JP5286758B2 - 段差解消機 - Google Patents

段差解消機 Download PDF

Info

Publication number
JP5286758B2
JP5286758B2 JP2007310546A JP2007310546A JP5286758B2 JP 5286758 B2 JP5286758 B2 JP 5286758B2 JP 2007310546 A JP2007310546 A JP 2007310546A JP 2007310546 A JP2007310546 A JP 2007310546A JP 5286758 B2 JP5286758 B2 JP 5286758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
platform
entrance
closed position
wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007310546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009132508A (ja
Inventor
武司 樹神
春雄 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2007310546A priority Critical patent/JP5286758B2/ja
Publication of JP2009132508A publication Critical patent/JP2009132508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5286758B2 publication Critical patent/JP5286758B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車椅子使用者が車椅子に着座した状態で搭乗できるプラットホームと、そのプラットホームを昇降させる昇降機構とを備え、車椅子使用者が車椅子で低い床面と高い床面間の段差部分を移動できるようにした段差解消機に関する。
上記した段差解消機に関する技術が特許文献1に示されている。
この段差解消機は、図10に示すように、前後方向に長い角形のプラットホーム102を備えており、そのプラットホーム102の前端側と後端側とがスロープ104を備える乗降口となっている。前記プラットホーム102には左右両側に柵105が設けられている。そして、右側の柵105には、前後の乗降口を開閉する遮断棒108を上下回動可能に支持する支持機構107が装着されている。即ち、遮断棒108が、図10に示すように、倒伏して乗降口を横断した状態でその乗降口が閉じられ、二点鎖線で示すように、遮断棒108が上方に回動して起立した状態で前記乗降口が開かれる。ここで、左側の柵105の上部には乗降口を横断した遮断棒108の先端が掛けられる受け材109が取付けられている。
そして、前記乗降口が開かれた状態で、車椅子使用者が車椅子でプラットホーム102に乗り込むことが可能となる。
特開2005−119768号
上記した段差解消機では、遮断棒108を倒伏状態から上方に回動させて起立させ、プラットホーム102の乗降口を開く構成である。このため、例えば、介助者が遮断棒108を上方に回動させる際に誤って遮断棒108から手を離すと、その遮断棒108が自重で倒伏位置まで倒れ、好ましくない。
この点を改善するため、前記遮断棒108、あるいは扉等を水平方向に回動させてプラットホーム102の乗降口を開閉する構成が考えられる。しかし、この構成では、遮断棒108や扉等の開閉スペースを広く必要とするため、段差解消機の設置場所が限られるという問題がある。この問題を解決するため、扉等を2分割して観音開き状に構成することが考えられるが、このようにすると、扉等の回動自由端側を支える前記受け材109等を採用できなくなるため、両扉を開位置、あるいは閉位置に確実に保持することが難しくなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、扉の開閉スペースを広く必要としない構成で、前記扉を閉位置、開位置で確実に保持できるようにするとともに、扉の開閉途中に誤って扉から手を離しても前記扉が意図しない動きをしないようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、車椅子使用者が車椅子に着座した状態で搭乗できるプラットホームと、そのプラットホームを昇降させる昇降機構とを備え、車椅子使用者が車椅子で低い床面と高い床面間の段差部分を移動できるようにした段差解消機であって、前記プラットホームの周囲には、低い床面とプラットホームとの間を行き来するための第1乗降口と、高い床面とプラットホームとの間を行き来するための第2乗降口と、両乗降口を除く部分を囲う柵とが設けられ、前記第1乗降口の左右両側には、前記柵の一部を構成する又は前記柵とは別体の支柱が立設されて、各々の支柱にヒンジ機構により水平回動可能、かつ、一定寸法だけ上下動可能な状態で左右一対の扉が装着されており、前記各々の支柱には、自己に装着された前記扉を前記第1乗降口の開位置、あるいは閉位置に保持する扉保持部材が設けられており、前記扉保持部材は、前記支柱に固定的に設けられて、前記扉を、前記第1乗降口の開位置において所定高さ位置から下方に移動させることで、前記扉と嵌合して水平回動を禁止する開位置用受け部と、前記支柱に固定的に設けられて、前記扉を、前記第1乗降口の閉位置において所定高さ位置から下方に移動させることで、前記扉と嵌合して水平回動を禁止する閉位置用受け部とを有しており、前記扉と前記開位置用受け部との嵌合、及び、前記扉と前記閉位置用受け部との嵌合は、前記扉を所定高さ位置まで、前記支柱に沿って引き上げることで解除されることを特徴とする。
本発明によると、プラットホームの乗降口は、左右一対の扉により開閉される構成のため、一枚の扉により開閉される場合と比較して扉の開閉に必要なスペースを小さくできる。また、左右一対の扉は、各々の支柱に水平回動可能な状態で装着されている。このため、例えば、扉の開閉時に誤って扉から手を離しても前記扉が意図しない動きをすることがない。
さらに、各々の支柱には、自己に装着された扉を開位置に保持する扉保持部材の開位置用受け部と、閉位置に保持する扉保持部材の閉位置用受け部とが設けられているため、反対側の支柱を利用することなく扉を保持することができる。すなわち、両支柱間の間隔より短い幅の扉を保持することができる。
また、扉を開位置、あるいは閉位置まで回動させることで、その扉を確実に扉保持部材の開位置用受け部、あるいは閉位置用受け部と嵌合させ、扉の水平回動を禁止することができる。さらに、扉保持部材が支柱に固定的に装着されており、かつ扉の扉保持部材への嵌合部も扉に対して固定的な部分とすることができるため、強固に扉を保持できる。
請求項の発明によると、扉が前記第1乗降口の閉位置で扉保持部材の閉位置用受け部と嵌合しているときに、その扉の下端位置が、前記プラットホームに車椅子で搭乗している車椅子使用者の膝よりも低い位置に配置され、前記扉の上端位置が前記柵の上端位置と略等しい高さ位置となることを特徴とする。
このため、プラットホームの昇降途中で車椅子が誤って扉側に動いた場合でも、車椅子使用者の膝が扉に当たるため、車椅子のそれ以上の移動を阻止することができる。
請求項の発明によると、前記扉が前記第1乗降口の閉位置において扉保持部材の閉位置用受け部と嵌合していることを検知する検知手段と、この検知時のみ前記昇降機構の動作を許容する制御手段とを備えることを特徴とする。
このため、扉が閉位置にあることを検知手段により電気的に検出できるようになり、制御手段により扉が閉位置にあるときのみプラットホームの昇降機構を動作させることができる。
請求項の発明によると、扉は、プラットホームに搭乗する際、車椅子使用者が手摺として把持することができる手摺部を備えていることを特徴とする。
このため、プラットホームへの搭乗が容易になる。
本発明によると、扉の開閉スペースを広く必要としない構成で、前記扉を閉位置、開位置で確実に保持できる。また、扉の開閉途中に誤って扉から手を離しても前記扉が意図しない動きをすることがない。
以下、図1〜図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る段差解消機の説明を行なう。図1は本実施形態に係る段差解消機の使用状態を表す斜視図であり、図2は前記段差解消機の前方から見た全体斜視図、図3は段差解消機の昇降機構等を表す斜視図である。また、図4から図9は、段差解消機における扉のヒンジ機構等を表す側面図、平面図及び斜視図等である。
なお、図中の前後左右及び上下は、段差解消機における前後左右及び上下に対応している。
<段差解消機10の全体構成について>
本実施形態に係る段差解消機10は、図1に示すように、車椅子使用者が車椅子Kで低い床面FLと高い床面FHとの間の段差部分を移動できるようにする機械である。前記段差解消機10は、車椅子使用者が車椅子Kに着座して乗り込むことができる水平なプラットホーム20と、前記プラットホーム20上の柵23、前記柵23の開閉装置(扉40、ヒンジ機構50、扉保持部材、位置検出スイッチ57等)と、前記プラットホーム20を昇降させる昇降機構30(図3参照)と、プラットホーム20が下限位置にあるときに使用されるスロープ4とから構成されている。
プラットホーム20は、前後に長い角形に形成されており、図1に示すように、その四隅の位置に角筒状の支柱12が立設されている。そして、プラットホーム20の後端左右の支柱12間、及び前端右側と後端右側の支柱12間に上下二段の柵23が設けられている。また、プラットホーム20には、前端左右の支柱12間に低い床面FLとの間を行き来するための第1乗降口22a、前端左側と後端左側の支柱12間に高い床面FHとの間を行き来するための第2乗降口22bが設けられている。
なお、段差解消機10の設置場所に応じて、図2に示すように、第1、第2乗降口22a,22bをプラットホーム20の前端位置、後端位置に設けることも可能である。また、第1、第2乗降口22a,22bを前後逆に設けることも可能であるし、第2乗降口22bを左端位置に設けることも可能である。
昇降機構30は、図3(A)に示すように、角枠状ベース30bと左右一対のXリンク31とを備えている。角枠状ベース30bは、下限位置まで下降したプラットホーム20の内側に収納されるように、そのプラットホーム20より一回り小さく形成されている。Xリンク31は、長板状の第1リンクアーム33と、同じく長板状の第2リンクアーム34とを互いの中央位置で連結軸32により回動自在に連結したもので、角枠状ベース30bとプラットホーム20との間に設置されている。
そして、左右の第2リンクアーム34の後端部が角枠ベース30bの後端部にそれぞれ上下回動可能な状態で連結され、左右の第1リンクアーム33の後端部がプラットホーム20の下面後端部にそれぞれ上下回動可能な状態で連結されている。また、左右の第1リンクアーム33の前端部と、左右の第2リンクアーム34の前端部とにはローラ(図示省略)が設けられており、左右の第1リンクアーム33のローラが角枠ベース30bの左右両側に設けられた前後ガイドレール30rに嵌め込まれている。また、左右の第2リンクアーム34のローラがプラットホーム20の下面に形成された前後ガイドレール(図示省略)に嵌め込まれている。
上記構成により、左右の第1リンクアーム33のローラが角枠ベース30bの左右の前後ガイドレール30rに沿って後退し、左右の第2リンクアーム34のローラがプラットホーム20の左右の前後ガイドレールに沿って後退することで、左右の第1リンクアーム33、第2リンクアーム34は連結軸32を中心に起立方向に回動する。即ち、左右のXリンク31は起立方向に動作し、前記プラットホーム20が上昇する。
逆に、左右の第1リンクアーム33のローラが角枠ベース30bの左右の前後ガイドレール30rに沿って前進し、左右の第2リンクアーム34のローラがプラットホーム20の左右の前後ガイドレールに沿って前進することで、左右の第1リンクアーム33、第2リンクアーム34は連結軸32を中心に折畳み方向に回動する。即ち、左右のXリンク31は折畳み方向に動作し、前記プラットホーム20が下降する。
Xリンク31の連結軸32には、Xリンク31を起立方向、あるいは折畳み方向に動作させる駆動部36が設けられている。駆動部36は、第2リンクアーム34の下側カム面34cと第1リンクアーム33の上側カム面33c間に挟まれる昇降ローラ36xと、その昇降ローラ36xを水平移動させるボールネジ&ナット機構36yとを備えている。そして、ボールネジ&ナット機構36yにより昇降ローラ36xを連結軸32から水平に離隔させることで、昇降ローラ36xが両カム面33c,34cの先端方向に移動する。これにより、第1リンクアーム33と第2リンクアーム34との成す角が小さくなり、Xリンク31は折畳み方向に動作する。この結果、プラットホーム20が下降するようになる。
また、ボールネジ&ナット機構36yにより昇降ローラ36xを連結軸32に水平に接近させることにより、昇降ローラ36xが両カム面33c,34cの基端部方向に移動する。これにより、第1リンクアーム33と第2リンクアーム34との成す角が大きくなり、Xリンク31は起立方向に動作する。この結果、プラットホーム20が上昇するようになる。
なお、昇降機構30の回りは、図1に示すように、上下方向に変形自在なカバー30cによって覆われている。
図3(A)〜(C)に示すように、プラットホーム20の前側の第1乗降口22aには、車椅子ストッパ28が設けられている。車椅子ストッパ28は、プラットホーム20の前端に沿って左右方向に延びる帯状の板材であり、プラットホーム20の前端位置にヒンジ28hを介して上下回動可能な状態で取付けられている。さらに、車椅子ストッパ28とプラットホーム20の前端との間には、その車椅子ストッパ28を起立方向、即ち、図3(B)において、右回動させる方向に付勢されたバネ材29が装着されている。そして、車椅子ストッパ28が起立した状態で、前記車椅子ストッパ28が車椅子Kの車輪止用のストッパとして機能するとともに、その車椅子ストッパ28の下端部分がプラットホーム20よりも下方に突出するようになる。
このため、プラットホーム20が下限位置近傍まで下降すると、車椅子ストッパ28の下端部分が、図3(C)に示すように、スロープ4の上面4uに当接するようになる。そして、プラットホーム20が下限位置まで下降する過程で、車椅子ストッパ28がバネ材29の力に抗して左方向(水平方向)に回動し、車椅子ストッパ28がスロープ4とほぼ連続するようになる。即ち、プラットホーム20の乗降口22における車椅子ストッパ28の突起が車椅子Kの移動を妨げない程度に小さくなる。
<乗降口22に設けられた扉40について>
プラットホーム20の前側の第1乗降口22aには、上記したように左右両側に角筒状の支柱12が立設されており(図1、図2参照)、各々の支柱12に水平回動可能な状態で左右一対の扉40が装着されている。
扉40は、扉形状に成形された扉本体部41と、その扉本体部41の端部に形成されて支柱12に連結される上下のヒンジ部42と、そのヒンジ部42と扉本体部41との境界に位置するフランジ部45とから構成されている。扉本体部41は、図4に示すように、パイプ41pと、そのパイプ41pの表面を覆う発泡ゴム等の弾性被覆材41wとから構成されている。そして、前記扉本体41の上端部分及び回動自由端側部分が手摺として把持可能な手摺部となっている。なお、図4は、図2のIV−IV矢視図を表している。
また、扉40の上下のヒンジ部42は、図5に示すように、扉本体部41を構成するパイプ41pの延長部分と、そのパイプ41pの延長部分を覆う角筒体42kとから構成されている。そして、角筒体42kがパイプ41pの延長部分に対してリベット等により固定されている。また、上下のヒンジ部42には、後記する中心縦軸51が通される貫通孔42zが縦に形成されている。ここで、図5は、図4のV−V矢視断面図を表している。
<扉40のヒンジ機構50について>
ヒンジ機構50は、扉40を水平回動可能な状態で支柱12に取付ける機構であり、上記した中心縦軸51と、その中心縦軸51の上端部、下端部を前記支柱12の側面に固定する上部支持材53、及び下部支持材54とから構成されている。中心縦軸51は、扉40の上下に設けられたヒンジ部42間の寸法よりも所定寸法だけ大きな長さ寸法で製作されている。また、上部支持材53及び下部支持材54は、中心縦軸51を支柱12と平行に支持できるように構成されている。このため、扉40は、中心縦軸51の回りを水平回動可能、かつ中心縦軸51に沿って一定寸法だけ上下動が可能となる(図4、図5の二点鎖線参照)。
ヒンジ機構50の下部支持材54には、図7の斜視図に示すように、扉40の下側のヒンジ部42をその扉40の閉位置で下方から支える閉位置用受け部541と、前記ヒンジ部42を扉40の開位置で下方から支える開位置用受け部545とが設けられている。閉位置用受け部541は、図5に示すように、側面略U字形に形成された受け本体542と、前記支柱12に固定されて、その受け本体542を左右両側で下方及び側方(前方)から支える側面略L字形の一対の補強材543とから構成されている。そして、左右の補強材543の上端部間に後記する開位置用受け部545の下端部が固定されている。即ち、図7に示すように、開位置用受け部545は閉位置用受け部材541の受け本体541の上部空間を狭めないように前記補強材543に固定されている。さらに、前記開位置用受け部545は、図5に示すように、上端の前後角部が面取りされているため、前記閉位置用受け部541の開口部分は上端側で拡開するようになる。
このため、所定高さ位置で閉位置まで回動させた扉40を中心縦軸51に沿って下方に移動させることで、下側のヒンジ部42を閉位置用受け部541に対して上方からスムーズに嵌合させることができる。そして、扉40の下側のヒンジ部42が下部支持材54の閉位置用受け部541と嵌合した状態で、扉40は乗降口22を閉じる閉位置に保持され、支柱12に対する水平回動が禁止される。
扉40の下側のヒンジ部42には、両側面に、図5に示すように、円盤状のゴム板42mが固定されている。これにより、扉40のヒンジ部42が下部支持材54の閉位置用受け部541と嵌合した状態で、扉40のガタツキが防止される。
なお、扉40を中心縦軸51に沿って上方に引き上げれば、下側のヒンジ部42と閉位置用受け部541との嵌合を解除することができる。
下部支持材54の開位置用受け部545は、図7に示すように、上記した閉位置用受け部541と同様に側面略U字形に構成されており、前記閉位置用受け部541に対して位相を90°ずらした状態で、一定寸法だけ高い位置に設けられている。このため、扉40を閉位置で所定高さ位置まで引き上げ、この状態から開位置まで約90°回動させ、中心縦軸51に沿って下方に移動させることで、図8の二点鎖線に示すように、その扉40の下側のヒンジ部42を開位置用受け部545に上方から嵌合させることができる。これにより、扉40は乗降口22を開く開位置に保持され、支柱12に対する水平回動が禁止される。なお、図8は、図7のVIII−VIII矢視断面図を表している。
即ち、閉位置用受け部541、開位置用受け部545を備える下部支持材54が本発明の扉保持部材に相当する。
ここで、下部支持材54の高さ位置は、扉40の下側のヒンジ部42がその下部支持材54の閉位置用受け部541と嵌合した状態で、扉本体部41の下端が車椅子Kに着座してプラットホーム20に搭乗した車椅子使用者の膝よりも低くなるような高さに設定されている。
また、扉40は、下側のヒンジ部42が下部支持材54の閉位置用受け部541と嵌合した状態で、扉本体部41の上端が柵23の上端とほぼ等しくなるように高さ寸法が設定されている。
プラットホーム20の支柱12の前面には、図4に示すように、ヒンジ機構50の上部支持材53の下方に略角形の開口12hが設けられており、その開口12hが下方で幅狭となるように形成されている。また、支柱12の内部には、図5、図6に示すように、開口12hの下部位置に位置検出スイッチ57が取付けられている。ここで、図6は、図5のVI−VI矢視断面図を表している。
扉40の上側のヒンジ部42には、その側面に、図5、図6に示すように、扉40が閉位置まで水平回動したときに支柱12の開口12hに挿入されるピン状のストライカ42sが水平に突出形成されている。そして、扉40が閉位置で中心縦軸51に沿って下方に移動し、下側のヒンジ部42が下部支持材54の閉位置用受け部541と嵌合する際に、上側のヒンジ部42のストライカ42sが位置検出スイッチ57を動作させる(図5参照)。即ち、位置検出スイッチ57により扉40が閉位置に保持された状態が電気的に検出される。位置検出スイッチ57の信号は、昇降機構30の制御回路(図示省略)に入力される。昇降機構30の制御回路は位置検出スイッチ57から扉40の閉位置信号(オン信号)を受けたときのみ、昇降機構30を駆動させられるように構成されている。ここで、昇降機構30は、上昇ボタン(図示省略)を押し操作することでプラットホーム20を上昇させ、下降ボタンを(図示省略)を押し操作することでプラットホーム20を下降させられるように構成されている。
即ち、位置検出スイッチ57、及びストライカ42sが本発明の検知手段に相当し、昇降機構30の制御回路が本発明の制御手段に相当する。
また、図4、図5に示すように、扉40の上側のヒンジ部42には、その上面に中心縦軸51が通される円筒状のスペーサ48が取付けられている。これにより、扉40が上限位置まで引き上げられるとヒンジ部42のスペーサ48の上端面がヒンジ機構50の上部支持材53の下面に当接する。即ち、扉40の上側のヒンジ部42が上部支持材53と直接的に当接することがない。これにより、上部支持材53とヒンジ部42との間に指を挟む等のトラブルを防止できる。
<段差解消機10の動作について>
次に、上記した段差解消機10の動作について説明する。
先ず、車椅子Kに着座した車椅子使用者を低い床面FLから高い床面FHまで移動させる手順を説明する。図2に示すように、プラットホーム20が下限位置にある状態では、前端の乗降口22に設けられた車椅子ストッパ28はバネ材29の力に抗してスロープ4とほぼ連続する位置まで回動している。
図2に示す状態から介助者が乗降口22の扉40を開くには、先ず、左右の扉40を中心縦軸51に沿って引き上げ、扉40の下側のヒンジ部42と下部支持材54の閉位置用受け部541との嵌合を解除する。次に、左右の扉40を中心縦軸51の回りに開位置まで回動させ、さらにその中心縦軸51に沿って下降させる。これにより、扉40の下側のヒンジ部42と下部支持材54の開位置用受け部545とが嵌合し、扉40は開位置に保持される(図2の二点鎖線参照)。ここで、扉40が開位置にある状態では、図6の二点鎖線に示すように、扉40の上側のヒンジ部42に設けられたストライカ42sが支柱12の開口12hの外側に位置している。このため、位置検出スイッチ57がオフ状態であり、昇降装置30の上昇ボタン(図示省略)が誤って押し操作されても昇降装置30が動作することはない。
扉40が開位置に保持されると、介助者がスロープ4を利用して車椅子Kに着座している車椅子使用者をプラットホーム20に搭乗させることができる。
車椅子使用者がプラットホーム20に搭乗すると、介助者が左右の扉40を中心縦軸51に沿って引き上げ、扉40の下側のヒンジ部42と下部支持材54の開位置用受け部545との嵌合を解除する。次に、左右の扉40を中心縦軸51の回りに閉位置まで回動させ、その中心縦軸51に沿って下降させる。これにより、扉40の下側のヒンジ部42と下部支持材54の閉位置用受け部541とが嵌合し、扉40は閉位置に保持される(図2の実線参照)。扉40が閉位置にある状態では、図5、図6の実線に示すように、扉40の上側のヒンジ部42に設けられたストライカ42sが支柱12内の位置検出スイッチ57をオンさせるため、昇降装置30が動作可能になる。このため、介助者が昇降装置30の上昇ボタン(図示省略)を押し操作することで、昇降装置30のXリンク31が徐々に起立して、プラットホーム20が上昇する。プラットホーム20が低い床面FLから離れると、車椅子ストッパ28がバネ材29の力で起立方向に回動し、車椅子Kのストッパとして働くようになる。
そして、図1に示すように、プラットホーム20の上面が高い床面FHと等しい高さまで上昇した段階で、介助者が昇降装置30の上昇ボタンから手を離すことにより、プラットホーム20はその位置で停止する。この状態で、介助者は、図1に示すプラットホーム20の左側の乗降口22から車椅子使用者を車椅子Kで高い床面FHに移動させることができる。
なお、車椅子Kに着座した車椅子使用者を高い床面FHから低い床面FLまで移動させるには、上記した手順と逆の手順で段差解消機10を動作させる。
<本実施形態に係る段差解消機10の長所について>
本実施形態に係る段差解消機10によると、プラットホーム20の乗降口22は、左右一対の扉40により開閉される構成のため、一枚の扉により開閉される場合と比較して扉40の開閉に必要なスペースを小さくできる。また、左右一対の扉40は、各々の支柱12に水平回動可能な状態で装着されている。このため、例えば、扉40の開閉時に誤って扉40から手を離しても扉40が意図しない動きをすることがない。
さらに、各々の支柱12には、扉40を開位置、あるいは閉位置に保持する扉保持部材(閉位置用受け部541、開位置用受け部545)が設けられているため、車椅子使用者の乗降途中で扉が閉じる方向に回動したり、あるいはプラットホーム20の昇降時に扉が開く方向に回動するなどの不具合がない。
また、扉40は、一定寸法だけ上下動可能な状態でプラットホーム20の支柱12に装着されている。そして、扉40を、乗降口22の開位置、あるいは閉位置において所定高さ位置から下方に移動させることで、扉40が扉保持部材(閉位置用受け部541、開位置用受け部545)と嵌合して水平回動が禁止される。また、扉40と扉保持部材(閉位置用受け部541、開位置用受け部545)とが嵌合している状態から扉40を所定高さ位置まで上方に移動させることで、嵌合が解除される構成である。このため、扉40を開位置、あるいは閉位置まで回動させることで、その扉40を確実に扉保持部材(閉位置用受け部541、開位置用受け部545)と嵌合させ、扉40の水平回動を禁止することができる。
また、扉40が乗降口22の閉位置にあるときに、その扉40の下端位置が、プラットホーム20に車椅子Kで搭乗している車椅子使用者の膝よりも低い位置に配置され、扉40の上端位置が柵23の上端位置と等しい高さ位置となるように構成されている。このため、プラットホーム20の昇降途中で車椅子Kが誤って扉40側に動いた場合でも、車椅子使用者の膝が扉に当たるため、車椅子Kがそれ以上扉側に動くことはない。
また、支柱12には、扉40が乗降口22の閉位置において扉保持部材(閉位置用受け部541)と嵌合しているときに動作する位置検出スイッチ57、及び昇降機構30の制御回路等が設けられている。このため、扉40が閉位置にあることを電気的に検出できるようになり、扉40が閉位置にあるときのみプラットホーム20の昇降機構30を動作させることができる。
また、扉40は、プラットホームに搭乗20する際、車椅子使用者が手摺として把持することができる手摺部を備えているため、プラットホームへの搭乗が容易になる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、図5に示すように、扉40の下側に設けられたヒンジ部42の両側面に円盤状のゴム板42mを固定することで、前記ヒンジ部42と閉位置用受け部541、開位置用受け部545との間のガタを吸収する例を示した。
しかし、図9の平面図に示すように、例えば、閉位置用受け部60を幅広に形成し、閉位置用受け部60側に位置調整可能な状態で円盤状のゴム板70を設ける構成でも可能である。例えば、円盤状のゴム板70をネジ軸72の先端に同軸に取付け、そのネジ軸72を閉位置用受け部60の前側壁61に形成された雌ネジ孔61wに螺合させる構成でも良い。これにより、前記ネジの螺合作用で閉位置用受け部60の前側壁61に対するゴム板70の突出寸法を調整することが可能になる。そして、ゴム板70の位置調整を完了した後、ネジ軸72に固定用ナット75を締め付けることで、ゴム板70を前側壁61に固定することができる。
上記構成でゴム板70を閉位置用受け部60の後側壁62に取付けることが可能である。しかし、図9に示すように、閉位置用受け部60の後側壁62と支柱12との間隔が狭い場合には、ゴム板70のネジ軸72を後側壁62の貫通孔62hに通した状態で、支柱12内の円筒状ナット12yに螺合させる構成が好ましい。この状態で、後側壁62に対するゴム板70の突出寸法を調整し、ネジ軸72に予め螺合された固定用ナット75を支柱12側に締め付けることで、ゴム板70を後側壁62に固定することができる。
このように、ゴム板70の位置調整が可能なため、扉40のヒンジ部42と閉位置用受け部60との間のガタを確実に抑制できるようになる。なお、開位置用受け部側にも同様な構成でゴム板70が装着するのが好ましい。
また、本実施形態では、プラットホーム20の前端位置の乗降口22に扉40を設ける例を示したが、後端位置の乗降口22や左端位置の乗降口22に扉40を設けることも可能である。
また、左右のXリンク31からなる昇降機構30を例示したが、ラック&ピニオン、あるいはボールネジ&ナット等によりプラットホーム20を昇降させる構成でも可能である。
また、ヒンジ機構50の下部支持材54に閉位置用受け部541及び開位置用受け部545を設ける例を示したが、上部支持材53に閉位置用受け部541及び開位置用受け部545を設けることも可能である。
本発明の実施形態1に係る段差解消機の使用状態を表す斜視図である。 前記段差解消機の前方から見た全体斜視図である。 段差解消機の昇降機構を表す斜視図(A図)、車椅子ストッパの構造を表す模式図(B図)(C図)である。 図2のIV-IV矢視図である。 図4のV-V矢視断面図である。 図5のVI-VI矢視断面図である。 ヒンジ機構の下部支持材の斜視図である。 図7のVIII-VIII斜視断面図である。 変更例に係る下部支持材の平面図である。 従来の段差解消機の全体斜視図である。
符号の説明
FL・・・・低い床面
FH・・・・高い床面
K・・・・・車椅子
12・・・・支柱
20・・・・プラットホーム
22a・・・第1乗降口
22b・・・第2乗降口
23・・・・柵
30・・・・昇降機構
40・・・・扉
41p・・・パイプ
42・・・・ヒンジ部
42s・・・ストライカ(検知手段)
50・・・・ヒンジ機構
54・・・・下部支持材(扉保持部材)
541・・・閉位置用受け部(扉保持部材)
545・・・開位置用受け部(扉保持部材)
57・・・・位置検出スイッチ(検知手段)

Claims (4)

  1. 車椅子使用者が車椅子に着座した状態で搭乗できるプラットホームと、そのプラットホームを昇降させる昇降機構とを備え、車椅子使用者が車椅子で低い床面と高い床面間の段差部分を移動できるようにした段差解消機であって、
    前記プラットホームの周囲には、低い床面とプラットホームとの間を行き来するための第1乗降口と、高い床面とプラットホームとの間を行き来するための第2乗降口と、両乗降口を除く部分を囲う柵とが設けられ、前記第1乗降口の左右両側には、前記柵の一部を構成する又は前記柵とは別体の支柱が立設されて、各々の支柱にヒンジ機構により水平回動可能、かつ、一定寸法だけ上下動可能な状態で左右一対の扉が装着されており、
    前記各々の支柱には、自己に装着された前記扉を前記第1乗降口の開位置、あるいは閉位置に保持する扉保持部材が設けられており、
    前記扉保持部材は、
    前記支柱に固定的に設けられて、前記扉を、前記第1乗降口の開位置において所定高さ位置から下方に移動させることで、前記扉と嵌合して水平回動を禁止する開位置用受け部と、
    前記支柱に固定的に設けられて、前記扉を、前記第1乗降口の閉位置において所定高さ位置から下方に移動させることで、前記扉と嵌合して水平回動を禁止する閉位置用受け部とを有しており、
    前記扉と前記開位置用受け部との嵌合、及び、前記扉と前記閉位置用受け部との嵌合は、前記扉を所定高さ位置まで、前記支柱に沿って引き上げることで解除されることを特徴とする段差解消機。
  2. 請求項1に記載された段差解消機であって、
    前記扉が前記第1乗降口の閉位置で前記扉保持部材の前記閉位置用受け部と嵌合しているときに、その扉の下端位置が、前記プラットホームに車椅子で搭乗している車椅子使用者の膝よりも低い位置に配置され、前記扉の上端位置が前記柵の上端位置と略等しい高さ位置となることを特徴とする段差解消機。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された段差解消機であって、
    前記扉が前記第1乗降口の閉位置において前記扉保持部材の前記閉位置用受け部と嵌合していることを検知する検知手段と、この検知時のみ前記昇降機構の動作を許容する制御手段とを備えることを特徴とする段差解消機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された段差解消機であって、
    前記扉は、前記プラットホームに搭乗する際、車椅子使用者が手摺として把持することができる手摺部を備えていることを特徴とする段差解消機。
JP2007310546A 2007-11-30 2007-11-30 段差解消機 Active JP5286758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310546A JP5286758B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 段差解消機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310546A JP5286758B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 段差解消機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009132508A JP2009132508A (ja) 2009-06-18
JP5286758B2 true JP5286758B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=40864801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007310546A Active JP5286758B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 段差解消機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5286758B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6446170B2 (ja) * 2014-10-24 2018-12-26 株式会社モルテン 車椅子用昇降装置
JP6604419B1 (ja) * 2018-11-27 2019-11-13 ワールドネットインターナショナル株式会社 酸素ルーム
KR102126043B1 (ko) * 2019-08-14 2020-06-23 주식회사 유디센터 이동식 휠체어 리프트
JP7337613B2 (ja) * 2019-09-12 2023-09-04 株式会社メイキコウ 昇降装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS642050Y2 (ja) * 1979-03-27 1989-01-18
JPH03117082U (ja) * 1990-03-13 1991-12-04
AU757712B2 (en) * 1998-08-13 2003-03-06 Braun Corporation, The Pivoting safety barrier for wheelchair lift
JP2001146868A (ja) * 1999-11-24 2001-05-29 Matsushita Electric Works Ltd 開き戸の回動装置とこれを備えた門扉
JP2003343150A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Nishimura:Kk ころがり案内式丁番
JP4604256B2 (ja) * 2003-10-14 2011-01-05 株式会社いうら 車椅子用昇降機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009132508A (ja) 2009-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5286758B2 (ja) 段差解消機
JP5328267B2 (ja) エレベータのかご装置
US20140042727A1 (en) Reconfigurable wheel chairs
KR20150063274A (ko) 고령자를 위한 낙상감지 센서 내장형 좌변기용 안전 손잡이
US5082087A (en) Shopping cart placement structure with stairway
JP5311485B2 (ja) トイレ用手摺り装置
CN107072873B (zh) 入浴装置
JP5511247B2 (ja) トイレ用手摺り装置
JP4704118B2 (ja) 入浴装置
JP4604256B2 (ja) 車椅子用昇降機
JP4699303B2 (ja) 浴槽用手摺機構
JP2003339773A (ja) 車両用リフトアップシート
JP3042326B2 (ja) 車両用シートの昇降装置
KR101212451B1 (ko) 장애인 차량용 슬라이딩 리프트
JP3841975B2 (ja) 車椅子用入浴装置
JP2015044653A (ja) 電動昇降装置
JP4053029B2 (ja) 観覧車
JP7343899B2 (ja) 搬送車及び入浴装置
JP2005145281A (ja) 車両の乗降補助装置
JP3154591U (ja) 階段昇降装置
JP4100391B2 (ja) 車両用シート
JP2008073453A (ja) 玄関
JP2003191838A (ja) 搭乗装置
JP2000197668A (ja) 電動移動自在椅子
JP4005540B2 (ja) 車いす用車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5286758

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250