に対しても物品の均一的な供給が可能となる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度や稼働率の向上を図ることができる。
第2の発明に係る計量装置によれば、分散テーブルの中心部に物品が山状に積み上げられている場合であっても、ゲートの下端が上に凸の略放物線状の軌道を辿るようにゲートが開閉駆動されることにより、ゲートの下端と物品の山との接触を回避でき、ゲートが物品をかみ込む事態を回避することができる。
第3の発明に係る計量装置によれば、各ゲートの略逆半円錐の外観形状に起因して、分散テーブルの中心部に向けて物品がより多く供給され、複数の供給手段の各々に対して物品をより均一的に供給することができる。
第4の発明に係る計量装置によれば、緩斜面側のゲートに沿って滑走してきた物品は、対向する急斜面側のゲートに当たって滑走軌道が修正され、分散テーブルの中心部に向かって落下させられる。従って、分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段の各々に対して物品を均一的に供給することができ、複数の計量手段の各々に対しても物品の均一的な供給が可能となる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度や稼働率の向上を図ることができる。
第5の発明に係る計量装置によれば、急傾斜側のゲートの傾斜角度を調整することによって、投入手段の物品投入口の開口面積が調整される。これにより、投入手段から分散テーブルへの物品の投入量を任意に調整することが可能となる。
第6の発明に係る計量装置によれば、物品の粘性に応じて緩傾斜側のゲートの傾斜角度が調整される。これにより、粘性の高い物品の場合には傾斜角度をきつく設定し、粘性の低い物品の場合には傾斜角度を緩やかに設定することにより、投入手段から分散テーブルへの物品の投入量を、物品の粘性に関わらずに均一にすることができる。
本発明の実施の形態1に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。 複数のフィードトラフの配置構成を示す上面図である。 図2に分散テーブルを重ねて示した上面図である。 図3に物品供給装置を重ねて示した上面図である。 物品供給装置のゲートの構造を示す斜視図である。 物品供給装置の一方のゲートが開いた状態を示す上面図である。 物品供給装置の一方のゲートが開いた状態を示す側面図である。 物品供給装置のゲートの望ましい駆動軌道を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。 複数のフィードトラフの配置構成を示す上面図である。 図10に分散テーブルを重ねて示した上面図である。 図11に物品供給装置を重ねて示した上面図である。 分散テーブルの右半分に物品を投入する状況を示す側面図である。 分散テーブルの左半分に物品を投入する状況を示す側面図である。 従来の組合せ計量装置の構造の一部を模式的に示す上面図である。 図15に示したゲートが開かれた状態を示す側面図である。
符号の説明
2 物品供給装置
3A,3B ゲート
4 分散テーブル
6(601〜616) フィードトラフ
7 計量手段
50 物品
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。フィーダ1の下方に物品供給装置2が配設されており、物品供給装置2の下方に分散テーブル4が配設されている。分散テーブル4の外周に沿って複数のフィードトラフ6(図1では符号605,613)が配設されており、各フィードトラフ6の下方には、プールホッパや計量ホッパ等を有する計量手段7(図1では符号705,713)がそれぞれ配設されている。また、計量手段7の下方には集合シュート8A,8Bが配設されている。ここで、フィードトラフ6は、計量手段7に物品を供給するための供給手段として機能する。また、物品供給装置2は、物品を分散テーブル4に落下投入するための投入手段として機能する。
図2は、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置における複数のフィードトラフ6(図2における符号601〜616)の配置構成を示す上面図である。図2に示すように、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置では、16個のフィードトラフ601〜616が放射状に整列して配設されている。
図3は、図2に分散テーブル4を重ねて示した上面図である。分散テーブル4の上面中央部には仕切り壁5が形成されており、この仕切り壁5によって、16個のフィードトラフ601〜616が、右半分の8個のフィードトラフ601〜608と、左半分の8個のフィードトラフ609〜616とに分類される。
図4は、図3に物品供給装置2を重ねて示した上面図である。図4中のラインI−Iに沿った位置に関する断面図が、図1に相当する。図1,4を参照して、物品供給装置2は、分散テーブル4の左半分に対応するゲート3Aと、右半分に対応するゲート3Bとを有している。対を成すゲート3A,3Bは、互いに独立して開閉自在である。
図5は、ゲート3Bの構造を示す斜視図である。図5に示すように、ゲート3Bは、略半楕円状の開口上面と、同じく略半楕円状の開口側面とを有しており、全体としては、外側よりも内側ほど深さの深い、中空の略逆半円錐の外観形状をなしている。なお、ゲート3Aの構造も、ゲート3Bと同様である。ここで、ゲート3A,3Bは、断面(開口上面又は開口側面に平行な断面)が略半楕円状となる上記の例に限らず、断面が任意の矩形状となるような形状であっても良い。このような形状のゲート3A,3Bは、四角形(又は任意の多角形)の板状体を折り曲げ加工することによって作製できる。
図6は、対を成すゲート3A,3Bのうちのゲート3Bが開いた状態を示す上面図であり、図7は、これに対応する側面図である。図7を参照して、図1の状態からゲート3Bが斜め下方に向かって開き、その姿勢を維持することにより、ゲート3Bの底面の傾斜角度は、ゲート3Aの底面の傾斜角度よりもきつくなる。つまり、ゲート3Aの底面が緩斜面となり、ゲート3Bの底面が急斜面となる。そして、図7中の矢印で示したように、物品供給装置2内に蓄積されていた物品50は、緩斜面側のゲート3Aの底面に沿って滑走してきた勢いで、対向する急斜面側のゲート3Bの底面に向かって放物線状に落下し、その後、ゲート3Bの底面に当たって滑走軌道が内向きに修正される。そして、ゲート3Bの底面に沿って滑走してきた勢いで、分散テーブル4の中心部に向かって放物線状に落下させられる。結果的に、図7に示すように、物品50は分散テーブル4の中心部に山状に積み上げられることとなる。
図8を参照して、分散テーブル4の中心部に積み上げられた物品50の山が高くなると、ゲート3Bを開閉駆動する際に、ゲート3Bの下端部が物品50の山の頂部に接触する事態が想定される。そこで、図8中の破線100で示すように、ゲート3Bの下端が、上に凸の略放物線状の軌道を辿るように、ゲート3Bを開閉駆動するのが望ましい。ゲート3Bの回転の支点(図8におけるゲート3Bの右上頂点)を固定するのではなく、ゲート3Bの回転角度に応じて回転の支点を上下に移動させることにより、破線100で示した軌道を実現することができる。これにより、ゲート3Bの下端と物品50の山との接触を回避でき、ゲート3Bが物品50をかみ込む事態を回避することができる。
このように、本実施の形態1に係る計量装置が備える物品供給装置2によれば、ゲート3Bが開くことによって、緩斜面側のゲート3Aに沿って滑走してきた物品50は、対向する急斜面側のゲート3Bに当たって滑走軌道が修正され、分散テーブル4の中心部に向かって落下させられる。従って、分散テーブル4の外周に沿って配設された複数のフィードトラフ6の各々に対して物品50を均一的に供給することができ、複数の計量手段7の各々に対しても物品50の均一的な供給が可能となる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度や稼働率の向上を図ることができる。
しかも、図5に示したようなゲート3Bの略逆半円錐の外観形状に起因して、分散テーブル4の中心部に向けて物品50がより多く供給され、複数のフィードトラフ6の各々に対して物品50をより均一的に供給することができる。
なお、以上の説明ではゲート3Bが駆動される場合の動作について述べたが、ゲート3Aの駆動も基本的に同様であるため、繰り返しの説明は省略する。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。フィーダ1の下方に物品供給装置2が配設されており、物品供給装置2の下方に分散テーブル4が配設されている。分散テーブル4の外周に沿って複数のフィードトラフ6(図9では符号605,613)が配設されており、各フィードトラフ6の下方には、プールホッパや計量ホッパ等を有する計量手段7(図9では符号705,713)がそれぞれ配設されている。また、計量手段7の下方には集合シュート8A,8Bが配設されている。ここで、フィードトラフ6は、計量手段7に物品を供給するための供給手段として機能する。また、物品供給装置2は、物品を分散テーブル4に落下投入するための投入手段として機能する。
図10は、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置における複数のフィードトラフ6(図10における符号601〜616)の配置構成を示す上面図である。図10に示すように、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置では、16個のフィードトラフ601〜616が放射状に整列して配設されている。
図11は、図10に分散テーブル4を重ねて示した上面図である。分散テーブル4の上面中央部には仕切り壁5が形成されており、この仕切り壁5によって、16個のフィードトラフ601〜616が、右半分の8個のフィードトラフ601〜608と、左半分の8個のフィードトラフ609〜616とに分類される。
図12は、図11に物品供給装置2を重ねて示した上面図である。図12中のラインIX−IXに沿った位置に関する断面図が、図9に相当する。図9,12を参照して、物品供給装置2は、分散テーブル4の左半分に対応するゲート3Aと、右半分に対応するゲート3Bとを有している。対を成すゲート3A,3Bは、互いに独立して開閉自在である。
図13は、分散テーブル4の右半分に物品を投入する状況を示す側面図である。軸H2を中心として、図9の状態からゲート3Bが反時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、ゲート3Bの傾斜角度は、ゲート3Aの傾斜角度よりもきつくなっている。つまり、ゲート3Aが緩斜面となり、ゲート3Bが急斜面となる。そして、図13中の矢印V1,V2で示したように、物品供給装置2内に蓄積されていた物品50は、緩斜面側のゲート3Aに沿って滑走してきた勢いで、対向する急斜面側のゲート3Bに向かって放物線状に落下し、その後、ゲート3Bに当たって滑走軌道が内向きに修正される。そして、ゲート3Bに沿って滑走してきた勢いで、分散テーブル4の中心部に向かって放物線状に落下させられる。結果的に、図13に示すように、物品50は分散テーブル4の中心部に山状に積み上げられることとなる。
ここで、図13に示したように、軸H2を中心として、図9の状態からゲート3Bが反時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、図12に示した寸法Wと図13に示した寸法L1との積として与えられる物品投入口の開口面積(W×L1)を、ゲート3Bの回転量によって調整することができる。これにより、物品供給装置2から分散テーブル4への物品の投入量を任意に調整することが可能となる。例えば、急斜面側のゲートに関する最適な回転量を物品の種類毎に求めて予め記憶装置に登録しておき、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応する回転量を記憶装置から自動で読み出して、ゲート3Bをその回転量に設定することができる。
なお、図13ではゲート3Aが反時計回り方向に回転駆動されたが、ゲート3Aを時計回り方向に回転駆動することにより、分散テーブル4の右半分及び左半分の双方に物品を投入することもできる。
図14は、分散テーブル4の左半分に物品を投入する状況を示す側面図である。軸H1を中心として、図9の状態からゲート3Aが時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、ゲート3Aの傾斜角度は、ゲート3Bの傾斜角度よりもきつくなっている。つまり、ゲート3Aが急斜面となり、ゲート3Bが緩斜面となる。そして、図14中の矢印V3,V4で示したように、物品供給装置2内に蓄積されていた物品50は、緩斜面側のゲート3Bに沿って滑走してきた勢いで、対向する急斜面側のゲート3Aに向かって放物線状に落下し、その後、ゲート3Aに当たって滑走軌道が内向きに修正される。そして、ゲート3Aに沿って滑走してきた勢いで、分散テーブル4の中心部に向かって放物線状に落下させられる。結果的に、図14に示すように、物品51は分散テーブル4の中心部に山状に積み上げられることとなる。
ここで、図14に示したように、軸H1を中心として、図9の状態からゲート3Aが時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、図12に示した寸法Wと図14に示した寸法L2との積として与えられる物品投入口の開口面積(W×L2)を、ゲート3Aの回転量によって調整することができる。これにより、物品供給装置2から分散テーブル4への物品の投入量を任意に調整することが可能となる。
なお、図14ではゲート3Bが時計回り方向に回転駆動されたが、ゲート3Bを反時計回り方向に回転駆動することにより、分散テーブル4の左半分及び右半分の双方に物品を投入することもできる。
また、以上の説明では、物品投入口の開口面積を調整するために急斜面側のゲートの傾斜角度を調整する場合について述べたが、これに限らず、例えば、物品の粘性の大きさに応じて緩傾斜側のゲートの傾斜角度を調整することもできる。粘性の高い物品の場合には緩斜面側のゲートの傾斜角度をきつく設定し、粘性の低い物品の場合には緩やかに設定することにより、物品供給装置2から分散テーブル4への物品の投入量を、物品の粘性に関わらずに均一にすることができる。例えば、緩斜面側のゲートに関する最適な回転量を、粘性が異なる物品の種類毎に求めて予め記憶装置に登録しておき、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応する回転量を記憶装置から自動で読み出して、緩斜面側のゲートをその回転量に設定することができる。
このように、本実施の形態2に係る計量装置が備える物品供給装置2によれば、例えば図13に示したように、緩斜面側のゲート3Aに沿って滑走してきた物品50は、対向する急斜面側のゲート3Bに当たって滑走軌道が修正され、分散テーブル4の中心部に向かって落下させられる。従って、分散テーブル4の外周に沿って配設された複数のフィードトラフ6の各々に対して物品50を均一的に供給することができ、複数の計量手段7の各々に対しても物品50の均一的な供給が可能となる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度や稼働率の向上を図ることができる。

Claims (6)

  1. 分散テーブルと、
    前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、
    各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、
    前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブルに投入する投入手段と
    を備える計量装置において、
    前記投入手段は、独立に開閉自在な一対のゲートを備え、
    前記一対のゲートのうち、双方のゲートが閉じた状態から一方のゲートを開くことにより、その一方のゲートが急斜面側のゲートとなり、他方のゲートが緩斜面側のゲートとなり、
    前記緩斜面側のゲートに沿って滑走してきた前記物品が、対向する前記急斜面側のゲートに当たって滑走軌道が修正され、前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられることを特徴とする、計量装置。
  2. 前記一対のゲートの各々は、開閉時に、ゲートの下端が、上に凸の略放物線状の軌道を辿るように開閉駆動される、請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記一対のゲートの前記物品の滑走面の各々は、中空の略逆半円錐の外観形状をなしている、請求項1に記載の計量装置。
  4. 分散テーブルと、
    前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、
    各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、
    前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブルに投入する投入手段と
    を備える計量装置において、
    前記投入手段は、傾斜角度をそれぞれ変更可能な一対のゲートを備え、
    前記一対のゲートのうち、双方のゲートが閉じた状態から一方のゲートを開くことにより、その一方のゲートが急傾斜側のゲートとなり、他方のゲートが緩傾斜側のゲートとなり、
    前記緩傾斜側のゲートに沿って滑走してきた前記物品が対向する前記急傾斜側のゲートに当たって滑走軌道が修正され、前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられることを特徴とする、計量装置。
  5. 急傾斜側のゲートの傾斜角度を調整することによって、前記投入手段の物品投入口の開口面積が調整されることを特徴とする、請求項4に記載の計量装置。
  6. 前記物品の粘性に応じて緩傾斜側のゲートの傾斜角度が調整されることを特徴とする、請求項4に記載の計量装置。
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