JP4127571B2 - 負荷時タップ切換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は変圧器タップ巻線のタップを負荷時に切換え、電圧調整を行う負荷時タップ切換器において、特に1個の限流抵抗と2個の真空バルブを用いた負荷時タップ切換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、機器のコンパクト化、コスト低減の要求は高まる一方である。これを実現するには最小の要素で要求される機能を発揮できるような方式や構成を考案する必要がある。
【0003】
負荷時タップ切換器は、周知の通り負荷時に負荷電流をしゃ断し、隣接するタップに電流を移す切換開閉器とタップ巻線のタップを要求された位置に選択するタップ選択器から構成されている。後者はタップを選択し、負荷電流を通電できればよく、構成もシンプルなためコスト面で占める割合は少ない。前者は切換方式の選定が最大の課題である。即ち、切換開閉器は負荷電流を直接しゃ断するアーク接点があることから、この接点を差動させる機構、一定の速度で差動させるための早切機構、そしてそれらが十二分に機能するように支持連結する部材などで構成されるため、構造が複雑で且つ部品数が多くなると共に、コスト高となっている。
【0004】
一方、保守面で考えれば油中しゃ断方式では絶縁油が熱分解によって汚損するので、これを浄油するための装置を設けたり、一定期間毎に油の交換も必要になることから、保守費が嵩むなど負荷時タップ切換器のコンパクト化、コスト低減には切換開閉器を改良しなければ達成することはできない。
【0005】
近年、保守費を低減する方法として油中しゃ断方式に替って真空バルブを用いたものが普及している。
【0006】
この真空バルブを用いた方式は種々考案されて開示されているが、その中で前述した要求を満足できる方式として、1個の限流抵抗と2個の真空バルブを用いた1抵抗2バルブ式がある。
【0007】
図7はかかる方式を回路構成図として示すもので、以下その動作について説明する。図7(a)において、T1,T2は変圧器巻線のタップ、M1,M2はタップ選択器の可動接点、S1,S2は可動接点M1,M2に直列接続された切換スイッチSの固定接点、Smは集電リングS0と固定接点S1またはS2を橋絡する可動接点、V1は一端が集電リングS0に接続され、他端が中性点Nに接続された主バルブである。
【0008】
また、Rはタップ間の循環電流を制限する抵抗で、一端は固定接点S2に接続され、他端は抵抗バルブV2を介して中性点Nに接続されている。
【0009】
次に上記のような構成の負荷時タップ切換器の作用について述べる。
【0010】
図7(a)はタップT1での運転状態であり、この運転時の負荷電流の流れを太線にて示している。
【0011】
また、図7(b)はその動作説明図で、▲1▼のようにタップT1での運転状態にあるとき、抵抗バルブV2が閉じると▲2▼に示すように循環電流Icが流れる。次いで▲3▼に示すように主バルブV1が開き、電流をしゃ断すると電流が抵抗バルブV2側に移る。その後、▲4▼に示すように切換スイッチの可動接点Smが動き始め、▲5▼に示すように可動接点Smが投入を完了する。そして、▲6▼に示すように主バルブV1が閉じて1つのタップ切換動作が終了する。
【0012】
以上はタップT1からT2への切換動作であるが、逆にタップT2からT1への切換は▲6▼から▲1▼への逆動作になるので、ここではその説明を省略する。
【0013】
ところで、従来の負荷時タップ切換器としては、例えば図22に示すような構成のものがある。図22(a)は負荷時タップ切換器の縦断面図、同図(b)は(a)のX−X線に沿う矢視断面図である。
【0014】
図22(a),(b)において、102は適宜離間する二か所をプレート106及び絶縁サポート119によって回動自在に保持された駆動軸で、この駆動軸102はばねをエネルギー源として一定範囲を往復回転動作する蓄勢装置101より回動力が伝達されるものである。
【0015】
また、108はプレート106の内側の駆動軸102に固着されたカムで、このカム108には主バルブ用と抵抗バルブ用の2つの溝108a、108bを有している。これらの溝108a、108bにはスライダ112aまたは112bに取付けられたカムフォロア111aまたは111bが回動自在に係合し、溝の変位に伴ってスライダーを上下させる。
【0016】
スライダー112a,112bは、プレート106に取付けた保持台110にレール109aに固定した直進ガイド109のスライドユニット109bに固定され、カムフォロア111aまたは111bの移動によって上下動を繰返す。
【0017】
また、このスライダー112a,112bには円筒部を有し、この円筒部内にワイプロッド114a,114bの一端に取付けられた円板が係合し、他端には主バルブ115aと抵抗バルブ115bの可動接点117aがねじ結合されている。このワイプロッド114a,114bの一端に取付けられた円板と円筒部内に端面との間にワイプばね113a,113bが介挿され、可動接点117aに通電に必要な接触圧を与えている。
【0018】
図23はワイプロッド114と可動接点117との連結部の詳細を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。図23(a),(b)に示すようにワイプロッド114は可動接点117aに雌ネジ117dにネジ込みナット131によって締付け固定され、動力の伝達が行われる。また、可動接点117aの外周面に形成された雄ネジ117cには電流を流すための接続片130をネジ込み、締め付けボルト132に周囲を締付け、可撓導体116を経て中性点Nへ接続して通電経路を形成する。
【0019】
一方、図22において、118は絶縁サポート119に取付けられた導体で、120は絶縁サポート119の内径側に駆動軸102と同心円状に取付けられた絶縁筒で、この絶縁筒120の内面に固定接点117bと切換スイッチSの集電リング121(S0)とを接続する。122は絶縁筒120の内面に集電リング121(SO)と所定の間隔を存して取付けられた固定接点で、可動接点Smと接触する。
【0020】
また、150は絶縁サポート119より下方の駆動軸102に固着された可動部で、この可動部150は駆動軸102の回転に伴って可動接点Smを回動して切り換えスイッチSとしての機能を有している。
【0021】
次に上記のような構成の負荷時タップ切換器の動作を説明する。
【0022】
図24は主バルブ115a、抵抗バルブ115bを開閉するカム機構と切換スイッチの動作説明図である。図24に示すようにカム108には上下に変位する溝があり、この変位を受けてカムフォロア111a(111b)→スライダー112a(112b)→ワイプバネ113a(113b)を介してワイプロッド114a(114b)→可動接点117aを動かし、固定接点と可動接点とを開閉する。以下図7と対比しながら動作を説明するに、まずカムの回動によりカムフォロアが溝に沿ってM1からM2方向へ移動する場合の動作を図24(a), (c)により述べる。
【0023】
蓄勢装置101の出力によって駆動軸102が回動すると、これと一体にカム108も回動する。まず、このカム108の回動によりカムフォロア111bが抵抗バルブ用溝108bに沿って上方へ変位することで、スライダー112bが上方へ移動する。そして、このスライダー112bの移動はワイプバネ113bを介してワイプロッド114bに伝達され、抵抗バルブV2が開く[図7(b)の▲2▼]。
【0024】
この抵抗バルブV2が開いてから時間t4が経過すると、今度はカムフォロア111aが主バルブ用溝108aに沿って上方へ変位することで、前述同様の移動伝達経路で主バルブV1が開く[図7(b)の▲3▼]。
【0025】
この際、切換スイッチの可動部150は回動して通電した状態で固定接点S1上を可動接点Smが転動している。そして、時間t1が経過すると可動接点Smは固定接点S1から離れる[図7(b)の▲4▼]。
【0026】
さらに、駆動軸102の回動が回動して時間t2が経過すると、可動接点Smが反対側の固定接点S2に接触して回動する[図7(b)の▲5▼]。そして、時間t3後に主バルブV1はカムフォロア111aが主バルブ用溝108aに沿って下方へ変位することで、主バルブ用溝108aが閉じる[図7(b)の▲6▼]。このとき、可動接点Smは通電状態のまま終端まで転動動作を繰返し、ついには停止する。
【0027】
以上はカムの回動によりカムフォロアが溝に沿ってM1からM2方向へ移動する場合であるが、これとは逆にM2からM1方向への動作は前述とは逆動作になる。即ち、図24(b),(d)に示すように図示右方から左方へカムフォロアが移動して動作順序が前記とは逆になる。まず、主バルブV1が開き、t3後に切換スイッチSが開く。そして、t2後に切換スイッチSが閉じ、さらにt1後に主バルブV1が閉じ、最後にt4後に抵抗バルブV2が閉じる。
【0028】
ここで、前述と同様に可動接点Smは主バルブV1が閉じた後も通電状態で転動を続け、停止する。切換時間t1〜t4は図から明らかなようにタップ切換器の切換接点がM1→M2、M2→M1方向ともほぼ同一となる。
【0029】
これは駆動軸102にカム108と可動部150が直結して固着されているため、正逆方向回転とも対称の動きとなることによって生じる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の負荷時タップ切換装置においては、冒頭で述べたようにコンパクトで、且つ安価に製作できるという市場ニーズに対して次のような問題がある。
【0031】
(1)主バルブV1が電流しゃ断する際、新製品は接点表面が滑らかであることから、消弧し易いが、徐々に消耗が進むと表面に激しい凹凸が生じる。このため、消弧が難しくなり、新品時10msあったものが20msに延びてくる。これをカバーするには図24(c)(d)に示すt1及びt3は少なくとも20msに対し余裕を持たせる必要がある。
【0032】
前述したように正逆対称動作となるから、全体の切換時間Tは長くせざるを得ない。従って、カム108の外径を大きくし、円周距離を延ばして切換スイッチSの開閉点との距離を取る、即ち時間を取ることが必要となる。
【0033】
この結果、全体が大形化し、大きくなった分慣性モーメントが増加するため、駆動源となる蓄勢装置が大形化する。
【0034】
(2)駆動軸102と可動部150が直結されているため、主バルブV1が閉じた通電状態で可動接点Smが転動している。通常は支障はないとしても異常な衝撃を受けた際には開離、発弧する可能性があるため、2組またはそれ以上設けて並列回路を形成すると大形化し、コスト高となる。
【0035】
(3)可動部150の可動接点Smは、固定接点S1,S2の内周面に接触するため、転動するローラ形接点が有効である。
【0036】
通電状態で転動するため、通電に必要なバネ力のみでは動作時振動で開離発弧する恐れがあるので、数倍に強めておく必要がある。ローラ形接点及び接点を支持する部材も強固にしておく結果、質量が重く且つ大形化する。
【0037】
さらに、慣性モーメントが増すため、適当な緩衝装置を設ける必要がある。
【0038】
(4)主バルブ及び抵抗バルブを開閉する開閉機構部においては、カム溝に係合しているカムフォロア111には溝108の変位による上下動に加え、回転方向に力を受ける。これらの荷重は直進ガイド109とそれを保持する保持台110によって受けるが、カム外周面から離れた位置となるので、曲げ荷重として作用する。従って、多頻度の開閉に耐え得るようにするため、保持第110は強固な構成が取られている。
【0039】
(5)主バルブ、抵抗バルブの可動軸117aの外周面に形成された雄ネジ117cにネジ込んで接続した接続片130によって通電経路を構成し、可動軸117aに設けられている雌ネジ117dにネジ込んだワイプロッド114によって動作させるという2つの機能に分離されているため、2系統の部材を必要としている。また、多頻度開閉において、雌ネジ117dにネジ込むワイプロッド114のネジ径は10mm程度しか取れないため、ワイプロッド114の材質は高靭性の材料を選定しなければならないなど高価となる。
【0040】
(6)また、主バルブ、抵抗バルブを作動するカムフォロア111、スライダー112、直進ガイド109、保持管110をカム108の外周に配置し、その下にバルブを取り付ける構成のため、バルブの内側と駆動軸102の外周部の空間がデッドスペースとなって大形化の要因となっていた。
【0041】
本発明は、上記のような問題点を解決すへべくなされたもので、装置全体のコンパクト化及びコスト低減を図ることができる負荷時タップ切換器を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段により負荷時タップ切換器を構成するものである。
【0043】
請求項1に対応する発明は、変圧器タップ巻線に有する複数個のタップに各々接続された固定接点と、集電リング上を摺動しながら前記固定接点間を切換接続する可動接点とを備えた切換スイッチを設け、この切換スイッチの前記集電リングと隣接する一方のタップとの間に1個の限流インピーダンスと2個の真空バルブとを直列接続して設け、且つ前記2個の真空バルブを外部より与えられる駆動力により開閉して隣接するタップ間に流れる循環電流を前記限流インピーダンスにより限流する一方、外部より与えられる駆動力により回動する駆動軸と、この駆動軸に取付けられ前記真空バルブに開閉動作を与えるカムと、
このカムの外周部に前記駆動軸と平行に配置された真空バルブに直結して設けられ、且つ前記カムの回動により軸方向に作動して前記真空バルブを開閉動作させる作動部を備えた真空バルブ開閉機構と、前記カムの下部に設けられ前記真空バルブの開極点と前記切換スイッチの開離点間に一定の時間差を与える従動部を有する空転機構と、この空転機構の従動部に取付けられた前記集電リングと可動接点を有する可動部と、この可動部の外側に配設された固定接点を前記可動部に有する可動接点により切換えられるようにした切換スイッチとで構成する一方、前記真空バルブ開閉機構は、前記カムにその円周方向の適宜箇所を軸方向に変位させた2本の溝を設け、この溝に駆動ボスに回動自在に取付けたカムフォロアを係合し、このカムフォロアを中心とする対称位置に前記カムの回転に伴って作用する荷重を受止めると共に、前記カム溝の変位する方向に前記駆動ボスを案内する2本の案内棒を配置し、前記駆動ボスを一定の間隔をもって作動させる開閉ボスに係合し、この開閉ボスを前記真空バルブの可動接点軸にネジ込み方式により固定して通電機能と作動力伝達機能を持たせるようにした負荷時タップ切換器において、前記空転機構は、前記駆動軸に取付けられた凸部を有する第1のカップリングとこの第1のカップリングの凸部と係合し、空転角度を有する凹溝及び動作範囲を拘束しストッパーピンと係合する拘束用凹溝を有する第2のカップリングとを設けると共に、前記第2のカップリングは切換スイッチの可動部に取付け、前記第1のカップリング及び第2のカップリングは、真空バルブに開閉動作を与えるカムと切換スイッチとの間に一定の時間差が生ずるように、且つ切換スイッチの動作範囲を所定の範囲に拘束するような関係にしてそれぞれ構成されたものである。
【0046】
請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明の負荷時タップ切換器において、空転機構は請求項1に記載の空転機構を第1の空転機構とし、この空転機構の第2のカップリングに直結した一対の歯車機構とこの歯車機構に直結した間欠機構とを設け、この間欠機構によって切換スイッチを作動可能に構成した第2の空転機構を配設し、前記第1の空転機構及び第2の空転機構は、第1の空転に第2の空転を加えて真空バルブと切換スイッチとの間に更なる時間差が生じるように、且つ真空バルブが投入する時点においては切換スイッチの切換動作が完了して静止状態となるような関係にしてそれぞれ構成されたものである。
【0047】
請求項3に対応する発明は、請求項2に対応する発明の負荷時タップ切換器において、第2のカップリングに直結した歯車機構を一対の平歯車とし、これに直結される間欠機構は1個の駆動用ピンを有するドライバーと1個の駆動溝と2個の拘束溝とを有する間欠歯車とで構成されたものである。
【0048】
請求項4に対応する発明は、請求項1に対応する発明の負荷時タップ切換器において、切換スイッチは、空転機構の従動部に取付けられ駆動軸上を回転自在に保持された絶縁軸と、この絶縁軸の外周部に集電リングを取付け、この集電リングの一端に摺動接触するスライド接点を真空バルブが取付けられた通電台から駆動軸中心に向けて配置し、集電リングの他端にはその外側に設けた2個の固定接点を交互に切換える可動接点を通電可能に取付けて構成されたものである。
【0049】
請求項5に対応する発明は、請求項4に対応する発明の負荷時タップ切換器において、切換スイッチの可動部の絶縁軸上に取付けた集電リングを3分割してそれぞれを所定の絶縁距離を存して配置し、その各々の一端をスライド接点に摺動接触させ、他端には固定接点を交互に切換える可動接点を取付けて3相器として構成されたものである。
【0050】
請求項6に対応する発明は、請求項4に対応する発明の負荷時タップ切換器において、切換スイッチの集電リングの表裏面にそれぞれ固定された一対の可撓銅箔に接点を取付けて可動接点を構成し、これら可動接点により固定接点を挟持するように接触させて通電回路を形成すると共にワイプばねの接触力により生じる摩擦力によって自己制止が発揮可能な接触構成としたものである。
【0051】
従って、上記請求項1乃至請求項6に対応する発明の負荷時タップ切換器にあっては、全体の切換時間Tを一定とした時、真空バルブの消弧時間を確保するに必要な切換時間t1を長く、投入時間t3を短くして動作を有効に活用することができると共に、真空バルブ開閉機構を駆動軸に平行に、空転機構と切換スイッチの可動部とを駆動軸に対し同軸上に配置することで、デッドスペースを最小限とし、全体をコンパクトに製作することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0053】
図1乃至図4は本発明による負荷時タップ切換器の第1の実施の形態をそれぞれ示すもので、図1(a)は縦断面図、(b),(c)は(a)のB−B線に沿う矢視断面図、図2(a)は図1(a)のA−A線に沿う矢視断面図、(b)は図2(a)のE−E矢視断面図、(c)は同図(a)のF−F矢視断面図、図3は図1(a)のC−C線に沿う矢視断面図、図4は図1(a)のD−D線に沿う矢視断面図である。
【0054】
図1及び図2において、2は駆動軸で、この駆動軸2はその両軸端部に対応する位置に設けられた金属製のプレート3,7にベアリング8により回動自在に支持され、この駆動軸2にはばねをエネルギー源として一定範囲を往復回転動作する蓄勢装置1の出力軸に直結されて回動力が伝達されるものである。6は絶縁サポートで、この絶縁サポート6は図示しない支柱に固定され、全体の枠組を構成している。
【0055】
また、4はプレート3の下面側の駆動軸2に取付けられたカムで、このカム4はその円周方向の適宜箇所を上、下方向に変位させた溝4a,4bが上、下2段に形成されている。
【0056】
このカム4近傍の外周囲部にU,V,Wで示す3相各相に対応する主バルブV1及び抵抗バルブV2からなる真空バルブ開閉機構30が設けられる。
【0057】
この真空バルブ開閉機構30は、固定接点42及び可動接点41を有する真空バルブV1,V2と、この真空バルブの可動接点41に取付け固定された開閉ボス24と、この開閉ボス24にワイプバネ25を介して保持され、且つカム4に対応する側面に溝4a,4bに係合するカムフォロア21が回動自在に取付けられた駆動ポス20と、この駆動ボス20の外側面に可撓導線22を介して中性点Nに接続された開閉ボス24とを備えている。
【0058】
また、5はカム4の下面側の駆動軸にベアリングを介して取付けられたプレートで、このプレート5の近傍には空転機構40が設けられている。
【0059】
この空転機構40は駆動軸2に連結キー11により固定された第1のカップリング10と、このカップリング10と空転動作を行なわせ、後述する可動部50に連結された第2のカップリング51とを備えている。
【0060】
さらに、空転機構40の下方の駆動軸2に取付けられた可動部50に切換スイッチSが設けられる。
【0061】
この切換スイッチSは、図3及び図4に示すように駆動軸2にこれを中心軸として空転機構40の第2のカップリング51と共に連結された絶縁軸53と、この絶縁軸53の周面に3相各相に対応させて取付けられた集電リングSoと、真空バルブV1,V2の固定接点42に取付けられた通電台71と、この通電台71に固定され、これを通電路として集電リングSoに摺動接触するスライド接点70と、このスライド接点70の下方の集電リングSoに可動接点60を設け、通電台71に絶縁リング74を介して取付けられた固定接点S1,S2を可動部50の回動に伴って選択可能とするしゃ断機構を構成している。
【0062】
ここで、上記負荷時タップ切換器の各部の構成を詳細に述べる。
【0063】
上記開閉機構30において、カム4の溝4a,4bに係合するカムフォロア21が回動自在に取付けられた駆動ボス21は、図2に示すようにカム4の外周面近傍に設けられた貫通穴を直進ガイド28を介して挿通させ、その両端部をプレート3と5にそれぞれ固定した2本の案内棒29により上下動可能にすると同時に、カム4の回転動作が平滑に行われるように支持されている。
【0064】
また、開閉ボス24は凹状に形成されて駆動ボス20内に組込まれ、真空バルブV1,V2の可動接点41の軸端部に形成された雄ネジ43を開閉ボス底部に設けられたネジ孔にネジ込んで雄ネジ面で通電を確保し、また軸端部に形成された雌ネジ44にボルト27をネジ込み強固に固定されている。従って、開閉動作の際には両ネジ部が作動力を受けるようになり、より強固な構成となる。
【0065】
さらに、開閉ボス24の凹内にはワイプバネ25が設けられ、その一端を駆動ボス20に、他端を開閉ボス24の孔底面に当接して駆動ボス20の動きに応じて通電に必要な接触力を可動接点41に与えている。また、開閉ボス24と駆動ボス20との間には左右一対のガイドピン26が設けられ、両者が共に一定方向に案内されて作動可能になっている。
【0066】
一方、駆動ボス20の外側面には主バルブ用、抵抗バルブ用の可撓導線22a,22bが接続され、これら可撓導線22a,22bはそれぞれ中性点Nに接続される。
【0067】
また、空転機構40において、駆動軸2に連結キー11により連結された第1のカップリング10は図1(b),(c)に示すように凸部を有している。また、第1のカップリング10と同軸的に設けられ、且つ絶縁軸53に固定された従動側となる第2のカップリング51は、第1のカップリング10の凸部が係合する第1の凹溝51aと反対側に動作範囲を拘束する第2の凹溝51bを有し、第1の凹溝51aと第1のカップリング10の凸部間には空転角度δが設けてあり、この空転角度δによる遅れ動作によって主バルブV1のしゃ断から切換スイッチS間となる時間t1を大きく取ることを可能としている。第2の凹溝51bは可動部50の可動接点60が固定接点S1,S2を越えて超過動作させないようにするための溝で、プレート5に取付けられたストッパーピン9により動作範囲を規制し、可動、固定接点間の接触状態を確保する。
【0068】
ここで、図1(b)はM1側の正規停止状態を示し、矢印はこの状態からM1→M2方向を示す。そして、図1(c)はM2側に切換を終え、M2側の正規停止状態を示している。M1→M2方向回転及び逆にM2→M1方向回転共に空転角度δが得られ、主バルブV1と切換スイッチSの開点までの時間t1を確保する。
【0069】
さらに、上記切換スイッチSにおいて、可動部50は駆動軸2を回転中心として回動する。この可動部50は、図5に示すように前述した2つの凹溝を持つ第2のカップリング51と絶縁軸53とが連結ピン52によって連結され、また絶縁軸53と駆動軸2との間にはベアリング55が設けられ、相互に回転可能になっている。また、集電リング54(So)は絶縁軸53に3相各相に対応させてそれぞれ固定され、これらは駆動軸2と共に回動する。
【0070】
この集電リング54の上側は主バルブV1の固定接点42に接続され、そして図3に示すようにボルト73によって絶縁サポート6に取付けられた通電台71、
この通電台71の一端に通電可能な如く固定されたスライド接点70と摺動接触して通電回路を形成する。
【0071】
また、集電リング54の下側の一端には、可動接点60が通電可能な如く固定され、可動軸50の回動に伴って固定接点S1,S2を切換接触する。
【0072】
本実施の形態では3相器の構成を示しており、図2乃至図5に示されているように円周方向に3等分して各相が配置されて構成されている。
【0073】
図6は切換スイッチSの可動接点60とスライド接点70の詳細図を示すもので、両者とも全く同一構造のものである。
【0074】
図6において、61は板状の銅箔を数十枚重ね合せた可撓銅箔で、その一端の上面にU字状の当板66を配設し、この当板66の底面側から可撓銅箔61の一端の下面側に設けられた接点64側にリベットを打込み、両者を固定している。また、可撓銅箔61の他端を通電座金63を介して集電リング54にボルト67によって固定する。これを集電リング54の表裏に取付け、固定接点S1,S2を挟持する如く接触して回路を構成する。
【0075】
この場合、当板66の内に接点64に必要な接触圧を与えるワイプばね65を挿入すると共に、このワイプばね65の上端側から可撓銅箔61の他端側にかけて可撓銅箔61を覆うようにサポート62を配設する。そして、このサポート62の一端は当板66の両側面の上端を内側にL字状に折曲げることで保持され、サポート62の他端は可撓銅箔61と集電リング54との締結の際にボルト67によって一体的に固定される。
【0076】
ここで、サポート62は固定接点の投入または摺動時の荷重に可撓銅箔61が耐えられるように補強するものである。また、当板66の両側面の上端を内側に折曲げてサポート62を保持しているのは、特に投入時に接点64と固定接点S1,S2とが衝突し、固定接点の斜面を接点64が摺動する際に作用する最も大きな荷重に対しても、十分耐え得るようにするためである。
【0077】
また、ワイプばね65は接点64にばね力が作用しても当板66の両側面の上端部のL字状部がサポート62に引掛かっているため、可撓銅箔61が曲らず、上下の接点間にギャップGを設けておく。このようにすることで、投入時の衝撃力を緩和し、耐用寿命の増加を図っている。
【0078】
このように構成した接点を総称してピンチフィンガータイプ(Pinch Finger Tipe)接点と呼ぶ。この形の接点切換スイッチSに用いられる理由は、第1に前述した通り可動部50の作動部には空転機構が設けてあり、空転角度δをもっている。変圧器の振動などによって可動部50がこの空転角度δの範囲を自由動作する可能性がある。この自由動作をこの形の接点、即ち固定接点を可動接点が挟持した時の接触圧から生じる摩擦力によって自由動作拘束するためである。第2に可撓銅箔61、サポート62、当板66はプレス成形し、そして接点64は鍛造にて製作できるので、安価に製作できるためである。
【0079】
次に上記のように構成された負荷時タップ切換器の動作を図7乃至図14により説明する。
【0080】
図8(a)は可動接点M1投入時の状態を示し、溝4bにより抵抗バルブV2が開、主バルブV1が閉である[図7(b)▲1▼]。同図(b)はM1→M2方向の切換完了したM2投入状態を示し、抵抗バルブV2は閉、主バルブV1も閉である[図7(b)▲6▼]。
【0081】
図8(c),(d)は動作シーケンス図を示す。
【0082】
図8(c)はM1→M2方向を示し、主バルブV1、抵抗バルブV2は従来と同じカムによって作動するので、同じであるが、切換スイッチSは空転角度δ分遅れて作動する。従って、時間t1はその分延び、逆に時間t3は減少する。
【0083】
図8(d)は上記とは逆にM2→M1方向を示し、前述と同様な動作となり、時間t1が延び、時間t3は減少する。
【0084】
この動作を図9乃至図14を用いてさらに詳細に説明する。
【0085】
図9乃至図14は図7に示す回路の▲1▼〜▲6▼に対応した機構部の動作状態が示されている。各図の(a)は図7(a)に対応した回路図、(b)はカム4と主バルブV1、抵抗バルブV2の動作状態、(c)は空転機構の動作状態、(d)は切換スイッチSの集電リングSoの状態、そして(e)は可動、固定接点の接触状態を示している。
【0086】
図9はタップT1における運転状態を示し、主バルブV1が閉じ、切換スイッチSは固定接点S1を選択している。
【0087】
このような状態から駆動軸2が回動し、カム4が回転を始めると、図10に示すように溝4aの傾斜面にカムフォロア21がさしかかり、主バルブV1が開き始める。この時、空転機構40の第1のカップリング10が回転するが、空転し、δ1になっても第2のカップリング51は静止している。
【0088】
次いで図11に示すようにカムフォロア21が溝4aの傾斜面に沿って移動すると主バルブV1が開き、さらに回転して終端部に到達すると空転角度δは零 (δ0=0)となり、第1のカップリングと第2のカップリングが連結する。
【0089】
そして、回転が続き、図12に示すようにカムフォロア21が溝4aの傾斜面間の中央付近に達すると、可動接点60は固定接点S1から離れる。この時、第1のカップリングと第2のカップリング間の空転角度δは回転方向と逆方向に生じる。
【0090】
その後、図13に示すようにカムフォロア21が溝4aの後方傾斜面近傍に達すると、可動接点60は固定接点S2に投入する。この位置では主バルブV1はまだ開の状態である。
【0091】
可動接点60が図14に示すように固定接点60と完全な接触状態になると、溝4aの後方傾斜面によって主バルブV1が閉じ、タップT2での運転状態となる。可動接点60は主バルブV1投入後も若干回転し、第2のカップリングの動作範囲拘束用溝51bの一端にストッパーピン9が当接して動作を終了し、タップT2による運転状態となる。
【0092】
以上の説明はタップT1からT2への切換動作であるが、タップT2からT1への切換は前述と逆動作となるだけなので、ここではその説明を省略する。
【0093】
次に本発明による負荷時タップ切換器の第2の実施形態における要部を図15乃至図21により説明するに、図1と同一部品には同一符号を付して示す。
【0094】
大容量の負荷時タップ切換器においては、真空バルブへの電流、電圧とも高くなり、しゃ断責務が厳しくなる。このため、バルブしゃ断後から切換スイッチSが開するまでの時間t1はさらに余裕をとることが信頼性確保に繋がる。そして、切換スイッチSの可動接点60は容量の増加に対処するため、2組またはそれ以上を使用する。真空バルブV1が再投入する位置では完全接触し、且つ完全に静止した状態に維持することで前述の時間t1と同様に信頼背確保に繋がる。
【0095】
第2の実施の形態ではこのような観点からなされたもので、図15に示すように空転機構100として、前述した空転機構40に一対の歯車機構と間欠歯車機構とを付加する構成とするものである。
【0096】
図15において、10は駆動軸2に連結キー11により取付けられた図1と同様の第1のカップリング、101はこの第1のカップリング10の下面側に近接する駆動軸2に取付けられた第2のカップリングで、この第2のカップリング101は空転用溝101a、動作範囲拘束用溝101bを有する平歯車として構成されている。
【0097】
また、104は第2のカップリング101の下方に存する切換スイッチSの可動部50を構成する絶縁軸53に取付けられた間欠歯車で、この間欠歯車104はその一部を切欠いて形成された駆動溝104aと拘束溝104bとを有している。
【0098】
さらに、102はプレート5の下面に支持部材を介して取付けピン103により支持されたドライバ付平歯車で、このドライバ付平歯車102は第2のカップリング101と噛合する歯車102aと、間欠歯車104の駆動溝104a又は自由動作を拘束する拘束溝に係合するピン102cを有するドライバ102bとを備えている。
【0099】
次にこのように構成された負荷時タップ切換器の空転機構40の動作について述べる。
【0100】
いま、空転機構40の空転δは第1のカップリング10と第2のカップリング101により第1の空転として作られ、第2の空転は間欠歯車104とドライバ付平歯車102とにより作られる。第2の空転は第1の空転に加算されるように作用し、主バルブV1が投入動作を行うときは可動接点60は完全接触して静止状態に維持される。
【0101】
ここで、上記の動作を図16乃至図21により詳細に説明する。
【0102】
図16乃至図21は図7に示す回路の▲1▼〜▲6▼に対応した機構部の動作状態が示されている。各図の(a)は図7(a)に対応した回路図、(b)はカム4と主バルブV1、抵抗バルブV2の動作状態、(c)は空転機構の動作状態、(d)は切換スイッチSの集電リングSoの状態、そして(e)は可動、固定接点の接触状態を示している。
【0103】
図16はタップT1における運転状態を示し、主バルブV1が閉じ、抵抗バルブV2は開いている。また、空転機構100は第1の空転δが動作方向に有した状態にある。さらに、切換スイッチSの可動部50及び可動接点60は間欠歯車104の拘束溝104bとドライバ102bとが図示するように係合することで拘束されている。
【0104】
このような状態にあるときタップT1からT2へ切換えるには、駆動軸2を回動すると、図17に示すようにカムと第1のカップリング10が回動し、主バルブV1が開いた後、空転δが零となる。
【0105】
すると、第1のカップリング10は第2のカップリング101と係合し、共に回転を始める。この回転は平歯車102aを介してドライバ102bに伝達されることによりドライバ102bが回動し、間欠歯車104の駆動溝104aに達する。この間第2の空転動作が行われる。このとき可動接点60は間欠歯車104によって拘束されているので、動作しない。
【0106】
さらに、第1及び第2のカップリング10,101が係合した状態で回動すると図19に示すようにドライバ102bのピン102cが間欠歯車104の駆動溝104aと係合し、間欠歯車104を所定角度回動させる。同時に可動接点60も回動して固定接点S2へ切換を完了し、拘束溝104bによって動作が再び拘束され、可動接点60は完全に静止の状態になる。
【0107】
この位置では主バルブV1は開のままである。このときの切換時間は第1の空転時間をt1とし、第2の空転時間をαとすれば、主バルブV1の開後、t1+αが確保される。
【0108】
次いでドライバ102bのピン102cが駆動溝104aから外れると、図20に示すようにドライバ付歯車102が空転動作0行う。一方、カム4は後方の傾斜面にカムフォロア21が到達して主バルブV1に投入動作を真に始めようとしている。このとき可動接点60は静止状態を維持している。
【0109】
そして、図21に示すように主バルブV1が投入動作を終えると閉となり、タップT2での運転状となる。このときドライバ102bは図示(図16と対応する位置)の180°回転位置で停止し、切換動作を終了する。一方、第1の空転δはいままでの動作方向と逆方向位置に保ち、次の動作に備える。
【0110】
以上の説明はタップT1からT2への切換動作であるが、タップT2からT1への切換は前述と逆動作となるだけなので、ここではその説明を省略する。
【0111】
このように本発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態で述べた構成によれば、次のような効果を得ることができる。
【0112】
(1)真空バルブの開閉機構は、真空バルブに開閉動作を伝達するカム4を中心にその外周に作動部とその真下に3相各相に対応する真空バルブを円周方向に等間隔を存して配置すると共に、カム4の真下に真空バルブの開極点と切換スイッチ開離点間に一定の時間差を与える空転機構40、さらに空転機構の従動部に集電リングと可動接点を有した可動部を直結してその外側に配置された固定接点を切換を切り換える切換スイッチSを配置し、その各々の回転部を駆動軸に同軸的に取付ける構成としたので、デッドスペースを有効に活用できると同時に個々の部品に複合機能を持たせることによって、全体をコンバクトにまとめることができる。
【0113】
(2)真空バルブを開閉するカム4と切換スイッチSの可動部50との間に空転機構40を設けたことにより、主バルブV1が開から切換スイッチSが開までの時間t1を遮断に必要な時間を確保できると共に、全体の動作範囲を拡大することなく、有効に活用することができる。
【0114】
(3)可動部50は駆動軸2を回動中心とし、主バルブV1の通電台71からのスライド接点70を中心方向に配置して集電リング54に接触させ、その下方には集電リング54から外周方向に可動接点60を配置したことによって、絶縁軸53と集電リング54の外径が小さくなり、且つ可動接点60は銅箔を使って軽量化したことにより質量を大幅に軽減できる。さらに、動作範囲の拘束は1本のストッパーピン9で十分であり、安価に製作できる。
【0115】
(4)カム溝4a,4bに係合するカムフォロア21にカム4の回転方向に沿った荷重を作用させ、この作用方向に駆動するボス20を案内する案内棒29をカムフォロア21を中心として対称に2本配置したことによって、荷重の全てが受け止められ、従来装置のように保持台110などを設ける必要がなく、可動接点に対して無用な力を与えることがなくなる。
【0116】
(5)真空バルブの可動接点41には真空力及びベローズの力がバルブ内に引込む力として作用し、開く時にはこれらの力を上回る力で引上げ、投入する際には所用の速度で固定接点に衝突するため、連結部には相当の負担がかかる。また、可動接点は通電機能もなければならないため、銅材を使用しているが、この部分が最も機械的に弱い部分である。上記構成の実施の形態では、開閉ボス24を通電機能を持つ部材で構成し、可動接点の雄ネジに雌ネジをねじ込んで固定し、通電機能は雌ネジとして駆動力に対しては雄ネジ、雌ネジ双方で受ける構成とすることにより、強固になり、耐用寿命を大幅に延長できる上、信頼性の高いものとなる。
【0117】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、装置全体のコンパクト化及びコストの低減を図ることができる信頼性の高い負荷時タップ切換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ切換器の第1の実施の形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)及び(c)は切換接点M1,M2の投入側完了位置をそれぞれ示す図1のB−B線に沿う矢視断面図。
【図2】(a)は図1のA−A矢視断面図、(b)は(a)のE−E矢視断面図、(c)は(a)のF−F矢視断面図。
【図3】図1の図1のC−C矢視断面図。
【図4】図1の図1のD−D矢視断面図。
【図5】第1の実施の形態における切換スイッチSの可動部を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)のG−G矢視断面図。
【図6】第1の実施の形態における切換スイッチSの可動接点の詳細を示すもので、 (a)は2個並設した平面図、(b),(c)は左右側面図、(d)は1個の場合の正面図、(e),(f)は左右側面図、(g)は平面図。
【図7】(a)は1抵抗2バルブ式の負荷時タップ切換器の回路図、(b)は同負荷時タップ切換器の切換動作を説明するための回路図。
【図8】第1の実施の形態の動作を説明するためのもので、(a),(b)は主、抵抗バルブとカムとの位置関係を示す動作説明図、(c),(d)はタップ切換接点の各切換方向と切換シーケンスを示す図。
【図9】第1の実施の形態において、図7(b)の▲1▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図10】第1の実施の形態において、図7(b)の▲2▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図11】第1の実施の形態において、図7(b)の▲3▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図12】第1の実施の形態において、図7(b)の▲4▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図13】第1の実施の形態において、図7(b)の▲5▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図14】第1の実施の形態において、図7(b)の▲6▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図15】本発明による負荷時タップ切換器の第2の実施の形態における空転機構を示すもので、(a)は断面図、(b)は(a)のX−X線に沿う矢視断面図、(c)は(a)のY−Y線に沿う矢視断面図。
【図16】第2の実施の形態において、図7(b)の▲1▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図17】第2の実施の形態において、図7(b)の▲2▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図18】第2の実施の形態において、図7(b)の▲3▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図19】第2の実施の形態において、図7(b)の▲4▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図20】第2の実施の形態において、図7(b)の▲5▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図21】第2の実施の形態において、図7(b)の▲6▼に対応する機構部の動作を説明するためのもので、(a)は回路図、(b)はカムと主、抵抗バルブの動作状態図、(c)は空転機構の動作状態図、(d)は切換スイッチと集電リングの接触状態図(e)は可動、固定接点の接触状態図。
【図22】(a)は従来の負荷時タップ切換器を示す縦断面図、(b)は(a)のX−X線に沿う矢視断面図。
【図23】図22のワイプロッドと可動接点との連結部の詳細を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図24】従来の負荷時タップ切換器の主バルブと抵抗バルブを開閉するカム機構と切換スイッチの動作を説明するためのもので、(a)は主、抵抗バルブとカムとの位置関係を示す動作説明図、(b)はタップ切換接点の各切換方向と切換シーケンスを示す図。
【符号の説明】
2……駆動軸
4……カム
9……ストッパピン
10……第1のカップリング
20……駆動ボス
21……カムフォロア
24……開閉ボス
25……ワイプバネ
26……ガイドピン
29……案内棒
30……開閉機構
40……空転機構
41……真空バルブ可動接点
42……真空バルブ固定接点
43……雄ネジ
44……雌ネジ
50……切換スイッチSの可動部
52……第2のカップリング
53……絶縁軸
54(So)……集電リング
60……可動接点
61……可撓銅箔
62……サポート
64……接点
65……ワイプばね
66……当板
70……スライド接点
71,72……通電台
100……空転機構
101……第2のカップリング
102……ドライバ
104……間欠歯車
S1,S2……固定接点
R……限流抵抗
V1……主バルブ
V2……抵抗バルブ
Claims (6)
- 変圧器タップ巻線に有する複数個のタップに各々接続された固定接点と、
集電リング上を摺動しながら前記固定接点間を切換接続する可動接点とを備えた切換スイッチを設け、
この切換スイッチの前記集電リングと隣接する一方のタップとの間に1個の限流インピーダンスと2個の真空バルブとを直列接続して設け、
且つ前記2個の真空バルブを外部より与えられる駆動力により開閉して隣接するタップ間に流れる循環電流を前記限流インピーダンスにより限流する一方、
外部より与えられる駆動力により回動する駆動軸と、
この駆動軸に取付けられ前記真空バルブに開閉動作を与えるカムと、
このカムの外周部に前記駆動軸と平行に配置された真空バルブに直結して設けられ、且つ前記カムの回動により軸方向に作動して前記真空バルブを開閉動作させる作動部を備えた真空バルブ開閉機構と、
前記カムの下部に設けられ前記真空バルブの開極点と前記切換スイッチの開離点間に一定の時間差を与える従動部を有する空転機構と、
この空転機構の従動部に取付けられた前記集電リングと可動接点を有する可動部と、
この可動部の外側に配設された固定接点を前記可動部に有する可動接点により切換えられるようにした切換スイッチとで構成する一方、
前記真空バルブ開閉機構は、
前記カムにその円周方向の適宜箇所を軸方向に変位させた2本の溝を設け、この溝に駆動ボスに回動自在に取付けたカムフォロアを係合し、このカムフォロアを中心とする対称位置に前記カムの回転に伴って作用する荷重を受止めると共に、前記カム溝の変位する方向に前記駆動ボスを案内する2本の案内棒を配置し、前記駆動ボスを一定の間隔をもって作動させる開閉ボスに係合し、この開閉ボスを前記真空バルブの可動接点軸にネジ込み方式により固定して通電機能と作動力伝達機能を持たせるようにした負荷時タップ切換器において、
前記空転機構は、
前記駆動軸に取付けられた凸部を有する第1のカップリングとこの第1のカップリングの凸部と係合し、空転角度を有する凹溝及び動作範囲を拘束しストッパーピンと係合する拘束用凹溝を有する第2のカップリングとを設けると共に、前記第2のカップリングは切換スイッチの可動部に取付け、
前記第1のカップリング及び第2のカップリングは、真空バルブに開閉動作を与えるカムと切換スイッチとの間に一定の時間差が生ずるように、且つ切換スイッチの動作範囲を所定の範囲に拘束するような関係にしてそれぞれ構成されたことを特徴とする負荷時タップ切換器。 - 請求項1に記載の空転機構を第1の空転機構とし、
この空転機構の第2のカップリングに直結した一対の歯車機構とこの歯車機構に直結した間欠機構とを設け、この間欠機構によって切換スイッチを作動可能に構成した第2の空転機構を配設し、
前記第1の空転機構及び第2の空転機構は、第1の空転に第2の空転を加えて真空バルブと切換スイッチとの間に更なる時間差が生じるように、且つ真空バルブが投入する時点においては切換スイッチの切換動作が完了して静止状態となるような関係にしてそれぞれ構成されたことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。 - 第2のカップリングに直結した歯車機構を一対の平歯車とし、
これに直結される間欠機構は1個の駆動用ピンを有するドライバーと1個の駆動溝と2個の拘束溝とを有する間欠歯車とで構成されたことを特徴とする請求項2記載の負荷時タップ切換器。 - 切換スイッチは、空転機構の従動部に取付けられ駆動軸上を回転自在に保持された絶縁軸と、この絶縁軸の外周部に集電リングを取付け、この集電リングの一端に摺動接触するスライド接点を真空バルブが取付けられた通電台から駆動軸中心に向けて配置し、集電リングの他端にはその外側に設けた2個の固定接点を交互に切換える可動接点を通電可能に取付けて構成されたことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。
- 切換スイッチの可動部の絶縁軸上に取付けた集電リングを3分割してそれぞれを所定の絶縁距離を存して配置し、その各々の一端をスライド接点に摺動接触させ、他端には固定接点を交互に切換える可動接点を取付けて3相器として構成されたことを特徴とする請求項4記載の負荷時タップ切換器。
- 切換スイッチの集電リングの表裏面にそれぞれ固定された一対の可撓銅箔に接点を取付けて可動接点を構成し、これら可動接点により固定接点を挟持するように接触させて通電回路を形成すると共にワイプばねの接触力により生じる摩擦力によって自己制止が発揮可能な接触構成としたことを特徴とする請求項4記載の負荷時タップ切換器。
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