JP2019509592A5 - - Google Patents

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負荷時タップ切換器
本発明は、抵抗原理による、負荷時タップ切換器に関する。
抵抗原理による負荷時タップ切換器は、基本的に、2つの選択的な基本原理に基づいて、いわゆる負荷タップ選択器、または、選択器を有する負荷切換器として構成されている。
特許文献1は、負荷タップ選択器を記載しており、この負荷タップ選択器が、所望された、新しいステップ接点の選択と、現在通電中の状態の古いステップ接点から新しいステップ接点への切り換えとを、負荷のもとで、一気に実施する。その際、真空スイッチ管と、可動な接点と、抵抗とを装備されている、切り換えを実施する負荷切換器挿入体は、回転可能に、閉鎖された油容器内において配設されている。
特許文献2は、負荷時タップ切換器を記載しており、この負荷時タップ切換器において、先ず第一に、選択が、負荷無しに、比較的に遅鈍に選択器によって、および、引き続いて、切り換えが、可能な限り迅速に、負荷のもとで、負荷切換器によって行われる。
選択器および負荷切換器は、空間的に分離された2つの構造ユニットである。
その際、負荷切換器は、この負荷切換器の限流抵抗および切替接点と共に、別個の、および、密閉状態の油容器内において格納されている。2つの保持リングによって保持されている絶縁ロッドから成る、1つの構造物から成っている選択器は、負荷切換器の下方で、変圧器ケーシング内において配設されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第 10 2013 107 545 A1号明細書 ドイツ連邦共和国特許第25 29 381 C3号明細書
負荷タップ選択器、および、選択器を有する負荷切換器は、抵抗式高速切換原理によって機能し、この抵抗式高速切換原理に従い、古いステップ接点と新しいステップ接点との切り換えの際に、その間に同時の接触の間じゅう流れる回路電流が、この回路電流がオーム抵抗を通って導かれることによって制限される。
回路電流が抵抗を通って流れる時間がより長くなればなる程、これら抵抗はより加熱される。この理由から、従来技術の負荷時タップ切換器において、切り換えは、可能な限り迅速に、モーター駆動装置によって以前に付勢されたばねエネルギー貯蔵装置を用いて、実施される。
この背景から、本発明は、独立請求項の対象を提案する。本発明の有利な実施形態は、従属請求項内において記載されている。
本発明は、抵抗原理による、1つの負荷時タップ切換器を提案しており、この負荷時タップ切換器が、
− 1つの選択器ベースプレートと;
− この選択器ベースプレートに組み付けられている、1つの選択器と;
− 1つの負荷切換器ベースプレートと;
− この負荷切換器ベースプレートに組み付けられており且つ1つの真空スイッチ管、1つの切換要素および1つの限流抵抗を備える、1つの負荷切換器と;
− この選択器とこの負荷切換器とを操作する、共通の1つの駆動軸と;
を備えている。
この負荷時タップ切換器は、プレート構造様式により、生産において安いコストであり、組み付けにおいて簡単であり、および、作動において確実である。その際、負荷切換器は、この負荷切換器の全ての部材でもって、負荷切換器ベースプレートの上に組み付けられており、且つ、選択器が、この選択器の全ての部材でもって、選択器ベースプレートの上に組み付けられている。駆動軸は、負荷切換器および選択器を共に、操作及び/または駆動する。
特に簡単な構造に基づいて、選択器および負荷切換器を、1つの相の選択器および負荷切換器と同様に、それぞれの相も、互いに間隔をおいて、それぞれの電圧要求に応じて可変に配設することは可能である。
その際、選択器ベースプレートおよび負荷切換器ベースプレートは、必要に応じて適宜の構造およびやり方で、例えば、合成物質のような、または、特にガラス繊維を有するポリアミドまたはポリフタルアミドから成る混合物の、繊維強化された合成物質のような、絶縁材料から形成されている。
有利には、負荷切換器ベースプレートは、選択器ベースプレートに対して平行に配設されている。
駆動軸は、必要に応じて適宜の構造およびやり方で、例えばこの駆動軸が1つの部片から、または、複数の部材から構成されているように、形成されていることは可能である。
更に、負荷時タップ切換器は、予備選択器を有していることは可能であり、この予備選択器が、同様に、共通の駆動軸によって操作及び/または駆動される。予備選択器は、それぞれの相の制御巻線を、基本巻線に対して同一方向または逆方向へと切り換えるために利用される。
予備選択器が、選択器ベースプレート、負荷切換器ベースプレート、または、別個の予備選択器ベースプレートの上に配設されていることは可能である。
駆動軸は、直接的に電気モーターによって駆動され得る。電気モーターと駆動軸との間に、ばねエネルギー貯蔵装置または中間伝動機構が配設されていることは可能である。
負荷時タップ切換器が、
− 選択器ベースプレートと、負荷切換器ベースプレートとを互いに機械的に結合するロッド、
を備えていることは限定され得る。
その際、少なくとも1つの付加的なロッドが、または、ロッドに対して選択的または付加的に、少なくとも1つの間隔保持体、及び/または、少なくとも1つのプレートが、利用され得る。結合は、同様に、選択器ベースプレート及び/または負荷切換器ベースプレートの上に射出成形されている間隔保持体によっても実現され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 選択器ベースプレートの第1の側面の上の、第1の駆動機構と;
− 選択器ベースプレートの反対側の第2の側面の上の、第2の駆動機構と;
を備えており、その際、
− 駆動軸が両方の駆動機構を操作及び/または駆動する、
ことは限定され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 選択器ベースプレートの第1の側面の上の、第1のゼネバホイールと;
− 選択器ベースプレートの第2の側面の上の、第2のゼネバホイールと;
− 選択器ベースプレートの第1および第2の側面の上の、複数の固定接点と;
− 第1のゼネバホイールと機械的に結合されており且つ選択的に第1の側面の上でそれぞれの固定接点と結合され得る、第1の可動接点と;
− 第2のゼネバホイールと機械的に結合されており且つ選択的に第2の側面の上でそれぞれの固定接点と結合され得る、第2の可動接点と;
を備えていることは限定され得る。
− 固定接点が、第1の側面から、選択器ベースプレートを通って、第2の側面へと延在している、
ことは限定され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 負荷切換器ベースプレートの第1の側面の上の、カムディスクと;
− 負荷切換器ベースプレートの反対側の第2の側面の上の、第1の歯車と;
を備えており、その際、
− 駆動軸が、カムディスクおよび第1の歯車を操作及び/または駆動する、
ことは限定され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 負荷切換器ベースプレートの第1の側面の上の、1つの固定接点および1つの可動接点を有する1つの真空スイッチ管;
を備えており、その際、
− 可動接点とカムディスクとの間に、傾倒レバーが配設されており;
− カムディスクの回転によって、真空スイッチ管の可動接点が、傾倒レバーを介して操作される、
ことは限定され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 負荷切換器ベースプレートの第2の側面の上の、限流抵抗および1つの切換要素と;
− 第1の歯車と切換要素との間に、連接棒を有する第2の歯車と;
を備えており、その際、
− 第1の歯車の回転によって、切換要素が第2の歯車および連接棒を介して操作される、
ことは限定され得る。
個々の部材、特に真空スイッチ管、抵抗、および、切換要素の配設は、それぞれの要求に応じて、負荷切換器ベースプレートの第1の側面及び/または第2の側面に分配され得る。同様に真空スイッチ管および切換要素の操作も、直接的に、または、歯車、ゼネバホイール、連接棒を介して行われ得る。
負荷時タップ切換器が、
− 更に別の2つの選択器と更に別の2つの負荷切換器と、
を備えており;その際、
− 前記駆動軸が、更に別の選択器と更に別の負荷切換器とを駆動する、
ことは限定され得る。
有利には、更に別の選択器が、前記選択器と同じに、及び/または、更に別の2つの負荷切換器が、前記負荷切換器と同じに形成されている。
負荷時タップ切換器が、
− それぞれの選択器および負荷切換器のために、
予備選択器ベースプレート、または、それぞれの選択器ベースプレート、または、それぞれの負荷切換器ベースプレートに組み付けられており、且つ、駆動軸によって、直接的または間接的に操作及び/または駆動される予備選択器、
を備えていることは限定され得る。
有利には、それぞれの予備選択器ベースプレートは、それぞれの選択器ベースプレート及び/または負荷切換器ベースプレートに対して平行に配設されている。
− 複数の選択器の内の1つの選択器、および、複数の負荷切換器の内の1つの負荷切換器、および、場合によっては設けられている複数の予備選択器の内の1つの予備選択器が、1つの変圧器の少なくとも1つの相に所属して設けられている、
ことは限定され得る。
負荷時タップ切換器が、
− 選択器ベースプレート、負荷切換器ベースプレート、および、場合によっては設けられている予備選択器ベースプレートを互いに機械的に結合する1つのロッド、
を備えていることは限定され得る。
その際、少なくとも1つの付加的なロッドが、または、ロッドに対して選択的または付加的に、少なくとも1つの間隔保持体、及び/または、少なくとも1つのプレートが、利用され得る。結合は、同様に、選択器ベースプレート及び/または負荷切換器ベースプレート及び/または予備選択器ベースプレートの上に射出成形されている間隔保持体によっても実現され得る。
以下で、本発明の実施形態を、例示的に、添付された図に基づいて詳細に説明する。
そこから読み取れる個別の特徴は、しかしながら、それら個別の実施形態に限定されるのではなく、むしろ、更に別の上記された個別の特徴と、及び/または、他の実施形態の個別の特徴とが結合されること、及び/または、組み合わせられることは可能である。
図内における詳細な事項は、単に説明的に解釈すべきであり、しかしながら限定的に解釈すべきでない。
請求の範囲内において記載された参照符号は、本発明の保護範囲を如何なる方法においても限定すべきでなく、むしろ、単に、図内において示された実施形態を参照するように指示しているだけにすぎない。
抵抗原理による三相の負荷時タップ切換器の、第1の実施形態の図である。 負荷時タップ切換器の、有利な実施形態に従い形成された選択器の第1の側面の図である。 選択器の第2の側面の図である。 ゼネバホイールが除去された、選択器の第1の側面の図である。 負荷時タップ切換器の、有利な実施形態に従い形成された負荷切換器の第1の側面の図である。 負荷切換器の第2の側面の図である。 組み立てられた状態における、選択器および負荷切換器の図である。 抵抗原理による三相の負荷時タップ切換器の、第2の実施形態の図である。
図1内において、抵抗原理による、負荷時タップ切換器1の第1の実施形態が概略的に図示されている。
負荷時タップ切換器1は、3つの選択器20、並びに、3つの負荷切換器40を有している。それぞれの選択器20およびそれぞれの負荷切換器40は、タップ切換変圧器(図示されていない)の所定の相に所属して設けられている。
本発明に従う負荷時タップ切換器1の単相の1つの変形例は、これに伴って、ただ1つの負荷切換器40だけを、および、ただ1つの選択器20だけを有している。それぞれの選択器20は、選択器ベースプレート21の上に、および、それぞれの負荷切換器40が、負荷切換器ベースプレート41の上に、組み付けられている。個々のプレート21、41は、少なくとも1つのロッド15の上に押し込まれており、且つ、このロッドを介して保持されている。個々のプレート21、41の固定は、同様に他の方法でも、例えば、間隔保持体、射出成形されたロッド、または、更に別のプレートを介して、行われ得る。
共通の駆動軸10は、全ての選択器20および負荷切換器40を駆動する。この実施形態において、駆動軸10は、選択器20および負荷切換器40を操作するために、個々のプレート21、41を通って貫通延在している。駆動軸10は、有利には、ベベルトランスミッション12を介して、モーター13によって駆動される。
駆動軸10は、しかしながら同様に、直接的にモーター13によって操作可能に形成されていることも可能である。
共通の駆動軸10によって、選択器20および負荷切換器40は、負荷時切換開閉が1つのステップタップから隣接する1つのステップタップへと実施されるように作動される。
個々の別個のプレート21、41の上での選択器20および負荷切換器40の配設によって、および、共通の駆動軸10を介しての駆動によって、1つの相の選択器20および負荷切換器40と同様に、複数の相も、互いに所定の間隔をおいて、電圧要求に依存して可変に配設することは可能である。その際、駆動軸10が1つまたは複数の部材から形成されていることは可能である。
図2および図4内において、有利な実施形態に従い形成された、負荷時タップ切換器1の選択器20の内の1つの選択器が図示されている。
選択器ベースプレート21は、有利には、例えば合成物質、または、繊維強化された合成物質(例えば、ガラス繊維を有するポリアミドまたはポリフタルアミドから成る混合物)のような、絶縁材料から成っている。この選択器ベースプレート21は、第1の側面22と、反対側の第2の側面32とを有している。
第1の側面22の上に、複数の固定接点18が配設されており、これら固定接点は、導線19を介して、タップ切換変圧器の制御巻線の巻線タップと結合されている。固定接点18は、第1の側面22から、選択器ベースプレート21を通って、第2の側面32へと延在している。これら固定接点18は、有利には、銅から成り、且つ、付加的に銀めっきされている。
更に、第1の側面22の上に、可動に支承された第1の可動接点23を有する第1のゼネバホイール25が装着されている。第1のゼネバホイール25は、軸線11を中心として回転可能に第1の支承軸26の上で支承されている。この支承軸26は、選択器ベースプレート21と機械的に結合される、別個の部材として形成されている。この支承軸26は、しかしながら、選択器ベースプレート21の製造の際に、共に射出成形され得、且つ、この選択器ベースプレートと、1つのユニットとして形成され得る。
第1のゼネバホイール25と並んで、第1の駆動機構27が配設されており、この第1の駆動機構は、選択器ベースプレート21を通って延在する駆動軸10を介して操作される。その際、第1の駆動機構27は、第1の突起部28を有しており、この第1の突起部が、第1のゼネバホイール25内へと係合し、且つ、この第1のゼネバホイールをその際に回転する。
選択器20の操作の際に、第1の駆動機構27は、360°だけ回転される。第1のゼネバホイール25との協働作用において、第1の駆動機構27の完全な1回転の際に、この第1のゼネバホイール25は、ただ少しずつだけ、即ち、完全な1回転の一部分だけ回転される。第1の駆動機構27と第1のゼネバホイール25とから成る組み合わせによって、第1の駆動機構27の連続的な回転運動は、ステップ状もしくは少しずつの、第1のゼネバホイール25の回転に変換される。
1つのゼネバホイールと1つの駆動機構とから成る組み合わせは、同様に静止状態においても、即ち選択器の操作の前または後において、相対しての両方の部材の制動機能を可能にする。
第1のゼネバホイール25の操作の前、第1の可動接点23は、常に、固定接点18の内の1つの固定接点と接触し、且つ、この固定接点を、その際、導電的に、負荷切換器40の第1の分岐部の接続部29と結合する。選択器20の操作の際に、第1のゼネバホイール25は回転され、且つ、その際、第1の可動接点23が、この固定接点18から隣接する固定接点18へと切り換わる。
それぞれの固定接点18の接触は、第1の側面22の上で、第1の接点領域24において、第1の可動接点23を介して行われる。
図3内において、選択器20の第2の側面32が図示されている。
同様にここでも、固定接点18は、導線19を介して、タップ切換変圧器の制御巻線の巻線タップと結合されている。更に、第2の側面32の上に、第2の可動接点33を有する第2のゼネバホイール35が装着されている。第2のゼネバホイール35は、同様に、軸線11を中心として回転可能に第2の支承軸36の上で支承されている。
第2の駆動機構37は、第2のゼネバホイール35と並んで配設されており、且つ、第1の駆動機構27と同じ駆動軸10によって操作される。その際、第2の駆動機構37は、第2の突起部38を有しており、この第2の突起部が、第2のゼネバホイール35内へと係合し、且つ、この第2のゼネバホイールをその際に回転する。
第1の突起部28は、第2の突起部38に対して位置ずれされた状態で配設されており、もしくは、駆動機構27、37、および、これに伴って、突起部28、38が、位置ずれされた状態で配設されている。駆動軸10の回転の際に、突起部28、38もしくは駆動機構27、37の位置ずれされた配設によって、ゼネバホイール25、35、および、これに伴って、可動接点23、33の、時系列的にずれされた操作が達成される。
第2のゼネバホイール35の操作の前、第2の可動接点33は、常に、固定接点18の内の1つの固定接点と接触し、且つ、この固定接点を、その際、導電的に、負荷切換器40の第2の分岐部の接続部39と結合する。選択器20の操作の際に、第2のゼネバホイール35は回転され、且つ、その際、第2の可動接点33が、この固定接点18から隣接する固定接点18へと切り換わる。
この実施形態において、選択器20の操作の開始の前、即ち定常的な状態において、可動接点23、33は、同じ固定接点18と接触している。このことは、しかしながら、それぞれの回路に応じて変更可能である。それぞれの固定接点18の接触は、第2の側面32の上で、第2の接点領域34において、第2の可動接点33を介して行われる。
図5内において、有利な実施形態に従い形成された、負荷時タップ切換器1の負荷切換器40が図示されている。負荷切換器ベースプレート41は、有利には、例えば合成物質、または、繊維強化された合成物質(例えば、ガラス繊維を有するポリアミドまたはポリフタルアミドから成る混合物)のような、絶縁材料から成っており、且つ、第1の側面42と、反対側の第2の側面52とを有している。
第1の側面42の上に、真空スイッチ管43が配設されており、この真空スイッチ管は、保持具44によって、負荷切換器ベースプレート41に固定されている。真空スイッチ管43は、固定接点45および可動接点46を備えており、この可動接点を介して、真空スイッチ管43が開放もしくは閉鎖される。更に、カムディスク47が、第1の側面42の上に装着されている。
カムディスク47と可動接点46との間で、傾倒レバー48は、カムディスク47の回転の際にこの傾倒レバー48の端部50がカムディスク47の輪郭49を移動し、且つ、このことによって、真空スイッチ管43を操作する、即ちこの真空スイッチ管の可動接点46を介して閉鎖または開放するように回転可能に支承されている。可動接点46は、操作の際に、保持具内において案内される。
図6内において、負荷切換器40の第2の側面52が図示されている。
第2の側面52の上に、抵抗53が配設されている。更に、第1の側面42の上のカムディスク47に相応する、第1の歯車54が、第2の側面52の上で、回転可能に支承されている。駆動軸10は、ここで示された例において、カムディスク47、負荷切換器ベースプレート41、および、第1の歯車54を通り抜け、且つ、カムディスク47および第1の歯車54を駆動する。更に、第2の歯車56と連接棒57とから成る組み合わせを介して駆動される、切換要素55が、第2の側面52の上に装着されている。
駆動軸10の操作によって、切換要素55は、個々の歯車54、56および連接棒57を介して、操作される。ここで、従って、駆動軸10の回転運動は、切換要素55の直線状の運動に変換される。切換要素55は、橋絡切換器(brueckender Schalter)として形成されている。この切換要素55は、同様に、回転切換器としても形成され得る。
個々の部材、特に真空スイッチ管、抵抗、および、切換要素の配設は、それぞれの要求に応じて、負荷切換器ベースプレートの第1の側面及び/または第2の側面に分配され得る。同様に真空スイッチ管および切換要素の操作も、歯車、ゼネバホイール、連接棒を介して行われ得る。
図7内において、1つの相に所属して設けられた、図2および3の選択器20および選択器ベースプレート21、および、図5および6の負荷切換器40および負荷切換器ベースプレート41が、組み立てられた状態で図示されている。
その際、選択器ベースプレート21は、2本のロッド15を介して、負荷切換器ベースプレート41と結合されている。駆動軸10は、駆動機構27、37、カムディスク47、および、両方のベースプレート21、41を通って延びている。
図8内において、負荷時タップ切換器1の第2の実施形態が概略的に図示されている。この実施形態において、負荷時タップ切換器1は、それぞれの相のために、1つの予備選択器60を有しており、この予備選択器が、同様に、共通の駆動軸10によって駆動される。
予備選択器60は、それぞれの相の制御巻線を、相応する基本巻線に対して同一方向または逆方向へと切り換えるために利用される。それぞれの予備選択器60は、別個の予備選択器ベースプレート61の上に組み付けられており、しかしながら、必要に応じて、同様にそれぞれの相の選択器ベースプレート21、または、負荷切換器ベースプレート41の上にも組み付けられ得る。予備選択器60の操作は、直接的に、駆動軸10を介して、または、間接的に、例えば、伝動機構を介して行われ得る。
1 負荷時タップ切換器
10 駆動軸
11 軸線
12 ベベルトランスミッション
13 モーター
15 ロッド
18 固定接点
19 導線
20 選択器
21 選択器ベースプレート
22 選択器ベースプレート21の第1の側面
23 第1の可動接点
24 第1の接点領域
25 第1のゼネバホイール
26 第1の支承軸
27 第1の駆動機構
28 第1の突起部
29 負荷切換器40の接続部
32 選択器ベースプレート21の第2の側面
33 第2の可動接点
34 第2の接点領域
35 第2のゼネバホイール
36 第2の支承軸
37 第2の駆動機構
38 第2の突起部
39 負荷切換器40の接続部
40 負荷切換器
41 負荷切換器ベースプレート
42 負荷切換器ベースプレート41の第1の側面
43 真空スイッチ管
44 保持具
45 真空スイッチ管43の固定接点
46 真空スイッチ管43の可動接点
47 カムディスク
48 傾倒レバー
49 輪郭
50 端部
52 負荷切換器ベースプレート41の第2の側面
53 限流抵抗、抵抗
54 第1の歯車
55 切換要素
56 第2の歯車
57 連接棒
60 予備選択器
61 予備選択器ベースプレート

Claims (10)

  1. 抵抗原理による、負荷時タップ切換器(1)であって、この負荷時タップ切換器が、
    1つの選択器ベースプレート(21)と;
    この選択器ベースプレート(21)に組み付けられている、1つの選択器(20)と;
    1つの負荷切換器ベースプレート(41)と;
    この負荷切換器ベースプレート(41)に組み付けられており且つ1つの真空スイッチ管(43)、1つの切換要素(55)および1つの限流抵抗(53)を備える、1つの負荷切換器(40)と;
    この選択器(20)とこの負荷切換器(40)とを操作する、共通の1つの駆動軸(10)と;
    を備えていることを特徴とする負荷時タップ切換器(1)。
  2. − 前記選択器ベースプレート(21)の第1の側面(22)の上の、第1の駆動機構(27)と;
    − 前記選択器ベースプレート(21)の反対側の第2の側面(32)の上の、第2の駆動機構(37)と;
    を備えており、
    − 前記駆動軸(10)が両方の前記駆動機構(27、37)を操作する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷時タップ切換器(1)。
  3. − 前記選択器ベースプレート(21)の前記第1の側面(22)の上の、第1のゼネバホイール(25)と;
    − 前記選択器ベースプレート(21)の前記第2の側面(32)の上の、第2のゼネバホイール(35)と;
    − 前記選択器ベースプレート(21)の前記第1および第2の側面(22、32)の上の、複数の固定接点(18)と;
    − 前記第1のゼネバホイール(25)と機械的に結合されており且つ選択的に前記第1の側面(22)の上でそれぞれの前記固定接点(18)と結合され得る、第1の可動接点(23)と;
    − 前記第2のゼネバホイール(35)と機械的に結合されており且つ選択的に前記第2の側面(32)の上でそれぞれの前記固定接点(18)と結合され得る、第2の可動接点(33)と;
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の負荷時タップ切換器(1)。
  4. − 前記固定接点(18)は、前記第1の側面(22)から、前記選択器ベースプレート(21)を通って、前記第2の側面(32)へと延在していることを特徴とする請求項3に記載の負荷時タップ切換器(1)。
  5. − 前記負荷切換器ベースプレート(41)の第1の側面(42)の上の、カムディスク(47)と;
    − 前記負荷切換器ベースプレート(41)の反対側の第2の側面(52)の上の、第1の歯車(54)と;
    を備えており、
    − 前記駆動軸(10)が、前記カムディスク(47)および前記第1の歯車(54)を操作する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器(1)。
  6. − 前記負荷切換器ベースプレート(41)の前記第1の側面(42)の上の、1つの固定接点(45)および1つの可動接点(46)を有する、前記真空スイッチ管(43);
    を備えており、
    − 前記可動接点(46)と前記カムディスク(47)との間に、傾倒レバー(48)が配設されており;
    − 前記カムディスク(47)の回転によって、前記真空スイッチ管(43)の前記可動接点(46)が、前記傾倒レバー(48)を介して操作される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の負荷時タップ切換器(1)。
  7. − 前記負荷切換器ベースプレート(41)の前記第2の側面(52)の上の、前記限流抵抗(53)および前記切換要素(55)と;
    − 前記第1の歯車(54)と前記切換要素(55)との間に、連接棒(57)を有する第2の歯車(56)と;
    を備えており、
    − 前記第1の歯車(54)の回転によって、前記切換要素(55)が前記第2の歯車(56)および前記連接棒(57)を介して操作される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の負荷時タップ切換器(1)。
  8. − 更に別の2つの選択器(20)と更に別の2つの負荷切換器(40)とを備えており;
    − 前記駆動軸(10)が、前記選択器(20)と前記負荷切換器(40)とを駆動する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器(1)。
  9. − それぞれの前記選択器(20)および前記負荷切換器(40)のために、
    予備選択器ベースプレート(61)、または、それぞれの前記選択器ベースプレート(21)、または、それぞれの前記負荷切換器ベースプレート(41)に組み付けられており、且つ、前記駆動軸(10)によって操作される、予備選択器(60)、
    を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器(1)。
  10. − 前記選択器ベースプレート(21)と、前記負荷切換器ベースプレート(41)と、前記予備選択器ベースプレート(61)とを互いに機械的に結合する、ロッド(15)、を備えていることを特徴とする請求項9に記載の負荷時タップ切換器(1)。
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