JP3242853B2 - 管路ル−ティング方法 - Google Patents

管路ル−ティング方法

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JP3242853B2 JP31081396A JP31081396A JP3242853B2 JP 3242853 B2 JP3242853 B2 JP 3242853B2 JP 31081396 A JP31081396 A JP 31081396A JP 31081396 A JP31081396 A JP 31081396A JP 3242853 B2 JP3242853 B2 JP 3242853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管やダクト等の
管路の設計図を作成する際に好適な管路ル−ティング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築設備分野における空調設備図面や衛
生設備図面等は、配管やダクト等の管路の納まり具合を
検討するために各部材を実物に近い形で表現した複線部
材を用いて作成する必要がある。従来、空調設備図面や
衛生設備図面等を複線図で作成する場合には、まず配管
やダクト等の管路のル−トを折れ線や矢印等で作成し、
ル−ト上に配置する部材の種類やサイズ等の属性情報を
入力することにより直管や継手等の複線部材に変換する
方法を用いていた。しかしながら、この方法は直管や継
手等を複線部材に変換してみないと図面上での納まり具
合が判断できないため、最終的な設備図面を作成するま
でに何度も変換を繰り返さなければならなかった。ま
た、複線部材をリアルタイムに表示しながらル−ティン
グを行う場合には、複線部材を配置する位置を正確に入
力する必要があった。以上のように、従来の管路ル−テ
ィング方法は、効率よく管路のル−ティングを行うこと
ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するために創案されたものであり、容易に、かつ
効率よく管路のル−ティングを行うことができる管路ル
−ティング方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、表示装置の表示画面上で
入力装置により指示されたルーティング開始点の位置及
び属性を処理装置により認識するステップと、表示装置
の表示画面上で入力装置により指示された指示点の位置
を処理装置により認識するステップと、入力装置により
指示された前記指示点のサイズあるいはレベルを処理装
置により認識するステップと、処理装置により、前記ル
ーティング開始点の位置と属性、前記指示点の位置とサ
イズあるいはレベル、記憶装置に記憶されている初期値
マスターファイル、部材接続パターンファイル及び部材
絵柄情報ファイルに基づいて、表示装置の表示画面上の
前記ルーティング開始点と前記指示点との間に管路を形
成するための部材を配置するステップとにより管路ルー
ティング方法を構成する。 前記請求項1に記載の管路ル
ーティング方法を用いれば、カーソル等によって指示点
を指示するのみでリアルタイムに管路のルーティング状
態を確認しながら作業をすることができるので、容易
に、かつ効率よく管路のルーティングを行なうことがで
きる。 また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の管路ルーディング方法において、表示装置の表示画面
上で入力装置により指定された指定点を処理装置により
認識するステップを備え、処理装置により前記指定点を
認識するまでは、前記ルーティング開始点と前記指示点
との間に管路を形成するための部材を表示装置に仮表示
し、処理装置により前記指定点を認識すると、前記ルー
ティング開始点と前記指定点との間に管路を形成するた
めの部材を表示装置に確定表示する。 前記請求項2に記
載の管路ルーディング方法を用いれば、管路のルーティ
ング状態をリアルタイムで確認した後、指定点に確定表
示するので、一層効率よく管路のルーティングを行うこ
とができる。 また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の管路ルーティング方法であって、前記ルーティ
ング開始点あるいは前記指定点が管路上の部材の稜線を
指示していることを処理装置により認識するステップを
備え、処理装置により前記ルーティング開始点あるいは
前記指定点が管路上の部材の稜線を指示していること
認識すると、分岐管路を形成するための部材を配置す
る。 前記請求項3に記載の管路ルーティング方法を用い
れば、管路上の部材の稜線を指定するのみで分岐管路が
軽視されるので、操作が容易である。 また、請求項4に
記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の管路ル
ーティング方法であって、処理装置により、前記ルーテ
ィング開始点と前記指示点との間に管路を形成するため
の部材の候補が複数あることを認識するステップを備
え、処理装置により前記部材の候補が複数あることを認
識すると、各候補を選択可能に切り替えて表示装置に表
示する。 前記請求項4に記載の管路ルーティング方法を
用いれば、部材の候補が複数ある場合には各候補を切り
替え可能であるので、ユーザが部材を選択することがで
き、利便性が向上する。 また、請求項5に記載の発明
は、表示装置の表示画面上で入力装置により指示された
ルーティング開始点の位置及び属性を処理装置により認
識するステップと、表示装置の表示画面上で入力装置に
より指示された指示点の位置を処理装置により認識する
ステップと、入力装置により指示された前記指示点のサ
イズあるいはレベルを処理装置により認識するステップ
と、処理装置により、前記ルーティング開始点の位置と
属性、前記指示点の位置とサイズあるいはレベル、記憶
装置に記憶されている初期値マスターファイル、部材接
続パターンファイル及び部材絵柄情報ファイルに基づい
て、表示装置の表示画面上の前記ルーティング開始点と
前記指示点との間に管路を形成するための部材を配置す
るステップと、表示装置の表示画面上で入力装置により
指定された指定点を処理装置により認識するステップ
と、前記指定点が機器を指定していることを処理装置に
より認識するステップとを備え、処理装置により前記指
定点を認識するまでは、前記ルーティング開始点と前記
指示点との間に管路を形成するための部材を表示装置に
仮表示し、処理装置により前記指定点を認識すると、前
記指定点の位置を前記機器の接続位置に変更し、前記ル
ーティング開始点と前記指定点との間に管路を形成する
ための部材を表示装置に確定表示し、また、前記指定点
が機器を指定していることを認識すると、前記ルーティ
ング開始点と前記機器の接続位置との間に管路を形成す
るための部材を表示装置に確定表示する、ことを特徴と
する管路ルーティング 方法である。 前記請求項5に記載
の管路ルーティング方法を用いれば、機器を指定するだ
けで機器の接続位置に正確に管路が接続されるので、ル
ーティング中の管路と機器との接続間違いや用途間違い
等を回避することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の管路ル−ティン
グ方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の管路ル−ティング方法を実施するための管
路ル−ティング装置のハ−ドウェア構成を示す図であ
る。管路ル−ティング装置は、CPU(中央処理装置)
10、キ−ボ−ド11、マウス12、カラ−ディスプレ
イ13(表示装置)、プリンタ14(出力装置)、スキ
ャナ15、F/Dドライブ16、記憶装置17等により
構成されている。各装置は、バス18により接続されて
いる。記憶装置17には、CADプログラム、初期値マ
スタ−ファイル、部材接続パタ−ンファイル、部材絵柄
情報ファイル等が格納されている。初期値マスタ−ファ
イルには、角ダクト、丸ダクト、鋼管等の管種情報、単
線部材(ひげ有り)、単線部材(ひげ無し)、複線部材
等の絵の表現情報、角丸、カラ−等のドン付け種類情
報、部材間にレベル差がある場合に上端を揃えるか、芯
(中心)を揃えるか、下端を揃えるかのレベル指定情
報、サイズの異なる部材同志をどのように配置するかの
面揃情報、直管フランジ間隔情報、フランジ表現情報、
干渉チェック情報、隠線処理情報、ダクトの警告部材情
報、ダクト単線図のR指定情報、丸ダクトの単線サイズ
情報、標準レベル情報、ねじ込み情報等の初期値情報が
設定されている。部材接続パタ−ンファイルには、角ダ
クト、丸ダクト、鋼管等の部材間の接続の可否情報及び
レベルが異なる場合、サイズが異なる場合、形状が異な
る場合等の各条件において2部材間を接続するために使
用する部材の部材情報、すなわち部材接続パタ−ンが予
め記憶されている。部材絵柄情報ファイルには、各部材
の絵柄情報が格納されている。CPU10及び記憶装置
17等によって、ル−ティング開始点の位置及び属性を
認識するル−ティング開始点認識手段、指示点の位置を
認識する指示点認識手段、指定点を認識する指定点認識
手段、ル−ティング開始点認識手段、指示点認識手段及
び指定点認識手段の出力に基づいてル−ティング開始点
と指示点あるいは指定点との間に管路を形成するための
部材を配置し、また、部材の仮表示や確定表示を行うル
−ティング手段等が構成されている。
【0006】次に、本発明の管路ル−ティング方法を図
2に示すフロ−チャ−ト図に基づいて説明する。まず、
ル−ティング開始点の位置及び属性を認識する(ステッ
プA1)。ここで、管路の始点からのル−ティングであ
る場合には、カ−ソル等によって管路の始点を指示す
る。管路の始点が指示された時には、管路の始点をル−
ティング開始点として認識するとともに、初期値マスタ
−ファイルに設定されている初期値情報をル−ティング
開始点の属性として認識する。一方、既に確定済みの管
路の終端部材からのル−ティングである場合には、終端
部材を指示する。終端部材が指示された時には、その終
端部材を配置する際に指定した指定点をル−ティング開
始点として認識するとともに、その終端部材の属性をル
−ティング開始点の属性として認識する。
【0007】次に、マウス等を操作してカ−ソルを移動
させると(ステップA2)、カ−ソルの移動に追従して
カ−ソル位置を取得し、指示点を認識する(ステップA
3)。そして、部材接続パタ−ンの中からル−ティング
開始点と現在の指示点との間に管路を形成するのに適切
な部材接続パタ−ンを選択し、その部材接続パタ−ンで
使用する部材を特定する(ステップA4)。なお、適切
な部材接続パタ−ンの候補が複数ある場合には、部材接
続パタ−ンの候補を切り換えて表示し、どの部材接続パ
タ−ンで接続するかはユ−ザが決定する。次に、特定し
た部材の絵柄を部材絵柄情報ファイルから読み込み(ス
テップA5)、読み込んだ部材の絵柄を仮表示(ラバ−
表示)する(ステップA6)。次に、仮表示の状態でカ
−ソルが移動したか否かを判断する(ステップA7)カ
−ソルが移動した場合には、ステップA3に戻ってカ−
ソル位置を取得し、仮表示すべき部材の特定を繰り返
す。カ−ソルが移動しない場合には、ル−トが確定され
たか否かを判定する(ステップA7)。ル−トが確定さ
れていない場合には、ステップA7に戻ってカ−ソルが
移動したか否かの判定を行う。ル−トが確定された場合
には、その時点のカ−ソル位置に各部材を配置し、確定
表示(本表示)する(ステップA9)。ル−トが確定さ
れたことは、例えば、マウスのクリックボタンがクリッ
ク操作されて指定点が入力されたことによって判定す
る。
【0008】カ−ソル位置の入力は、通り芯や壁面から
の距離を見ながらルーティングしたい座標点をマウスの
クリック操作によって指示する寄り寸法入力方法を用い
ると、効率的に行うことができる。寄り寸法入力方法に
よってカーソル位置を入力する処理を図3、図4を用い
て説明する。まず、X方向の参照基準線、例えば、通り
芯X1をマウスカーソルによって指示した後(ステップ
B1)、マウスを移動させる。マウスの移動に追従させ
て、第一の参照線をドラッグ表示(仮表示)する(ステ
ップB2)とともに、参照基準線からのX方向の距離を
絶対値で表示する(ステップB3)。次に、マウスのク
リック操作等によって座標点を指示するか(ステップB
4)あるいはX方向の参照基準線からの距離を直接入力
して(ステップB5)、第一の参照線イを確定させる
(ステップB6)。次に、Y方向の参照基準線、例え
ば、通り芯Y3をマウスカーソルによって指示した後
(ステップB7)、マウスを移動させる。マウスの移動
に追従させて、第二の参照線をドラッグ表示(仮表示)
する(ステップB8)とともに、参照基準線からのY方
向の距離を絶対値で表示する(ステップB9)。次に、
マウスのクリック操作等によって座標点を指示するか
(ステップB10)あるいはY方向参照基準線からの距
離を直接入力して(ステップB11)、第二の参照線ロ
を確定させる(ステップB12)。この第一の参照線イ
及び第二の参照線ロの参照基準線からの距離を取得する
ことによってカーソル位置を取得することができる。な
お、参照基準点をマウスカーソルによって指示する場合
には、1回のマウス移動操作によって、参照基準点とマ
ウスカーソルとの間のX方向の距離及びY方向の距離を
取得することができるので、ステップB6、B7、B8
は省略することができる。
【0009】次に、ルーティング時の処理を図5に示す
フローチャート図に基づいて詳述する。まず、初期値マ
スタ−ファイルに管種情報等の各種情報の初期値を設定
する(ステップC1)。レベルを設定する場合には、レ
ベルメニュ−を指示して(ステップC2)レベル入力画
面を表示させる(ステップC3)。そして、レベル入力
画面上でレベルを入力して(ステップC4)、ル−ト上
にレベルを設定する(ステップC5)。次に、前ル−ト
(ル−ティング開始点)のレベルと設定されたレベルと
が同じか否かを判断する(ステップC6)。レベルが同
じでない場合には、部材接続パターンファイルからレベ
ルを変更するための部材接続パターンを検索し、適切な
部材(例えば、エルボや直管を組み合わせた縦方向部
材)を配置して立上げ・立下げ表示を行う(ステップC
7)。レベルが同じ場合には、処理を続行する。
【0010】サイズを設定する場合には、サイズメニュ
−を指示して(ステップC8)サイズ入力画面を表示さ
せる(ステップC9)。そして、サイズ入力画面上でサ
イズを入力して(ステップC10)、ルート上にサイズ
を設定する(ステップC11)。次に、前ル−ト(ル−
ティング開始点)のサイズと設定されたサイズとが同じ
か否かを判断する(ステップC12)。サイズが同じで
ない場合には、部材接続パターンファイルからサイズを
変更するための部材接続パタ−ンを検索し、適切な部材
(例えば、レジューサやホッパー等)を配置して表示す
る(ステップC13)。なお、必要があればダクト面を
揃える面揃え処理を行う(ステップC14)。サイズが
同じ場合には、処理を続行する。
【0011】サイズをサイズ自動計算によって設定する
場合には、ダクト・配管サイズ計算尺(管路流量自動計
算)を指示し(ステップC15)、ダクト・配管サイズ
計算尺画面を表示させて(ステップC16)、ダクト・
配管サイズ計算尺による管路流量の計算を行わせる(ス
テップC17)。そして、ダクト・配管サイズ計算尺に
より計算した管路流量をル−ト上に設定し(ステップC
18)、設定された管路流量に基づいてル−ト上にサイ
ズを設定する(ステップC19)。以下、サイズを手動
で入力する場合と同様にステップC12、C13、C1
4の処理を実行する。
【0012】一方、ル−ト指示(指定点の座標入力)を
行う場合には(ステップC20)、ル−ト指示が2点目
以降であるか否かを判断する(ステップC21)。ル−
ト指示が1点目である場合には、指示したル−ト上から
部材情報を取得する(ステップC22)。この場合、ル
−ト指示がル−ト(管路)の始点を指示している時には
初期値情報から部材情報を取得し、ル−ト指示が既に確
定済みのル−ト(管路)の終端部材を指示している時に
はその終端部材の部材情報を取得する。ルート指示が2
点目以降である場合には、その前のル−ト指示で取得し
ている部材情報を用いる(ステップC23)。次に、マ
ウスを移動させてル−ト角度を変更させると(ステップ
C24)、ルート角度を指定角度にホ−ルドする処理が
行われる(ステップC25)。ルート角度を指定角度に
ホールドする処理は、例えば、ルート角度が0度±2
2.5度の範囲内では指定角度0度にホールドし、45
度±22.5度の範囲内では指定角度45度にホールド
するというように45度ピッチで行う。あるいは、任意
の角度でホールドを行うようにしてもよい。そして、ホ
ールドした指定角度が直進を指示しているか(指定角度
が0度)否か(指定角度が45度、90度等)を判断す
る(ステップC26)。直進を指示している場合には直
管をラバ−表示(仮表示)し(ステップC27)、直進
でない場合には指定角度に応じて45度エルボ、90度
エルボ等の継手をラバ−表示する(ステップC28)。
他のメニューを指示した場合は(ステップC29)、メ
ニューを実行した後処理を終了する。
【0013】次に、サイズやレベル等の変更を行った場
合の具体的な作図状態を図面を用いて詳述する。仮表示
の部材のレベルを変更した場合の処理を図6に示す。な
お、90度エルボ、45度エルボの垂直方向のレベル差
は、管径Hに対してH/2であるとする。仮表示の直管
2のレベルと確定済みの直管1のレベルとの差Zが(Z
≧2H)である場合には、平面図上では直管1と直管2
との間にレベルを変更するための90度エルボを用いた
縦方向部材1が配置される(図6a)。この場合、縦方
向部材1は、レベル差Z、管径H及び直管の最小長L等
の関係に応じて、90度エルボ1、直管3及び90度エ
ルボ2が組み合わされたり、90度エルボ3及び90度
エルボ4が組み合わされたりする。一方、レベル差Zが
H(2ー21/2 )≦Z<2Hである場合には、平面図上
では確定済みの直管4と仮表示の直管5との間にレベル
を変更するための45度エルボを用いた縦方向部材2が
配置される。この場合、縦方向部材2は、レベル差Z等
に応じて、45度エルボ1、直管6及び45度エルボ2
が組み合わされたり(図6b)、45度エルボ3及び4
5度エルボ4が組み合わされたりする(図6c)。な
お、平面図と断面図はキ−操作等によって切り替え表示
可能に構成することができる。また、90度エルボや4
5度エルボ以外の部材を組み合わせた縦方向部材を配置
することもできる。
【0014】仮表示の部材のサイズ(管径)を変更した
場合の処理を図7に示す。図7において、直管9、10
は角ダクトの直管である。仮表示の直管10のサイズを
変更すると、確定済みの直管9と仮表示の直管10との
間にサイズを変更するためのホッパー1が配置される。
この場合、直管9、ホッパ−1及び直管10の面揃え方
向は、初期値マスタ−ファイルに設定されている面揃え
情報に応じて図7a、b、cに示すように変化する。初
期値マスタ−ファイルに面揃え方向が設定されていない
場合には、キ−操作等によって面揃え方向、すなわち、
作図基準線を切り替えることができるようにしておき、
ユーザが面揃え方向を決定する。
【0015】仮表示の部材のサイズを変更した後にレベ
ルを変更した場合の処理を図8に示す。まず、仮表示の
直管12のサイズを変更すると、確定済みの直管11と
仮表示の直管12との間にサイズを変更するためのホッ
パー2が配置される。次に、直管12のレベルを変更す
ると、ホッパー2と直管12との間にレベルを変更する
ためのエルボ等を組み合わせた縦方向部材4が配置され
る。
【0016】仮表示の部材の方向の変更、レベルの変
更、サイズの変更を順に行った場合の処理を図9に示
す。まず、仮表示の直管14の指定角度を45度に設定
すると、確定済みの直管13と仮表示の直管14との間
に方向を変更するための45度エルボ5が配置される。
次に、直管14のレベルを変更すると、45度エルボ5
と直管14との間にレベルを変更するためのエルボ等を
組み合わせた縦方向部材5が配置される。次に、直管1
4のサイズを変更すると、縦方向部材5と直管14との
間にサイズを変更するためのホッパー3が配置される。
【0017】以上のように、方向、サイズ、レベル等の
変更操作を複数行う場合には、変更操作を行った順に変
更処理を行って部材を配置していく。なお、変更処理の
順序は変更操作を行った順に限らず、複数の変更処理の
うち最適なものを優先して行うようにしてもよい。例え
ば、サイズ変更処理を行った後にレベル変更処理を行う
方がレベル変更のための部材として安価なものを使用す
ることができるので、レベルの変更を行った後にサイズ
の変更を行った場合でも、サイズ変更の処理を優先す
る。すなわち、レベルを変更するための部材の前にサイ
ズを変更するための部材を配置する。
【0018】次に、すでに確定済みのル−ト(管路)の
途中に分岐管路を形成する分岐接続処理を、図10に示
すフローチャート図に基づいて説明する。確定済みのル
−ト上の部材、例えば直管15の稜線をカーソルで指示
して選択すると(ステップD1)、選択された部材の種
類、すなわち直管、サイズ、レベル等の属性情報を取得
し(ステップD2)、取得した属性情報を画面上に表示
する(ステップD3)。次に、直管15の稜線上の分岐
部材を配置する指定点を指示すると、この指定点をル−
ティング開始点として認識し、指定点で既ル−トを分断
する(ステップD4)とともに、分岐ル−トを形成する
ための分岐部材、この場合同径のチ−ズ1を配置する
(ステップD5)。なお、稜線上の指定点は、稜線を選
択する時に稜線を指示する指示点を兼用することもでき
る。次に、カ−ソルの移動に追従して分岐部材に接続す
る部材を選択して仮表示する(ステップD6)。この状
態でサイズが入力された場合には(ステップD7)、分
岐部材のサイズを指定サイズに変更する(ステップD
8)。この場合、同径チーズを異径チーズに変更する。
なお、分岐部材にエルボー等が接続されている時には、
エルボーのサイズも指定サイズに変更する。レベルが入
力された場合には(ステップD9)、分岐部材にレベル
を変更するための部材を接続して表示する(ステップD
10)。この場合、チ−ズとエルボ−を組み合わせた縦
方向部材が表示される。そして、ル−ト指示(指定点の
座標入力)を行った後(ステップD11)、ル−ト確定
処理を行う(ステップD12)。以上は、ル−ティング
開始点として部材の稜線を指示することによってル−テ
ィング開始点に分岐ル−トを形成する場合について説明
したが、指定点として部材の稜線を指定した場合にも指
定点に分岐ル−トが形成される。この場合、ル−ティン
グ開始点及び指定点によって稜線が指定された部材の属
性に応じて前記と同様の変更等が行われる。
【0019】次に、ル−ティング中の管路と機器とを接
続する処理を図11及び図12を用いて説明する。この
場合、冷温水管とファンコイルユニットの冷温水管接続
口Sとを接続する処理を説明する。ここで、ファンコイ
ルユニットには、ファンコイルユニットに接続可能な属
性、例えば部材が直管であること、部材の内部流体が冷
温水であること、接続される部材サイズ、往管(S)か
還管(R)かなどの情報が設定されているとともに、接
続位置情報(この場合、冷温水管を接続する冷温水管接
続口Sの位置情報)が設定されている。カ−ソル等によ
ってル−ティング中の管路(この場合、冷温水管)を接
続する機器(この場合、ファンコイルユニット)が指示
されると(ステップE1)、機器に接続可能な属性を取
得する(ステップE2)。(図12b) そして、機器に接続可能な属性とル−ティング中の管路
の属性が一致するか否か(この場合、ル−ティング中の
冷温水管とファンコイルユニットとを接続することがで
きるか否か)を判断する(ステップE3)。属性が一致
しない場合には、接続不可の警告を表示してステップE
1に戻る(ステップE4)。属性が一致する場合には、
機器側の接続位置情報(この場合、ファンコイルユニッ
トの冷温水管接続口Sの位置情報)を特定し(ステップ
E5)、ル−ティング中の管路の接続点を機器の指示点
から機器側の接続位置に補正する(ステップE6)。
(図12c) そして、ル−ティング中の管路を機器側の接続位置に接
続するように(この場合、冷温水管をファンコイルユニ
ットの冷温水管接続口Sに接続するように)各部材を配
置して管路を形成する(ステップE7)。(図12d) これにより、機器と管路との接続が正確に行われるの
で、機器と管路との接続間違いや用途間違い等を回避す
ることができる。
【0020】次に、管路ル−ティング処理を図13〜図
15を用いて具体的に説明する。管路の始点からル−テ
ィングを行う場合には、カ−ソルで管路の始点を指示す
る。管路の始点が指示されると、管路の始点をル−ティ
ング開始点として認識する。そして、初期値マスタ−フ
ァイルから管路の始点に配置する部材の属性、この場
合、管種は角ダクト、サイズは500×200、直管フ
ランジ間隔は無限長、レベルは3000mm、ル−ティ
ング角度は45度等を取得する。なお、既に確定済みの
管路の終端部材からル−ティングを行う場合には、その
終端部材を指示する。終端部材が指示されると、その終
端部材を配置する際に指定した指定点をル−ティング開
始点として認識するとともに、その終端部材の属性を取
得する。その後、カ−ソルを移動させると、カ−ソルに
移動に追従して、ル−ティング開始点とカ−ソルで指示
されている指示点との間に管路を形成するための部材接
続パタ−ンが選択され、選択された部材接続パタ−ンに
応じた部材がラバ−表示(仮表示)される。図13aで
は、直管20がラバ−表示されている。次に、指定点を
指示して座標点を入力すると、ル−ティング開始点と指
定点との間に部材が確定表示される。この時、確定表示
された部材上に部材の属性、例えば、図13bに示すよ
うにサイズを示す「500×200」を表示するように
してもよい。この属性の表示は、確定表示でも仮表示で
もよい。仮表示の場合には、この仮表示をマウスで指示
することによって確定表示に切り替わるようにする。次
に、直管20を確定表示させた後に、レベル2700m
mを入力すると、図13dに示すように、レベルを変更
するための直管及びエルボを組み合わせた縦方向接続部
材20が直管20の管路形成側に配置される。この時、
縦方向接続部材に応じて直管20の長さ等が変更され
る。そして、カ−ソルを移動させると、縦方向接続部材
20の管路形成側にカ−ソルの位置に追従して直管21
が仮表示される。この状態で指定点の座標を入力する
と、縦方向部材20及び直管21が確定表示される。
【0021】また、図14aの状態でカ−ソルを図14
bに示すように移動させて指定角度を90度に設定する
と、直管22の管路形成側に90度エルボ20及び直管
23が仮表示される。この状態で指定点の座標を入力す
ると、図14cに示すように90度エルボ20及び直管
23が確定表示される。
【0022】また、図15aに示すように既に確定して
いる管路上の直管24の稜線を指示するとともに、管種
が丸ダクト、サイズが250φを入力すると、図15b
に示すように指示点に直管24から分岐管路を形成する
ためのサイズ250φの角−丸変換部材20が配置され
る。この時、キ−操作によって角−丸変換部材20の取
り出し方向を上下方向にも変えることができる。なお、
サイズの入力がない場合には、同径の角−丸変更部材2
0が配置される。そして、カ−ソルを移動させると、角
−丸変換部材20の管路形成側に直管25が仮表示され
る。この状態で、指定点の座標を入力すると、角−丸変
換部材20及び直管25が確定表示される。
【0023】以上の実施の形態ではル−ティング開始点
と指示点あるいは指定点との間に配置される部材が1種
類の場合について説明したが、配置可能な部材の候補が
複数ある場合には各候補を選択可能に切替えて表示させ
ることもできる。この処理を図16を用いて説明する。
ル−ティング開始点と指示点あるいは指定点との間に配
置可能な部材の候補が4つある場合、まず90度エルボ
30、90度エルボ31及び直管31が第1候補として
表示される。(図16a) この状態で、切替キ−等を操作するとフレダクト30及
び直管31が第2候補として表示される。(図16b) 以下、切替キ−等を操作する毎に、45度エルボ30、
直管32、45度エルボ31及び直管31が第3の候補
(図16c)、Sカ−ブ30及び直管31の第4候補
(図16d)、第1候補が順次表示される。オペレ−タ
は各候補を確認し、選択キ−等を操作して所望の候補を
選択する。
【0024】以上は配置可能な部材の候補が複数ある場
合に切替キ−により各候補を順次切替表示する例を説明
したが、ル−ティング開始点と指示点あるいは指定点間
のレベルやサイズ等を変更する縦方向接続部材やホッパ
−等の配置位置の候補が複数ある場合にも切替キ−によ
り各配置位置に順次切替表示することができる。この処
理を図17を用いて説明する。レベルが2000mmの
直管40とレベルが0mmの直管41との間にレベルを
変更するための縦方向接続部材40が配置可能な直管4
2、43、44がある場合、まず縦方向接続部材40が
直管42に配置された候補1が表示される。この状態
で、例えば、「shift+左クリックボタン」操作を
行うと縦方向接続部材40が直管43に配置された候補
2が表示される。さらに「shift+左クリックボタ
ン」操作を行うと、縦方向接続部材40が直管44に配
置された候補3が表示される。オペレ−タは、各候補を
確認し、選択キ−等を操作して所望の配置位置を選択す
る。
【0025】以上のように、本発明は以下の利点を有す
る。 (1)カ−ソルの移動に追従して管路を形成するために必
要な部材がリアルタイムに仮表示され、指定点が入力さ
れた時に確定表示されるので、管路の納まり具合等を確
認しながら管路のル−ティングを行うことができる。 (2)ル−ティング中に管路のサイズやレベル等を変更す
ることができ、その場合もカ−ソルの移動に追従して継
手等が仮表示される。 (3)角ダクトのル−ティング中にサイズが変更された場
合でも、面揃え処理をワンタッチで行うことができる。 (4)機器が指定された場合には、その機器の接続位置を
指定しなくても自動的に正しい接続位置に接続される。 (5)管路上の部材の稜線を指定するだけで、分岐管路を
形成するための部材が配置される。
【0026】なお、本発明は、ル−ティング開始点の位
置及び属性を認識するル−ティング開始点認識手段と、
指示点の位置を認識する指示点認識手段と、前記ル−テ
ィング開始点認識手段及び前記指示点認識手段の出力に
基づいて前記ル−ティング開始点と前記指示点との間に
管路を形成するための部材を配置するル−ティング手段
とを備えることを特徴とする管路ル−ティング装置とし
て構成することができる。また、指定点を認識する指定
点認識手段を備え、前記ル−ティング手段は、前記指定
点認識手段によって指定点を認識するまでは各部材を仮
表示し、指定点を認識した時に確定表示することを特徴
とする管路ル−ティング装置として、前記ル−ティング
手段は、前記ル−ティング開始点あるいは前記指定点が
管路上の部材の稜線を指示している場合には分岐管路を
形成するための部材を配置することを特徴とする管路ル
−ティング装置として、前記ル−ティング手段は、前記
指定点が機器を指定している場合には前記指定点の位置
を前記機器の接続位置に変更することを特徴とする管路
ル−ティング装置として、前記ル−ティング手段は、前
記部材の候補が複数ある場合には各候補を選択可能に切
り替えることを特徴とする管路ル−ティング装置として
も構成することができる。さらに、指示点あるいは指定
点に配置する部材の属性を設定する属性設定手段を備
え、前記ル−ティング手段は、前記ル−ティング開始点
認識手段、前記指示点認識手段及び前記属性設定手段の
出力に基づいて前記ル−ティング開始点と前記指示点と
の間に管路を形成するための部材を配置することを特徴
とする管路ル−ティング装置としても構成することがで
きる。
【0027】また、本発明は、コンピュ−タに、ル−テ
ィング開始点の位置及び属性を認識させ、指示点の位置
を認識させ、ル−ティング開始点の位置及び属性と指示
点の位置に基づいてル−ティング開始点と指示点との間
に管路を形成するための部材を配置させるプログラムを
記録した媒体として構成することができる。さらに、指
定点を認識させ、指定点を認識するまでは各部材を仮表
示させ、指定点を認識した時には確定表示させるプログ
ラムを記録した媒体として、前記ル−ティング開始点あ
るいは前記指定点が管路上の部材の稜線を指示している
場合には、分岐管路を形成するための部材を配置させる
プログラムを記録した媒体として、前記指定点が機器を
指定している場合には、前記指定点の位置を前記機器の
接続位置に変更させるプログラムを記録した媒体とし
て、前記部材の候補が複数ある場合には各候補を選択可
能に切り替えさせるプログラムを記録した媒体として構
成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
管路ル−ティング方法を用いれば、容易に、かつ効率よ
く管路のル−ティングを行うことができる。また、請求
項2に記載の管路ル−ティング方法を用いれば、一層効
率よく管路のル−ティングを行うことができる。また、
請求項3に記載の管路ル−ティング方法を用いれば、操
作が容易である。また、請求項4に記載の管路ル−ティ
ング方法を用いれば、ル−ティング中の管路と機器との
接続間違いや用途間違い等を回避することができる。ま
た、請求項5に記載の管路ル−ティング方法を用いれ
ば、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路ル−ティング方法を実施する管路
ル−ティング装置のハ−ドエゥア構成図である。
【図2】管路ル−ティング方法のフロ−チャ−ト図であ
る。
【図3】寄り寸法入力方法のフロ−チャ−ト図である。
【図4】寄り寸法入力方法の処理を説明するための図で
ある。
【図5】管路ル−ティング方法の詳細フロ−チャ−ト図
である。
【図6】ル−ティング処理を説明するための図である。
【図7】ル−ティング処理を説明するための図である。
【図8】ル−ティング処理を説明するための図である。
【図9】ル−ティング処理を説明するための図である。
【図10】分岐接続のフロ−チャ−ト図である。
【図11】分岐接続のフロ−チャ−ト図である。
【図12】機器接続のフロ−チャ−ト図である。
【図13】機器接続の処理を説明するための図である。
【図14】ル−ティング処理を説明するための図であ
る。
【図15】ル−ティング処理を説明するための図であ
る。
【図16】配置可能な部材の候補を切替表示する処理を
説明するための図である。
【図17】部材の配置位置の候補を切替表示する処理を
説明するための図である。
【符号の説明】
10 CPU(中央制御装置) 12 マウス 13 カラ−ディスプレイ 16 F/Dドライブ 17 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我 康弘 愛知県名古屋市東区主税町四丁目85番地 株式会社ダイテック内 (72)発明者 山田 茂範 愛知県名古屋市東区主税町四丁目85番地 株式会社ダイテック内 (56)参考文献 特開 平6−309418(JP,A) 特開 平8−83294(JP,A) 特開 平4−205182(JP,A) FUJITSU ICAD/BLD 4,BLD5 設備使用手引書(建築設 計支援システム/設備設計サブシステ ム)初版 41−47頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 650

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表示画面上で入力装置により
    指示されたルーティング開始点の位置及び属性を処理装
    置により認識するステップと、 表示装置の表示画面上で入力装置により指示された指示
    点の位置を処理装置により認識するステップと、 入力装置により指示された前記指示点のサイズあるいは
    レベルを処理装置により認識するステップと、 処理装置により、前記ルーティング開始点の位置と属
    性、前記指示点の位置とサイズあるいはレベル、記憶装
    置に記憶されている初期値マスターファイル、部材接続
    パターンファイル及び部材絵柄情報ファイルに基づい
    て、表示装置の表示画面上の前記ルーティング開始点と
    前記指示点との間に管路を形成するための部材を配置す
    るステップと、 を備えることを特徴とする管路ルーティング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管路ルーティング方法
    であって、 表示装置の表示画面上で入力装置により指定された指定
    点を処理装置により認識するステップを備え、 処理装置により前記指定点を認識するまでは、前記ルー
    ティング開始点と前記指示点との間に管路を形成するた
    めの部材を表示装置に仮表示し、処理装置により前記指
    定点を認識すると、前記ルーティング開始点と前記指定
    点との間に管路を形成するための部材を表示装置に確定
    表示する、 ことを特徴とする管路ルーディング方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の管路ルーティング方法
    であって、 前記ルーティング開始点あるいは前記指定点が管路上の
    部材の稜線を指示していることを処理装置により認識す
    るステップを備え、 処理装置により前記ルーティング開始点あるいは前記指
    定点が管路上の部材の稜線を指示していることを認識す
    ると、分岐管路を形成するための部材を配置する、 ことを特徴とする管路ルーティング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の管路ル
    ーティング方法であ って、 処理装置により、前記ルーティング開始点と前記指示点
    との間に管路を形成するための部材の候補が複数あるこ
    とを認識するステップを備え、 処理装置により前記部材の候補が複数あることを認識す
    ると、各候補を選択可能に切り替えて表示装置に表示す
    る、 ことを特徴とする管路ルーティング方法。
  5. 【請求項5】 表示装置の表示画面上で入力装置により
    指示されたルーティング開始点の位置及び属性を処理装
    置により認識するステップと、 表示装置の表示画面上で入力装置により指示された指示
    点の位置を処理装置により認識するステップと、 入力装置により指示された前記指示点のサイズあるいは
    レベルを処理装置により認識するステップと、 処理装置により、前記ルーティング開始点の位置と属
    性、前記指示点の位置とサイズあるいはレベル、記憶装
    置に記憶されている初期値マスターファイル、部材接続
    パターンファイル及び部材絵柄情報ファイルに基づい
    て、表示装置の表示画面上の前記ルーティング開始点と
    前記指示点との間に管路を形成するための部材を配置す
    るステップと、 表示装置の表示画面上で入力装置により指定された指定
    点を処理装置により認識するステップと、 前記指定点が機器を指定していることを処理装置により
    認識するステップとを備え、 処理装置により前記指定点を認識するまでは、前記ルー
    ティング開始点と前記指示点との間に管路を形成するた
    めの部材を表示装置に仮表示し、処理装置により前記指
    定点を認識すると、前記ルーティング開始点と前記指定
    点との間に管路を形成するための部材を表示装置に確定
    表示し、また、前記指定点が機器を指定していることを
    認識すると、前記指定点の位置を前記機器の接続位置に
    変更し、前記ルーティング開始点と前記機器の接続位置
    との間に管路を形成するための部材を表示装置に確定表
    示する、 ことを特徴とする管路ルーティング方法。
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