JP5292692B2 - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置、及び画像形成装置に関する。
画像形成装置の定着装置として、電磁誘導加熱方式を採用した定着装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この電磁誘導加熱方式は、導電性層を有する回転体に誘導コイルによって発生させた磁界を作用させ、導電性層に発生する渦電流により回転体を直接発熱させるものである。
特開2001−176648号公報
本発明の課題は、各種サイズの記録媒体を用いても、非通紙部の過剰な昇温を抑制可能な定着装置を提供することである。また、本発明の課題は、当該定着装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
請求項1に係る発明は、
キューリー点を持つ感温磁性金属材料を含んで構成される感温磁性金属層を設けて、円筒形状に保持された第1回転体と、
前記第1回転体に接する第2回転体と、
前記第1回転体の内周面又は外周面に対し所定の間隙を持って配置され、磁界を発生させる磁界発生手段と、
前記第1回転体内部に当該第1回転体を介し、且つ前記第1回転体と非接触で前記磁界発生手段に対向して配置され、非磁性金属材料を含んで構成される非磁性金属部材であって、表皮深さ以上の厚さがある非磁性金属部材と、
前記第1回転体の軸方向両端の少なくとも一方に設けられ、前記第1回転体へ回転駆動を伝達する駆動伝達部材であって、前記第1回転体の端部内側に嵌め込まれるフランジ部又は前記第1回転体の端部が内側に嵌め込まれるフランジ部と、外周面に凹凸を有するギア部と、で構成された駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする定着装置である。
ここで、キューリー点とは、キュリー点、キューリー温度、キュリー温度とも称され、この温度以上になると磁性が消失し、非磁性体(常磁性体)になる温度を示す。感温磁性材料とは、磁性材料の温度変化に対して、その磁気特性を変化させる磁性材料のことを指す。
請求項2に係る発明は、
前記第1回転体を介して、第2回転体と対向配置する固定部材を備え、
前記第1回転体は前記第2回転体と前記固定部材の接触部において内周面側に弾性変形する請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に係る発明は、
前記キューリー点が、前記第1回転体の設定温度以上、前記第1回転体の耐熱温度以下の範囲である請求項1に記載の定着装置である。
ここで、第1回転体の設定温度とは、定着動作を開始するときの第1回転体の表面温度のことを意味する。また、耐熱温度とは、連続して使用したときに、第1回転体の構成材料が劣化して機能を損ない、変形が発生する温度である。
請求項に係る発明は、
前記感温磁性金属層が、磁界の作用により発熱する発熱層である請求項1に記載の定着装置である。
請求項に係る発明は、
像保持体と、
潜像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
電子写真用現像剤を用いて前記潜像を画像に現像する現像手段と、
現像された前記画像を被転写媒体に転写する転写手段と、
前記被転写媒体上の前記画像を定着する定着手段と、
を備え、
前記定着手段が請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置を用いた定着方法であって、
前記第1回転体と前記第2回転体とが離間した状態で、前記駆動伝達部材により前記第1回転体を回転駆動しつつ、前記磁界発生手段により磁界を発生させて、前記第1回転体を加熱した後、前記第1回転体と第2回転体とを押圧した状態で、トナー画像が形成された記録媒体を前記第1回転体と前記第2回転体との間の接触部に送り込み、前記トナー画像を前記記録媒体に定着する定着方法である。
請求項1に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、各種サイズの記録媒体を用いても、非通紙部の過剰な昇温を抑制できる、といった効果を奏する。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、定着後の第1回転体からの用紙の剥離性に優れる、といった効果を奏する。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、定着不良を防止すると共に第1回転体の劣化を防止しつつ定着時の過加熱が防止される、といった効果を奏する。
請求項に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、感温磁性金属層の磁束(磁界)を貫通した領域での第1回転体の昇温をより低減させる、といった効果を奏する。
請求項に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、第1回転体の摺動抵抗の影響による回転速度の変動を抑制し、また、第1回転体の端部が補強されて変形が抑制され、紙しわや定着ムラを抑制できる、といった効果を奏する。
請求項に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、第1回転体を構成する層構成の数を低減し、簡易且つ低コストで、各種サイズの記録媒体を用いても、非通紙部の過剰な昇温を抑制できる、といった効果を奏する。
請求項に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、長期に渡り安定して良質な定着画像が得られる、といった効果を奏する。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、実質的に同一の機能を有する部材には、全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明は省略することがある。
図1は、実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。図2は、実施形態に係る定着装置を示す概略断面図である。図3は、実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。なお、図2は、定着装置の軸方向から見た概略断面図である。図3は、図2のA−A概略断面図であり、定着装置の軸方向と直交方向から見た概略断面図である。
本実施形態に係る画像形成装置100は、図1に示すように、一方向へ(図1において矢印A方向)に回転する円筒状の感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10の周囲には、感光体ドラム10の回転方向上流側から順に、感光体ドラム10の表面を帯電させる帯電装置12と、感光体ドラム10に像光Lを照射して表面に潜像を形成する露光装置14と、感光体ドラム10表面の潜像にトナーを選択的に転移させてトナー画像を形成する現像器16A〜16Dで構成される現像装置16と、感光体ドラム10と対向し、周面が周回可能に支持される無端ベルト状の中間転写体18と、トナー画像の転写後に感光体ドラム10に残留するトナーを除去するクリーニング装置20と、感光体ドラム10の表面を除電する除電露光装置22とが設けられている。
また、中間転写体18の内側には、感光体ドラム10表面に形成されたトナー画像を中間転写体18に一次転写する転写装置24と、2つの支持ロール26A、26Bと、二次転写を行うための転写対向ロール28とが配置されており、これらによって中間転写体18が一方向(図1において矢印B方向)へ周回可能に張架されている。転写対向ロール28と対向する位置には、中間転写体18を介して、中間転写体18の外周面に一次転写されたトナー画像を記録紙(記録媒体)Pに二次転写する転写ロール30が設けられており、転写対向ロール28と転写ロール30との圧接部に、記録紙Pが矢印C方向へ送り込まれるようになっている。そして、当該圧接部において表面にトナー画像が二次転写された記録紙Pは、そのまま矢印C方向に搬送される。
記録紙Pの搬送方向(矢印C方向)下流側には、記録紙P表面のトナー画像を加熱溶融して記録紙Pに定着する定着装置32が配されており、記録紙Pが搬送ガイド36を経由して送り込まれる。また、中間転写体18の回転方向(矢印B方向)下流に沿った位置には、中間転写体18表面に残留するトナーを除去するクリーニング装置34が設けられている。
次に、本実施形態に係る定着装置について説明する。
本実施形態に係る定着装置32は、図2及び図3に示すように、一方向(矢印D方向)へ回転する無端状の定着ベルト38(第1回転体)と、定着ベルト38の周面に圧接され、一方向(矢印E方向)へ回転する加圧ロール40(第2回転体)と、定着ベルト38の加圧ロール40との圧接面とは反対の外周面に対向すると共に離間して配置される磁界発生装置42(磁界発生手段)と、を備えている。
定着ベルト38の内周側には、加圧ロール40とで接触部を形成する固定パッド44と、前記固定パッド44を支持すると共に磁界発生装置42に定着ベルト38を介して対向すると共に定着ベルト38の内周面に離間して配置される支持部材48と、を備えている。そして、定着ベルト38の両端部には、定着ベルト38を回転駆動するために、その回転動力を伝達するための駆動伝達部材50が設けられている。
また、定着ベルト38と加圧ロール40との接触部の記録紙Pの搬送方向(矢印F方向)下流側には、剥離部材52が設けられている。剥離部材52は、一端が固定支持された支持部52Aと、これに支持されている剥離シート52Bとからなり、剥離シート52Bの先端が定着ベルト38に近接又は接触するように配置されている。
まず、定着ベルト38について説明する。定着ベルト38は、例えば、基材を兼ねる発熱層38Aを備え、その外周面に弾性層38Bと表面離型層38Cとを順次積層した構成が適用され得る。これら弾性層38B、表面離型層38Cは、必要に応じて設けられる。
基材を兼ねる発熱層38Aは、感温磁性金属層が適応される。感温磁性金属層は、キューリー点を有する感温磁性金属材料を含んで構成され、磁界の作用によって電磁誘導されて発熱する発熱体である。
感温磁性金属材料のキューリー点付近となると、材料が非磁性化される。比透磁率が少なくとも数百以上の磁性体が非磁性化(常磁性化)されることにより比透磁率が1に近づき、磁束密度の変化(磁場の強弱)が生じるため、非磁性化により磁束密度を弱め、発熱しにくくさせる変化を与えることができる。
また、一般に金属からなる導体材料の表皮深さは式1で決まる。表皮深さを感温磁性金属層の厚さ以下にする場合には、材料を熱処理により高透磁率化するか、磁界発生装置41の周波数を高めるか、固有抵抗値が小さい材料を選択ことで実現実できる。本実施形態では、表皮深さが感温磁性金属層の厚さ以下であることが必須ではないが、感温磁性金属層の厚さ以下にすれば効果が高まるため望ましい。
Figure 0005292692
なお、式(1)中、δ:表皮深さ(m)、ρ:固有抵抗値(Ωm)、f:周波数(Hz)、μ:比透磁率を示す。
このキューリー点は、定着ベルト38の設定温度以上、定着ベルト38の耐熱温度以下の範囲であることがよく、具体的には、例えば140℃〜240℃であることが望ましく、より望ましくは150℃〜230℃である。
感温磁性金属材料としては、例えば、安価で容易に薄肉化成型可能で良加工性、しなやかさを有し、かつ、熱伝導率が高い、金属材料である非結晶合金の整磁鋼、非晶質合金などを用いる。つまり、Fe,Ni,Si、B,Nb,Cu,Zr,Coなどからなる金属軟磁性材料で、例えば、Fe−Niの二元系整磁鋼やFe−Ni−Crの三元系整磁鋼を用いることが望ましい。
また、感温磁性金属材料の比磁性率は、少なくとも約400以上であれば効果は得られる。
感温磁性金属層で構成される発熱層38Aの厚みは、例えば、20〜200μm、望ましくは50〜150μmである。
表面離型層38Cとしては、例えば、厚さが1μm〜30μmのフッ素樹脂層(例えば、PFA層:PFA:テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体の層)等が挙げられる。
弾性層38Bは、例えば、厚みが100〜600μm(望ましくは200〜400μm)で、弾性材料(例えばシリコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコーンゴム等)を含んで構成した層が挙げられる。
定着ベルト38は、基材の外周面に発熱層38Aと弾性層38Bと表面離型層38Cとを順次積層した構成も適用し得る。この場合、発熱層38Aを構成する感温磁性金属層の厚みは、例えば20〜200μm(望ましくは50〜150μm)とすることができる。
基材としては、耐熱性があり、磁界(磁束)を貫通しつつ、磁界の作用により発熱しないか、又は発熱しにくい材料を適宜選ぶ。例えば、厚みが30〜200μm(望ましくは50〜150μm、より望ましくは100〜150μm)の金属ベルト(非磁性金属として例えば非磁性ステンレススチールや、軟質磁性材料及び硬質磁性材料として例えば、Fe,Ni,Co,又はこれらの合金Fe−Ni−CoやFe−Cr−Co合金等からなる金属材料)や、例えば厚みが60〜200μmの樹脂ベルト(例えばポリイミドベルト)等が挙げられる。
また、定着ベルト38は、例えば、厚みを薄くしたり、構成材料を選択して、熱容量の小さい構成(例えば熱容量5J/K〜60J/K、望ましくは30J/K以下)とすることがよい。
定着ベルト38の直径は、例えば20〜50mmのものが適用され得る。また、定着ベルト38の内周面には、フッ素樹脂が被覆された摺動シートを設けたり(例えば固定パッド44のみに摺動シートを設置)、フッ素樹脂等をコーティングしたり、潤滑剤(例えばシリコーンオイル等)を塗布したりしてもよい。
次に、加圧ロール40について説明する。加圧ロール40は、両端部がバネ部材(不図示)によって定着ベルト38を介して固定パッド44に例えば総荷重294N(30kgf)で押圧して配置されている。一方、予備加熱(ウォームアップ)のときには、定着ベルト38と離間するように移動される(図4参照)。
加圧ロール40は、例えば、金属製の円筒状の芯材40Aと、該芯材40Aの表面に設けられた弾性層40B(例えばシリコーンゴム層や、フッ素ゴム層等)と、を備えたロールが適用し得る。また、加圧ロール40には、必要に応じて最表面に表面離型層(フッ素樹脂層)を備えてもよい。
次に固定パッド44について説明する。固定パッド44は例えば定着ベルト38の軸方向(幅方向)に軸線を有する棒状部材で構成され、加圧ロール40から作用する押圧力に抵抗するものとなっている。定着ベルト38を介して加圧ロール40が固定パッド44に押圧させることで、定着ベルト38はその内周面側に変形される。このように加圧ロール40と固定部材44の接触部の用紙搬送方向の下流側部で定着ベルト38曲率を与えることにより用紙が定着ベルトから剥離される。
ここで、用紙の剥離性能を得るため、「定着ベルト38を介して加圧ロール40が固定パッド44に押圧させることで、定着ベルト38はその内周面側に弾性変形できるか」という観点で定着ベルトを決定するが、本実施形態での定着ベルト38には金属材料を用いているため、可撓性は、定着ベルト38の剛性を決める金属からなる層で決まり、感温磁性金属層の厚さで決まる。
また、定着ベルト38が内部側に弾性変形領域内で撓むかどうかを、ネオマックスマテリアル製のMS−220の硬質材で調査した。少なくとも定着時に定着ベルトに掛かる荷重同等以上の押圧力を付与して撓み量を評価した結果、硬質材の厚さが250μmではほとんど撓まず、200μmで若干撓みが発生し始めた。硬質材の厚さが150μm,125μm、100、75μmでは十分な撓みが発生した。したがって、定着ベルト38の金属材料の層は200μm以下が望ましい。
固定パッド44の材料としては、加圧ロール40から押圧力を受けたときのたわみ量が許容されるレベル以下で、具体的には例えばたわみ量が0.5mm以下になる程度の材料であれば、特に制限はなく、例えば、アルミが最適である。アルミ以外にも、ガラス繊維入りPPS(ポリフェニレンサルファイド)、フェノール、ポリイミド、液晶ポリマー等の耐熱性樹脂等を用いてもよい。
次に支持部材48について説明する。支持部材48は、定着ベルト38を介して磁界発生装置42に対向する面が定着ベルト38の内周面に倣った湾曲形状に構成され、その反対側で固定パッド44を支持している。そして、支持部材48は、少なくとも磁界発生装置42に対向する面側が非磁性金属材料(例えば、銅、アルミ、銀)を含む非磁性金属部材で構成されている。支持部材48には長手方向両端にはシャフト48Cが設けられている。シャフト48Cにかかる荷重により撓みが大きくなり、シャフト48Cの剛性が問題になる場合には、例えば撓みが小さくなるようなヤング率を有する材質の部材と非磁性金属からなる構造体としてもよく、その場合非磁性金属の厚さは少なくとも式(1)の表皮深さ以上とすればよい。
次に、駆動伝達部材50について説明する。駆動伝達部材50は、定着ベルト38を自己回転させるための駆動動力を伝達するための部材であり、例えば、定着ベルト38の端部内側に嵌め込まれるフランジ部50Aと、外周面に凹凸を有する円筒状のギア部50Bとで構成されている。駆動伝達部材50は、例えば、金属材料、樹脂材料等で構成され得る。
駆動伝達部材50は、フランジ部50Aを定着ベルト38の端部内側に嵌めこませて定着ベルト38の端部に支持される。そして、図示しないモータ等により駆動伝達部材50のギア部50Bが回転駆動されると共に、その回転動力が定着ベルト38に伝達され定着ベルト38が自己回転される。
なお、駆動伝達部材50は、定着ベルト38の軸方向両端に設けているが、これに限られず、定着ベルト38の軸方向一端のみに設けてもよい。また、駆動伝達部材50は、フランジ部50Aを定着ベルト38の端部内側に嵌めこませて定着ベルト38の端部に支持されているが、これに限られず、フランジ部50Aの内側に定着ベルト38の端部を嵌め込んで、駆動伝達部材50を定着ベルト38の端部に支持してもよい。
次に、磁界発生装置42について説明する。磁界発生装置42は、定着ベルト38の外周面に倣った形状に構成され、発熱制御部材46と定着ベルト38を介して対向すると共に、定着ベルト38の外周面との間隙が例えば1〜3mmとなるように配置されている。また、磁界発生装置42には、複数回巻き回されている励磁コイル(磁界発生手段)42Aが、定着ベルト38の軸方向へ沿って配置されている。
この励磁コイル42Aには、励磁コイル42Aに交流電流を供給する励磁回路(不図示)が接続されている。また、この励磁コイル42Aの表面上には磁性体部材42Bが、長さ方向(定着ベルト38の軸方向)に沿って延在して配置されている。
磁界発生装置42の出力は、例えば磁束(磁界)がキューリー点未満では磁性を有する発熱層38A(感温磁性金属層)であって、キューリー点以上では非磁性化(常磁性化)して磁束を容易に貫通し、且つ電磁誘導されて発熱する範囲で行われる。具体的には、例えば、50〜200μmの範囲が挙げられる。
なお、磁性発生装置42は、定着ベルト38の内周面側に所定の間隙を持って設けてもよい。
以下、本実施形態に係る画像形成装置100の動作について説明する。
まず、感光体ドラム10の表面が帯電装置12により帯電され、次いで露光装置14から像光Lが照射されて感光体ドラム10表面に静電電位の差による潜像が形成される。そして、感光体ドラム10の矢印A方向への回転により、現像装置16の1つの現像器16Aと対向する位置に移動し、現像器16Aから1色目のトナーが転移され、感光体ドラム10表面にトナー画像が形成される。このトナー画像は、感光体ドラム10の矢印A方向への回転により、中間転写体18との対向位置に搬送され、転写装置24によって中間転写体18表面に静電的に一次転写される。
一方、一次転写後に感光体ドラム10表面に残留するトナーがクリーニング装置20により除去され、清浄化後の感光体ドラム10表面は、除電露光装置22により電位的に初期化され、再び帯電装置12との対向位置に移動する。
以後、現像装置16の3つの現像器16B、16C、16Dが順次感光体ドラム10と対向する位置に移動し、同様に2色目、3色目、4色目のトナー画像が順次形成され、4色が重なったところで、一括して中間転写体18表面に重ねて転写される。
中間転写体18上に重ね合わされたトナー画像は、中間転写体18の矢印B方向への周回移動により、転写ロール30と転写対向ロール28との対向位置に搬送され、送り込まれた記録紙Pに接触される。転写ロール30と中間転写体18との間には転写用バイアス電圧が印加されており、トナー画像は記録紙P表面に二次転写される。
未定着のトナー画像を保持した記録紙Pは、搬送ガイド36を経由して定着装置32へ搬送される。
次に、本実施形態に係る定着装置32の動作について説明する。
まず、定着装置32では、例えば上記画像形成装置100におけるトナー画像形成動作が開始されると同時に(無論、厳密に同時である必要ない。以下、同様である。)、定着ベルト38と加圧ロール40とが離間した状態で(図4参照)、不図示のモータにより駆動伝達部材50が回転駆動され、これに伴い定着ベルト38が矢印D方向へ例えば周速170mm/secで回転駆動される。
この定着ベルト38の回転駆動がなされると共に、不図示の励磁回路から磁界発生装置42に含まれる励磁コイル42Aに交流電流が供給される。励磁コイル42Aに交流電流が供給されると、励磁コイル42Aの周囲に磁束(磁界)が生成消滅を繰り返す。この磁束(磁界)が定着ベルト38の発熱層38Aを横切るとき、その磁界の変化を妨げる磁界が生じるように、当該発熱層38Aに渦電流が発生し、発熱層38Aの表皮抵抗及び発熱層38Aを流れる電流の二乗に比例して発熱する(図5(a)参照)。ここで、図5中、2点鎖線は主磁を示す。
これにより、定着ベルト38は、発熱層38Aにより例えば10秒程度で設定温度(例えば150℃)まで加熱される。
次に、定着ベルト38に対し加圧ロール40を押圧した状態で、上記定着装置に送り込まれた記録紙Pが定着ベルト38と加圧ロール40との間の接触部に送り込まれ、発熱体により加熱された定着ベルト38と加圧ロール40とによって加熱押圧され、トナー画像が当該記録紙P表面に溶融圧着され、トナー画像が記録紙P表面に定着される。
ここで、定着ベルト38及び加圧ロール40による定着の際、定着ベルト38の定着領域幅(軸方向長さ)よりも小さい小サイズの記録紙Pを連続して定着すると、定着ベルト38における通紙部では熱が消費されるのに対し、非通紙部では熱の消費がなされない。このため、定着ベルト38の非通紙部では昇温する。
そして、定着ベルト38の非通紙部の温度が、発熱層38Aを構成する感温磁性金属材料のキューリー点付近となると、定着ベルト38の非通紙部と重なる(接する)発熱層38Aの領域が非磁性化される。これにより磁性が維持された領域である通紙領域と非磁性化(常磁性化)された非通紙領域に磁束密度の違い(磁場の強弱)が生じ、通紙領域より非通紙領域の発熱層の発熱が少なくなる。このように、発熱層38Aにより、定着ベルト38の発熱層の発熱が制御される。
また、発熱抑制部材が非磁性化(比透磁率が1に近づく)することにより、式(1)からわかるように容易に磁束(磁界)が貫通するようになる。このとき、図5(b)に示すように、固有抵抗値の低い非磁性金属材料(銀、銅、アルミなど)で構成された(表皮深さ以上の厚さがある)支持部材本体48Aが存在すると、磁束(磁界)が支持部材本体48Aに渦電流が主に流れ、定着ベルト38の発熱層に流れる渦電流損による発熱がさらに抑制される。また、発熱制御部材46を貫通した磁束(磁界)は、非磁性金属材料で構成された支持部材本体48Aまで達して磁界発生装置42に戻る。加えて、支持部材本体48Aは、定着ベルト38と共に発熱制御部材46とも非接触で設けられており、定着ベルト38から熱エネルギーを奪わないようにする。
そして、記録紙Pは、定着ベルト38と加圧ロール40との接触部から送り出されたとき、その剛性によって送り出された方向に直進しようとし、定着ベルト38を介して加圧ロール40が固定パッド44に押圧させることで、その内周面側に変形されて曲げ回された定着ベルト38から先端が剥離され、その記録紙Pの先端と定着ベルト38との間に剥離部材52(剥離シート52B)が入り込み、記録紙Pを定着ベルト38表面から剥離する。
以上説明したようにトナー画像が記録紙Pに形成され、定着が行われる。
(試験例)
以下、上記実施形態に係る定着装置の試験例を示す。
−試験例1−
まず、上記実施形態に係る定着装置(図1及び図2参照)を使用し、以下の評価を行った。各部材は以下のものを用いた。また、
・定着ベルト:直径30mm、幅370mm、厚さ120μmで、ネオマックスマテリアル製MS−220からなるキュリー点230℃の感温磁性金属層(基材兼発熱層)の外周面上に、厚み250μmのシリコンゴム層と、厚さ30μmのPFA層(PFA:テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)とを順次積層して構成されたベルト(耐熱温度230℃程度)
・加圧ロール:外径28mm、長さ355mmの加圧ロールは、直径18mmのスレンレス製の心金軸にスポンジ弾性層5mm、表面離型層のPFA層30μmを順次積層した構成からなるロール。
・支持部材:アルミからなる支持体
−評価−
磁界を発生する装置の出力1200W〜500W内で制御 設定温度160〜170℃、プロセススピード170mm/sの条件で、記録紙(サイズB5で用紙の短手の一辺を先端にして給紙)、坪量98g/m:富士ゼロックス製JD紙)用いて、画像の定着を連続500枚行って、定着ベルトの通紙部と非通紙部の温度をそれぞれ測定した。
この結果、定着ベルトの通紙部の温度は160〜170℃であったのに対し、非通紙部では230℃以下に抑制されていた。
−比較例1−
感温磁性金属層の代わりに、厚み50μmと120μmで非磁性のステンレススチール(SUS304)層を有する定着ベルトを用いた以外は、試験例1と同様にして評価した。
その結果、画像の定着を連続100枚を達する前に、非通紙部の温度は、定着ベルトの耐熱温度である230℃を上回ってしまった。
そこで、非通紙部の温度上昇を抑制する温度均一化手段として、加圧ロールに径φ12.7mmのヒートパイプを含む構造体を接触配置して、同様に評価を行ったところ、画像の定着を連続300〜400枚程度で非通紙部の温度は、定着ベルトの耐熱温度である232℃に達してしまった。
以上の試験例の結果から、本試験例では、比較例に比べて、例えば小サイズ等の各種サイズの記録媒体を用いても、定着ベルトにおける非通紙部の昇温を抑制し、過加熱が防止されることがわかる。
実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 実施形態に係る定着装置を示す概略断面図である。 実施形態に係る定着装置を示す概略断面図である。 実施形態に係る定着装置において、定着ベルトと加圧ロールとが離間した様子を示す概略断面図である。 実施形態に係る定着装置において、定着ベルトを貫通する主磁を模式的に示す概略断面図である。
符号の説明
10 感光体ドラム
12 帯電装置
14 露光装置
16 現像装置
18 中間転写体
20 クリーニング装置
22 除電露光装置
24 転写装置
26A,26B 支持ロール
28 転写対向ロール
30 転写ロール
32 定着装置
34 クリーニング装置
36 搬送ガイド
38 定着ベルト
40 加圧ロール
42 磁界発生装置
44 固定パッド
48 支持部材
48A シャフト
50 駆動伝達部材
52 剥離部材
100 画像形成装置
P 記録紙

Claims (6)

  1. キューリー点を持つ感温磁性金属材料を含んで構成される感温磁性金属層を設けて、円筒形状に保持された第1回転体と、
    前記第1回転体に接する第2回転体と、
    前記第1回転体の内周面又は外周面に対し所定の間隙を持って配置され、磁界を発生させる磁界発生手段と、
    前記第1回転体内部に当該第1回転体を介し、且つ前記第1回転体と非接触で前記磁界発生手段に対向して配置され、非磁性金属材料を含んで構成される非磁性金属部材であって、表皮深さ以上の厚さがある非磁性金属部材と、
    前記第1回転体の軸方向両端の少なくとも一方に設けられ、前記第1回転体へ回転駆動を伝達する駆動伝達部材であって、前記第1回転体の端部内側に嵌め込まれるフランジ部又は前記第1回転体の端部が内側に嵌め込まれるフランジ部と、外周面に凹凸を有するギア部と、で構成された駆動伝達部材と、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1回転体を介して、第2回転体と対向配置する固定部材を備え、
    前記第1回転体は前記第2回転体と前記固定部材の接触部において内周面側に弾性変形する請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記キューリー点が、前記第1回転体の設定温度以上、前記第1回転体の耐熱温度以下の範囲である請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記感温磁性金属層が、磁界の作用により発熱する発熱層である請求項1に記載の定着装置。
  5. 潜像保持体と、
    潜像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    電子写真用現像剤を用いて前記潜像を画像に現像する現像手段と、
    現像された前記画像を被転写媒体に転写する転写手段と、
    前記被転写媒体上の前記画像を定着する定着手段と、
    を備え、
    前記定着手段が請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置を用いた定着方法であって、
    前記第1回転体と前記第2回転体とが離間した状態で、前記駆動伝達部材により前記第1回転体を回転駆動しつつ、前記磁界発生手段により磁界を発生させて、前記第1回転体を加熱した後、前記第1回転体と第2回転体とを押圧した状態で、トナー画像が形成された記録媒体を前記第1回転体と前記第2回転体との間の接触部に送り込み、前記トナー画像を前記記録媒体に定着する定着方法。
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