JP5286363B2 - 車両用のヘッドレスト - Google Patents

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Description

本発明は、事故時に、着座者の頭部に向けられたヘッドレストの少なくとも一部が、駆動装置の効果によって、作動位置から着座者の頭部方向の安全位置に移動する車両座席用のヘッドレストに関する。
ヘッドレストは、独国第19923909A1号公報において開示されており、それは保持棒を介して車両座席の背もたれに強固に、高さ調節可能に接続される基体からなり、且つトラフ状に形成されたパッド入り部分に配置される。事故時に、むち打ち症を防ぐために、パッド入り部分が着座者の頭部に向かって並進運動させられる。そのために必要とされる力は、伸縮自在の案内装置内で移動方向にプリテンションされるバネによって生み出される。独国公開特許第3900495A1号明細書にはさらなるヘッドレストが開示されており、そこでは、事故の結果として、パッド入り部分が固定回転軸の周囲を基体に対して前方に旋回され得る。支持レバーと併用するバネ荷重ピストン/シリンダ配置は、駆動装置として機能し、ピストンロッドは基体の回転軸及びパッド入り部分のシリンダの領域において関節結合される。さらに、ヘッドレストは独国第19941712C1号公報においてさらに公開され、そこでは、移動可能パッド入り要素がはさみ機構を介して基体に接続され、それによってパッド入り要素が静止位置から作動位置へと前方に移動され得る。汎用型ヘッドレストが独国第102004016474B3号公報に開示されている。この場合、ヘッドレストの複数の部分が、ヘッドレストの安全位置を採用するために伸縮自在に離される。
本発明の目的は、単純且つ小型の構造で、滑らかに作動し、効果的である駆動装置を備えるヘッドレストを提供することである。
この目的は、事故時に、着座者の頭部に向けられるヘッドレストの少なくとも1つの第1の部分が、実質的に第1の部分と第3の部分との間に配置されるヘッドレストの第2の部分の相対的な移動の効果によって、作動位置から着座者の頭部の方向の安全位置へと移動方向に移動され、当該部分の相対的な移動が移動方向に実質的に平行な回転軸の周囲の回転であり、第2の部分に対する第1の部分のマウンティングが回転軸周囲の相対的な移動の間にもたらされ、第1の部分が第1のベアリング面を備え、第2の部分が第2のベアリング面を備える、車両座席用のヘッドレストによって達成される。この場合、本発明によれば、特に平滑に作動するヘッドレストを実装することが出来る。特に、結果として、第1の部分のマウンティングを単純化し、且つ第1の部分のマウンティングを相当により滑らかに動作するように設計することが可能になる。
本発明によれば、第1及び第2のベアリング面の領域において、回転ベアリングが設けられ、この回転ベアリングが、特に、回転要素を備え、且つ/又はベアリングケージが、回転軸に沿って、作動位置と安全位置との間で、第1の部分の移動の指標(order of magnitude)における寸法を有することが好ましい。結果として、特に第2の部分に対する第1の部分の、特に滑らかに作動するマウンティングが、移動方向の第1の部分の移動にかかわらず達成され得る。
さらに、本発明によれば、第1の部分が、少なくとも1つの第1の傾斜面を有し、第2の部分が、少なくとも1つの第2の傾斜面を有し、且つ/又は第3の部分が、少なくとも1つの第3の傾斜面を有し、第2の部分が、少なくとも1つの第4の傾斜面を有し、回転軸の周囲を実質的に螺旋状に延伸する傾斜面の少なくとも一部が、回転軸の周囲の第2の部分の相対的な移動により、移動方向に第1及び/又は第2の部分の移動をもたらすことが好ましい。結果として、第1に、第2の部分の回転運動の第1の部分の並進運動への特に効果的な移行がもたらされ、第2に、2つの傾斜面の組に第2の部分の回転運動の同一回転角度を設けることにより(すなわち、一方では、第1の部分と第2の部分との間に、他方では、第2の部分と第3の部分の間に)、移動方向での第1の部分の並進運動の増大が傾斜面の組の対向配置によってもたらされてもよい。
本発明によれば、第2の部分に対する第1の部分のマウンティングが、中央マウンティングによってもたらされ、第1のベアリング面が外部ベアリング面であり、第2のベアリング面が内部ベアリング面であり、特に、回転軸に対する第1及び第2のベアリング面が、第1及び第2の傾斜面並びに/又は第3及び第4の傾斜面に対して内側に放射状に設置されて設けられることがさらに好ましい。結果として、ヘッドレスト及び/又はヘッドレストの部分の特に安定した移動が可能であり、それは全ての動作方式及び/又は動作状況において滑らかに作動し、そして安全要求に一致する。
本発明によれば、第1及び第2の傾斜面が両側に作用し、且つ/又は第3及び第4の傾斜面が両側に作用することがさらに好ましい。結果として、ヘッドレストの第2の部分の比較的に明確な回転並びに/又は回転及び並進運動の調節が、ヘッドレストの第1の部分の各々の並進運動の調節に実質的に対応する。特に、結果として、本発明によれば、ヘッドレストが起動後に(すなわち、安全位置の調節後に)単純なやり方で元に戻されることが可能である。
本発明によれば、移動方向とは反対のヘッドレストの第1の部分の移動を阻止又は低減するためにブロッキング装置が設けられ、ブロッキング装置が、第3の傾斜面及び第4の傾斜面の領域に歯を備えることがさらに好ましい。結果として、ヘッドレストの安全機構の起動後に、第1の部分が、もはや移動されず、又は少なくとも作動位置の方向で実質的に後方にもはや移動されないような、単純且つ信頼出来るやり方で阻止の可能性がもたらされる。
本発明によれば、ブロッキング装置が少なくとも1つのバネ装置を有し、通常の場合にバネ装置が歯の係合をもたらすことがさらに好ましく、及び/又は第2の部分が快適部分及び安全部分を有し、回転軸の周囲の快適部分の回転によって、作動位置又は快適位置から、第1の部分の移動が移動方向にもたらされ、且つ回転軸の周囲の安全部分の回転によって、快適部分の移動及び第1の部分の移動の少なくとも部分的な結合が移動方向にもたらされることがさらに好ましい。結果として、本発明によれば、水平方向でのヘッドレストの快適性の調節、すなわち移動方向における第1の部分の移動が快適性のために単純なやり方で可能である。
図面は、本発明の多様な実施形態を例示目的で概略的に示す。
ヘッドレストを備える車両座席を示す。 多様な動作位置におけるヘッドレストに挿入され得る駆動装置の断面図を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。 本発明によるヘッドレストの多様な実施形態及び/又は詳細を示す。
図1によれば、本発明による車両座席1及び/又は本発明によるヘッドレスト4が設けられた車両座席1は、座部2と、特に傾斜が調節可能な方式でそれに接続され且つヘッドレスト4が設けられる背もたれ3とを備える。保持棒5の組がヘッドレストを背もたれ3に固定するために設けられてもよい。しかし、代替的に他の固定選択肢(図示せず)が、背もたれ3とヘッドレスト4との間に設けられてもよい。ヘッドレスト4の保持棒5の組は、関節(図示せず)を介して背もたれ3の上部領域又はヘッドレスト4の領域において背もたれ3及び/又はヘッドレスト4に旋回可能に接続されてもよい。本発明によれば、ヘッドレスト4は、着座者の頭部に面するヘッドレスト4の少なくとも1つの第1の部分11を備える。それは、事故の結果として、実質的に第1の部分11と第3の部分13との間に配置されるヘッドレスト4の第2の部分12の相対的な移動の動作によって、着座者の頭部に向かう作動位置(図1の実線で示される)から安全位置(図1の点線で示される)へと移動方向に移動されてもよい。特に、第1の部分11は、着座者の頭部が置かれ且つ/又は支持され得るパッド入り要素である。特に、ヘッドレスト4の第3の部分13は、保持棒5を介して又は高さ及び/若しくは傾斜が調節可能な方式で背もたれ3に強固に結合されるヘッドレスト4の基体である。以降で詳細に開示され且つ第2の部分12を備える駆動装置は、第1の部分11と第3の部分13との間でヘッドレスト4の内側に配置され、着座者の頭部に向かう移動方向Cに第1の部分11の移動をもたらす。
図2aから2dによれば、本発明によるヘッドレスト4の部分11、12、13の相対的な移動がより詳細に概略的に示される。これに関連して、図2a及び2bは、作動位置におけるヘッドレストの状態を示し、図2c及び2dは安全位置におけるヘッドレストの状態(第1の部分11の着座者方向の移動、移動方向C)を示す。図2bは、図2aの切断線X−Xに沿った側部断面図でヘッドレスト4の前方断面図を示し、図2dは、図2cの切断線X−Xに沿った側部断面図でヘッドレスト4の前方断面図を示す。駆動装置は、第3の部分13に接続されるヘッドレスト4の第2の部分12及び/又は回転軸19の周囲を回転可能なヘッドレスト4の基体を備える。概略的にのみ示される2つの接触点21と22との間の領域でプリテンションされたバネ20は、プリテンション次第で、固定装置の解放後に作動位置から安全位置への移動をもたらし、又は安全位置から作動位置への移動をもたらすことが出来る。事故時(図2c、図2d)に、第2の部分12は第3の部分13に対して回転させられる(矢印B)。従って、第1の部分11と第2の部分12との間及び/又は第2の部分12と第3の部分13との間で互いに擦り合う傾斜面は、軸力及び矢印Cの方向(移動方向)で回転軸19の方向と平行な第1の部分11の前方運動を生み出す。11’及び/若しくは12’によって示される互いに対向する第1の部分11の前面(以下では第1の傾斜面11’とも示される)並びに/又は第2の部分12の前面(以下では第2の傾斜面12’とも示される)は、本発明によれば、第2の部分12の回転運動が第1の傾斜面11の並進運動に移行されるような傾斜面として構成される。本発明によれば、第1の部分11に当該部分を作動位置へと後ろに動かす力(例えば事故の後又は最中に車両乗員の頭部から始まる)が作用するときに、移動方向Cに従って当該第1及び第2の傾斜面11’、12’の一部又は全部に、完全に又は部分的に延伸した位置における第1の部分11の阻止を可能にする例えば鋸歯状の歯が設けられるように、この地点(すなわち、第1と第2の傾斜面11’、12’との間)にブロッキング装置が設けられてもよい。また、第3及び第4の傾斜面(図2aから2dには示されない)が、代替的に、又は第1の部分11と第2の部分12との間の配置に加えて、第2の部分12と第3の部分13との間に設けられてもよく、且つ代替的に、又は第1及び第2の傾斜面11’の領域のブロッキング装置に加えて、同様の構造のブロッキング装置を有してもよい。
本発明によれば、第1の部分11の移動方向Cにおける移動が、事故時においてのみ発生し、そして作動位置を越えて第1の部分11の安全位置のみが可能であり、或は、代替として移動方向Cの第1の部分11の移動が事故時だけでなく、使用者により所望される快適性のためにも可能である。本発明によれば、この第2の代案において、作動位置から始まって、快適性のための移動方向の移動経路及び安全位置を調節するための移動経路が完全に重複し、又は快適性のための移動経路が、安全目的よりも大きく、若しくは逆に、快適性のための移動経路が安全目的よりも小さいかのいずれかであることが提供されてもよい。以下で説明される実施形態において、移動方向Cの第1の部分11の移動が事故時だけでなく、使用者により所望される快適性のためにも可能であり、快適性のための移動方向の移動経路及び安全位置を調節するための移動経路が完全に重複する。本発明によれば、これは、例えば第2の部分12が快適部分122及び安全部分123を有するように実装されてもよく、作動位置から又は快適位置から始まる回転軸19の周囲の快適部分122の回転によって、第1の部分11の移動が移動方向Cにもたらされ、回転軸19の周囲の安全部分123の回転によって、少なくとも部分的に結合される快適部分の移動及び第1の部分11の移動が移動方向Cにもたらされる。しかし、より簡易な観察のために、図2aから2dにおいては、安全部分123又は快適部分122はいずれも個別に示されない。
図3、4、5、さらに15及び16において、本発明によるヘッドレスト4の多様な視点が概略的に示され、図3には展開図が示され、図4には断面図が示され、図5には第1の部分が取り除かれた平面図が示され、さらに図15及び16には作動位置(図15)及び/又は安全位置(図16)におけるヘッドレストのさらなる断面図が示される。第1の部分11、第3の部分13、脚バネ20として構成されるバネ20、ベアリングケージ40、ヘッドレスト4用の保持棒5並びに快適部分122及び安全部分123を有する第2の部分12がそれぞれ示される。
図3から5、さらに15及び16において、ベアリングケージ40が、第1の部分11と第2の部分12との間(及び/又は第1の部分11と第1の部分12の快適部分122との間)に配置され、管状の突出部が第1のベアリング面111として管状又はシリンダ状の第2のベアリング面121、特に第2の部分12及び/若しくは快適部分122の内部表面と、並びに/又は中央マウンティングのために第1の部分11をマウンティングするためのベアリングケージ40の対応する側と協働するように、第1の部分11が管状の突出部を有することが示されている。本発明によれば、管状突出部の長さ及び/又は第1のベアリング面111の長さは、十分に効果的且つ滑らかに作動するマウンティングが第1の部分11の全ての並進設定において確保されるように寸法が決められる。特に、ベアリングケージ40(必ずしも設けられる必要はない)を使用すると、ベアリングケージ40及び/又は回転軸3に沿ったその長さ若しくは寸法は、第1の部分11の全ての並進運動の調節によって正確なマウンティングが確保されるように寸法が決められる。このため、ベアリングケージ40は、好ましくは、作動位置と安全位置との間に第1の部分11の移動の指標(order of magnitude)の範囲、好ましくは、最大移動経路の長さの60%から140%の間、好ましくは80%から12%の間の範囲の寸法を有する。
本発明によるベアリングケージ40は、好ましくは、複数の回転要素41を有する。ベアリングケージ40の多様な実施形態の異なる例が図6から14に示される。図6では、実質的にシリンダ状のベアリングケージ40の実施形態が示されており、ベアリングケージ40が実質的に一部品として設けられ、回転要素41が実質的にローラベアリング要素41として形成される。代替的に、又は回転要素41の存在に加えて、図6による実施形態ではまた、第1及び/又は第2のベアリング面111、121の領域において、滑りリブ42がベアリングケージ40に形成され、これが特に滑らかに作動するマウンティングをもたらすように設けられてもよい。図7では、ベアリングケージ40の実施形態が示されており、同様にベアリングケージ40が実質的に一部品として設けられ、回転要素41が実質的に球状回転要素41として形成される。図7において、また図8においても、ベアリングケージ40の内側は楔形の形状によって形成され、第1の部分11の管状突出部が回転に関して固定的にベアリングケージ40の内部形状と協働し、その結果ベアリングケージ40の外側が第1のベアリング面111として理解されてもよい。代案(図示せず)として、ベアリングケージ40の楔形形状は、ベアリングケージの外側にも提供され得る。図9から14では、ベアリングケージ40の多様な実施形態が示されており、ベアリングケージ40が複数の従属部品43から構築されて設けられ、特にその間に回転要素41を受け入れる従属部品としてリングが設けられる。この場合、回転要素41が実質的に球状回転要素41として形成される。
1 車両座席
2 座部
3 背もたれ
4 ヘッドレスト
5 保持棒
11 ヘッドレストの第1の部分
11’ 第1の傾斜面
12 ヘッドレストの第2の部分
12’ 第2の傾斜面
13 ヘッドレストの第3の部分
13’ 第3の傾斜面
14’ 第4の傾斜面
19 回転軸
20 脚バネ
21, 22 接触点
40 ベアリングケージ
41 回転要素
42 滑りリブ
43 部分要素
111 第1のベアリング面
121 第2のベアリング面
122 快適部分
123 安全部分
矢印B 中空シリンダの回転方向
矢印C パッド入り本体の移動

Claims (7)

  1. 車両座席用のヘッドレスト(4)であって、
    事故時に、着座者の頭部に向けられる前記ヘッドレストの少なくとも1つの第1の部分(11)が、実質的に前記第1の部分(11)と第3の部分(13)との間に配置される前記ヘッドレストの第2の部分(12)の相対的な移動の効果によって、作動位置から前記着座者の頭部の方向の安全位置及び/又は快適位置へと移動方向(C)に移動され、
    前記部分(11、12、13)の相対的な移動が前記移動方向(C)に実質的に平行な回転軸(19)の周囲の回転であり、
    前記部分(11、12、13)の前記回転軸(19)の周囲の前記相対的な移動が行なわれる間、前記第2の部分(12)に対して前記第1の部分(11)マウンティングされたままであり
    前記第1の部分(11)が第1のベアリング面(111)を備え、
    前記第2の部分(12)が第2のベアリング面(121)を備え
    前記第1及び第2のベアリング面(111、121)の領域において、回転ベアリングが設けられ、前記回転ベアリングが、回転要素を備えるベアリングケージ(40)を備え、
    前記ベアリングケージ(40)が、前記回転軸(19)に沿って、前記作動位置と前記安全位置との間の前記第1の部分(11)の移動の長さに応じた寸法を有する
    ことを特徴とする、ヘッドレスト。
  2. 前記第1の部分(11)が、少なくとも1つの第1の傾斜面(11’)を有し、前記第2の部分(12)が、少なくとも1つの第2の傾斜面(12’)を有し、前記第1及び/又は第2の傾斜面(11’、12’)が、前記回転軸(19)の周囲を実質的に螺旋状に延伸し、且つ前記回転軸(19)の周囲の前記第2の部分(12)の相対的な移動により、前記移動方向(C)に前記第1の部分(11)の移動をもたらすことを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト。
  3. 前記第3の部分(13)が、少なくとも1つの第3の傾斜面(13’)を有し、前記第2の部分(12)が、少なくとも1つの第4の傾斜面(14’)を有し、前記第3及び/又は第4の傾斜面(13’、14’)が、前記回転軸(19)の周囲を実質的に螺旋状に延伸し、且つ前記回転軸(19)の周囲の前記第2の部分(12)の相対的な移動により、前記移動方向(C)に前記第2の部分(12)の移動をもたらすことを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト。
  4. 前記第2の部分(12)に対する前記第1の部分(11)のマウンティングが、中央マウンティングによってもたらされ、前記第1のベアリング面(111)が外部ベアリング面であり、前記第2のベアリング面(121)が内部ベアリング面であり、記回転軸(19)に対する前記第1及び第2のベアリング面(111、121)が、前記第1及び第2の傾斜面(11’、12’)並びに/又は前記第3及び第4の傾斜面(13’、14’)に対して半径方向に内側に置されことを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト。
  5. 前記第1及び第2の傾斜面(11’、12’)が両側に作用し、且つ/又は前記第3及び第4の傾斜面(13’、14’)が両側に作用することを特徴とする、請求項3又は4に記載のヘッドレスト。
  6. 前記移動方向(C)とは反対の前記ヘッドレストの前記第1の部分(11)の移動を阻止又は低減するためにブロッキング装置(30)が設けられ、前記ブロッキング装置(30)が、前記第3の傾斜面(13’)及び前記第4の傾斜面(14’)の領域に歯を備えることを特徴とする、請求項のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  7. 前記第2の部分(12)が、快適部分(122)及び安全部分(123)を有し、
    前記回転軸(19)の周囲の前記快適部分(122)の回転によって、前記第1の部分(11)の前記作動位置から又は快適位置から、前記第1の部分(11)の移動が前記移動方向(C)にもたらされ、且つ
    前記回転軸(19)の周囲の前記安全部分(123)の回転によって、少なくとも部分的に結合される前記快適部分の移動及び前記第1の部分(11)の移動が前記移動方向(C)にもたらされる
    ことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
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