JP5292588B2 - 高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 - Google Patents
高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5292588B2 JP5292588B2 JP2011059970A JP2011059970A JP5292588B2 JP 5292588 B2 JP5292588 B2 JP 5292588B2 JP 2011059970 A JP2011059970 A JP 2011059970A JP 2011059970 A JP2011059970 A JP 2011059970A JP 5292588 B2 JP5292588 B2 JP 5292588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- powder material
- ceramic particles
- electroless plating
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chemically Coating (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Description
(1)溶融ガラスとの摩擦係数が小さく、滑り性が良好であること。
(2)耐高温摩耗性に優れ、初期の性能を長期間維持できること。
(3)汚れが付着しにくく、また溶融ガラスを汚染しないこと。
(4)保守点検が容易で再生が可能であること。
(5)経済的であること。
(1)特許文献1〜5には、成形用プランジャー表面やガラス塊搬送部材の表面に、自溶合金や炭化物(Cr3C2)、酸化物セラミック粒子を用いたサーメット溶射皮膜を被覆する方法、特許文献6〜7には、溶融ガラス塊の供給用治具の表面に、窒化物や炭化物、酸化膜などを被覆形成する方法などが開示されている。
(2)また、特許文献8には、CVD法あるいはPVD法によるTiNやTiCN、TiB2、SiCなどの薄膜を被覆する技術が開示されている。
(1)粒径が5〜60μmのセラミック粒子を、NiおよびWを含む金属塩の他、ヒドラジンを還元剤として含むめっき液中に浸漬して無電解めっき処理を施すことにより、該セラミック粒子の表面に、NiおよびWを析出させてNi−W耐熱合金の無電解めっき膜を被覆形成し、粒径:6〜70μmの大きさのサーメット粒子を得る方法。
(2)粒径が5〜60μmのセラミック粒子を、NiおよびWを含む金属塩の他、少なくとも次亜リン酸ナトリウム、ジエチル・アミン・ボラン化合物または水素化硼素化合物から選ばれるいずれか1種以上の還元剤を含むめっき液中に浸漬して無電解めっき処理を施すことにより、該セラミック粒子表面に、Ni−Wの析出とともにPおよび/またはBを共析させて、Ni−W−P合金および/またはNi−W−B合金の無電解めっき膜を被覆形成し、粒径:6〜70μmの大きさのサーメット粒子を得る方法。
本発明のサーメット溶射粉末材料は、下記のセラミック粒子と、その表面に被覆形成されたNiとWなどの化学成分を必須成分とする無電解めっき膜とで構成されている。
イ.セラミック粒子材料;
(a)酸化物セラミック:A12O3、TiO2、Y2O3、ZrO2、Y2O3、NiO、MgO、Cr2O3、CoO、SiO2、Al2O3−TiO2、A12O3−MgO、A12O3−Y2O3、BaTiO3、LaCrO3、2MgO・SiO2など
(b)非酸化物セラミック:TiN、TaN、AIN、BN、Si3N4、NbN、MoSi2、ZrB、TaB2、MoB2、WC、VC、TiC、SiC、HfCなど
(c)酸化物−非酸化物系セラミックの混合物及び化合物:例えば、SiO2・A12O3−AINなど
a.Ni−W合金膜
b.Ni−W−P合金膜
c.Ni−W−B合金膜
d.Ni−W−P―B合金膜
ただし、W≦10mass%、P/B≦各7.0mass%
本発明に係るサーメット溶射粉末材料は、粒径が5μm〜60μmの上記(イ)のセラミックの粒子表面に、後で詳述する方法によって、上記a〜dのいずれか1の合金成分からなる無電解めっき膜を被覆形成することにより、粒径が6〜70μmの大きさの粉末粒子とすることによって製造される。
前記セラミック粒子の外周面に対して、下記のような無電解めっき処理を施すことによって、NiとWを必須成分として含む上記合金の無電解めっき膜を被覆形成して、サーメット溶射粉末材料を製造する。例えば、無電解めっき液中に、セラミック粒子を投入して浸漬させた後、所定の温度(60℃〜95℃)に保持してよく攪拌しつつ放置すると、セラミック粒子の外周面に、少なくともNiとWを主成分として含む上記合金の無電解めっき膜が付着し、時間の経過に伴ってめっき膜は次第に成長し肥厚化する(通常、1時間当たり0.3〜3μm程度)。
セラミック粒子表面にNiとWを必須成分とする耐熱合金の無電解めっき膜を被覆形成して得られるサーメット溶射粉末材料を用いて成膜するには、溶射法を適用することが最も実用的である。例えば、大気プラズマ溶射法、減圧プラズマ溶射法、高速フレーム溶射法、爆発溶射法などがよく、また、溶射雰囲気ガスの温度(600℃〜1800℃)を低く抑制したワームスプレー、コールドスプレーによっても成膜することはできる。
この実施例では、各種のセラミック粉末に対する無電解めっき膜の析出被覆状況とめっき液に使用する還元剤の種類によるめっき膜の化学成分の変化ならびにセラミック粉末へのめっき膜の付着状況を調査した。
(2)無電解めっき液:表1記載の無電解めっき液を用いたが、ヒドラジンを還元剤とするめっき液は、表1のNi−W−P液の次亜リン酸ナトリウムに代えて、ヒドラジンを5〜10ml/L添加した。めっき液の温度は60℃〜95℃であり、時間は最高10時間とした。
この間、金属の析出反応が低下するときには、還元剤のみを適宜追加した。
(3)調査項目:被処理セラミック粉末へのめっき膜の付着状況と、そのめっき膜の主要成分の確認
(4)試験結果:試験結果を表2に要約した。この結果から明らかなように、供試セラミック粉末の表面には、緻密なめっき膜が均等な状態で付着した。一方、めっき膜の化学成分は、ヒドラジンを還元剤とする場合には、NiとW、次亜リン酸ナトリウムの場合は、Ni、WとP、ボロン化合物の場合には、Ni、W、Bがそれぞれ含まれ、その内訳はW含有量は0.5〜10mass%、Pは1〜13mass%、Bは1〜8mass%の範囲に変化した。これらのW、P、Bの含有量は、めっき液中の各成分濃度を変化させ、すなわち、Wはタングステン酸ナトリウム、PとBはそれぞれの還元剤の添加濃度を変えることによって、本発明の範囲に制御できることが確認できた。
この実施例では、実施例1で製造した本発明に適合するA12O3粒子の表面にNiとWを必須成分とする耐熱合金を無電解めっき被覆してなるサーメット溶射粉末材料を用いて、一般に広く採用されている3種類の溶射法によって成膜した後、皮膜の表面仕上げに大きな影響を与える溶射皮膜の気孔率を調査した。
(1)供試基材:供試基材として、FC200(寸法:幅30mm×長さ50mm×厚さ7mm)を用いた。
(2)供試材料:無電解めっき法(ただし、ヒドラジン、次亜リン酸ナトリウム、ジメチル・アミン・ボランなどを還元材として使用)によって得た本発明に適合するサーメット溶射粉末材料として、A12O3粒子の表面にNi:74.5〜90mass%、W:0.5〜20mass%、P:2〜7mass%、B:4〜7mass%の無電解めっき膜を被覆したもの、また、比較例の溶射粉末材料として、市販のNi80−Cr20mass%、Ni50−Cr50mass%の耐熱合金粒子を用いた。
(3)溶射法と膜厚:溶射法として、大気プラズマ溶射法(APS)、減圧プラズマ溶射法(LPS)、高速フレーム溶射法(HVOF)を用い、それぞれの方法で厚さ150μmの皮膜を形成させた。
(4)調査項目:供試皮膜の断面を切断・研摩した後、光学顕微鏡で観察するとともに、画像解析装置によって5カ所の気孔率を測定した。
(5)試験結果:試験結果を表3に要約した。この結果から明らかなように、本発明に適合するサーメット溶射粉末材料を用いた溶射皮膜の気孔率(No.1〜5)は、APS:3〜8%、LPS:0.3〜1.2%、HVOF:1〜4%の範囲内にあり、LPSの気孔率が最も少なく、次いでHVOF、APS皮膜の順であることが判明した。一方、比較例の溶射粉末材料を用いて溶射した皮膜(No.6、7)の気孔率も同様な傾向と気孔率を示していることから、本発明のサーメット溶射粉末材料を用いた溶射皮膜は、Ni−Cr合金皮膜と同様な方法によって、皮膜表面の仕上げ加工が可能であることが認められた。
この実施例では、本発明に適合するサーメット溶射粉末材料によって形成された溶射皮膜の耐熱衝撃性を調査した。
(1)供試基材:供試基材として、SUS410鋼(寸法:幅50mm×長さ50mm×厚さ3.2mm)の試験片を用いた。
(2)成膜用材料:セラミック粒子として、A12O3、A12O3−Y2O3複酸化物(YAG)、Y2O3、MoB2、SiC、AINを用い、これらのセラミック粒子の表面に無電解めっき法(ただし、還元剤として実施例1と同じものを使用)によって、Ni:85〜97mass%、W:3〜10mass%、P:0〜4mass%、B:0〜4mass%の耐熱合金を被覆形成した成膜用材料を準備し、これを大気プラズマ溶射法により、基材の片面に直接150μmの厚さの皮膜を形成させた。
一方、比較例として、前記セラミック粒子のみの皮膜を大気プラズマ溶射法により、膜厚150μmの厚さの皮膜を形成した。
(3)試験方法:上記溶射皮膜試験片を電気炉中で650℃×15分間加熱した後、これを炉外に取り出し、送風機の空気を流しながら、80℃以下の温度に冷却させる操作を1サイクルとし、計10サイクルの試験を繰り返した。なお1サイクルの試験ごとに溶射皮膜の表面を拡大鏡(×8)によって観察し、“ひび割れ”や局部的な剥離の有無などを調査した。
(4)試験結果:試験結果を表4に要約した。この結果から明らかなように、比較例のセラミック粒子のみの溶射皮膜(No.7〜12)は、熱衝撃サイクル4〜8回の繰り返しによって、皮膜表面に局部的な割れや剥離が発生した。これに対して、本発明に適合するサーメット溶射粉末材料を溶射して形成したサーメット溶射皮膜は(No.1〜6)は、10サイクルの熱衝撃試験によっても、割れや剥離は認められず、無電解めっき膜厚の存在によって、溶射粒子の相互結合力の向上が明らかに認められる。
この実施例では、セラミック粉末の外周面に無電解めっき法(ただし、還元剤として実施例1と同じものを使用)によって、Ni−W合金膜を被覆形成した本発明に適合するサーメット溶射粉末材料によるプラズマ溶射皮膜に対する溶融ガラス塊の剥離性と耐熱衝撃性を定性的に調査した。
(1)供試基材:供試基材として、FC200(寸法:幅50mm×長さ70nn×厚さ7mm)の試験片を用いた。
(2)供試皮膜:供試皮膜として、下記性状の無電解Niめっき膜を被覆したセラミック粒子を用い、大気プラズマ溶射法によって、150μmの厚さの皮膜を形成した。
a.セラミック粒子:Si3N4、A12O3、YAG、MoB2
b.無電解めっき膜:Ni:89〜94mass%、W:0.5〜10mass%、P:0〜5mass%、B:0〜4mass%
なお、セラミック粒子とめっき膜金属の容積比は、95〜37/5〜63である。
また、比較例の溶射皮膜として、A12O3粒子にCr粒子をはじめ、Ni−40〜75Cr合金粒子をそれぞれ重量比で50%添加混合したサーメットをはじめ、自溶合金(JIS H8303規定のSFNi4)、現在汎用されている黒鉛塗布膜を用い同条件で試験した。
(3)溶融ガラスとの密着性試験方法:供試皮膜の表面に1200℃の溶融ガラス塊を圧着した後、室温(25℃)まで放冷し、皮膜表面に固着したガラス塊を木製ハンマーを用いて叩き落とすことによって、ガラス塊の密着性(離形性)を定性的に調査した。
(4)熱衝撃試験方法:実施例3と同じ方法を採用した。
(5)試験結果:試験結果を表5に要約した。この結果から明らかなように、サーメット溶射皮膜であっても、単にセラミック粒子と金属粒子を物理的に混合した状態のものを溶射した溶射皮膜(No.5〜7)では、良好な耐熱衝撃性を示すものの、溶融ガラス塊との剥離性が悪いことが判明した。また、自溶合金皮膜(No.8)も良好な耐熱衝撃性を示すが、溶融ガラス塊との剥離性には若干のバラツキが認められた。具体的には、ガラス塊が容易に剥離する場合と、やや困難な場合が混在し、信頼性に乏しい結果が得られた。
この実施例では、ガラス壜成形用金型の表面に、セラミック粒子の外周面にNiとWを必須成分として含む無電解めっき膜(ただし、還元剤として、実施例1と同じものを使用)を被覆した本発明に適合するサーメット溶射粉末材料を用いて、溶射皮膜を形成させた後、実際の作業条件下における性能を調査した。
(1)供試金型:FC200製の二つ割り状の金型の表面に、次に示す溶射皮膜を形成した。
(2)供試皮膜:本発明に係る皮膜として、下記のセラミック粒子の外周面に無電解めっき膜を被覆したサーメット溶射粉末材料を用い、大気プラズマ溶射法によって、膜厚150μmに形成した。
a.セラミック粒子:MoSi2、Si3N4、A12O3、YAG、MgO−A12O3、MoB2
b.無電解めっき膜:Ni:89〜95mass%、W:2〜10mass%、P:0〜5mass%、B:0〜4mass%
なお、セラミック粒子とめっき膜金属の比は、容積比で90〜40/10〜60である。
また、比較例の皮膜として、MoB2、A12O3、Si3N4、Cr3C2のセラミック粒子にNi−Cr合金を配合したサーメット溶射粉末材料によって、MoB2、A12O3、Si3N4は、大気プラズマ溶射法により膜厚150μm、Cr3C2サーメットは高速フレーム溶射法によって120μmの膜厚に形成した。
以上のすべての供試皮膜の表面は、機械的研摩法によって、表面粗さRa:0.2μm以下、Rz:4μm以下の平滑な面に仕上げた。
(3)試験項目:実際の製壜プラントにおける供試皮膜の試験項目は、溶融ガラス塊の金型内部への供給状況の観察(主として潤滑性)と試験後の皮膜表面
の観察(ひび割れ、剥離の有無)である。
(4)試験結果:試験結果を表6に要約した。この結果から明らかなように、比較例のセラミック粒子とNi−Cr合金を単に物理的に混合したサーメット溶射皮膜(No.7〜9)は、耐熱性を有するものの、ガラス塊の金属内部への供給時に、入口付近で一時的ながら、とどまる現象が認められ、ガラス塊との摩擦抵抗が大きいことが判明し、また試験後の皮膜表面に、少量ながら、6価クロム化合物の生成が認められたことから、作業環境を汚染する可能性がうかがえる。なお、炭化物サーメット皮膜(No.10)は、溶融ガラスとの接触抵抗は少ないものの、この皮膜の表面からも、6価クロム化合物の生成が認められた。この皮膜表面の6価クロム化合物は、Cr3C2成分の酸化による可能性が大きい。
Claims (6)
- セラミック粒子と、その表面に被覆されている0.5〜10mass%のWを含有し、かつ残部がNiであるNi−W合金の無電解めっき膜とからなるものであって、粒径:6〜70μmの大きさであることを特徴とする高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料。
- セラミック粒子と、その表面に被覆されているNiおよび0.5〜10mass%のWを必須成分として含み、その他PおよびBのいずれか少なくとも一方をそれぞれ7mass%以下含有するNi−W―Pおよび/またはB合金の無電解めっき膜とからなるものであって、粒径:6〜70μmの大きさであることを特徴とする高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料。
- 前記セラミック粒子は、金属酸化物、窒化物、硼化物、珪化物および炭化物から選ばれるいずれか1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料。
- 粒径が5〜60μmのセラミック粒子を、NiおよびWを含む金属塩の他、ヒドラジンを還元剤として含むめっき液中に浸漬して無電解めっき処理を施すことにより、該セラミック粒子の表面に、NiおよびWを析出させてNi−W耐熱合金の無電解めっき膜を被覆形成し、粒径:6〜70μmの大きさのサーメット粒子を得ることを特徴とする高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料の製造方法。
- 粒径が5〜60μmのセラミック粒子を、NiおよびWを含む金属塩の他、次亜リン酸ナトリウム、ジエチル・アミン・ボラン化合物または水素化硼素化合物から選ばれるいずれか1種以上の還元剤を含むめっき液中に浸漬して無電解めっき処理を施すことにより、該セラミック粒子表面に、Ni−Wの析出とともにPおよび/またはBを共析させて、Ni−W−P合金および/またはNi−W−B合金の無電解めっき膜を被覆形成し、粒径:6〜70μmの大きさのサーメット粒子を得ることを特徴とする高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料の製造方法。
- 前記セラミック粒子は、金属酸化物、窒化物、硼化物、珪化物および炭化物から選ばれるいずれか1種であることを特徴とする請求項4または5に記載の高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011059970A JP5292588B2 (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011059970A JP5292588B2 (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012193442A JP2012193442A (ja) | 2012-10-11 |
JP5292588B2 true JP5292588B2 (ja) | 2013-09-18 |
Family
ID=47085602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011059970A Expired - Fee Related JP5292588B2 (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5292588B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5568756B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2014-08-13 | トーカロ株式会社 | 耐食性や耐プラズマエロージョン性に優れるサーメット溶射皮膜被覆部材およびその製造方法 |
JP5720043B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2015-05-20 | トーカロ株式会社 | 耐食性や耐プラズマエロージョン性に優れるサーメット溶射用粉末材料およびその製造方法 |
RU2553015C1 (ru) * | 2014-03-24 | 2015-06-10 | Мсд Текнолоджис Частная Компания С Ограниченной Ответственностью | Стеклянный сосуд с покрытием |
US20170151611A1 (en) * | 2014-07-22 | 2017-06-01 | Sandvik Intellectual Property Ab | Additive layer manufactured anvil for rotary cutting unit |
GB201614008D0 (en) * | 2016-08-16 | 2016-09-28 | Seram Coatings As | Thermal spraying of ceramic materials |
CN112410719B (zh) * | 2020-10-20 | 2023-01-20 | 安徽华飞机械铸锻有限公司 | 一种抗磨性的耐热钢 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS538659B2 (ja) * | 1971-11-26 | 1978-03-30 | ||
JPH01290776A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-22 | Tokico Ltd | 複合めっき法 |
JPH06293567A (ja) * | 1991-03-22 | 1994-10-21 | Tatsuro Kuratomi | 立方晶窒化硼素系焼結体およびその製造法 |
-
2011
- 2011-03-18 JP JP2011059970A patent/JP5292588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012193442A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5292588B2 (ja) | 高温用途材被覆用サーメット溶射粉末材料およびその製造方法 | |
US7377477B2 (en) | Product forming molds and methods to manufacture same | |
US20140093642A1 (en) | Coating material for aluminum die casting mold and method of manufacturing the coating material | |
KR101411963B1 (ko) | 윤활성 코팅제 | |
JP5435326B2 (ja) | ダイカスト用被覆金型およびその製造方法 | |
JP5843291B2 (ja) | 複合溶射皮膜 | |
JPWO2013047548A1 (ja) | 摺動特性に優れた被覆部材 | |
JP2007211293A (ja) | 溶射皮膜及び溶射用粉末 | |
JP5765627B2 (ja) | 耐久性に優れる被覆工具およびその製造方法 | |
WO1997032053A1 (fr) | Procede de formation d'un depot par pulverisation | |
JP6939781B2 (ja) | セラミックス被膜付部材およびそれを用いたガラス製品の生産設備 | |
JP5326121B2 (ja) | 溶融ガラス塊成形用金型およびその製造方法 | |
JP5719399B2 (ja) | 溶融ガラス塊成形用金型およびその製造方法 | |
JP5303725B2 (ja) | 溶融ガラス塊成形用金型およびその製造方法 | |
JP5352835B2 (ja) | 耐熱合金溶射粉末材料の製造方法 | |
JP5808060B2 (ja) | 溶融ガラス塊成形用金型およびその製造方法 | |
CA2891886C (en) | Hard coating having excellent adhesion resistance to soft metal | |
JP2005350707A (ja) | サーメットおよび被覆サーメット並びにそれらの製造方法 | |
JP2011026666A (ja) | 硼化物系サーメット溶射用粉末 | |
JP4615099B2 (ja) | 溶融ガラス塊の搬送用部材およびその製造方法 | |
JP5352834B2 (ja) | 溶射皮膜被覆高温用途用部材およびその製造方法 | |
JPS58147552A (ja) | 複合治工具材料およびその製造方法 | |
JP2011017049A (ja) | 硼化物系サーメット溶射用粉末 | |
JP4468553B2 (ja) | 溶融ガラス塊の搬送用部材およびその製造方法 | |
US11976350B2 (en) | Covering member and method for manufacturing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5292588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |