JPH1197257A - 負荷時タップ切換器 - Google Patents

負荷時タップ切換器

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JPH1197257A
JPH1197257A JP25988897A JP25988897A JPH1197257A JP H1197257 A JPH1197257 A JP H1197257A JP 25988897 A JP25988897 A JP 25988897A JP 25988897 A JP25988897 A JP 25988897A JP H1197257 A JPH1197257 A JP H1197257A
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Masashi Ogawa
征支 小川
Shinichiro Otsuka
晋一郎 大塚
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Toshiba Substation Equipment Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Substation Equipment Technology Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/0005Tap change devices
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/0005Tap change devices
    • H01H9/0027Operating mechanisms

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各相の真空バルブの開閉タイミングのずれを小
さくし、よりコンパクトにまとめることにある。 【解決手段】原動側駆動部と、この原動側駆動部により
第1の可動接点に早切動作を行わせるための蓄勢エネル
ギを蓄積する蓄勢装置と、原動側駆動部により蓄勢装置
の蓄勢動作が終了するまでに第2の可動接点を次タップ
の固定接点に移動させる第2の間欠歯車機構と、蓄勢装
置の従動側に連結され蓄勢エネルギの放勢により第1の
間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を駆動するセグメ
ントと、セグメントの縦動側に連結されると共に、第1
の間欠歯車機構と同軸上に配置され、蓄勢エネルギの放
勢により、第1及び第2の真空バルブを所定の順序で開
閉動作させるカム機構を駆動する第3の間欠歯車機構と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変圧器の負荷時タッ
プ切換器において、特に1個の限流抵抗と2個の真空バ
ルブを用いた負荷時タップ切換器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】2個の可動接点と1個の限流抵抗と2個
の真空バルブを用いて変圧器のタップ巻線を切換える負
荷時タップ切換器としては、先に出願した特開平8−2
72315号の明細書及び図面に示されているようなも
のがある。
【0003】以下この構造及び動作について図20を用
いて説明する。図20において、41は駆動源としての
電動機で、この電動機41の回転軸にはピニオン42が
直結されている。43は軸45に取付けられ、ピニオン
42と噛合して電動機41のトルクが伝達される歯車
で、この歯車43には中心軸から若干外れた適宜位置に
ピン46が軸端方向に向けて取付けられると共に、この
ピン46と反対側の周面の適宜位置にピン49が取付け
られている。
【0004】また、軸45の一端部には歯車43の回動
によりピン46に押圧されて回動するアーム44の一端
部が取付けられ、このアーム44の他端部に引張バネ4
7の一端が取付けられ、その他端は支点ピン48により
図示しない固定部材に支持されている。この引張バネ4
7はアーム44の回動によりバネ力が蓄勢され、所定蓄
勢量に達すると瞬発的にそのエネルギを放勢するもので
ある。
【0005】さらに、軸45の他端部にはピン係合部を
有するセグメント53が取付けられ、このセグメント5
3に対応させてドライバー54を設けると共に、このド
ライバー54は軸45と同一軸方向に配設された絶縁駆
動軸56の一端部に取付けられている。このドライバー
54にはセグメンクト53の係合部と係合するピン52
が取付けられると共に、このピン52と反対側にピン5
5が取付けられている。
【0006】また、絶縁駆動軸56の他端側には溝カム
66が取付けられている。この溝カム66は、第1の真
空バルブ69(V1)及び第2の真空バルブ70(V
2)を所定の順序で駆動レバー68及び67を介して開
閉させるためのカム溝71(主用)及びカム溝72(抵
抗用)がそれぞれ形成されている。
【0007】この場合、セグメンクト53の係合部にピ
ン52が係合してドライバー54が回動し、そのトルク
が絶縁駆動軸56に伝達されて溝カム66が回動する
と、カム溝71,72と係合する駆動レバー67,68
がカム溝の上方変位、下方変位に移動することにより、
各々の真空バルブ70,69が開閉動作可能な構成とな
っている。
【0008】一方、200は第2の可動接点61(M
2)を駆動するためのトルクを伝達する第2の間欠歯車
機構であり、この第2の間欠歯車機構200は絶縁駆動
軸51の一端部に取付けられ、前述した歯車43に取付
けられたピン49と噛合い駆動される第2のゼネバギヤ
50により構成される。前記絶縁駆動軸51の他端部に
はアーム60の一端が取付けられ、その他端に第2の可
動接点61(M2)が取付けられている。
【0009】この場合、第2のゼネバギア50の回動が
絶縁駆動軸51を介してアーム60に伝達されると、こ
のアーム60に取付けられた第2の可動接点61(M
2)が絶縁駆動軸50を中心に回動し、固定接点65間
を切換動作できるようになっている。
【0010】また、100は第1の可動接点64(M
1)を駆動するためのトルクを伝達する第1の間欠歯車
機構であり、この第1の間欠歯車機構100は絶縁駆動
軸51と同軸的に配置されたパイプ状の絶縁軸58の端
部に取付けられ、ドライバー54に取付けられたピン5
5と係合してドライバー54のトルクが伝達されると回
動する第1のゼネバギヤ57により構成される。前記絶
縁軸58の他端側にはアーム63の一端が取付けられ、
その他端に第1の可動接点64(M1)が取付けられて
いる。
【0011】この場合、第1のゼネバギア57の回動が
絶縁軸58を介してアーム63に伝達されると、このア
ーム63に取付けられた第1の可動接点45(M1)が
絶縁軸58を中心に回動し、固定接点46間を切換動作
できるようになっている。
【0012】なお、図中59は第2の可動接点61と接
触する集電リング、62は第1の可動接点63と接触す
る集電リングである。このような構成の負荷時タップ切
換器において、電動機の回転を受けてピニオン42が回
転すると、ピニオン42と噛合する歯車43が回転す
る。この歯車43の回転により、歯車43に取付け固定
されたピン46がアーム44を軸45を中心に回転せし
め、他単を支点ピン48に固定された引張バネ47を引
張ると同時に、歯車43の反対側に取付けられたピン4
9が第2のゼネバギヤ50と噛合し、第2のゼネバギヤ
50を回転させる。
【0013】第2のゼネバギヤ50の回転により絶縁駆
動軸51を介して集電リング59及びアーム60に取付
け固定された第2の稼働接点61が固定接点65間を順
次移動するように作用する。
【0014】引張バネ47の引張量が最大に達すると蓄
勢エネルギにより、アーム44が急速に軸45を中心に
回動し、同時にアーム44に固定された軸45が回転
し、軸45と一体化したセグメント53を回動させる。
【0015】セグメント53がドライバ54の上側に取
付け固定されたピン52を押圧することにより、ドライ
バ54が軸45を中心に回転し、同時にドライバ54の
した側に取付け固定されたピン55が第1のゼネバギア
57と噛合する。第1のゼネバゼア57の回転により、
絶縁駆動軸58を介して集電リング62及びアーム63
に取付固定された第1の可動接点64が固定接点65間
を順次移動するように作用する。
【0016】一方、ドライバ54の回転はこれに直結し
た絶縁駆動軸56にも伝達され、絶縁駆動軸56にも伝
達され、絶縁駆動軸56の他端に取付け固定された溝カ
ム66を回転せしむる。この溝カム66が回転すると、
カムミゾ71,72と係合する駆動レバー67,68が
カム溝の上方変位、下方変位に移動することにより、第
1の真空バルブ69及び第2の真空バルブ70を開閉動
作させる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の負荷時タップ切換器においては、第1の真空バル
ブ及び第2の真空バルブは各相毎に縦方向に直列に配置
され、各相の真空バルブ間はカップリングで連結されて
いる。
【0018】従って、カップリングにおける伝達のずれ
が、真空バルブの開閉タイミングの各相間のずれとなっ
て現れるという問題があった。また、タップ選択器の固
定接点が縦長の2段構造となっているおり、各段部分に
第1及び第2の稼働接点が接触するように構成されてい
るため、全体が縦方向に大きくなってしまい、負荷時タ
ップ選択器をコンパクトにまとめることが困難であっ
た。
【0019】本発明は上記のような事情に鑑みなされた
もので、各相の真空バルブの開閉タイミングのずれを小
さくし、よりコンパクトにまとめることができる負荷時
タップ切換器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により負荷時タップ切換器
を構成するものである。請求項1に対応する発明は、変
圧器タップ巻線のタップに接続された複数の固定接点
と、この固定接点に順次接触する第1の負荷電流通電用
可動接点と、前記固定接点に順次接触し、タップ間短絡
時の循環電流を通電する第2の可動接点とを備え、前記
第1の可動接点には第1の真空バルブを、また前記第2
の可動接点には循環電流を抑制する限流抵抗と第2の真
空バルブとを直列接続し、前記第1及び第2の可動接点
は同一固定接点に接触して並列回路を形成し、タップ切
換を行う際には、循環電流を抑制する限流抵抗を直列接
続した第2の可動接点が同一正方向切換、また逆方向切
換においても常に前記第1の通電用可動接点より先に切
換動作を行い、隣接するタップに接続された固定接点に
接触するように構成してなる負荷時タップ切換器におい
て、原動側駆動部と、この原動側駆動部により前記第1
の可動接点に早切動作を行わせるための蓄勢エネルギを
蓄積する蓄勢装置と、前記原動側駆動部により前記蓄勢
装置の蓄勢動作が終了するまでに前記第2の可動接点を
次タップの固定接点に移動させる第2の間欠歯車機構
と、前記蓄勢装置の従動側に連結され前記蓄勢エネルギ
の放勢により前記第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯
車機構を駆動するセグメントと、前記セグメントの縦動
側に連結されると共に、前記第1の間欠歯車機構と同軸
上に配置され、蓄勢エネルギの放勢により、前記第1及
び第2の真空バルブを所定の順序で開閉動作させるカム
機構を駆動する第3の間欠歯車機構とを備える。
【0021】したがって、このような1抵抗2バルブ式
の負荷時タップ切換器にあっては、先行動作と早切動作
の1連からなる切換動作のシーケンスを満足できる。請
求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明にお
いて、第1、第2の可動接点を駆動する第1、第2の間
欠歯車機構及びカム機構を駆動する第3の間欠歯車機構
を1個のゼネバドライバーと複数歯を有するゼネバギヤ
とを設けた1対のゼネバ機構で構成する。
【0022】したがって、このような構成の負荷時タッ
プ切換器にあっては、間欠歯車機構の従動側の回転角を
正確に規定できる。請求項3に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、第1の間欠歯車機構の従動
側の中心軸線上に第1の駆動軸を直結し、第1の駆動軸
の他端には第1の可動接点を取付固定し、第1の間欠歯
車機構の駆動により第1の稼働接点が固定接点間を順次
選択移動できるように構成し、また第3の間欠歯車機構
の従動側の中心軸線上に第3の駆動軸を直結し、この第
3の駆動軸の他端には溝カムを取付固定し、第3の間欠
歯車機構の駆動により溝カムを回動させるように構成
し、さらに第3の駆動軸は管状、第1の駆動軸はその内
側を貫通する軸とし、両者を同軸上に配置する。
【0023】したがって、このような構成の負荷時タッ
プ切換器にあっては、早切動作の伴う第1の稼働接線の
切換え動作、第1及び第2の真空バルブの開閉動作を所
定の順序で行うことができる。
【0024】請求項4に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、第1の間欠歯車機構及び第3の間
欠歯車機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグ
メントが第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を
押圧し始める時点の時間的ずれを持たせる。
【0025】したがって、このような構成の負荷時タッ
プ切換器にあっては、カムの駆動に対して第1の可動接
点の切換動作を遅らせることができる。請求項5に対応
する発明は、請求項1に対応する発明において、U相、
V相、W相各々の第1の真空バルブ及び第2の真空バル
ブ、合計6個を全て平面円周上に配置する。
【0026】したがって、このような構成の負荷時タッ
プ切換器にあっては、各相のバルブを全て同一軸により
開閉することができる。請求項6に対応する発明は、請
求項1に対応する発明において、第2の間欠歯車機構の
従動側の中心軸上に第2の駆動軸を直結し、第1の歯車
と噛合する第2の歯車上に第2の可動接点を取付固定
し、第2の間欠歯車機構の駆動が第2の歯車を回転せし
めることにより、第2の可動接点が固定接点間を順次選
択移動できるように構成し、さらに第2の駆動軸につい
ては第1の駆動軸が負荷時タップ切換器の中央部を貫通
しているのに対し、負荷時タップ切換器の側面近傍に配
置し、また固定接点を板状とし、第1の可動接点が固定
接点を挟む状態で順次接触しているのに対し、第2の可
動接点は前記固定接点の下面に押圧される状態で順次接
触して行くように構成する。したがって、このような構
成の負荷時タップ切換器にあっては、タップ選択器の固
定接点を板状のもので済ませることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による負荷時タップ切
換器の実施の形態の具体的な構成を示す図である。図2
は図1のA−A線に沿う矢視断面図、図3は図1のC−
C線に沿う矢視断面図、図4は図1のB−B線に沿う矢
視断面図である。
【0028】図1において、1はフレーム80に取付け
られた負荷時タップ切換器の駆動源である電動機で、こ
の電動機1にはカップリング2を介して回転軸3が連結
されている。
【0029】さらに、回転軸3には図2に示すようにピ
ニオン4が取付固定され、このピニオン4には第2のゼ
ネバドライバ5が一体的に設けられており、ピニオン4
と第2のゼネバドライバ5が同時に回転するように構成
されている。また、図2において、7は第2のゼネバド
ライバ5と噛合する第2のゼネバギヤ、8は第2のゼネ
バキヤ7の中心軸上に取付固定され、電動機1から伝達
されるトルクをタップ選択器へ伝達する役目を果たす第
2の駆動軸である。
【0030】さらに、図3において、36は第2の駆動
軸8の端部が取付固定された第1の歯車、37は軸受4
0により回転自在に支持され、第1の歯車36と噛合す
る第2の歯車で、この第2の歯車37の表面には第2の
可動接点(抵抗側)39が取付固定され、第2の歯車3
7が回転することにより、第2の可動接点(抵抗側)3
9が固定接点38間を順次移動できるように構成されて
いる。
【0031】一方、図1及び図2において、9はピニオ
ン4と噛合するギヤであり、その表面にはピン10が取
付固定されている。また、11はギヤ9の回転に伴うピ
ン10の回動により回動するリンクであり、その上端に
は引張バネ12の一端が支持され、リンク11の回動が
引張バネ12を引張し、静止エネルギを蓄えるように作
用する。
【0032】また、図1において、13はリンク11と
一体となって回転する回転軸であり、この回転軸13の
他端には第1のゼネバドライバ19と第3のゼネバドラ
イバ21を同時に駆動するセグメント14が取付固定さ
れ、回転軸13の回転が同時にセグメント14の回動と
なる。
【0033】さらに、15は第1のゼネバドライバ19
の裏面に取付固定されたピンであり、セグメント14が
ピン15を押圧し回動させることで、第1のゼネバドラ
イバ19を駆動するように構成されている。16は同じ
く第1のゼネバドライバ19の裏面側に取付固定された
ピンであり、第1のゼネバドライバ19がピン16を介
して第1のゼネバギヤ20と噛合する。23は第1のゼ
ネバギヤ20の中心軸上に取付固定され、第1のゼネバ
ギヤ20と共に回転する第1の駆動軸、32は第1の駆
動軸23の回転を絶縁駆動軸33に伝達するカップリン
グである。
【0034】34は絶縁駆動軸33上に取付固定されて
いる集電リングで、その一端部には第1の可動接点(主
側)35が取付固定され、絶縁駆動軸33の回転により
第1の可動接点(主側)が固定接点38間を順次移動で
きるように構成されている。
【0035】一方、17は第3のゼネバドライバ21の
表面側に取付固定されたピンであり、セグメント14が
ピン17を押圧し回動させることにより、第3のゼネバ
ドライバ21を駆動するように構成されている。18は
同じく第3のゼネバドライバ21の表面側に取付固定さ
れたピンであり、第3のゼネバドライバ21がピン18
を介して第3のゼネバギヤ22と噛合する。
【0036】また、29は第3のゼネバギヤ22の中心
軸上に取付固定された第3の駆動軸であり、他端には溝
カム24が取付固定され、第3のゼネバギヤ22と共に
回動する。
【0037】さらに、第3の駆動軸29は管状となって
おり、その内部に第1の駆動軸23を挿通させた2重構
造となっている。溝カム24にはカム溝a27、カム溝
b28が形成されており、第1の真空バルブ(主側)3
0及び第2の真空バルブ(抵抗側)31に連結されたカ
ムフロアa25、カムフロアb26が溝カム24の回転
を受けて、カム溝27,28の上方変位、下方変位に移
動することにより、図4に示す各々の第1の真空バルブ
30及び第2の真空バルブ31を開閉するように構成さ
れている。
【0038】この場合、図4に示すようにU,V,W相
の各々の主バルブ、抵抗バルブ全てが同一平面の円周上
に配置された構造となっている。ここで、上記セグメン
ト14は、図5に示すように上下2段構成になってお
り、A面は第1のゼネバドライバ19に直結されたピン
15を駆動する面であり、B面は第3のゼネバドライバ
19に直結したピン17を駆動する面である。また、A
面とB面がずれているため、第1のゼネバドライバが第
3のゼネバドライバに対して遅れて動き出すことによ
り、第1の可動接点の切換動作をカムの駆動に対して遅
らせるように作用する。その結果、切換シーケンスを示
す図8中のtの時間的余裕を確保できるように構成され
ている。
【0039】次に上記のように構成された負荷時タップ
切換器の切換動作を図6乃至図8を用いて説明する。図
6及び図7は切換動作過程の回路を順を追って示すもの
であり、図8はその切換シーケンスを示すものである。
【0040】図6において、TWはタップ巻線、T1,
T2は隣合うタップ、M1はタップ選択器の第1の可動
接点、M2は第2の可動接点、V1は第1の真空バル
ブ、V2は第2の真空バルブをそれぞれ示している。
【0041】タップT1からタップT2への切換 (1)タップ選択器M1、M2がタップT1を選択し、
第1の真空バルブV1が閉路し、第2の真空真空バルブ
V2が開路している状態を示している。負荷電流T1−
M1−V1の回路を流れる。 (2)タップ選択器の第2の可動接点M2がタップT1
からタップT2に移動する。 (3)第2の真空バルブV2が閉路し、タップT1、タ
ップT2間で短絡回路が形成され、限流抵抗Rにより抑
制された循環電流が流れる。 (4)第1の真空バルブV1が開路し、負荷電流をT1
−M1−V1の回路からT2−M2−R−V2の回路に
移す。 (5)タップ選択器の第1の可動接点M1がタップT1
からタップT2に移動する。 (6)第1の真空バルブV1が開路し、負荷電流をT2
−M2−R−V2の開路からT2−M1−V1の回路に
移す。 (7)第2の真空バルブV2が開路する。
【0042】図7に示すタップT2からタップT1への
切換についてもタップT1からタップT2の切換と同様
に第2の可動接点M2の切換が先行して、第1の可動接
点M1がこれに追従する。その他の切換えシーケンス等
についても、タップT1からタップT2の切換えと変わ
るところがないので、ここではその説明を省略する。
【0043】次に1タップ切換動作の詳細について図9
乃至図20を用いて説明する。図9乃至図13は電動機
のトルクを受けて、早切動作により第1の間欠歯車機構
を介して第1の可動接点(主側)が切換られる状況と、
第2の間欠歯車機構を介して第2の可動接点(抵抗側)
が先行して切換られる状況との連動を示している。ま
た、図中の矢印は第2のゼネバギヤ7の回転が第23の
駆動軸8を介して第1の歯車36に伝達されることを示
している。以下切換動作を順を追って説明する。
【0044】図9(a),(b),(c)は初期状態を
示す。この時は引張バネ12は蓄勢されていない。図9
(d),(e),(f)は蓄勢動作開始、抵抗接点切換
動作開始の状態を示す。
【0045】電動機1の回転がピニオン4に伝達され、
このピニオン4と一体の第2のゼネバドライバ5及びピ
ニオン4と噛合するギヤ9上のピン10が同時に回転す
る。その結果、ピン10がリンク11を押圧し、回動さ
せ始めることにより引張バネ12の蓄勢動作が開始され
る。一方、第2のゼネバドライバ5の回転が第2のゼネ
バギヤ7、第2の駆動軸8、第1の歯車36を介して第
2の歯車37を回動させることにより、タップ選択器の
第2の可動接点(抵抗側)39を固定接点38(T1)
から開離させ始める。
【0046】図10(a),(b),(c)は蓄勢動作
終了、抵抗接点切換動作完了状態を示す。ピニオン4が
さらに回転し続けると、ピン10がさらにリンク11を
押圧し回動させ、リンク11の回動角が初期状態から1
80°となった時点で引張バネ12の引張量が最大とな
り、蓄勢動作を終了する。一方、ピニオン4がさらに回
転することにより、第2の歯車37がさらに回転し、図
10(c)のように第2の可動接点(抵抗側)39が固
定接点38(タップ側T2)に完全に投入され、抵抗接
点の切換動作を完了する。
【0047】図10(d),(e),(f)はスナップ
動作開始、主接点切換動作開始の状態を示す。蓄勢動作
終了後、引張バネ12が放勢すると、リンク11がピン
10から開離し、引張バネ12の引張力により急速に回
転を始める。リンク11の回転によりこれと一体のセグ
メント14がピン15を回動させ始め、それに伴い第1
のゼネバドライバ19を介してピン16が第1のゼネバ
ギヤ20と噛み合い始め、第1の可動接点(主側)35
を固定接点38(タップT1)から開離させる。
【0048】図11(a),(b),(c)はスナップ
動作終了、主接点切換動作完了の状態を示す。引張バネ
12の引張力により、リンク11がさらに回動し、さら
にピン16が回動するが、ピン16が第1のゼネバギヤ
20との噛み合いから開離した時点で、第1の可動接点
(主側)35が完全に固定接点38(タップT2)に投
入され、主接点の切換動作を完了する。
【0049】図12及び図13は、図9乃至図11の正
方向切換え動作に対し、逆方向切換動作を示している
が、正方向切換動作と同様に第2の可動接点M2の切換
が先行して第1の可動接点M1の切換がこれに追従す
る。その他、切換シーケンス、駆動機構の連動等、正方
向切換に比較して特に変わるところがないので、ここで
はその説明を省略する。
【0050】次に正方向1タップ切換動作の過程におい
て、蓄勢動作完了時点から、主接点切換動作終了時点ま
での詳細を図14乃至図20を用いて説明する。図14
(a)乃至図20(a)は切換動作過程の回路を示す。
【0051】図14(b)乃至図20(b)はカムによ
る真空バルブの開閉動作を示している。溝カム24のカ
ム溝は27,28に示すような形状に形成され、真空バ
ルブに連結されたカムフロア25,26がカム溝27,
28の情報変位の時は真空バルブを開路せしめ、逆に下
方変位の時は真空バルブを閉路せしむるように作用す
る。
【0052】図14(c)乃至図20(c)は、リンク
11の回動により、静止エネルギを蓄勢された引張バネ
12の動作により、リンク11、セグメント14が同時
に回転し、セグメント14にピン15が押圧されること
により、第1のゼネバドライバ19、ピン16を介して
第1のゼネバギヤ20が回動し、それに伴い第1の可動
接点35は固定接点38(タップT1)から固定接点3
8(タップT2)へと切換られる状況を示している。
【0053】ここで、図14乃至図20について順を追
って説明する。図14(a)〜(c)は、引張バネ12
の蓄勢動作が完了した状態を示すと共に、タップ巻線の
タップT1をタップ選択器の第1の可動接点35(M
1)が選択した状態を示している。
【0054】第1の真空バルブ30(V1)が閉路し、
タップT1−第1の可動接点35−(M1)−第1の真
空バルブ30(V1)を通して図中太線のように変圧器
負荷電流が通電されている。この場合、カムフロアa2
5はカム溝a27の下方変位にあり、第1の真空バルブ
30(V1)を閉路せしめている。一方、カムフロアb
26はカム溝b28の上方変位にあり、第2の真空バル
ブ31(V2)を開路させている。
【0055】図15(a)〜(c)は第2の真空バルブ
31(V2)が閉路した状態を示している。引張バネ1
2の動作により、リンク11、セグメント14を介して
第3の間欠歯車機構が駆動し、それに伴い第3の駆動軸
29に連結された溝カム24が回動を始め、図示するよ
うに第2の真空バルブ31(V2)を閉路させる。
【0056】第2の真空バルブ31(V2)の閉路に伴
い、タップT1,T2間に短絡回路が形成され、限流抵
抗Rにより抑制された循環電流が流れる。変圧器負荷電
流は引続きT1−M1−V1の回路を流れる。
【0057】また、引張バネ12の動作がリンク11、
セグメント14、第1のゼネバドライバ19を介して第
1のゼネバギヤ20を回動させることで、第1の可動接
点35が固定接点38(タップT1)から移動を始め
る。
【0058】図16(a)〜(c)は、第1の真空バル
ブ30(V1)が開路し、変圧器負荷電流を遮断すると
同時に、負荷電流がタップT1側からタップT2側の回
路へと移った状態を示している。
【0059】引張バネ12の動作によりセグメント14
を介して溝カム24がさらに回転を続けると、カムフロ
アa25はカム溝a27の下方変位から上方変位に移動
して第1の真空バルブ30(V1)を開路させると同時
に変圧器負荷電流、循環電流を遮断して、変圧器負荷電
流をT2−M2−R−V2側の回路に移す。また、引張
バネ12の動作が第1のゼネバギヤ20をさらに回動さ
せることで、第1の可動接点35(M1)が更に進行す
る。
【0060】図17(a)〜(c)は、タップ選択器の
第1の可動接点35(M1)が固定接点38(タップT
1)から開離し、タップT1とタップT2の中間位置に
達した状態を示している。引張バネ12の動作が第1の
ゼネバギヤ20を更に回動させることで、第1の可動接
点35(M1)が固定接点(タップT)から開離し、更
に進行してタップT1とタップT2の中間位置に到達す
る。この管、カムフロアa25及びカムフロアb26は
カム溝27、冬の水平位置を移動しているため、第1の
真空バルブ30(V1)は開路、第2の真空バルブ31
(V2)は閉路を維持しており、変圧器負荷電流は引続
き、T2−M2−−R−V2の回路を流れる。
【0061】図18(a)〜(c)は、タップ選択器の
第1の可動接点35(M1)が固定接点38(タップT
2)に到達した状態を示している。引張バネ12の動作
が第1のゼネバギヤ20を更に回動させることで、第1
の可動接点35(M1)が更に進行し、固定接点38
(タップT2)に到達する。この際、第1の真空バルブ
30(V1)が回路しているため、む負荷、む電圧状態
での投入となり、発弧は伴もなわない。
【0062】図19(a)〜(c)は、第1の真空バル
ブ30(V1)が閉路し、変圧器負荷電流が第1の真空
バルブ30(V1)側に移った状態を示している。引張
バネ12の動作により、セグメント14を介して溝カム
24がさらに回転を続けると、カムフロアa25がカム
溝a27の上方変位から下方変位に移動して第1の真空
バルブ30(V1)を閉路させると同時に変圧器負荷電
流をT2−M2−R−V2の回路からT2−M1−V1
の回路に移す。
【0063】図20(a)〜(c)は、第2の真空バル
ブ31(V2)が開路した状態を示している。引張バネ
12の動作により、セグメント14を介して溝カム24
がさらに回転を続けると、カムフロアb26がカム溝b
28の下方変位から上方変位に移動して第2の真空バル
ブ31(V2)を開路させる。この間、変圧器負荷電流
は引続きT2−M1−V1の回路を流れる。
【0064】このように本実施の形態では、U,V,W
相、各々の第1の真空バルブ及び第2の真空バルブ、合
計6個を全て、同一平面円周状にに配置するようにした
ので、各相の真空バルブを全て同一軸により駆動するこ
とができる。
【0065】また、固定接点を板状とし、第1の可動接
点が固定接点を挟む状態で接触するのに対し、第2の可
動接点は同固定接点の下面に押圧される状態で接触する
ため、タップ選択器を縦方向にコンパクトにできる。
【0066】さらに、第1の間欠歯車機構及び第3の間
欠歯車機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグ
メントが第3の間欠歯車機構を押圧し始める時点を遅ら
せる構造とすることによりら、切換シーケンス上、主バ
ルブが回路してから第1の可動接点が固定接点から開離
し始めるまでの時間的余裕を確保することができる。ま
た、各間欠歯車機構をゼネバドライバーとゼネバぎやに
より駆動される構成としてあるので、間欠歯車機構の従
動側の回転角を正確に規定できる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、各相
の真空バルブを全て同一平面上で同一軸により駆動する
ため、各相の真空バルブの開閉タイミングのずれを小さ
くでき、またタップ選択器の固定接点を板状のもので済
ますことができるため、縦方向の寸法を軽減でき、全体
をコンパクトにまとめることができる負荷時タップ切換
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ切換器の実施の形態
を示す正面図。
【図2】図1のA−A線に沿う矢視断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う矢視断面図。
【図4】図1のC−C線に沿う矢視断面図。
【図5】同実施の形態におけるセグメントの構造を示す
図。
【図6】同実施の形態における正方向切換動作過程を示
す図。
【図7】同実施の形態における逆方向切換動作過程を示
す図。
【図8】同実施の形態における切換シーケンスを示す
図。
【図9】同実施の形態において、第2の可動接点の先行
切換動作と、第1の可動接点の早切動作での切換動作と
の連動状況において、正方向切換動作における初期状態
から蓄勢動作開始、抵抗接点切換動作開始間での状況を
示す図。
【図10】同じく正方向切換動作における蓄勢動作終
了、抵抗接点切換動作完了からスナップ動作開始、主接
点切換動作開始までの状況を示す図。
【図11】同じく正方向切換動作におけるスナップ動作
終了、主接点切換動作完了の状況と逆方向切換動作開始
開始までの状況を示す図。
【図12】同じく逆方向切換動作における蓄勢動作開
始、抵抗接点切換動作開始から蓄勢動作終了、抵抗接点
切換動作完了までの状況を示す図。
【図13】同じく正方向切換動作におけるスナップ動作
終了、主接点切換動作完了の状況と逆方向切換動作開始
開始までの状況を示す図。
【図14】同実施の形態における正方向切換動作におい
て、引張バネの蓄勢動作が完了した状態とタップ巻線の
タップT1をタップ選択器の第1の可動接点が選択した
状態を示す図。
【図15】同じく正方向切換動作において、第2の真空
バルブが閉路した状態を示す図。
【図16】同じく正方向切換動作において、第1の真空
バルブが開路し、変圧器負荷電流を遮断すると同時に負
荷電流がタップT1側の回路からタップT2側の回路に
移った状態を示す図。
【図17】同じく正方向切換動作において、タップ選択
器の第1の可動接点がタップT1から開離し、タップT
1とタップT2の中間位置に達した状態を示す図。
【図18】同じく正方向切換動作において、タップ選択
器の第1の可動接点がタップT2に到達した状態を示す
図。
【図19】同じく正方向切換動作において、第1の真空
バルブが閉路し、変圧器負荷電流が第1の真空バルブ側
の回路に移動した状態を示す図。
【図20】同じく正方向切換動作において、第2の真空
バルブが開路した状態を示す図。
【図21】従来の負荷時タップ選択器におけるタップ選
択器の概略構造を示す図。
【符号の説明】
1……電動機 4……ピニオン 5……第2のゼネバドライバ 7……第2のゼネバギヤ 8……第2の駆動軸 10……ピン 11……リンク 12……引張バネ 14……セグメント 19……第1のゼネバドライバ 20……第1のゼネバギヤ 21……第3のゼネバドライバ 22……第3のゼネバギヤ 23……第1の駆動軸 24……溝カム 29……第3の駆動軸 30……第1の真空バルブ 31……第2の真空バルブ 32……カップリング 33……絶縁駆動軸 34……集電リング 35……第1の可動接点 36……第1の歯車 37……第2の歯車 38……固定接点 39……第2の可動接点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器タップ巻線のタップに接続された
    複数の固定接点と、この固定接点に順次接触する第1の
    負荷電流通電用可動接点と、前記固定接点に順次接触
    し、タップ間短絡時の循環電流を通電する第2の可動接
    点とを備え、前記第1の可動接点には第1の真空バルブ
    を、また前記第2の可動接点には循環電流を抑制する限
    流抵抗と第2の真空バルブとを直列接続し、前記第1及
    び第2の可動接点は同一固定接点に接触して並列回路を
    形成し、タップ切換を行う際には、循環電流を抑制する
    限流抵抗を直列接続した第2の可動接点が同一正方向切
    換、また逆方向切換においても常に前記第1の通電用可
    動接点より先に切換動作を行い、隣接するタップに接続
    された固定接点に接触するように構成してなる負荷時タ
    ップ切換器において、 原動側駆動部と、この原動側駆動部により前記第1の可
    動接点に早切動作を行わせるための蓄勢エネルギを蓄積
    する蓄勢装置と、前記原動側駆動部により前記蓄勢装置
    の蓄勢動作が終了するまでに前記第2の可動接点を次タ
    ップの固定接点に移動させる第2の間欠歯車機構と、前
    記蓄勢装置の従動側に連結され前記蓄勢エネルギの放勢
    により前記第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構
    を駆動するセグメントと、前記セグメントの縦動側に連
    結されると共に、前記第1の間欠歯車機構と同軸上に配
    置され、蓄勢エネルギの放勢により、前記第1及び第2
    の真空バルブを所定の順序で開閉動作させるカム機構を
    駆動する第3の間欠歯車機構とを備えたことを特徴とす
    る負荷時タップ切換器。
  2. 【請求項2】 第1、第2の可動接点を駆動する第1、
    第2の間欠歯車機構及びカム機構を駆動する第3の間欠
    歯車機構を1個のゼネバドライバーと複数歯を有するゼ
    ネバギヤとを設けた1対のゼネバ機構で構成したことを
    特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。
  3. 【請求項3】 第1の間欠歯車機構の従動側の中心軸線
    上に第1の駆動軸を直結し、第1の駆動軸の他端には第
    1の可動接点を取付固定し、第1の間欠歯車機構の駆動
    により第1の可動接点が固定接点間を順次選択移動でき
    るように構成し、また第3の間欠歯車機構の従動側の中
    心軸線上に第3の駆動軸を直結し、この第3の駆動軸の
    他端には溝カムを取付固定し、第3の間欠歯車機構の駆
    動により溝カムを回動させるように構成し、さらに第3
    の駆動軸は管状、第1の駆動軸はその内側を貫通する軸
    とし、両者を同軸上に配置したことを特徴とする請求項
    1記載の負荷時タップ切換器。
  4. 【請求項4】 第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車
    機構を駆動するセグメントを一体構造とし、セグメント
    が第1の間欠歯車機構及び第3の間欠歯車機構を押圧し
    始める時点の時間的ずれを持たせたことを特徴とする請
    求項1記載の負荷時タップ切換器。
  5. 【請求項5】 U相、V相、W相各々の第1の真空バル
    ブ及び第2の真空バルブ、合計6個を全て平面円周上に
    配置したことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ
    切換器。
  6. 【請求項6】 第2の間欠歯車機構の従動側の中心軸上
    に第2の駆動軸を直結し、第1の歯車と噛合する第2の
    歯車上に第2の可動接点を取付固定し、第2の間欠歯車
    機構の駆動が第2の歯車を回転せしめることにより、第
    2の可動接点が固定接点間を順次選択移動できるように
    構成し、さらに第2の駆動軸については第1の駆動軸が
    負荷時タップ切換器の中央部を貫通しているのに対し、
    負荷時タップ切換器の側面近傍に配置し、また固定接点
    を板状とし、第1の可動接点が固定接点を挟む状態で順
    次接触しているのに対し、第2の可動接点は前記固定接
    点の下面に押圧される状態で順次接触して行くように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切
    換器。
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