JP5156360B2 - 濃度検出装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、濃度検出装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置は、画像情報に基づいて用紙などの媒体上に画像を形成する画像形成部を有しており、この画像形成部は、キャリア液とトナーとからなる液体現像剤を用いて画像形成を行う。ここで、このような画像形成装置には、現像に使用されなかった現像剤を回収し、再利用するようにしたものがある。このような方式の画像形成装置では、収容容器に現像剤を回収し、回収した現像剤の撹拌及び濃度調整を行い、その後、現像剤を再び利用するために画像形成部に供給する。
上記のような画像形成装置では、回収した液体現像剤の濃度調整を行うために、液体現像剤中のトナーの濃度を検出する必要がある。液体現像剤の濃度を検出する装置としては、特許文献1に示すようなものがある。この濃度検出装置では、液体を貯留する貯留部内において液体現像剤が通過可能な微少な隙間が設けられており、隙間において液体現像剤の薄層が形成される。また、この隙間を間に挟んで投光素子と受光素子とが配置されており、薄層を透過する光の透過率が検出される。そして、この光の透過率によって液体現像剤の濃度が算出される。また、この濃度検出装置では、隙間の間隔が変更可能であり、濃度の検出が行われない場合には隙間が拡大される。
特開2005−315948号公報
しかし、上記のような濃度検出装置では、隙間の間隔の大きさが変化すると、貯留部内の液体現像剤を収容可能な空間の体積が変化し、貯留部内の液体現像剤の水位が変化してしまう。このため、液体現像剤の量が十分ではない場合には、液体現像剤の水位が低くなり、液体現像剤の薄層に空気が入りやすくなる。薄層に空気が入ると、空気と液体現像剤とでは光の透過率が異なるにも関わらず、隙間が液体現像剤で満たされているものとして測定が行われてしまうため、濃度検出の精度が低下する恐れがある。また、このような問題は、液体現像剤に限らず、分散媒と分散質とを含む液体の濃度測定において生じうる。
本発明の課題は、濃度検出の精度低下を抑えることができる濃度検出装置および画像形成装置を提供することにある。
第1発明に係る濃度検出装置は、貯留部と、隙間構成部と、濃度検出部と、液量調整部とを備える。貯留部は、分散媒と分散質とを含む液体を貯留する。隙間構成部は、貯留部内において液体が通過可能な隙間を構成し、隙間の間隔を変更可能である。濃度検出部は、隙間に対向して配置され、隙間中の液体の濃度を検出する。液量調整部は、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体の量を調整する。
この濃度検出装置では、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体の量が調整される。このため、隙間が大きくなる場合には、貯留部へ供給される液体の量が増大されることによって、液体の水位の低下を抑えることができる。これにより、この濃度検出装置では、濃度検出の精度低下を抑えることができる。
第2発明に係る濃度検出装置は、第1発明の濃度検出装置であって、液量調整部は、液体を貯留部へ供給するためのポンプであり、隙間が拡大する場合に液体の吐出量を増大させる。
この濃度検出装置では、隙間の間隔の変化に応じて、ポンプからの液体の吐出量を制御することにより、貯留部に供給される液体の量を調整することができる。
第3発明に係る濃度検出装置は、第1発明の濃度検出装置であって、液体を貯留部へ供給するための第1ポンプをさらに備える。そして、液量調整部は、第1ポンプが接続された流路とは別の流路を介して液体を貯留部に供給可能な第2ポンプであり、隙間が拡大する場合に液体の吐出量を増大させる。
この濃度検出装置では、隙間の間隔の変化に応じて、第2ポンプからの液体の吐出量を制御することにより、貯留部に供給される液体の量を調整することができる。
第4発明に係る濃度検出装置は、第1発明の濃度検出装置であって、貯留部は密閉構造を有する。また、液量調整部は、貯留部内の液体の液圧に応じて貯留部への液体の供給を調整する。
この濃度検出装置では、隙間が大きくなって貯留部内の液体の液圧が低下すると液量調整部によって貯留部に液体が供給される。これによって、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体の量を調整することができる。
第5発明に係る画像形成装置は、キャリア液とトナーとを含む液体現像剤を用いて媒体上に画像を形成する画像形成部と、濃度検出装置とを備える。濃度検出装置は、貯留部と、隙間構成部と、濃度検出部と、液量調整部とを有する。貯留部は、液体現像剤を貯留する。隙間構成部は、貯留部内において液体現像剤が通過可能な隙間を構成し、隙間の間隔を変更可能である。濃度検出部は、隙間に対向して配置され、隙間中の液体現像剤の濃度を検出する。液量調整部は、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体現像剤の量を調整する。
この画像形成装置では、濃度検出装置において、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体現像剤の量が調整される。このため、隙間が大きくなる場合には、貯留部へ供給される液体現像剤の量が増大されることによって、液体現像剤の水位の低下を抑えることができる。これにより、この画像形成装置では、濃度検出の精度低下を抑えることができる。
本発明に係る濃度検出装置では、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体の量が調整される。このため、液体の水位の低下を抑えることができ、濃度検出の精度低下を抑えることができる。
また、本発明に係る画像形成装置では、隙間の間隔の変化に応じて貯留部に供給される液体現像剤の量が調整される。このため、液体現像剤の水位の低下を抑えることができ、濃度検出の精度低下を抑えることができる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1を図1に示す。この画像形成装置1は、湿式のタンデム型カラープリンターであり、液体現像剤を用いて媒体としての用紙上に画像を形成する。液体現像剤は、分散質としての荷電トナー粒子を分散媒としてのキャリア液中に分散させたものである。画像形成装置1は、画像形成部2と、用紙収納部3と、排出部6と、用紙搬送部7と、液体現像剤循環装置8(図2参照)と、を備えている。
〔画像形成部2〕
画像形成部2は、画像データに基づいて用紙上にトナー画像を形成する。画像形成部2は、中間転写ベルト21と、複数の画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBと、二次転写部23と、定着部24を備える。
中間転写ベルト21は、導電性を有する無端状のベルト状部材であり、図1において時計回りに循環駆動される。また、中間転写ベルト21には、中間転写ベルト21をクリーニングするためのクリーニング部22が付設されている。
画像形成ユニットFY、FM、FC、FBは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色にそれぞれ対応しており、中間転写ベルト21の近傍に4つ並べて中間転写ベルト21のクリーニング部22と二次転写部23との間に配置される。なお、各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの配置の順番はこの限りではないが、各色の混色による完成画像への影響を配慮すると、この配置が好ましい。画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、感光体ドラム10と、帯電器11と、露光装置12と、現像装置9と、一次転写ローラ20と、クリーニング装置26と、除電装置13と、キャリア液除去ローラ30と、を備える。以下、画形成ユニットFYの構成について説明するが、最も二次転写部23に近い位置に位置する画像形成ユニットFBにキャリア液除去ローラ30が設けられていないことを除いて、画形成ユニットFM、FC、FBの構成も同一である。
感光体ドラム10は、円柱状の部材であって、その表面に帯電(本実施形態ではプラス極性に帯電)したトナーを含むトナー像を担持可能である。感光体ドラム10は、図1において反時計回りに回転可能な部材である。
帯電器11は、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させることができる機器である。
露光装置12は、LED等の光源を有し、画像データに応じて、帯電した感光体ドラム10の表面を画像データに応じた光で照射し、感光体ドラム10の表面に静電潜像を形成可能である。
現像装置9は、液体現像剤を感光体ドラム10に供給するための装置であり、現像容器90と、現像ローラ91と、供給ローラ92と、支持ローラ93と、液体現像剤供給部材94と、液体現像剤除去部材96と、液体現像剤帯電装置97とを備えている。
現像容器90は、液体現像剤供給部材94から供給され供給ローラ92や支持ローラ93などから滴下した液体現像剤を受けるための部材である。
現像ローラ91は感光体ドラム10に接触するように配置されている。
供給ローラ92は、現像ローラ91に液体現像剤を供給するためのものであって、現像ローラ91の下部に接触している。供給ローラ92には、ドクターブレード921が接触させられている。このドクターブレード921によって、現像ローラ91に供給するために供給ローラ92上に担持されている液体現像剤の層厚が所定値に規制される。
支持ローラ93は、液体現像剤を供給ローラ92とともに支持するための部材であって、供給ローラ92に接触するように配置されている。
液体現像剤供給部材94は、後述する液体現像剤循環装置8に接続されており、供給ローラ92と支持ローラ93との接触部分近傍の支持ローラ93に液体現像剤を供給するための部材である。
液体現像剤除去部材96は、感光体ドラム10に供給されずに現像ローラ91上に残留した液体現像剤を除去するための部材であり、現像ローラ91上の液体現像剤を掻き取る。
液体現像剤帯電装置97は、現像ローラ91に担持された液体現像剤中のトナーを放電電荷によって現像ローラ91の表面側に集めることによって現像効率を向上させるための装置である。液体現像剤帯電装置97は、現像ローラ91の近傍に配置されている。
一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21の内側に配置されている。一次転写ローラ20には、図示しない電源からトナー像中のトナーとは逆極性(本実施形態ではマイナス)の電圧を印加されるようになっている。つまり、一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21と接触している位置で、中間転写ベルト21にトナーと逆極性の電圧を印加する。中間転写ベルト21は導電性を有するので、この印加電圧によって、中間転写ベルト21の表面側及びその周辺にトナーが引き付けられる。
クリーニング装置26は、感光体ドラム10から中間転写ベルト21に転写されずに感光体ドラム10表面に残留したトナーをクリーニングするための装置であって、残留トナー搬送スクリュー261と、クリーニングブレード262とを備えている。残留トナー搬送スクリュー261は、クリーニングブレード262によって掻き取られた残留トナーを、クリーニング装置26の外部に搬送するための部材である。クリーニングブレード262は、端部が感光体ドラム10の表面に摺接しており、感光体ドラム10の回転に伴って感光体ドラム10上に残留したトナーを掻き取る。
除電装置13は、光源を備え、クリーニングブレード262による液体現像剤除去後、感光体ドラム10の表面を光源からの光によって除電し、次の画像形成に備える。
キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10の回転軸と平行な回転軸を中心として感光体ドラム10と同方向に回転可能な略円柱状の部材である。また、キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10と中間転写ベルト21とが接触する位置よりも二次転写部23が配置されている側に配置されており、中間転写ベルト21の表面からキャリア液を除去する部材である。
二次転写部23は、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像を用紙に転写する部分であって、中間転写ベルト21を支持する第1ローラ27と、第1ローラ27に対向して配置された第2ローラ28とを有している。
定着部24は、用紙にトナー像を定着させる部分であって、二次転写部23の上側に配置されている。また、定着部24は、加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して圧接配置された加圧ローラ52とを有している。
〔用紙収納部3、排出部6、用紙搬送部7〕
用紙収納部3は、用紙を収納する部分であって、画像形成装置1の下部に配置されている。
排出部6は、定着部24でトナー像が定着された用紙を機外に排出する部分であって、画像形成装置1の上部に配置されている。
用紙搬送部7は、複数の搬送ローラを有しており、用紙収納部3から二次転写部23や定着部24、排出部6に用紙を搬送する。
〔液体現像剤循環装置8〕
図2に液体現像剤循環装置8の概略構成を示す。この液体現像剤循環装置8は、液体現像剤を現像ローラ91や感光体ドラム10から回収して再利用するための装置である。また、液体現像剤循環装置8は、後述する濃度検出装置70aにより検出された液体現像剤のトナーの濃度(以下、単に「濃度」と呼ぶ)に基づいて、回収された液体現像剤の濃度を調整することができる。なお、液体現像剤循環装置8は、画像形成ユニットFY、FM、FC、FBのそれぞれに設けられている。液体現像剤循環装置8は、第1回収タンク80と、分離抽出装置81と、第2回収タンク83と、調整タンク84と、キャリア液タンク86と、トナータンク85と、現像剤リザーブタンク87と、複数のポンプP1〜P10と、を備えている。
第1回収タンク80は、残留トナー搬送スクリュー261によってクリーニング装置26から排出された液体現像剤を収納するタンクである。
分離抽出装置81は、第1回収タンク80内の液体現像剤をトナーとキャリア液とに分離するための装置である。分離抽出装置81と第1回収タンク80とを接続する流路68aには、ポンプP9が設けられており、第1回収タンク80内の液体現像剤は、流路68aを通って分離抽出装置81に送られる(矢印A8参照)。また、分離抽出装置81と後述するキャリア液タンク86とを接続する流路68bには、ポンプP10が設けられており、分離抽出装置81によって分離されたキャリア液は、流路68bを通ってキャリア液タンク86に送られる(矢印A9参照)。
第2回収タンク83は、現像装置9に流路61を介して接続され、液体現像剤除去部材96によって現像ローラ91の表面から掻き取られた液体現像剤を収納するタンクである。現像装置9と第2回収タンク83とを接続する流路61にはポンプP1が設けられており、現像ローラ91の表面から掻き取られた液体現像剤を第2回収タンク83に送ることができる(矢印A1参照)。また、現像装置9の現像容器90と第2回収タンク83とは流路62を介して接続されている。この流路62には、ポンプP5が設けられており、現像容器90中の液体現像剤を第2回収タンク83へ送ることが出来る(矢印A2参照)。
調整タンク84は、流路63を介して第2回収タンク83に接続されおり、調整タンク84内において、回収された液体現像剤の濃度調整が行われる。流路63にはポンプP2が接続されており、第2回収タンク83内の液体現像剤を調整タンク84に送ることができる(矢印A3参照)。また、調整タンク84には、液体現像剤の濃度を検出するために後述する濃度検出装置70aが設けられている。調整タンク84と濃度検出装置70aとは流路69aおよび流路69bによって互いに接続されている。流路69aにはポンプP4が設けられており、液体現像剤は、調整タンク84から流路69a、濃度検出装置70a、流路69bを流れて再び調整タンク84へと循環するようになっている(矢印A10参照)。濃度検出装置70aについては、後に詳細に説明する。
キャリア液タンク86は、調整タンク84内のトナーの濃度が高い場合に濃度を下げるために調整タンク84内に供給されるキャリア液を収納している。キャリア液タンク86と調整タンク84とを接続する流路64には、ポンプP3が設けられており、キャリア液タンク86内のキャリア液を調整タンク84へ送ることができる(矢印A4参照)。
トナータンク85は、現像装置9で用いられる液体現像剤より濃度が高い液体現像剤を収納する。調整タンク84内の液体現像剤の濃度が低い場合には、調整タンク84内の液体現像剤の濃度を上げるために、トナータンク85内の液体現像剤が調整タンク84内に供給される。トナータンク85と調整タンク84とを接続する流路65には、ポンプP8が設けられており、トナータンク85内の濃度が高い液体現像剤を調整タンク84へ送ることができる(矢印A5参照)。
現像剤リザーブタンク87は、調整タンク84において濃度が規定範囲に調整され現像装置9に補給される液体現像剤を貯留する。現像剤リザーブタンク87は、流路66を介して調整タンク84と接続されている。流路66にはポンプP6が設けられており、調整タンク84内の液体現像剤を現像剤リザーブタンク87に送ることができる(矢印A6参照)。また、現像剤リザーブタンク87は、流路67を介して液体現像剤供給部材94に接続されている。流路67には、ポンプP7が設けられており、現像剤リザーブタンク87内の液体現像剤を液体現像剤供給部材94に送ることができる(矢印A7参照)。現像剤リザーブタンク87内の液体現像剤は、液体現像剤供給部材94から現像装置9に供給される。なお、各ポンプP1〜P10は液体現像剤を一方向にのみ流す。
〔濃度検出装置70a〕
濃度検出装置70aは、調整タンク84から送出された液体現像剤の濃度を検出することにより、調整タンク84内の液体現像剤の濃度を検出する。図3に示すように、濃度検出装置70aは、貯留部71と、隙間構成部72と、濃度検出部73と、ポンプP4と、制御部99とを有する。
貯留部71は、液体現像剤を貯留する部分である。貯留部71には、循環入口74と、循環出口75と、挿入口76とが設けられている。循環入口74は、貯留部71に流入する液体現像剤が通る部分であり、上述した流路69aが接続されている。循環出口75は、貯留部71から流出する液体現像剤が通る部分であり、上述した流路69bが接続されている。また、挿入口76は、隙間構成部72が挿入される部分であり、隙間構成部72の一部が挿入口76を通って貯留部71の内部に突出している。挿入口76と隙間構成部72との間は図示しないシール材によってシールされており、貯留部71は、循環入口74および循環出口75を除いて閉じられた密閉構造を有している。
隙間構成部72は、貯留部71内において液体現像剤が通過可能な隙間を構成するための部材である。隙間構成部72は、貯留部71の内面の一部に対向して配置されており、隙間構成部72と貯留部71の内面との間に隙間が構成される。また、隙間構成部72は、貯留部71の内面に対して近接・離反するように揺動可能であり、これにより、隙間の間隔を変更することができる。具体的には、濃度の検出を行う際には、隙間構成部72は、下方に移動して、図3に示す位置(以下、「検出位置」と呼ぶ)に移動する。この状態では、隙間構成部72と貯留部71の内面との間には、例えば30μm程度の微少な隙間が形成される。また、濃度の検出が行われない場合は、隙間構成部72は、上方に移動して、図4に示す位置(以下、「待機位置」と呼ぶ)に移動する。この状態では、隙間構成部72と貯留部71の内面との間に比較的大きな隙間が確保される。また、隙間構成部72の揺動は、図示しないモータからの駆動力によって行われ、制御部99によって制御される。なお、理解の容易のため、図4において、図3に示す検出位置の隙間構成部72を2点鎖線で示している。
濃度検出部73は、投光部73aと受光部73bとを有しており、隙間中の液体現像剤の濃度を検出する。投光部73aは、隙間構成部72の内部に設けられており、隙間に対向して配置されている。受光部73bは、貯留部71の外部において隙間に対向して配置されている。隙間構成部72のうち投光部73aと対向する部分は、光が透過可能なように透明な部材で構成されている。また、貯留部71のうち受光部73bと対向する部分は光が透過可能なように透明な部材で構成されている。このため、投光部73aから照射された光が隙間を通って受光部73bに到達可能となっている。濃度検出部73は、隙間内の液体現像剤の薄層を透過する光の透過率を検出し、これにより、液体現像剤の濃度を検出することができる。
ポンプP4は、調整タンク84内の液体現像剤を流路69aを介して貯留部71に送る。ポンプP4は、制御部99によって制御されることにより、液体現像剤の吐出量を任意に変更可能である。ポンプP4は、隙間の間隔の変化に応じて液体現像剤の吐出量を制御されることにより、貯留部71に供給される液体現像剤の量を調整する液量調整部として機能する。
制御部99は、マイコンなどによって構成されており、濃度検出装置70aが検出した濃度などの検出情報に基づいて液体現像剤循環装置8の動作を制御する。また、制御部99は、隙間構成部72の移動を制御すると共に、隙間構成部72の位置に応じてポンプP4からの液体現像剤の吐出量を制御することができる。制御部99による吐出量の制御については後に詳細に説明する。
〔動作〕
まず、画像形成装置1の画像形成動作を説明する。
画像形成装置1は、パーソナルコンピュータ等の出力装置(図示せず)から画像データを含む画像形成指示を受けると、画像データに対応した各色のトナー像を画像形成ユニットFY,FM、FC、FBを用いて形成する。具体的には、感光体ドラム10上に画像データに基づいた静電潜像が形成され、この静電潜像に現像装置9からトナーが供給される。このようにして各画像形成ユニットFY,FM、FC、FBで形成されたトナー像は中間転写ベルト21に転写されて、中間転写ベルト21上で重ね合わされてカラートナー像となる。
このカラートナー像の形成と同期して用紙収納部3に収容されている用紙が図示しない給紙装置で用紙収納部3から一枚ずつ取り出されて、用紙搬送部7に沿って搬送される。そして、用紙は中間転写ベルト21への一次転写とタイミングを合わせて二次転写部23に送り込まれ、二次転写部23で中間転写ベルト21上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像が転写された用紙はさらに定着部24に搬送されて熱と圧力によりカラートナー像が用紙に定着される。さらに用紙は排出部6によって画像形成装置1の外部に排紙される。二次転写後、中間転写ベルト21に残留したトナーは、中間転写ベルト21のクリーニング部22によって中間転写ベルト21から除去される。
次に、現像装置9に液体現像剤を供給する動作、すなわち液体現像剤の循環動作について説明する。
画像形成動作時に感光体ドラム10に供給されずに現像ローラ91上に残留した液体現像剤は液体現像剤除去部材96によって掻き取られ、流路61を介して第2回収タンク83に回収される。そして、第2回収タンク83に回収された液体現像剤は、第2回収タンク83から調整タンク84に供給される。
このとき、濃度検出装置70aによって調整タンク84の濃度が検出されており、濃度が高い場合にはキャリア液タンク86からキャリア液が供給され、濃度が低い場合にはトナータンク85から濃度が高い液体現像剤が供給される。これにより、調整タンク84内の液体現像剤の濃度が調整される。
調整タンク84において濃度調整された液体現像剤は現像剤リザーブタンク87に供給される。そして、現像剤リザーブタンク87に収納された液体現像剤は、液体現像剤供給部材94を介して現像装置9に供給される。
次に、濃度検出装置70aによる濃度検出動作について説明する。
まず、濃度の検出が行われていない状態では、隙間構成部72は図4に示す待機位置に位置している。この状態では、隙間構成部72と貯留部71の内面との間に比較的大きな隙間が形成されている。また、この状態では、制御部99は、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量を図5に示すように所定の第1吐出量V1とする。この第1吐出量V1は、調整タンク84と貯留部71との間で液体現像剤を循環させるために適した量である。なお、貯留部71の内部は常に液体現像剤で満たされた状態に維持される。
濃度の検出を行う際には、隙間構成部72が貯留部71の内面に近接する方向(図4における下方)に移動し、図3に示す検出位置まで移動する。この状態では、隙間構成部72と貯留部71の内面との間に微少な隙間が形成され、隙間内に液体現像剤の薄層が形成される。この状態において、制御部99は、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量を第1吐出量V1に維持している。そして、濃度検出部73によって、液体現像剤の薄層を透過する光の透過率が検出され、これにより、液体現像剤の濃度が検出される。
濃度の検出が終了すると、隙間構成部72は、貯留部71の内面から離反する方向へ移動し、待機位置に移動する。この場合、制御部99は、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量を増大させ、図5に示す第2吐出量V2とする。この第2吐出量V2は、第1吐出量よりも大きく、隙間構成部72の移動量すなわち貯留部71の内部空間の体積変化に応じて定められている。隙間構成部72が検出位置から待機位置に移動すると、隙間構成部72と貯留部71との間の隙間が拡大することにより、貯留部71内において液体現像剤を収容可能な空間の体積が増大するが、この濃度検出装置70aでは、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量が増大されることにより、貯留部71内が液体現像剤によって満たされた状態を維持することができる。
そして、制御部99は、しばらくの間、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量を第2吐出量V2に維持した後に、第1吐出量V1に変更する。
なお、隙間構成部72が待機位置から検出位置に移動する際に、ポンプP4からの液体現像剤の吐出量が第1吐出量V1よりも小さな吐出量に低減されてもよい。
〔特徴〕
この画像形成装置1では、隙間構成部72の動作に伴ってポンプP4の吐出量が制御されることにより、貯留部71内を常に液体現像剤で満たすことができる。これにより、液体現像剤が不足することが抑えられ、濃度検出の精度低下を抑えることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る画像形成装置が備える濃度検出装置70bを図6に示す。ここで、第1実施形態に係る濃度検出装置70aと同様の構成には同じ符号を付して、詳しい説明は省略する。また、濃度検出装置70b以外の他の構成も、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様であり、説明を省略する。
濃度検出装置70bは、上述したポンプP4(以下、「第1ポンプP4」と呼ぶ)に加えて、さらに第2ポンプP11を備えている。
第1ポンプP4は、上述したように、制御部99によって制御され、液体現像剤を貯留部71へ供給する。第1ポンプP4は、隙間構成部72の位置とは関係なく駆動され、調整タンク84と貯留部71との間で液体現像剤を循環させるために用いられる。
第2ポンプP11は、第1ポンプP4が設けられた流路69aとは別の流路69cに設けられている。ここで、貯留部71には、調整入口77が設けられており、流路69cは調整入口77に接続されている。第2ポンプP11は、流路69cを介して液体現像剤を貯留部71に供給することができる。また、第2ポンプP11は、制御部99によって制御されるが、通常は停止している。第2ポンプP11は、隙間構成部72が検出位置から待機位置に移動する際に駆動され、これにより、隙間が拡大した場合に液体現像剤の吐出量を増大させる液量調整部として機能することができる。なお、第1ポンプP4と第2ポンプP11とから貯留部71に供給される液体現像剤の合計量は、第1実施形態におけるポンプP4からの吐出量と同様に制御される。
この画像形成装置では、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様に、濃度検出の精度低下を抑えることができる。また、第1ポンプP4と第2ポンプP11との2つのポンプが用いられているため、液体現像剤の吐出量を容易に増大させることができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る画像形成装置が備える濃度検出装置70cを図7に示す。ここで、第1実施形態に係る濃度検出装置70aと同様の構成には同じ符号を付して、詳しい説明は省略する。また、濃度検出装置70c以外の他の構成も、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様であり、説明を省略する。
この濃度検出装置70cは、ポンプP4と、第1逆流防止装置78と、第2逆流防止装置79とを有している。
ポンプP4は、上述したように、制御部99によって制御され、液体現像剤を貯留部71へ供給する。ポンプP4は、調整タンク84と貯留部71とを接続する流路69aに設けられている。ポンプP4は、隙間構成部72の位置とは関係なく同じ流量で液体現像剤を供給するように駆動され、調整タンク84と貯留部71との間で液体現像剤を循環させるために用いられる。
第1逆流防止装置78は、ポンプP4が設けられた流路69aとは別の流路69cに接続されており、一方向のみに液体現像剤を通す。ここで、貯留部71には、調整入口77が設けられており、第1逆流防止装置78は、調整入口77に設けられている。これにより、第1逆流防止装置78は、調整タンク84から流路69cを通り貯留部71に流入する方向にのみ液体現像剤を通す。第1逆流防止装置78は、例えば、図8に示すように、弁体78aと、弁体78aを付勢する弾性部材78bとを有する逆止弁であり、貯留部71内の液体現像剤の液圧に応じて貯留部71への液体現像剤の供給を調整する液量調整部として機能する。すなわち、隙間構成部72が検出位置から待機位置へと移動すると、貯留部71内における液体現像剤の収容空間の体積が増大する。これにより、貯留部71内の液体現像剤の液圧が低下する。液圧が第1逆流防止装置78の所定の開放圧力以下に低下すると、第1逆流防止装置78の弁体78aが貯留部71の方向に吸い寄せられる力により、弁体78aが弾性部材78bの付勢力に抗して移動して第1逆流防止装置78内の流路が開かれる。これにより、液体現像剤の貯留部71への供給量が第1実施形態の第2吐出量V2に相当する量まで増大する。また、液体現像剤の供給量の増大、或いは、隙間構成部72が待機位置から検出位置に移動することにより、液圧が第1逆流防止装置78の開放圧力より大きくなると、第1逆流防止装置78の弁体78aが弾性部材78bの付勢力によって移動して第1逆流防止装置78内の流路が閉じられる。これにより、第1逆流防止装置78からの液体現像剤の供給が停止され、貯留部71への液体現像剤の供給量が第1実施形態の第1吐出量V1に相当する量まで低減される。
第2逆流防止装置79は、第1逆流防止装置78と同様の構造を有する逆止弁であり、一方向のみに液体現像剤を通す。第2逆流防止装置79は、貯留部71の循環出口75に設けられており、循環出口75を通って貯留部71から流出する方向にのみ液体現像剤を通す。また、第2逆流防止装置79は、貯留部71内の液体現像剤の液圧に応じて貯留部71からの液体現像剤の流出量を調整する。すなわち、第2逆流防止装置79は、液圧が第2逆流防止装置79の所定の開放圧力より大きい場合には、貯留部71からの液体現像剤の流出を許容する。このため、ポンプP4からの液体現像剤の吐出や隙間構成部72の待機位置から検出位置への移動などによって、貯留部71内の液圧が増大した場合には、第2逆流防止装置79を通って貯留部71から液体現像剤が排出される。また、第2逆流防止装置79は、液圧が第2逆流防止装置79の開放圧力以下に低下すると、貯留部71からの液体現像剤の流出を規制する。これにより、貯留部71の内部は常に液体現像剤で満たされる。
この画像形成装置では、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様に、濃度検出の精度低下を抑えることができる。また、第1逆流防止装置78は、機械的な構成により、隙間の間隔の変化に応じて貯留部71に供給される液体現像剤の量を調整する。このため、この画像形成装置では、複雑な制御が不要である。
<他の実施形態>
(a)
上記の実施形態では、画像形成装置1としてカラープリンターが例示されているが、本発明の適用対象はこれに限られるものではない。例えば、湿式のモノクロプリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいは、複合機に本発明が適用されてもよい。
(b)
上記の第1実施形態および第2実施形態に係る濃度検出装置70a,70bにおいて、上面が開放された貯留部71が設けられてもよい。この場合、貯留部71から液体現像剤が溢れ出ることを防止するために、貯留部71の内部が液体現像剤で満たされるのではなく、液体現像剤が所定水位以上となるようにポンプP4の吐出量が制御される。また、この場合、隙間構成部72が待機位置から検出位置まで移動する際、および、隙間構成部72が検出位置に維持されている間は、ポンプP4の吐出量は第1吐出量V1より少ない量に低減されることが望ましい。
(c)
上記の実施形態では、隙間構成部72が移動することによって隙間の間隔が変更可能とされているが、隙間の間隔を変更可能とするための構成は上記のものに限られない。隙すなわち、間の間隔を変更することによって貯留部71の内部空間の体積が変更されるような構造であれば、本発明が有効である。
(d)
上記の実施形態では、隙間構成部72の内部に投光部73aが設けられ、貯留部71の外部に受光部73bが設けられているが、投光部73aと受光部73bとの配置はこれに限られない。例えば、隙間構成部72の内部に受光部73bが設けられ、貯留部71の外部に投光部73aが設けられてもよい。また、投光部73aと受光部73bとの両方が、隙間構成部72の内部と貯留部71の外部とのいずれか一方に設けられ、他方に光を反射する反射面が設けられてもよい。
(e)
上記の実施形態では、画像形成装置1は用紙上に画像を形成しているが、用紙以外の媒体に画像を形成するものであってもよい。
(f)
上記の実施形態では、濃度検出装置は、液体現像剤の濃度測定に利用されているが、分散媒と分散質とを含有する他の液体の濃度測定にも利用可能である。
本発明は、濃度検出の精度低下を抑えることができる効果を有し、濃度検出装置および画像形成装置として有用である。
画像形成装置の内部構成を示す図。 液体現像剤循環装置の構成を示す概略図。 第1実施形態に係る濃度検出装置の構成を示す概略図。 濃度検出装置において隙間構成部が待機位置へ移動した状態を示す図。 隙間構成部の位置と貯留部への液体現像剤の供給量との変化を示すチャート。 第2実施形態に係る濃度検出装置の構成を示す概略図。 第3実施形態に係る濃度検出装置の構成を示す概略図。 第1逆流防止装置の構成を示す断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像形成部
70a−70c 濃度検出装置
71 貯留部
72 隙間構成部
73 濃度検出部
78 第1逆流防止装置(液量調整部)
P4 ポンプ、第1ポンプ(液量調整部)
P11 第2ポンプ(液量調整部)

Claims (4)

  1. 分散媒と分散質とを含む液体を貯留する貯留部と、
    前記貯留部の内面の一部に対向して配置され、前記貯留部内において前記貯留部の内面の一部との間に液体が通過可能な隙間を構成し、前記貯留部の内面に対して近接又は離間することにより前記貯留部の内部に配置される部分を変化させて前記隙間の間隔を変更可能な隙間構成部であって、前記貯留部の内面に対して近接又は離間することにより前記貯留部の内部に配置される部分の大きさを変化させて、前記貯留部における液体を収容可能な空間の体積を変化させる隙間構成部と、
    前記隙間に対向して配置され前記隙間中の液体の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記隙間の間隔の変化に応じて前記貯留部に供給される液体の量を調整する液量調整部と、を備え
    前記液量調整部は、液体を前記貯留部へ供給するためのポンプであり、前記隙間が前記濃度検出部により液体の濃度が検出される間隔である場合には液体の吐出量を維持し、前記隙間が前記濃度検出部により液体の濃度を検出する前記隙間の間隔よりも拡大する場合には液体の吐出量を増大させる、
    濃度検出装置。
  2. 液体を前記貯留部へ供給するための第1ポンプをさらに備え、
    前記液量調整部は、前記第1ポンプが接続された流路とは別の流路を介して液体を前記貯留部に供給可能な第2ポンプであり、前記隙間が拡大する場合に液体の吐出量を増大させる、
    請求項1に記載の濃度検出装置。
  3. 前記貯留部は密閉構造を有し、
    前記液量調整部は、前記貯留部内の液体の液圧に応じて前記貯留部への液体の供給を調整する、
    請求項1に記載の濃度検出装置。
  4. キャリア液とトナーとからなる液体現像剤を用いて媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    液体現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部の内面の一部に対向して配置され前記貯留部内において前記貯留部の内面の一部との間に液体現像剤が通過可能な隙間を構成し前記貯留部の内面に対して近接又は離間することにより前記貯留部の内部に配置される部分を変化させて前記隙間の間隔を変更可能な隙間構成部であって、前記貯留部の内面に対して近接又は離間することにより前記貯留部の内部に配置される部分の大きさを変化させて、前記貯留部における液体を収容可能な空間の体積を変化させる隙間構成部と、前記隙間に対向して配置され前記隙間中の液体現像剤の濃度を検出する濃度検出部と、前記隙間の間隔の変化に応じて前記貯留部に供給される液体現像剤の量を調整する液量調整部とを有する濃度検出装置と、を備え
    前記液量調整部は、液体を前記貯留部へ供給するためのポンプであり、前記隙間が前記濃度検出部により液体の濃度が検出される間隔である場合には液体の吐出量を維持し、前記隙間が前記濃度検出部により液体の濃度を検出する前記隙間の間隔よりも拡大する場合には液体の吐出量を増大させる、
    画像形成装置。
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