JP5287021B2 - 建築用装飾レンガ、その製造方法及び建築用装飾レンガ壁面構造 - Google Patents

建築用装飾レンガ、その製造方法及び建築用装飾レンガ壁面構造 Download PDF

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Description

本発明は、建築物の外装材や内装材及び装飾材に用いることができる建築用装飾レンガと、その製造方法及び建築用装飾レンガ壁面構造に関するものである。
近年、建築物等の外観を個性的に演出することを目的として、壁面に透光性の建築用ガラスレンガが用いられている。この建築用ガラスレンガは、昼間は室内に仄かな明かり取りとして、夜間はライトアップ等により光る意匠壁面として使用される建築材料であり、建物の外壁や内壁、あるいはモニュメント等に広く使われている。また、このようなガラスレンガと一般的なセラミックス等の焼成レンガとを組み合わせた建築用景観ブロックが開発されてきている。
例えば、特許文献1では、耐力を負担しない帳壁用の有孔レンガブロックであって、背面側から正面側に光を通す貫通孔に光透過性物を嵌着した建築用景観ブロックが開示されている。また、特許文献2では、金属枠の内部にガラスを溶かして流し込み、冷却固化して金属枠とガラスを一体化した複合ガラスブロック体が開示されている。さらに、特許文献3では、建築用の透光ブロックとして、第1枠体と、これに嵌合する第2枠体と、これら両枠体間に挟持される板ガラス等の透光部材とからなるものが開示されている。また、特許文献4には、粘土及び/又ははい土を主成分とし、この主成分100重量部に対し、ガラス粉が20〜30重量部配合され、900〜1000℃の温度で焼成して得られる外周構造体の中空部に、ガラス粉に適量配合された発泡剤が加熱されて、発泡することによって得られる発泡ガラスからなる発泡体が充填されている軽量の焼成建材が開示されている。また、特許文献5には、建築用有孔ブロックの表裏面に貫通する空洞部に複数個の厚肉半透明ガラス片を充填材で固定する装飾構造体が開示されている。
特開2001−152601号公報 特開2001−182214号公報 特開2001−288844号公報 特開2006−321108号公報 特開2005−59567号公報
しかしながら、特許文献1による建築用景観ブロックは、有孔レンガブロックの貫通孔にガラスを接着するものであるため、接着位置を精度良く決めることが難しい、レンガ、ガラスのマスキングが必要になる、接着後の養生が必要になる等の作業が困難になり、仕上がりが良くなくコストが高いものになってしまう等の問題点がある。
また、特許文献2による金属枠とガラスの複合ガラスブロック体は、ガラスの流し込み時における高温時の金属枠の損傷や金属枠の変形に対する配慮が無い、また複合ガラスブロック体施工後の振動や温度変化による寸法変化に対するガラスの破損への配慮が無い等の問題点が指摘されるものである。
特許文献3による透光ブロックは、嵌合する第1枠体、第2枠体及びこれらに挟持される透光部材とからなるので、構成部材が多く、組立加工費用等により高価になる。そればかりでなく、透光部材に板ガラスを採用した場合には破損の問題も生じる。
特許文献4による焼成建材は、外周構造体の中空部に発泡体が充填されているもので、軽量化を図るとともに、優れた断熱性と遮音性を得ることを目的とし、特に中空構造による焼成建材の断熱性を改善することを主目的として発明がなされている。この発明によると中空部が意匠面にならない施工がなされるため、意匠的には過去からのものであり装飾効果が改善されているものではない。
特許文献5による装飾構造体は、建築用有孔ブロックの表裏面に貫通する空洞部に複数個の厚肉半透明ガラス片を充填材で固定するものであるため、1.枠体の空洞部の一端を覆う工程、2.枠体の空洞部の、残存させる空洞部に砂を詰める工程、3.砂の上にガラス片を配置する工程、4.ガラス片に充填材が付着したままにならないように、ガラス片の上面をフィルムで覆う工程、5.ガラス片の間隙に、ゲル状の充填材を充填する工程、6.充填材が固化したら、空洞部の一端の覆いを取り、空洞部に詰めた砂を取り除く工程、7.フィルムを取り除く工程等の少なくとも合計7工程を必要とし、非常に製造コストの高いものになってしまう。また複数個の厚肉半透明ガラス片を充填材で固定するため、均一な製品を製造することは不可能である等の問題点がある。
本発明は、枠の損傷、変形、ガラスの破損等の上記従来の問題を解決したガラス焼結体による透光窓を有する建築用装飾レンガと、その製造方法及び建築用装飾レンガ壁面構造を提供することを技術課題とする。
上記技術的課題を解決するためになされた本発明の建築用装飾レンガは、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなり、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介して貫通孔部内壁面に融着固定されてなることを特徴とする。
本発明の建築用装飾レンガで、有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、貫通孔部内壁面に融着固定されて該貫通孔部を封じてなるとは、例えば一般的なセラミックス等の焼結レンガよりなる耐力を負担しない帳壁用の有孔ブロックの貫通孔部内に、透光性のガラス小体を充填して800〜1000℃に加熱することで、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が6.0×10−6/K以下のガラス焼結体を形成すると同時に、透光性のガラス焼結体が融着して焼結レンガと一体化することで固定されていることを意味している。このような本発明の建築用装飾レンガは、その製造コストを抑えることが可能となり、安価に市場に提供することができる。有孔レンガブロックは、1000℃に加熱された際に、実質的に変形を起こさない、例えば1200℃以上の高温焼成されたレンガ材質からなるものであることが、寸法を維持するうえで重要である。ここで、1000℃に加熱された際に実質的に変形を起こさないとは、1000℃の高温状態で応力がかかった場合には、クリープ変形を起こすようなものであってもよく、ガラス焼結体を形成する焼成の工程で、許容範囲内の僅かな寸法の収縮変形を起こすものであってもよいことを意味している。
また、本発明の建築用装飾レンガは、建築用帳壁有孔レンガブロックの貫通孔部の内壁面に、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介してガラス焼結体が貫通孔部内に固定されているとは、例えばアルミナ、ジルコン等の耐火性材料が緩衝層として機能し、これを介在させることでガラス焼結体の破損対策となるので好ましい。
また、本発明の建築用装飾レンガは、ガラス焼結体に、着色剤を含むものであると、装飾レンガのガラス焼結体からなる透光部の装飾効果を向上させることができるので好ましい。
本発明でガラス焼結体に使用する着色剤としては、ZrSiO、Co、MoO、Er、CeO、NiO、TiO、FeO及びFeの群のうち、1以上を含むものであることが好ましい。本発明でガラス焼結体が、ガラスに溶解するZrSiO、Co、MoO、Er、CeO、NiO、TiO、FeO及びFeの群のうち、1以上含む着色剤により、着色されてなるものであることが、ガラス焼結体を形成する際のガラスの流動性を阻害しない点で好ましいが、ZrSiOなどのピグメントでも1質量%までならば着色剤として使用することができる。この着色剤がZrSiO4の場合、乳白色を呈し、Coの場合、青色を呈し、MoOの場合、乳白色を呈し、Erの場合、桃色を呈し、CeOの場合、桃色を呈し、NiOの場合、黄土色を呈し、TiOの場合、黄色を呈し、FeOの場合、黒色を呈し、Feの場合、赤褐色を呈するものになる。また、これらの着色剤を組み合わせることで、様々な色調を呈する焼結ガラス小体を得ることができる。さらに、他の酸化物着色剤と組み合わせて用いると、多くの彩色が可能となる。
また、本発明の建築用装飾レンガは、ガラス焼結体が、発光材を含むものであると、発光材として蛍光材や蓄光材等を含むことで、多彩な光の演出が可能になりさらに好ましい。
本発明で発光材としては、例えば、1000℃を超える焼成温度でも発光性を失わなければ使用可能であり、SrAlにEu2+、Dy3+をドープした蓄光材や、ZnSにCu、Al3+をドープした蛍光材等が適している。また、本発明で、発光材を封じたガラス小体とすると、発光材とガラス片とが焼結された後、破砕されるなどして発光材が融着されたガラス小体内に密封されたもの、または発光材が融着されたガラス小体に付着して部分的に埋設されたもの等のガラス小体を意味している。このような発光材を封じたガラス小体を使用した場合には、ガラス小体に発光性物質を直接分散させて作製したものとは、外観が異なり、建築用装飾レンガのガラス焼結体の意匠面に、奥行き感を有する模様が観察される状態となる。
また、本発明では、発光材が、蓄光材を含むものであることを特徴とするものである。発光材として、特に蓄光材を使用する場合、蓄光材は、焼成時に外気により酸化すると発光能力が低下し、かつ、焼成後においても外気との酸化や水分による接触により、発光能力が低下する。そこで、本発明で、予め発光材を透光性ガラスで覆って酸化を抑制した、すなわち発光材を封じたガラス小体を使用すると、焼成後のガラス焼結体に半永久的に安定した発光が可能となる。そのため、ガラス焼結体の外面に発光材を封じたガラス小体を配置しても、発光材を均一に分散させた従来のものに比べて、表面の発光能力が低下するようなことは殆ど起こらない。
本発明でガラス焼結体としては、焼成後に、波長400〜700nmの範囲において、肉厚7mmでの平均透過率が15〜85%となる透光性のガラス小体から作製すると、内部で光が散乱し、意匠面からは目にやさしい散乱光が放射されることになるため好ましい。即ち、波長400〜700nmの範囲において、ガラス焼結体の肉厚7mmでの平均透過率が15%より低いと、光源からの光がほとんど透過しないため、暗所における意匠面としては殆ど目立たないものとなり、例えば、誘導灯、歩道灯、足元灯等の機能を果たしにくいものとなる。一方、平均透過率が85%を超えると、施工した際に内側の構造材が透けて見え、あるいは光源からの光が直接目に入るものとなり、好ましくない。
また、本発明でガラス焼結体の意匠面が凹凸状であると、正反射率が2%以下であると、柔らかな光が放射され目にやさしいため好ましい。また、壁以外の用途になるが、雨で濡れた場合でも滑りにくいものとなる。
また、本発明でガラス焼結体は、ガラスの熱膨張係数が60×10−7/K以下であることが長期間に亘って強度を維持する上で重要である。また、ガラスが、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、アルミノケイ酸ガラスおよびアルミノホウケイ酸ガラスからなる群より選択される一種または二種以上のガラスからなるものであり、熱衝撃に強く、耐薬品性に優れているため、熱処理工程における冷却時の熱衝撃や、激しい気候変化による寒暖差に起因する熱衝撃でも破損することがなく、耐候性に優れている点で、B−SiO系、Al−SiO系あるいはB−Al−SiO系のガラスからなることが好ましい。
また、本発明でガラス焼結体は、ガラスに10〜1012個/kgの気泡を有していると、波長400〜700nmの範囲において、肉厚7mmでの平均透過率が15〜85%になるため好ましい。すなわち、ガラス焼結体の気泡が、光入射面からガラス焼結体に入射した光を反射あるいは散乱するため、気泡の量によって平均透過率を調整できるからである。また、本発明でガラス焼結体が、1kgあたり10〜1012個の気泡を含有するものであると透光不透視となるため、透光性を有しながら人物や物体を明瞭に視認することができないという、いわゆるプライバシー保護性が得られやすいとともに、背面側に光源を設置した場合、光源からの光がガラス焼結体の気泡によって散乱されて、意匠面側からあたかもガラス焼結体自体が発光しているように見えるため意匠的に好ましい。気泡の数が1kgあたり100個よりも少ないガラスからなると上記した効果が得られにくく、1kgあたり1012個よりも多いガラスからなると、肉厚7mmでの可視光線の平均透過率が15%よりも低くなりやすいとともに機械的強度が損なわれやすい。なお、気泡とは0.01mm以上の直径を有するものを指す。
また、本発明でガラス焼結体は、波長400〜700nmの範囲において、肉厚7mmでの平均透過率が15〜85%になれば、分相していても構わない。なお、平均透過率の好ましい範囲は30〜80%、さらに好ましくは40〜65%である。また、本発明で、平均透過率とは直線光による透過率を意味しており、積分球を使用して計測する散乱光を含む透過率とは異なるものである。
また、本発明の建築用装飾レンガの製造方法は、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラスを用いた複数個のガラス小体と、該ガラス小体に対して0.01〜3質量%のバインダーを添加した混合物を混合攪拌して複数個のバインダー付ガラス小体を作製する混合工程と、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなる有孔レンガブロックの貫通孔部内の壁面に耐火性緩衝材を配置する緩衝層形成工程と、該有孔レンガブロックの貫通孔部内に前記バインダー付ガラス小体を集積して透光ガラス集積層を形成する集積工程と、該透光ガラス集積層を形成した有孔レンガブロックを焼成することにより、貫通孔部内に肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であるガラス焼結体を形成すると共に有孔レンガブロックに融着固定させる焼成工程とを有することを特徴とする。
本発明の建築用装飾レンガの製造方法で混合工程としては、複数個のガラス小体と、該ガラス小体に対して0.01〜3質量%のバインダーを添加した混合物を、ミキサー等を用いて混合攪拌して、複数個のガラス小体を作製することを意味している。この混合工程の際に使用するバインダーとしては、ポリビニルアルコール(Poly−Vinyl Alcohol:PVA)等が使用可能であり、その添加量としては、ガラス小体に対して0.01〜3質量%が適量である。一方、ガラス小体に対するバインダーの添加量が0.01質量%未満であると、ガラス小体への付着が不十分になってムラとなり、他方、3質量%を超えるとガラス小体がべたついて製造作業性が悪化する。本発明でバインダーの添加量としてはガラス小体に対して0.01〜3質量%であることが重要である。
本発明の製造方法で緩衝層形成工程としては、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなる有孔レンガブロックの貫通孔部内の壁面に、アルミナ材、ジルコン材等の耐火性緩衝材を配置するものであればよく、緩衝効果によりガラス焼結体の割れ等の破損を防止し、かつガラス焼結体が容易に抜き出せない厚さであることが好ましい。
本発明の製造方法で集積工程としては、バインダー付ガラス小体を有孔レンガブロックの緩衝層を形成した貫通孔部内に集積して透光ガラス集積層を形成するものであればよく、透光ガラス集積層は、ガラス焼結体が所望の透光性となる厚さとなるものであり、装飾材を含んでいてもよい。
本発明の製造方法で焼成工程としては、透光ガラス集積層を形成した有孔レンガブロックを焼成することにより貫通孔部内にガラス焼結体を形成すると共に有孔レンガブロックと融着させて固定することで一体化させるものであり、焼成する温度としては700〜1100℃、好ましくは800〜1000℃で熱処理するものである。熱処理温度が700℃より低いと、ガラスの軟化流動が充分に行われず、機械的強度が低くなり、1100℃を超えると、ガラス焼結体の気泡が少なくなり、可視光の透過率が高くなって、施工時に構造材が透けて見え、また、ガラス小体と離型材との反応性が高くなり、ガラス小体と耐火性容器とが融着しやすくなるため好ましくない。
また、本発明の製造方法は、ガラスがリボイルする温度範囲内で熱処理すると、ガラス小体の間隙が残存することによって生じる気泡に加えて、リボイルによりガラス焼結体の内部に新たに気泡が生成されるため好ましい。ガラス内部に溶存していたガスが気泡となってリボイルの現れ始める温度は、ガラスの軟化点よりも約50℃高い温度である。熱処理温度をさらに上昇させると、それに伴い、ガラス内部での気泡の生成がさらに活発になるが、ガラスの粘度も低下するため、生成した気泡は、次第に大きくなり、浮上してガラスの外部に放出されてしまう。ここでは、ガラスがリボイルする温度範囲とは、ガラス内部に溶存していたガスが気泡となって現れ始めてからガラスの外部に放出されてしまうまでの温度範囲を指し、例えば、B−SiO系ガラスでは、約800〜1000℃となる。
また、本発明の建築用装飾レンガの製造方法は、混合工程が、ガラス小体に対して0.01〜0.2質量%の着色剤を添加した混合物を混合攪拌するものであることが好ましい。着色剤の添加量が、ガラス小体に対して0.01質量%未満であると、ガラス小体への着色剤の付着が不十分になって色合いムラとなり、十分な発色をさせることができない。一方、0.2質量%を超えると発色効果とコストが経済的でない。
本発明に係る建築用装飾レンガ壁面構造は、複数の建築用レンガと該建築用レンガの相互間に配設される固定材、補強筋及び目地材とを備える建築用装飾レンガ壁面構造であって、前記建築用レンガの少なくとも一つが、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介して貫通孔部内壁面に融着固定されてなる建築用装飾レンガであること特徴とする。
本発明の建築用装飾レンガ壁面構造は、壁面を構成する複数の建築用レンガの少なくとも一個以上が、上記本発明の建築用装飾レンガであり、これらの建築用レンガ、固定材、補強筋及び目地材により壁面が形成されてなるものであることを意味している。また、建築用装飾レンガを複数個使用して、意匠面に変化を持たせてもよく、模様を形成してもよい。さらに、上記(請求項1に記載)の建築用装飾レンガのみならず、他(請求項2〜に記載)の建築用装飾レンガを用いてもよい。
本発明で使用する固定材としては、セメントモルタル、樹脂モルタル等が使用可能であり、材料費及び施工性の点で、セメントモルタルが好ましい。
本発明で使用する補強筋としては、壁面を構成する複数の建築用レンガ及び上記本発明の建築用装飾レンガの間に配設可能な寸法形状を有している鉄筋、防錆メッキされた鉄筋、ステンレス鋼等が使用可能である。
本発明で使用する目地材としては、現地で建築物に施工する際に使用する無定型のものや、予め工場で建築用装飾レンガを用いたパネルに組み立てる際に使用する定形の加工品等が採用可能である。例えば、化粧目地材としてシリコーン系シーリング材、防水剤混入等のモルタル目地が使用可能であり、他部分とのデザイン上の連続性の点で、モルタル目地が好ましい。
本発明に係る建築用装飾レンガは、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなり、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、融着固定されて該貫通孔部を封じてなるので、所望の透光部を有する安価な装飾レンガを提供することができる。
また、本発明の建築用装飾レンガは、有孔レンガブロックの貫通孔部内の壁面に、厚みが10〜50μmのアルミナ材やジルコン材等の耐火性緩衝層を介してガラス焼結体が貫通孔部内に固定されているので、長期にわたってガラス焼結体が破損せず、建築として長く使用することができる。
また、本発明の建築用装飾レンガは、ガラス焼結体が、着色剤を含むものであり、好ましくは着色剤が、ZrSiO、Co、MoO、Er、CeO、NiO、TiO、FeO及びFeの群のうち1以上を含むものであるので、色彩により意匠的に優れたものが提供できる。
また、本発明の建築用装飾レンガは、ガラス焼結体が、発光材を含むものであるので、光の演出に優れた意匠を有する装飾レンガを提供することができる。
本発明の建築用装飾レンガの製造方法は、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラスを用いた複数個のガラス小体と、該ガラス小体に対して0.01〜3質量%のバインダーを添加した混合物を混合攪拌して複数個のバインダー付ガラス小体を作製する混合工程と、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなる有孔レンガブロックの貫通孔部内の壁面に耐火性緩衝材を配置する緩衝層形成工程と、該有孔レンガブロックの貫通孔部内に前記バインダー付ガラス小体を集積して透光ガラス集積層を形成する集積工程と、該透光ガラス集積層を形成した有孔レンガブロックを焼成することにより、貫通孔部内に肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であるガラス焼結体を形成すると共に有孔レンガブロックに融着固定させる焼成工程とを有するので、上記本発明に係る建築用装飾レンガを高品質で効率よく製造することができる。
また、本発明の建築用装飾レンガの製造方法は、混合工程が、ガラス小体に対して0.01〜0.2質量%の着色剤を添加した混合物を混合攪拌するものであるので、発色効果とコストバランスに優れた経済的な建築用装飾レンガを提供することができる。
本発明に係る建築用装飾レンガ壁面構造は、複数の建築用レンガと該建築用レンガの相互間に配設される固定材、補強筋及び目地材とを備える建築用装飾レンガ壁面構造であって、前記建築用レンガの少なくとも一つが、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介して貫通孔部内壁面に融着固定されてなる建築用装飾レンガであるので、所望の壁面位置に安価な上記本発明の装飾レンガの透光部を有する意匠性に優れた壁面を提供することができる。
以下、本発明の建築用装飾レンガ、その製造方法及び建築用装飾レンガ壁面構造の実施形態について、図を参照して説明する。
図1(A)は、本実施例の建築用装飾レンガ1の写真を示し、図1(B)は帳壁用の有孔レンガブロック2の写真を示す。本実施例の建築用装飾レンガ1は、の建築用で耐力を負担しない帳壁用の有孔レンガブロック2のみと対比して、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさないシリカを主成分とするせっ器質で釉薬がかかっていない熱膨張係数が65×10−7/Kの焼成レンガ材質からなり、貫通孔部2aを有する有孔レンガブロック2と、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が30%であり、熱膨張係数が55×10−7/Kのガラス焼結体3とを有し、ガラス焼結体3が貫通孔部2a内に融着固定されて貫通孔部2aを封じてなるものである。この建築用装飾レンガ1は、透光性のガラス焼結体3と有孔レンガブロック2との熱膨張係数差は11×10−7/Kと小さく、これらの部材間で温度変化により発生する応力も小さいものであり、耐候性に優れている。
本実施例の建築用装飾レンガ1を製造する場合、まず、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなり、意匠面が90×90mm、モルタルと接する側面の奥行き寸法が100mm、孔開き寸法が47×47mmの有孔レンガブロック2の貫通孔部2aを上下方向に向け、厚み約1mmのアルミナシートを敷いた加熱炉の棚にセットする。この貫通孔部2aに20mm厚に重ねたアルミナシートを挿入し、その後、有孔レンガ2の貫通孔部2aに質量%で、SiO 70.2%、Al 5.4%、B 13.5%、CaO 0.5%、BaO 1.5%、NaO 6.7%、KO 2.2%の組成を有する最大30mmの薄片状のガラス小体を130g充填して、透光ガラス集積層を形成する。この際、20mm厚に重ねたアルミナシートを挿入するのは、意匠面から20mm下がったところにガラス小体の表面が位置させることにより、ガラス焼結体3の表面を貫通孔部2aの内部に位置させることで意匠性を良くすることを目的とした。次いで、透光ガラス集積層を形成した有孔レンガブロック2を収容した加熱炉の最高温度950℃を4時間保持した後、徐々に温度を下げ、透光ガラス集積層を焼結させて有孔レンガブロック2の貫通孔部2aにガラス焼結体3を融着固定した。こうしてガラス焼結体3の厚みは約25mmとなり、内部に気泡を約5×10個/kgの割合で有していた。
本発明の実施例2の建築用装飾レンガ11は、図2に示すように、貫通孔部12aを有する有孔レンガブロック12と、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が28%であり、熱膨張係数が55×10−7/Kのガラス焼結体13とを有し、貫通孔部12a内に厚みが約40μmのアルミナシートからなる耐火性緩衝層14を介して多数のガラス小体が融着一体化されたガラス焼結体13が融着固定されて貫通孔部12aを封じてなるものである。ガラス焼結体13には、着色剤として、ZrSiOを0.05質量%含んでおり、かつ、発光材として、蓄光材のSrAlを0.2質量%含むものである。
本実施例2の建築用装飾レンガ11を製造する場合、まず、意匠面が90×90mm、モルタルと接する側面の奥行き寸法が100mm、孔開き寸法が47×47mmの有孔レンガ12の貫通孔部12aを上下方向に向け、厚み約1mmのアルミナシートを敷いた加熱炉の棚にセットする。次いで、有孔レンガブロック12の貫通孔部12a内の壁面に耐火性緩衝材としてアルミナシートを配置することにより耐火性緩衝層14を形成する。この貫通孔部12a内に20mm厚に重ねたアルミナシートを挿入し、その後、有孔レンガ12の貫通孔部12a内に質量%で、SiO 70.2%、Al 5.4%、B 13.5%、CaO 0.5%、BaO 1.5%、NaO 6.7%、KO 2.2%の組成を有する最大30mmの薄片状のガラス小体にZrSiOを0.05%添加したものを130g充填し、透光ガラス集積層を形成する。加熱炉を、最高温度950℃で4時間保持した後、徐々に温度を下げ、ガラス焼結体13を有孔レンガ12の貫通孔部12a内に融着固定される。この時のガラス焼結体13の肉厚は約25mmとなり、内部に気泡を約5×10個/kgの割合で有しているため、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が30%のガラス焼結体となる。また、このガラスは、30〜380℃における平均熱膨張係数が55×10−7/Kであり、熱衝撃に強く、かつ耐薬品性に優れている。
次ぎに、本発明の建築用装飾レンガを使用した壁面構造について説明する。図3に示すように、建築用装飾レンガ壁面20は、複数の建築用有孔レンガブロック2と、建築用有孔レンガブロック2の相互間に配設される固定材、補強筋(図示省略)及び化粧目地材21を備える帳壁用の有孔レンガブロック壁面である。これら複数の建築用有孔レンガブロック2の要所の複数箇所に建築用装飾レンガ1を千鳥配置してなるものである。この建築用装飾レンガ壁面20は、建築用装飾レンガ1の貫通孔部2a内に融着固定されガラス焼結体3からの透光により、意匠として優れたものであり、また自由な配列も可能となり優れた空間の演出が可能である。
上記のガラス焼結体の気泡量は、作製したガラス塊を約30×30×10mmに切断し、その質量を測定し、次いで、その中に存在する気泡数をカウントし、単位質量当たりの個数に換算して求めた。
また、ガラス焼結体の30〜380℃における平均熱膨張係数は、株式会社リガク製の熱機械分析装置(Bruker AXS社製ディラトメータ)にて測定した。波長400〜700nmの範囲における、肉厚7mmでの平均透過率は、光学研磨された20×20×7mmの試料を作製し、株式会社島津製作所製の分光光度計(UV2500PC)で測定した。
本発明は、ガラス焼結体を採用した建築用装飾レンガ以外にも、陶器、セラミックスその他の透明材からなる焼結体を用いた建築用装飾レンガにも適用可能である。
本発明の建築用装飾レンガの説明写真であって、(A)は建築用装飾レンガの写真、(B)帳壁用の有孔レンガブロックの写真。 本発明の他の建築用装飾レンガの説明であって、(A)は横断面図、(B)は縦断面図。 本発明の建築用装飾レンガを使用した壁面の説明図。
符号の説明
1、11 建築用装飾レンガ
2、12 建築用帳壁有孔レンガブロック
2a、12a 貫通孔部
2b、12b 内壁面
3、13 ガラス焼結体
14 耐火性緩衝層
20 建築用装飾レンガを使用した壁面

Claims (8)

  1. 1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなり、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、
    前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介して貫通孔部内壁面に融着固定されてなること特徴とする建築用装飾レンガ。
  2. ガラス焼結体が、着色剤を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の建築用装飾レンガ。
  3. 着色剤が、ZrSiO、Co、MoO、Er、CeO、NiO、TiO、FeO及びFeの群のうち1以上を含むものであることを特徴とする請求項に記載の建築用装飾レンガ。
  4. ガラス焼結体が、発光材を含むものであることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の建築用装飾レンガ。
  5. 発光材が、蓄光材を含むものであることを特徴とする請求項に記載の建築用装飾レンガ。
  6. 熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラスを用いた複数個のガラス小体と、該ガラス小体に対して0.01〜3質量%のバインダーを添加した混合物を混合攪拌して複数個のバインダー付ガラス小体を作製する混合工程と、1000℃の高温下で実質的に変形を起こさない焼成レンガ材質からなる有孔レンガブロックの貫通孔部内の壁面に耐火性緩衝材を配置する緩衝層形成工程と、該有孔レンガブロックの貫通孔部内に前記バインダー付ガラス小体を集積して透光ガラス集積層を形成する集積工程と、該透光ガラス集積層を形成した有孔レンガブロックを焼成することにより、貫通孔部内に肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であるガラス焼結体を形成すると共に有孔レンガブロックに融着固定させる焼成工程とを有することを特徴とする建築用装飾レンガの製造方法。
  7. 混合工程が、ガラス小体に対して0.01〜0.2質量%の着色剤を添加した混合物を混合攪拌するものであることを特徴とする請求項に記載の建築用装飾レンガの製造方法。
  8. 複数の建築用レンガと該建築用レンガの相互間に配設される固定材、補強筋及び目地材とを備える建築用装飾レンガ壁面構造であって、
    前記建築用レンガの少なくとも一つが、貫通孔部を有する有孔レンガブロックと、該貫通孔部内に配置され、肉厚が7mmでの波長400〜700nmの範囲における平均透過率が15〜85%であり、熱膨張係数が60×10−7/K以下のガラス焼結体とを有し、前記有孔レンガブロックの貫通孔部内に配置された前記ガラス焼結体が、厚みが10〜50μmの耐火性緩衝層を介して貫通孔部内壁面に融着固定されてなる建築用装飾レンガであること特徴とする建築用装飾レンガ壁面構造。
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