JP3851715B2 - 負荷時タップ切換器 - Google Patents

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は変圧器の負荷時タップ切換器において、特に1個の限流抵抗と2個の真空バルブを用いた負荷時タップ切換器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
2個の可動接点と1個の限流抵抗と2個の真空バルブを用いて変圧器のタップ巻線を切換える負荷時タップ切換器としては、先に出願した特開平8−272315号の明細書及び図面に示されているようなものがある。
【0003】
以下この構造及び動作について図21を用いて説明する。
図21において、41は駆動源としての電動機で、この電動機41の回転軸にはピニオン42が直結されている。43は軸45に取付けられ、ピニオン42と噛合して電動機41のトルクが伝達される歯車で、この歯車43には中心軸から若干外れた適宜位置にピン46が軸端方向に向けて取付けられると共に、このピン46と反対側の周面の適宜位置にピン49が取付けられている。
【0004】
また、軸45の一端部には歯車43の回動によりピン46に押圧されて回動するアーム44の一端部が取付けられ、このアーム44の他端部に引張バネ47の一端が取付けられ、その他端は支点ピン48により図示しない固定部材に支持されている。この引張バネ47はアーム44の回動によりバネ力が蓄勢され、所定蓄勢量に達すると瞬発的にそのエネルギを放勢するものである。
【0005】
さらに、軸45の他端部にはピン係合部を有するセグメント53が取付けられ、このセグメント53に対応させてドライバ54を設けると共に、このドライバ54は軸45と同一軸方向に配設された絶縁駆動軸56の一端部に取付けられている。このドライバ54にはセグメント53の係合部と係合するピン52が取付けられると共に、このピン52と反対側にピン55が取付けられている。
【0006】
また、絶縁駆動軸56の他端側には溝カム66が取付けられている。この溝カム66は、第1の真空バルブ69(V1)及び第2の真空バルブ70(V2)を所定の順序で駆動レバー68及び67を介して開閉させるためのカム溝71(主用)及びカム溝72(抵抗用)がそれぞれ形成されている。
【0007】
この場合、セグメンクト53の係合部にピン52が係合してドライバー54が回動し、そのトルクが絶縁駆動軸56に伝達されて溝カム66が回動すると、カム溝71,72と係合する駆動レバー67,68がカム溝の上方変位、下方変位に移動することにより、各々の真空バルブ70,69が開閉動作可能な構成となっている。
【0008】
一方、200は第2の可動接点61(M2)を駆動するためのトルクを伝達する第2の間欠歯車機構であり、この第2の間欠歯車機構200は絶縁駆動軸51の一端部に取付けられ、前述した歯車43に取付けられたピン49と噛合い駆動される第2のゼネバギヤ50により構成される。前記絶縁駆動軸51の他端部にはアーム60の一端が取付けられ、その他端に第2の可動接点61(M2)が取付けられている。
【0009】
この場合、第2のゼネバギヤ50の回動が絶縁駆動軸51を介してアーム60に伝達されると、このアーム60に取付けられた第2の可動接点61(M2)が絶縁駆動軸51を中心に回動し、固定接点65間を切換動作できるようになっている。
【0010】
また、100は第1の可動接点64(M1)を駆動するためのトルクを伝達する第1の間欠歯車機構であり、この第1の間欠歯車機構100は絶縁駆動軸51と同軸的に配置されたパイプ状の絶縁軸58の端部に取付けられ、ドライバー54に取付けられたピン55と係合してドライバー54のトルクが伝達されると回動する第1のゼネバギヤ57により構成される。前記絶縁軸58の他端側にはアーム63の一端が取付けられ、その他端に第1の可動接点64(M1)が取付けられている。
【0011】
この場合、第1のゼネバギヤ57の回動が絶縁軸58を介してアーム63に伝達されると、このアーム63に取付けられた第1の可動接点64(M1)が絶縁軸58を中心に回動し、固定接点65間を切換動作できるようになっている。
【0012】
なお、図中59は第2の可動接点61と接触する集電リング、62は第1の可動接点63と接触する集電リングである。
このような構成の負荷時タップ切換器において、電動機の回転を受けてピニオン42が回転すると、ピニオン42と噛合する歯車43が回転する。この歯車43の回転により、歯車43に取付け固定されたピン46がアーム44を軸45を中心に回転せしめ、他単を支点ピン48に固定された引張バネ47を引張ると同時に、歯車43の反対側に取付けられたピン49が第2のゼネバギヤ50と噛合し、第2のゼネバギヤ50を回転させる。
【0013】
第2のゼネバギヤ50の回転により絶縁駆動軸51を介して集電リング59及びアーム60に取付け固定された第2の稼働接点61が固定接点65間を順次移動するように作用する。
【0014】
引張バネ47の引張量が最大に達すると蓄勢エネルギにより、アーム44が急速に軸45を中心に回動し、同時にアーム44に固定された軸45が回転し、軸45と一体化したセグメント53を回動させる。
【0015】
セグメント53がドライバ54の上側に取付け固定されたピン52を押圧することにより、ドライバ54が軸45を中心に回転し、同時にドライバ54のした側に取付け固定されたピン55が第1のゼネバギア57と噛合する。第1のゼネバゼア57の回転により、絶縁駆動軸58を介して集電リング62及びアーム63に取付固定された第1の可動接点64が固定接点65間を順次移動するように作用する。
【0016】
一方、ドライバ54の回転はこれに直結した絶縁駆動軸56にも伝達され、絶縁駆動軸56の他端に取付け固定された溝カム66を回転させる。この溝カム66が回転すると、カム71,72と係合す駆動レバー67,68がカム溝の上方変位、下方変位に移動することにより、第1の真空バルブ69及び第2の真空バルブ70を開閉動作させる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の負荷時タップ切換器においては、第1の真空バルブ及び第2の真空バルブは各相毎に縦方向に直列に配置され、各相の真空バルブ間はカップリングで連結されている。
【0018】
従って、カップリングにおける伝達のずれが、真空バルブの開閉タイミングの各相間のずれとなって現れるという問題があった。また、タップ選択器の固定接点が縦長の2段構造となっているおり、各段部分に第1及び第2の稼働接点が接触するように構成されているため、全体が縦方向に大きくなってしまい、負荷時タップ選択器をコンパクトにまとめることが困難であった。
【0019】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、各相の真空バルブの開閉タイミングのずれを小さくし、よりコンパクトにまとめることができる負荷時タップ切換器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段により負荷時タップ切換器を構成するものである。
請求項1に対応する発明は、変圧器タップ巻線のタップに接続された複数の固定接点と、この固定接点に順次接触する第1の負荷電流通電用可動接点と、前記固定接点に順次接触し、タップ間短絡時の循環電流を通電する第2の可動接点とを備え、前記第1の可動接点には第1の真空バルブを、また前記第2の可動接点には循環電流を抑制する限流抵抗と第2の真空バルブとを直列接続し、前記第1及び第2の可動接点は同一固定接点に接触して並列回路を形成し、タップ切換を行う際には、循環電流を抑制する限流抵抗を直列接続した第2の可動接点が同一正方向切換、また逆方向切換においても常に前記第1の通電用可動接点より先に切換動作を行い、隣接するタップに接続された固定接点に接触するように構成してなる負荷時タップ切換器において、原動側駆動部と、この原動側駆動部により前記第1の可動接点に早切動作を行わせるための蓄勢エネルギを蓄積する蓄勢装置と、前記原動側駆動部により前記蓄勢装置の蓄勢動作が終了するまでに前記第2の可動接点を次タップの固定接点に移動させる第2の間欠歯車機構と、前記蓄勢装置の従動側に連結され前記蓄勢エネルギの放勢により前記第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメントと、前記セグメントの縦動側に連結されると共に、前記第1の間欠歯車機構と同軸上に配置され、蓄勢エネルギの放勢により、前記第1及び第2の真空バルブを所定の順序で開閉動作させるカム機構を駆動する第3の間欠歯車機構とを備える。
【0021】
したがって、このような1抵抗2バルブ式の負荷時タップ切換器にあっては、先行動作と早切り動作の1連からなる切換動作シーケンスを満足できる。
【0024】
請求項に対応する発明は、請求項1に対応する発明において、第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグメントが第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を押圧し始める時点の時間的ずれを持たせる。
【0026】
請求項に対応する発明は、請求項1に対応する発明において、第2の間欠歯車機構の従動側の中心軸上に第2の駆動軸を直結し、第1の歯車と噛合する第2の歯車上に第2の可動接点を取付固定し、第2の間欠歯車機構の駆動が第2の歯車を回転せしめることにより、第2の可動接点が固定接点間を順次選択移動できるように構成し、さらに第2の可動駆動軸については第1の駆動軸が負荷時タップ切換器の側面近傍に配置し、また固定接点を板状とし、第1の可動接点が固定接点を挟む状態で順次接触しているのに対し、第2の可動接点は前記固定接点の下面に押圧される状態で順次接触して行くように構成する。
したがって、このような構成の負荷時タップ切換器にあっては、タップ選択器の固定接点を板状のもので済ませることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明による負荷時タップ切換器の実施の形態の具体的な構成を示す図である。図2は図1のA−A線に沿う矢視断面図、図3は図1のC−C線に沿う矢視断面図、図4は図1のB−B線に沿う矢視断面図である。
【0028】
図1において、1はフレーム80に取付けられた負荷時タップ切換器の駆動源である電動機で、この電動機1にはカップリング2を介して回転軸3が連結されている。
【0029】
さらに、回転軸3には図2に示すようにピニオン4が取付固定され、このピニオン4には第2のゼネバドライバ5が一体的に設けられており、ピニオン4と第2のゼネバドライバ5が同時に回転するように構成されている。また、図2において、7は第2のゼネバドライバ5と噛合する第2のゼネバギヤ、8は第2のゼネバキヤ7の中心軸上に取付固定され、電動機1から伝達されるトルクをタップ選択器へ伝達する役目を果たす第2の駆動軸である。
【0030】
さらに、図3において、36は第2の駆動軸8の端部が取付固定された第1の歯車、37は軸受40により回転自在に支持され、第1の歯車36と噛合する第2の歯車で、この第2の歯車37の表面には第2の可動接点(抵抗側)39が取付固定され、第2の歯車37が回転することにより、第2の可動接点(抵抗側)39が固定接点38間を順次移動できるように構成されている。
【0031】
一方、図1及び図2において、9はピニオン4と噛合するギヤであり、その表面にはピン10が取付固定されている。また、11はギヤ9の回転に伴うピン10の回動により回動するリンクであり、その上端には引張バネ12の一端が支持され、リンク11の回動が引張バネ12を引張し、静止エネルギを蓄えるように作用する。
【0032】
また、図1において、13はリンク11と一体となって回転する回転軸であり、この回転軸13の他端には第1のゼネバドライバ19と第3のゼネバドライバ21を同時に駆動するセグメント14が取付固定され、回転軸13の回転が同時にセグメント14の回動となる。
【0033】
さらに、15は第1のゼネバドライバ19の裏面に取付固定されたピンであり、セグメント14がピン15を押圧し回動させることで、第1のゼネバドライバ19を駆動するように構成されている。16は同じく第1のゼネバドライバ19の裏面側に取付固定されたピンであり、第1のゼネバドライバ19がピン16を介して第1のゼネバギヤ20と噛合する。23は第1のゼネバギヤ20の中心軸上に取付固定され、第1のゼネバギヤ20と共に回転する第1の駆動軸、32は第1の駆動軸23の回転を絶縁駆動軸33に伝達するカップリングである。
【0034】
34は絶縁駆動軸33上に取付固定されている集電リングで、その一端部には第1の可動接点(主側)35が取付固定され、絶縁駆動軸33の回転により第1の可動接点(主側)が固定接点38間を順次移動できるように構成されている。
【0035】
一方、17は第3のゼネバドライバ21の表面側に取付固定されたピンであり、セグメント14がピン17を押圧し回動させることにより、第3のゼネバドライバ21を駆動するように構成されている。18は同じく第3のゼネバドライバ21の表面側に取付固定されたピンであり、第3のゼネバドライバ21がピン18を介して第3のゼネバギヤ22と噛合する。
【0036】
また、29は第3のゼネバギヤ22の中心軸上に取付固定された第3の駆動軸であり、他端には溝カム24が取付固定され、第3のゼネバギヤ22と共に回動する。
【0037】
さらに、第3の駆動軸29は管状となっており、その内部に第1の駆動軸23を挿通させた2重構造となっている。溝カム24にはカム溝a27、カム溝b28が形成されており、第1の真空バルブ(主側)30及び第2の真空バルブ(抵抗側)31に連結されたカムフロアa25、カムフロアb26が溝カム24の回転を受けて、カム溝27,28の上方変位、下方変位に移動することにより、図4に示す各々の第1の真空バルブ30及び第2の真空バルブ31を開閉するように構成されている。
【0038】
この場合、図4に示すようにU,V,W相の各々の主バルブ、抵抗バルブ全てが同一平面の円周上に配置された構造となっている。
ここで、上記セグメント14は、図5に示すように上下2段構成になっており、A面は第1のゼネバドライバ19に直結されたピン15を駆動する面であり、B面は第3のゼネバドライバ19に直結したピン17を駆動する面である。また、A面とB面がずれているため、第1のゼネバドライバが第3のゼネバドライバに対して遅れて動き出すことにより、第1の可動接点の切換動作をカムの駆動に対して遅らせるように作用する。その結果、切換シーケンスを示す図8中のtの時間的余裕を確保できるように構成されている。
【0039】
ここで、上記第1のゼネバドライバ19と第1のゼネバギヤ20は第1の間欠歯車機構を構成し、また第2のゼネバドライバ5と第2のゼネバギヤ7は第2の間欠歯車機構を構成し、さらに第3のゼネバドライバ21と第3のゼネバギヤ32は対として第3の間欠歯車機構を構成している。
次に上記のように構成された負荷時タップ切換器の切換動作を図6乃至図8を用いて説明する。
図6及び図7は切換動作過程の回路を順を追って示すものであり、図8はその切換シーケンスを示すものである。
【0040】
図6において、TWはタップ巻線、T1,T2は隣合うタップ、M1はタップ選択器の第1の可動接点、M2は第2の可動接点、V1は第1の真空バルブ、V2は第2の真空バルブをそれぞれ示している。
【0041】
タップT1からタップT2への切換
(1)タップ選択器M1、M2がタップT1を選択し、第1の真空バルブV1が閉路し、第2の真空真空バルブV2が開路している状態を示している。負荷電流T1−M1−V1の回路を流れる。
(2)タップ選択器の第2の可動接点M2がタップT1からタップT2に移動する。
(3)第2の真空バルブV2が閉路し、タップT1、タップT2間で短絡回路が形成され、限流抵抗Rにより抑制された循環電流が流れる。
(4)第1の真空バルブV1が開路し、負荷電流をT1−M1−V1の回路からT2−M2−R−V2の回路に移す。
(5)タップ選択器の第1の可動接点M1がタップT1からタップT2に移動する。
(6)第1の真空バルブV1が開路し、負荷電流をT2−M2−R−V2の開路からT2−M1−V1の回路に移す。
(7)第2の真空バルブV2が開路する。
【0042】
図7に示すタップT2からタップT1への切換についてもタップT1からタップT2の切換と同様に第2の可動接点M2の切換が先行して、第1の可動接点M1がこれに追従する。その他の切換えシーケンス等についても、タップT1からタップT2の切換えと変わるところがないので、ここではその説明を省略する。
【0043】
次に1タップ切換動作の詳細について図9乃至図20を用いて説明する。
図9乃至図13は電動機のトルクを受けて、早切動作により第1の間欠歯車機構を介して第1の可動接点(主側)が切換られる状況と、第2の間欠歯車機構を介して第2の可動接点(抵抗側)が先行して切換られる状況との連動を示している。また、図中の矢印は第2のゼネバギヤ7の回転が第23の駆動軸8を介して第1の歯車36に伝達されることを示している。以下切換動作を順を追って説明する。
【0044】
図9(a),(b),(c)は初期状態を示す。
この時は引張バネ12は蓄勢されていない。
図9(d),(e),(f)は蓄勢動作開始、抵抗接点切換動作開始の状態を示す。
【0045】
電動機1の回転がピニオン4に伝達され、このピニオン4と一体の第2のゼネバドライバ5及びピニオン4と噛合するギヤ9上のピン10が同時に回転する。その結果、ピン10がリンク11を押圧し、回動させ始めることにより引張バネ12の蓄勢動作が開始される。一方、第2のゼネバドライバ5の回転が第2のゼネバギヤ7、第2の駆動軸8、第1の歯車36を介して第2の歯車37を回動させることにより、タップ選択器の第2の可動接点(抵抗側)39を固定接点38(T1)から開離させ始める。
【0046】
図10(a),(b),(c)は蓄勢動作終了、抵抗接点切換動作完了状態を示す。
ピニオン4がさらに回転し続けると、ピン10がさらにリンク11を押圧し回動させ、リンク11の回動角が初期状態から180°となった時点で引張バネ12の引張量が最大となり、蓄勢動作を終了する。一方、ピニオン4がさらに回転することにより、第2の歯車37がさらに回転し、図10(c)のように第2の可動接点(抵抗側)39が固定接点38(タップ側T2)に完全に投入され、抵抗接点の切換動作を完了する。
【0047】
図10(d),(e),(f)はスナップ動作開始、主接点切換動作開始の状態を示す。
蓄勢動作終了後、引張バネ12が放勢すると、リンク11がピン10から開離し、引張バネ12の引張力により急速に回転を始める。リンク11の回転によりこれと一体のセグメント14がピン15を回動させ始め、それに伴い第1のゼネバドライバ19を介してピン16が第1のゼネバギヤ20と噛み合い始め、第1の可動接点(主側)35を固定接点38(タップT1)から開離させる。
【0048】
図11(a),(b),(c)はスナップ動作終了、主接点切換動作完了の状態を示す。
引張バネ12の引張力により、リンク11がさらに回動し、さらにピン16が回動するが、ピン16が第1のゼネバギヤ20との噛み合いから開離した時点で、第1の可動接点(主側)35が完全に固定接点38(タップT2)に投入され、主接点の切換動作を完了する。
【0049】
図12及び図13は、図9乃至図11の正方向切換え動作に対し、逆方向切換動作を示しているが、正方向切換動作と同様に第2の可動接点M2の切換が先行して第1の可動接点M1の切換がこれに追従する。その他、切換シーケンス、駆動機構の連動等、正方向切換に比較して特に変わるところがないので、ここではその説明を省略する。
【0050】
次に正方向1タップ切換動作の過程において、蓄勢動作完了時点から、主接点切換動作終了時点までの詳細を図14乃至図20を用いて説明する。
図14(a)乃至図20(a)は切換動作過程の回路を示す。
【0051】
図14(b)乃至図20(b)はカムによる真空バルブの開閉動作を示している。溝カム24のカム溝は27,28に示すような形状に形成され、真空バルブに連結されたカムフロア25,26がカム溝27,28の情報変位の時は真空バルブを開路せしめ、逆に下方変位の時は真空バルブを閉路せしむるように作用する。
【0052】
図14(c)乃至図20(c)は、リンク11の回動により、静止エネルギを蓄勢された引張バネ12の動作により、リンク11、セグメント14が同時に回転し、セグメント14にピン15が押圧されることにより、第1のゼネバドライバ19、ピン16を介して第1のゼネバギヤ20が回動し、それに伴い第1の可動接点35は固定接点38(タップT1)から固定接点38(タップT2)へと切換られる状況を示している。
【0053】
ここで、図14乃至図20について順を追って説明する。
図14(a)〜(c)は、引張バネ12の蓄勢動作が完了した状態を示すと共に、タップ巻線のタップT1をタップ選択器の第1の可動接点35(M1)が選択した状態を示している。
【0054】
第1の真空バルブ30(V1)が閉路し、タップT1−第1の可動接点35−(M1)−第1の真空バルブ30(V1)を通して図中太線のように変圧器負荷電流が通電されている。この場合、カムフロアa25はカム溝a27の下方変位にあり、第1の真空バルブ30(V1)を閉路せしめている。一方、カムフロアb26はカム溝b28の上方変位にあり、第2の真空バルブ31(V2)を開路させている。
【0055】
図15(a)〜(c)は第2の真空バルブ31(V2)が閉路した状態を示している。引張バネ12の動作により、リンク11、セグメント14を介して第3の間欠歯車機構が駆動し、それに伴い第3の駆動軸29に連結された溝カム24が回動を始め、図示するように第2の真空バルブ31(V2)を閉路させる。
【0056】
第2の真空バルブ31(V2)の閉路に伴い、タップT1,T2間に短絡回路が形成され、限流抵抗Rにより抑制された循環電流が流れる。変圧器負荷電流は引続きT1−M1−V1の回路を流れる。
【0057】
また、引張バネ12の動作がリンク11、セグメント14、第1のゼネバドライバ19を介して第1のゼネバギヤ20を回動させることで、第1の可動接点35が固定接点38(タップT1)から移動を始める。
【0058】
図16(a)〜(c)は、第1の真空バルブ30(V1)が開路し、変圧器負荷電流を遮断すると同時に、負荷電流がタップT1側からタップT2側の回路へと移った状態を示している。
【0059】
引張バネ12の動作によりセグメント14を介して溝カム24がさらに回転を続けると、カムフロアa25はカム溝a27の下方変位から上方変位に移動して第1の真空バルブ30(V1)を開路させると同時に変圧器負荷電流、循環電流を遮断して、変圧器負荷電流をT2−M2−R−V2側の回路に移す。また、引張バネ12の動作が第1のゼネバギヤ20をさらに回動させることで、第1の可動接点35(M1)が更に進行する。
【0060】
図17(a)〜(c)は、タップ選択器の第1の可動接点35(M1)が固定接点38(タップT1)から開離し、タップT1とタップT2の中間位置に達した状態を示している。引張バネ12の動作が第1のゼネバギヤ20を更に回動させることで、第1の可動接点35(M1)が固定接点(タップT)から開離し、更に進行してタップT1とタップT2の中間位置に到達する。この管、カムフロアa25及びカムフロアb26はカム溝27、冬の水平位置を移動しているため、第1の真空バルブ30(V1)は開路、第2の真空バルブ31(V2)は閉路を維持しており、変圧器負荷電流は引続き、T2−M2−−R−V2の回路を流れる。
【0061】
図18(a)〜(c)は、タップ選択器の第1の可動接点35(M1)が固定接点38(タップT2)に到達した状態を示している。
引張バネ12の動作が第1のゼネバギヤ20を更に回動させることで、第1の可動接点35(M1)が更に進行し、固定接点38(タップT2)に到達する。この際、第1の真空バルブ30(V1)が回路しているため、む負荷、む電圧状態での投入となり、発弧は伴もなわない。
【0062】
図19(a)〜(c)は、第1の真空バルブ30(V1)が閉路し、変圧器負荷電流が第1の真空バルブ30(V1)側に移った状態を示している。
引張バネ12の動作により、セグメント14を介して溝カム24がさらに回転を続けると、カムフロアa25がカム溝a27の上方変位から下方変位に移動して第1の真空バルブ30(V1)を閉路させると同時に変圧器負荷電流をT2−M2−R−V2の回路からT2−M1−V1の回路に移す。
【0063】
図20(a)〜(c)は、第2の真空バルブ31(V2)が開路した状態を示している。
引張バネ12の動作により、セグメント14を介して溝カム24がさらに回転を続けると、カムフロアb26がカム溝b28の下方変位から上方変位に移動して第2の真空バルブ31(V2)を開路させる。この間、変圧器負荷電流は引続きT2−M1−V1の回路を流れる。
【0064】
このように本実施の形態では、U,V,W相、各々の第1の真空バルブ及び第2の真空バルブ、合計6個を全て、同一平面円周状にに配置するようにしたので、各相の真空バルブを全て同一軸により駆動することができる。
【0065】
また、固定接点を板状とし、第1の可動接点が固定接点を挟む状態で接触するのに対し、第2の可動接点は同固定接点の下面に押圧される状態で接触するため、タップ選択器を縦方向にコンパクトにできる。
【0066】
さらに、第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグメントが第3の間欠歯車機構を押圧し始める時点を遅らせる構造とすることによりら、切換シーケンス上、主バルブが回路してから第1の可動接点が固定接点から開離し始めるまでの時間的余裕を確保することができる。また、各間欠歯車機構をゼネバドライバーとゼネバぎやにより駆動される構成としてあるので、間欠歯車機構の従動側の回転角を正確に規定できる。
【0067】
以上述べたように本発明によれば、各相の真空バルブを全て同一平面上で同一軸により駆動するため、各相の真空バルブの開閉タイミングのずれを小さくでき、またタップ選択器の固定接点を板状のもので済ませることができるため、縦方向の寸法を軽減でき、全体をコンパクトにまとめることができる負荷時タップ切換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ切換器の実施の形態を示す正面図。
【図2】図1のA−A線に沿う矢視断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う矢視断面図。
【図4】図1のC−C線に沿う矢視断面図。
【図5】同実施の形態におけるセグメントの構造を示す図。
【図6】同実施の形態における正方向切換動作過程を示す図。
【図7】同実施の形態における逆方向切換動作過程を示す図。
【図8】同実施の形態における切換シーケンスを示す図。
【図9】同実施の形態において、第2の可動接点の先行切換動作と、第1の可動接点の早切動作での切換動作との連動状況において、正方向切換動作における初期状態から蓄勢動作開始、抵抗接点切換動作開始間での状況を示す図。
【図10】同じく正方向切換動作における蓄勢動作終了、抵抗接点切換動作完了からスナップ動作開始、主接点切換動作開始までの状況を示す図。
【図11】同じく正方向切換動作におけるスナップ動作終了、主接点切換動作完了の状況と逆方向切換動作開始開始までの状況を示す図。
【図12】同じく逆方向切換動作における蓄勢動作開始、抵抗接点切換動作開始から蓄勢動作終了、抵抗接点切換動作完了までの状況を示す図。
【図13】同じく正方向切換動作におけるスナップ動作終了、主接点切換動作完了の状況と逆方向切換動作開始開始までの状況を示す図。
【図14】同実施の形態における正方向切換動作において、引張バネの蓄勢動作が完了した状態とタップ巻線のタップT1をタップ選択器の第1の可動接点が選択した状態を示す図。
【図15】同じく正方向切換動作において、第2の真空バルブが閉路した状態を示す図。
【図16】同じく正方向切換動作において、第1の真空バルブが開路し、変圧器負荷電流を遮断すると同時に負荷電流がタップT1側の回路からタップT2側の回路に移った状態を示す図。
【図17】同じく正方向切換動作において、タップ選択器の第1の可動接点がタップT1から開離し、タップT1とタップT2の中間位置に達した状態を示す図。
【図18】同じく正方向切換動作において、タップ選択器の第1の可動接点がタップT2に到達した状態を示す図。
【図19】同じく正方向切換動作において、第1の真空バルブが閉路し、変圧器負荷電流が第1の真空バルブ側の回路に移動した状態を示す図。
【図20】同じく正方向切換動作において、第2の真空バルブが開路した状態を示す図。
【図21】従来の負荷時タップ選択器におけるタップ選択器の概略構造を示す図。
【符号の説明】
1……電動機
4……ピニオン
5……第2のゼネバドライバ
7……第2のゼネバギヤ
8……第2の駆動軸
10……ピン
11……リンク
12……引張バネ
14……セグメント
19……第1のゼネバドライバ
20……第1のゼネバギヤ
21……第3のゼネバドライバ
22……第3のゼネバギヤ
23……第1の駆動軸
24……溝カム
29……第3の駆動軸
30……第1の真空バルブ
31……第2の真空バルブ
32……カップリング
33……絶縁駆動軸
34……集電リング
35……第1の可動接点
36……第1の歯車
37……第2の歯車
38……固定接点
39……第2の可動接点

Claims (3)

  1. 変圧器タップ巻線のタップに接続された複数の固定接点と、この固定接点に順次接触する第1の負荷電流通電用可動接点と、前記固定接点に順次接触し、タップ間短絡時の循環電流を通電する第2の可動接点とを備え、前記第1の可動接点には第1の真空バルブを、また前記第2の可動接点には循環電流を抑制する限流抵抗と第2の真空バルブとを直列接続し、前記第1及び第2の可動接点は同一固定接点に接触して並列回路を形成し、タップ切換を行う際には、循環電流を抑制する限流抵抗を直列接続した第2の可動接点が同一正方向切換、また逆方向切換においても常に前記第1の通電用可動接点より先に切換動作を行い、隣接するタップに接続された固定接点に接触するように構成した負荷時タップ切換器において、
    原動側駆動部と、この原動側駆動部により前記第1の可動接点に早切動作を行わせるための蓄勢エネルギを蓄積する蓄勢装置と、前記原動側駆動部により前記蓄勢装置の蓄勢動作が終了するまでに前記第2の可動接点を次タップの固定接点に移動させる第2の間欠歯車機構と、前記蓄勢装置の従動側に連結され前記蓄勢エネルギの放勢により前記第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメントと、前記セグメントの縦動側に連結されると共に、前記第1の間欠歯車機構と同軸上に配置され、蓄勢エネルギの放勢により、前記第1及び第2の真空バルブを所定の順序で開閉動作させるカム機構を駆動する第3の間欠歯車機構とを備えたことを特徴とする負荷時タップ切換器。
  2. 第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグメントが第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を押圧し始める時点の時間的ずれを持たせたことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。
  3. 第2の間欠歯車機構の従動側の中心軸上に第2の駆動軸を直結し、第1の歯車と噛合する第2の歯車上に第2の可動接点を取付固定し、第2の間欠歯車機構の駆動が第2の歯車を回転せしめることにより、第2の可動接点が固定接点間を順次選択移動できるように構成し、さらに第2の可動駆動軸については第1の駆動軸が負荷時タップ切換器の側面近傍に配置し、また固定接点を板状とし、第1の可動接点が固定接点を挟む状態で順次接触しているのに対し、第2の可動接点は前記固定接点の下面に押圧される状態で順次接触して行くように構成したことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。
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