JP5289828B2 - 採光装置 - Google Patents
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Description
この採光装置では、日射量がある設定された一定値を超えたとき、日射センサーが感知して、その指令により一定時間電流を流して、小型モーターを回転させ、電動ブラインドのブラインド羽根(スラット)を閉じ、逆に、日射量がある設定された一定値未満となったとき、日射センサーが感知して、その指令により一定時間電流を流して、小型モーターを回転させ、ブラインド羽根(スラット)を開くようになっている。
例えば、毎朝6時に起床しなければならない会社員にとっては、夏場は電動ブラインドを通る光の光量が多すぎて、部屋が必要以上に明るくなって、快適な目覚めとはいい難くなる。一方、冬場は、外部がまだ暗いので、部屋が明るくならず、起床し難い。
前記部屋5の天井に設けられた凹所10と、
この凹所10の上部に設けられて、該凹所10に外部の光を採り入れる採光口11と、
前記凹所10に設けられて、前記採光口11から採り入れた光の前記部屋5への入射光量を時刻の経過に伴って調整可能な光量調整手段12と、
前記凹10所に設けられて、時刻の経過に伴って発光量を調節可能な照明20または前記光量調整手段12によって、前記部屋5への入射光量を時刻の経過に伴って調整される照明とを備えており、
前記採光口11は天井7の上にある屋根2aに設けられた天窓11であり、
前記光量調整手段12は、前記凹所10の下面開口に設けられた電動ブラインド13と、この電動ブラインド13に接続されたタイマーとを備えており、
前記タイマーによって、時刻の経過に伴って前記電動ブラインド13のスラットの回転量を調整することによって前記入射光量が調整されることを特徴とする。
また、春秋は、前記光量調整手段12による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
また、光量調整手段12が凹所10の下面開口に設けられた電動ブラインド13と、この電動ブラインド13に接続されたタイマーとを備えているので、所望の時刻から徐々にスラットの回転量を調整することができ、これによって、容易に部屋5を徐々に明るくすることができる。
前記部屋24の壁22に外側に張り出して設けられた張出壁23の内側で構成される凹所25と、
この凹所25の上部に設けられて、該凹所25に外部の光を採り入れる採光口26と、
前記凹所25に設けられて、前記採光口26から採り入れた光の前記部屋24への入射光量を時刻の経過に伴って調整可能な光量調整手段と、
前記凹所に設けられて、時刻の経過に伴って発光量を調節可能な照明または前記光量調整手段27によって、前記部屋24への入射光量を時刻の経過に伴って調整される照明20とを備えており、
前記採光口26は前記凹所25の屋根部23dに設けられた天窓26であり、
前記光量調整手段27は、前記凹所25に前記天窓26と対向して設けられた電動ブラインド13と、この電動ブラインド13に接続されたタイマーとを備えており、
前記タイマーによって、時刻の経過に伴って前記電動ブラインド13のスラットの回転量を調整することによって前記入射光量が調整されることを特徴とする。
また、春秋は、前記光量調整手段27による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
また、光量調整手段27が凹所25に天窓26と対向して設けられた電動ブラインド13と、この電動ブラインド13に接続されたタイマーとを備えているので、所望の時刻から徐々にスラットの回転量を調整することができる。そして、電動ブラインド13によって光量が調整された光は凹所25に入り、この凹所25の内壁面を反射して、部屋24に拡散するので、部屋25を直射日光に比して、穏やかに明るくすることがき、よって、より快適な目覚めを行える。
前記凹所10(25)の下方には、ホリゾント部15(42)が設けられていることを特徴とする。
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係る採光装置1を備えた住宅の概略構成を示す断面図である。
住宅の屋根2は、互いに異なる方向に傾斜する二つの屋根部2a,2bを備えた切妻屋根であり、屋根部2aは屋根部2bより棟から軒先までの長さが長くなっている。
住宅内には内壁3が設けられており、この内壁3の左右側にそれぞれ部屋4,5が設けられている。また、内壁3は屋根2の棟より若干屋根部2a側に寄せて設けられている。
傾斜天井7の棟側に近い部位でかつ内壁3の近傍には、凹所10が設けられている。この凹所10は、採光装置1を構成するものであり、傾斜天井7の裏面から屋根部2aの表面まで窪むようにして形成されている。凹所10の上部には、天窓11が設けられており、この天窓11が凹所10に外部の光を採り入れる採光口となっている。天窓11は、傾斜天井7に形成された開口部に嵌め込まれた枠体11aと、この枠体11aに開閉可能に取り付けられた枠付きのガラス窓11bを備えており、このガラス窓11bを通して外部の光を凹所10に採り入れるようになっている。なお、ガラス窓11bは開閉可能でなくてもよい。
電動ブラインド13は、多数のスラットを有しており、各スラットはその長手方向の軸回りに回転可能となっている。多数のスラットは図示しない電動モータによって同期して回転するようになっており、スラットが回転することによって、電動ブラインド13を透過できる光の光量を調整できるようになっている。なお、多数のスラットは横になった状態で隣り合うものどうしの一部が重なることによって、電動ブラインド13が全閉状態となり、スラットが回転して立ち上がることによって隣り合うスラットどうしの隙間から光が透過するようになっている。
このように、前記タイマーで電動モータの起動時刻と停止時刻とを設定することによって、時刻の経過に伴って電動ブラインド13のスラットの回転量を調整でき、これによって入射光量(電動ブラインド13を透過できる光の光量)が調整されるようになっている。
したがって、夜就寝する前などに、電動モータを高速で回転させて、スラットを高速で回転させて全閉状態としておくことによって、起床時刻前になると、電動モータがゆっくりと回転してスラットがゆっくりと回転して開き始めるようになっている。
なお、前記壁紙は、白色漆喰クロス等、表面粒子の細かい材料で形成されている。
傾斜天井7の表面(下面)にも前記壁紙と同様の白色系の壁紙が貼り付けられており、ホリゾント部15で反射した光は、傾斜天井7の表面の壁紙でさらに反射して、ベッド17で寝ている住人に向かうようになっている。
この照明20は、時刻の経過に伴って発光量を調節可能なものであり、前記コントローラ14に電気的に接続されている。このコントローラ14は、前記電動モータのON・OFF等に加えて、照明20のON・OFFや、照明20の点灯(ON)時刻や消灯(OFF)時刻を設定できるものであり、これら時刻はコントローラ14に備えられたタイマーからの出力信号によって検知できるようになっている。なお、照明20の点灯(ON)時刻や消灯(OFF)時刻の設定は、使用者がコントローラ14を操作することによって行えるようになっている。
また、前記照明20はその照度(光量)を時刻の経過に伴って連続的に変化させる機能を備えており、例えば、照明20が所定の設定時刻に点灯した場合、時刻の経過に伴って徐々に照度が高くなるようになっている。
さらに、前記照明20は、悪天候時などの外部が比較的暗い際に、前記コントローラ14によって、所望の時刻にON・OFFできるようになっている。
そして、例えば、夏場において6時に起床したい場合、起動時刻を6時と設定すると、電動モータはその15分前の5時45分に起動し、低速で回転し始め、これによって電動ブラインド13のスラットが低速で回転し始めて開いていく。この場合、まず図2(b)に示すように、電動ブラインド13のスラットの下端部が内壁3側を向くので、天窓11から採り入れた光は、スラットで反射して内壁3側に向かい、さらに内壁3の表面で反射して、部屋5に拡散していく。これにより、部屋が若干明るくなる。
次に、図2(d)に示すように、スラットがさらに回転してその下端部が内壁3と反対側を向くと、天窓11から採り入れた光は、スラットで反射してベッド17側に向かって行き、ベッド17で寝ている住人の近傍がより明るくなり、住人は目覚める。
このように、直接の太陽光ではなく、天窓11から採り入れた光の部屋5への入射光量を次第に多くしていって、部屋を徐々に明るくしていくので、住人は極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
そして、5時45分になると、図2(b)に示すように、電動モータが起動し、低速で回転し始め、これによって電動ブラインド13のスラットが低速で回転し始めて開いていくとともに、照明20が最初は少ない照度(光量)で点灯し始める。
すると、電動ブラインド13のスラットの下端部が内壁3側を向くので、照明20からの光は、スラットで反射して内壁3側に向かい、さらに内壁3の表面で反射して、部屋5に拡散していく。これにより、部屋が若干明るくなる。
次に、図2(d)に示すように、スラットがさらに回転してその下端部が内壁3と反対側を向くと、照明20は時間の経過とともに、さらに照度が高くなっていき、この照明20からの光はスラットで反射してベッド17側に向かって、ベッド17で寝ている住人の近傍がより明るくなり、住人は目覚める。
このように、照明20からの光の部屋5への入射光量を次第に多くしていって、部屋を徐々に明るくしていくので、住人は極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
また、春秋は、電動ブラインド13による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋5を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
図3は本発明に係る採光装置21を備えた住宅の概略構成を示す断面図である。
住宅の外壁22には、外側に張り出してなる張出壁23が壁22に形成された開口部22aに面して形成されている。この張出壁22は、開口部22aに対向して設けられた前壁部23aと、この前壁部23aと開口部22aの下縁部との間に設けられた底壁部23bと、前壁部23aの両側部と外壁22との間に設けられた側壁部23c,23cと、側壁部23c,23cの上端部および前壁部23a上に設けられら屋根部23dとによって構成されている。
このようにして形成された張出壁22の内側が部屋24に設けられた凹所25となっている。
この凹所25の上部、すなわち屋根部23dには、採光口となる天窓26が設けられている。
また、前記凹所25の上部には、前記天窓26に対向して、光量調整手段27が設けられている。この光量調整手段27は、前記第1の実施の形態と同様に、電動ブラインド13と、この電動ブラインド13に接続されたタイマーを備えたコントローラ14とから構成されている。
さらに、凹所25には、前記第1の実施の形態と同様に、照明20が凹所25を形成する壁面29に固定されて設けられている。この照明20が固定された壁面29の下端部は部屋24の天井28より下方に突出している。つまり、壁面29を形成する壁30が天井28より下方に突出している。
また、凹所25の内壁面には、白色系の壁紙が貼り付けられている。具体的には、前記張出壁23を構成する前壁部23aの内面、側壁部23cの内面、底壁部23bの上面、前壁部23aと対向する前記壁面29に前記壁紙が貼り付けられている。壁面29に貼り付けられた壁紙は、天井28に貼り付けられた壁紙を壁30の下端部から回り込ませたうえで、壁面29に沿って天窓26まで貼り付けられている。
そして、例えば、夏場において7時に起床したい場合、起動時刻を7時と設定すると、図4(b)に示すように、電動モータはその30分前の6時30分に起動し、低速で回転し始め、これによって電動ブラインド13のスラットが低速で回転し始めて開いていき、天窓26から採り入れた光が電動ブラインド13のスラットで反射して凹所25を斜め下方に向かい、さらに、凹所25の内壁面に貼り付けられた壁紙で反射して、部屋24に拡散していく。電動ブラインド13のスラットの回転に伴って、天窓26から採り入れた光は、部屋24に次第に光量を多くしながら拡散していき、これによって、住人は極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
そして、6時30分になると、図4(d)に示すように、電動モータが起動し、低速で回転し始め、これによって電動ブラインド13のスラットが低速で回転し始めて開いていくとともに、時刻の経過に伴って照明20は光量を徐々に多くしながら点灯する。照明20からの光は凹所25を斜め下方に向かい、さらに、凹所25の内壁面に貼り付けられた壁紙で反射して、部屋24に拡散していく。
また、外が少しずつ明るくなっていくので、電動ブラインド13のスラットの回転に伴って、天窓26から採り入れた光は、部屋24に次第に光量を多くしながら拡散していく。
このように、住人は照明20と天窓26から採り入れた光によって、極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
また、春秋は、電動ブラインド13による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋24を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
図5は本発明に係る採光装置31を備えた住宅の概略構成を示す断面図である。
本実施の形態の係る採光装置31が、第1の実施の形態の採光装置1と異なる点は、凹所10に設ける光量調整手段12の構成と照明20の取り付け位置であるので、以下ではこの点について詳しく説明し、第1の実施の形態と同様の構成には同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。
電動フラップ32は、凹所10の下端開口を全閉できるような大きさの板体で形成されており、その一端部が内壁3の上端部に上下に回転可能に取り付けられている。そして、電動フラップ32はその一端部を軸として図示しない電動モータによって、上下に回転可能となっている。すなわち、電動フラップ32は、凹所10の下端開口を全閉とする水平位置と、全開とする垂直起立位置との間で、電動モータによってゆっくりと一端部を軸として上下に回転するようになっている。
これによって、電動フラップ32と凹所10の内壁面との間の隙間量を調整できるので、天窓11から採り入れた光の部屋5への入射光量を調整可能となっている。
このように、前記タイマーで電動モータの起動時刻と停止時刻とを設定することによって、時刻の経過に伴って電動フラップ32の回転量を調整でき、これによって入射光量(電動フラップ32と凹所10の内壁面との間の隙間を透過できる光の光量)が調整されるようになっている。
したがって、夜就寝する前などに、電動モータを高速で回転させて、電動フラップ32を高速で回転させて全閉状態としておくことによって、起床時刻前になると、電動モータがゆっくりと回転して電動フラップ32がゆっくりと回転して開き始めるようになっている。
そして、例えば、夏場において7時に起床したい場合、起動時刻を7時と設定すると、電動モータはその30分前の6時30分に起動し、低速で回転し始め、これによって電動フラップ32が低速で回転し始めて開いていき、天窓11から採り入れた光が電動フラップ32と凹所10の内壁面との間の隙間を透過して、凹所10の下方のホリゾント部15で反射し、さらに、傾斜天井7の表面の壁紙で反射して、ベッド17で寝ている住人に向かうようになる。
そして、電動フラップ32の回転に伴って、電動フラップ32と凹所10の内壁面との間の隙間を透過する光の光量が徐々に多くなるので、ホリゾント部15で反射する光の光量も徐々に多くなり、部屋5が徐々に明るくなっていく。これによって、住人は極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
そして、6時30分になると、電動モータが起動し、低速で回転し始め、これによって電動フラップ32が低速で回転し始めて開いていくとともに、時刻の経過に伴って照明20は光量を徐々に多くしながら点灯する。照明20からの光は下方に向かい、凹所10の下方のホリゾント部15で反射し、さらに、傾斜天井7の表面の壁紙で反射して、ベッド17で寝ている住人に向かうようになる。また、外が少しずつ明るくなっていくので、電動フラップ32の回転に伴って、天窓11から採り入れた光は、次第に光量を多くしながら下方に向かって、ホリゾント部15で反射して、ベッド17で寝ている住人に向かうようになる。
なお、冬場においては、7時ころはまだ外部が薄暗いので、電動フラップ32を全開の状態にしておき、照明20によって部屋5への入射光量を時刻の経過に伴って調整してもよい。
また、春秋は、電動フラップ32による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋5を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
図6は本発明に係る採光装置41を備えた住宅の概略構成を示す断面図である。
本実施の形態の係る採光装置41が、第3の実施の形態の採光装置21と異なる点は、凹所25に設ける光量調整手段27の構成と照明20の取り付け位置であるので、以下ではこの点について詳しく説明し、第3の実施の形態と同様の構成には同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。
電動フラップ32の一端部は前記壁30に上下に回転可能に取り付けられており、電動モータによって上下に回転するようになっている。
また、電動フラップ32は、第3の実施の形態と同様に、凹所25の上部の壁30の壁面と張出壁23の内壁面とで囲まれた開口を全閉とする水平位置と、全開とする垂直起立位置との間で電動モータによってゆっくりと一端部を軸として上下に回転するようになっている。これによって、電動フラップ32と張出壁23の前壁部23aの内壁面との間の隙間量を調整できるので、天窓26から採り入れた光の部屋24への入射光量を調整可能となっている。
また、前記壁30には、前記電動フラップ32より下方位置において、照明20が固定されている。
そして、例えば、夏場において7時に起床したい場合、起動時刻を7時と設定すると、電動モータはその30分前の6時30分に起動し、低速で回転し始め、これによって電動フラップ32が低速で回転し始めて開いていき、天窓26から採り入れた光が電動フラップ32と前壁部23aの内壁面との間の隙間を透過し、さらに、凹所25の内壁面に貼り付けられた壁紙で反射して、部屋24に拡散していく。電動フラップ32の回転に伴って、天窓26から採り入れた光は、部屋24に次第に光量を多くしながら拡散していき、これによって、住人は極度のまぶしさが避けられ、住人をノンレム睡眠からレム睡眠、覚醒へと導くことができ、住人は快適な目覚めとなる。
そして、6時30分になると、電動モータが起動し、低速で回転し始め、これによって電動フラップ32が低速で回転し始めて開いていくとともに、時刻の経過に伴って照明20は光量を徐々に多くしながら点灯する。照明20からの光は凹所25の内壁面に貼り付けられた壁紙で反射して、部屋24に拡散していく。
なお、冬場においては、7時ころはまだ外部が薄暗いので、電動フラップ32を全開の状態にしておき、照明20によって部屋24への入射光量を時刻の経過に伴って調整してもよい。
また、春秋は、電動フラップ32による光量の調整と、照明20による光量の調整とを併用したり、あるいは一方を用いたりすることによって、部屋24を徐々に明るくしていくことができる。
したがって、1年を通して快適な目覚めを行える。
2 屋根
5,24 部屋
7 傾斜天井(天井)
10,25 凹所
11,26 天窓(採光口)
12,27 光量調整手段
13 電動ブラインド
14 コントローラ
15,42 ホリゾント部
20 照明
23 張出壁
32 電動フラップ
33 コントローラ
Claims (3)
- 部屋に外部の光を採り入れる採光装置であって、
前記部屋の天井に設けられた凹所と、
この凹所の上部に設けられて、該凹所に外部の光を採り入れる採光口と、
前記凹所に設けられて、前記採光口から採り入れた光の前記部屋への入射光量を時刻の経過に伴って調整可能な光量調整手段と、
前記凹所に設けられて、時刻の経過に伴って発光量を調節可能な照明または前記光量調整手段によって、前記部屋への入射光量を時刻の経過に伴って調整される照明とを備えており、
前記採光口は天井の上にある屋根に設けられた天窓であり、
前記光量調整手段は、前記凹所の下面開口に設けられた電動ブラインドと、この電動ブラインドに接続されたタイマーとを備えており、
前記タイマーによって、時刻の経過に伴って前記電動ブラインドのスラットの回転量を調整することによって前記入射光量が調整されることを特徴とする採光装置。 - 部屋に外部の光を採り入れる採光装置であって、
前記部屋の壁に外側に張り出して設けられた張出壁の内側で構成される凹所と、
この凹所の上部に設けられて、該凹所に外部の光を採り入れる採光口と、
前記凹所に設けられて、前記採光口から採り入れた光の前記部屋への入射光量を時刻の経過に伴って調整可能な光量調整手段と、
前記凹所に設けられて、時刻の経過に伴って発光量を調節可能な照明または前記光量調整手段によって、前記部屋への入射光量を時刻の経過に伴って調整される照明とを備えており、
前記採光口は前記凹所の屋根部に設けられた天窓であり、
前記光量調整手段は、前記凹所に前記天窓と対向して設けられた電動ブラインドと、この電動ブラインドに接続されたタイマーとを備えており、
前記タイマーによって、時刻の経過に伴って前記電動ブラインドのスラットの回転量を調整することによって前記入射光量が調整されることを特徴とする採光装置。 - 請求項1または請求項2に記載の採光装置において、
前記凹所の下方には、ホリゾント部が設けられていることを特徴とする採光装置。
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