JP5292631B2 - キャニスタ配設構造 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1では、後輪側に燃料タンク及びキャニスタを配置した車両において、キャニスタを後輪上部の空間内に配置したキャニスタレイアウト構造が提案されている。
特にキャニスタが車幅方向両側面側から一対のブラケットにより吊り下げ状態で挟持されているため、キャニスタが中間ビームに当接したり、ブラケットが変位や変形した際に、キャニスタがブラケットの挟持部分から脱落し易く、ブラケットの変位や変形に伴ってキャニスタが中間ビームを越えて燃料タンク側に変位や移動することをより防止できる。
このようにすれば、中間ビームの動作を阻害することを防止しつつ、キャニスタの前面をより中間ビームに対向配置させることができる。
この車両10は、ハイブリッド車両であり、各部材の配置の制限が大きくなり易い小型車である。この車両10では、車体11下部にフレームが配置され、フレーム13の後輪15付近に車幅方向に延びる中間ビーム17が配設されている。中間ビーム17は、フレーム13のクロスメンバやサスペンションメンバなどであり、車幅方向に延びて車体剛性などを確保するための部材である。この実施形態では、詳細な図示は省略しているが、中間ビーム17はフレーム13の本体部に揺動可能に連結されたサスペンションメンバである。
燃料タンク33は、リアフロアパネル23の最も高い部位の下方に、段差部25に隣接すると共に、中間ビーム17の前方に隣接し、且つ一部が中間ビーム17の上方にかかるように配置され、フレーム13等に固定されている。
これらのバッテリ35及び燃料タンク33の上方には後部シート29のクッション部37が配置されており、乗員がこれらの上方に着座可能となっている。
この実施形態では、ブラケット41の車両前方側における端部、具体的には下縁と前縁との間の部分が曲面形状に形成されている。このような形状とすることで、ブラケット41が変位したり変形したりして燃料タンク33に当接するような場合であっても、燃料タンク33の損傷を少なく抑えられるようにしている。
この実施形態では、キャニスタ31の底面が略平坦に形成されているため、この底面が空力ラインLに略一致するように配置されている。
ところが、キャニスタ31を中間ビーム17に当接させることで、ブラケット41から脱落させたり、変形や破損させたりすれば、キャニスタ31が燃料タンク33に到達するまで移動することがなく、キャニスタ31が燃料タンク33に当接するのを防止することができる。
その結果、車両後方側からの荷重により車体11が変形しても、キャニスタ31が燃料タンク33を変形させたり損傷させたりすることを防止できる。
例えば上記では、一対のブラケット41を用いた例について説明したが、ブラケットの数や形状は特に限定されるものではなく、キャニスタ31の前面が中間ビーム17に対向できる限り特に限定されるものではない。
キャニスタ31の配置位置も変更可能であり、上記ではキャニスタ31の底面を空力ラインLに一致させた最も好ましい例について説明したが、キャニスタ31の前面が中間ビーム17に対向できる限り、キャニスタ31の底面を空力ラインLより下側や上側に配置することも可能である。
11 車体
13 フレーム
15 後輪
17 中間ビーム
19 フロアパネル
21 センターフロアパネル
23 リアフロアパネル
25 段差部
27 スペアタイヤ
29 後部シート
31 キャニスタ
33 燃料タンク
35 バッテリ
37 クッション部
41 ブラケット
43 ブラケット取付面
45 締結具
L 空力ライン
C クリアランス
Claims (6)
- フレームの後輪付近において車幅方向に中間ビームが配設され、該中間ビーム前方に燃料タンクが配置されると共に、該燃料タンク前方の近接位置にバッテリが配置された車両のキャニスタ配設構造であって、
上記キャニスタは、フロアパネルに固定された一対のブラケットに吊り下げ状態で車幅方向両側面側から挟持され、上記燃料タンクの後方に該燃料タンクの後面と対向するように配置されると共に、該キャニスタの前面が上記中間ビームの近接位置に対向配置され、
上記キャニスタ又はブラケットに荷重が負荷されたときに、上記ブラケットから上記キャニスタが脱落する、キャニスタの配設構造。 - 前記フレームの上方にセンターフロアパネルとリアフロアパネルとが段差部を介して配設されており、上記センターフロアパネル上部に前記バッテリが配置されると共に、上記リアフロアパネルの下部に上記燃料タンク及び上記キャニスタが配置され、上記リアフロアパネルの上記燃料タンク付近が上記センターフロアパネルより高く形成されている、請求項1に記載のキャニスタ配設構造。
- 前記キャニスタの底部が、前記中間ビーム下端と車体後端側下端とを結ぶ車両前後方向の直線に沿って配置されている、請求項1又は2に記載のキャニスタ配設構造。
- 前記中間ビームはサスペンションメンバであり、前記キャニスタは、上記中間ビームに対して車両前後方向に所定のクリアランスを有する、請求項1乃至3の何れかに記載のキャニスタ配設構造。
- 前記ブラケットは、前記リアフロアパネルに固定する頂面部と、該頂面部から下向きに延びた板状に形成されて車両前後方向に配設され前記キャニスタを固定する側面部と、を備えている、請求項1乃至4の何れかに記載のキャニスタ配設構造。
- 前記ブラケットの下縁と前縁との間の部分を曲面形状に形成した、請求項5に記載のキャニスタ配設構造。
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