JP5289072B2 - リチウムイオン二次電池およびその製造方法 - Google Patents
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Description
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体またはその両方が含まれるグリーンシートを熱処理することで得られる薄板状固体電解質の少なくとも一方の主面に活物質を含む電極グリーンシートを積層し、前記固体電解質の熱処理温度より低い温度で熱処理することを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体またはその両方が含まれるグリーンシートを熱処理する温度を一次熱処理温度とし、薄板状固体電解質の一方の主面に積層された電極活物質を含むグリーンシートを熱処理する温度を二次熱処理温度、もう片面に設けられた電極活物質を含むグリーンシートを熱処理する温度を三次熱処理温度とした場合、一次熱処理温度より二次熱処理温度のほうが低く、三次熱処理温度は二次熱処理温度と同じかそれよりも低いことを特徴とする構成2のリチウムイオン二次電池の製造方法。
一次熱処理温度は1200℃以下であることを特徴とする構成1または2のリチウムイオン二次電池の製造方法。
二次熱処理温度および三次熱処理温度は一次熱処理温度より50℃以上低いことを特徴とする構成1〜3のいずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法。
薄板状固体電解質の体積はグリーンシート時の50容積%以上であることを特徴とする構成1〜4のいずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法。
薄板状固体電解質の厚みは500μm以下であることを特徴とする構成1〜5のいずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体の平均粒径は3μm以下であり、最大粒径は15μm以下であることを特徴とする構成1〜6のいずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体のイオン伝導度、もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体の熱処理後のイオン伝導度は25℃において1×10−4S・cm−1以上であることを特徴とする構成1〜7のいずれかに記載のリチウム
イオン二次電池の製造方法。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体が含まれるグリーンシートの熱処理後のイオン伝導度は25℃において5×10−5S・cm−1以上であることを特徴とする構成9のリチウムイオン電池の
製造方法。
該リチウムイオン伝導性を有する無機粉体はLi1+x+zMx(Ge1−yTiy)2−xSizP3−zO12(但し、0≦x≦0.8、0≦y≦1.0、0≦z≦0.6、M=Al、Gaから選ばれる一つ以上)の結晶を含有することを特徴とする構成1〜9いずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法。
該熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体は
酸化物基準のmol%で、
Li2O 10〜25%、および
Al2O3および/またはGa2O3 0.5〜15%、および
TiO2および/またはGeO2 25〜50%、および
SiO2 0〜15%、および
P2O5 26〜40%
の各成分を含有する構成1〜10のいずれかのリチウム二次電池の製造方法。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体またはその両方が含まれるグリーンシートを熱処理する温度を一次熱処理温度、薄板状固体電解質の片面に設けられた正極活物質を含むグリーンシートを再熱処理する温度を二次熱処理温度、もう片面に設けられた負極活物質を含むグリーンシート再熱処理する温度を三次熱処理温度とした場合、一次熱処理温度より二次熱処理温度のほうが低く、三次熱処理温度は二次熱処理温度と同じかそれよりも低い。
のセラミックス等の上にスラリーを直接成形しても良く、この方法によって作製された層もグリーンシートの概念に含んでもよい。この焼成前のグリーンシートは柔軟であり、任意の形状に切断することや、積層することも可能である。
また、本発明によれば、グリーンシートは、均一な厚みに形成することにより、焼成時、均一にグリーンシートが加熱されるため、焼結も材料中で均一に進み、その結果として緻密で気孔率が20vol%以下と非常に少ないシート状の固体電解質を得ることができる。そこで、焼成前のグリーンシートの厚みの変化は、焼成前のグリーンシートの厚みの分布の平均値に対して+10%から−10%の範囲であると好ましい。さらに、原料を十分混合することにより、グリーンシートの組成を均一にし、焼成前にロールプレスや一軸、等方加圧などにより加圧し、緻密化しておくことにより、焼成後も緻密で気孔率の少ない固体電解質を得ることができ、これによってイオン伝導度が高く、高出力の固体電解質を得ることができる。そこで原料の混合は、例えばボールミルで少なくとも1時間以上行なうことが望ましい。
リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体の平均粒径を3μm以下、最大粒径を15μm以下とすることが好ましい。これによって、緻密で空孔が少なくしたがってイオン伝導度が高い固体電解質を得ることができる。
被測定物の最大粒子径が3μm以上で最小粒径が0.4μm未満の場合はまずLS100Qで測定し、分布曲線のピークが2μm以上の時はLS100Qで測定して得られる値を用いる。LS100Qで測定した分布曲線のピークが2μm未満の時はN5で測定して得られる値を用いる。なお、前記平均粒子径は体積基準で表わした値である。
特にイオン伝導に関しては、セラミックスの場合は空孔や結晶粒界の存在により、結晶粒子自体の伝導度よりもかなり低い値となってしまう。ガラスセラミックスは結晶化工程の制御により結晶間の伝導度の低下を抑えることができ、結晶粒子と同程度の伝導度を保つことができる。
Liイオンの吸蔵、放出が可能な遷移金属化合物を用いることができ、例えば、マンガン、コバルト、ニッケル、バナジウム、ニオブ、モリブデン、チタン、鉄、リン、アルミニウム、クロムから選ばれる少なくとも1種を含む遷移金属酸化物等を使用することができる。
正極グリーンシートに含まれる活物質の含有量の下限値は、少ないと焼成後に密度が低く、また収縮が大きいため、40wt%以上であることが好ましく、50wt%以上であることがより好ましく、60wt%以上であることが最も好ましい。
原料としてH3PO4、Al(PO3)3、Li2CO3、SiO2、TiO2を使用し、これらを酸化物換算のモル%でP2O5を33.8%、Al2O3を7.6%、Li2Oを14.5%、TiO2を41.3%、SiO2を2.8%といった組成になるように秤量して均一に混合した後に、白金ポットに入れ、電気炉中1450℃でガラス融液を撹拌しながら3時間加熱熔解した。その後、ガラス融液を流水中に滴下させることにより、フレーク状のガラスを得た。得られたガラスフレークをジェットミルで粉砕し、平均粒径1.9μmのガラス微粒子を得た。更にエタノールによる湿式ボールミルを用いて微粉砕し、そのスラリーを更にスプレードライで乾燥させることで平均粒径0.3μmのガラス微粒子を得た。このガラス微粒子と水に分散させたアクリル樹脂に分散剤を添加してボールミルにて48h攪拌してスラリーを調製した。このときのスラリーに含まれるガラス微粒子は65.5質量%で、アクリル樹脂は13.5質量%とした。ドクターブレード法にて離型処理を施したPETフィルム上に厚み35μmにて成形、80℃にて一次乾燥させ、更に95度で二次乾燥を行いグリーンシートを得た。このグリーンシートを、50mm角に切り出し、3枚重ねて積層されたものを一次熱処理温度として1020℃で30min熱処理した。得られた処理物はX線回折法で確認したところ、主結晶相にLi1+x+yAlxTi2−xSiyP3−yO12(0≦x≦0.4、0<y≦0.6)であることが確認され、インピーダンス測定を行いイオン伝導度を求めたところ、3.1×10−4Scm-1であり、薄板状の固体電解質が得られたことが確認された。
前記フレーク状のガラスを1000℃で5h熱処理し、主結晶相がLi1+x+yAlxTi2−xSiyP3−yO12(0≦x≦0.4、0<y≦0.6)で、イオン伝導度が6.8×10−4Scm-1のフレーク状固体電解質を得た。得られたフレーク状固体電
解質をジェットミルと湿式ボールミルを用いて、平均粒径0.2μmの粉末状固体電解質を得た。得られた粉末状固体電解質と市販の平均5μmのLiCoO2を、重量比で粉末状固体電解質: LiCoO2=1:8となるようにボールミルで混合した。ここで得られた複合体と水に分散させたアクリル樹脂に分散剤を添加してボールミルにて48h攪拌してスラリーを調製した。このときのスラリーに含まれる複合体は63.4質量%で、アクリル樹脂は12.3質量%とした。ドクターブレード法にて前記薄板状の固体電解質上に厚み95μmにて成形、80℃にて一次乾燥させ、更に95℃で二次乾燥を行い、二次熱処理温度として800℃で熱処理した。これにより薄板状の固体電解質上に正極が形成された。
市販の平均7.5μmのLi4/3Ti5/3O4を、湿式ボールミルを用いて平均1.4μmまで粉砕し、前記粉末状固体電解質と重量比で粉末状固体電解質:Li4/3Ti5/3O4=1:5となるようにボールミルで混合した。ここで得られた複合体と水に分散させたアクリル樹脂に分散剤を添加してボールミルにて48h攪拌してスラリーを調製した。このときのスラリーに含まれる複合体は60.8質量%で、アクリル樹脂は14.8質量%とした。ドクターブレード法にて前記薄板状の固体電解質上に厚み90μmにて成形、80℃にて一次乾燥させ、更に95℃で二次乾燥を行い、三次熱処理温度として650℃で熱処理した。これにより薄板状の固体電解質上に負極が形成された。
上記で作製した積層体の正極側に、アルミペーストを塗布後、乾燥・焼成することで、正極集電体を作製した。負極側には銅ペーストを塗布し、乾燥・焼成させた。更に、正極側にアルミニウム箔を正極リードとして接続し、負極側に胴箔を負極リードとして接続し、内側を絶縁コートしたアルミ製のラミネートフィルムに封入し、リチウムイオン電池を作製した。作製した電池は、平均電圧2.5Vで放電し、充放電可能な電池であった。
正極の作製
実施例1で得られたLiCoO2を含むスラリーを離型処理を施したPETフィルム上にキャストし、80℃にて一次乾燥させ、更に95℃で二次乾燥を行い正極グリーンシートを得た。ここで得られた正極グリーンシートを2枚重ね、CIP(冷間等方加圧装置)を用いて196.1MPaで積層した。得られた正極グリーンシート積層体は、比重が1枚の正極グリーンシートの1.4倍であった。
実施例1で得られたLi4/3Ti5/3O4を含むスラリーを離型処理を施したPETフィルム上にキャストし、80℃にて一次乾燥させ、更に95℃で二次乾燥を行い負極グリーンシートを得た。ここで得られた負極グリーンシートを2枚重ね、CIP(冷間等方加圧装置)を用いて196.1MPaで積層し、負極グリーンシート積層体を得た。得られた負極グリーンシート積層体は、比重が1枚の正極グリーンシートの1.3倍であった。
実施例1で得られた薄板上固体電解質の片面にアセトンを噴霧し、前記正極グリーンシート積層体を接着させて40℃にて一次乾燥させ、更に60℃で二次乾燥を行い、二次熱処理温度として800℃で熱処理した。これにより固体電解質上に正極が形成された。次に、固体電解質の正極形成反対面にアセトンを噴霧し、前記負極グリーンシート積層体を接着させて40℃にて一次乾燥させ、更に60℃で二次乾燥を行い、三次熱処理温度として650℃で熱処理した。これにより固体電解質上に負極が形成された。ここで正極側に、アルミペーストを塗布後、乾燥・焼成することで、正極集電体を作製した。負極側には銅ペーストを塗布し、乾燥・焼成させた。更に、正極側にアルミニウム箔を正極リードとして接続し、負極側に胴箔を負極リードとして接続し、内側を絶縁コートしたアルミ製のラミネートフィルムに封入し、リチウムイオン電池を作製した。作製した電池は、平均電圧2.5Vで放電し、充放電可能な電池であった。
Claims (6)
- リチウムイオン伝導性を有する無機粉体及び熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体が含まれるグリーンシートを熱処理する温度を一次熱処理温度とし、この一次熱処理で得られる薄板状固体電解質の一方の主面に積層された、前記リチウムイオン伝導性を有する無機粉体及び電極活物質を含むグリーンシートを熱処理する温度を二次熱処理温度とし、この二次熱処理で得られる前記薄板状固体電解質上に電極が形成された固体電解質のもう片面に設けられた、前記リチウムイオン伝導性を有する無機粉体及び別の電極活物質を含むグリーンシートを熱処理する温度を三次熱処理温度とした場合、一次熱処理温度より二次熱処理温度のほうが低く、三次熱処理温度は二次熱処理温度と同じかそれよりも低いことを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
- 前記一次熱処理温度は1200℃以下であり、
前記二次熱処理温度および前記三次熱処理温度は前記一次熱処理温度より50℃以上低く、
前記薄板状固体電解質の体積はグリーンシート時の50容積%以上であり、
前記薄板状固体電解質の厚みは500μm以下であり、
前記リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体の平均粒径は3μm以下であり、最大粒径は15μm以下であることを特徴とする請求項1記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。 - リチウムイオン伝導性を有する無機粉体のイオン伝導度、もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体の熱処理後のイオン伝導度は25℃において1×10−4S・cm−1以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
- リチウムイオン伝導性を有する無機粉体もしくは熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体が含まれるグリーンシートの熱処理後のイオン伝導度は25℃において5×10−5S・cm−1以上であることを特徴とする請求項3記載のリチウムイオン電池の製造方法。
- 該リチウムイオン伝導性を有する無機粉体はLi1+x+zMx(Ge1−yTiy)2−xSizP3−zO12(但し、0≦x≦0.8、0≦y≦1.0、0≦z≦0.6、M=Al、Gaから選ばれる一つ以上)の結晶を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
- 該熱処理することでリチウムイオン伝導性を発現する無機粉体は
酸化物基準のmol%で、
Li2O 10〜25%、および
Al2O3および/またはGa2O3 0.5〜15%、および
TiO2および/またはGeO2 25〜50%、および
SiO2 0〜15%、および
P2O5 26〜40%
の各成分を含有する請求項1〜5のいずれかに記載のリチウム二次電池の製造方法。
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