JP5282580B2 - 高圧ac電源装置、帯電装置、画像形成装置およびカラー画像形成装置 - Google Patents

高圧ac電源装置、帯電装置、画像形成装置およびカラー画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、高圧AC電源装置、帯電装置、画像形成装置およびカラー画像形成装置に関する。さらに詳述すると、装置の小型化及び消費電力の低減に好適な高圧AC電源装置および高圧AC電源装置を備えた帯電装置、画像形成装置およびカラー画像形成装置に関する。
プリンタ、ファックス、複写機、及びこれらの複合機等の画像形成装置では、帯電装置を用いて感光体ドラムを帯電させ、その帯電された感光体ドラムの表面を画像情報に応じて変調されたレーザ光により走査し、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する方法が一般的に行われている。上記帯電では、一般的にACの高電圧とDC電圧とが重畳された電圧が用いられている。そこで、画像形成装置には、通常、ACの高電圧を発生させるためのAC高圧電源装置が備えられている。
従来のAC高圧電源装置は、増幅回路での発熱による電力損失が大きいため、消費電力が大きいという問題があった。また、温度上昇を抑制するために大きな放熱板が必要であり、小型化が困難であるという問題があった。このような問題に対し、例えば、特許文献1には、デジタル制御部である三角波元パルス生成部、PWM部等をIC化し、部品点数を削減して小型化を図る交流低電圧発生装置が提案されている。
しかしながら、高圧AC電源装置においては、出力部の貫通電流によって電力効率が劣化するという問題があり、特許文献1に記載の技術のように、単に部品点数の削減をしただけでは、電力の高効率化を図ることはできない。特に、画像形成装置の帯電プロセスにおけるAC帯電で必要となる電圧は、1〜3kVp−pという高圧であるため、高圧AC電源装置の効率悪化は、画像形成装置全体における電源効率悪化に繋がり問題となる。
また、このような高圧AC電源を生成する場合、従来は、例えば、図25に示すように高圧トランスを使用する。図25に示すように、高圧トランス901の1次側にAC信号を入力し、高圧トランス901によって電圧がおよそ巻き数比倍されて出力される。一次側に入力されるAC信号は、A級増幅器902によって生成される。しかしながら、A級増幅器902は、入力対出力のリニアリティはよいが、電源効率では効率化が図れないという問題がある。
そこで本発明は、部品点数の削減により高圧AC電源装置の小型化を図り、かつ消費電力の低減により高効率化を図ることができる高圧AC電源装置、帯電装置、画像形成装置およびカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載の高圧AC電源装置は、高圧AC電源装置の出力電圧を設定するPWM入力信号が入力され、該PWM入力信号に基づいてアナログ設定電圧を生成するPWM変換回路と、アナログ設定電圧およびモニタ用信号が入力され、アナログ設定電圧とモニタ用信号との差分を積分して制御電圧として出力する制御回路と、高圧AC電源装置の出力周波数を設定する周波数設定信号および制御電圧が入力され、周波数設定信号に応じた周波数で、制御電圧に応じた振幅のAC信号を生成するAC信号生成部と、AC信号を増幅し、増幅部出力信号を生成する増幅部と、増幅部出力信号を波形整形し、正弦波出力に変換する変換回路と、正弦波出力の電圧を昇圧するトランスと、を備え、PWM変換回路、制御回路、AC信号生成部、および増幅部は、1の集積回路で構成され、制御回路に入力されるモニタ用信号は、トランスの入力信号または出力信号であって、モニタ用信号に基づいて、トランスの出力信号の振幅レベルが所望の振幅レベルとなるようにAC信号の振幅をフィードバック制御するものであり、PWM変換回路は、アナログ設定電圧に比例した電流を出力する第1の電圧制御電流源と、アナログ設定電圧にマイナスの傾きで比例した電流を出力する第2の電圧制御電流源と、PWM入力信号が入力されアナログ設定電圧を出力するスイッチ部と、アナログ設定電圧ための容量とを備え、第1の電圧制御電流源が出力する電流および第2の電圧制御電流源が出力する電流との合計が一定であるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高圧AC電源装置において、増幅部は、AC信号と三角波形状の信号を比較し、その比較結果を出力する比較回路および該比較回路の出力信号に基づいてスイッチング動作及び信号増幅を行うスイッチング増幅回路とを備え、増幅部出力信号はPWM信号であるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の高圧AC電源装置において、増幅部出力信号にデッドタイムを生成するデッドタイム生成部を有するものである。
また、請求項4に記載の帯電装置は、請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有するものである。
また、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有するものである。
また、請求項6に記載のカラー画像形成装置は、請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有するものである。
本発明によれば、部品点数の削減により高圧AC電源装置の小型化を図り、かつ消費電力の低減により高効率化を図ることができる。
本発明に係る高圧AC電源装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 PWM信号を説明するための図である。 PWMフィルタの機能ブロック図の一例である。 アナログ設定電圧Voutと電流In,Ipとの関係を示すグラフの一例である。 PWMフィルタの回路構成図の一例である。 PWMフィルタの回路構成図の他の例である。 アナログ設定電圧Voutと電流In,Ipとの関係を示すグラフの他の例である。 PWMフィルタのゲイン特性を説明するためのグラフの一例である。 PWMフィルタの回路構成図の他の例である。 アナログ設定電圧Voutと電流In,Ipとの関係を示すグラフの他の例である。 PWM dutyとアナログ設定電圧Voutとの関係を示すグラフの他の例である。 PWMフィルタのゲイン特性を説明するためのグラフの他の例である。 AC信号生成部の機能ブロック図の一例である。 振幅制御クロック生成部の回路構成図の一例である。 三角波生成部の回路構成図の一例である。 スイッチング駆動部の回路構成図の一例である。 デッドタイム生成部およびスイッチング駆動部の回路構成図の一例である。 デッドタイム生成を説明するための図である。 差分積分器の回路構成図の一例である。 LPF、高圧トランスおよび整流部の回路構成図の一例である。 スイッチング増幅器と高圧トランスから構成される出力部の回路構成の一例である。 本発明に係る帯電装置の概略構成図の一例を示す。 帯電ローラの概略構成図の一例である。 本発明に係る画像形成装置の概略構成図の一例を示す。 A級増幅器と高圧トランスから構成される出力部の回路構成図の一例である。
以下、本発明に係る構成を図1から図24に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の高圧AC電源装置1は、出力電圧を設定するPWM入力信号(AC_PWM)が入力され、アナログ設定電圧に変換するPWM変換回路(PWMフィルタ10)と、出力周波数を設定する周波数設定信号(AC_CLK)および制御電圧(積分値)が入力され、周波数設定信号に応じた周波数で、制御電圧に応じた振幅の小振幅AC信号(AC信号)を生成するAC信号生成部(AC信号生成部30)と、小振幅AC信号を増幅し、増幅部出力信号(増幅されたPWM信号)を生成する増幅部(比較器50,スイッチング駆動部60)と、増幅部出力信号を波形整形し、正弦波出力に変換する変換回路(LPF110)と、正弦波出力の電圧を昇圧するトランス(高圧トランス120)と、トランスの入力信号または出力信号をモニタ用信号(出力振幅帰還信号)とし、該モニタ用信号に基づいて、トランスの出力信号の振幅レベルが所望の振幅レベルとなるように小振幅AC信号の振幅をフィードバック制御する制御回路(差分積分器20)とを備え、PWM変換回路、AC信号生成部、増幅部および制御回路は、1の集積回路(IC100)で構成され、PWM変換回路は、アナログ設定電圧に比例した電流(電流In)を出力する第1の電圧制御電流源(電圧制御電流源N12)と、アナログ設定電圧にマイナスの傾きで比例した電流(電流Ip)を出力する第2の電圧制御電流源(電圧制御電流源P13)と、PWM入力信号が入力されアナログ設定電圧を出力するスイッチ部(スイッチ部11)と、アナログ設定電圧を安定化するための容量とを備え、第1の電圧制御電流源が出力する電流および第2の電圧制御電流源が出力する電流との合計が一定であるものである。
また、増幅部は、小振幅AC信号と、三角波生成部40により生成される三角波形状の信号とを比較し、その比較結果を出力する比較回路(比較器50)および該比較回路の出力信号に基づいてスイッチング動作及び信号増幅を行うスイッチング増幅回路(スイッチング駆動部60)からなり、増幅部出力信号はPWM信号(増幅されたPWM)であるものである。さらに、増幅部出力信号にデッドタイムを生成するデッドタイム生成部(デッドタイム生成部H61、デッドタイム生成部L62)を有するものである。
図1は、本発明に係る高圧AC電源装置の一実施形態のブロック図である。本実施形態の高圧AC電源装置1は、集積回路(IC(Integrated Circuit))100、ローパスフィルタ(LPF)110、高圧トランス120および整流部130から構成される。また、IC100は、PWM(Pulse Width Modulation)フィルタ10、差分積分器20、AC信号生成部30、三角波生成部40、比較器50およびスイッチング駆動部60から構成される。
PWMフィルタ10は、出力振幅を設定するPWM入力信号(AC_PWM)が入力される。また、後述するようにPWM入力信号に基づいてアナログ設定電圧を生成する。また、アナログ設定電圧と整流部130から出力される出力振幅帰還信号との差分が差分積分器20によって蓄積される。
AC信号生成部30には、差分積分器20から出力される積分値と周波数設定信号(AC_CLK)が入力される。AC信号生成部30では、積分値に従って振幅を制御され、周波数設定信号に従って周波数を制御された正弦波であるAC信号が生成される。
比較器50には、AC信号生成部30で生成されたAC信号と三角波生成部40により生成された三角波が入力され、PWM信号が生成される。
スイッチング駆動部60は、比較器50から入力されるPWM信号の振幅を増幅し、IC100外部に出力する。即ち、増幅されたPWM信号は、LPF110によって正弦波に変換され、高圧トランス120を駆動する。
高圧トランス120では、LPF110からの正弦波の振幅が増幅され、周波数設定信号に従った周波数を持つ高圧AC電源出力が出力される。また、高圧トランス120の他方の出力は、整流部130にて整流され、DC電圧として出力振幅帰還信号となる。
以上のように、図1に示す高圧AC電源装置1は、全体として制御系を構成している。
ここで、高圧トランス120では、巻き線比によって電圧が増幅されるため、高圧トランス120での増幅率を高めると巻き線の巻き数が増加し、結果的に部品が大きくなり、ボードの面積も大きくなるため装置の小型化ができないという問題がある。また、集積回路化において部品点数を削減するためには、できる限り多くの部品を集積回路内に取り込むことが好ましい。しかしながら、あまり大きな定数の抵抗や容量は集積回路化には不適である。
そのため、本実施形態の高圧AC電源装置1では、PWMフィルタ10、差分積分器20、AC信号生成部30、三角波生成部40、比較器50およびスイッチング駆動部60を集積回路化することにより部品点数削減を図り、このIC100内部でできるだけ高い電圧に増幅した後、IC100から出力することにより、高圧トランス120の大きさ(巻き数)を抑え、部品の小型化、ボードの小型化を図ることとしている。
さらに、IC100内部では、高い電源電圧で動作するブロックが多くなるとそれだけ消費電力が高くなるため、スイッチング駆動部60以外は低い電源電圧で動作させることで低消費電力化を図ることとしている。
また、本実施形態では、出力電圧の設定は外部からのPWM信号で行うこととしている。PWM信号を用いることにより、信号線を1本とすることができ、一般的なシリアル通信よりも信号線数を減らすことができるからである。
以下に、各構成について説明する。図2にPWM信号の一例を示す。図2(a)に示すように、周期をTとし、デューティをnとすると、PWMのハイ期間はnTとなる。PWM信号では、情報をこのデューティ比nとして伝達する。また、図2(b)に示すように、このPWM信号をPWMフィルタ10にかけると、Vout=nVmaxという電圧が得られる(ただし、最大電圧をVmaxとする)。このようにPWM信号をフィルタにかけることで、デューティ比nに比例したアナログ電圧に変換することができ、情報を取り出すことができる。
PWMフィルタ10の構成の一例を図3に示す。本実施形態のPWMフィルタ10は、PWM入力信号(AC_PWM)に従って動作し、アナログ設定電圧(Vout)を出力するスイッチ部11、Voutが入力され、Voutに比例した電流Inを生成する電圧制御電流源N12(第1の電圧制御電流源)と、Voutが入力され、Voutにマイナスの係数をもって比例する電流Ipを生成する電圧制御電流源P13(第2の電圧制御電流源)と、スイッチ部11からの出力を積分する容量Cから構成される。
ここで、アナログ設定電圧Voutと電流In,Ipとの関係を図4に示す。図4では、アナログ設定電圧Voutと電流Iを規格化している。即ち、Vout=n (ただし、0<n<1)の時、In=n,Ip=1−nであり、In+Ip=1の関係が常に成り立つ。
また、スイッチ部11は、PWM入力信号の電圧レベルがハイの時に電圧制御電流源P13とアナログ設定電圧Voutを導通し、PWM入力信号の電圧レベルがローの時に電圧制御電流源 N12とアナログ設定電圧Voutを導通する。
すなわち、PWM入力信号の電圧レベルがハイの期間は、電流Ipを容量Cに流し込み、PWM入力信号の電圧レベルがローの期間は、電流Inを容量Cから引き出すものである。ここで、PWMのデューティ比(ハイの期間の割合)をm(ただし、0<m<1)とし、周期をTとするとPWM1周期の間に電圧制御電流源P13から容量Cへ流し込む電荷量は、Ip×T×m、電圧制御電流源N12が容量Cから引き出す電荷量は、In×T×(I−m)で表わされる。
また、電流Inと電流Ipとの合計値をIとすると、Vout=nのとき、In=n×I、Ip=(I−n)×Iとなる。さらに、電圧制御電流源P13から容量Cへ流れ込む電荷量と、電圧制御電流源N12が容量C14から出す電荷量が等しく、Voutが一定の状態では、(1)式で表わされる。
Ip×T×m=In×T×(I−m) …(1)
(1)式に、In=n×I、Ip=(I−n)×Iを代入すると、n=mとなる。すなわち、PWMのデューティ比は、Voutの最大電圧に対する比nとして出力される。以上説明したPWMフィルタ10によれば、簡易な構成により、PWM入力信号をアナログ設定電圧に変換することができる。
次に、PWMフィルタ10の回路構成図の一例を図5に示す。図5に示す例では、Ip、Inはそれぞれ電圧制御電流源P13、電圧制御電流源N12に相当し、SW1とSW2がスイッチ部11を構成する。また、SW1はPWM入力信号がハイの時に導通し、SW2はPWM入力信号がローの時に導通する。すなわち、上述のように、PWM入力信号の電圧レベルがハイの期間は、電流Ipを容量Cに流し込み、PWM入力信号の電圧レベルがローの期間は、電流Inを容量Cから引き出すものである。
また、PWMフィルタ10を、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を用いて構成する場合の回路構成図の一例を図6に示す。図6に示す例では、MP1はSW1、MN1はSW2に相当する。また、MN2,MN3,MP2,MP3および電流源Iにより、電圧制御電流源P13および電圧制御電流源N12を実現する。ここで、MP2,MP3は、いわゆるカレントミラー回路であり、MN3を流れる電流を折り返している。また、MN2,MN3,MP2,MP3は、すべて飽和領域で動作しており、MN2のトランスコンダクタンスgmはVoutがREF付近では近似的に一定とみなすことができる。
図6に示す場合における電圧Voutと電流Ip,Inとの関係を図7に示す。ここで、IpとInとはVout=REFのとき、共にI/2で等しく、Inは傾きgm、Ipは傾き−gmで変化している。よって、IpとInとの合計はIとなる。
また、図6に示すPWMフィルタ10のゲイン特性を図8に示す。図8において、点線はオープンループ特性を示し、太線がクローズドループ特性を示している。オープンループゲインは電流I、容量C、MN2のトランスコンダクタンスgmにより決まり、I×gm/Cで表わされる。即ち、PWMフィルタ10の帯域は、I×gm/Cとなる。したがって、比較的低周波数のPWMフィルタ10を構成する場合は、電流Iを小さくする、もしくは、gmの小さいFETを使用すればよく、RC(resistor-capacitor)フィルタと比較して、PWM フィルタ10を小さい面積で構成することができる。
ここで、図6に示すPWMフィルタ10においては、VoutがREF付近では、図7に示した関係が成り立つが、ダイナミックレンジを広くしようとした場合に、gmの変化により歪む可能性がある。そのため、PWMフィルタ10を図9に示すような構成とすることも好ましい。
図9に示すPWMフィルタ10においては、MP1、抵抗RおよびOPアンプ14により電圧電流変換回路を構成しており、MP1はVout/Rの電流を流す。また、MP1,MP2およびMP3を同じサイズとしたとき、MP2とMP3も電流Vout/Rを流し、MN2とMP5はIn=Vout/R,Ip=I−Vout/Rの電流を流す。
図9に示すPWMフィルタ10において、PWMのデューティ比(ハイの期間の割合)をm (ただし、0<m<1)とし、周期をTとすると、PWM1周期の間にMP6がオンしてMP5から容量Cへ流し込む電荷量は、Ip×T×m、MN3がオンしてMN2が容量Cから引き出す電荷量は、In×T×(I−m)で表わされる。
ここで、Voutの最大電圧をVmaxとすると、Vout=n×Vmaxのとき、Inは(2)式、Ipは(3)式で表わされる。
In=n×Vmax/R …(2)
Ip=I−n ×Vmax/R …(3)
さらに、PWMフィルタ10が制定している場合、上記(2)式および上記(3)式が等しくなり、下記(4)式
(I−n×Vmax/R)×T×m =(n×Vmax/R)×T×(I−m) …(4)
より、(5)式
I×m=n×Vmax/R …(5)
であり、ここで、I=Vmax/Rと設定すると、m=nとなる。
即ち、PWMのデューティ比がそのままVmaxに対する電圧比としてVoutに出力される。この場合、電圧電流変換回路の傾きは抵抗Rで決まるので、歪みを小さくすることができ、また、ダイナミックレンジを大きくすることができる。図9に示すPWMフィルタ10における電圧Voutと電流Ip,Inとの関係を表したグラフを図10に、また、PWM入力信号のデューティ比(PWM duty)に対する出力電圧Voutを表した図を図11に示す。
また、図9に示すPWMフィルタ10のゲイン特性を図12に示す。図12において、点線はオープンループ特性を示し、太線がクローズドループ特性を示している。オープンループゲインは電流I、容量C、抵抗R、およびkにて決まる。尚、kはMP1とMP2,MP3とのサイズ比であり、(6)式で表わされる。
MP1/MP2 = MP1/MP3= k …(6)
上記(6)式より、MP2,MP3に流れる電流は、MP1に流れる電流の1/kとなる。すなわち、PWMフィルタ10の帯域は、I/(k×C×R)となり、kを大きくするほど、もしくは電流Iを小さくするほど帯域は低くなる。
したがって、比較的低周波数のPWMフィルタ10を構成する場合には、MP1とMP2,MP3のサイズ比を大きく(即ち、kを大きく)し、もしくは電流Iを小さくすればよく、RCフィルタと比較して、PWM フィルタ10を小さい面積で構成することができる。
次に、AC信号生成部30について説明する。図13に、AC信号生成部30の構成の一例を示す。AC信号生成部30は、振幅制御クロック生成部31およびローパスフィルタ32により構成され、振幅制御クロック生成部31ではDC電圧に従った出力振幅で周波数設定信号に従った周波数を持つ矩形波が生成される。
さらに、ローパスフィルタ32を通して、矩形波の高調波成分を除去し、基本波を残すことで正弦波を生成する。即ち、理想的な矩形波はmフーリエ展開をすると奇数倍の周波数の正弦波の和で表現されるため、理想的な矩形波の第3次高調波以降の高調波をローパスフィルタによって除去すると、基本波だけが残り正弦波となる。
振幅制御クロック生成部31の回路構成の一例を図14に示す。VcontにはDC電圧が与えられ、AC_CLKがスイッチングすることで振幅(Vcont−グランドレベル)を持つクロックが生成される。このように、Vcontによって振幅を制御されたクロックを生成することができる。
次に、三角波生成部40について説明する。図15に、三角波生成部40の回路構成の一例を示す。三角波生成部40は、発振回路としてシュミット型コンパレータを用い、立ち上がり用Pchトランジスタを小電流電流源として動作させることで立ち上がりの遅い三角波を生成する。
三角波生成部40では、I1とC1との値により三角波の周波数が決定され、シュミット型コンパレータの閾値電圧VHとVLが三角波の振幅となる。尚、三角波の周波数ftriは(7)式で決定される。
ftri = I1/(VH−VL)/C1 …(7)
次に、比較器50について説明する。比較器50は、AC信号生成部30で生成されたAC信号と三角波生成部40により生成された三角波とを比較し、その結果を出力するものである。尚、比較器50は、例えば、差動コンパレータ等で構成することができる。
次に、スイッチング駆動部60について説明する。図16に、従来のスイッチング駆動部の構成例を示す。このスイッチング駆動部では、PWM信号がオンからオフ、またはオフからオンに切り替わる瞬間、短い時間ではあるがpchトランジスタとnchトランジスタが同時にオンし貫通電流が流れる。スイッチング駆動部では数百mAオーダーの電流を消費するために、たとえ一瞬であっても大きな電力を消費し、電力効率低下の原因になる。
そこで、図17に示すように、本実施形態の高圧AC電源装置1においては、スイッチング駆動部60にデッドタイム生成機能(デッドタイム生成部H61、デッドタイム生成部L62)を組み合わせた回路とすることが好ましい。
図17に示す回路におけるPWM信号に対する出力を図18に示す。デッドタイム生成部H61は、インバーターのnchトランジスタとグランドとの間に電流源63、出力とグランドとの間に容量64が追加された形になっており、PWMの立ち上がり、即ち、Hsideの立ち下がり時は、電流源63の電流により容量64の放電が起きるため電流値を調整し、Hsideの立ち下がりタイミングを遅らせることができる。また、反対にPWMの立ち下がり時には、Lsideの立ち上がりタイミングを遅らせることができる。
このように、デッドタイム生成部Hとデッドタイム生成部Lを組み合わせることで図18に示すように、立ち上がり時のデッドタイムdTr、立ち下がり時のデッドタイムdTfが生成されてスイッチング駆動部60のnchトランジスタとpchトランジスタが同時にオンすることを防げる。
上述のように、高圧AC電源装置1において、出力にスイッチング増幅回路を用いることで高効率な増幅が可能になる。しかしながら、この場合でも、pchとnchとのタイミングのずれによって貫通電流が流れる場合がある、そこで増幅スイッチング増幅回路の出力信号にデッドタイムを生成するデッドタイム生成機能を有することがより好ましい。このように構成することにより、スイッチング増幅回路に貫通電流が流れるのを抑えられ、更なる高効率化を実現することができる。
次に、差分積分器20について説明する。図19は差分積分器20の回路構成の一例である。差分積分器20は、Vin1とVin2との差分を積分し、Voutに出力する。即ち、アナログ設定電圧と出力振幅帰還信号との差分を積分し、出力する。
次に、高圧AC電源装置1のIC100外部(LPF110、高圧トランス120、整流部130)の構成について説明する。図20に、LPF110、高圧トランス120、整流部130の回路構成の一例を示す。IC100からの出力である増幅されたPWM信号がLPF110にてフィルタリングされ正弦波に整形される。その正弦波が高圧トランス120の1次側に入力され、2次側からトランスの巻き数比倍された高圧AC電源が出力される。また、この高圧トランス120はセンタータップ付きであり、センタータップの逆側が整流部130を通して整流され、出力振幅帰還信号としてIC100(差分積分器20)へ帰還される。
以上説明したように、本発明に係る高圧AC電源装置によれば、簡易な構成でのPWM変換回路を提供することができ、遮断周波数の比較的低いPWM変換回路を集積回路上で小型に実現することができる。さらに、AC出力振幅をPWM信号のデューティ比によって決めることにより、AC出力振幅を設定するための信号線が一本で構成できるため、集積回路化する場合には端子数を少なく抑えることができる。
また、高圧AC電源装置においてPWM変換回路、AC信号生成部、増幅部、制御回路を1つの集積回路とすることによって部品点数が削減できる。また、製品の安定性向上、および部品点数削減によるコスト削減ができる。さらに、部品点数削減により、電源ボード設計製作工程の短期化およびコストの削減を図ることができる。
尚、図21に示すようにA級増幅器902(図25参照)をスイッチング増幅器903に置き換えることにより、出力部の貫通電流を低減して電源効率の改善を図る構成も考えられる。図21において、高圧トランス901の1次側への入力信号はフィルタ後の信号である。スイッチング増幅器903へPWM信号が入力され、そのPWM出力をフィルタリングすることでAC信号を生成している。また、スイッチング信号はAC信号と三角波信号との比較により生成する。このように構成することにより、高圧AC電源装置にスイッチング増幅器を用いることで出力部の貫通電流を低減し、高効率化を図ることができる。
また、本発明に係る高圧AC電源装置を、帯電装置に適用することが好ましい。本発明に係る帯電装置200の構成の一例を、図22に示す。帯電装置200は、高圧AC電源装置1及び帯電ローラ201を有している。尚、本実施形態では、いわゆる近接帯電法によって感光体ドラム210が帯電されるものとするが、これに限られるものではない。帯電ローラ201は、例えば、図23に示されるように、棒状の芯金202と、芯金202をくるむように設けられ中抵抗に抵抗が設定されている円柱状の弾性層203と、弾性層203の外周を被覆し、耐摩耗性を向上させ、かつ異物付着性を低減させる被覆層204とを有している。そして、感光体ドラム210における像が形成されない部分が帯電されないようにスペーサ205が設けられている。尚、スペーサ205は、帯電ローラ201ではなく、感光体ドラム210に設けても良い。また、帯電ローラ201と感光体ドラム210との間に、例えばベルトのようなシート状の部材をスペーサとして配置しても良い。
このように高圧AC電源装置1を、帯電装置200に適用することにより、帯電装置200の省電力化を実現することができる。
さらに、本発明に係る高圧AC電源装置を、図24に示すような画像形成装置に適用することが好ましい。画像形成装置300は、感光体ドラム301の周囲に、感光体を高圧に帯電するAC帯電装置(帯電装置200)、DC帯電装置302、画像データを露光する光走査装置303、光走査装置303により記録された静電潜像に帯電したトナーを付着して顕像化する現像装置304、感光体ドラム301に付着したトナーを紙に転写する転写装置305、感光体ドラム301に残ったトナーを掻き取り備蓄するクリーニング装置306等を備えるものである。尚、各部の構成及び動作については公知であるので、説明を省略する。また、図24に示す画像形成装置は、カラー画像形成装置を含むのは勿論である。
このように高圧AC電源装置1を有する帯電装置200を画像形成装置300に適用することにより、画像形成装置300の省電力化を実現することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 高圧AC電源装置
10 PWMフィルタ
11 スイッチ部
12 電圧制御電流源N
13 電圧制御電流源P
20 差分積分器
30 AC信号生成部
40 三角波生成部
50 比較器
60 スイッチング駆動部
61 デッドタイム生成部H
62 デッドタイム生成部L
100 集積回路(IC)
110 ローパスフィルタ(LPF)
120 高圧トランス
130 整流部
200 帯電装置
300 画像形成装置
特開2003−333858号公報

Claims (6)

  1. 高圧AC電源装置の出力電圧を設定するPWM入力信号が入力され、該PWM入力信号に基づいてアナログ設定電圧を生成するPWM変換回路と、
    前記アナログ設定電圧およびモニタ用信号が入力され、前記アナログ設定電圧と前記モニタ用信号との差分を積分して制御電圧として出力する制御回路と、
    高圧AC電源装置の出力周波数を設定する周波数設定信号および前記制御電圧が入力され、前記周波数設定信号に応じた周波数で、前記制御電圧に応じた振幅のAC信号を生成するAC信号生成部と、
    記AC信号を増幅し、増幅部出力信号を生成する増幅部と、
    前記増幅部出力信号を波形整形し、正弦波出力に変換する変換回路と、
    前記正弦波出力の電圧を昇圧するトランスと、を備え、
    前記PWM変換回路、前記制御回路、前記AC信号生成部、および前記増幅部は、1の集積回路で構成され、
    前記制御回路に入力される前記モニタ用信号は、前記トランスの入力信号または出力信号であって、前記モニタ用信号に基づいて、前記トランスの出力信号の振幅レベルが所望の振幅レベルとなるように前記AC信号の振幅をフィードバック制御するものであり、
    前記PWM変換回路は、前記アナログ設定電圧に比例した電流を出力する第1の電圧制御電流源と、前記アナログ設定電圧にマイナスの傾きで比例した電流を出力する第2の電圧制御電流源と、前記PWM入力信号が入力され前記アナログ設定電圧を出力するスイッチ部と、前記アナログ設定電圧ための容量とを備え、
    前記第1の電圧制御電流源が出力する電流および前記第2の電圧制御電流源が出力する電流との合計が一定である
    ことを特徴とする高圧AC電源装置。
  2. 前記増幅部は、前記AC信号と三角波形状の信号を比較し、その比較結果を出力する比較回路および該比較回路の出力信号に基づいてスイッチング動作及び信号増幅を行うスイッチング増幅回路とを備え、
    前記増幅部出力信号はPWM信号であることを特徴とする請求項1に記載の高圧AC電源装置。
  3. 前記増幅部出力信号にデッドタイムを生成するデッドタイム生成部を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の高圧AC電源装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有することを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から3までのいずれかに記載の高圧AC電源装置を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
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