JP5281565B2 - 船舶の抵抗低減装置 - Google Patents

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本発明は、空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減する抵抗低減装置に関する。
航行時に船底面を気泡流で覆うことにより船体摩擦抵抗を低減する技術が知られている。
図1A、1Bを参照して、特許文献1の船体摩擦抵抗低減装置を説明する。船舶の船底部1の船首側に気体室2が設けられている。気体室2は船幅方向に形成されている。左右一対の気体保持板5が船底両舷部に沿って船首から船尾にかけて設けられている。気体室2から水中へ気体が吹き出され、船底面に沿い後方へ流れる気泡流が発生する。気体保持板5により気泡流の船体側方への逸脱が防止される。このようにして、船体の摩擦抵抗が軽減される。
特開2008−143345号公報
本発明の目的は、プロペラへの空気流入が防止される船舶の摩擦抵抗低減装置を提供することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の船舶の抵抗低減装置は、船体(10)の船底(13)に開口したチャンバー群(40、51〜53、60)と、水中に空気を吹き出す空気吹き出し装置(30)とを具備する。前記船体は、前記チャンバー群の後方に位置するプロペラ(16)を備える。前記チャンバー群は、前記チャンバー群の後端部分において、前記空気吹き出し装置が吹き出した空気を前記プロペラの回転軸を含み前記船体の左右方向(Y)に垂直な平面(CL)の両側に分けて保持する。
上記抵抗低減装置は、空気排除板(41)を更に具備する。前記チャンバー群は、第1チャンバー(40)を備える。前記空気排除板は前記第1チャンバーの後端部分に配置される。前記空気排除板は、前記船体の船尾(12)に向かって前記左右方向に広がるV字形状に形成される。
前記空気排除板の後端(42b、43b)における前記左右方向の幅(W1)は、前記プロペラの直径よりも大きい。
前記第1チャンバーの後端(40b)にR又はスロープが形成される。
前記チャンバー群は、前記船体の前後方向(X)に延びる第1チャンバー(51)と、
前記前後方向に延びる第2チャンバー(52)を備える。前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーは、前記平面の両側にそれぞれ配置される。
前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーの前記左右方向の間隔(W2)は、前記プロペラの直径より大きい。
前記チャンバー群は、前記前後方向に延びる第3チャンバー(53)を備える。前記第3チャンバーは、前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーの間に配置される。前記第3チャンバーの後端(53b)位置は、前記第1チャンバーの後端(51b)位置及び前記第2チャンバーの後端(51b)位置より前記船体の船首(11)側に配置される。
前記チャンバー群は、第1チャンバー(60)を備える。前記第1チャンバーは、第1部分(61)と、前記第1部分から前記船体の船尾(12)に向かってに延びる第2部分(62)と、前記第1部分から前記船尾に向かって延びる第3部分(63)とを備える。 前記第2部分及び前記第2部分は、前記平面の両側にそれぞれ配置される。
前記第2部分及び前記第3部分の前記左右方向の間隔(W3)は、前記プロペラの直径より大きい。
本発明によれば、プロペラへの空気流入が防止される船舶の摩擦抵抗低減装置が提供される。
図1Aは、従来の船体摩擦抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図1Bは、従来の船体摩擦抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図2Aは、本発明の第1の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図2Bは、第1の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図2Cは、第1の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のA−A’断面図である。 図2Dは、第1の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のB−B’断面図である。 図3Aは、本発明の第2の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図3Bは、第2の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図4Aは、本発明の第3の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図4Bは、第3の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図5Aは、本発明の第4の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図5Bは、第4の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図5Cは、第4の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のB−B’断面図である。 図6Aは、本発明の第5の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図6Bは、第5の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のA−A’断面図である。 図7Aは、本発明の第6の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図7Bは、第6の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のA−A’断面図である。 図7Cは、第6の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶のB−B’断面図である。
添付図面を参照して、本発明による船舶の抵抗低減装置を実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図2Aを参照して、本発明の第1の実施形態に係る抵抗低減装置20が設けられた船体10は、船首11と、船尾12と、船底13と、左舷14と、右舷15と、プロペラ16と、舵17を備える。船体10の前後方向及び左右方向が、それぞれX及びYで示されている。プロペラ16の回転軸を含み左右方向Yに垂直な平面がCLで示されている。平面CLは、図に示されるように船体10の中心面に一致してもよく、船体10に複数のプロペラが設けられる等の場合には船体10の中心面に一致しなくてもよい。
抵抗低減装置20は、空気吹き出し装置30と、チャンバー40と、空気排除板41を備える。チャンバー40は、船底13に開口している。すなわち、チャンバー40の天井面40aが船底13より高い位置に配置され、チャンバー40の底全体が抜けている。チャンバー40は、プロペラ16の前方(船首11側)に位置する。すなわち、プロペラ16は、チャンバー40の後方(船尾12側)に位置する。チャンバー40は、平面CL上に配置される。空気吹き出し装置30は、船底13の船首11側(例えば、チャンバー40内)に配置された空気吹き出し口配置領域31から水中に空気を吹き出す。
空気排除板41は、チャンバー40の後端部分の中央に配置される。空気排除板41は、船尾12に向かって左右方向Yに広がるV字形状に形成される。すなわち、空気排除板41は、平面CLの左舷14側に配置された左側板42と、平面CLの右舷15側に配置された右側板43を備える。左側板42の左側板先端42a及び右側板43の右側板先端43aは、平面CL上に配置されてV字形状の頂点を形成する。左側板42の左側板後端42bは平面CLから左舷14側にずれて配置され、右側板43の右側板後端43bは平面CLから右舷15側にずれて配置される。左側板後端42b及び右側板後端43bは、チャンバー40の後端40bに位置する。左側板後端42b及び右側板後端43bの左右方向Yの間隔がW1で示されている。
図2Bを参照して、空気吹き出し装置30は、空気を吹き出すためのコンプレッサ32を備える。
図2Cは、船体10の前後方向Xの中央付近におけるA−A’断面図を示す。
図2Dは、船体10の前後方向Xの船尾12付近におけるB−B’断面図を示す。チャンバー40の後端部分は、左側板42及び右側板43によって平面CLの両側に分けられている。
本実施形態によれば、チャンバー40が空気吹き出し装置30が吹き出した空気を保持するため、浮力によって空気が船底13から両舷14、15に漏れることが防がれる。更に、空気排除板41によりチャンバー40の後端部分が平面CLの両側に分けられているため、チャンバー40は、チャンバー40の後端部分において、空気吹き出し装置30が吹き出した空気を平面CLの両側に分けて保持する。したがって、プロペラ16への空気流入が防止され、プロペラ16の効率低下やキャビテーション誘発による振動増加の恐れがない。
本実施形態によれば、チャンバー40及び空気排除板41が船底13から下方に突き出さないため、チャンバー40及び空気排除板41は船体10の建造時や接岸時に邪魔にならない。
本実施形態においては、左側板後端42b及び右側板後端43bの左右方向Yの間隔W1をプロペラ16の直径よりも大きくすることで、プロペラ16への空気流入を更に確実に防止することができる。
(第2の実施形態)
図3A及び図3Bを参照して、本発明の第2の実施形態に係る抵抗低減装置20において、チャンバー40の後端40bにRが形成されている。したがって、後端40bにおいて天井面40aと船底13の間の段差にRが形成されている。本実施形態によれば、チャンバー40の後端40bに水流が当たることによる抵抗増加を防止できる。
(第3の実施形態)
図4A及び図4Bを参照して、本発明の第3の実施形態に係る抵抗低減装置20において、チャンバー40の後端40bにスロープが形成されている。したがって、後端40bにおいて天井面40aと船底13とを接続する斜面が形成されている。本実施形態によれば、チャンバー40の後端40bに水流が当たることによる抵抗増加を防止できる。
(第4の実施形態)
図5A及び図5Bを参照して、本発明の第4の実施形態に係る抵抗低減装置20は、チャンバー40及び空気排除板41のかわりにチャンバー51及び52を備える点を除いて第1の実施形態に係る抵抗低減装置20と同様である。チャンバー51及び52は、船底13に開口している。すなわち、チャンバー51及び52のそれぞれの天井面51a及び52aが船底13より高い位置に配置され、チャンバー51及び52の底全体が抜けている。チャンバー51及び52は、プロペラ16の前方(船首11側)に位置する。チャンバー51及び52は、それぞれ前後方向Xに延びて、平面CLの両側にそれぞれ配置される。チャンバー51の後端51b及びチャンバー52の後端52bは、前後方向Xの位置が一致している。チャンバー51及び52の左右方向Yの間隔がW2で示されている。間隔W2は、チャンバー51及び52の内側どうしの間隔である。空気吹き出し装置30は、船底13の船首11側に配置された空気吹き出し口配置領域31から水中に空気を吹き出す。
図5Cは、船体10の前後方向Xの船尾12付近におけるB−B’断面図を示す。船体10の前後方向Xの中央付近におけるA−A’断面図も図5Cと同様である。本実施形態においては、チャンバー51及び52は、後端部分のみならず前後方向Xの全体にわたって平面CLの両側に分かれている。
本実施形態によれば、チャンバー51及び52が空気吹き出し装置30が吹き出した空気を保持するため、浮力によって空気が船底13から両舷14、15に漏れることが防がれる。更に、チャンバー51及び52の後端部分を含む全体が平面CLの両側に分かれているため、チャンバー51及び52は、チャンバー51及び52の後端部分において、空気吹き出し装置30が吹き出した空気を平面CLの両側に分けて保持する。空気が浮力の影響により船底13のチャンバー51及び52に挟まれた部分からチャンバー51及び52に移動するためである。したがって、プロペラ16への空気流入が防止され、プロペラ16の効率低下やキャビテーション誘発による振動増加の恐れがない。
本実施形態によれば、チャンバー51及び52が船底13から下方に突き出さないため、チャンバー51及び52は船体10の建造時や接岸時に邪魔にならない。
本実施形態においては、チャンバー51及び52の左右方向Yの間隔W2をプロペラ16の直径よりも大きくすることで、プロペラ16への空気流入を更に確実に防止することができる。
また、第2の実施形態や第3の実施形態と同様に、チャンバー51の後端51b及びチャンバー52の後端52bにR又はスロープを形成してもよい。
(第5の実施形態)
図6Aを参照して、本発明の第5の実施形態に係る抵抗低減装置20は、第4の実施形態に係る抵抗低減装置20にチャンバー53を追加したものである。チャンバー53は、船底13に開口している。すなわち、チャンバー53の天井面53aが船底13より高い位置に配置され、チャンバー53の底全体が抜けている。チャンバー53は、プロペラ16の前方(船首11側)に位置する。チャンバー53は、前後方向Xに延びて、チャンバー51及び52の間に配置される。例えば、チャンバー53は、平面CL上に配置される。チャンバー53の後端53bは、チャンバー51及び52の後端51b及び52bより船首11側に配置される。空気吹き出し装置30は、船底13の船首11側に配置された空気吹き出し口配置領域31から水中に空気を吹き出す。
図6Bは、船体10の前後方向Xの中央付近におけるA−A’断面図を示す。船体10の前後方向Xの船尾12付近におけるB−B’断面図は、図5Cと同様である。本実施形態においては、チャンバー群51、52、及び53は、少なくともチャンバー51、52、及び53群の後端部分において平面CLの両側に分かれている。
本実施形態によれば、チャンバー51、52、及び53が空気吹き出し装置30が吹き出した空気を保持するため、浮力によって空気が船底13から両舷14、15に漏れることが防がれる。更に、チャンバー群51、52、及び53の後端部分が平面CLの両側に分かれているため、チャンバー群51、52、及び53は、チャンバー群51、52、及び53の後端部分において、空気吹き出し装置30が吹き出した空気を平面CLの両側に分けて保持する。空気が浮力の影響により船底13のチャンバー51及び52に挟まれた部分からチャンバー51及び52に移動するためである。したがって、プロペラ16への空気流入が防止され、プロペラ16の効率低下やキャビテーション誘発による振動増加の恐れがない。
本実施形態によれば、チャンバー51、52、及び53が船底13から下方に突き出さないため、チャンバー51、52、及び53は船体10の建造時や接岸時に邪魔にならない。
また、チャンバー53の後端53bに第2の実施形態や第3の実施形態と同様のR又はスロープを形成してもよい。
(第6の実施形態)
図7Aを参照して、本発明の第6の実施形態に係る抵抗低減装置20は、チャンバー40及び空気排除板41のかわりにチャンバー60を備える点を除いて第1の実施形態に係る抵抗低減装置20と同様である。チャンバー60は、船底13に開口している。すなわち、チャンバー60の天井面60aが船底13より高い位置に配置され、チャンバー60の底全体が抜けている。チャンバー60は、プロペラ16の前方(船首11側)に位置する。チャンバー60は、船首側部分61と、船尾側部分62及び63を備える。船尾側部分62及び63は、それぞれ船首側部分61から船尾12に向かって延びる。船尾側部分62及び63は、平面CLの両側にそれぞれ配置される。船尾側部分62及び63のそれぞれの後端62b及び63bは、前後方向Xの位置が一致している。船首側部分61の後端61bは、前後方向Xの位置が後端62b及び63bよりも船首11側である。船尾側部分62及び63の左右方向Yの間隔がW3で示されている。間隔W3は、船尾側部分62及び63の内側どうしの間隔である。空気吹き出し装置30は、船底13の船首11側(例えば、船首側部分61)に配置された空気吹き出し口配置領域31から水中に空気を吹き出す。
図7Bは、船体10の前後方向Xの中央付近におけるA−A’断面図を示す。
図7Cは、船体10の前後方向Xの船尾12付近におけるB−B’断面図を示す。チャンバー60の後端部分としての船尾側部分62及び63は、平面CLの両側に分けられている。
本実施形態によれば、チャンバー60が空気吹き出し装置30が吹き出した空気を保持するため、浮力によって空気が船底13から両舷14、15に漏れることが防がれる。更に、チャンバー60の後端部分としての船尾側部分62及び63が平面CLの両側に分けられているため、チャンバー60は、チャンバー60の後端部分において、空気吹き出し装置30が吹き出した空気を平面CLの両側に分けて保持する。空気が浮力の影響により船底13の船尾側部分62及び63に挟まれた部分から船尾側部分62及び63に移動するためである。したがって、プロペラ16への空気流入が防止され、プロペラ16の効率低下やキャビテーション誘発による振動増加の恐れがない。
本実施形態によれば、チャンバー60が船底13から下方に突き出さないため、チャンバー60は船体10の建造時や接岸時に邪魔にならない。
本実施形態においては、船尾側部分62及び63の左右方向Yの間隔W3をプロペラ16の直径よりも大きくすることで、プロペラ16への空気流入を更に確実に防止することができる。
また、第2の実施形態や第3の実施形態と同様に、船首側部分61の後端61b、船尾側部分62の後端62b、及び船尾側部分63の後端63bにR又はスロープを形成してもよい。
1…船底部
2…気体室
5…気体保持板
10…船体
11…船首
12…船尾
13…船底
14…左舷
15…右舷
16…プロペラ
17…舵
20…抵抗低減装置
30…空気吹き出し装置
31…空気吹き出し口配置領域
32…コンプレッサ
40、51〜53、60…チャンバー
40a、51a〜53a、60a…天井面
40b、51b〜53b…後端
41…空気排除板
42…左側板
42a…左側板先端
42b…左側板後端
43…右側板
43a…右側板先端
43b…右側板後端
61…船首側部分
62、63…船尾側部分
61b〜63b…後端
X…前後方向
Y…前後方向
CL…平面(中心面)

Claims (3)

  1. 船体の船底に開口し、前記船体の前後方向に垂直の面に矩形の断面を持つ第1チャンバーを有するチャンバー群と、
    水中に空気を吹き出す空気吹き出し装置とを具備し、
    前記船体は、前記チャンバー群の後方に位置するプロペラを備え、
    前記チャンバー群は、前記チャンバー群の後端部分において、前記空気吹き出し装置が吹き出した空気を前記プロペラの回転軸を含み前記船体の方向に垂直な平面の両側に分けて保持し、
    空気排除板を更に具備し、
    前記空気排除板は前記第1チャンバーの後端部分に配置され、
    前記空気排除板は、前記船体の船尾に向かって前記左右方向に広がるV字形状に形成される
    船舶の抵抗低減装置。
  2. 前記空気排除板の後端における前記左右方向の幅は、前記プロペラの直径よりも大きい
    請求項の船舶の抵抗低減装置。
  3. 前記第1チャンバーの後端にR又はスロープが形成された
    請求項1又は2の船舶の抵抗低減装置。
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