JP5286610B2 - タップ切換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タップ切換装置に関し、特に、補助接点を用いるタップ切換装置に関する。
変圧器に負荷が接続された状態で変圧器の巻数比を無停電で切り換えるため、負荷時タップ切換装置(LTC:Load Tap-Changer)が用いられている(たとえば、特開昭59−208814号公報(特許文献1)、特公平4−7084号公報(特許文献2)、特表平11−504755号公報(特許文献3)、特開昭60−47405号公報(特許文献4)参照)。負荷時タップ切換装置は、変圧器のコイルに設けられたタップを選択するタップ選択器と、タップ選択の切り換え時に負荷電流経路を切り換える切換開閉器とを備える。この切換開閉器は、絶縁雰囲気下で負荷電流経路を切り換えるために、絶縁油などの絶縁媒体中に置かれる。
切換開閉器は、タップ切り換え時の橋絡電流を制限するための限流抵抗と、電流開閉素子である真空バルブとを含み、1相当たりの限流抵抗の使用数および真空バルブの使用数から1抵抗2バルブ、1抵抗3バルブ、および2抵抗4バルブ等の方式がある。
コンパクト化が求められる切換開閉器にとって、構造上収納効率のあまりよくない真空バルブの数量は少ない方が良い。このため、真空バルブの数が最も少ない1抵抗2バルブが最も有利である。
1抵抗2バルブのLTCの一例として、たとえば、特公昭60−40691号公報(特許文献5)には、2つの通電固定接点と1つの通電可動接点とで構成されるメイク・アフター・ブレイク形の補助接点が開示されている。
また、1抵抗2バルブのLTCにおける具体的な回路が、特公昭60−40692号公報(特許文献6)および特許第3356446号公報(特許文献7)に開示されている。
特開昭59−208814号公報 特公平4−7084号公報 特表平11−504755号公報 特開昭60−47405号公報 特公昭60−40691号公報 特公昭60−40692号公報 特許第3356446号公報
ところで、LTCでは、複数の真空バルブを含む真空バルブユニットと、真空バルブを無停電で切り換えるための補助接点ユニットとを所定のシーケンスどおり機械的に動作させる必要がある。また、電気的には、奇数側および偶数側の各タップ間に常時印加される電圧に耐える絶縁強度をLTCに持たせる必要がある。特許文献6および7に記載されているLTCでは、これらを達成し易くするために、真空バルブユニットおよび補助接点ユニットをそれぞれ上下2段に配置し、スペースの余裕を設けている。しかしながら、このような構成では、切換開閉器が長くなり大型になるという問題点があった。
より詳細には、奇数側および偶数側の各タップに対応する固定接点間には上記のように常時電圧が印加されているため、奇数側および偶数側の固定接点間は絶縁する必要があり、所定の絶縁距離を確保しなければならない。この絶縁距離は、たとえば特許文献7に記載のLTCでは、円周上に配列された固定接点の配列半径と配列間隙角度とに依存する。
また、LTCは、三相交流の変圧器に使用される場合が多く、この場合、1抵抗2バルブの切換開閉機構が3相分必要となる。そして、特許文献7に記載のLTCでは、相間絶縁を必要としない中性点に3相分の切換開閉機構を接続し、かつ同一平面の円周上に各切換開閉機構を配置する構成がとられている。
このため、1相分の1抵抗2バルブの切換開閉機構を、円周3等分である120°以内の角度範囲に収める必要がある。つまり、3相分を円周上に配列すると1相分の動作範囲(可動接点が正逆回転運動を行なう範囲の角度)は120°以下となる。さらに、120°以内の動作範囲から、真空バルブの動作区間と真空バルブの開極によって電流遮断される際にアークが生ずる区間に余裕を見込んだ区間とを差し引いた残りの区間で固定接点間の切り換えを行なわなければならない。
したがって、奇数側および偶数側の固定接点間に必要な絶縁距離を確保しようとすれば必然的に固定接点の配列半径を大きくする必要が生じる。ところが、配列半径を大きくすると切換開閉器の直径が大きくなり、絶縁物で構成される切換開閉器容器を製造面およびコスト面で不利となる大口径なものにする必要が生じてくる。
このような問題を回避するため、真空バルブユニットおよび補助接点ユニットの各々が必要とする距離を確保できる最小の配列半径を設定するとともに、特許文献6および7に記載されているように、真空バルブユニットおよび補助接点ユニットを上下2段に配置して切換開閉器容器を小口径化する方法が実用上とられている。
しかしながら、切換開閉器容器を小口径化すると切換開閉器が長くなるため、LTCが全体として長くなってしまい、LTCの大型化は避けられないという問題点があった。
なお、特許文献1に記載のLTCでは、主接点用真空スイッチおよび補助接点用真空スイッチが同一平面状に配置されているが、1抵抗2バルブ方式で用いられる補助接点すなわち上記の固定接点および可動接点については何ら開示されていない。また、主接点用真空スイッチおよび補助接点用真空スイッチが円周上に配置されているだけの構成であるため、これらの数が増えると切換開閉器の直径が大きくなってしまう。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、小型化を図ることが可能なタップ切換装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるタップ切換装置は、コイルを含む変圧器の巻数比を切り換えるためのタップ切換装置であって、絶縁媒体により満たされる筐体と、上記筐体外に設けられ、上記変圧器の含むコイルにおける複数の位置に設けられた複数のタップの中から少なくとも1つのタップを選択するタップ選択器と、上記筐体内に設けられ、上記タップ選択器によって選択されている上記タップと所定ノードとの間の負荷電流が流れる接点を含み、上記接点を開閉する切換開閉器とを備え、上記切換開閉器は、所定軸を中心に回転する出力部材と、上記タップ選択器を介して異なる上記タップにそれぞれ電気的に接続される複数の固定接点と、上記出力部材の回転に伴って作動し、上記複数の固定接点と選択的に接続する可動接点と、上記複数の固定接点のいずれかに接続された限流抵抗と、上記所定ノードおよび上記限流抵抗の間に接続された第1の真空バルブと、上記所定ノードおよび上記可動接点の間に接続された第2の真空バルブとを含み、上記可動接点、上記複数の固定接点ならびに上記第1の真空バルブおよび上記第2の真空バルブは、上記所定軸に直交する同一平面に交わるように設けられ、上記可動接点は、上記所定軸を中心とする半径方向に上記複数の固定接点ならびに上記第1の真空バルブおよび上記第2の真空バルブよりも内側に設けられている。
本発明によれば、小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置の構成を示す断面図である。 図1に示す負荷時タップ切換装置における切換開閉器の主要部を示す断面図である。 図2中のIII−III線上に沿った切換開閉器の断面図である。 (a)〜(e)は、切換開閉器における1相分の固定接点および可動接点の開閉動作を時系列的に示す図である。 (a)〜(i)は、本発明の実施の形態に係る切換開閉器が接点の切り換えを行なう際の動作を示す図である。 切換開閉器における各部の動作シーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置の構成を示す断面図である。
図1を参照して、負荷時タップ切換装置101は、タップ選択器21と、絶縁媒体たとえば絶縁油により満たされる筐体としての切換開閉器容器23と、切換開閉器容器23に配置される切換開閉器22とを備える。切換開閉器22は、負荷電流が流れる接点(スイッチ)60を含み、この接点60を開閉する。接点60は、後述する真空バルブVSMおよびVSRに対応する。
タップ選択器21は、切換開閉器容器23外に配置され、変圧器10の含むコイル(巻線)11における複数の位置に設けられた複数のタップの中から少なくとも1つのタップを選択する。タップ選択器21は、選択したタップと、後述する切換開閉器22においてタップに対応して設けられた固定接点とを電気的に接続する。タップ選択器21は、絶縁油により満たされる変圧器タンク13内にコイル11とともに収容されている。
切換開閉器22は、タップ選択器21と電気的に接続されており、タップ選択器21によって選択されているタップと所定ノードたとえばコイル11の出力側端子との間の負荷電流が流れる接点60を有する。切換開閉器22は、この接点60を開閉することにより、コイル11のタップ切り換え時、タップ選択器21によって選択されている各タップとコイル11の出力側端子との間の電流経路を切り換える、すなわちタップ選択器21によって選択されている各タップとコイル11の出力側端子との間に流れる負荷電流をオン・オフする。ここで、コイル11の出力側端子は、たとえば、コイル11が三相コイルの場合、三相コイルの中性点である。
負荷時タップ切換装置101は、駆動装置24と連結され、かつ変圧器10に取付けられている。変圧器10の外側には、切換開閉器22およびタップ選択器21を駆動するための駆動装置24が設けられている。駆動装置24は、駆動源であるモータを収容する電動操作機構部27と、電動操作機構部27から切換開閉器22およびタップ選択器21に駆動力を伝達する駆動力伝達部25とを備える。
続いて、負荷時タップ切換装置101の行なうタップ切り換えの一例について簡単に説明する。
タップ選択器21は、変圧器10の含むコイル11における複数の位置に設けられた複数のタップのうち、第1のタップのみを選択している状態から第1のタップおよび第2のタップを選択している状態への切り換えを行ない、そして、第1のタップおよび第2のタップを選択している状態から第2のタップのみを選択している状態への切り換えを行なう。
切換開閉器22は、タップ選択器21が第1のタップおよび第2のタップの選択状態から第2のタップのみの選択状態への切り換えを行なう前に、接点60を介した第1のタップとコイル11の出力側端子との間の電気的接続から接点60を介したコイル11の出力側端子と第2のタップとの間の電気的接続へ切り換える。ここで、切換開閉器22は、コイル11の出力側端子と第1のタップおよび第2のタップの両方とが限流抵抗を介して接続されているブリッジ状態をつくることにより、第1のタップおよび第2のタップの少なくとも一方とコイル11の出力側端子との接点60を介した電気的接続が遮断されないように負荷電流経路の切り換えを行なう。
このようにして、負荷時タップ切換装置101は、変圧器10のコイル11に設けられたタップを負荷運転中に切り換えることにより、変圧器10の巻数比を無停電で切り換え、変圧器10の出力電圧を調整する。
続いて、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置101の構造について詳細に説明する。
図2は、図1に示す負荷時タップ切換装置における切換開閉器の主要部を示す断面図である。
図2を参照して、切換開閉器22は、蓄勢機構57と、出力軸58と、補助接点ユニット73と、真空バルブユニット74とを含む。補助接点ユニット73は、出力部材89および補助接点91を含む。補助接点91は、固定接点63と、可動接点81とを含む。固定接点63は、ばね64と、接続部65とを含む。接続部65は、可動接点81の回転に伴って可動接点81と接触および非接触を繰り返す部分である。蓄勢機構57は、ばねから形成されている。蓄勢機構57は、図示しないギヤおよび駆動軸を介して図1に示す駆動力伝達部25に連結されている。出力部材89は、仮想軸である中心軸71を中心に回動自在に設けられている。出力部材89は、出力軸58を介して蓄勢機構57に連結されている。
駆動力伝達部25から図示しないギヤおよび駆動軸を通じて入力された動力エネルギが、ばね力として蓄勢機構57に蓄えられる。必要な動力エネルギが蓄勢機構57に蓄えられると、蓄勢機構57が、出力軸58に設けられている拘束つめを作動させ、蓄えられた動力エネルギを一気に出力軸58に開放する。これにより、出力部材89が中心軸71を中心に回動する。
また、図2中の矢印で示すように、出力軸58の回転に伴ってベルクランク72が左右に往復移動する、すなわち中心軸71を中心とする半径方向に往復移動する。これにより、図2中の矢印で示すように、真空バルブユニット74に接続された軸が上下に往復移動し、真空バルブユニット74における各真空バルブが開極および閉極を繰り返す。
図3は、図2中のIII−III線上に沿った切換開閉器の断面図である。図3を参照して、補助接点91は、切換開閉器容器23側に設けられたU相,V相,W相の3組の固定接点63OD(固定接点63ODU,63ODV,63ODW)および固定接点63EV(固定接点63EVU,63EVV,63EVW)と、出力部材89側に設けられたU相,V相,W相の3つの可動接点81U,81V,81Wとを含む。固定接点63ODU,63ODV,63ODWは、変圧器10におけるU相,V相,W相のコイルにおける奇数タップにそれぞれ対応して設けられている。固定接点63EVU,63EVV,63EVWは、変圧器10におけるU相,V相,W相のコイルにおける偶数タップにそれぞれ対応して設けられている。
固定接点63ODU,63EVU,63ODV,63EVV,63ODW,63EVWは、中心軸71を中心とする周方向に互いに間隔を隔ててこの順番に配置されている。各固定接点63は、図1に示すタップ選択器21を介して対応のタップに電気的に接続される。
可動接点81U,81V,81Wは、中心軸71を中心とする半径方向において、各固定接点63の内側に配置され、かつ対応の相の固定接点63ODおよび63EDと対向して配置されている。可動接点81U,81V,81Wは、出力部材89の回転に伴って作動し、対応の相の固定接点63ODおよび63EDと選択的に接続する。
また、切換開閉器22は、U相,V相,W相の3組の真空バルブVSM(VSMU,VSMV,VSMW)およびVSR(VSRU,VSRV,VSRW)を含む。
真空バルブVSMおよびVSRは、対応の相の固定接点63ODおよび63EVの間に配置されている。また、真空バルブVSMU,VSRU,VSMV,VSRV,VSMW,VSRWは、中心軸71を中心とする周方向に互いに間隔を隔ててこの順番に配置されている。
各可動接点81、各固定接点63および各真空バルブは、中心軸71に直交する同一平面に交わるように設けられている。
各可動接点81は、中心軸71を中心とする半径方向に各固定接点63ならびに各真空バルブVSRおよび各真空バルブVSMよりも内側に設けられている。また、固定接点63の接続部65は、中心軸71を中心とする半径方向に真空バルブVSRおよび真空バルブVSMよりも内側に設けられている。
出力部材89の回動運動は、各可動接点81に伝達される。すなわち、蓄勢機構57から出力軸58に動力エネルギが開放されると、出力部材89の回動運動に伴って、各可動接点81がシーソー回転すなわち揺動する。この結果、固定接点63ODおよび63EDと可動接点81とが交互に接触し、接触した固定接点63を介して負荷電流が流れる。
固定接点63は、可動接点81が固定接点63へ投入される、すなわち可動接点81が固定接点63と接触すると、ばね64によって可動接点81の方向に押される。これにより、固定接点63および可動接点81の接触に対して圧力を与えることができ、固定接点63および可動接点81を安定して接触させることができる。
このように、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置では、中心軸71を中心とする周方向に配置された6つの真空バルブ(2バルブ×3相)の内側に形成される余剰スペースに補助接点ユニット73を配置する。このような構成により、真空バルブユニットおよび補助接点ユニットを上下2段に配置していた従来のLTCの収納スペースを、1段分のスペースを省いて1段分の収納スペースのみに減らすことができる。これにより、切換開閉器の長さが短くなり、集積効率を高めたコンパクトな1抵抗2バルブ方式の切換開閉器を実現することができるため、小型かつ低コストのLTCを提供することができる。また、切換開閉器を軽量化できるとともに、切換開閉器の全長を短くすることで吊り上げ寸法を低減することができるため、メンテナンスの効率化を図ることができる。
ここで、従来のLTCでは、奇数側および偶数側の固定接点間に必要な絶縁距離を確保するために固定接点の配列半径を大きくする必要がある。そして、固定接点の配列半径が大きくなると、縦長よりもコストの高い大口径の切換開閉器容器が必要となる。また、固定接点の配列半径が大きくなると、切換開閉器と変圧器のコイルとの絶縁距離を確保するために、変圧器が大型化してしまう。これに対して、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置では、小さい配列半径Rで奇数側の固定接点63ODおよび偶数側の固定接点63EV間の絶縁距離Sを確保することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置では、補助接点91が設けられる形態は、図2および図3に示すように、各相において、固定接点63ODおよび63EDならびに可動接点81の組が2つ、中心軸71の軸方向に間隔を隔てて設けられている形態であるとしたが、これに限定するものではない。各相において、固定接点63ODおよび63EDならびに可動接点81の組が1つ設けられる構成であってもよいし、3つ以上設けられる構成であってもよい。
図4(a)〜(e)は、切換開閉器における1相分の固定接点および可動接点の開閉動作を時系列的に示す図である。
図4を参照して、出力部材89は、カムローラ82と、駆動アーム83と、出力軸58とを含む。可動接点81は、回転軸85と、固定接点63ODおよび固定接点63EVにそれぞれ対向して設けられた腕部88ODおよび腕部88EVとを有する。
駆動アーム83は、U相,V相,W相の可動接点81U,81V,81Wに対応して3つ設けられ、3つの駆動アーム83は、出力軸58から放射状に延伸している。すなわち、各駆動アーム83は、中心軸71を中心とする半径方向に延伸している。
カムローラ82は、各相の駆動アーム83に対応して3つ設けられ、対応の駆動アーム83の先端すなわち出力軸58と反対側に取り付けられている。カムローラ82は、出力軸58の回転運動による駆動アーム83の回転運動に伴って、可動接点81に対して転動しながら中心軸71を中心とする周方向に沿って往復移動する。
可動接点81は、腕部88ODと腕部88EVとの間で回転可能に軸支され、カムローラ82の往復移動を受けて、腕部88ODが固定接点63ODに当接し、腕部88EVが固定接点63EVから離間する第1位置と、腕部88ODが固定接点63ODから離間し、腕部88EVが固定接点63EVに当接する第2位置との間で揺動する。
また、可動接点81には、中心軸71を中心とする周方向に沿って延在し、カムローラ82が第1位置側および第2位置側の移動端にそれぞれ位置決めされた時に、そのカムローラ82と接触する第1端部EG1および第2端部EG2を有するカム面87が形成されている。
可動接点81は、ブーメラン形のカム構造を有する。すなわち、可動接点81は、カム軸85を中心として湾曲しながら延在している。言い換えれば、可動接点81は、カム軸85において折れ曲がっている。可動接点81は、カム軸85から枝分かれして中心軸71を中心とする周方向に延在している。また、可動接点81のカム面87は、出力軸58と対向している。
腕部88ODの端部において、カム面87と対向する部分が面取りされており、この面取り部が固定接点81ODと当接する。腕部88EVの端部において、カム面87と対向する部分が面取りされており、この面取り部が固定接点63EVと当接する。
可動接点81のカム面87は、中心軸71を中心とする周方向において、第1端部EG1および第2端部EG2からそれぞれ所定の角度に渡って形成され、カムローラ82が接触する間、可動接点81が非作動となる非作動領域S1および非作動領域S3と、非作動領域S1と非作動領域S3との間に形成され、カムローラ82が接触する間、可動接点81が作動する作動領域S2とに分割される。
このような形状により、駆動アーム83の回転動作の前半および後半において、駆動アーム83が回転しても自らは回転しない空転区間がつくられる。なお、図4(a)の状態から図4(b)の状態までの期間が駆動アーム83の回転動作の前半に該当し、図4(d)の状態から図4(e)の状態までの期間が駆動アーム83の回転動作の後半に該当する。
また、可動接点81は係合溝86を有する。すなわち、作動領域S2は、カム面87において非作動領域S1および非作動領域S3よりもへこむ溝状に形成されている。
このような形状により、図4(b)の状態から図4(d)の状態までの駆動アーム83の回転動作の中間、すなわち図4(d)に示すθの範囲において、駆動アーム83の回転により可動接点81が角度β回転する。
また、可動接点81が係合溝86を介してカムローラ82と係合しているときの可動接点81の揺動半径rすなわちカムローラ82が作動領域S2に接触するときのカムローラ82の回転中心と可動接点81の搖動中心との距離rは、駆動アーム83の長さLすなわち中心軸71とカムローラ82の回転中心との距離Lより小さい。これにより、駆動アーム83の回転動作の中間において、カムローラ82の回転角度θよりも可動接点81の回転角度βが大きくなる。すなわち、駆動アーム83よりも可動接点81を速く回転させることができるため、固定接点63ODおよび63EVの切換区間すなわち回転角度θを小さくすることができる。これにより、120°以下である駆動アーム83の回転範囲αの中から、真空バルブVSMおよびVSRを開極して通電を完了させるまでの期間を十分に得ることができる。すなわち、120°以下である駆動アーム83の回転範囲αの中で固定接点63ODおよび63EVの切り換えを確実に行なうことが可能となる。
そして、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置では、可動接点81が前述のようなブーメラン形のカム構造を有することにより、図4(e)に示すように、可動接点81は、中心軸71を中心とする半径方向に移動して固定接点63と当接する。すなわち、中心軸71を中心とする周方向に絶縁距離Sが確保されるのではなく、中心軸71を中心とする半径方向に絶縁距離Sが確保される。これにより、固定接点63の配列半径Rを大きくしなくても、可動接点81のブーメラン形状の角度を小さくすることにより可動接点81および固定接点63の絶縁距離Sを大きくすることができる。すなわち、小さな配列半径Rで固定接点63ODおよび63EVと可動接点81との絶縁距離の確保を容易に行なうことができる。したがって、補助接点ユニット73のコンパクト化が可能となる。
また、可動接点および固定接点の接触方法がローラ式である場合すなわち可動接点がローラ構造を有する場合、これらの接点を駆動する際の負荷トルクは大きくならないが、可動接点が摺動しないので接触面が磨かれることがない。このため、経年により接触面に酸化皮膜等が沈着して接触抵抗が増大し、接点過熱による通電障害を起こしてしまう場合がある。
一方、可動接点および固定接点の接触方法が摺動式である場合、可動接点の摺動によって接触面が磨かれるので接触抵抗増大による接点過熱は生じにくい。しかしながら、可動接点および固定接点の接触面における摩擦抵抗によって駆動の際の負荷トルクが大きくなることから、大きな駆動力が必要となる。このため、切換開閉器の駆動源として使用される蓄勢ばねのエネルギを大きくしなければならなくなることから、蓄勢機構が大型になり、また、切換完了直後の余剰エネルギによる衝撃を緩和するダンパーが大型になってしまう。
しかしながら、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置では、可動接点81および固定接点63の接触方法が出力軸58を中心とする摺動式ではなくカム駆動によるバット式接触である。このため、可動接点81および固定接点63の摩擦抵抗による負荷トルクを低減することができるため、切り換えに必要なエネルギを小さくできることから、蓄勢機構57の小型化を図ることができる。
また、可動接点81および固定接点63の接触方法がバット式接触である一方で、可動接点81が固定接点63へ接触していく過程においてその接触面がわずかに移動しながら摺動する。すなわち、可動接点81は、円移動を行ないながら固定接点63への投入、および固定接点63からの開極を行なう。このような構成により、可動接点81および固定接点63がわずかに摺動しながら接触する。これにより、可動接点81および固定接点63の通電接触面が互いに磨かれ、酸化皮膜等の皮膜が除去されることにより、接触抵抗増大による接点過熱も防止することができる。
また、摺動距離がわずかであるので摺動摩擦による接点磨耗量が少なく、負荷トルクも低く抑えられるため、切換開閉器22の補助接点ユニット73の駆動源である蓄勢エネルギを小さくすることができ、蓄勢機構57の小型化を図ることできる。
図5(a)〜(i)は、本発明の実施の形態に係る切換開閉器が接点の切り換えを行なう際の動作を示す図である。図6は、切換開閉器における各部の動作シーケンスを示す図である。図6に示す(a)〜(i)のタイミングは、図5(a)〜(i)にそれぞれ対応している。また、図5において、TP1およびTP2は、コイル11の奇数側タップおよび偶数側タップにそれぞれ対応している。
まず、本発明の実施の形態に係る負荷時タップ切換装置がタップ切り換えを行なう際の動作について図5を参照しながら説明する。
タップ選択器21は、タップTP1のみを選択している状態からタップTP1およびタップTP2を選択している状態への切り換えを行ない、そして、タップTP1およびタップTP2を選択している状態からタップTP2のみを選択している状態への切り換えを行なう。なお、図5は、タップ選択器21がタップTP1およびタップTP2を選択している状態を示している。
切換開閉器22は、タップ選択器21がタップTP1およびタップTP2の選択状態からタップTP2のみの選択状態への切り換えを行なう前に、固定接点63ODを介したタップTP1とコイル11の中性点Nとの間の電気的接続(図5(a))から固定接点63EVを介したコイル11の中性点NとタップTP2との間の電気的接続(図5(i))へ切り換える。ここで、切換開閉器22は、コイル11の中性点NとタップTP1およびタップTP2の両方とが限流抵抗Rを介して電気的に接続されているブリッジ状態(図5(g))をつくることにより、タップTP1およびタップTP2の少なくとも一方とコイル11の中性点Nとの真空バルブを介した電気的接続が遮断されないように負荷電流経路の切り換えを行なう。
次に、本発明の実施の形態に係る切換開閉器が接点の切り換えを行なう際の動作を詳細に説明する。
出力軸58の回転に伴って駆動アーム83の先端に取り付けたカムローラ82が転動あるいは摺動を行なう動作において、可動接点81が固定接点63に接触しながら転動あるいは摺動するとき、可動接点81および固定接点63は通電状態にある。また、可動接点81が固定接点63と非接触の状態で移動するとき、可動接点81および固定接点63は通電状態にない。
可動接点81は、奇数側の固定接点63ODおよび偶数側の固定接点63ED間を往復移動することにより、奇数側タップT1および偶数側タップT2の切り換えを行なう。
より詳細には、図5(a)を参照して、真空バルブVSMは、可動接点81に電気的に接続された第1端と、図1に示すコイル11の出力側端子たとえば中性点Nに電気的に接続された第2端とを有する。真空バルブVSRは、限流抵抗Rの第1端に電気的に接続された第1端と、図1に示すコイル11の中性点Nに電気的に接続された第2端とを有する。
限流抵抗Rは、真空バルブVSRの第1端に電気的に接続された第1端と、固定接点63ODに電気的に接続された第2端とを有する。また、固定接点63ODおよび限流抵抗Rは、タップ選択器21がタップTP1を選択しているとき、タップTP1に電気的に接続される。また、固定接点63EVは、タップ選択器21がタップTP2を選択しているとき、タップTP2に電気的に接続される。
図5(a)および図6を参照して、まず、可動接点81は固定接点63ODに接触しており、真空バルブVSRは開極しており、真空バルブVSMは閉極している。
図5(b)および図6を参照して、次に、真空バルブVSRが閉極する。また、駆動アーム83が固定接点63ODから固定接点63EVへの方向の回転を開始する。このとき、駆動アーム83の先端のカムローラ82は前述の空転区間に位置しているため、可動接点81は回転しない。
図5(c)および図6を参照して、次に、真空バルブVSMが開極する。また、駆動アーム83は、固定接点63ODから固定接点63EVの方向に回転を継続している。このとき、駆動アーム83の先端のカムローラ82は前述の空転区間に位置しているため、可動接点81は回転しない。
図5(d)および(e)ならびに図6を参照して、次に、駆動アーム83の先端のカムローラ82が前述の空転区間を出て可動接点81の係合溝86に達し、係合溝86上を通る。そうすると、可動接点81がその位置を切り換えるため、固定接点63ODが開極すし、可動接点81は固定接点63ODおよび63EVと非接触となる。
図5(f)および図6を参照して、次に、固定接点63EVが閉極する、すなわち可動接点81は固定接点63EVと接触する。
図5(g)および図6を参照して、次に、真空バルブVSMが閉極する。このとき、駆動アーム83の先端のカムローラ82は前述の空転区間に位置しているため、可動接点81は回転しない。
図5(h)および図6を参照して、次に、真空バルブVSRが開極する。このとき、駆動アーム83の先端のカムローラ82は前述の空転区間に位置しているため、可動接点81は回転しない。
図5(i)および図6を参照して、可動接点81は固定接点63EVに接触しており、真空バルブVSRは開極しており、真空バルブVSMは閉極している。
このような動作により、図6において、駆動アーム83の回転範囲αの中から、真空バルブVSMおよびVSRをそれぞれ開極して通電を完了させるまでの期間Tを得て、かつ固定接点63ODおよび63EVの切換区間すなわち回転角度θを得ることができる。
また、真空バルブVSMを開極させるのに必要な期間、すなわち真空バルブVSMが開極を開始するタイミング(図5(b))から所定時間経過後(図5(d))までの期間において可動接点81を開極させないようにすることができる。すなわち、真空バルブVSMが閉極している状態(図5(a))から、真空バルブVSMを開極して通電を完了させた状態(図5(c))の後に、可動接点81の接触先を固定接点63ODから固定接点63EVへ切り換える(図5(d)〜(f))。これにより、可動接点81の接続先を切り換える際の可動接点81および固定接点63におけるアークの発生を防ぐことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 変圧器、11 コイル、13 変圧器タンク、15 絶縁油、21 タップ選択器、22 切換開閉器、23 切換開閉器容器、24 駆動装置、25 駆動力伝達部、27 電動操作機構部、53 ギヤ、55 駆動軸、57 蓄勢機構、58 出力軸、60 接点、61,61a,61b,61c,61d 可動接点、63,63OD,63ODU,63ODV,63ODW,63EV,63EVU,63EVV,63EVW 固定接点、64 ばね、65 接続部、71 中心軸、72 ベルクランク、73 補助接点ユニット、74 真空バルブユニット、81,81U,81V,81W 可動接点、82 カムローラ、83 駆動アーム、85 回転軸、88OD,88EV 腕部、89 出力部材、91 補助接点、101 負荷時タップ切換装置、TP1,TP2 タップ、S1,S3 非作動領域、S2 作動領域、VSM,VSMU,VSMV,VSMW,VSR,VSRU,VSRV,VSRW 真空バルブ。

Claims (7)

  1. コイルを含む変圧器の巻数比を切り換えるためのタップ切換装置であって、
    絶縁媒体により満たされる筐体と、
    前記筐体外に設けられ、前記変圧器の含むコイルにおける複数の位置に設けられた複数のタップの中から少なくとも1つのタップを選択するタップ選択器と、
    前記筐体内に設けられ、前記タップ選択器によって選択されている前記タップと所定ノードとの間の負荷電流が流れる接点を含み、前記接点を開閉する切換開閉器とを備え、
    前記切換開閉器は、
    所定軸を中心に回転する出力部材と、
    前記タップ選択器を介して異なる前記タップにそれぞれ電気的に接続される複数の固定接点と、
    前記出力部材の回転に伴って作動し、前記複数の固定接点と選択的に接続する可動接点と、
    前記複数の固定接点のいずれかに接続された限流抵抗と、
    前記所定ノードおよび前記限流抵抗の間に接続された第1の真空バルブと、
    前記所定ノードおよび前記可動接点の間に接続された第2の真空バルブとを含み、
    前記可動接点、前記複数の固定接点ならびに前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブは、前記所定軸に直交する同一平面に交わるように設けられ、
    前記可動接点は、前記所定軸を中心とする半径方向に前記複数の固定接点ならびに前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブよりも内側に設けられ
    前記複数の固定接点は、前記所定軸を中心とする周方向に隣り合って設けられ、前記可動接点と選択的に接続される第1固定接点および第2固定接点とを含み、
    前記出力部材は、その回転運動に伴って、前記可動接点に対して転動しながら前記所定軸を中心とする周方向に沿って往復移動するカムローラを有し、
    前記可動接点は、前記第1固定接点および前記第2固定接点にそれぞれ対向して設けられる第1腕部および第2腕部を有し、前記第1腕部と前記第2腕部との間で回転可能に軸支され、前記カムローラの往復移動を受けて、前記第1腕部が前記第1固定接点に当接し、前記第2腕部が前記第2固定接点から離間する第1位置と、前記第1腕部が前記第1固定接点から離間し、前記第2腕部が前記第2固定接点に当接する第2位置との間で揺動し、
    前記第1固定接点は、前記第1腕部が前記第1固定接点に当接した場合に、前記第1固定接点を前記第1腕部の方向に押す第1のばねを有し、
    前記第2固定接点は、前記第2腕部が前記第2固定接点に当接した場合に、前記第2固定接点を前記第2腕部の方向に押す第2のばねを有するタップ切換装置。
  2. 前記第1固定接点は、前記第1腕部当接するための第1当接部をさらに有し、
    前記第2固定接点は、前記第2腕部当接するための第2当接部をさらに有し、
    前記第1当接部および前記第2当接の各々は、前記所定軸を中心とする半径方向に前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブよりも内側に設けられている請求項1に記載のタップ切換装置。
  3. 前記変圧器は複数相のコイルを含み、
    前記可動接点、前記第1固定接点、前記第2固定接点、前記限流抵抗、前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブは、前記相ごとに設けられ、
    前記複数相の前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブは、前記所定軸を中心とする周方向に互いに間隔を隔てて設けられ、
    前記複数相の前記可動接点前記第1固定接点および前記第2固定接点ならびに前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブは、前記所定軸に直交する同一平面に交わるように設けられ、
    前記複数相の前記可動接点は、前記複数相の前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブの内側に設けられている請求項に記載のタップ切換装置。
  4. 前記複数相の第1固定接点の各々は、前記第1腕部当接するための第1当接部をさらに有し、
    前記複数相の第2固定接点の各々は、前記第2腕部当接するための第2当接部をさらに有し、
    前記複数相の前記第1当接部および前記第2当接の各々は、前記複数相の前記第1の真空バルブおよび前記第2の真空バルブの内側に設けられている請求項3に記載のタップ切換装置。
  5. 前記可動接点には、前記所定軸を中心とする周方向に沿って延在し、前記カムローラが前記第1位置側および前記第2位置側の移動端にそれぞれ位置決めされた時に、そのカムローラと接触する第1端部および第2端部を有するカム面が形成され、
    前記カム面は、前記所定軸を中心とする周方向において、前記第1端部および前記第2端部からそれぞれ所定の角度に渡って形成され、前記カムローラが接触する間、前記可動接点が非作動となる第1非作動領域および第2非作動領域と、前記第1非作動領域と前記第2非作動領域との間に形成され、前記カムローラが接触する間、前記可動接点が作動する作動領域とに分割される請求項1〜4のいずれか一項に記載のタップ切換装置。
  6. 前記作動領域は、前記カム面において前記第1非作動領域および前記第2非作動領域よりもへこむ溝状に形成されている請求項に記載のタップ切換装置。
  7. 前記所定軸と前記カムローラの回転中心との距離は、前記カムローラが前記作動領域に接触するときの前記カムローラの回転中心と前記可動接点の搖動中心との距離よりも大きい請求項に記載のタップ切換装置。
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