JP5286138B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる液体現像器を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、用紙上に画像を形成する方法として、キャリア液中にトナーを混合させた液体現像剤を用いる液体現像方式が知られている。この液体現像方式に適用される画像形成装置は、現像器から像担持体に現像剤を供給して、像担持体の静電潜像からトナー像を形成し、更に、そのトナー像を用紙に転写し、転写したトナー像を用紙に定着させている。
このような画像形成装置における液体現像剤の濃度検知方法としては、通常、光学センサを用いる方法が広く知られており、例えば、透過式あるいは反射式の光学センサの受光・発光素子対を、液体現像剤中に所定の間隔で対向配置して、そのセンサ出力に基づいてトナー濃度を検知していた。しかし、トナー濃度の大きい高濃度液体現像剤では、上述の光学センサでは十分な感度を得られない領域が発生するおそれがある。
そこで、特許文献1では、光学センサによる液体現像剤の濃度検知を精度良く行うために、現像剤容器内に、液体現像剤の液層を形成して担持する液担持ローラを配置している。液担持ローラは、2つの円盤部と、この円盤部よりも径が小さく、2つの円盤部に挟まれる偏心円盤部とで構成し、液体現像剤に部分的に浸漬する。この液担持ローラを回転させると、現像剤容器中の液体現像剤が液担持ローラに付着して汲み上げられ、偏心円盤部の表面には、厚みの異なる薄膜が形成される。この薄膜に対向して光学センサが設けられる。光学センサによって、異なる厚みの薄膜からの反射光強度を測定し、複数の厚み分のセンサ出力を適宜処理することによって、液体現像剤のトナー濃度を検知している。
しかしながら、上述した先行技術では、検知するトナー濃度は液体現像剤の膜厚に対して微妙に異なり、その膜厚を極めて薄い範囲で制御しなくてはならないので、液担持ローラの製作組立に高い精度が必要となり、製造コストの高いものになる。また、液担持ローラの薄膜を形成する溝にトナーが堆積するおそれがあるが、この溝にトナーが堆積した状態を放置すると、精度良く濃度検知を行えない。この堆積物を極めて浅い溝から取り除くのは、手間がかかる。更に、高濃度液体現像剤は粘性が大きく、液体現像剤をパイプ等で搬送するのに時間がかかるという不都合があった。
特開2000−249653号公報(段落[0048]〜[0053]、図4)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な装置構成で容易に所定のトナー濃度に調整し、また、液体現像剤を容易に搬送する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、トナーとキャリア液を含有する液体現像剤を像担持体に供給して静電潜像を現像する現像器と、前記現像器による現像後に回収した回収現像剤を貯留し、回収現像剤のトナー濃度を調整する現像剤濃度調整部と、前記現像器から前記現像剤濃度調整部に回収現像剤を搬送する回収搬送部とを備える画像形成装置において、前記回収搬送部では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知されると、希釈された所定量の液体現像剤が前記現像剤濃度調整部に搬送され、前記現像剤濃度調整部では、希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて高濃度トナーが補給されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、前記回収搬送部は、パイプを介して前記現像器と前記現像剤濃度調整部とに接続される回収現像剤容器を有し、前記回収現像剤容器で回収現像剤がキャリア液で希釈されることを特徴としている。この構成によれば、キャリア液で希釈された液体現像剤は、回収現像剤容器からパイプを介して現像剤濃度調整部に搬送される。
また、請求項3に記載の発明では、希釈された液体現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知部を有し、前記濃度検知部は前記現像剤濃度調整部に接続されるパイプに設けられることを特徴としている。濃度検知部は、パイプを通る希釈された液体現像剤の濃度を検知する。
また、請求項4に記載の発明では、前記回収搬送部では、前記像担持体から回収したキャリア液で回収現像剤が希釈されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、回収搬送部では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈され現像剤のトナー濃度が検知され、現像剤濃度調整部では、回収搬送部で希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて、補給される高濃度トナーが調整されるので、特別な部材を設けることなく、例えば透過型または反射型光センサ等の通常用いる濃度検知部でトナー濃度を検知することなる。従って、簡単な装置構成で容易に所定のトナー濃度に調整することができる。また、希釈されて低粘度になった液体現像剤が回収搬送部から現像剤濃度調整部に搬送されるので、液体現像剤を容易に搬送することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、キャリア液で希釈されて低粘度になった液体現像剤が回収現像剤容器からパイプを介して現像剤濃度調整部に搬送されるので、液体現像剤を容易に搬送することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、濃度検知部は、パイプを通る希釈された液体現像剤の濃度を検知するので、例えば透過型または反射型光センサ等の通常用いるセンサでもって、特別な部材を設けることなく構成することができ、装置が複雑になることがない。
また、請求項4に記載の発明によれば、回収搬送部では、像担持体から回収したキャリア液で回収現像剤が希釈されるので、キャリア液を貯留する容器を無くすことが可能になり、簡単な装置構成にすることができる。
は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 は、本発明の第1実施形態に係る液体現像剤循環部の部分を除いた、画像形成装置の概略断面図である。 は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤循環部の構成図である。 は、本発明の第1実施形態に係る液体現像剤循環部の制御部のブロック図である。 は、本発明の第1実施形態に係る制御部のポンプ制御部における機能構成を示すブロック図である。 は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤循環部の構成図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1、図2に基づいて第1実施形態の画像形成装置を説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示すタンデム型カラープリンタの概略構成図である。図2は液体現像剤循環部の部分を除いた画像形成装置の概略断面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成のための様々なユニットや部品が収納される上側本体部1Aと、この上側本体部1Aの下方に配置され、各色用の液体現像剤循環部LY、LM、LC、LBが収納される下側本体部1Bとから構成されている。
上側本体部1Aには、用紙を収容する用紙収納部3と、画像データに基づいてトナー画像を形成するタンデム式の画像形成部2と、画像形成部2で形成されたトナー像を用紙上に転写する二次転写部4と、転写されたトナー像を用紙上に定着させる定着部5と、定着の完了した用紙を排出する排紙部6と、用紙収納部3から排紙部6まで用紙を搬送する用紙搬送部7とが設けられる。
画像形成部2は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色の画像形成を行う画像形成ユニットFY、FM、FC、FBを備える。
各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBに対応して、それぞれ液体現像剤循環部LY、LM、LC、LBが設けられ、液体現像剤循環部LY、LM、LC、LBは、画像形成ユニットFY、FM、FC、FBに各色の液体現像剤を供給し、また画像形成ユニットFY、FM、FC、FBから各色の液体現像剤を回収する。ここでは、上側本体部1Aと下側本体部1Bとを結ぶ配管類は図示を省略している。
図2に示すように、画像形成部2は、画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの他に、中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21をクリーニングするベルトクリーニング部22とを備える。
画像形成ユニットFY、FM、FC、FBは、中間転写ベルト21の近傍に4つ並べてベルトクリーニング部22と二次転写部4との間に配置される。なお、各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの配置の順番はこの限りではないが、各色の混色による完成画像への影響を配慮すると、この配置が好ましい。
画像形成ユニットFY、FM、FC、FBは、像担持体である感光体10と、帯電器11と、露光装置12と、現像器14と、一次転写ローラ20と、クリーニング部26と、除電装置13と、キャリア液除去ローラ30とを備える。また、画像形成ユニットのうち、最も二次転写部4に近い位置に配置される画像形成ユニットFBには、キャリア液除去ローラ30が設けられていないが、その他の構成は同一である。
感光体10は、円柱状の部材であって、感光層を形成する感光材料として、アモルファスシリコンが用いられる。感光体10は有機感光体(OPC感光体)でもよい。その表面に帯電(本実施形態ではプラス極性に帯電)したトナーを含むトナー像を担持可能である。感光体10は、図2において反時計回りに回転可能な部材である。
感光体10の周囲には、感光体10の回転方向の順に帯電器11、露光装置12、現像器14、一次転写ローラ20、クリーニング部26、及び除電器13が設けられる。
帯電器11は、感光体10の表面を一様に帯電させるものである。露光装置12は、LED等の光源を有し、外部の機器から入力される画像データに応じて、一様に帯電した感光体10の表面に光を照射する。これにより、感光体10の表面には、静電潜像が形成される。
現像器14は、液体現像剤循環部からトナー粒子と液体のキャリアからなる液体現像剤の供給を受け、さらに、この液体現像剤を感光体10表面の静電潜像に対向するように保持し、現像バイアスを印加されることで、静電潜像にトナーを付着させる。これにより、静電潜像はトナー像として現像される。
クリーニング部26は、感光体10表面に残留した液体現像剤をクリーニングするものであって、感光体10の回転に伴って感光体10表面に残留した液体現像剤を掻き取る。掻き取られた液体現像剤はクリーニング部26内に一時的に収納され後、クリーニング部26から液体現像剤循環部で回収される。
キャリア液除去ローラ30は、感光体10と中間転写ベルト21とが接触する位置よりも二次転写部4側に配置されており、中間転写ベルト21の表面からキャリア液を除去するものである。除去されたキャリア液は、クリーニング部26内に一時的に収納され後、クリーニング部26から液体現像剤循環部で回収される。
除電器13は、除電用の光源を有し、次の周回による画像形成に備えて、クリーニング部26による液体現像剤除去後、感光体10表面を光源からの光によって除電する。
中間転写ベルト21は、使用可能な用紙搬送方向に直角な方向の長さが最大の用紙より幅広であって、導電性を備えた無端状のベルト状部材である。中間転写ベルト21は、駆動ローラ41と、従動ローラ、及びテンションローラに張架され、駆動ローラ41によって、図2において時計回りに循環駆動される。中間転写ベルト21の外側を向く面を以下、表面と称し、他方の面を裏面と称する。
一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21の裏面で感光体10と対向して配置され、中間転写ベルト21を圧接する。中間転写ベルト21と感光体10の圧接部が一次転写ニップ部を形成する。この一次転写ニップ部において、一次転写ローラ20にトナーと逆極性の電圧が印加されると、感光体10上のトナー粒子が中間転写ベルト21表面に付着する。つまり、各色の一次転写ニップ部において、所定のタイミングで一次転写ローラ20にトナーと逆極性の電圧が印加されると、中間転写ベルト21の回転とともに各感光体10のトナー像が中間転写ベルト21に順次転写される。これによって、中間転写ベルト21表面にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされ、カラートナー像が形成される。
二次転写部4は、中間転写ベルト21を張架する駆動ローラ41と、中間転写ベルト21を介して駆動ローラ41に対向して配置される二次転写ローラ42とを有し、二次転写ローラ42にトナーと逆極性の電圧が印加されると、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像が用紙に二次転写される。
ベルトクリーニング部22は、トナー像を用紙に転写した後に中間転写ベルト21表面に残留したトナーを除去するものである。
上側本体部1Aの下部には用紙収納部3が配置され、用紙収納部3の左方には、用紙収納部3から繰り出された用紙を二次転写部4と、定着部5、及び排紙部6の順に搬送する用紙搬送部7とが配置される。
用紙収納部3は用紙を収納している給紙カセットを有する。給紙カセットから送り出された用紙は、二次転写部4における画像形成動作と給紙カセットからの給紙動作とのタイミングを取って、二次転写部4に搬送される。二次転写部4に搬送された用紙は、中間転写ベルト21表面のトナー像を転写され、定着部5に搬送される。
定着部5は、二次転写部4の上方に配置され、加熱される定着ローラと、定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを有する。定着ローラと加圧ローラによって加熱及び加圧されることにより、用紙上のトナーが加圧して溶融定着される。排紙部6は、画像形成装置1の上部に配置され、定着部5でトナー像が定着された用紙を排出する。
次に、図3に基づいて液体現像剤循環部の構成を説明する。図3は液体現像剤循環部LYの全体の構成を模式的に示す図である。尚、液体現像剤循環部LM、LC、LBは液体現像剤循環部LYと同じ構成であるので、図3の液体現像剤循環部LYを代表させて説明する。
液体現像剤循環部LYは、感光体10へ液体現像剤を供給した後に、現像器14の現像剤回収部146に貯留される液体現像剤(トナーとキャリア液との混合物)と、現像容器140の底部に貯留される液体現像剤(トナーとキャリア液との混合物)と、トナー像を用紙に転写した後にクリーニング部26に貯留される液体現像剤(主にキャリア液)とを回収、循環させ再利用するための装置である。尚、以下の説明では、液体現像剤循環部LYに回収される液体現像剤を回収現像剤と記すことがある。
液体現像剤循環部LYは、回収現像剤容器271と、現像剤濃度調整部である現像剤生成容器272と、トナー容器275と、現像剤リザーブ容器277と、キャリア分離器279と、濃度検知センサ285と、それらの容器等を接続する複数のパイプ81〜86等及びポンプP1〜P9等を備えている。
キャリア分離器279は、クリーニング部26で回収された回収現像剤からキャリア液を分離して抽出するものである。クリーニング部26とキャリア分離器279との間は、ポンプP8と濾過装置280とを取り付けたパイプ881と、容器281と、ポンプP3を取り付けたパイプ884とが配設されている。ポンプP8の駆動により、クリーニング部26内の液体現像剤は、濾過装置280に送られ、濾過装置280によってゴミや塊状のトナーなどを除去され、容器281に貯められる。更に、ポンプP3により、容器281の回収キャリア液から1回に処理できる量だけキャリア分離器279に送られる。キャリア分離器279では所定時間かけて回収キャリア液からトナーが除去される。濾過装置280およびキャリア分離器279で回収されたゴミやトナーは、中間転写ベルト21をクリーニングするベルトクリーニング部22で回収された残留物などとともにポンプP4により廃棄容器282内に回収される。
キャリア分離器279は、ポンプP5を取り付けたパイプ85により回収現像剤容器271に接続されている。キャリア分離器279でトナーが除去されたキャリア液は、ポンプP5の駆動によって回収現像剤容器271へ送られる。
回収現像剤容器271は、ポンプP1を取り付けたパイプ81により現像器14に接続される。感光体10へ液体現像剤を供給した後に、現像器14の現像剤回収部146に貯留される回収現像剤は、ポンプP1の駆動によりパイプ81を通って回収現像剤容器271に搬送される。
また、回収現像剤容器271は、ポンプP5を取り付けたパイプ883により現像器14に接続される。現像器14の現像容器140底部に貯留される液体現像剤は、ポンプP5の駆動によりパイプ883を通って回収現像剤容器271に搬送される。
回収現像剤容器271に貯留される回収現像剤は、画像形成に供される液体現像剤よりもトナー濃度が高く、また粘度が高くなっているが、キャリア分離器279から送られるキャリア液によって希釈される。希釈された液体現像剤は、画像形成時の液体現像剤よりも低いトナー濃度になる。
また、回収現像剤容器271は、ポンプP2を取り付けたパイプ82により現像剤生成容器272に接続される。更に、回収現像剤容器271には、液面検知センサ283が設けられ、希釈された液体現像剤の液面を検知しており、この液面の検知に応じてポンプP2が制御される。回収現像剤容器271で希釈された液体現像剤は、ポンプP2の駆動により現像剤生成容器272に搬送される。
回収現像剤容器271とポンプP2を繋ぐパイプ82には、濃度検知部である濃度検知センサ285が設けられる。尚、回収現像剤容器271とパイプ82は回収搬送部を構成する。濃度検知センサ285は、パイプ82内を搬送される液体現像剤のトナーの濃度を検知するためのものであり、透過式光学センサで構成される。発光素子と受光素子が互いに対向してパイプ82に配設され、受光素子の出力に基づいてトナー濃度が検知される。なお、濃度検知センサ285は反射式光学センサでもよい。また濃度検知センサ285は、回収現像剤容器271内の液体現像剤のトナー濃度を検知するように配置してもよい。
現像剤生成容器272は、ポンプP9を取り付けたパイプ86によりトナー容器275に接続される。
トナー容器275は、画像形成時よりもトナー濃度の高い高濃度トナーを貯留する容器である。トナー容器275には、液面検知センサ283が設けられ、高濃度トナーの液面を検知しており、この液面の検知に応じて、高濃度トナーがトナー容器275に補給される。トナー容器275内の高濃度トナーは、ポンプP9の駆動により現像剤生成容器272に搬送される。
現像剤生成容器272では、回収現像剤容器271から希釈された液体現像剤が供給され、また、トナー容器275から高濃度トナーが供給される。トナー容器275から供給される高濃度トナーの量は、回収現像剤容器271から供給される希釈現像剤のトナー濃度と供給量とに基づいて、調整される。この調整については後で詳しく説明する。現像剤生成容器272内に貯留する液体現像剤量は、液面検知センサ283によって常時検知されて、液体現像剤の液量が適正範囲に調整されている。所定のトナー濃度に調整された液体現像剤(濃度調整済み現像剤)は、撹拌部材276によって撹拌されて、現像剤リザーブ容器277に供給される。
現像剤リザーブ容器277は、現像器14に供給する液体現像剤を貯留する容器である。現像剤リザーブ容器277は、ポンプP6を取り付けたパイプ83により現像剤生成容器272に接続されている。ポンプP6の駆動によって、濃度調整済み現像剤が現像剤生成容器272から現像剤リザーブ容器277に供給される。現像剤リザーブ容器277には液面検知センサ283が設けられており、液面の検知に応じてポンプP6が制御される。
現像剤供給部31は、現像剤リザーブ容器277から供給される濃度調整済み現像剤を現像器14(現像容器140)へ供給するものである。現像剤供給部31と現像剤リザーブ容器277とはポンプP7を取り付けたパイプ84で接続されており、ポンプP7の駆動によって、濃度調整済み現像剤が現像剤リザーブ容器277から現像剤供給部31へ供給される。この液体現像剤が現像に供される。
次に、現像剤生成容器272におけるトナー濃度の調整について、図4、図5に基づいて説明する。図4は液体現像剤循環部の制御部における機能構成を示すブロック図であり、図5は制御部のポンプ制御部における機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、上述したポンプP1〜P9と、液面検知センサ283及び濃度検知センサ285は、制御部90により制御される。
制御部90は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、各制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)と、演算処理や制御処理などのデータを一時的に格納するRAM(Random Access Merory)などを含み、液面判定部93とポンプ制御部94を備えている。
液面判定部93は、液面検知センサ283から液面信号を入力し、各容器の液量を判定し、判定結果をポンプ制御部94に出力する。ポンプ制御部94は、各液面検知センサ283による液量の判定結果に基づいて、ポンプP1〜P8に駆動又は停止の制御信号を与え、これらに関係するポンプの動作を制御する。
更に、濃度検知センサ285によるトナー濃度の判定結果と、現像剤生成容器272(図3参照)に希釈現像剤を送るポンプP2の駆動信号とに基づいて、ポンプ制御部94は、現像剤生成容器272に高濃度トナーを送るポンプP9に駆動又は停止の制御信号を与え、ポンプP9の動作を制御している。
つまり、図5に示すように、ポンプP2の駆動時間をタイマー95が計時し、ポンプP2の稼動時間から、ROMに記憶されたテーブル97に基づいて、ポンプ制御部94は現像剤生成容器272への希釈現像剤の供給量を算出する。また、濃度検知センサ285で検知した希釈現像剤のトナー濃度と、ROMに記憶された基準トナー濃度データ96と、前述の希釈現像剤の供給量とに基づいて、ポンプ制御部94は、トナー容器275から供給すべき高濃度トナーの量を算出する。そして、ポンプ制御部94は、高濃度トナー量の算出結果からテーブル97に基づいて、ポンプP9の駆動時間を算出し、算出した時間だけポンプP9を駆動し、その後ポンプP9の駆動を停止する。これによって、現像剤生成容器272内の液体現像剤は、所定のトナー濃度に調整される。尚、基準トナー濃度データは所定のトナー濃度(画像形成時に用いられる液体現像剤のトナー濃度)である。
上記第1実施形態によれば、画像形成装置1は、トナーとキャリア液を含有する液体現像剤を感光体10に供給して静電潜像を現像する現像器14と、この現像器14による現像後に回収した回収現像剤を貯留し、回収現像剤のトナー濃度を調整する現像剤生成容器272(現像剤濃度調整部)と、現像器14から現像剤生成容器272に回収現像剤を搬送する回収現像剤容器271(回収搬送部)とを備える。回収現像剤容器271では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知されると、希釈された所定量の液体現像剤が現像剤生成容器272に搬送され、現像剤生成容器272では、希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて高濃度トナーが補給される。
この構成によると、回収現像剤容器271では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知され、現像剤生成容器272では、回収現像剤容器271で希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて、補給される高濃度トナーが調整されるので、特別な部材を設けることなく、例えば透過型または反射型光センサ等の通常用いるセンサでトナー濃度を検知することなる。従って、簡単な装置構成で容易に所定のトナー濃度に調整することができる。また、希釈されて低粘度になった液体現像剤が回収現像剤容器271から現像剤生成容器272に搬送されるので、液体現像剤を容易に搬送することができる。
また、上記第1実施形態によると、希釈された液体現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知センサ285と、回収現像剤容器271と現像剤生成容器272とを接続するパイプ82(回収搬送部)と有し、濃度検知センサ285はパイプ82に設けられる。これによって、濃度検知センサ285は、パイプ82を通る希釈された液体現像剤の濃度を検知するので、例えば透過型または反射型光センサ等の通常用いるセンサでもって、特別な部材を設けることなく構成することができ、装置が複雑になることがない。
また、上記第1実施形態によると、回収現像剤容器271では、感光体10から回収したキャリア液で回収現像剤が希釈されることによって、キャリア液を貯留する容器を無くすことが可能になり、簡単な装置構成にすることができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤循環部の構成図である。尚、第1実施形態と異なる、回収搬送部について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
回収現像剤容器571は、ポンプP51を取り付けたパイプ581により現像器514に接続される。感光体510へ液体現像剤を供給した後に、現像器514の現像剤回収部546に貯留される液体現像剤は、ポンプP51の駆動によりパイプ581を通って回収現像剤容器571に搬送される。
また、回収現像剤容器571は、ポンプP57を取り付けたパイプ587により現像器514に接続される。現像器514の底部に貯留される液体現像剤は、ポンプP57の駆動によりパイプ587を通って回収現像剤容器571に搬送される。
更に、回収現像剤容器571は、ポンプP54を取り付けたパイプ584により希釈容器578に接続される。回収現像剤容器571の回収現像剤は、ポンプP54の駆動によりパイプ584を通って希釈容器578に搬送される。
希釈容器578に貯留される回収現像剤は、画像形成に供される液体現像剤よりもトナー濃度が高く、また粘度が高くなっているが、キャリア液容器574から送られるキャリア液によって、希釈される。希釈された液体現像剤は、画像形成時の液体現像剤よりも低いトナー濃度になる。尚、キャリア液容器574には、キャリア分離器579によって液体現像剤から分離されたキャリア液が貯留されている。キャリア液がキャリア液容器574から送られることに替えて、キャリア分離器579から希釈容器578に直接キャリア液が送られ、希釈容器578内の回収現像剤がこのキャリア液によって、希釈されるようにしてもよい。
また、希釈容器578は、ポンプP52を取り付けたパイプ582により現像剤生成容器572に接続される。更に、希釈容器578には、液面検知センサ583が設けられ、希釈された液体現像剤の液面を検知しており、この液面の検知に応じてポンプP52が制御される。希釈容器578で希釈された液体現像剤は、ポンプP52の駆動により現像剤生成容器572に搬送される。
更に、希釈容器578には、濃度検知部である濃度検知センサ585が設けられる。濃度検知センサ585は、希釈容器578に貯留される液体現像剤のトナーの濃度を検知するためのものであり、透過式光学センサで構成される。発光素子と受光素子が互いに対向して配設され、受光素子の出力に基づいてトナー濃度が検知される。なお、濃度検知センサ585は反射式光学センサでもよい。また、濃度検知センサ585は、希釈容器578とポンプP52を繋ぐパイプ582に設けて、パイプ582内を搬送される液体現像剤のトナーの濃度を検知するようにしてもよい。
現像剤生成容器572は、ポンプP59を取り付けたパイプ586によりトナー容器575に接続される。
トナー容器575は、画像形成時よりもトナー濃度の高い高濃度トナーを貯留する容器である。トナー容器575には、液面検知センサ583が設けられ、高濃度トナーの液面を検知しており、この液面の検知に応じて、高濃度トナーがトナー容器575に補給される。高濃度トナーは、ポンプP58の駆動により現像剤生成容器572に搬送される。
現像剤生成容器572では、希釈容器578から希釈された液体現像剤が供給され、また、トナー容器575から高濃度トナーが供給される。トナー容器575から供給される高濃度トナーの量は、第1実施形態の制御部と同様に、ポンプP59を制御して調整される。つまり、現像剤生成容器572への希釈現像剤の供給量と、希釈現像剤のトナー濃度とに基づいて、供給されるべき高濃度トナーの量が算出され、次に、高濃度トナーの供給量に基づいて、所定の時間だけポンプP59を駆動し、その後ポンプP59の駆動を停止する。これによって、現像剤生成容器572内の液体現像剤は、所定のトナー濃度に調整される。所定のトナー濃度に調整された液体現像剤は、撹拌部材576によって撹拌されて、現像剤リザーブ容器577に供給される。更に、現像剤リザーブ容器577から現像器514へ供給され、この液体現像剤が現像に供される。
上記第2実施形態によれば、画像形成装置は、トナーとキャリア液を含有する液体現像剤を感光体510に供給して静電潜像を現像する現像器514と、この現像器514による現像後に回収した回収現像剤を貯留し、回収現像剤のトナー濃度を調整する現像剤生成容器572(現像剤濃度調整部)と、現像器514から現像剤生成容器572に回収現像剤を搬送する希釈容器578(回収搬送部)とを備える。希釈容器578では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知されるとともに、希釈された所定量の液体現像剤が現像剤生成容器572に搬送され、現像剤生成容器572では、希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて高濃度トナーが補給される。
この構成によると、希釈容器578では、回収現像剤がキャリア液で希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知され、現像剤生成容器572では、希釈容器578で希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて、補給される高濃度トナーが調整されるので、特別な部材を設けることなく、例えば透過型または反射型光センサ等の通常用いるセンサでトナー濃度を検知することなる。従って、簡単な装置構成で容易に所定のトナー濃度に調整することができる。また、希釈されて低粘度になった液体現像剤が希釈容器578から現像剤生成容器572に搬送されるので、液体現像剤を容易に搬送することができる。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる液体現像器を備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
2 画像形成部
10、510 感光体(像担持体)
14、514 現像器
146 現像剤回収部
26 クリーニング部
271、571 回収現像剤容器(回収搬送部)
272、572 現像剤生成容器(現像剤濃度調整部)
275、575 トナー容器
277、577 現像剤リザーブ容器
279、579 キャリア分離器
283、583 液面検知センサ
285、585 濃度検知センサ(濃度検知部)
31 現像剤供給部
81〜86 パイプ
90 制御部
93 液面判定部
94 ポンプ制御部
574 キャリア液容器
578 希釈容器(回収搬送部)
FY、FM、FC、FB 画像形成ユニット
LY、LM、LC、LB 液体現像剤循環部
P1〜P9 ポンプ

Claims (4)

  1. トナーとキャリア液を含有する液体現像剤を像担持体に供給して静電潜像を現像する現像器と、
    前記現像器による現像後に回収した回収現像剤を貯留し、回収現像剤のトナー濃度を調整する現像剤濃度調整部と、
    前記現像器から前記現像剤濃度調整部に回収現像剤を搬送する回収搬送部と、
    画像形成時よりもトナー濃度の高い高濃度トナーを貯留するトナー貯留部と
    を備え、
    前記回収搬送部では、回収現像剤がキャリア液で画像形成時の液体現像剤よりも低いトナー濃度に希釈され、希釈された液体現像剤のトナー濃度が検知されると、希釈された所定量の液体現像剤が前記現像剤濃度調整部に搬送され、
    前記現像剤濃度調整部では、希釈された液体現像剤の量とトナー濃度とに基づいて前記トナー貯留部から高濃度トナーが補給され
    前記現像剤濃度調整部で濃度調整された液体現像剤が前記現像器に搬送されて現像に用いられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回収搬送部は、パイプを介して前記現像器と前記現像剤濃度調整部とに接続される回収現像剤容器を有し、前記回収現像剤容器で回収現像剤がキャリア液で希釈されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 希釈された液体現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知部を有し、前記濃度検知部は前記現像剤濃度調整部に接続されるパイプに設けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回収搬送部では、前記像担持体から回収したキャリア液で回収現像剤が希釈されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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