JP5298893B2 - 情報処理装置及び方法、プログラム並びに記録媒体 - Google Patents
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上記設備図面の作図時又は上記部品の口径変更時に、接続する部品の口径を比較することにより、より大きな口径を有する部品が分岐部品の最も口径が大きくなるべき箇所と繋がるように向きや部品を変更することによって当該分岐部品の向きを決定する制御手段を備えたことを特徴とする。
上記設備図面の作図時又は上記部品の口径変更時に、接続する部品の口径を比較することにより、より大きな口径を有する部品が分岐部品の最も口径が大きくなるべき箇所と繋がるように向きや部品を変更することによって当該分岐部品の向きを決定する制御ステップを含むことを特徴とする。
20…CPU、
21…ROM、
22…RAM、
23…ハードディスクメモリ、
23a…図面データメモリ、
23b…ダクト部品データテーブル、
24…プログラムメモリ、
30…バス、
31…キーボードインターフェース、
32…マウスインターフェース、
33…ディスプレイインターフェース、
34…プリンタインターフェース、
35a,35b…ドライブ装置インターフェース、
41…キーボード、
42…マウス、
43…CRTディスプレイ、
44…プリンタ、
45…CD−ROMドライブ装置、
45a…CD−ROM、
70…設備機器情報データベースサーバ装置、
80…インターネット、
81…ホッパ、
84,86,87,88…直管、
82,83,91,91A,92,92A…2方分岐、
85,94,96,97,98…ドン付け直管、
93,93A,95,96,96A…直管、
P0.P1.P2…接続点。
(a)当該図面データ処理装置10の動作及び処理を演算及び制御するコンピュータのCPU(中央演算処理装置)20と、
(b)オペレーションプログラムなどの基本プログラム及びそれを実行するために必要なデータを格納するROM(読み出し専用メモリ)21と、
(c)CPU20のワーキングメモリとして動作し、当該図面データ処理で必要なパラメータやデータ(一時リストテーブル22aを含む。)を一時的に格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)22と、
(d)当該図面データ処理において用いる各種データ(図2参照。)を格納するためのハードディスクメモリ23と、
(e)例えばハードディスクメモリで構成され、CD−ROMドライブ装置45を用いて読み込んだ、図5乃至図8の作図時のダクト方向判定処理、並びに図9乃至図12の口径変更時のダクト方向判定処理のプログラム(これらのプログラムはコンピュータにより実行可能なプログラムである。)を格納するプログラムメモリ24と、
(f)設備機器情報データベースサーバ装置70とインターネット80を介して接続され、設備機器情報データベースサーバ装置70とデータを送受信する通信インターフェース51と、
(g)所定のデータや指示コマンドを入力するためのキーボード41に接続され、キーボード41から入力されたデータや指示コマンドを受信して所定の信号変換などのインターフェース処理を行ってCPU20に伝送するキーボードインターフェース31と、
(h)CRTディスプレイ43上で指示コマンドを入力するためのマウス42に接続され、マウス42から入力されたデータや指示コマンドを受信して所定の信号変換などのインターフェース処理を行ってCPU20に伝送するマウスインターフェース32と、
(i)CPU20によって処理されたデータや設定指示画面、生成された機器表データや系統図データなどを表示するCRTディスプレイ43に接続され、表示すべき画像データをCRTディスプレイ43用の画像信号に変換してCRTディスプレイ43に出力して表示するディスプレイインターフェース33と、
(j)CPU20によって処理されたデータ及び所定の生成された機器表データや系統図データなどを印字するプリンタ44に接続され、印字すべき印字データの所定の信号変換などを行ってプリンタ44に出力して印字するプリンタインターフェース34と、
(k)図5乃至図8の作図時のダクト方向判定処理、並びに図9乃至図12の口径変更時のダクト方向判定処理のプログラムが記憶されたCD−ROM45aから当該プログラムのプログラムデータを読み出すCD−ROMドライブ装置45に接続され、読み出された画像処理プログラムのプログラムデータを所定の信号変換などを行ってプログラムメモリ24に転送するドライブ装置インターフェース35aと、
(l)例えば設備機器情報のデータを記憶する、例えばハードディスクメモリなどの外部記憶装置60に接続され、読み出されたデータを所定の信号変換などを行ってCPU20又はハードディスクメモリ23に転送するドライブ装置インターフェース35bとを備え、
これらの回路20〜24、31〜34、35a、35b及び51はバス30を介して接続される。
(a)図面データメモリ23a:建物内の空調設備などのダクトの図面データを格納するメモリであり、ダクト部品データテーブル23bを格納する。
(b)ダクト部品データテーブル23b:その一例を図3に示すように、ダクト部品の部品ID毎に、部品種類、向き、接続点P0,P1,P2,P3,…毎の接続先接続部品ID、接続先接続点、口径の情報を含む。なお、図3のダクト部品を含む、処理対象の図面の一例を図4に示す。また、接続点P0が上流側となるように接続点が付与されている。
(1)ステップS11はステップS11Aとなり、ドン付けが口径変更したか否かが判断され、YESのときに図10のステップS2Aのドン付け方向処理のサブルーチンを呼び出して実行する。
(2)ステップS12はステップS12Aとなり、分岐が口径変更したか否かが判断される。
(3)ステップS13はステップS13Aとなり、口径変更した分岐の全接続点の口径を取得する。
(4)ステップS27でYESのときはステップS35に進む。なお、図9のステップS15又はS20においてYESであるときもステップS35に進む。
(5)ステップS28においてYESであるときは、ステップS34において検索対象の接続点と反対方向に分岐の向きを向けるようにダクト部品データテーブル23bを更新し、ステップS36に進む。
(6)図9のステップS17でYESのときは、ステップS36に進む。
(7)ステップS35では、検索対象の接続点の方向に分岐の向きを向けるようにダクト部品データテーブル23bを更新し、ステップS36に進む。
(8)ステップS36では、口径変更した分岐を検索対象部品に設定した後、図11のステップS3Aのドン付け検索処理のサブルーチンを呼び出して実行する。
(1)ステップS56はステップS56Aとなり、口径変更したドン付け直管を検索対象部品に設定し、図11に図示されたステップS3Aのドン付け検索処理のサブルーチンを呼び出して実行する。
(1)ステップS70の処理後に呼び出すサブルーチンは、ステップS3のドン付け検索処理に代えて、ステップS3Aのドン付け検索処理とする。
(2)ステップS72の処理後に呼び出すサブルーチンは、ステップS2のドン付け方向処理に代えて、ステップS2Aのドン付け方向処理とする。
(条件1)最も大きかった口径よりも大きな口径の接続点があった場合(図6のステップS27)。
(条件2)最も大きかった口径よりも小さな口径の接続点があった場合(図6のステップS28)。
(条件3)枝管(接続点P0、P1以外)に接続されていた場合(図5のステップS20)。
(条件4)接続されている部品がなかった場合(図5のステップS23)。
(条件5)既に検索した部品に当たった場合(図5のステップS21)。
<実施例3>主管(直管84)から枝管(ドン付け直管85)を作図する場合を図14に示す。図14において、直管84からその下方向84aにドン付け直管85を作図するときに図示のごとく、ドン付け直管85のツバ85aの口径が小さくなる方向と逆の方向に当該ツバ85aが向くように、ダクト方向を判定して作図する。作図時にドン付けが発生する場合、以下のようにダクト方向判定処理を行う。
(条件11)ドン付け直管の口径よりも大きな口径の接続点があった場合(図7のステップS52)。
(条件12)ドン付け直管の口径よりも小さな口径の接続点があった場合(図7のステップS53)。
(条件13)枝管(接続点P0、P1以外)に接続されていた場合(図7のステップS45)。
(条件14)接続されている部品がなかった場合(末端の部品に当り、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)(図7のステップS46)。
(条件15)既に検索した部品に当たった場合(図7のステップS48)。
<実施例4>主管(直管86,87,88)から枝管(ドン付け直管96,97,98)を作図する場合を図15に示す。図15において、直管86,87,88からそれぞれドン付け直管96,97,98を作図するときに図示のごとく、接続関係にある全てのドン付けのツバ96a,97a,98aがその口径が大きくなるような方向に向くように、ダクト方向を判定して作図する。すなわち、既存のドン付けがルート内に存在する場合、以下のようにダクト方向判定処理を行う。
(条件21)接続されている部品がなかった場合(末端の部品に当り、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)(図8のステップS64)。
(条件22)既に検索した部品に当たった場合(図8のステップS65)。
なお、個々のドン付けのツバの向きの判定方法に関しては、上記と同様である。
(条件1)最も大きかった口径よりも大きな口径の接続点があった場合(図7のステップS52)。
(条件2)最も大きかった口径よりも小さな口径の接続点があった場合(図7のステップS53)。
(条件3)枝管(接続点0、1以外)に接続されていた場合(図7のステップS45)。
(条件4)接続されている部品がなかった場合(図7のステップS48)。
(条件5)既に検索した部品に当たった場合(図7のステップS46)。
<実施例7>主管(直管93)の口径を変更する場合を図17に示す。図17において、直管93を直管93Aに口径変更して作図するときに図示のごとく、ドン付け直管94のツバ94aが口径が大きくなる方向に向くように、ダクト方向を判定して作図する。
(条件11)ドン付け直管の口径よりも大きな口径の接続点があった場合(図11のステップS52)。
(条件12)ドン付け直管の口径よりも小さな口径の接続点があった場合(図11のステップS53)。
(条件13)枝管(接続点0、1以外)に接続されていた場合(図11のステップS45)。
(条件14)接続されている部品がなかった場合(末端の部品に当り、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)(図11のステップS45)。
(条件15)既に検索した部品に当たった場合(図11のステップS46)。
<実施例8>主管(ドン付け直管以外の部品である直管96)の口径を変更する場合を図18に示す。図18において、直管96を直管96Aに口径変更して作図するときに図示のごとく、接続関係にあるすべてのドン付け直管のツバ(図18において、ドン付け直管97のツバ97a)が口径が大きくなる方向に向くように、ダクト方向を判定して作図する。
(条件21)接続されている部品がなかった場合(末端の部品に当たり、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)(図12のステップS64)。
(条件22)既に検索した部品に当たった場合(図12のステップS65)。
なお、個々のドン付けのツバの向きの判定方法に関しては、上記の「ドン付け直管の口径変更の場合の動作」と同様である。
Claims (18)
- 各部品を接続して設備ルートを配置して設備図面を作成する情報処理装置において、
上記設備図面の作図時又は上記部品の口径変更時に、接続する部品の口径を比較することにより、より大きな口径を有する部品が分岐部品の最も口径が大きくなるべき箇所と繋がるように向きや部品を変更することによって当該分岐部品の向きを決定する制御手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 上記制御手段は、最も大きい口径の接続点が複数あった場合、最も大きかった口径よりも大きな口径の接続点があるという条件、若しくは枝管に接続されていたという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在したとしても、主管方向のみを検索し、枝管についての検索は行わず、当該条件のとき、検索元の接続点を上流側の接続点とし、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、最も大きかった口径よりも小さな口径の接続点があったという条件、接続されている部品がなかったという条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき次の接続点を検索することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、主管から枝管に分岐し、上記主管に対してドン付けにて直管を分岐する場合において、上記主管の両側が同じ口径のとき、上記主管の両側の接続をたどり、口径の変化や繋がり方を検索して、検索した管が主管なのか枝管なのかを判定することでドン付けの向きを決定することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、上記ドン付け直管の口径よりも大きな口径の接続点があったという条件、若しくは枝管に接続されていたという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在したとしても、主管方向のみを検索し、当該条件のとき枝管についての検索は行わず、検索元の接続点方向に上記ドン付け直管のツバの方向を決定し、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、上記ドン付け直管の口径よりも小さな口径の接続点があったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき、検索元の接続点と反対側の接続点方向にドン付けのツバが向くように上記ドン付け直管のツバの方向を決定し、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、接続されている部品がなかった(末端の部品に当り、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)という条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき次の接続点を検索することを特徴とする請求項4乃至6のうちのいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 上記制御手段は、既存のドン付けがルート内に存在する場合に、接続されている部品がなかった(末端の部品に当たり、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)という条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在した場合、枝管についての検索も行い、当該条件のときに次の接続点を検索することにより、直管から枝管を引き出すドン付け又は分岐以外に、接続関係にあるドン付けに関してもドン付けの向きを決定することを特徴とする請求項4乃至7のうちのいずれか1つに記載の情報処理装置。
- 各部品を接続して設備ルートを配置して設備図面を作成する制御手段を備えた情報処理装置により実行される情報処理方法において、
上記制御手段が、上記設備図面の作図時又は上記部品の口径変更時に、接続する部品の口径を比較することにより、より大きな口径を有する部品が分岐部品の最も口径が大きくなるべき箇所と繋がるように向きや部品を変更することによって当該分岐部品の向きを決定する制御ステップを含むことを特徴とする情報処理方法。 - 上記制御ステップは、上記制御手段が、最も大きい口径の接続点が複数あった場合、最も大きかった口径よりも大きな口径の接続点があるという条件、若しくは枝管に接続されていたという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在したとしても、主管方向のみを検索し、枝管についての検索は行わず、当該条件のとき、検索元の接続点を上流側の接続点とし、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、最も大きかった口径よりも小さな口径の接続点があったという条件、接続されている部品がなかったという条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき次の接続点を検索することを特徴とする請求項10記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、主管から枝管に分岐し、上記主管に対してドン付けにて直管を分岐する場合において、上記主管の両側が同じ口径のとき、上記主管の両側の接続をたどり、口径の変化や繋がり方を検索して、検索した管が主管なのか枝管なのかを判定することでドン付けの向きを決定することを特徴とする請求項9乃至11のうちのいずれか1つに記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、上記ドン付け直管の口径よりも大きな口径の接続点があったという条件、若しくは枝管に接続されていたという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在したとしても、主管方向のみを検索し、当該条件のとき枝管についての検索は行わず、検索元の接続点方向に上記ドン付け直管のツバの方向を決定し、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項12記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、上記ドン付け直管の口径よりも小さな口径の接続点があったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき、検索元の接続点と反対側の接続点方向にドン付けのツバが向くように上記ドン付け直管のツバの方向を決定し、他の接続点の検索は行わずに検索を終了することを特徴とする請求項12又は13記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、接続されている部品がなかった(末端の部品に当り、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)という条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、当該条件のとき次の接続点を検索することを特徴とする請求項12乃至14のうちのいずれか1つに記載の情報処理方法。
- 上記制御ステップは、上記制御手段が、既存のドン付けがルート内に存在する場合に、接続されている部品がなかった(末端の部品に当たり、引き続きの接続の検索ができない場合も含む。)という条件、若しくは既に検索した部品に当たったという条件を満たすまで当該接続点の接続先をたどって検索し、ここで、接続先の部品に枝管が存在した場合、枝管についての検索も行い、当該条件のときに次の接続点を検索することにより、直管から枝管を引き出すドン付け又は分岐以外に、接続関係にあるドン付けに関してもドン付けの向きを決定することを特徴とする請求項12乃至15のうちのいずれか1つに記載の情報処理方法。
- 情報処理装置に、請求項9乃至16のうちのいずれか1つに記載の情報処理方法を実行させるためのプログラム。
- 情報処理装置に、請求項9乃至16のうちのいずれか1つに記載の情報処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とする上記情報処理装置により読取可能な記録媒体。
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