JP6604419B1 - 酸素ルーム - Google Patents
酸素ルーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6604419B1 JP6604419B1 JP2018221085A JP2018221085A JP6604419B1 JP 6604419 B1 JP6604419 B1 JP 6604419B1 JP 2018221085 A JP2018221085 A JP 2018221085A JP 2018221085 A JP2018221085 A JP 2018221085A JP 6604419 B1 JP6604419 B1 JP 6604419B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- oxygen
- user
- oxygen room
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
Description
図1〜図6を用いて、本発明における第1実施形態について説明を行う。
まず、図1を用いて、本発明における酸素ルーム1の構成について具体的に説明を行う。なお、図1は、開口部3が開放された状態の酸素ルーム1の外観斜視図である。
本発明における酸素ルーム1は、収容部2と、気圧制御ユニット6と、濃縮酸素装置7により構成される。
収容部2は、収容部2の底面に設けられている板状の底面板と、収容部2の正面視左側面に設けられている板状の左側面板と、収容部2の正面視右側面に設けられている板状の右側面板と、収容部2の正面側に設けられている板状の正面板と、収容部2の背面側に設けられている板状の背面板と、収容部2の天井側に設けられている板状の天井板とにより構成されており、溶接、ビス止め等により結合されることで箱形状に形成されている。また、収容部2は、酸素ルーム1を利用する利用者を収容可能な空間を内部に有している。
開口部3は、収容部2の正面板に設けられており、酸素ルーム1の利用者が収容部2の内部に出入り可能な大きさにより形成されている。ここで、開口部3の大きさは、利用者が出入り可能な大きさであれば、どのような大きさであってもよい。また、開口部3が設けられる位置は、正面板ではなく、他の位置に設けられていてもよい。例えば、開口部が左側面板や、右側面板、背面板、天井板に設けられていてもよい。
扉部4は、収容部2の正面板に設けられており、開口部3を開放可能、及び閉塞可能に設けられている。具体的には、扉部4は、収容部2の内部方向に可動することにより開口可能となっている。ここで、本実施形態における扉部4の大きさは、開口部3よりも大きい。また、扉部4が設けられる位置は、開口部3が設けられている位置に合わせて、別の位置に設けられていてもよい。なお、本実施形態において、扉部4は、開き戸となっているが、これに限定されることはなく、例えば、引き戸や、折れ戸であってもよい。
窓部5は、収容部2の正面板に設けられており、収容部2の外部から収容部2の内部を視認可能とするために設けられている。また、窓部5を設けることにより、収容部2の内部にいる利用者の閉塞感を軽減することができる。ここで、窓部5は、正面板以外の位置(例えば、左側面板、右側面板、背面板)に設けられていてもよく、複数設けられていてもよい。なお、窓部5の大きさは、どのような大きさであってもよい。
気圧制御ユニット6は、収容部2や、濃縮酸素装置7と接続されており、収容部2の内部の気圧を制御するために設けられている。また、気圧制御ユニット6は、気圧制御ユニット6に電力を供給するための気圧制御ユニット用電源ボタン6aと、収容部2の内部にいる利用者と通話可能な受話器6bと、収容部2の内部の気圧を制御するための操作を検出する制御パネル6cを有している。
濃縮酸素装置7は、気圧制御ユニット6と接続されており、濃縮酸素装置7に電力を供給するための濃縮酸素装置用電源ボタン7aと、濃縮酸素装置7の内部に設けられており、空気中の窒素、及び二酸化炭素を取り除くためのゼオライト(図示せず)を有している。
ここで、酸素ルーム1の利用方法について説明を行う。まず、気圧制御ユニット用電源ボタン6aと、濃縮酸素装置用電源ボタン7aを操作することにより、気圧制御ユニット6と、濃縮酸素装置7の電源をONにする。次に、制御パネル6cを操作することにより、気圧制御ユニット6から濃縮酸素装置7に対して収容部2の内部の気圧を制御する制御信号が送信されることとなる。また、濃縮酸素装置7は、外気を取り込み、この取り込んだ外気から、ゼオライトにより窒素、及び二酸化炭素を取り除くことにより、濃度の濃い酸素を精製し、濃度の濃い酸素を気圧制御ユニット6に供給する。そして、気圧制御ユニット6は、濃縮酸素装置7から供給された濃度の濃い酸素を、収容部2の内部に供給する処理を行う。これらにより、収容部2の内部の気圧が制御されることとなる。なお、この後、利用者は、扉部4を開いて収容部2の内部に入り、扉部4を閉めることで酸素ルーム1を利用することとなる。
外側酸素排出弁8は、正面板に設けられており、収容部2の内部の酸素を排出するために設けられている。ここで、収容部2の外側から外側酸素排出弁8を操作することにより、収容部2の内部の酸素を排出することができる。
内側酸素排出弁9は、正面板に設けられており、外側酸素排出弁8と同様に、収容部2の内部の酸素を排出するために設けられている。ここで、利用者は、収容部2の内部から内側酸素排出弁9を操作することにより、収容部2の内部の酸素を排出することができる。
次に、図2を用いて、収容部2の内部構造の説明を行う。なお、図2は、収容部2の内部構造図である。
昇降機10は、昇降台11と、リンクフレーム12と、ベースフレーム13と、手摺り14と、フットポンプ15とにより構成されている。また、昇降機10は、扉部4の可動範囲の下方に設けられている。なお、昇降機10については、図3を用いて詳述する。
次に、図3を用いて、昇降機10の各構成について説明を行う。なお、図3は、昇降機10の各構成を示す図である。
昇降台11は、矩形であって、車椅子の利用者を昇降するための台である。ここで、具体的には後述するが、昇降台11は、扉部4を開放した場合であっても、扉部4と昇降台11とが当接することはない。
リンクフレーム12は、昇降台11と、ベースフレーム13とに取り付けられ、昇降台11を上昇、及び下降するために設けられている。
ベースフレーム13は、昇降台11の下方に設けられており、リンクフレーム12に取り付けられている。
手摺り14は、昇降台11に取り付けられており、車椅子の利用者が酸素ルーム1に入室する際に掴まるために設けられている。ここで、手摺り14は、扉部4を開放したときに、扉部4と当接しない位置に設けられている。具体的には、手摺り14は、正面視右側に取り付けられているが、これに限定されることはなく、奥側に取り付けることも可能である。
フットポンプ15は、昇降台11を上昇、及び下降させるために設けられている。ここで、フットポンプ15は、ペダル16と、油圧ホース17と、油圧シリンダ18と、ロック解除レバー19とにより構成されている。
ペダル16は、昇降台11を上昇させる操作を行うために設けられている。具体的には、ペダル16が踏み込まれると、油圧ホース17や、油圧シリンダ18を介して昇降台11が上昇することとなる。
油圧ホース17は、ペダル16と、油圧シリンダ18とを接続するために設けられている。
油圧シリンダ18は、リンクフレーム12に取り付けられており、油圧ホース17と接続されている。また、油圧シリンダ18は、昇降台11を上昇させるために設けられている。
ロック解除レバー19は、昇降台11を下降させるために設けられている。ここで、ロック解除レバー19が正面視右方向に操作されることで、上昇している昇降台11が下降されることとなる。
次に、図4を用いて、酸素ルーム1の断面図の説明を行う。なお、図4は、酸素ルーム1の断面図である。
パッキン20は、収容部2の内部であって、開口部3の周縁に取り付けられている。また、パッキン20は、収容部2の内部の酸素が収容部2の外部に漏れてしまうことを防止するために設けられている。なお、パッキン20の材質は、シリコンゴム等のゴムや、ポリアミド、ポリエチレン等の樹脂からなる。
スロープ21は、車椅子の利用者が収容部2の内部に入室するために用いられる。ここで、本実施形態において、スロープ21は、酸素ルーム1とは別体に設けられている。
床部22は、収容部2の内部に設けられており、酸素ルーム1の利用者が滞在するために設けられている。また、床部22の高さh1は、昇降機10の昇降台11を下降させたときの高さ、より具体的には、昇降台11の高さh2と、ベースフレーム13の高さh3とを合わせた高さと略同等となっている。これにより、昇降台11を下降させたときには、昇降台11と、床部22とが略水平となる。なお、床部22の材質は、適宜設定可能である。
次に、図5を用いて、酸素ルーム1の入室態様の説明を行う。なお、図5は、酸素ルーム1の入室態様を示す図である。
次に、図6を用いて、酸素ルーム1の退室態様の説明を行う。なお、図6は、酸素ルーム1の退室態様を示す図である。
次に、図7を用いて、第2実施形態における酸素ルーム1の説明を行う。なお、図7は、第2実施形態における酸素ルーム1の外観斜視図である。
以下において、その他の実施形態について説明を行う。
2 収容部
3 開口部
4 扉部
5 窓部
6 気圧制御ユニット
6a 気圧制御ユニット用電源ボタン
6b 受話器
6c 制御パネル
7 濃縮酸素装置
7a 濃縮酸素装置用電源ボタン
8 外側酸素排出弁
9 内側酸素排出弁
10 昇降機
11 昇降台
12 リンクフレーム
13 ベースフレーム
14 手摺り
15 フットポンプ
16 ペダル
17 油圧ホース
18 油圧シリンダ
19 ロック解除レバー
20 パッキン
21 スロープ
22 床部
Claims (2)
- 利用者を内部に収容可能な金属製の収容部と、
前記収容部に形成された開口部と、
前記収容部の内部の気圧を制御する気圧制御部と、
前記収容部の内部方向に可動することにより、前記開口部を開放可能な扉部と、
前記収容部の内部であって、前記扉部の可動範囲の下方に設けられ、車椅子の利用者を昇降するための昇降機と、
を備えたことを特徴とする酸素ルーム。 - 前記収容部は、
利用者が内部に滞在するための床部を備えており、
前記昇降機は、
利用者が乗るための昇降台と、
前記昇降台を上昇させるための操作を受け付ける上昇操作受付部と、
前記昇降台を下降させるための操作を受け付ける下降操作受付部と、
を備えており、
前記昇降台は、
前記下降操作受付部により前記昇降台を下降させるための操作が受け付けられた場合には、前記床部と略水平になる位置まで下降され、
前記上昇操作受付部により前記昇降台を上昇させるための操作が受け付けられた場合には、前記床部よりも高い位置まで上昇されることを特徴とする請求項1に記載の酸素ルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018221085A JP6604419B1 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 酸素ルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018221085A JP6604419B1 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 酸素ルーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6604419B1 true JP6604419B1 (ja) | 2019-11-13 |
JP2020081422A JP2020081422A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=68532177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018221085A Active JP6604419B1 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 酸素ルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6604419B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5286758B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2013-09-11 | トヨタ車体株式会社 | 段差解消機 |
JP3214036U (ja) * | 2017-10-03 | 2017-12-14 | ワールドネットインターナショナル株式会社 | 酸素シェルター |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018221085A patent/JP6604419B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020081422A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016057614A1 (en) | Automated portable personal lift | |
WO2001089980A3 (en) | Lifting apparatus | |
JP2008526645A (ja) | 可搬式車椅子昇降装置 | |
KR101020722B1 (ko) | 장애인 휠체어 승강 리프트 | |
KR100936020B1 (ko) | 저상식 휠체어 리프트 | |
JP2019523202A (ja) | 高さの差を克服するための移動補助デバイス | |
JP6604419B1 (ja) | 酸素ルーム | |
CN106725062A (zh) | 一种坐便器 | |
JP2007000256A (ja) | 入浴装置 | |
US20230219786A1 (en) | Stairlift remote control unit | |
KR102111532B1 (ko) | 자동 운반 욕조 및 이를 구비한 이동식 목욕 차량 | |
KR20170110197A (ko) | 장애인용 엘리베이터 | |
JP4379204B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP6045502B2 (ja) | 垂直階段 | |
JP2001206660A (ja) | 一人乗り椅子式ホームエレベーター | |
CN106627624B (zh) | 全自动智能卧铺系统及其使用方法 | |
EP1545270B1 (en) | A bunk bed, a method in a bunk bed and use of same | |
KR102557013B1 (ko) | 장애인용 휠체어 안전 리프팅 장치 | |
TWI691296B (zh) | 具輔助起身功能之馬桶座 | |
JP2010023960A (ja) | 昇降機 | |
KR100365214B1 (ko) | 대형트럭의 승차 보조장치 | |
KR101202424B1 (ko) | 트럭의 승하차 보조장치 | |
KR20210051103A (ko) | 자동센서 접이식 계단 | |
JP2003191838A (ja) | 搭乗装置 | |
KR200296776Y1 (ko) | 발 조작이 가능한 엘리베이터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6604419 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |