JP5353367B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5353367B2 JP5353367B2 JP2009080500A JP2009080500A JP5353367B2 JP 5353367 B2 JP5353367 B2 JP 5353367B2 JP 2009080500 A JP2009080500 A JP 2009080500A JP 2009080500 A JP2009080500 A JP 2009080500A JP 5353367 B2 JP5353367 B2 JP 5353367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- bolt
- contact
- lever
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
例えば特許文献1には、一方の回転体に対して他方の回転体を進退させる機構を設け、この機構を用いて、一対の回転体を予め決められた圧力で接触させ、また、この一対の回転体を離間させる技術が記載されている。
請求項3記載の発明は、前記駆動部材は、前記第2の回転体を、前記第1の回転体と当該第2の回転体とを前記予め決められた圧力よりも小さい圧力で接触させる第3の状態に設定するための駆動がさらになされることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、第1の回転体および第2の回転体の変形を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、例えば画像形成装置を移動させる場合に、第2の回転体がぶらつくのを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、第1の回転体および第2の回転体の接触、離間を繰り返した場合であっても、本構成を有していない場合に比較して、第1の回転体および第2の回転体の接触部位における経時的な圧力の変動を抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、第2の回転体に与えるべき力に損失が生じるのを抑制することができる。
<画像形成装置の説明>
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置1の構成例を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタであり、画像データに基づき画像形成を行う画像形成部10、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部31を備えている。さらには、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置(スキャナ)4等との通信を行って画像データを受信する通信部32、通信部32にて受信された画像データに対し予め定めた画像処理を施す画像処理部33を備えている。
画像形成ユニット11各々は、現像器15に収納されるトナーを除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
一方、一次転写後に感光体ドラム12に付着しているトナーおよび二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナーは、それぞれドラムクリーナ16およびベルトクリーナ25によって除去される。
このようにして、画像形成装置1での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
次に、本実施の形態の定着ユニット60について説明する。
図2は、本実施の形態の定着ユニット60の構成を示す図である。
この定着ユニット60は、交流磁界を生成するIH(Induction Heating)ヒータ80、IHヒータ80により電磁誘導加熱されてトナー像を定着する定着ベルト61、定着ベルト61に対向するように配置された加圧ロール62、定着ベルト61を介して加圧ロール62から押圧される押圧パッド63を備えている。
さらに、定着ユニット60は、押圧パッド63等の構成部材を支持するホルダ65、IHヒータ80にて生成された交流磁界を誘導して磁路を形成する感温磁性部材64、感温磁性部材64を通過した磁力線を誘導する誘導部材66、定着ベルト61からの用紙Pの剥離を補助する剥離補助部材70を備えている。
さらにまた、定着ユニット60には、加圧ロール62を移動させることによって、定着ベルト61と加圧ロール62とを接離させる接離機構100が設けられている。なお、接離機構100の詳細については後述する。
第1の回転体の一例としての定着ベルト61は、原形が円筒形状の無端のベルト部材で構成され、例えば原形(円筒形状)時の直径が30mm、幅方向長が370mmに形成されている。また、図3(定着ベルト61の断面層構成図)に示したように、定着ベルト61は、基材層611、基材層611の上に積層された導電発熱層612、トナー像の定着性を向上させる弾性層613、最上層に被覆された表面離型層614からなる多層構造のベルト部材である。
具体的には、基材層611として、例えば、厚さ30〜200μm(好ましくは50〜150μm)の非磁性ステンレススチール等の非磁性金属や、厚さ60〜200μmの樹脂材料等が用いられる。
通常、IHヒータ80に交流電流を供給する励磁回路(後述)の電源として、安価に製造される汎用電源が使用される。そのため、IHヒータ80により生成される交流磁界の周波数は、一般に、汎用電源による20k〜100kHzとなる。それにより、導電発熱層612は、周波数20k〜100kHzの交流磁界が侵入し通過するように構成される。
そのため、導電発熱層612の厚さは、周波数20k〜100kHzの交流磁界が導電発熱層612を侵入し通過するように、(1)式で規定される導電発熱層612の表皮深さ(δ)よりも薄層に構成される。また、導電発熱層612を構成する材料として、例えば、Au、Ag、Al、Cu、Zn、Sn、Pb、Bi、Be、Sb等の金属や、これらの金属合金が用いられる。
また、定着ベルト61が定着設定温度まで加熱されるまでに要する時間(以下、「ウォームアップタイム」)を短縮する観点からも、導電発熱層612は、薄層に構成するのが好ましい。
表面離型層614は、用紙P上に保持された未定着トナー像と直接接触するため、離型性の高い材質が使用される。例えば、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、シリコーン共重合体、またはこれらの複合層等が用いられる。表面離型層614の厚さとしては、薄すぎると、耐摩耗性の面で充分でなく、定着ベルト61の寿命を短くする。その一方で、厚すぎると、定着ベルト61の熱容量が大きくなりすぎ、ウォームアップタイムが長くなる。そこで、表面離型層614の厚さとして、耐摩耗性と熱容量とのバランスを考慮し、1〜50μmが好適である。
第2の回転体の一例としての加圧ロール62は、定着ベルト61に対向するように配置され、定着ベルト61に従動して図2に示す矢印D方向に回転する。そして、加圧ロール62と押圧パッド63とにより定着ベルト61を挟持した状態でニップ部Nを形成し、このニップ部Nに未定着トナー像を保持した用紙Pを通過させることで、熱および圧力を加えて未定着トナー像を用紙Pに定着する。
加圧ロール62は、例えば直径18mmの中実のアルミニウム製コア(円柱状芯金)621と、コア621の外周面に被覆された例えば厚さ5mmのシリコーンスポンジ等の耐熱性弾性体層622と、さらに例えば厚さ50μmのカーボン配合のPFA等の耐熱性樹脂被覆または耐熱性ゴム被覆による離型層623とが積層されて構成される。
押圧パッド63は、シリコーンゴム等やフッ素ゴム等の弾性体、またはPPS樹脂やLCP樹脂等の耐熱性のエンジニアリングプラスチックで構成され、加圧ロール62と対向する位置にてホルダ65に支持される。そして、定着ベルト61を介して加圧ロール62から押圧される状態で配置され、加圧ロール62との間でニップ部Nを形成する。
また、押圧パッド63は、ニップ部Nの入口側(用紙Pの搬送方向上流側)のプレニップ領域63aと、ニップ部Nの出口側(用紙Pの搬送方向下流側)の剥離ニップ領域63bとで異なるニップ圧が設定されている。すなわち、プレニップ領域63aでは、加圧ロール62側の面がほぼ加圧ロール62の外周面に倣う円弧形状に形成され、均一で幅の広いニップ部Nを形成する。また、剥離ニップ領域63bでは、剥離ニップ領域63bを通過する定着ベルト61の曲率半径が小さくなるように、加圧ロール62表面から局所的に大きなニップ圧で押圧されるように形成される。それにより、剥離ニップ領域63bを通過する用紙Pに定着ベルト61表面から離れる方向のカール(ダウンカール)を形成して、用紙Pに対する定着ベルト61表面からの剥離を促進させている。
次に、感温磁性部材64は、定着ベルト61の内周面に倣った円弧形状で形成され、定着ベルト61の内周面とは予め定めた間隙(例えば、0.5〜1.5mm)を有するように近接させるが、非接触で配置される。感温磁性部材64を定着ベルト61と近接させて配置するのは、感温磁性部材64の温度が定着ベルト61の温度に対応して変化する、すなわち、感温磁性部材64の温度が定着ベルト61の温度と略同じ温度となるように構成するためである。また、感温磁性部材64を定着ベルト61と非接触で配置するのは、画像形成装置1のメインスイッチがオンされ、定着ベルト61が定着設定温度まで加熱される際に、定着ベルト61の熱が感温磁性部材64に流入するのを抑制して、ウォームアップタイムの短縮を図るためである。
なお、ここでの「透磁率変化開始温度」とは、透磁率(例えば、JIS C2531で測定される透磁率)が連続的に低下を開始する温度であり、例えば感温磁性部材64等の部材を透過する磁束量(磁力線の数)が変化し始める温度点をいう。したがって、透磁率変化開始温度は、磁性が消失する温度であるキュリー点に近い温度となるが、キュリー点とは異なる概念を有するものである。
また、感温磁性部材64は、IHヒータ80により生成された交流磁界(磁力線)に対する表皮深さδ(上記(1)式参照)よりも薄い厚さで形成される。具体的には、例えばFe−Ni合金を用いた場合には50〜300μm程度に設定される。
押圧パッド63を支持するホルダ65は、押圧パッド63が加圧ロール62からの押圧力を受けた状態での撓み量が一定量以下となるように、剛性の高い材料で構成される。それにより、ニップ部Nにおける長手方向の圧力(ニップ圧)の均一性を維持している。さらに、本実施の形態の定着ユニット60では、電磁誘導を用いて定着ベルト61を加熱する構成を採用していることから、ホルダ65は、誘導磁界に影響を与えないか、または与え難い材料であり、かつ、誘導磁界から影響を受けないか、または受け難い材料で構成される。例えば、ガラス混入PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の耐熱性樹脂や、例えばAl、Cu、Ag等の非磁性金属材料等が用いられる。
誘導部材66は、感温磁性部材64の内周面に倣った円弧形状で形成され、感温磁性部材64の内周面とは予め定めた間隙(例えば、1.0〜5.0mm)を有して非接触に配置される。また、誘導部材66は、例えばAg、Cu、Alといった固有抵抗値が比較的小さい非磁性金属で構成される。そして、感温磁性部材64が透磁率変化開始温度以上の温度に上昇した際に、IHヒータ80により生成された交流磁界(磁力線)を誘導して、定着ベルト61の導電発熱層612よりも渦電流Iが発生し易い状態を形成する。それにより、誘導部材66の厚さは、渦電流Iが流れ易いように、表皮深さδ(上記(1)式参照)よりも充分に厚い厚さ(例えば、1.0mm)で形成される。
図4は、ホルダ65の軸方向両端部において、定着ベルト61の両端部の断面形状を円形に維持しながら定着ベルト61を周方向に回転駆動するエンドキャップ部材67の構成を説明するための図である。なお、定着ベルト61は、両端部からエンドキャップ部材67を介した回転駆動力を直接的に受けて、エンドキャップ部材67とともに例えば140mm/sのプロセススピードで矢印C方向(図2参照)に回転するようになっている。
ここで、図4(a)はエンドキャップ部材67の側面図であり、図4(b)がIVb方向から見たエンドキャップ部材67の平面図である。図4に示したように、エンドキャップ部材67は、定着ベルト61の両端部内側に嵌合される固定部67a、固定部67aより外径が大きく形成され、定着ベルト61に装着された際に定着ベルト61よりも半径方向に張り出すように形成されたフランジ部67d、回転駆動力が伝達されるギヤ部67b、ホルダ65の両端部に形成された支持部65aと結合部材166を介して回転自在に結合されたベアリング軸受部67cを備える。そして、ホルダ65の両端部に設けられた支持部65aが定着ユニット60の筐体69の両端部に固定されることで、エンドキャップ部材67は、支持部65aに結合されたベアリング軸受部67cを介して回転自在に支持される。
エンドキャップ部材67を構成する材質としては、機械的強度や耐熱性の高い所謂エンジニアリングプラスチックスが用いられる。例えば、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂、LCP樹脂等が適する。
また、エンドキャップ部材67のフランジ部67dにより定着ベルト61の片寄りを抑えているが、その際の定着ベルト61には、一般に、端部(フランジ部67d)側から軸方向に向けて1〜5N程度の圧縮力が働く。しかし、定着ベルト61がこのような圧縮力を受けた場合においても、定着ベルト61の基材層611が非磁性ステンレススチール等で構成されていることから、座屈等の発生が抑制される。
上記のように、本実施の形態の定着ベルト61においては、定着ベルト61の両端部から駆動力を直接受けて回転するので、安定した回転が行われる。また、その際に、定着ベルト61の基材層611を機械的強度の高い例えば非磁性ステンレススチール等で構成することで、ねじりトルクや圧縮力に対して座屈等が発生し難い構成を実現している。さらには、基材層611および導電発熱層612を薄層に形成して、定着ベルト61全体としての柔軟性・フレキシブル性を確保しているので、ニップ部Nに倣った変形と形状復元とが行われる。
続いて、定着ベルト61の導電発熱層612に交流磁界を作用させて電磁誘導加熱するIHヒータ80について説明する。
図5は、本実施の形態のIHヒータ80の構成を説明する断面図である。図5に示したように、IHヒータ80は、例えば耐熱性樹脂等の非磁性体から構成される支持体81、交流磁界を生成する励磁コイル82を備えている。また、励磁コイル82を支持体81上に固定する弾性体で構成された弾性支持部材83、励磁コイル82にて生成された交流磁界の磁路を形成する磁心84を備えている。さらには、磁界を遮蔽するシールド85、磁心84を支持体81側に加圧する加圧部材86、励磁コイル82に交流電流を供給する励磁回路88を備えている。
ここで、磁心84は磁路形成による損失が小さい材料が望ましい。具体的には、磁心84は渦電流損を小さくする形態(スリット等による電流経路遮断や分断化、薄板束ね等)での使用が望ましく、ヒステリシス損の小さい材料で形成されることが望ましい。
また、定着ベルト61の回転方向に沿った磁心84の長さは、感温磁性部材64の定着ベルト61の回転方向に沿った長さよりも小さく構成される。それにより、磁力線のIHヒータ80周辺への漏洩が減り、力率が向上する。さらには、定着ユニット60を構成する金属製部材への電磁誘導を抑え、定着ベルト61(導電発熱層612)での発熱効率を高める。
次に、本実施の形態のIHヒータ80における励磁コイル82の支持体81への固定方法について述べる。
本実施の形態のIHヒータ80では、励磁コイル82を支持体81に支持する弾性支持部材83は、例えばシリコーンゴム等やフッ素ゴム等の弾性体で構成される。そして、弾性支持部材83が励磁コイル82を支持体81に対して押圧しながら弾性変形することで、励磁コイル82を支持体81の支持面に支持する。すなわち、弾性支持部材83は、ヤング率が低い材質で構成され、弾性支持部材83が励磁コイル82を支持体81に向けて押圧するに際して、ヤング率の低い弾性支持部材83が弾性変形して、励磁コイル82を支持体81に支持する。
本実施の形態では、定着ユニット60が、接離機構100を用いて、定着ベルト61と加圧ロール62とが予め決められた圧力で接触することでニップ部Nを形成する第1の状態(図2参照)と、定着ベルト61から加圧ロール62が待避することで定着ベルト61と加圧ロール62とが非接触になる第2の状態(図6参照)と、定着ベルト61と加圧ロール62とが第1の状態よりも弱い圧力で接触する第3の状態(図7参照)とに設定されるようになっている。
図8は、定着ユニット60に対して接離機構100が取り付けられた状態を示す斜視図である。また、図9は、定着ユニット60に対して接離機構100が取り付けられた状態を示す平面図である。さらに、図10は接離機構100を構成する位置決め部110の斜視図であり、図11は図10とは逆側からみた位置決め部110の斜視図である。なお、位置決め部110は、加圧ロール62の軸方向両端側それぞれに設けられているが、図8〜図11においては、一方の側すなわち図1に示す画像形成装置1において図中奥側に設けられるもののみを示している。したがって、図9は、図1において図中奥側に設けられる接離機構100を図中手前側からみた図である。
このバネ圧調整部材117は、円形状の外形を有する基部117aと、基部117aの中央部において基部117aを貫通して形成され、六角ボルト118の軸部に形成されたネジ山がねじ込まれるネジ溝が形成されたネジ穴117bと、基部117aの外周面に90°間隔で4箇所に形成された矩形状の切欠部117cとを備えている。ここで、バネ圧調整部材117は、位置決め部110に取り付けられた際に、その外周面が第2のレバー113に接することがないように、その直径が選定されている(図10参照)。
以降、上述した動作を繰り返すことにより、第1の状態と第2の状態とが交互に設定されることになる。
このバネ長さ調整用治具200は、直方体状の形状を有する基部201と、直方体状の形状を有し基部201の一方の短辺側端面から突出して形成される突出部202とを一体化して構成されている。ここで、基部201の長手方向長さLは、予め決められたコイルバネ115の長さと等しくなるように設定されている。一方、突出部202の幅Wは、図12に示すバネ圧調整部材117に設けられた切欠部117cの幅よりもわずかに小さくなるように設定されている。なお、予め決められたコイルバネ115の長さとは、定着ユニット60を図2に示す第1の状態に設定した場合に、ニップ部Nにかかる圧力すなわちニップ圧を、定着に必要な圧力の範囲内とするために必要なコイルバネ115の長さをいう。
この調整においては、まず、位置決め部110の第1のレバー111と第2のレバー113との間であってコイルバネ115の上部に、バネ長さ調整用治具200を装着する。なお、このとき、バネ圧調整部材117に設けられた切欠部117cのいずれかが上部を向くようにし、バネ長さ調整用治具200に設けられた突出部202が、上部を向く切欠部117cにはまり込むようにする。
Claims (5)
- 回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体と接触する接触部位において当該第1の回転体と同方向に回転し、画像を形成した記録材が当該接触部位を通過することで当該記録材に当該画像を定着させる第2の回転体と、
外部から駆動される駆動部材と、
一方の面から他方の面に貫通する貫通孔が形成され、前記駆動部材に接触して配置され、前記駆動部材による駆動に応じて移動する第1の移動部材と、
前記貫通孔を貫通して取り付けられ、前記一方の面に頭部が露出し且つ前記他方の面に軸部が露出するように配置されるボルトと、
前記他方の面側において前記ボルトの前記軸部が貫通して取り付けられるコイルバネと、
前記ボルトの前記頭部との間に前記第1の移動部材および前記コイルバネを挟み込むように当該ボルトの前記軸部にねじ込まれるナットと、
前記第1の移動部材から前記コイルバネおよび前記ナットを介して受けた力に応じて前記第2の回転体に接触しながら移動し、当該第2の回転体を前記第1の回転体に近づけまたは当該第1の回転体から遠ざける第2の移動部材と、
前記ボルトおよび前記ナットを用いて、当該ボルトの回転に伴う当該ナットの回転が許容されるように前記コイルバネを前記第1の移動部材に保持させ、前記第1の移動部材から当該コイルバネを介して受けた力を前記第2の移動部材に伝達する伝達手段と
を含む画像形成装置。 - 前記駆動部材は、前記第2の回転体を前記第1の回転体側に進出させて当該第1の回転体と当該第2の回転体とを予め決められた圧力で接触させる第1の状態、および、当該第2の回転体を当該第1の回転体側から待避させて当該第1の回転体と当該第2の回転体とを接触させない第2の状態に設定するための駆動がなされることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記駆動部材は、前記第2の回転体を、前記第1の回転体と当該第2の回転体とを前記予め決められた圧力よりも小さい圧力で接触させる第3の状態に設定するための駆動がさらになされることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体と接触する接触部位において当該第1の回転体と同方向に回転し、画像を形成した記録材が当該接触部位を通過することで当該記録材に当該画像を定着させる第2の回転体と、
一方の面から他方の面に貫通する貫通孔が形成され、外部から受けた力に応じて移動する第1の移動部材と、
前記貫通孔を貫通して取り付けられ、前記一方の面に頭部が露出し且つ前記他方の面に軸部が露出するように配置されるボルトと、
前記他方の面側において前記ボルトの前記軸部が貫通して取り付けられるコイルバネと、
前記ボルトの前記頭部との間に前記第1の移動部材および前記コイルバネを挟み込むように当該ボルトの前記軸部にねじ込まれるナットと、
前記第1の移動部材から前記コイルバネおよび前記ナットを介して受けた力に応じて前記第2の回転体に接触しながら移動し、当該第2の回転体を前記第1の回転体に近づけまたは当該第1の回転体から遠ざける第2の移動部材とを含み、
前記ナットは、当該ナットを前記ボルトにねじ込む方向に回転させた場合に当該ナットの外周部が前記第2の移動部材に接触しない外形を有していること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の移動部材および前記第2の移動部材は、同一の軸を中心として回転するように配置され、
前記貫通孔は、前記ボルトの前記軸部よりも径が大きく設定されることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009080500A JP5353367B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009080500A JP5353367B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010231099A JP2010231099A (ja) | 2010-10-14 |
JP5353367B2 true JP5353367B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=43046948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009080500A Expired - Fee Related JP5353367B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5353367B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6167686B2 (ja) * | 2013-06-18 | 2017-07-26 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
US10838331B1 (en) | 2019-09-13 | 2020-11-17 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Fixing device and image forming apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5141204B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2013-02-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置、及び画像形成装置 |
JP4869916B2 (ja) * | 2006-12-29 | 2012-02-08 | 株式会社リコー | 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009080500A patent/JP5353367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010231099A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4793467B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5446803B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP2009258453A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4821873B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP2009109673A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2012203185A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US20120243923A1 (en) | Image forming apparatus and fixing device | |
JP4888509B2 (ja) | 画像形成装置、定着装置およびプログラム | |
JP4711003B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP5353367B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012203346A (ja) | 定着装置、画像形成装置および定着用無端ベルト | |
JP5845651B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5853388B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2010230820A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5532646B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP5299137B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5439897B2 (ja) | 画像形成装置、定着装置およびプログラム | |
JP2010231106A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2010224370A (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP5083263B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5929017B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2012194429A (ja) | 定着装置、画像形成装置およびプログラム | |
JP2010224032A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5772103B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置およびプログラム | |
JP4947222B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5353367 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |