JP5675701B2 - 自動配管作図システム、プログラムおよび情報記録媒体 - Google Patents

自動配管作図システム、プログラムおよび情報記録媒体 Download PDF

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本発明は、自動配管作図システム、プログラムおよび情報記録媒体に関し、さらに詳細には、第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を効率よく自動で作図する自動配管作図システム、自動配管作図システムのプログラム、情報記憶媒体を提供する。
従来の2次元CADシステムに於いて、たとえば工作物である配管経路を作図する場合、第1被接続対象部の接続位置をマウスでクリックし、配管の曲り位置まで移動させ、その位置で配管の端点を指定することで直管部を作図する。このように配管経路を決定する場合にはマウスカーソルを、配管の端点とすべき位置まで移動し、その位置でクリックする必要がある。このような処理を繰返し、配管部を順次作成し、曲り部に継手を発生させて接続対象部をマウスでクリックし第1被接続対象部の接続位置から第2被接続対象部の接続位置までの区間の配管経路を作図する必要がある。
従来の作図システムでは、特定点の一部の情報しか設定できないため、口径の異なる場合や、高さの異なる場合の情報は作図時に設定する必要があり、口径の指定、高さ変更、サイズの変更等の情報変更作業が誤操作を招くことがあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、作図操作に於いて、順次作図処理を無くし、作図始端および終端を指定(マウスでクリック)するだけで自動経路作図することのできる自動配管作図システム、プログラム、および情報記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的は、以下(1)〜(9)の構成の本発明の自動配管作図システム、プログラム、および情報記憶媒体により達成される。
(1)
複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムであって、
入力手段、
第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
接続対象部の種類情報および必要条件情報、ならびに第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した属性情報記憶手段、
表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
決定された接続点に基づき前記属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす接続対象部および部品の作図を行なう作図指令手段、および
前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
を備えていることを特徴とする自動配管作図システム。
(2)
前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う前記(1)の自動配管作図システム。
(3)
複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムであって、
入力手段、
第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した第1属性情報記憶手段、
接続される第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の種類情報および必要条件情報を含む属性情報を記憶した第2属性記憶手段、
表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
決定された接続点に基づき前記第1属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす第1および第2接続対象部ならびにこれらの第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の作図を行なうとともに、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う作図指令手段、および
前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
を備えていることを特徴とする自動配管作図システム。
(4)
前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う前記()の自動配管作図システム。
(5)
入力手段および表示部を備えるコンピュータであって、
複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムに用いられるコンピュータを、
第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
接続対象部の種類情報および必要条件情報、ならびに第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した属性情報記憶手段、
表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
決定された接続点に基づき前記属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす接続対象部および部品の作図を行なう作図指令手段、および
前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
として機能させるためのプログラム。
(6)
前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行うようにする前記(5)のプログラム。
(7)
入力手段および表示部を備えるコンピュータであって、
複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムに用いられるコンピュータを、
第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した第1属性情報記憶手段、
接続される第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の種類情報および必要条件情報を含む属性情報を記憶した第2属性記憶手段、
表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
決定された接続点に基づき前記第1属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす第1および第2接続対象部ならびにこれらの第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の作図を行なうとともに、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う作図指令手段、および
前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
として機能させるプログラム。
(8)
前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行うようにする前記(7)のプログラム。
(9)
前記(5)〜(8)のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
本発明の自動配管作図システムにおいては、上記した構成であるので、第1および第2被接続対象部の接続点が決定されると、第1および第2被接続対象部の径、高さ等の位置等の違いが有ったとしても、それらの間の区間の配管経路(継ぎ手を含む)を自動作図することができる。
本発明の実施形態による自動配管作図システムのブロック図を示す。 作図ウィンドウの表示例を示す。 本発明の実施形態による自動配管作図システムにより自動配管作図を行う場合の動作例のフロチャートを示す。 表示部に示された第1および第2被接続対象部の図である。 図4に示された第1および第2被接続対象部の間の配管を説明するための図である。 (A)、(b)、(C)機器と機器の間の配管の例を示す図である。 (A)、(b)機器と配管の間の配管接続を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態による自動配管作図システム等を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動配管作図システムのブロック図である。
本発明の実施形態に係る自動配管作図システム100は、表示部10と、記憶部20と、処理部30と、操作部40と、情報記憶媒体50とを含む。
表示部10は、操作部40からの入力に応じて、工作物である機器、配管、継ぎ手、弁類、ダクト、ダクト継ぎ手等である被接続対象部を表示する。表示部10の機能は、被接続対象部を表示することができるものであれば特に限定されず、たとえば、たとえばディスプレイ(液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ)、CRTを挙げることができる。表示部10には、図2に示すように、作図ウィンドウ60が表示され、その作図ウィンドウに2次元の平面データ領域62、2次元の断面データ領域64および3次元データ領域66を表示することができる。なお、これらの3つのデータ62,64,66のうち、一つのデータまたは二つのデータのみ表示してもよい。
記憶部20は、図1に示したように、図形情報記憶手段20aと、属性情報記憶手段20bとを含む。
図形情報記憶手段20aは、被接続対象部ごとに2次元図形情報および3次元図形情報を記憶している。なお、図形情報の態様としては、単線形状図や、複線形状図、パラメトリック図形であってもよい。
属性情報記憶手段20bは、接続対象部ごとにその種類情報および必要条件情報を含む属性情報を記憶している。この属性情報は、被接続対象部の接続点ごとに設定され、接続対象部の種類および必要条件、たとえば、接続対象部の種類、取付高さ、位置などの情報を含む。また、属性情報には、その工作物の構成要素の寸法(たとえば幅、奥行き、高さ)などの情報を含むことができる。接続対象部の種類とは、配管であるとか、ダクトであるとかである。
記憶部20の機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、またはメモリ(ROM、RAM)などのハードウェアにより実現できる。なお、記憶部20の機能がRAMにより実現される場合には、属性情報や設計条件が記憶された情報記憶媒体から、電源立ち上げ時にそれらの情報を読み取る必要がある。
処理部30は、作図指令手段30aと、表示制御手段30bと、接続点決定手30cと、接続条件抽出手段30dと、起動手段30eと、2次元−3次元図形生成手段30fと、図形情報生成手段30gと、図形情報抽出手段30hと、位置認識手段30iと、演算手段30jとを含む。
作図指令手段30aは、被接続対象部に接続される接続対象部の作図を指令する手段である。接続対象部は、被接続対象部に接続されるものであるが、たとえば、被接続対象部がノズルからなる場合には接続対象部は配管となり、被接続対象部が空調機の場合には被接続対象部はダクトとなる。被接続対象部は、接続対象部が接続される接続点を少なくとも一つ有する。
表示制御手段30bは、作図指令手段により作図の指示をされた接続対象部を表示部10に表示されるように制御するものである。
接続点決定手段30cは、表示部10に表示された被接続対象部の接続点のうち、一つの接続点を決定するものである。接続点決定手段30cが接続点を決定する方法は、後述の処理フローのところで説明する。
接続条件抽出手段30dは、接続点決定手段30cにより決定された接続点に基づき、被接続対象部に対応する属性情報から、その接続点に接続される接続対象部の種類および必要条件を抽出するものである。また、接続対象部の必要条件としては、たとえば寸法(接続対象部が配管の場合は径)などを挙げることができる。
起動手段30eは、接続条件抽出手段30dにより抽出された接続対象部の種類および必要条件を満たす接続対象部の作図を指令する作図指令手段30aを起動するものである。たとえば、接続点決定手段30cにより配管が接続される接続点が選択された場合には、起動手段30eは、配管の作図を指令する作図指令手段30aを自動起動する。
2次元−3次元図形生成手段30fは、接続対象部の作図を2次元で行った場合には3次元の作図も同時に行い、接続対象部の作図を3次元で行った場合には2次元の作図も同時に行う機能を有している。
図形情報生成手段30gは、2次元の図形情報(平面の図形情報、断面の図形情報を含む。)および3次元の図形情報を生成するものである。具体的には、図形情報生成手段30gは、属性情報に含まれる構成要素の寸法にしたがって、図形情報(たとえばパラメトリック図形)を生成する。属性情報に含まれる寸法に基づいて図形情報(パラメトリック図面)を作成することにより、記憶部20に記憶する図形情報をその分だけ減らすことができる。
図形情報抽出手段30hは、図形情報記憶手段20cから被接続対象部の2次元の図形情報(平面図の図形情報、断面図の図形情報)または3次元の図形情報を抽出するものである。
位置認識手段30iは、表示部10に表示された2次元または3次元の被接続対象部の図形情報の位置(設計上の位置)を認識する手段である。位置認識手段30iは、たとえば画面上の基準点からの距離に基づいて算出することができる。
演算手段30jは、第および第2被接続対象部の接続点の属性情報等から、その被接続対象部に必要な部品(例えばガスケット、フランジ)を決定したり、経路における曲り部を自動決定したりする手段である。
処理部30の機能は、プロセッサ(たとえばCPU)により実現することができる。
操作部40は、操作者が操作データを入力するためのものである。操作部40は、操作者が操作データを入力することができるものあれば特に限定されず、その機能は、たとえば、キーボード、マウスにより実現できる。
操作部40は、経路入力手段40aと、被接続対象部指定手段40bと、設計条件入力手段40cと、接続領域指定手段40dと、経路編集手段40eとを含む。
経路入力手段40aは、接続対象部の構成要素(たとえば配管)を作図する際に、その経路を入力する手段である。マウスによりカーソルを移動させ、そのカーソルの移動経路にしたがって、接続対象部の構成要素の経路が決まる場合には、マウスが経路入力手段として機能する。
被接続対象部指定手段40bは、表示部10に表示する2次元または3次元の被接続対象部の図形情報を指定する手段である。表示部10に複数の被接続対象部の図形情報を表示し、マウスによりカーソルを動かし、クリックして図形情報を指定する場合には、マウスが被接続対象部指定手段として機能する。
設計条件入力手段40cは、工作物の設計条件を入力する手段である。
接続領域指定手段40dは、操作者が被接続対象部および接続点を指定するための手段である。たとえば、接続領域指定手段40dとしてのマウスにより画面上に表示されたカーソルを動かし、カーソルが所定領域にあるときにマウスをクリックすることで、接続領域を指定することができる。
経路編集手段40eは、表示部10に表示されている配管などの経路の変更情報を入力する手段である。たとえば、キーボードの所定のキーを押すことで、経路編集手段40eにより表示部10に表示された構成要素の経路を変更などすることができる。
情報記憶媒体50は、プログラム(たとえば、設計図作成システムを実行するプログラム)などの情報を記憶させるものである。情報記憶媒体50の機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、またはメモリ(ROM)などのハードウェアにより実現できる。
次に、本発明の実施形態による自動配管作図を、第1および第2被接続対象部としてそれぞれノズル、機器を、接続対象部として配管を例に挙げて、図3以降を参照しながら説明する。
まず、被接続対象部指定手段40bにより、表示部10に表示する第1被接続対象部(ノズル)および第2被接続対象部(機器)を指定する(S10)。被接続対象部指定手段40bにより被接続対象部が指定されると、表示制御手段30bが表示部10に被接続対象部70、72を2次元図および/または3次元図で表示する(S11)。
次に、表示部10に表示された第1および第2被接続対象部70、72の図形を基にし、接続領域指定手段40dにより接続領域を指定する(S12)。この接続領域の指定は、たとえばカーソル76をマウスで動かし、マウスをクリックすることで行うことができる。その接続領域が指定されると、接続点決定手段30cは、第1および第2被接続対象部の第1および第2接続点を決定する。
次に、接続条件抽出手段30dが、決定した第1および第2接続点に基づき第1および第2被接続対象部の属性情報(第1および第2被接続対象部の属性:接続口径、接続タイプ、取付高さ)から接続条件を読み出す(S14)。読み出した接続条件等により、配管に必要な種類必要条件を満たす接続対象部を抽出する(S15)。すなわち、すなわち、図5に示したように、ノズルである第1被接続対象部70に必要なガスケット70a、フランジ70b、機器である第2被接続対象部72に必要なガスケット72a、フランジ72b、第1、第2および第3配管74、76、78、第1および第2継ぎ手80、82の図形を自動発生する。このとき、第1および第2接続点における第1および第2被接続対象部の属性情報(位置情報)から第1および第2被接続対象部の接続区間における曲り位置を決定する。第1および第2接続点の間の接続区間の距離がLであるので、曲り位置は、例えば1/2Lと決定する。この曲り部において使用される継ぎ手は自動生成される。さらには、2つの継ぎ合わせる配管の径が異なる場合には、口径変更継ぎ手の自動生成をおこなう。
次に、起動手段30eが、抽出した接続対象部を含む配管の作図を指令する作図指令手段30aを自動起動させ、配管を表示部に表示する(S16)。
最後に、前記の接続対象部の作図を2次元で行った場合には3次元の作図も同時に行い、接続対象部の作図を3次元で行った場合には2次元の作図も同時に行う(S17)。以上の手順は、情報記憶媒体50に記憶されている。
なお、図6(A)、図6(B)、図6(C)に機器と機器の間の配管接続の例を示した。例えば、図6(A)に示すように、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして配管する。
また、図7(A)、図7(B)に機器から配管への配管接続の例を示した。 このとき、図7(B)に示したように、機器から配管の接続点への線分と、機器から配管への垂線とのなす角が所定値(例えば、22.5度)以下である場合には、前記垂線の位置で配管を行う。
すなわち、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして配管する。
10 表示部
20 記憶部
20a 図形情報記憶手段
20b 属性情報記憶手段
30 処理部
30a 作図指令手段
30b 表示制御手段
30c 接続点決定手段
30d 接続条件抽出手段
30e 起動手段
30f 2次元−3次元図形生成手段
30g 図形情報生成手段
30h 図形情報抽出手段
30i 位置認識手段
30j 位置変更手段
40 操作部
40a 経路入力手段
40b 被接続対象部指定手段
40c 設計条件入力手段
40d 接続領域指定手段
40e 経路編集手段
50 情報記憶媒体
70 第1被接続対象部
72 第2被接続対象部

Claims (9)

  1. 複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムであって、
    入力手段、
    第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
    第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
    接続対象部の種類情報および必要条件情報、ならびに第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した属性情報記憶手段、
    表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
    決定された接続点に基づき前記属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
    決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
    2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす接続対象部および部品の作図を行なう作図指令手段、および
    前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
    を備えていることを特徴とする自動配管作図システム。
  2. 前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う請求項1の自動配管作図システム。
  3. 複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムであって、
    入力手段、
    第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
    第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
    第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した第1属性情報記憶手段、
    接続される第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の種類情報および必要条件情報を含む属性情報を記憶した第2属性記憶手段、
    表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
    決定された接続点に基づき前記第1属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
    決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
    2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす第1および第2接続対象部ならびにこれらの第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の作図を行なうとともに、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う作図指令手段、および
    前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
    を備えていることを特徴とする自動配管作図システム。
  4. 前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う請求項の自動配管作図システム。
  5. 入力手段および表示部を備えるコンピュータであって、
    複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムに用いられるコンピュータを、
    第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
    第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
    接続対象部の種類情報および必要条件情報、ならびに第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した属性情報記憶手段、
    表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
    決定された接続点に基づき前記属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
    決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
    2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす接続対象部および部品の作図を行なう作図指令手段、および
    前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行うようにする請求項5のプログラム。
  7. 入力手段および表示部を備えるコンピュータであって、
    複数の接続部を有する第1被接続対象部と第2被接続対象部の間の区間の配管を自動で作図する自動配管作図システムに用いられるコンピュータを、
    第1および第2被接続対象部の2次元図形情報および3次元図形情報を記憶した被接続対象部図形情報記憶手段、
    第1および第2被接続対象部を2次元または3次元で前記表示部に表示する表示部、
    第1および第2被接続対象部の接続点ごとに接続点にそれぞれ接続される第1および第2接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報を含む属性情報であって、被接続対象部ごとに対応づけられた属性情報を記憶した第1属性情報記憶手段、
    接続される第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の種類情報および必要条件情報を含む属性情報を記憶した第2属性記憶手段、
    表示部に2次元または3次元で表示された第1および第2被接続対象部の図形を基にし、前記表示部において前記入力手段により任意の設定位置が入力されたとき、その任意の設定位置から最も近い被接続対象部の接続点を決定する接続点決定手段、
    決定された接続点に基づき前記第1属性情報記憶手段から前記接続対象部の種類情報および必要条件情報を抽出する第1接続条件抽出手段、
    決定された第1および第2被接続対象部の各接続点の前記属性情報記憶手段から各接続点についての前記部品の種類情報および必要条件情報を抽出する第2接続条件抽出手段、
    2次元または3次元で前記表示部に表示された第1および第2被接続対象部の各接続点に対し、抽出した前記接続対象部および部品の種類情報および必要条件情報に基づき、これらの種類情報および必要条件情報を満たす第1および第2接続対象部ならびにこれらの第1および第2接続対象部を繋ぐ第3接続対象部の作図を行なうとともに、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行う作図指令手段、および
    前記接続点決定手段により前記第1被接続対象部の接続点が決定されたとき、前記第1被接続対象部の接続点から第2被接続対象部の接続点までの区間に必要な接続対象部および部品を選択し、前記第1および第2被接続対象部が両者共に機器である場合であって、それらの接続点がずれを持って所定距離隔てて向き合っている場合には、両接続点からの配管が接続点の延長として互いに平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、そこから互いの方向に延び接続されるようにして、前記第1および第2被接続対象部の一方が機器で、他方が配管である場合であって、機器の接続点の延長線に対して直角に前記機器に対して所定距離をもって配管が延びているとき、機器の接続点と配管の接続点とを結ぶ線が前記延長線に対して所定角を越えた場合には、前記機器の接続点からの配管が前記接続点の延長として前記所定距離の1/2のところまで延び、一方、配管からの配管は前記延長線と平行に前記所定距離の1/2のところまで延び、それらから互いの方向に延び接続されるようにして、また、前記所定角を越えない場合には、配管の接続点を前記延長線上に変え、これらの接続点を接続するようにして、該区間の作図を行うように前記作図指令手段を自動的に起動する自動起動手段、
    として機能させるプログラム。
  8. 前記作図指令手段が、その作図が2次元の場合には3次元の作図も同時に行い、その作図が3次元の場合には2次元の作図も同時に行うようにする請求項7のプログラム。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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