JP5290015B2 - バッファ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、バッファ回路に関し、例えば汎用論理出力回路において、2以上の異なる高電圧レベルの信号出力を可能とするトレラントバッファ回路に関する。
LSI(Large Scale Integration)の微細化による小型化、高機能化が進む中、様々なポータブル機器が実現している。それらの多くは、リチウムイオン(Li+)電池を用いて動作することが求められている。このようなポータブル機器において電源制御を担うシステム電源LSIは、数多くの周辺LSIに対し、電源供給のための制御信号を供給する必要がある。
このため、システム電源LSIには、周辺LSIの様々な電圧レベルに応じた論理を出力するトレラントバッファが必要となる。近年の電源電圧の低下に伴い、その電源電圧範囲は広がってきている。
図8は、本発明の課題を説明するためのトレラントバッファ回路の回路図である。このトレラントバッファ回路では、LSI内部の制御信号S1、S2が入力され、LSI外部への出力信号S3が出力される。ここで、制御信号S1は出力信号S3から高電圧(H:High)レベルを出力する際の出力レベルを選択する信号である。また、制御信号S2は出力信号S3の出力論理を制御する信号である。電源電圧VDDH及び電源電圧VDDLは出力信号S3からHレベルを出力する際の信号レベルである。ここで、電源電圧VDDHは電源電圧VDDLよりも高いレベルである。
トレラントバッファ回路は、電源電圧VDDHレベルで制御されるインバータ回路P4、P8、電源電圧VDDHレベルで制御されるNAND回路P5、P6、電源電圧VDDHとVDDLとの間のレベルシフタ回路P7、PMOSトランジスタM109、M111、NMOSトランジスタM110を備えている。
制御信号S2が低電圧(L:Low)レベルの場合、制御信号S1の論理に関係なく出力信号S3はLとなる。制御信号S2がH、制御信号S1がHの場合、出力信号S3は電源電圧VDDHレベルとなる。一方、制御信号S2がH、制御信号S1がLの場合、出力信号S3は電源電圧VDDLレベルとなる。
制御信号S1、S2がHの場合、出力信号S3は電源電圧VDDHレベルとなるため、PMOSトランジスタM109のバックゲートを電源電圧VDDHと等しいレベルにする必要がある。そのため、PMOSトランジスタM109のバックゲートには、電源電圧VDDHが与えられている。なお、図6と同様のトレラントバッファ回路が特許文献1に開示されている。
特開平3−185923号公報
しかしながら、PMOSトランジスタM109が、電源電圧VDDHレベルで動作できる耐圧を有し、かつ、電源電圧VDDLレベルでゲート制御できるという条件を同時に満たすのは困難であるという問題があった。
ここで、PMOSトランジスタM109が電源電圧VDDHレベルで動作できる耐圧を有していないと、制御信号S1、S2がHの場合、出力信号S3が電源電圧VDDHレベルとなる。そのため、PMOSトランジスタM109に電源電圧VDDHレベルが印加され、耐圧不足となる。一方、PMOSトランジスタM109が電源電圧VDDLレベルでゲート制御できなければ、制御信号S1がL、制御信号S2がHの場合、PMOSトランジスタM109がオンできない。そのため、出力信号S3として電源電圧VDDLレベルを出力することができない。
本発明に係るバッファ回路は、
低電圧と高電圧とを相反する論理信号として出力し、前記高電圧として、第1の高電圧と、前記第1の高電圧よりも高電圧の第2の高電圧とを出力可能なバッファ回路であって、
論理制御回路と、
前記第1の高電圧を与える電源と出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第1の高電圧レベルの制御信号が入力され、バックゲートに前記第1の高電圧が与えられた第1のMOSトランジスタと、
前記第2の高電圧を与える電源と前記出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第2の高電圧レベルの制御信号が入力され、バックゲートに前記第2の高電圧が与えられた第2のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタと前記出力端子との間に設けられ、前記第2の高電圧レベルの制御信号によりオンオフが制御される第1のスイッチ回路と、を備えたものである。
第1のMOSトランジスタと出力端子との間に、前記第2の高電圧レベルの制御信号によりオンオフが制御される第1のスイッチ回路を備えるため、第1の高電圧レベルでゲート制御可能な第1のMOSトランジスタのバックゲートに第1の高電圧を与えることができる。そのため、低電圧と高電圧とを相反する論理信号として出力し、前記高電圧として、異なる2以上の電圧を出力可能であって、安定して動作するバッファ回路を提供することができる。
本発明によれば、低電圧と高電圧とを相反する論理信号として出力し、前記高電圧として、異なる2以上の電圧を出力可能であって、安定して動作するバッファ回路を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るトレラントバッファ回路の回路図である。 図1のトレラントバッファ回路の詳細な回路図である。 トランジスタのゲート・ソース電圧に対するドレイン電流の変化を示すVgs−Id特性図である。 本発明の第2の実施の形態に係るトレラントバッファ回路の回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るトレラントバッファ回路の回路図である。 トランジスタのソース電圧に対するドレイン・ソース間抵抗の変化を示すVs−Ron特性図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトレラントバッファ回路の回路図である。 本発明の課題を説明するためのトレラントバッファ回路の回路図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るトレラントバッファ回路の回路図である。図2は、図1のトレラントバッファ回路の詳細な回路図である。図1、2に示すように、このトレラントバッファ回路は、LSIに設けられている。このトレラントバッファ回路には、LSI内部の制御信号S1、S2が入力され、LSI外部への出力信号S3が出力される。ここで、制御信号S1は出力信号S3から高電圧(H:High)レベルを出力する際の出力レベルを選択する信号である。また、制御信号S2は出力信号S3の出力論理(H又はL)を制御する信号である。第1の電源電圧VDDL及び第2の電源電圧VDDHは出力信号S3からHレベルを出力する際の信号レベルである。ここで、電源電圧VDDHは電源電圧VDDLよりも高いレベルである。
図1に示すように、本実施の形態に係るトレラントバッファ回路は、論理制御回路P15、VDDLレベルでゲート制御可能なPMOSトランジスタM9(例えば第1のトランジスタ)、VDDHレベル以上の耐圧を有するNMOSトランジスタM10(例えば第3のトランジスタ)、M14、VDDHレベル以上の耐圧を有するPMOSトランジスタM11(例えば第2のトランジスタ)、M13を備えている。
ここで、図2に示すように、論理制御回路P15は、電源電圧VDDHレベルで制御されるインバータ回路P4、P8、P14、VDDHレベルで制御されたNAND回路P5、P6、電源電圧VDDHからVDDLへのレベルシフタ回路P7を備えている。
制御信号S1は、NAND回路P6の一方の入力端子に入力されるとともに、インバータ回路P4を介してNAND回路P5の一方の入力端子に入力される。制御信号S2は、NAND回路P5及びP6の他方の入力端子に入力されるとともに、インバータ回路P8を介してNMOSトランジスタM10のゲートに入力される。
NAND回路P5からの出力信号は、レベルシフタ回路P7に入力され、電源電圧VDDHからVDDLへ信号レベルが切り替えられる。そして、レベルシフタ回路P7からの出力信号がPMOSトランジスタM9のゲートに入力される。また、NAND回路P5からの出力信号は、インバータ回路P12を介してNMOSトランジスタM14のゲートに入力される。さらに、NAND回路P5からの出力信号は、PMOSトランジスタM13のゲートに入力される。一方、NAND回路P6からの出力信号は、PMOSトランジスタM11のゲートに入力される。
図1、2に示すように、NMOSトランジスタM10のソース及びバックゲートには接地電圧GNDが与えられている。NMOSトランジスタM10のドレインは、PMOSトランジスタM11、M13のドレイン、NMOSトランジスタM14のソースに接続されている。また、この接続ノードが出力端子に接続され、出力端子から出力信号S3が出力される。
ここで、PMOSトランジスタM13とNMOSトランジスタM14とは並列に接続されている。そして、PMOSトランジスタM13のソース及びNMOSトランジスタM14のドレインが、PMOSトランジスタM9のドレインに共通に接続されている。なお、PMOSトランジスタM13のバックゲートには電源電圧VDDHが与えられ、NMOSトランジスタM14のバックゲートには接地電圧GNDが与えられている。
上述の通り、PMOSトランジスタM13のゲートにはNAND回路P5からの出力信号が、NMOSトランジスタM14のゲートにはNAND回路P5からの反転出力信号が与えられる。すなわち、図2に示すように、並列に接続されたPMOSトランジスタM13とNMOSトランジスタM14とは、NMOSトランジスタM10とPMOSトランジスタM9との間に設けられたスイッチ回路SW1(例えば第1のスイッチ回路)を構成している。そして、このスイッチ回路SW1は、PMOSトランジスタM9がオンの場合、オンとなり、PMOSトランジスタM9がオフの場合、オフとなる。
PMOSトランジスタM9のソース及びバックゲートには電源電圧VDDLが与えられている。図8のPMOSトランジスタM109のバックゲートには、電源電圧VDDHが与えられていた。しかしながら、本実施の形態に係るトレラントバッファ回路では、スイッチ回路SW1が設けられているため、PMOSトランジスタM9のバックゲートに電源電圧VDDHを与える必要がない。従って、PMOSトランジスタM9には、電源電圧VDDHレベルまでの耐圧は必要ない。一方、PMOSトランジスタM11のソース及びバックゲートには電源電圧VDDHが与えられている。
図3は、トランジスタのゲート・ソース電圧Vgsに対するドレイン電流Idの変化を示すVgs−Id特性図である。低レベル耐性のトランジスタ及び高レベル耐性のトランジスタについて比較して示している。本実施の形態に係るトレラントバッファ回路では、PMOSトランジスタM9は、図3の低レベル耐圧トランジスタであって、電源電圧VDDLレベルでもゲート制御できるものである。一方、PMOSトランジスタM11、M13及びNMOSトランジスタM10、M14は、図3の高レベル耐圧トランジスタであって、電源電圧VDDLレベルではゲート制御できないものである。
以上説明したとおり、本実施の形態に係るトレラントバッファ回路では、PMOSトランジスタM9のソースに電源電圧VDDHが印加されないように、出力端子とPMOSトランジスタM9のソースとの間に、スイッチ回路SW1が設けられている。そのため、PMOSトランジスタM9のバックゲートに電源電圧VDDHでなくVDDLを与えることができる。従って、PMOSトランジスタM9として、低レベルの耐圧を有し、電源電圧VDDLレベルでもゲート制御できるトランジスタを用いることができる。このような構成により、高電圧レベルと低電圧レベルとの電圧差が異なる2以上のデジタル信号を出力可能であって、かつ、安定して動作するバッファ回路を提供することができる。
次に動作について説明する。
制御信号S2がLの場合、制御信号S1の論理に関係なく、NMOSトランジスタM10がオン、PMOSトランジスタM9及びM11がオフとなるため、出力信号S3はLとなる。
制御信号S2がH、制御信号S1がHの場合、NMOSトランジスタM10がオフ、PMOSトランジスタM9がオフ、M11がオンとなるため、出力信号S3は電源電圧VDDHレベルとなる。ここで、スイッチ回路SW1がオフであるため、PMOSトランジスタM9のソースに電源電圧VDDHが印加されることがない。そのため、PMOSトランジスタM9として、電源電圧VDDLレベルすなわち低レベルの耐圧を有し、電源電圧VDDLレベルでもゲート制御できるトランジスタを用いることができる。
この場合、スイッチ回路SW1を構成するPMOSトランジスタM13のドレイン及びNMOSトランジスタM14のソースには電源電圧VDDHが印加される。しかしながら、PMOSトランジスタM13及びNMOSトランジスタM14は電源電圧VDDHレベルすなわち高レベルの耐圧を有するため問題ない。
制御信号S2がH、制御信号S1がLの場合、NMOSトランジスタM10がオフ、PMOSトランジスタM9がオン、M11がオフとなり、かつ、スイッチ回路SW1がオンとなるため、出力信号S3は電源電圧VDDLレベルとなる。ここで、PMOSトランジスタM9は、電源電圧VDDLレベルでゲート制御可能であるため、問題なくオンとなる。一方、PMOSトランジスタM13及びNMOSトランジスタM14は電源電圧VDDLレベルでは制御できないが、電源電圧VDDHレベルで制御されるため、問題ない。
(実施の形態2)
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は実施の形態2に係るトレラントバッファ回路の回路図である。図4のトレラントバッファ回路でも、LSI内部の制御信号S1、S2が入力され、LSI外部への出力信号S3が出力される。ここで、制御信号S1は出力信号S3からHレベルを出力する際の出力レベルを選択するバス信号である。また、制御信号S2は出力信号S3の出力論理を制御する信号である。
図1のトレラントバッファ回路で出力可能であった電源電圧VDDL、VDDHに加え、第3の電源電圧VDDMの信号も出力可能である。ここで、電源電圧VDDMは、電源電圧VDDHとVDDLとの間の電圧である。そのため、図1のトレラントバッファ回路に対し、PMONトランジスタM16(例えば第4のトランジスタ)及びスイッチ回路SW2(例えば第2のスイッチ回路)が付加されている。その他の構成は、図2と同様であるため、適宜説明を省略する。
図4に示すように、NMOSトランジスタM10のソース及びバックゲートには接地電圧GNDが与えられている。NMOSトランジスタM10のドレインは、PMOSトランジスタM17のドレイン、NMOSトランジスタM18のソースにも接続されている。また、この接続ノードから出力信号S3が出力される。
ここで、PMOSトランジスタM17とNMOSトランジスタM18とは並列に接続されている。そして、PMOSトランジスタM17のソース及びNMOSトランジスタM18のドレインが、PMOSトランジスタM16のドレインに共通に接続されている。なお、PMOSトランジスタM17のバックゲートには電源電圧VDDHが与えられ、NMOSトランジスタM18のバックゲートには接地電圧GNDが与えられている。
図4に示すように、並列に接続されたPMOSトランジスタM17とNMOSトランジスタM18とは、NMOSトランジスタM10とPMOSトランジスタM16との間に設けられたスイッチ回路SW2を構成している。そして、このスイッチ回路SW2は、PMOSトランジスタM16がオンの場合、オンとなり、PMOSトランジスタM16がオフの場合、オフとなる。
PMOSトランジスタM16のソース及びバックゲートには電源電圧VDDMが与えられている。本実施の形態に係るトレラントバッファ回路でも、スイッチ回路SW2が設けられているため、PMOSトランジスタM16のバックゲートに電源電圧VDDHを与える必要がない。従って、PMOSトランジスタM16には、電源電圧VDDHレベルまでの耐圧は必要ない。
本実施の形態に係るトレラントバッファ回路では、PMOSトランジスタM16は、電源電圧VDDHレベルまでの耐圧は有さず、かつ、電源電圧VDDMレベルでゲート制御できるものである。一方、PMOSトランジスタM17及びNMOSトランジスタM18は、図3の高レベル耐圧トランジスタであって、電源電圧VDDMレベルではゲート制御できないものである。
以上説明したとおり、本実施の形態に係るトレラントバッファ回路でも、PMOSトランジスタM16のソースに電源電圧VDDHが印加されないように、スイッチ回路SW2が設けられている。そのため、PMOSトランジスタM16のバックゲートに電源電圧VDDHでなくVDDMを与えることができる。従って、PMOSトランジスタM16として、電源電圧VDDMレベルの耐圧を有し、電源電圧VDDMレベルでもゲート制御できるトランジスタを用いることができる。このような構成により、3つの異なる高電圧レベルの信号を出力可能であって、かつ、安定して動作するバッファ回路を提供することができる。
次に動作について説明する。
制御信号S2がLの場合、制御信号S1の論理に関係なく、NMOSトランジスタM10がオン、図4におけるその他のトランジスタが全てオフとなるため、出力信号S3はLとなる。
制御信号S2がHの場合、バス制御信号S1に応じて、出力信号S3は電源電圧VDDH、VDDM、VDDLのいずれかのレベルとなる。PMOSトランジスタM11がオン、図4におけるその他のトランジスタが全てオフとなれば、出力信号S3は電源電圧VDDHレベルとなる。ここで、スイッチ回路SW1、SW2がオフであるため、PMOSトランジスタM9、M16のソースに電源電圧VDDHが印加されることがない。
この場合、スイッチ回路SW2を構成するPMOSトランジスタM17のドレイン及びNMOSトランジスタM18のソースには電源電圧VDDHが印加される。しかしながら、PMOSトランジスタM17及びNMOSトランジスタM18は電源電圧VDDHレベルすなわち高レベルの耐圧を有するため問題ない。実施の形態1において述べた通り、スイッチ回路SW1についても同様である。
PMOSトランジスタM9及びスイッチ回路SW1がオン、図4におけるその他のトランジスタが全てオフとなれば、出力信号S3は電源電圧VDDLレベルとなる。また、PMOSトランジスタM16及びスイッチ回路SW2がオン、図4におけるその他のトランジスタが全てオフとなれば、出力信号S3は電源電圧VDDMレベルとなる。
(実施の形態3)
次に、図5を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は実施の形態3に係るトレラントバッファ回路の回路図である。ここで、図5のトレラントバッファ回路は、図1のトレラントバッファ回路からNMOSトランジスタM14が削除されたものである。その他の構成は、図1と同様であるため、説明を省略する。
ここで、図6は、トランジスタのソース電圧Vsに対するドレイン・ソース間抵抗Ronの変化を示すVs−Ron特性図である。PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタについて比較して示している。PMOSトランジスタM13は、バックゲートに電源電圧VDDHが常時与えられ、ゲートに電源電圧VDDH又は接地電圧GNDの制御信号が与えられる。ソース電圧Vsを電源電圧VDDLとした場合に、図6においてドレイン・ソース間抵抗Ronが十分に低くなる領域でPMOSトランジスタM13を使用できれば、実施の形態1からNMOSトランジスタM14を削除しても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。NMOSトランジスタM14の削除により、回路を簡略化、小型化することができる。
(実施の形態4)
次に、図7を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は実施の形態4に係るトレラントバッファ回路の回路図である。ここで、図7のトレラントバッファ回路は、図1のトレラントバッファ回路からPMOSトランジスタM13が削除されたものである。その他の構成は、図1と同様であるため、説明を省略する。
NMOSトランジスタM14は、バックゲートに接地電圧GNDが常時与えられ、ゲートに電源電圧VDDH又は接地電圧GNDの制御信号が与えられる。ソース電圧Vsを電源電圧VDDLとした場合に、図6においてドレイン・ソース間抵抗Ronが十分に低くなる領域でNMOSトランジスタM14を使用できれば、実施の形態1からPMOSトランジスタM13を削除しても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。PMOSトランジスタM13の削除により、回路を簡略化、小型化することができる。
LSI LSI
M9、M16 PMOSトランジスタ
M10、M14、M18 NMOSトランジスタ
M11、M13、M17 PMOSトランジスタ
P15 論理制御回路
P4、P8、P12 インバータ回路
P5、P6 NAND回路
P7 レベルシフタ回路
SW1、SW2 スイッチ回路

Claims (7)

  1. 低電圧と高電圧とを相反する論理信号として出力し、前記高電圧として、第1の高電圧と、前記第1の高電圧よりも高電圧の第2の高電圧とを出力可能なバッファ回路であって、
    論理制御回路と、
    前記第1の高電圧を与える電源と出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第1の高電圧レベルの制御信号が入力され、バックゲートに前記第1の高電圧が与えられた第1のMOSトランジスタと、
    前記第2の高電圧を与える電源と前記出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第2の高電圧レベルの制御信号が入力され、バックゲートに前記第2の高電圧が与えられた第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタと前記出力端子との間に設けられ、前記第2の高電圧レベルの制御信号によりオンオフが制御される第1のスイッチ回路と、を備え
    前記第1のスイッチ回路はMOSトランジスタを有し、当該MOSトランジスタの耐圧は前記第1のMOSトランジスタの耐圧よりも高いバッファ回路。
  2. 前記低電圧を与える電源と前記出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第2の高電圧レベルの制御信号が入力される第3のMOSトランジスタを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のバッファ回路。
  3. 前記第1のスイッチ回路は、前記第1のMOSトランジスタがオンの場合オンとなり、前記第1のMOSトランジスタがオフの場合オフとなることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッファ回路。
  4. 前記第1のスイッチ回路が、前記MOSトランジスタとして、互いに並列に接続されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを有し、
    当該PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタは前記第1のMOSトランジスタがオンの場合に共にオンとなり、前記第1のMOSトランジスタがオフの場合に共にオフとなり、
    当該PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタの耐圧は前記第1のMOSトランジスタの耐圧よりも高いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッファ回路。
  5. 前記第1のスイッチ回路が、前記MOSトランジスタとして、PMOSトランジスタのみを有し、当該PMOSトランジスタの耐圧は前記第1のMOSトランジスタの耐圧よりも高いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッファ回路。
  6. 前記第1のスイッチ回路が、前記MOSトランジスタとして、NMOSトランジスタのみを有し、当該NMOSトランジスタの耐圧は前記第1のMOSトランジスタの耐圧よりも高いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッファ回路。
  7. 前記高電圧として、前記第1の高電圧と前記第2の高電圧との間の第3の高電圧を出力可能であって、
    前記第3の高電圧を与える電源と前記出力端子との間に設けられ、ゲートに前記論理制御回路から出力された前記第3の高電圧レベルの制御信号が入力され、バックゲートに前記第3の高電圧が与えられた第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタと前記出力端子との間に設けられ、前記第2の高電圧レベルの制御信号によりオンオフが制御される第2のスイッチ回路と、を更に備える請求項1〜6のいずれか一項に記載のバッファ回路。
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