JP3053221B2 - 負荷時タップ切換器の切換開閉器 - Google Patents
負荷時タップ切換器の切換開閉器Info
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- JP3053221B2 JP3053221B2 JP8528826A JP52882696A JP3053221B2 JP 3053221 B2 JP3053221 B2 JP 3053221B2 JP 8528826 A JP8528826 A JP 8528826A JP 52882696 A JP52882696 A JP 52882696A JP 3053221 B2 JP3053221 B2 JP 3053221B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/06—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/0005—Tap change devices
- H01H9/0027—Operating mechanisms
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲の第１項の上位概念に記載の負
荷時タップ切換器の切換開閉器に関する。
荷時タップ切換器の切換開閉器に関する。
このような切換開閉器は、ドイツ連邦共和国特許出願
公開第42 31 353号明細書から公知である。この場合、
２つのバキュームバルブ（以下、「VAC」という）が１
相ごとに設けられている。これらのVACと機械的な切換
接触子が、両方向に回転可能な切換軸によって操作され
る。この切換軸は、蓄勢機構の解放直後に回転する。こ
の場合、切換軸上のVACを操作させるため、カム板が動
かないように配置されている。このカム板は、その前面
に各VAC用の制御カムを有する。１つのローラが、この
制御カムと一体的に形成されている。このローラは、割
当てられたVACの操作レバーに作用する。
公開第42 31 353号明細書から公知である。この場合、
２つのバキュームバルブ（以下、「VAC」という）が１
相ごとに設けられている。これらのVACと機械的な切換
接触子が、両方向に回転可能な切換軸によって操作され
る。この切換軸は、蓄勢機構の解放直後に回転する。こ
の場合、切換軸上のVACを操作させるため、カム板が動
かないように配置されている。このカム板は、その前面
に各VAC用の制御カムを有する。１つのローラが、この
制御カムと一体的に形成されている。このローラは、割
当てられたVACの操作レバーに作用する。
機械的な接触子は、同様に駆動軸によって回転される
切換部分によって切換えられる。この切換部分は、切換
開閉器の周りに配置された複数の固定接触子の間で切り
替わる。
切換部分によって切換えられる。この切換部分は、切換
開閉器の周りに配置された複数の固定接触子の間で切り
替わる。
この切換開閉器では、両VACを操作するカム板は、機
械的な複数の接触子を操作する切換部分として一方のリ
ミット位置から他方のリミット位置へ運動され、そして
再び戻される。つまり、このカム板は、タップ選択器の
その都度の運動方向に依存しないで運動する。このこと
は、これらの接触子が、正運動時に、すなわち、切換軸
の一方向への回転後に閉じられていて、そして、逆運動
時に、すなわち、切換軸の他方向への回転時に初めて開
いて逆方向に運動することを意味する。
械的な複数の接触子を操作する切換部分として一方のリ
ミット位置から他方のリミット位置へ運動され、そして
再び戻される。つまり、このカム板は、タップ選択器の
その都度の運動方向に依存しないで運動する。このこと
は、これらの接触子が、正運動時に、すなわち、切換軸
の一方向への回転後に閉じられていて、そして、逆運動
時に、すなわち、切換軸の他方向への回転時に初めて開
いて逆方向に運動することを意味する。
したがって、この公知の切換開閉器は、同一の接触子
が切換方向に依存しないで常に最初に電気的に接続され
るか又は機械的に運動される必要のある非対称な回路を
実現するのに適さない。このような非対称な回路は、例
えば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第44 07 945号明
細書、及び同様にドイツ連邦共和国特許出願公開第44 4
1 082号明細書中に、特に切替開閉器用の２極式の転換
えによる変形された形態で開示されている。
が切換方向に依存しないで常に最初に電気的に接続され
るか又は機械的に運動される必要のある非対称な回路を
実現するのに適さない。このような非対称な回路は、例
えば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第44 07 945号明
細書、及び同様にドイツ連邦共和国特許出願公開第44 4
1 082号明細書中に、特に切替開閉器用の２極式の転換
えによる変形された形態で開示されている。
第４図は、２極式の切換えによる最後に述べた非対称
な回路を示す。この切換えでは、同一の動作シーケン
ス、すなわち、運動すべき又は操作すべき切換手段の順
序が切換方向に依存して示されている。
な回路を示す。この切換えでは、同一の動作シーケン
ス、すなわち、運動すべき又は操作すべき切換手段の順
序が切換方向に依存して示されている。
既に、特殊な弾性バネ駆動が、国際公開第89/08924号
パンフレットに、特にサイリスタ開閉器に関して開示さ
れている。この弾性バネ駆動は、その駆動方向に依存し
ないで常に一方向に解放される必要がある。すなわち、
駆動方向が一方向のみである。
パンフレットに、特にサイリスタ開閉器に関して開示さ
れている。この弾性バネ駆動は、その駆動方向に依存し
ないで常に一方向に解放される必要がある。すなわち、
駆動方向が一方向のみである。
このことは、原理的に非対称な回路を実現する可能性
を示す。しかしながら、説明した弾性蓄勢機構は、構造
的に複雑であり、また多数の係合要素と連結要素を必要
とするために広い場所を必要とし、さらに所定の動作シ
ーケンスで電気的な切換要素と機械的な接触子であるVA
Cを組合わせて操作するのに適さない。
を示す。しかしながら、説明した弾性蓄勢機構は、構造
的に複雑であり、また多数の係合要素と連結要素を必要
とするために広い場所を必要とし、さらに所定の動作シ
ーケンスで電気的な切換要素と機械的な接触子であるVA
Cを組合わせて操作するのに適さない。
本発明の課題は、機械的な切換要素としての同一のVA
Cの動作シーケンスが回転方向に依存しないで実現可能
であるように、非対称な回路が両回転方向に駆動可能な
切換軸によって容易に構成される、冒頭で述べた種類の
切換開閉器を提供することにある。
Cの動作シーケンスが回転方向に依存しないで実現可能
であるように、非対称な回路が両回転方向に駆動可能な
切換軸によって容易に構成される、冒頭で述べた種類の
切換開閉器を提供することにある。
この課題は、請求の範囲の第１項に記載の特徴を有す
る切換開閉器によって解決される。
る切換開閉器によって解決される。
そのほかの有利な構成は、従属の請求の範囲に記載さ
れている。
れている。
本発明の主要な利点は、例えば、ドイツ連邦共和国特
許第28 06 282号明細書に開示されているような、持上
げスライダと被駆動部品を備えた既存の蓄勢機構が使用
できる点にある。この場合、本発明では、持上げ方向に
対して垂直に指向し、切換軸の軸方向に作用するさらに
後で詳しく説明すべき連結要素の別の運動が、連続的な
持上げ工程中にこの持上げスライダによって付加的に発
生する。本発明では、操作すべき各切換要素,VAC及び機
械的な接触子に対して、複数の相違する部分カム板が、
駆動軸の各運動方向のために切換軸上を軸方向に摺動可
能に周設された１つの切換挿入部の面に沿って上下にそ
れぞれ固定されている。すなわち、駆動軸のそれぞれの
運動方向のために設けられたこれらの部分カム板が、上
述した連結要素の軸方向の運動によって同様に軸方向に
摺動でき、ひいてはVACと機械的な接触子を操作するた
めの対応する切換要素によって回転方向に依存して係合
又は係脱され得る。
許第28 06 282号明細書に開示されているような、持上
げスライダと被駆動部品を備えた既存の蓄勢機構が使用
できる点にある。この場合、本発明では、持上げ方向に
対して垂直に指向し、切換軸の軸方向に作用するさらに
後で詳しく説明すべき連結要素の別の運動が、連続的な
持上げ工程中にこの持上げスライダによって付加的に発
生する。本発明では、操作すべき各切換要素,VAC及び機
械的な接触子に対して、複数の相違する部分カム板が、
駆動軸の各運動方向のために切換軸上を軸方向に摺動可
能に周設された１つの切換挿入部の面に沿って上下にそ
れぞれ固定されている。すなわち、駆動軸のそれぞれの
運動方向のために設けられたこれらの部分カム板が、上
述した連結要素の軸方向の運動によって同様に軸方向に
摺動でき、ひいてはVACと機械的な接触子を操作するた
めの対応する切換要素によって回転方向に依存して係合
又は係脱され得る。
以下に、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
第１図は、本発明の切換開閉器の断面を示す。
第２図は、この切換開閉器の平面Ａ−Ａに沿った断面
を示す。
を示す。
第３図は、本発明の連結要素を有する蓄勢機構を単独
で示した斜視図である。
で示した斜視図である。
第４図は、本発明により実現可能な公知の非対称な回
路を示す。
路を示す。
第５図は、それぞれ回転点の周りに軸支され、転換器
として形成されている第１図中に示されたような、複数
の切換接触子を有する第４図の回路を示す。
として形成されている第１図中に示されたような、複数
の切換接触子を有する第４図の回路を示す。
第６図は、第５図中に示された回路の切換工程を示
す。
す。
第７図は、第６図に対応する切換図である。
本発明の切換開閉器は、ここで絶縁材シリンダ１であ
る切換開閉器ハウジングを備える。中心切換軸４が、こ
の切換開閉ハウジング内に配置されている。この切換軸
４は、蓄勢機構２によって公知の方法で操作される。こ
の蓄勢機構２は、持上げスライダ2.2を有する。この持
上げスライダ2.2は、図示しなかった駆動軸のそれ自体
回転する駆動カム2.1によって連続的に持上げられる。
この持上げスライダ2.2が極限位置に達すると、被駆動
部品2.3がこの持上げスライダ2.2に連動して追従する。
さらに、この被駆動部品2.3は、詳しく図示しなかった
この切換軸４を駆動する。さらに、本発明では、輪郭2.
4が、持上げスライダ2.2の側方に、ここでは両側に、設
けられている。連結要素３のローラ3.3が、この輪郭2.4
内にそれぞれ係入する。さらに、この連結要素３は、ほ
ぼこの蓄勢機構２の高さ位置で側方でこの蓄勢機構２に
よって支承されている２つのレバー3.1と、これらのレ
バー3.1に枢着連結された２つの連結棒3.2とを備える。
これらの連結棒3.2は、切換開閉器のハウジング内で垂
直方向に、切換軸４に対して平行に下方へ延在し、その
自由端が、切換軸４に沿って軸方向に摺動可能な切換挿
入部５に連結されている。
る切換開閉器ハウジングを備える。中心切換軸４が、こ
の切換開閉ハウジング内に配置されている。この切換軸
４は、蓄勢機構２によって公知の方法で操作される。こ
の蓄勢機構２は、持上げスライダ2.2を有する。この持
上げスライダ2.2は、図示しなかった駆動軸のそれ自体
回転する駆動カム2.1によって連続的に持上げられる。
この持上げスライダ2.2が極限位置に達すると、被駆動
部品2.3がこの持上げスライダ2.2に連動して追従する。
さらに、この被駆動部品2.3は、詳しく図示しなかった
この切換軸４を駆動する。さらに、本発明では、輪郭2.
4が、持上げスライダ2.2の側方に、ここでは両側に、設
けられている。連結要素３のローラ3.3が、この輪郭2.4
内にそれぞれ係入する。さらに、この連結要素３は、ほ
ぼこの蓄勢機構２の高さ位置で側方でこの蓄勢機構２に
よって支承されている２つのレバー3.1と、これらのレ
バー3.1に枢着連結された２つの連結棒3.2とを備える。
これらの連結棒3.2は、切換開閉器のハウジング内で垂
直方向に、切換軸４に対して平行に下方へ延在し、その
自由端が、切換軸４に沿って軸方向に摺動可能な切換挿
入部５に連結されている。
持上げスライダ2.2の側方の片面だけに１つの輪郭2.4
を設けることと、それに対応して連結要素を１つだけ配
置することも可能である。しかし、対をなした配置は、
安定性の面で利点を呈する。
を設けることと、それに対応して連結要素を１つだけ配
置することも可能である。しかし、対をなした配置は、
安定性の面で利点を呈する。
この場合、蓄勢機構２の持ち上げ時に、すなわち、実
際の負荷時のタップの切換の前に連結要素３によって
− 蓄勢機構２の持上げスライダ2.2の運動方向に応じ
て − 切換挿入部５が、切換軸４上に沿って軸方向に
或る値ａだけ上方又は下方に運動されるように、この輪
郭2.4は形成されている。切換軸４上に沿って軸方向に
摺動可能なこの切換挿入部５は、解放された蓄勢機構２
によってこの切換軸４と共に回転可能である。このこと
は、例えば、切換軸４に多数の歯状部を形成することに
よって可能である。この歯状部によって、切換挿入部５
の軸方向の摺動可能性を損なうことなく、この切換軸４
と切換挿入部５との一体的な回転を可能する。この動作
を保証するため、連結要素３の下部と切換挿入部５との
間に、例えば − 図中に詳しく示さなかった − 玉
軸受等の軸受が設けられている。
際の負荷時のタップの切換の前に連結要素３によって
− 蓄勢機構２の持上げスライダ2.2の運動方向に応じ
て − 切換挿入部５が、切換軸４上に沿って軸方向に
或る値ａだけ上方又は下方に運動されるように、この輪
郭2.4は形成されている。切換軸４上に沿って軸方向に
摺動可能なこの切換挿入部５は、解放された蓄勢機構２
によってこの切換軸４と共に回転可能である。このこと
は、例えば、切換軸４に多数の歯状部を形成することに
よって可能である。この歯状部によって、切換挿入部５
の軸方向の摺動可能性を損なうことなく、この切換軸４
と切換挿入部５との一体的な回転を可能する。この動作
を保証するため、連結要素３の下部と切換挿入部５との
間に、例えば − 図中に詳しく示さなかった − 玉
軸受等の軸受が設けられている。
両VAC11,12を操作する前面の切換カムを有する２つの
カム板6,7が、切換挿入部５上に沿って周設さられてい
る。これらのカム板6,7は、それぞれ直接上下に配置さ
れた１つの上側部分カム板6.1,7.1と１つの下側部分カ
ム板6.2,7.2とから構成されている。
カム板6,7が、切換挿入部５上に沿って周設さられてい
る。これらのカム板6,7は、それぞれ直接上下に配置さ
れた１つの上側部分カム板6.1,7.1と１つの下側部分カ
ム板6.2,7.2とから構成されている。
さらに、機械的に可動な２つの接触子13,14を操作す
る２つのカム板8,9が、切換挿入部５上に沿って周設さ
れている。これらのカム板8,9は、あとで説明する。そ
れぞれの両上側部分カム板6.1,7.1又は両下側部分カム
板6.2,7.2が、切換挿入部５の位置に応じてそれぞれの
操作ローラ11.1,12.1と接触連動するように、これらの
操作ローラ11.1,12.1が、それぞれのカム板6,7のすぐ横
にそれぞれ配置されている。これらの操作ローラ11.1,1
2.1は、アングルレバー11.2,12.2を介してそれぞれのVA
C11,12に作用してこれらのVAC11,12を操作する。中間空
間が、切換開閉器の定常状態中に操作ローラ11.1,12,1
とこれらに付属する部分カム板6.1,7.1又は6.2,7.2との
間に存在する。何故なら、これらのVAC11,12が、定常状
態中に力を加えることなしに外部から閉じられているか
らである。これらのVAC11,12は、先ず始めに負荷時のタ
ップの切換え中にそれぞれのローラとそれぞれの操作レ
バーを介してそれぞれの部分カム板によって連結的に操
作されて一時的に開かれる。この中間空間は、定常状態
中にカム板6,7と操作ローラ11.1,12.1との間で衝突しう
ることなしに、切換挿入部５とカム板6,7とを摺動させ
ることを可能にする。
る２つのカム板8,9が、切換挿入部５上に沿って周設さ
れている。これらのカム板8,9は、あとで説明する。そ
れぞれの両上側部分カム板6.1,7.1又は両下側部分カム
板6.2,7.2が、切換挿入部５の位置に応じてそれぞれの
操作ローラ11.1,12.1と接触連動するように、これらの
操作ローラ11.1,12.1が、それぞれのカム板6,7のすぐ横
にそれぞれ配置されている。これらの操作ローラ11.1,1
2.1は、アングルレバー11.2,12.2を介してそれぞれのVA
C11,12に作用してこれらのVAC11,12を操作する。中間空
間が、切換開閉器の定常状態中に操作ローラ11.1,12,1
とこれらに付属する部分カム板6.1,7.1又は6.2,7.2との
間に存在する。何故なら、これらのVAC11,12が、定常状
態中に力を加えることなしに外部から閉じられているか
らである。これらのVAC11,12は、先ず始めに負荷時のタ
ップの切換え中にそれぞれのローラとそれぞれの操作レ
バーを介してそれぞれの部分カム板によって連結的に操
作されて一時的に開かれる。この中間空間は、定常状態
中にカム板6,7と操作ローラ11.1,12.1との間で衝突しう
ることなしに、切換挿入部５とカム板6,7とを摺動させ
ることを可能にする。
同様な構造で、機械的に可動な両接触子13,14を操作
する別の２つのカム板8,9が、切換挿入部５上に沿って
設けられている。同様に、これらのカム板8,9は、それ
ぞれ上下に配置さられた複数の部分カム板8.1,8.2;9.1,
9.2に分割されている。これらの両上側部分カム板8.1,
9.1か又は両下側部分カム板8.2,9.2の一方が、切換軸の
回転方向に依存して側方に配置された第１のローラ13.
1,14.1又は第２のローラ14.2,14.2に接触連動する。こ
の両下側部分カム板8.2,9.2の係合状態が、第１図中に
示されている。
する別の２つのカム板8,9が、切換挿入部５上に沿って
設けられている。同様に、これらのカム板8,9は、それ
ぞれ上下に配置さられた複数の部分カム板8.1,8.2;9.1,
9.2に分割されている。これらの両上側部分カム板8.1,
9.1か又は両下側部分カム板8.2,9.2の一方が、切換軸の
回転方向に依存して側方に配置された第１のローラ13.
1,14.1又は第２のローラ14.2,14.2に接触連動する。こ
の両下側部分カム板8.2,9.2の係合状態が、第１図中に
示されている。
ローラ13.1,14.1,13.2,14.2は、それぞれバネで付勢
されたトグルレバー13.3,14.3に連結されている。これ
らのトグルレバーが死点を超えて２つの切換位置に到達
するように、これらのトグルレバー13.3,14.3は、回転
可能に軸支された機械的な接触子13,14に作用する。第
１の機械的な接触子13は、切換接触子SKMとして働き、
この接触子13がどの位置を取るかに応じて、これらの両
固定接触子SKMAか又は両固定接触子SKMBのどちらか一方
に互いに接触する。第２の可動接触子14は、機械的な補
助接触HKMとして働き、この接触子14がどの位置を取る
かに応じて、これらの両補助接触子HKMAか又は両補助接
触子HKMBのどちらか一方に互いに接触する。これらの機
械的に可動な両接触子13,14は、同一水平面内に配置さ
れている。
されたトグルレバー13.3,14.3に連結されている。これ
らのトグルレバーが死点を超えて２つの切換位置に到達
するように、これらのトグルレバー13.3,14.3は、回転
可能に軸支された機械的な接触子13,14に作用する。第
１の機械的な接触子13は、切換接触子SKMとして働き、
この接触子13がどの位置を取るかに応じて、これらの両
固定接触子SKMAか又は両固定接触子SKMBのどちらか一方
に互いに接触する。第２の可動接触子14は、機械的な補
助接触HKMとして働き、この接触子14がどの位置を取る
かに応じて、これらの両補助接触子HKMAか又は両補助接
触子HKMBのどちらか一方に互いに接触する。これらの機
械的に可動な両接触子13,14は、同一水平面内に配置さ
れている。
対応するローラ13.1,14.,1,13.2,14.2と両トグルリン
グ13.1,14.3は、カム板8,9の対応する部分カム板8.1,9.
1又は8.2,9.2によって連結的に操作される。すなわち、
カム板8,9とローラ13.1,14.1;13.2,14.2が定常状態で係
合していないので、 − VACに関して上で既に説明し
たように − 切換挿入部５の軸方向への摺動が、負荷
時のタップの切換えの開始前に、なんらかの操作要素、
ここではローラに、難なく、特に衝突することなしに可
能である。
グ13.1,14.3は、カム板8,9の対応する部分カム板8.1,9.
1又は8.2,9.2によって連結的に操作される。すなわち、
カム板8,9とローラ13.1,14.1;13.2,14.2が定常状態で係
合していないので、 − VACに関して上で既に説明し
たように − 切換挿入部５の軸方向への摺動が、負荷
時のタップの切換えの開始前に、なんらかの操作要素、
ここではローラに、難なく、特に衝突することなしに可
能である。
しかしながら、VAC11,12の操作と機械的な接触子13,1
4の操作との間には、著しい違いがある： VAC11,12は、その構造のために定常状態中に常に閉じ
られている。すなわち、これらのVAC11,12は、付加的な
力作用なしに内部の真空室と付加バネによって自動的に
調節される安定な状態を保持する。
4の操作との間には、著しい違いがある： VAC11,12は、その構造のために定常状態中に常に閉じ
られている。すなわち、これらのVAC11,12は、付加的な
力作用なしに内部の真空室と付加バネによって自動的に
調節される安定な状態を保持する。
したがって、操作するためのただ１つのカム板が、す
なわち、一時的に他方の切換状態に切換えることだけで
十分である。このカム板の動作が停止するとすぐに、VA
Cは安定な閉じられた切換状態に戻る。このことは、説
明した機械的な接触子13,14と相違する。このとき、回
転点の周りに軸支されている可動な各接触子13,14が、
その都度バネで付勢されたトグルレバーによって死点を
超えて動作でき、２つの安定な状態を取り得る。それ
故、第１の上側のローラ13.1,14.1又は第２の下側のロ
ーラ13.2,14.2が、機械的に可動な各接触子13,14に割当
てられている。これらのローラは、双方の安定した切換
状態の間の切換えを可能にする。
なわち、一時的に他方の切換状態に切換えることだけで
十分である。このカム板の動作が停止するとすぐに、VA
Cは安定な閉じられた切換状態に戻る。このことは、説
明した機械的な接触子13,14と相違する。このとき、回
転点の周りに軸支されている可動な各接触子13,14が、
その都度バネで付勢されたトグルレバーによって死点を
超えて動作でき、２つの安定な状態を取り得る。それ
故、第１の上側のローラ13.1,14.1又は第２の下側のロ
ーラ13.2,14.2が、機械的に可動な各接触子13,14に割当
てられている。これらのローラは、双方の安定した切換
状態の間の切換えを可能にする。
切換開閉器の構造を単純にするため、SKMとHKMが各切
換方向でただ１つの部分カム板によって操作されるよう
に、実施の形態で別個に示した複数のカム板8,9を、１
つの上側部分カム板と１つの下側部分カム板を有するた
だ１つのカム板に統合することも可能である。
換方向でただ１つの部分カム板によって操作されるよう
に、実施の形態で別個に示した複数のカム板8,9を、１
つの上側部分カム板と１つの下側部分カム板を有するた
だ１つのカム板に統合することも可能である。
既に説明したことは、本発明の切換開閉器の１相のみ
に関している。３相の切換開閉器では、３相すべての機
械的及び電気的な操作要素並びに機械的及び電気的な切
換要素が、特にただ１つの水平な平面内に適切に設けら
れている。
に関している。３相の切換開閉器では、３相すべての機
械的及び電気的な操作要素並びに機械的及び電気的な切
換要素が、特にただ１つの水平な平面内に適切に設けら
れている。
第２図は、このように配置を上から概略的に示す。
切換軸４と、この切換軸４に周設されて軸方向に摺動
可能でかつこの切換軸４と一緒に回転可能な切換挿入部
５とが、絶縁材シリンダ１内部に配置されているのが分
かる。この切換挿入部５は、それぞれの部分カム板を有
する複数のカム板6,7,8,9を上下に重ね合わせて支持す
る。
可能でかつこの切換軸４と一緒に回転可能な切換挿入部
５とが、絶縁材シリンダ１内部に配置されているのが分
かる。この切換挿入部５は、それぞれの部分カム板を有
する複数のカム板6,7,8,9を上下に重ね合わせて支持す
る。
更に、各相に対して、これらのカム板の周りに同心状
に両VACは、このとき、第４図に示された回路に基づい
て、一方のVACが電気的な切換接触子SKVとして作用し、
他方のVACが電気的な補助接触子HKVとして作用するよう
に配置されていて、かつ、２極式に遮断する複数の機械
的な接触子は、このとき、一方の接触子が機械的な切換
接触子SKMとして作用し、他方の接触子が機械的な補助
接触子HKMとして作用するように配置されているのが分
かる。１相のそれぞれの切換手段と操作手段が存在する
領域は、第２図中の複数の矢印で限定された範囲によっ
て示されている。
に両VACは、このとき、第４図に示された回路に基づい
て、一方のVACが電気的な切換接触子SKVとして作用し、
他方のVACが電気的な補助接触子HKVとして作用するよう
に配置されていて、かつ、２極式に遮断する複数の機械
的な接触子は、このとき、一方の接触子が機械的な切換
接触子SKMとして作用し、他方の接触子が機械的な補助
接触子HKMとして作用するように配置されているのが分
かる。１相のそれぞれの切換手段と操作手段が存在する
領域は、第２図中の複数の矢印で限定された範囲によっ
て示されている。
持続電流を導通させる、すなわち、定常駆動中の切換
接触子を解放するそれ自体公知の持続主接触子を付加的
に配置することも当然可能である。このような持続主接
触子だけ拡張した回路は公知である。これらの持続主接
触子は、切換方向に依存しないで負荷時のタップの切換
時に最初に開き、最後に閉じられるので、これらの持続
主接触子は、それ自体知られている方法で切換軸４に固
定連結された１つの輪郭又はカム板によって操作され得
る。切換方向に依存する軸方向の摺動は必要ない。しか
しながら、上述した実施の形態では、そのような複数の
持続主接触子は故意に省略した。
接触子を解放するそれ自体公知の持続主接触子を付加的
に配置することも当然可能である。このような持続主接
触子だけ拡張した回路は公知である。これらの持続主接
触子は、切換方向に依存しないで負荷時のタップの切換
時に最初に開き、最後に閉じられるので、これらの持続
主接触子は、それ自体知られている方法で切換軸４に固
定連結された１つの輪郭又はカム板によって操作され得
る。切換方向に依存する軸方向の摺動は必要ない。しか
しながら、上述した実施の形態では、そのような複数の
持続主接触子は故意に省略した。
以上により、本発明は、切換開閉器が２方向に力を蓄
熱及び放出可能な蓄熱機構によって切替わるこの切換開
閉器の切換方向に依存しないで非対称な回路を簡単に実
現可能にする、すなわち、電気的かつ機械的な複数の切
換要素の同一の複数の動作シーケンスを装置技術的に簡
単に切替え変更可能にする。
熱及び放出可能な蓄熱機構によって切替わるこの切換開
閉器の切換方向に依存しないで非対称な回路を簡単に実
現可能にする、すなわち、電気的かつ機械的な複数の切
換要素の同一の複数の動作シーケンスを装置技術的に簡
単に切替え変更可能にする。
本発明の切換方向に依存する摺動運動に対して必要な
運動は、それ自体知られている蓄勢機構の持上げスライ
ダの連続的な運動中に、すなわち、実際の切換工程の開
始前に容易に起きる。そのためには、説明した付加的な
輪郭が、この持上げスライドの片側だけに必要である。
この容易に実現可能な変更を除いて、この公知の蓄熱機
構は、変更しない形で使用され得る。このことは、別の
利点を奏する。
運動は、それ自体知られている蓄勢機構の持上げスライ
ダの連続的な運動中に、すなわち、実際の切換工程の開
始前に容易に起きる。そのためには、説明した付加的な
輪郭が、この持上げスライドの片側だけに必要である。
この容易に実現可能な変更を除いて、この公知の蓄熱機
構は、変更しない形で使用され得る。このことは、別の
利点を奏する。
カム板と操作要素と切換要素の数と形、特に、電気的
な切換要素と機械的な切替要素の数と形は、その都度実
現すべき回路に合わせることが可能である。そして、本
発明は、１相当たり２個のVACと１相当たり２個の２極
式の機械的な切換接触子とによるこの説明した実施の形
態に限定されない。
な切換要素と機械的な切替要素の数と形は、その都度実
現すべき回路に合わせることが可能である。そして、本
発明は、１相当たり２個のVACと１相当たり２個の２極
式の機械的な切換接触子とによるこの説明した実施の形
態に限定されない。
フロントページの続き (72)発明者 ピルマイアー・レオンハルト ドイツ連邦共和国、デー−93059 レー ゲンスブルク、ホルツガルテンストラー セ、40 (56)参考文献 特開 昭54−118523（ＪＰ，Ａ) 特公 昭62−5326（ＪＰ，Ｂ２) 特表 平３−500106（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 33/42
Claims (9)
- 【請求項１】両方向に回転可能な駆動軸によって連続的
に運動可能な１つの持上げスライダと１つの被駆動部品
の解放後にこの持上げスライダの運動に連動して追従す
るこの被駆動部品とを有する１つの蓄勢機構と、 この解放された被駆動部品によって回転可能な１本の切
換軸と、 この切換軸によって回転可能な同軸状に配置された複数
のカム板とその輪郭面で接触連動する複数の操作要素に
よって操作可能な各相のための複数の切換手段とから構
成されている負荷時タップ切換器の切換開閉器におい
て、 軸線方向に摺動可能な切換挿入部（５）が、この切換軸
（４）上に沿って周設されていること、 この切換挿入部（５）は、この切換手段を操作する複数
のカム板（6,7,8,9）を支持していること、 各カム板（6,7,8,9）は、上下に重なり合うように相違
する輪郭を有する１枚の上側の部分カム板（6.1,7.1,8.
1,9.1）と１枚の下側の部分カム板（6.2,7.2,8.2,9.2）
とに分割されていること、及び、 切換挿入部（５）が上側の駆動位置にあるとき、全ての
下側の部分カム板（6.2,7.2,8.2,9.2）がこの切換手段
を操作するこれらの操作要素（11.1,11.2;12.1,12.2;1
3.1,13.2,13.3;14.1,14.2,14.3）に接触連動し、切換挿
入部（５）が下側の駆動位置にあるとき、全ての下側の
部分カム板（6.1,7.1,8.1,9.1）がこの切換手段を操作
するこれらの操作要素（11.1,11.2;12.1,12.2;13.1,13.
2,13.3;14.1,14.2,14.3）に接触連動するように、この
切換挿入部（５）は、この駆動軸の回転方向に依存して
上側の駆動位置又は下側の駆動位置に運動可能であるこ
とを特徴とする切換開閉器。 - 【請求項２】切換挿入部（５）は、持上げスライダ（2.
2）の運動時にこの運動方向に依存して切換軸（４）の
軸線方向に上下に摺動して上側の駆動位置又は下側の駆
動位置に運動可能であるように、この切換挿入部（５）
は、輪郭（2.4）を有する連結要素（３）によって蓄勢
機構（２）の持上げスライダ（2.2）に一体的に連結さ
れていることを特徴とする請求の範囲の第１項に記載の
切換開閉器。 - 【請求項３】切換手段は、１相当たり少なくとも２つの
バキュームバルブ（11,12）と少なくとも２つの機械的
な接触子（13,14）とから構成されていることを特徴と
する請求の範囲の第１項又は第２項に記載の切換開閉
器。 - 【請求項４】バキュームバルブ（11,12）を操作する各
操作要素が、それぞれの部分カム板（6.1,6.2;7.1,7.
2）に連結的に接触連動する固定ローラ（11.1,12.1）と
この固定ローラ（11.1,12.1）に連結しているアングル
レバー（11.2,12.2）とから構成されていることを特徴
とする請求の範囲の第３項に記載の切換開閉器。 - 【請求項５】圧力が、それぞれの第１のローラ（13.1,1
4.1）にかけられるか、それぞれの第２のローラ（13.2,
14.2）にかけられるかによって、それぞれの機械的な接
触子（13,14）が、２つの停止状態の間を行き来して切
り替わることが可能であるように、これらの機械的な接
触子（13,14）を操作する各操作要素が、それぞれの部
分カム板に連結的に接触連動するこの第１のローラ（1
3.1,14.1）とこの第２のローラ（13.2,14.2）と、バネ
で付勢されたトグルレバー（13.3,14.3）とから構成さ
れていることを特徴とする請求の範囲の第３項又は第４
項に記載の切換開閉器。 - 【請求項６】全ての第１のローラ（13.1,14.1）と全て
の第２のローラ（13.2,14.2）は、同一の部分カム板に
その都度接触連動することを特徴とする請求の範囲の第
５項に記載の切換開閉器。 - 【請求項７】機械的な接触子（13,14）は、２極式の切
換接触子として形成されていることを特徴とする請求の
範囲の第３項〜第６項のいずれか１項に記載の切換開閉
器。 - 【請求項８】停止状態中に持続電流を受け取る複数の持
続主接触子が設けられていて、これらの持続主接触子
は、切換軸（４）によって直接操作可能であることを特
徴とする請求の範囲の第３項〜第７項のいずれか１項に
記載の切換開閉器。 - 【請求項９】上下に重なり合うように相違する輪郭を有
する１枚の上側の部分カム板と１枚の下側の部分カム板
とに分割されているその他の複数のカム板（8,9）が、
機械的な接触子（13,14）を操作するために一体的に連
結されていることを特徴とする請求の範囲の第１項に記
載の切換開閉器。
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|---|---|---|---|
| DE19510809A DE19510809C1 (de) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | Lastumschalter eines Stufenschalters |
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|---|---|
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ID=7757629
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|---|---|---|---|
| JP8528826A Expired - Fee Related JP3053221B2 (ja) | 1995-03-24 | 1996-01-31 | 負荷時タップ切換器の切換開閉器 |
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