JPH10154167A - 管路のル−ト変更方法 - Google Patents

管路のル−ト変更方法

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JPH10154167A
JPH10154167A JP8310811A JP31081196A JPH10154167A JP H10154167 A JPH10154167 A JP H10154167A JP 8310811 A JP8310811 A JP 8310811A JP 31081196 A JP31081196 A JP 31081196A JP H10154167 A JPH10154167 A JP H10154167A
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Kazutomi Konno
一富 今野
Rei Noshita
玲 野下
Yasuhiro Soga
康弘 曽我
Shigenori Yamada
茂範 山田
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DAITETSUKU KK
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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DAITETSUKU KK
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に、かつ効率よく管路のル−トを変更で
きるようにする。 【解決手段】 まず、画面上に表示されている管路上の
移動する部材を選択する。移動する部材が選択される
と、選択された部材と管路との接続関係に基づいてル−
ト変更範囲を認識する。次に、移動基準点を入力した
後、マウスを移動させる。これにより、マウスの移動基
準点からの移動量を取得する。そして、取得した移動量
に応じてル−ト変更範囲内の各部材の変更等を行い、各
部材をドラッギング表示(仮表示)する。次に、移動先
の指定点を入力する。移動先の指定点が入力されると、
移動先の指定点に各部材を確定表示する。管路上の2つ
の指示点が指示された場合には、2つの指示点間をル−
ト変更範囲として認識する。このようにすることによ
り、ル−ト変更状態を仮表示によってリアルタイムに確
認しながら作業を行うことができるので、容易に、かつ
効率良く管路のル−トを変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管やダクト等の
管路のル−トを変更する管路のル−ト変更方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空調設備図面や衛生設備図面等の図面を
作成する図面作成業務においては、配管やダクト等の管
路の納まり具合や経路変更等に応じて管路のル−トが頻
繁に変更される。従来、CADシステムで管路のル−ト
を変更する場合、変更する管路のル−トを削除して、再
度管路のル−トを作図し直さなければならなかった。ま
た、管路の納まり具合は管路を実際に移動させてからで
ないと判断が付きにくく、何度も管路の移動操作を行わ
なければならなかった。さらに、管路のル−ト変更にお
いては直管の途中からのル−ト変更ができないという問
題があった。以上のように、従来の管路のル−ト変更方
法は大変手間がかかり、また変更後のル−ト状態をリア
ルタイムに確認することができないので、効率よく管路
のル−ト変更を行うことができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するために創案されたものであり、容易に、かつ
効率よく管路のル−トを変更することができる管路のル
−ト変更方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、指示に基づいて管路上の
ル−ト変更範囲を認識するステップと、指示された移動
量を認識するステップと、前記移動量に応じて前記ル−
ト変更範囲内の部材の変更等を行うステップとにより管
路のル−ト変更方法を構成する。前記請求項1に記載の
管路のル−トの変更方法を用いれば、移動量を指示する
のみでル−トの変更状態をリアルタイムに確認しながら
作業をすることができるので、容易に、かつ効率よくル
−トを変更することができる。また、請求項2に記載の
発明は、請求項1に記載の管路のル−ト変更方法におい
て、指示された移動先の指定点を認識するステップを備
え、前記移動先の指定点を認識するまでは変更等を行っ
た各部材を仮表示し、前記移動先の指定点を認識した時
には確定表示する。前記請求項2に記載の管路のル−ト
変更方法を用いれば、移動量に応じて変更される各部材
を仮表示によってリアルタイムで確認した後、移動先の
指定点に各部材を確定表示するので、一層効率よくル−
トを変更することができる。また、請求項3に記載の発
明は、請求項1又は2に記載の管路のル−ト変更方法に
おいて、管路上に設けられている部材の中から選択され
た部材を認識し、前記選択された部材と管路との接続関
係に基づいてル−ト変更範囲を認識するとともに、前記
選択された部材と管路との接続関係を保持しながら前記
ル−ト変更範囲内の部材の変更等を行う。前記請求項3
に記載の管路のル−ト変更方法を用いれば、部材を指示
するのみでル−ト変更範囲を認識するので、操作性が向
上する。また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は
2に記載の管路のル−ト変更方法において、管路上の指
示された2つの指示点を認識し、前記2つの指示点間の
部材に基づいてル−ト変更範囲を認識する。前記請求項
4に記載の管路のル−ト変更方法を用いれば、2つの指
示点を指示するのみでル−ト変更範囲を認識するので、
直管の途中からのル−ト変更も行うことができ、操作性
が向上する。また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の管路のル−ト変更方法において、前記2つの指
示点が直管を指示している場合には、前記指示点によっ
て分割された直管のうち、前記2つの指示点間にある直
管の接続関係を保持しながら前記ル−ト範囲内の部材の
変更等を行う。また、請求項6に記載の発明は、請求項
4に記載の管路のル−ト変更方法において、前記2つの
指示点が継手を指示している場合又は直管と継手を指示
している場合には、前記2つの指示点間の部材の接続関
係を保持しながら前記ル−ト変更範囲内の部材の変更等
を行う。前記請求項5、6に記載の管路のル−ト変更方
法を用いれば、ル−ト変更のための各部材の変更等の処
理が容易となる。また、請求項7に記載の発明は、請求
項4〜6のいずれかに記載の管路のル−ト変更方法にお
いて、前記移動量に応じた変更等を行っても各部材が配
置可能か否かを判断し、配置可能でない場合には部材の
変更等を禁止する。前記請求項7に記載の管路のル−ト
変更方法を用いれば、各部材が配置可能でない場合には
各部材の変更等を禁止するので、効率よくル−トを変更
することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は、本発明の管路のル−ト変
更方法を実施するための管路のル−ト変更装置のハ−ド
ウェア構成を示す図である。管路のル−ト変更装置は、
CPU(中央処理装置)10、キ−ボ−ド11(入力装
置)、マウス12(入力装置)、カラ−ディスプレイ1
3(表示装置)、プリンタ14(出力装置)、スキャナ
15(入力装置)、F/Dドライブ16(入力/出力装
置)、記憶装置17等により構成されている。各装置
は、バス18により接続されている。記憶装置17に
は、CADプログラム等が格納されている。
【0006】次に、本発明の管路のル−ト変更方法を、
直管指示法を用いた場合の実施の形態について図2のフ
ロ−チャ−ト図に基づいて説明する。まず、管路上に設
けられている部材の中から移動する部材、例えば、直管
を選択する(ステップA1)。移動する部材は、例え
ば、画面上に表示されている部材の一部をカ−ソルで指
示した状態でマウスのクリックボタンをクリック操作す
ることによって選択する。移動する部材が選択される
と、選択された部材と管路との接続関係に基づいて、ル
−トを変更するル−ト変更範囲を認識する(ステップA
2)。ル−ト変更範囲の認識は、例えば、エルボやチ−
ズ等が選択された場合には選択されたエルボやチ−ズ等
をル−ト変更範囲として認識し、直管が選択された場合
には選択された直管のベクトルと同一方向でないという
条件を満たす直管を選択された直管から両方向の管路上
を検索し、検索した直管を含む範囲をル−ト変更範囲と
して認識する。次に、移動基準点を、例えば、カ−ソル
で指示して入力する(ステップA3)なお、ステップA
1で、部材の一部をカ−ソルで指示して移動する部材を
選択する際に、その指示点を移動基準点とすれば、ステ
ップA3は省略することができる。次に、マウスを移動
させて画面上のカ−ソルを移動させる(ステップA
4)。マウスの移動に追従して、マウスの移動量、すな
わちカ−ソルの移動基準点からの移動量を取得する(ス
テップA5)。次に、移動量に基づいて、選択された部
材と管路との接続関係を保持するようにル−ト変更範囲
内で伸縮する直管の長さ及び直管の移動位置の計算、す
なわち、各部材の変更等を行う(ステップA6)。伸縮
する直管の長さは、伸縮直管最小値より小さい場合は伸
縮直管最小値を直管の長さとする。この伸縮直管最小値
とは、配管においては継手同士が接続されることが施工
上あまりなく、一般的には継手同士の間には直管が必要
となることを考慮するものである。この伸縮直管最小値
は、直管の管径毎に設定されるかまたは0を含めて任意
に設定することができる。そして、ステップA6で計算
した伸縮する直管の長さ及び直管の移動位置に基づいて
各部材をドラッギング表示(仮表示)する(ステップA
7)。次に、移動先の指定点が入力されたか否かを判断
する(ステップA8)。移動先の指定点が入力されない
場合には、ステップA4に戻ってマウスの移動処理を繰
り返す。移動先の指定点が入力された場合には、各部材
を確定表示する(ステップA9)。
【0007】図2に示した管路のル−ト変更方法を図3
〜図7を用いて具体的に説明する。まず、管路上の部材
の中から移動する部材、この場合直管1をカ−ソルで指
示して選択する。移動する部材が選択されると、選択さ
れた直管1からA方向及びB方向に順次管路上を検索し
てル−ト変更範囲を認識する(図3)。すなわち、A方
向のエルボ1に接続されている直管2のベクトルの方向
が選択された直管1と同一か否かを判断する。この場
合、直管2と直管1はベクトルの方向が異なるので、直
管2を認識する。また、B方向のエルボ3に接続されて
いる直管3のベクトルの方向が選択された直管1と同一
か否かを判断する。この場合、直管3と直管1はベクト
ルの方向が異なるので、直管3を認識する。以上のよう
にして、直管2−エルボ1−直管1−エルボ3−直管3
の範囲をル−ト変更範囲として認識する。次に、画面上
の任意の点を移動基準点として入力する(図4)。
【0008】次に、マウスの移動に追従して移動するカ
−ソルの移動基準点からの移動量のうち、直管1と直角
方向の移動量dを取得する(図5)。そして、移動量d
に基づいて、選択された直管1と管路との接続関係(こ
の場合、直管1と直管2、直管3との接続関係)を保持
するように伸縮する直管(この場合、直管2、直管3)
の長さ、移動させる直管及び部材(この場合、直管1、
エルボ1、エルボ3)の位置等を計算し、各部材をドラ
ッギング表示する。ここで、移動量dだけ直管3を縮め
ても直管3の長さが直管3の伸縮直管最小値e以上であ
る場合は、直管2を移動量dだけ伸ばした長さ、直管3
を移動量dだけ縮めた長さを計算するとともに、直管
1、エルボ1、エルボ3を移動量dだけ移動させた位置
を計算し、この計算結果に基づいてドラッギング表示す
る(図5a)。直管3の長さが伸縮直管最小値e未満と
なるような移動量dに達した場合は、各部材の伸縮や位
置の移動は一旦停止する。そして、直管1と直管4のベ
クトルが同一直線上となるような移動量dに達した場合
には、直管2を移動量dだけ伸ばした長さ、直管1及び
エルボ1を移動量dだけ移動させた位置を計算し、この
計算結果に基づいてドラッギング表示する(図5b)。
この場合、エルボ3を削除して直管1と直管4とを連結
する。マウスのカ−ソルをさらに移動し、伸縮直管最小
値e以上の長さの直管3が設けられる移動量dに達した
場合には、エルボ4の向きが切り替わり、再び直管2及
び直管3の伸縮、直管1、エルボ1及びエルボ3の移動
位置の計算を行い、計算結果に基づいてドラッギング表
示する(図5c)。なお、図5では、90度エルボのみ
を使用したが、45度エルボ等の他の継手が使用可能で
ある場合には、移動量に応じて使用可能な継手を選択す
るようにしてもよい。また、選択可能な継手が複数ある
場合には、切り換え表示可能に構成してもよい。
【0009】次に、移動先の指定点Pを入力し、移動基
準点から指定点Pまでの距離から直管の長さや移動させ
る直管及び部材の位置を確定する(図6)。移動先の指
定点Pは、例えば、カ−ソルで指定点Pを指示した状態
でマウスのクリックボタンをクリック操作して入力す
る。次に、移動先の指定点Pに各部材を確定表示する
(図7)。なお、移動先の指定点が入力されるまでの間
の管路のル−トの表示方法は移動先の指定点が入力され
た時の表示方法と同じでもよいが、仮表示と確定表示と
を区別できるように線種、色等を変えるのが好ましい。
【0010】ル−ト変更範囲を認識する他の例を図8に
より説明する。図8において、移動する部材として直管
5が選択されたものとする。まず、直管5からA方向に
あるチ−ズ5を検索し、このチ−ズ5に接続されている
直管6、7のベクトルの方向が選択された直管5と同一
であるか否かを判断する。この場合、直管6のベクトル
の方向が異なるので、直管6を認識する。次に、チ−ズ
5から直管7の方向にあるチ−ズ6を検索し、このチ−
ズ6に接続されている直管8、9のベクトルの方向が選
択された直管5と同一であるか否かを判断する。この場
合、直管8のベクトルの方向が異なるので、直管8を認
識する。次に、チ−ズ6から直管9の方向にあるエルボ
6を検索し、このエルボ6に接続されている直管10の
ベクトルの方向が選択された直管5と同一であるか否か
を判断する。この場合、直管10のベクトルの方向が異
なるので、直管10を認識する。そしてエルボ6には直
管10以外に未検索の直管はなく、直管5と同一方向の
ベクトルを持つ直管がないので、A方向の検索処理を終
了する。これにより、直管10までをA方向のル−ト変
更範囲として認識する。次に、直管5からB方向にある
エルボ5を検索し、このエルボ5に接続されている直管
11のベクトルの方向が選択された直管5と同一である
か否かを判断する。この場合、直管11のベクトルの方
向が異なるので、直管11を認識する。そしてエルボ5
には直管11以外に未検索の直管はなく、直管5と同一
方向のベクトルを持つ直管がないので、B方向の検索処
理を終了する。これにより、直管11までをB方向のル
−ト変更範囲として認識する。つまり、選択された直管
と同一方向のベクトルを持つ直管が見つからなくなった
場合に検索処理を終了する。以上のようにして、直管1
0−エルボ6−直管9−チ−ズ6−直管7−チ−ズ5−
直管5−エルボ5−直管11、チ−ズ6−直管8、チ−
ズ5−直管6までがル−ト変更範囲として認識される。
ここで、選択された直管5と管路との接続関係(この場
合、直管5と直管6、直管8、直管10、直管11との
接続関係)を保持するように、ル−ト変更範囲の認識で
検索された直管のうち、選択された直管5のベクトルと
異なるベクトルを持つ直管(この場合、直管6、8、1
0、11)が伸縮直管となり、選択された直管5のベク
トルと同一のベクトルを持つ直管(この場合、直管7、
9)が移動直管となる。そして、カ−ソルの移動量dに
応じて各部材を伸縮及び位置を移動させてドラッギング
表示させる図を図9に示す。
【0011】以上は移動する部材を選択し、選択された
部材に基づいてル−ト変更範囲を認識する方法を用いた
が、管路上の2点を指示することによってル−ト変更範
囲を認識することもできる。この実施の形態を図10の
フロ−チャ−ト図に基づいて説明する。まず、ル−トを
変更する範囲の両端の2つの指示点を入力する(ステッ
プB1)。次に、入力された2つの指示点にある部材に
基づいてル−ト変更範囲を認識する(ステップB2)。
次に、移動基準点を入力した後(ステップB3)、マウ
スを移動させる(ステップB4)。マウスの移動に追従
して、マウスの移動量、すなわちカ−ソルの移動量を取
得する(ステップB5)。次に、取得した移動量に基づ
いて、変更する部材、追加する部材、削除する部材の決
定、伸縮させる直管の長さの計算、移動させる部材の位
置の計算等を行うすなわち、各部材の変更等を行う(ス
テップB6)。次に、ステップB6での計算結果に基づ
いて変更等を行っても各部材が配置可能か否かを判断す
る(ステップB7)。配置不可能な部材がある場合に
は、警告等を出力してステップB4のマウスの移動処理
に戻る。配置不可能な部材がない場合には、ステップB
6での計算結果に基づいて各部材の変更等を行い、各部
材をドラッキング表示する(ステップB8)。次に、移
動先の指定点が入力されたか否かを判断する(ステップ
B9)。移動先の指定点が入力されない場合には、ステ
ップB4のマウスの移動処理に戻る。移動先の指定点が
入力された場合には、移動先の指定点に基づいて各部材
を確定表示する(ステップB10)。
【0012】図10に示した管路のル−ト変更方法を図
11〜図16を用いて具体的に説明する。まず、ル−ト
を変更する範囲の両端の2点P1及びP2を指示する
(図11)この指示された2点P1及びP2に基づい
て、ル−ト変更範囲を認識する。この場合、指示点P
1、P2間にある直管15、エルボ16、直管16、エ
ルボ17、直管17を認識するので、直管15−エルボ
16−直管16−エルボ17−直管17の範囲をル−ト
変更範囲として認識する。次に、移動基準点を入力した
後、マウスを移動させる。マウスの移動に追従して、移
動基準点からの移動量dを取得する(図12)。次に、
変更する部材、追加する部材、削除する部材、伸縮する
直管の長さの計算、移動させる部材の位置等を計算する
(図13)。ここで、2点を指示する場合は、原則とし
て、2つの指示点間にある直管は分割された直管以外は
伸縮しないものとする。図13では、直管15及び直管
17がそれぞれ指示点P1及びP2により直管151、
直管152、直管171、直管172に分割され、この
分割された直管のうち、2つの指示点間にある直管15
2と直管171とのベクトル関係及び距離が変化しない
ように、すなわち、接続関係を保持しながら継手、直管
等の変更、追加及び削除や伸縮する直管の長さ及び移動
させる部材の位置の計算等を行う。この場合、継手A、
C、D、F及び直管B、Eが追加される。そして、直管
16、エルボ16、エルボ17、分割された直管152
及び直管171は移動量dに応じて配置位置が移動し、
追加された直管B、Eは移動量dに応じて伸縮し、追加
されたエルボA、C、D、Fは移動量dに応じて種類が
90度エルボ、45度エルボ等に変更される。このよう
にして変更する部材、追加する部材、削除する部材、伸
縮する直管の長さの計算、移動させる部材の位置等を計
算し、計算結果に基づいて各部材の変更等を行っても各
部材が配置可能か否かをチェックし、配置可能である場
合には計算結果に基づいて各部材の変更等を行ってドラ
ッギング表示する(図14)。次に、移動先の指定点を
入力し(図15)、指定点に各部材を確定表示する(図
16)。
【0013】以上は2つの指示点が直管を指示した場合
の処理を説明したが、2つの指示点が継手を指示する場
合の処理を図17、図18に基づいて説明する。図17
において、指示点P1がエルボ20を指示し、指示点P
2がエルボ23を指示した場合、エルボ20、直管2
1、エルボ21、直管20、エルボ22、直管23、エ
ルボ23を認識するので、エルボ20−直管21−エル
ボ21−直管20−エルボ22−直管23−エルボ23
の範囲をル−ト変更範囲として認識する。そして、移動
量dが指示された場合、図18に示すように、指示され
たエルボ20、23に接続されている直管で2つの指示
点間に含まれない方の直管、この場合直管22、直管2
4が伸縮し、2つの指示点間の他の部材はそのままの接
続関係を保持しながら移動する。
【0014】さらに、2つの指示点が直管と継手を指示
する場合の処理を図19、図20に基づいて説明する。
図19において、指示点P1が直管30を指示し、指示
点P2がエルボ30を指示した場合、直管30、エルボ
32、直管32、エルボ31、直管33、エルボ30を
認識するので、直管30−エルボ32−直管32−エル
ボ31−直管33−エルボ30の範囲をル−ト変更範囲
として認識する。この場合、図13で説明したように、
指示点P1によって直管30は直管301と直管302
に分割され、この直管302を移動させるために継手
G、I、直管Hが追加される。そして、移動量dが指示
されると、図20に示すように、追加された直管H及び
指示されたエルボ30に接続されている直管のうちで、
指示された直管30のベクトルと異なるベクトルを持つ
直管、この場合直管H、直管34が伸縮し、2つの指示
点間の他の部材はそのままの接続関係を保持しながら移
動する。なお、追加されたエルボG、Iは移動量dに応
じて45度エルボ、90度エルボ等に変更される。
【0015】以上は奥行きを持った部材や管径を変更す
るレジュ−サ等が設けられていない管路のル−トを変更
する場合について説明したが、本発明は奥行きを持った
部材やレジュ−サ等の部材が設けられている管路のル−
トを変更する場合にも適用することができる。これを、
図21を用いて説明する。図21aにおいて、直管40
と直管41との間にレジュ−サ40が設けられ、直管4
3は図面に対して垂直方向(z軸方向)のベクトルのみ
を持つ竪管であり、他の直管はX軸方向あるいはY軸方
向のベクトルのみを持つ横引き管である。なお、奥行き
を持った直管の場合は、管路のル−ト変更において直管
の長さを伸縮しないこととする。従って、奥行きを持っ
た直管は選択した直管と異なるベクトル方向を持ってい
ても管路のル−ト変更範囲の検索処理は終了しない。移
動する部材として直管40が選択されると、前述した方
法でル−ト変更範囲を認識する。すなわち、A方向に直
管40と同一方向のベクトルを持つ直管が見つからなく
なるまで検索処理を行い、レジュ−サ40、直管41、
エルボ40、直管42を認識する。また、B方向に直管
40と同一方向のベクトルを持つ直管が見つからなくな
るまで検索処理を行う。ここで、直管43と直管40の
ベクトルの方向が異なるが、直管43は奥行きを持った
管であるので、更にエルボ42、直管44、エルボ4
3、直管45を検出する。そして、直管45が直管40
と異なる方向のベクトルを持つので、B方向の検索を終
了し、エルボ41、直管43、エルボ42、直管44、
エルボ43、直管45を認識する。次に、マウスを移動
させると、移動量dに基づいて、伸縮させる直管42、
45の長さの計算、移動させる直管40、41、43、
44、エルボ40、41、42、43及びレジュ−サ4
0の位置の計算を行い、図21bに示すようにドラッギ
ング表示する。そして、指定点が入力されると各部材を
確定表示する。なお、図21ではX−Y平面上での実施
例を示したが、例えば、X−Z平面、Y−Z平面から見
た断面図、側面図などの場合についても同様に管路のル
−ト変更は可能である。
【0016】また、選択した直管の両方向に選択した直
管と異なる方向のベクトルを持った直管がある場合につ
いて説明したが、選択した直管の一方に他の部材が接続
されていない場合や、選択した直管の一方向に直管が接
続されていない場合等にも同様にル−ト変更を行うこと
ができる。これを図22を用いて説明する。図22a
は、直管50の一方に他の部材が接続されていない例で
ある。移動する部材として直管50が選択されると、前
述した方法で選択された直管50からA方向、B方向及
びC方向に順次管路上を検索してル−ト変更範囲を認識
する。なお、C方向には部材が接続されていないので、
直管50をC方向のル−ト変更範囲として認識する。そ
して、移動量が指示された場合、直管51及び直管52
が伸縮し、直管50及びチ−ズ50はそのままの接続関
係を保持しながら移動する。図22bは、直管55の一
方にエルボ55のみが接続されている例である。移動す
る部材として直管55が選択されると、前述した方法で
選択された直管55からA方向、B方向及びC方向に順
次管路上を検索してル−ト変更範囲を認識する。なお、
C方向にはエルボ55のみが接続されているので、エル
ボ55をC方向のル−ト変更範囲として認識する。そし
て、移動量が指示された場合、直管J又はKが追加さ
れ、直管56、57及びJ又はKが伸縮し、直管55及
びエルボ55はそのままの接続関係を保持しながら移動
する。なお、図の右方向への移動量が指示された場合に
は、移動量に応じてエルボ55が削除され又はエルボ5
5の向きが切り替わる。
【0017】以上の実施の形態では単線部材(部材の形
状をシンボル化しあるいは簡略化した図形)によって表
された図面に本発明を適用したが、複線部材(部材の形
状をほぼそのまま図案化した図形)によって表された図
面にも本発明を適用することができる。また、部材の変
更等を行う場合の部材間の接続関係は前記実施の形態に
限定されず、また可能な部材の変更等が複数ある場合に
は切り替え表示してユーザが決定するようにしてもよ
い。
【0018】なお、本発明は、コンピュ−タに、指示に
基づいて管路上のル−ト変更範囲及び移動量を認識さ
せ、前記移動量に応じて前記ル−ト変更範囲内の部材の
変更等を行わせるル−ト変更プログラムを記録した媒体
として構成することができる。さらに、コンピュ−タ
に、移動先の指定点が認識されるまでは各部材を仮表示
し、移動先の指定点が入力された時に確定表示させるル
−ト変更プログラムを記録した媒体として、管路上に設
けられている部材の中から選択された部材を認識させ、
選択された部材と管路との接続関係に基づいてル−ト変
更範囲を認識させ、選択された部材と管路との接続関係
を保持しながらル−ト範囲内の部材の変更等を行わせる
ル−ト変更プログラムを記録した媒体として、管路上の
2つの指示点を認識させ、2つの指示点間の部材に基づ
いてル−ト変更範囲を認識させるル−ト変更プログラム
を記録した媒体、2つの指示点が直管を指示している場
合には、指示点によって分割された直管のうち、2つの
指示点間にある直管の接続関係を保持しながらル−ト変
更範囲内の部材の変更等を行わせるル−ト変更プログラ
ムを記録した媒体として、2つの指示点が継手を指示し
ている場合又は直管と継手を指示している場合には、2
つの指示点間の部材の接続関係を保持しながらル−ト変
更範囲内の部材の変更等を行わせるル−ト変更プログラ
ムを記録した媒体、移動量に応じて変更等を行っても各
部材が配置可能か否かを判断させ、配置可能でない場合
には部材の変更等を禁止させるル−ト変更プログラムを
記録した媒体として構成することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
管路のル−トの変更方法を用いれば、容易に、かつ効率
よくル−トを変更することができる。また、請求項2に
記載の管路のル−ト変更方法を用いれば、効率よくル−
トを変更することができる。また、請求項3、4に記載
の管路のル−ト変更方法を用いれば、操作性が向上す
る。また、請求項5、6に記載の管路のル−ト変更方法
を用いれば、ル−ト変更のための各部材の変更等の処理
を容易に行うことができる。また、請求項7に記載の管
路のル−ト変更方法を用いれば、効率よくル−トを変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路のル−ト変更方法を実施するため
の管路のル−ト変更装置のハ−ドウェア構成図である。
【図2】直管指示法を用いた本発明の管路のル−ト変更
方法のフロ−チャ−ト図である。
【図3】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するため
の図である。
【図4】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するため
の図である。
【図5】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するため
の図である。
【図6】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するため
の図である。
【図7】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するため
の図である。
【図8】ル−ト変更範囲を認識する処理を説明するため
の図である。
【図9】ル−ト変更範囲を認識する処理を説明するため
の図である。
【図10】2点指示法を用いた本発明の管路のル−ト変
更方法のフロ−チャ−ト図である。
【図11】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図12】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図13】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図14】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図15】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図16】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図17】2点指示法を説明するための図である。
【図18】2点指示法を説明するための図である。
【図19】2点指示法を説明するための図である。
【図20】2点指示法を説明するための図である。
【図21】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【図22】本発明の管路のル−ト変更方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 CPU(中央処理装置) 11 キ−ボ−ド 12 マウス 13 カラ−ディスプレイ 14 プリンタ 15 スキャナ 16 F/Dドライバ 17 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我 康弘 愛知県名古屋市東区主税町四丁目85番地 株式会社ダイテック内 (72)発明者 山田 茂範 愛知県名古屋市東区主税町四丁目85番地 株式会社ダイテック内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示に基づいて管路上のル−ト変更範囲
    を認識するステップと、指示された移動量を認識するス
    テップと、前記移動量に応じて前記ル−ト変更範囲内の
    部材の変更等を行うステップとを備えることを特徴とす
    る管路のル−ト変更方法。
  2. 【請求項2】 指示された移動先の指定点を認識するス
    テップを備え、前記移動先の指定点を認識するまでは変
    更等を行った各部材を仮表示し、前記移動先の指定点を
    認識した時には確定表示することを特徴とする請求項1
    に記載の管路のル−ト変更方法。
  3. 【請求項3】 管路上に設けられている部材の中から選
    択された部材を認識し、前記選択された部材と管路との
    接続関係に基づいてル−ト変更範囲を認識するととも
    に、前記選択された部材と管路との接続関係を保持しな
    がら前記ル−ト変更範囲内の部材の変更等を行うことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の管路のル−ト変更方
    法。
  4. 【請求項4】 管路上の指示された2つの指示点を認識
    し、前記2つの指示点間の部材に基づいてル−ト変更範
    囲を認識することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    管路のル−ト変更方法。
  5. 【請求項5】 前記2つの指示点が直管を指示している
    場合には、前記指示点によって分割された直管のうち、
    前記2つの指示点間にある直管の接続関係を保持しなが
    ら前記ル−ト変更範囲内の部材の変更等を行うことを特
    徴とする請求項4に記載の管路のル−ト変更方法。
  6. 【請求項6】 前記2つの指示点が継手を指示している
    場合又は直管と継手を指示している場合には、前記2つ
    の指示点間の部材の接続関係を保持しながら前記ル−ト
    変更範囲内の部材の変更等を行うことを特徴とする請求
    項4に記載の管路のル−ト変更方法。
  7. 【請求項7】 前記移動量に応じた変更等を行っても各
    部材が配置可能か否かを判断し、配置可能でない場合に
    は部材の変更等を禁止することを特徴とする請求項4〜
    6のいずれかに記載の管路のル−ト変更方法。
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